特に明記しない限り、次の定義が使用される:ハロまたはハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、またはヨードである。アルキル及びアルコキシなどは、直鎖及び分岐基の両方を意味するが、プロピルなどの個々のラジカルへの言及は、直鎖ラジカルのみを包含する(イソプロピルなどの分岐鎖異性体が特に言及される)。
本明細書において用いる場合、「(Ca−Cb)アルキル」であって、a及びbが整数である用語は、a〜b個の炭素原子を有する直鎖または分岐した鎖のアルキルラジカルを指す。従って、aが1であり、かつbが6である場合、例えば、その用語は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル及びn−ヘキシルを包含する。
「アルキニル」という用語は、1つ以上の三重結合を有する不飽和のアルキルラジカルを指す。このような不飽和のアルキル基の例としては、エチニル、1−及び3−プロピニル、3−ブチニル、ならびにより高級な相同体及び異性体が挙げられる。
「フェノキシ」という用語は、酸素原子(「オキシ」)を介して分子の残りに結合されたフェニル基を指す。
「ヘテロアリールオキシ」という用語は、酸素原子(「オキシ」)を介して分子の残りに結合されたヘテロアリール基を指す。
本明細書で使用される「アリール」という用語は、環原子が炭素である単一の芳香環または多重縮合環系を指す。例えば、アリール基は、6〜10個の炭素原子、または6〜12個の炭素原子を有し得る。アリールにはフェニルラジカルが含まれる。アリールには、約9から12個の炭素原子または9から10個の炭素原子(少なくとも1つの環が芳香族である)を有する多重縮合環系(例えば、2つの環を含む環系)も含まれる。そのような多重縮合環系は、多重縮合環系の任意のシクロアルキル部分上の1つ以上(例えば1または2)のオキソ基で必要に応じて置換されてもよい。上記で定義した多重縮合環系の結合点は、環のアリールまたはシクロアルキル部分を含む環系の任意の位置にあり得ることを理解すべきである。典型的なアリール基には、限定するものではないが、フェニル、インデニル、ナフチル、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、アントラセニルなどが挙げられる。
本明細書で使用される「ヘテロアリール」という用語は、単一の芳香環または多重縮合環系を指す。この用語には、約1〜6個の炭素原子と、環内の酸素、窒素、硫黄からなる群より選択される約1〜4個のヘテロ原子の単一の芳香環が包含される。環が芳香族であるならば、硫黄及び窒素原子は酸化された形で存在していてもよい。そのような環としては、限定するものではないが、ピリジル、ピリミジニル、オキサゾリルまたはフリルが挙げられる。この用語にはまた、上記で定義されたヘテロアリール基が1つ以上のヘテロアリール(例えば、ナフチリジニル)、複素環(例えば、1,2,3,4−テトラヒドロナフチリジニル)、シクロアルキル(例えば、5,6,7,8−テトラヒドロキノリル)またはアリール(例えば、インダゾリル)と縮合して、多重縮合環系が形成され得る多重縮合環系(例えば、2環を含む環系)を包含する。そのような多重縮合環系は、縮合環のシクロアルキルまたは複素環部分上の1つ以上(例えば、1または2)のオキソ基で必要に応じて置換されていてもよい。一実施形態では、単環式または二環式ヘテロアリールは、1〜9個の炭素原子及び1〜4個のヘテロ原子を含む5〜10個の環原子を有する。多重縮合環系の結合点(ヘテロアリールについて上記で定義した)は、その多重縮合環系のヘテロアリール、複素環、アリールまたはシクロアルキル部分を含む多重縮合環系の任意の位置、ならびに炭素原子及びヘテロ原子(例えば、窒素)を含む多重縮合環系の任意の適切な原子であってもよい。例示的なヘテロアリールとしては、限定するものではないが、ピリジル、ピロリル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラゾリル、チエニル、インドリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、フリル、オキサジアゾリル、チアジアゾリル、キノリル、イソキノリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾキサゾリル、インダゾリル、キノキサリル、キナソリル、5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリニル、ベンゾフラニル、ベンズイミダゾリル及びチアナフテニルが挙げられる。
本明細書で使用される「ヘテロシクリル」または「複素環」という用語は、単一の飽和または部分不飽和の環または多重縮合環系を指す。この用語には、約1〜6個の炭素原子と、環内の酸素、窒素、硫黄からなる群より選択される約1〜3個のヘテロ原子の単一の飽和または部分不飽和環(例えば、3、4、5、6または7員環)が包含される。この環は、1つ以上(例えば、1、2または3)のオキソ基で置換されていてもよく、この硫黄原子及び窒素原子は、それらの酸化された形で存在していてもよい。そのような環としては、限定するものではないが、アゼチジニル、テトラヒドロフラニルまたはピペリジニルが挙げられる。複素環の結合点は複素環の任意の適切な原子であってもよいことが理解されるべきである。例示的な複素環としては、限定するものではないが、アジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ホモピペリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、テトラヒドロフラニル、ジヒドロオキサゾリル、テトラヒドロピラニル及びテトラヒドロチオピラニルが挙げられる。
「ハロアルキル」という用語は、1つ以上の(例えば、1、2、3、または4)ハロ基で置換されている本明細書において定義されるアルキル基を包含する。1つの特異的なハロアルキルは、「(C1−C6)ハロアルキル」である。
シクロアルキル、炭素環、またはカルボシクリルという用語は、飽和及び部分的に不飽和の炭素環系を包含する。一実施形態では、シクロアルキルとは、単環式の炭素環である。このようなシクロアルキルとしては、「(C3−C7)カルボシクリル」及び「(C3−C8)シクロアルキル」が挙げられる。
ラジカル、置換基、及び範囲について以下に列挙する特定の値は、説明のみを目的としており;他の定義された値、または他の値(ラジカルと置換基の定義された範囲内の)を除外しない。
具体的には、(C1−C6)アルキルは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、ペンチル、3−ペンチル、またはヘキシルであってもよく;(C1−C6)アルコキシは、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、iso−ブトキシ、sec−ブトキシ、ペントキシ、3−ペントキシ、またはヘキシルオキシであってもよく;(C3−C8)シクロアルキルは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシルであってもよく;(C1−C6)ハロアルキルは、ヨードメチル、ブロモメチル、クロロメチル、フルオロメチル、トリフルオロメチル、2−クロロエチル、2−フルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、またはペンタフルオロエチルであってもよく;アリールは、フェニル、インデニル、またはナフチルであってもよく;そしてヘテロアリールは、フリル、イミダゾリル、トリアゾリル、トリアジニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾイル、ピラゾリル、ピロリル、ピラジニル、テトラゾリル、ピリジル、(またはそのN酸化物)、チエニル、ピリミジニル(またはそのN酸化物)、インドリル、イソキノリル(またはそのN酸化物)またはキノリル(またはそのN酸化物)であってもよい。
下に提供される実施形態は、式Iの化合物及びその全ての下位の式(例えば、式Ia、Ib)についてであることが理解されるべきである。2つ以上の実施形態が組み合わされ得ることが理解されるべきである。
一実施形態ではAまたはBのうちの一方は、−C(=O)N(Ra1)−R1または
−(C1−C3)アルキル−C(=O)N(Ra1)R1であり、及びAまたはBのうちのもう一方は、H、ハロゲン、または(C1−C6)アルキルである。
一実施形態ではAまたはBのうちの一方は、−C(=O)N(Ra1)−R1であり、及びAまたはBのうちのもう一方は、H、ハロゲン、または(C1−C6)アルキルである。
一実施形態ではAまたはBのうちの一方は、−C(=O)N(Ra1)−R1、−(C1−C3)アルキル−C(=O)N(Ra1)R1、−(C1−C3)アルキル−O−R1、−O−R1、−(C1−C3)アルキル−N(Ra1)−R1、−N(Ra1)−R1、またはR1であり、かつAまたはBのうちのもう一方は、水素、ブロモ、フルオロ、またはメチルである。
一実施形態では、Aは、−C(=O)N(Ra1)−R1であり、かつBはHである。
一実施形態では、Aは、−C(=O)N(Ra1)−R1であり、かつBは、水素、ブロモ、フルオロ、またはメチルである。
一実施形態では、Bは、−C(=O)N(Ra1)−R1であり、かつAはHである。
一実施形態では、AまたはBのうちの一方は、−C(=O)N(Ra1)−R1または
−(C1−C3)アルキル−C(=O)N(Ra1)R1であり、かつAまたはBのうちのもう一方はHである。
一実施形態では、AまたはBのうちの一方は、−C(=O)N(Ra1)−R1または
−(C1−C3)アルキル−C(=O)N(Ra1)R1であり、かつAまたはBのうちのもう一方は、水素、ブロモ、フルオロ、またはメチルである。
一実施形態では、AまたはBのうちの一方は、−C(=O)N(Ra1)−R1であり、かつAまたはBのうちのもう一方はHである。
一実施形態ではR2は、水素、(C1−C4)アルキルもしくはベンジルであり、ここでベンジルは、必要に応じて1つ以上の(C1−C4)アルキル、−O(C1−C4)アルキル、ハロゲンまたは−NO2で置換されている。
一実施形態ではRa1は水素である。
一実施形態ではR2は水素または(C1−C4)アルキルである。
一実施形態ではR2は水素である。
一実施形態ではR2は、水素、メチル、または4−フルオロベンジルである。
一実施形態では式Iの化合物は、式IaまたはIbの化合物:
またはその塩である。
一実施形態では式Iの化合物は、式IcまたはIdの化合物:
またはその塩である。
一実施形態では式Iの化合物は、式IeまたはIbの化合物:
またはその塩である。
一実施形態では式Iの化合物は、式IeまたはIbの化合物:
またはその塩である。
一実施形態ではR3は水素またはアリールであり、ここでこのアリールは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR3は水素またはフェニルであり、ここでこのフェニルは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR3は水素または4−フルオロフェニルである。
一実施形態ではR4は、水素、アリールもしくはヘテロアリールであり、ここでこのアリールもしくはヘテロアリールは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR4は、水素、フェニルもしくはピリジニルであり、ここでこのフェニルまたはピリジニルは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR4は、水素、4−ニトロフェニル、4−フルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、4−t−ブチルフェニル、4−メトキシフェニル、ピリジン−4−イル、4−ヒドロキシフェニル、4−クロロフェニルもしくは4−シアノフェニルである。
一実施形態ではR4は、水素、アリールもしくはヘテロアリールであって、ここでこのアリールもしくはヘテロアリールは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、メチレンジオキシ(−OCH2O−)、及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR4は、水素、フェニルもしくはピリジニルであって、ここでこのフェニルまたはピリジニルは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、メチレンジオキシ(−OCH2O−)、及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR4は、水素、4−ニトロフェニル、4−フルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、4−t−ブチルフェニル、4−メトキシフェニル、ピリジン−4−イル、4−ヒドロキシフェニル、4−クロロフェニル、4−シアノフェニル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル、4−シクロプロピルフェニル、ベンジル、シクロプロピルエチル、シクロプロピルエチニル、4−フルオロフェノキシ、4−メチルフェニル、4−フルオロ−3−メトキシフェニル、2−クロロ−4−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、3−クロロ−4−フルオロフェニル、またはブロモである。
一実施形態ではR4は、アリールもしくはヘテロアリールであって、ここでこのアリールもしくはヘテロアリールは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、メチレンジオキシ(−OCH2O−)、及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR4は、フェニルもしくはピリジニルであって、ここでこのフェニルまたはピリジニルは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、メチレンジオキシ(−OCH2O−)、及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR4は、4−ニトロフェニル、4−フルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、4−t−ブチルフェニル、4−メトキシフェニル、ピリジン−4−イル、4−ヒドロキシフェニル、4−クロロフェニル、4−シアノフェニル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソリル、4−シクロプロピルフェニル、ベンジル、シクロプロピルエチル、シクロプロピルエチニル、4−フルオロフェノキシ、4−メチルフェニル、4−フルオロ−3−メトキシフェニル、2−クロロ−4−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、3−クロロ−4−フルオロフェニル、またはブロモである。
一実施形態ではR5は、水素またはアリールであって、ここでこのアリールは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR5は水素またはフェニルであって、ここでこのフェニルは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR5は、水素またはアリールであって、ここでこのアリールは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、メチレンジオキシ(−OCH2O−)、及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR5は水素またはフェニルであって、ここでこのフェニルは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、メチレンジオキシ(−OCH2O−)、及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR5は水素または4−フルオロフェニルである。
一実施形態ではR4は、ハロ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)ハロアルコキシ、アリール、ヘテロアリール、アリール(C1−C4)アルキル−、ヘテロアリール(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C2−C4)アルキニル−、フェノキシもしくはヘテロアリールオキシであって、ここでこのアリール、ヘテロアリール、アリール(C1−C4)アルキル−、ヘテロアリール(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C2−C4)アルキニル−、フェノキシもしくはヘテロアリールオキシは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)ハロアルコキシ、メチレンジオキシ(−OCH2O−)、及び(C3−C7)カルボシクリルからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されており;及びR5は、水素、ハロ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)ハロアルコキシ、アリール、ヘテロアリール アリール(C1−C4)アルキル−、ヘテロアリール(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C2−C4)アルキニル−、フェノキシもしくはヘテロアリールオキシであって、ここでこのアリール、ヘテロアリール、アリール(C1−C4)アルキル−、ヘテロアリール(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C2−C4)アルキニル−、フェノキシもしくはヘテロアリールオキシは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)ハロアルコキシ、メチレンジオキシ(−OCH2O−)、及び(C3−C7)カルボシクリルからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR4は、アリールもしくはヘテロアリールであり、ここでこのアリールもしくはヘテロアリールは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)ハロアルコキシ、メチレンジオキシ(−OCH2O−)、及び(C3−C7)カルボシクリルからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されており;かつR5は、水素、ハロ、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)ハロアルコキシ、アリール、ヘテロアリール アリール(C1−C4)アルキル−、ヘテロアリール(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C2−C4)アルキニル−、フェノキシもしくはヘテロアリールオキシであって、ここでこのアリール、ヘテロアリール、アリール(C1−C4)アルキル−、ヘテロアリール(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル(C2−C4)アルキニル−、フェノキシもしくはヘテロアリールオキシは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)ハロアルコキシ、メチレンジオキシ(−OCH2O−)、及び(C3−C7)カルボシクリルからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR6は水素またはアリールであって、ここでこのアリールは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR6は水素またはフェニルであって、ここでこのフェニルは、ハロ、−OH、−NO2、−CN、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)ハロアルキル、(C1−C4)アルコキシ及び(C1−C4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されている。
一実施形態ではR6は水素または4−フルオロフェニルである。
一実施形態ではR6は、水素、4−フルオロフェニルもしくはメトキシである。
一実施形態ではR1は、(C1−C14)アルキルであって、−NRb2Rc2から独立して選択される1つ以上の基で置換されている。
一実施形態ではR1は、(C2−C10)アルキルであって、−NRb2Rc2から独立して選択される1つ以上の基で置換されている。
一実施形態ではR1は、(C1−C14)アルキルであって、−NRb2Rc2から独立して選択される1つ以上の基で置換されている。
一実施形態ではR1は、(C2−C8)アルキルであって、−NRb2Rc2から独立して選択される2つ以上の基で置換されている。
一実施形態ではR1は、(C4−C8)アルキルであって、−NRb2Rc2から独立して選択される2つ以上の基で置換されている。
一実施形態ではRb2及びRc2は各々水素である。
