JP2022140080A - 車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】折り畳み式の車両を安定して自立させる。
【解決手段】車両100は、前輪1および後輪2と、前輪1と後輪2との間に略水平に延設され、乗員の足が載置されるステップ30と、前輪1を回転可能に支持するとともに、前輪1の上方に配置されたハンドル14を有する第1フレームFL1と、後輪2を回転可能に支持するとともに、ステップ30を支持する第2フレームFL2と、第1フレームFL1を第2フレームFL2に対し上下方向に回動可能に連結する軸部18aと、を備える。ハンドル14は、軸部18aを介して第1フレームFL1が第2フレームFL2に向けて回動され、かつ、第2フレームFL2が後輪2を支点にして起立されたとき、後輪2とともに接地するスタンドを有する。
【選択図】図1
【解決手段】車両100は、前輪1および後輪2と、前輪1と後輪2との間に略水平に延設され、乗員の足が載置されるステップ30と、前輪1を回転可能に支持するとともに、前輪1の上方に配置されたハンドル14を有する第1フレームFL1と、後輪2を回転可能に支持するとともに、ステップ30を支持する第2フレームFL2と、第1フレームFL1を第2フレームFL2に対し上下方向に回動可能に連結する軸部18aと、を備える。ハンドル14は、軸部18aを介して第1フレームFL1が第2フレームFL2に向けて回動され、かつ、第2フレームFL2が後輪2を支点にして起立されたとき、後輪2とともに接地するスタンドを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、前輪と後輪とを有する折り畳み式の車両に関する。
この種の車両として、従来、前後一方側に配置された単一の車輪と、前後他方側に配置された左右一対の車輪とを有する電動式の3輪車両が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載の車両では、ハンドルを支持するハンドル支持部が、左右一対の車輪をそれぞれ支持する左右一対の支持部に回動可能に設けられ、ハンドル支持部が左右一対の支持部の間に挿入されて、車両が折り畳み姿勢とされる。
しかしながら、上記特許文献1記載の車両は、折り畳み姿勢において安定した状態で自立することが困難である。
本発明の一態様は、前輪および後輪と、前輪と後輪との間に略水平に延設され、乗員の足が載置される載置部と、前輪を回転可能に支持するとともに、前輪の上方に配置された操舵部を有する第1フレームと、後輪を回転可能に支持するとともに、載置部を支持する第2フレームと、第1フレームを第2フレームに対し上下方向に回動可能に連結する連結部と、を備える。操舵部は、連結部を介して第1フレームが第2フレームに向けて回動され、かつ、第2フレームが後輪を支点にして起立されたとき、後輪とともに接地するスタンドを有する。
本発明によれば、車両を折り畳み姿勢において安定した状態で自立させることができる。
以下、図1~図9を参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る車両は、単一の前輪と左右一対の後輪とを有する三輪車両であり、ユーザが立位姿勢で乗車可能に構成される。
図1,図2は、それぞれ本発明の実施形態に係る車両100の全体構成を示す側面図および平面図であり、車両利用時における車両100の走行姿勢、すなわち走行可能な姿勢を示す。なお、走行不能な姿勢を非走行姿勢と呼ぶ。図1には、ユーザPSの使用状態を併せて示す(二点鎖線)。以下では、図示のように車両100の前後方向(長さ方向)、左右方向(幅方向)および上下方向(高さ方向)を定義し、この定義に従い各部の構成を説明する。図1は、車両100を左から見た図であり、図2は、車両100を上方から見た図である。
図1,図2に示すように、車両100は、前輪1および後輪2と、車両100の骨格を構成するフレームFLとを有し、車両100の左右方向の中心を通る中心線CL1(図2)を基準にして全体が左右対称に構成される。より詳しくは、前輪1は、中心線CL1に沿って配置され、左右の後輪2は中心線CL1を挟んで左右対称位置に配置される。前輪1は後輪2と同径である。なお、前輪1は後輪2よりも小径または大径であってもよい。フレームFLは、前フレーム10と後フレーム20とを有する。
