JP2561178Y2 - ツールホルダの固定装置 - Google Patents
ツールホルダの固定装置Info
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- JP2561178Y2 JP2561178Y2 JP1992026485U JP2648592U JP2561178Y2 JP 2561178 Y2 JP2561178 Y2 JP 2561178Y2 JP 1992026485 U JP1992026485 U JP 1992026485U JP 2648592 U JP2648592 U JP 2648592U JP 2561178 Y2 JP2561178 Y2 JP 2561178Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば中ぐり用工作機
械等のスピンドルの先端部にツールホルダを取り付ける
際、精密な芯出しが可能な取付構造に関する。
械等のスピンドルの先端部にツールホルダを取り付ける
際、精密な芯出しが可能な取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中ぐり用工作機械において、スピ
ンドル先端に着脱自在となったツールホルダを取り付け
るための取付構造は、例えば第6図に示すようなタイプ
のものが知られている。すなわち、スピンドル51の端
面51aには取付穴52が設けられ、これに対してツー
ルホルダ53の固定基準面53bにはシャンク部53c
が設けられている。そして、取付穴52内面及びこのシ
ャンク部53c外面共に軸方向に沿って平行にストレー
トに形成され、しかも両者は密着して嵌合し合う程度に
ほぼ同径に形成されている。そして、ツールホルダ53
を取り付ける際は取付穴52にシャンク部53cを差込
んだ後、ツールホルダ53側からソケットボルト54を
締め付けて固定するようにしている。尚、図中55は刃
部である。しかし、かかるツールホルダ53は工作精度
をあげるために芯出し精度を確保した状態で取り付ける
必要があり、以上のようなタイプの固定装置では手作業
で振れ精度、バイト出し入れ精度を確保するために作業
経験を要することから、例えばシャンク部53c外面と
取付穴52内面をテーパにしたようなものも知られてい
る。すなわち、軸方向に沿ってシャンク部53cに張り
出し端部側が小径となるテーパを設けるとともに、取付
穴52に深部側が小径となる略同形のテーパを設け、両
者を嵌め込むことでツールホルダ53が傾いて取り付け
られるのを防止するというものである。
ンドル先端に着脱自在となったツールホルダを取り付け
るための取付構造は、例えば第6図に示すようなタイプ
のものが知られている。すなわち、スピンドル51の端
面51aには取付穴52が設けられ、これに対してツー
ルホルダ53の固定基準面53bにはシャンク部53c
が設けられている。そして、取付穴52内面及びこのシ
ャンク部53c外面共に軸方向に沿って平行にストレー
トに形成され、しかも両者は密着して嵌合し合う程度に
ほぼ同径に形成されている。そして、ツールホルダ53
を取り付ける際は取付穴52にシャンク部53cを差込
んだ後、ツールホルダ53側からソケットボルト54を
締め付けて固定するようにしている。尚、図中55は刃
部である。しかし、かかるツールホルダ53は工作精度
をあげるために芯出し精度を確保した状態で取り付ける
必要があり、以上のようなタイプの固定装置では手作業
で振れ精度、バイト出し入れ精度を確保するために作業
経験を要することから、例えばシャンク部53c外面と
取付穴52内面をテーパにしたようなものも知られてい
る。すなわち、軸方向に沿ってシャンク部53cに張り
出し端部側が小径となるテーパを設けるとともに、取付
穴52に深部側が小径となる略同形のテーパを設け、両
者を嵌め込むことでツールホルダ53が傾いて取り付け
られるのを防止するというものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のような
装置で両者のテーパ面を密着させながら同時に両者の端
面51a、53b同士を合わせるためには、テーパ面等
