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JP2024078197A - 縫製システム - Google Patents

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JP2024078197A
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Abstract

Figure 2024078197000001
【課題】ミシンによる縫製の準備に係る工数を短縮すること。
【解決手段】縫製システムは、縫製対象の生地及び縫製に使用する糸を含む材料の情報を示す材料情報を含むアイテム情報を取得するアイテム情報取得部と、前記アイテム情報に基づいて、縫製を実施するミシンの動作条件を含む縫製情報を生成する縫製情報生成部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、縫製システムに関する。
ミシンに係る技術分野において、特許文献1に開示されているようなミシン管理システムが知られている。
特開2016-214511号公報
ところで、1つの縫製物を生産するためには複数の工程があり、従来では、各工程で使用するミシン毎に縫製パターン等のデータの作成や動作設定を手動で行っていた。複数のミシンで同じ工程を行う場合でも、それぞれでデータの作成や動作設定が必要であるため、時間がかかる上に煩雑であった。
本発明は、ミシンによる縫製の準備に係る工数を短縮することを目的とする。
本発明に従えば、縫製対象の生地及び縫製に使用する糸を含む材料の情報を示す材料情報を含むアイテム情報を取得するアイテム情報取得部と、前記アイテム情報に基づいて、縫製を実施するミシンの動作条件を含む縫製情報を生成する縫製情報生成部と、を備える、縫製システムが提供される。
本発明の態様によれば、ミシンによる縫製の準備に係る工数を短縮することができる。
図1は、第1実施形態に係る縫製システムを模式的に示す図である。 図2は、第1実施形態に係る縫製情報生成装置及び管理装置を示す機能ブロック図である。 図3は、図1に示すアイテム情報に含まれる情報の一例を示す図である。 図4は、第1実施形態に係る縫製システムの動作を示すフローチャートである。 図5は、第2実施形態に係る縫製システムを模式的に示す図である。 図6は、第2実施形態に係る縫製情報生成装置及び管理装置を示す機能ブロック図である。 図7は、第2実施形態に係る縫製システムの動作を示すフローチャートである。 図8は、第3実施形態に係る縫製システムを模式的に示す図である。 図9は、第3実施形態に係る縫製情報生成装置、管理装置、及び工程情報生成装置を示す機能ブロック図である。 図10は、第3実施形態に係る縫製システムの動作を示すフローチャートである。 図11は、図9に示す工程情報生成装置の動作を模式的に示す図である。 図12は、図9に示す工程情報生成装置の動作を模式的に示す図である。 図13は、図9に示す工程情報生成装置の動作を模式的に示す図である。 図14は、図8に示すアイテム情報に含まれる情報の一例を示す図である。 図15は、第4実施形態に係る縫製システムを模式的に示す図である。 図16は、第4実施形態に係る縫製情報生成装置、管理装置、工程情報生成装置、及び設計情報処理装置を示す機能ブロック図である。 図17は、図15に示す工程リスト情報に含まれる情報の一例を示す図である。 図18は、図15に示すアイテム情報の対応表に含まれる情報の一例を示す図である。 図19は、第4実施形態に係る縫製システムの動作を示すフローチャートである。 図20は、第4実施形態に係る縫製システムの動作を示すフローチャートである。 図21は、本実施形態に係るコンピュータシステムを示すブロック図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
[第1実施形態]
<縫製システム>
図1は、第1実施形態に係る縫製システム1を模式的に示す図である。図1に示すように、縫製システム1は、縫製情報生成装置10と、管理装置30と、複数のミシンM、・・・、M(特に区別しない場合は、ミシンMと呼ぶ)と、を備える。縫製情報生成装置10、管理装置30、及びミシンMは、Bluetooth(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信、又は有線通信による通信ネットワークNW(図2参照)を介して通信可能に接続される。
縫製システム1は、例えば、複数のミシンMが稼働する稼働施設である縫製工場に配備される。縫製工場では、ミシンMにより縫製糸で縫製対象物が縫合されることで、縫製品が製造される。縫製工場では、複数又は1人の作業者と、1人又は複数の管理者と、が勤務する。作業者は、ミシンMを操作して縫製処理を実施する。管理者は、作業者及びミシンMを管理する。作業者又は管理者は、縫製情報生成装置10を操作して、各々のミシンMが縫製処理を行うための縫製情報Dbを作成する。管理者は、管理装置30を操作して縫製工場内における縫製処理状況を把握、管理する。
縫製情報生成装置10は、作業者又は管理者によって操作され、取得したアイテム情報Daに基づいて、縫製情報Dbを生成して管理装置30に出力する情報端末である。縫製情報生成装置10の典型例としては、デスクトップPC(Personal Computer)又はノート型PCが想定されるが、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話機、又はPDA(Personal Digital Assistant)等により実現されてもよい。縫製情報生成装置10は、例えば、縫製工場において、事務所部分に配備される。
アイテム情報Daは、工程情報と、各工程における縫い情報と、を含むデータである。工程情報は、生産するアイテムの種類及び品番と、アイテムを生成するための複数の工程と、各工程で使用される縫製対象のパーツと、等を含む。アイテムの種類とは、例えば、ポロシャツ、ワイシャツ、ジャケット、スカート、等の縫製物の種類を示す。工程とは、前立て付縫、後身すそ引き縫、型合わせ縫い等、一つの縫製物を生産するまでの工程を、縫製部位及び使用するミシンの機能に対応して分割した縫製に関する作業ステップを示すものである。縫製対象のパーツとは、例えば、前身ごろ、後ろ身ごろ、前立て、等の裁断された生地、ボタン、テープ等の、縫い合わせる前の状態の各々を示す。
縫い情報は、縫製対象の生地、ボタン、テープ、使用される糸等の材料情報を含む。生地の情報は、例えば、種類、厚さ、伸縮率、等を含む。糸の情報は、例えば、種類、太さ、等を含む。ボタンの情報は、例えば、種類、大きさ、穴の数及び位置、等を含む。テープの情報は、例えば、種類、厚さ、幅、等を含む。
縫製情報Dbは、工程情報と、各工程を実施するミシンMの情報であるミシン情報と、を含むデータである。工程情報は、アイテム情報Daの工程情報と内容が重複する。ミシン情報は、各工程を実施するミシンMの機種と、ミシンMを動作させる設定値を含むミシンMの動作条件と、を含む。ミシンMが本縫い系ミシンである場合、設定値は、例えば、縫い目長さ(1針あたりの移動量)、針数、糸の張力、押さえ圧、生地の送り速度、等を含む。縫製情報Dbは、縫製情報生成装置10によって生成され、管理装置30に出力される。縫製情報Dbは、管理装置30において、各々のミシンM、・・・、Mに対応する縫製情報Db、・・・、Dbに分配される。
管理装置30は、管理者によって操作され、縫製情報生成装置10から出力された縫製情報Dbを取得し、各々のミシンMに分配して送信する情報端末である。管理装置30の典型例としては、デスクトップPC又はノート型PCが想定されるが、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話機、又はPDA等により実現されてもよい。縫製情報生成装置10は、例えば、縫製工場において、事務所部分に配備される。
ミシンMは、作業員によって操作される工業用ミシンである。工業用ミシンは、例えば、本縫いを行う本縫い系ミシン、サイクルミシン、差動送りミシン、ボタン付けミシン等を含み、第1実施形態では、本縫い系ミシンを想定する。各々のミシンM、・・・、Mは、管理装置30から対応する縫製情報Db、・・・、Db(特に区別しない場合は、縫製情報Dbと呼ぶ)を取得する。作業者は、ミシンMに転送された縫製情報Dbに従って、ミシンMの動作条件を設定するとともに所定の縫製処理を行う。ミシンMは、取得した縫製情報Dbに基づいて、動作条件を自動で設定してもよい。ミシンMは、作業者が縫製対象物及び縫製糸を所定の位置にセットした状態で所定の操作を行うことで、所定の縫製処理を開始する。
<縫製情報生成装置及び管理装置>
図2は、第1実施形態に係る縫製情報生成装置10及び管理装置30を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、縫製情報生成装置10は、入力装置11と、表示装置12と、通信装置13と、データベース14と、制御装置20と、を有する。
入力装置11は、作業者又は管理者による各種入力操作を受け付ける。入力装置11が操作されることにより入力データが生成される。入力装置11は、例えば、キーボードやマウス、操作キー、音声入力を受け付けるマイク等によって実現される。縫製情報生成装置10がスマートフォンやタブレット型端末である場合、入力装置11は、例えば、表示装置12の表示画面に配置されるタッチセンサを含む操作パネルであってもよい。
表示装置12は、各種情報を表示する。表示装置12は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)又は有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electroluminescence Display)のようなフラットパネルディスプレイを含む。
通信装置13は、通信ネットワークNWを介して、管理装置30と通信する。通信装置13は、管理装置30に縫製情報Dbを送信する。
