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JP2026011648A - 加工装置及び被加工物の加工方法 - Google Patents

加工装置及び被加工物の加工方法

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JP2026011648A
JP2026011648A JP2024112427A JP2024112427A JP2026011648A JP 2026011648 A JP2026011648 A JP 2026011648A JP 2024112427 A JP2024112427 A JP 2024112427A JP 2024112427 A JP2024112427 A JP 2024112427A JP 2026011648 A JP2026011648 A JP 2026011648A
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Abstract

【課題】被加工物に付着した異物を介して被加工物を保持することに起因して被加工物が破損する蓋然性を低減することが可能な加工装置を提供する。
【解決手段】加工装置は、被加工物の一面が露出された状態で被加工物を保持するための保持テーブルと、保持テーブルにおいて保持されている被加工物の一面側を加工するための加工ユニットと、加工ユニットによって一面側が加工された被加工物の一面が露出された状態で被加工物を支持するための支持テーブルと、支持テーブルにおいて支持されている被加工物を保持するための保持部と、被加工物を保持する保持部を移動させるための移動機構と、を含む搬送ユニットと、支持テーブルの上方に設けられ、かつ、被加工物を保持していない状態の保持部又は保持部によって保持されている被加工物の少なくとも一方に付着している異物を除去するための異物除去ユニットと、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、一面と一面の反対側に位置する他面とを含む被加工物の一面側を加工するための加工装置と、この被加工物の一面側を加工する被加工物の加工方法と、に関する。
IC(Integrated Circuit)等のデバイスのチップは、携帯電話及びパーソナルコンピュータ等の各種電子機器において不可欠の構成要素である。このようなチップは、例えば、表面側に複数のデバイスが形成されているウェーハ等の円板状の被加工物を複数のデバイスの境界に沿って分割することで製造される。また、被加工物は、製造されるチップの低背化を目的として、その分割に先立って薄化されることがある。
被加工物の薄化は、例えば、研削装置において被加工物を研削することによって実施される(例えば、特許文献1参照)。この研削装置は、被加工物の裏面が露出された状態で被加工物を保持するための保持テーブルと、保持テーブルにおいて保持されている被加工物の裏面側を研削するための研削ユニットと、を備える。さらに、研削ユニットは、環状に離散して配置されている複数の研削砥石を有する研削ホイールが先端部に装着されているスピンドルを含む。
そして、この研削装置において被加工物を研削する際には、まず、その裏面が露出されるように保持テーブルにおいて被加工物を保持する。次いで、スピンドル及び保持テーブルの双方を回転させながら複数の研削砥石を被加工物の裏面に接触させるように研削ホイールと保持テーブルとを接近させるとともに両者の接触界面に研削液を供給する。これにより、被加工物が研削されて薄化される。
特開2009-141176号公報
被加工物を研削すると、研削屑が生じる。この研削屑の大半は研削液によって洗い流されるものの、その一部が研削装置内に飛散することがある。そして、研削装置内に飛散した研削屑等の異物は、被加工物を搬送するための搬送ユニット等に一時的に付着してから、この搬送ユニットを利用して未研削の被加工物を搬送する際に被加工物に付着するおそれがある。
異物を介して被加工物が保持テーブルにおいて保持されると、被加工物に局所的に強い外力が加わって被加工物が破損するという問題が生じるおそれがある。なお、このような問題は、研削装置においてのみ生じる問題ではなく、被加工物を保持した状態で被加工物を加工するための加工装置において共通して生じえる問題である。
この点に鑑み、本発明の目的は、被加工物に付着した異物を介して被加工物を保持することに起因して被加工物が破損する蓋然性を低減することが可能な加工装置及び被加工物の加工方法を提供することである。
本発明の一側面によれば、一面と該一面の反対側に位置する他面とを含む被加工物の該一面側を加工するための加工装置であって、該被加工物の該一面が露出された状態で該被加工物を保持するための保持テーブルと、該保持テーブルにおいて保持されている該被加工物の該一面側を加工するための加工ユニットと、該加工ユニットによって該一面側が加工された該被加工物の該一面が露出された状態で該被加工物を支持するための支持テーブルと、該支持テーブルにおいて支持されている該被加工物を保持するための保持部と、該被加工物を保持する該保持部を移動させるための移動機構と、を含む搬送ユニットと、該支持テーブルの上方に設けられ、かつ、該被加工物を保持していない状態の該保持部又は該保持部によって保持されている該被加工物の少なくとも一方に付着している異物を除去するための異物除去ユニットと、を備える加工装置が提供される。
好ましくは、該異物除去ユニットは、該保持部によって保持されている該被加工物の該一面及び該他面のそれぞれに付着している異物を除去する。また、好ましくは、該異物除去ユニットは、該被加工物を支持していない状態の該支持テーブル又は該支持テーブルにおいて支持されている該被加工物の少なくとも一方に付着している異物を除去する。
さらに、該異物除去ユニットは、後斜め下に向かって気体を吹き付けるための送風部と、該送風部の後方に設けられ、かつ、該気体を吸引するための吸引部と、を有することが好ましい。あるいは、該異物除去ユニットは、イオンを含む気体を下に向かって吹き付けるための除電部を有することが好ましい。
本発明の別の側面によれば、一面と該一面の反対側に位置する他面とを含む被加工物の該一面側を加工する被加工物の加工方法であって、カセットに収容されている該被加工物を搬送ユニットの保持部によって保持してから該保持部を移動させることによって該被加工物を該カセットから搬送する第1搬送ステップと、該第1搬送ステップの後に、該一面が露出された状態で該被加工物を保持テーブルにおいて保持する保持ステップと、該保持ステップの後に、該保持テーブルにおいて保持されている該被加工物の該一面側を加工する加工ステップと、該加工ステップの後に、該一面側が加工された該被加工物の該一面が露出された状態で該被加工物を支持テーブルにおいて支持する支持ステップと、該支持ステップの後に、該支持テーブルにおいて支持されている該被加工物を該保持部によって保持してから該保持部を移動させることによって該被加工物を該カセットに搬送する第2搬送ステップと、該第1搬送ステップの前に該支持テーブルの上方に設けられている異物除去ユニットを利用して該保持部に付着している異物を除去し、かつ/又は、該第1搬送ステップの最中に該異物除去ユニットを利用して該保持部によって保持されている該被加工物に付着している異物を除去する除去ステップと、を備える被加工物の加工方法が提供される。
