JP2849495B2 - プラスティック基板を用いたlcdの分断方法 - Google Patents
プラスティック基板を用いたlcdの分断方法Info
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- JP2849495B2 JP2849495B2 JP3201909A JP20190991A JP2849495B2 JP 2849495 B2 JP2849495 B2 JP 2849495B2 JP 3201909 A JP3201909 A JP 3201909A JP 20190991 A JP20190991 A JP 20190991A JP 2849495 B2 JP2849495 B2 JP 2849495B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスティック基板を
用いたLCD(Liquid Crystal Dis
play)のセル化分断方法に関するものである。
用いたLCD(Liquid Crystal Dis
play)のセル化分断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のLCDは、基板材料として、ガラ
ス(300mm×300mm、厚みが0.55mm〜1.1m
m)が用いられ、このガラス基板に、アンダーコート、
ITO(Indium-Tin Oxide)電極、配向膜等(何れも図
示しない)を形成し、配向処理後、液晶層用のギャップ
を残して、2枚のガラス基板が貼り合わされる。この状
態で、ガラス基板が個々のセルに分断(セル化分断処
理)、および端子部に対向する部分が分断(端子出し分
断処理)される。
ス(300mm×300mm、厚みが0.55mm〜1.1m
m)が用いられ、このガラス基板に、アンダーコート、
ITO(Indium-Tin Oxide)電極、配向膜等(何れも図
示しない)を形成し、配向処理後、液晶層用のギャップ
を残して、2枚のガラス基板が貼り合わされる。この状
態で、ガラス基板が個々のセルに分断(セル化分断処
理)、および端子部に対向する部分が分断(端子出し分
断処理)される。
【0003】ガラス基板の場合、所定の分断ラインに沿
って、ダイヤモンドカッター(図示しない)等で表面に
傷が入れられた後、ブレイク装置(図示しない)にて分
断ラインにショックを与えて分断する(ブレイク工程)
ようになっている。ガラス基板の場合、その材質上、表
面の傷が基板内部に伝わりやすいので、表面の傷に沿っ
て正確に分断処理が行える。なお、上記方法とは別に、
基板を予め分断してから、対向して貼り合わせる方法も
知られている。
って、ダイヤモンドカッター(図示しない)等で表面に
傷が入れられた後、ブレイク装置(図示しない)にて分
断ラインにショックを与えて分断する(ブレイク工程)
ようになっている。ガラス基板の場合、その材質上、表
面の傷が基板内部に伝わりやすいので、表面の傷に沿っ
て正確に分断処理が行える。なお、上記方法とは別に、
基板を予め分断してから、対向して貼り合わせる方法も
知られている。
【0004】又、近年、LCDの薄型化、軽量化のため
に、従来のガラス基板が薄型化されたり、プラスティッ
ク基板を用いて超薄型化、超軽量化への試みがなされた
りしている。この結果、TN(Twisted Nematic )型L
CDについては、フィルム基材が開発され、量産化され
るに至っている。なお、上記フィルム基材として、PE
S(Polyether Sulphone)や一軸PET(Polyethylene
Telephthalate)等の厚みが0.1mm〜0.3mmのプラ
スティックフィルムが近年盛んに開発されている。
に、従来のガラス基板が薄型化されたり、プラスティッ
ク基板を用いて超薄型化、超軽量化への試みがなされた
りしている。この結果、TN(Twisted Nematic )型L
CDについては、フィルム基材が開発され、量産化され
るに至っている。なお、上記フィルム基材として、PE
S(Polyether Sulphone)や一軸PET(Polyethylene
Telephthalate)等の厚みが0.1mm〜0.3mmのプラ
スティックフィルムが近年盛んに開発されている。
【0005】しかし、さらに高品位のSTN(Super Tw
isted Nematic )型LCDについては、フィルム基材の
表面平坦性、耐熱性、寸法安定性等の問題から、未だ開
発中である。
isted Nematic )型LCDについては、フィルム基材の
表面平坦性、耐熱性、寸法安定性等の問題から、未だ開
発中である。
【0006】なお、上記のプラスティック基材を使用し
た場合、熱刃分断装置又はトムソン型による打抜き等に
より分断処理が行われている。
た場合、熱刃分断装置又はトムソン型による打抜き等に
より分断処理が行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の厚み0.1mmの
PESや一軸PET等は、現在、薄いスリットから押し
出されて成型されているため表面にスジ等が生じる。そ
こで、表面平坦性の向上を図るため、表面が研磨された
鋳型を用いて成型されたプラスティック基材を用いる方
法が試みられている。
PESや一軸PET等は、現在、薄いスリットから押し
出されて成型されているため表面にスジ等が生じる。そ
こで、表面平坦性の向上を図るため、表面が研磨された
鋳型を用いて成型されたプラスティック基材を用いる方
法が試みられている。
【0008】この方法に適したプラスティック材料とし
ては、エポキシ系、アクリル系の樹脂が挙げられる。こ
れらの材料は、眼鏡のレンズとしても用いられている
が、硬くて脆いという性質を有している。このため、従
来のガラス又は上記の0.1mm〜0.3mmのプラスティ
ックフィルムに対して用いられる分断処理技術では、セ
ル化分断処理及び端子出し分断処理が行えない。
ては、エポキシ系、アクリル系の樹脂が挙げられる。こ
れらの材料は、眼鏡のレンズとしても用いられている
が、硬くて脆いという性質を有している。このため、従
来のガラス又は上記の0.1mm〜0.3mmのプラスティ
ックフィルムに対して用いられる分断処理技術では、セ