を非常に高精度に加工する必要があり、又、摩耗等によ
って精度を低下させないために素材の種類等も限定され
るという問題があった。一方、一部では取付時の軸心精
度を高める格別の機能を持たせたような、いわゆる花弁
ホルダ等の装置も一部では知られているが非常に高価で
あるという難点があった。
装置で両者のテーパ面を密着させながら同時に両者の端
面51a、53b同士を合わせるためには、テーパ面等
を非常に高精度に加工する必要があり、又、摩耗等によ
って精度を低下させないために素材の種類等も限定され
るという問題があった。一方、一部では取付時の軸心精
度を高める格別の機能を持たせたような、いわゆる花弁
ホルダ等の装置も一部では知られているが非常に高価で
あるという難点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本考案はツールホルダ3の基準面3bに設けたシャ
ンク部3cをスピンドル1の端面1aに設けた取付穴2
に差込んで固定するための固定装置であって、シャンク
部3cの外径を取付穴2の内径より所定量小さくして差
込み状態のシャンク部3c外周面と取付穴2内周面との
間に筒状の嵌合間隙Sを形成し、取付穴2の内面又はシ
ャンク部3cの外面のいずれか一方側を軸方向と平行に
するとともに、他方側を軸方向から傾斜させて嵌合間隙
Sの幅を軸方向に変化せしめ、嵌合間隙S内に軸方向に
沿って移動可能に芯出し用のコレット5を介在せしめた
ツールホルダの固定装置において、 ツールホルダ3は、
コレット5の後端面側を支持して軸方向に移動可能なク
ランプ部材10を備え、クランプ部材10に軸方向に直
角な直角孔11を設けるとともに、直角孔11に、軸方
向と直交方向に進退動してクランプ部材10を軸方向に
移動させるスクリュピン12を係合させたことを特徴と
する。 または、ツールホルダ33は、コレット5の後端
面側を支持して軸方向に移動可能なクランプ部材30を
備え、クランプ部材30の先端は、ツールホルダ33の
先端側の軸心に設けたネジ部34に螺合することを特徴
とする。
め、本考案はツールホルダ3の基準面3bに設けたシャ
ンク部3cをスピンドル1の端面1aに設けた取付穴2
に差込んで固定するための固定装置であって、シャンク
部3cの外径を取付穴2の内径より所定量小さくして差
込み状態のシャンク部3c外周面と取付穴2内周面との
間に筒状の嵌合間隙Sを形成し、取付穴2の内面又はシ
ャンク部3cの外面のいずれか一方側を軸方向と平行に
するとともに、他方側を軸方向から傾斜させて嵌合間隙
Sの幅を軸方向に変化せしめ、嵌合間隙S内に軸方向に
沿って移動可能に芯出し用のコレット5を介在せしめた
ツールホルダの固定装置において、 ツールホルダ3は、
コレット5の後端面側を支持して軸方向に移動可能なク
ランプ部材10を備え、クランプ部材10に軸方向に直
角な直角孔11を設けるとともに、直角孔11に、軸方
向と直交方向に進退動してクランプ部材10を軸方向に
移動させるスクリュピン12を係合させたことを特徴と
する。 または、ツールホルダ33は、コレット5の後端
面側を支持して軸方向に移動可能なクランプ部材30を
備え、クランプ部材30の先端は、ツールホルダ33の
先端側の軸心に設けたネジ部34に螺合することを特徴
とする。
【0005】
【作用】嵌合間隙内でコレットを軸方向に移動させてコ
レットによって芯出しする。この際、嵌合間隙の内面又
は外面のいずれか一方をテーパ状として嵌合間隙の幅を
軸方向に変化させ、この嵌合間隙内でコレットを移動さ
せるので、スピンドルの取付穴とツールホルダのシャン
ク部の間の密着化が図られ、芯出し精度が高まる。コレ
ットを軸方向に移動させるため、軸方向と直交方向に進
退動するスクリュピンを設けたのでツールホルダの着脱
が容易となる。又は、コレットを軸方向に移動させるた
め、クランプ部材をツールホルダのネジ部に捩じ込み、
クランプ部材を回転することでツールホルダを進退動さ
せるようにしたので、ツールホルダの着脱が容易とな
る。
レットによって芯出しする。この際、嵌合間隙の内面又
は外面のいずれか一方をテーパ状として嵌合間隙の幅を
軸方向に変化させ、この嵌合間隙内でコレットを移動さ
せるので、スピンドルの取付穴とツールホルダのシャン
