JP2021048191A - インプリント装置、および物品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】モールドと基板との位置合わせを精度よく制御するために有利な技術を提供する。【解決手段】モールドを用いて基板上のインプリント材を成形するインプリント装置は、前記モールドの型マークと前記基板の基板マークとで形成される像を検出する検出部と、前記型マークを模した第1マークを有する第1部材と前記基板マークを模した第2マークを有する第2部材とを含む機構と、前記モールドと前記基板との位置合わせを制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記第1部材と前記第2部材とを相対的に駆動して前記第1マークと前記第2マークとの相対位置を変更しながら、前記第1マークと前記第2マークとで形成される参照像を前記検出部に検出させることにより、前記相対位置の変化と前記検出部による前記参照像の検出結果の変化との関係を示す情報を生成し、前記情報と前記検出部による前記像の検出結果とに基づいて前記位置合わせを制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、インプリント装置、および物品の製造方法に関する。
基板上にパターンを形成するリソグラフィ装置の1つとして、インプリント装置が注目されている。インプリント装置は、モールドと基板上のインプリント材とを接触させた状態でインプリント材を硬化させ、硬化したインプリント材からモールドを剥離することにより、基板上にインプリント材のパターンを形成することができる。
インプリント装置では、例えば、モールドに設けられたマーク(型マーク)と基板に設けられたマーク(基板マーク)とで形成されるモアレ像を検出部で検出し、その検出結果に基づいてモールドと基板との位置合わせが行われうる。引用文献1には、型マークと基板マークとによるモアレ像と同様な正弦波信号を生じさせる基準マークを基板ステージ上に設け、当該基準マークを検出部に検出(撮像)させた結果に基づいて検出部の性能を評価する方法が開示されている。
型マークと基板マークとで形成される像についての検出部での検出結果は、例えば検出部の検出誤差や製造プロセスなどにより、それらのマークの設計どおりにならないことが多い。そのため、型マークと基板マークとの相対位置の変化と検出部による像の検出結果の変化との関係を事前に求めておき、当該関係を示す情報に基づいてモールドと基板との位置合わせを行うことが好ましい。しかしながら、典型的なインプリント装置では、モールドと基板上のインプリント材とが接触していない状態においてはモールドと基板との相対位置を精度よく制御することが困難である。そのため、当該関係の取得において型マークと基板マークとを用いてしまうと、当該関係を精度よく求めることができず、モールドと基板との位置合わせ精度が低下しうる。また、引用文献1に記載された方法では、1つの正弦波信号を生じさせる基準マークを用いており、正弦波信号を変化させることができないため、当該関係を求めることができない。
そこで、本発明は、モールドと基板との位置合わせを精度よく制御するために有利な技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としてのインプリント装置は、モールドを用いて基板上のインプリント材を成形するインプリント装置であって、前記モールドに設けられた型マークと前記基板に設けられた基板マークとで形成される像を検出する検出部と、前記型マークを模した第1マークを有する第1部材と前記基板マークを模した第2マークを有する第2部材とを含み、前記第1部材と前記第2部材とを相対的に駆動可能な機構と、前記モールドと前記基板との位置合わせを制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記第1部材と前記第2部材とを相対的に駆動して前記第1マークと前記第2マークとの相対位置を変更しながら、前記第1マークと前記第2マークとで形成される参照像を前記検出部に検出させることにより、前記相対位置の変化と前記検出部による前記参照像の検出結果の変化との関係を示す情報を生成し、前記情報と前記検出部による前記像の検出結果とに基づいて前記位置合わせを制御する、ことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、モールドと基板との位置合わせを精度よく制御するために有利な技術を提供することができる。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<第1実施形態>
インプリント装置は、部材上に供給されたインプリント材と型とを接触させ、インプリント材に硬化用のエネルギを与えることにより、型の凹凸パターンが転写された硬化物のパターンを形成する装置である。例えば、インプリント装置は、基板上にインプリント材を供給し、凹凸のパターンが形成されたモールド(型)を基板上のインプリント材に接触させた状態で当該インプリント材を硬化させる。そして、モールドと基板との間隔を広げて、硬化したインプリント材からモールドを剥離(離型)することで、基板上にインプリント材のパターン層を形成することができる。このような一連の処理は「インプリント処理」と呼ばれる。
インプリント装置は、部材上に供給されたインプリント材と型とを接触させ、インプリント材に硬化用のエネルギを与えることにより、型の凹凸パターンが転写された硬化物のパターンを形成する装置である。例えば、インプリント装置は、基板上にインプリント材を供給し、凹凸のパターンが形成されたモールド(型)を基板上のインプリント材に接触させた状態で当該インプリント材を硬化させる。そして、モールドと基板との間隔を広げて、硬化したインプリント材からモールドを剥離(離型)することで、基板上にインプリント材のパターン層を形成することができる。このような一連の処理は「インプリント処理」と呼ばれる。
インプリント材には、硬化用のエネルギが与えられることにより硬化する硬化性組成物(未硬化状態の樹脂と呼ぶこともある)が用いられる。硬化用のエネルギとしては、電磁波、熱等が用いられる。電磁波としては、例えば、その波長が10nm以上1mm以下の範囲から選択される、赤外線、可視光線、紫外線などの光である。
硬化性組成物は、光の照射により、あるいは、加熱により硬化する組成物である。このうち、光により硬化する光硬化性組成物は、重合成化合物と光重合開始材とを少なくとも含有し、必要に応じて非重合成化合物または溶剤を含有してもよい。非重合成化合物は、増感剤、水素供与体、内添型離型剤、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマ成分などの群から選択される少なくとも一種である。
インプリント材は、スピンコータやスリットコータにより基板上に膜状に付与される。あるいは、液体噴射ヘッドにより、液滴状、あるいは複数の液滴が繋がってできた島状または膜状となって基板上に付与されてもよい。インプリント材の粘度(25℃における粘度)は、例えば、1mPa・s以上100mPa・s以下である。
本明細書および添付図面では、基板の表面に平行な方向をXY平面とするXYZ座標系において方向を示す。XYZ座標系におけるX軸、Y軸、Z軸にそれぞれ平行な方向をX方向、Y方向、Z方向とし、X軸周りの回転、Y軸周りの回転、Z軸周りの回転をそれぞれθX、θY、θZとする。X軸、Y軸、Z軸に関する制御または駆動は、それぞれX軸に平行な方向、Y軸に平行な方向、Z軸に平行な方向に関する制御または駆動を意味する。また、θX軸、θY軸、θZ軸に関する制御または駆動は、それぞれX軸に平行な軸の周りの回転、Y軸に平行な軸の周りの回転、Z軸に平行な軸の周りの回転に関する制御または駆動を意味する。また、位置は、X軸、Y軸、Z軸の座標に基づいて特定されうる情報であり、姿勢は、θX軸、θY軸、θZ軸の値で特定されうる情報である。位置決めは、位置および/または姿勢を制御することを意味する。位置合わせは、基板および型の少なくとも一方の位置および/または姿勢の制御を含みうる。