好ましくは、該除去ステップにおいては、該保持部によって保持されている該被加工物の該一面及び該他面のそれぞれに付着している異物を除去する。また、好ましくは、該支持ステップの前に該異物除去ユニットを利用して該支持テーブルに付着している異物を除去し、かつ/又は、該支持ステップの最中に該異物除去ユニットを利用して該被加工物に付着している異物を除去する第2除去ステップをさらに備える。
さらに、該除去ステップにおいては、該保持部又は該被加工物に向けて前斜め上から気体が吹き付けられるとともに該保持部又は該被加工物に衝突した該気体が上に向けて吸引されることが好ましい。あるいは、該除去ステップにおいては、該保持部又は該被加工物に向けてイオンを含む気体が上から吹き付けられることが好ましい。
本発明においては、支持テーブルの上方に設けられている異物除去ユニットを利用して被加工物を保持していない状態の搬送ユニットの保持部又は保持部によって保持されている被加工物の少なくとも一方に付着している異物を除去することができる。そのため、本発明においては、被加工物に付着した異物を介して被加工物を保持することに起因して被加工物が破損する蓋然性を低減することが可能である。
図1は、被加工物の一例を模式的に示す斜視図である。 図2は、被加工物を研削するための研削装置の一例を模式的に示すブロック図である。 図3は、被加工物が収容されたカセットを支持するカセットテーブルを模式的に示す斜視図である。 図4は、被加工物を搬送するための搬送ユニットを模式的に示す斜視図である。 図5は、研削装置の研削部を模式的に示す図である。 図6は、研削装置の検査部を模式的に示す斜視図である。 図7は、研削装置における被加工物の研削方法の一例を模式的に示すフローチャートである。 図8は、カセットから位置調整部に被加工物を搬送する搬送ステップの具体的な内容を模式的に示すフローチャートである。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、被加工物の一例を模式的に示す斜視図である。図1に示される被加工物11は、例えば、円状の表面13a及び裏面13bを有し、シリコン(Si)等の半導体材料を素材とするウェーハ13を含む。
ウェーハ13の表面13a側には、マトリックス状に複数のデバイス15が形成されている。換言すると、複数のデバイス15の境界は、格子状に延在する。また、被加工物11は、複数のデバイス15を覆うようにウェーハ13の表面13aに設けられているフィルム状のテープを含んでもよい。このテープは、ウェーハ13の直径と概ね等しい直径を有し、例えば、樹脂からなる。
そして、このテープは、ウェーハ13の裏面13b側を研削する際に表面13a側に加わる衝撃を緩和して複数のデバイス15を保護する。なお、ウェーハ13の材質、形状、構造及び大きさ等に制限はない。また、被加工物11は、ウェーハ13及びその表面13aに設けられているテープに加えて又は換えて、シリコン以外の半導体材料、セラミックス、樹脂又は金属を素材とする部分を含んでもよい。
図2は、被加工物11を研削するための研削装置の一例を模式的に示すブロック図である。なお、図2においては、その一面(具体的には、ウェーハ13の裏面13b)側が研削される前の被加工物11の移動経路が破線の矢印で示され、その一面側が研削された後の被加工物11の移動経路が実線の矢印で示されている。
図2に示される研削装置2は、被加工物11が収容されたカセットを支持するためのカセットテーブル4を備える。図3は、被加工物11が収容されたカセットを支持するカセットテーブル4を模式的に示す斜視図である。このカセットテーブル4は、上下方向に概ね垂直な矩形状の上面4aを有し、この上面4aにカセット6が載せられている。
カセット6は、平板状の天板6aを有する。この天板6aは、矩形状の平板の4つの角のうち隣接する一対の角が面取りされ、かつ、残りの一対の角が面取りされることなく残存したような形状を有する。そして、天板6aのうち面取りされた一対の部分の間に位置する端部(後端部)の下側には、天板6aに垂直な方向(高さ方向)に延在する側板(不図示)の上端部が固定されている。
また、天板6aの面取りされた部分と面取りされていない角との間に位置する2つの端部(左端部及び右端部)のそれぞれの下側には、高さ方向に延在する側板6b,6cの上端部が固定されている。他方、天板6aの面取りされていない一対の角の間に位置する端部(前端部)の下側には、側板が存在しない。すなわち、天板6aの前端部の下側は開放されている。
さらに、側板6b,6cの内側面には、それぞれが前後方向に延在する複数の溝6dが高さ方向において概ね等間隔に形成されている。具体的には、側板6bの内側面に形成されている複数の溝6dのそれぞれは、側板6cの内側面に形成されている複数の溝6dのいずれかと対向するように設けられている。
また、溝6dの断面形状は、概ね長方形状である。換言すると、溝6dは、高さ方向に概ね垂直な一対の側面と、高さ方向に概ね平行な底面と、を有する。そして、複数の溝6dのそれぞれの一対の側面のうち天板6aから遠い方に被加工物11の外周部を置くことで、被加工物11がカセット6に収容される。すなわち、互いに対向する一対の溝6dの内側面のうち天板6aから遠い方の面において被加工物11が支持される。
なお、側板6bの内側面及び側板6cの内側面に形成されている溝6dの数等に制限はない。例えば、カセット6には、1ロット分(25枚程度)の被加工物11に対応する数の溝6dが形成されてもよい。また、側板6bの下部と側板6cの下部とは、細長い板状の接続部材6eを介して連結されている。
カセット6に収容されている被加工物11は、搬送ユニット8によって搬送される(図2参照)。図4は、搬送ユニット8を模式的に示す斜視図である。この搬送ユニット8は、被加工物11を保持するためのロボットハンド(保持部)10と、被加工物11を保持するロボットハンド10を移動させるための移動機構12と、を含む。
移動機構12は、上下方向に沿って延在する円柱状の第1駆動部14を有する。この第1駆動部14は、例えば、上下方向に沿って延在するロッドを昇降させることが可能なエアシリンダ等のアクチュエータ(不図示)と、このロッドに沿うような直線を回転軸としてアクチュエータを回転させるためのモータ等の回転機構(不図示)と、アクチュエータ及び回転機構を収容するケース14aと、を含む。
