JP2899115B2 - 写真用乳化物の製造方法 - Google Patents
写真用乳化物の製造方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/40—Mixing liquids with liquids; Emulsifying
- B01F23/41—Emulsifying
- B01F23/4105—Methods of emulsifying
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真の分野において有
用なハロゲン化銀(以後、AgXと記す)乳化物のよう
な写真用乳化物を製造する方法に関する。更に詳しく
は、本発明は、ハロゲン化銀乳剤のような分散媒を含む
水溶液中に、少なくとも写真的に有効な疎水性添加物を
含む油性溶液を微細でサイズ分布の揃った油滴を供給す
ることが可能な写真用乳化物の製造方法に関する。
用なハロゲン化銀(以後、AgXと記す)乳化物のよう
な写真用乳化物を製造する方法に関する。更に詳しく
は、本発明は、ハロゲン化銀乳剤のような分散媒を含む
水溶液中に、少なくとも写真的に有効な疎水性添加物を
含む油性溶液を微細でサイズ分布の揃った油滴を供給す
ることが可能な写真用乳化物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】写真感光材料では、色像形成剤、紫外線
吸収剤、混色防止剤(色かぶり防止剤)、増白剤、酸化
防止剤(退色防止剤、色像安定剤)等を含む溶液をAg
X乳剤に油滴状に分散させることがあるが、この場合、
該油滴のサイズ分布が揃っている方が該乳化物は安定で
ある。また、該サイズが小さい方が、撮影時の光散乱効
果が小さく、従って鮮鋭度がよくなる。また、特に色像
形成剤の場合、該油滴サイズを更に小さくし、かつ、サ
イズ分布を揃えた方が、該比表面積が増し、色像形成反
応速度が増加し、かつ、色素が分子分散系に近い系にあ
る為に、色素有効濃度がより高くなるというメリットが
あるという状況がある。しかし、従来の水中油滴乳化分
散法(高速度回転ミキサーまたはコロイドミル、フロー
ジェットミキサー、ホモジナイザー、毛細管乳化装置、
液体サイレン、超音波装置、ボールマン笛を有する乳化
装置)では該油滴のサイズ分布および平均サイズの制御
は十分ではなかった。
吸収剤、混色防止剤(色かぶり防止剤)、増白剤、酸化
防止剤(退色防止剤、色像安定剤)等を含む溶液をAg
X乳剤に油滴状に分散させることがあるが、この場合、
該油滴のサイズ分布が揃っている方が該乳化物は安定で
ある。また、該サイズが小さい方が、撮影時の光散乱効
果が小さく、従って鮮鋭度がよくなる。また、特に色像
形成剤の場合、該油滴サイズを更に小さくし、かつ、サ
イズ分布を揃えた方が、該比表面積が増し、色像形成反
応速度が増加し、かつ、色素が分子分散系に近い系にあ
る為に、色素有効濃度がより高くなるというメリットが
あるという状況がある。しかし、従来の水中油滴乳化分
散法(高速度回転ミキサーまたはコロイドミル、フロー
ジェットミキサー、ホモジナイザー、毛細管乳化装置、
液体サイレン、超音波装置、ボールマン笛を有する乳化
装置)では該油滴のサイズ分布および平均サイズの制御
は十分ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、分散
媒を含む水溶液中に、写真的に有効な疎水性添加剤を含
む溶液を、小サイズで、かつサイズ分布が揃った油滴と
して乳化するのに適した方法を提供することにある。本
発明の目的は、さらに鮮鋭度と画質に優れたカラー写真
画像を与えることのできるハロゲン化銀写真感光材料の
製造に適し、かつ保存安定性に優れる写真用乳化物を提
供することにもある。
媒を含む水溶液中に、写真的に有効な疎水性添加剤を含
む溶液を、小サイズで、かつサイズ分布が揃った油滴と
して乳化するのに適した方法を提供することにある。本
発明の目的は、さらに鮮鋭度と画質に優れたカラー写真
画像を与えることのできるハロゲン化銀写真感光材料の
製造に適し、かつ保存安定性に優れる写真用乳化物を提
供することにもある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、分散媒を含む
水溶液中に、その水溶液中に存在させた平均孔径が0.
3μm以下の多孔膜を通して、写真的に有効な疎水性添
加剤を含む溶液にパルス状に圧力を付与しながら、該溶
液を油滴として供給することを特徴とする写真用乳化物
の製造方法にある。本発明の好ましい態様を下記に示
す。 (1)多孔膜が弾性体多孔膜である上記の写真用乳化物
の製造方法。 (2)多孔膜が中空管形状の多孔膜である上記の写真用
乳化物の製造方法。 (3)多孔膜の孔径サイズ分布が変動係数で30%以下
である上記の写真用乳化物の製造方法。 (4)上記の油滴のサイズ分布が変動係数で26%以下
である上記の写真用乳化物の製造方法。 (5)上記の分散媒を含む水溶液がハロゲン化銀粒子を
含むハロゲン化銀乳剤である上記の記載の写真用乳化物
の製造方法。
水溶液中に、その水溶液中に存在させた平均孔径が0.
3μm以下の多孔膜を通して、写真的に有効な疎水性添
加剤を含む溶液にパルス状に圧力を付与しながら、該溶
液を油滴として供給することを特徴とする写真用乳化物
の製造方法にある。本発明の好ましい態様を下記に示
す。 (1)多孔膜が弾性体多孔膜である上記の写真用乳化物
の製造方法。 (2)多孔膜が中空管形状の多孔膜である上記の写真用
乳化物の製造方法。 (3)多孔膜の孔径サイズ分布が変動係数で30%以下
である上記の写真用乳化物の製造方法。 (4)上記の油滴のサイズ分布が変動係数で26%以下
である上記の写真用乳化物の製造方法。 (5)上記の分散媒を含む水溶液がハロゲン化銀粒子を
含むハロゲン化銀乳剤である上記の記載の写真用乳化物
の製造方法。
【0005】(A)多孔膜 本発明においては写真的に有効な疎水性化合物を有機溶
媒に溶解させ、あるいは界面活性剤と共に有機溶媒に溶
解させて、これを必要に応じて界面活性剤を加えた親水
性分散媒水溶液中へ、該水溶液中に存在する平均孔径
0.3μmφ以下の多孔膜を通して直接に液中に添加す
ることにより、水中油滴型乳化物を調整する。この場合
の多孔膜としては、出口側の平均孔径が0.3μmφ以
下であり、好ましくは0.2μmφ以下、より好ましく
は0.12〜0.04μmφである。該孔出口の形状に
関しては特に制限はないが、押し出された油溶液は、表
面張力により、いずれの形状であっても球状化する。通
常は円形もしくは円形に近い多角形である。但し、針を
つきさして孔を開けた場合のように該孔形状は孔の開け
方により制限を受ける場合もある。
媒に溶解させ、あるいは界面活性剤と共に有機溶媒に溶
解させて、これを必要に応じて界面活性剤を加えた親水
性分散媒水溶液中へ、該水溶液中に存在する平均孔径
0.3μmφ以下の多孔膜を通して直接に液中に添加す
ることにより、水中油滴型乳化物を調整する。この場合
の多孔膜としては、出口側の平均孔径が0.3μmφ以
下であり、好ましくは0.2μmφ以下、より好ましく
は0.12〜0.04μmφである。該孔出口の形状に
関しては特に制限はないが、押し出された油溶液は、表
面張力により、いずれの形状であっても球状化する。通
常は円形もしくは円形に近い多角形である。但し、針を
つきさして孔を開けた場合のように該孔形状は孔の開け
方により制限を受ける場合もある。
【0006】該出口孔の円相当径のサイズ分布の変動係
数〔(サイズ分布の標準偏差/平均サイズ)×100%
で定義される値〕は30%以下が好ましく、20%以下
がより好ましく、12%以下がより好ましい。それは該
孔より押しだされる油滴のサイズ分布と直接に相関する
為である。また、孔のエッジ間間隔は、孔から押し出さ
れる油滴同志が直接に接触しない間隔であることが好ま
しく、通常、該間隔は0.1μm以上、より好ましくは
0.5μm以上、更に好ましくは2μm以上、最も好ま
しくは2μm〜1cmである。該間隔の最大側は、要求さ
れる孔密度により規定される。該多孔膜の形状としては
平膜型、中空管型、プリーツ型をとることができるが、
機能的に平膜型、中空管型が好ましく、中空管型がより
好ましく、中空円管型が更に好ましい。中空円管型は次
の利点を有する。 1)支持具が簡単である。油溶液の送液管とコネクター
で接続するだけで簡単に設置できる。該円管自身が耐圧
構造になっている為に、平膜型やプリーツ型のような膜
を支持する支持具が不用な為である。 2)膜面積を簡単に調節できる。該円管の長さを変える
だけで簡単に該膜面積を変えることができる。 3)孔の散在度を選ぶことができる。該円管の長さを長
くし、溶液内で該円管を張りめぐらせることにより、容
器内における該孔の位置分布(散在度)を自由に選ぶこ
とができる。
数〔(サイズ分布の標準偏差/平均サイズ)×100%
で定義される値〕は30%以下が好ましく、20%以下
がより好ましく、12%以下がより好ましい。それは該
孔より押しだされる油滴のサイズ分布と直接に相関する
為である。また、孔のエッジ間間隔は、孔から押し出さ
れる油滴同志が直接に接触しない間隔であることが好ま
しく、通常、該間隔は0.1μm以上、より好ましくは
0.5μm以上、更に好ましくは2μm以上、最も好ま
しくは2μm〜1cmである。該間隔の最大側は、要求さ
れる孔密度により規定される。該多孔膜の形状としては
平膜型、中空管型、プリーツ型をとることができるが、
機能的に平膜型、中空管型が好ましく、中空管型がより
好ましく、中空円管型が更に好ましい。中空円管型は次
の利点を有する。 1)支持具が簡単である。油溶液の送液管とコネクター
で接続するだけで簡単に設置できる。該円管自身が耐圧
構造になっている為に、平膜型やプリーツ型のような膜
を支持する支持具が不用な為である。 2)膜面積を簡単に調節できる。該円管の長さを変える
だけで簡単に該膜面積を変えることができる。 3)孔の散在度を選ぶことができる。該円管の長さを長
くし、溶液内で該円管を張りめぐらせることにより、容
器内における該孔の位置分布(散在度)を自由に選ぶこ
とができる。
【0007】4)膜の比表面積を選ぶことができる。該
円管の径を選ぶことにより簡単に該(表面積S/体積
V)値を選ぶことができる。例えば後述の如く、該水溶
液の温度と該油溶液の温度を異ならせる場合は、両者の
熱交換量を抑える為に比表面積を小さく選ぶことができ
る。 5) 加圧時の特性がよい。中空管型で印加圧を大きく
した場合、中空管径は大きくなり、該孔径は大きくな
る。特に該中空管材料が弾性体である場合は、この傾向
がより顕著になる。印加圧を減らすと、該管径は小さく
なり、孔径も小さくなる。この挙動は後述する如く、孔
から押しだした油溶液をくびれさせ、微滴化を促進する
効果を有する。これは本発明において特に好ましい特長
である。多孔膜の構造としては対称膜と非対称膜をあげ
ることができる。対称膜の場合の孔の断面形状としては
モデル的には、図1に示すが、図1の(a)のような円
筒型と、(b)図のような台錐型や、(c)図のような
円錐型をあげることができる。孔径が常に実質的に一定
の態様で用いる場合には、(a)〜(c)の型を好まし
く用いることができる。(a)型は、孔から押し出され
る油溶液の外径精度は良いが、孔径が小さい場合には、
該孔における圧損率が高くなる。(b)、(c)型は該
圧損率が(a)型より低く、かつ、押し出された油溶液
の微滴化がより促進されるという利点を有する。
円管の径を選ぶことにより簡単に該(表面積S/体積
V)値を選ぶことができる。例えば後述の如く、該水溶
液の温度と該油溶液の温度を異ならせる場合は、両者の
熱交換量を抑える為に比表面積を小さく選ぶことができ
る。 5) 加圧時の特性がよい。中空管型で印加圧を大きく
した場合、中空管径は大きくなり、該孔径は大きくな
る。特に該中空管材料が弾性体である場合は、この傾向
がより顕著になる。印加圧を減らすと、該管径は小さく
なり、孔径も小さくなる。この挙動は後述する如く、孔
から押しだした油溶液をくびれさせ、微滴化を促進する
効果を有する。これは本発明において特に好ましい特長
である。多孔膜の構造としては対称膜と非対称膜をあげ
ることができる。対称膜の場合の孔の断面形状としては
モデル的には、図1に示すが、図1の(a)のような円
筒型と、(b)図のような台錐型や、(c)図のような
円錐型をあげることができる。孔径が常に実質的に一定
の態様で用いる場合には、(a)〜(c)の型を好まし
く用いることができる。(a)型は、孔から押し出され
る油溶液の外径精度は良いが、孔径が小さい場合には、
該孔における圧損率が高くなる。(b)、(c)型は該
圧損率が(a)型より低く、かつ、押し出された油溶液
の微滴化がより促進されるという利点を有する。
【0008】該孔を前述のように、伸び、縮みさせて用
いる場合には、(b)、(c)型の方がより好ましい。
それは、(b)、(c)型の方が孔径の伸び、縮みに対
応して、押し出した油溶液が微滴化しやすい為である。
(a)型では(膜厚)>>孔径)の為、微滴化のくびれ
が不鮮明になる。該台錐の(小孔径/大孔径)比は、好
ましくは1.5以上、より好ましくは3以上、更に好ま
しくは5〜100である。積層膜は孔径の大きい多孔膜
(支持層とよぶ)上に孔径の小さい多孔膜(活性層とよ
ぶ)が積層された構造をしている。前者の層は厚く、膜
強度を大きくする役割を持ち、後者の層は薄く、膜厚の
小さい微細孔膜層の役割を持つ。該活性層の孔形状とし
ては図1の(a)〜(c)と同様に円筒型と台錐型、円
錐型をあげることができる。該相孔膜の孔形状として
は、やはり図1の(a)〜(c)のモデル形態をあげる
ことができる。従って、その間の両者の組み合わせ型を
すべてとりえる。例えば図2の(a)は円筒孔粗孔膜と
円筒孔微孔膜の組み合わせを、(b)は円筒孔粗孔膜と
台錐孔微孔膜の組み合わせを示している。積層膜として
は、その他、図2の(c)のように微孔膜の両面側に粗
孔膜を配した態様もあげることができる。
いる場合には、(b)、(c)型の方がより好ましい。
それは、(b)、(c)型の方が孔径の伸び、縮みに対
応して、押し出した油溶液が微滴化しやすい為である。
(a)型では(膜厚)>>孔径)の為、微滴化のくびれ
が不鮮明になる。該台錐の(小孔径/大孔径)比は、好
ましくは1.5以上、より好ましくは3以上、更に好ま
しくは5〜100である。積層膜は孔径の大きい多孔膜
(支持層とよぶ)上に孔径の小さい多孔膜(活性層とよ
ぶ)が積層された構造をしている。前者の層は厚く、膜
強度を大きくする役割を持ち、後者の層は薄く、膜厚の
小さい微細孔膜層の役割を持つ。該活性層の孔形状とし
ては図1の(a)〜(c)と同様に円筒型と台錐型、円
錐型をあげることができる。該相孔膜の孔形状として
は、やはり図1の(a)〜(c)のモデル形態をあげる
ことができる。従って、その間の両者の組み合わせ型を
すべてとりえる。例えば図2の(a)は円筒孔粗孔膜と
円筒孔微孔膜の組み合わせを、(b)は円筒孔粗孔膜と
台錐孔微孔膜の組み合わせを示している。積層膜として
は、その他、図2の(c)のように微孔膜の両面側に粗
孔膜を配した態様もあげることができる。
【0009】該活性層の厚さは特に制限はないが、本発
明の場合は(孔径<0.3μm)であるから、10μm
以下が好ましく、2μm以下がより好ましい。該対称
膜、該非対称膜の全体の膜厚は、膜強度の点で、好まし
くは10μm以上、より好ましくは30μm以上、更に
好ましくは100μm〜5mmである。該粗孔膜と該微孔
膜間の接合に関しては、柳原栄一著、接着技術の新展
開、工業調査会(1985)、溶接学会編、溶接・接合
便覧、丸善(1990)の記載を参考にすることができ
る。接合の基本は、両相間のもしくは接着剤相間に(1)
1次結合(化学結合)、(2) 2次結合(ファンデアワー
ルスカ)、(3) 相互拡散、(4) 水素結合、(5) 静電気、
(6) 投描効果を生ぜしめることである。具体的には、例
えば、次の態様をあげることができる。粗孔膜上に感
光性ゴムを塗布し、両相の長鎖高分子鎖が互いにからみ
合う程度に加熱する。次に、該塗布層に電子線照射を
し、現像し、水洗し、微孔を開ける。粗孔膜上に感光
性ゴムを含む溶液を塗布し、粗孔膜表面の一部を溶か
し、該感光性ゴム長鎖分子と互いにからみ合わさせる。
次に該溶剤を、蒸発・除去し、次に該感光性ゴム層に微
孔を開ける。粗孔膜上に微孔膜を重ね合わせ、適度に
加熱し、両相の感応基間に結合を生じさせるか、分子鎖
同志をからみ合わせる。微孔膜はガラス等の平滑支持体
上に積層させた状態で重ね合わせればよい。そして接合
後に、ガラス支持体を除去すればよい。図1の(b)、
(c)の態様は膜制作上のこのようなわずらわしさがな
く、かつ、該積層膜の特性をだせる為に特に好ましい。
明の場合は(孔径<0.3μm)であるから、10μm
以下が好ましく、2μm以下がより好ましい。該対称
膜、該非対称膜の全体の膜厚は、膜強度の点で、好まし
くは10μm以上、より好ましくは30μm以上、更に
好ましくは100μm〜5mmである。該粗孔膜と該微孔
膜間の接合に関しては、柳原栄一著、接着技術の新展
開、工業調査会(1985)、溶接学会編、溶接・接合
便覧、丸善(1990)の記載を参考にすることができ
る。接合の基本は、両相間のもしくは接着剤相間に(1)
1次結合(化学結合)、(2) 2次結合(ファンデアワー
ルスカ)、(3) 相互拡散、(4) 水素結合、(5) 静電気、
(6) 投描効果を生ぜしめることである。具体的には、例
えば、次の態様をあげることができる。粗孔膜上に感
光性ゴムを塗布し、両相の長鎖高分子鎖が互いにからみ
合う程度に加熱する。次に、該塗布層に電子線照射を
し、現像し、水洗し、微孔を開ける。粗孔膜上に感光
性ゴムを含む溶液を塗布し、粗孔膜表面の一部を溶か
し、該感光性ゴム長鎖分子と互いにからみ合わさせる。
次に該溶剤を、蒸発・除去し、次に該感光性ゴム層に微
孔を開ける。粗孔膜上に微孔膜を重ね合わせ、適度に
加熱し、両相の感応基間に結合を生じさせるか、分子鎖
同志をからみ合わせる。微孔膜はガラス等の平滑支持体