前フレーム10は、上下方向に延在する断面略矩形状の縦パイプ11と、縦パイプ11の下端部の後面から後方に延在する傾斜フレーム12とを有する。縦パイプ11は、上端部が下端部よりも後方に位置するように傾斜して延在する。傾斜フレーム12は、前方にかけて上り勾配(前上がり)で傾斜する。より詳しくは、傾斜フレーム12は、後端部が前輪1の上端よりも下方に、前端部が前輪1の上端よりも上方に位置するように傾斜して延在し、傾斜フレーム12の前端部は縦パイプ11の後面に接合される。
縦パイプ11には断面略円筒形状の貫通孔が上下方向にわたって形成され、貫通孔に断面略円形状のハンドル軸13が回転可能に挿入される。ハンドル軸13の上端部には、ハンドル14の左右方向中央部が固定され、下端部にはフロントフォーク15が固定される。ハンドル軸13は、縦パイプ11に対し昇降可能(伸縮可能)に支持される。なお、図示は省略するが、縦パイプ11の上端部には、ハンドル軸13の高さを固定するロック機構が設けられる。
前輪1の回転軸1aは、左右一対のフロントフォーク15により回転可能に支持される。前輪1は、ハンドル14の回動操作(操舵)により転舵される。ハンドル14は左右方向に略直線状に延在するバーハンドルであり、ハンドル14の左右両端部には、ユーザPSによって把持される樹脂製ないしゴム製のグリップ14aが設けられる。左右一対のフロントフォーク15の内側には、前輪1の上方から後方にかけて、前輪1の周囲を覆うように略円弧状のフロントフェンダー16が取り付けられる。
詳細な図示は省略するが、前輪1の内側には、走行モータ4(インホイールモータ)と、ブレーキユニット5とが収納される。例えば左側に走行モータ4が、右側にブレーキユニット5がそれぞれ配置される。車両100は、走行モータ4の駆動により走行する電動車両として構成される。ブレーキユニット5は、例えばドラムブレーキを構成するドラムブレーキユニットとして構成される。なお、図示は省略するが後輪2にも同様にブレーキユニットが設けられる。これらブレーキユニット5は、ハンドル14のグリップ14aの前方に設けられたブレーキレバー14bの操作により作動し、前輪1および後輪2に制動力が付与される。なお、電動機としての走行モータ4は前輪1でなく後輪2内、または前輪1と後輪2の双方に設けられてもよい。これにより、車両100の牽引能力や登坂能力を向上することができる。
図3は、ハンドル14の要部構成を示す図2のIII部の拡大図である。図3に示すように、ハンドル14の左右方向中央部の上面には、バッテリ残容量や設定車速等の車両情報を表示する表示部(表示パネル)140が設けられる。表示部140の表示面は上方に向けて形成される。なお、表示部140には、時刻等、車両情報以外を表示することもできる。表示部140の左右両側には、ハンドル14と一体に、中心線CL1(図2)を挟んで左右一対のスタンド141が設けられる。ハンドル14の左右方向中央部の前面には、表示部140の下方かつ左右一対のスタンド141の間に、前方に向けて前照灯142が設けられる。前照灯142を、縦パイプ11の上端部の前面に設けることもできる。
図1に示すように、スタンド141は、ハンドル14から突設された棒状部材である。より詳しくは、図1,3に示すように、スタンド141の先端部は、表示部140の上面および前照灯142の上面よりも上方に突設されるとともに、表示部140の前面よりも前方に突設される。スタンド141の先端部を、前照灯142の前面よりも前方に突設させてもよい。スタンド141は、金属により構成され、例えば溶接によりハンドル14に取り付けられる。なお、ボルト等の結合部材を介して、スタンド141をハンドル14に着脱可能に取り付けることもできる。
図示は省略するが、さらにハンドル14には、メイン電源のオンオフを指令するスタータスイッチや右左折を報知するウィンカースイッチ、走行指令を入力するアクセルレバーなどが、ユーザにより操作可能に設けられる。また、ハンドル14の下方には、ウィンカースイッチの操作により点滅する左右一対のウインカーランプが設けられる。
