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JP2843185B2 - しきい値決定方法及びその装置 - Google Patents

しきい値決定方法及びその装置

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JP2843185B2
JP2843185B2 JP3301117A JP30111791A JP2843185B2 JP 2843185 B2 JP2843185 B2 JP 2843185B2 JP 3301117 A JP3301117 A JP 3301117A JP 30111791 A JP30111791 A JP 30111791A JP 2843185 B2 JP2843185 B2 JP 2843185B2
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JP
Japan
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JP3301117A
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耕一 笹川
隆史 平位
伸一 黒田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、視覚センサなどにお
いて、画像中の対象物を背景から分離する等のための代
表的な処理である2値化処理に際して、濃淡画像を2値
化するときの最適なしきい値を決定する方法及びその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のしきい値決定に関して
は、画像の各点の濃度の出現頻度の分布を表わす濃度ヒ
ストグラムに基づく方法が一般的であった。例えば、濃
度ヒストグラムの谷部の位置にしきい値を決定するモー
ド法や、濃度ヒストグラムを2つのクラスに分けたとき
に各クラス内の濃度の分散の和が最小となるようにしき
い値を決定する判別分析法などがある。
【0003】このような濃度ヒストグラムに基づく方法
以外に、しきい値を変えながら2値化したときの各2値
画像から計測した特徴量をもとに、2値化結果の良否を
表わす評価関数を算出した後、しきい値に対する評価関
数の変化状態から判断して、最適なしきい値を決定する
方法がある。この方法は、変化させるしきい値の数に比
例して演算量が増大するという問題があった。本発明者
は既に特願平2−202802号で上記問題を解決する
「しきい値決定装置」を提案している。
【0004】本発明はこれの改良に関するものであるの
で、まず前記の先願発明について説明する。最適なしき
い値とは、2値画像上で“1”の連結成分が「まとまっ
た(境界がぎざぎざしていない)」領域として抽出され
る値であると考えられる。いま、2値画像の“1”の点
に関して、その8近傍における“1”の点の数を隣接数
と定義すると、図8に示すように、隣接数は領域の内部
点では8であり、境界点では0〜7の値をとる。そこ
で、2値画像全体に対して隣接数の総和を求め、これを
“1”の点の総数(面積)で割った値を平均隣接数と定
義すれば、領域のまとまりが良いほど領域に占める内部
点の比率が高く、境界点の比率が低くなるので、平均隣
接数は高い値を示すことになる。
【0005】ここで、しきい値Tに対する2値画像にお
ける隣接数の総和をA(T) ,“1”の点の面積をS(T)
で表わすと、平均隣接数R(T) は、
【0006】
【数1】
【0007】で表わされる。さらに、隣接数がi(i=
0,…,8)である3×3のパターン数をai で表わす
と、隣接数の総和A(T)及び面積S(T)は次のように表現
できる。
【0008】
【数2】
【0009】
【数3】
【0010】一般に、画像中の対象及び背景が図9のよ
うな濃度分布をもつ場合、しきい値Tに対する平均隣接
数R(T) の変化の様子は図10のようになる。この場
合、平均隣接数が極大となる値をしきい値として2値化
すると、対象がまとまった領域として抽出され、良好な
2値化結果が得られる。
【0011】前記先願発明の一実施例を図5に示す。図
において、1は濃淡画像から注目点の濃度G0 と、その
8近傍の点の濃度G1 ,…,G8を抽出する局所データ
抽出部、2は前記局所データ抽出部1から出力される9
個の濃度G0 ,…,G8 の中から、選択信号n(n=
0,…,8)に応じて1つを選択する局所データ選択
部、3は前記局所データ選択部2の出力Gn (n=0,
…,8)と前記局所データ抽出部1から出力される注目
