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JP2023039214A - クルパック紙及び紙加工品 - Google Patents

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Abstract

【課題】伸張性が高く、トレイ状に成形した場合でも、その4隅に破れ及びしわが発生しにくいクルパック紙。【解決手段】パルプを含有する紙基材を有するクルパック紙であって、ISO/DIS 1924-3に準拠して測定される、該クルパック紙の縦方向の比引張りこわさが、1.5kN・m/g~6.0kN・m/gであり、該クルパック紙の横方向の比引張りこわさが、2.0kN・m/g~6.0kN・m/gであり、前記縦方向の比引張こわさと、前記横方向の比引張こわさと、の比(縦方向/横方向)が1.1以下であり、JIS P 8113:2006に準拠して測定される、該クルパック紙の縦方向の破断伸度が、5.0%~10.0%であり、該クルパック紙の横方向の破断伸度が、6.0%~10.0%であることを特徴とするクルパック紙。【選択図】なし

Description

本開示は、クルパック紙及び紙加工品に関する。
従来、包装用紙として、抄紙の際に紙を微細に収縮させることで伸張性能を付与したクルパック紙が用いられている。クルパック紙として、例えば特許文献1では、縦方向及び横方向の比引張り強さなどを制御することで重包装用途でも破袋しにくいクルパック紙が開示されている。
一方、食品用トレイなどの包装容器や、ピロー包装用の袋などの包装体には、主にプラスチック製の材料が使用されてきた。しかしながら、環境への懸念などからプラスチック製容器に代わり、紙を使用した包装材料の検討がなされている。
国際公開第2015/008703号
紙を使用した包装体の製造には、成形性の観点から伸張性を有する材料が好ましい。本発明者らは、特許文献1のような従来のクルパック紙を用いて食品用トレイの成形を試みたが、トレイの4隅にしわが発生しやすく、更には破れる場合もあることがわかってきた。
本開示は、伸張性が高く、トレイ状に成形した場合でも、その4隅に破れ及びしわが発生しにくいクルパック紙に関する。
すなわち、本開示は、以下の<1>~<6>に関する。
<1>パルプを含有する紙基材を有するクルパック紙であって、
ISO/DIS 1924-3に準拠して測定される、該クルパック紙の縦方向の比引張りこわさが、1.5kN・m/g~6.0kN・m/gであり、該クルパック紙の横方向の比引張りこわさが、2.0kN・m/g~6.0kN・m/gであり、前記縦方向の比引張こわさと、前記横方向の比引張こわさと、の比(縦方向/横方向)が1.1以下であり、JIS P 8113:2006に準拠して測定される、該クルパック紙の縦方向の破断伸度が、5.0%~10.0%であり、該クルパック紙の横方向の破断伸度が、6.0%~10.0%であることを特徴とするクルパック紙。
<2>前記縦方向の比引張こわさと、前記横方向の比引張こわさと、の比(縦方向/横方向)が0.7~1.0である<1>に記載のクルパック紙。
<3>JIS Z0203に準拠して測定される繊維配向比が1.0~2.0である<1>又は<2>に記載のクルパック紙。
<4>前記紙基材の坪量が、50g/m~100g/mである<1>~<3>のいずれかに記載のクルパック紙。
<5>前記クルパック紙が、前記紙基材の少なくとも一方の面に熱可塑性樹脂層を有する<1>~<4>のいずれかに記載のクルパック紙。
<6><1>~<5>のいずれかに記載のクルパック紙の成形体である紙加工品。
本開示によれば、伸張性が高く、トレイ状に成形した場合でも、その4隅に破れ及びしわが発生しにくいクルパック紙を提供することができる。
プレス加工の模式図 クルパック紙を成形したトレイの例
本開示において、数値範囲を表す「X以上Y以下」や「X~Y」の記載は、特に断りのない限り、端点である下限及び上限を含む数値範囲を意味する。数値範囲が段階的に記載されている場合、各数値範囲の上限及び下限は任意に組み合わせることができる。
縦方向とは紙基材における抄紙方向(MD)であり、繊維が配向する方向と同じである。また、横方向とは抄紙方向に対して垂直方向(CD)である。
クルパック処理とは、上記の通り、抄紙機上で紙を微細に収縮させることによって伸張性能を与える処理である。具体的には、例えば、抄紙機ドライヤーの一部に、ニップロールのあるエンドレスの厚い弾性ゴム製ブランケットを備えたクルパック装置を設置する。湿紙である紙匹をクルパック装置に導入し、ニップロールとブランケットで圧縮する。このとき、あらかじめ伸長させておいたブランケットが収縮することで走行する紙匹を収縮させ(クレープ付与)、破断伸びを高めることができる。なお、できた縮みは後工程で伸びないように乾燥し、固定する。