一実施形態ではR1は、(C3−C7)カルボシクリル、−4〜7員の単環式ヘテロシクリル、4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル−NRe−(C1−C4)アルキル−もしくは4〜7員の単環式ヘテロシクリル−NRe−(C1−C4)アルキル−であって、ここで各々の(C3−C7)カルボシクリルもしくは−、(C3−C7)カルボシクリル−NRe−(C1−C4)アルキル−は独立して1つ以上のZ1またはZ2で置換されており、かつここで各々の4〜7員の単環式ヘテロシクリル、4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−もしくは4〜7員の単環式ヘテロシクリル−NRe−(C1−C4)アルキル−は独立して必要に応じて1つ以上のZ1またはZ2で置換されており、かつここでR1の任意の(C3−C7)カルボシクリル、(C3−C7)カルボシクリル−(C1−C4)アルキル−、4〜7員の単環式ヘテロシクリル、4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリル NRe−(C1−C4)アルキル−もしくは4〜7員の単環式ヘテロシクリル−NRe−(C1−C4)アルキル−は独立して必要に応じて1つ以上のハロ、(C1−C4)アルキル、(C3−C7)カルボシクリル、−C(=O)NH2、−C(=O)NH(C1−C4)アルキル、−C(=O)N((C1−C4)アルキル)2、−NHC(=O)(C1−C4)アルキル−NH2、もしくは3〜7員の単環式ヘテロシクリルで独立して置換されており、ここで(C1−C4)アルキル、(C3−C7)カルボシクリルもしくは3〜7員の単環式ヘテロシクリルは、必要に応じて1つ以上のハロゲン、(C1−C4)アルキル、−NH2、−NH(C1−C4)アルキルもしくは−N((C1−C4)アルキル)2で置換されている。
一実施形態ではR1は、−4〜7員の単環式ヘテロシクリル、4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−、または4〜7員の単環式ヘテロシクリル−NRe−(C1−C4)アルキル−であり、ここで各々の4〜7員の単環式ヘテロシクリル、4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−もしくは4〜7員の単環式ヘテロシクリル−NRe−(C1−C4)アルキル−は独立して必要に応じて1つ以上のZ1またはZ2で置換されており、かつここでR1の任意の(C3−C7)カルボシクリル、(C3−C7)カルボシクリル−(C1−C4)アルキル−、4〜7員の単環式ヘテロシクリル、4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−、(C3−C7)カルボシクリルNRe−(C1−C4)アルキル−もしくは4〜7員の単環式ヘテロシクリル−NRe−(C1−C4)アルキル−は独立して必要に応じて1つ以上のハロ、(C1−C4)アルキル、(C3−C7)カルボシクリル、−C(=O)NH2、−C(=O)NH(C1−C4)アルキル、−C(=O)N((C1−C4)アルキル)2、−NHC(=O)(C1−C4)アルキル−NH2、もしくは3〜7員の単環式ヘテロシクリルで独立して置換されており、ここで(C1−C4)アルキル、(C3−C7)カルボシクリルもしくは3〜7員の単環式ヘテロシクリルは、必要に応じて1つ以上のハロゲン、(C1−C4)アルキル、−NH2、−NH(C1−C4)アルキルもしくは−N((C1−C4)アルキル)2で置換されている。
一実施形態ではR1は、4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−であって、ここでこの4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−は、Z及び1つ以上のZで置換されている−(C1−C6)アルキルからなる群より独立して選択される1つ以上の基で置換されており、ここで各々のZは独立して−NRb3Rc3、−NHNH2、−C(=NRa3)(NRb3Rc3)、−NRa3C(=NRa3)(Rd3)、及び−NRa3C(=NRa3)(NRb3Rc3)からなる群より選択され、かつここでこの4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−は、必要に応じて1つ以上の(C1−C6)アルキル で置換されている。
一実施形態ではR1は、4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−であって、ここでこの4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−は、Z及び1つ以上のZで置換されている(C1−C6)アルキルからなる群より独立して選択される1つ以上の基で置換されており、ここで各々のZは独立して−NRb3Rc3であり、かつここでこの4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C1−C4)アルキル−が必要に応じて1つ以上の(C1−C6)アルキルで置換されている。
一実施形態ではR1は、ピロリジニル−(C1−C4)アルキル−であって、ここでこのピロリジニル−(C1−C4)アルキル−は、Z及び1つ以上のZで置換されている(C1−C6)アルキルからなる群より独立して選択される1つ以上の基で置換されており、ここで各々のZは独立して−NRb3Rc3であり、かつここでピロリジニル−(C1−C4)アルキル−は、必要に応じて1つ以上の(C1−C6)アルキルで独立して置換されている。
一実施形態ではR1は、ピロリジニル−(CH2)−であり、ここでこのピロリジニル−(CH2)−は、Z及び1つ以上のZで置換されている(C1−C6)アルキルからなる群より独立して選択される1つ以上の基で置換されており、ここで各々のZは独立して−NRb3Rc3であり、かつここでピロリジニル−(CH2)−は、必要に応じて1つ以上の(C1−C6)アルキルで独立して置換されている。
一実施形態ではR1はピロリジニル−(CH2)−であり、ここでこのピロリジニル−(CH2)−は、1つ以上の−NRb3Rc3で置換されている−(C1−C6)アルキルで、ピロリジニル上で置換されている。
一実施形態ではRb3及びRc3は各々水素である。
一実施形態では、AまたはBのうちの1つは:
、
であり、及びAまたはBのうちのもう一方はHである。
一実施形態では、AまたはBのうちの1つは:
である。
一実施形態は、以下の化合物:
またはその塩を提供する。
一実施形態は、以下の化合物:
またはその塩を提供する。
一実施形態は、細菌排出阻害剤を阻害し得る試験化合物を特定するための方法を提供し、この方法は
1)細菌を抗生物質の阻害未満の濃度と接触させること;
2)細菌を、連続するか、または同時に、a)抗生物質の阻害性濃度;及びb)試験化合物と接触させること;ならびに
3)抗生物質の最小阻害濃度(MIC)を定量することであって、抗生物質の固有のMICより低いMICは、単独で試験化合物が、細菌性排出ポンプ阻害剤を阻害するのに有効であることを示すこと、を包含する。
特定の実施形態では、ステップ1と2は約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、または48時間離れている。特定の実施形態では、ステップ1と2は約12時間離れている。特定の実施形態において、ステップ1と2は、約24時間離れている。
一実施形態は、細菌排出阻害剤を阻害し得る試験化合物を特定する方法を提供し、この方法は、
1)細菌を阻害濃度未満の抗生物質と接触させること;
2)細菌の第1のサブセットを阻害濃度の抗生物質と接触させること;
3)細菌の第2のサブセットを、順次または同時に、
a)阻害濃度の抗生物質;及びb)試験化合物、と接触させること;ならびに
4)細菌の第1サブセット及び細菌の第2サブセットの抗生物質の最小阻害濃度(MIC)を定量することであって、ここで、第2サブセットにおけるより低いMICは、試験化合物が細菌性排出ポンプ阻害剤の阻害に有効であることを示すこと、を包含する。
特定の実施形態では、ステップ1と2及び/または1と3は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、または48時間離れている。特定の実施形態では、ステップ1と2は約12時間離れている。特定の実施形態において、ステップ1と2は、約24時間離れている。特定の実施形態では、ステップ1と3は、約12時間離れている。特定の実施形態では、ステップ1と3は、約24時間離れている。特定の実施形態において、ステップ2と3は、実質的に同時に実行される(例えば、約10、30、60、90または120秒未満の間隔で、または約3、4または5分間隔で)。
一実施形態は、抗生物質の最小阻害濃度(MIC)を低下し得る試験化合物を特定する方法を提供し、この方法は、
1)細菌を阻害濃度未満の抗生物質と接触させること;
2)細菌を、順次または同時に、a)阻害濃度の抗生物質、及びb)試験化合物と接触させること、ならびに
3)抗生物質の最小阻害濃度(MIC)の定量することであって、抗生物質の固有のMICよりも低いMICは、試験化合物が抗生物質のMICを低下させるのに有効であることを示すこと、を包含する。
特定の実施形態では、ステップ1と2は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、または48時間離れている。特定の実施形態では、ステップ1と2は、約12時間離れている。特定の実施形態において、ステップ1と2は約24時間離れている。
一実施形態は、抗生物質の最小阻害濃度(MIC)を低下し得る試験化合物を特定する方法を提供し、この方法は、
1)細菌を阻害濃度未満の抗生物質と接触させること;
2)細菌の第1のサブセットを阻害濃度の抗生物質と接触させること;
3)細菌の第2のサブセットを順次または同時に、a)阻害濃度の抗生物質、及びb)試験化合物と接触させること;ならびに
4)細菌の第1のサブセットと細菌の第2のサブセットの抗生物質の最小阻害濃度(MIC)を定量することであって、ここで第2のサブセットのより低いMICは、この試験化合物が抗生物質のMICを下げるのに有効であることを示すことを包含する。
特定の実施形態では、ステップ1と2及び/または1と3は、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、または48時間ずつ隔てられている。特定の実施形態では、ステップ1と2は約12時間離れている。特定の実施形態において、ステップ1と2は約24時間離れている。特定の実施形態では、ステップ1と3は、約12時間離れている。特定の実施形態では、ステップ1と3は、約24時間離れている。特定の実施形態において、ステップ2と3は、実質的に同時に(例えば、約10、30、60、90または120秒未満の間隔で、または約3、4または5分間隔で)実行される。
一実施形態では、本発明は、式Iの化合物:
であって、
式中:
AまたはBのうちの一方は、−C(=O)N(R
a1)−R
1、−(C
1−C
3)アルキル−C(=O)N(R
a1)R
1、−(C
1−C
3)アルキル−O−R
1、−O−R
1、−(C
1−C
3)アルキル−N(R
a1)−R
1、−N(R
a1)−R
1、またはR
1であり、かつAまたはBのうちのもう一方は、H、ハロゲン、または(C
1−C
4)アルキルであり;
各々のR
1は独立して:
(a)(C
1−C
14)アルキルであって、−NR
b2R
c2、−NHNH
2、−C(=NR
a2)(NR
b2R
c2)、−NR
a2C(=NR
a2)(R
d2)、及び−NR
a2C(=NR
a2)(NR
b2R
c2)からなる群より選択される1つ以上の基で置換されているか;または
(b)(C
3−C
7)カルボシクリル、(C
3−C
7)カルボシクリル−(C
1−C
4)アルキル−、4〜7員の単環式ヘテロシクリルもしくは4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C
1−C
4)アルキル−であって、ここで各々の(C
3−C
7)カルボシクリルまたは(C
3−C
7)カルボシクリル−(C
1−C
4)アルキル−は独立して、Z及び1つ以上のZで置換されている−(C
1−C
6)アルキルからなる群より選択される1つ以上の基で置換されており、かつここで各々の4〜7員の単環式ヘテロシクリルもしくは4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C
1−C
4)アルキル−は独立して必要に応じて、Z及び1つ以上のZで置換されている−(C
1−C
6)アルキルからなる群より選択される1つ以上の基で置換されており、ここで各々のZは独立して、−NR
b3R
c3、−NHNH
2、−C(=NR
a3)(NR
b3R
c3)、−NR
a3C(=NR
a3)(R
d3)、及び−NR
a3C(=NR
a3)(NR
b3R
c3)からなる群より選択され、かつここで各々の(C
3−C
7)カルボシクリル、(C
3−C
7)カルボシクリル−(C
1−C
4)アルキル−、4〜7員の単環式ヘテロシクリルもしくは4〜7員の単環式ヘテロシクリル−(C
1−C
4)アルキル−は独立して必要に応じて1つ以上の(C
1−C
4)アルキルで独立して置換されており;
R
2は、水素、(C
1−C
4)アルキルまたはフェニル(C
1−C
3)アルキル−であって、ここでこのフェニルは、必要に応じて1つ以上の(C
1−C
4)アルキル、−O(C
1−C
4)アルキル、ハロゲン、または−NO
2で置換されており;
R
3は、水素、ハロ、(C
1−C
4)アルキル、(C
1−C
4)ハロアルキル、(C
1−C
4)アルコキシ、(C
1−C
4)ハロアルコキシ、アリールもしくはヘテロアリールであって、ここでこのアリールもしくはヘテロアリールは、ハロ、−OH、−NO
2、−CN、(C
1−C
4)アルキル、(C
1−C
4)ハロアルキル、(C
1−C
4)アルコキシ、及び(C
1−C
4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されており;
R
4は、水素、ハロ、(C
1−C
4)アルキル、(C
1−C
4)ハロアルキル、(C
1−C
4)アルコキシ、(C
1−C
4)ハロアルコキシ、アリールもしくはヘテロアリールであって、ここでこのアリールもしくはヘテロアリールは、ハロ、−OH、−NO
2、−CN、(C
1−C
4)アルキル、(C
1−C
4)ハロアルキル、(C
1−C
4)アルコキシ、及び(C
1−C
4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されており;
R
5は、水素、ハロ、(C
1−C
4)アルキル、(C
1−C
4)ハロアルキル、(C
1−C
4)アルコキシ、(C
1−C
4)ハロアルコキシ、アリールもしくはヘテロアリールであって、ここでこのアリールもしくはヘテロアリールは、ハロ、−OH、−NO
2、−CN、(C
1−C
4)アルキル、(C
1−C
4)ハロアルキル、(C
1−C
4)アルコキシ、及び(C
1−C
4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されており;
R
6は、水素、ハロ、(C
1−C
4)アルキル、(C
1−C
4)ハロアルキル、(C
1−C
4)アルコキシ、(C
1−C
4)ハロアルコキシ、アリールもしくはヘテロアリールであって、ここでこのアリールもしくはヘテロアリールは、ハロ、−OH、−NO
2、−CN、(C
1−C
4)アルキル、(C
1−C
4)ハロアルキル、(C
1−C
4)アルコキシ、及び(C
1−C
4)ハロアルコキシからなる群より独立して選択される1つ以上の基で必要に応じて置換されており;
各々のR
a1は独立して、水素、(C
1−C
4)アルキルまたは(C
3−C
7)カルボシクリルであり;
各々のR
a2は独立して、水素、(C
1−C
4)アルキルまたは(C
3−C
7)カルボシクリルであり;
各々のR
b2及びR
c2は独立して水素、(C
1−C
4)アルキルまたは(C
3−C
7)カルボシクリルであり;
R
d2は、(C
1−C
4)アルキルまたは(C
3−C
7)カルボシクリルであり;
各々のR
a3は独立して水素(C
1−C
4)アルキルまたは(C
3−C
7)カルボシクリルであり;
各々のR
b3及びR
c3は独立して水素(C
1−C
4)アルキルまたは(C
3−C
7)カルボシクリルであり;かつ
R
d3は、(C
1−C
4)アルキルまたは(C
3−C
7)カルボシクリルである;化合物
またはその塩を提供する。
このような方法は、試験化合物と抗生物質との間の相乗効果を判定するためにも使用され得る。
本明細書で使用する場合、「最小阻害濃度(MIC)」という用語は、細菌の可視的な成長を妨げる化合物(例えば、抗生物質)の最低濃度を指す。化合物のMICを測定するためのアッセイは、例えば本明細書に記載されているように、当技術分野で公知である。本明細書で使用される場合、「固有のMIC」という用語は、化合物(例えば、抗生物質)に前曝露されていない特定の細菌種に対する化合物のMICを指す。
本明細書で使用する場合、「阻害濃度未満(sub−inhibitory concentration)」という用語は、細菌の可視的な増殖を低下させない抗生物質の濃度を指す。特定の実施形態では、阻害濃度未満(最小発育阻止濃度)とは、1/2×抗生物質のMICである。特定の実施形態では、抗生物質の阻害濃度未満とは、細菌における1つ以上の排出ポンプの発現を誘導し得る濃度である。
本明細書で使用される「阻害濃度」という用語は、細菌の可視的な増殖を減少させる抗生物質の濃度を指す。特定の実施形態では、この濃度は、抗生物質の固有のMICである。
特定の実施形態では、細菌は、本明細書に記載の細菌の種である。特定の実施形態では、細菌はP.aeruginosaである。
特定の実施形態では、抗生物質は、本明細書に記載の抗生物質である。特定の実施形態では、抗生物質は、セフェピム、クラリスロマイシン、またはレボフロキサシンである。
特定の実施形態では、試験化合物は、式Iの化合物、排出ポンプ阻害剤(EPI)などのような本明細書に記載の化合物である。
一実施形態は、試験化合物と動物の敗血症を処置し得る抗生物質との組み合わせを特定する方法を提供し、この方法は:
1)試験化合物を動物に静脈内投与すること;
2)抗生物質を経口または静脈内で動物に投与すること;
3)試験化合物を動物に皮下投与すること;
4)抗生物質を経口または静脈内で動物に投与すること;及び
5)敗血症の症状について動物を評価することであって、ここで症状の減少は、組み合わせが敗血症の処置に有効であることを示すこと、を包含する。
特定の実施形態では、各投与は独立して、約1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、35、40、45、50、55または60分隔てられる。特定の実施形態では、各投与は約5分離れている。
特定の実施形態では、この方法は、ステップ1〜4を繰り返すことをさらに包含する。例えば、特定の実施形態では、抗生物質が2回目に投与されてから24時間後にステップ1〜4を繰り返す。
特定の実施形態では、試験化合物と抗生物質の組み合わせは、相乗的な組み合わせである。
特定の実施形態では、動物は非ヒト動物である。例えば、特定の実施形態では、動物はマウスである。
特定の実施形態では、抗生物質は本明細書に記載の抗生物質である。特定の実施形態では、抗生物質はセフェピム、クラリスロマイシン、またはレボフロキサシンである。
特定の実施形態では、抗生物質はセファロスポリンである。
特定の実施形態では、試験化合物は、式Iの化合物、排出ポンプ阻害剤(EPI)などのような本明細書に記載の化合物である。
一実施形態は、(例えば、実施例に記載のアッセイを使用して)細菌性排出ポンプ阻害剤を阻害し得る化合物を特定するための本明細書に記載の方法を提供する。
一般に、式Iの化合物ならびに式Iの化合物を調製するために使用され得る合成中間体は、以下の一般的な方法及びスキームに示されるように調製され得る。以下に示される可変基(例えば、R1、R2、R3、R4、R5、R6)は、式Iの化合物に存在する最終的な対応する基を表し得ること、またはこれらの基は、合成配列中の好都合なポイントで式Iの化合物に存在する最終の対応する基に変換され得る基を表し得ることが理解される。例えば、可変基は、合成配列の都合の良いポイントで除去して式Iの化合物の最終的な対応する基を提供し得る1つ以上の保護基を含んでもよい。
スキーム1、2及び3は、置換1[H]−インドールカルボキサミドの調製のためのいくつかの一般的方法を図示する。
本明細書に開示される化合物は、細菌性排出ポンプ阻害剤である。排出ポンプ阻害剤は、排出ポンプが基質を拝出する能力を妨げる化合物である。阻害剤は、それ自体に固有の抗菌特性を持っている場合がある。本明細書に開示される化合物は、抗菌剤とともに投与される場合、細菌感染(例えば、グラム陰性及びグラム陽性)の処置に有用であり得る。