また、ケース14aには、水平方向移動機構(不図示)が連結されている。この水平方向移動機構は、例えば、ケース14aを支持する支持プレートと、この支持プレートを水平方向に沿って移動させるためのボールねじと、このボールねじのねじ軸を回転させるためのモータと、を含む。そして、このモータを動作させると、支持プレートとともに第1駆動部14が水平方向に沿って移動する。
また、ケース14aの天板には、ロッドが通る開口が形成されている。そして、ロッドの上端には、アーム16が連結されている。そのため、第1駆動部14のアクチュエータを動作させるとアーム16が上下方向に沿って移動(昇降)し、その回転機構を動作させるとロッドに沿うような直線を回転軸としてアーム16が回転する。
アーム16は、複数の関節を有する。具体的には、アーム16は、上下方向に垂直な方向に沿って延在する板状の第1腕部16aを有する。そして、第1腕部16aの一端部の下側は、第1駆動部14に含まれるアクチュエータのロッドとともに移動及び回転するようにロッドの上端に連結されている。また、第1腕部16aの他端の上側には、円柱状の第1関節部(不図示)の下側が連結されている。
第1関節部の上側には、上下方向に垂直な方向に沿って延在する板状の第2腕部16bが連結されている。この第2腕部16bの一端の下側は、上下方向に沿った直線を回転軸として回転可能な態様で第1関節部を介して第1腕部16aの他端の上側に連結されている。また、第2腕部16bの他端の上側には、円柱状の第2関節部16cの下側が連結されている。そして、第2関節部16cの上側には、第2駆動部18が連結されている。
第2駆動部18は、上下方向に垂直な方向に沿って延在する直方体状のケース18aと、ケース18aの一端に位置する側板に形成されている開口を通ってケース18aに挿入されているスピンドル18bと、を有する。そして、ケース18aの一端の下側は、上下方向に沿った直線を回転軸として回転可能な態様で第2関節部16cを介して第2腕部16bの他端の上側に連結されている。
また、ケース18aには、このスピンドル18bの基端に連結されているモータ(不図示)が収容されている。そして、このモータを動作させると、上下方向に垂直な方向に沿った直線を回転軸としてスピンドル18bが回転する。さらに、スピンドル18bの先端には、U字状のロボットハンド10が連結されている。
具体的には、ロボットハンド10は、中央にスピンドル18bの先端が連結されている基端部10aと、それぞれがスピンドル18bと平行になるように基端部10aの両端から延在する一対の腕部10bと、を有する。なお、一対の腕部10bの間隔は、被加工物11の直径よりも小さい。また、ロボットハンド10はそれぞれが概ね平坦な表面及び背面を有し、この表面には複数の吸引穴(不図示)が形成されている。
ロボットハンド10の表面に形成されている複数の吸引穴は、吸引源(不図示)又は気体供給源(不図示)と連通可能になっている。なお、吸引源は、例えば、エジェクタ等を含む。また、気体供給源は、例えば、エア等の気体を貯蔵するためのタンクと、タンクから供給される気体に混入した異物を取り除くためのフィルタと、タンクから供給される気体の圧力を調整するためのレギュレータと、を含む。
そして、ロボットハンド10の表面に形成されている複数の吸引穴と連通する吸引源を動作させると、複数の吸引穴の圧力が負圧になってロボットハンド10の表面近傍の空間に吸引力が作用する。また、この吸引力を被加工物11に作用させることによって、ロボットハンド10の表面側において被加工物11を保持することが可能である。
さらに、このように被加工物11が保持された状態で、吸引源の動作を停止させ、かつ、複数の吸引穴と連通する気体供給源を動作させると、複数の吸引穴の圧力が常圧に戻って被加工物11がロボットハンド10の表面側に吸引されなくなる。また、この吸引力が被加工物11に作用しなくなることによって、ロボットハンド10の表面から被加工物11を分離することが容易になる。
また、被加工物11がロボットハンド10の表面側において保持された状態でスピンドル18bの基端に連結されているモータを動作させると、スピンドル18bとともにロボットハンド10及び被加工物11も回転する。そのため、このスピンドル18bを、例えば、180°回転させることによって、被加工物11の上下を反転させることが可能である。
カセット6からの被加工物11の搬送は、例えば、以下の順序で行われる。まず、カセット6に収容されている被加工物11の一面(ウェーハ13の裏面13b)とロボットハンド10の表面とが接近して対向するように移動機構12を動作させる。次いで、ロボットハンド10の表面側において被加工物11が保持されるようにロボットハンド10の表面に形成されている複数の吸引穴と連通する吸引源を動作させる。
次いで、ロボットハンド10の表面側において被加工物11を保持したまま、被加工物11を所望の位置(例えば、位置調整部20(図2参照))まで搬送するように移動機構12を動作させる。次いで、ロボットハンド10の表面から被加工物11が分離されるように、吸引源の動作を停止させ、かつ、複数の吸引穴と連通する気体供給源を動作させる。
位置調整部20には、その直径が被加工物11よりも小さい円板状のポジショニングテーブル20aと、このポジショニングテーブル20aに置かれた被加工物11の中心を所定の位置に合わせるための位置調整機構20bと、が設けられている。この位置調整機構20bは、例えば、ポジショニングテーブル20aの周囲に配置され、かつ、それぞれが平面視においてポジショニングテーブル20aの径方向に沿って移動可能な複数のピンを含む。
そして、位置調整部20においては、例えば、その一面が露出されるように被加工物11をポジショニングテーブル20aに置いてから、複数のピンが被加工物11に接触するまで複数のピンを当該径方向内側に移動させる。これにより、被加工物11の中心が所定の位置に合わせられる。
その中心が所定の位置に合わせられた被加工物11は、位置調整部20から研削部22に搬送されて研削される。図5は、研削部22を模式的に示す図である。この研削部22には、被加工物11よりも直径が大きい円板状のチャックテーブル(保持テーブル)24が設けられている。このチャックテーブル24は、セラミックス等からなる枠体26を有する。
枠体26は、円板状の底壁26aと、底壁26aの外周部から立設されている円筒状の側壁26bと、を有する。すなわち、枠体26の上面側には、底壁26a及び側壁26bによって凹部が画定されている。そして、この凹部には、多孔質セラミックス等からなる円板状のポーラス板28が固定されている。
なお、ポーラス板28の直径は、被加工物11の直径よりも小さい。また、枠体26の側壁26bの上面及びポーラス板28の上面は、円錐の側面に相当する形状を有し、被加工物11を保持する際にチャックテーブル24の保持面として機能する。また、底壁26aには、凹部の底面において開口し、かつ、底壁26aを貫通する流路26cが形成されている。