点の濃度G0 とを比較して小さい方の値Fn (n=0,
…,8)を出力する最小値選択部、4は前記最小値選択
部3の出力Fn の出現頻度を計数するヒストグラム計数
部、5は前記ヒストグラム計数部4により得られる,F
n に対する9種類のヒストグラムから、しきい値Tで2
値化したときの2値画像における隣接数の総和A(T) と
面積S(T) を求めて、平均隣接数R(T) を算出した後、
しきい値Tに対する平均隣接数R(T) の変化状態に基づ
き最適なしきい値を決定するしきい値決定部である。
【0012】次に、動作について説明する。まず局所デ
ータ抽出部1は、例えば図6のように、9個のラッチ1
1と2個のシフトレジスタ12とから構成され、2値化
すべき濃淡画像から注目点の濃度G0 と、その8近傍の
点の濃度G1 〜G8 を抽出する。次に局所データ選択部
2は、局所データ抽出部1の出力である9個の濃度デー
タG0 ,…,G8 の中から、選択信号n(n=0,…,
8)に応じて1つのデータGn を選択する。次に最小値
選択部3は、局所データ選択部2の出力Gn と、局所デ
ータ抽出部1から送られてくる注目点の濃度G0 とを比
較し、小さい方の値Fn を出力する。いま、Fn をG0
,…,G8 を用いて表わすと、
【0013】
【数4】
【0014】となる。選択信号nを0から8まで変え
て、濃淡画像を9回走査することにより、最小値選択部
3からはFn が出力され、ヒストグラム計数部4がその
出現頻度を計数することによって9種類のヒストグラム
が得られる。
【0015】いま最小値選択処理を行った結果Fn のヒ
ストグラムにおいて、濃度値kをもつ画素数をhn(k)
(k=0,…,N−1;n=0,…,8)で表わす。こ
こでNは濃淡画像を表わす濃度レベルの数である。そこ
で、
【0016】
【数5】
【0017】となる画素数をHn(T) で表わすと、
【0018】
【数6】
【0019】となる。ここで、最小値選択処理の出力で
あるFn (n=1,…,8)は注目点の濃度G0 と、そ
の8近傍の中の1つの点の濃度Gn (n=1,…,8)
との小さい方の値であるので、Hn(T)(n=1,…,
8)は、濃淡画像をしきい値Tで2値化したとき、注目
点が“1”に,その8近傍の中でGn に対応する点が
“1”に,他の7点が“0”または“1”になる3×3
のパターン数を表わしている。Hn(T)(n=1,…,
8)のそれぞれは、しきい値Tに対する2値画像におい
て隣接数が1から8までの3×3パターン数を含んでお
り、これらを全て加算したものは、隣接数がi(i=
1,…,8)の3×3パターン数ai をそれぞれi回ず
つ加算したものの総和となる。つまり、しきい値Tに対
する2値画像における隣接数の総和A(T) は、
【0020】
【数7】
【0021】となる。また、しきい値Tに対する2値画
像における面積S(T) は、F0 =G0のヒストグラムに
おいて、しきい値T以上の画素数そのものであるので、
【0022】
【数8】
【0023】となる。以上より、隣接数の総和A(T) と
面積S(T)は、最小値選択処理の結果Fn (n=0,
…,8)に対する9種類のヒストグラムから求められ、
これらをもとに平均隣接数R(T) は算出できる。
【0024】ところで、上記例では、Fn (n=0,
…,8)のヒストグラムを、選択信号nを0から8まで
変えながら濃淡画像を9回走査して計数する場合につい
て説明したが、図7のように、最小値選択部3及びヒス
トグラム計数部4をそれぞれ9個並列に配置し、各最小
値選択部3の入力として、それぞれ(G0 ,G0 ),
(G1 ,G0 ),…,(G8 ,G0 )を与えることによ
って、Fn (n=0,…,8)に対する9種類のヒスト
グラムが、濃淡画像を1回走査するだけで得られるよう
にすることもできる。この場合、局所データ選択部2は
不要になる。なお、(G0 ,G0 )を2入力とする最小
値選択部3は、G0 をそのままヒストグラム計数部4に
入力することにより省略できることは言うまでもない。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来のしきい値決定装
置は以上のように構成されているので、最小値選択部の
出力Fn (n=0,…,8)のヒストグラムを、選択信
号nを0から8まで変えながら濃淡画像を9回走査して
計数する必要があり、処理時間がかかる。また、Fn
(n=0,…,8)に対する9種類のヒストグラムは、
濃淡画像を1回走査するだけで得られるようにすること
もできるが、最小値選択部及びヒストグラム計数部をそ
れぞれ9個並列に配置する必要があり、回路規模が大き