上に積層させた状態で重ね合わせればよい。そして接合
後に、ガラス支持体を除去すればよい。図1の(b)、
(c)の態様は膜制作上のこのようなわずらわしさがな
く、かつ、該積層膜の特性をだせる為に特に好ましい。
【0010】(B)多孔膜の作り方 1)機械的加工 有機高分子膜、特に弾性体膜に針をさし込み、抜くこと
により、意図通りの孔を形成することができる。膜に針
で孔を開ける時、膜厚が薄くなる程、より小さい孔を開
けることができる。また、添加溶液側から針をさし込ん
で孔を開けると、出口孔径を更に小さくすることができ
る。それは、より細い針先を有効に利用して、孔を開け
ることができる為である。弾性膜の場合、針のさし込む
速さによっても該孔径を調節することができる。ゆっく
り針をさし込み、ゆっくり針を抜くと、該孔径は該針径
よりも小さくなる。即ち、針のさし込み、抜き速度を遅
くする程、形成される孔径は小さくなる。ゴム弾性が大
きくなると、針を抜いた時に孔はふさがれ、見かけの孔
径≒0μmとなる。従って弾性限界伸び%や弾性率の種
々異なる膜と、種々の針先径の針を用い、種々の針速度
で実験計画法的に孔を形成すると、孔径0.3μm以下
の種々の孔径の孔を形成することができる。従って、希
望通りの孔径、孔径サイズ分布、孔位置分布の多孔膜を
得ることができ、特に好ましく用いることができる。
により、意図通りの孔を形成することができる。膜に針
で孔を開ける時、膜厚が薄くなる程、より小さい孔を開
けることができる。また、添加溶液側から針をさし込ん
で孔を開けると、出口孔径を更に小さくすることができ
る。それは、より細い針先を有効に利用して、孔を開け
ることができる為である。弾性膜の場合、針のさし込む
速さによっても該孔径を調節することができる。ゆっく
り針をさし込み、ゆっくり針を抜くと、該孔径は該針径
よりも小さくなる。即ち、針のさし込み、抜き速度を遅
くする程、形成される孔径は小さくなる。ゴム弾性が大
きくなると、針を抜いた時に孔はふさがれ、見かけの孔
径≒0μmとなる。従って弾性限界伸び%や弾性率の種
々異なる膜と、種々の針先径の針を用い、種々の針速度
で実験計画法的に孔を形成すると、孔径0.3μm以下
の種々の孔径の孔を形成することができる。従って、希
望通りの孔径、孔径サイズ分布、孔位置分布の多孔膜を
得ることができ、特に好ましく用いることができる。
【0011】用いることのできる針に特に制限はなく、
金属針、竹針、セラミック針等を用いることができる
が、加工性、針先強度の点で金属針がより好ましい。金
属針は、市販の針(裁ほう用、医療用、鍼用、特殊用途
用)や金属細線を加工(塑性加工やケンマ加工)して制
作した針を用いることができる。塑性加工法としては寸
法精度の点で冷間引き抜き加工法がより好ましい。ま
た、該針を100℃以上に加熱して膜にさし込み、さし
込んだ所を可塑化もしくは焼くことにより孔を開ける方
法も用いることができる。その他、針で孔を開ける時、
1本の針を何回もさし込むよりも、2本以上の針を配列
し、それを工作機械で精密に1回以上、動作させて、孔
を開ける方がより正確に、迅速に制作できる。針をさし
込んで孔を開けた場合は、図1の(b)、(c)の態様
の孔を開けることができるという点でも好ましい。但
し、中空管に外から針で孔を開けると、それとは逆の孔
形状となる。この場合は、図3に示すように、先端を折
り曲げた針を中空管内に入れて針先と反対側からもしく
は上から膜を押しつければよい。弾性体中空管であれば
可能である。この場合も、該針の態様は(b)図の如き
多針態様を用いることができる。弾性膜の場合、弾性限
界内で膜をひき伸ばした状態で針をさし込んで孔をあ
け、針を抜いてから、膜を元の状態に戻すこともでき
る。孔径をより小さくすることができて好ましい。この
場合の拡張は、もとの面積の20%以上が好ましく、5
0%以上がより好ましく、100〜800%がより好ま
しい。
金属針、竹針、セラミック針等を用いることができる
が、加工性、針先強度の点で金属針がより好ましい。金
属針は、市販の針(裁ほう用、医療用、鍼用、特殊用途
用)や金属細線を加工(塑性加工やケンマ加工)して制
作した針を用いることができる。塑性加工法としては寸
法精度の点で冷間引き抜き加工法がより好ましい。ま
た、該針を100℃以上に加熱して膜にさし込み、さし
込んだ所を可塑化もしくは焼くことにより孔を開ける方
法も用いることができる。その他、針で孔を開ける時、
1本の針を何回もさし込むよりも、2本以上の針を配列
し、それを工作機械で精密に1回以上、動作させて、孔
を開ける方がより正確に、迅速に制作できる。針をさし
込んで孔を開けた場合は、図1の(b)、(c)の態様
の孔を開けることができるという点でも好ましい。但
し、中空管に外から針で孔を開けると、それとは逆の孔
形状となる。この場合は、図3に示すように、先端を折
り曲げた針を中空管内に入れて針先と反対側からもしく
は上から膜を押しつければよい。弾性体中空管であれば
可能である。この場合も、該針の態様は(b)図の如き
多針態様を用いることができる。弾性膜の場合、弾性限
界内で膜をひき伸ばした状態で針をさし込んで孔をあ
け、針を抜いてから、膜を元の状態に戻すこともでき
る。孔径をより小さくすることができて好ましい。この
場合の拡張は、もとの面積の20%以上が好ましく、5
0%以上がより好ましく、100〜800%がより好ま
しい。
【0012】2)電磁波、電子線、荷電粒子線による加
工 前記感光性高分子に光(自然光、単色光、レーザー光、
シンクロトロンラジエーション光、紫外光、遠紫外
光)、軟X線、X線、電子線、荷電粒子線、高エネルギ
ー線を照射することにより該高分子膜の溶解性が(変
性、架橋、崩壊、解重合、重合反応などにより)変化す
ることを利用して該感光性高分子に孔を開けることがで
きる。照射後、現像液中で現像し、次に洗浄することに
より多孔膜化できる。容易さの点でフォトポリマーが最
も多用されている。電子線や荷電粒子線を用いて照射す
る場合、含ビームを電磁場で制御し、直接描画すること
ができる。その他の場合には通常フォトマスクを用いて
照射する。フォトマスクは通常、電子線直接描画法によ
り制作される。他の寸法(例えば銀塩写真乾板法)に比
べて、精度が高い為である。マスク露光法としては1)
ハードコンタクト法、2)ソフトコンタクト法、3)プ
ロキシミティ法、4)プロジェクション法、5)全反射
式のプロジェクション露光法がある。平膜型多孔膜の場
合は、半導体LSI微細加工の場合と同様に処理して微
細加工できる。一方、中空管の場合は、例えば中空管内
に不透光性板(光吸収板)を入れ、マスクを押しつけ、
露光(片面もしくは両面)する方法(図4の(a)参
照)をあげることができる。このようにして希望する場
所に希望の孔径、孔分布で孔を開けることができる。
工 前記感光性高分子に光(自然光、単色光、レーザー光、
シンクロトロンラジエーション光、紫外光、遠紫外
光)、軟X線、X線、電子線、荷電粒子線、高エネルギ
ー線を照射することにより該高分子膜の溶解性が(変
性、架橋、崩壊、解重合、重合反応などにより)変化す
ることを利用して該感光性高分子に孔を開けることがで
きる。照射後、現像液中で現像し、次に洗浄することに
より多孔膜化できる。容易さの点でフォトポリマーが最
も多用されている。電子線や荷電粒子線を用いて照射す
る場合、含ビームを電磁場で制御し、直接描画すること
ができる。その他の場合には通常フォトマスクを用いて
照射する。フォトマスクは通常、電子線直接描画法によ
り制作される。他の寸法(例えば銀塩写真乾板法)に比
べて、精度が高い為である。マスク露光法としては1)
ハードコンタクト法、2)ソフトコンタクト法、3)プ
ロキシミティ法、4)プロジェクション法、5)全反射
式のプロジェクション露光法がある。平膜型多孔膜の場
合は、半導体LSI微細加工の場合と同様に処理して微
細加工できる。一方、中空管の場合は、例えば中空管内
に不透光性板(光吸収板)を入れ、マスクを押しつけ、
露光(片面もしくは両面)する方法(図4の(a)参
照)をあげることができる。このようにして希望する場
所に希望の孔径、孔分布で孔を開けることができる。
【0013】半導体微細加工の場合と異なり、〔一度
制作すれば該膜を何回も使用できる為、電子線直接描画
法やイオンビーム露光法のように時間を要する方法も好
ましく用いることができる。半導体の微細加工の場合
と異なり、半導体に対する損傷対策を考慮しなくてよい
為、高エネルギー荷電粒子線、電子線、軟X線、X線等
による描画法も用いることができる。必ずしも膜の厚
味方向に対して、垂直な孔でなくてもよい。厚味方向に
対して孔径が広がる形態であってもよい。添加溶液の出
口部の孔径が小さければよい。孔間距離が大きい為、
微細加工時の相互作用効果等を考慮しなくてもよい。〕
というメリットを有する為、より高精度の微細加工を行
うことができる。上記の場合、高エネルギー線を照射し
た場合には、nucleopore filter のように、孔形状は円
筒型になる。該荷電粒子線のエネルギーを低下させる
と、孔形状は円筒型から台錐形状へと変化する。電磁波
照射の場合も、短波長波の方が、孔形状はより円筒型に
近くなる。
制作すれば該膜を何回も使用できる為、電子線直接描画
法やイオンビーム露光法のように時間を要する方法も好
ましく用いることができる。半導体の微細加工の場合
と異なり、半導体に対する損傷対策を考慮しなくてよい
為、高エネルギー荷電粒子線、電子線、軟X線、X線等
による描画法も用いることができる。必ずしも膜の厚
味方向に対して、垂直な孔でなくてもよい。厚味方向に
対して孔径が広がる形態であってもよい。添加溶液の出
口部の孔径が小さければよい。孔間距離が大きい為、
微細加工時の相互作用効果等を考慮しなくてもよい。〕
というメリットを有する為、より高精度の微細加工を行
うことができる。上記の場合、高エネルギー線を照射し
た場合には、nucleopore filter のように、孔形状は円
筒型になる。該荷電粒子線のエネルギーを低下させる
と、孔形状は円筒型から台錐形状へと変化する。電磁波
照射の場合も、短波長波の方が、孔形状はより円筒型に
近くなる。
【0014】それは、一般にスリットを通過した電磁波
の回折による広がりか、長波長波の方がより大きくなる
為である。この為該電磁波の波長を選ぶことによって
も、該台錐形状孔の斜面角度を変化させることができ
る。その他、該感光性高分子材料中に光散乱性粒子(例
えば酸化チタン等のセラミックス粒子、金属粒子、Ag
X粒子等)を混合しておくか、もしくは該フォトマスク
と該感光材料間に光散乱体を挿入することにより、該台
錐形状孔の斜面角度を変化させることができる。図4の
(b)参照)該スリットによる回折や、粒子による光散
乱、光散乱体に関しては、T.H.James (ジェームス)
編、The Theory of the Photographic Process(写真過
程の理論)、第4版、第20、21章、Macmillan,New
York(1977)、ヤーゲンソンスら著、玉虫文一ら
訳、コロイド化学、培風舘(1967)、久保輝一郎ら
編、粉体、丸善(1962)、の記載を参考にすること
ができる。入射波側を油溶液の出口側として用いれば図
1の(b)の態様の多孔膜が得られる。これらの方法で
中空管型に対しても、簡単に図1の(b)の態様の孔を
形成することができる。
の回折による広がりか、長波長波の方がより大きくなる
為である。この為該電磁波の波長を選ぶことによって
も、該台錐形状孔の斜面角度を変化させることができ
る。その他、該感光性高分子材料中に光散乱性粒子(例
えば酸化チタン等のセラミックス粒子、金属粒子、Ag
X粒子等)を混合しておくか、もしくは該フォトマスク
と該感光材料間に光散乱体を挿入することにより、該台
錐形状孔の斜面角度を変化させることができる。図4の
(b)参照)該スリットによる回折や、粒子による光散
乱、光散乱体に関しては、T.H.James (ジェームス)
編、The Theory of the Photographic Process(写真過
程の理論)、第4版、第20、21章、Macmillan,New
York(1977)、ヤーゲンソンスら著、玉虫文一ら
訳、コロイド化学、培風舘(1967)、久保輝一郎ら
編、粉体、丸善(1962)、の記載を参考にすること
ができる。入射波側を油溶液の出口側として用いれば図
1の(b)の態様の多孔膜が得られる。これらの方法で
中空管型に対しても、簡単に図1の(b)の態様の孔を
形成することができる。
【0015】その他、電子線のように膜に対する透過能
が低く、それが問題になる場合は、電子線の加速エネル
ギーを上げ、透過能を増すことや、膜の両側から照射す
ることが有効である。その他、弾性膜に電子ビームやレ
ーザー光ビームを照射し、可塑化もしくは焼くことによ
り、孔を開けることもできる。また金属薄板やセラミッ
クス板(SiO2 等)に対し、異方性、ドライエッチン
グ法やウェットエッチング法を適用することにより、孔
を開けることができる。これは半導体微細加工技術を参
考にすることができる。これらの方法では、希望通りの
孔径、孔径サイズ分布、孔位置分布の多孔膜を得ること
ができる為に、特に好ましく用いることができる。該感
光性高分子の微細加工法のその他の上記詳細に関しては
特願平2−78534号、特開昭62−36598号、
S.Z.Sze(シー)編、VLSI技術、7章、M'cG
raw-Hill, アメリカ(1983)、楢岡清威著、エレク
トロニクスの精密微細加工、総合電子出版社(198
0)、マイクロ加工技術編集委員会編、マイクロ加工技
術、日刊工業新聞社(1988)、中野朝安ら著、微細
加工、東京電気大学出版局(1989)、右高正俊ら
編、LSIプロセス工学、オーム社(1983)、高分
子学会編、高分子新素材、One Point 3(微細加工とレ
ジスト)、共立出版(1987)半導体ハンドブック、
第5編(第10章、11章)、オーム社(1977)の
記載を参考にすることができる。
が低く、それが問題になる場合は、電子線の加速エネル
ギーを上げ、透過能を増すことや、膜の両側から照射す
ることが有効である。その他、弾性膜に電子ビームやレ
ーザー光ビームを照射し、可塑化もしくは焼くことによ
り、孔を開けることもできる。また金属薄板やセラミッ
クス板(SiO2 等)に対し、異方性、ドライエッチン
グ法やウェットエッチング法を適用することにより、孔
を開けることができる。これは半導体微細加工技術を参
考にすることができる。これらの方法では、希望通りの
孔径、孔径サイズ分布、孔位置分布の多孔膜を得ること
ができる為に、特に好ましく用いることができる。該感
光性高分子の微細加工法のその他の上記詳細に関しては
特願平2−78534号、特開昭62−36598号、
S.Z.Sze(シー)編、VLSI技術、7章、M'cG
raw-Hill, アメリカ(1983)、楢岡清威著、エレク
トロニクスの精密微細加工、総合電子出版社(198
0)、マイクロ加工技術編集委員会編、マイクロ加工技
術、日刊工業新聞社(1988)、中野朝安ら著、微細
加工、東京電気大学出版局(1989)、右高正俊ら
編、LSIプロセス工学、オーム社(1983)、高分
子学会編、高分子新素材、One Point 3(微細加工とレ
ジスト)、共立出版(1987)半導体ハンドブック、
第5編(第10章、11章)、オーム社(1977)の
記載を参考にすることができる。
【0016】3.高分子鎖網の網目サイズの調節 ゴム弾性体は通常、非結晶性、長鎖高分子間を架橋剤で
架橋した分子構造を有する。該架橋点間の網目鎖分子量
と、架橋剤の分子量を調節することにより、該網目面積
を変化させることができる。この方法で三次元網目構造
の網目サイズが種々異なるメンブレンフィルターを調節
することができる。膜状多孔膜としてはその他、酢酸セ
ルロース膜のように良溶媒に溶解させ、製膜し、次に貧
溶媒に膜を浸し、分子を球状化させ、次に熱処理をし、
球状粒子が互いにそのとびでた分子鎖でからみあって結
合された多孔膜を挙げることができる。この場合、貧溶
媒の程度、熱処理法により、平均孔径が0.1〜10μ
mφの多孔膜が形成される。また、微量の架橋剤ジビニ
ルベンゼンを含むポリスチレン膜、ポリスルホン、ポリ
フッ化ビニリデン、ポリアミド、ポリフッ化エチレン
(テトラ、トリ、ジ、モノフルオロエチレン)等〕の
他、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、アクリロニト
リル共重合体膜、12−ナイロン等のイオン選択透過膜
を挙げることができる。
架橋した分子構造を有する。該架橋点間の網目鎖分子量
と、架橋剤の分子量を調節することにより、該網目面積
を変化させることができる。この方法で三次元網目構造
の網目サイズが種々異なるメンブレンフィルターを調節
することができる。膜状多孔膜としてはその他、酢酸セ
ルロース膜のように良溶媒に溶解させ、製膜し、次に貧
溶媒に膜を浸し、分子を球状化させ、次に熱処理をし、
球状粒子が互いにそのとびでた分子鎖でからみあって結
合された多孔膜を挙げることができる。この場合、貧溶
媒の程度、熱処理法により、平均孔径が0.1〜10μ
mφの多孔膜が形成される。また、微量の架橋剤ジビニ
ルベンゼンを含むポリスチレン膜、ポリスルホン、ポリ
フッ化ビニリデン、ポリアミド、ポリフッ化エチレン
(テトラ、トリ、ジ、モノフルオロエチレン)等〕の
他、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、アクリロニト
リル共重合体膜、12−ナイロン等のイオン選択透過膜
を挙げることができる。
【0017】4.微粒子結合体膜 セラミックス粒子、金属粒子、有機高分子粒子およびそ
れらの複合粒子(例えば金属粒子表面を合成有機高分子
材料で被覆した粒子)の粒子同志の融着させて形成した
多孔膜。孔径は骨剤粒子の粒子径が小さく、結合剤の量
が多い程、一般的に平均径は小さくなる。また該粒子の
粒子サイズ分布が狭い程、また形状が揃っている程、該
孔径のサイズ分布は狭くなる。該形状が球の場合、該孔
径は予め計算で予知できるという利点を有する。該微粒