そして、この流路26cは、バルブ30aを介して吸引源32aに連通し、かつ、バルブ30bを介して気体供給源32bに連通する。なお、吸引源32aは、例えば、エジェクタ等を含む。また、気体供給源32bは、例えば、エア等の気体を貯蔵するためのタンクと、タンクから供給される気体に混入した異物を取り除くためのフィルタと、タンクから供給される気体の圧力を調整するためのレギュレータと、を含む。
さらに、チャックテーブル24は、回転機構(不図示)に連結されている。この回転機構は、例えば、モータ及びプーリ等を含む。そして、この回転機構を動作させると、チャックテーブル24の保持面の中心を通る直線を回転軸としてチャックテーブル24が回転する。
また、チャックテーブル24は、ベアリング(不図示)等を介して傾き調整機構(不図示)に支持されている。この傾き調整機構は、例えば、チャックテーブル24の周方向に沿って概ね等しい角度の間隔で配置されている2つの可動軸及び1つの固定軸を含む。そして、2つの可動軸の少なくとも一方がチャックテーブル24を部分的に昇降させると、チャックテーブル24の回転軸の傾きが調整される。
また、チャックテーブル24は、旋回機構(不図示)に連結されている。この旋回機構は、例えば、その外周近傍の領域にチャックテーブル24が連結されているターンテーブルと、このターンテーブルを回転させるためのモータと、を含む。そして、この旋回機構を動作させると、ターンテーブルの中心を通り、かつ、上下方向に沿った直線を回転軸としてチャックテーブル24が旋回する。
チャックテーブル24の上方には、研削ユニット(加工ユニット)34が設けられている。この研削ユニット34は、上下方向に沿って延在するスピンドル36を有する。また、スピンドル36の下端部(先端部)は、被加工物11の半径よりも直径が大きい円板状のマウント36aとなっている。
そして、マウント36aの外周部には、その厚さ方向においてマウント36aを貫通する複数の孔(不図示)が形成されており、各孔にはボルト(不図示)が挿入されている。さらに、マウント36aの下面には、複数のボルトを利用して、研削ホイール38が装着されている。
研削ホイール38は、例えば、ステンレス鋼又はアルミニウム合金等の金属材料からなる環状の基台38aを有する。なお、基台38aの外径はマウント36aの直径と概ね等しく、その下面には環状に離散して複数の研削砥石38bが設けられている。
複数の研削砥石38bのそれぞれは、ビトリファイド又はレジノイド等のボンド材と、このボンド材に分散されたダイヤモンド等の砥粒と、を含む。そして、複数の研削砥石38bのそれぞれの下面においては砥粒が露出されており、この下面は被加工物11を研削する際に研削面として機能する。
さらに、スピンドル36の基端部(上端部)には、モータ(不図示)が連結されている。そして、このモータを動作させると、スピンドル36が延在する方向(ここでは、上下方向)に沿った直線を回転軸としてスピンドル36とともに研削ホイール38が回転する。この時、複数の研削砥石38bのそれぞれの研削面は、その外径が被加工物11の半径よりも大きい環状の軌跡を描く。
また、スピンドル36は、上下方向移動機構(不図示)に連結されている。この上下方向移動機構は、例えば、モータ及びボールねじ等を含む。そして、この上下方向移動機構を動作させると、スピンドル36が上下方向に沿って移動する。
加えて、研削ホイール38の近傍には、研削液供給ユニット(不図示)が設けられている。この研削液供給ユニットは、例えば、平面視において研削ホイール38の内側に位置する研削液ノズルと、この研削液ノズルに連通する研削液ポンプと、を含む。
そして、スピンドル36を回転させた時の複数の研削砥石38bのそれぞれの研削面の軌跡の直下にチャックテーブル24の保持面の中心を位置付けるように旋回機構を動作させてから研削液ポンプを動作させると、チャックテーブル24に向けて研削液ノズルから研削液(例えば、水)が供給される。
研削部22における被加工物11の研削は、例えば、以下の順序で行われる。まず、その一面が露出されるように被加工物11をチャックテーブル24に置いてから、吸引源32aを動作させるとともにバルブ30aを開状態とする。
これにより、チャックテーブル24の枠体26の底壁26aに形成されている流路26cが負圧となって、ポーラス板28を介して被加工物11に吸引力が作用する。その結果、チャックテーブル24の保持面に沿うように、具体的には、その他面が円錐の側面に相当する形状になるように被加工物11が弾性変形した状態で被加工物11がチャックテーブル24において保持される。
次いで、スピンドル36を回転させた時の複数の研削砥石38bのそれぞれの研削面の軌跡の直下にチャックテーブル24の保持面の中心を位置付けるように旋回機構を動作させる。次いで、チャックテーブル24の保持面のうち当該軌跡と重なる箇所が上下方向と概ね直交するようにチャックテーブル24の傾きを調整する。
次いで、チャックテーブル24及びスピンドル36の双方を回転させるとともに研削液ノズルからチャックテーブル24に向けて研削液を供給しながら、スピンドル36を下降させる。これにより、被加工物11の一面と複数の研削砥石38bのそれぞれの研削面との接触界面(加工点)に研削液が供給された状態で被加工物11の一面側が複数の研削砥石38bによって研削される。そして、この研削は、被加工物11が所定の厚さになるまで継続される。
被加工物11が所定の厚さになれば、被加工物11の一面から複数の研削砥石38bを離隔させるようにスピンドル36を上昇させるとともに、チャックテーブル24及びスピンドル36の双方の回転を停止させる。次いで、吸引源32aの動作を停止させるとともにバルブ30aを閉状態としてから、気体供給源32bを動作させるとともにバルブ30bを開状態とする。
これにより、チャックテーブル24の枠体26の底壁26aに形成されている流路26cが常圧に戻って、被加工物11に作用していた吸引力が消滅する。その結果、被加工物11がチャックテーブル24において保持されることなく単に置かれた状態となる。以上によって、研削部22における被加工物11の一面側の研削が完了する。
その一面側が研削された被加工物11は、研削部22から洗浄部40に搬送されて洗浄される(図2参照)。この洗浄部40には、被加工物11の保持及びその周方向に沿った回転が可能なスピンナテーブル40aと、このスピンナテーブル40aにおいて保持されている被加工物11を洗浄するための洗浄ユニット40bと、が設けられている。
この洗浄ユニット40bは、例えば、洗浄液ノズルと、この洗浄液ノズルに連通する洗浄液ポンプと、平面視においてスピンナテーブル40aと重なる位置と重ならない位置との間で洗浄液ノズルを揺動させることが可能な揺動機構と、を含む。そして、平面視においてスピンナテーブル40aと重なる位置に洗浄液ノズルを位置付けるように揺動機構を動作させてから洗浄液ポンプを動作させると、スピンナテーブル40aに向けて洗浄液ノズルから洗浄液(例えば、水)が供給される。
