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JP2841278B2 - 車両の変速制御装置 - Google Patents

車両の変速制御装置

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JP2841278B2
JP2841278B2 JP7067282A JP6728295A JP2841278B2 JP 2841278 B2 JP2841278 B2 JP 2841278B2 JP 7067282 A JP7067282 A JP 7067282A JP 6728295 A JP6728295 A JP 6728295A JP 2841278 B2 JP2841278 B2 JP 2841278B2
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transmission
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信雄 秦
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NITSUSAN DEIIZERU KOGYO KK
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NITSUSAN DEIIZERU KOGYO KK
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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の変速制御装置に
関し、特に、非常用変速制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、車両の変速制御装置として、
変速機(トランスミッション)へのシフト要求を発生す
る変速指示を、シフトアップ、シフトダウン、ホール
ド、リバース、ニュートラルの5操作に単純化したシフ
トレバーを使用すると共に、前記シフトレバーからの信
号に基づき、マイクロコンピュータを内蔵した制御装置
で変速機に設けられたアクチュエータを駆動制御し、変
速を行うように構成されたものが知られている(実開平
2−66760号公報、実開平4−10078号公報参
照)。
【0003】また、変速制御系に故障が発生したときに
備え、通常の変速制御系とは別に、故障が発生したとき
に非常時の変速制御を行う非常シフト系を備えたものが
あることが知られている(実開平3−110256号公
報参照)。当該非常シフト系は、前・後進1段のみ変速
が可能なものや全段へ変速可能なもの等があり、多くは
通常のシフトレバーとは別に非常シフト用変速指示スイ
ッチ(ロータリースイッチ等)、制御装置、アクチュエ
ータ等を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多段変速機
としては、図2に示すものがある。この変速機には、主
変速機(以下、メインギヤ段と称する)14の入力側に
副変速機(以下、スプリットギヤ段と称する)15を、
出力側に副変速機(以下、レンジギヤ段と称する)16
が夫々設けられている。メインギヤ段14は、メインギ
ヤZm1〜Zm3、Zc1〜Zc3、ZmR、ZcR、
ZmR1(前進3段、後進1段)より構成され、スプリ
ットギヤ段15は、変速比の小さいスプリットギヤZm
4〜Zm5、Zc4〜Zc5(高、低)より構成され、
レンジギヤ段16は、変速比の大きいレンジギヤZr1
〜Zr2、Zcr1〜Zcr2(高、低)より構成され
ている。この場合、レンジギヤ段16及びメインギヤ段
14の組み合わせにより、6段のギヤレシオを構成し、
更に、スプリットギヤ段15の切り換えにより、12段
のギヤレシオを構成する。
【0005】なお、変速機の変速段と選択ギヤの組み合
わせを示したものが図3である。ここで、前記多段変速
機を用いた変速制御系の非常シフト系においては、レン
ジギヤ段の切り換えを行う電磁弁(以下、レンジ電磁弁
と称する)に故障が発生すると、変速指示位置と実際の
変速位置が一致しない場合やシフトアップ指示をしたの
にシフトダウンしてしまうという問題点が発生する場合
がある。
【0006】例えば、ギヤの切り換えを行う電磁弁はメ
インギア段の変速を行うギアシフトユニット(GSU)
のみ二重化され、レンジ電磁弁は通常用と共用になって
いる構成において、レンジギヤ段が低速(L)側のとき
にレンジ高速(H)側切換電磁弁が故障した場合、R
(リバース)、1、2速は正常に変速できるが、3速を
指示するとレンジギヤ段を高速(H)側に切り換えるこ
とができず、結果としてメインギヤ段の組み合わせが同
一である1速にギアが入ってしまい、シフトアップすべ
きところでシフトダウンしてしまうという問題点がある
(図3参照)。
【0007】また、レンジギヤ段を高速(H)側に切り
換えることができなければ、3速以上の変速段が使用で