ク部の間の密着化が図られ、芯出し精度が高まる。コレ
ットを軸方向に移動させるため、軸方向と直交方向に進
退動するスクリュピンを設けたのでツールホルダの着脱
が容易となる。又は、コレットを軸方向に移動させるた
め、クランプ部材をツールホルダのネジ部に捩じ込み、
クランプ部材を回転することでツールホルダを進退動さ
せるようにしたので、ツールホルダの着脱が容易とな
る。
【0006】
【実施例】本考案のツールホルダの固定装置の実施例に
ついて添付した図面に基づき説明する。図1はツールホ
ルダの固定装置の1実施例を示す断面図、図2は同正面
図、図3はコレットの斜視図である。
ついて添付した図面に基づき説明する。図1はツールホ
ルダの固定装置の1実施例を示す断面図、図2は同正面
図、図3はコレットの斜視図である。
【0007】例えば中ぐり工作機械においては、図1に
示すように、スピンドル1に対してツールホルダ3が脱
着自在とされ、このツールホルダ3の取付構造として本
考案の固定装置が採用されている。
示すように、スピンドル1に対してツールホルダ3が脱
着自在とされ、このツールホルダ3の取付構造として本
考案の固定装置が採用されている。
【0008】つまり、スピンドル1の端面1aには軸心
に沿って取付穴2が設けられ、この取付穴2は端面1a
側が円形の小径穴部2aとされ、段部Pを介して奥の内
部側が大径穴部2bとされるとともに、小径穴部2aの
内面は軸方向に平行となってストレート孔として形成さ
れている。
に沿って取付穴2が設けられ、この取付穴2は端面1a
側が円形の小径穴部2aとされ、段部Pを介して奥の内
部側が大径穴部2bとされるとともに、小径穴部2aの
内面は軸方向に平行となってストレート孔として形成さ
れている。
【0009】一方、ツールホルダ3は大径部3aと、こ
の大径部3aの端面の基準面3bに設けられたシャンク
部3cを備えている。そしてこのシャンク部3cは、前
記取付穴2より径の小さい円筒状の張出部として構成さ
れ、外面は軸方向に沿って先細り状に傾斜するテーパ面
Tとされている。
の大径部3aの端面の基準面3bに設けられたシャンク
部3cを備えている。そしてこのシャンク部3cは、前
記取付穴2より径の小さい円筒状の張出部として構成さ
れ、外面は軸方向に沿って先細り状に傾斜するテーパ面
Tとされている。
【0010】このため、取付穴2にツールホルダ3のシ
ャンク部3cを挿し込むと、取付穴2内面とシャンク部
3c外面との間に、軸方向に幅を異なえる嵌合間隙Sが
形成されることとなり、この嵌合間隙S内に後述するコ
レット5が介装されることとなる。
ャンク部3cを挿し込むと、取付穴2内面とシャンク部
3c外面との間に、軸方向に幅を異なえる嵌合間隙Sが
形成されることとなり、この嵌合間隙S内に後述するコ
レット5が介装されることとなる。
【0011】ツールホルダ3のシャンク部3cには、軸
心に沿ってガイド孔6が設けられている。そしてこのガ
イド孔6の奥側には軸中心に小径のネジ部7が設けられ
るとともに、このガイド孔6の側面には、大径部3aの
外周面から直交方向に穿設された貫通孔8が連通してい
る。
心に沿ってガイド孔6が設けられている。そしてこのガ
イド孔6の奥側には軸中心に小径のネジ部7が設けられ
るとともに、このガイド孔6の側面には、大径部3aの
外周面から直交方向に穿設された貫通孔8が連通してい
る。
【0012】ガイド孔6にはクランプ部材としてのクラ
ンプロッド10が填め込まれている。このクランプロッ
ド10はガイド孔6とほぼ同一径とされてガイド孔6内
を摺動自在とされ、一端側にフランジ部10aを備える
とともに、所定箇所に軸径方向に貫通する直角孔11を
備えている。そして実施例ではこの直角孔11の一端側
に外側に向かって拡がるテーパ11aを設けている。
ンプロッド10が填め込まれている。このクランプロッ
ド10はガイド孔6とほぼ同一径とされてガイド孔6内
を摺動自在とされ、一端側にフランジ部10aを備える
とともに、所定箇所に軸径方向に貫通する直角孔11を
備えている。そして実施例ではこの直角孔11の一端側
に外側に向かって拡がるテーパ11aを設けている。
【0013】そして、フランジ部10aは後述するコレ
ット5の片側端面に当接し得るよう、シャンク部3c端