洗浄部40においては、例えば、その一面が露出されるように被加工物11をスピンナテーブル40aにおいて保持してから、洗浄液ノズルからスピンナテーブル40aに向けて洗浄液を供給するとともにスピンナテーブル40aを回転させる。これにより、被加工物11の一面側が洗浄される。
その一面側が洗浄された被加工物11は、搬送ユニット8によって洗浄部40から検査部42に搬送されて検査される、具体的には、被加工物11が正常に研削されたか否か(例えば、被加工物11が研削に伴って破損していないか否か)の確認が行われる。
図6は、検査部42を模式的に示す斜視図である。この検査部42には、研削装置2の筐体から引き出し可能な態様でインスペクションテーブル(支持テーブル)44が設けられている。このインスペクションテーブル44は、その上面が円錐の側面に対応するような形状ではなく概ね平坦である点を除いて研削部22に設けられているチャックテーブル24と同様の構造を有する。
すなわち、インスペクションテーブル44は、円盤状の底壁と底壁の外周部から立設されている円筒状の側壁とを有する枠体44aと、この枠体44aの上面側に形成されている凹部に固定されているポーラス板44bと、を有する。また、枠体44aの底壁には、凹部の底面において開口し、かつ、底壁を貫通する流路が形成されている。
そして、この流路は、バルブ(不図示)を介して吸引源(不図示)に連通し、かつ、別のバルブ(不図示)を介して気体供給源(不図示)に連通する。なお、枠体44aの底壁に形成されている流路と連通可能な吸引源及び気体供給源は、例えば、上記の吸引源32a及び気体供給源32bと同じ構造を有する。
インスペクションテーブル44の上方には、異物除去ユニット46が設けられている。この異物除去ユニット46は、例えば、インスペクションテーブル44及びインスペクションテーブル44において保持されている被加工物11に付着している異物に加えて、ロボットハンド10及びロボットハンド10の表面側において保持されている被加工物11に付着している異物を除去する際に利用される。
この異物除去ユニット46は、平板状の天板48aと角筒状の側板48bとを含むカバー48を有する。また、側板48bの前端部には左右方向に沿って側板48bを貫通する貫通孔が形成されており、この貫通孔にはパイプノズル(送風部)50が挿入されている。
このパイプノズル50は、ホース(不図示)等を介して、例えば、上記の気体供給源32bと同様の構造を有する気体供給源に連通している。そして、パイプノズル50の下部後側には左右方向に沿って並ぶように複数の噴射口が形成されており、気体供給源を動作させると複数の噴射口から後斜め下方に向かって気体が吹き付けられる。
また、パイプノズル50の後方には、吸引部52が設けられている。具体的には、天板48aの中央後部には上下方向に沿って天板48aを貫通する貫通孔が形成されており、この貫通孔と連通するように吸引部52が設けられている。
この吸引部52は、その下端部が天板48aの中央後部に連結されているダクトホース52aと、ダクトホース52aの上端部に連結されているファン52bと、を有する。そして、ファン52bを動作させると、カバー48の内側及びその下方に存在する気体がダクトホース52aを通って上に向かうように吸引される。
さらに、異物除去ユニット46(具体的には、カバー48)は、前後方向移動機構(不図示)及び上下方向移動機構に連結されている。これらの移動機構のそれぞれは、例えば、モータ及びボールねじ等を含む。そして、前後方向移動機構を動作させると異物除去ユニット46が前後方向に沿って移動し、また、上下方向移動機構を動作させると異物除去ユニット46が上下方向に沿って移動する。
検査部42における被加工物11が正常に研削されたか否かの検査は、例えば、以下の順序で行われる。まず、インスペクションテーブル44の後端の前斜め上にパイプノズル50が位置するとともに上下方向における間隔が所定の距離(例えば、1cm)未満になるまで両者を接近させるように前後方向移動機構及び/又は上下方向移動機構を動作させる。
次いで、異物除去ユニット46を利用してインスペクションテーブル44に付着している異物を除去する。具体的には、ホース等を介してパイプノズル50と連通している気体供給源とファン52bとのそれぞれを動作させながら、異物除去ユニット46を徐々に前に移動させるように前後方向移動機構を動作させる。
これにより、インスペクションテーブル44の上面(保持面)の後端近傍の領域から前端近傍の領域までに向けて順番に前斜め上から気体が吹き付けられるとともに各領域に衝突した気体が上に向けて吸引される。この時、インスペクションテーブル44に付着している異物も気体とともに上に向けて吸引される。その結果、インスペクションテーブル44に付着している異物が除去される。
なお、異物除去ユニット46を利用してインスペクションテーブル44に付着している異物を除去する際には、インスペクションテーブル44の枠体44aの底壁に形成されている流路と連通する気体供給源を動作させてもよい。この場合、ポーラス板44bに詰まった異物が除去されやすくなる。
次いで、搬送ユニット8によって被加工物11をインスペクションテーブル44に搬入する。具体的には、まず、ロボットハンド10の表面側において被加工物11の一面側を保持したまま、被加工物11の他面とインスペクションテーブル44の保持面とを接触させるように移動機構12を動作させる。
次いで、ロボットハンド10の表面から被加工物11が分離されるように、吸引源の動作を停止させてから複数の吸引穴と連通する気体供給源を動作させる。これにより、インスペクションテーブル44への被加工物11の搬入が完了する。
次いで、その一面が露出された状態で被加工物11をインスペクションテーブル44において保持されるように、インスペクションテーブル44の枠体44aの底壁に形成されている流路と連通する吸引源を動作させる。
次いで、異物除去ユニット46を利用して被加工物11に付着している異物を除去する。なお、被加工物11に付着した異物は、インスペクションテーブル44に付着した異物と同様の手順で除去されるため、その詳細な説明については割愛する。
次いで、インスペクションテーブル44を、例えば、オペレータが研削装置2の筐体から引き出す。次いで、インスペクションテーブル44において保持されている被加工物11をオペレータが目視することによって被加工物11が正常に研削されたか否かを確認する。
被加工物11が正常に研削されたか否かが確認されれば、インスペクションテーブル44を、例えば、オペレータが研削装置2の筐体の内側に押し込む。そして、インスペクションテーブル44の枠体44aの底壁に形成されている流路と連通する吸引源の動作を停止させてから、この流路と連通する気体供給源を動作させる。