ル化分断処理及び端子出し分断処理が行えない。
【0009】厚み0.4mm程度のアクリル系およびエポ
キシ系樹脂からなる基板の場合、曲げ応力に対して或る
程度の弾性を有するので、ガラス基板のような表面の傷
に沿った分断が行えない。また、応力印加時、所定値以
上の応力に対して割れを生じる。所定値以上の応力が印
加されたために割れると、この分断面にはクラックが発
生し易く、このクラックを起点に、小さな応力で更に割
れが進行するという問題点を有している。
キシ系樹脂からなる基板の場合、曲げ応力に対して或る
程度の弾性を有するので、ガラス基板のような表面の傷
に沿った分断が行えない。また、応力印加時、所定値以
上の応力に対して割れを生じる。所定値以上の応力が印
加されたために割れると、この分断面にはクラックが発
生し易く、このクラックを起点に、小さな応力で更に割
れが進行するという問題点を有している。
【0010】本発明は上記の点に鑑み、エポキシ系やア
クリル系樹脂に代表される硬くて脆いプラスティック基
板を用いたLCDのセル化分断処理および端子出し分断
処理を行える方法を提供するものである。
クリル系樹脂に代表される硬くて脆いプラスティック基
板を用いたLCDのセル化分断処理および端子出し分断
処理を行える方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
課題を解決するために、ブレードを備えたダイシング装
置により分断するプラスティック基板を用いたLCDの
分断方法であって、所定の回転数(例えば、10000
rpm)でブレードを回転させて、液晶層を挟持するよ
うに、2枚のプラスティック基板を対向させて貼り合わ
せた後のプラスティック基板の一方を上記ブレードで切
り込んで切断した後、さらに他方のプラスティック基板
にも切り込み、該他方のプラスティック基板の上記2枚
のプラスティック基板の対向面とは反対側の面に設けて
おいた被覆部材(例えば、ポリエチレン製フィルムやポ
リエチレン製フィルム付きの偏光フィルム)を所定の厚
み(例えば、30μm)切り残してちぎり取ることによ
って分断することを特徴としている。
課題を解決するために、ブレードを備えたダイシング装
置により分断するプラスティック基板を用いたLCDの
分断方法であって、所定の回転数(例えば、10000
rpm)でブレードを回転させて、液晶層を挟持するよ
うに、2枚のプラスティック基板を対向させて貼り合わ
せた後のプラスティック基板の一方を上記ブレードで切
り込んで切断した後、さらに他方のプラスティック基板
にも切り込み、該他方のプラスティック基板の上記2枚
のプラスティック基板の対向面とは反対側の面に設けて
おいた被覆部材(例えば、ポリエチレン製フィルムやポ
リエチレン製フィルム付きの偏光フィルム)を所定の厚
み(例えば、30μm)切り残してちぎり取ることによ
って分断することを特徴としている。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】請求項1の構成により、ブレードによる切り込
みに先立ってプラスティック基板の対向面と反対側の面
に被覆部材が設けられる。この被覆部材によって、切り
込み時に生ずる切り粉によりプラスティック基板の表面
が傷つくことを防止できる。
みに先立ってプラスティック基板の対向面と反対側の面
に被覆部材が設けられる。この被覆部材によって、切り
込み時に生ずる切り粉によりプラスティック基板の表面
が傷つくことを防止できる。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】それから、ダイシング装置のブレードが所
定の回転数で回転させられる。上記の回転数でブレード
を切り込むことにより、分断面に生じるクラックが抑え
られる。
定の回転数で回転させられる。上記の回転数でブレード
を切り込むことにより、分断面に生じるクラックが抑え
られる。
【0021】上記のように被覆部材を設けておけば、例
えば、2枚のプラステイック基板の双方に端子出し分断
処理を行う場合、両基板を表裏反転する必要があるが、
この反転させる際に生じることがある基板外面の傷を防
止することもできる。
えば、2枚のプラステイック基板の双方に端子出し分断
処理を行う場合、両基板を表裏反転する必要があるが、
この反転させる際に生じることがある基板外面の傷を防
止することもできる。
【0022】一方、セル化分断処理を行う場合、上記回
転数で回転するブレードにより液晶層を挟持したプラス
ティック基板が切り込まれる。この時、一方のプラステ
ィック基板及びその上に設けられた被覆部材と、他方の
プラスティック基板とはブレードの回転により完全に分
断されるが、他方のプラスティック基板に設けられた被
覆部材だけは、所定の厚み分だけ切り残される。そし
て、所定の厚みだけ残して切り込みが終了すると、被覆
部材の切り残された部分がちぎり取られて分断される。
これにより、プラスティック基板は2枚とも完全に分断
されており、ブレイク工程の実行にあたっては、被覆部
材をちぎり取るだけでよいので、従来のガラス基板のよ
うに上下の基板をそれぞれ別々に処理するのと比較し
て、ブレイク工程を簡略にすることができる。
転数で回転するブレードにより液晶層を挟持したプラス
ティック基板が切り込まれる。この時、一方のプラステ
ィック基板及びその上に設けられた被覆部材と、他方の
プラスティック基板とはブレードの回転により完全に分
断されるが、他方のプラスティック基板に設けられた被
覆部材だけは、所定の厚み分だけ切り残される。そし
て、所定の厚みだけ残して切り込みが終了すると、被覆
部材の切り残された部分がちぎり取られて分断される。
これにより、プラスティック基板は2枚とも完全に分断
されており、ブレイク工程の実行にあたっては、被覆部
材をちぎり取るだけでよいので、従来のガラス基板のよ
うに上下の基板をそれぞれ別々に処理するのと比較し
て、ブレイク工程を簡略にすることができる。
【0023】なお、分断処理後は、偏光部材が基板外面
に設けられるが、被覆部材として偏光部材を含む構成を
採用した場合、この工程が簡略化できる。
に設けられるが、被覆部材として偏光部材を含む構成を
採用した場合、この工程が簡略化できる。
