[go: up one dir, main page]

JP2025110590A - 磁気ディスク装置の製造方法および磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置の製造方法および磁気ディスク装置

Info

Publication number
JP2025110590A
JP2025110590A JP2024004508A JP2024004508A JP2025110590A JP 2025110590 A JP2025110590 A JP 2025110590A JP 2024004508 A JP2024004508 A JP 2024004508A JP 2024004508 A JP2024004508 A JP 2024004508A JP 2025110590 A JP2025110590 A JP 2025110590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
spindle
magnetic
magnetic disks
disks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2024004508A
Other languages
English (en)
Inventor
未央 岡田
Mio Okada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Devices and Storage Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Devices and Storage Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Electronic Devices and Storage Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2024004508A priority Critical patent/JP2025110590A/ja
Priority to CN202410713492.2A priority patent/CN120340549A/zh
Priority to US18/769,046 priority patent/US20250232795A1/en
Publication of JP2025110590A publication Critical patent/JP2025110590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4833Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/022Programmed access in sequence to indexed parts of operating record carriers
    • G11B21/025Programmed access in sequence to indexed parts of operating record carriers of rotating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/04Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers
    • G11B33/0405Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon modified to store record carriers for storing discs
    • G11B33/0433Multiple disc containers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59605Circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2508Magnetic discs
    • G11B2220/2516Hard disks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】磁気ディスク装置の設計マージンを確保すること。
【解決手段】実施形態の磁気ディスク装置の製造方法は、中心点を基準として端部が幾何学的平面からずれた複数の磁気ディスクの中心軸を揃えて回転可能なスピンドルと、前記複数の磁気ディスクの前記端部位置にそれぞれ配置されることとなる複数のランプと、の相対高さを調整し、前記中心点からの前記端部のずれ方向を揃えて、前記複数の磁気ディスクを前記スピンドルの軸方向に沿って組み付ける。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、磁気ディスク装置の製造方法および磁気ディスク装置に関する。
磁気ディスク装置には、磁気ディスクを回転させるスピンドルの軸方向に沿って、複数の磁気ディスクが並列に組み付けられている。近年、磁気ディスク装置の高容量化の要求に応えるため、磁気ディスクの薄板化および多層化が進んでいる。このため、磁気ディスクに反りが生じやすくなり、磁気ディスク装置の設計マージンの確保が困難となっている。
特許第4167634号公報 米国特許第6381092号明細書 米国特許第7267841号明細書
1つの実施形態は、磁気ディスク装置の設計マージンを確保することができる磁気ディスク装置の製造方法および磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
実施形態の磁気ディスク装置の製造方法は、中心点を基準として端部が幾何学的平面からずれた複数の磁気ディスクの中心軸を揃えて回転可能なスピンドルと、前記複数の磁気ディスクの前記端部位置にそれぞれ配置されることとなる複数のランプと、の相対高さを調整し、前記中心点からの前記端部のずれ方向を揃えて、前記複数の磁気ディスクを前記スピンドルの軸方向に沿って組み付ける。
図1は、実施形態にかかる磁気ディスク装置の構成の一例を示す模式図である。 図2は、実施形態にかかる磁気ディスク装置の一部構成を模式的に示す上面図である。 図3は、実施形態にかかる磁気ディスク装置において、平坦度が所定値以下の磁気ディスクを組み付けた場合の例を示す模式図である。 図4は、実施形態にかかる磁気ディスク装置において、平坦度が所定範囲内の磁気ディスクを組み付けた場合の例を示す模式図である。 図5は、実施形態にかかる磁気ディスク装置を製造する際に平坦度に応じて異なるカセットケースに振り分けられた磁気ディスクを示す模式図である。 図6は、実施形態にかかる磁気ディスク装置の製造に用いられるシムの種類の一例を示す図である。 図7は、実施形態にかかる磁気ディスク装置におけるスピンドルへの磁気ディスクの組み付け工程を示す模式図である。 図8は、実施形態にかかる磁気ディスク装置におけるスピンドルへの磁気ディスクの組み付け工程を示す模式図である。 図9は、比較例にかかる磁気ディスク装置において、平坦度の大小、及びずれ方向等を考慮されることなく無作為に磁気ディスクを組み付けた場合の例を示す模式図である。 図10は、実施形態の変形例1にかかる磁気ディスク装置において、平坦度が所定範囲内の磁気ディスクを組み付けた場合の例を示す模式図である。 図11は、実施形態の変形例1にかかる磁気ディスク装置の製造に用いられるシムの種類の一例を示す図である。 図12は、実施形態の変形例2にかかる磁気ディスク装置において、平坦度が所定範囲内の磁気ディスクを組み付けた場合の例を示す模式図である。 図13は、実施形態の変形例2にかかる磁気ディスク装置において、平坦度が所定範囲内の磁気ディスクを組み付けた場合の他の例を示す模式図である。