これにより、インスペクションテーブル44の枠体44aの底壁に形成されている流路が常圧に戻って、被加工物11に作用していた吸引力が消滅する。その結果、被加工物11がインスペクションテーブル44において保持されることなく単に置かれた状態となる。以上によって、検査部42における被加工物11が正常に研削されたか否かの検査が完了する。
図7は、研削装置2における被加工物11の研削方法の一例を模式的に示すフローチャートである。なお、以下では、この方法に含まれる各ステップの具体的な内容のうち上述した内容と重複するものの説明については適宜割愛し、各ステップの動作の要点のみを説明する。
この方法においては、まず、ロボットハンド10に付着した異物を除去する(除去ステップS1)。この除去ステップS1においては、まず、ロボットハンド10の表面が上を向くように移動機構12(具体的には、第2駆動部18のスピンドル18bの基端に連結されているモータ)を動作させる。
次いで、ロボットハンド10の後端(例えば、ロボットハンド10の一対の腕部10bの先端)の前斜め上にパイプノズル50が位置するとともに上下方向における間隔が所定の距離(例えば、1cm)未満になるまで両者を接近させるように、第1駆動部14のケース14aに連結されている水平方向移動機構と移動機構12(具体的には、第1駆動部14のアクチュエータ及びアーム16)とのそれぞれを動作させる。
次いで、ホース等を介してパイプノズル50と連通している気体供給源とファン52bとのそれぞれを動作させながらロボットハンド10を徐々に後に移動させるように、第1駆動部14のケース14aに連結されている水平方向移動機構と移動機構12(具体的には、アーム16)とのそれぞれを動作させる。
これにより、ロボットハンド10の後端近傍の領域から前端近傍の領域(例えば、ロボットハンド10の基端部10a)までに向けて順番に前斜め上から気体が吹き付けられるとともに各領域に衝突した気体が上に向けて吸引される。この時、ロボットハンド10の表面に付着している異物も気体とともに上に向けて吸引される。その結果、ロボットハンド10の表面に付着している異物が除去される。
さらに、除去ステップS1においては、ロボットハンド10の表面のみならず背面に付着した異物が除去されてもよい。なお、ロボットハンド10の背面に付着した異物は、その表面に付着した異物と同様の手順で除去されるため、その詳細な説明については割愛する。
除去ステップS1の後には、カセット6から位置調整部20に被加工物11を搬送する(搬送ステップS2)。図8は、搬送ステップS2の具体的な内容を模式的に示すフローチャートである。この搬送ステップS2においては、まず、カセット6に収容されている被加工物11の一面側をロボットハンド10の表面側において保持してからロボットハンド10を移動させることによって被加工物11をカセット6から搬出する(搬出ステップS21)。
搬出ステップS21の後には、異物除去ユニット46を利用してロボットハンド10の表面側において保持されている被加工物11に付着している異物を除去する(除去ステップS22)。この除去ステップS22においては、まず、被加工物11の他面が上を向くように、すなわち、ロボットハンド10の上に被加工物11が位置付けられるように移動機構12(具体的には、第2駆動部18のスピンドル18bの基端に連結されているモータ)を動作させる。
次いで、被加工物11の後端の前斜め上にパイプノズル50が位置するとともに上下方向における間隔が所定の距離(例えば、1cm)未満になるまで両者を接近させるように、第1駆動部14のケース14aに連結されている水平方向移動機構と移動機構12(具体的には、第1駆動部14のアクチュエータ及びアーム16)とのそれぞれを動作させる。
次いで、ホース等を介してパイプノズル50と連通している気体供給源とファン52bとのそれぞれを動作させながら被加工物11を徐々に後に移動させるように、第1駆動部14のケース14aに連結されている水平方向移動機構と移動機構12(具体的には、アーム16)とのそれぞれを動作させる。
これにより、被加工物11の他面の後端近傍の領域から前端近傍の領域までに向けて順番に前斜め上から気体が吹き付けられるとともに各領域に衝突した気体が上に向けて吸引される。この時、被加工物11の他面に付着している異物も気体とともに上に向けて吸引される。その結果、被加工物11の他面に付着している異物が除去される。
さらに、除去ステップS22においては、被加工物11の他面のみならず一面(具体的には、一面のうちロボットハンド10と重なっていない領域)に付着した異物が除去されてもよい。なお、被加工物11の一面に付着した異物は、その他面に付着した異物と同様の手順で除去されるため、その詳細な説明については割愛する。
除去ステップS22の後には、一面が露出された状態で被加工物11が支持されるように被加工物11をポジショニングテーブル20aに搬入する(搬入ステップS23)。この搬入ステップS23においては、まず、被加工物11の他面が下を向くように、すなわち、ロボットハンド10の下に被加工物11が位置付けられるように移動機構12(具体的には、第2駆動部18のスピンドル18bの基端に連結されているモータ)を動作させる。
次いで、ポジショニングテーブル20aの上面と被加工物11の他面とを接触させるように第1駆動部14のケース14aに連結されている水平方向移動機構と移動機構12(具体的には、第1駆動部14のアクチュエータ及びアーム16)とのそれぞれを動作させる。次いで、ロボットハンド10の表面から被加工物11が分離されるように、吸引源の動作を停止させ、かつ、複数の吸引穴と連通する気体供給源を動作させる。これにより、搬送ステップS2が完了する。
搬送ステップS2の後には、位置調整部20において被加工物11の位置を調整する(調整ステップS3)。この調整ステップS3においては、例えば、平面視においてポジショニングテーブル20aの径方向内側にポジショニングテーブル20aの周囲に配置されている複数のピンを移動させて被加工物11に接触させる。
調整ステップS3の後には、一面が露出された状態で被加工物11をチャックテーブル24において保持する(保持ステップS4)。この保持ステップS4においては、一面が露出されるように被加工物11をチャックテーブル24に置いてから、吸引源32aを動作させるとともにバルブ30aを開状態とする。
保持ステップS4の後には、研削ユニット34を利用してチャックテーブル24において保持されている被加工物11の一面側を研削する(研削ステップS5)。この研削ステップS5においては、チャックテーブル24及びスピンドル36の双方を回転させるとともに研削液ノズルからチャックテーブル24に向けて研削液を供給しながら、被加工物11の一面に複数の研削砥石38bを接触させた状態でスピンドル36を下降させる。