【0024】
【実施例】参考例を図1ないし図8に基づいて説明すれ
ば、以下のとおりである。
ば、以下のとおりである。
【0025】参考例では、エポキシ系、アクリル系等に
代表される硬くて脆いプラスティック基板を用いたLC
Dのセル化分断処理および端子出し分断処理をダイシン
グ装置(図示しない)を用いて行っている。
代表される硬くて脆いプラスティック基板を用いたLC
Dのセル化分断処理および端子出し分断処理をダイシン
グ装置(図示しない)を用いて行っている。
【0026】ダイシング装置は、ダイヤモンド粒子が混
入された円盤状のダイシングブレードを備えており、こ
のダイシングブレードを高速回転してプラスティック基
板を分断している。なお、上記ダイシングブレードの厚
みは20μm〜200μmであり、上記回転数は800
0rpm〜40000rpmである。
入された円盤状のダイシングブレードを備えており、こ
のダイシングブレードを高速回転してプラスティック基
板を分断している。なお、上記ダイシングブレードの厚
みは20μm〜200μmであり、上記回転数は800
0rpm〜40000rpmである。
【0027】上記高速回転数でダイシングブレードを回
転させてプラスティック基板を切り込むことにより、そ
の分断面にクラックが発生しなくなり、安定して該基板
を分断できる。なお、ダイシングブレードの回転数を変
化させるだけでなく、ダイシングブレードの刃幅、径、
ダイヤモンド粒径および被分断物を吸着するステージ送
り速度等の条件を変化させることによって、更に良好な
分断面が得られる。
転させてプラスティック基板を切り込むことにより、そ
の分断面にクラックが発生しなくなり、安定して該基板
を分断できる。なお、ダイシングブレードの回転数を変
化させるだけでなく、ダイシングブレードの刃幅、径、
ダイヤモンド粒径および被分断物を吸着するステージ送
り速度等の条件を変化させることによって、更に良好な
分断面が得られる。
【0028】ここで、上記ダイシング装置を使用して行
う分断処理を以下に説明する。すなわち、厚み0.4mm
のアクリル系の上側・下側プラスティック基板2a・2
bを用意し、これらの基板2a・2bにITO膜を蒸着
後、エッチングパターン化することにより、ITO電極
5(端子部分を含む透明電極)を形成する。その後、配
向膜印刷、配向処理を行い、セルギャップ材を散布し、
シール印刷を行って、2枚の基板2a・2bを対向させ
て貼り合わせたサンプル10をダイシング装置(岡本工
作機械製作所製)のステージ4にセットする(図1参
照)。なお、上記基板2a・2bの間には、液晶層用の
ギャップを確保するスペーサーを含むシール材3が形成
されている。
う分断処理を以下に説明する。すなわち、厚み0.4mm
のアクリル系の上側・下側プラスティック基板2a・2
bを用意し、これらの基板2a・2bにITO膜を蒸着
後、エッチングパターン化することにより、ITO電極
5(端子部分を含む透明電極)を形成する。その後、配
向膜印刷、配向処理を行い、セルギャップ材を散布し、
シール印刷を行って、2枚の基板2a・2bを対向させ
て貼り合わせたサンプル10をダイシング装置(岡本工
作機械製作所製)のステージ4にセットする(図1参
照)。なお、上記基板2a・2bの間には、液晶層用の
ギャップを確保するスペーサーを含むシール材3が形成
されている。
【0029】ところで、使用したダイシングブレード
は、厚みが0.035mm、直径が50.2mm、回転数が
20000rpmであり、ステージ送り速度は30mm/
secに設定されている。なお、ダイシング装置で通常
使用される切削水はセル内部への水分の浸透を避けるた
め使用していない。
は、厚みが0.035mm、直径が50.2mm、回転数が
20000rpmであり、ステージ送り速度は30mm/
secに設定されている。なお、ダイシング装置で通常
使用される切削水はセル内部への水分の浸透を避けるた
め使用していない。
【0030】図1乃至図8を参照しながら、上記条件下
における、参考例に係るプラスティック基板を用いたL
CDの分断方法を説明すると、以下のとおりである。
における、参考例に係るプラスティック基板を用いたL
CDの分断方法を説明すると、以下のとおりである。
【0031】上記のサンプル10に対して端子出し分断
処理を行う場合、図1に示すように、まず、分断用マー
ク(図示しない)に沿って、上側プラスティック基板2
aをダイシングブレード1によって切り込む(図5参
照)。但し、この際、50μmの厚みだけ残るように切
り込む。
処理を行う場合、図1に示すように、まず、分断用マー
ク(図示しない)に沿って、上側プラスティック基板2
aをダイシングブレード1によって切り込む(図5参
照)。但し、この際、50μmの厚みだけ残るように切
り込む。
【0032】なお、上側プラスティック基板2aにも、
上記ITO電極5が形成されている場合には、サンプル
10の表裏を反転した後、90°回転し、上記と同様
に、分断マークに沿って下側プラスティック基板2bを
厚み50μmだけ残るように切り込む(図6の破線参
照)。
上記ITO電極5が形成されている場合には、サンプル
10の表裏を反転した後、90°回転し、上記と同様
に、分断マークに沿って下側プラスティック基板2bを
厚み50μmだけ残るように切り込む(図6の破線参
照)。
【0033】以上のようにして、切り込まれたサンプル
10は、その後、切り込みによりできた溝にそって折り
取られることによって、サンプル10から分断される
(図2参照)。これにより、高速回転数のダイシングブ
レード1で上側プラスティック基板2a、或いは下側プ
ラスティック基板2bが切り込まれるので、その分断面
に発生するクラックを抑えることができると共に、対向
基板上に形成されたITO電極5が傷つくことを防止で
きる。
10は、その後、切り込みによりできた溝にそって折り
取られることによって、サンプル10から分断される
(図2参照)。これにより、高速回転数のダイシングブ
レード1で上側プラスティック基板2a、或いは下側プ
ラスティック基板2bが切り込まれるので、その分断面
に発生するクラックを抑えることができると共に、対向
基板上に形成されたITO電極5が傷つくことを防止で