子に、該弾性体を用いた態様、例えば粒子サイズ分布の
揃った熱可塑性エラストマー微粒子を加熱により粒子同
志を融着させて形成した多孔膜がより好ましい。
れらの複合粒子(例えば金属粒子表面を合成有機高分子
材料で被覆した粒子)の粒子同志の融着させて形成した
多孔膜。孔径は骨剤粒子の粒子径が小さく、結合剤の量
が多い程、一般的に平均径は小さくなる。また該粒子の
粒子サイズ分布が狭い程、また形状が揃っている程、該
孔径のサイズ分布は狭くなる。該形状が球の場合、該孔
径は予め計算で予知できるという利点を有する。該微粒
子に、該弾性体を用いた態様、例えば粒子サイズ分布の
揃った熱可塑性エラストマー微粒子を加熱により粒子同
志を融着させて形成した多孔膜がより好ましい。
【0018】5.その他 特願平2−78534号記載の織布繊維多孔膜や不織布
繊維多孔膜をあげることができるが、0.3μmφ以下
の孔径で、該孔径サイズ分布の狭い孔を作るという点
で、上記1)〜4)の方法の方がより好ましい。 (C)多孔膜の材質 本発明に用いることのできる多孔膜の材質としては、金
属、セラミックス、有機高分子材料をあげることがで
き、特に用いられる分散媒水溶液や油溶液に対して耐食
性である材料が好ましい。具体的には、セラミックスと
してSiO2 、Al2 O3 、シリカアルミナ、酸化チタ
ン、SiC、およびそれらの2種以上の混成物を、金属
として、ステンレス鋼、Al、Ti、アルミニウム合
金、ニクロム系、白金、金をあげることができる。有機
高分子材料としては熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラ
ストマーを、より具体的にはテフロン等のフッ素樹脂、
アイオノマー、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホ
ン、ポリオレフィン、エポキシ、ポリカーボネート、ビ
ニルエステル樹脂、ビスフェノール系不飽和ポリエステ
ル、フラン樹脂、エチレン−プロピレンゴム、セルロー
ス誘導体、シリコーン樹脂、および上記材料の2種以上
の複合材料をあげることができる。
繊維多孔膜をあげることができるが、0.3μmφ以下
の孔径で、該孔径サイズ分布の狭い孔を作るという点
で、上記1)〜4)の方法の方がより好ましい。 (C)多孔膜の材質 本発明に用いることのできる多孔膜の材質としては、金
属、セラミックス、有機高分子材料をあげることがで
き、特に用いられる分散媒水溶液や油溶液に対して耐食
性である材料が好ましい。具体的には、セラミックスと
してSiO2 、Al2 O3 、シリカアルミナ、酸化チタ
ン、SiC、およびそれらの2種以上の混成物を、金属
として、ステンレス鋼、Al、Ti、アルミニウム合
金、ニクロム系、白金、金をあげることができる。有機
高分子材料としては熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラ
ストマーを、より具体的にはテフロン等のフッ素樹脂、
アイオノマー、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホ
ン、ポリオレフィン、エポキシ、ポリカーボネート、ビ
ニルエステル樹脂、ビスフェノール系不飽和ポリエステ
ル、フラン樹脂、エチレン−プロピレンゴム、セルロー
ス誘導体、シリコーン樹脂、および上記材料の2種以上
の複合材料をあげることができる。
【0019】本発明においては後述の理由で非弾性体よ
りも弾性体の方がより好ましい。ここで弾性体とは使用
温度領域でもとの大きさの1%を越える歪にまで可逆的
な弾性変形をする物体(即ち、弾性限界伸び%が1以上
の物体)を指し、好ましくは5以上、より好ましくは2
0〜800、更に好ましくは80〜800の物体を指
す。弾性は熱可塑性樹脂やゴム材料のように長い分子鎖
を有する高分子に特有の力学的性質で、硬質固体に見ら
れるエネルギー弾性とは本質的に異なるエントロピー弾
性に由来する。分子構造的には長鎖高分子鎖間が架橋あ
るいは加硫により化学的に結合された分子構造を有し、
手で引っぱった時に該架橋点が分子鎖間のスリップを防
ぐ。従って、外力を除いた時に、引き伸ばされた網目状
分子構造は元の構造に戻る。該弾性体の種類は天然ゴ
ム、合成ゴム、ラテックスゴム、液状ゴム、粉末ゴム、
熱可塑性ゴムに分類される。
りも弾性体の方がより好ましい。ここで弾性体とは使用
温度領域でもとの大きさの1%を越える歪にまで可逆的
な弾性変形をする物体(即ち、弾性限界伸び%が1以上
の物体)を指し、好ましくは5以上、より好ましくは2
0〜800、更に好ましくは80〜800の物体を指
す。弾性は熱可塑性樹脂やゴム材料のように長い分子鎖
を有する高分子に特有の力学的性質で、硬質固体に見ら
れるエネルギー弾性とは本質的に異なるエントロピー弾
性に由来する。分子構造的には長鎖高分子鎖間が架橋あ
るいは加硫により化学的に結合された分子構造を有し、
手で引っぱった時に該架橋点が分子鎖間のスリップを防
ぐ。従って、外力を除いた時に、引き伸ばされた網目状
分子構造は元の構造に戻る。該弾性体の種類は天然ゴ
ム、合成ゴム、ラテックスゴム、液状ゴム、粉末ゴム、
熱可塑性ゴムに分類される。
【0020】該架橋反応には加硫法と非加硫法がある。
加硫法では硫黄、無機含硫化合物、有機含硫化合物、セ
レン、テルル等を加えて加熱する方法である。AgX乳
剤製造の場合、S、Se、Te不純物は写真特性に大き
な影響を及ぼす為に好ましくない。従って本発明の弾性
体としては加硫法弾性体よりも非加硫法弾性体の方がよ
り好ましい。加硫法弾性体を用いる場合は、未反応イ
オウがなくなるまで十分に加硫反応させる、加熱水中
で十分に溶出不純物をだしきってから使用する、ことが
好ましい。非加硫法としては過酸化物(例えばジベンゾ
イルオキシド、ジ−2,4−ジクロロベンゾイルペルオ
キシド、過安息香酸−t−ブチル等)、2価金属酸化物
(例えばZnO、MgO等)、キノイド架橋(例えばp
−キノンジオキシム、p,p′−ジベンゾイルキノンジ
オキシム等)、樹脂架橋(例えばフェノールホルムアル
デヒド樹脂等)、亜鉛、アミン、フェノール類(例えば
ジアミン、ポリアミン、尿素、ポリオール等)等による
方法を挙げることができる。架橋様式によって分類する
と、共有結合架橋、イオン架橋(金属イオン、非金属イ
オン)、結晶相架橋(例、熱可塑性エラストマー)、水
素結合架橋、凍結相架橋を挙げることができる。
加硫法では硫黄、無機含硫化合物、有機含硫化合物、セ
レン、テルル等を加えて加熱する方法である。AgX乳
剤製造の場合、S、Se、Te不純物は写真特性に大き
な影響を及ぼす為に好ましくない。従って本発明の弾性
体としては加硫法弾性体よりも非加硫法弾性体の方がよ
り好ましい。加硫法弾性体を用いる場合は、未反応イ
オウがなくなるまで十分に加硫反応させる、加熱水中
で十分に溶出不純物をだしきってから使用する、ことが
好ましい。非加硫法としては過酸化物(例えばジベンゾ
イルオキシド、ジ−2,4−ジクロロベンゾイルペルオ
キシド、過安息香酸−t−ブチル等)、2価金属酸化物
(例えばZnO、MgO等)、キノイド架橋(例えばp
−キノンジオキシム、p,p′−ジベンゾイルキノンジ
オキシム等)、樹脂架橋(例えばフェノールホルムアル
デヒド樹脂等)、亜鉛、アミン、フェノール類(例えば
ジアミン、ポリアミン、尿素、ポリオール等)等による
方法を挙げることができる。架橋様式によって分類する
と、共有結合架橋、イオン架橋(金属イオン、非金属イ
オン)、結晶相架橋(例、熱可塑性エラストマー)、水
素結合架橋、凍結相架橋を挙げることができる。
【0021】耐久性の点で共有結合、結晶相架橋、凍結
相架橋がより好ましい。共有結合架橋は基本的には官能
基Aを1分子あたり2個以上有する有機長鎖高分子に、
官能基Bを1分子あたり2個以上有する架橋用有機分子
を加え、官能基Aと官能基B間で共有結合形成反応を行
なわせることにより、もしくは、官能基Aを(2個/分
子)以上有する有機長鎖高分子と、官能基Bを(2個/
分子)以上有する有機長鎖高分子を均一に混合し、官能
基Aと官能基B間で共有結合形成反応を行なわせること
により形成することができる。該官能基の種類や官能基
Aと官能基B間の共有結合形成反応に関しては、A.Stre
itwieser(ストライトヴィーザー)、有機化学、Macmil
lan,New York(1985)、L.G.Wade(ウェイド)、有
機化学、Prentice-Hall,U.S.A.(1987)、日本化学
会編、新実験化学講座14、〔I〕〜〔V〕、丸善(1
977)の記載を参考にすることができる。
相架橋がより好ましい。共有結合架橋は基本的には官能
基Aを1分子あたり2個以上有する有機長鎖高分子に、
官能基Bを1分子あたり2個以上有する架橋用有機分子
を加え、官能基Aと官能基B間で共有結合形成反応を行
なわせることにより、もしくは、官能基Aを(2個/分
子)以上有する有機長鎖高分子と、官能基Bを(2個/
分子)以上有する有機長鎖高分子を均一に混合し、官能
基Aと官能基B間で共有結合形成反応を行なわせること
により形成することができる。該官能基の種類や官能基
Aと官能基B間の共有結合形成反応に関しては、A.Stre
itwieser(ストライトヴィーザー)、有機化学、Macmil
lan,New York(1985)、L.G.Wade(ウェイド)、有
機化学、Prentice-Hall,U.S.A.(1987)、日本化学
会編、新実験化学講座14、〔I〕〜〔V〕、丸善(1
977)の記載を参考にすることができる。
【0022】不純物としてはその他、金属イオンやハロ
ゲンイオンが溶出してこない弾性体がより好ましい。特
に銀塩溶液の添加系ではハロゲンイオンの溶出は好まし
くない。また、該弾性体は耐久性であり、かつ、使用条
件下で耐食性、耐熱性であることが要求される。通常、
不飽和結合基を有する弾性体よりも有しない弾性体の方
が耐久性がよい。従って、天然ゴム、イソプレンゴム、
ブタジエンゴム、クロロプレンゴム等よりはエチレン−
プロピレンゴム、フッ素ゴム、ブチルゴムの方がより耐
久性が高く、好ましい。AgX乳剤製造の場合、使用温
度は10〜90℃、より多くは20〜80℃、pHは2〜
10、より多くは3〜9である。従ってこの領域で耐熱
性、耐食性である弾性体が好ましい。より好ましい弾性
体としてエチレン−プロピレンゴム、ブチルゴム、アク
リルゴム、クロルスルホン化ポリエチレンゴム、シリコ
ーンゴム、フッ素ゴム、熱可塑性ゴム(例えばオレフィ
ン系、エステル系、ポリフロロカーボン系)を挙げるこ
とができる。
ゲンイオンが溶出してこない弾性体がより好ましい。特
に銀塩溶液の添加系ではハロゲンイオンの溶出は好まし
くない。また、該弾性体は耐久性であり、かつ、使用条
件下で耐食性、耐熱性であることが要求される。通常、
不飽和結合基を有する弾性体よりも有しない弾性体の方
が耐久性がよい。従って、天然ゴム、イソプレンゴム、
ブタジエンゴム、クロロプレンゴム等よりはエチレン−
プロピレンゴム、フッ素ゴム、ブチルゴムの方がより耐
久性が高く、好ましい。AgX乳剤製造の場合、使用温
度は10〜90℃、より多くは20〜80℃、pHは2〜
10、より多くは3〜9である。従ってこの領域で耐熱
性、耐食性である弾性体が好ましい。より好ましい弾性
体としてエチレン−プロピレンゴム、ブチルゴム、アク
リルゴム、クロルスルホン化ポリエチレンゴム、シリコ
ーンゴム、フッ素ゴム、熱可塑性ゴム(例えばオレフィ
ン系、エステル系、ポリフロロカーボン系)を挙げるこ
とができる。
【0023】また、弾性体は該ガラス転移点(Tg)以
下の温度ではガラス体となり固化する。従って弾性体の
性質を示さなくなる。従って、本発明の場合、Tgが1
0℃より下、好ましくは0℃以下の弾性体がより好まし
い。フッ素ゴムの種類としては、フッ化ビニリデン系、
フルオロシリコーン系、テトラフルオロエチレン−プロ
ピレン系、フルオロフォスファゼン系、パーフルオロ系
をあげることができる。シリコーンゴムの種類としては
ポリジメチルシリコーンゴム、メチルビニルシリコーン
ゴム、メチルフェニルシリコーンゴム、フルオロシリコ
ーンゴムを挙げることができる。その他、好ましい弾性
体として感光性ゴムを挙げることができる。感光性ゴム
は画像形成材料として、印刷分野や半導体集積回路用、
プリント配線基板用等に用いられている。感光性ゴム
は、ゴムに感光材を添加したものと、ゴムの構造中に感
光性基を導入したものに大別される。感光材は光反応に
よってラジカル、ナイトレン、カチオンを生成してゴム
を架橋する。従って、通常、光や電子線、X線、高エネ
ルギー線が照射された所が架橋化し、不溶化するネガ型
レジストである。
下の温度ではガラス体となり固化する。従って弾性体の
性質を示さなくなる。従って、本発明の場合、Tgが1
0℃より下、好ましくは0℃以下の弾性体がより好まし
い。フッ素ゴムの種類としては、フッ化ビニリデン系、
フルオロシリコーン系、テトラフルオロエチレン−プロ
ピレン系、フルオロフォスファゼン系、パーフルオロ系
をあげることができる。シリコーンゴムの種類としては
ポリジメチルシリコーンゴム、メチルビニルシリコーン
ゴム、メチルフェニルシリコーンゴム、フルオロシリコ
ーンゴムを挙げることができる。その他、好ましい弾性
体として感光性ゴムを挙げることができる。感光性ゴム
は画像形成材料として、印刷分野や半導体集積回路用、
プリント配線基板用等に用いられている。感光性ゴム
は、ゴムに感光材を添加したものと、ゴムの構造中に感
光性基を導入したものに大別される。感光材は光反応に
よってラジカル、ナイトレン、カチオンを生成してゴム
を架橋する。従って、通常、光や電子線、X線、高エネ
ルギー線が照射された所が架橋化し、不溶化するネガ型
レジストである。
【0024】フォトレジスト剤の具体例としてSIS
(ポリスチレン−ポリイソプレン−ポリスチレン)、S
BS(ポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレ
ン)、ポリウレタン、1,2−ポリブタジエン、ニトリ
ルゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、ポリイソプ
レン系フォトレジスト等を挙げることができる。電子線
レジストとしてはエポキシ化1,4−ポリブタジエン、
エポキシ化ポリイソプレン、メチルビニルシロキサンポ
リマー、ポリブタジエンをあげることができる。X線が
物質に及ぼす化学的作用は電子線と同じであるので、電
子線レジストはそのままX線レジストとして使用でき
る。ポジ型フォトレジストとしてはクレゾール・ノボラ
ック樹脂にキノンアジド化合物を添加したもの(UV照
射によりアルカリ可溶性になる)、ポリメタクリル酸メ
チル、ポリメチルイソプロペニルケトンなどの光崩壊性
ポリマーを、ポジ型電子線レジストとしてブチルゴム、
イソプレンゴム、メタクリレート系をあげることができ
る。
(ポリスチレン−ポリイソプレン−ポリスチレン)、S
BS(ポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレ
ン)、ポリウレタン、1,2−ポリブタジエン、ニトリ
ルゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、ポリイソプ
レン系フォトレジスト等を挙げることができる。電子線
レジストとしてはエポキシ化1,4−ポリブタジエン、
エポキシ化ポリイソプレン、メチルビニルシロキサンポ
リマー、ポリブタジエンをあげることができる。X線が
物質に及ぼす化学的作用は電子線と同じであるので、電
子線レジストはそのままX線レジストとして使用でき
る。ポジ型フォトレジストとしてはクレゾール・ノボラ
ック樹脂にキノンアジド化合物を添加したもの(UV照
射によりアルカリ可溶性になる)、ポリメタクリル酸メ
チル、ポリメチルイソプロペニルケトンなどの光崩壊性
ポリマーを、ポジ型電子線レジストとしてブチルゴム、
イソプレンゴム、メタクリレート系をあげることができ
る。
【0025】一般に該ゴム分子の分子量分布が揃ってい
る方が解像度が高い。これらの材料の詳細に関しては、
特願平2−78534号、本出願人が平成2年11月2
8日で出願した特許願(J)の発明の名称「溶液の均一
混合装置」の明細書、日本化学会編、化学便覧、応用化
学編、8章、12章、15章、20章、丸善(198
6)、A,K.Bhowmickら編、エラストマーのハンドブック
(Handbook of Elastmer),Marcel Dekker Inc.,New Yor
k and Basel (1988)、高分子学会編、高分子新素
材 One Point No.3、6、7、8、19、23、共立出
版(1987)島村昭治編、未来を拓く先端材料、工業
調査会(1983)化学工学協会編、化学装置便覧、A
編、丸善(1989年)、村橋俊介ら編、プラスチック
ハンドブック、朝倉書店(1969年)、佐多敏之ら
編、新しい工業材料、森北出版(1986年)の記載を
参考にすることができる。
る方が解像度が高い。これらの材料の詳細に関しては、
特願平2−78534号、本出願人が平成2年11月2
8日で出願した特許願(J)の発明の名称「溶液の均一
混合装置」の明細書、日本化学会編、化学便覧、応用化
学編、8章、12章、15章、20章、丸善(198
6)、A,K.Bhowmickら編、エラストマーのハンドブック
(Handbook of Elastmer),Marcel Dekker Inc.,New Yor
k and Basel (1988)、高分子学会編、高分子新素
材 One Point No.3、6、7、8、19、23、共立出
版(1987)島村昭治編、未来を拓く先端材料、工業
調査会(1983)化学工学協会編、化学装置便覧、A
編、丸善(1989年)、村橋俊介ら編、プラスチック
ハンドブック、朝倉書店(1969年)、佐多敏之ら
編、新しい工業材料、森北出版(1986年)の記載を
参考にすることができる。
【0026】(D)油溶液側への加圧法 多孔膜の孔より油溶液を押し出す時、油溶液側への加圧
法としては、次の方法をあげることができる。高圧ガ