一実施形態では、処置される細菌感染は、グラム陰性細菌株感染である。一実施形態では、グラム陰性細菌株は、Acinetobacter baumannii、Acinetobacter calcoaceticus、Acinetobacter haemolyticus、Acinetobacter lwoffi、Actinobacillus actinomycetemcomitans、Aeromonas hydrophilia、Aggregatibacter actinomycetemcomitans、Agrobacterium tumefaciens、Bacteroides distasonis、Bacteroides eggerthii、Bacteroides forsythus、Bacteroides fragilis、Bacteroides ovalus、Bacteroides splanchnicus、Bacteroides thetaiotaomicron、Bacteroides uniformis、Bacteroides vulgatus、Bordetella bronchiseptica、Bordetella parapertussis、Bordetella pertussis、Borrelia burgdorferi、Branhamella catarrhalis、Burkholderia cepacia、Campylobacter coli、Campylobacter fetus、Campylobacter jejuni、Caulobacter crescentus、Chlamydia trachomatis、Citrobacter diversus、Citrobacter freundii、Enterobacter aerogenes、Enterobacter asburiae、Enterobacter cloacae、Enterobacter sakazakii、Escherchia coli、Francisella tularensis、Fusobacterium nucleatum、Gardnerella vaginalis、Haemophilus ducreyi、Haemophilus haemolyticus、Haemophilus influenzae、Haemophilus parahaemolyticus、Haemophilus parainfluenzae、Helicobacter pylori、Kingella denitrificans、Kingella indologenes、Kingella kingae、Kingella oralis、Klebsiella oxytoca、Klebsiella pneumoniae、Klebsiella rhinoscleromatis、Legionella pneumophila、Listeria monocytogenes、Moraxella bovis、Moraxella catarrhalis、Moraxella lacunata、Morganella morganii、Neisseria gonorrhoeae、Neisseria meningitidis、Pantoea agglomerans、Pasteurella canis、Pasteurella haemolytica、Pasteurella multocida、Pasteurella tularensis、Porphyromonas gingivalis、Proteus mirabilis、Proteus vulgaris、Providencia alcalifaciens、Providencia rettgeri、Providencia stuartii、Pseudomonas acidovorans、Pseudomonas aeruginosa、Pseudomonas alcaligenes、Pseudomonas fluorescens、Pseudomonas putida、Salmonella enteriditis、Salmonella paratyphi、Salmonella typhi、Salmonella typhimurium、Serratia marcescens、Shigella dysenteriae、Shigella jlexneri、Shigella sonnei、Stenotrophomonas maltophilla、Veillonella parvula、Vibrio cholerae、Vibrio parahaemolyticus、Yersinia enterocolitica、Yersinia intermedia、Yersinia pestis及びYersinia pseudotuberculosisからなる群より選択される。
一実施形態では、処置される細菌感染は、グラム陽性細菌株感染である。一実施形態ではこのグラム陽性細菌株は、Actinomyces naeslundii、Actinomyces viscosus、Bacillus anthracis、Bacillus cereus、Bacillus subtilis、Clostridium difficile、Corynebacterium diphtheriae、Corynebacterium ulcerans、Enterococcus faecalis、Enterococcus faecium、Micrococcus luteus、Mycobacterium avium、Mycobacterium intracellulare、Mycobacterium leprae、Mycobacterium tuberculosis、Propionibacterium acnes、Staphylococcus aureus、Staphylococcus epidermidis、Staphylococcus haemolyticus、Staphylococcus hominis、Staphylococcus hyicus、Staphylococcus intermedius、Staphylococcus saccharolyticus、Staphylococcus saprophyticus、Streptococcus agalactiae、Streptococcus mutans、Streptococcus pneumoniae、Streptococcus pyogenes、Streptococcus salivarius及びStreptococcus sanguisからなる群より選択される。
組成物はまた、必要に応じて、他の治療活性剤、例えば、麻薬、非ステロイド系抗炎症薬(NSAID)、鎮痛剤、麻酔剤、鎮静剤、局所麻酔剤、神経筋遮断剤、抗がん剤、抗菌剤(例えば、アミノグリコシド、抗真菌薬、駆虫薬、抗ウイルス薬、カルバペネム、セファロスポリン(例えば、セフェピム)、フルオロキノロン、マクロライド、ペニシリン、スルホンアミド、テトラサイクリン、別の抗菌薬)、抗乾癬薬、コルチコステロイド、アナボリックステロイド、糖尿病関連剤、ミネラル、栄養剤、甲状腺剤、ビタミン、カルシウム関連ホルモン、下痢止め剤、鎮咳剤、制吐剤、抗潰瘍、緩下剤、抗凝固剤、エリスロポエチン(例えば、エポエチンアルファ)、フィルグラスチム(例えば、G−CSF、Neupogen)、サルグラモスチム(GM−CSF、ロイキン)、免疫、免疫グロブリン、免疫抑制剤(例えば、バシリキシマブ、シクロスポリン、ダクリズマブ)、成長ホルモン、ホルモン補充薬、エストロゲン受容体モジュレーター、散瞳薬、毛様筋調節薬、アルキル化剤、代謝拮抗薬、有糸分裂阻害剤、放射性医薬品、抗うつ薬、抗躁病薬、抗精神病薬、抗不安薬、催眠薬、交感神経刺激剤、興奮剤、ドネペジル、タクリン、喘息治療薬、ベータ作動薬、吸入ステロイド、ロイコトリエン阻害剤、メチルキサンチン、クロモリン、エピネフリンまたはそれらの類似体、ドルナーゼアルファ(Pulmozyme)、サイトカイン、またはそれらの任意の組み合わせも含んでもよい。
一実施形態では、抗菌剤は、キノロン類、テトラサイクリン類、グリコペプチド類、アミノグリコシド類、β−ラクタム類、セファロスポリン類、リファマイシン類、マクロライド類、ケトリド類、オキサゾリジノン類、クメルマイシン類、及びクロラムフェニコールから選択される。
特定の実施形態では、抗菌剤はセファロスポリンである。
キラル中心を有する本発明の化合物は、光学活性及びラセミ形態で存在し、単離され得ることが理解されよう。一部の化合物は、多型を示す場合がある。本発明は、本明細書に記載の有用な特性を保有する、本発明の化合物の任意のラセミ体、光学活性体、多形体、もしくは立体異性体型、またはそれらの混合物を包含することを理解されたい。光学活性体を調製する(例えば、再結晶化技術、光学活性出発物質からの合成、キラル合成、またはキラル固定相を使用したクロマトグラフィー分離によるラセミ体の分割による)方法は当該分野で周知である。
本明細書の化合物式の結合が非立体化学的方法で描かれている場合(例えば、フラット)、結合が付着される原子には全ての立体化学的可能性が含まれる。本明細書の化合物式の結合が、定義された立体化学的方法(例えば、太字、太字−ウェッジ、破線または破線−ウェッジ)で描かれている場合、立体化学結合が結合される原子は、特に明記しない限り、示した絶対的立体異性体で濃縮されていると理解される。一実施形態において、この化合物は、描かれた絶対立体異性体の少なくとも51%であってもよい。別の実施形態において、この化合物は、描かれた絶対立体異性体の少なくとも60%であってもよい。別の実施形態において、この化合物は、描かれている絶対立体異性体の少なくとも80%であってもよい。別の実施形態では、この化合物は、描かれている絶対立体異性体の少なくとも90%であってもよい。別の実施形態では、この化合物は、描かれている絶対立体異性体の少なくとも95%であってもよい。別の実施形態では、化合物は、描かれている絶対立体異性体の少なくとも99%であってもよい。
また、本発明の特定の化合物が2つ以上の互変異性形態で存在し得ることも当業者には理解されるであろう。例えば、式(I)の化合物の式−NH−C(=O)Hの置換基は、−N=C(OH)Hのように互変異性型で存在し得る。本発明は、本明細書に記載の有用な特性を有する、pHに応じて非荷電及び荷電実体と平衡状態で存在し得る、式Iの化合物の全ての互変異性型及びその混合物を包含する。
化合物が十分に塩基性または酸性である場合、式Iの化合物の塩は、式Iの化合物を単離または精製するための中間体として有用であり得る。さらに、薬学的に許容される酸または塩基の塩としての式Iの化合物の投与が適切な場合がある。薬学的に許容される塩の例は、生理学的に許容されるアニオンを形成する酸と形成される有機酸付加塩、例えば、トシレート、メタンスルホネート、酢酸塩、クエン酸塩、マロン酸塩、酒石酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、安息香酸塩、アスコルビン酸塩、α−ケトグルタル酸塩、及びα−グリセロリン酸塩である。塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、重炭酸塩、及び炭酸塩を含む適切な無機塩も形成され得る。塩は、例えば、アミンなどの十分に塩基性の化合物と適切な酸とを反応させて、対応するアニオンを与えることにより、当技術分野で周知の標準手順を使用して得てもよい。カルボン酸のアルカリ金属(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム)またはアルカリ土類金属(例えば、カルシウム)の塩も作成され得る。
薬学的に適切な対イオンとしては、当技術分野で周知の薬学的に適切なカチオン及び薬学的に適切なアニオンが挙げられる。薬学的に適切なアニオンの例としては、限定するものではないが、Cl−、Br−、I−、CH3SO3 −、H2PO4 −、CF3SO3 −、p−CH3C6H4SO3 −、クエン酸塩、酒石酸塩、リン酸塩、リンゴ酸塩、フマル酸塩、ギ酸塩、または酢酸塩を含む上記のアニオン(例えば、生理学的に許容されるアニオン)が挙げられる。
当業者であれば、対イオンを含む本発明の化合物は、異なる対イオンを含む本発明の化合物に変換され得ることを理解するであろう。このような変換は、イオン交換樹脂、イオン交換クロマトグラフィー、及び選択的結晶化を含むがこれらに限定されない種々の周知の技術及び材料を使用して達成され得る。
式Iの化合物は、薬学的組成物として処方され、選択された投与経路、すなわち、経口または非経口、静脈内、筋肉内、局所または皮下経路に適応される様々な形態でヒト患者などの哺乳動物宿主に投与され得る。経口投与の場合、この化合物は、腸溶コーティングを伴うかまたは伴わない固体剤形として製剤化してもよい。
したがって、本化合物は、不活性希釈剤、賦形剤または吸収可能な食用担体などの薬学的に許容されるビヒクルと組み合わせて、全身に例えば経口的に投与され得る。それらは、ハードまたはソフトのシェルゼラチンカプセルに封入されてもよいし、錠剤に圧縮されてもよいし、または患者の食事の食物に直接組み込まれてもよい。経口治療投与の場合、活性化合物を1つ以上の賦形剤と組み合わせて、摂取可能な錠剤、バッカル錠、トローチ、カプセル、エリキシル、懸濁液、シロップ、ウエハーなどの形態で使用してもよい。そのような組成物及び調製物は、少なくとも0.1%の活性化合物を含むべきである。組成物及び調製物の割合は、当然ながら変化してもよく、好都合には、所定の単位剤形の重量の約2〜約90%であってもよい。そのような治療上有用な組成物中の活性化合物の量は、有効な投与量レベルが得られるようなものである。
錠剤、トローチ、丸薬、カプセルなどには、以下のものも含まれてもよい:結合剤、例えば、トラガカントゴム、アカシア、コーンスターチ、またはゼラチン;賦形剤、例えば、リン酸二カルシウム;崩壊剤、例えば、コーンスターチ、ジャガイモデンプン、アルギン酸など;潤滑剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム;ならびに甘味料、例えば、スクロース、フルクトース、ラクトースまたはアスパルテームまたは甘味料、例えば、ペパーミント、冬緑油、またはチェリー香料を加えてもよい。単位剤形がカプセルである場合、上記の種類の材料に加えて、植物油またはポリエチレングリコールなどの液体担体を含んでもよい。コーティングとして、またはそうでなければ固体単位投与形態の物理的形態を変更するために、さまざまな他の材料が存在してもよい。例えば、錠剤、丸薬、またはカプセルは、ゼラチン、ワックス、シェラックまたは糖などでコーティングされてもよい。シロップまたはエリキシルには、活性化合物、甘味料としてのスクロースまたはフルクトース、防腐剤としてのメチル及びプロピルパラベン、染料、及びチェリーまたはオレンジ風味などの香味料が含まれてもよい。もちろん、任意の単位剤形の調製に使用される任意の材料は、使用される量で薬学的に許容され、実質的に無毒であるべきである。さらに、活性化合物は、徐放性製剤、粒子、及びデバイスに組み込まれてもよい。
活性化合物は、注入または注射により静脈内または筋肉内に投与され得る。活性化合物またはその塩の溶液は、水中で調製されてもよく、必要に応じて無毒の界面活性剤と混合されてもよい。分散液は、グリセロール、液体ポリエチレングリコール、トリアセチン、及びそれらの混合物中で、及び油中で調製されてもよい。通常の保管及び使用条件下では、これらの製剤には微生物の増殖を防ぐ防腐剤が含まれている。
注射または注入に適した医薬剤形は、必要に応じてリポソームにカプセル化された、無菌の注射可能または注入可能な溶液または分散液の用時調製に適した活性成分を含む、無菌水溶液または分散液または無菌粉末を含んでもよい。全ての場合において、最終的な剤形は、製造及び保管の条件下で、無菌で、流動性があり、かつ安定でなければならない。液体担体またはビヒクルは、例えば、水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、液体ポリエチレングリコールなど)、植物油、非毒性グリセリルエステル、及びそれらの適切な混合物を含む、溶媒または液体分散媒であってもよい。適切な流動性は、例えば、リポソームの形成により、分散液の場合に必要な粒径の維持により、または界面活性剤の使用により、維持され得る。微生物の作用の防止は、様々な抗菌剤及び抗真菌剤、例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノール、ソルビン酸、チメロサールなどによってもたらされ得る。多くの場合、等張剤、例えば糖、緩衝液または塩化ナトリウムを含めることが好ましい。注射用組成物の長期吸収は、吸収を遅らせる薬剤、例えば、モノステアリン酸アルミニウム及びゼラチンの組成物での使用によりもたらされ得る。
滅菌注射液は、必要な量の活性化合物を、必要に応じて上記に列挙した他の様々な成分とともに適切な溶媒に組み込むこと、その後フィルター滅菌することにより調製される。滅菌注射液の調製のための滅菌粉末の場合、好ましい調製方法は、真空乾燥及び凍結乾燥技術であり、これによって、以前に滅菌されたろ過溶液に存在する活性成分と任意の追加の所望の成分の粉末が得られる。
局所投与の場合、本化合物は、純粋な形態で、すなわち液体の場合に適用され得る。しかしながら、一般に、それらを固体であってもまたは液体であってもよい皮膚科学的に許容される担体と組み合わせて、組成物または製剤として皮膚に投与することが望ましいであろう。
有用な固体担体としては、タルク、粘土、微結晶セルロース、シリカ、アルミナ、ナノ粒子などの微粉化された固体が挙げられる。有用な液体担体としては、水、アルコールまたはグリコール、または水−アルコール/グリコールの混合物が含まれ、ここで、必要に応じて非毒性の界面活性剤の補助によって、本発明の化合物を有効なレベルで溶解させても、または分散させてもよい。香料及び追加の抗菌剤などのアジュバントを追加して、特定の用途に合わせて特性を最適化してもよい。得られた液体組成物は、包帯及びその他の被覆材の含浸に使用される吸収パッドから適用してもよいし、ポンプ型またはエアゾールスプレーを使用して患部にスプレーしてもよい。
合成ポリマー、脂肪酸、脂肪酸塩及びエステル、脂肪アルコール、変性セルロースまたは変性鉱物材料などの増粘剤を、液体担体とともに使用して、使用者の皮膚に対して直接塗布するための展延性ペースト、ゲル、軟膏、石鹸などを形成してもよい。
式Iの化合物の有用な用量は、それらのインビトロ活性と、動物モデルにおけるインビボ活性とを比較することにより決定され得る。マウス及び他の動物の有効用量をヒトに外挿する方法は、当技術分野で公知である;例えば、米国特許第4,938,949号を参照のこと。
処置での使用に必要な化合物またはその活性塩または誘導体の量は、選択された特定の塩だけでなく、投与経路、処置されている状態の性質、ならびに患者の年齢及び状態によっても異なり、最終的に担当医または臨床医の裁量になる。
しかし、一般に、適切な用量は、1日あたりレシピエントの体重1kgあたり、約1〜約500mg/kg、例えば1日あたり体重1kgあたり約5〜約400mg/kg、例えば1〜約250mg/kgの範囲である。
この化合物は、単位剤形に製剤化されるのが便利であり;例えば、1単位剤形あたり5〜500mg、10〜400mg、または5〜100mgの有効成分が含まれている。一実施形態では、本発明は、そのような単位剤形に製剤化された本発明の化合物を含む組成物を提供する。
所望の用量は、単回用量で、または適切な間隔で、例えば、1日あたり2、3、4またはそれ以上のサブ用量として投与される分割用量として、便利に提供され得る。サブ用量自体は、さらに、例えば、多数の個別の大まかに間隔を空けた投与に分割されてもよい。
本明細書に開示される化合物と1つ以上の他の活性治療薬(例えば、抗菌剤)との同時投与は、一般に、本明細書に開示される化合物及び1つ以上の他の活性治療薬の同時または連続投与であって、本発明に開示される治療有効量及び1つ以上の他の活性治療剤が両方とも患者の体内に存在するような投与を指す。
本明細書に開示される化合物が細菌性排出ポンプを阻害する能力は、実施例67に記載され、表1に示される試験Aまたは試験Bのような方法を使用して決定され得る。
*これらのデータは、抗生物質としてクラリスロマイシン、及び種々のEPIをEscherichia coli ATCC 25922に対して使用して生成した。
**これらのデータは、抗生物質としてレボフロキサシン、及び種々のEPIをPseudomonas aeruginosa ATCC 27853に対して使用して生成した。
ここで、本発明を以下の非限定的な実施例により説明する。
中間体の調製。
表2は、本明細書に記載の化合物を調製するために使用されたか、または使用され得る中間体を示す。
スキーム4は、アミン中間体A〜Gの調製のための一般的な方法を図示する。
スキーム4
試薬及び条件:a)(i)N−メチルモルホリン、イソブチルクロロホルメート、DME、(ii)NaBH4、DME/H
2O);b)(i)フタルイミド、DIAD、PPh3、THF;(ii)ヒドラジン、メタノール。
変数X及びYは、必要に応じて保護基である。変数Wは、式Iの化合物のR
1変数に相当する(C
2−C
13)アルキルである。Wに結合する2つの窒素原子が、Wの異なる炭素原子に結合することが理解されるべきである。
アミン中間体A(ジベンジル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート)の調製。
ジベンジル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
形成されたジベンジル(5−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(400mg、0.78mmol)をメタノール(20mL)に溶解し、ヒドラジン一水和物(80μL、1.55mmol)を添加した。次いで、その反応混合物を、2時間還流し、室温まで冷却した。その形成された沈殿物を濾過して、メタノールを用いてその濾液を洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮し、得られた固体をシリカゲルのISCOカラムクロマトグラフィー(0〜10%メタノール/塩化メチレンであって、1%NH3・H2Oを含む)を用いて精製し、生成物を白色の粉末として得た(206mg、68%の収率);1H NMR(CDCl3)(400MHz)δ 7.36(m,10H),5.18(m,6H),3.60(m,1H),3.19(m,2H),2.70(m,2H),1.70(s,2H),1.46(m,4H);13C NMR(400MHz,CDCl3)δ 156.6,136.6,136.5,128.53,128.51,128.1,128.0,66.6,66.5,53.0,45.6,40.7,29.7.26.5。