きる。
【0034】次に、上記のサンプル10に対してセル化
分断処理を行う場合、まず、分断用マーク(図示しな
い)に沿って、図3に示すように、上側プラスティック
基板2aをダイシングブレード1によって切り込む。そ
して、上側プラスティック基板2aを完全に切断した
後、更に、下側プラスティック基板2bを切り込む(図
5参照)。但し、この際、50μmの厚みだけ残るよう
に切り込む。その後、サンプル10を90°回転し、上
記と同様に、上側・下側プラスティック基板2a・2b
の切り込みを行う(図7の一点鎖線参照)。
分断処理を行う場合、まず、分断用マーク(図示しな
い)に沿って、図3に示すように、上側プラスティック
基板2aをダイシングブレード1によって切り込む。そ
して、上側プラスティック基板2aを完全に切断した
後、更に、下側プラスティック基板2bを切り込む(図
5参照)。但し、この際、50μmの厚みだけ残るよう
に切り込む。その後、サンプル10を90°回転し、上
記と同様に、上側・下側プラスティック基板2a・2b
の切り込みを行う(図7の一点鎖線参照)。
【0035】以上のようにして、切り込まれたサンプル
10は、その後、下側プラスティック基板2bの切り込
みによりできた溝に沿って折り取られることによって、
図4及び図8に示すように、サンプル10から分断され
る(ブレイク工程)。
10は、その後、下側プラスティック基板2bの切り込
みによりできた溝に沿って折り取られることによって、
図4及び図8に示すように、サンプル10から分断され
る(ブレイク工程)。
【0036】これにより、高速回転数のダイシングブレ
ード1で上側プラスティック基板2aおよび下側プラス
ティック基板2bが切り込まれるので、その分断面に発
生するクラックを抑えることができる。セル化分断処理
の際、下側プラスティック基板2bを切り残すのは、ダ
イシング装置のステージ4の汎用性を確保するためであ
る。
ード1で上側プラスティック基板2aおよび下側プラス
ティック基板2bが切り込まれるので、その分断面に発
生するクラックを抑えることができる。セル化分断処理
の際、下側プラスティック基板2bを切り残すのは、ダ
イシング装置のステージ4の汎用性を確保するためであ
る。
【0037】又、上側・下側プラスティック基板2a・
2bを所定の厚みだけ残して切り込むことによって、ブ
レイク工程が従来のガラス基板に比べて簡略化できる。
更に、プラスティック基板2a・2bの貼り合わせ後に
分断処理が行えるので、予め分断してから貼り合わせる
方法に比べて、基板段差がない状態で貼り合わせプレス
を行うことが可能であり、セルギャップの均一性が向上
すると共に、電極パターンの断線も防止できる。
2bを所定の厚みだけ残して切り込むことによって、ブ
レイク工程が従来のガラス基板に比べて簡略化できる。
更に、プラスティック基板2a・2bの貼り合わせ後に
分断処理が行えるので、予め分断してから貼り合わせる
方法に比べて、基板段差がない状態で貼り合わせプレス
を行うことが可能であり、セルギャップの均一性が向上
すると共に、電極パターンの断線も防止できる。
【0038】なお、基板の切り残し厚みは、エポキシ
系、アクリル系樹脂からなり厚みが0.4mmの基板の場
合、50μm以下に設定することが好ましい。
系、アクリル系樹脂からなり厚みが0.4mmの基板の場
合、50μm以下に設定することが好ましい。
【0039】ところで、上記ダイシング装置により分断
処理を行う場合、切り込み時に発生する切り粉によりプ
ラスティック基板の外面に傷がつくことがある。これに
対処するために、ここで示す別の参考例および本発明の
実施例では、被覆部材がプラスティック基板に設けられ
るようになっている。なお、上記参考例と同一の機能を
有する部材については同一の参照符号を付記する。
処理を行う場合、切り込み時に発生する切り粉によりプ
ラスティック基板の外面に傷がつくことがある。これに
対処するために、ここで示す別の参考例および本発明の
実施例では、被覆部材がプラスティック基板に設けられ
るようになっている。なお、上記参考例と同一の機能を
有する部材については同一の参照符号を付記する。
【0040】別の参考例および本発明の実施例でも、前
記参考例と同様に、プラスティック基板を用いたLCD
のセル化分断処理および端子出し分断処理をダイシング
装置(図示しない)を用いて行っている。また、ダイシ
ングブレードの回転数が10000rpmであること以
外は、前記参考例と同じ条件下で分断処理が行われるも
のとする。
記参考例と同様に、プラスティック基板を用いたLCD
のセル化分断処理および端子出し分断処理をダイシング
装置(図示しない)を用いて行っている。また、ダイシ
ングブレードの回転数が10000rpmであること以
外は、前記参考例と同じ条件下で分断処理が行われるも
のとする。
【0041】上記サンプル10を準備し、この両面、即
ち、上側・下側プラスティック基板2a・2bの裏面
に、フィルム状のラミネーター6・6(被覆部材)をそ
れぞれ貼り付けた後、ステージ4にセットする(図9参
照)。なお、上記ラミネーター6の材質としては、例え
ばポリエチレンが挙げられ、その厚みは、例えば50μ
mに設定されている。
ち、上側・下側プラスティック基板2a・2bの裏面
に、フィルム状のラミネーター6・6(被覆部材)をそ
れぞれ貼り付けた後、ステージ4にセットする(図9参
照)。なお、上記ラミネーター6の材質としては、例え
ばポリエチレンが挙げられ、その厚みは、例えば50μ
mに設定されている。
【0042】上記のサンプル10に対して端子出し分断
処理を行う別の参考例の場合、図10に示すように、ま
ず、分断用マーク(図示しない)に沿って、ラミネータ
ー6をダイシングブレード1によって切り込み、ラミネ
ーター6の切断が完了したら、上側プラスティック基板
2aをダイシングブレード1によって更に切り込む(図
5参照)。
処理を行う別の参考例の場合、図10に示すように、ま
ず、分断用マーク(図示しない)に沿って、ラミネータ
ー6をダイシングブレード1によって切り込み、ラミネ
ーター6の切断が完了したら、上側プラスティック基板
2aをダイシングブレード1によって更に切り込む(図
5参照)。