面の径より大きく、且つ前記取付穴2の小径穴部2aよ
り小さい径としている。
ット5の片側端面に当接し得るよう、シャンク部3c端
面の径より大きく、且つ前記取付穴2の小径穴部2aよ
り小さい径としている。
【0014】前記貫通孔8内にはスクリュピン12を設
けている。すなわち、貫通孔8の入口側にはネジ部8a
が設けられ、このネジ部8aにスクリュピン12のネジ
部12aが螺合するとともに、スクリュピン12の先端
にはテーパ部tが設けられている。そしてこのテーパ部
tが前記クランプロッド10の直角孔11のテーパ11
a形成側の開口部から挿し込まれるとともに、直角孔1
1の軸方向一端側の内側面に当接している。そして、ス
クリュピン12の進動によってクランプロッド10をガ
イド孔6内側に移動させるような押圧を与えることが出
来るようにされている。
けている。すなわち、貫通孔8の入口側にはネジ部8a
が設けられ、このネジ部8aにスクリュピン12のネジ
部12aが螺合するとともに、スクリュピン12の先端
にはテーパ部tが設けられている。そしてこのテーパ部
tが前記クランプロッド10の直角孔11のテーパ11
a形成側の開口部から挿し込まれるとともに、直角孔1
1の軸方向一端側の内側面に当接している。そして、ス
クリュピン12の進動によってクランプロッド10をガ
イド孔6内側に移動させるような押圧を与えることが出
来るようにされている。
【0015】尚、ガイド孔6内でのクランプロッド10
の移動については、スクリュピン12の先端が直角孔1
1内に挿入されているので、クランプロッド10が軸回
りに回転するようなことはないが、別途回転阻止用のキ
ー部材を設けるようにしてもよい。
の移動については、スクリュピン12の先端が直角孔1
1内に挿入されているので、クランプロッド10が軸回
りに回転するようなことはないが、別途回転阻止用のキ
ー部材を設けるようにしてもよい。
【0016】そしてこのように構成されたツールホルダ
3は、スピンドル1の端面1aにその基準面3bを当接
させて、図2に示すように、円周上4ヶ所をソケットボ
ルト4によって取り付けられることとなる。
3は、スピンドル1の端面1aにその基準面3bを当接
させて、図2に示すように、円周上4ヶ所をソケットボ
ルト4によって取り付けられることとなる。
【0017】次にコレット5は、図3に示すように肉厚
nが軸方向に変化して一端側が厚肉で他端側が薄肉とな
る筒状とされ、周方向に沿って複数の互い違いのスリッ
ト溝13、…を備えている。そして、この肉厚nの変化
は、ストレート面である外周面に対して内周面を傾斜面
とすることによって形成され、前記嵌合間隙Sの軸方向
の幅変化に対応させている。
nが軸方向に変化して一端側が厚肉で他端側が薄肉とな
る筒状とされ、周方向に沿って複数の互い違いのスリッ
ト溝13、…を備えている。そして、この肉厚nの変化
は、ストレート面である外周面に対して内周面を傾斜面
とすることによって形成され、前記嵌合間隙Sの軸方向
の幅変化に対応させている。
【0018】このため、このコレット5は前記嵌合間隙
S内に密着して入り込むことが出来る。そして、コレッ
ト5が嵌合間隙S内を軸方向に移動することによって、
シャンク部3cのテーパ面Tは該コレット5を介して取
付穴2に密着し、ツールホルダ3がスピンドル1の軸心
に対して精密に芯出しされることになる。
S内に密着して入り込むことが出来る。そして、コレッ
ト5が嵌合間隙S内を軸方向に移動することによって、
シャンク部3cのテーパ面Tは該コレット5を介して取
付穴2に密着し、ツールホルダ3がスピンドル1の軸心
に対して精密に芯出しされることになる。
【0019】以上のように構成した固定装置において、
前述のようにスクリュピン12を前進させると、先端の
テーパ部tによってクランプロッド10はガイド孔6の
内方側に押込まれ、コレット5もフランジ部10aによ
って押されてテーパ面Tによって押し広げられることに
なるが、かかるツールホルダ3を取り付ける際は、スク
リュピン12を弛めておく。
前述のようにスクリュピン12を前進させると、先端の
テーパ部tによってクランプロッド10はガイド孔6の
内方側に押込まれ、コレット5もフランジ部10aによ