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
ジベンジル(5−ヒドロキシペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
ジメトキシエタン(20mL)中の(S)−2,5−bis(((ベンジルオキシ)カルボキシル)アミノ)ペンタン酸(1.0g、2.5mmol)の溶液に−15℃で、N−メチルモルホリン(310μL、2.82mmol)及びクロロギ酸イソブチル(320μL、2.5mmol)の溶液を連続して添加した。その反応物を、−15℃〜−10℃で15分間撹拌した。沈殿したN−メチルモルホリンHClを、濾過によって除去して、ジメトキシエタン(10mL)で洗浄し、その合わせた濾液を氷塩浴の中で−15℃まで冷却した。次いで、水(4mL)の中の水素化ホウ素ナトリウム(283mg、7.5mmol)の溶液を、−15℃で一度に添加した。この反応混合物を、この温度で10分間撹拌した。その反応物を、飽和NH4Cl水の添加によってクエンチし、その得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機層をブラインで洗浄して硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、その溶液を濾過して、減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(0〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、生成物を白色の粉末として得た(508mg、52%の収率);1H NMR(CDCl3)(400MHz)δ 7.34(m,10H),5.07(m,6H),3.69(m,3H),3.22(m,2H),1.54(m,4H);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 156.6,156.5,136.5,136.3,128.54,128.52,128.2,128.1,66.8,66.7,65.1,52.8,40.7,28.5,26.5。
ステップ2)
ジベンジル(5−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
トリフェニルホスフィン(325mg、1.24mmol)及びフタルイミド(182mg、1.24mmol)を、乾燥THF(5mL)を含有するフラスコに添加した。ジベンジル(5−ヒドロキシペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(400mg、1.03mmol)を添加して、そのフラスコを0℃に冷却した。DIAD(250mg、1.24mmol)を滴加して、反応物を0℃で30分間、次いで室温で一晩撹拌させた。その混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、シリカゲルのISCOカラムクロマトグラフィー(0〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)を用いて精製して、生成物を白色固体として得た。(491mg、92%の収率);1H NMR(CDCl3)(400MHz)δ 7.83(m,2H),7.72(m,2H),7.32(m,10H),5.10(m,3H),4.97(m,3H),4.03(m,1H)3.76(m,2H),3.24(m,2H),1.57(m,4H);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 168.5,156.4,156.2,136.6,136.5,134.0,132.1,123.0,131.9,131.8,128.6,128.5,128.4,128.3,128.0,127.9,127.8,123.4,66.6,66.5,50.7,41.7,40.6,30.0,26.3。
アミン中間体B(ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート)の調製。
。
ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
形成されたジ−tert−ブチル(5−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(760mg、1.70mmol)を、メタノール(30mL)に溶解し、ヒドラジン一水和物(177μL、3.40mmol)を添加した。次いで、その反応混合物を、2時間還流して、室温まで冷却した。その形成された沈殿物を濾過し、メタノールを用いてその濾液を洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮し、残りの油状物を、シリカゲルのISCOカラムクロマトグラフィー(0〜10%メタノール/塩化メチレン、1%NH3・H2O含有)を用いて精製して、生成物を黄色油状物として得た。(450mg、83%の収率);1H NMR(CDCl3)(300MHz)δ 4.63(m,2H),3.52−3.49(m,1H),3.14−3.12(m,2H),2.79−2.60(m,2H),1.54−1.57(m,4H),1.53−1.26(m,18H)。
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
ジ−tert−ブチル(5−ヒドロキシペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
THF30mLの中の(S)−2,5−bis((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ペンタン酸(1.0g、3.01mmol)の溶液に、−15℃で連続的に、N−メチルモルホリン(305μL、3.32mmol)及びクロロギ酸イソブチル(411μL、3.01mmol)の溶液を添加した。その反応物を、−15℃〜−10℃で15分間撹拌した。沈殿したN−メチルモルホリンHClを濾過によって除去し、THF(10mL)で洗浄し、その合わせた濾液を、氷塩浴の中で−15℃まで冷却した。次いで、水(4mL)中の水素化ホウ素ナトリウム(342mg、9.03mmol)の溶液を−15℃で一度に添加した。この反応混合物を、この温度で10分間撹拌した。その反応物を、飽和NH4Cl水の添加によってクエンチし、その得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機層をブラインで洗浄して硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、その溶液を濾過して、減圧下で濃縮し、カラム(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)で精製して、生成物を白色の粉末として得た(750mg、78%の収率);1H NMR(CDCl3)(300MHz)δ 4.74−4.64(m,2H),3.63−3.55(m,3H),3.14−3.13(m,2H),2.45(m,1H),1.68−1.58(m,4H),1.56−1.44(m,18H)。
ステップ2)
ジ−tert−ブチル(5−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
トリフェニルホスフィン(742mg、2.83mmol)及びフタルイミド(417mg、2.83mmol)を、乾燥THF(15mL)を含有するフラスコに添加した。ジ−tert−ブチル(5−ヒドロキシペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(750mg、2.36mmol)を添加して、そのフラスコを0℃に冷却した。DIAD(573mg、2.83mmol)を滴加して、反応物を0℃で30分間、及び室温で一晩撹拌させた。その混合物を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルによるISCOクロマトグラフィーを用いて精製し(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色固体として得た。(760mg、72%の収率)。
1H NMR(CDCl
3)(300MHz)δ 7.86−7.83(m,2H),7.72−7.69(m,2H),4.64−4.61(m,2H),3.97−3.94(m,1H)3.70−3.67(m,2H),3.15−3.13(m,2H),1.67−1.54(m,4H),1.52−1.37(m,9H),1.37−1.22(m,9H)。
アミン中間体C(ジベンジル(4−アミノブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート)の調製
ジベンジル(4−アミノブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート
ジベンジル(4−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)ブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート(170mg、0.34mmol)を、メタノール(5mL)に溶解し、ヒドラジン一水和物(0.03mL、0.68mmol)を添加した。次いで、その反応混合物を、2時間還流し、室温まで冷却した。その形成された沈殿物を濾過して、メタノールを用いてその濾液を洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮し、得られた固体をISCOクロマトグラフィーで、シリカゲルを用いて精製して(0〜10%メタノール/塩化メチレン、1%NH3・H2O含有)、生成物を白色の粉末として得た(77mg、61%の収率)。1H NMR(CDCl3)(400MHz)δ 7.34(m,10H),5.77(brs,1H),5.56(d,1H,J=8Hz),5.09(m,4H),3.69(m,1H),3.44(m,1H),3.02(m,1H),2.74(m,2H),2.26(s,2H),1.68(m,1H),1.47(m,1H);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 157.0,156.5,136.7,136.4,128.5,128.4,128.1,128.0,66.8,66.5,50.5,45.5,37.6,33.0。
必要な中間体を、以下のステップに示すとおり調製した:
ステップ1)
ジベンジル(4−ヒドロキシブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート
ジメトキシメタン(10mL)中の(S)−2,4−bis(((ベンジルオキシ)カルボキシル)アミノ)ブタン酸(1.0g、2.77mmol)の溶液に−15℃で連続的に、N−メチルモルホリン(340μL、3.13mmol)及びクロロギ酸イソブチル(360μL、2.77mmol)を添加した。その反応物を、−15℃〜−10℃で15分間撹拌した。沈殿したN−メチルモルホリンHClを濾過によって除去し、ジメトキシエタン(10mL)で洗浄し、その合わせた濾液を、氷塩浴の中で−15℃まで冷却した。次いで、水(5mL)中の水素化ホウ素ナトリウム(378mg、8.31mmol)の溶液を−15℃で一度に添加した。この反応混合物を、この温度で10分間撹拌した。その反応物を、飽和NH4Cl水の添加によってクエンチし、その得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機層をブラインで洗浄して硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、その溶液を濾過して、減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して(0〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色の粉末として得た(491mg、48%の収率);1H NMR(CDCl3)(400MHz)7.33(m,10H),5.72(s,1H),5.63(d,1H,J=8Hz),5.08(s,4H),3.48(m,5H),3.02(m,1H),1.71(m,1H),1.57(m,1H);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 157.0,156.7,136.5,136.3,128.55,128.50,128.1,128.07,128.02,66,8,66.6,64.6,50.4,37.7,31.7。
ステップ2)
ジベンジル(4−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)ブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート
トリフェニルホスフィン(365mg、1.39mmol)及びフタルイミド(204mg、1.39mmol)を、乾燥THF(6mL)を含有するフラスコに添加した。ジベンジル(4−ヒドロキシブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート(432mg、1.39mmol)を添加して、そのフラスコを0℃に冷却した。DIAD(281mg、1.39mmol)を滴加して、反応物を0℃で30分間、及び室温で一晩撹拌させた。その混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、ISCOクロマトグラフィーでシリカゲルを用いて精製し(0〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色固体として得た(237mg、41%の収率)。1H NMR(CDCl3)(400MHz)δ 7.83(m,2H),7.70(m,2H),7.36(m,10H),5.61(brs,1H),5.46(d,1H,J=8Hz),5.10(m,4H),4.12(m,1H),3.78(m,2H),3.51(m,1H),3.08(m,1H),1.83(m,1H),1.54(m,1H);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 168.5,156.7,156.5,136.7,136.4,134.1,131.7,128.5,128.4,128.0,127.9,127.7,123.4,66.6,66.5,53.4,48.8,41.8,37.4,33.2。
アミン中間体D(ベンジルt−ブチル(3−アミノプロパン−1,2−ジイル)(R)−ジカルバメート)の調製
ベンジルt−ブチル(3−アミノプロパン−1,2−ジイル)(R)−ジカルバメート
ベンジルt−ブチル(3−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)プロパン−1,2−ジイル)(S)−ジカルバメート(450mg、0.99mmol)をメタノール(10mL)に溶解し、ヒドラジン一水和物(0.1mL、1.98mmol)を添加した。次いで、その反応混合物を、2時間還流し、そして室温まで冷却した。その形成された沈殿物を濾過し、メタノールを用いてその濾液を洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残りの固体を、ISCOカラムクロマトグラフィーで、シリカゲルを用いて精製して(0〜10%メタノール/塩化メチレン、1%NH3・H2O含有)、生成物を無色の油状物として得た。(140mg、44%の収率);1H NMR(CDCl3,400MHz)δ 7.27(m,5H),6.37(s,1H),5.87(s,1H),5.02(s,2H),3.94(s,4H),3.60(m,1H),3.12(m,2H),2.70(m,2H),1.36(s,9H)。
必要な中間体は、以下のステップに示されるように調製した
ステップ1)
ベンジルt−ブチル(3−ヒドロキシプロパン−1,2−ジイル)(S)−ジカルバメート
DME(10mL)中の(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボキシル)アミノ)−3−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)プロパン酸(900mg、2.66mmol)の溶液に−15℃で、連続的にN−メチルモルホリン(0.33mL、3mmol)及びクロロギ酸イソブチル(0.35mL、2.66mmol)の溶液を添加した。その反応物を、−15〜−10℃で15分間撹拌した。沈殿したN−メチルモルホリンHClを濾過によって除去し、及びDME(10mL)で洗浄し、その合わせた濾液を氷塩浴の中で−15℃まで冷却した。次いで、水(5mL)の中の水素化ホウ素ナトリウム(301mg、7.98mmol)の溶液を、−15℃で一度に添加した。この反応混合物を、この温度で10分間撹拌した。その反応物を、飽和NH4Cl水の添加によってクエンチし、その得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機層をブラインで洗浄して硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、その溶液を濾過し、減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(0〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、生成物を白色の粉末として得た(675mg、78%の収率);1H NMR(400MHz)(CD3OD)δ 7.34(m,5H),5.09(s,2H),3.73(m,1H),3.24(m,4H),1.44(s,9H);13C NMR(100MHz,CD3OD) δ 158.6,138.3,129.5,129.0,128.9,80.3,67.5,63.0,54.6,42.1,28.8。
ステップ2)
ベンジルt−ブチル(3−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)プロパン−1,2−ジイル)(S)−ジカルバメート
トリフェニルホスフィン(709mg、2.71mmol)及びフタルイミド(398mg、2.71mmol)を、乾燥THF(6mL)を含有するフラスコに添加した。ベンジルt−ブチル(3−ヒドロキシプロパン−1,2−ジイル)(S)−ジカルバメート(730mg、2.26mmol)を添加して、そのフラスコを0℃に冷却した。DIAD(548mg、2.71mmol)を滴加して、反応物を0℃で30分間、次いで室温で一晩撹拌させた。その混合物を、減圧下で濃縮し、残渣を、ISCOクロマトグラフィー上で、シリカゲルを用いて精製して(0〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色固体として得た(556mg、55%の収率)。1H NMR(CDCl3)(400MHz)δ 7.83(m,2H),7.71(m,2H),7.28(m,5H),5.70(m,1H),5.26(m,1H),5.02(s,2H),4.06(m,1H),3.84(m,2H),3.31(m,2H),1.44(s,9H),13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 168.5,156.6,156.3,136.4,134.1,131.8,128.3,127.9,123.4,79.7,66.6,51.6,41.9,39.2,28.3,21.9。
アミン中間体E(ジーtert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート)の調製。
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ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート
ジ−tert−ブチル(5−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(1.71g、2.24mmol)を、メタノール(20mL)に溶解し、ヒドラジン一水和物(220μL、4.47mmol)を添加した。次いで、その反応混合物を、2時間還流し、そして室温まで冷却した。その形成された沈殿物を濾過して、メタノールを用いて、固体を洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残留した油状物を、ISCOクロマトグラフを用いて、シリカを用いて精製して(0〜10%メタノール/塩化メチレン+1%のNH4OH)、生成物を黄色油状物として得た。(560mg、79%);1H NMR(CDCl3)(300MHz)δ 4.62(m,2H),3.52(m,1H),3.14−3.09(m,2H),2.79−2.60(m,2H),1.64−1.57(m,4H),1.48−1.23(m,18H)。
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