データベース14は、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリである一次記憶装置、ROM(Read Only Memory)、又はHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はストレージ等の不揮発性メモリである二次記憶装置によって実現される。データベース14には、生地及び糸を含む材料情報と、ミシンMの機種及び設定値を含むミシンMの動作条件と、が対応付けられた対応情報が蓄積して記憶される。
制御装置20は、演算手段としての演算処理装置と、記憶手段としての記憶装置と、入出力インターフェース装置と、を有するコンピュータシステムを含み、縫製情報生成装置10の各部における各種制御を実行する。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサを含む。記憶装置は、例えば、RAM等、データを一時的に記憶する揮発性メモリである一次記憶装置や、ROM、HDD、SSD、又はストレージ等、演算処理装置が演算に用いる各種プログラム及び各種データが記憶される不揮発性メモリである二次記憶装置を含む。演算処理装置は、記憶装置に格納された所定のプログラムに基づいて各種の演算を行う。演算処理装置は、演算結果に従って、入出力インターフェース装置を介して各種制御信号を各部に出力する。制御装置20は、アイテム情報取得部21と、動作条件検索部22と、動作条件編集受付部23と、縫製情報生成部24と、データベース更新部25と、を含む。
アイテム情報取得部21は、作業者又は管理者によって入力装置11から入力されたアイテム情報Daを取得する。一度入力されたアイテム情報Daは、適宜編集可能である。すなわち、作業者又は管理者によって入力装置11から入力された情報に基づいて、アイテム情報Daの一部又は全ての内容を編集可能である。アイテム情報取得部21は、取得したアイテム情報Daを、動作条件検索部22に出力する。
図3は、図1に示すアイテム情報Daに含まれる情報の一例を示す図である。図3に示すように、第1実施形態のアイテム情報Daには、「アイテム」、「品番」、「工程」、「パーツ」、「生地種類」、「生地厚さ」、「糸種類」、及び「糸太さ」等が、工程毎に互いに対応付けられた情報が含まれる。
「アイテム」は、生産するアイテムの種類の情報である。「品番」は、生産するアイテムを識別する番号の情報である。「工程」は、アイテムを生産するための各工程を示す名称又は識別子を含む情報である。「パーツ」は、各工程で使用される縫製対象のパーツの情報である。「生地種類」は、各工程で使用される縫製対象であるパーツの生地の種類の情報である。「生地厚さ」は、各工程で使用される縫製対象であるパーツの生地の厚さの情報である。「糸種類」は、各工程で縫製に使用される糸の種類の情報である。「糸太さ」は、各工程で縫製に使用される糸の太さの情報である。
動作条件検索部22は、データベース14に記憶された対応情報を参照し、検索条件に対応するミシンMの動作条件を検索して取得する。検索条件は、取得したアイテム情報Daに含まれる各々の工程における生地及び糸を含む材料情報を含む。検索条件に対して完全に一致する条件に対応する対応情報がデータベース14に記憶されていない場合、動作条件検索部22は、近似する検索条件に対応するミシンMの動作条件を検索して取得してもよい。
動作条件編集受付部23は、ミシンMの動作条件を編集するため、作業者又は管理者によって入力装置11から入力された入力データを受け付ける。ミシンMの動作条件の編集は、例えば、動作条件検索部22が検索した検索条件がデータベース14に記憶されておらず、近似する検索条件に対応するミシンMの動作条件が取得された場合に有用である。
縫製情報生成部24は、アイテム情報取得部21が取得したアイテム情報Daと、動作条件検索部22が取得した対応情報のミシンMの動作条件と、に基づいて、縫製情報Dbを生成する。動作条件編集受付部23が、ミシンMの動作条件の編集を受け付けている場合、縫製情報生成部24は、更新されたミシンMの動作条件を反映させた縫製情報Dbを生成する。縫製情報生成部24は、例えば、生成した縫製情報Dbを、表示装置12に出力して表示させる。例えば、作業者又は管理者が表示された縫製情報Dbを確認し、入力装置11によって所定の操作を行った場合、縫製情報生成部24は、生成した縫製情報Dbを記憶装置に保存させる。例えば、作業者又は管理者が、入力装置11によって所定の操作を行った場合、縫製情報生成部24は、生成した縫製情報Dbを、管理装置30に送信するよう、通信装置13に制御信号を出力する。縫製情報Dbは、通信装置13によって、管理装置30に送信される。
データベース更新部25は、動作条件編集受付部23によって、所定の材料情報に対応するミシンMの動作条件が編集された場合、データベース14に記憶された対応情報について、材料情報に対応するミシンMの動作条件を更新する。作業者又は管理者が、入力装置11によって所定の操作を行った場合にのみ、編集されたミシンMの動作条件によって、データベース14の対応情報を更新してもよい。
管理装置30は、入力装置31と、表示装置32と、通信装置33と、記憶装置34と、制御装置40と、を有する。
入力装置31は、管理者による各種入力操作を受け付ける。入力装置31が操作されることにより入力データが生成される。入力装置31は、例えば、キーボードやマウス、操作キー、音声入力を受け付けるマイク等によって実現される。管理装置30がスマートフォンやタブレット型端末である場合、入力装置31は、例えば、表示装置32の表示画面に配置されるタッチセンサを含む操作パネルであってもよい。
表示装置32は、各種情報を表示する。表示装置32は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのようなフラットパネルディスプレイを含む。
通信装置33は、通信ネットワークNWを介して、縫製情報生成装置10及びミシンMと通信する。通信装置33は、縫製情報生成装置10から送信された縫製情報Dbを受信する。通信装置33は、各々のミシンM、・・・、Mに対応して分配された縫製情報Db、・・・、Dbを、各々のミシンM、・・・、Mに送信する。
記憶装置34は、RAM等の揮発性メモリである一次記憶装置、ROM、又はHDD、SSD、又はストレージ等の不揮発性メモリである二次記憶装置によって実現される。記憶装置34には、例えば、ミシンM、・・・、Mの情報が記憶される。ミシンMの情報とは、例えば、ミシンMの機種、識別番号、ミシンMを操作する作業者の情報、等を含む。
制御装置40は、演算手段としての演算処理装置と、記憶手段としての記憶装置と、入出力インターフェース装置と、を有するコンピュータシステムを含み、管理装置30の各部における各種制御を実行する。演算処理装置は、例えば、CPUやMPU等のプロセッサを含む。記憶装置は、例えば、RAM等、データを一時的に記憶する揮発性メモリである一次記憶装置や、ROM、HDD、SSD、又はストレージ等、演算処理装置が演算に用いる各種プログラム及び各種データが記憶される不揮発性メモリである二次記憶装置を含む。演算処理装置は、記憶装置に格納された所定のプログラムに基づいて各種の演算を行う。演算処理装置は、演算結果に従って、入出力インターフェース装置を介して各種制御信号を各部に出力する。制御装置40は、縫製情報取得部41と、縫製情報分配部42と、を含む。
縫製情報取得部41は、通信装置33が縫製情報生成装置10から受信した縫製情報Dbを取得する。
縫製情報分配部42は、縫製情報取得部41が取得した縫製情報Dbを、各々のミシンM、・・・、Mに分配する。具体的には、縫製情報分配部42は、記憶装置34に記憶された各々のミシンM、・・・、Mの情報に基づいて、各々のミシンM、・・・、Mに対応する縫製情報Db、・・・、Dbを縫製情報Dbから分割して生成する。縫製情報分配部42は、生成した縫製情報Db、・・・、Dbを、対応するミシンM、・・・、Mに送信するよう、通信装置33に制御信号を出力する。縫製情報Db、・・・、Dbは、通信装置33によって、各々のミシンM、・・・、Mに送信される。縫製情報分配部42は、生成した縫製情報Db、・・・、Dbを記憶装置に保存させ、作業者又は管理者が入力装置31によって所定の操作を行った場合に、対応するにミシンM、・・・、Mに送信するよう、通信装置33に制御信号を出力してもよい。
<縫製管理方法>
図4は、第1実施形態に係る縫製システム1の動作を示すフローチャートである。図4に示すステップS111からS115までの処理は、縫製情報生成装置10が予め定められたプログラム及びデータに基づいて実行する。ステップS131からS132までの処理は、管理装置30が予め定められたプログラム及びデータに基づいて実行する。
作業者又は管理者は、縫製情報生成装置10の入力装置11を操作して、アイテム情報Daを入力する。縫製情報生成装置10のアイテム情報取得部21は、入力装置11から入力されたアイテム情報Daを取得する(ステップS111)。
縫製情報生成装置10の動作条件検索部22は、データベース14に蓄積された材料情報とミシンMの動作条件との対応情報を参照し、アイテム情報Daに基づいて、ミシンMの動作条件を検索して取得する(ステップS112)。この際、検索条件は、アイテム情報Daに含まれる材料情報を含む。なお、検索条件に対して完全に一致する条件に対応する対応情報がデータベース14に記憶されていない場合、動作条件検索部22は、近似する検索条件に対応するミシンMの動作条件を検索して取得する。
ここで、作業者又は管理者は、縫製情報生成装置10の入力装置11を操作して、動作条件検索部22が検索した動作条件を編集してもよい。縫製情報生成装置10の動作条件編集受付部23は、入力装置11から入力された動作条件の編集を受け付けて変更する。また、動作条件編集受付部23が動作条件の編集を受け付けた場合、データベース更新部25は、データベース14に記憶された対応情報を更新してもよい。
縫製情報生成装置10の縫製情報生成部24は、アイテム情報Daと、材料情報に対応するミシンMの動作条件と、を含む縫製情報Dbを生成する(ステップS113)。縫製情報生成部24は、例えば、生成した縫製情報Dbを、表示装置12に出力して表示させる。作業者又は管理者が表示された縫製情報Dbを確認し、入力装置11によって所定の操作を行った場合、縫製情報生成部24は、生成した縫製情報Dbを記憶装置に保存させる。