くなるなどの問題点があった。
【0026】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、走査回数を少なくして処理時間
を短縮でき、また、回路規模を縮小できるしきい値決定
方法及びその装置を得ることを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明に係るしきい値
決定方法は、濃淡画像から注目点の濃度G0 と、その8
近傍の点のうちで注目点に対して対称な2点を含まない
ように選んだ4点の濃度G1 ,…,G4 を抽出し、抽出
された5点の濃度GO ,…,G4 の中から濃淡画像の1
走査毎に1つずつ選択するとともに、選択された濃度G
n (n=0,…,4)と注目点の濃度G0 のうち小さい
方の値Fn を選択し、濃淡画像を5回走査することによ
り得られる各Fn の出現頻度を計数して5種類のヒスト
グラムを生成し、生成されたヒストグラムに基づき隣接
数の総和A(T) と面積S(T) を求めて平均隣接数R(T)
を算出した後、しきい値Tに対する平均隣接数R(T) の
変化状態に基づき最適なしきい値を決定するようにした
ものである。
【0028】また、本願の別の発明に係るしきい値決定
方法は、濃淡画像から注目点の濃度G0 と、その8近傍
の点のうちで注目点に対して対称な2点を含まないよう
に選んだ4点の濃度G1 ,…,G4 を抽出し、抽出され
た5点の濃度GO ,…,G4のそれぞれと注目点の濃度
G0 のうちそれぞれ小さい方の値Fn (n=0,…,
4)を選択し、濃淡画像を1回走査することにより得ら
れる各Fn の出現頻度を計数して5種類のヒストグラム
を生成し、生成されたヒストグラムに基づき隣接数の総
和A(T) と面積S(T) を求めて平均隣接数R(T) を算出
した後、しきい値Tに対する平均隣接数R(T) の変化状
態に基づき最適なしきい値を決定するようにしたもので
ある。
【0029】一方、この発明に係るしきい値決定装置
は、濃淡画像から注目点の濃度G0 と、その8近傍の点
のうちで注目点に対して対称な2点を含まないように選
んだ4点の濃度G1 ,…,G4 を抽出する抽出部と、前
記抽出部から出力される5点の濃度GO ,…,G4 の中
から選択信号n(n=0,…,4)に応じて1つを選択
して出力する第1の選択部と、前記第1の選択部の出力
Gn と注目点の濃度G0のうち小さい方の値Fn を選択
して出力する第2の選択部と、前記第2の選択部の各出
力Fn の出現頻度を計数するヒストグラム計数部と、前
記ヒストグラム計数部から各Fn に対して得られるヒス
トグラムに基づき隣接数の総和A(T) と面積S(T) を求
めて平均隣接数R(T) を算出した後、しきい値Tに対す
る平均隣接数R(T) の変化状態に基づき最適なしきい値
を決定するしきい値決定部とを備えたものである。
【0030】また、本願の別の発明に係るしきい値決定
装置は、前記抽出部の出力である5点の濃度G0 ,…,
G4 のそれぞれと注目点の濃度G0 のうちそれぞれ小さ
い方の値Fn (n=0,…,4)を選択して出力する選
択部と、前記選択部の各出力Fn の出現頻度を同時に計
数して前記しきい値決定部に与える5個のヒストグラム
計数部を備えたものである。
【0031】
【作用】この発明におけるしきい値決定方法は、濃淡画
像から注目点の濃度G0 と、その8近傍の点のうちで注
目点に対して対称な2点を含まないように選んだ4点の
濃度G1 ,…,G4 を抽出することにより、5種類のヒ
ストグラムから最適なしきい値が決定できるので、濃淡
画像の走査が5回で済む。
【0032】また、別の発明におけるしきい値決定方法
は、前記と同様に抽出された5点の濃度GO ,…,G4
のそれぞれと注目点の濃度G0 のうちそれぞれ小さい方
の値Fn (n=0,…,4)を選択し、濃淡画像を1回
走査することにより得られる各Fn の出現頻度を計数し
て5種類のヒストグラムを生成するので、濃淡画像の走
査が1回で済むとともに、その場合の回路規模を縮小す
ることができる。
【0033】一方、この発明におけるしきい値決定装置
の抽出部は、濃淡画像から注目点の濃度G0 と、その8
近傍の点のうちで注目点に対して対称な2点を含まない
ように選んだ4点の濃度G1 ,…,G4 を抽出し、第1
の選択部は、抽出部から送られてくる5点の濃度GO ,
…,G4 の中から選択信号n(n=0,…,4)に応じ
て1つを選択し、その出力Gnを第2の選択部の一方の
入力とする。
【0034】また、別の発明におけるしきい値決定装置
では、選択部として前記第2の選択部に相当するものを