【0043】但し、この際、基板2aが50μmの厚み
だけ残るように切り込む。
だけ残るように切り込む。
【0044】なお、上側プラスティック基板2aにも、
上記ITO電極5が形成されている場合には、サンプル
10の表裏を反転した後、90°回転し、上記と同様
に、分断マークに沿ってラミネーター6及び下側プラス
ティック基板2bを厚み50μmだけ残るように切り込
む(図6の破線参照)。
上記ITO電極5が形成されている場合には、サンプル
10の表裏を反転した後、90°回転し、上記と同様
に、分断マークに沿ってラミネーター6及び下側プラス
ティック基板2bを厚み50μmだけ残るように切り込
む(図6の破線参照)。
【0045】以上のようにして、切り込まれたサンプル
10は、その後、切り込みによりできた基板の溝に沿っ
て折り取られることによって、サンプル10から分断さ
れる(図11参照)。
10は、その後、切り込みによりできた基板の溝に沿っ
て折り取られることによって、サンプル10から分断さ
れる(図11参照)。
【0046】これにより、両面の端子出し分断処理を行
うために、サンプル10の表裏を反転させる際に生じる
ことがある基板外面の傷を防止できる。また、高速回転
数のダイシングブレード1で上側プラスティック基板2
a、或いは下側プラスティック基板2bが切り込まれる
ので、その分断面に発生するクラックを抑えることがで
きると共に、対向基板上に形成されたITO電極5が傷
つくことも併せて防止できる。
うために、サンプル10の表裏を反転させる際に生じる
ことがある基板外面の傷を防止できる。また、高速回転
数のダイシングブレード1で上側プラスティック基板2
a、或いは下側プラスティック基板2bが切り込まれる
ので、その分断面に発生するクラックを抑えることがで
きると共に、対向基板上に形成されたITO電極5が傷
つくことも併せて防止できる。
【0047】次に、上記のサンプル10に対してセル化
分断処理を行う本発明の実施例の場合、まず、分断用マ
ーク(図示しない)に沿って、図12に示すように、ラ
ミネーター6及び上側プラスティック基板2aをダイシ
ングブレード1によって切り込む。そして、ラミネータ
ー6及び上側プラスティック基板2aを完全に切断した
後、更に、下側プラスティック基板2bを切り込み、完
全に下側プラスティック基板2bを切断後、基板2bの
裏面のラミネーター6に更に切り込む。但し、この際、
ラミネーター6が30μmの厚みだけ残るように切り込
む。その後、サンプル10を90゜回転し、上記と同様
に、ラミネーター6・6および上側・下側プラスティッ
ク基板2a・2bの切り込みを行う(図7の一点鎖線参
照)。
分断処理を行う本発明の実施例の場合、まず、分断用マ
ーク(図示しない)に沿って、図12に示すように、ラ
ミネーター6及び上側プラスティック基板2aをダイシ
ングブレード1によって切り込む。そして、ラミネータ
ー6及び上側プラスティック基板2aを完全に切断した
後、更に、下側プラスティック基板2bを切り込み、完
全に下側プラスティック基板2bを切断後、基板2bの
裏面のラミネーター6に更に切り込む。但し、この際、
ラミネーター6が30μmの厚みだけ残るように切り込
む。その後、サンプル10を90゜回転し、上記と同様
に、ラミネーター6・6および上側・下側プラスティッ
ク基板2a・2bの切り込みを行う(図7の一点鎖線参
照)。
【0048】以上のようにして、切り込まれたサンプル
10は、その後、下側プラスティック基板2b側のラミ
ネーター6の切り込みによりできた溝に沿ってちぎり取
られることによって、図13に示すように、サンプル1
0から分断される(ブレイク工程)。
10は、その後、下側プラスティック基板2b側のラミ
ネーター6の切り込みによりできた溝に沿ってちぎり取
られることによって、図13に示すように、サンプル1
0から分断される(ブレイク工程)。
【0049】これにより、ラミネーター6を所定厚みだ
け切り残し、高速回転数のダイシングブレード1で上側
・下側プラスティック基板2a・2bが完全に切断され
るので、基板自身のバリの発生の防止および分断面のレ
ベルが向上し、クラックの発生が抑えられる。
け切り残し、高速回転数のダイシングブレード1で上側
・下側プラスティック基板2a・2bが完全に切断され
るので、基板自身のバリの発生の防止および分断面のレ
ベルが向上し、クラックの発生が抑えられる。
【0050】又、30μmの厚みだけ切り残したラミネ
ーター6をちぎり取ることにより、ブレイク工程が従来
のガラス基板に比べて簡略化できる。更に、プラスティ
ック基板2a・2bの貼り合わせ後に分断処理が行える
ので、予め分断してから貼り合わせる方法に比べて、基
板段差がない状態で貼り合わせプレスを行うことが可能
であり、セルギャップの均一性が向上すると共に、電極
パターンの断線も防止できる。
ーター6をちぎり取ることにより、ブレイク工程が従来
のガラス基板に比べて簡略化できる。更に、プラスティ
ック基板2a・2bの貼り合わせ後に分断処理が行える
ので、予め分断してから貼り合わせる方法に比べて、基
板段差がない状態で貼り合わせプレスを行うことが可能
であり、セルギャップの均一性が向上すると共に、電極
パターンの断線も防止できる。
【0051】ここで、上記被覆部材として、偏光部材7
(例えば、フィルム状の部材)がプラスティック基板上
に設けられる場合について以下に説明する。なお、偏光
部材7は、所定の偏光軸角度において、例えば接着剤に
よりプラスティック基板に貼り合わせたものであり、表
面保護用として偏光部材外面にラミネータ6が付けられ
ている(図14参照)。また、サンプル10において、
これ以外の構成および分断条件は、図9に示したものと
同じであるので、詳細な説明をここでは省略する。
(例えば、フィルム状の部材)がプラスティック基板上
に設けられる場合について以下に説明する。なお、偏光
部材7は、所定の偏光軸角度において、例えば接着剤に
よりプラスティック基板に貼り合わせたものであり、表
面保護用として偏光部材外面にラミネータ6が付けられ
ている(図14参照)。また、サンプル10において、
これ以外の構成および分断条件は、図9に示したものと
同じであるので、詳細な説明をここでは省略する。