縫製情報生成装置10は、縫製情報Dbを管理装置30に送信する(ステップS114)。具体的には、例えば、作業者又は管理者が、入力装置11によって所定の操作を行った場合、縫製情報生成部24は、生成した縫製情報Dbを、管理装置30に送信するよう、通信装置13に制御信号を出力する。縫製情報Dbは、通信装置13によって、管理装置30に送信される。
管理装置30の通信装置33は、縫製情報生成装置10から送信された縫製情報Dbを受信する。管理装置30の縫製情報取得部41は、通信装置33が受信した縫製情報Dbを取得する(ステップS131)。
管理装置30の縫製情報分配部42は、縫製情報Dbを、各々のミシンM、・・・、Mに分配する(ステップS132)。具体的には、縫製情報分配部42は、記憶装置34に記憶された各々のミシンM、・・・、Mの情報に基づいて、各々のミシンM、・・・、Mに対応する縫製情報Db、・・・、Dbを縫製情報Dbから分割して生成する。縫製情報分配部42は、生成した縫製情報Db、・・・、Dbを、対応するミシンM、・・・、Mに送信するよう、通信装置33に制御信号を出力する。縫製情報Db、・・・、Dbは、通信装置33によって、各々のミシンM、・・・、Mに送信される。
<効果>
以上説明したように、第1実施形態によれば、縫製対象の生地及び縫製に使用する糸を含む材料の情報を示す材料情報を含むアイテム情報Daに基づいて、縫製を実施するミシンMの動作条件を含む縫製情報Dbを生成することができる。また、第1実施形態によれば、材料情報とミシンMの動作条件とが対応付けられた対応情報が蓄積されたデータベース14を参照することにより、アイテム情報Daに基づくミシンMの動作条件が提示され、これに基づいて、縫製情報Dbが生成される。これにより、縫製の工程毎にミシンMの設定値を調整する際に、縫製情報Db通りに設定できるため、ミシンMによる縫製の準備に係る工程を短縮することができる。
データベース14から提示されたミシンMの動作条件は、情報を編集することが可能である。編集されたミシンMの動作条件によって、データベース14を更新することも可能である。これにより、データベース14に蓄積された材料情報とミシンMの動作条件との対応情報の精度を向上させることができる。
また、第1実施形態によれば、縫製物を生産するにあたって、複数のミシンMを使用する場合、縫製情報Dbを、各々のミシンMに分配することができる。
[第2実施形態]
<縫製システム>
図5は、第2実施形態に係る縫製システム2を模式的に示す図である。第2実施形態の縫製システム2において、第1実施形態の縫製システム1と同一の構成については同一の参照符号を付して適宜説明を省略し、異なる構成、機能及び動作について説明する。図5に示すように、縫製システム2は、縫製情報生成装置10Aと、管理装置30Aと、複数のミシンMと、を備える。縫製システム2は、第1実施形態の縫製システム1と比較して、縫製情報生成装置10Aが、管理装置30Aを介して、ミシンMからフィードバック情報Dcを取得する点で相違する。
フィードバック情報Dcは、縫製情報Dbに対して、ミシンMによる縫製処理の際に実際の設定を変更した場合に、当該変更内容の情報を含み、ミシンMから出力されるデータである。各々のミシンM、・・・、Mは、縫製情報生成装置10Aで生成され、管理装置30Aに分配された縫製情報Db、・・・、Dbに基づいて、設定値が調整される。ミシンMを操作する作業者は、当該設定値に調整されたミシンMで縫製を行った際に、縫い目がつる、とぶ、絡まる、針が刺さりにくい、送りが悪い、等、縫製処理に不具合が生じた場合、設定値を微調整して再試行する。ミシンMは、微調整された設定値を、元の縫製情報Dbと紐付けて、フィードバック情報Dcとして、出力する。
各々のミシンM、・・・、Mは、管理装置30Aにフィードバック情報Dc、・・・、Dcを送信する。管理装置30Aは、各々のミシンM、・・・、Mからフィードバック情報Dc、・・・、Dcを受信する。管理装置30Aは、取得したフィードバック情報Dc、・・・、DcをミシンM、・・・、Mの種類毎に対応付けたフィードバック情報Dcとして、縫製情報生成装置10Aへ送信する。縫製情報生成装置10Aは、管理装置30Aからフィードバック情報Dcを受信する。
<縫製情報生成装置及び管理装置>
図6は、第2実施形態に係る縫製情報生成装置10A及び管理装置30Aを示す機能ブロック図である。第2実施形態の縫製情報生成装置10A及び管理装置30Aにおいて、第1実施形態の縫製情報生成装置10及び管理装置30と同一の構成については同一の参照符号を付して適宜説明を省略し、異なる構成、機能及び動作について説明する。
図6に示すように、管理装置30Aは、入力装置31と、表示装置32と、通信装置33と、記憶装置34と、制御装置40Aと、を有する。また、制御装置40Aは、縫製情報取得部41と、縫製情報分配部42と、フィードバック情報取得部43と、フィードバック情報出力部44と、を含む。すなわち、管理装置30Aは、第1実施形態の管理装置30と比較して、制御装置40Aがフィードバック情報取得部43及びフィードバック情報出力部44を含む点で相違する。
フィードバック情報取得部43は、通信装置13が各々のミシンM、・・・、Mから受信したフィードバック情報Dc、・・・、Dcを取得する。
フィードバック情報出力部44は、フィードバック情報取得部43が取得したフィードバック情報Dc、・・・、Dcを、統合したフィードバック情報Dcを生成する。フィードバック情報出力部44は、生成したフィードバック情報Dcを、縫製情報生成装置10Aに送信するよう、通信装置33に制御信号を出力する。フィードバック情報Dcは、通信装置33によって、縫製情報生成装置10Aに送信される。フィードバック情報出力部44は、フィードバック情報取得部43がフィードバック情報Dc、・・・、Dcを取得した場合、都度フィードバック情報Dcを出力してもよいし、例えば、管理者が入力装置31によって所定の操作を行った場合に、フィードバック情報Dcを出力してもよい。また、フィードバック情報出力部44は、生成したフィードバック情報Dcを記憶装置に保存させ、作業者又は管理者が入力装置31によって所定の操作を行った場合に、縫製情報生成装置10Aに送信するよう、通信装置33に制御信号を出力してもよい。
縫製情報生成装置10Aは、入力装置11と、表示装置12と、通信装置13と、データベース14と、制御装置20Aと、を有する。また、制御装置20Aは、アイテム情報取得部21と、動作条件検索部22と、動作条件編集受付部23と、縫製情報生成部24と、データベース更新部25Aと、を含む。縫製情報生成装置10Aでは、制御装置20Aのデータベース更新部25Aが、第1実施形態のデータベース更新部25に対して機能が相違する。
データベース更新部25Aは、第1実施形態のデータベース更新部25の機能に加え、通信装置13が管理装置30Aから受信したフィードバック情報Dcに基づいて、データベース14の対応情報を更新する機能を有する。すなわち、縫製情報Dbに対してミシンMの作業者がミシンMの動作条件を変更した場合、データベース更新部25Aは、データベース14に記憶された対応情報について、材料情報に対応するミシンMの動作条件を更新する。作業者又は管理者が、入力装置11によって所定の操作を行った場合にのみ、フィードバック情報Dcに基づいて、データベース14の対応情報を更新してもよい。
<縫製管理方法>
図7は、第2実施形態に係る縫製システム2の動作を示すフローチャートである。図7に示すステップS211の処理は、縫製情報生成装置10Aが予め定められたプログラム及びデータに基づいて実行する。ステップS231からS233までの処理は、管理装置30Aが予め定められたプログラム及びデータに基づいて実行する。
各々のミシンM、・・・、Mは、管理装置30から受信した縫製情報Db、・・・、Dbに基づいて、動作条件が設定される。ミシンMの作業者は、当該動作条件により、縫製処理を実施する。作業者は、縫製処理に不具合が生じた場合等に、ミシンMの設定値を微調整して再試行する。ミシンMは、微調整された設定値を、元の縫製情報Dbと紐付けて、フィードバック情報Dcとして、出力する。
管理装置30の通信装置33は、各々のミシンM、・・・、Mからフィードバック情報Dc、・・・、Dcを受信する。管理装置30のフィードバック情報取得部43は、通信装置33が受信したフィードバック情報Dc、・・・、Dcを取得する(ステップS231)。
フィードバック情報出力部44は、フィードバック情報取得部43が取得したフィードバック情報Dc、・・・、Dcを、統合したフィードバック情報Dcを生成する。フィードバック情報出力部44は、生成したフィードバック情報Dcを、縫製情報生成装置10Aに送信するよう、通信装置33に制御信号を出力する。フィードバック情報Dcは、通信装置33によって、縫製情報生成装置10Aに送信される(ステップS232)。
縫製情報生成装置10Aの通信装置13は、フィードバック情報Dcを受信する。データベース更新部25Aは、フィードバック情報Dcを取得する。データベース更新部25Aは、取得したフィードバック情報Dcに基づいて、データベース14に記憶された対応情報について、材料情報に対応するミシンMの動作条件を更新する(ステップS211)。
<効果>
以上説明したように、第2実施形態によれば、縫製情報Dbに基づく動作条件で縫製を実施したミシンMにおいて、動作条件が変更された場合にミシンMから出力されるフィードバック情報Dcに基づいて、データベース14に記憶された対応情報を更新することができる。これにより、データベース14に蓄積された材料情報とミシンMの動作条件との対応情報の精度を向上させることができる。
[第3実施形態]
<縫製システム>
図8は、第3実施形態に係る縫製システム3を模式的に示す図である。第3実施形態の縫製システム3において、第1実施形態の縫製システム1及び第2実施形態の縫製システム2と同一の構成については同一の参照符号を付して適宜説明を省略し、異なる構成、機能及び動作について説明する。図8に示すように、縫製システム3は、縫製情報生成装置10Bと、管理装置30Aと、工程情報生成装置50と、複数のミシンMと、を備える。縫製システム3は、第2実施形態の縫製システム2と比較して、アイテム情報Daが縫製情報生成装置10Aに入力される代わりに、アイテム基本情報Ddが入力された工程情報生成装置50がアイテム情報Deを出力する点で相違する。