本発明者らは、紙基材を製造する際のクルパック処理により、特定の比引張りこわさ及び破断伸度に制御することで、上記課題を解決できることを見出した。比引張りこわさは、紙のコシを表しており、破断伸度は、紙の伸びやすさを示している。クルパック紙が、上記特定の比引張りこわさ及び破断伸度を有することは、適度なコシを有しつつある程度伸びやすいことを示している。特に、比引張こわさのCD方向(横方向)の値が、比引張こわさのMD方向(縦方向)の値と同程度、乃至はCD方向の値が大きいことで、伸張性が高く、トレイ状に成形した場合でも、その4隅に破れ及びしわが発生しにくいクルパック紙を得ることができると、本発明者らは考えている。
ISO/DIS 1924-3に準拠して測定される、クルパック紙の縦方向の比引張りこわさが、1.5kN・m/g~6.0kN・m/gであり、クルパック紙の横方向の比引張りこわさが、2.0kN・m/g~6.0kN・m/gであることが必要である。
比引張りこわさが上記下限未満であると、成形時に応力がかかりすぎてしまうため、しわや破れが発生しやすくなる。一方、比引張りこわさが上記上限を超えると、成形に必要な圧力が高くなりすぎるため、成形しにくくなり、無理に成形しようとするとしわや破れが発生しやすい。
比引張りこわさは、クルパック処理前後の速度差、抄紙する際のJ/W比、カレンダー
処理によるニップ圧による密度の調整、パルプの種類などにより制御することができる。比引張りこわさを大きくするには、クルパック処理前後の速度差を小さくする、カレンダー処理によりニップ圧を高めることで密度を大きくする、パルプの繊維長を大きくするなどの方法が挙げられる。一方、比引張りこわさを小さくするには、クルパック処理前後の速度差を大きくする、カレンダー処理によりニップ圧を低くすることで密度を小さくする、パルプの繊維長を小さくするなどの方法が挙げられる。
クルパック紙の縦方向の比引張りこわさは、好ましくは1.5kN・m/g~4.5kN・m/gであり、より好ましくは1.5kN・m/g~4.0kN・m/gである。
クルパック紙の横方向の比引張りこわさは、好ましくは2.0kN・m/g~5.0k
N・m/gであり、より好ましくは2.3kN・m/g~4.0kN・m/gである。
クルパック紙の縦方向の比引張りこわさと、横方向の比引張りこわさとの比(縦方向/横方向)は、1.1以下である。上記範囲を満たすことで、伸張性が高く、トレイ状に成形した場合でも、その4隅に破れ及びしわが発生しにくいクルパック紙を得ることができる。より高い効果を得る観点から、好ましくは0.7~1.0である。
JIS P 8113:2006に準拠して測定される、クルパック紙の縦方向の破断伸度が、5.0%~10.0%であり、クルパック紙の横方向の破断伸度が、6.0%~10.0%であることが必要である。
破断伸度が上記下限未満であると、成形の際の紙の伸びが足りず成形しにくくなる。また、無理に成形を試みると破れが発生する。一方、破断伸度が上記上限を超えると、伸びが大きいため成形は可能であるが、紙が動きやすくなり、しわが発生しやすく、さらにそこから破れが発生しやすくなる。
破断伸度は、坪量、クルパック処理前後の速度差、クルパック処理時のニップ圧などにより制御することができる。破断伸度を大きくするには、坪量を大きくする、クルパック処理前後の速度差を大きくする、クルパック処理時のニップ圧を小さくするなどの方法が挙げられる。一方、破断伸度を小さくするには、坪量を小さくする、クルパック処理前後の速度差を小さくする、クルパック処理時のニップ圧を大きくするなどの方法が挙げられる。
クルパック紙の縦方向の破断伸度は、好ましくは7.0%以上であり、より好ましくは8.0%以上である。縦方向の破断伸度の上限は、好ましくは9.7%以下であり、より好ましくは9.0%以下である。
クルパック紙の横方向の破断伸度は、好ましくは7.0%以上であり、より好ましくは7.5%以上である。横方向の破断伸度の上限は、好ましくは9.5%以下であり、より好ましくは8.5%以下である。
クルパック紙の縦方向の破断伸度の横方向の破断伸度に対する比(縦方向/横方向)は、好ましくは1.01以上であり、より好ましくは1.03以上であり、さらに好ましくは1.05以上である。一方、上限は、好ましくは1.30以下であり、より好ましくは1.20以下であり、さらに好ましくは1.12以下である。