スボンベより減圧弁を通してガス圧を印加する方法。ガ
スの種類としては該添加液との相互作用の少ないガスが
好ましく、N2 、Ar等の不活性ガス、空気等が好まし
く、N2 、不活性ガスより好ましい。通常、市販のガス
ボンベにより0〜150気圧のガス圧を得ることができ
る。圧縮機を用いて高圧ガスを作り、それを該添加系
に印加する。通常ピストン式ポンプ、回転式ポンプやピ
ストン圧縮機等が用いられる。ガスを介さず、液に直
接、ピストン等で圧をかける方式。いわゆるプランジャ
ーポンプやダイヤフラム型プランジャーポンプで圧をか
ける方式である。これらの方法の内、プランジャーポン
プまたはダイヤフラム型ポンプによる加圧法がより好ま
しい。(図5の(a)および(b)にその代表例図を示
した。)それは、該孔径が温度やΔp値で変化した場合
でも、該押し出し速度は、プランジャーの下降速度によ
り正確に制御される為である。該Δp値としては100
kg/cm2 以下が好ましく、50〜0.1kg/cm2 の領域
で選ぶことがより好ましい。100kg/cm2 より高圧側
は破損しやすく、かつ、危険である。
法としては、次の方法をあげることができる。高圧ガ
スボンベより減圧弁を通してガス圧を印加する方法。ガ
スの種類としては該添加液との相互作用の少ないガスが
好ましく、N2 、Ar等の不活性ガス、空気等が好まし
く、N2 、不活性ガスより好ましい。通常、市販のガス
ボンベにより0〜150気圧のガス圧を得ることができ
る。圧縮機を用いて高圧ガスを作り、それを該添加系
に印加する。通常ピストン式ポンプ、回転式ポンプやピ
ストン圧縮機等が用いられる。ガスを介さず、液に直
接、ピストン等で圧をかける方式。いわゆるプランジャ
ーポンプやダイヤフラム型プランジャーポンプで圧をか
ける方式である。これらの方法の内、プランジャーポン
プまたはダイヤフラム型ポンプによる加圧法がより好ま
しい。(図5の(a)および(b)にその代表例図を示
した。)それは、該孔径が温度やΔp値で変化した場合
でも、該押し出し速度は、プランジャーの下降速度によ
り正確に制御される為である。該Δp値としては100
kg/cm2 以下が好ましく、50〜0.1kg/cm2 の領域
で選ぶことがより好ましい。100kg/cm2 より高圧側
は破損しやすく、かつ、危険である。
【0027】本発明において、上記のΔpの印加には、
パルス状(断続状)の圧力付与を利用する。パルス状に
圧力を与える場合、プランジャーをパルスモーターで駆
動する方法が好ましく利用できる。上記パルスモーター
は、ひとつのデジタル入力信号が入ると、一定角度だけ
回転して停止するモーターである。例えば、図5でパル
スモーター51を1パルス分だけ回転させると、動力伝
達用ネジ付きシャフト52を通して、プランジャー53
を1パルス分だけ押し下げる。そして、1パルスに相当
する油性溶液が添加される。1パルス当りの押出し容量
は製造装置の大きさや、必要量に応じて任意に選ぶこと
ができる。また、1パルスの入力が入ると、図5の
(a)もしくは(b)のポンプが一往復して停止する態
様も挙げることができる。
パルス状(断続状)の圧力付与を利用する。パルス状に
圧力を与える場合、プランジャーをパルスモーターで駆
動する方法が好ましく利用できる。上記パルスモーター
は、ひとつのデジタル入力信号が入ると、一定角度だけ
回転して停止するモーターである。例えば、図5でパル
スモーター51を1パルス分だけ回転させると、動力伝
達用ネジ付きシャフト52を通して、プランジャー53
を1パルス分だけ押し下げる。そして、1パルスに相当
する油性溶液が添加される。1パルス当りの押出し容量
は製造装置の大きさや、必要量に応じて任意に選ぶこと
ができる。また、1パルスの入力が入ると、図5の
(a)もしくは(b)のポンプが一往復して停止する態
様も挙げることができる。
【0028】該Δpをパルス的に印加する他の例とし
て、上記、の方法でパルス的に印加する方法もあげ
ることができる。加圧ラインの栓を開、閉すればよい。
該Δpをパルス的に印加する場合、該Δpの変化率は3
0%以上が好ましく、100%以上がより好ましく、3
00%以上が更に好ましい。上記プランジャーポンプの
場合も、該プランジャーの下降速度の変化率は30%以
上が好ましく、100%以上がより好ましく、300%
以上が更に好ましい。上記の加圧、押し出し法等の詳細
に関しては、特願平2−43791号、同2−7853
4号、同2−142635号、同2−78533号、特
願昭63−22842号、特開昭62−182623
号、メカトロニクス委員会監修、メカトロニクス実用便
覧、第9章、技術調査会発行(1983年)、化学装置
百科辞典、第1章、第22章、化学工業社(197
6)、化学装置便覧、第18章、化学工学協会(198
9)、大矢晴彦編、膜利用技術ハンドブック、第2・6
節、幸書房(1983)、石原、市川、金子、竹中編
「油圧工学ハンドブック」朝倉書店(1972)の記載
を参考にすることができる。
て、上記、の方法でパルス的に印加する方法もあげ
ることができる。加圧ラインの栓を開、閉すればよい。
該Δpをパルス的に印加する場合、該Δpの変化率は3
0%以上が好ましく、100%以上がより好ましく、3
00%以上が更に好ましい。上記プランジャーポンプの
場合も、該プランジャーの下降速度の変化率は30%以
上が好ましく、100%以上がより好ましく、300%
以上が更に好ましい。上記の加圧、押し出し法等の詳細
に関しては、特願平2−43791号、同2−7853
4号、同2−142635号、同2−78533号、特
願昭63−22842号、特開昭62−182623
号、メカトロニクス委員会監修、メカトロニクス実用便
覧、第9章、技術調査会発行(1983年)、化学装置
百科辞典、第1章、第22章、化学工業社(197
6)、化学装置便覧、第18章、化学工学協会(198
9)、大矢晴彦編、膜利用技術ハンドブック、第2・6
節、幸書房(1983)、石原、市川、金子、竹中編
「油圧工学ハンドブック」朝倉書店(1972)の記載
を参考にすることができる。
【0029】(E)油溶液の分散媒水溶液中への油滴分
散過程 該多孔膜添加系に油溶液を入れる場合、図6に示すよう
にガス抜きLineを設けておけば容易に該多孔膜添加系の
ガスを抜くことができる。即ち、切りかえコック63を
油溶液側に開け、同時にガス抜きコック64を開ける
と、該添加系内のガスは64を通って出口65へ放出さ
れる。ガス抜きが終ると、ガス抜きコック64を閉じれ
ばよい。次に分散媒水溶液中に該油溶液を押し出す。一
定量を押し出し終れば、次の操作をする。 1)切りかえコック63をN2 ボンベ66側に切りか
え、ガス抜きコック64を油溶液タンク側へきりかえ、
該添加系内の油溶液を、油溶液タンク68に回収する。
切りかえコック63を閉にする。 2)送液バルブ62を開にし、該乳化溶液を次の工程に
送る。 3)該乳化容器および、多孔膜添加系を洗浄する。
散過程 該多孔膜添加系に油溶液を入れる場合、図6に示すよう
にガス抜きLineを設けておけば容易に該多孔膜添加系の
ガスを抜くことができる。即ち、切りかえコック63を
油溶液側に開け、同時にガス抜きコック64を開ける
と、該添加系内のガスは64を通って出口65へ放出さ
れる。ガス抜きが終ると、ガス抜きコック64を閉じれ
ばよい。次に分散媒水溶液中に該油溶液を押し出す。一
定量を押し出し終れば、次の操作をする。 1)切りかえコック63をN2 ボンベ66側に切りか
え、ガス抜きコック64を油溶液タンク側へきりかえ、
該添加系内の油溶液を、油溶液タンク68に回収する。
切りかえコック63を閉にする。 2)送液バルブ62を開にし、該乳化溶液を次の工程に
送る。 3)該乳化容器および、多孔膜添加系を洗浄する。
【0030】または、次の操作もとることができる。 1)切りかえコック63を閉にし、送液バルブ62を開
にし、該乳化溶液を次の工程に送る。 2)該容器に分散媒水溶液を入れ、コック63を開に
し、乳化を開始する。あとはこれをくり返す。同一の乳
化液をくり返し製造する場合は、前回の乳化液の少量
が、次回の分散媒溶液中に混入しても、大きな支障にな
らない。従って1回毎の洗浄を省くことも可能である。
Δp≒0kg/cm2 の時に孔径≒0μmの多孔膜の場合に
は問題ないが、常に孔が開の状態の多孔膜の場合には、
次の点を考慮することが好ましい。該多孔膜添加系内の
油溶液は〔{油溶液が細孔から押し出される時になされ
る定圧膨張の仕事(Δp・dV)}<{表面張力に抗し
て新しい表面が作られる為の仕事(σo ・dA)}〕、
即ち、押し出される油滴を球近似した時、Δp<2σo
/rの条件に設定すれば、孔が開いていても、油溶液は
外へ出てゆかない。ここでσo は、押しだされる油滴表
面の表面張力である。外界が空気の中はσOA(油溶液相
と空気相間の表面張力)であり、外界が分散媒水溶液の
時はσOW(油溶液相と分散媒水溶液相間の表面張力)で
ある。
にし、該乳化溶液を次の工程に送る。 2)該容器に分散媒水溶液を入れ、コック63を開に
し、乳化を開始する。あとはこれをくり返す。同一の乳
化液をくり返し製造する場合は、前回の乳化液の少量
が、次回の分散媒溶液中に混入しても、大きな支障にな
らない。従って1回毎の洗浄を省くことも可能である。
Δp≒0kg/cm2 の時に孔径≒0μmの多孔膜の場合に
は問題ないが、常に孔が開の状態の多孔膜の場合には、
次の点を考慮することが好ましい。該多孔膜添加系内の
油溶液は〔{油溶液が細孔から押し出される時になされ
る定圧膨張の仕事(Δp・dV)}<{表面張力に抗し
て新しい表面が作られる為の仕事(σo ・dA)}〕、
即ち、押し出される油滴を球近似した時、Δp<2σo
/rの条件に設定すれば、孔が開いていても、油溶液は
外へ出てゆかない。ここでσo は、押しだされる油滴表
面の表面張力である。外界が空気の中はσOA(油溶液相
と空気相間の表面張力)であり、外界が分散媒水溶液の
時はσOW(油溶液相と分散媒水溶液相間の表面張力)で
ある。
【0031】該多孔膜が親水性で、分散媒水溶液との接
触角θが0〜90°の場合、〔{毛管現象により該水溶
液が細孔内に入っていこうとする力(2πrσW cos
θ)}<{Δpにより該水溶液を細孔から押し出す力
(Δp・πr2 )}〕、即ち、(2σW cos θ/r<Δ
p)の時に、該水溶液は、細孔中に入ってこない。しか
し、該水溶液が細孔中に入っただけでは、大きな支障に
はならない。該水溶液が該多孔膜内に入ってくることが
支障になる。これを防止する為にはΔpを(−2σW /
r)>Δp以上の負圧にしなければよい。ここでσW は
細孔中に吸い込まれる水溶液表面の表面張力である。こ
れは該多孔膜が親水性であっても疎水性であっても同じ
である。従って添加停止中は、Δpを(−2σW /r)
<Δp<2σo /r、の条件にしておけば、油溶液が流
出することも、該水溶液が該添加系内に入ってくること
もない。
触角θが0〜90°の場合、〔{毛管現象により該水溶
液が細孔内に入っていこうとする力(2πrσW cos
θ)}<{Δpにより該水溶液を細孔から押し出す力
(Δp・πr2 )}〕、即ち、(2σW cos θ/r<Δ
p)の時に、該水溶液は、細孔中に入ってこない。しか
し、該水溶液が細孔中に入っただけでは、大きな支障に
はならない。該水溶液が該多孔膜内に入ってくることが
支障になる。これを防止する為にはΔpを(−2σW /
r)>Δp以上の負圧にしなければよい。ここでσW は
細孔中に吸い込まれる水溶液表面の表面張力である。こ
れは該多孔膜が親水性であっても疎水性であっても同じ
である。従って添加停止中は、Δpを(−2σW /r)
<Δp<2σo /r、の条件にしておけば、油溶液が流
出することも、該水溶液が該添加系内に入ってくること
もない。
【0032】該多孔膜材が親水性で、油溶液との接触角
θ>90°の場合は、〔{細孔が油溶液をはじこうとす
る力(−2πrσo cos θ)}<{Δpにより、該油溶
液を細孔内に入れようとする力(Δp・πr2 )}〕の
時、即ち、−2σo cos θ<Δp・r、のΔpを印加し
ないと、該油溶液は細孔内に入ってゆかない。本発明の
該油滴分散法はモデル的には次の3つに分類することが
できる。 1)孔径が一定の多孔膜の孔から、油溶液を連続的に押
し出す方法、この場合の油滴形成過程は、毛細管を用い
て、水中へ気泡を押し出す過程と同様である。微細孔よ
り油を押しだした場合、(水溶液/油溶液)の新しい界
面が形成される。微細孔より油溶液を押し出す為には、
〔微細孔から油溶液が押し出される時になされる定圧膨
張の仕事(Δp・dV)>表面張力に抗して新しい表面
が作られる為の仕事(σow・dA)〕の条件で押し出せ
ばよい。押し出された油は表面張力の為、通常は球状と
なる。即ち、表面積/体積の最も小さい形態をとる。
θ>90°の場合は、〔{細孔が油溶液をはじこうとす
る力(−2πrσo cos θ)}<{Δpにより、該油溶
液を細孔内に入れようとする力(Δp・πr2 )}〕の
時、即ち、−2σo cos θ<Δp・r、のΔpを印加し
ないと、該油溶液は細孔内に入ってゆかない。本発明の
該油滴分散法はモデル的には次の3つに分類することが
できる。 1)孔径が一定の多孔膜の孔から、油溶液を連続的に押
し出す方法、この場合の油滴形成過程は、毛細管を用い
て、水中へ気泡を押し出す過程と同様である。微細孔よ
り油を押しだした場合、(水溶液/油溶液)の新しい界
面が形成される。微細孔より油溶液を押し出す為には、
〔微細孔から油溶液が押し出される時になされる定圧膨
張の仕事(Δp・dV)>表面張力に抗して新しい表面
が作られる為の仕事(σow・dA)〕の条件で押し出せ
ばよい。押し出された油は表面張力の為、通常は球状と
なる。即ち、表面積/体積の最も小さい形態をとる。
【0033】球近似の場合、上式はΔp・4πR2 ・d
R>σow〔4π(R+dR)2 −4πR2 〕従ってΔp
>2σow/Rの時に、油溶液は気泡と同様に、油滴とな
って水溶液中に次々と押し出されてゆく、ここでΔp=
該多孔膜内外の圧力差、σow=該水溶液と該油溶液間の
界面張力、R=微細孔より押し出されつつある油球の半
径である。この臨界のΔp値を乳化時のbubble point圧
と呼ぶことができる。油を細孔から押し出す時は、該σ
owが大きい方が、油滴がより球状化する。該σowが小さ
くなる程、ソーメン状になる。それは表面エネルギーを
できるだけ小さくしようとする力が働らかなくなる為で
ある。一方、油滴化した後はσowが小さい方が該油滴は
安定で合一化しがたい。
R>σow〔4π(R+dR)2 −4πR2 〕従ってΔp
>2σow/Rの時に、油溶液は気泡と同様に、油滴とな
って水溶液中に次々と押し出されてゆく、ここでΔp=
該多孔膜内外の圧力差、σow=該水溶液と該油溶液間の
界面張力、R=微細孔より押し出されつつある油球の半
径である。この臨界のΔp値を乳化時のbubble point圧
と呼ぶことができる。油を細孔から押し出す時は、該σ
owが大きい方が、油滴がより球状化する。該σowが小さ
くなる程、ソーメン状になる。それは表面エネルギーを
できるだけ小さくしようとする力が働らかなくなる為で
ある。一方、油滴化した後はσowが小さい方が該油滴は
安定で合一化しがたい。
【0034】従って、油を細孔から油滴として押しだす
時はσowが大きくて、油滴化した後はσowが小さくなる
ことが好ましい。該条件は油を押し出す時の押し出し速
度や、界面活性剤の配向速度を選ぶことにより得ること
ができる。通常、該油滴が孔から押し出される時はσow
が10dyne/cm以上が好ましく、20〜70dyne/cmが
より好ましく、30〜70dyne/cmが更に好ましい。油
滴化された後、30秒以内にσowは、30dyne/cm以
下、好ましくは20dyne/cm以下、より好ましくは15
dyne/cm以下になることが好ましい。
時はσowが大きくて、油滴化した後はσowが小さくなる
ことが好ましい。該条件は油を押し出す時の押し出し速
度や、界面活性剤の配向速度を選ぶことにより得ること
ができる。通常、該油滴が孔から押し出される時はσow
が10dyne/cm以上が好ましく、20〜70dyne/cmが
より好ましく、30〜70dyne/cmが更に好ましい。油
滴化された後、30秒以内にσowは、30dyne/cm以
下、好ましくは20dyne/cm以下、より好ましくは15
dyne/cm以下になることが好ましい。
【0035】通常、油側および/もしくは水溶液側に溶
解している界面活性剤が新しく形成された該油滴界面に
配向吸着する前は、該σowは大きい。一方、該配向吸着
が進行すると、該σowは小さくなる。従って、今、1つ
の油滴について説明すると、該界面活性剤が、新しく形
成された界面にあまり吸着していない間に、油滴として
押し出せばよい。そして、押し出された後には、速やか
に該界面活性剤が該新界面に吸着するように条件を選べ
ばよい。一方、油溶液の押し出し速度を速くしすぎる
と、該σowによる球状化がなされる前に押し出されるこ
とになり、やはりソーメン状に押し出されることにな
る。通常、配向速度の異なる界面活性剤(例えば分子鎖
の長さを変化させた界面活性剤)と、油溶液の押し出し
速度とσowの大きさを実験計画法的に変化させ、その最
適条件を選ぶことが好ましい。
解している界面活性剤が新しく形成された該油滴界面に
配向吸着する前は、該σowは大きい。一方、該配向吸着
が進行すると、該σowは小さくなる。従って、今、1つ
の油滴について説明すると、該界面活性剤が、新しく形
成された界面にあまり吸着していない間に、油滴として
押し出せばよい。そして、押し出された後には、速やか
に該界面活性剤が該新界面に吸着するように条件を選べ
ばよい。一方、油溶液の押し出し速度を速くしすぎる
と、該σowによる球状化がなされる前に押し出されるこ
とになり、やはりソーメン状に押し出されることにな
る。通常、配向速度の異なる界面活性剤(例えば分子鎖
の長さを変化させた界面活性剤)と、油溶液の押し出し
速度とσowの大きさを実験計画法的に変化させ、その最
適条件を選ぶことが好ましい。
【0036】該油滴化した後のσowを小さく選ぶことが