アイテム基本情報Ddは、生産するアイテムの種類、生地及び糸の種類、等の情報を含むデータである。アイテム基本情報Ddは、アイテムの種類に対応したオプション情報を含んでもよい。オプション情報は、例えば、そでのリブ、胸ポケット、裾のスリット、そでのポケット、等のアイテムに選択的に追加されうる部位の有無に関する情報である。
アイテム情報Deは、工程情報と、各工程を実施するミシンMの機種の情報であるミシン機種情報と、各工程における縫い情報と、を含むデータである。工程情報は、生産するアイテムの種類及び品番と、アイテムを生成するための複数の工程と、各工程で使用される縫製対象のパーツと、等を含む。すなわち、アイテム情報Deは、第1実施形態及び第2実施形態のアイテム情報Daに、さらに、各工程を実施するミシンMの機種の情報であるミシン機種情報が追加されたデータである。また、第1実施形態及び第2実施形態のアイテム情報Daが、作業者又は管理者によって手動で入力されたものに対し、第3実施形態のアイテム情報Deは、工程情報生成装置50が生成するものである。なお、縫い情報に関しては、作業者又は管理者によって補完的に手動で入力される。
工程情報生成装置50は、作業者又は管理者によって操作され、入力されたアイテム基本情報Ddに基づいて工程リストを生成し、工程リストに対して縫い情報が補完入力されたアイテム情報Deを出力する情報端末である。工程情報生成装置50の典型例としては、デスクトップPC又はノート型PCが想定されるが、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話機、又はPDA等により実現されてもよい。工程情報生成装置50は、例えば、縫製工場において、事務所部分に配備される。
<縫製情報生成装置、管理装置、及び工程情報生成装置>
図9は、第3実施形態に係る縫製情報生成装置10B、管理装置30A、及び工程情報生成装置50を示す機能ブロック図である。図9に示すように、工程情報生成装置50は、入力装置51と、表示装置52と、通信装置53と、データベース54と、制御装置60と、を有する。
入力装置51は、作業者又は管理者による各種入力操作を受け付ける。入力装置51が操作されることにより入力データが生成される。入力装置51は、例えば、キーボードやマウス、操作キー、音声入力を受け付けるマイク等によって実現される。工程情報生成装置50がスマートフォンやタブレット型端末である場合、入力装置51は、例えば、表示装置52の表示画面に配置されるタッチセンサを含む操作パネルであってもよい。
表示装置52は、各種情報を表示する。表示装置52は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのようなフラットパネルディスプレイを含む。
通信装置53は、通信ネットワークNWを介して、縫製情報生成装置10Bと通信する。通信装置53は、縫製情報生成装置10Bにアイテム情報Deを送信する。
データベース54は、RAM等の揮発性メモリである一次記憶装置、ROM、又はHDD、SSD、又はストレージ等の不揮発性メモリである二次記憶装置によって実現される。データベース54には、生産するアイテムの種類、生地及び糸の種類、オプション、等の情報を含むアイテム基本情報Ddに対応付けられた、複数のテンプレートが蓄積して記憶される。
テンプレートは、アイテム基本情報Ddに対応した、工程リストを含む。工程リストは、工程情報に関する項目を、複数の工程が実施される順番に並べられた表である。各々のテンプレートの工程リストには、アイテム基本情報Ddに含まれるアイテムを生成する推奨の工程が並べられ、工程毎に、アイテム基本情報Ddに含まれる項目の組み合わせに対応した工程情報(工程における縫製対象のパーツ、等)と、工程を実施するミシンMの機種情報と、が予め入力されている(後述の図13の表示領域52kを参照)。
制御装置60は、演算手段としての演算処理装置と、記憶手段としての記憶装置と、入出力インターフェース装置と、を有するコンピュータシステムを含み、工程情報生成装置50の各部における各種制御を実行する。演算処理装置は、例えば、CPUやMPU等のプロセッサを含む。記憶装置は、例えば、RAM等、データを一時的に記憶する揮発性メモリである一次記憶装置や、ROM、HDD、SSD、又はストレージ等、演算処理装置が演算に用いる各種プログラム及び各種データが記憶される不揮発性メモリである二次記憶装置を含む。演算処理装置は、記憶装置に格納された所定のプログラムに基づいて各種の演算を行う。演算処理装置は、演算結果に従って、入出力インターフェース装置を介して各種制御信号を各部に出力する。制御装置60は、アイテム基本情報取得部61と、テンプレート呼出し部62と、工程情報編集受付部63と、縫い情報入力受付部64と、アイテム情報出力部65と、を含む。
アイテム基本情報取得部61は、作業者又は管理者によって入力装置11から入力されたアイテム基本情報Ddを取得する。
テンプレート呼出し部62は、データベース54に記憶されたテンプレートを取得する。具体的には、アイテム基本情報取得部61が取得したアイテム基本情報Ddに対応するテンプレートを取得し、表示装置12に出力して表示させる。
工程情報編集受付部63は、表示装置12に表示されたテンプレートの工程情報及びミシン機種情報を編集するため、作業者又は管理者によって入力装置11から入力された入力データを受け付ける。テンプレートの工程情報は、例えば、工程の挿入及び削除、工程毎のミシンの機種の変更等の編集、等が可能である。
縫い情報入力受付部64は、テンプレートの情報に追加して、工程毎の縫い情報を入力するため、作業者又は管理者によって入力装置11から入力された入力データを受け付ける。
アイテム情報出力部65は、テンプレート呼出し部62がアイテム基本情報Ddに基づいてデータベース54から呼び出したテンプレートの工程情報及びミシン機種情報を含むアイテム情報Deを生成して出力する。より詳しくは、アイテム情報出力部65は、テンプレート呼出し部62がアイテム基本情報Ddに基づいてデータベース54から呼び出したテンプレートに対し、工程情報編集受付部63が受け付けた編集結果と、縫い情報入力受付部64が受け付けた縫い情報と、を反映させたアイテム情報Deを生成して出力する。作業者又は管理者が入力装置51によって所定の操作を行った場合、アイテム情報出力部65は、生成したアイテム情報Deを記憶装置に保存させる。作業者又は管理者が、入力装置51によって所定の操作を行った場合、アイテム情報出力部65は、生成したアイテム情報Deを、縫製情報生成装置10Bに送信するよう、通信装置53に制御信号を出力する。アイテム情報Deは、通信装置53によって、縫製情報生成装置10Bに送信される。
第3実施形態の縫製情報生成装置10Bにおいて、第2実施形態の縫製情報生成装置10Aと同一の構成については同一の参照符号を付して適宜説明を省略し、異なる構成、機能及び動作について説明する。縫製情報生成装置10Bは、入力装置11と、表示装置12と、通信装置13と、データベース14と、制御装置20Bと、を有する。また、制御装置20Bは、アイテム情報取得部21Aと、動作条件検索部22と、動作条件編集受付部23と、縫製情報生成部24と、データベース更新部25Aと、を含む。縫製情報生成装置10Bでは、制御装置20Bのアイテム情報取得部21Aが、第2実施形態のアイテム情報取得部21に対して機能が相違する。
アイテム情報取得部21Aは、通信装置13が工程情報生成装置50から受信したアイテム情報Deを取得する。すなわち、第1実施形態及び第2実施形態のアイテム情報取得部21が、作業者又は管理者の手動入力によるアイテム情報Daを取得するのに対し、第3実施形態のアイテム情報取得部21Aは、工程情報生成装置50が出力したアイテム情報Deを取得する。アイテム情報取得部21Aは、取得したアイテム情報Deを、動作条件検索部22に出力する。
縫製情報生成装置10Bのその他の機能は、第2実施形態におけるアイテム情報Daをアイテム情報Deに置き換えて実行されるため、説明を省略する。
<縫製管理方法>
図10は、第3実施形態に係る縫製システム3の動作を示すフローチャートである。図11から図13までは、図9に示す工程情報生成装置50の動作を模式的に示す図である。
作業者又は管理者は、工程情報生成装置50の入力装置51を操作して、アイテム基本情報Ddを入力する。工程情報生成装置50のアイテム基本情報取得部61は、入力装置51から入力されたアイテム基本情報Ddを取得する(ステップS351)。
ここで、工程情報生成装置50にアイテム基本情報Ddを入力する動作について、一例を説明する。図11及び図13は、工程情報生成装置50の表示装置52に表示されるアイテム基本情報Ddの入力画面の一例を示す図である。図11に示すように、表示装置52には、例えば、作業者又は管理者が入力装置51により所定の開始要求操作を行った場合、アイテム基本情報Ddの入力を受け付ける表示領域52aの表示データを表示する。
表示領域52aでは、生産する縫製物であるアイテムの種類を選択する操作を受け付ける。表示領域52aは、表示領域52bと、表示領域52cと、を含む。表示領域52bには、生産する縫製物であるアイテムの種類がプルダウンリストとして表示される。作業者又は管理者は、プルダウンリストからアイテムの種類を選択する。作業者又は管理者は、プルダウンリストからアイテムの種類を択一的に選択する。表示領域52cには、表示領域52aの代わりに図12に示す表示領域52dを表示させるための「Next」ボタンが表示される。
表示領域52dには、選択されたアイテムの材料となる生地及び糸の種類と、アイテムのオプションと、を選択する操作を受け付ける。オプションは、アイテムに選択的に追加されうる部位の有無に関する情報である。表示領域52dは、表示領域52eと、表示領域52fと、表示領域52gと、表示領域52hと、表示領域52iと、を含む。表示領域52eには、アイテムの材料となる生地の種類がプルダウンリストとして表示される。作業者又は管理者は、プルダウンリストから生地の種類を択一的に選択する。表示領域52fには、アイテムの材料となる糸の種類がプルダウンリストとして表示される。作業者又は管理者は、プルダウンリストから糸の種類を択一的に選択する。