って押されてテーパ面Tによって押し広げられることに
なるが、かかるツールホルダ3を取り付ける際は、スク
リュピン12を弛めておく。
【0020】すなわち、スクリュピン12を弛めておく
ことによってコレット5の径は収縮状態にあり、取付穴
2内に楽に差込むことが出来る。そして差込んだ後、数
本のソケットボルト4によって軽く仮締めする。
ことによってコレット5の径は収縮状態にあり、取付穴
2内に楽に差込むことが出来る。そして差込んだ後、数
本のソケットボルト4によって軽く仮締めする。
【0021】そしてその後、スクリュピン12を締め付
ければ、クランプロッド10はガイド孔6の内方に押さ
れ、これとともに引き込まれるコレット5の膨張密着に
よってツールホルダ3の精密な芯出しが行われる。すな
わち、内面がテーパ面Tに密着してコレット5の外周部
がクリアランス範囲内で押し広げられようとし、取付穴
2との嵌合が密着状態となって芯出しが行われる。この
際、芯出しを終えた時にスピンドル1の端面1aとツー
ルホルダ3の基準面3bは当接している。そして、芯出
しを終えたら、仮締めしていたソケットボルト4を締め
付ける。
ければ、クランプロッド10はガイド孔6の内方に押さ
れ、これとともに引き込まれるコレット5の膨張密着に
よってツールホルダ3の精密な芯出しが行われる。すな
わち、内面がテーパ面Tに密着してコレット5の外周部
がクリアランス範囲内で押し広げられようとし、取付穴
2との嵌合が密着状態となって芯出しが行われる。この
際、芯出しを終えた時にスピンドル1の端面1aとツー
ルホルダ3の基準面3bは当接している。そして、芯出
しを終えたら、仮締めしていたソケットボルト4を締め
付ける。
【0022】次に、図4に基づいて本考案の第2の実施
例について説明する。
例について説明する。
【0023】この実施例はスピンドル1側の取付穴22
を逆テーパとし、ツールホルダ23のシャンク部23c
をストレート状の張り出しとして、嵌合間隙Sの形状を
前記実施例とは逆の形状としたものである。
を逆テーパとし、ツールホルダ23のシャンク部23c
をストレート状の張り出しとして、嵌合間隙Sの形状を
前記実施例とは逆の形状としたものである。
【0024】すなわち、スピンドル1の端面にはリング
状の取付部材21を複数の取付ボルト24で取り付けて
おり、この取付部材21の内面の小径穴部22aを外側
が狭まるテーパ状とするとともに、スピンドル1の端面
には小径穴部22aより径の大きい大径穴部22bを設
けて前記取付穴22を構成している。
状の取付部材21を複数の取付ボルト24で取り付けて
おり、この取付部材21の内面の小径穴部22aを外側
が狭まるテーパ状とするとともに、スピンドル1の端面
には小径穴部22aより径の大きい大径穴部22bを設
けて前記取付穴22を構成している。
【0025】一方、ツールホルダ23のシャンク部23
cの外面は軸方向と平行とされ、ストレート面とされて
いる。
cの外面は軸方向と平行とされ、ストレート面とされて
いる。
【0026】このため、シャンク部23cと小径穴部2
2aとの間には、軸方向に幅の異なる筒状の環状間隙S
が形成されることになるが、この環状間隙Sの形状は図
1に示すものとは逆に外面側にテーパ部を有することに
なる。
2aとの間には、軸方向に幅の異なる筒状の環状間隙S
が形成されることになるが、この環状間隙Sの形状は図
1に示すものとは逆に外面側にテーパ部を有することに
なる。
【0027】そして、コレット25の形状もこれに合せ
て外面にテーパ部を有する形状とされるが、それ以外の
構成は前記の例と同様である。すなわち、ツールホルダ
23にガイド孔6を設けてクランプロッド10を摺動自
在とする構成、このクランプロッド10のフランジ部1
0aでコレット25の端面を支持する構成、クランプロ
ッド10に設けた直角孔11にスクリュピン12のテー
パ部tを係合させる構成等である。
て外面にテーパ部を有する形状とされるが、それ以外の
構成は前記の例と同様である。すなわち、ツールホルダ
23にガイド孔6を設けてクランプロッド10を摺動自
在とする構成、このクランプロッド10のフランジ部1
0aでコレット25の端面を支持する構成、クランプロ