きず、2速までで走行しなければならないので低速走行
となり、他の車両の迷惑になる可能性がある。そこで、
本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、車両の変速
装置に故障が発生した場合に使用する非常シフト系にお
いて、例えば、レンジ電磁弁に故障があった場合でも、
走行に支障をきたさないようにシフト制御を行うことを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、変速機の変速要素を切り換える複数の常用ア
クチュエータと、運転者が変速指示を行う常用変速指示
手段と、常用変速指示手段からの信号に基づき前記各常
用アクチュエータの駆動制御を行う常用変速制御手段
と、前記常用アクチュエータ、常用変速指示手段又は常
用変速制御手段の故障時に切り換えられる、変速機の変
速要素を切り換える複数の非常用アクチュエータと、運
転者が変速指示を行う非常用変速指示手段と、非常用変
速指示手段からの信号に基づき前記各非常用アクチュエ
ータの駆動制御を行う非常用変速制御手段と、を含んで
構成される車両の変速制御装置において、前記非常用変
速制御手段は、非常用変速指示手段からの信号が変速不
可能な変速信号であるときには、代替可能な変速段に変
速を行う構成とした
【0009】請求項2記載の発明は、前記非常用変速制
御手段は、非常用変速指示手段からの信号が変速不可能
な変速信号であり、かつ、代替可能な変速段が存在しな
いときには、指示された変速段への変速を禁止する構成
とした
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、通常のシフト制
御系に故障が発生し、非常用シフト系に切り換えた場合
であって、指定した変速段に変速不可能なときには、代
替可能な変速段に変速が行われる。従って、シフト可能
な変速段が少なく低速でしか走行できないということが
なくなり、走行に支障をきたさない制御が行われる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、非常用シフ
ト系において、指定した変速段に変速不可能であり、か
つ、代替可能な変速段が存在しないときには、指示され
た変速段への変速が禁止される。従って、例えば、シフ
トアップ命令を発したにもかかわらずシフトダウンして
しまうということがなくなり、走行に支障をきたさない
変速制御が行われる。
【0012】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本発明を詳
述する。図1は、本発明の一実施例の全体システム構成
を示す。エンジン10には、機械式クラッチ11を介し
て多段変速機(トランスミッション)12が取り付けら
れ、その出力軸はプロペラシャフト13を介して図示し
ないリヤアクスルに連結している。
【0013】このトランスミッション12は、主変速機
(以下、メインギヤ段と称する)14の入力側に副変速
機(以下、スプリットギヤ段と称する)15を、出力側
に副変速機(以下、レンジギヤ段と称する)16を夫々
備えたものである。また、トランスミッション12に
は、出力軸の回転数から図示しないスピードメータギア
を介して車速を検出する車速センサ17と、トランスミ
ッション12のメインギヤ段14を操作する電磁弁及び
メインギヤ段14の位置を検出するポジションスイッチ
より構成されるギヤシフトユニット(GSU)18と、
スプリットギヤ段15を操作するスプリッタ電磁弁19
と、レンジギヤ段16を操作するレンジ電磁弁20、及
びスプリットギヤ段15、レンジギヤ段16のシフト位
置を検出するスプリッタポジションスイッチ21、レン
ジポジションスイッチ22が装着されている。
【0014】23は、運転室内に設けられてシフトチェ
ンジの際にシフト段を指定するため、シフトタワー24
に設けられたシフトレバーである。また、モードスイッ
チ25は、当該変速機を使用するに際し、6段変速とし
て使用するか12段変速として使用するかを切り換える
スイッチである。一方、トランスミッションコントロー
ルユニット26は、シフトタワー24からの電気的なシ
フト位置指定信号に基づいて、トランスミッション12
に装着されたギヤシフトユニット(GSU)18、スプ
リッタ電磁弁19、レンジ電磁弁20を駆動制御する。
【0015】以上の構成に加えて本発明では、通常のシ
フト回路に故障が発生したときの非常シフト回路とし
て、非常シフト回路に切り換えるための非常メインスイ
ッチ27と、電気的なシフト位置指定信号を発生する非
常用変速指示手段としてのロータリースイッチ28と、
ギヤシフトユニット(GSU)18においてメインギヤ
段14を操作する電磁弁を二重化した非常用アクチュエ
ータとしての非常用電磁弁29と、その非常用電磁弁2
9を操作する非常用変速制御手段としてのサブコントロ
ールユニット30を備えている。
【0016】図2は、トランスミッション12の構成を
示している。当該トランスミッション12の説明は、発