[インプリント装置の構成]
次に、本発明に係る第1実施形態のインプリント装置100について説明する。図1は、第1実施形態のインプリント装置100の構成を示す概略図である。インプリント装置100は、例えば、モールドMを保持するインプリントヘッド10(型保持機構)と、基板Wを保持して移動可能な基板ステージ20(基板保持機構)と、供給部30と、硬化部40と、検出部50と、制御部CNTとを含みうる。
次に、本発明に係る第1実施形態のインプリント装置100について説明する。図1は、第1実施形態のインプリント装置100の構成を示す概略図である。インプリント装置100は、例えば、モールドMを保持するインプリントヘッド10(型保持機構)と、基板Wを保持して移動可能な基板ステージ20(基板保持機構)と、供給部30と、硬化部40と、検出部50と、制御部CNTとを含みうる。
モールドMは、通常、石英など紫外線を透過させることが可能な材料で作製されており、基板側の面において基板側に突出した一部の領域(パターン領域)には、基板上のインプリント材に転写されるべき凹凸のパターンが形成される。また、基板Wとしては、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂等が用いられ、必要に応じて、その表面に基板とは別の材料からなる部材が形成されていてもよい。基板Wとしては、具体的に、シリコンウェハ、化合物半導体ウェハ、石英ガラスなどである。また、インプリント材の付与前に、必要に応じて、インプリント材と基板との密着性を向上させるために密着層を設けてもよい。
インプリントヘッド10は、例えば、真空力などによりモールドMを保持する型保持部11と、モールドMと基板Wとの間隔を変更するようにモールドM(型保持部11)をZ方向に駆動する型駆動部12とを含みうる。型駆動部12は、複数のアクチュエータを含みうる。本実施形態の場合、インプリントヘッド10によりモールドMをZ方向に駆動することで、モールドMと基板上のインプリント材とを接触させる接触工程、および、硬化したインプリント材からモールドMを剥離する離型工程を行うことができる。また、インプリントヘッド10(型駆動部12)は、Z方向にモールドMを駆動する機能に限られず、XY方向およびθ方向(Z軸周りの回転方向)にモールドMを駆動する機能や、モールドMの傾き(チルト)を変更する機能を有するように構成されてもよい。即ち、型駆動部12は、モールドMを複数の軸(例えば、Z軸、θX軸、θY軸の3軸、好ましくは、X軸、Y軸、Z軸、θX軸、θY軸、θZ軸の6軸)について駆動するように構成されてもよい。
基板ステージ20は、例えば、真空力などにより基板Wを保持する基板チャック21と、XY方向に基板Wを駆動する基板駆動部22とを含みうる。基板駆動部22は、複数のアクチュエータを含みうる。本実施形態の場合、基板ステージ20により基板WをXY方向に駆動することで、モールドMに対する基板Wの位置決め、および、供給部30に対する基板Wの位置決めを行うことができる。また、基板ステージ20(基板駆動部22)は、XY方向に基板Wを駆動する機能に限られず、Z方向およびθ方向に基板を駆動する機能や、基板Wの傾き(チルト)を変更する機能を有するように構成されてもよい。即ち、基板駆動部22は、基板Wを複数の軸(例えば、X軸、Y軸、θZ軸の3軸、好ましくは、X軸、Y軸、Z軸、θX軸、θY軸、θZ軸の6軸)について駆動するように構成されてもよい。
ここで、本実施形態のインプリント装置100では、接触工程および離型工程におけるモールドMと基板Wとの間隔の変更は、インプリントヘッド10でモールドMをZ方向に駆動することにより行われうるが、それに限られるものではない。例えば、基板ステージ20で基板WをZ方向に駆動することにより行われてもよいし、インプリントヘッド10および基板ステージ20の双方でモールドMおよび基板WをZ方向に相対駆動することにより行われてもよい。また、本実施形態のインプリント装置100では、XY方向におけるモールドMと基板Wとの位置合わせは、基板ステージ20で基板WをXY方向に駆動することにより行われうるが、それに限られるものではない。例えば、インプリントヘッド10でモールドMをXY方向に駆動することにより行われてもよいし、インプリントヘッド10および基板ステージ20の双方でモールドMおよび基板WをXY方向に相対駆動することにより行われてもよい。
供給部30(吐出部、ディスペンサ)は、基板上にインプリント材R(例えば未硬化樹脂)を供給する。本実施形態では、紫外線の照射によって硬化する性質を有する紫外線硬化樹脂がインプリント材Rとして用いられうる。また、硬化部40(照射部)は、インプリント処理の際、モールドMと基板上のインプリント材Rとが接触している状態で、基板上のインプリント材RにモールドMを介して光(例えば紫外線)を照射することにより当該インプリント材を硬化させる。
検出部50は、モールドMに設けられた型マークMmと基板Wに設けられた基板マークMwとで形成される像(例えばモアレ縞、干渉縞)を検出するアライメントスコープを含み、当該像の光強度に応じた信号(検出信号)を出力する。例えば、検出部50は、複数設けられ、型マークMmと基板マークMwとを含むマーク対の位置(XY方向)に応じて移動可能に構成されうる。これにより、制御部CNTは、各検出部50からの検出信号に基づいて、型マークMmと基板マークMwとの相対位置(XY方向)を求め、モールドMと基板Wとの位置合わせを制御することができる。各検出部50の具体的な構成については後述する。
制御部CNTは、例えば、CPUなどに代表される処理部PRCやメモリMRYなどを有するコンピュータによって構成され、インプリント装置100の各部を制御してインプリント処理を制御する。インプリント処理は、例えば、供給工程、接触工程、位置合わせ工程、硬化工程、離型工程などを含みうる。
供給工程は、基板駆動部22(基板ステージ20)により基板WをXY方向に駆動しながら供給部30により基板上にインプリント材Rを供給する処理である。接触工程は、型駆動部12(インプリントヘッド10)によりモールドMを駆動してモールドMと基板Wとの間隔を狭めることで、モールドMと基板上のインプリント材Rとを接触させる処理である。位置合わせ工程は、型マークMmと基板マークMwとで形成される像を検出部50に検出させながら、その検出結果に基づいて、型駆動部12および/または基板駆動部22によりモールドMと基板Wとの位置合わせ(XY方向)を行う処理である。硬化工程は、硬化部40により基板上のインプリント材Rに硬化用のエネルギを与える(例えば光を照射する)ことで当該インプリント材Rを硬化させる処理である。離型工程は、型駆動部12によりモールドMを駆動してモールドMと基板Wとの間隔を広げることで、硬化したインプリントRからモールドMを剥離する処理である。
ここで、位置合わせ工程は、モールドMのパターン領域と基板Wのショット領域との相対位置を調整する処理に限られず、パターン領域とショット領域との形状差が低減するようにモールドMおよび基板Wの少なくとも一方を変形する処理を含んでもよい。この場合、インプリント装置100には、モールドMおよび基板Wの少なくとも一方を変形させる変形機構(不図示)が設けられうる。変形機構は、例えば、モールドMの側面に力を加えることでモールドMを変形させる型変形機構、および/または、光の照射などにより基板Wを加熱することで基板Wを変形させる基板変形機構を含みうる。