クルパック紙の、JIS Z0203に準拠して測定される繊維配向比が、1.0~2.0であることが好ましく、1.1~1.8であることがより好ましく、1.2~1.6であることが更に好ましい。繊維配向比の値が小さすぎるとパルプが縦方向と横方向が混在しやすく成形の際に縦横どちらにも皴が生じやすくなる傾向にあると推測し、繊維配向比の値が大きすぎるとパルプが縦方向に配向することで横方向に皴が生じやすくなる傾向にあると推測するため、上記数値範囲内であると、成形性を向上させることができる。紙基材の繊維配向比は、使用するパルプの種類、抄紙する際のJ/W比などにより制御することができる。
紙基材の坪量は、50g/m~100g/mであることが好ましく、60g/m~100g/mであることがより好ましく、70g/m~100g/mであることがさらに好ましい。坪量が小さすぎると強度が弱く成形時に破れが発生しやすくなる傾向にあり、坪量が大すぎると強度が強く成形時に皴が発生しやすくなる傾向にあるため、上記数値範囲内であると、成形性を向上させることができる。
紙基材の厚さは、50μm~300μmであることが好ましく、60μm~200μm
であることがより好ましく、70μm~150μmであることがさらに好ましく、100μm~140μmであることがさらにより好ましい。
紙基材の密度は、0.30g/m~1.00g/mであることが好ましく、0.40g/m~0.90g/mであることがより好ましく、0.50g/m~0.90g/mであることがさらに好ましく、0.60g/m~0.85g/mであることがさらにより好ましい。
次に、クルパック紙に使用しうる材料について説明する。
紙基材を構成するパルプとしては、広葉樹未晒クラフトパルプ(LUKP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)等の広葉樹クラフトパルプ;針葉樹未晒クラフトパルプ(NUKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)等の針葉樹クラフトパルプ;砕木パルプ(GP)、加圧式砕木パルプ(PGW)、リファイナーメカニカルパルプ(RMP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、ケミメカニカルパルプ(CMP)、ケミグランドパルプ(CGP)等の機械パルプ;古紙パルプ;ケナフ、バガス、竹、コットン等の非木材繊維パルプ;合成パルプ等が挙げられる。これらのパルプは1種を単独で用いてもよく、2種以上を組合わせて用いてもよい。
パルプは、広葉樹クラフトパルプを含有することが好ましく、広葉樹未晒クラフトパルプを含有することがより好ましく、広葉樹未晒クラフトパルプ及び針葉樹未晒クラフトパルプを含有することがさらに好ましい。広葉樹未晒クラフトパルプの含有量が、針葉樹未晒クラフトパルプの含有量より大きいことが好ましい。
パルプにおける針葉樹クラフトパルプの含有量は、好ましくは0質量%以上、より好ましくは5質量%以上、さらに好ましくは10質量%以上、さらにより好ましくは13質量%以上である。一方、上限は、好ましくは70質量%以下、より好ましくは55質量%以下、さらに好ましくは50質量%以下、さらにより好ましくは47質量%以下である。
パルプにおける広葉樹クラフトパルプの含有量は、好ましくは25質量%以上、より好ましくは35質量%以上、さらに好ましくは45質量%以上、さらにより好ましくは50質量%以上、さらに一層好ましくは53質量%以上である。一方、上限は、好ましくは100質量%以下、より好ましくは95質量%以下、さらに好ましくは90質量%以下、さらにより好ましくは87質量%以下である。
パルプの叩解度は、とくに限定するものではないが、カナダ標準濾水度(CSF)として、200~800mLが好ましく、450~700mLがより好ましい。CSFは、JIS P 8121-2:2012「パルプ-ろ水度試験方法-第2部:カナダ標準ろ水度法」に従って測定される。
紙基材には必要に応じ添加剤を用いてもよい。添加剤としては、例えばpH調整剤(炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム等)、乾燥紙力剤(ポリアクリルアミド、澱粉等)、湿潤紙力剤(ポリアミドポリアミンエピクロロヒドリン樹脂、メラミン-ホルムアルデヒド樹脂、尿素-ホルムアルデヒド樹脂のいずれか)、内添サイズ剤(ロジン系、アルキルケテンダイマー等)、濾水歩留り向上剤(ポリアクリルアミド樹脂)、消泡剤、填料(炭酸カルシウム、タルク等)、染料等が挙げられる。これらの添加剤は1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。添加剤の含有量は、とくに限定されず、通常用いられている範囲であればよい。
〔紙基材の製造方法〕
紙基材を製造する方法としては、パルプを含有する紙料を抄紙し、抄紙の際にクルパッ