【0052】上記のサンプル10に対して端子出し分断
処理を行う別の参考例の場合、前記参考例と同様に、5
0μmの厚みだけ残るように上側プラスティック基板2
a/下側プラスティック基板2bを切り込む。そして、
切り込まれたサンプル10は、その後、切り込みにより
できた基板の溝に沿って折り取られることによって、サ
ンプル10から分断される。
処理を行う別の参考例の場合、前記参考例と同様に、5
0μmの厚みだけ残るように上側プラスティック基板2
a/下側プラスティック基板2bを切り込む。そして、
切り込まれたサンプル10は、その後、切り込みにより
できた基板の溝に沿って折り取られることによって、サ
ンプル10から分断される。
【0053】これにより、両面の端子出し分断処理を行
うために、サンプル10の表裏を反転させる際に切り粉
により生じることがある偏光部材外面及び基板外面の傷
を防止できる。また、高速回転数のダイシングブレード
1で上側プラスティック基板2a、或いは下側プラステ
ィック基板2bが切り込まれるので、その分断面に発生
するクラックを抑えることができると共に、対向基板上
に形成されたITO電極5等が傷つくことを回避でき
る。
うために、サンプル10の表裏を反転させる際に切り粉
により生じることがある偏光部材外面及び基板外面の傷
を防止できる。また、高速回転数のダイシングブレード
1で上側プラスティック基板2a、或いは下側プラステ
ィック基板2bが切り込まれるので、その分断面に発生
するクラックを抑えることができると共に、対向基板上
に形成されたITO電極5等が傷つくことを回避でき
る。
【0054】次に、上記のサンプル10に対してセル化
分断処理を行う本発明の実施例の場合、まず、分断用マ
ーク(図示しない)に沿って、図15に示すように、上
側のラミネーター6、偏光部材7、及び上側プラスティ
ック基板2aをダイシングブレード1によって切り込
み、完全に切断した後、更に、下側プラスティック基板
2bを切り込み、完全に下側プラスティック基板2b及
び下側の偏光部材7を切断後、基板2bの外面のラミネ
ーター6に更に切り込む。但し、この際、ラミネーター
6が30μmの厚みだけ残るようにラミネーター6を切
り込む。その後、サンプル10を90゜回転し、上記と
同様に、ラミネーター6・6、上側・下側プラスティッ
ク基板2a・2b及び偏光部材7の切り込みを行う(図
7の一点鎖線参照)。
分断処理を行う本発明の実施例の場合、まず、分断用マ
ーク(図示しない)に沿って、図15に示すように、上
側のラミネーター6、偏光部材7、及び上側プラスティ
ック基板2aをダイシングブレード1によって切り込
み、完全に切断した後、更に、下側プラスティック基板
2bを切り込み、完全に下側プラスティック基板2b及
び下側の偏光部材7を切断後、基板2bの外面のラミネ
ーター6に更に切り込む。但し、この際、ラミネーター
6が30μmの厚みだけ残るようにラミネーター6を切
り込む。その後、サンプル10を90゜回転し、上記と
同様に、ラミネーター6・6、上側・下側プラスティッ
ク基板2a・2b及び偏光部材7の切り込みを行う(図
7の一点鎖線参照)。
【0055】以上のようにして、切り込まれたサンプル
10は、その後、下側プラスティック基板2b側のラミ
ネーター6の切り込みによりできた溝に沿ってちぎり取
られることによって、図13に示すように、サンプル1
0から分断される(ブレイク工程)。
10は、その後、下側プラスティック基板2b側のラミ
ネーター6の切り込みによりできた溝に沿ってちぎり取
られることによって、図13に示すように、サンプル1
0から分断される(ブレイク工程)。
【0056】これにより、下側のラミネーター6を所定
の厚みだけ切り残し、高速回転数のダイシングブレード
1で上側のラミネーター6、上側・下側偏光部材7・7
及び上側・下側プラスティック基板2a・2bが完全に
切断されるので、基板自身のバリの発生の防止および分
断面のレベルが向上し、クラックの発生が抑えられると
共に、偏光部材及び基板が切り粉により傷つくことを防
止できる。なお、ラミネーター6を所定の厚みだけ切り
残すのは、ダイシング装置のステージ4の汎用性を確保
するためである。
の厚みだけ切り残し、高速回転数のダイシングブレード
1で上側のラミネーター6、上側・下側偏光部材7・7
及び上側・下側プラスティック基板2a・2bが完全に
切断されるので、基板自身のバリの発生の防止および分
断面のレベルが向上し、クラックの発生が抑えられると
共に、偏光部材及び基板が切り粉により傷つくことを防
止できる。なお、ラミネーター6を所定の厚みだけ切り
残すのは、ダイシング装置のステージ4の汎用性を確保
するためである。
【0057】又、ラミネーター6を所定の厚みだけ残し
て切り込むことによって、ブレイク工程が従来のガラス
基板に比べて簡略化できる。更に、プラスティック基板
2a・2bの貼り合わせ後に分断処理が行えるので、予
め分断してから貼り合わせる方法に比べて、基板段差が
ない状態で貼り合わせプレスを行うことが可能であり、
セルギャップの均一性が向上すると共に、電極パターン
の断線も防止できる。
て切り込むことによって、ブレイク工程が従来のガラス
基板に比べて簡略化できる。更に、プラスティック基板
2a・2bの貼り合わせ後に分断処理が行えるので、予
め分断してから貼り合わせる方法に比べて、基板段差が
ない状態で貼り合わせプレスを行うことが可能であり、
セルギャップの均一性が向上すると共に、電極パターン
の断線も防止できる。
【0058】又、偏光部材7も同時に分断しているの
で、後工程である偏光部材7の分断および貼り付け工程
が簡略化され、コスト低減が図れる。
で、後工程である偏光部材7の分断および貼り付け工程
が簡略化され、コスト低減が図れる。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明のプラスティック基板を
用いたLCDの分断方法は、以上のように、所定の回転
数でブレードを回転させて、液晶層を挟持するように、
2枚のプラスティック基板を対向させて貼り合わせた後
のプラスティック基板の一方を上記ブレードで切り込ん
で切断した後、さらに他方のプラスティック基板にも切
り込み、該他方のプラスティック基板の上記2枚のプラ