後フレーム20は、車両100の走行姿勢においてユーザPSの足が載置されるステップ30を有する。ステップ30の後方にはバッテリ40が配置される。図4は、ステップ30とバッテリ40とを省略した車両100の全体構成を示す平面図である。図4に示すように、後フレーム20は、中心線CL1に沿って前後方向に延在する断面略矩形状ないし略円形状のメインフレーム21と、メインフレーム21に交差して左右方向に延在する断面略矩形状の前後一対の横フレーム22,23と、メインフレーム21の後端部から左右方向に延在する左右一対の支持フレーム24とを有する。なお、これらフレーム21~24を、図2には点線で示す。
図1に示すように、メインフレーム21の上面には前後2箇所に、それぞれ左右方向にかけて凹部21aが形成され、凹部21aに横フレーム22,23が嵌合されて接合される。図4に示すように、横フレーム23の左右方向長さは横フレーム22の左右方向長さよりも長く、かつ、左右の後輪2間の距離よりも短い。横フレーム22,23の上面は、路面101(図1)と平行な互いに同一の水平面上に位置するとともに、メインフレーム21の上面よりも上方に位置する。なお、横フレーム22,23の上面がメインフレーム21の上面と同一面上に位置してもよい。左右一対の支持フレーム24は、メインフレーム21の左右側面からそれぞれ左右方向に突設される。なお、メインフレーム21を貫通して単一の支持フレーム24を設けることもできる。
図5は、後輪2の取付部の構成を示す断面図、すなわち図4のV-V線に沿って切断した断面図である。図5に示すように、支持フレーム24の先端部にはシャフト25が取り付けられる。シャフト25には左右一対のベアリング26を介して後輪2のホイール2aが回転可能に支持される。なお、支持フレーム24とベアリング26との間には略円筒形状のカラー27が介装される。シャフト25の先端部には、ベアリング26の位置を拘束するようにナット28が螺合される。
図1に示すように、前フレーム10は、さらに傾斜フレーム12の後方にベースフレーム17を有する。図2に示すように、ベースフレーム17は平面視略矩形状の板状部材であり、ベースフレーム17の後方にステップ30が配置される。ベースフレーム17の幅(左右方向長さ)は横フレーム22の幅とほぼ等しい。図1に示すように、ベースフレーム17の前端部には、ベースフレーム17よりも上方かつ前方に突出したブラケット18が設けられる。
傾斜フレーム12の後端部は、左右方向に延在する軸部18a(軸線CL2)を中心にしてブラケット18に回動可能に支持される。これにより車両100が折り畳み可能となり、車両100を折り畳み状態で容易に運搬することができる(図8D参照)。以下では、軸線CL2よりも前側のフレームFL、すなわち前フレーム10のうち、ベースフレーム17を除く部分を第1フレームFL1と呼び、軸線CL2よりも後側のフレーム、すなわちベースフレーム17と後フレーム20とを併せて第2フレームFL2と呼ぶことがある。図示は省略するが、ブラケット18には、軸線CL2を支点とした傾斜フレーム12の回動を阻止するロック機構が設けられる。このため車両100を図1の走行姿勢に保持することができる。
ステップ30は、第2フレームFL2により支持される。より詳しくは、図1,図2に示すように、横フレーム22,23の上面には、前後方向および左右方向に延在する平面視略矩形状の板材であるステップ(足置き)30が搭載される。ステップ30は溶接などにより横フレーム22,23に固定され、これによりステップ30の前後方向両端部が横フレーム22,23により支持される。なお、メインフレーム21の上面にもステップ30を搭載し、メインフレーム21と横フレーム22,23とによりステップ30を支持してもよい。ステップ30は、立位姿勢のユーザPSが両足を載せる載置部を構成し、ステップ30の上面(載置面)は、路面101と平行な水平面として構成される。
ステップ30の後端部には、左右一対のリアフェンダー34が取り付けられる。リアフェンダー34は、後輪2の前方から上方および後方にかけて、後輪2の周囲を覆うように略円弧状に形成される。右側のリアフェンダー34の右端面から左側のリアフェンダー34の左端面までの長さは、ハンドル14の右端部から左端部までの長さよりも短く、車両100の最大幅はハンドル14によって規定される。