以下に、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により、本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
(磁気ディスク装置の構成例)
図1は、実施形態にかかる磁気ディスク装置10の構成の一例を示す模式図である。実施形態の磁気ディスク装置10は、例えばHDD(Hard Disk Drive)として構成されている。ただし、実施形態の磁気ディスク装置10が、ハイブリッドHDDのような他の磁気ディスク装置であってもよい。
図1に示すように、実施形態の磁気ディスク装置10は、スピンドルモータ(SPM)11、複数の磁気ディスク12、複数の磁気ヘッド13、アクチュエータユニット14、ヘッドアンプ16、SoC(System on Chip)17、及びサーボコントローラ(SVC)18を備えている。
スピンドルモータ11は、回転軸となるスピンドル19を有している。スピンドル19には、複数の磁気ディスク12がクランプ等によって保持されている。スピンドルモータ11は、スピンドル19まわりに、複数の磁気ディスク12を一体的に回転させる。複数の磁気ディスク12の両面には、データの記録が可能な記録面が形成されている。
個々の磁気ディスク12両面の記録面には、複数の磁気ヘッド13が、これらの磁気ディスク12の記録面にそれぞれアクセス可能なように近接して設けられている。つまり、磁気ヘッド13の数は、例えば磁気ディスク12の記録面の数に対応するよう設定されている。複数の磁気ヘッド13のそれぞれは、対応する磁気ディスク12の記録面に対し、データの記録およびデータの再生を行うことができる。
複数の磁気ヘッド13のそれぞれは、対応する磁気ディスク12の記録面に対向可能なように設けられる。複数の磁気ヘッド13のそれぞれは、当該磁気ヘッド13が対向する磁気ディスク12の記録面に対し、データの記録及びデータの再生を行うことができる。
アクチュエータユニット14は、複数のサスペンション21、複数のアクチュエータアーム22、回転軸23と、ボイスコイルモータ(VCM)24、及び複数のマイクロアクチュエータ(MA)25を備えている。
サスペンション21、アクチュエータアーム22、及びマイクロアクチュエータ25の数は、磁気ヘッド13の数に対応して設定される。アクチュエータユニット14の回転軸23は、スピンドルモータ11が有するスピンドル19から離間した位置に、スピンドル19と略平行に設けられる。
複数のサスペンション21のそれぞれは、弾性変形可能な板状に構成されている。複数のサスペンション21のそれぞれは、複数の磁気ヘッド13のうちの対応する1つを先端近傍で支持している。
複数のアクチュエータアーム22の一端部は、回転軸23回りに回転可能に、回転軸23に支持される。複数のアクチュエータアーム22のそれぞれの他端部には、複数のサスペンション21のうち対応する1つが取り付けられる。
マイクロアクチュエータ25は、サスペンション21とアクチュエータアーム22との接続部分に設けられる。マイクロアクチュエータ25は、例えば、圧電素子のようなアクチュエータ素子である。マイクロアクチュエータ25は、サスペンション21を磁気ディスク12の記録面に対して略平行に移動させることができる。
ボイスコイルモータ24は、アクチュエータアーム22を回転軸23まわりに回転させて、サスペンション21に支持された磁気ヘッド13を磁気ディスク12に対して移動させることができる。なお、アクチュエータユニット14が、複数のボイスコイルモータ24を有してもよい。
以上のように、アクチュエータユニット14は、ボイスコイルモータ24とマイクロアクチュエータ25とによって磁気ヘッド13を移動させる、2段アクチュエータとして構成される。
ヘッドアンプ16は、磁気ヘッド13が磁気ディスク12から読み取った信号を増幅してSoC17に出力する。SoC17は、ヘッドアンプ16から出力された信号を、リードチャネル回路によってデジタルデータに復調する。
また、ヘッドアンプ16には、デジタルデータに対応した信号がSoC17から供給される。ヘッドアンプ16は、SoC17から供給された信号を増幅して、磁気ヘッド13に供給する。磁気ヘッド13は、ヘッドアンプ16から供給された信号を磁気ディスク12の記録面に記録する。
サーボコントローラ18は、アクチュエータユニット14のボイスコイルモータ24及びマイクロアクチュエータ25を制御する。つまり、サーボコントローラ18は、SoC17からの指示に基づいてアクチュエータユニット14を駆動することによって、磁気ヘッド13をSoC17から指示された位置に位置決めする。
より具体的には、サーボコントローラ18は、ボイスコイルモータ24の駆動電圧の指示値に応じた電圧をボイスコイルモータ24に印加し、マイクロアクチュエータ25の駆動電圧の指示値に応じた電圧をマイクロアクチュエータ25に印加する。これによって、磁気ヘッド13が目標位置に位置決めされる。
また、サーボコントローラ18は、SoC17からの指示に基づいてスピンドルモータ11を駆動する。サーボコントローラ18は、スピンドルモータ11の回転速度が予め決められた目標速度で一定となるように、スピンドルモータ11を駆動する。
また、サーボコントローラ18は、磁気ディスク装置10への電源供給が切断されたときに、磁気ヘッド13を退避させる。サーボコントローラ18が、磁気ヘッド13の位置決め制御においてシークエラーが発生した場合に、磁気ヘッド13を退避させてもよい。
SoC17は、MPU(Micro-Processing Unit)17aを有する。MPU17aは、ファームウェアプログラムに従って動作する。ファームウェアプログラムは、所定の不揮発性の記憶領域に格納されている。所定の不揮発性の記憶領域は、磁気ディスク12であってもよいし、SoC17のROM(Read Only Memory)であってもよい。
MPU17aは、磁気ディスク装置10全体の動作を制御する。例えば、MPU17aは、ヘッドアンプ16を介して磁気ヘッド13を用いた磁気ディスク12へのアクセスを制御する。また、MPU17aは、サーボコントローラ18に対してスピンドルモータ11の回転制御を指示したり、サーボコントローラ18を介してアクチュエータユニット14のロード/アンロードの制御を実行したりする。