[検出部の構成]
次に、各検出部50の具体的な構成について説明する。図2は、各検出部50の構成例を示す図である。各検出部50は、型マークMmと基板マークMwとで形成される像を撮影する撮像部51と、型マークMmと基板マークMwとを照明光で照明する照明部52とを含みうる。
次に、各検出部50の具体的な構成について説明する。図2は、各検出部50の構成例を示す図である。各検出部50は、型マークMmと基板マークMwとで形成される像を撮影する撮像部51と、型マークMmと基板マークMwとを照明光で照明する照明部52とを含みうる。
照明部52は、光源部53と、光源部53を駆動する駆動回路54と、光学系56aを含みうる。光源部53は、例えば、レーザ(例えば、半導体レーザ)、ハロゲンランプ、発光ダイオード(LED)、高圧水銀ランプおよびメタルハライドランプの少なくとも1つを含みうるが、好ましくは、レーザを含む。光源部53が発生する照明光の波長は、インプリント材Rを硬化させない波長であるとよい。駆動回路54は、例えば、交流成分を含む駆動信号を光源部53に供給して光源部53を駆動する。
検出部50は、照明部52および撮像部51によって共有される光学系として、プリズム55と、光学系56bとを含みうる。光源部53からの照明光は、プリズム55および光学系56bを介して、撮像部51の撮像視野を照明しうる。これにより、型マークMmおよび基板マークMwが照明光によって照明されうる。
撮像部51は、撮像素子(イメージセンサ)57と、光学系58とを含みうる。照明部52によって照明された型マークMmおよび基板マークMwからの反射光は、光学系56b、プリズム55および光学系58を介して撮像素子57に入射しうる。撮像素子57は、型マークMmと基板マークMwとによって撮像素子57の撮像面に形成される像を撮影し、検出信号を出力する(画像データを出力してもよい)。照明部52の瞳面および撮像部51の瞳面は同一面に配置され、プリズム55の反射面は、当該瞳面またはその近傍に配置されうる。
一例として、型マークMmおよび基板マークMwはそれぞれ、格子パターンを含む回折格子で構成される。そして、照明光で照明された型マークMmからの回折光と基板マークMwからの回折光とによる像、即ちモアレ像(干渉縞、モアレ縞)が撮像素子57の撮像面に形成される。モアレ像の光量は、モールドMおよび基板W(より具体的には、型マークMm、基板マークMw)の回折効率に依存する。回折効率は、波長に対して周期的に変化するため、モアレ像を効率よく形成することができる波長と、モアレ像を形成しにくい波長とがある。モアレ像の形成が困難な波長の光は、ノイズとなりうる。
一例として、プリズム55は、2つの光学部材を貼り合わせて構成され、貼り合わせ面に反射膜55aが配置される。反射膜55aは、照明部52の瞳における周辺領域の光を反射する。また、反射膜55aは、撮像部51の瞳の大きさ(あるいは検出NA:NAo)を規定する開口絞りとして機能する開口を有する。プリズム55は、貼り合せ面に半透膜を有するハーフプリズムであってもよい。あるいは、プリズム55に代えて、表面に反射膜を有する板状の光学素子が採用されてもよい。ここで、図2に示された構成に代えて、照明部52の瞳における中央領域の光を反射し、周辺領域の光を透過させるように反射膜55aを構成し、照明部52および撮像部51の配置を入れ替えてもよい。
図3は、検出部50の変形例を示す図である。図3に示す例では、照明部52の瞳がプリズム55の反射面から離れた位置に配置され、照明部52の瞳面に絞り59aが配置されている。また、撮像部51の瞳がプリズム55の反射面から離れた位置に配置され、撮像部51の瞳面に絞り59bが配置されている。プリズム55は、2つの光学部材を貼り合わせて構成され、貼り合わせ面に半透膜が配置されたハーフプリズムでありうる。
図4は、光源部53の詳細な構成例を示す図である。光源部53は、複数の光源60a〜60dを有しうる。複数の光源60a〜60dは、レーザ(例えば、半導体レーザ)で構成されうる。しかしながら、複数の光源60a〜60dは、レーザ、ハロゲンランプ、発光ダイオード(LED)、高圧水銀ランプおよびメタルハライドランプ等の複数種類の光源から選択される少なくとも2種類の光源を含んでもよい。駆動回路54は、複数の光源60a〜60dをそれぞれ駆動する複数の駆動素子を含みうる。
光源部53は、複数の光源60a〜60dにそれぞれ対応する複数の光学系61a〜61dを含みうる。複数の光学系61a〜61dの各々は、例えば、1又は複数のレンズで構成されうる。複数の光源60a〜60dから出射された光は、複数の光学系61a〜61dを通過した後に、複数の光学素子62a〜62dで合成される。一例において、光学素子62aはミラーであり、光学素子62b〜62dはダイクロイックミラーまたはハーフミラーである。光源60a〜60dが発生する光の波長帯域が、例えば50nm程度以上異なる場合、ダイクロイックミラーを用いて合成することができる。光源60a〜60dが発生する光の波長が同じまたは近傍で、ダイクロイックミラーで効率よく合成できない場合は、ハーフミラーを用いて合成することができる。図4に示された構成では、複数の光源60a〜60dからの光が1つずつ合成されているが、例えば、複数の光源60a〜60dからの光が2つずつ合成されて複数の合成光が生成された後に、複数の合成光が1つずつ合成されてもよい。
複数の光学素子62a〜62dによって合成された光は、NDフィルタ64によって強度が調整されうる。NDフィルタ64は、通過させる光の強度を調整可能な素子であり、例えば、石英に付与した金属膜の種類および厚さによってNDフィルタ64の透過率が決定されうる。透過率が互いに異なる複数のNDフィルタ64を備え、それらから選択される1つのNDフィルタ64を光路に配置することによって透過率が調整されてもよい。あるいは、1つのNDフィルタ64が光の通過位置に応じて透過率が異なる構成を有していて、目的とする光強度に応じて光の通過位置が変更されてもよい。光源部53から出射される光の強度は、NDフィルタ64による変更に代えて、複数の光源60a〜60dの駆動電流を調整することによって調整されてもよい。あるいは、光源部53から出射される光の強度は、NDフィルタ64による変更と複数の光源60a〜60dの駆動電流の調整との組み合わせによって調整されてもよい。
NDフィルタ64を通過した光は、拡散板65を通過した後にファイバー66に供給されうる。半導体レーザ等のレーザが発生する光は、波長帯域が数nmと狭く、ベクトルが揃ったコヒーレンス光を発生する光源である場合があるため、干渉によって観察される像にノイズ(スペックルノイズ)が発生する可能性がある。拡散板65を回転させて時間的に波形の状態を変化させることによって、観察されるスペックルノイズが低減される。ファイバー66から射出される光は、光源部53から射出される光となる。
図4に示す例では、1本のファイバー66からのみ光が射出される。このような例に代えて、図5に例示されるように、光路にハーフミラー63a〜63cを配置することによって光が分割され、複数のファイバー66a〜66dを介して複数本の光が射出されるように構成されてもよい。この場合、複数のファイバー66a〜66dのそれぞれに対してNDフィルタ64および拡散板65が設けられうる。具体的には、図5に示すように、複数のNDフィルタ64a〜64dおよび複数の拡散板65a〜65dが設けられうる。