ク処理を行う方法が挙げられる。なお、紙料は、必要に応じて添加剤をさらに含有してもよい。添加剤としては、例えば前術した添加剤が挙げられる。紙料は、パルプスラリーに必要に応じて添加剤を添加することにより調製できる。パルプスラリーは、パルプを水の存在下で叩解することにより得られる。パルプの叩解方法、叩解装置はとくに限定されず、公知の叩解方法、叩解装置を採用しうる。
叩解の際のパルプスラリーの固形分濃度は特に制限されないが、好ましくは5~40質量%程度であり、より好ましくは5~30質量%程度である。また、紙料又は紙基材におけるパルプの含有量は、とくに限定されず、通常用いられている範囲であればよい。例えば、紙料(固形分)又は紙基材の総質量に対して、60質量%以上100質量%以下が好ましく、80質量%以上100質量%未満がより好ましい。
紙基材の抄紙においては、公知の湿式抄紙機を適宜選択して使用することができる。抄紙機としては、長網式抄紙機、ギャップフォーマー型抄紙機、円網式抄紙機、短網式抄紙機などが挙げられる。これらの抄紙機にクルパック処理を実施可能なクルパック装置を設け、クルパック処理を行えばよい。例えば、紙料を抄紙して、カレンダー処理により脱水した後、クルパック処理を行うことができる。
クルパック装置としては、公知のものを用いることができる。例えば、ニップロール及びエンドレスの厚い弾性ゴム製ブランケットを備えたクルパック装置が挙げられる。上記の通り、クルパック処理においては、ニップロールとブランケットとの間に紙匹を搬入し、ニップロールとブランケットにより紙匹を圧縮する際に、あらかじめ伸長させておいたブランケットを収縮させることで紙匹を収縮させてクレープを付与する。クルパック装置は、通常、抄紙機のドライヤー装置の一部に設けられ、クレープ化させたのち乾燥し、固定する。以上の様にして紙基材を得ることができる。
クルパック装置を使用した抄紙において、クルパック処理の前後の抄紙速度の差、ニップロールの圧力によって、比引張りこわさや破断伸度を制御しうる。
抄紙速度は特に制限されないが、例えば、好ましくは200~1000m/分、より好ましくは300~800m/分、さらに好ましくは400~700m/分の範囲で制御すればよい。クルパック処理時のニップロールとブランケット間のニップ圧も特に制限されない。例えば、好ましくは5kN/m~50kN/m、より好ましくは10kN/m~25kN/mの範囲で適宜制御すればよい。
クルパック処理の前後の速度差は、特に制限されず、坪量やパルプの材料に応じて、所望の比引張りこわさや破断伸度が得られるように制御すればよい。好ましくは-45.0m/分~-10.0m/分、より好ましくは-40.0m/分~-15.0m/分である。ここでのマイナス「-」はクルパック処理後の速度が遅いことを示す。
クルパック装置を使用した抄紙において、ジェット/ワイヤー比(以下、J/W比ともいう。)は特に制限されないが、例えば、好ましくは1.00以上1.50以下であり、より好ましくは1.00以上1.30以下であり、更に好ましくは1.00以上1.20以下である。
得られた紙基材は、そのままクルパック紙として使用することができる。防水性及び防汚性の向上の観点から、必要に応じて、紙基材の少なくとも一方の面にラミネート層(熱可塑性樹脂層)を設けることが好ましい。また、クルパック紙には、上記効果を損なわない程度に、その他の樹脂層などを設けてもよい。クルパック紙は、紙基材の一方の面に熱可塑性樹脂層を有していてもよいし、紙基材の両方の面に熱可塑性樹脂層を有していてもよい。
熱可塑性樹脂層に使用される熱可塑性樹脂としては特に限定されず、紙基材にラミネートできるものであれば特に限定されず、公知の熱可塑性樹脂の中から、適宜選択すればよい。
具体的には、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ乳酸、ポリブチレンスクシネート等のポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリブテン、ポリブタジエン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン系樹脂;ポリカーボネート;ポリウレタン;ポリアミド;ポリアクリロニトリル;ポリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリ乳酸、ポリブチレンスクシネート等のポリエステルが好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ポリブチレンスクシネートがより好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレンがさらに好ましく、ポリエチレンがよりさらに好ましい。
また、上記の材料の他、樹脂として、バイオマス樹脂や生分解性樹脂を用いてもよい。これらの樹脂は、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