研削ステップS5の後には、洗浄部40において被加工物11の一面側を洗浄する(洗浄ステップS6)。この洗浄ステップS6においては、例えば、一面が露出されるように被加工物11をスピンナテーブル40aにおいて保持してから、洗浄液ノズルからスピンナテーブル40aに向けて洗浄液を供給するとともにスピンナテーブル40aを回転させる。
洗浄ステップS6の後には、一面が露出された状態で被加工物11をインスペクションテーブル44において保持する(保持ステップS7)。この保持ステップS7においては、一面が露出されるように被加工物11をインスペクションテーブル44に置いてから、インスペクションテーブル44の枠体44aの底壁に形成されている流路と連通する吸引源を動作させる。
保持ステップS7の後には、被加工物11の研削が正常に行われたか否かを検査する(検査ステップS8)。この検査ステップS8においては、例えば、インスペクションテーブル44をオペレータが研削装置2の筐体から引き出してから、インスペクションテーブル44において保持されている被加工物11をオペレータが目視する。
検査ステップS8の後には、検査部42からカセット6に被加工物11を搬送する(搬送ステップS9)。この搬送ステップS9においては、被加工物11の一面側をロボットハンド10の表面側において保持してからロボットハンド10を移動させることによって被加工物11を検査部42からカセット6に搬送する。
研削装置2においては、インスペクションテーブル44の上方に設けられている異物除去ユニット46を利用して、除去ステップS1において被加工物11を保持していない状態の搬送ユニット8のロボットハンド10に付着している異物を除去し、かつ、除去ステップS22においてロボットハンド10の表面側において保持されている被加工物11に付着している異物を除去することができる。
そのため、研削装置2においては、保持ステップS7において被加工物11に付着した異物を介して被加工物11を保持することに起因して被加工物11が破損する蓋然性を低減することが可能である。
なお、上述した内容は本発明の一態様であって、本発明は上述した内容に限定されない。例えば、本発明の加工装置は、被加工物11を保持した状態で被加工物11を加工するためのものであればどのようなものでもよい。すなわち、本発明の加工装置は、研削装置に限定されず、例えば、切削装置又はレーザー加工装置等であってもよい。
また、本発明の加工装置は、ロボットハンド10に換えて、その両面(表面及び背面)側のいずれでも被加工物11を保持可能なロボットハンドを有する搬送ユニット8を備えてもよい。この場合、ロボットハンド10から被加工物11に異物が付着する蓋然性を低減することができる点で好ましい。
具体的には、この場合、ロボットハンドの表面側においてのみ未研削の被加工物11を保持し、その背面側においてのみ研削済の被加工物11を保持することができる。すなわち、この場合、仮に研削済の被加工物11からロボットハンドの背面に異物が付着したとしても、この背面側において未研削の被加工物11が搬送されることはない。そのため、この場合には、ロボットハンド10から被加工物11に異物が付着する蓋然性を低減することができる。
他方、その両面側のいずれでも被加工物11を保持可能なロボットハンドは、ロボットハンド10と比較して厚くなりやすい。そして、ロボットハンドが厚くなると、被加工物11をカセット6から搬出し、また、カセット6に搬入する際に既にカセット6に収容されている被加工物11とロボットハンドが接触して被加工物11が破損する蓋然性が高くなる。
そのため、ロボットハンド10は、その両面側のいずれでも被加工物11を保持可能なロボットハンドと比較して、被加工物11を破損させることなく被加工物11をカセット6から搬出し、また、カセット6に搬入することが可能である点で好ましい。
また、本発明の加工装置は、ロボットハンド10に換えて、被加工物11の外周部を把持可能な把持機構を保持部として有する搬送ユニット8を備えてもよい。なお、この把持機構は、平面視において概ね等しい角度の間隔で設けられている3つ以上の把持部材を含む。
そして、このような搬送ユニット8においては、各把持部材で被加工物11の外周部を把持することによって被加工物11が保持される。この場合、異物除去ユニット46を利用して把持機構によって保持されている被加工物11の両面(一面及び他面)の概ね全域に付着している異物を除去できるようになる点で好ましい。
他方、このような把持機構によって被加工物11を保持する場合には、例えば、被加工物11の上下を反転させる際に被加工物11が落下しやすくなる。そして、被加工物11が落下すると、この被加工物11が破損するおそれがあるとともに研削装置2における処理を全て停止させて落下した被加工物11を回収する必要がある。
そのため、ロボットハンド10は、このような把持機構と比較して、被加工物11が破損する蓋然性を低減するとともに研削装置2におけるスループットを向上させることが可能である点で好ましい。
また、本発明の加工装置は、位置調整部20及び/又は洗浄部40を備えなくてもよい。この場合、被加工物11のチャックテーブル24への搬入及び/又はチャックテーブル24からの搬出は、搬送ユニット8を利用して実施されてもよい。
また、本発明の加工装置は、インスペクションテーブル44に換えて、被加工物11を保持することなく単に支持するためのインスペクションテーブルが設けられている検査部42を備えてもよい。この場合、検査部42の構造が簡素化され、その製造コストが小さくなる点で好ましい。
他方、被加工物11が単に支持された状態でインスペクションテーブルが研削装置2の筐体から引き出されると、被加工物11がインスペクションテーブルから落下しやすくなる。そして、被加工物11が落下すると、この被加工物11が破損するおそれがあるとともに研削装置2における処理を全て停止させて落下した被加工物11を回収する必要がある。
そのため、インスペクションテーブル44は、被加工物11を保持することなく単に支持するためのインスペクションテーブルと比較して、被加工物11が破損する蓋然性を低減するとともに研削装置2におけるスループットを向上させることが可能である点で好ましい。
また、本発明の加工装置は、パイプノズル(送風部)50並びにダクトホース52a及びファン52b(吸引部52)に換えて又は加えて、ブロータイプのイオナイザ(除電部)が異物除去ユニットとして設けられている検査部42を備えてもよい。このイオナイザは、例えば、カバー48の内側に設けられ、かつ、イオンを含む気体を下に向かって吹き付けることが可能である。
また、本発明の被加工物の加工方法は、チャックテーブル24において被加工物11の保持に先立って、被加工物11を保持していない状態のロボットハンド10又はロボットハンド10の表面側において保持されている被加工物11の少なくとも一方に付着している異物を除去するものであればどのようなものでもよい。