5個(4個でもよい)並列に配置し、その入力としてそ
れぞれ(G0 ,G0 ),(G1 ,G0 ),…,(G4 ,
G0 )を与え、その各出力Fn の出現頻度を同時に計数
してしきい値決定部に与える5個のヒストグラム計数部
を備えることによって、濃淡画像を1回走査するだけで
良く、前記第1の選択部は不要となるとともに、選択部
とヒストグラム計数部の回路規模が従来の約半分に縮小
できる。
【0035】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は一実施例の構成を示すブロック
図であり、図において、1は濃淡画像から注目点の濃度
G0 と、その8近傍の点のうちで、注目点に対して対称
な2点を含まないように選んだ4点の濃度G1 ,…,G
4 を抽出する局所データ抽出部、2は前記局所データ抽
出部1から出力される5個の濃度G0 ,…,G4 の中か
ら、選択信号n(n=0,…,4)に応じて1つを選択
する局所データ選択部(第1の選択部)、3は前記局所
データ選択部2の出力Gn (n=0,…,4)と前記局
所データ抽出部1から出力される注目点の濃度G0 とを
比較して小さい方の値Fn (n=0,…,4)を出力す
る最小値選択部(第2の選択部)、4は前記最小値選択
部3の出力Fn の出現頻度を計数するヒストグラム計数
部、5は前記ヒストグラム計数部4により得られる,F
n に対する5種類のヒストグラムから、しきい値Tで2
値化したときの2値画像における隣接数の総和A(T) と
面積S(T) を求めて、平均隣接数R(T) を算出した後、
しきい値Tに対する平均隣接数R(T) の変化状態に基づ
き最適なしきい値を決定するしきい値決定部である。
【0036】次に、動作について説明する。まず局所デ
ータ抽出部1は、例えば図2のように、5個のラッチ1
1と1個のシフトレジスタ12とから構成され、2値化
すべき濃淡画像から注目点の濃度G0 と、その8近傍の
点の濃度のうちで注目点に対して対称な2点を含まない
ように選んだ4点の濃度G1 ,…,G4 を抽出する。次
に局所データ選択部2は、局所データ抽出部1の出力で
ある5個の濃度データG0 ,…,G4 の中から、選択信
号n(n=0,…,4)に応じて1つのデータGn を選
択する。次に最小値選択部3は、局所データ選択部2の
出力Gn と、局所データ抽出部1から送られてくる注目
点の濃度G0 とを比較し、小さい方の値Fn を出力す
る。いま、Fn をG0 ,…,G4 を用いて表わすと、
【0037】
【数9】
【0038】となる。選択信号nを0から4まで変え
て、濃淡画像を5回走査することにより、最小値選択部
3からは各Fn が出力され、ヒストグラム計数部4がそ
の出現頻度を計数することによって5種類のヒストグラ
ムが得られる。
【0039】いま、図3の(a)のように、3×3の局
所領域13とその右に1画素ずれた局所領域14を考え
ると、局所領域13の2点の濃度(G0 ,G1 )と局所
領域14の2点の濃度(G5 ,G0 )は、それぞれ同じ
である。従って、局所領域13のF1 =min(G0 ,
G1 )と局所領域14のF5 =min(G5 ,G0 )と
は同じ値になる。つまり、画像全体でみるとF1 とF5
のヒストグラムは同じになる。
【0040】また、図3の(b)のように、3×3の局
所領域13とその右に1画素,下に1画素ずれた局所領
域15を考えると、局所領域13の2点の濃度(G0 ,
G2)と局所領域15の2点の濃度(G6 ,G0 )は、
それぞれ同じである。従って、局所領域13のF2 =m
in(G2 ,G0 )と局所領域15のF6 =min(G
6 ,G0 )とは同じ値になる。つまり、画像全体でみる
と、F2 とF6 のヒストグラムは同じになる。
【0041】同様にして、F3 とF7 のヒストグラム,
F4 とF8 のヒストグラムは同じになる。以上より、F
n のヒストグラムにおいて、濃度値kをもつ画素数hn
(k)には、
【0042】
【数10】
【0043】の関係が成立する。また、(5)式を満た
す画素数Hn(T)にも、
【0044】
【数11】
【0045】の関係が成立する。そこで、(7)式に
(11)式を適用すると、隣接数の総和A(T)は、
【0046】
【数12】
【0047】と表わされる。すなわち、隣接数の総和A
(T)と面積S(T)は、最小値選択処理の結果Fn (n=
0,…,4)に対する5種類のヒストグラムから求めら
れ、これらをもとに平均隣接数R(T)は算出できる。
【0048】実施例2.ところで、上記実施例では、F
n (n=0,…,4)のヒストグラムを、選択信号nを
0から4まで変えながら濃淡画像を5回走査して計数す