ステップ30の後方にはバッテリ40のホルダ41が配置される。ホルダ41は、前面が開放された略ボックス形状に構成され、内部にバッテリ40の収容空間を形成する。より詳しくは、ホルダ41は、互いに対向して略水平方向に延在する底壁および上壁と、側壁と上壁との間に立設された左右一対の側壁および後壁と、を有し、底壁が、メインフレーム21の後端部の上面および支持フレーム24の上面に搭載されて支持される。
ホルダ41の前面には略矩形状の開口41aが設けられる。ホルダ41には開口41aを介して略ボックス形状のバッテリ40が挿入され、これによりバッテリ40が支持される。図示は省略するが、ホルダ41にはバッテリ40を収容状態で保持するロック機構が設けられる。底壁の上面はステップ30の上面とほぼ同一高さに形成される。これにより、図6の矢印に示すように、ステップ30の上面に沿ってバッテリ40を前後方向に滑らせながら、バッテリ40をホルダ41に容易に収容(挿入)またはホルダ41から容易に取り外す(離脱)ことができる。図示は省略するが、ホルダ41の後壁には端子が設けられ、バッテリ40の収容状態において、この端子にバッテリ40の端子が接続される。
バッテリ40は、走行モータ4に供給される電力が蓄えられるリチウムイオン電池などの二次電池であり、バッテリ40は、ホルダ41の後壁の端子およびメインフレーム21内を通る電力線を介して前輪1の走行モータ4に接続される。バッテリ40から走行モータ4に供給される電力は、不図示の電力制御ユニットにより制御される。
図1に示すように、前フレーム10と後フレーム20とは、揺動部50を介して連結される。すなわち、前フレーム10の後端部に設けられたベースフレーム17と、後フレーム20の前端部に設けられたメインフレーム21とは、揺動部50を介して左右方向に揺動可能に連結される。揺動部50は、ベースフレーム17の底面に固定されたナイトハルトゴムばね51を有する。
図6は、揺動部50に設けられるナイトハルトゴムばね51の概略構成を示す図(図1のVI-VI線に沿った断面図)である。図6に示すように、ナイトハルトゴムばね51は、ベースフレーム17の底面に固定された断面略矩形枠状のケース511に内蔵される。ケース511内には、後フレーム20のメインフレーム21と一体に設けられ、軸線CL3に沿って延在するシャフト512が配置される。なお、メインフレーム21の前端部をシャフト512として用いてもよい。ナイトハルトゴムばね51は、シャフト512と一体に回転可能なようにシャフト512にスプライン結合された略菱形のカムブロック513と、カムブロック513の凹状に形成された各面に対向して配置されたゴムローラ514とを有する。図7は、揺動部50の揺動前の初期状態に対応する。
図7は、車両100を後方から見た図であり、揺動前の初期状態に対応する図である。なお、図7では、車両100の構成を簡易的に示す。図7に示すように、初期状態では、縦パイプ11は路面101に対し略垂直に延在する。この場合の車両100の姿勢を基準姿勢と呼ぶ。
この初期状態から、図6の揺動部50のケース511にトルクが作用して、ケース511が軸線CL3を中心に回動すると、ケース511とカムブロック513との間でゴムローラ514が押圧されて弾性変形し、ゴムローラ514が楕円になる。このとき、軸線CL3を中心として、図7に示す前フレーム10がステップ30に対し左右方向(矢印R1またはR2方向)に揺動し、縦パイプ11が路面101に対し傾斜する。その結果、車両100が傾斜姿勢となる。この場合、軸線CL3を中心としたケース511の回転角が大きくなるに従い、ケース511に対する回転抵抗は大きくなる。ケース511に作用するトルクが0になると、ゴムローラ514は、弾性力により元の形状に復帰し、前フレーム10は図7の基準姿勢に戻る。