ッド10に設けた直角孔11にスクリュピン12のテー
パ部tを係合させる構成等である。
【0028】かかる構成にあっても、前記と同様コレッ
ト25を引き込むことで、小径穴部22aに対してシャ
ンク部23cが密着し、精密な芯出しが行われる。
ト25を引き込むことで、小径穴部22aに対してシャ
ンク部23cが密着し、精密な芯出しが行われる。
【0029】尚、かかる取付穴22を取付部材21によ
って構成したのは、逆テーパの加工の困難性を勘案した
ものであり、直接スピンドル1端面に形成するようにし
てもよいことは勿論である。
って構成したのは、逆テーパの加工の困難性を勘案した
ものであり、直接スピンドル1端面に形成するようにし
てもよいことは勿論である。
【0030】次にクランプロッド10を移動させるため
の機構の別実施例について、図5に基づき説明する。
の機構の別実施例について、図5に基づき説明する。
【0031】この実施例では、ツールホルダ33の先端
側に軸心に沿ってネジ穴34が穿設されて先端面に向け
て貫通し、このネジ穴34のネジ部にクランプロッド3
0先端のネジ部30aが螺合する構成である。
側に軸心に沿ってネジ穴34が穿設されて先端面に向け
て貫通し、このネジ穴34のネジ部にクランプロッド3
0先端のネジ部30aが螺合する構成である。
【0032】そして、このクランプロッド30のネジ部
30a先端面に例えば六角レンチR用の六角の締め込み
用孔30bが設けられている。
30a先端面に例えば六角レンチR用の六角の締め込み
用孔30bが設けられている。
【0033】このため、この構成では六角レンチRによ
ってクランプロッド30を回すことでクランプロッド3
0はネジ作用によって前進し、同時にコレット5が前進
して前記と同様の芯出し効果を得ることが出来る。尚、
以上の図中、15は刃部である。
ってクランプロッド30を回すことでクランプロッド3
0はネジ作用によって前進し、同時にコレット5が前進
して前記と同様の芯出し効果を得ることが出来る。尚、
以上の図中、15は刃部である。
【0034】
【考案の効果】以上のように本考案のツールホルダの固
定装置は、取付穴とシャンク部の間に嵌合間隙を設け、
この嵌合間隙内に配設したコレットを移動自在として芯
出しするようにしたため、着脱頻度の高いツールホルダ
を単純な操作で且つ至短時間に芯出しした状態で取り付
けることが可能となり、設備非稼働時間の短縮化が図れ
る。又、従来の手作業による組付では振れ精度、バイト
出し入れ精度等の精度確保に作業経験、熟練を要してい
たが、本案ではかかる経験等に左右されず、ばらつきの
ない均一な芯出し精度を得ることが出来る。更に、本案
によると現状のツールホルダを殆どそのままの状態で活
用出来るため、低コストであるという利点もある。
定装置は、取付穴とシャンク部の間に嵌合間隙を設け、
この嵌合間隙内に配設したコレットを移動自在として芯
出しするようにしたため、着脱頻度の高いツールホルダ
を単純な操作で且つ至短時間に芯出しした状態で取り付
けることが可能となり、設備非稼働時間の短縮化が図れ
る。又、従来の手作業による組付では振れ精度、バイト
出し入れ精度等の精度確保に作業経験、熟練を要してい
たが、本案ではかかる経験等に左右されず、ばらつきの
ない均一な芯出し精度を得ることが出来る。更に、本案
によると現状のツールホルダを殆どそのままの状態で活
用出来るため、低コストであるという利点もある。
【図1】ツールホルダの固定装置の1実施例を示す断面
図
図
【図2】同正面図
【図3】コレットの斜視図
【図4】固定装置の別実施例を示す断面図
【図5】クランプロッドの移動機構の他の実施例を示す
断面図
断面図
【図6】従来の固定装置の断面図
1 スピンドル 2 取付穴 3 ツールホルダ 3c シャンク部 5 コレット 10 クランプロッド 11 直角孔 12 スクリュピン S 嵌合間隙
Claims (2)
- 【請求項1】 ツールホルダの基準面に設けたシャンク
部をスピンドルの端面に設けた取付穴に差込んで固定す
るための固定装置であって、前記シャンク部の外径を取
付穴の内径より所定量小さくして差込み状態のシャンク
部外周面と取付穴内周面との間に筒状の嵌合間隙を形成
し、前記取付穴の内面又はシャンク部の外面のいずれか