また、MPU17aは、位置決め制御において、磁気ヘッド13の位置を目標位置に追従させるため、ボイスコイルモータ24の駆動電圧の指示値、及びマイクロアクチュエータ25の駆動電圧の指示値を演算する。MPU17aは、磁気ヘッド13が磁気ディスク12の記録面に形成されたサーボ情報から読み出した位置信号をフィードバック入力として用いて各指示値を演算し、得られた各指示値をサーボコントローラ18に送信する。
このように構成されるSoC17は、ホスト2に電気的に接続され、ホスト2からアクセスコマンド(例えば、リードコマンド及びライトコマンド)を受け付けることができる。SoC17は、ホスト2からのアクセスコマンドを解釈し、解釈結果に基づき、上記のように、磁気ディスク12へのアクセスのような種々の制御を実行する。
SoC17とホスト2とは、例えば、SAS(Serial Attached SCSI)規格に準拠した通信プロトコルを用いて通信ラインを介した通信を行う。ただし、SoC17とホスト2との間の通信ラインの規格は、この例に限られない。
ホスト2は、例えばプロセッサ、パーソナルコンピュータ、またはサーバとして構成される。
図2は、実施形態にかかる磁気ディスク装置10の一部構成を模式的に示す上面図である。図2は、磁気ディスク装置10の筐体内部の、スピンドルモータ(SPM)11、複数の磁気ディスク12、複数の磁気ヘッド13、及びアクチュエータユニット14を上面から見た様子を示している。
図2に示すように、アクチュエータユニット14は、ボイスコイルモータ24とマイクロアクチュエータ25とによって、磁気ディスク12の記録面に対し、軌跡Tに沿って磁気ヘッド13を移動させることができる。磁気ディスク12の外端近傍の軌跡T上には、ランプロード機構15が設けられる。
ボイスコイルモータ24は、アクチュエータアーム22と、アクチュエータアーム22に取り付けられたサスペンション21とを、回転軸23まわりに所定の範囲内で円弧状に回転させる。このとき、ボイスコイルモータ24は、アクチュエータアーム22を磁気ディスク12の記録面に対して略平行に移動させる。つまり、ボイスコイルモータ24は、磁気ヘッド13を、磁気ディスク12に対して、スピンドル19と略直交する径方向に移動させる。
これにより、磁気ヘッド13を、ランプロード機構15とスピンドル19との間の軌跡D1,D2上を移動させることができる。
ランプロード機構15は、磁気ディスク12の端部位置近傍に設けられ、ランプロード機構15を介して、磁気ヘッド13が磁気ディスク12に対してロード/アンロードされる。
上述のように、磁気ディスク装置10は、複数の磁気ディスク12が、スピンドル19の軸方向に沿って並列に組み付けられた構成を有する。複数の磁気ディスク12は、薄層化が進んでおり、反りが生じやすい状態となっている。実施形態の磁気ディスク装置10においては、反り量が所定範囲内の磁気ディスク12ごとに、反り方向を揃えた状態で、これらの磁気ディスク12がスピンドル19に組み付けられている。
ここで、磁気ディスク12には、全体がお椀型を呈するような反りが生じることが多い。つまり、磁気ディスク12の反り量は、例えば磁気ディスク12の中心点を基準として、磁気ディスク12の端部の幾何学的平面からのずれ量(変位量)で表すことができる。このとき、例えば磁気ディスク12の複数の端部についてずれ量を測定し、これらの最大値をずれ量とすることができる。あるいは、複数の端部について測定したずれ量の平均値をずれ量としてもよい。
本明細書では、これ以降、磁気ディスク12の中心点を基準として、磁気ディスク12の端部の幾何学的平面からのずれ量を磁気ディスク12の平坦度と呼称する。
以下に、平坦度が所定値以下の磁気ディスク12を組み付けた場合と、平坦度が所定の範囲内にある磁気ディスク12を組み付けた場合の例について図3及び図4に示す。
図3は、実施形態にかかる磁気ディスク装置10において、平坦度が所定値以下の磁気ディスク12fを組み付けた場合の例を示す模式図である。図3(a)は、スピンドル19に組み付けられた複数の磁気ディスク12fの全体を示している。図3(b)は、複数の磁気ディスク12fの端部近傍に設けられるランプロード機構15の拡大断面を示している。
図3に示す磁気ディスク装置10は、複数の磁気ディスク12fを備えている。これらの磁気ディスク12fは、いずれも平坦度が所定値以下であり、中心点を基準とする幾何学的平面からの端部のずれ量が略ゼロである。すなわち、磁気ディスク12fは、反りがほとんどなく、略フラットな形状を有している。
図3に示すように、磁気ディスク装置10のスピンドルモータ11上には、スピンドル19の軸部分となるハブ191が設けられ、複数の磁気ディスク12fがそれぞれ、スペーサ192を介して略等間隔でハブ191に組み付けられている。磁気ディスク12fが組み付けられたハブ191の上端部には、クランプ193を被せて締め付けられており、これによって、複数の磁気ディスク12fが、ハブ191、スペーサ192、及びクランプ193等を有するスピンドル19に組み付けられている。
スピンドル19から所定距離離間した、磁気ディスク12fの端部近傍には、ランプロード機構15が設けられている。ランプロード機構15は、複数のランプ151を備えている。これらのランプ151は、磁気ディスク12fの端部が非接触に挿入される溝を有しており、個々の磁気ディスク12fに対応するように、上下方向に略等間隔で設置されている。
複数の磁気ディスク12fのそれぞれは、対応するランプ151の溝内において、上下方向の略中央部分に端部を有している。すなわち、個々の磁気ディスク12fの端部は、溝の上面および下面と略等しい距離を保って溝内に挿入されている。これらの距離は、複数の磁気ディスク12f間でも略均一に保たれている。
上述の磁気ヘッド13は、ランプロード機構15中に収容され、対応する磁気ディスク12fの端部近傍に設けられたランプ151上を行き来することで、磁気ディスクに対してロード/アンロードされる。
以上のように、実施形態の磁気ディスク装置10において、スピンドル19と複数のランプ151との初期的な相対高さは、略平坦な磁気ディスク12が組み付けられた場合に対して適正化されている。
図4は、実施形態にかかる磁気ディスク装置10において、平坦度が所定範囲内の磁気ディスク12cを組み付けた場合の例を示す模式図である。図4(a)は、スピンドル19に組み付けられた複数の磁気ディスク12cの全体を示している。図4(b)は、複数の磁気ディスク12cの端部近傍に設けられるランプロード機構15の拡大断面を示している。
図4に示す磁気ディスク装置10は、複数の磁気ディスク12cを備えている。これらの磁気ディスク12cは、いずれも平坦度が、上述の図3に示す磁気ディスク12fよりも大きく、所定の範囲内にある。すなわち、磁気ディスク12cは、所定量の反りを有し、全体としてお椀型の形状を有している。