る場合について説明したが、図4のように、最小値選択
部3及びヒストグラム計数部4をそれぞれ5個並列に配
置し、本願の別発明の選択部30を構成する各最小値選
択部3の入力として、それぞれ(G0 ,G0 ),(G1
,G0 ),…,(G4 ,G0 )を与えることによっ
て、Fn (n=0,…,4)に対する5種類のヒストグ
ラムが、濃淡画像を1回走査するだけで得られるように
することもできる。この場合、局所データ選択部2は不
要になる。なお、(G0 ,G0 )を2入力とする最小値
選択部3は、G0 をそのままヒストグラム計数部4に入
力することにより省略できることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明のしきい値決定
方法及びその装置によれば、濃淡画像から注目点の濃度
G0 と、その8近傍の点のうちで注目点に対して対称な
2点を含まないように選んだ4点の濃度G1 ,…,G4
を抽出し、抽出された5点の濃度GO ,…,G4 の中か
ら濃淡画像の1走査毎に1つずつ選択するとともに、選
択された濃度Gn (n=0,…,4)と注目点の濃度G
0 のうち小さい方の値Fn を選択し、濃淡画像を5回走
査することにより得られる各Fn の出現頻度を計数して
5種類のヒストグラムを生成し、このヒストグラムに基
づき最適なしきい値を決定するようにしたので、従来の
ように、濃淡画像を9回走査する必要がなくなって5回
の走査で済み、処理時間が短縮できるという効果があ
る。
【0050】また、本願の別の発明によるしきい値決定
方法及びその装置によれば、前記と同様に抽出された5
点の濃度GO ,…,G4 のそれぞれと注目点の濃度G0
のうちそれぞれ小さい方の値Fn (n=0,…,4)を
選択し、濃淡画像を1回走査することにより得られる各
Fn の出現頻度を計数して5種類のヒストグラムを生成
するので、濃淡画像の走査が1回で済むとともに、従来
のように、最小値選択部とヒストグラム計数部を9個並
列に配置する必要がなくなり、回路規模を大幅に縮小で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】この発明における局所データ抽出部の一実施例
を示す構成図である。
【図3】最小値選択処理の同一性を示す説明図である。
【図4】別の発明の一実施例を示す構成図である。
【図5】従来例を示す構成図である。
【図6】従来例における局所データ抽出部を示す構成図
である。
【図7】別の従来例を示す構成図である。
【図8】隣接数の説明図である。
【図9】画像中の対象と背景の濃度分布を示す説明図で
ある。
【図10】しきい値に対する平均隣接数の変化の様子を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 局所データ抽出部 2 局所データ選択部(第1の選択部) 3 最小値選択部(第2の選択部) 4 ヒストグラム計数部 5 しきい値決定部 30 選択部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−86959(JP,A) 特開 平3−68084(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃淡画像を2値化する際のしきい値決定
    に関して、しきい値Tに対する2値画像のある点が
    “1”であるとき、その8近傍でこの注目点に隣接して
    いる“1”の点の数を示す隣接数の総和A(T) と“1”
    の点の総数を示す面積S(T) をもとに、平均隣接数R
    (T) =A(T) /S(T) を求め、しきい値Tに対する平均
    隣接数R(T) の変化状態に基づき最適なしきい値を決定
    するしきい値決定方法であって、濃淡画像から注目点の
    濃度G0 と、その8近傍の点のうちで注目点に対して対
    称な2点を含まないように選んだ4点の濃度G1 ,…,
    G4 を抽出し、抽出された5点の濃度GO ,…,G4 の
    中から濃淡画像の1走査毎に1つずつ選択するととも
    に、選択された濃度Gn (n=0,…,4)と注目点の
    濃度G0 のうち小さい方の値Fn を選択し、濃淡画像を
    5回走査することにより得られる各Fn の出現頻度を計
    数して5種類のヒストグラムを生成し、生成されたヒス
    トグラムに基づき前記隣接数の総和A(T)と“1”の点
    の面積S(T) を求めて平均隣接数R(T) を算出した後、
    しきい値Tに対する平均隣接数R(T) の変化状態に基づ