明が解決しようとする課題で既に説明済であるので、こ
こでは省略する。図3は、前記トランスミッション12
のスプリットギヤ段15の切り換えを考慮せず、レンジ
ギヤ段16及びメインギヤ段14のみの構成による、前
進6段後進1段のトランスミッションにおけるギヤの組
み合わせを示したものである。
【0017】図4は、本発明に係る一実施例の変速制御
回路のブロック図を示している。変速制御を行う変速制
御装置31は、各種スイッチからの信号を入力する入力
手段31aと、通常の変速制御を行うトランスミッショ
ンコントロールユニット26と、非常時の変速制御を行
うサブコントロールユニット30と、前記トランスミッ
ションコントロールユニット26及びサブコントロール
ユニット30の信号を各種アクチュエータの駆動信号に
変換する出力手段31bと、から構成されており、トラ
ンスミッションコントロールユニット26とサブコント
ロールユニット30は、夫々有する通信機能により互
いに通信を行なっている。
【0018】非常シフト回路に切り換えるための非常メ
インスイッチ27の信号は、入力手段31aを介してト
ランスミッションコントロールユニット26及びサブコ
ントロールユニット30に夫々入力される。また、非常
時の変速指示を行うロータリースイッチ28の信号は、
入力手段31aを介してサブコントロールユニット30
に入力される。
【0019】一方、トランスミッションコントロールユ
ニット26の出力は、出力手段31bを介してギヤシフ
トユニット18、スプリッタ電磁弁19、レンジ電磁弁
20を駆動制御する。また、サブコントロールユニット
30の出力は、出力手段31bを介してギヤシフトユニ
ット18の電磁弁を二重化した非常用電磁弁29を駆動
制御する。
【0020】通常の変速制御においては、トランスミッ
ションコントロールユニット26により変速機に設けら
れたギヤシフトユニット18、スプリッタ電磁弁19及
びレンジ電磁弁20を駆動制御するが、非常時の変速制
御においては、トランスミッションコントロールユニッ
ト26とサブコントロールユニット30が通信を行いな
がら共同して、レンジ電磁弁20及びギヤシフトユニッ
ト18の電磁弁を二重化した非常用電磁弁29を駆動制
御する。
【0021】図5〜図8は、本発明に係る一実施例の通
常のシフト回路及び非常シフト回路の制御内容を示すフ
ローチャートである。ステップ1(図では、S1と略記
する。以下同様)では、非常メインスイッチ27の状態
を調べ、スイッチがオン、すなわち非常シフト回路を使
用する場合は、ステップ23へ進み非常シフト制御を行
い、スイッチがオフ、すなわち通常のシフト回路を使用
する場合は、ステップ2へ進み通常のシフト制御を行
う。
【0022】まず、ステップ2へ進んだ場合の通常のシ
フト回路における制御について説明する。ステップ2で
は、シフトアップ操作(Up操作)か否か判断し、シフ
トアップ操作であればステップ3へ進み、シフトアップ
操作でなければステップ10に進む。
【0023】ステップ3では、現在の変速段を調べ、変
速段がニュートラル又はリバースであればステップ4へ
進み、前進段であればステップ7へと進む。ステップ4
では、車両が走行中か否か判断し、走行中であればステ
ップ5において車速に応じた変速段に切り換え、走行中
でなければ(すなわち、停車中)ステップ6において発
進段(3L)に切り換えた後、リターンする。また、変
速段が前進段である場合のステップ7では、モードスイ
ッチ25を調べ、スイッチがオン、すなわち12段変速
モードであればステップ8において1段シフトアップ
(例えば、3H→4L)を行い、スイッチがオフ、すな
わち6段変速モードであればステップ9において2段シ
フトアップ(例えば、3H→4H)を行った後、リター
ンする。すなわち、ステップ3〜ステップ9において
は、シフトアップ制御を行っている。
【0024】ステップ2において、シフトアップ操作で
なかった場合のステップ10では、シフトダウン操作
(Dn操作)か否か判断し、シフトダウン操作であれば
ステップ11へ進み、シフトダウン操作でなければステ
ップ18へ進む。ステップ11では、現在の変速段を調
べ、変速段がニュートラル又はリバースであればステッ
プ12へ進み、前進段であればステップ15へと進む。
ステップ12では、車両が走行中か否か調べ、走行中で
あればステップ13において車速に応じた変速段に切り
換え、走行中でなければ(すなわち、停車中)ステップ
14において発進段(2L)に切り換えた後、リターン
する。また、変速段が前進段であるステップ15では、
モードスイッチ25を調べ、スイッチがオン、すなわち
12段変速モードであればステップ16において1段シ
フトダウン(例えば、4L→3H)を行い、スイッチが
オフ、すなわち6段変速モードであればステップ17に
おいて2段シフトダウン(例えば、4L→3L)を行っ
た後、リターンする。すなわち、ステップ11〜ステッ
プ17においては、シフトダウン制御を行っている。
【0025】ステップ10においてシフトダウン操作で