図4に示すように、磁気ディスク装置10のスピンドル19には、これらの磁気ディスク12cが、中心点からの端部のずれ方向を揃えて組み付けられている。図4の例では、中心点からの端部のずれ方向が全ての磁気ディスク12cにおいて下向きになるよう、すなわち、全ての磁気ディスク12cがお椀を伏せたような上凸の形状となる向きに、スピンドル19に組み付けられている。
図4に示すスピンドル19、及びランプロード機構15等の構成は、トップカバーとベース部材とが接合された筐体(いずれも不図示)内に収容されている。より詳細には、スピンドル19、及びランプロード機構15等は、磁気ディスク装置10の筐体のベース部材上に設置され、トップカバーによって覆われている。本明細書では、トップカバー側を磁気ディスク装置10の上方向とし、ベース部材側を磁気ディスク装置10の下方向とする。
上記のように、磁気ディスク12cが、中心点からの端部のずれ方向が下向きになるように組み付けられている場合、磁気ディスク装置10を基準として、磁気ディスク12cの端部のずれ方向を、ベース部材方向と呼ぶことがある。つまり、図4に示す磁気ディスク装置10において、磁気ディスク12cの端部は、磁気ディスク12cの中心点から所定のずれ量(変位量)をベース部材方向に有している。
また、スピンドルモータ11上、つまり、スピンドル19のハブ191の下端部には、所定厚さを有するドーナツ型のシム11sが挿入されている。これにより、スピンドル19、及びスピンドル19に組み付けられた複数の磁気ディスク12cの全体が、シム11sの厚さ分、上方向に嵩上げされている。
ここで、磁気ディスク12には、アルミニウム製のものとガラス製のものとがある。磁気ディスク12がアルミニウム製の場合、ハブ191等を含むスピンドル19も通常、アルミニウム製のものが用いられる。したがって、シム11sの材質もまたアルミニウム製であることが好ましい。また、磁気ディスク12がガラス製の場合、ハブ191等を含むスピンドル19にはSUS製のものが用いられる。したがって、シム11sの材質もまたSUS製であることが好ましい。
複数の磁気ディスク12cを、例えばお椀を伏せた形にスピンドル19に組み付けた場合、スピンドル19及び磁気ディスク12cと、ランプロード機構15との相対高さが図3に示すままであれば、これらの磁気ディスク12cの端部は、対応するランプ151の溝内下方にずれ、溝の下面との距離が上面との距離より近接することとなる。図4(b)の破線は、磁気ディスク12cのこのような状態を示している。このような状態は、磁気ディスク12cとランプ151との接触マージンを減少させ、これらの接触リスクを高めてしまう。
実施形態の磁気ディスク装置10においては、上記のように、スピンドル19下端部にシム11sを挿入し、スピンドル19及び磁気ディスク12cを嵩上げしている。これにより、スピンドル19及び磁気ディスク12cと、ランプロード機構15との相対高さが調整されて、個々の磁気ディスク12fの端部は、対応するランプ151の溝の上面および下面と略等しい距離を保って溝内に挿入されることとなる。これらの距離は、複数の磁気ディスク12c間でも略均一に保たれている。
また、磁気ディスク12cがアルミニウム製の場合にはシム11sもアルミ製とし、磁気ディスク12cがSUS製の場合にはシム11sをSUS製とすることで、これらの熱膨張係数を略等しくすることができる。よって、磁気ディスク12c、スピンドル19、及びシム11s等の相互部材間における熱膨張による接触リスクを軽減することができる。
(磁気ディスク装置の製造方法)
次に、図5~図8を用いて、実施形態の磁気ディスク装置10の製造方法の例について説明する。
上述のように、磁気ディスク12は薄層化が進んでおり、反りが生じやすい状態となっている。個々の磁気ディスク12は、製造公差等によって、それぞれ異なる平坦度を有している。そこで、磁気ディスク12の製造時、ポリッシュ工程を終えた後、平面測定機等を用いた全数検査により、個々の磁気ディスク12の平坦度を測定する。
図5は、実施形態にかかる磁気ディスク装置10を製造する際に平坦度に応じて異なるカセットケースCSに振り分けられた磁気ディスク12を示す模式図である。図5に示すように、個々の磁気ディスク12は、平坦度に応じて異なるカセットケースCSへと振り分けられている。
図5の例では、カセットケースCS1には、平坦度の範囲が0μm以上10μm以下の磁気ディスク12が収容され、カセットケースCS2には、平坦度の範囲が11μm以上20μm以下の磁気ディスク12が収容され、カセットケースCS3には、平坦度の範囲が21μm以上30μm以下の磁気ディスク12が収容され、カセットケースCS4には、平坦度の範囲が31μm以上40μm以下の磁気ディスク12が収容されている。
これらの磁気ディスク12は、カセットケースCS1~CS4ごとに、端部のずれ方向を揃えて収容されている。1つのカセットケースCSには、例えば磁気ディスク装置10の複数台分の数量の磁気ディスク12が収容されている。このため、磁気ディスク装置10を1台製造する際には、1つのカセットケースCS内の一部の磁気ディスク12を用いて組み付けが行われる。
実施形態の磁気ディスク装置10の製造工程においては、異なる平坦度の範囲ごとに、異なる厚さを有するシム11sが準備され、用いられる。
図6は、実施形態にかかる磁気ディスク装置10の製造に用いられるシム11sの種類の一例を示す図である。図6に示すように、磁気ディスク12の平坦度の範囲に応じて、これらの平坦度に対応する複数種類の厚さのシム11sが準備されている。
カセットケースCS1に収容され、平坦度の範囲が0μm以上10μm以下の磁気ディスク12に対しては、例えば厚さSH1が0.10mmのシム11sが用意されている。カセットケースCS2に収容され、平坦度の範囲が11μm以上20μm以下の磁気ディスク12に対しては、例えば厚さSH2が0.11mmのシム11sが用意されている。カセットケースCS3に収容され、平坦度の範囲が21μm以上30μm以下の磁気ディスク12に対しては、例えば厚さSH3が0.12mmのシム11sが用意されている。カセットケースCS4に収容され、平坦度の範囲が31μm以上40μm以下の磁気ディスク12に対しては、例えば厚さSH4が0.13mmのシム11sが用意されている。
図7及び図8は、実施形態にかかる磁気ディスク装置10におけるスピンドル19への磁気ディスク12の組み付け工程を示す模式図である。
図7(a)に示すように、平坦度が所定範囲内の磁気ディスク12が収容されるカセットケースCSの1つが選別される。一方、スピンドルモータ11上には、そのカセットケースCS内の磁気ディスク12の平坦度に応じた厚さのシム11sを介して、スピンドル19のハブ191が設置される。
図7(b)に示すように、カセットケースCS内から1枚目の磁気ディスク12を取り出し、下端部にシム11sが挿入されたハブ191にセットする。このとき、お椀を伏せた向きとなるよう磁気ディスク12をセットする。
図7(c)に示すように、1枚目の磁気ディスク12上にスペーサ192をセットする。
図7(d)に示すように、カセットケースCS内から2枚目の磁気ディスク12を取り出し、1枚目の磁気ディスク12上のハブ191に、スペーサ192を介してセットする。このときも、1枚目の磁気ディスク12の向きと合わせて、お椀を伏せた向きとなるよう2枚目の磁気ディスク12をセットする。