一方側を軸方向と平行にするとともに、他方側を軸方向
から傾斜させて前記嵌合間隙の幅を軸方向に変化せし
め、この嵌合間隙内に軸方向に沿って移動可能に芯出し
用のコレットを介在せしめたツールホルダの固定装置に
おいて、 前記ツールホルダは、前記コレットの後端面側を支持し
て軸方向に移動可能なクランプ部材を備え、このクラン
プ部材に軸方向に直角な直角孔を設けるとともに、この
直角孔に、軸方向と直交方向に進退動してクランプ部材
を軸方向に移動させるスクリュピンを係合させたことを
特徴とするツールホルダの固定装置。 - 【請求項2】 ツールホルダの基準面に設けたシャンク
部をスピンドルの端面に設けた取付穴に差込んで固定す
るための固定装置であって、前記シャンク部の外径を取
付穴の内径より所定量小さくして差込み状態のシャンク
部外周面と取付穴内周面との間に筒状の嵌合間隙を形成
し、前記取付穴の内面又はシャンク部の外面のいずれか
一方側を軸方向と平行にするとともに、他方側を軸方向
から傾斜させて前記嵌合間隙の幅を軸方向に変化せし
め、この嵌合間隙内に軸方向に沿って移動可能に芯出し
用のコレットを介在せしめたツールホルダの固定装置に
おいて、 前記ツールホルダは、前記コレットの後端面側を支持し
て軸方向に移動可能なクランプ部材を備え、このクラン
プ部材の先端は、ツールホルダの先端側の軸心に設けた
ネジ部に螺合することを特徴とする ツールホルダの固定
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992026485U JP2561178Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ツールホルダの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992026485U JP2561178Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ツールホルダの固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0578406U JPH0578406U (ja) | 1993-10-26 |
| JP2561178Y2 true JP2561178Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12194808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992026485U Expired - Fee Related JP2561178Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | ツールホルダの固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561178Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3876956B2 (ja) * | 1999-10-18 | 2007-02-07 | 日本精工株式会社 | 軸受検査装置 |
| JP5385709B2 (ja) * | 2009-07-08 | 2014-01-08 | パスカルエンジニアリング株式会社 | 物品位置決め機構 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH042730Y2 (ja) * | 1986-09-26 | 1992-01-30 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP1992026485U patent/JP2561178Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0578406U (ja) | 1993-10-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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