なかった場合のステップ18では、リバース操作(R操
作)か否か判断し、リバースであればステップ19へ進
み、リバースでなければステップ21へ進む。ステップ
19では、車両が停車中か否か判断し、停車中であれば
ステップ20において変速段をリバースに切り換え、リ
ターンする。また、停車中でないとき(すなわち、走行
中)であれば何もせずにリターンする。すなわち、ステ
ップ19〜ステップ20においては、リバース制御を行
っている。
【0026】ステップ18においてリバースでなかった
場合のステップ21では、ニュートラル操作(N操作)
か否か判断し、ニュートラルであれば、ステップ22に
おいてニュートラルに切り換え、リターンする。また、
ニュートラルでなければ何もせずにリターンする。次
に、ステップ23へ進んだ場合の非常シフト回路におけ
る制御について説明する。
【0027】ステップ23では、レンジ電磁弁20が正
常か否か調べ、正常であればステップ24において、ロ
ータリースイッチ28に応じたトランスミッション12
の変速段に切り換え、リターンする。また、レンジ電磁
弁20が正常でなければ、ステップ25へと進む。ステ
ップ25では、現状のレンジギヤ段が高速(H)側であ
るか否か判断し、高速側であればステップ26へ進み、
高速側でなければステップ39へと進む。
【0028】ステップ26では、ロータリースイッチ2
8の指示が1速又は2速か否か判断し、1速又は2速で
あれば変速指示を無視する。この処理が、請求項2記載
の発明に相当する。また、1速又は2速でなければステ
ップ27において、シフト操作がリバースか否か判断
し、リバースであればステップ28において、レンジギ
ヤ段を高速(H)側のままでメインギヤ段をリバースに
切り換える(図10参照)。このギヤの組み合わせは、
正規のものではないが、レンジギヤ段を切り換えること
ができないので、該組み合わせで使用する。この代替処
理が、請求項1記載の発明に相当する。次に、ステップ
29〜ステップ38では、シフト操作に応じた変速段
(3速〜6速、ニュートラル)にメインギヤ段を切り換
える。以上の各制御を行った後、リターンする。すなわ
ち、ステップ26〜ステップ38においては、レンジ電
磁弁20に何らかの故障が発生したとき、レンジギヤ段
を高速(H)側に固定した非常シフト制御を行ってい
る。
【0029】ステップ39では、現状のレンジギヤ段が
低速(L)側であるか否か判断し、低速側であればステ
ップ40へ進み、低速側でなければステップ53へと進
む。ステップ40では、ロータリースイッチ28の指示
が5速又は6速か否か判断し、5速又は6速であれば変
速指示を無視する。この処理が、請求項2記載の発明に
相当する。また、5速又は6速でなければステップ41
において、シフト操作がリバースか否か判断し、リバー
スであればステップ42において、メインギヤ段をリバ
ースに切り換える。次に、ステップ43〜ステップ46
では、シフト操作に応じた変速段(1速〜2速)にメイ
ンギヤ段を切り換える。また、ステップ47〜ステップ
50では、ロータリースイッチ28の指示が3速又は4
速であるが、レンジギヤ段が低速(L)側であるので、
シフト操作に応じた正規の変速段(3、4速)へ切り換
え不可能であるため、レンジギヤ段を低速側のままメイ
ンギヤ段を5又は6速に切り換え、代替のギヤ段として
の3’又は4’速とする(図11参照)。この代替処理
が、請求項1記載の発明に相当する。ステップ51で
は、シフト操作がニュートラルであれば、ステップ52
において、メインギヤ段をニュートラルに切り換える。
以上の各制御を行った後、リターンする。すなわち、ス
テップ40〜ステップ52においては、レンジ電磁弁2
0に何らかの故障が発生したとき、レンジギヤ段を低速
(L)側に固定した非常シフト制御を行っている。
【0030】ステップ53では、レンジ電磁弁20の高
速(H)側の電磁弁を作動させ、作動した場合は、ステ
ップ54においてレンジギヤ段を高速側に切り換え、ス
テップ27へ進みレンジギヤ段が高速(H)側のときに
おける非常シフト制御を行う。一方、作動しなかった場
合は、ステップ55でレンジ電磁弁20の低速(L)側
の電磁弁を作動させ、作動した場合は、ステップ56に
おいてレンジギヤ段を低速側に切り換え、ステップ41
へ進みレンジギヤ段が低速(L)側のときにおける非常
シフト制御を行う。また、作動しなかった場合は、レン
ジ電磁弁20の低速側及び高速側の両方の電磁弁が異常
であるので、ステップ27へと進み、レンジギヤ段が低
速側の場合の非常シフト制御を行う。すなわち、ステッ
プ53〜ステップ56では、現レンジギヤ段が不明の場
合、高速側及び低速側の電磁弁を動作させ、正常に動作
したときは、その側における非常シフト制御を行い、両
方とも異常であれば、とにかく車両を走行させなければ
ならないので、レンジギヤ段が高速側と仮定しレンジギ
ヤ段が高速側における非常シフト制御を行っている。
【0031】図9〜図11は、非常シフト制御におけ