このように前フレーム10を、揺動部50を介して揺動可能に設けることで、立位姿勢で車両100に乗車するユーザPSは車両100を左右方向に容易に旋回することができる。例えば、ユーザは車両100を左右方向に旋回するとき、膝および足首を軽く曲げて上半身を左右に傾ける。これにより、後フレーム20と一体のステップ30が水平に保たれたまま、ステップ30に両足を載せた安定した姿勢で、ベースフレーム17とともに縦パイプ11を揺動させ、前輪1を左右に傾斜させることができる。その結果、車両100をスムーズに旋回させることができ、旋回性が向上する。
また、揺動部50にナイトハルトゴムばね51が設けられることで、基準姿勢から前フレーム10を左右に揺動させた際に、前フレーム10に復元力が作用し、前フレーム10の揺動を良好に抑えることができる。なお、ナイトハルトゴムばね51ではなく、コイルばね等の弾性部材により、前フレーム10に復元力を作用させるようにしてもよい。すなわち、ダンパ部材の構成はナイトハルトゴムばね51に限らない。さらに、バッテリ40が、非揺動部材であるメインフレーム21や支持フレーム24上に載置されたホルダ41により支持されるので、バッテリ40の重力によるモーメントが揺動方向に作用することがなく、車両100の揺動時の倒れ込みを抑えることができる。
図示は省略するが、立位姿勢のユーザの自重によりステップ30に作用する荷重点(足裏から作用する荷重の中心点)は、平面視で前輪1の接地点と左右一対の後輪2のそれぞれの接地点とを結ぶ三角形の領域内に位置する。これにより、走行中および停車中のいずれにおいても、ユーザは車両100に安定した姿勢で乗車することができる。重量物であるバッテリ40は左右の後輪2の間に配置されるので、車両100の重心が低くなり、駐車時の姿勢がより安定する。
本実施形態に係る車両100は、上述したように前フレーム10のブラケット18の軸部18a(軸線CL2)を中心にして、第2フレームFL2に対し第1フレームFL1が折り畳み可能に設けられる。図8A~図8Dは、車両100の走行姿勢からの姿勢変更の一例を示す図である。なお、図8A~図8Cの前後方向、左右方向および上下方向の各方向は、図1,図2に示した方向と一致する。折り畳み姿勢は、車両100の非走行姿勢に含まれる。
車両100を走行姿勢から折り畳むとき、まず、図8Aの矢印A1に示すように、ハンドル軸13のロック機構を解除して、ハンドル軸13を縦パイプ11内に最大に縮退する。次いで、ブラケット18のロック機構を解除して、第2フレームFL2に対し第1フレームFL1を、矢印A2に示すように軸線CL2を中心に後方に回動する。これにより、図8Bに示すように車両100が折り畳まれる。第1フレームFL1が最大に後方に回動した折り畳み姿勢では、ハンドル14がホルダ41に当接する。より詳しくは、走行姿勢(図8A)におけるハンドル14の中央部の後面がホルダ41の上壁の上面に当接する。この状態では、縦パイプ11とメインフレーム21とが略平行となり、前後のフレーム10,20の間にバッテリ40が配置される。
さらに、図8Bの矢印B1に示すように、後輪2を支点にして前輪1を上方に持ち上げる。これにより図8Cに示すように、メインフレーム21が立ち上がり、車両100を起立させることができる。このとき、左右一対の後輪2とハンドル14に設けられた左右一対のスタンド141の先端部とが路面101に当接する。これにより、車両100を4点で安定して自立させ、起立姿勢とすることができる。このとき、表示部140と前照灯142は路面101よりも上方に位置する。このため、表示部140と前照灯142がスタンド141により保護される。
ブラケット18には、軸部18aと同軸に回動可能に取っ手19が設けられる。図8Cの状態から車両100を運搬するときは、図8Cの矢印C1に示すように、取っ手19を上方に回動し、ユーザPSは取っ手を把持する。その状態で、図8Dに示すように、後輪2を支点にして車両100を前方に傾ける。これにより後輪2を、路面101上を転がしながら、車両100を容易に運搬することができる。この場合、表示部140と前照灯142は左右一対のスタンド141の内側に配置されているので、車両運搬時における側方からの障害物の衝突に対し、表示部140と前照灯142を保護することができる。また、車両100の運搬姿勢では、表示部140は下方を向いているので、後方からの障害物の衝突に対し表示部140を保護することもできる。さらに、運搬姿勢では、ハンドル14がホルダ41に当接しているので、障害物との衝突によってバッテリ40が損傷することを防止できる。