より好ましいが、σowを小さくする方法としては該油
相の有機溶媒を選択することにより調節する。σowは該
油溶液と該水溶液それぞれの均一液界面における界面張
力の算術平均ではなく、油分子と水分子との相互作用の
程度に大きく依存する。通常〔無極性油(例えばn−オ
クタン)/水〕の表面張力>〔極性油(例えばn−オク
チルアルコール)/水〕の表面張力である。しかし、該
有機溶媒が、該写真的に有効な疎水性化合物を溶解する
ものであることは必須条件である。界面活性剤を加え
る。界面活性剤が該界面に選択的に配向吸着し、界面の
表面張力を著しく低下させる、が有効である。従って
、の有効な組み合わせを選ぶことが好ましい。該有
機溶媒、界面活性剤については後記記載を参考にするこ
とができる。
より好ましいが、σowを小さくする方法としては該油
相の有機溶媒を選択することにより調節する。σowは該
油溶液と該水溶液それぞれの均一液界面における界面張
力の算術平均ではなく、油分子と水分子との相互作用の
程度に大きく依存する。通常〔無極性油(例えばn−オ
クタン)/水〕の表面張力>〔極性油(例えばn−オク
チルアルコール)/水〕の表面張力である。しかし、該
有機溶媒が、該写真的に有効な疎水性化合物を溶解する
ものであることは必須条件である。界面活性剤を加え
る。界面活性剤が該界面に選択的に配向吸着し、界面の
表面張力を著しく低下させる、が有効である。従って
、の有効な組み合わせを選ぶことが好ましい。該有
機溶媒、界面活性剤については後記記載を参考にするこ
とができる。
【0037】また、(該水溶液の比重>該油溶液の比
重)の場合は該油滴押し出しは、多孔膜の孔を該水溶液
表面側に向け、油滴を該表面側に向けて押し出すことが
より好ましい。該油滴が多孔膜表面からより離れていき
やすい為である。また、該多孔膜表面は親水性であるこ
とがより好ましい。油滴が多孔膜表面にくっつき、該表
面で油滴が合一化することを防止できる。また、押し出
された油滴が多孔膜表面から、より迅速に離れていくこ
とを促進する。上記の方法の他、孔より押し出された油
溶液を攪拌流によるずり力により微滴化する方法もあげ
ることができる。攪拌液としては乱流よりも層流の方が
該油滴サイズをより揃えることができる為により好まし
い。例えば中空管中を分散媒水溶液を流した場合、管壁
表面から中心部に向けて流速の速度勾配が生じる。該管
壁表面の流速はほぼ0である。その速度勾配の大きさ
は、該水溶液流の流速によって調節できる。従って、油
溶液を中空管の外から該中空管中に押し出した場合、該
油溶液がひきちぎられるサイズを限定することができ
る。速度勾配が大きくなればなる程、押しだした油の長
さが短かい寸法で切断されることになる。
重)の場合は該油滴押し出しは、多孔膜の孔を該水溶液
表面側に向け、油滴を該表面側に向けて押し出すことが
より好ましい。該油滴が多孔膜表面からより離れていき
やすい為である。また、該多孔膜表面は親水性であるこ
とがより好ましい。油滴が多孔膜表面にくっつき、該表
面で油滴が合一化することを防止できる。また、押し出
された油滴が多孔膜表面から、より迅速に離れていくこ
とを促進する。上記の方法の他、孔より押し出された油
溶液を攪拌流によるずり力により微滴化する方法もあげ
ることができる。攪拌液としては乱流よりも層流の方が
該油滴サイズをより揃えることができる為により好まし
い。例えば中空管中を分散媒水溶液を流した場合、管壁
表面から中心部に向けて流速の速度勾配が生じる。該管
壁表面の流速はほぼ0である。その速度勾配の大きさ
は、該水溶液流の流速によって調節できる。従って、油
溶液を中空管の外から該中空管中に押し出した場合、該
油溶液がひきちぎられるサイズを限定することができ
る。速度勾配が大きくなればなる程、押しだした油の長
さが短かい寸法で切断されることになる。
【0038】該孔径、該流速、油の押し出し速度、σow
の大きさを実験計画法的に変化させ、最適条件を選ぶこ
とにより、微滴でサイズ分布の揃った本発明の乳化分散
物を得ることができる。この場合の装置の態様例を図7
に示した。N2 ガス圧により分散媒水溶液70を、中空
管75中を通し、切りかえコック63側へ流す。この
時、油溶液70が、該多孔膜の孔を通して、該水溶液中
に乳化分散される。乳化分散された溶液は、出口78を
通って次の工程に送られるか、または、一時貯蔵タンク
79に貯蔵される。該79の溶液は70へ送液され、更
に該乳化をくり返すこともできる。該手法は次の2)、
3)の方法に対してより好ましく併用して用いることも
できる。この場合の中空管多孔膜を針で形成する場合
は、図3の態様とは逆に、外部より針をさし込む態様が
好ましい。また、同軸の2重管において、内管中に油溶
液を入れ、外管中を分散媒水溶液を流す方法も好ましく
用いることができる。
の大きさを実験計画法的に変化させ、最適条件を選ぶこ
とにより、微滴でサイズ分布の揃った本発明の乳化分散
物を得ることができる。この場合の装置の態様例を図7
に示した。N2 ガス圧により分散媒水溶液70を、中空
管75中を通し、切りかえコック63側へ流す。この
時、油溶液70が、該多孔膜の孔を通して、該水溶液中
に乳化分散される。乳化分散された溶液は、出口78を
通って次の工程に送られるか、または、一時貯蔵タンク
79に貯蔵される。該79の溶液は70へ送液され、更
に該乳化をくり返すこともできる。該手法は次の2)、
3)の方法に対してより好ましく併用して用いることも
できる。この場合の中空管多孔膜を針で形成する場合
は、図3の態様とは逆に、外部より針をさし込む態様が
好ましい。また、同軸の2重管において、内管中に油溶
液を入れ、外管中を分散媒水溶液を流す方法も好ましく
用いることができる。
【0039】2)孔径が一定の孔から油溶液をパルス的
に押し出す方法。油溶液を例えばパルスモーター駆動の
プランジャーポンプ(図5の(a)参照)で押しだした
場合、油溶液が孔から一定量だけ押し出された状態で止
まる。この状態で押しだされた油溶液は球状化し、多孔
膜表面から離れてゆく。この場合1)の方法に比べて押
し出すスピードを自由に選べるという利点を有する。ス
ピードが速ければ速い程、新しく形成された表面の表面
張力は大きくなり、次の球状化過程がより迅速に進行す
る。また、油滴の体積はプランジャーポンプが下降した
体積で規定される為に、該油滴サイズもより正確に制御
される。多孔膜の孔径が揃っていると、各孔より均等に
油溶液が押し出される為である。この場合の該パルス間
隔は、孔より押しだされた油溶液が球状化するに要する
時間の20%以上にすることが好ましく、50〜100
0%にすることがより好ましい。該球状化に要する時間
は、球状化時のσowの大きさ、孔径、温度等に依存する
為、それに応じて、該パルス間隔を決めることが好まし
い。
に押し出す方法。油溶液を例えばパルスモーター駆動の
プランジャーポンプ(図5の(a)参照)で押しだした
場合、油溶液が孔から一定量だけ押し出された状態で止
まる。この状態で押しだされた油溶液は球状化し、多孔
膜表面から離れてゆく。この場合1)の方法に比べて押
し出すスピードを自由に選べるという利点を有する。ス
ピードが速ければ速い程、新しく形成された表面の表面
張力は大きくなり、次の球状化過程がより迅速に進行す
る。また、油滴の体積はプランジャーポンプが下降した
体積で規定される為に、該油滴サイズもより正確に制御
される。多孔膜の孔径が揃っていると、各孔より均等に
油溶液が押し出される為である。この場合の該パルス間
隔は、孔より押しだされた油溶液が球状化するに要する
時間の20%以上にすることが好ましく、50〜100
0%にすることがより好ましい。該球状化に要する時間
は、球状化時のσowの大きさ、孔径、温度等に依存する
為、それに応じて、該パルス間隔を決めることが好まし
い。
【0040】3)弾性体多孔膜を用い、油溶液をパルス
的に押し出す方法。例えば中空管型弾性体多孔膜を用
い、油溶液をパルスモーター駆動のプランジャーポンプ
で押し出す場合、まず、該中空管の外径が大きくなり、
孔径サイズが大きくなり、油溶液が孔より押し出され
る。すると、該中空管内の圧が低下し、該中空管外径は
元のサイズに戻り、孔径サイズも小さくなる。この孔径
が小さくなる時に、押し出した油溶液をくびれさせる態
様となり、該油溶液の球状化を促進する。前述の如く、
Δp≒0kg/cm2 の時に孔径≒0μmφの弾性体多孔膜
を用いた場合は、パルスモーターをon、off する毎に、
該孔が開、閉となり、該球状化がより促進される。孔径
サイズ分布が揃い、各孔より均一に油溶液が押し出され
れば、確実に該油滴サイズが制御される。この場合の該
パルス間隔は、孔径の開閉時間の30%以上が好まし
く、50〜500%がより好ましい。
的に押し出す方法。例えば中空管型弾性体多孔膜を用
い、油溶液をパルスモーター駆動のプランジャーポンプ
で押し出す場合、まず、該中空管の外径が大きくなり、
孔径サイズが大きくなり、油溶液が孔より押し出され
る。すると、該中空管内の圧が低下し、該中空管外径は
元のサイズに戻り、孔径サイズも小さくなる。この孔径
が小さくなる時に、押し出した油溶液をくびれさせる態
様となり、該油溶液の球状化を促進する。前述の如く、
Δp≒0kg/cm2 の時に孔径≒0μmφの弾性体多孔膜
を用いた場合は、パルスモーターをon、off する毎に、
該孔が開、閉となり、該球状化がより促進される。孔径
サイズ分布が揃い、各孔より均一に油溶液が押し出され
れば、確実に該油滴サイズが制御される。この場合の該
パルス間隔は、孔径の開閉時間の30%以上が好まし
く、50〜500%がより好ましい。
【0041】本発明においては、従来通り分散媒水溶液
中へ油滴分散した後、AgX乳剤と混合してAgX乳剤
乳化物を調製することができるが、その他、直接にAg
X乳剤溶液中へ油滴分散することができる。従来法では
ずり力による油溶液のせん断で乳化する為に、AgX粒
子も損傷を受ける為にできなかったが、本発明法では激
しい攪拌を必要としない為に、可能である。この方法は
次の利点を有する。 1)予め調製した乳化物の保存工程やその再溶解工程を
省くことができる。 2)写真感光材料では鮮鋭度向上の為に塗布層の薄層化
が求められている。従って分散媒含率が必要以上に増え
ることは好ましくない。AgX乳剤溶液中へ直接に油滴
分散すると、乳化用分散媒は不要となり、より好まし
い。
中へ油滴分散した後、AgX乳剤と混合してAgX乳剤
乳化物を調製することができるが、その他、直接にAg
X乳剤溶液中へ油滴分散することができる。従来法では
ずり力による油溶液のせん断で乳化する為に、AgX粒
子も損傷を受ける為にできなかったが、本発明法では激
しい攪拌を必要としない為に、可能である。この方法は
次の利点を有する。 1)予め調製した乳化物の保存工程やその再溶解工程を
省くことができる。 2)写真感光材料では鮮鋭度向上の為に塗布層の薄層化
が求められている。従って分散媒含率が必要以上に増え
ることは好ましくない。AgX乳剤溶液中へ直接に油滴
分散すると、乳化用分散媒は不要となり、より好まし
い。
【0042】乳化時の該水溶液の温度としては35〜7
0℃が好ましく、35〜55℃がより好ましい。一般に
乳化物の温度を高くすると、油滴の合一が促進される。
従って乳化物の温度はできるだけ低くすることが好まし
い。しかし、温度を下げすぎると、該分散媒水溶液がゲ
ル化し、乳化分散できなくなる。従って、乳化に支障の
ない範囲内で温度を低くすることが好ましい。また、乳
化後に保存する場合は、通常温度を好ましくは40℃以
下、より好ましくは35〜0℃に下げ、該乳化物をゲル
化させて保存する。通常は、乳化後、すぐに塗布するこ
とが最も好ましい。
0℃が好ましく、35〜55℃がより好ましい。一般に
乳化物の温度を高くすると、油滴の合一が促進される。
従って乳化物の温度はできるだけ低くすることが好まし
い。しかし、温度を下げすぎると、該分散媒水溶液がゲ
ル化し、乳化分散できなくなる。従って、乳化に支障の
ない範囲内で温度を低くすることが好ましい。また、乳
化後に保存する場合は、通常温度を好ましくは40℃以
下、より好ましくは35〜0℃に下げ、該乳化物をゲル
化させて保存する。通常は、乳化後、すぐに塗布するこ
とが最も好ましい。
【0043】一方、該油溶液温度は好ましくは40〜8
0℃、より好ましくは50〜80℃に保たれる。それは
通常、油量をできるだけ少なくする為に温度を上げる為
である。温度を下げると、カプラー等が結晶析出するこ
とが多い。油滴化した後に温度が下がって、油滴内でカ
プラー等が析出しても、それは粗大結晶化しない為、製
品不良とはならない。本発明の方法の特徴は、該水溶液
温度と該油溶液温度をそれぞれ独立に選択できることで
ある。従って、乳化中も該乳化物をより低温化できる
為、油滴の合一が防止され、より微細でサイズ分布の揃
った油滴からなる乳化物を調製できる。従来法のように
該水溶液と該油溶液を混合した後、攪拌羽根等で激しく
かきまぜて乳化する場合には、両者の温度を独立に選ぶ
ことができず、カプラー等の析出故障も存在した。即
ち、該水溶液を低温にすると、両者を混合した時に該油
溶液が冷却され、カプラー等の析出を起こす為である。
0℃、より好ましくは50〜80℃に保たれる。それは
通常、油量をできるだけ少なくする為に温度を上げる為
である。温度を下げると、カプラー等が結晶析出するこ
とが多い。油滴化した後に温度が下がって、油滴内でカ
プラー等が析出しても、それは粗大結晶化しない為、製
品不良とはならない。本発明の方法の特徴は、該水溶液
温度と該油溶液温度をそれぞれ独立に選択できることで
ある。従って、乳化中も該乳化物をより低温化できる
為、油滴の合一が防止され、より微細でサイズ分布の揃
った油滴からなる乳化物を調製できる。従来法のように
該水溶液と該油溶液を混合した後、攪拌羽根等で激しく
かきまぜて乳化する場合には、両者の温度を独立に選ぶ
ことができず、カプラー等の析出故障も存在した。即
ち、該水溶液を低温にすると、両者を混合した時に該油
溶液が冷却され、カプラー等の析出を起こす為である。
【0044】該分散媒水溶液のpHとしては、通常、4〜
7.5領域を選んで用いることができる。その他、油滴
の合一防止に関してはDLVO理論(これに関しては後
述の乳化分散関係の文献の記載を参考にすることができ
る)、特開昭63−296035の記載を参考にするこ
とができる。本発明において色像形成剤はAgX1モル
当り10-3〜102 モルの領域で目的に応じて乳化分散
することができるが、通常は10-2〜1モルの領域が用
いられる。
7.5領域を選んで用いることができる。その他、油滴
の合一防止に関してはDLVO理論(これに関しては後
述の乳化分散関係の文献の記載を参考にすることができ
る)、特開昭63−296035の記載を参考にするこ
とができる。本発明において色像形成剤はAgX1モル
当り10-3〜102 モルの領域で目的に応じて乳化分散
することができるが、通常は10-2〜1モルの領域が用
いられる。
【0045】攪拌混合 該水溶液側は次の目的の為に攪拌羽根により攪拌混合さ
れる。1)多孔膜表面からの油滴の除去。無攪拌である
と、多孔膜表面に油滴が密集し、合一を起こす確率が増
える。この密集化を防止する為に攪拌羽根により攪拌す
る。2)油滴の水溶液中における存在密度の均一化。該
攪拌は、油滴の合一を起こさない範囲で従来技術により
行なう。プレフィルター添加する該添加溶液中にダスト
が混入していると、該ダストが該多孔膜に目づまりを生
じさせるので、プレフィルターを通すなどして該添加溶
液からダストを除去しておくことが好ましい。孔径は
〔(プレフィルター孔径)<(該多孔膜孔径)〕が好ま
しい。
れる。1)多孔膜表面からの油滴の除去。無攪拌である
と、多孔膜表面に油滴が密集し、合一を起こす確率が増
える。この密集化を防止する為に攪拌羽根により攪拌す
る。2)油滴の水溶液中における存在密度の均一化。該
攪拌は、油滴の合一を起こさない範囲で従来技術により
行なう。プレフィルター添加する該添加溶液中にダスト
が混入していると、該ダストが該多孔膜に目づまりを生
じさせるので、プレフィルターを通すなどして該添加溶
液からダストを除去しておくことが好ましい。孔径は
〔(プレフィルター孔径)<(該多孔膜孔径)〕が好ま
しい。
【0046】有機溶媒 該油溶液の有機溶媒としては高沸点有機溶媒(通常、沸
点約175℃以上の有機溶媒を指す)の単独、もしくは
必要に応じて低沸点有機溶媒(通常、沸点が約30〜1
50℃の有機溶媒を指す)を併用して用いることができ
る。該高沸点有機溶媒、低沸点有機溶媒に関しては下記
の記載を参考にすることができる。該低沸点有機溶媒は
乳化分散後、通常は、脱気法や、限外濾過法、水洗法、
自然乾燥法により除去される。高沸点有機溶媒として
は、例えばフタール酸アルキルエステル(ジブチルフタ
レート、ジオクチルフタレート等)、リン酸エステル
(ジフェニルフォスフェート、トリフェニルフォスフェ
ート、トリクレジルフォスフェート、ジオクチルブチル
フォスフェート)、クエン酸エステル(例えば、アセチ
ルクエン酸トリブチル)、安息香酸エステル(例えば、
安息香酸オクチル)、アルキルアミド(例えば、ジエチ
ルラウリルアミド)、脂肪酸エステル類(例えば、ジブ
トキシエチルサクシネート、ジオクチルアセテート)等
を挙げることができる。低沸点有機溶媒としては、例え
ば低級アルキルアセテート(例えば酢酸エチル、酢酸ブ
チル等)、プロピオン酸エチル、二級ブチルアルコー
ル、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサン、メチル
エチルケトン、β−エトキシエチルアセテート、メチル
セルソルブアセテート等が挙げられる。
点約175℃以上の有機溶媒を指す)の単独、もしくは
必要に応じて低沸点有機溶媒(通常、沸点が約30〜1
50℃の有機溶媒を指す)を併用して用いることができ
る。該高沸点有機溶媒、低沸点有機溶媒に関しては下記
の記載を参考にすることができる。該低沸点有機溶媒は
乳化分散後、通常は、脱気法や、限外濾過法、水洗法、
自然乾燥法により除去される。高沸点有機溶媒として