熱可塑性樹脂は、ラミネート層として、シート基材にラミネートできるものが好ましい。熱可塑性樹脂の中では、押し出しラミネート性とバリア性が優れることからポリエチレンが好ましい。
ポリエチレン(PE)は、大きくは直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)のように区分される。これらの中では、押し出しラミネート性および発泡性に優れることから、低密度ポリエチレン(LDPE)が好ましい。
熱可塑性樹脂層は、公知の製造方法から適宜選択して製造すればよく、例えば、溶融押出法、溶融流延法、カレンダー法等の中から、適宜選択すればよい。熱可塑性樹脂層の厚さは特に制限されないが、好ましくは1μm以上、より好ましくは3μm以上、さらに好ましくは5μm以上である。一方、厚さの上限は、好ましくは50μm以下、より好ましくは40μm以下、さらに好ましくは30μm以下である。
得られたクルパック紙の用途は特に制限されず、適宜成形体とすることで、包装紙、包装袋、包装容器などの包装体、カップ、トレイなどの各種容器といった紙加工品に使用しうる。例えば、紙皿、紙カップ、紙トレイなどの紙容器や、横型ピロー包装用、縦型ピロー包装用、三方シール包装用、四方シール包装用、給袋式充填包装用、チューブ包装用、スティック包装用の袋などに成形して使用しうる。成形の方法は特に制限されず、公知の方法を採用しうる。例えば、プレス成形により、所望の形状に成形しうる。
以下、各物性の測定方法について記載する。
<比引張りこわさ>
クルパック紙の縦方向及び横方向の比引張りこわさは、ISO/DIS 1924-3に準拠して測定する。具体的には、以下の通りである。試験片長さを150mm、試験片幅15mmのサンプルを、縦方向横方向それぞれ準備し、23±5℃、50±10%Rh環境下に1日調湿する。その後、その環境下にて、引張試験機(型式RTC-1210A、株式会社エーアンドディ製)を用いて、チャック間距離100mmとなるようサンプルをセットし、100mm/minの速度にて試験を行う。
<破断伸度>
クルパック紙の縦方向及び横方向の破断伸度は、JIS P 8113:2006(紙および板紙引張特性の試験方法)に準拠して測定する。
具体的には、調温及び調湿処理として、23±5℃、50±10%の環境下に1日静置したクルパック紙を、幅15mm、長さ150mmに切り出したサンプルを準備する。引張試験機(型式RTC-1210A、株式会社エーアンドディ製)にて、チャック間距離を100mmとなるようサンプルを装着し、20mm/minの速度で引張試験を行い、MD(縦方向)、CD(横方向)それぞれの破断伸度を測定する。
<紙基材の繊維配向比>
紙基材の繊維配向比は、JIS Z0203に準拠して測定する。
具体的には、200mm角にカットしたサンプルを準備し、調温及び調湿処理として、23±5℃、50±10%の環境下に1日静置した紙基材を、繊維配向特性評価装置(型式SST-2500、野村商事株式会社製)を用いて測定する。
<坪量>
紙基材の坪量は、JIS P 8124:2011に準拠して測定する。
なお、クルパック紙が紙基材に加えて樹脂層を有する場合には、公知の方法及び下記の手順で樹脂層の材料、厚さ及び密度などを特定したうえで、紙基材の坪量を算出しうる。具体的には、所定の大きさにカットした、樹脂層が設けられた紙基材の重量を測定(全重量)し、その後、樹脂層付きの紙基材をセルラーゼなどの酵素につけ、紙基材を完全に溶解させたことを確認する。その後、樹脂層のみの重量(樹脂層重量)を測定し、全重量から樹脂層重量を差し引くことで紙基材のみの重量を算出し、紙基材の坪量を測定する。
<厚さ>
紙基材の厚さ(紙厚)は、JIS P 8118:2014に準拠して測定する。なお、クルパック紙が紙基材に加えて樹脂層を有する場合には、クルパック紙の断面の電子顕微鏡(SEM)の観察像から、紙基材層、および熱可塑性樹脂層のそれぞれについて、厚みを測定する。
<密度>
紙基材の密度は、上述した測定方法により得られた厚さ及び坪量から算出する。
以下に実施例と比較例を挙げて本発明の特徴をさらに具体的に説明する。以下の実施例に示す材料、使用量、割合、処理内容、処理手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更することができる。従って、本発明の範囲は以下に示す具体例により限定的に解釈されるべきものではない。また、特にことわりがない限り、「部」は、「質量部」を表す。また、実施例および比較例の操作は、特にことわりがない限り、室温(20~25℃)、常湿(40~50%RH)の条件で行った。
<実施例1>