図6は、検出部50の照明部52の瞳強度分布(IL1〜IL4)と、撮像部51の開口数NAoとの位置関係の例を示す図である。図6に示す例では、照明部52の瞳強度分布は、第1極IL1と、第2極IL2と、第3極IL3と、第4極IL4とを含む。この構成により、型マークMmおよび基板マークMwを、第1極IL1および第2極IL2からの光によって±Y方向から照明するとともに、第3極IL3および第4極IL4からの光によって±X方向から照明することができる。図2に示すように、開口絞りとして機能する反射膜55aを照明部52の瞳面に配置したり、図3に示すように、絞り59aを照明部52の瞳面に配置したりすることで、1つの光源部53から複数の極(第1極IL1〜第4極IL4)を形成することができる。このように複数の極(ピーク)を有する瞳強度分布を形成する場合には、複数の光源部を必要としないため、検出部50を簡略化又は小型化することができる。
[マークの検出原理]
次に、型マークMmと基板マークMwとで形成されるモアレ像の発生原理、および、モアレ像を用いて型マークMmと基板マークMwとの相対位置を求める方法について説明する。図7(a)〜(b)は、互いに格子パターンの周期(格子ピッチ)が僅かに異なる回折格子G1、G2の構成例を示す図である。回折格子G1は、例えば型マークMmに採用され、Y方向に延びるライン要素が第1格子ピッチでX方向に複数配列された格子パターンを有している。また、回折格子G2は、例えば基板マークMwに採用され、Y方向に延びるライン要素が、第1格子ピッチとは異なる第2格子ピッチでX方向に複数配列された格子パターンを有している。
次に、型マークMmと基板マークMwとで形成されるモアレ像の発生原理、および、モアレ像を用いて型マークMmと基板マークMwとの相対位置を求める方法について説明する。図7(a)〜(b)は、互いに格子パターンの周期(格子ピッチ)が僅かに異なる回折格子G1、G2の構成例を示す図である。回折格子G1は、例えば型マークMmに採用され、Y方向に延びるライン要素が第1格子ピッチでX方向に複数配列された格子パターンを有している。また、回折格子G2は、例えば基板マークMwに採用され、Y方向に延びるライン要素が、第1格子ピッチとは異なる第2格子ピッチでX方向に複数配列された格子パターンを有している。
これらの回折格子G1、G2を重ね合わせると、2つの回折格子からの回折光同士の干渉により、図7(c)に示すように、回折格子間の周期差を反映した周期を有するパターン(モアレ像)が発生する。モアレ像の位相(明暗の位置)は、回折格子同士の相対位置に応じて変化する。例えば、回折格子G1、G2の相対位置をX方向に少しだけずらすと、図7(c)に示すモアレ像は、図7(d)に示すように変化する。このモアレ像の位相は、2つの回折格子が実際に変化した相対位置の大きさよりも大きな周期で変化するため、検出部50(撮像部51)の解像力が低くても、2つの回折格子の相対的な位置ずれを拡大して検出することができる。
ここで、モアレ像を検出するために、回折格子G1、G2を明視野で検出する(回折格子G1、G2を垂直方向から照明し、回折格子G1、G2で垂直方向に回折される回折光を検出する)場合について説明する。この場合、検出部50(撮像部51)は、回折格子G1、G2からの0次光も検出してしまう。0次光は、モアレ像のコントラストを低下させる要因となるため、検出部50は、0次光を検出しない(即ち、回折格子G1、G2を斜入射で照明する)構成、即ち、回折格子G1、G2を暗視野で検出する構成を有することが好ましい。暗視野の構成でもモアレ像を検出できるように、回折格子G1、G2のうち、一方の回折格子を図8(a)に示すようなチェッカーボード状の回折格子とし、他方の回折格子を図8(b)に示すような回折格子とすることが好ましい。図8(a)に示す回折格子は、計測方向(X方向)に周期的に配列されたパターンと、計測方向に直交する方向(Y方向)に周期的に配列されたパターンとを含む。
図6および図8(a)〜(b)を参照するに、第1極IL1および第2極IL2からの光は、回折格子に照射され、チェッカーボード状の回折格子によってY方向に回折するとともにX方向にも回折する。さらに、周期が僅かに異なる回折格子によってX方向に回折した光は、X方向の相対位置情報を有して撮像部51の瞳上の検出領域(NAo)に入射し、撮像素子57で検出(撮像)される。
図6に示す瞳強度分布と図8(a)〜(b)に示す回折格子との関係においては、第3極IL3および第4極IL4からの光は、回折格子の相対位置の検出には使用されない。但し、図8(c)〜(d)に示す回折格子の相対位置を検出する場合には、第3極IL3および第4極IL4からの光を回折格子の相対位置の検出に使用し、第1極IL1および第2極IL2からの光を回折格子の相対位置の検出に使用しない。また、図8(a)〜(b)に示す回折格子の組と、図8(c)〜(d)に示す回折格子の組とを、撮像部51の同一視野内に配置して同時に2つの方向の相対位置を検出する場合には、図6に示す瞳強度分布は有用である。
図9は、型マークMmおよび基板マークMwの他の構成例を示す図である。図9における外枠Aが検出部50(撮像部51)の撮像視野であり、その外枠Aの範囲内を検出部50で一度に検出(観察)することが可能であるものとする。例えば、型マークMmは、マーク要素として、任意の形状で構成された粗検マークMm1と、回折格子で構成された精検マークMm2、Mm3とを含みうる。また、基板マークMwは、マーク要素として、任意の形状で構成された粗検マークMw1と、回折格子で構成された精検マークMw2、Mw3とを含みうる。
型マークMmと基板マークMwとの大まかな(ラフな)相対位置D1は、型マークMmの粗検マークMm1における幾何学的な中心位置と基板マークMwの粗検マークMw1における幾何学的な中心位置とに基づいて求めることができる。粗検マークMm1、Mw1は小型化できるため、占有領域の小さいマークを用いた粗い位置合わせが可能となる。粗検マークMm1の反射率と粗検マークMw1の反射率との違いによって撮像されるマーク画像に強度比が生じうる。強度比が大きい場合、強度が弱いマーク画像が適正な強度を有するように照明光の強度を調整すると、強度が強いマーク画像が飽和してしまい計測誤差が生じうる。そのため、2つのマーク画像の間の強度比を抑えるべきである。
次に、型マークMmの精検マークMm2と基板マークMwの精検マークMw2とで形成されるモアレ像(左側のモアレ像)について説明する。精検マークMm2、Mw2は、図8(c)〜(d)に示すように周期的な格子パターンで構成され、計測方向(Y方向)の周期(格子ピッチ)が互いに微小に異なるため、重ね合わせるとY方向にモアレ像が形成される。また、精検マークMm2の周期と精検マークMw2の周期との違いによって、それらのマークの相対位置が変化したときのモアレ像のシフト方向が異なる。例えば、型マークMmの精検マークMm2の周期の方が基板マークMwの精検マークMw2の周期よりも微小に大きい場合、モールドMに対して基板Wが相対的に+Y方向へシフトすると、モアレ像(明暗の位置)は+Y方向へシフトする。逆に、型マークMmの精検マークMm2の周期の方が基板マークMwの精検マークMw2の周期よりも微小に小さい場合、モールドMに対して基板Wが相対的に+Y方向へシフトすると、モアレ像(明暗の位置)は−Y方向へシフトする。
次に、型マークMmの精検マークMm3と基板マークMwの精検マークMw3とで形成されるモアレ像(右側のモアレ像)について説明する。精検マークMm3、Mw3は、精検マークMm2、Mw2の計測方向の周期を入れ替えたものである。そのため、モールドMと基板Wとの相対位置が変化すると、左側のモアレ像および右側のモアレ像における明暗の位置が互いに反対方向に変化する。このように構成された2つのモアレ像を用いることにより、当該2つのモアレ像の相対的な位置ずれD2(例えば、暗部の位置の差)から、型マークMmと基板マークMwとの相対位置(モールドMと基板Wとの相対位置)を精度よく求めることができる。