図8(a)~図8(c)に示すように、スペーサ192を介して磁気ディスク12をハブ191にセットする処理を、最後の磁気ディスク12まで継続する。
図8(d)に示すように、全ての磁気ディスク12がハブ191にセットされると、ハブ191の上端部をクランプ193で締め付ける。これにより、平坦度が所定の範囲内にある複数の磁気ディスク12が、ずれ方向を揃えた状態でスピンドル19に組み付けられる。なお、ハブ191の上端部をクランプ193で締め付けることで、少なくとも上層側の磁気ディスク12の反り量が若干低減される。
以上により、実施形態の磁気ディスク装置10の組み付け工程が終了する。
(比較例)
次に、図9を用いて、比較例の磁気ディスク装置について説明する。比較例の磁気ディスク装置においては、複数の磁気ディスク12が、平坦度の大小、及びずれ方向等を考慮されることなく無作為にスピンドル19に組み付けられている。これにより、1つのスピンドル19に、略平坦な磁気ディスク12fと、お椀を伏せた向きの磁気ディスク12cと、上向きのお椀型の磁気ディスク12rとが混在することとなる。
この場合、略平坦な磁気ディスク12fにおいては、ランプロード機構15xの対応するランプ151xの溝内の上下方向略中央部に端部が配置されるのに対し、お椀を伏せた形の磁気ディスク12cの端部はランプ151xの溝内下方にずれ、お椀形の磁気ディスク12rの端部はランプ151xの溝内上方にずれてしまう。
磁気ディスク12の薄層化および多層化が進むことで、磁気ディスク12とランプ151xの溝の上下面との隙間は狭くなっているため、薄層化された磁気ディスク12の反り量が大きくなると、磁気ディスク12とランプ151xとの接触リスクが高まってしまう。磁気ディスク装置に外部衝撃が加わった際には、これらの接触リスクは更に高まり、動作衝撃耐力が低下して磁気ディスク装置の信頼性が損なわれてしまう。
また、無作為に並ぶ磁気ディスク12の反りにより、磁気ディスク12とランプ151xの溝の上下面との隙間が狭くなる部分と、広くなる部分とが混在するため、磁気ディスク装置の設計マージンの確保も困難となる。
実施形態の磁気ディスク装置10の製造方法によれば、スピンドル19と複数のランプ151との相対高さを調整し、中心点を基準として端部が幾何学的平面からずれた複数の磁気ディスク12を、中心点からの端部のずれ方向を揃えて、スピンドル19の軸方向に沿って並列に組み付ける。
このように、中心点からの端部のずれ方向を揃えて、磁気ディスク12をスピンドル19に組み付けるので、個々の磁気ディスク12と、対応するランプ151との隙間を略均一に揃えることができる。このとき、中心点からの端部のずれ方向を揃えているので、スピンドル19と複数のランプ151とが初期的な相対高さを有する場合、磁気ディスク12とランプ151との隙間は、磁気ディスク12の反り方向でいずれも狭くなるという規則性を有することとなる。
そのうえで、スピンドル19と複数のランプ151との相対高さを調整することで、中心点を基準として端部が幾何学的平面からずれた複数の磁気ディスク12を組み付けた場合であっても、これらの磁気ディスク12と、対応するランプ151との隙間を適正に保つことができる。このように、複数の磁気ディスク12の反り方向を揃えただけでは、磁気ディスク12とランプ151との接触リスクの軽減には充分ではなく、さらに、スピンドル19と複数のランプ151との相対高さを調整することが必要である。
これにより、磁気ディスク装置10の設計マージンを確保することができ、また、磁気ディスク12とランプ151との接触リスクを低減して、動作中の磁気ディスク装置10の衝撃耐性を向上させることができる。
実施形態の磁気ディスク装置10の製造方法によれば、平坦度が所定の範囲内となるよう複数の磁気ディスク12cを選別し、磁気ディスク12cの平坦度に応じた所定厚さを有するシム11sをスピンドル19の下端部近傍に設置して、スピンドル19と複数のランプ151との相対高さを調整し複数の磁気ディスク12が上凸となるよう端部のずれ方向を揃えて、複数の磁気ディスク12を、シム11sが設置されたスピンドル19に組み付ける。
個々の磁気ディスク12を平坦度に応じて選別することで、磁気ディスク装置10の設計マージンをよりいっそう確保しやすくなる。
また、例えばスピンドル19と複数のランプ151との初期的な相対高さが、略平坦な磁気ディスク12に対して適正化されている場合において、上記のように、上凸となるよう磁気ディスク12をスピンドル19に組み付けることで、磁気ディスク12の端部は、ランプ151の下面側に接近することとなる。この場合、スピンドル19の下端部近傍にシム11sを設置することで、磁気ディスク12とランプ151との隙間を適正に保つことができる。
また、上凸となるよう磁気ディスク12をスピンドル19に組み付けることで、磁気ディスク12の上凸形状が、クランプ193により若干補正されるというメリットも得られる。
実施形態の磁気ディスク装置10の製造方法によれば、平坦度の範囲が異なる複数の磁気ディスク群に対して、スピンドル19と複数のランプ151との相対高さをそれぞれ調整可能に異なる厚さを有する複数のシム11sを準備する。これにより、磁気ディスク12とランプ151との隙間をよりいっそう適正に保つことができる。
(変形例1)
次に、図10及び図11を用いて、実施形態の変形例1の磁気ディスク装置について説明する。変形例1の磁気ディスク装置では、スピンドル19と複数のランプ151との初期的な相対高さが、反り量の大きい磁気ディスク12に対して適正化されている点が、上述の実施形態とは異なる。
以下の図面においては、上述の実施形態の構成と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略することがある。
図10は、実施形態の変形例1にかかる磁気ディスク装置において、平坦度が所定範囲内の磁気ディスク12cを組み付けた場合の例を示す模式図である。図10(a)は、スピンドル19に組み付けられた複数の磁気ディスク12cの全体を示している。図10(b)は、複数の磁気ディスク12cの端部近傍に設けられるランプロード機構15の拡大断面を示している。
図10に示す例では、スピンドル19と複数のランプ151との初期的な相対高さは、例えば磁気ディスク12が取り得る最大の反り量の磁気ディスク12に対して適正化されている。この場合、最大の反り量より小さい反り量を有する磁気ディスク12cを組み付けた場合、スピンドル19と複数のランプ151との初期的な相対高さにおいて、磁気ディスク12cの端部は、対応するランプ151の溝内の上面に近接して配置されることとなる。図10(b)のランプ151のシルエットは、磁気ディスク12rのこのような状態を示している。