は、例えばフタール酸アルキルエステル(ジブチルフタ
レート、ジオクチルフタレート等)、リン酸エステル
(ジフェニルフォスフェート、トリフェニルフォスフェ
ート、トリクレジルフォスフェート、ジオクチルブチル
フォスフェート)、クエン酸エステル(例えば、アセチ
ルクエン酸トリブチル)、安息香酸エステル(例えば、
安息香酸オクチル)、アルキルアミド(例えば、ジエチ
ルラウリルアミド)、脂肪酸エステル類(例えば、ジブ
トキシエチルサクシネート、ジオクチルアセテート)等
を挙げることができる。低沸点有機溶媒としては、例え
ば低級アルキルアセテート(例えば酢酸エチル、酢酸ブ
チル等)、プロピオン酸エチル、二級ブチルアルコー
ル、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサン、メチル
エチルケトン、β−エトキシエチルアセテート、メチル
セルソルブアセテート等が挙げられる。
【0047】 界面活性剤としては非イオン性界面活性剤(例えばサポ
ニン(ステロイド系)、アルキレンオキサイド誘導体
(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール/ポリプロピレングリコール縮合物、ポリエチレン
グリコールアルキルエーテル類、ポリエチレングリコー
ルアルキルアリールエーテル類、ポリエチレングリコー
ルエステル類、ポリエチレングリコールソルビタンエス
テル類、ポリアルキレングリコールアルキルアミンまた
はアミド類、シリコーンのポリエチレンオキサイド付加
物類)、グリシドール誘導体(たとえばアルケニルコハ
ク酸ポリグリセリド、アルキルフェノールポリグリセリ
ド)、多価アルコールの脂肪酸エステル類、糖のアルキ
ルエステル類、J,Am.Oil.Chem.Soc.54 110(19
77)に記載されているような化合物(1−1〜1−
4)、
ニン(ステロイド系)、アルキレンオキサイド誘導体
(例えばポリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール/ポリプロピレングリコール縮合物、ポリエチレン
グリコールアルキルエーテル類、ポリエチレングリコー
ルアルキルアリールエーテル類、ポリエチレングリコー
ルエステル類、ポリエチレングリコールソルビタンエス
テル類、ポリアルキレングリコールアルキルアミンまた
はアミド類、シリコーンのポリエチレンオキサイド付加
物類)、グリシドール誘導体(たとえばアルケニルコハ
ク酸ポリグリセリド、アルキルフェノールポリグリセリ
ド)、多価アルコールの脂肪酸エステル類、糖のアルキ
ルエステル類、J,Am.Oil.Chem.Soc.54 110(19
77)に記載されているような化合物(1−1〜1−
4)、
【0048】
【化1】
【0049】アニオン性界面活性剤〔例えばアルキルカ
ルボン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキルベンゼ
ンスルフォン酸塩、アルキルナフタレンスルフォン酸
塩、アルキル硫酸エステル類、アルキルリン酸エステル
類、N−アシル−N−アルキルタウリン類、スルホコハ
ク酸エステル類、スルホアルキルポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキ
ルリン酸エステル類などのように、カルボキシ基、スル
ホ基、ホスホ基、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の
酸性基を有する化合物〕、両性界面活性剤〔例えばアミ
ノ酸類、アミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキル
硫酸または燐酸エステル類、アルキルベタイン類、アミ
ンオキシド類など〕、カチオン界面活性剤(例えばアル
キルアミン塩類、脂肪族あるいは芳香族第4級アンモニ
ウム塩類、ピリジニウム、イミダゾリウムなどの複素環
第4級アンモニウム塩類、および脂肪族または複素環を
含むホスホニウムまたはスルホニウム塩類など〕を挙げ
ることができる。
ルボン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキルベンゼ
ンスルフォン酸塩、アルキルナフタレンスルフォン酸
塩、アルキル硫酸エステル類、アルキルリン酸エステル
類、N−アシル−N−アルキルタウリン類、スルホコハ
ク酸エステル類、スルホアルキルポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキ
ルリン酸エステル類などのように、カルボキシ基、スル
ホ基、ホスホ基、硫酸エステル基、燐酸エステル基等の
酸性基を有する化合物〕、両性界面活性剤〔例えばアミ
ノ酸類、アミノアルキルスルホン酸類、アミノアルキル
硫酸または燐酸エステル類、アルキルベタイン類、アミ
ンオキシド類など〕、カチオン界面活性剤(例えばアル
キルアミン塩類、脂肪族あるいは芳香族第4級アンモニ
ウム塩類、ピリジニウム、イミダゾリウムなどの複素環
第4級アンモニウム塩類、および脂肪族または複素環を
含むホスホニウムまたはスルホニウム塩類など〕を挙げ
ることができる。
【0050】通常、分散媒水溶液中にアニオン界面活性
剤を添加して用いることが多い。その他、界面活性重合
体を挙げることができる。例えばポリマーの例として
は、特開昭55−113,031号に記載されているも
のであり、それは、下記のような繰返し単位を有するも
のである。一般式〔I〕 −(A)−x −(B)−y 式中、Aはスルホン酸基含有エチレン性不飽和モノマ
ー、Bは共重合可能なエチレン性不飽和モノマー、xは
10〜100モル%、yは0〜90モル%を表わす。こ
の界面活性重合体は単独重合体でも共重合体でもよく、
共重合体である場合、一般式〔I〕で表わされる繰返し
単位を有するモノマーは二種以上であってもよいし、又
このモノマーと共重合しうるモノマー成分は一種でも或
いは二種以上であってもよい。
剤を添加して用いることが多い。その他、界面活性重合
体を挙げることができる。例えばポリマーの例として
は、特開昭55−113,031号に記載されているも
のであり、それは、下記のような繰返し単位を有するも
のである。一般式〔I〕 −(A)−x −(B)−y 式中、Aはスルホン酸基含有エチレン性不飽和モノマ
ー、Bは共重合可能なエチレン性不飽和モノマー、xは
10〜100モル%、yは0〜90モル%を表わす。こ
の界面活性重合体は単独重合体でも共重合体でもよく、
共重合体である場合、一般式〔I〕で表わされる繰返し
単位を有するモノマーは二種以上であってもよいし、又
このモノマーと共重合しうるモノマー成分は一種でも或
いは二種以上であってもよい。
【0051】本発明に用いうる界面活性重合体の分子量
は特に限定されないが、約250以上、好ましくは約5
00〜約10,000であり、特に好ましくは900〜
5,000である。この界面活性剤についての詳しい事
は米国特許4,198,478号に記載されている。分
散媒としてはAgX乳剤に通常用いられるものを用いる
ことができ、ゼラチンをはじめ、種々の親水性コロイド
を用いることができる。通常はゼラチンが好ましく、ゼ
ラチンとしてはアルカリ処理ゼラチンの他、酸処理ゼラ
チン、フタル化ゼラチンの如き誘導体ゼラチン、低分子
量ゼラチン(分子量2000〜10万、酵素分解ゼラチ
ン、酸・アルカリによる加水分解ゼラチン)を用いるこ
とができるし、それらの2種以上の混合物を用いること
もできる。誘導体ゼラチンとしてはゼラチンと酸ハライ
ド、酸無水物、イソシアナート類、ブロモ酢酸、アルカ
ンサルトン類、ビニルスルホンアミド類、マレインイミ
ド化合物類、ポリアルキレンオキシド類、エポキシ化合
物類等の種々の化合物を反応させて得られるものが用い
られる。
は特に限定されないが、約250以上、好ましくは約5
00〜約10,000であり、特に好ましくは900〜
5,000である。この界面活性剤についての詳しい事
は米国特許4,198,478号に記載されている。分
散媒としてはAgX乳剤に通常用いられるものを用いる
ことができ、ゼラチンをはじめ、種々の親水性コロイド
を用いることができる。通常はゼラチンが好ましく、ゼ
ラチンとしてはアルカリ処理ゼラチンの他、酸処理ゼラ
チン、フタル化ゼラチンの如き誘導体ゼラチン、低分子
量ゼラチン(分子量2000〜10万、酵素分解ゼラチ
ン、酸・アルカリによる加水分解ゼラチン)を用いるこ
とができるし、それらの2種以上の混合物を用いること
もできる。誘導体ゼラチンとしてはゼラチンと酸ハライ
ド、酸無水物、イソシアナート類、ブロモ酢酸、アルカ
ンサルトン類、ビニルスルホンアミド類、マレインイミ
ド化合物類、ポリアルキレンオキシド類、エポキシ化合
物類等の種々の化合物を反応させて得られるものが用い
られる。
【0052】その他、ゼラチンと防腐剤(フェノール、
フェノール誘導体等)を2価の連結基で結合させたもの
(これに関しては特願平1−144724の記載を参考
にすることができる)、ゼラチンと他の高分子とのグラ
フトポリマー、チオエーテルポリマー、アルブミン、カ
ゼイン等の蛋白質、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、セルロース硫酸エステル類の
如きセルロース誘導体、アルギン酸ソーダ、でん粉誘導
体などの糖誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニル
アルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリル
アミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピラゾー
ル等の単一あるいは共重合体の如き多種の合成親水性高
分子物質を単独もしくは混合系で用いることができる。
フェノール誘導体等)を2価の連結基で結合させたもの
(これに関しては特願平1−144724の記載を参考
にすることができる)、ゼラチンと他の高分子とのグラ
フトポリマー、チオエーテルポリマー、アルブミン、カ
ゼイン等の蛋白質、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、セルロース硫酸エステル類の
如きセルロース誘導体、アルギン酸ソーダ、でん粉誘導
体などの糖誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニル
アルコール部分アセタール、ポリ−N−ビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリル
アミド、ポリビニルイミダゾール、ポリビニルピラゾー
ル等の単一あるいは共重合体の如き多種の合成親水性高
分子物質を単独もしくは混合系で用いることができる。
【0053】これらの詳細に関しては後述の文献の記載
を参考にすることができる。該防腐剤に関しては日本防
菌防黴学会編、防菌防黴ハンドブック、第3章、技報堂
(1986)、堀口博著、防菌防黴剤の化学、三共出版
(1986)の記載を参考にすることができる。分散媒
水溶液の濃度としては好ましくは3〜15重量%が用い
られる。上記でいう写真的に有効な疎水性化合物とは、
色像形成剤、紫外線吸収剤、混色防止剤(色かぶり防止
剤)、増白剤、酸化防止剤(退色防止剤、色像安定剤)
を指す。
を参考にすることができる。該防腐剤に関しては日本防
菌防黴学会編、防菌防黴ハンドブック、第3章、技報堂
(1986)、堀口博著、防菌防黴剤の化学、三共出版
(1986)の記載を参考にすることができる。分散媒
水溶液の濃度としては好ましくは3〜15重量%が用い
られる。上記でいう写真的に有効な疎水性化合物とは、
色像形成剤、紫外線吸収剤、混色防止剤(色かぶり防止
剤)、増白剤、酸化防止剤(退色防止剤、色像安定剤)
を指す。
【0054】色像形成剤はハロゲン化銀カラー写真感光
材料で用いられる色像形成剤を指し、油溶性カプラー
〔シアンカプラー、マゼンタカプラー、イエローカプラ
ー、カラードカプラー、発色現像時に現像抑制剤や現像
増幅剤等の写真的に有用なフラグメントを放出するカプ
ラー(例えばDIRカプラー、スーパーDIRカプラ
ー、DARカプラー、DTR化合物)、無呈色DIRカ
プラー、更に酸化的に割裂するDIR化合物、タイミン
グDIRカプラー、弱拡散性色素生成カプラー、競争カ
プラー、ポリマーカプラー(カプラーが二量体以上に重
合したポリマーカプラー、有機高分子鎖に1分子以上の
カプラーが有機化学的にペンダント状に結合したポリマ
ーカプラー)、カラー拡散転写材料における油溶性色素
供与体(例えば色素現像薬、拡散性色素放出カプラー、
拡散性色素放出レドックス化合物など)、銀色素漂白法
用色素を指す。
材料で用いられる色像形成剤を指し、油溶性カプラー
〔シアンカプラー、マゼンタカプラー、イエローカプラ
ー、カラードカプラー、発色現像時に現像抑制剤や現像
増幅剤等の写真的に有用なフラグメントを放出するカプ
ラー(例えばDIRカプラー、スーパーDIRカプラ
ー、DARカプラー、DTR化合物)、無呈色DIRカ
プラー、更に酸化的に割裂するDIR化合物、タイミン
グDIRカプラー、弱拡散性色素生成カプラー、競争カ
プラー、ポリマーカプラー(カプラーが二量体以上に重
合したポリマーカプラー、有機高分子鎖に1分子以上の
カプラーが有機化学的にペンダント状に結合したポリマ
ーカプラー)、カラー拡散転写材料における油溶性色素
供与体(例えば色素現像薬、拡散性色素放出カプラー、
拡散性色素放出レドックス化合物など)、銀色素漂白法
用色素を指す。
【0055】この拡散性色素放出型色材としては、拡散
性色素を放出するカプラーやレドックス化合物等があ
り、これらはカラー拡散転写法(ウェット方式)用のみ
ならず、熱現像型感材用(ドライ方式)色材としても有
用である。拡散性色素放出レドックス化合物(以下「D
DR化合物」という)は下記の一般式で表わす事ができ
る。 Y−D 式中、Yは現像の結果として拡散性の色素を放出する機
能をもつレドックスセンターを表わし、このYには通
常、化合物を不動化するためのバラスト基が結合してい
る。また、Dは色素(又はその前駆体)部分を表わす。
そしてこの色素部分は連結基によりレドックスセンター
に結合していてもよい。色素部分は予め金属錯体化され
ていてもよいし、又後に錯体化されうるものでもよい。
これらの具体的化合物例については後述の文献の記載を
参考にすることができる。カプラー等は感光材料に求め
られる特性を満足させる為に2種類以上を同時に乳化分
散することができる。次に若干の具体例を挙げる。
性色素を放出するカプラーやレドックス化合物等があ
り、これらはカラー拡散転写法(ウェット方式)用のみ
ならず、熱現像型感材用(ドライ方式)色材としても有
用である。拡散性色素放出レドックス化合物(以下「D
DR化合物」という)は下記の一般式で表わす事ができ
る。 Y−D 式中、Yは現像の結果として拡散性の色素を放出する機
能をもつレドックスセンターを表わし、このYには通
常、化合物を不動化するためのバラスト基が結合してい
る。また、Dは色素(又はその前駆体)部分を表わす。
そしてこの色素部分は連結基によりレドックスセンター
に結合していてもよい。色素部分は予め金属錯体化され
ていてもよいし、又後に錯体化されうるものでもよい。
これらの具体的化合物例については後述の文献の記載を
参考にすることができる。カプラー等は感光材料に求め
られる特性を満足させる為に2種類以上を同時に乳化分
散することができる。次に若干の具体例を挙げる。
【0056】シアンカプラーとして2−1〜2−5を、
マゼンタカプラーとして3−1〜3−4を、イエローカ
プラーとして4−1〜4−3を、カラードカプラーとし
て5−1〜5−2を色素放出型レドックス化合物として
6−1〜6−2をあげることができる。
マゼンタカプラーとして3−1〜3−4を、イエローカ
プラーとして4−1〜4−3を、カラードカプラーとし
て5−1〜5−2を色素放出型レドックス化合物として
6−1〜6−2をあげることができる。
【0057】
【化2】
【0058】
【化3】
【0059】
【化4】
【0060】
【化5】
【0061】
【化6】
【0062】
【化7】
【0063】
【化8】
【0064】紫外線吸収剤としてアリール基で置換され
たベンゾトリアゾール化合物、4−チアゾリドン化合
物、ベンゾフェノン化合物、ケイヒ酸エステル化合物、
ブタジエン化合物、ベンゾオキシゾール化合物等を挙げ
ることができる。また、紫外線吸収性のカプラー(例え
ばα−ナフトール系のシアン色素形成カプラー)や紫外
線吸収性のポリマーを挙げることができる。通常、UV
吸収層に入れられる。増白剤としてスチルベン系、トリ
アジン系、オキサゾール系、クマリン系化合物を挙げる
ことができる。色カブリ防止剤もしくは混色防止剤とし
てハイドロキノン誘導体(耐拡散性アルキルハイドロキ
ノン類等)、アミノフェノール誘導体、アミン類、カテ
コール誘導体、無呈色カプラー、スルホンアミドフェノ
ール誘導体、没食子酸誘導体、アスコルビン酸誘導体を
挙げることができる。
たベンゾトリアゾール化合物、4−チアゾリドン化合
物、ベンゾフェノン化合物、ケイヒ酸エステル化合物、
ブタジエン化合物、ベンゾオキシゾール化合物等を挙げ
ることができる。また、紫外線吸収性のカプラー(例え
ばα−ナフトール系のシアン色素形成カプラー)や紫外
線吸収性のポリマーを挙げることができる。通常、UV
吸収層に入れられる。増白剤としてスチルベン系、トリ
アジン系、オキサゾール系、クマリン系化合物を挙げる
ことができる。色カブリ防止剤もしくは混色防止剤とし
てハイドロキノン誘導体(耐拡散性アルキルハイドロキ
ノン類等)、アミノフェノール誘導体、アミン類、カテ
コール誘導体、無呈色カプラー、スルホンアミドフェノ
ール誘導体、没食子酸誘導体、アスコルビン酸誘導体を
挙げることができる。
【0065】色かぶり防止剤と混色防止剤はどちらも現
像酸化体(キノンジイミン等)と反応し、これを不活性
化する作用を有し、同じ作用物質である。従って用いら
れる化合物は共通している。用いられる場所は通常、色