木材をパルプ化(蒸解)したNUKP(針葉樹未晒クラフトパルプ)とLUKP(広葉樹未晒クラフトパルプ)を30:70の比率(質量比)で使用し、叩解時のスラリー濃度12質量%にて、CSF(カナダ標準ろ水度)が600mLとなるまで叩解して、パルプを調製した。
上記パルプを使用し、固形分換算でパルプ100質量部に対し、合成サイズ剤(荒川化学工業株式会社製、SPS400)0.15質量部、硫酸バンド1.2質量部、歩留まり剤としてポリアクリルアミド樹脂(星光PMC株式会社製、DS4433)0.65質量部、及び高分子凝集剤(歩留まり剤)として非イオン性ポリアクリルアミド(アライドコロイド製、パーコール47)0.035質量部を添加し、紙料を調製した。
上記の紙料を用いて伸縮装置(クルパック製)を備えた湿式抄紙機(ベルフォームIII型、三菱重工業株式会社製)にて、抄紙速度600m/分、クルパック処理前後の速度差を-35.0m/分、クルパック処理時のニップロールとブランケット間のニップ圧15kN/m、J/W比1.00にて抄紙し、紙の表面にクレープが付与された坪量80g/mの紙基材を得た。得られた紙基材を実施例1のクルパック紙とした。
<実施例2>
叩解時のスラリー濃度を10質量%とした点、CSFが550mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のJ/W比を1.05にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<実施例3>
叩解時のスラリー濃度を8質量%とした点、CSFが450mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のJ/W比を1.10にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<実施例4>
叩解時のスラリー濃度を5質量%とした点、CSFが400mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のクルパック処理前後の速度差を-20.0m/分とした点、抄紙の際のJ/W比を1.20にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<実施例5>
叩解時のスラリー濃度を5質量%とした点、CSFが400mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のJ/W比を1.20にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<実施例6>
叩解時のスラリー濃度を5質量%とした点、CSFが400mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のJ/W比を1.50にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<実施例7>
叩解時のスラリー濃度を8質量%とした点、CSFが450mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のJ/W比を1.10にした点、製造した紙基材の片面に、乾燥後の塗工厚が20μmとなるようLDPEを溶融押出コーティングした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<実施例8>
叩解時のスラリー濃度を8質量%とした点、CSFが450mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のJ/W比を1.10にした点、製造した紙基材の両面に、乾燥後の塗工厚が10μmとなるようLDPEを溶融押出コーティングした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<比較例1>
叩解時のスラリー濃度を10質量%とした点、CSFが650mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のJ/W比を1.10にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<比較例2>
叩解時のスラリー濃度を8質量%とした点、CSFが550mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のクルパック処理前後の速度差を-15.0m/分とした点、抄紙の際のJ/W比を1.10にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<比較例3>