図9は、車両100の保管時における姿勢の一例を示す図である。図9に示すように、車両100は起立姿勢で保管される。この状態で、バッテリ40に設けられた取っ手42が把持され、図9の矢印A1に示すように、バッテリ40が持ち上げられてホルダ41から取り外される。次いで、バッテリ40が車両100の外部の充電器に接続され、充電される。車両100の保管時においても、図8Cと同様、車両100は左右の後輪2と左右一対のスタンド141とにより安定して起立姿勢に保持される。したがって、バッテリ40を充電するためのバッテリ40の着脱を容易に行うことができる。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)本実施形態に係る車両100は、前輪1および後輪2と、前輪1と後輪2との間に略水平に延設され、乗員の足が載置されるステップ30と、前輪1を回転可能に支持するとともに、前輪1の上方に配置されたハンドル14を有する第1フレームFL1と、後輪2を回転可能に支持するとともに、ステップ30を支持する第2フレームFL2と、第1フレームFL1を第2フレームFL2に対し上下方向に回動可能に連結するブラケット18の軸部18aと、を備える(図1)。ハンドル14は、軸部18aを介して第1フレームFL1が第2フレームFL2に向けて回動され、すなわち折り畳み姿勢とされ、かつ、第2フレームFL2が後輪2を支点にして起立されたとき、すなわち起立姿勢とされたとき、後輪2とともに接地するスタンド141を有する(図8C)。
(1)本実施形態に係る車両100は、前輪1および後輪2と、前輪1と後輪2との間に略水平に延設され、乗員の足が載置されるステップ30と、前輪1を回転可能に支持するとともに、前輪1の上方に配置されたハンドル14を有する第1フレームFL1と、後輪2を回転可能に支持するとともに、ステップ30を支持する第2フレームFL2と、第1フレームFL1を第2フレームFL2に対し上下方向に回動可能に連結するブラケット18の軸部18aと、を備える(図1)。ハンドル14は、軸部18aを介して第1フレームFL1が第2フレームFL2に向けて回動され、すなわち折り畳み姿勢とされ、かつ、第2フレームFL2が後輪2を支点にして起立されたとき、すなわち起立姿勢とされたとき、後輪2とともに接地するスタンド141を有する(図8C)。
これにより、簡易な構成により、車両100を折り畳み姿勢において安定した状態で自立させることができる。車両100を折り畳んで起立した状態では、車両の前後方向の全長と上下方向の全長をそれぞれ短くすることができる。このため、設置スペースを抑えて車両100を効率よく保管することができる。
(2)スタンド141は、ハンドル14に、車両100の中心線CL1を挟んで左右一対設けられる(図2,図3)。これにより、より安定した起立姿勢で車両100を保持できる。
(3)車両100は、左右一対のスタンド141の間に配置された表示部140をさらに備える(図3)。これにより、ユーザPSによる表示部140の視認性を悪化させることなく、スタンド141を設けることができる。また、スタンド141により、側方の障害物から表示部140を保護することができる。
(4)車両100は、左右一対のスタンド141の間に配置された前照灯142をさらに備える(図3)。これにより、前照灯142の灯をスタンド141が遮ることなく、スタンド141により、側方の障害物から前照灯142を保護することができる。
(5)表示部140は、車両100の走行姿勢における左右一対のスタンド141の前端部よりも後方かつ上端部よりも下方に配置される(図1,図3)。これにより、車両100を折り畳み姿勢で運搬するとき(図8D)、スタンド141により、上方や後方の障害物から表示部140を保護することができる。