ここで、型マークMmの精検マークMm2、Mm3と基板マークMwの精検マークMw2、Mw3との相対位置がモアレ像の周期分ずれていても、精検マークからは、その周期分のずれを認識(検出)することはできない。そのため、図9に示す例では、精検マークより低い精度でモールドMと基板との相対位置を求めることができる粗検マークMm1、Mw1が用いられている。粗検マークMm1、Mw1を用いることにより、精検マークの位置を特定し、精検マークにおけるモアレ像の周期分の位置ずれを確認することができる。精検マークおよび粗検マークを概念的に説明すると、例えば、型マークMmと基板マークMwとの相対位置が2桁の値で表される場合、十の位は粗検マークの検出結果に基づいて求められ、一の位は精検マークの検出結果に基づいて求められうる。
また、型マークMmおよび基板マークMwの反射率は、マークを構成する材料、マークを構成するパターンの形状、マークの厚さ、下地の構造等によって波長ごとに異なりうる。図10は、基板マークMwの1次回折効率のシミュレーション結果を例示した図である。ここでは、基板マークMwが形成された第1層の上に、新たにパターンを形成するための第2層が配置された構造を有する基板Wを想定した。基板マークMwが形成された第1層の上に新たな第2層があるため、検出部50の照明部52からの照明光は、第2層を通過して基板マークMwで反射し、更に第2層を通過した光が反射光として撮像部51(撮像素子57)で検出される。図10に示すシミュレーション結果では、波長500nm付近において回折効率が低く、波長750nm付近で回折効率が高くなる傾向となった。この結果では、第2層を構成する物質による光の吸収、第2層の厚さが寄与している。そのため、この基板Wにおける基板マークMwを検出するためには、波長750nmまたはこれ以上の波長の光を用いると有利である。
[モールドと基板との位置合わせ]
次に、モールドMと基板Wとの位置合わせ工程について説明する。例えば、制御部CNTは、型マークMm(精検マーク)と基板マークMw(精検マーク)で形成されるモアレ像を検出部50に検出させ、その検出結果(検出部50から得られる検出信号)に基づいて、型マークMmと基板マークMwとの相対位置を求める。これにより、制御部CNTは、求めた相対位置に基づいて、モールドMと基板Wとの位置合わせを制御することができる。
次に、モールドMと基板Wとの位置合わせ工程について説明する。例えば、制御部CNTは、型マークMm(精検マーク)と基板マークMw(精検マーク)で形成されるモアレ像を検出部50に検出させ、その検出結果(検出部50から得られる検出信号)に基づいて、型マークMmと基板マークMwとの相対位置を求める。これにより、制御部CNTは、求めた相対位置に基づいて、モールドMと基板Wとの位置合わせを制御することができる。
ここで、型マークMmと基板マークMwとで形成されるモアレ像についての検出部50での検出結果は、例えば検出部50の検出誤差や製造プロセスなどにより、それらのマークの設計どおりにならないことが多い。そのため、型マークMmと基板マークMwとの相対位置の変化と検出部50によるモアレ像の検出結果の変化との関係を示す情報(校正情報)を事前に求めておき、校正情報に基づいてモールドMと基板Wとの位置合わせを行うことが好ましい。しかしながら、典型的なインプリント装置では、モールドMと基板上のインプリント材Rとが接触していない状態においてはモールドMと基板Wとの相対位置を精度よく制御することが困難である。そのため、校正情報の取得において型マークMmと基板マークMwとを用いてしまうと、相対位置の変化とモアレ像の検出結果の変化との関係を精度よく求めることが困難になりうる。
例えば、典型的なインプリント装置では、モールドMと基板Wとの相対位置を直接計測しているのではなく、インプリントヘッド10と基板ステージ20との相対位置を計測している。そのため、インプリントヘッド10に対するモールドMの位置ずれ(置き誤差)や、基板ステージ20に対する基板Wの位置ずれ(置き誤差)などが生じている場合、型マークMmと基板マークMwとの相対位置を精度よく計測することが困難になりうる。また、典型的なインプリント装置では、モールドMと基板上のインプリント材Rとが接触した状態において、インプリント材に微弱な光を照射してインプリント材Rの粘度を僅かに高めることで、モールドMと基板Wとの相対的な位置決め精度を向上させている。つまり、モールドMと基板上のインプリント材Rとが接触していない状態では、モールドMと基板Wとの相対位置、即ち、型マークMmと基板マークMwとの相対位置を精度よく制御することが困難になりうる。
そこで、本実施形態のインプリント装置100は、校正情報を取得するための専用の機構(校正機構70)を有する。校正機構70は、例えば、図1(a)〜(b)に示すように、第1マーク71aを有する第1部材71と、第2マーク72aを有する第2部材72と、駆動部73と、計測部74と、移動部75とを含みうる。
第1部材71は、例えば、モールドMおよび基板Wより小さいサイズのガラス板に第1マーク71aを形成(描画)することによって構成されうる。第1マーク71aは、型マークMmを模したマークであり、例えば、型マークMmと同様の格子ピッチ(第1格子ピッチ)を有する格子パターンによって構成されうる。また、第2部材72は、例えば、モールドMおよび基板Wより小さいサイズのガラス板に第2マーク72aを形成(描画)することによって構成されうる。第2マーク72aは、基板マークMwを模したマークであり、例えば、基板マークMwと同様の格子ピッチ(第2格子ピッチ)を有する格子パターンによって構成されうる。ここで、第1マーク71aおよび第2マーク72aは、モールドMおよび基板Wと同様の製造工程を経ることにより第1部材71および第2部材72にそれぞれ形成されてもよい。
第1部材71および第2部材72は、第1マーク71aと第2マーク72aとでモアレ像(参照像)を形成することができる間隔で配置されうる。例えば、第1部材71および第2部材72は、モールドMと基板Wとの間に形成される最大の間隔(即ち、モールドMと基板WとをZ方向に最も離隔したときの間隔)より狭い間隔で配置されるとよい。より好ましくは、モールドMと基板上のインプリント材Rとが互いに接触した状態でのモールドMと基板Wとの間隔以下の間隔で配置されるとよい。これにより、モールドMと基板Wとの位置合わせにおいて検出部50により検出される型マークMmと基板マークMwとの位置関係(Z方向)を、第1マーク71aと第2マーク72aとで再現することができる。
駆動部73は、例えばアクチュエータを含み、第1部材71と第2部材72とを相対的に駆動可能に構成されうる。本実施形態の場合、駆動部73は、第1部材71に対して第2部材72を駆動可能に構成される。駆動部73は、第1部材71と第2部材72との相対位置の位置決め精度が、モールドMと基板Wとの相対位置の位置決め精度より高くなるように構成されるとよい。即ち、駆動部73は、型駆動部12および基板駆動部22に用いられるアクチュエータより位置決め精度が高いアクチュエータを含みうる。例えば、駆動部73は、nmオーダーで第1部材71と第2部材72との相対位置を変更可能なアクチュエータを含みうる。
計測部74は、第1部材71(第1マーク71a)と第2部材72(第2マーク72a)との相対位置を計測する。計測部74は、モールドM(インプリントヘッド10)と基板W(基板ステージ20)との相対位置を計測する計測機構より計測精度が高いことが好ましい。本実施形態の計測部74は、第1部材71および第2部材72の少なくとも一方(図1に示す例では両方)に設けられたスケール76を読み取ることにより、第1部材71と第2部材72との相対位置を計測するエンコーダ(エンコーダヘッド)である。しかしながら、計測部74は、エンコーダに限られるものではなく、例えば、第1部材71および第2部材72の少なくとも一方に光(レーザ光)を照射し、反射された光に基づいて、第1部材71と第2部材72との相対位置を計測する干渉計であってもよい。