    き最適なしきい値を決定することを特徴とするしきい値
    決定方法。
  2. 【請求項2】 濃淡画像を2値化する際のしきい値決定
    に関して、しきい値Tに対する2値画像のある点が
    “1”であるとき、その8近傍でこの注目点に隣接して
    いる“1”の点の数を示す隣接数の総和A(T) と“1”
    の点の総数を示す面積S(T) をもとに、平均隣接数R
    (T) =A(T) /S(T) を求め、しきい値Tに対する平均
    隣接数R(T) の変化状態に基づき最適なしきい値を決定
    するしきい値決定方法であって、濃淡画像から注目点の
    濃度G0 と、その8近傍の点のうちで注目点に対して対
    称な2点を含まないように選んだ4点の濃度G1 ,…,
    G4 を抽出し、抽出された5点の濃度GO ,…,G4 の
    それぞれと注目点の濃度G0 のうちそれぞれ小さい方の
    値Fn (n=0,…,4)を選択し、濃淡画像を1回走
    査することにより得られる各Fn の出現頻度を計数して
    5種類のヒストグラムを生成し、生成されたヒストグラ
    ムに基づき前記隣接数の総和A(T) と“1”の点の面積
    S(T) を求めて平均隣接数R(T) を算出した後、しきい
    値Tに対する平均隣接数R(T) の変化状態に基づき最適
    なしきい値を決定することを特徴とするしきい値決定方
    法。
  3. 【請求項3】 濃淡画像を2値化する際のしきい値決定
    に関して、しきい値Tに対する2値画像のある点が
    “1”であるとき、その8近傍でこの注目点に隣接して
    いる“1”の点の数を示す隣接数の総和A(T) と“1”
    の点の総数を示す面積S(T) をもとに、平均隣接数R
    (T) =A(T) /S(T) を求め、しきい値Tに対する平均
    隣接数R(T) の変化状態に基づき最適なしきい値を決定
    するしきい値決定装置であって、濃淡画像から注目点の
    濃度G0 と、その8近傍の点のうちで注目点に対して対
    称な2点を含まないように選んだ4点の濃度G1 ,…,
    G4 を抽出する抽出部と、前記抽出部から出力される5
    点の濃度GO ,…,G4 の中から選択信号n(n=0,
    …,4)に応じて1つを選択して出力する第1の選択部
    と、前記第1の選択部の出力Gn と注目点の濃度G0 の
    うち小さい方の値Fn を選択して出力する第2の選択部
    と、前記第2の選択部の各出力Fn の出現頻度を計数す
    るヒストグラム計数部と、前記ヒストグラム計数部から
    各Fn に対して得られるヒストグラムに基づき前記隣接
    数の総和A(T) と“1”の点の面積S(T)を求めて平均
    隣接数R(T) を算出した後、しきい値Tに対する平均隣
    接数R(T)の変化状態に基づき最適なしきい値を決定す
    るしきい値決定部とを備えたことを特徴とするしきい値
    決定装置。
  4. 【請求項4】 濃淡画像を2値化する際のしきい値決定
    に関して、しきい値Tに対する2値画像のある点が
    “1”であるとき、その8近傍でこの注目点に隣接して
    いる“1”の点の数を示す隣接数の総和A(T) と“1”
    の点の総数を示す面積S(T) をもとに、平均隣接数R
    (T) =A(T) /S(T) を求め、しきい値Tに対する平均
    隣接数R(T) の変化状態に基づき最適なしきい値を決定
    するしきい値決定装置であって、濃淡画像から注目点の
    濃度G0 と、その8近傍の点のうちで注目点に対して対
    称な2点を含まないように選んだ4点の濃度G1 ,…,
    G4 を抽出する抽出部と、前記抽出部から出力される5
    点の濃度G0 ,…,G4 のそれぞれと注目点の濃度G0
    のうちそれぞれ小さい方の値Fn (n=0,…,4)を
    選択して出力する選択部と、前記選択部の各出力Fn の
    出現頻度を同時に計数する5個のヒストグラム計数部
    と、前記各ヒストグラム計数部から各Fn に対して同時
    に得られるヒストグラムに基づき前記隣接数の総和A
    (T) と“1”の点の面積S(T) を求めて平均隣接数R
    (T) を算出した後、しきい値Tに対する平均隣接数R
    (T) の変化状態に基づき最適なしきい値を決定するしき
    い値決定部とを備えたことを特徴とするしきい値決定装
    置。
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