図10に示すように、上記のように配置される磁気ディスク12cの端部位置を適正化するため、最大の反り量より小さい反り量の磁気ディスク12cを組み付ける場合には、それらの磁気ディスク12cの平坦度に応じた厚さを有するシム15sが、ランプロード機構15の下端部に挿入される。これにより、複数のランプ151を含むランプロード機構15の全体が上方に嵩上げされることとなり、対応するランプ151に対する磁気ディスク12cの端部位置を適正化することができる。
ここで、複数のランプ151を含むランプロード機構15が設置される磁気ディスク装置のベース部材は、例えばアルミニウム製である。したがって、ランプロード機構15と磁気ディスク装置のベース部材との間に挿入されるシム15sもアルミニウム製とすることが好ましい。
図11は、実施形態の変形例1にかかる磁気ディスク装置の製造に用いられるシム15sの種類の一例を示す図である。図11に示すように、変形例1の磁気ディスク装置の製造工程においても、磁気ディスク12の平坦度の範囲に応じて、これらの平坦度に対応する複数種類の厚さのシム15sが準備される。
上述の図5に示した例の通り、個々の磁気ディスク12を振り分けることとした場合、平坦度の範囲が0μm以上10μm以下の磁気ディスク12に対しては、例えば厚さSH1が0.13mmのシム15sが用意される。平坦度の範囲が11μm以上20μm以下の磁気ディスク12に対しては、例えば厚さSH2が0.12mmのシム15sが用意される。平坦度の範囲が21μm以上30μm以下の磁気ディスク12に対しては、例えば厚さSH3が0.11mmのシム15sが用意される。平坦度の範囲が31μm以上40μm以下の磁気ディスク12に対しては、例えば厚さSH4が0.10mmのシム11sが用意されている。
これにより、最大の反り量の磁気ディスク12に対して初期的な相対高さが適正化されたスピンドル19と複数のランプ151とを備える変形例1の磁気ディスク装置においても、ランプロード機構15の下端部に、適正な厚さのシム15sを挿入することで、スピンドル19と複数のランプ151との相対高さを、平坦度の範囲が異なる複数の磁気ディスク12のそれぞれに対して適正化することができる。
変形例1の磁気ディスク装置によれば、上述の実施形態の磁気ディスク装置10と同様の効果を奏する。
(変形例2)
次に、図12及び図13を用いて、実施形態の変形例2の磁気ディスク装置について説明する。変形例2の磁気ディスク装置では、上向きのお椀型となるよう磁気ディスク12をスピンドル19に組み付ける点が、上述の実施形態とは異なる。
以下の図面においては、上述の実施形態の構成と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を省略することがある。
図12は、実施形態の変形例2にかかる磁気ディスク装置において、平坦度が所定範囲内の磁気ディスク12rを組み付けた場合の例を示す模式図である。図12(a)は、スピンドル19に組み付けられた複数の磁気ディスク12rの全体を示している。図12(b)は、複数の磁気ディスク12rの端部近傍に設けられるランプロード機構15の拡大断面を示している。
図12に示す例では、スピンドル19と複数のランプ151との初期的な相対高さは、例えば略平坦な磁気ディスク12に対して適正化されている。この場合、平坦ではなく所定の平坦度を有し、上向きのお椀型、つまり下凸の形状となるよう磁気ディスク12rを組み付けた場合、スピンドル19と複数のランプ151との初期的な相対高さにおいて、磁気ディスク12rの端部は、対応するランプ151の溝内の上面に近接して配置されることとなる。図12(b)のランプ151のシルエットは、磁気ディスク12rのこのような状態を示している。
図12に示すように、このような場合においても、上向きのお椀型の磁気ディスク12rの端部位置を適正化するため、それらの磁気ディスク12rの平坦度に応じた厚さを有するシム15sが、ランプロード機構15の下端部に挿入される。これにより、複数のランプ151を含むランプロード機構15の全体が上方に嵩上げされることとなり、対応するランプ151に対する磁気ディスク12rの端部位置を適正化することができる。
なお、上記のように、磁気ディスク12rが、中心点からの端部のずれ方向が上向きになるように組み付けられている場合、トップカバーとベース部材とが組み合わされた磁気ディスク装置の筐体のうち、磁気ディスク12rの端部はトップカバー側にずれている。したがって、磁気ディスク装置を基準として、上記のような磁気ディスク12rの端部のずれ方向を、トップカバー方向と呼ぶことがある。つまり、図12に示す磁気ディスク装置において、磁気ディスク12cの端部は、磁気ディスク12cの中心点から所定のずれ量(変位量)をトップカバー方向に有している。
図13は、実施形態の変形例2にかかる磁気ディスク装置において、平坦度が所定範囲内の磁気ディスク12rを組み付けた場合の他の例を示す模式図である。図13(a)は、スピンドル19に組み付けられた複数の磁気ディスク12rの全体を示している。図13(b)は、複数の磁気ディスク12rの端部近傍に設けられるランプロード機構15の拡大断面を示している。
図13に示す例では、スピンドル19と複数のランプ151との初期的な相対高さは、例えば磁気ディスク12が取り得る最大の反り量の磁気ディスク12に対して適正化されている。この場合、最大の反り量より小さい反り量を有する磁気ディスク12rを上向きのお椀型となるよう組み付けた場合、スピンドル19と複数のランプ151との初期的な相対高さにおいて、磁気ディスク12rの端部は、対応するランプ151の溝内の下面に近接して配置されることとなる。図13(b)の破線は、磁気ディスク12rのこのような状態を示している。
図13に示すように、上記のように配置される磁気ディスク12rの端部位置を適正化するため、最大の反り量より小さい反り量の磁気ディスク12rを組み付ける場合には、それらの磁気ディスク12rの平坦度に応じた厚さを有するシム11sが、スピンドル19のハブ191の下端部に挿入される。これにより、複数の磁気ディスク12rが組み付けられたスピンドル19の全体が上方に嵩上げされることとなり、対応するランプ151に対する磁気ディスク12rの端部位置を適正化することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…磁気ディスク装置、11…スピンドルモータ、11s,15s…シム、12,12c,12f,12r…磁気ディスク、13…磁気ヘッド、19…スピンドル、191…ハブ、192…スペーサ、193…クランプ。

Claims (7)

  1. 中心点を基準として端部が幾何学的平面からずれた複数の磁気ディスクの中心軸を揃えて回転可能なスピンドルと、前記複数の磁気ディスクの前記端部位置にそれぞれ配置されることとなる複数のランプと、の相対高さを調整し、
    前記中心点からの前記端部のずれ方向を揃えて、前記複数の磁気ディスクを前記スピンドルの軸方向に沿って組み付ける、
    磁気ディスク装置の製造方法。
  2. 前記中心点を基準とする幾何学的平面からの前記端部のずれ量が所定の範囲内となるよう前記複数の磁気ディスクを選別し、
    前記ずれ量に応じた所定厚さを有するシムを前記スピンドルの下端部近傍に設置して、前記スピンドルと前記複数のランプとの前記相対高さを調整し、