ジ−tert−ブチル(5−ヒドロキシペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート
THFの30ml中の(R)−2,5−bis((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ペンタン酸(1.70g、5.11mmol)の溶液に、−15℃で連続的にN−メチルモルホリン(620μL、5.70mmol)及びクロロギ酸イソブチル(668μL、5.11mmol)の溶液を添加した。その反応物を、−15℃〜−10℃で15分間撹拌した。沈殿したN−メチルモルホリンHClを濾過によって除去し、その固体を、THF(10mL)を用いて洗浄し、その合わせた濾液を、氷塩浴の中で−15℃まで冷却した。次いで、水(4mL)の中の水素化ホウ素ナトリウム(580mg、15.33mmol)の溶液を、−15℃で一度に添加した。この反応混合物を、この温度で10分間撹拌した。その反応物を、飽和NH4Cl水の添加によってクエンチし、その得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機層をブラインで洗浄して硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、その溶液を濾過して、その濾液を減圧下で濃縮した。その粗生成物を、さらに精製することなく、直接次のステップに用いた。
ステップ2)
ジ−tert−ブチル(5−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート
トリフェニルホスフィン(1.61g、6.13mmol)及びフタルイミド(902mg、6.13mmol)を、乾燥THF(40mL)を含有するフラスコに添加した。ジ−tert−ブチル(5−ヒドロキシペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(1.63g、5.11mmol)を添加して、そのフラスコを0℃に冷却した。DIAD(1.24g、6.13mmol)を滴加して、反応物を0℃で30分間、及び室温で一晩撹拌させた。その混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、ISCOクロマトグラフを用いて、シリカで精製して(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色固体として得た。(1.71g、74%);1H NMR(CDCl3)(300MHz)δ 7.89−7.82(m,2H),7.76−7.69(m,2H),4.64−4.62(m,2H),3.97−3.94(m,1H)3.74−3.67(m,2H),3.15−3.13(m,2H),1.66−1.52(m,4H),1.52−1.43(m,9H),1.27−1.23(m,9H)。
アミン中間体F(ベンジルt−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート)
ベンジルt−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
形成されたフタルイミド(340mg、0.71mmol)を、メタノール(20mL)に溶解し、ヒドラジン一水和物(0.07mL、1.41mmol)を添加した。次いで、その反応混合物を、2時間還流し、そして室温まで冷却した。その形成された沈殿物を濾過して、メタノールを用いて、濾液を洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残りの固体を、シリカゲルのISCOカラムクロマトグラフィーによって精製して(0〜10%メタノール/DCM、1%のNH3・H2O含有)、生成物を白色の粉末として得た。(164mg、66%の収率);1H NMR(CDCl3)(400MHz)δ 7.25(m,5H),5.41(d,1H,J=8Hz),5.00(s,1H),4.84(brs,1H);3.50(m,1H),3.01(m,2H),2.61(m,2H),1.40(m,4H),1.36(s,9H);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 156.6,156.0,136.6,128.4,128.1,128.0,78.9,66.6,53.2,45.7,40.2,29.7,28.4,26.6,25.0,24.9。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
メチル(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−5−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)ペンタノアート
(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)−5−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)ペンタン酸(1.0g、2.73mmol)を、DMF(5mL)及びK2CO3(453mg、3.26mmol)に溶解した。その反応物を、0℃に冷却し、ヨウ化メチル(775mg、5.46mmol)を添加した。その反応物を、室温まで温めさせて、室温で一晩撹拌した。次いでその反応混合物を、飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、酢酸エチルで抽出した。その合わせた有機層を、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮し、シリカゲルのISCOカラムクロマトグラフィー(0〜60%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、生成物を無色の油状物として得た(761mg、73%の収率);1H NMR(400Hz,CDCl3)δ 7.19(s,5H),6.06(d,1H,J=8Hz),5.12(brs,1H),4.94(s,2H),4.17(m,1H),3.55(s,3H),2.94(m,2H),1.69(m,1H),1.55(m,1H),1.40(m,2H),1.27(s,9H);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 172.7,156.0,155.9,136.3,128.2,128.1,127.9,127.8,78.6,67.2,66.5,53.7,39.8,29.2,28.2,25.9。
ステップ2)
ベンジルt−ブチル(5−ヒドロキシペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
THF(5mL)/エタノール(1mL)中の、メチル(S)−2−(((ベンジルオキシ)カルボキシル)アミノ)−5−((t−ブトキシカルボニル)アミノ)ペンタノアート(431mg、1.13mmol)の溶液に、LiBH4(32mg、1.47mmol)を0℃で添加した。その混合物を、その温度で30分間撹拌し、室温まで温めて、一晩撹拌した。その反応混合物を、水の中に注いで、酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮した。これを、ISCOクロマトグラフで、シリカゲル(0〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)で精製して、生成物を無色の油状物として得た(385mg、97%の収率)。1H NMR(CDCl3)(400MHz)δ 7.28(m,5H),5.02(s,3H),3.60(m,4H),3.04(m,2H),1.47(m,4H),1.36(m,9H);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 156.6,156.1,136.4,128.5,128.1,128.0,79.3,66.8,65.0,62.7,52.9,52.4,40.3,29.8,28.4,26.7,26.0。
ステップ3)
ベンジルt−ブチル(5−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
トリフェニルホスフィン(325mg、1.24mmol)及びフタルイミド(182mg、1.24mmol)を、乾燥THF(5mL)を含有するフラスコに添加した。ジベンジル(5−ヒドロキシペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(400mg、1.03mmol)を添加して、そのフラスコを0℃に冷却した。DIAD(250mg、1.24mmol)を滴加して、反応物を0℃で30分間、次いで室温で一晩撹拌させた。その混合物を、減圧下で濃縮し、その残渣を、ISCOクロマトグラフを用いてシリカゲルで精製して(0〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色固体として得た(340mg、69%の収率);1H NMR(CDCl3)(400MHz)δ 7.82(m,2H),7.71(m,2H),7.27(m,5H),5.18(brs,1H),4.96(m,2H),4.67(brs,1H),4.02(m,1H)3.75(m,2H),3.14(m,2H),1.55(m,4H),1.44(s,9H);13C NMR(100MHz,CDCl3)δ 168.4,156.3,156.0,136.6,133.9,131.8,128.4,128.3,127.8,127.7,123.3,78.9,66.3,60.3,50.7,41.9,40.2,29.9,28.4,26.4。
アミン中間体G(ジーtert−ブチル(4−アミノブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート)の調製。
ジ−tert−ブチル(4−アミノブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート
形成されたジ−tert−ブチル(4−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)ブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート(900mg、2.08mmol)を、メタノール(10mL)に溶解し、ヒドラジン一水和物(203μL、4.16mmol)を添加した。次いで、その反応混合物を、2時間還流し、そして室温まで冷却した。その形成された沈殿物を濾過して、メタノールを使用して固体を洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮し、残りの油状物を、ISCOクロマトグラフを用いて、シリカゲルで精製して(0〜10%メタノール/塩化メチレン、1%NH3・H2O含有)、生成物を無色の油状物として得た(436mg、70%の収率)。1H NMR(CDCl3)(300MHz)δ 5.30−5.24(m,1H),4.75(m,1H),3.62−3.60(m,1H),3.40(m,1H),2.95−2.94(m,1H),1.73−1.62(m,2H),1.45−1.37(m,18H)。
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
ジ−tert−ブチル(4−ヒドロキシブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート
THF(40mL)中の(S)−2,4−bis((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ブタン酸(1.17g、3.67mmol)の溶液に、−15℃で連続的に、N−メチルモルホリン(451μL、4.10mmol)及びクロロギ酸イソブチル(481μL、3.67mmol)の溶液を添加した。その反応物を、−15℃〜−10℃で15分間撹拌した。この沈殿したN−メチルモルホリンHClを、濾過によって除去し、THF(10mL)で洗浄し、その合わせた濾液を氷塩浴の中で−15℃まで冷却した。次いで、水(4mL)の中の水素化ホウ素ナトリウム(417mg、11.01mmol)の溶液を、−15℃で一度に添加した。この反応混合物を、この温度で10分間撹拌した。その反応物を、飽和NH
4Cl水の添加によってクエンチし、その得られた混合物を酢酸エチルで抽出した。その有機層をブラインで洗浄して硫酸ナトリウムで乾燥させた。次いで、その溶液を濾過して、減圧下で濃縮した。その粗生成物を、さらに精製することなく、直接次のステップに用いた。
ステップ2)
ジ−tert−ブチル(4−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)ブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート
トリフェニルホスフィン(1.16g、4.41mmol)及びフタルイミド(649mg、4.41mmol)を、乾燥THF(40mL)を含有するフラスコに添加した。ジ−tert−ブチル(4−ヒドロキシブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート(1.12g、3.67mmol)を添加して、そのフラスコを0℃に冷却した。DIAD(892mg、4.41mmol)を滴加して、反応物を0℃で30分間、次いで室温で一晩撹拌させた。その混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、ISCOクロマトグラフで、シリカゲルを用いて精製して(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色固体として得た。(901mg、57%の収率);1H NMR(CDCl3)(300MHz)δ 7.87−7.83(m,2H),7.75−7.71(m,2H),5.08(m,1H),4.79−4.76(m,1H),4.02(m,1H),3.75−3.73(m,2H)3.42(m,1H),3.02−3.00(m,1H),1.79−1.73(m,2H),1.57−1.45(m,9H),1.27−1.24(m,9H)。
アミン中間体H(ジ−tert−ブチル((2S)−1−アミノ−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート)の調製。
ジ−tert−ブチル((2S)−1−アミノ−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート
ジ−tert−ブチル((2S)−1−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート(3.0g、6.13mmol)を、メタノール(50mL)に溶解し、ヒドラジン一水和物(1.2mL、24.5mmol)をこの溶液に添加した。この反応混合物を、2時間還流した後、これを室温まで冷却した。形成された沈殿物を濾過して、メタノールを用いて、固体を洗浄した。その濾液を、減圧下で濃縮した。その反応混合物を、EtOAcで希釈し、飽和NaHCO3、飽和塩化アンモニウム及びブラインで連続して洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮した。粗生成物(2.4g、100%の収率)をさらに精製することなく直接用いた。1H NMR(CDCl3)(300MHz)δ 4.99(m,1H),4.60(m,1H),3.50(m,1H),2.70(m,1H),1.67(m,4H),1.31(s,9H),1.27(s,9H),0.85(m,6H)。
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
(S)−5−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシル)メチル)ピロロリジン−2−オン
塩化メチレン(100mL)中の(S)−5−(ヒドロキシメチル)ピロロリジン−2−オン(5.0g、43.5mmol)の溶液に、0℃で、イミダゾール(4.44g、65.2mmol)及びtert−ブチルクロロジフェニルシアン(13.2g、47.8mmol)を添加した。その反応物を、0℃で30分間撹拌し、次いで室温まで温めて、室温で一晩撹拌した。その反応物を、DCMで希釈し、連続して、飽和NaHCO
3、飽和塩化アンモニウム及びブラインを用いて洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮した。その粗生成物(15.4g、収率:100%の収率)さらに精製することなく次のステップで直接用いた。
ステップ2)
(S)−tert−ブチル2−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)−5−オキソピロロリジン−1−カルボキシレート
DCM(150mL)中の、(S)−5−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシル)メチル)ピロロリジン−2−オン(15.4g、43.5mmol)の溶液に、0℃でDIPEA(15.2mL、87mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(0.532g、4.35mmol)及び(Boc)
2O(19.0g、87mmol)を添加した。その混合物を、0℃で30分間撹拌した後、反応物を室温まで温めて室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO
3及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのISCOカラムクロマトグラフィー(0〜50%の酢酸エチル/ヘキサン)を用いて精製して、生成物を白色固体として得た(5.5g、84%の収率)。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.55−7.52(m,4H),7.37−7.19(m,6H),4.15(m,1H),3.81(m,1H),3.63(m,1H),2.72(m,1H),2.37(m,1H),2.05(m,2H),1.36(s,9H),0.97(s,9H)。
ステップ3)
(S)−tert−ブチル(1−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)−6−メチル−5−オキソヘプタン−2−イル)カルバメート
THF(150mL)中の溶液(S)−tert−ブチル2−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)−5−オキソピロロリジン−1−カルボキシレート(5.0g、11.0mmol)の溶液に、−78℃で、1.0Mのイソプロピルマグネシウムクロリド(13.2mL、13.2mmol)を滴加した。その混合物を、−78℃で2時間撹拌した後、その反応物を0℃まで温めて、室温でさらに2時間撹拌した。その反応混合物を、飽和塩化アンモニウムでクエンチして、EtOAcで3回抽出した。その合わせた有機層をブラインで洗浄して、硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮した。その残渣を、ISCOクロマトグラフで、シリカゲルで精製して(0〜40%の酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物を白色固体として得た。(4.8g、87.7%の収率);
1H NMR(300MHz,CDCl
3)7.65(m,4H),7.40(m,6H),4.64(br,1H),3.66−3.60(m,2H),2.60−2.48(m,2H),1.82(m,2H),1.64(s,1H),1.44−0.86(m,24H)。
ステップ4)
tert−ブチル((2S)−5−アミノ−1−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)−6−メチルヘプタン−2イル)カルバメート
MeOH(100mL)中の溶液(S)−tert−ブチル(1−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)−6−メチル−5−オキソヘプタン−2−イル)カルバメート(4.5g、9.03mmol)及び酢酸アンモニウム(6.97g、90.3mmol)の溶液に、分子篩及びシアノ水素化ホウ素ナトリウム(5.68g、90.3mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌して、その後にその分子篩を濾別して、EtOAcで洗浄した。その合わせた有機層を、炭酸水素ナトリウム及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮した。その粗生成物を、さらに精製することなく次のステップで直接使用した。
ステップ5)
ジ−tert−ブチル((2S)−1−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート
塩化メチレン(100mL)中のtert−ブチル((2S)−5−アミノ−1−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)−6−メチルヘプタン−2−イル)カルバメート(4.5g、9.03mmol)の溶液に、室温でDIPEA(1.88mL、10.8mmol)及び(Boc)
2O(2.37g、10.8mmol)を添加した。その反応物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、塩化メチレンで希釈し、飽和NaHCO