叩解時のスラリー濃度を8質量%とした点、CSFが330mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のクルパック処理前後の速度差を-35.0m/分とした点、抄紙の際のJ/W比を1.10にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<比較例4>
叩解時のスラリー濃度を2質量%とした点、CSFが450mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のクルパック処理前後の速度差を-35.0m/分とした点、抄紙の際のJ/W比を1.10にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<比較例5>
叩解時のスラリー濃度を2質量%とした点、CSFが350mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のクルパック処理前後の速度差を-15.0m/分とした点、抄紙の際のJ/W比を1.10にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
<比較例6>
叩解時のスラリー濃度を2質量%とした点、CSFが300mLとなるまで叩解した点、クルパック処理を加えなかった点、抄紙の際のJ/W比を1.10にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件で紙基材を得た。
<比較例7>
叩解時のスラリー濃度を10質量%とした点、CSFが500mLとなるまで叩解した点、抄紙の際のクルパック処理前後の速度差を-48.0m/分とした点、抄紙の際のJ/W比を1.10にした点、を変更した以外は、実施例1と同様の条件でクルパック紙を得た。
得られたクルパック紙又は紙基材を用いて以下の評価を実施した。
得られた実施例および比較例のクルパック紙又は紙基材を切り出して、縦方向(MD)が長辺となるA4のブランクシート3を得た。ブランクシート3を、成形用金型(1及び2)とプレス成形機(FVT400、株式会社脇坂エンジニアリング製)を用いて、プレス圧力35kgf/cm、プレス温度150℃、プレス時間5秒の条件で、図1のようにプレスし、図2のようなトレイ形状に成形した。得られたトレイについて、4隅成形部の皺や破れの有無を以下の基準で評価した。図1示すようにトレイの開口部のテーパ部を成形部4(図中破線)として評価した。数値が大きいほど良好であることを示す。
4:4隅成形部に、破れや皴は生じない。
3:4隅成形部に破れは生じないが、皴が生じる。
2:4隅成形部の1~3ヶ所に破れが生じる。
1:4隅成形部の全てに破れが生じる。
実施例1~8及び比較例1~7の各物性と、評価結果を表1に示す。
Figure 2023039214000001
1,2:成形用金型
3:ブランクシート
4:4隅成形部

Claims (6)

  1. パルプを含有する紙基材を有するクルパック紙であって、
    ISO/DIS 1924-3に準拠して測定される、該クルパック紙の縦方向の比引張りこわさが、1.5kN・m/g~6.0kN・m/gであり、該クルパック紙の横方向の比引張りこわさが、2.0kN・m/g~6.0kN・m/gであり、前記縦方向の比引張こわさと、前記横方向の比引張こわさと、の比(縦方向/横方向)が1.1以下であり、
    JIS P 8113:2006に準拠して測定される、該クルパック紙の縦方向の破断伸度が、5.0%~10.0%であり、該クルパック紙の横方向の破断伸度が、6.0%~10.0%である
    ことを特徴とするクルパック紙。
  2. 前記縦方向の比引張こわさと、前記横方向の比引張こわさと、の比(縦方向/横方向)が0.7~1.0である
    請求項1に記載のクルパック紙。
  3. JIS Z0203に準拠して測定される繊維配向比が1.0~2.0である請求項1又は2に記載のクルパック紙。
  4. 前記紙基材の坪量が、50g/m~100g/mである請求項1~3のいずれか一項に記載のクルパック紙。
  5. 前記クルパック紙が、前記紙基材の少なくとも一方の面に熱可塑性樹脂層を有する請求項1~4のいずれか一項に記載のクルパック紙。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載のクルパック紙の成形体である紙加工品。
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WO2015008703A1 (ja) * 2013-07-18 2015-01-22 日本製紙株式会社 クルパック紙

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