    前記複数の磁気ディスクが上凸となるよう前記端部のずれ方向を揃えて、前記複数の磁気ディスクを、前記シムが設置された前記スピンドルに組み付ける、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置の製造方法。
  3. 前記中心点を基準とする幾何学的平面からの前記端部のずれ量が所定の範囲内となるよう前記複数の磁気ディスクを選別し、
    前記複数のランプを含むランプロード機構の下端部近傍に、前記ずれ量に応じた所定厚さを有するシムを設置して、前記スピンドルと前記複数のランプとの前記相対高さを調整し、
    前記複数の磁気ディスクが下凸となるよう前記端部のずれ方向を揃えて、前記複数の磁気ディスクを前記スピンドルに組み付ける、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置の製造方法。
  4. 前記中心点を基準とする幾何学的平面からの前記端部のずれ量が所定範囲内となるよう、前記複数の磁気ディスクを第1の磁気ディスク群として選別し、
    前記ずれ量が前記第1の磁気ディスク群よりも大きい第2の磁気ディスク群を選別し、
    前記ずれ量が前記第1の磁気ディスク群よりも小さい第3の磁気ディスク群を選別し、
    前記第1乃至第3の磁気ディスク群に対して、前記スピンドルと前記複数のランプとの前記相対高さをそれぞれ調整可能に異なる厚さを有する複数のシムを準備する、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置の製造方法。
  5. 前記中心点を基準とする幾何学的平面からの前記端部のずれ量が所定範囲内となるよう、前記複数の磁気ディスクを第1の磁気ディスク群として選別し、
    前記ずれ量が前記第1の磁気ディスク群よりも大きい第2の磁気ディスク群を選別し、
    前記複数のランプを含むランプロード機構の下端部近傍に、前記第1の磁気ディスク群の前記ずれ量に応じた所定厚さを有するシムを設置して、前記スピンドルと前記複数のランプとの前記相対高さを調整し、
    前記第1の磁気ディスク群が上凸となるよう前記端部のずれ方向を揃えて、前記第1の磁気ディスク群を前記スピンドルに組み付ける、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置の製造方法。
  6. 前記中心点を基準とする幾何学的平面からの前記端部のずれ量が所定範囲内となるよう、前記複数の磁気ディスクを第1の磁気ディスク群として選別し、
    前記ずれ量が前記第1の磁気ディスク群よりも大きい第2の磁気ディスク群を選別し、
    前記第1の磁気ディスク群の前記ずれ量に応じた所定厚さを有するシムを前記スピンドルの下端部近傍に設置して、前記スピンドルと前記複数のランプとの前記相対高さを調整し、
    前記第1の磁気ディスク群が下凸となるよう前記端部のずれ方向を揃えて、前記第1の磁気ディスク群を前記スピンドルに組み付ける、
    請求項1に記載の磁気ディスク装置の製造方法。
  7. 中心点を基準として端部が幾何学的平面からずれた複数の磁気ディスクと、
    前記複数の磁気ディスクの中心軸を揃えて回転可能なスピンドルと、
    前記複数の磁気ディスクの端部位置にそれぞれ配置される複数のランプを含むランプロード機構と、
    前記スピンドルと前記複数のランプとの相対高さを調整可能に所定の厚さを有するシムと、を備え、
    前記複数の磁気ディスクは、
    前記中心点からの前記端部のずれ方向が揃った状態で、前記スピンドルの軸方向に沿って組み付けられている、
    磁気ディスク装置。
JP2024004508A 2024-01-16 2024-01-16 磁気ディスク装置の製造方法および磁気ディスク装置 Pending JP2025110590A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024004508A JP2025110590A (ja) 2024-01-16 2024-01-16 磁気ディスク装置の製造方法および磁気ディスク装置
CN202410713492.2A CN120340549A (zh) 2024-01-16 2024-06-04 磁盘装置的制造方法及磁盘装置
US18/769,046 US20250232795A1 (en) 2024-01-16 2024-07-10 Method of manufacturing magnetic disk device and magnetic disk device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2024004508A JP2025110590A (ja) 2024-01-16 2024-01-16 磁気ディスク装置の製造方法および磁気ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2025110590A true JP2025110590A (ja) 2025-07-29

Family

ID=96347700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2024004508A Pending JP2025110590A (ja) 2024-01-16 2024-01-16 磁気ディスク装置の製造方法および磁気ディスク装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20250232795A1 (ja)
JP (1) JP2025110590A (ja)
CN (1) CN120340549A (ja)

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05159483A (ja) * 1991-06-10 1993-06-25 Seiko Epson Corp ディスク装置
US6066218A (en) * 1998-04-23 2000-05-23 3M Innovative Properties Company Method and apparatus for assembling an optical recording medium
US5987735A (en) * 1998-04-30 1999-11-23 Seagate Technology, Inc. Compliant collet assembly
JP2001023325A (ja) * 1999-06-29 2001-01-26 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データ記憶装置の複合ランプ構造
US6381092B1 (en) * 2000-01-10 2002-04-30 Komag, Inc. Spacer rings to compensate for disk warpage