表示領域52gには、オプションの種類がチェックボックスリストとして表示される。作業者又は管理者は、表示されたオプションの種類を0から全ての範囲で選択する。
表示領域52hには、表示領域52dの代わりに図11に示す表示領域52aを表示させるための「Back」ボタンが表示される。表示領域52iには、表示領域52a及び表示領域52dに入力した情報を確定させるための「OK」ボタンが表示される。作業者又は管理者により表示領域52iの「OK」ボタンが押されると、アイテム基本情報Ddが出力される。
工程情報生成装置50のテンプレート呼出し部62は、データベース54に蓄積されたテンプレートから、アイテム基本情報Ddに対応したテンプレートを呼び出す(ステップS352)。テンプレートは、アイテム基本情報Ddに対応し、工程情報に関する項目を、複数の工程が実施される順番に並べられた表である工程リストを含む。テンプレート呼出し部62は、表示装置52に、テンプレートを表示させる。
作業者又は管理者は、工程情報生成装置50の入力装置51を操作して、テンプレート呼出し部62が呼び出したテンプレートに対して、工程情報及びミシン機種情報を編集することが可能である。工程情報編集受付部63は、入力装置51から入力された工程情報及びミシン機種情報の編集を受け付けて変更する(ステップS353)。
ここで、テンプレートの情報を編集する動作について、一例を説明する。図14は、工程情報生成装置50の表示装置52に表示されるテンプレートの編集画面の一例を示す図である。表示装置52は、例えば、前述の図13に示す表示領域52iの「OK」ボタンが押されると、呼び出されたテンプレートを表示する表示領域52jの表示データを表示する。
表示領域52jでは、予めテンプレートに入力されている工程情報及びミシン機種情報の編集を受け付ける。表示領域52jは、表示領域52kと、表示領域52lと、表示領域52mと、表示領域52nと、表示領域52oと、を含む。表示領域52kには、工程情報及びミシン機種情報が入力済みの工程リストが表示される。表示領域52lには、工程リストに新たな工程を挿入するための「挿入」ボタンが表示される。表示領域52mには、工程リストから所定の工程を削除するための「削除」ボタンが表示される。表示領域52nには、工程リストの所定の工程の内容を編集するための「編集」ボタンが表示される。表示領域52oには、表示領域52kに表示された工程リストを確定して出力するための「工程リスト出力」ボタンが表示される。
作業者又は管理者は、工程情報生成装置50の入力装置51を操作して、出力された工程リストに工程毎の縫い情報を追加して入力する。縫い情報入力受付部64は、入力装置51から入力された縫い情報を受け付ける(ステップS354)。
工程情報生成装置50のアイテム情報出力部65は、工程情報とミシン機種情報と縫い情報とを含む工程リストを含むアイテム情報Deを生成して出力する(ステップS355)。アイテム情報出力部65は、例えば、生成したアイテム情報Deを、表示装置52に出力して表示させる。作業者又は管理者が表示されたアイテム情報Deを確認し、入力装置51によって所定の操作を行った場合、アイテム情報出力部65は、生成したアイテム情報Deを記憶装置に保存させる。
工程情報生成装置50は、アイテム情報Deを縫製情報生成装置10Bに送信する(ステップS356)。具体的には、例えば、作業者又は管理者が、入力装置51によって所定の操作を行った場合、アイテム情報出力部65は、生成したアイテム情報Deを、縫製情報生成装置10Bに送信するよう、通信装置53に制御信号を出力する。アイテム情報Deは、通信装置53によって、縫製情報生成装置10Bに送信される。
縫製情報生成装置10Bの通信装置13は、工程情報生成装置50から送信されたアイテム情報Deを受信する。縫製情報生成装置10Bのアイテム情報取得部21Aは、通信装置13が受信したアイテム情報Deを取得する(ステップS311)。
図14は、図8に示すアイテム情報Deに含まれる情報の一例を示す図である。図14に示すように、第3実施形態のアイテム情報Deには、「アイテム」、「品番」、「工程」、「ミシン」、「パーツ」、「生地種類」、「生地厚さ」、「糸種類」、及び「糸太さ」等が、工程毎に互いに対応付けられた情報が含まれる。
「アイテム」、「品番」、「工程」、「パーツ」、「生地種類」、「生地厚さ」、「糸種類」、及び「糸太さ」については、第1実施形態のアイテム情報Daと同様であるため、説明を省略する。「ミシン」は、各工程を実施するミシンの機種の情報である。アイテム」、「品番」、「工程」、「ミシン」、及び「パーツ」は、テンプレートに含まれ、ステップS353において、作業者又は管理者が手動で内容を編集可能である。「生地種類」、「生地厚さ」、「糸種類」、及び「糸太さ」は、ステップS354において、作業者又は管理者の手動により入力される。
<効果>
以上説明したように、第3実施形態によれば、生産する縫製物、縫製対象の生地、及び縫製に使用する糸の種類の情報を含むアイテム基本情報Ddに対応つけられた工程情報及びミシン機種情報が入力された工程リストを含むテンプレートが提供される。工程リストは、工程情報に関する項目を複数の工程が実施される順番に並べて表示される。データベース54には、複数のテンプレートが用意され、入力されたアイテム基本情報Ddに対応するテンプレートが検索されて提示される。これにより、作業者又は管理者は、簡単なアイテム基本情報Ddを入力するのみで、工程リストを得ることができるので、ミシンMによる縫製の準備に係る工程を短縮することができる。
提示されたテンプレートに含まれる工程情報及びミシン機種情報は、情報を編集することが可能である。また、工程リストに縫製対象の生地の厚さや、縫製に使用する糸の太さ等の材料情報を含む縫い情報を追加して入力することで、縫製情報Dbを取得するためのアイテム情報Deを得ることができる。すなわち、アイテム情報Deを全て手動で入力する必要がないので、さらに、ミシンMによる縫製の準備に係る工程を短縮することができる。
[第4実施形態]
<縫製システム>
図15は、第4実施形態に係る縫製システム4を模式的に示す図である。第4実施形態の縫製システム4において、第3実施形態の縫製システム3と同一の構成については同一の参照符号を付して適宜説明を省略し、異なる構成、機能及び動作について説明する。図15に示すように、縫製システム4は、縫製情報生成装置10Cと、管理装置30Aと、工程情報生成装置50Aと、設計情報処理装置70と、複数のミシンMと、を備える。縫製システム4は、第3実施形態の縫製システム3と比較して、工程情報生成装置50がアイテム情報Deを出力する代わりに工程リスト情報Dfを設計情報処理装置70に出力し、設計情報処理装置70がアイテム情報Dgを出力する点で相違する。また、縫製システム4は、第3実施形態の縫製システム3と比較して、縫製情報生成装置10Cがアイテム情報Deに基づいて縫製情報Dbを出力する代わりに、アイテム情報Dgに基づいて縫製情報Dhを出力する点で相違する。また、第4実施形態では、ミシンMが本縫い系ミシンに限定されず、サイクルミシン、差動送りミシン、ボタン付けミシン等を含む。
工程リスト情報Dfは、工程情報と、各工程を実施するミシンMの機種の情報であるミシン機種情報と、を含むデータである。工程情報は、生産するアイテムの種類及び品番と、アイテムを生成するための複数の工程と、各工程で使用される縫製対象のパーツと、等を含む。すなわち、第3実施形態のアイテム情報Deに対して、各工程における縫い情報を含まないデータである。
アイテム情報Dgは、工程情報と、各工程を実施するミシンMの機種の情報であるミシン機種情報と、各工程で使用するパーツの図形情報と、各工程における縫い情報と、これらの対応表情報と、等を含むデータである。工程情報は、工程リスト情報Dfの工程情報と内容が重複する。すなわち、アイテム情報Dgは、第3実施形態のアイテム情報Deに、さらに、各工程で使用するパーツの図形情報及び対応表情報が追加されたデータである。また、第3実施形態のアイテム情報Deの縫い情報が、作業者又は管理者によって手動で入力されたものに対し、第4実施形態のアイテム情報Dgの縫い情報は、設計情報処理装置70から出力されたものである点で相違する。
図形情報は、パーツに関連する縫製の形状情報を含む設計データを、工程毎に抽出したデータである。縫製の形状情報とは、例えば、パターン縫製のためのパターンの形状、いせ込み縫製のためのノッチの位置、ボタンを付ける位置、ボタンの穴の位置、等の2次元情報を含む。図形情報は、工程毎に分割された状態で出力されるデータである。
縫い情報は、上述した通り、縫製対象の生地、ボタン、テープ、使用される糸等の材料情報を含む。言い換えると、ミシンMの動作条件を適切に設定するための判断材料となる情報である。縫い情報は、工程毎に分割された状態で出力されるデータである。
対応表情報は、工程リスト情報Dfに対応して、工程情報に関する項目を複数の工程が実行される順番に並べられた工程リストに、図形情報及び縫い情報の項目を追加した対応表のデータである。対応表では、各工程に対応する図形情報及び縫い情報が保存されたファイルの名称又は識別子が示されている。なお、対応表において、図形情報を用いない本縫い等の縫製処理の工程では、図形情報のファイル名や識別子は示されない。
縫製情報Dhは、工程情報と、各工程を実施するミシンMの情報であるミシン情報と、を含むデータである。工程情報は、アイテム情報Daの工程情報と内容が重複する。ミシン情報は、各工程を実施するミシンMの機種と、ミシンMを動作させる設定値を含むミシンMの動作条件と、を含む。ミシンMが本縫い系ミシンである場合、設定値は、例えば、縫い目長さ(1針あたりの移動量)、針数、糸の張力、押さえ圧、生地の送り速度、等を含む。ミシンMがサイクル系ミシン、差動送りミシン、又はボタン付けミシンである場合、設定値は、さらに、例えば、針が落ちる位置の座標を示す針落ち情報、テーブルの移動速度、等を含む。ミシンMが差動送りミシンである場合、設定値は、さらに、例えば、いせ込み量、等を含む。すなわち、縫製情報Dhは、第1実施形態から第3実施形態までの縫製情報Dbに、さらに、図形情報を必要とするミシンMに対応する情報が追加されたデータである。縫製情報Dhは、縫製情報生成装置10Cによって生成され、管理装置30Aに出力される。縫製情報Dhは、管理装置30Aにおいて、各々のミシンM、・・・、Mに対応する縫製情報Dh、・・・、Dhに分配される。