る、ロータリースイッチ28の指示に応じた実際のトラ
ンスミッション12の変速段及び変速の動作シーケンス
を示したものである。図9は、レンジ電磁弁20が正常
に動作するとき、すなわち、非常シフト制御の内容を示
す図7のフローチャートにおける、ステップ24の制御
内容を示している。
【0032】図10は、レンジ電磁弁20の高低切換機
構の少なくとも一方に故障があり、現在のレンジギヤ段
が高速(H)側にある場合、すなわち、非常シフト制御
の内容を示す図7のフローチャートにおける、ステップ
26〜ステップ38の制御内容を示している。この図1
0において、R’と記載された変速段は正規の組み合わ
せではないが、ギヤ比は正規のものとほぼ同一であるの
で、走行に支障はない。
【0033】図11は、レンジ電磁弁20の高低切換機
構の少なくとも一方に故障があり、現在のレンジギヤ段
が低速(L)側にある場合、すなわち、非常シフト制御
の内容を示す図8のフローチャートにおける、ステップ
40〜ステップ52の制御内容を示している。この図1
1において、3’、4’と記載された変速段は正規の組
み合わせではないが、ギヤ比は正規のものとほぼ同一で
あるので、走行に支障はない。
【0034】以上の実施例によれば、車両の多段変速機
において、通常のシフト制御系に何らかの故障が発生し
非常シフト系に切り換えたときでも、走行に支障のある
シフト操作を無視或いは他の変速ギヤの組み合わせで代
替することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、例えば、指示した変速段がレンジ電磁弁の
故障により変速不可能なときには、代替え可能なギヤの
組み合わせを使用するので、シフト可能な変速段が少な
く低速でしか走行できないということがなくなり、他の
車両に迷惑をかけることが少なくなり、走行に支障をき
たさないシフト制御を行うことができる
【0036】また、請求項2記載の発明によれば、非常
用シフト系において、指定した変速段に変速不可能であ
り、かつ、代替可能な変速段が存在しないときには、指
示された変速段への変速が禁止される。従って、例え
ば、シフトアップ命令を発したにもかかわらずシフトダ
ウンしてしまうということがなくなり、エンジンのオー
バーレブ等の不具合の発生を防止でき、走行に支障をき
たさないシフト制御を行うことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の全体システム構成図
【図2】 同上実施例で使用する変速機の構成図
【図3】 同上実施例で使用する変速機の変速段と選択
ギヤの組み合わせ図
【図4】 同上実施例の変速制御ブロック図
【図5】 同上実施例の変速制御内容を示すフローチャ
ート
【図6】 同上実施例の変速制御内容を示すフローチャ
ート
【図7】 同上実施例の非常変速制御内容を示すフロー
チャート
【図8】 同上実施例の非常変速制御内容を示すフロー
チャート
【図9】 同上実施例の非常変速動作シーケンス(レン
ジ電磁弁正常)
【図10】 同上実施例の非常変速動作シーケンス(レ
ンジ電磁弁H側)
【図11】 同上実施例の非常変速動作シーケンス(レ
ンジ電磁弁L側)
【符号の説明】
12 トランスミッション(T/M) 18 ギヤシフトユニット(GSU) 19 スプリッタ電磁弁 20 レンジ電磁弁 23 シフトレバー 26 トランスミッションコントロールユニット 28 ロータリースイッチ 29 非常用電磁弁 30 サブコントロールユニット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変速機の変速要素を切り換える複数の常用
    アクチュエータと、運転者が変速指示を行う常用変速指
    示手段と、常用変速指示手段からの信号に基づき前記各
    常用アクチュエータの駆動制御を行う常用変速制御手段
    と、前記常用アクチュエータ、常用変速指示手段又は常
    用変速制御手段の故障時に切り換えられる、変速機の変
    速要素を切り換える複数の非常用アクチュエータと、運
    転者が変速指示を行う非常用変速指示手段と、非常用変
    速指示手段からの信号に基づき前記各非常用アクチュエ
    ータの駆動制御を行う非常用変速制御手段と、を含んで
    構成される車両の変速制御装置において、 前記非常用変速制御手段は、非常用変速指示手段からの
    信号が変速不可能な変速信号であるときには、代替可能
    な変速段に変速を行うことを特徴とする車両の変速制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記非常用変速制御手段は、非常用変速指
    示手段からの信号が変速不可能な変速信号であり、か
    つ、代替可能な変速段が存在しないときには、指示され
    た変速段への変速を禁止する構成である請求項1記載の
    車両の変速制御装置。
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