スティック基板の対向面とは反対側の面に設けておいた
被覆部材を所定の厚み切り残してちぎり取ることによっ
て分断する構成である。
用いたLCDの分断方法は、以上のように、所定の回転
数でブレードを回転させて、液晶層を挟持するように、
2枚のプラスティック基板を対向させて貼り合わせた後
のプラスティック基板の一方を上記ブレードで切り込ん
で切断した後、さらに他方のプラスティック基板にも切
り込み、該他方のプラスティック基板の上記2枚のプラ
スティック基板の対向面とは反対側の面に設けておいた
被覆部材を所定の厚み切り残してちぎり取ることによっ
て分断する構成である。
【0060】それゆえ、硬くて脆いプラスティック基板
を分断しても、その分断面におけるクラックの発生を抑
えることができる。更に、プラスティック基板の貼り合
わせ後に分断処理が行えるので、予め分断してから貼り
合わせる方法と比較して、基板段差がない状態で貼り合
わせプレスを行うことが可能であり、セルギャップの均
一性を向上させることができると共に、電極パターンの
断線も回避できる。又、ガラス基板採用の際のブレイク
工程と比べて、大幅に工程を簡略化でき、コスト低減が
図れるという効果を併せて奏する。
を分断しても、その分断面におけるクラックの発生を抑
えることができる。更に、プラスティック基板の貼り合
わせ後に分断処理が行えるので、予め分断してから貼り
合わせる方法と比較して、基板段差がない状態で貼り合
わせプレスを行うことが可能であり、セルギャップの均
一性を向上させることができると共に、電極パターンの
断線も回避できる。又、ガラス基板採用の際のブレイク
工程と比べて、大幅に工程を簡略化でき、コスト低減が
図れるという効果を併せて奏する。
【0061】
【0062】更に、上記効果に加えて、切り粉による基
板の表面のダメージを防止できる。又、プラスティック
基板は2枚とも連続して完全に分断されるので、分断工
程を簡略化でき、また基板にバリが発生することを防止
できる。更に、偏光部材を含む被覆部材を採用すれば、
分断工程以降に正規サイズに切断された偏光部材を貼り
付ける際に位置精度が要求される後工程の簡略化が可能
であり、位置精度の向上、時間短縮およびコスト低減が
可能となるという効果を併せて奏する。
板の表面のダメージを防止できる。又、プラスティック
基板は2枚とも連続して完全に分断されるので、分断工
程を簡略化でき、また基板にバリが発生することを防止
できる。更に、偏光部材を含む被覆部材を採用すれば、
分断工程以降に正規サイズに切断された偏光部材を貼り
付ける際に位置精度が要求される後工程の簡略化が可能
であり、位置精度の向上、時間短縮およびコスト低減が
可能となるという効果を併せて奏する。
【0063】なお、本発明は、アクリル系およびエポキ
シ系の基板用に適用されるのに限定されるものではな
い。
シ系の基板用に適用されるのに限定されるものではな
い。
【図1】参考例の端子出し分断処理を示す説明図であ
る。
る。
【図2】図1において、端子出し分断処理が終了したこ
とを示す説明図である。
とを示す説明図である。
【図3】参考例のセル化分断処理を示す説明図である。
【図4】図3において、セル化分断処理が終了したこと
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】本発明および参考例に係るプラスティック基板
を用いたLCDの分断手順を示し、所定の分断ラインに
沿って端子出し分断あるいはセル化分断が行われたこと
を示す説明図である。
を用いたLCDの分断手順を示し、所定の分断ラインに
沿って端子出し分断あるいはセル化分断が行われたこと
を示す説明図である。
【図6】図5の状態を反転し、さらに90°回転して、
端子出し分断が行われたことを示す説明図である。
端子出し分断が行われたことを示す説明図である。
【図7】図6の状態でセル化分断処理が行われたことを
示す説明図である。
示す説明図である。
【図8】図7の状態から、折り取り或いはちぎり取りに
より分断されたことを示す説明図である。
より分断されたことを示す説明図である。
【図9】基板の外面にラミネーターが貼り付けられた場
合のサンプルがステージにセットされたことを示す説明
図である。
合のサンプルがステージにセットされたことを示す説明
図である。
【図10】図9のサンプルに対して端子出し分断処理を
行うことを示す説明図である。
行うことを示す説明図である。
【図11】図10において、端子出し分断処理が行われ
て分断されたことを示す説明図である。
て分断されたことを示す説明図である。
【図12】図9のサンプルに対してセル化分断処理を行
うことを示す説明図である。
うことを示す説明図である。
【図13】図12において、セル化分断処理が行われて
分断されたことを示す説明図である。
分断されたことを示す説明図である。
【図14】図9において、偏光部材の上にラミネーター
が設けられたサンプルがステージにセットされたことを
示す説明図である。
が設けられたサンプルがステージにセットされたことを
示す説明図である。
【図15】図14のサンプルに対してセル化分断処理を
行うことを示す説明図である。
行うことを示す説明図である。
1 ダイシングブレード(ブレード) 2a 上側プラスティック基板 2b 下側プラスティック基板 4 ステージ 5 ITO電極 6 ラミネーター(被覆部材) 7 偏光部材 10 サンプル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福地 俊生 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 磯畑 恭平 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−92916(JP,A) 特開 昭55−155325(JP,A) 特開 昭62−100440(JP,A) 特開 平1−154023(JP,A) 実開 昭52−108836(JP,U) 実開 昭59−8632(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/13 101 G02F 1/1333 500 B26D 1/12