設計情報処理装置70は、作業者又は管理者によって操作され、取得した工程リスト情報Dfに基づいて、CAD情報から図形情報及び縫い情報を抽出し、対応表を生成し、対応表情報、図形情報及び縫い情報を含むアイテム情報Dgを出力する情報端末である。設計情報処理装置70の典型例としては、デスクトップPC又はノート型PCが想定されるが、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話機、又はPDA等により実現されてもよい。設計情報処理装置70は、例えば、縫製工場において、事務所部分に配備される。
<縫製情報生成装置、管理装置、工程情報生成装置、及び設計情報処理装置>
図16は、第4実施形態に係る縫製情報生成装置10C、管理装置30A、工程情報生成装置50A、及び設計情報処理装置70を示す機能ブロック図である。第4実施形態の工程情報生成装置50Aにおいて、第3実施形態の工程情報生成装置50と同一の構成については同一の参照符号を付して適宜説明を省略し、異なる構成、機能及び動作について説明する。図16に示すように、工程情報生成装置50Aは、入力装置51と、表示装置52と、通信装置53と、データベース54と、制御装置60Aと、を有する。制御装置60Aは、アイテム基本情報取得部61と、テンプレート呼出し部62と、工程情報編集受付部63と、工程リスト情報出力部66と、を含む。工程情報生成装置50Aは、制御装置60Aが、第3実施形態の制御装置60と比較して、縫い情報入力受付部64及びアイテム情報出力部65の代わりに、工程リスト情報出力部66を含む点で相違する。
工程リスト情報出力部66は、テンプレート呼出し部62がアイテム基本情報Ddに基づいてデータベース54から呼び出したテンプレートに対し、工程情報編集受付部63が受け付けた編集結果を反映させた工程リスト情報Dfを生成して出力する。作業者又は管理者が入力装置51によって所定の操作を行った場合、工程リスト情報出力部66は、生成した工程リスト情報Dfを記憶装置に保存させる。作業者又は管理者が、入力装置51によって所定の操作を行った場合、工程リスト情報出力部66は、生成した工程リスト情報Dfを、設計情報処理装置70に送信するよう、通信装置53に制御信号を出力する。工程リスト情報Dfは、通信装置53によって、設計情報処理装置70に送信される。
図17は、図15に示す工程リスト情報Dfに含まれる情報の一例を示す図である。図17に示すように、第4実施形態の工程リスト情報Dfには、「アイテム」、「品番」、「工程」、「ミシン」、及び「パーツ」が、工程毎に互いに対応付けられた情報が含まれる。「アイテム」、「品番」、「工程」、「ミシン」、及び「パーツ」は、第3実施形態のアイテム情報Deと同様であるため、説明を省略する。
図16に示すように、設計情報処理装置70は、入力装置71と、表示装置72と、通信装置73と、記憶装置74と、制御装置80と、を有する。
入力装置71は、管理者による各種入力操作を受け付ける。入力装置71が操作されることにより入力データが生成される。入力装置71は、例えば、キーボードやマウス、操作キー、音声入力を受け付けるマイク等によって実現される。設計情報処理装置70がスマートフォンやタブレット型端末である場合、入力装置71は、例えば、表示装置72の表示画面に配置されるタッチセンサを含む操作パネルであってもよい。
表示装置72は、各種情報を表示する。表示装置72は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのようなフラットパネルディスプレイを含む。
通信装置73は、通信ネットワークNWを介して、縫製情報生成装置10C及び工程情報生成装置50Aと通信する。通信装置73は、縫製情報生成装置10Bにアイテム情報Deを送信する。
記憶装置74は、RAM等の揮発性メモリである一次記憶装置、ROM、又はHDD、SSD、又はストレージ等の不揮発性メモリである二次記憶装置によって実現される。記憶装置74には、CAD情報が記憶される。CAD情報は、形状データであるパーツ、縫製パターン、縫い合わせのノッチ、等の設計データと、縫製仕様書のデータと、を含む。設計データは、例えば、DXFファイルで保存されている。縫製仕様書のデータは、例えば、XLSファイルで保存されている。
制御装置80は、演算手段としての演算処理装置と、記憶手段としての記憶装置と、入出力インターフェース装置と、を有するコンピュータシステムを含み、設計情報処理装置70の各部における各種制御を実行する。演算処理装置は、例えば、CPUやMPU等のプロセッサを含む。記憶装置は、例えば、RAM等、データを一時的に記憶する揮発性メモリである一次記憶装置や、ROM、HDD、SSD、又はストレージ等、演算処理装置が演算に用いる各種プログラム及び各種データが記憶される不揮発性メモリである二次記憶装置を含む。演算処理装置は、記憶装置に格納された所定のプログラムに基づいて各種の演算を行う。演算処理装置は、演算結果に従って、入出力インターフェース装置を介して各種制御信号を各部に出力する。制御装置80は、工程リスト情報取得部81と、CAD情報抽出部82と、対応表生成部83と、アイテム情報出力部84と、を含む。
工程リスト情報取得部81は、通信装置73が工程情報生成装置50Aから受信した工程リスト情報Dfを取得する。
CAD情報抽出部82は、工程リスト情報取得部81が取得した工程リスト情報Dfに含まれる各工程で使用される縫製対象のパーツの情報に基づいて、記憶装置74に記憶されたCAD情報から、当該パーツに関連する縫製の形状データを含む設計データと、当該パーツに対応する縫製仕様書のデータと、を抽出して出力する。抽出された設計データは、工程毎に、図形情報として、例えば、DXFファイルで出力される。抽出された縫製仕様書のデータは、工程毎に、縫い情報として、例えば、XLSファイルで出力される。
対応表生成部83は、工程リスト情報Dfを含み、工程リスト情報Dfにおける各工程に、CAD情報から抽出された図形情報及び縫い情報を対応付け、工程リスト情報Dfに図形情報のファイル名及び縫い情報のファイル名の項目を加えた対応表情報を生成する。
図18は、図15に示すアイテム情報Dgの対応表に含まれる情報の一例を示す図である。図18に示すように、第4実施形態のアイテム情報Dgの対応表には、「アイテム」、「品番」、「工程」、「ミシン」、「パーツ」、「図形情報」、及び「縫い情報」が、工程毎に互いに対応付けられた情報が含まれる。
「アイテム」、「品番」、「工程」、「ミシン」、及び「パーツ」は、図17に示す工程リスト情報Df及び第3実施形態のアイテム情報Deと同様であるため、説明を省略する。「図形情報」は、各工程で使用される縫製対象のパーツの設計データが保存されたファイルを示す名称又は識別子を含む情報である。「縫い情報」は、各工程で使用される生地及び糸等の材料情報を含む縫い情報が保存されたファイルを示す名称又は識別子を含む情報である。
アイテム情報出力部84は、対応表生成部83が生成した対応表情報と、CAD情報抽出部82が抽出し、対応表情報に含まれる複数の図形情報と、対応表情報に含まれる複数の縫い情報と、の組み合わせを、アイテム情報Dgとして出力する。作業者又は管理者が入力装置71によって所定の操作を行った場合、アイテム情報出力部84は、アイテム情報Dgを記憶装置に保存させる。作業者又は管理者が、入力装置71によって所定の操作を行った場合、アイテム情報出力部84は、生成したアイテム情報Dgを、縫製情報生成装置10Cに送信するよう、通信装置73に制御信号を出力する。アイテム情報Dgは、通信装置73によって、縫製情報生成装置10Cに送信される。
第4実施形態の縫製情報生成装置10Cにおいて、第3実施形態の縫製情報生成装置10Bと同一の構成については同一の参照符号を付して適宜説明を省略し、異なる構成、機能及び動作について説明する。図16に示すように、縫製情報生成装置10Cは、入力装置11と、表示装置12と、通信装置13と、データベース14と、制御装置20Cと、を有する。また、制御装置20Cは、アイテム情報取得部21Aと、縫い情報編集受付部26と、動作条件検索部22と、動作条件編集受付部23と、座標値変換部27と、いせ込み量算出部28と、縫製情報生成部24Aと、データベース更新部25Aと、を含む。縫製情報生成装置10Cは、制御装置20Cが、第3実施形態の制御装置20Bと比較して、縫い情報編集受付部26と、座標値変換部27と、いせ込み量算出部28と、をさらに含む点で相違する。また、縫製情報生成装置10Cでは、制御装置20Cのアイテム情報取得部21B及び縫製情報生成部24Aが、第3実施形態のアイテム情報取得部21A及び縫製情報生成部24に対して機能が相違する。
アイテム情報取得部21Bは、通信装置13が設計情報処理装置70から受信したアイテム情報Dgを取得する。アイテム情報取得部21Bは、取得したアイテム情報Dgを、動作条件検索部22、座標値変換部27、及びいせ込み量算出部28に出力する。
縫い情報編集受付部26は、アイテム情報Dgに含まれる縫い情報について、作業者又は管理者によって入力装置11から入力された縫い情報の編集を受け付ける。縫い情報の編集は、例えば、設計情報処理装置70で、CAD情報から抽出された縫い情報が、動作条件検索部22で入力する検索条件として不足している場合に有用である。動作条件検索部22は、縫い情報が編集されたアイテム情報Dgに基づいて、検索条件に対応するミシンMの動作条件を検索して取得する。
座標値変換部27は、アイテム情報Dgに含まれる工程のミシンMの機種がサイクルミシン等、図形情報を扱うミシンMである場合、アイテム情報Dgに含まれる工程に対応付けられた図形情報についてミシンMが縫製処理をするための座標値に変換する。具体的には、座標値変換部27は、サイクルミシンが縫製処理を行う縫製パターンの形状データを、針が落ちる位置の座標を含む座標値に変換する。また、座標値変換部27は、差動送りミシンがいせ込み縫製を行う際の縫い合わせの目印であるノッチの位置を、座標値に変換する。