3及びブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮した。その残渣をシリカゲルのISCOカラムクロマトグラフィーによって精製して(0〜30%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色固体として得た。(4.5g、83%の収率);
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 7.61(m,4H),7.60−7.34(m,6H),4.68(m,1H),4.25(m,1H),3.66−3.55(m,3H),3.38(m,1H),1.63−1.05(m,31H),0.88(m,6H)。
ステップ6)
ジ−tert−ブチル((2S)−1−ヒドロキシ 6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート
THF(100mL)中のジ−tert−ブチル((2S)−1−((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート(4.5g、7.51mmol)の溶液に、0℃で、1MのTBAF(30.0mL、30mmol)を添加した。その反応物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、飽和塩化アンモニウムでクエンチし、EtOAcで3回抽出した。その合わせた有機層を、ブラインで洗浄して、硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのISCOカラムクロマトグラフィーによって精製して(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色固体として得た。(2.4g、89%の収率)。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 4.75(m,1H),4.41−4.29(m,1H),3.62−3.38(m,4H),1.71−1.33(m,23H),0.88(m,6H)。
ステップ7)
ジ−tert−ブチル((2S)−1−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート
トリフェニルホスフィン(1.57g、6.0mmol)及びフタルイミド(0.882g、6.0mmol)を、乾燥THF(50mL)を含有するフラスコに添加した。ジ−tert−ブチル((2S)−1−ヒドロキシ−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート(1.81g、1.03mmol)を添加して、そのフラスコを0℃に冷却した。DIAD(1.21g、6.0mmol)を滴加して、反応物を0℃で30分間及び室温で一晩撹拌させた。その混合物を減圧下で濃縮し、残渣を、シリカゲルのISCOカラムクロマトグラフィーを用いて精製して(0〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.97−7.70(m,4H),6.39(bs,2H),4.97(m,2H),4.34(m,1H),3.94(m,1H),3.69(m,1H),1.67−0.85(m,29H)。
アミン中間体I及びJは、適切なグリニャール試薬を使用して、アミン中間体Hの調製に従って調製された。
アミン中間体L及びM(tert−ブチル(((3S,5R)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート及びtert−ブチル(((3R,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート)の調製。
tert−ブチル(((3S,5R)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート及び
tert−ブチル(((3R,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート。
THF(20mL)中のtert−ブチル(((5S)−1−ベンジル−5−(ヒドロキシメチル)ピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート(1.58g、5.23mmol)、トリフェニルホスフィン(1.51g、5.75mmol)及びフタルイミド(846mg、5.75mmol)の溶液に、DIAD(1.16mL、5.75mmol)を0℃で添加した。これを、0℃〜室温で撹拌し、TLCによってモニターした。その反応終了後、これを、減圧下で濃縮し、ヘキサン中の50〜90%の酢酸エチルを用いてシリカゲルによってカラムクロマトグラフィーで精製して、粗生成物を、オフホワイトの固体として得た(2.8g、純度約80%)。
MeOH(30mL)中の上記の粗生成物(2.8g、純度約80%、約5.2mmol)の溶液に、ヒドラジン一水和物(1.8mL、36.0mmol)を添加した。その混合物を、80℃で1時間撹拌し、次いで室温まで冷却した。その溶媒を減圧下で取り除き、その残渣を、CH2Cl2を用いて粉砕した。その白色固体を濾過によって除去し、その濾液を、減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製した。EtOAcでの溶出、次いで、10%のMeOH/CH2Cl2中の1%NH3・H2Oでの溶出によって、トップのRfスポット(386mg、黄色油状物,2段階で25%の収率)を、tert−ブチル(((3S,5R)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメートとして得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.30(m,5H),5.28(br.S,1H),3.99(d,J=13.5Hz,1H),3.15(d,J=12.9Hz,1H),3.09(m,2H),2.70−2.90(m,3H),2.51(m,1H),2.04−2.34(m,3H),1.36−1.50(m,10H)、及びボトムRfスポット(498mg、白色固体、2段階で32%の収率)を、tert−ブチル(((3S,5R)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメートとして得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.30(m,5H),4.52(br.S,1H),3.57(d,J=12.9Hz,1H),3.47(d,J=12.9Hz,1H),2.81−3.02(m,5H),1.80−1.95(m,2H),1.59(m,1H),1.43(s,9H),0.70(m,1H)
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
(tert−ブチル(((5S)−1−ベンジル−5−(ヒドロキシメチル)ピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート
乾燥THF(50mL)中の(2S)−メチル1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−カルボキシレート(2.37gmg、9.72mmol)の溶液に、0℃で、N2下で、LAH(730mg、19.4mmol)を数部添加した。その反応混合物を、0℃で30分間、次いで室温で1時間撹拌した。次いでその反応混合物を、0℃に冷却して、緩徐にH2O(0.7mL)、15%NaOH溶液(0.7mL)、EtOAc、及びH2O(2.8mL)を添加した。室温で30分間撹拌した後、Na2SO4を添加した。その反応混合物を、30分間撹拌し次いで、その固体を、Celiteパッドを通すことによって除去した。その濾液を、減圧下で濃縮して、粗中間体((2S)−4−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−2−イル)メタノールを得た。その粗中間体を、さらに精製及び特定はしなかった。これを次のステップに直接用いた。上記の中間体を、塩化メチレン(30mL)に溶解し、次いでこれにBoc2O(2.54g、11.7mmol)及びTEA(2.02mL、14.6mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、塩化メチレンで希釈し、水、ブラインで洗浄し、次いで無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。その溶媒を取り除き、その残渣を、EtOAcを用いるシリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を、淡黄色の油状物として収集した(1.58g、54%の収率)。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.30(m,5H),4.84(br.S,1H),3.98(d,J=13.5Hz,1H),3.72(m,1H),3.48(d,J=11.1Hz,1H),3.26(d,J=12.9Hz,1H),3.07(m,2H),2.73(m,2H),2.43(m,1H),2.26(m,1H),2.10(m,1H),1.60(m,2H),1.42(s,9H)。
アミン中間体N(tert−ブチル(2S,4S)−2−(アミノメチル)−4−シアノピロロリジン−1−カルボキシレート)の調製
(3S,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−カルボニトリル
MeOH(30mL)中の前のステップに由来する粗(3S,5S)−1−ベンジル−5−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピロロリジン−3−カルボニトリル(2.0g、純度約90%)に、NH
2NH
2・H
2O(1.5mL)を添加した。その反応混合物を、50℃で2時間撹拌した。その溶媒を減圧下で除去して、その残渣をCH
2Cl
2で粉砕した。その白色固体を濾過によって除去し、その濾液を、ブラインで洗浄して、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮し、シリカゲルカラムで精製した。10%のMeOH/CH
2Cl
2中の1%アンモニアでの溶出によって、所望の生成物(0.96g、2段階で87%の収率)を淡黄色の液体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)7.33−7.26(m,5H),4.02(d,J=14Hz,1H),3.32(d,J=14Hz,1H),3.18(dd,J=10Hz,J=2Hz,1H),2.99−2.91(m,2H),2.77−2.64(m,2H),2.49(dd,J=9Hz,J=8Hz,1H),2.34−2.22(m,1H),2.13−2.05(m,1H)。
アミンを以下のステップから調製した:
メチル(2S,4R)−4−ヒドロキシピロロリジン−2−カルボキシレート
MeOH(300mL)中の(2S,4R)−4−ヒドロキシピロロリジン−2−カルボン酸(30g、0.23mol)を、0℃に冷却し、SOCl
2(33mL)を10分にわたって滴加した。得られた混合物を、室温で一晩撹拌した。メタノールを取り除いて、その残渣をCH
2Cl
2(200mL)で粉砕して、所望の生成物を白色固体として得て、これをさらに精製することなく、次のステップに用いた.
メチル(2S,4R)−1−ベンジル−4−ヒドロキシピロロリジン−2−カルボキシレート
CH
2Cl
2(300mL)に含有されるその粗メチル(2S,4R)−4−ヒドロキシピロロリジン−2−カルボキシレート(約0.23mol)にTEA(96mL、0.69mol)を、次いでBnB
R(32.6mL、0.27mol)を少しずつ加えた。その反応温度を、煮沸するまで上昇させ、水浴によって冷却した。室温で一晩撹拌した後、この反応混合物を、水、1NのNaOH溶液、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥して、減圧下で濃縮し、粗生成物を得て、これを、シリカゲルプラグによって精製した。50%のEtOAc/ヘキサンによる溶出で、所望の生成物(50g、86%の収率)を、淡黄色の液体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)7.32−7.30(m,5H),4.48−4.41(m,1H),3.89(d,J=13Hz,1H),3.72−3.60(m,5H),3.32(dd,J=10Hz,J=5Hz,1H),2.46(dd,J=10Hz,J=4Hz,1H),2.29−2.20(m,1H),2.11−2.04(m,1H),1.91(br.s,1H)。
メチル(2S,4R)−1−ベンジル−4−(トシルオキシ)ピロロリジン−2−カルボキシレート
乾燥ピリジン(7.0mL)中のメチル(2S,4R)−1−ベンジル−4−ヒドロキシピロロリジン−2−カルボキシレート(3.25g、13.8mmol)を、0℃に冷却し、TsCl(2.75g、14.5mmol)を添加した。その得られた混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、CH
2Cl
2で希釈し、10%のクエン酸(2×50ml)、ブラインで洗浄し、Na
2SO
4で乾燥した。その有機溶液を減圧下で濃縮して、所望の粗生成物(2.0g、70%の収率)を、薄茶色の油状物として得て、これをさらに精製することなく次のステップに用いた。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)7.77−7.73(m,2H),7.33−7.22(m,7H),4.98−4.95(m,1H),3.84(d,J=13Hz,1H),3.64(s,3H),3.61−3.53(m,2H),3.27−3.24(m,1H),2.63(dd,J=11Hz,J=4Hz,1H),2.44(s,3H),2.77−2.25(m,2H)。
メチル(2S,4S)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−カルボキシレート
乾燥DMSO(10mL)中のメチル(2S,4R)−1−ベンジル−4−(トシルオキシ)ピロロリジン−2−カルボキシレート(3.79g、9.7mmol)に、NaCN(0.96g、19.5mmol)を添加した。その反応混合物を、60℃で一晩撹拌した。その反応混合物を、CH
2Cl
2で希釈し、水、ブラインで洗浄して、Na
2SO
4で乾燥した。その有機溶液を減圧下で濃縮して、所望の粗生成物(3.79g、84%の収率)を薄茶色の油状物として得て、これをさらに精製することなく次のステップに用いた。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)7.31(m,5H),3.95(d,J=14Hz,1H),3.74(s,3H),3.63−3.61(m,1H),3.48(dd,J=9Hz,J=6Hz,1H),3.24(dd,J=9Hz,J=5Hz,1H),3.08−3.05(m,1H),2.85(dd,J=9Hz,J=8Hz,1H),2.56−2.31(m,2H)。
(3S,5S)−1−ベンジル−5−(ヒドロキシメチル)ピロロリジン−3−カルボニトリル
乾燥THF(30mL)中のメチル(2S,4S)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−カルボキシレート(2.0g、8.2mmol)にLiBH
4(0.36g、16.4mmol)を添加した。その反応混合物を、80℃で1時間撹拌した。その反応混合物を、室温まで冷却して、アセトン(1mL)を添加して、過剰のLiBH
4をクエンチした。30分間撹拌した後、その溶媒を減圧下で除去し、その残渣を、EtOAcと飽和NaHCO
3溶液との間で分配させた。その有機層をブラインで洗浄して、Na
2SO
4で乾燥し、減圧下で濃縮して、シリカゲルカラムで精製した。50%のEtOAc/ヘキサンでの溶出によって、所望の生成物(1.1g、62%の収率)を、淡黄色の油状物として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)7.33−7.26(m,5H),4.03(d,J=14Hz,1H),3.77(dd,J=11Hz,J=3Hz,1H),3.53−3.47(m,1H),3.39(d,J=14Hz,1H),3.22(d,J=Hz,1H),2.99−2.94(m,1H),2.85−2.79(m,1H),2.61−2.56(m,1H),2.40−2.23(m,2H)。
(3S,5S)−1−ベンジル−5−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)ピロロリジン−3−カルボニトリル
THF(15mL)中の(3S,5S)−1−ベンジル−5−(ヒドロキシメチル)ピロロリジン−3−カルボニトリル(1.1g、5.1mmol)の溶液に、フタルイミド(823mg、5.6mmol)、Ph3P(1.46g、5.6mmol)を添加し、次いで、0℃に冷却し、DIAD(1.13mL、5.6mmol)を、5分間にわたって少しずつ添加した。得られた混合物を、室温で一晩撹拌した。その溶媒を減圧下で除去し、その残渣をシリカゲルカラムで精製した。10〜30%のEtOAc/ヘキサンによる溶出で、粗生成物(2g、純度約90%)を得て、これを次のステップに直接用いた。1H NMR(300MHz,CDCl3)7.87−7.84(m,2H),7.76−7.71(m,2H),7.32−7.19(m,5H),4.23(d,J=13Hz,1H),3.87(d,J=5Hz,2H),3.44(d,J=14Hz,1H),3.18(dd,J=10Hz,J=4Hz,1H),3.03−2.96(m,1H),2.94−2.85(m,1H),2.56(dd,J=10Hz,J=7Hz,1H),2.38−2.16(m,2H)。
アミン中間体O、P及びQを、適切な4−ヒドロキシピロロリジン−2−カルボン酸を用いるアミン中間体Mの調製によって調製した。
(3S,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−カルボニトリル(アミン中間体O)
1H NMR(300MHz,CDCl
3)7.33−7.26(m,5H),4.02(d,J=14Hz,1H),3.32(d,J=13Hz,1H),3.18(d,J=10Hz,1H),3.00−2.64(m,4H),2.50(dd,J=10Hz,J=7Hz,1H),2.34−2.05(m,2H)。
(3S,5R)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−カルボニトリル(アミン中間体P)
1H NMR(300MHz,CDCl
3)7.32−7.26(m,5H),4.00(d,J=13Hz,1H),3.36(d,J=13Hz,1H),3.23(dd,J=9Hz,J=8Hz,1H),2.95−2.80(m,3H),2.69(d,J=10Hz,1H),2.50(t,J=10Hz,1H),2.26−2.20(m,2H)。
(3R,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−カルボニトリル(アミン中間体Q)
1H NMR(300MHz,CDCl3)7.30−7.26(m,5H),3.99(d,J=14Hz,1H),3.56(d,J=13Hz,1H),3.23(dd,J=9Hz,J=7Hz,1H),2.99−2.78(m,3H),2.69(dd,J=13Hz,J=2Hz,1H),2.50(t,J=10Hz,1H),2.34−2.15(m,2H)。
アミン中間体R(tert−ブチル(6−(アミノメチル)−1−ベンジル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)カルバメート)の調製
tert−ブチル(6−(アミノメチル)−1−ベンジル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)カルバメート
MeOH(5mL)中の粗tert−ブチル(1−ベンジル−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)カルバメート(100mg、0.22mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(21μL、0.44mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、減圧下で濃縮して、得られた残渣をジクロロメタンに懸濁した。その懸濁物を、Celiteを通して濾過した。次いで、その濾液を、水及びブラインで洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、それを、減圧下で濃縮し、生成物(15mg、35%)を黄色油状物として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3).7.40−7.22(m,5H),5.83(s,1H),5.50(s,1H),3.77−3.63(m,2H),3.17−2.82(m,4H),2.67−2.64(m,1H),2.34−2.29(m,1H),2.04−1.92(m,1H),1.43(s,9H).