例えば、本発明の被加工物の加工方法は、除去ステップS22を含む搬送ステップS2の前に除去ステップS1を備えない点を除いて図7及び図8に記載の各ステップを備える被加工物の加工方法であってもよい。あるいは、本発明の被加工物の加工方法は、除去ステップS22を備えない点を除いて図7及び図8に記載の各ステップを備える被加工物の加工方法であってもよい。
また、本発明の被加工物の加工方法においては、搬送ステップS2の前に毎回除去ステップS1が実施されてもよいし、搬送ステップS2が所定の回数(例えば、カセット6に収容される1ロット分の被加工物11に対応する数(例えば、25回))実施される毎に除去ステップS1が実施されてもよい。
また、本発明の被加工物の加工方法においては、洗浄ステップS6と保持ステップS7との間に、ロボットハンド10の表面側において保持されている被加工物11に付着している異物が異物除去ユニット46を利用して除去されてもよい。
その他、上述した実施形態にかかる構造及び方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
2 :研削装置
4 :カセットテーブル(4a:上面)
6 :カセット(6a:天板、6b,6c:側板、6d:溝、6e:接続部材)
8 :搬送ユニット
10 :ロボットハンド(保持部)
(10a:基端部、10b:腕部)
11 :被加工物
12 :移動機構
13 :ウェーハ(13a:表面、13b:裏面)
14 :第1駆動部(14a:ケース)
15 :デバイス
16 :アーム(16a:第1腕部、16b:第2腕部、16c:第2関節部)
18 :第2駆動部(18a:ケース、18b:スピンドル)
20 :位置調整部(20a:ポジショニングテーブル、20b:位置調整機構)
22 :研削部
24 :チャックテーブル(保持テーブル)
26 :枠体(26a:底壁、26b:側壁、26c:流路)
28 :ポーラス板
30a,30b:バルブ
32a:吸引源
32b:気体供給源
34 :研削ユニット(加工ユニット)
36 :スピンドル(36a:マウント)
38 :研削ホイール(38a:基台、38b:研削砥石)
40 :洗浄部(40a:スピンナテーブル、40b:洗浄ユニット)
42 :検査部
44 :インスペクションテーブル(支持テーブル)
(44a:枠体、44b:ポーラス板)
46 :異物除去ユニット
48 :カバー(48a:天板、48b:側板)
50 :パイプノズル(送風部)
52 :吸引部(52a:ダクトホース、52b:ファン)

Claims (10)

  1. 一面と該一面の反対側に位置する他面とを含む被加工物の該一面側を加工するための加工装置であって、
    該被加工物の該一面が露出された状態で該被加工物を保持するための保持テーブルと、
    該保持テーブルにおいて保持されている該被加工物の該一面側を加工するための加工ユニットと、
    該加工ユニットによって該一面側が加工された該被加工物の該一面が露出された状態で該被加工物を支持するための支持テーブルと、
    該支持テーブルにおいて支持されている該被加工物を保持するための保持部と、該被加工物を保持する該保持部を移動させるための移動機構と、を含む搬送ユニットと、
    該支持テーブルの上方に設けられ、かつ、該被加工物を保持していない状態の該保持部又は該保持部によって保持されている該被加工物の少なくとも一方に付着している異物を除去するための異物除去ユニットと、
    を備える加工装置。
  2. 該異物除去ユニットは、該保持部によって保持されている該被加工物の該一面及び該他面のそれぞれに付着している異物を除去する請求項1に記載の加工装置。
  3. 該異物除去ユニットは、該被加工物を支持していない状態の該支持テーブル又は該支持テーブルにおいて支持されている該被加工物の少なくとも一方に付着している異物を除去する請求項1に記載の加工装置。
  4. 該異物除去ユニットは、
    後斜め下に向かって気体を吹き付けるための送風部と、
    該送風部の後方に設けられ、かつ、該気体を吸引するための吸引部と、を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の加工装置。
  5. 該異物除去ユニットは、イオンを含む気体を下に向かって吹き付けるための除電部を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の加工装置。
  6. 一面と該一面の反対側に位置する他面とを含む被加工物の該一面側を加工する被加工物の加工方法であって、
    カセットに収容されている該被加工物を搬送ユニットの保持部によって保持してから該保持部を移動させることによって該被加工物を該カセットから搬送する第1搬送ステップと、
    該第1搬送ステップの後に、該一面が露出された状態で該被加工物を保持テーブルにおいて保持する保持ステップと、
    該保持ステップの後に、該保持テーブルにおいて保持されている該被加工物の該一面側を加工する加工ステップと、
    該加工ステップの後に、該一面側が加工された該被加工物の該一面が露出された状態で該被加工物を支持テーブルにおいて支持する支持ステップと、
    該支持ステップの後に、該支持テーブルにおいて支持されている該被加工物を該保持部によって保持してから該保持部を移動させることによって該被加工物を該カセットに搬送する第2搬送ステップと、
    該第1搬送ステップの前に該支持テーブルの上方に設けられている異物除去ユニットを利用して該保持部に付着している異物を除去し、かつ/又は、該第1搬送ステップの最中に該異物除去ユニットを利用して該保持部によって保持されている該被加工物に付着している異物を除去する除去ステップと、
    を備える被加工物の加工方法。
  7. 該除去ステップにおいては、該保持部によって保持されている該被加工物の該一面及び該他面のそれぞれに付着している異物を除去する請求項6に記載の被加工物の加工方法。
  8. 該支持ステップの前に該異物除去ユニットを利用して該支持テーブルに付着している異物を除去し、かつ/又は、該支持ステップの最中に該異物除去ユニットを利用して該被加工物に付着している異物を除去する第2除去ステップをさらに備える請求項6に記載の被加工物の加工方法。
  9. 該除去ステップにおいては、該保持部又は該被加工物に向けて前斜め上から気体が吹き付けられるとともに該保持部又は該被加工物に衝突した該気体が上に向けて吸引される請求項6乃至8のいずれかに記載の被加工物の加工方法。
  10. 該除去ステップにおいては、該保持部又は該被加工物に向けてイオンを含む気体が上から吹き付けられる請求項6乃至8のいずれかに記載の被加工物の加工方法。
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