移動部75は、校正機構70の各部(第1部材71、第2部材72、駆動部73、計測部74)を保持し、基板ステージ20が移動する定盤1の上(定盤上)を移動可能に構成される。移動部75は、例えば、図1(b)に示すように、校正情報を生成する際に、検出部50(撮像部51)の撮像視野に第1マーク71aおよび第2マーク72aが配置されるように移動しうる。例えば、複数の検出部50がインプリント装置100に設けられている場合、各検出部50(撮像部51)の撮像視野に第1マーク71aおよび第2マーク72aが配置されるように移動可能に構成されうる。
制御部CNTは、上記のように構成された校正機構70を用いて校正情報を生成する。例えば、制御部CNTは、複数の検出部50のうち校正情報を生成する対象の検出部50の撮像視野に第1マーク71aおよび第2マーク72aが配置されるように、移動部75を制御する。このとき、制御部CNTは、校正機構70(移動部75)だけでなく検出部50自体を移動させてもよいし、校正機構70(移動部75)の代わりに検出部50を移動させてもよい。そして、制御部CNTは、駆動部73で第1部材71と第2部材72とを相対的に駆動して第1マーク71aと第2マーク72aとの相対位置を変更しながら、第1マーク71aと第2マーク72aとで形成される参照像(モアレ像)を検出部50に検出させる。このとき、制御部CNTは、第1部材71(第1マーク71a)と第2部材72(第2マーク72a)との相対位置を計測部74に計測させる。これにより、第1マーク71aと第2マーク72aとの相対位置の変化と検出部50による参照像の検出結果の変化との関係を示す情報を、校正情報として生成することができる。
[インプリント処理]
本実施形態のインプリント処理について説明する。図11は、本実施形態のインプリント処理を示すフローチャートであり、図12は、校正機構70を用いて校正情報を生成する処理を示すフローチャートである。図11〜図12に示すフローチャートの各工程は、制御部CNTによって制御されうる。
本実施形態のインプリント処理について説明する。図11は、本実施形態のインプリント処理を示すフローチャートであり、図12は、校正機構70を用いて校正情報を生成する処理を示すフローチャートである。図11〜図12に示すフローチャートの各工程は、制御部CNTによって制御されうる。
まず、インプリント処理について図11を参照しながら説明する。
S1では、制御部CNTは、校正情報を生成するか否かを判断する。例えば、制御部CNTは、製造プロセスの条件が変更される場合や、ロットが変更される場合、モールドMの種類が変更される場合などに、校正情報を生成すると判断しうる。また、制御部CNTは、最後に校正情報を生成してから所定の時間が経過した場合に、校正情報を新たに生成すると判断してもよい。校正情報を生成しないと判断した場合にはS2に進み、校正情報を生成すると判断した場合には図12のフローチャートのS11に進む。図12のフローチャートで示す校正情報の生成処理については後述する。
S1では、制御部CNTは、校正情報を生成するか否かを判断する。例えば、制御部CNTは、製造プロセスの条件が変更される場合や、ロットが変更される場合、モールドMの種類が変更される場合などに、校正情報を生成すると判断しうる。また、制御部CNTは、最後に校正情報を生成してから所定の時間が経過した場合に、校正情報を新たに生成すると判断してもよい。校正情報を生成しないと判断した場合にはS2に進み、校正情報を生成すると判断した場合には図12のフローチャートのS11に進む。図12のフローチャートで示す校正情報の生成処理については後述する。
S2では、制御部CNTは、型搬送機構(不図示)によりモールドMをインプリントヘッド10に搬入する(型搬入工程)。S3では、制御部CNTは、基板搬送機構(不図示)により基板Wを基板ステージ20に搬入する(基板搬入工程)。S4では、制御部CNTは、基板ステージ20により供給部30と基板Wとを相対的に移動させながら供給部30にインプリント材Rを吐出させることにより、基板Wの対象ショット領域上にインプリント材Rを供給する(供給工程)。S5では、制御部CNTは、モールドMの下方に対象ショット領域が配置されるように基板ステージ20を移動させ、インプリントヘッド10によりモールドMと基板Wとの間隔を狭めてモールドMと基板上のインプリント材とを接触させる(接触工程)。S6では、制御部CNTは、モールドMのパターン凹部にインプリント材が充填されるまで待機する(充填工程)。
S7では、制御部CNTは、型マークMmと基板マークMwとで形成される像を検出部50に検出させ、その検出結果に基づいてモールドMと基板Wとの位置合わせを制御する(位置合わせ工程)。例えば、制御部CNTは、校正情報に基づいて、検出部50による像の検出結果(検出信号)から型マークMmと基板マークMwとの相対位置(XY方向)を求める。当該相対位置は、型マークMmと基板マークMwとをそれぞれ含む複数のマーク対の各々について求められる。これにより、制御部CNTは、求めた相対位置に基づいて、型マークMmと基板マークMwとが目標相対位置になるように、モールドMと基板Wとの位置合わせを行う。位置合わせ工程は、モールドMのパターン領域と基板Wのショット領域との相対位置を調整する処理、および、パターン領域とショット領域との形状差が低減するようにモールドMおよび基板Wの少なくとも一方を変形する処理を含みうる。また、位置合わせ工程は、接触工程(S5)および充填工程(S6)と並行して行われてもよい。
S8では、制御部CNTは、モールドMと基板上のインプリント材Rとが接触している状態において、硬化部40によりインプリント材Rに光を照射して、当該インプリント材Rを硬化させる(硬化工程)。S9では、制御部CNTは、インプリントヘッド10によりモールドMと基板Wとの間隔を広げ、硬化したインプリント材からモールドMを剥離する(離型工程)。S10では、制御部CNTは、次にインプリント処理を行うべきショット領域(次のショット領域)が基板上にあるか否かを判断する。次のショット領域がある場合にはS4に進み、次のショット領域がない場合には終了する。
次に、校正機構70を用いた校正情報の生成処理について図12を参照しながら説明する。図12のフローチャートの各工程は、図11のフローチャートにおけるS1の工程で、校正情報を生成すると判断された場合に実行されうる。また、図12のフローチャートの各工程は、インプリントヘッド10にモールドMが保持されていない状態で行われうる。
S11では、制御部CNTは、検出部50の下方から基板ステージ20を退避させ、図1(b)に示すように、検出部50(撮像部51)の撮像視野に第1マーク71aおよび第2マーク72aが配置されるように校正機構70を移動させる。このとき、制御部CNTは、検出部50の撮像視野に第1マーク71aおよび第2マーク72aが配置されるように、校正機構70に加えて(または代わりに)検出部50自体を移動させてもよい。S12では、制御部CNTは、検出部50(照明部52)の照明条件を設定する。例えば、制御部CNTは、インプリント処理の位置合わせ工程で使用するために、製造プロセスなどに基づいて事前に決定された照明条件を取得し、その照明条件を検出部50(照明部52)に設定する。
S13では、制御部CNTは、第1マーク71aと第2マーク72aとで形成されるモアレ像(参照像)を検出部50に検出させ、その検出結果として、検出部50から検出信号を取得する。S14では、制御部CNTは、第1部材71(第1マーク71a)と第2部材72(第2マーク72a)との相対位置を校正機構70の計測部74に計測させる。S15では、制御部CNTは、S13で得られた検出信号と、S14で得られた相対位置(計測部74の計測結果)とを、互いに対応付けて記憶する(データ保存する)。ここで、制御部CNTは、S13におけるモアレ像の検出結果に基づいて、モアレ像のコントラストが許容範囲に収まっていないと判断した場合には、照明光の強度などの照明条件を変更してもよい。