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
メチル5−(N.N−ジ−tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−2−ピリジンカルボキシレート
アセトニトリル(50mL)中のメチル5−アミノピコリネート(1.78g、11.70mmol)の溶液に、Boc無水物(5.20g、23.58mmol)及びDMAP(300mg、2.46mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を、ジクロロメタンで希釈して、水で洗浄し、次いでブラインで洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、及びそれを、減圧下で濃縮した。その得られた残渣を、0〜50%の酢酸エチル/ヘキサンを使用するシリカゲルクロマトグラフィー溶出を用いて精製して、生成物(2.92g、83%)を黄色の固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3).8.52(d,J=2Hz,1H),8.16(d,J=8Hz,1H),7.65−7.61(m,1H),4.02(s,3H),1.40(s,18H)。
ステップ2)
tert−ブチル(6−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル)カルバメート
メタノール(100mL)中のメチル5−(N.N−ジ−tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ−2−ピリジンカルボキシレート(2.00g、5.70mmol)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(650mg、17.00mmol)を添加した。その反応混合物を、一晩灌流させた。その反応混合物を、減圧下で濃縮し、その得られた残渣を酢酸エチルで希釈した。次いで、これを、1NのNaOH及びブラインで洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、それを、減圧下で濃縮して、所望の生成物(920mg、72%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3).8.40(d,J=2Hz,1H),7.97−7.95(m,1H),7.20(d,J=9Hz,1H),6.52(br.s,1H),4.71(s,2H),3.41(br.s,1H),1.53(s,9H)。
ステップ3)
tert−ブチル(6−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)ピリジン−3−イル)カルバメート
ジクロロメタン(10mL)中のtert−ブチル(6−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル)カルバメート(920mg、4.11mmol)の溶液に、tert−ブチルジフェニルシリルクロライド(1.24mL、4.52mmol)及びイミダゾール(560mg、8.24mmol)を添加した。その反応混合物を、一晩撹拌した。その反応混合物を、ジクロロメタンで希釈し、次いでそれを、水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮した。その得られた残渣を、0〜50%の酢酸エチル/ヘキサンで溶出するシリカカラムクロマトグラフィーを用いて精製して、生成物(1.90g、100%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)8.33(s,1H),7.95(s,1H),7.69−7.66(m,4H),7.59(d,J=Hz,1H),7.44−7.33(m,6H),6.48(br.s,1H),4.82(s,2H),1.53(s,9H),1.11(s,9H)。
ステップ4)
1−ベンジル−5−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)ピリジン−1−イウムブロミド
トルエン(20mL)中のtert−ブチル(6−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)ピリジン−3−イル)カルバメート(1.90g、4.10mmol)の溶液に、臭化ベンジル(1.45mL、12.30mmol)を添加した。その反応混合物を、10時間還流した。次いで、その反応混合物を、室温まで冷却して、ヘキサンを添加して、白色懸濁物を形成した。その懸濁物を濾過して、生成物を白色固体として得た(2.0g、77%)。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)10.44(br.s,1H),10.21(s,1H),9.22(d,J=9Hz,1H),7.65−7.30(m,14H),7.05(d,J=8Hz,2H),5.64(s,2H),4.75(s,2H),1.53(s,9H),1.08(s,9H)。
ステップ5)
tert−ブチル(1−ベンジル−6−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)カルバメート
MeOH(20mL)中の1−ベンジル−5−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)ピリジン−1−イウムブロミド(2.0g、3.16mmol)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(240mg、6.31mmol)を添加した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣を酢酸エチルで希釈した。有機層を1N NaOH及びブラインで洗浄した。次いで、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮して、所望の生成物を茶色の油状物として得た(1.76g、100%)。1H NMR(300MHz,CDCl3)7.72−7.70(m,14H),7.02(d,J=6Hz,1H),5.77(s,1H),5.42(s,1H),3.92−3.85(m,3H),3.72−3.62(m,2H),3.03−2.97(m,3H),2.37−2.18(m,1H),1.42(s,9H),1.07(s,9H)。
ステップ6)
tert−ブチル(1−ベンジル−6−(ヒドロキシメチル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)カルバメート
テトラヒドロフラン(20mL)中のtert−ブチル(1−ベンジル−6−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)カルバメート(1.76g、3.16mmol)の溶液に、テトラヒドロフラン(6.40mL、6.40mmol)中の1MのTBAFを添加した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣を、0〜100%酢酸エチル/ヘキサンで溶出するシリカゲルカラムで精製した。生成物は茶色の油として得られた(413mg、45%)。1H NMR(300MHz,CDCl3)7.33−7.24(m,5H),5.82(s,1H),5.52(s,1H),3.82−3.62(m,2H),3.53−3.47(m,1H),3.30−3.24(m,1H),3.12−2.96(m,2H),2.41−2.34(m,2H),1.90−1.82(m,1H),1.43(s,9H)。
ステップ7)
tert−ブチル(1−ベンジル−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)カルバメート
テトラヒドロフラン(10mL)中のtert−ブチル(1−ベンジル−6−(ヒドロキシメチル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)カルバメート(413mg、1.30mmol)の溶液に、トリフェニルホスフィン(374mg、1.43mmol)及びフタルイミド(210mg、1.43mmol)を添加した。次に、DIAD(0.29mL、1.43mmol)を、混合物に0℃でゆっくりと加えた。次に、その反応混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、水で洗浄し、次いでブラインで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮して、粗生成物(314mg、54%)を黄色の油として得た。
アミンS(tert−ブチル(6−(アミノメチル)−1−ベンジル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)カルバメート)
tert−ブチル(6−(アミノメチル)−1−ベンジル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)カルバメート
MeOH(5mL)中の粗tert−ブチル(1−ベンジル−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)カルバメート(100mg、0.22mmol)の溶液に、ヒドラジン水和物(21μL、0.44mmol)を添加した。その反応混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣をジクロロメタン中に懸濁した。懸濁液をセライトでろ過した。次に、濾液を水で洗浄し、次にブラインで洗浄した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮して、所望の生成物(30mg、43%)を黄色の油として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)7.36−7.23(m,5H),5.67−5.65(m,2H),3.75−3.48(m,2H),3.28−3.21(m,1H),3.10−3.04(m,1H),2.95−2.86(m,2H),2.73−2.65(m,1H),2.38−2.33(m,1H),1.99−1.93(m,1H),1.46(s,9H)。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
メチル4−(N.N−ジ−tert−ブチルオキシカルボキシル)アミノ−2−ピリジンカルボキシレート
アセトニトリル(50mL)中のメチル4−アミノピコリネート(1.80g、11.79mmol)の溶液に、Boc無水物(5.20g、23.58mmol)及びDMAP(288mg、2.36mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を、ジクロロメタンで希釈して、水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮した。その得られた残渣を、0〜50%の酢酸エチル/ヘキサンで溶出するカラムで精製して、生成物(1.98g、48%)を黄色の固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)8.73(d,J=5Hz,1Hz),7.95(d,J=2Hz,1H),7.32−7.29(m,1H),4.10(s,3H),1.45(s,18H)。
ステップ2)
tert−ブチル(2−(ヒドロキシメチル)ピリジン−4−イル)カルバメート
メタノール(30mL)中のメチル4−(N.N−ジ−tert−ブチルオキシカルボキシル)アミノ−2−ピリジンカルボキシレート(1.10g、3.10mmol)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(360mg、9.52mmol)を添加した。その反応混合物を、一晩還流した。その反応混合物を、減圧下で濃縮し、その得られた残渣を酢酸エチルで希釈した。これを、1NのNaOHを用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮して、所望の生成物(600mg、86%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)8.36(d,J=5Hz,1H),7.36(s,1H),7.14−7.12(m,1H),6.77(br.s,1H),4.70(s,2H),1.52(s,9H)。
ステップ3)
tert−ブチル(2−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)ピリジン−4−イル)カルバメート
ジクロロメタン(10mL)中のtert−ブチル(2−(ヒドロキシメチル)ピリジン−4−イル)カルバメート(600mg、2.68mmol)の溶液に、tert−ブチルジフェニルシリルクロライド(0.77mL、2.95mmol)及びイミダゾール(365mg、5.36mmol)を添加した。その反応混合物を、一晩撹拌した。その反応混合物を、ジクロロメタンで希釈し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮した。その得られた残渣を、0〜50%の酢酸エチル/ヘキサンで溶出するカラムで精製して、生成物(1.20g、97%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)8.31(d,J=5Hz,1H),7.69−7.67(m,4H),7.50−7.33(m,8H),6.71(br.s,1H),4.82(s,2H),1.54(s,9H),1.13(s,9H)。
ステップ4)
1−ベンジル−4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)ピリジン−1−イウムブロミド
トルエン(30mL)中のtert−ブチル(2−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)ピリジン−4−イル)カルバメート(1.00g、2.16mmol)の溶液に、臭化ベンジル(0.77mL、6.48mmol)を添加した。その反応混合物を、10時間還流した。次いで、その反応混合物を、室温まで冷却して、ヘキサンを添加して、白色懸濁物を形成した。その懸濁物を濾過して、生成物を白色固体として得た(1.20g、88%)。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)11.16(br.s,1H),8.65−8.58(m,3H),7.58−7.15(m,13H),6.94(d,J=7Hz,2H),5.59(s,2H),4.73(s,2H),1.54(s,9H),1.09(s,9H)。
ステップ5)
tert−ブチル(1−ベンジル−2−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)カルバメート
MeOH(2mL)中の1−ベンジル−4−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)ピリジン−1−イウム ブロミド(235mg、0.37mmol)の溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(38mg、0.73mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、減圧下で濃縮し、その得られた残渣を酢酸エチルで希釈した。その有機層を1NのNaOHを用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮し、所望の生成物を無色の油状物として得た(200mg、97%)。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)7.77−7.65(m,4H),7.44−7.22(m,11H),5.78−5.71(m,2H),3.99−3.51(m,4H),3.30(m,1H),3.07−3.06(m,1H),2.91−2.85(m,1H).2.53−2.47(m,1H),2.20−2.13(m,1H),1.47(s,9H),1.07(s,9H)。
ステップ6)
tert−ブチル(1−ベンジル−6−(ヒドロキシメチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)カルバメート
テトラヒドロフラン(5mL)の中のtert−ブチル(1−ベンジル−2−(((tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ)メチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)カルバメート(200mg、0.36mmol)の溶液に、テトラヒドロフラン(1.00mL、1.00mmol)中の1M TBAFを添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、減圧下で濃縮し、得られた残渣を、0〜100%の酢酸エチル/ヘキサンで溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製した。その生成物を、無色の油状物として(30mg、26%)得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)7.31(m,5H),5.73−5.71(m,2H),3.87−3.82(m,1H),3.64−3.54(m,2H),3.42−3.36(m,1H),3.24−3.25(m,1H),3.03−2.94(m,1H),2.69−2.61(m,1H),2.34−2.24(m,1H),1.97−1.88(m,1H),1.46(s,9H)。
ステップ7)
tert−ブチル(1−ベンジル−6−((1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)メチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)カルバメート
テトラヒドロフラン(2mL)中のtert−ブチル(1−ベンジル−6−(ヒドロキシメチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)カルバメート(318mg、1.00mmol)の溶液に、トリフェニルホスフィン(286mg、1.10mmol)及びフタルイミド(159mg、1.10mmol)を添加した。次いで、DIAD(0.22mL、1.10mmol)を、この混合物に0℃で緩徐に添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、ジクロロメタンで希釈し、水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、減圧下で濃縮して粗生成物(251mg、56%)を黄色油状物として得た。
アミン中間体Tの調製:tert−ブチル((3S,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)カルバメート
tert−ブチル((3S,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)カルバメート
THF(15mL)中にトリフェニルホスフィン(1.08g、4.12mmol)及びフタルイミド(0.605g、4.12mmol)を含有するフラスコに、tert−ブチル((3S,5S)−1−ベンジル−5−(ヒドロキシメチル)ピロロリジン−3−イル)カルバメート(1.05g、3.43mmol)を、続いてDIAD(677mL、4.29mmol)を0℃で添加した。その反応混合物を、0℃で撹拌し、室温まで温めさせて、一晩撹拌した。その混合物を減圧下で濃縮し、残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィーを用いて精製して、フタルイミド生成物(1.0g、67%)を白色固体として得た。次いで、これを、エタノール(20mL)に溶解し、ヒドラジン一水和物(0.22mL、4.57mmol)を添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで60℃で加熱した。その形成された沈殿物を、濾別してその濾液を、減圧下で濃縮して、アミン生成物(0.53g、76%の収率)をゲルとして得た。MS:C17H27N3O2の計算値、306.21[M+H+]、実測値306.25[M+H]+。
アミン中間体Uの調製:(2S,4S)−1−ベンジル−N−メチル−4−(メチルアミノ)ピロロリジン−2−カルボキサミド
(2S,4S)−1−ベンジル−N−メチル−4−(メチルアミノ)ピロロリジン−2−カルボキサミド
THF(2.0M、20mL)中のメチルアミンの溶液に、(2S,4R)−メチル1−ベンジル−4−(トシルオキシ)ピロロリジン−2−カルボキシレート(0.63g、1.62mmol)を添加した。その反応混合物を、密閉管の中で、100℃で加熱した。この反応混合物に、塩化メチレンを添加し、次いで減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して(酢酸エチル中、0〜15%メタノール)、生成物を白色の粉末として得た(0.095g、25%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.32(m,5H),3.85(d,J=12.9Hz,1H),3.45(d,J=12.9Hz,1H),3.20(t,J=7.2Hz,1H),3.13(m,1H),2.95(d,J=9.9Hz,1H),2.75(s,3H),2.49(m,2H),2.32(s,3H),1.73(m,1H).MS:C14H21N3Oの計算値248.17[M+H+]、実測値248.15[M+H]+。
アミン中間体V:(S)−ベンジル(4−(3−アミノピロロリジン−1−イル)シクロヘキシル)カルバメート
(S)−ベンジル(4−(3−アミノピロロリジン−1−イル)シクロヘキシル)カルバメート
MeOH(8mL)中の(S)−ベンジル(4−(3−N−Boc−アミノピロロリジン−1−イル)シクロヘキシル)カルバメート(350mg、0.84mmol)の溶液に、HCl溶液(ジオキサン中4M、1mL、4mmol)を添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで、室温で撹拌し、次いで溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(280mg、60%の収率)。MS:C18H27N3O2の計算値318.21[M+H+]、実測値318.25[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
(S)−ベンジル(4−(3−N−Boc−アミノピロロリジン−1−イル)シクロヘキシル)カルバメート
MeOH(20mL)中のベンジル(4−オキソシクロヘキシル)カルバメート(0.50g、2mmol)及び(S)−tert−ブチルピロロリジン−3−イルカルバメート(0.37g、2mmol)の混合物に、4Åの分子篩及びNaBH3CN(0.15g、2.4mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、TLCによってチェックした。その反応終了後、それを、減圧下で濃縮し、EtOAc中の0〜10%のMeOHを用いてシリカのカラムクロマトグラフィーによって精製して、生成物を、無色の固体として得た(0.35g、42%の収率)。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.35(m,5H),5.08(s,2H),4.85(br,1H),4.56(br,1H),4.15(m,1H),3.50(m,1H),2.92(m,1H),2.69(m,2H),2.39(m,1H),2.23(m,1H),2.04(m,1H),1.95(m,1H),1.68(m,2H),1.43(m,9H),1.36(m,2H),1.21(m,2H).MS:C23H35N3O4の計算値、418.26[M+H]+、実測値418.30[M+H]+。
この化合物は市販されていた。
この化合物は市販されていた。
アミン中間体Yの調製:ベンジル(2−アミノエチル)(4−(((ベンジルオキシ)カルボキシル)アミノ)シクロヘキシル)カルバメート塩化水素塩
ベンジル(2−アミノエチル)(4−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)シクロヘキシル)カルバメート塩化水素塩
MeOH(10mL)中のベンジル(2−(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)(4−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)シクロヘキシル)カルバメート(370mg、0.84mmol)の溶液に、ジオキサン中のHClの溶液(ジオキサン中4M、2mL、8mmol)を添加した。これを、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。その溶媒を減圧下で除去した。その残渣をEt2Oで粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(250mg、77%の収率)。MS:C24H31N3O4について計算値426.23[M+H]+、実測値426.30[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1):
ベンジル(2−(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)(4−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)シクロヘキシル)カルバメート
MeOH(10mL)の中のベンジル(4−((2−N−Boc−アミノエチル)アミノ)シクロヘキシル)カルバメート(420mg、1.07mmol)の溶液に、CbzCl(0.245mL、1.6mmol)及びDIEA(0.56mL、3.2mmol)を0℃で添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで、0℃〜室温で撹拌した。その反応混合物を、EtOAcで希釈し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄して、その有機層を減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の20〜30%のEtOAcを用いて精製して、生成物を白色の粉末として得た(460mg、82%の収率)。MS:C29H39N3O6の計算値、526.28[M+H]+、実測値526.40[M+H]+。
ステップ2):
ベンジル(4−((2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)アミノ)シクロヘキシル)カルバメート
DCM(20mL)中のベンジル(4−オキソシクロヘキシル)カルバメート(0.50g、2mmol)及びtert−ブチル(2−アミノエチル)カルバメート(0.40g、2.5mmol)の混合物に、4Å分子篩及びNaBH3CN(0.19g、3.0mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、TLCによってチェックした。その反応の終了後、それを、減圧下で濃縮し、その残渣を、カラムクロマトグラフィーによって精製して、生成物を無色の固体として得た(0.42g、54%の収率)。MS:C21H33N3O4についての計算値、392.25[M+H]+、実測値392.25[M+H]+。
アミン中間体Z:ベンジル4−((2−アミノエチル)((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート塩化水素塩
ベンジル4−((2−アミノエチル)((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート塩化水素塩
MeOH(10mL)中のベンジル4−(((ベンジルオキシ)カルボニル)(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート(280mg、0.55mmol)の溶液に、溶液中のHCl(ジオキサン中4M、1mL、4mmol)を添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで、室温で撹拌した。その溶媒を減圧下で取り除いた。その残渣を、Et2Oで粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(195mg、79%の収率)。MS:C23H29N3O4について、計算値412.22[M+H]+、実測値412.25[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1):
ベンジル4−(((ベンジルオキシ)カルボニル)(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート
MeOH(10mL)中のベンジル4−((2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート(450mg、1.2mmol)の溶液に、CbzCl(0.25mL、1.75mmol)及びDIEA(0.62mL、3.6mmol)を0℃で添加した。その反応混合物を、TLC解析に基づいて出発材料がなくなるまで0℃〜室温で撹拌した。その反応混合物を、EtOAcで希釈し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その残渣を、カラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の20〜35%のEtOAcを用いて精製して、生成物を白色の粉末として得た(290mg、47%の収率)。MS:C