いせ込み量算出部28は、アイテム情報Dgに含まれる工程のミシンMの機種が差動送りミシンである場合、図形情報に含まれるノッチの座標値に基づいて、縫い合わせる生地のノッチ間の距離の差により、ミシンMのいせ込み量を算出する。
縫製情報生成部24Aは、アイテム情報取得部21Bが取得したアイテム情報Dgと、動作条件検索部22が取得した対応情報と、座標値変換部27が変換した座標値の情報と、いせ込み量算出部28が算出したいせ込み量の情報と、に基づいて、縫製情報Dhを生成する。動作条件編集受付部23が、ミシンMの動作条件の編集を受け付けている場合、縫製情報生成部24Aは、更新されたミシンMの動作条件を反映させた縫製情報Dhを生成する。縫製情報生成部24Aは、例えば、生成した縫製情報Dhを、表示装置12に出力して表示させる。作業者又は管理者が表示された縫製情報Dhを確認し、入力装置11によって所定の操作を行った場合、縫製情報生成部24Aは、生成した縫製情報Dhを記憶装置に保存させる。作業者又は管理者が、入力装置11によって所定の操作を行った場合、縫製情報生成部24Aは、生成した縫製情報Dhを、管理装置30Aに送信するよう、通信装置13に制御信号を出力する。縫製情報Dhは、通信装置13によって、管理装置30Aに送信される。
<縫製管理方法>
図19及び図20は、第4実施形態に係る縫製システム4の動作を示すフローチャートである。
作業者又は管理者は、工程情報生成装置50Aの入力装置51を操作して、アイテム基本情報Ddを入力する。工程情報生成装置50Aのアイテム基本情報取得部61は、入力装置51から入力されたアイテム基本情報Ddを取得する(ステップS451)。
工程情報生成装置50Aのテンプレート呼出し部62は、データベース54に蓄積されたテンプレートから、アイテム基本情報Ddに対応したテンプレートを呼び出す(ステップS452)。テンプレートは、アイテム基本情報Ddに対応し、工程情報に関する項目を、複数の工程が実施される順番に並べられた表である工程リストを含む。テンプレート呼出し部62は、表示装置52に、テンプレートを表示させる。
作業者又は管理者は、工程情報生成装置50Aの入力装置51を操作して、テンプレート呼出し部62が呼び出したテンプレートに対して、工程情報及びミシン機種情報を編集することが可能である。工程情報編集受付部63は、入力装置51から入力された工程情報及びミシン機種情報の編集を受け付けて変更する(ステップS453)。
工程情報生成装置50Aの工程リスト情報出力部66は、工程情報とミシン機種情報とを含む工程リストを含む工程リスト情報Dfを生成して出力する(ステップS454)。工程リスト情報出力部66は、例えば、生成した工程リスト情報Dfを、表示装置52に出力して表示させる。作業者又は管理者が表示された工程リスト情報Dfを確認し、入力装置51によって所定の操作を行った場合、工程リスト情報出力部66は、生成した工程リスト情報Dfを記憶装置に保存させる。
工程情報生成装置50Aは、工程リスト情報Dfを設計情報処理装置70に送信する(ステップS455)。具体的には、例えば、作業者又は管理者が、入力装置51によって所定の操作を行った場合、工程リスト情報出力部66は、生成した工程リスト情報Dfを、設計情報処理装置70に送信するよう、通信装置53に制御信号を出力する。工程リスト情報Dfは、通信装置53によって、設計情報処理装置70に送信される。
設計情報処理装置70の通信装置73は、工程情報生成装置50Aから送信された工程リスト情報Dfを受信する。設計情報処理装置70の工程リスト情報取得部81は、通信装置73が受信した工程リスト情報Dfを取得する(ステップS471)。
設計情報処理装置70のCAD情報抽出部82は、工程リスト情報Dfに含まれる各工程で使用される縫製対象のパーツの情報に基づいて、記憶装置74に記憶されたCAD情報から、工程リストに沿って図形情報及び材料情報を抽出する(ステップS472)。CAD情報は、縫製対象の形状データを含む設計データと、縫製仕様書のデータと、を含む。抽出された図形情報は、当該パーツに関連する縫製の形状データを含む設計データを工程毎に分割したデータである。抽出された材料情報は、当該パーツに対応する縫製仕様書のデータを工程毎に分割したデータである。
設計情報処理装置70の対応表生成部83は、工程リストとCAD情報とを対応付けた対応表を生成する(ステップS473)。具体的には、対応表生成部83は、工程リスト情報Dfにおける各工程に、CAD情報から抽出された図形情報及び縫い情報を対応付け、工程リスト情報Dfに図形情報のファイル名及び縫い情報のファイル名の項目を加えた対応表情報を生成する。
設計情報処理装置70のアイテム情報出力部84は、対応表生成部83が生成した対応表と、対応表に含まれる複数の図形情報と、対応表に含まれる複数の縫い情報と、の組み合わせを、アイテム情報Dgとして出力する(ステップS474)。アイテム情報出力部84は、例えば、アイテム情報Dgの対応表を、表示装置72に出力して表示させる。作業者又は管理者が表示された対応表を確認し、入力装置71によって所定の操作を行った場合、アイテム情報出力部84は、アイテム情報Dgを記憶装置に保存させる。
設計情報処理装置70は、アイテム情報Dgを縫製情報生成装置10Cに送信する(ステップS475)。具体的には、例えば、作業者又は管理者が、入力装置71によって所定の操作を行った場合、アイテム情報出力部84は、アイテム情報Dgを、縫製情報生成装置10Cに送信するよう、通信装置73に制御信号を出力する。アイテム情報Dgは、通信装置73によって、縫製情報生成装置10Cに送信される。
縫製情報生成装置10Cの通信装置13は、設計情報処理装置70から送信されたアイテム情報Dgを受信する。縫製情報生成装置10Cのアイテム情報取得部21Bは、通信装置13が受信したアイテム情報Dgを取得する(ステップS411)。
縫製情報生成装置10Cの動作条件検索部22は、データベース14に蓄積された材料情報とミシンMの動作条件との対応情報を参照し、アイテム情報Dgに基づいて、ミシンMの動作条件を検索して取得する(ステップS412)。この際、検索条件は、アイテム情報Dgに含まれる材料情報を含む。検索条件は、ミシン機種情報を含んでもよい。なお、検索条件に対して完全に一致する条件に対応する対応情報がデータベース14に記憶されていない場合、動作条件検索部22は、近似する検索条件に対応するミシンMの動作条件を検索して取得する。
縫製情報生成装置10Cの座標値変換部27は、アイテム情報Dgに含まれる工程のミシンMの機種がサイクルミシン等、図形情報を扱うミシンMである場合、アイテム情報Dgに含まれる工程に対応付けられた図形情報についてミシンMが縫製処理をするための座標値に変換する(ステップS413)。
縫製情報生成装置10Cのいせ込み量算出部28は、アイテム情報Dgに含まれる工程のミシンMの機種が差動送りミシンである場合、図形情報に含まれるノッチの座標値に基づいて、縫い合わせる生地のノッチ間の距離の差により、ミシンMのいせ込み量を算出する(ステップS414)。
縫製情報生成装置10Cの縫製情報生成部24Aは、アイテム情報Dgと、材料情報に対応するミシンMの動作条件と、を含む縫製情報Dhを生成する(ステップS415)。縫製情報生成部24Aは、例えば、生成した縫製情報Dhを、表示装置12に出力して表示させる。作業者又は管理者が表示された縫製情報Dhを確認し、入力装置11によって所定の操作を行った場合、縫製情報生成部24Aは、生成した縫製情報Dhを記憶装置に保存させる。
縫製情報生成装置10Cは、縫製情報Dhを管理装置30Aに送信する(ステップS416)。具体的には、例えば、作業者又は管理者が、入力装置11によって所定の操作を行った場合、縫製情報生成部24Aは、生成した縫製情報Dhを、管理装置30Aに送信するよう、通信装置13に制御信号を出力する。縫製情報Dhは、通信装置13によって、管理装置30Aに送信される。
<効果>
以上説明したように、第4実施形態によれば、アイテム基本情報Ddに基づいて提示されたテンプレートの工程リスト情報Dfに含まれる各工程で使用される縫製対象のパーツの情報に基づいて、生産する縫製物のCAD情報から、工程リストに沿って図形情報及び材料情報を抽出することができる。図形情報は、CAD情報に含まれる縫製対象の形状データを含む設計データから抽出され、当該パーツに関連する縫製の形状データを含む設計データを工程毎に分割したデータである。材料情報は、CAD情報に含まれる縫製仕様書のデータから抽出され、当該パーツに対応する縫製仕様書のデータを工程毎に分割したデータである。
第4実施形態によれば、CAD情報から抽出された材料情報を含むアイテム情報Dgに基づいて、縫製を実施するミシンMの動作条件を含む縫製情報Dhを生成することができる。また、CAD情報から抽出された図形情報を含むアイテム情報Dgに基づいて、図形情報に含まれるパターンの形状から、サイクルミシンによるパターン縫製の際の縫製する形状の座標値を得ることができる。また、CAD情報から抽出された図形情報を含むアイテム情報Dgに基づいて、図形情報に含まれる縫製する縫い合わせのノッチの位置から、差動送りミシンによるいせ込み縫製の際のいせ込み量を算出することができる。
このように、縫製仕様書から材料情報を抽出するので、作業者又は管理者による手動での入力が必要なく、ミシンMによる縫製の準備に係る工程を短縮することができる。また、図形情報を用いるので、本縫いミシンのみならず、所定の形状の縫製を行うサイクルミシンや差動送りミシン等であっても、縫製の工程毎にミシンMの設定値を調整する際に、縫製情報Dh通りに設定できるため、ミシンMによる縫製の準備に係る工程を短縮することができる。
[コンピュータシステム]
図21は、本実施形態に係るコンピュータシステム100を示すブロック図である。コンピュータシステム100は、上述の各実施形態の縫製情報生成装置10、10A、10B、10C、管理装置30、30A、工程情報生成装置50、50A、及び設計情報処理装置70の少なくとも一方を含む。コンピュータシステム100は、CPU等のプロセッサ101と、ROM等の不揮発性メモリ及びRAM等の揮発性メモリを含むメインメモリ102と、ストレージ103と、入出力回路を含むインターフェース104と、を有する。コンピュータシステム100の機能は、コンピュータプログラムとしてストレージ103に記憶されている。コンピュータプログラムは、上述した機能を実現するための各種のアプリケーションソフトウエアを含む。プロセッサ101は、コンピュータプログラムをストレージ103から読み出してメインメモリ102に展開し、コンピュータプログラムに従って上述の処理を実行する。コンピュータプログラムは、コンピュータネットワークを介してコンピュータシステム100に配信されてもよい。
