JP2022019038A - ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内周面31aと当該内周面31aに対向する複数のカム面32aとによってカム面32aごとに一対のくさび形空間が形成され、外周面31bにて当該ブレーキ装置10の外郭の一部が構成され、ピニオンギヤ35に対して同軸的に配置されるリング31と、ピニオンギヤ35が貫通する貫通穴51が形成されて、溶接縁部53がリング31の外周面31bに沿うようにリング31の出力側端面31cを覆うブラケット50と、が設けられる。そして、ブラケット50は、溶接縁部53の溶接個所Y11~Y16にて、リング31と複数個所点状に溶接される。
【選択図】図15
Description
入力されるトルクを入力部材(20)から出力軸(35)へ伝達して出力するとともに、前記入力部材に入力されるトルクがなくなると前記出力軸の回動を規制する車両シート用のブレーキ装置(10)であって、
前記出力軸に同軸的に連結されて外周面に複数のカム面(32a)が形成されるブレーキカム(32)と、
内周面(31a)と当該内周面に対向する前記複数のカム面とによってカム面ごとに一対のくさび形空間が形成され、外周面(31b)にて当該ブレーキ装置の外郭の一部が構成され、前記出力軸に対して同軸的に配置されるリング(31)と、
前記くさび形空間に入り込むことで前記リングと前記ブレーキカムとの相対回動を規制するための複数のブレーキローラー(33)と、
前記入力部材の回動に応じて、前記ブレーキローラーを前記くさび形空間から離脱させるとともに、前記ブレーキカムを回動させる回動伝達部材(40)と、
前記出力軸が貫通する貫通穴(51)が形成されて、外縁の一部(53)が前記リングの外周面に沿うように前記リングの出力側端面(31c)を覆うブラケット(50)と、
を備え、
前記ブラケットは、前記外縁の一部にて、前記リングと複数個所(Y11~Y16)点状に溶接されることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
図1に示すように、車両用シート装置100は、主に、車両フロアBに対して前後に摺動可能なシートレール101と、このシートレール101上にシートブラケット(図示略)等を介して取り付けられるシートクッション102と、このシートクッション102に対して傾動可能に支持されるシートバック103とを備えている。シートクッション102の一方の側部には本発明に係る車両シート用のブレーキ装置(クラッチ装置)10が配設されており、このブレーキ装置10には、操作レバー104が連結されている。
図2~図11に示すように、ブレーキ装置10は、レバー部材21、カバー22、ウェーブワッシャ23、第1カム24、6個の第1ローラー25及び3個の第1スプリング26を有する入力部材20と、リング31、第2カム32、10個の第2ローラー33、5個の第2スプリング34、ピニオンギヤ35、フリクションスプリング36を有する出力部材30と、回動伝達部材40及びブラケット50とを備え、入力部材20及び出力部材30は回動伝達部材40を介して同軸的に配置されている。
図8に示すように、レバー部材21は、締結部材として機能する3つのタッピングネジ27を利用して操作レバー104に締結されるもので、操作レバー104の揺動操作による入力トルクを第1カム24等に伝達する役割を果たす。なお、図8では、便宜上、タッピングネジ27及び操作レバー104を二点鎖線にて図示している。
図2~図4に示すように、リング31は、その外周面31bにてブレーキ装置10の外郭の一部を構成する円環状の部材である。このリング31は、図10に示すように、その内周面31aと当該内周面31aに対向する第2カム32のカム面32aとによってカム面32aごとにくさび形空間が形成されるように配置されている。
図7及び図8に示すように、回動伝達部材40は、円筒部41及び側壁部42を備え、略有底円筒状に形成されている。円筒部41は、その内周面41aにて、第1カム24の各カム面24aと対向することで、上記くさび形空間を形成するように配置されている。側壁部42には、5つの規制部42aと5つの凹部42bとが設けられている。各規制部42aは、周方向にて等間隔であって、第2カム32の一対のカム面24aにそれぞれ対応する第2ローラー33間に位置するように、側壁部42の一部を出力側に切り起こして形成されている。各凹部42bは、対応する第2カム32の円筒凸部32cがそれぞれ入り込むように、周方向の長さが円筒凸部32cの直径よりも長くなるように形成されている。
まず、図12(A)に示すように、フリクションスプリング36を係合(圧入)したピニオンギヤ35と、リング31を溶接接合したブラケット50とをセットする。次に、図12(B)に示すように、第2カム32をピニオンギヤ35に係合した後、各カム面32aを基準に、第2ローラー33及び第2スプリング34をそれぞれセットする。
本実施形態では、所定の溶接トーチ及び溶接治具等を用いた非消耗電極式のアーク溶接、より具体的には、プラズマ溶接によって、リング31とブラケット50とを6つの溶接個所Y11~Y16にて点状に溶接して接合し、リング31とカバー22とを6つの溶接個所Y21~Y26にて点状に溶接して接合し、レバー部材21と第1カム24とを3つの溶接個所Y31~Y33にて点状に溶接して接合する。
なお、本発明は上記実施形態等に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)上記点状の溶接は、プラズマ溶接により形成されることに限らず、TIG溶接などの非消耗電極式のアーク溶接により形成されてもよいし、製品仕様等によっては、他の方式の溶接により形成されてもよい。
20…入力部材
21…レバー部材
22…カバー
22f…円筒部
30…出力部材
31…リング
31a…内周面
31b…外周面
31c…出力側端面
32…第2カム(ブレーキカム)
33…第2ローラー(ブレーキローラー)
35…ピニオン(出力軸)
40…回動伝達部材
50…ブラケット
51…貫通穴
53…溶接縁部(外縁の一部)
100…車両用シート装置
Y11~Y16,Y21~Y26,Y31~Y33…溶接個所
Claims (3)
- 入力されるトルクを入力部材から出力軸へ伝達して出力するとともに、前記入力部材に入力されるトルクがなくなると前記出力軸の回動を規制する車両シート用のブレーキ装置であって、
前記出力軸に同軸的に連結されて外周面に複数のカム面が形成されるブレーキカムと、
内周面と当該内周面に対向する前記複数のカム面とによってカム面ごとに一対のくさび形空間が形成され、外周面にて当該ブレーキ装置の外郭の一部が構成され、前記出力軸に対して同軸的に配置されるリングと、
前記くさび形空間に入り込むことで前記リングと前記ブレーキカムとの相対回動を規制するための複数のブレーキローラーと、
前記入力部材の回動に応じて、前記ブレーキローラーを前記くさび形空間から離脱させるとともに、前記ブレーキカムを回動させる回動伝達部材と、
前記出力軸が貫通する貫通穴が形成されて、外縁の一部が前記リングの外周面に沿うように前記リングの出力側端面を覆うブラケットと、
を備え、
前記ブラケットは、前記外縁の一部にて、前記リングと複数個所点状に溶接されることを特徴とするブレーキ装置。 - 前記外郭の他の一部を構成するカバーを備え、
前記カバーは、前記リングの外周面に対して複数個所点状に溶接されることを特徴とする請求項1に記載のブレーキ装置。 - 前記点状の溶接は、非消耗電極式のアーク溶接により形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2020122578A JP2022019038A (ja) | 2020-07-17 | 2020-07-17 | ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2020122578A JP2022019038A (ja) | 2020-07-17 | 2020-07-17 | ブレーキ装置 |
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Family Applications (1)
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| JP2020122578A Pending JP2022019038A (ja) | 2020-07-17 | 2020-07-17 | ブレーキ装置 |
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2020
- 2020-07-17 JP JP2020122578A patent/JP2022019038A/ja active Pending
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