上記実施形態は、種々の形態に変更することができる。以下、いくつかの変形例について説明する。上記実施形態では、ベースフレーム17と一体のブラケット18よりも前側に第1フレームFL1を構成したが、前輪1を回転可能に支持するとともに、前輪1の上方に配置されたハンドル14(操舵部)を有するように構成されるのであれば、第1フレームの構成は上述したものに限らない。上記実施形態では、ブラケット18よりも後側に第2フレームFL2を構成したが、後輪2を回転可能に支持するとともに、ステップ30を支持するのであれば、第2フレームの構成は上述したものに限らない。
上記実施形態では、単一の板部材により載置部としてのステップ30を構成したが、載置部を複数の板部材により構成してもよい。上記実施形態では、ブラケット18の軸部18aを介して第1フレームFL1を第2フレームFL2に対し上下方向に回動可能に連結するようにしたが、連結部の構成は上述したものに限らない。後フレーム20に連結部を設けてもよい。上記実施形態では、ハンドル14から棒状にスタンド141を突設するようにしたが、スタンドの構成は上述したものに限らない。すなわち、連結部を介して第1フレームが第2フレームに向けて回動され、かつ、第2フレームが後輪を支点にして起立されたとき、後輪とともに接地するように操舵部に設けられるのであれば、スタンドの構成はいかなるものでもよい。例えば基端部(ハンドル側)から先端部にかけて先細となるようにスタンドを形成してもよい。すなわち、側面視で略三角形状ないし略台形状にスタンドを形成してもよい。
上記実施形態では、ハンドル14に左右一対のスタンド141を設けたが、スタンドの個数は上述したものに限らない。上記実施形態では、左右一対のスタンド141の内側に、表示部140と前照灯142(灯器)とを配置したが、他の機器を配置してもよい。上記実施形態では、車両100の走行姿勢における左右一対のスタンド141の前端部よりも後方かつ上端部よりも下方に表示部140を配置したが、他の機器(例えば前照灯)を左右一対のスタンドの前端部よりも後方かつ上端部よりも下方に配置するようにしてもよい。
上記実施形態では、単一の前輪1と左右一対の後輪2とを有するように車両100を構成したが、単一の前輪と単一の後輪、あるいは一対の前輪と単一の後輪とを有するように車両を構成することもできる。なお、単一の前輪には、例えば1か所に設けられた一対の前輪、すなわちペア前輪も含まれる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1 前輪、2 後輪、14 ハンドル、18a 軸部、30 ステップ、100 車両、140 表示部、141 スタンド、142 前照灯、FL1 第1フレーム、FL2 第2フレーム
Claims (4)
- 前輪および後輪と、
前記前輪と前記後輪との間に略水平に延設され、乗員の足が載置される載置部と、
前記前輪を回転可能に支持するとともに、前記前輪の上方に配置された操舵部を有する第1フレームと、
前記後輪を回転可能に支持するとともに、前記載置部を支持する第2フレームと、
前記第1フレームを前記第2フレームに対し上下方向に回動可能に連結する連結部と、を備え、
前記操舵部は、前記連結部を介して前記第1フレームが前記第2フレームに向けて回動され、かつ、前記第2フレームが前記後輪を支点にして起立されたとき、前記後輪とともに接地するスタンドを有することを特徴とする車両。 - 請求項1に記載の車両において、
前記スタンドは、前記操舵部に、前記車両の左右方向中心線を挟んで左右一対設けられることを特徴とする車両。 - 請求項2に記載の車両において、
前記左右一対のスタンドの間に配置された、表示部および灯器の少なくとも一方である機器をさらに備えることを特徴とする車両。 - 請求項3に記載の車両において、
前記機器は、前記左右一対のスタンドの前端部よりも後方かつ上端部よりも下方に配置されることを特徴とする車両。
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|---|---|---|---|
| JP2021040728A JP2022140080A (ja) | 2021-03-12 | 2021-03-12 | 車両 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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