S16では、制御部CNTは、第1マーク71aと第2マーク72aとの相対位置が互いに異なる複数の状態の全てにおいて、モアレ像の検出(S13)および相対位置の計測(S14)を行ったか否かを判断する。複数の状態は、校正情報の精度および形成されうるモアレ像の周期(設計値)などに応じて、相対位置のずらし量などにより事前に設定されうる。複数の状態の全てにおいてモアレ像の検出(S13)および相対位置の計測(S14)を行っていないと判断した場合にはS17に進む。S17では、制御部CNTは、校正機構70の駆動部73により第1部材71(第1マーク71a)と第2部材72(第2マーク72a)との相対位置を所定のずらし量だけ変更する。S17の終了後はS13に進む。一方、S16において、複数の状態の全てにおいてモアレ像の検出(S13)および相対位置の計測(S14)を行ったと判断した場合にはS18に進む。S18では、制御部CNTは、S13〜S17の工程での結果に基づいて、第1マーク71aおよび第2マーク72aについての相対位置の変化と検出信号の変化との対応関係を示す情報を、校正情報として生成する(更新する)。
ここで、S18における校正情報の生成について、図13を参照しながら説明する。図13は、検出部50から取得される検出信号と、それに基づいて生成された校正情報とを示す図である。図13(a)は、従来の方法により生成された校正情報を示しており、図13(b)は、本実施形態の方法により生成された校正情報を示している。また、図13(a)〜(b)において、左図は、検出信号を示しており、右図は、2つのマーク(回折格子)の相対位置と指標値との関係を示している。指標値とは、左図に示す検出信号を1つの値として表したものであり、例えば、検出信号から計測される値であるため「計測値」と呼ぶこともできる。一例として、制御部CNTは、基準信号と検出信号との位相差(例えば、基準信号のピークと検出信号のピークとの間のピクセル数)を指標値として求めてもよい。基準信号は、例えば図9において、左側のモアレ像と右側のモアレ像とで明暗の位置が一致したときに検出部50で得られる信号に設定されうる。
従来の方法では、例えば、インプリント処理を経て基板上のインプリント材Rに型マークMmを転写し、基板マークMwとインプリント材Rに転写された型マークMmとで形成されるモアレ像を検出部50に検出させることにより、校正情報を生成する。このような従来の方法では、図13(a)の左図に示すように、検出部50から1つの検出信号201が得られるだけであるため、1つの指標値211を求めることができるだけである。この場合、図13(a)の右図に示すように、1つの指標値からは、2つのマークの相対位置の変化と指標値の変化(検出信号の変化)との関係を求めることができない。即ち、当該関係が直線であるのか曲線であるのか、或いは切片を持つのかを判断することができない。また、2つのマークの相対位置を変更して複数回のインプリント処理を行うことも考えられるが、それは煩雑であり、その間、装置を停止することとなるためスループットの点で不利である。
一方、本実施形態の方法では、校正機構70を用いることにより、図13(b)の左図に示すように複数の検出信号221〜224を容易に取得し、複数の検出信号221〜224から複数の指標値231〜234をそれぞれ求めることができる。したがって、図13(b)の右図に示すように、複数の指標値231〜234に対して近似線を求める等により、2つのマーク(第1マーク71a、第2マーク72a)の相対位置の変化と指標値の変化(検出信号の変化)との関係を求めることができる。これにより、当該関係を示す情報を校正情報として生成することができる。
上述したように、本実施形態のインプリント装置100は、型マークMmを模した第1マーク71aを有する第1部材71と、基板マークMwを模した第2マーク72aを有する第2部材72とを含む校正機構70を有する。このような校正機構70を用いることにより校正情報を精度よく且つ容易に生成することができる。したがって、当該校正情報に基づいて、モールドMと基板Wとの位置合わせを精度よく行うことができる。
<第2実施形態>
本発明に係る第2実施形態について説明する。第1実施形態では、校正機構を用いて校正情報を生成する場合に基板ステージ20を退避させる必要があるため、インプリント処理と並行して校正情報を生成することが困難であった。そこで、本実施形態では、インプリント処理(例えば位置合わせ工程以外の工程)と並行して校正情報を生成することができる装置構成について説明する。なお、本実施形態は、特に言及がない限り第1実施形態を基本的に引き継ぐものである。
本発明に係る第2実施形態について説明する。第1実施形態では、校正機構を用いて校正情報を生成する場合に基板ステージ20を退避させる必要があるため、インプリント処理と並行して校正情報を生成することが困難であった。そこで、本実施形態では、インプリント処理(例えば位置合わせ工程以外の工程)と並行して校正情報を生成することができる装置構成について説明する。なお、本実施形態は、特に言及がない限り第1実施形態を基本的に引き継ぐものである。
図14は、第2実施形態のインプリント装置200の構成を示す概略図である。本実施形態のインプリント装置200は、第1実施形態のインプリント装置100と比べ、光学系80およびハーフミラーHMが追加され、検出部50は、型マークMmと基板マークMwとで形成される像を光学系80およびハーフミラーHMを介して検出する。また、本実施形態のインプリント装置200では、校正機構70は、例えば、インプリントヘッド10を支持する支持部材2の上に配置される。
制御部CNTは、校正情報を生成する場合、検出部50(撮像部51)の撮像視野に第1マーク71aおよび第2マーク72aが配置されるように検出部50を移動させる。このとき、制御部CNTは、支持部材2の上で校正機構70(移動部75)を移動させてもよい。このような構成により、校正情報を生成する場合に、インプリントヘッド10からモールドMを搬出したり、基板ステージ20を退避させたりする必要がなくなるため、より効率よく校正情報を生成することができる。
<物品の製造方法の実施形態>
本発明の実施形態にかかる物品の製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。本実施形態の物品の製造方法は、基板に供給(塗布)されたインプリント材に上記のインプリント装置(インプリント方法)を用いてパターンを形成する工程と、かかる工程でパターンが形成された基板を加工する工程とを含む。更に、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
本発明の実施形態にかかる物品の製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。本実施形態の物品の製造方法は、基板に供給(塗布)されたインプリント材に上記のインプリント装置(インプリント方法)を用いてパターンを形成する工程と、かかる工程でパターンが形成された基板を加工する工程とを含む。更に、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
インプリント装置を用いて成形した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
硬化物のパターンは、上記物品の少なくとも一部の構成部材として、そのまま用いられるか、或いは、レジストマスクとして一時的に用いられる。基板の加工工程においてエッチング又はイオン注入等が行われた後、レジストマスクは除去される。