コンピュータプログラムは、上述の実施形態に従って、縫製対象の生地及び縫製に使用する糸を含む材料の情報を示す材料情報を含むアイテム情報Da、De、Dgを取得すること、アイテム情報Da、De、Dgに基づいて、縫製を実施するミシンMの動作条件を含む縫製情報Db、Dhを生成すること、を実行することができる。
[その他の実施形態]
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。例えば、縫製システムは、処理内容を矛盾させない範囲で、上述の各実施形態の縫製システム1、2、3、4のいくつかを組み合わせた機能又は全ての機能を適宜組み合わせることができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述の実施形態において、縫製情報生成装置10、10A、10B、10Cと、管理装置30、30Aと、工程情報生成装置50、50Aと、設計情報処理装置70とは、実施形態のように別個のコンピュータにより構成されてもよいし、いくつかの機能を統合させた複数又は1つのコンピュータにより構成されてもよいし、いくつかの機能に分割させた複数のコンピュータにより構成されてもよい。また、コンピュータのいくつかの機能は、クラウドコンピューティングの形態で各種機能を実行するクラウドサーバが有していてもよい。また、各実施形態における縫製システム1、2、3、4の制御装置20、20A、20B、20C、40、40A、60、60A、80の内部の構成は、図2、図6、図9、及び図16に示した構成に限定されず、上述した情報処理を行う構成であれば、他の構成であってもよい。
1、2、3、4…縫製システム、M…ミシン、10、10A、10B、10C…縫製情報生成装置、21、21A、21B…アイテム情報取得部、22…動作条件検索部、23…動作条件編集受付部、24、24A…縫製情報生成部、25、25A…データベース更新部、26…縫い情報編集受付部、27…座標値変換部、28…いせ込み量算出部、30、30A…管理装置、41…縫製情報取得部、42…縫製情報分配部、43…フィードバック情報取得部、44…フィードバック情報出力部、50、50A…工程情報生成装置、61…アイテム基本情報取得部、62…テンプレート呼出し部、63…工程情報編集受付部、64…縫い情報入力受付部、65…アイテム情報出力部、66…工程リスト情報出力部、70…設計情報処理装置、81…工程リスト情報取得部、82…CAD情報抽出部、83…対応表生成部、84…アイテム情報出力部、Da…アイテム情報、Db…縫製情報、Dc…フィードバック情報、Dd…アイテム基本情報、De…アイテム情報、Df…工程リスト情報、Dg…アイテム情報、Dh…縫製情報、11、31、51、71…入力装置、12、32、52、72…表示装置、13、33、53、73…通信装置、14、54…データベース、34、74…記憶装置、20、20A、20B、20C、40、40A、60、60A、80…制御装置、52a、52b、52c、52d、52e、52f、52g、52h、52i、52j、52k、52l、52m、52n、52o…表示領域、100…コンピュータシステム、101…プロセッサ、102…メインメモリ、103…ストレージ、104…インターフェース、NW 通信ネットワーク。

Claims (15)

  1. 縫製対象の生地及び縫製に使用する糸を含む材料の情報を示す材料情報を含むアイテム情報を取得するアイテム情報取得部と、
    前記アイテム情報に基づいて、縫製を実施するミシンの動作条件を含む縫製情報を生成する縫製情報生成部と、を備える、
    縫製システム。
  2. 前記材料情報と、前記動作条件と、が対応付けられた対応情報が蓄積して記憶されたデータベースと、
    前記データベースから前記材料情報に対応する前記動作条件を検索する動作条件検索部と、を備え、
    前記縫製情報生成部は、前記動作条件検索部が検索した前記動作条件を含む縫製情報を生成する、
    請求項1に記載の縫製システム。
  3. 前記動作条件検索部が検索した前記動作条件を変更する編集を受け付け可能な動作条件編集受付部を備え、
    前記縫製情報生成部は、前記動作条件編集受付部が編集した前記動作条件を含む縫製情報を生成する、
    請求項2に記載の縫製システム。
  4. 前記動作条件編集受付部が編集した前記動作条件によって、前記データベースに記憶された対応情報を更新するデータベース更新部を備える、
    請求項3に記載の縫製システム。
  5. 前記縫製情報に基づく前記動作条件で縫製を実施したミシンにおいて、動作条件が変更された場合にミシンから出力されるフィードバック情報を取得するフィードバック情報取得部と、
    前記フィードバック情報に基づいて、前記データベースに記憶された対応情報を更新するデータベース更新部と、を備える、
    請求項2に記載の縫製システム。
  6. 前記縫製情報は、縫製を実施する複数のミシンの情報を示すミシン情報を含み、
    前記縫製情報生成部が生成した前記縫製情報を、各々のミシンに対応する縫製情報に分割して分配する縫製情報分配部を備える、
    請求項1に記載の縫製システム。
  7. 前記アイテム情報は、
    生産する縫製物、縫製物を生産するための複数の工程、及び各工程で使用される縫製対象のパーツの情報を含む工程情報と、
    各工程を実施するミシンの機種の情報であるミシン機種情報と、を含む、
    請求項1に記載の縫製システム。
  8. 生産する縫製物、縫製対象の生地、及び縫製に使用する糸の種類の情報を含むアイテム基本情報を取得するアイテム基本情報取得部と、
    前記工程情報に関する項目を複数の工程が実施される順番に並べた工程リストを含み、前記アイテム基本情報に対応付けられた前記工程情報及びミシン機種情報が入力された前記工程リストを含む複数のテンプレートが蓄積して記憶されたデータベースと、
    前記データベースから前記アイテム基本情報に対応する前記テンプレートを呼び出すテンプレート呼出し部と、
    前記テンプレートの前記工程情報を含むアイテム情報を生成するアイテム情報出力部と、を備える、
    請求項7に記載の縫製システム。
  9. 前記テンプレート呼出し部が呼び出したテンプレートの工程情報を変更する編集を受け付け可能な工程情報編集受付部を備え、
    前記アイテム情報出力部は、前記工程情報編集受付部が編集した工程情報を含むアイテム情報を生成する、
    請求項8に記載の縫製システム。
  10. 前記テンプレート呼出し部が呼び出したテンプレートの工程情報に追加して、工程毎に使用される材料情報の入力を受付可能な縫い情報入力受付部を備え、
    前記アイテム情報出力部は、前記縫い情報入力受付部が入力した材料情報を含むアイテム情報を生成する、
    請求項8に記載の縫製システム。
  11. 前記アイテム情報は、
    生産する縫製物、縫製物を生産するための複数の工程、及び各工程で使用される縫製対象のパーツの情報を含む工程情報と、
    各工程を実施するミシンの機種の情報であるミシン機種情報と、
    縫製の2次元的な形状情報を含む図形情報と、
    前記工程情報、前記図形情報、及び前記材料情報が、工程毎に対応付けられた対応表の情報を示す対応表情報と、を含む、
    請求項1に記載の縫製システム。
  12. 生産する縫製物、縫製対象の生地、及び縫製に使用する糸の種類の情報を含むアイテム基本情報を取得するアイテム基本情報取得部と、
    前記工程情報に関する項目を複数の工程が実施される順番に並べた工程リストを含み、前記アイテム基本情報に対応付けられた前記工程情報及びミシン機種情報が入力された前記工程リストを含む複数のテンプレートが蓄積して記憶されたデータベースと、
    前記データベースから前記アイテム基本情報に対応する前記テンプレートを呼び出す テンプレート呼出し部と、
    前記テンプレートの前記工程情報を含む工程リスト情報を生成する工程リスト情報出力部と、を備える、
    請求項11に記載の縫製システム。
  13. 前記工程リスト情報に含まれる前記各工程で使用される縫製対象のパーツの情報に基づいて、縫製対象の形状データを含む設計データと、縫製仕様書のデータと、を含むCAD情報から、当該パーツに関連する縫製の形状データを含む設計データ、及び当該パーツに対応する縫製仕様書のデータを、それぞれ前記図形情報及び前記材料情報として抽出するCAD情報抽出部と、
    前記工程リスト情報を含み、前記工程リスト情報における工程毎に、前記CAD情報から抽出された前記図形情報及び前記材料情報を対応付けた対応表の情報を示す対応表情報を生成する対応表生成部と、
    前記対応表情報と、前記CAD情報から抽出された前記図形情報及び前記材料情報と、を含むアイテム情報を生成するアイテム情報出力部と、を備える、
    請求項12に記載の縫製システム。
  14. 前記アイテム情報に含まれる所定の工程において、対応するミシンの機種が前記図形情報を扱うミシンである場合、前記図形情報について当該ミシンが縫製処理を行うための座標値に変換する座標値変換部を備え、
    前記縫製情報生成部は、前記座標値変換部が変換した座標値の情報を含む縫製情報を生成する、
    請求項13に記載の縫製システム。
  15. 前記アイテム情報に含まれる所定の工程において、対応するミシンの機種がいせ込み縫製を行うミシンである場合、前記図形情報に基づいていせ込み量を算出するいせ込み量算出部を備え、
    前記縫製情報生成部は、前記いせ込み量算出部が算出したいせ込み量の情報を含む縫製情報を生成する、
    請求項13に記載の縫製システム。
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