かぶり防止剤は乳剤中に用いられ、混色防止剤は中間層
に用いられる。酸化防止剤が退色防止の為に入れられる
時は、それは退色防止剤とよばれる。退色防止剤は色像
安定剤の一種である。有機退色防止剤としてはハイドロ
キノン類、6−ヒドロキシクロマン類、5−ヒドロキシ
クロマン類、スピロクロマン類、p−アルコキシフェノ
ール類、ビスフェノール類を中心としたヒンダートフェ
ノール類、没食子酸誘導体、メチレンジオキシベンゼン
類、アミノフェノール類、ヒンダードアミン類およびこ
れら各化合物のフェノール性水酸基をシリル化、アルキ
ル化したエーテルもしくはエステル誘導体が代表例とし
て挙げられる。また、金属錯体退色防止剤としては、
(ビスサリチルアルドキシマイト)ニッケル錯体および
(ビス−N,N−ジアルキルジチオカルバマイト)ニッ
ケル錯体などが挙げられる。
像酸化体(キノンジイミン等)と反応し、これを不活性
化する作用を有し、同じ作用物質である。従って用いら
れる化合物は共通している。用いられる場所は通常、色
かぶり防止剤は乳剤中に用いられ、混色防止剤は中間層
に用いられる。酸化防止剤が退色防止の為に入れられる
時は、それは退色防止剤とよばれる。退色防止剤は色像
安定剤の一種である。有機退色防止剤としてはハイドロ
キノン類、6−ヒドロキシクロマン類、5−ヒドロキシ
クロマン類、スピロクロマン類、p−アルコキシフェノ
ール類、ビスフェノール類を中心としたヒンダートフェ
ノール類、没食子酸誘導体、メチレンジオキシベンゼン
類、アミノフェノール類、ヒンダードアミン類およびこ
れら各化合物のフェノール性水酸基をシリル化、アルキ
ル化したエーテルもしくはエステル誘導体が代表例とし
て挙げられる。また、金属錯体退色防止剤としては、
(ビスサリチルアルドキシマイト)ニッケル錯体および
(ビス−N,N−ジアルキルジチオカルバマイト)ニッ
ケル錯体などが挙げられる。
【0066】イエロー色素像の熱、温度および光による
劣化防止に、米国特許第4,268,593号に記載さ
れたような、ヒンダードアミンとヒンダードフェノール
の両部分構造を同一分子中に有する化合物は良い結果を
与える。またマゼンタ色素像の劣化、特に光による劣化
を防止するためには、特開昭56−159644号に記
載のスピロインダン類、および特開昭55−89835
号に記載のハイドロキノンジエーテルもしくはモノエー
テルの置換したクロマン類が好ましい結果を与える。シ
アン画像の保存性、特に耐光堅牢性を改良するために、
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を併用することが好
ましい。この紫外線吸収剤はシアンカプラーと共乳化し
てもよい。若干の具体例を次に示す。紫外線吸収剤とし
て7−1〜7−2を、油溶性酸化防止剤として8−1〜
8−2をあげることができる。
劣化防止に、米国特許第4,268,593号に記載さ
れたような、ヒンダードアミンとヒンダードフェノール
の両部分構造を同一分子中に有する化合物は良い結果を
与える。またマゼンタ色素像の劣化、特に光による劣化
を防止するためには、特開昭56−159644号に記
載のスピロインダン類、および特開昭55−89835
号に記載のハイドロキノンジエーテルもしくはモノエー
テルの置換したクロマン類が好ましい結果を与える。シ
アン画像の保存性、特に耐光堅牢性を改良するために、
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を併用することが好
ましい。この紫外線吸収剤はシアンカプラーと共乳化し
てもよい。若干の具体例を次に示す。紫外線吸収剤とし
て7−1〜7−2を、油溶性酸化防止剤として8−1〜
8−2をあげることができる。
【0067】
【化9】
【0068】
【化10】
【0069】なお、本発明の乳化分散装置は、写真的に
有効な疎水性化合物の油溶液を分散媒水溶液中に油滴分
散する場合以外に、酸残基を有するカプラーのアルカリ
水溶液分散法、ラテックス分散法、水溶性ポリマーカプ
ラー、油溶性ポリマーカプラーの分散法にも好ましく用
いることができる。それは、分散媒水溶液に添加された
時点で非常に小さい液滴であり、激しい攪拌をすること
なく、より迅速に均一分散できる為である。本発明の乳
化物は該油滴のサイズが小さく、かつ、サイズ分布が狭
いことを特徴とするが、該平均サイズとしては0.3μ
mφ以下が好ましく、0.2μmφ以下が好ましく、
0.12〜0.04μmφがより好ましい。また、サイ
ズ分布は該変動係数(標準偏差/該平均サイズを%で表
わした値)で26%以下、好ましくは15%以下、より
好ましくは10%以下である。従来法では30%以上で
ある。
有効な疎水性化合物の油溶液を分散媒水溶液中に油滴分
散する場合以外に、酸残基を有するカプラーのアルカリ
水溶液分散法、ラテックス分散法、水溶性ポリマーカプ
ラー、油溶性ポリマーカプラーの分散法にも好ましく用
いることができる。それは、分散媒水溶液に添加された
時点で非常に小さい液滴であり、激しい攪拌をすること
なく、より迅速に均一分散できる為である。本発明の乳
化物は該油滴のサイズが小さく、かつ、サイズ分布が狭
いことを特徴とするが、該平均サイズとしては0.3μ
mφ以下が好ましく、0.2μmφ以下が好ましく、
0.12〜0.04μmφがより好ましい。また、サイ
ズ分布は該変動係数(標準偏差/該平均サイズを%で表
わした値)で26%以下、好ましくは15%以下、より
好ましくは10%以下である。従来法では30%以上で
ある。
【0070】該乳化分散法は、特に上記写真用に有効で
あるが、それ以外に、一般的に水中への油滴分散物を作
る場合や油中に水滴を分散させる場合にも用いることが
できる。また分野としては化粧品分野、食料品分野、高
分子化学工業分野(乳化重合等)、医薬品分野等にも応
用して用いることができる。その詳細に関しては下記乳
化分散に関する文献の記載を参考にすることができる。
これらの写真的に有効な疎水性化合物や界面活性剤、高
沸点有機溶媒、低沸点有機溶媒の詳細に関しては、下記
文献の記載を参考にすることができる。また、本発明の
写真用乳化物の製造装置を用いて乳化する場合、また、
本発明のAgX乳剤乳化物を有する写真感光材料の製造
において、既知のあらゆる技術や化合物との組み合わせ
を用いることができる。これに関しては下記の文献の記
載を参考にすることができる。
あるが、それ以外に、一般的に水中への油滴分散物を作
る場合や油中に水滴を分散させる場合にも用いることが
できる。また分野としては化粧品分野、食料品分野、高
分子化学工業分野(乳化重合等)、医薬品分野等にも応
用して用いることができる。その詳細に関しては下記乳
化分散に関する文献の記載を参考にすることができる。
これらの写真的に有効な疎水性化合物や界面活性剤、高
沸点有機溶媒、低沸点有機溶媒の詳細に関しては、下記
文献の記載を参考にすることができる。また、本発明の
写真用乳化物の製造装置を用いて乳化する場合、また、
本発明のAgX乳剤乳化物を有する写真感光材料の製造
において、既知のあらゆる技術や化合物との組み合わせ
を用いることができる。これに関しては下記の文献の記
載を参考にすることができる。
【0071】リサーチディスクロージャー(Research D
isclosure)、176巻(アイテム17643)(12
月、1978年)、同184巻(アイテム18431)
(8月、1979年)、同216巻(アイテム2172
8、5月、1982年)、同307巻(アイテム307
105、11月、1989年)、イー・ジェー・ビル著
(E.J.Birr) 、写真用ハロゲン化銀乳剤の安定化(Stab
ilization of Photographic Silver Halide Emulsion
s)、フォーカル プレス(Focal Press)、ロンドン(1
974年)、ジェームス編(T.H.James)、写真過程の理
論(The TheoryofPhotographic Process)、第4版、マ
クミラン(Macmillan)、ニューヨーク(1977年)、
グラフキデ著(P.Glafkides)、写真の化学と物理(Chim
ie et Physique Photographiques) 、第5版、エディシ
ョン ダリジン ヌヴェル(Edition de l'Usine Nouve
lle 、パリ、第3部(1987年)、同第2版、ポウル
モンテル パリ(1957年)、ゼリクマンら(V.L.Ze
likman et al.)、写真乳剤の調製と塗布(Making and C
oating Photographic Emulsion)、Focal Press (19
64年)、ホリスター(K.R.Hollister)ジャーナル オ
ブ イメージングサイエンス(Journal of Imaging Sci
ence)、31巻、p.148〜156(1987年)、
マスカスキー(J.E.Maskasky)、同30巻、p.247
〜254(1986年)。同32巻、160〜177
(1988)、
isclosure)、176巻(アイテム17643)(12
月、1978年)、同184巻(アイテム18431)
(8月、1979年)、同216巻(アイテム2172
8、5月、1982年)、同307巻(アイテム307
105、11月、1989年)、イー・ジェー・ビル著
(E.J.Birr) 、写真用ハロゲン化銀乳剤の安定化(Stab
ilization of Photographic Silver Halide Emulsion
s)、フォーカル プレス(Focal Press)、ロンドン(1
974年)、ジェームス編(T.H.James)、写真過程の理
論(The TheoryofPhotographic Process)、第4版、マ
クミラン(Macmillan)、ニューヨーク(1977年)、
グラフキデ著(P.Glafkides)、写真の化学と物理(Chim
ie et Physique Photographiques) 、第5版、エディシ
ョン ダリジン ヌヴェル(Edition de l'Usine Nouve
lle 、パリ、第3部(1987年)、同第2版、ポウル
モンテル パリ(1957年)、ゼリクマンら(V.L.Ze
likman et al.)、写真乳剤の調製と塗布(Making and C
oating Photographic Emulsion)、Focal Press (19
64年)、ホリスター(K.R.Hollister)ジャーナル オ
ブ イメージングサイエンス(Journal of Imaging Sci
ence)、31巻、p.148〜156(1987年)、
マスカスキー(J.E.Maskasky)、同30巻、p.247
〜254(1986年)。同32巻、160〜177
(1988)、
【0072】フリーザーら編、ハロゲン化銀写真過程の
基礎(Die Grundlagen Der Photographischen Prozesse
Mit Silverhalogeniden) 、アカデミッシェ フェルラ
ークゲゼルシャフト(Akademische Verlaggesellschaf
t) 、フランクフルト(1968年)。日化協月報19
84年、12月号、p.18〜27、日本写真学会誌、
49巻、7(1986年)、同52巻、144〜166
(1989年)、特開昭58−113926〜1139
28、同59−90841、同58−111936、同
62−99751、同60−143331、同60−1
43332、同61−14630、同62−6251、
同63−220238、同63−151618、同63
−281149、同59−133542、同59−45
438、同62−269958、同63−30534
3、同59−142539、同62−253159、特
願昭62−54640、同62−263319、同62
−219173、同61−109773,特開平1−1
31541、同2−838、同2−34、同2−146
033、同2−28638、同1−297649、同1
−183417号、同2−127635、U.S.4,
636,461、同4,707,436、同3,76
1,276、同4,269,927
基礎(Die Grundlagen Der Photographischen Prozesse
Mit Silverhalogeniden) 、アカデミッシェ フェルラ
ークゲゼルシャフト(Akademische Verlaggesellschaf
t) 、フランクフルト(1968年)。日化協月報19
84年、12月号、p.18〜27、日本写真学会誌、
49巻、7(1986年)、同52巻、144〜166
(1989年)、特開昭58−113926〜1139
28、同59−90841、同58−111936、同
62−99751、同60−143331、同60−1
43332、同61−14630、同62−6251、
同63−220238、同63−151618、同63
−281149、同59−133542、同59−45
438、同62−269958、同63−30534
3、同59−142539、同62−253159、特
願昭62−54640、同62−263319、同62
−219173、同61−109773,特開平1−1
31541、同2−838、同2−34、同2−146
033、同2−28638、同1−297649、同1
−183417号、同2−127635、U.S.4,
636,461、同4,707,436、同3,76
1,276、同4,269,927
【0073】特に上記の乳化分散に関しては次の文献の
記載を参考にすることができる。P.Becher編、Encyclop
edia of Emulsion Technology,1〜3巻、Marcel Dekke
r,Inc.New York(1988)、特開昭62−19425
2、同60−158437、同55−129136、同
63−296035、同60−24547、同63−2
31449、特開平1−198742、吉田時行ら編、
新版界面活性剤ハンドブック、工学図書(1987)、
特願平1−76678号、同1−258862号、同1
−144724号、本出願人が平成2年11月28日で
出願した特許願(J)の発明の名称「溶液の均一混合装
置」の明細書。小石、釣谷著、「分散技術入門」日刊工
業新聞社(1977年)、日本化学会編、「新実験化学
講座1、基本操作II」第5・5節、丸善(1975
年)、刈米、小石、日高著、「乳化分散技術応用ハンド
ブック」(株)サイエンスフォラム(1987年)。
記載を参考にすることができる。P.Becher編、Encyclop
edia of Emulsion Technology,1〜3巻、Marcel Dekke
r,Inc.New York(1988)、特開昭62−19425
2、同60−158437、同55−129136、同
63−296035、同60−24547、同63−2
31449、特開平1−198742、吉田時行ら編、
新版界面活性剤ハンドブック、工学図書(1987)、
特願平1−76678号、同1−258862号、同1
−144724号、本出願人が平成2年11月28日で
出願した特許願(J)の発明の名称「溶液の均一混合装
置」の明細書。小石、釣谷著、「分散技術入門」日刊工
業新聞社(1977年)、日本化学会編、「新実験化学
講座1、基本操作II」第5・5節、丸善(1975
年)、刈米、小石、日高著、「乳化分散技術応用ハンド
ブック」(株)サイエンスフォラム(1987年)。
【0074】本発明の装置で製造したハロゲン化銀乳剤
は、黒白ハロゲン化銀写真感光材料〔例えば、Xレイ感
材、印刷用感材、印画紙、ネガフィルム、マイクロフィ
ルム、直接ポジ感材、超微粒子乾板感材(LSIフォト
マスク用、シャドー用、液晶用マスク用)〕カラー写真
感光材料(例えばネガフィルム、印画紙、反転フィル
ム、直接ポジカラー感材、銀色素漂白法写真など)に用
いることができる。更に拡散転写用感光材料(例えば、
カラー拡散転写要素、銀塩拡散転写要素)、熱現像感光
材料(黒白、カラー)、高密度digital 記録感材、ホロ
グラフィー用感材などにも用いることができる。
は、黒白ハロゲン化銀写真感光材料〔例えば、Xレイ感
材、印刷用感材、印画紙、ネガフィルム、マイクロフィ
ルム、直接ポジ感材、超微粒子乾板感材(LSIフォト
マスク用、シャドー用、液晶用マスク用)〕カラー写真
感光材料(例えばネガフィルム、印画紙、反転フィル
ム、直接ポジカラー感材、銀色素漂白法写真など)に用
いることができる。更に拡散転写用感光材料(例えば、
カラー拡散転写要素、銀塩拡散転写要素)、熱現像感光
材料(黒白、カラー)、高密度digital 記録感材、ホロ
グラフィー用感材などにも用いることができる。
【0075】本発明の装置で製造した乳剤は特開昭62
−269958号の実施例1、同63−305343
号、同63−151618号の実施例13、14、同6
0−95533、同59−142539、同62−25
3159、特開平1−131541号の実施例9、特開
昭62−266538号、同63−220238号、特
願昭62−208241号、62−263319号、の
実施例の構成乳剤として好ましく用いることができる。
−269958号の実施例1、同63−305343
号、同63−151618号の実施例13、14、同6
0−95533、同59−142539、同62−25
3159、特開平1−131541号の実施例9、特開
昭62−266538号、同63−220238号、特
願昭62−208241号、62−263319号、の
実施例の構成乳剤として好ましく用いることができる。
【0076】
【本発明の効果】写真的に有効な疎水性添加剤を含む油
溶液を微細でサイズ分布の揃った油滴としてAgX乳剤
中に乳化分散できる為、光散乱性の少ない感光材料を調
製でき、鮮鋭度に優れた感光材料を与える。色像形成反
応速度がはやく、色素有効濃度が高く、高画質のカラー
像が得られる。また、使用色材量を減少させ、より薄層
化が可能となる。
溶液を微細でサイズ分布の揃った油滴としてAgX乳剤
中に乳化分散できる為、光散乱性の少ない感光材料を調
製でき、鮮鋭度に優れた感光材料を与える。色像形成反