DE10319757A1 (de) * 2003-04-30 2004-11-18 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Wiedergabe- oder Aufzeichnungsgerät für optische Aufzeichnungsträger mit einer Neigungsregelung
JPWO2005093731A1 (ja) * 2004-03-29 2008-02-14 パイオニア株式会社 偏心検出装置及び方法
US20070297301A1 (en) * 2004-11-30 2007-12-27 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Method And Device For Automatic Disc Skew Correction
US8339732B2 (en) * 2010-09-13 2012-12-25 HGST Netherlands B.V. Baseplate with recessed region in a hard-disk drive (HDD)
US20120075750A1 (en) * 2010-09-27 2012-03-29 Andre Chan Integrated load-unload ramp structure with downstream spoiler and slit-shroud for a hard-disk drive
US11094347B1 (en) * 2020-04-30 2021-08-17 Seagate Technology Llc Split ramp for data storage devices
US20230110894A1 (en) * 2021-10-01 2023-04-13 Western Digital Technologies, Inc. Magnetic recording disk with high internal stress to reduce disk deflections from shock forces and methods for use with the disk
US12387755B2 (en) * 2023-12-18 2025-08-12 Western Digital Technologies, Inc. Hard disk drive disk media curvature mitigation

Also Published As

Publication number Publication date
CN120340549A (zh) 2025-07-18
US20250232795A1 (en) 2025-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6757124B2 (en) Actuator system for a disc drive using a piezoelectric assembly
US7551386B2 (en) Head gimbal assembly with flying height controller, disk drive unit using the same, and flying height adjusting method and system thereof
US6765759B2 (en) Resonance four piece suspension
US6388842B1 (en) Disc drive suspension bend section and method
US8767338B2 (en) Magnetic head slider and magnetic disk drive
JP2001216750A (ja) 情報書込み装置
CN114944173A (zh) 盘装置
CN101136210A (zh) 磁头万向架组件及具有该组件的硬盘驱动器
US20070076323A1 (en) Data storage device with load/unload type disk drive
US7154697B2 (en) Vertically-oriented servo track writer and method
US20230089177A1 (en) Disk device having ramp that includes protrusion
JP2008152908A (ja) ディスク装置用ヘッドジンバルアセンブリ及びその製造方法
JP2025110590A (ja) 磁気ディスク装置の製造方法および磁気ディスク装置
US11217275B2 (en) Disk device having head-support arms with reduced thickness regions that overlie disk regions when in a parked state
US12387755B2 (en) Hard disk drive disk media curvature mitigation
US7027260B2 (en) Disk spacer with gradually deepening groove formed only in a middle portion of an outer circumferential surface thereof
JP2022190510A (ja) ディスク装置およびディスク装置の製造方法
US7814643B2 (en) Method for reducing off-track gain for a disk drive actuator
US6900968B2 (en) Multi-disc servo track writer vibration isolation method and apparatus
CN100431008C (zh) 微致动器、磁头万向悬挂支架组件和磁盘驱动器
US6181524B1 (en) Magnetic disk apparatus with slider and slider supporting mechanism including flexible section integrally formed from same material
US20220262397A1 (en) Disk device
US20060023359A1 (en) Head, head suspension assembly, and disc device provided with the same
KR100734282B1 (ko) 휨 제어 영역을 가진 로드 빔과 이를 구비한 하드 디스크드라이브의 헤드 짐발 조립체 및 그 작동 방법
US20060082927A1 (en) Head, head suspension assembly, and disk device provided with the same