次に、物品の具体的な製造方法について説明する。図15(a)に示すように、絶縁体等の被加工材2zが表面に形成されたシリコンウェハ等の基板1zを用意し、続いて、インクジェット法等により、被加工材2zの表面にインプリント材3zを付与する。ここでは、複数の液滴状になったインプリント材3zが基板上に付与された様子を示している。
図15(b)に示すように、インプリント用の型4zを、その凹凸パターンが形成された側を基板上のインプリント材3zに向け、対向させる。図15(c)に示すように、インプリント材3zが付与された基板1zと型4zとを接触させ、圧力を加える。インプリント材3zは型4zと被加工材2zとの隙間に充填される。この状態で硬化用のエネルギーとして光を型4zを通して照射すると、インプリント材3zは硬化する。
図15(d)に示すように、インプリント材3zを硬化させた後、型4zと基板1zを引き離すと、基板1z上にインプリント材3zの硬化物のパターンが形成される。この硬化物のパターンは、型の凹部が硬化物の凸部に、型の凸部が硬化物の凹部に対応した形状になっており、即ち、インプリント材3zに型4zの凹凸パターンが転写されたことになる。
図15(e)に示すように、硬化物のパターンを耐エッチングマスクとしてエッチングを行うと、被加工材2zの表面のうち、硬化物が無いか或いは薄く残存した部分が除去され、溝5zとなる。図15(f)に示すように、硬化物のパターンを除去すると、被加工材2zの表面に溝5zが形成された物品を得ることができる。ここでは硬化物のパターンを除去したが、加工後も除去せずに、例えば、半導体素子等に含まれる層間絶縁用の膜、つまり、物品の構成部材として利用してもよい。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
10:インプリントヘッド、20:基板ステージ、50:検出部、70:校正機構、71:第1部材、71a:第1マーク、72:第2部材、72a:第2マーク、73:駆動部、74:計測部、100:インプリント装置
Claims (12)
- モールドを用いて基板上のインプリント材を成形するインプリント装置であって、
前記モールドに設けられた型マークと前記基板に設けられた基板マークとで形成される像を検出する検出部と、
前記型マークを模した第1マークを有する第1部材と前記基板マークを模した第2マークを有する第2部材とを含み、前記第1部材と前記第2部材とを相対的に駆動可能な機構と、
前記モールドと前記基板との位置合わせを制御する制御部と、
を含み、
前記制御部は、
前記第1部材と前記第2部材とを相対的に駆動して前記第1マークと前記第2マークとの相対位置を変更しながら、前記第1マークと前記第2マークとで形成される参照像を前記検出部に検出させることにより、前記相対位置の変化と前記検出部による前記参照像の検出結果の変化との関係を示す情報を生成し、
前記情報と前記検出部による前記像の検出結果とに基づいて前記位置合わせを制御する、ことを特徴とするインプリント装置。 - 前記型マークおよび前記第1マークは、第1格子ピッチを有する格子パターンをそれぞれ含み、
前記基板マークおよび前記第2マークは、前記第1格子ピッチとは異なる第2格子ピッチを有する格子パターンをそれぞれ含む、ことを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。 - 前記機構における前記第1部材と前記第2部材との相対位置の位置決め精度は、前記モールドと前記基板との相対位置の位置決め精度より高い、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のインプリント装置。
- 前記第1部材および前記第2部材は、前記モールドと前記基板との間に形成される最大の間隔より狭い間隔で配置されている、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインプリント装置。
- 前記第1部材および前記第2部材は、前記モールドと前記基板上のインプリント材とが互いに接触した状態での前記モールドと前記基板との間隔以下の間隔で配置されている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインプリント装置。
- 前記第1部材および前記第2部材はそれぞれ、前記モールドおよび前記基板より小さい、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインプリント装置。
- 前記機構は、前記第1部材と前記第2部材との相対位置を計測する計測部を含み、
前記制御部は、前記計測部での計測結果に基づいて前記情報を生成する、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のインプリント装置。 - 前記計測部は、前記第1部材および前記第2部材の少なくとも一方に設けられたスケールを読み取ることにより、前記第1部材と前記第2部材との相対位置を計測する、ことを特徴とする請求項7に記載のインプリント装置。
- 前記計測部は、前記第1部材および前記第2部材の少なくとも一方に光を照射し、反射された光に基づいて前記第1部材と前記第2部材との相対位置を計測する、ことを特徴とする請求項7に記載のインプリント装置。
- 前記機構は、前記第1部材および前記第2部材を保持して移動可能な移動部を含み、
前記制御部は、前記情報を生成する際、前記移動部により前記第1部材および前記第2部材を前記検出部の下方に移動させる、ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のインプリント装置。 - 前記基板を保持して定盤上を移動可能なステージを更に含み、
前記機構は、前記移動部により前記定盤上を移動可能に構成されている、ことを特徴とする請求項10に記載のインプリント装置。 - 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のインプリント装置を用いて基板上にパターンを形成する形成工程と、
前記形成工程でパターンが形成された前記基板を加工する加工工程と、を含み、
前記加工工程で加工された前記基板から物品を製造することを特徴とする物品の製造方法。
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| JP2019168730A JP2021048191A (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | インプリント装置、および物品の製造方法 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2023019089A (ja) * | 2021-07-28 | 2023-02-09 | キヤノン株式会社 | 位置検出装置、インプリント装置、および物品製造方法 |
| JP2023135179A (ja) * | 2022-03-15 | 2023-09-28 | キヤノン株式会社 | 物体の位置合わせ方法、インプリント方法、物品製造方法、検出装置、インプリント装置、型及び基板 |
| WO2024224891A1 (ja) * | 2023-04-28 | 2024-10-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 処理装置および処理方法 |
-
2019
- 2019-09-17 JP JP2019168730A patent/JP2021048191A/ja active Pending
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