Claims (1)
- 【請求項1】 ブレードを備えたダイシング装置により
分断するプラスティック基板を用いたLCDの分断方法
であって、 所定の回転数でブレードを回転させて、液晶層を挟持す
るように、2枚のプラスティック基板を対向させて貼り
合わせた後のプラスティック基板の一方を上記ブレード
で切り込んで切断した後、さらに他方のプラスティック
基板にも切り込み、該他方のプラスティック基板の上記
2枚のプラスティック基板の対向面とは反対側の面に設
けておいた被覆部材を所定の厚み切り残してちぎり取る
ことによって分断することを特徴とするプラスティック
基板を用いたLCDの分断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201909A JP2849495B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | プラスティック基板を用いたlcdの分断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3201909A JP2849495B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | プラスティック基板を用いたlcdの分断方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545617A JPH0545617A (ja) | 1993-02-26 |
| JP2849495B2 true JP2849495B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=16448830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3201909A Expired - Lifetime JP2849495B2 (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | プラスティック基板を用いたlcdの分断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2849495B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2678966B2 (ja) * | 1993-04-22 | 1997-11-19 | カシオ計算機株式会社 | 液晶セルの製造方法 |
| GB9721804D0 (en) | 1997-10-15 | 1997-12-17 | Gec Marconi Avionics Holdings | Improvements in or relating to liquid crystal displays |
| US6204906B1 (en) | 1999-03-22 | 2001-03-20 | Lawrence E. Tannas, Jr. | Methods of customizing the physical size and shape of commercial off-the-shelf (COTS) electronic displays |
| JP2000332839A (ja) | 1999-05-17 | 2000-11-30 | Sony Corp | 信号受信装置および方法、並びに提供媒体 |
| JP2003066424A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Fuji Photo Film Co Ltd | 液晶セルの製造方法および液晶セル |
| US7780492B2 (en) | 2004-09-02 | 2010-08-24 | Tannas Jr Lawrence E | Apparatus and methods for resizing electronic displays |
| US8259282B2 (en) | 2010-05-17 | 2012-09-04 | Tannas Jr Lawrence E | Method of repairing short or potential short circuits during resizing of an electronic flat panel display |
| US8804090B2 (en) | 2010-12-02 | 2014-08-12 | Lawrence E. Tannas, Jr. | Methods for creating a minimally visible seal along the edge of a flat panel display |
| WO2013067473A1 (en) | 2011-11-04 | 2013-05-10 | Tannas Lawrence E Jr | Apparatus and methods for resealing resized electronic displays |
| WO2013152142A1 (en) | 2012-04-03 | 2013-10-10 | Tannas Jr Lawrence E | Apparatus and methods for resizing electronic displays |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6292916A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-28 | Sharp Corp | 液晶表示素子の製造方法 |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP3201909A patent/JP2849495B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0545617A (ja) | 1993-02-26 |
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