応速度がはやく、色素有効濃度が高く、高画質のカラー
像が得られる。また、使用色材量を減少させ、より薄層
化が可能となる。
【0077】
【実施例】次に実施例により本発明を更に詳細に説明す
るが、本発明の実施態様はこれに限定されるものではな
い。 実施例1 図6の乳化容器にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム12gを含むゼラチン水溶液(ゼラチン10重量%)
2000ml(45℃、pH6.0)を入れた。一方、
添加系に色像形成剤油溶液(ジブチルフタレート110
ml、酢酸エチル322ml、カプラー(9−1)を2
22g含む)を加温溶解後に入れ、55℃に保った。
るが、本発明の実施態様はこれに限定されるものではな
い。 実施例1 図6の乳化容器にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム12gを含むゼラチン水溶液(ゼラチン10重量%)
2000ml(45℃、pH6.0)を入れた。一方、
添加系に色像形成剤油溶液(ジブチルフタレート110
ml、酢酸エチル322ml、カプラー(9−1)を2
22g含む)を加温溶解後に入れ、55℃に保った。
【0078】
【化11】
【0079】平均孔径0.10μm、変動係数9%のポ
リカーボネートnucleopore fiter(疎
水性タイプ、支持層は0.3mmφ孔径のステンレスメ
ッシュで、該ステンレスが分散媒水溶液側に位置する)
からなる多孔膜添加系69を該ゼラチン水溶液中に入れ
添加系に図5の(a)のパルスモーター駆動のプランジ
ャーポンプを用いた。まずガス抜きコック65より系内
の空気を排除し、コック65を閉じた。ゼラチン水溶液
を攪拌しながら次にパルスモーターを駆動させ該69よ
り該油溶液を1秒間隔のパルスモードで押し出した。全
油溶液の90%を押し出した所で停止し送液バルブ3を
開にし、次の工程に移液した。得られた乳化物の油滴サ
イズを透過型電子顕微鏡を用いて凍結直接観察法で観察
した所、次の結果を得た。 平均油滴直径 0.12μmφ 油滴サイズ分布の変動係数 13% 従来のホモジナイザー(マントンガウリン社製)を用い
た乳化分散化法を用いると、平均粒径0.25μm、油
滴サイズ分布の変動係数30%であった。本発明の装置
を用いた場合、該液滴がより微粒子となり、サイズ分布
も狭くなることを示している。該乳化物を40℃で24
時間放置後、該乳化物を採取し、該油滴サイズを同じ手
法で観察した所、平均サイズ、サイズ分布ともに変化が
見られなかった。従って、微細でサイズ分布の揃った安
定性のよい乳化物が得られたことを示している。
リカーボネートnucleopore fiter(疎
水性タイプ、支持層は0.3mmφ孔径のステンレスメ
ッシュで、該ステンレスが分散媒水溶液側に位置する)
からなる多孔膜添加系69を該ゼラチン水溶液中に入れ
添加系に図5の(a)のパルスモーター駆動のプランジ
ャーポンプを用いた。まずガス抜きコック65より系内
の空気を排除し、コック65を閉じた。ゼラチン水溶液
を攪拌しながら次にパルスモーターを駆動させ該69よ
り該油溶液を1秒間隔のパルスモードで押し出した。全
油溶液の90%を押し出した所で停止し送液バルブ3を
開にし、次の工程に移液した。得られた乳化物の油滴サ
イズを透過型電子顕微鏡を用いて凍結直接観察法で観察
した所、次の結果を得た。 平均油滴直径 0.12μmφ 油滴サイズ分布の変動係数 13% 従来のホモジナイザー(マントンガウリン社製)を用い
た乳化分散化法を用いると、平均粒径0.25μm、油
滴サイズ分布の変動係数30%であった。本発明の装置
を用いた場合、該液滴がより微粒子となり、サイズ分布
も狭くなることを示している。該乳化物を40℃で24
時間放置後、該乳化物を採取し、該油滴サイズを同じ手
法で観察した所、平均サイズ、サイズ分布ともに変化が
見られなかった。従って、微細でサイズ分布の揃った安
定性のよい乳化物が得られたことを示している。
【0080】実施例2 実施例1で得た本発明の乳化物1000gと青感性塩臭
化銀乳剤3000g(Br含率80モル%、1.24モ
ルの銀量を含む、円相当投影粒径0.8μmφ)を混合
し、2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−s−トリアジ
ンナトリウム塩の2重量%水溶液300ml、およびサポ
ニン5重量%水溶液120mlを加え、トリアセテートセ
ルロースフィルム上に銀量が1g/m2となるように塗布
した。その上に乾燥膜厚1μmのゼラチン保護層を塗布
して試料Aとした。実施例1で得た、従来のホモジナイ
ザー(マントンガウリン社製)を用いる以外は同じにし
て調製し乳化物を用い、同様に塗布した試料をBとし
た。試料A、Bにセンシトメトリー用階段状露光を与え
た後、下記現像処理を施した。 発色現像液組成は下記の通りとした。
化銀乳剤3000g(Br含率80モル%、1.24モ
ルの銀量を含む、円相当投影粒径0.8μmφ)を混合
し、2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−s−トリアジ
ンナトリウム塩の2重量%水溶液300ml、およびサポ
ニン5重量%水溶液120mlを加え、トリアセテートセ
ルロースフィルム上に銀量が1g/m2となるように塗布
した。その上に乾燥膜厚1μmのゼラチン保護層を塗布
して試料Aとした。実施例1で得た、従来のホモジナイ
ザー(マントンガウリン社製)を用いる以外は同じにし
て調製し乳化物を用い、同様に塗布した試料をBとし
た。試料A、Bにセンシトメトリー用階段状露光を与え
た後、下記現像処理を施した。 発色現像液組成は下記の通りとした。
【0081】 ベンジルアルコール 15ml ジエチレングリコール 8ml 現像主薬 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−β−(メタン スルホンアミド)エチルアニリンサルフェート 5g 亜硫酸ナトリウム 2g ヒドロキシルアミン硫酸塩 3g 炭酸カリウム 30g 水を加えて 1l pH(調節) 10.2 漂白定着液組成は下記の通り。 エチレンジアミン−4−酢酸−2−ナトリウム塩 2g エチレンジアミン−4−酢酸−2−第2鉄塩 40g 亜硫酸ナトリウム 5g チオ硫酸ナトリウム 70g 水を加えて 1l pH6.8に調節 このようにして得られた各試料のシアン透過濃度を測定
し最大濃度Dmaxを求めた結果、表1の通りであった。
し最大濃度Dmaxを求めた結果、表1の通りであった。
【0082】
【表1】
【0083】本発明のカラー感光材料は発色現像反応が
速く、かつ、高色素濃度を与えることが確認された。実
施例3 多孔膜として、中空管壁フッ素ゴムを用い、図3の方法
で該ゴム管に図1の(c)型の孔を、自動制御工作装置
を用いて開けた。孔の中心間距離は1mmの等間隔で、Δ
p≒0kg/cm2 時の出口孔径≒0μmの孔を約104 個
開けた。Δp=1.3kg/cm2 の時に平均孔径0.13
μm、変動係数7%であった。該多孔膜を用いる以外は
実施例1と同じ態様で乳化を行なった。得られた乳化物
の油滴サイズを透過型電子顕微鏡を用いて凍結直接観察
法で観察した所、次の結果を得た。 平均油滴直径 0.15μmφ 油滴サイズ分布の変動係数 9%
速く、かつ、高色素濃度を与えることが確認された。実
施例3 多孔膜として、中空管壁フッ素ゴムを用い、図3の方法
で該ゴム管に図1の(c)型の孔を、自動制御工作装置
を用いて開けた。孔の中心間距離は1mmの等間隔で、Δ
p≒0kg/cm2 時の出口孔径≒0μmの孔を約104 個
開けた。Δp=1.3kg/cm2 の時に平均孔径0.13
μm、変動係数7%であった。該多孔膜を用いる以外は
実施例1と同じ態様で乳化を行なった。得られた乳化物
の油滴サイズを透過型電子顕微鏡を用いて凍結直接観察
法で観察した所、次の結果を得た。 平均油滴直径 0.15μmφ 油滴サイズ分布の変動係数 9%
【図面の簡単な説明】
【図1】 断面図。多孔膜の膜厚方向の孔形状を示す。
(a)は円筒型孔を、(b)は台錐型孔を、(c)は円
錐型孔を表わす。
(a)は円筒型孔を、(b)は台錐型孔を、(c)は円
錐型孔を表わす。
【図2】 断面図。非対称膜の孔形状例を示す。(a)
は(円筒型孔粗孔膜+円筒型孔微孔膜)を、(b)は
(円筒型孔粗孔膜+台錐型孔微孔膜)例を表わす。
は(円筒型孔粗孔膜+円筒型孔微孔膜)を、(b)は
(円筒型孔粗孔膜+台錐型孔微孔膜)例を表わす。
【図3】 断面図。中空管に中空管内より針で孔を開け
る態様例を示す。(a)は1針例を、(b)は多針例を
表わす。
る態様例を示す。(a)は1針例を、(b)は多針例を
表わす。
【図4】 断面図。(a)は中空管にフォトマスクを通
して光照射する代表例を示す。(b)は、中空管壁にフ
ォトマスク(代表例としてクロムマスク)と光散乱体を
通して光照射する代表例を示す。
して光照射する代表例を示す。(b)は、中空管壁にフ
ォトマスク(代表例としてクロムマスク)と光散乱体を
通して光照射する代表例を示す。
【図5】 断面図。(a)は油溶液を押し出す為のパル
スモーター駆動のプランジャーポンプを、(b)は該ダ
イヤフラム型ポンプを表わす。
スモーター駆動のプランジャーポンプを、(b)は該ダ
イヤフラム型ポンプを表わす。
【図6】 断面図。ガス抜きlineを有する多孔膜乳化装
置例を示す。
置例を示す。
【図7】 上面図。中空管中を流れる分散媒水溶液の層
流中に該管壁孔を通して油溶液を微滴状添加する態様例
を示す。
流中に該管壁孔を通して油溶液を微滴状添加する態様例
を示す。
【符号の説明】 図1の1は円筒孔、2は台錐孔、3は円錐孔を示す。 図2の1は円筒孔、2は台錐孔、4は粗孔膜、5は微孔
膜を示す。 図3の31は中空管壁、32は針を示す。 図4の31は中空管壁、41は光、42はフォトマス
ク、43は光吸収体、44は光吸収台、46はガラス
板、48は光散乱層を示す。 図5の51はパルスモーター、52はネジ付きシャフ
ト、53はプランジャー、54はシールドパッキング、
55はシリンダー、56は恒温用ヒーター、57は油溶
液吸入コック、58は油溶液出口コック、59は空気抜
き用コック、60はゴム弾性体ダイヤフラム、61はガ
イドを示す。 図6の62は送液バルブ、63は切りかえコック、64
はガス抜きコック、65はガスの出口、66はN2 ボン
ベ、67はガス圧調節器、68油溶液タンク、69は中
空管型多孔膜、70は分散媒水溶液、71は攪拌羽根、
72は反応容器を示す。 図7の74は開閉コック、75は中空管型多孔膜、76
は油溶液、78は出口、79は一時貯蔵タンクを示す。
63、66、67、70は図6と同じ意味を示す。
膜を示す。 図3の31は中空管壁、32は針を示す。 図4の31は中空管壁、41は光、42はフォトマス
ク、43は光吸収体、44は光吸収台、46はガラス
板、48は光散乱層を示す。 図5の51はパルスモーター、52はネジ付きシャフ
ト、53はプランジャー、54はシールドパッキング、
55はシリンダー、56は恒温用ヒーター、57は油溶
液吸入コック、58は油溶液出口コック、59は空気抜
き用コック、60はゴム弾性体ダイヤフラム、61はガ
イドを示す。 図6の62は送液バルブ、63は切りかえコック、64
はガス抜きコック、65はガスの出口、66はN2 ボン
ベ、67はガス圧調節器、68油溶液タンク、69は中
空管型多孔膜、70は分散媒水溶液、71は攪拌羽根、
72は反応容器を示す。 図7の74は開閉コック、75は中空管型多孔膜、76
は油溶液、78は出口、79は一時貯蔵タンクを示す。
63、66、67、70は図6と同じ意味を示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 分散媒を含む水溶液中に、その水溶液中
に存在させた平均孔径が0.3μm以下の多孔膜を通し
て、写真的に有効な疎水性添加剤を含む溶液にパルス状
に圧力を付与しながら、該溶液を油滴として供給するこ
とを特徴とする写真用乳化物の製造方法。 - 【請求項2】 多孔膜が弾性体多孔膜である請求項1に
記載の写真用乳化物の製造方法。 - 【請求項3】 多孔膜が中空管形状の多孔膜である請求
項1もしくは2に記載の写真用乳化物の製造方法。 - 【請求項4】 多孔膜の孔径サイズ分布が変動係数で3
0%以下である請求項1乃至3のいずれかの項に記載の
写真用乳化物の製造方法。 - 【請求項5】 上記の油滴のサイズ分布が変動係数で2
6%以下である請求項1乃至4のいずれかの項に記載の
写真用乳化物の製造方法。 - 【請求項6】 上記の分散媒を含む水溶液がハロゲン化
銀粒子を含むハロゲン化銀乳剤である請求項1乃至5の
いずれかの項に記載の写真用乳化物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415037A JP2899115B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 写真用乳化物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415037A JP2899115B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 写真用乳化物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04229852A JPH04229852A (ja) | 1992-08-19 |
| JP2899115B2 true JP2899115B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18523448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2415037A Expired - Fee Related JP2899115B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 写真用乳化物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2899115B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1001380C2 (nl) * | 1995-10-09 | 1997-04-11 | Fuji Photo Film Bv | Methode voor het dispergeren van een geëmulgeerd materiaal van het olie-druppeltype in een vloeistoftoevoersysteem en bekledingsmethode waarbij van een dergelijke dispergeermethode gebruik wordt gemaakt. |
| DE19905572A1 (de) * | 1999-02-11 | 2000-08-31 | Bayer Ag | Vorrichtung zum Mischen und Reagieren mehrphasiger gasförmiger und flüssiger Gemische und Verwendung dieser Vorrichtung |
| JP5037781B2 (ja) * | 2003-06-11 | 2012-10-03 | 旭硝子株式会社 | 無機質球状体の製造方法及び製造装置 |
| KR100932418B1 (ko) * | 2003-06-11 | 2009-12-17 | 아사히 가라스 가부시키가이샤 | 무기질 구상체의 제조 방법 및 제조 장치 |
| JP2007105678A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Spg Techno Kk | 弁構造を利用した軽重質油乳化燃料の生成方法とその装置 |
| JP2009178698A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Kanagawa Acad Of Sci & Technol | 膜乳化法により形成される単分散エマルションおよびその製造方法並びにその方法を用いたポリマー微粒子およびコンポジット粒子の製造方法 |
| JP2012509764A (ja) * | 2008-11-26 | 2012-04-26 | コーニング インコーポレイテッド | 被覆された微粒子フィルタおよび方法 |
| JP5837574B2 (ja) * | 2010-05-03 | 2015-12-24 | クリーティービー マイクロテック, インク.Creatv Microtech, Inc. | 高分子マイクロフィルタおよびその製造方法 |
| EP2883589A1 (de) * | 2013-12-10 | 2015-06-17 | Andreas Massold | Filter |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2899051B2 (ja) * | 1989-03-30 | 1999-06-02 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真用乳化物の製造装置と製造方法 |
| JP2816597B2 (ja) * | 1990-11-28 | 1998-10-27 | 富士写真フイルム株式会社 | 溶液の均一混合装置および弾性体多孔膜 |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2415037A patent/JP2899115B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04229852A (ja) | 1992-08-19 |
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