28H
37N
3O
6についての計算値、512.27[M+H]
+、実測値512.35[M+H]
+。
ステップ2):
ベンジル4−((2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)アミノ)ピペリジン−1−カルボキシレート
DCM(20mL)中のベンジル(4−オキソシクロヘキシル)カルバメート(0.467g、2mmol)及びtert−ブチル(2−アミノエチル)カルバメート(0.40g、2.5mmol)の混合物に、4Å分子篩及びNaBH3CN(0.19g、3.0mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、TLCによってチェックした。その反応の終了後、それを、濃縮して、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、生成物を無色の固体として得た(0.46g、61%の収率)。MS:C20H31N3O4について計算値、378.23[M+H]+、実測値378.20[M+H]+。
アミン中間体Z1:tert−ブチル3−((2−アミノエチル)(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピロロリジン−1−カルボキシレートの調製
tert−ブチル3−((2−アミノエチル)(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピロロリジン−1−カルボキシレート
MeOH(5mL)中のtert−ブチル3−((2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)エチル)(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピロロリジン−1−カルボキシレート(50mg、0.11mmol)の溶液に、Pd/C(10%,20mg)を添加した。その反応混合物を、H2下で一晩撹拌した。その反応混合物を、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、その溶媒を、減圧下で除去した。その残渣を、オフホワイトの粉末として収集し(33mg、91%)これを精製することなく反応に用いた。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1):
tert−ブチル3−((2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)エチル)アミノ)ピロロリジン−1−カルボキシレート
MeOH(10mL)中のtert−ブチル3−オキソピロロリジン−1−カルボキシレート(0.388g、2mmol)及びベンジル(2−アミノエチル)カルバメート(0.185g、1mmol)の混合物に、4Å分子篩及びNaBH(OAc)3(0.64g、3.0mmol)を添加した。これを、室温で撹拌して、TLCによってチェックした。その反応の終了後、それを、減圧下で濃縮し、EtOAcで抽出し、その有機層を減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、生成物を無色の油状物として得た(0.15g、41%の収率)。
ステップ2):
tert−ブチル3−((2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)エチル)(tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピロロリジン−1−カルボキシレート
DCM(20mL)中のtert−ブチル3−((2−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)エチル)アミノ)ピロロリジン−1−カルボキシレート(0.14g、0.38mmol)の溶液に、Boc2O(0.125g、0.57mmol)を添加した。その反応混合物を、出発材料が残ってないことがTLC分析で示されるまで、室温で撹拌した。その反応混合物を、濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、生成物を白色の粉末として得た(0.13g、74%)。
アミン中間体Z2:ベンジル(2−アミノエチル)(3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)シクロヘキシル)カルバメートの調製
ベンジル(2−アミノエチル)(3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)シクロヘキシル)カルバメート
THF(10mL)中のベンジル(3−((2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)アミノ)シクロヘキシル)−カルバメート(460mg、0.87mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(ジオキサン中に4M、1mL、4mmol)を添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。その溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーで、EtOAc中のMeOH(5%アンモニア含有)を用いて精製し、オフホワイトの粉末を得た(250mg、62%の収率)。MS:C24H31N3O4の計算値、426.23[M+H]+、実測値426.25[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1):
tert−ブチル(2−((3−アミノシクロヘキシル)アミノ)エチル)カルバメート
DMF中のシクロヘキサン−1,3−ジアミン(0.23g、2mmol)及びtert−ブチル(2−ブロモエチル)カルバメート(0.45g、2mmol)の溶液に、K2CO3(0.83g、6mmol)を室温で添加した。その混合物を室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、EtOAcで希釈した。その有機層を、水次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を減圧下で濃縮した。その粗混合物を、精製することなく次のステップに用いた。MS:C13H27N3O2の計算値、258.21[M+H]+、実測値258.25[M+H]+。
ステップ2):
ベンジル(2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)エチル)(3−(((ベンジルオキシ)カルボニル)アミノ)シクロヘキシル)カルバメート
DMF(6mL)中の粗tert−ブチル(2−((3−アミノシクロヘキシル)アミノ)エチル)カルバメート(515mg、2mmol)の溶液に、CbzCl(0.72mL、5mmol)及びDIEA(1.0mL、6mmol)を0℃で添加した。その反応混合物を、0℃〜室温で出発材料がなくなるまで撹拌した。その反応混合物を、EtOAcで希釈し、その有機層を水、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の0〜30%のEtOAcを用いて精製して、生成物を白色の粉末として得た(470mg、2段階で42%の収率)。MS:C29H39N3O6について計算値526.28[M+H]+、実測値526.35[M+H]+。
アミン中間体Z3:(S)−ベンジル4−(3−アミノピロロリジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート塩化水素塩の調製
(S)−ベンジル4−(3−アミノピロロリジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート塩化水素塩
MeOH(10mL)中の(S)−ベンジル4−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピロロリジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート(420mg、1.04mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(ジオキサン中に4M、1.5mL、6mmol)を添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。溶媒を、減圧下で反応混合物から取り除いた。その残渣を、Et2Oで粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(260mg、67%の収率)。MS:C17H25N3O2の計算値304.19[M+H]+、実測値304.20[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
(S)−ベンジル4−(3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)ピロロリジン−1−イル)ピペリジン−1−カルボキシレート
MeOH(20mL)中のベンジル4−オキソピペリジン−1−カルボキシレート(0.467g、2mmol)及び(S)−tert−ブチルピロロリジン−3−イルカルバメート(0.37g、2mmol)の混合物に、4Å分子篩及びNaBH3CN(0.15g、2.4mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、TLC分析によってモニターした。その反応の終了後、この反応混合物を、減圧下で濃縮し、その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、EtOAc中の0〜15% MeOHを用いて精製し、所望の生成物を無色の固体として得た(0.43g、53%の収率)。MS:C22H33N3O4についての計算値、404.25[M+H]+、実測値404.25[M+H]+。
実施例1.(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−5−(4フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(10mL)中のジベンジル(5−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(16mg、0.03mmol)の溶液に、Pd/C(10%、50mg)を添加した。その反応混合物を、H
2下で一晩撹拌した。これを、Celiteのパッドを通して濾過し、及び減圧下で濃縮した。これを、MeOH(2mL)に溶解し、HCl溶液(ジオキサン中に4M、0.05mL)を添加した。これを室温で一晩撹拌して、溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(8mg、62%の収率)。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 8.00(s,1H),7.78(s,1H),7.71(m,2H),7.68(m,2H),7.51(m,1H),7.25(m,2H),3.79(m,1H),3.69(m,1H),3.45(m,1H),3.07(m,2H),1.87(m,4H).MS(ESI+):C
20H
23FN
4Oについて355.20[M+H]
+。
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
ジベンジル(5−(5−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
乾燥塩化メチレン(5mL)中の5−ブロモ−1H−インドール−2−カルボン酸(72mg、0.3mmol)の溶液に、DIPEA(0.15mL、1.2mmol)、DMAP(37mg、0.3mmol)及びEDC(69mg、0.36mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジベンジル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)−(S)−ジカルバメート(中間体A)(116mg、0.3mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これを、減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製し(60〜80%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物(75mg、41%の収率)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 9.22(br,1H),7.75(s,1H),7.63(m,1H),7.48(m,1H),7.35(m,1H),5.08(m,4H),3.87(m,1H),3.52(m,2H),3.22(m,2H),1.56(m,4H)。
ステップ2)
ジベンジル(5−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
ジオキサン(4mL)中のジベンジル(5−(5−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(70mg、0.11mmol)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(30mg、0.22mmol)、K2CO3水溶液(2M、0.165mL)の混合物を脱気して、Pd(dppf)2Cl2(8mg、0.01mmol)を添加した。その混合物を95℃で一晩加熱し、それをEtOAcで抽出した。その有機相を合わせて、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(50〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製し、生成物(17mg、25%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CD3COCD3)δ 7.91(m,2H),7.86(s,1H),7.70(m,1H),7.55(m,1H),7.33(m,1H),7.28(m,10H),7.11(m,2H),6.45(br,1H),6.37(br,1H),5.05(m,4H),3.88(m,1H),3.50(m,2H),3.17(m,2H),1.63(m,4H)。
実施例2。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(5mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(50mg、0.09mmol)の溶液に、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.1mL)を添加した。これを室温で一晩撹拌して、溶媒を除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、薄茶色の粉末として収集した(28mg、73%の収率)。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 8.19(d,J=8.1Hz,1H),8.07(m,2H),7.65(m,2H),7.43(s,1H),7.25(m,1H),7.18(m,1H),3.69(m,1H),3.60(m,1H),3.49(m,1H),3.05(m,2H),1.88(m,4H)。
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
ジ−tert−ブチル(5−(6−ブロモ−1H−インドール−3−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
乾燥塩化メチレン(5mL)中の6−ブロモ−1H−インドール−3−カルボン酸(72mg、0.3mmol)の溶液に、DIPEA(0.15mL、1.2mmol)、HOBt(28mg、0.18mmol)及びEDC(69mg、0.36mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体B)(95mg、0.3mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これを、減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して(60〜80%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物(72mg、45%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.72(br,1H),8.00(d,J=9Hz,1H),7.69(s,1H),7.52(s,1H),7.28(m,1H),6.98(br,1H),5.01(br,1H),4.76(br,1H),3.76(m,1H),3.46(m,2H),3.11(m,2H),1.55(m,4H),1.42(s,9H),1.33(s,9H)。
ステップ2)
ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
ジオキサン(5mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−ブロモ−1H−インドール−3−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(70mg、0.13mmol)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(36mg、0.26mmol)、KF(38mg、0.65mmol)の混合物を脱気して、Pd(dppf)2Cl2(21mg、0.026mmol)を添加した。その反応混合物を、100℃で一晩加熱し、それを、減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して(50〜80%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物(29mg、40%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.00(br,1H),7.78(m,1H),7.67(s,1H),7.53(m,2H),7.43(m,1H),7.32(m,1H),7.07(m,2H),6.84(br,1H),4.92(br,1H),4.68(br,1H),3.80(m,1H),3.52(m,2H),3.13(m,2H),1.60(m,4H),1.43(s,9H),1.36(s,9H)。
実施例3。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(5mL)中のジ−tert−ブチル(5−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(35mg、0.06mmol)の溶液に、HCl溶液(ジオキサン中に4M、0.1mL)を添加した。これを室温で一晩撹拌して、溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(18mg、67%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 8.23(s,1H),7.98(s,1H),7.77(m,2H),7.65(m,1H),7.63(m,1H),7.24(t,J=8.4Hz,2H),3.73(m,1H),3.62(m,1H),3.57(m,1H),3.04(m,2H),1.84(m,4H)。
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
ジ−tert−ブチル(5−(5−ブロモ−1H−インドール−3−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
乾燥塩化メチレン(5mL)中の5−ブロモ−1H−インドール−3−カルボン酸(72mg、0.3mmol)の溶液に、DIPEA(0.15mL、1.2mmol)、HOBt(28mg、0.18mmol)及びEDC(69mg、0.36mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体B)(95mg、0.3mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これを、EtOAcを用いて希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して(60〜80%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物(90mg、56%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.62(br,1H),8.31(s,1H),7.72(s,1H),7.28(m,2H),7.01(br,1H),5.03(br,1H),4.75(br,1H),3.76(m,1H),3.48(m,2H),3.11(m,2H),1.56(m,4H),1.42(s,9H),1.34(s,9H)。
ステップ2)
ジ−tert−ブチル(5−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
ジオキサン(5mL)中のジ−tert−ブチル(5−(5−ブロモ−1H−インドール−3−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(70mg、0.13mmol)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(36mg、0.26mmol)、KF(38mg、0.65mmol)の混合物を脱気して、Pd(dppf)2Cl2(21mg、0.026mmol)を添加した。その混合物を、100℃で一晩加熱し、それを、減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(50〜80%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、生成物(35mg、48%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.10(br,1H),8.32(s,1H),7.78(s,1H),7.65(m,2H),7.44(m,2H),7.07(m,2H),6.94(br,1H),4.95(br,1H),4.69(br,1H),3.80(m,1H),3.52(m,2H),3.13(m,2H),1.60(m,4H),1.42(s,9H),1.30(s,9H)。
実施例4。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−2−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−イル)アセトアミド二塩酸塩.
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−2−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−イル)アセトアミド二塩酸塩
MeOH(5mL)中のジ−tert−ブチル(5−(2−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−イル)アセトアミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(30mg、0.05mmol)の溶液に、HCl溶液(ジオキサン中に4M、0.15mL)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌し、溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(16mg、69%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.85(m,1H),7.74(m,2H),7.59(m,1H),7.50(m,1H),7.33(m,2H),7.24(m,1H),3.76(s,2H),3.42(m,1H),3.33(m,1),3.29(m,21H),2.89(m,2H),1.62−1.43(m,4H)。
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
ジ−tert−ブチル(5−(2−(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)アセトアミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
乾燥塩化メチレン(5mL)中の2−(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)酢酸(76mg、0.3mmol)の溶液に、DIPEA(0.11mL、0.6mmol),HOBt(28mg、0.18mmol)及びEDC(69mg、0.36mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体B)(95mg、0.3mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これを、EtOAcを用いて希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのクロマトグラフィーによって精製して(50〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物(100mg、60%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.31(br,1H),7.68(s,1H),7.28(m,2H),7.17(s,1H),6.14(br,1H),4.62(br,2H),3.77(s,2H),3.50(m,1H),3.26(m,2H),3.07(m,2H),1.63(m,4H),1.42(s,9H),1.38(s,9H)。
ステップ2)
ジ−tert−ブチル(5−(2−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−3−イル)アセトアミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
ジオキサン(8mL)中のジ−tert−ブチル(5−(2−(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)アセトアミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(95mg、0.17mmol)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(48mg、0.34mmol)、KF(41mg、0.68mmol)の混合物を脱気して、Pd(dppf)2Cl2(26mg、0.03mmol)を添加した。その混合物を100℃で一晩加熱し、それを、減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して(50〜70%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物(32mg、33%の収率)白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.61(br,1H),7.67(m,1H),7.56(m,1H),7.41(s,1H),7.21(m,2H),7.10(m,3H),6.24(br,1H),4.72(br,1H),4.65(br,1H),3.73(s,2H),3.48(m,1H),3.22(m,2H),3.04(m,2H),1.83−1.63(m,4H),1.42(s,9H),1.36(s,9H)。
実施例5.(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−ニトロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−ニトロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(1mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−(4−ニトロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(10mg、0.017mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(4M,0.05mL、0.2mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その残渣を、減圧下で濃縮し、EtOAcで粉砕して、生成物(7mg、96%の収率)を、茶色の固体として得た。1H NMR(300MHz,D2O)δ 8.17(m,2H),7.76(m,4H),7.48(m,1H),7.27(m,1H),3.70(m,1H),3.60(m,2H),3.06(m,2H),1.86(m,4H)。
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
ジ−tert−ブチル(5−(6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
乾燥DMF(5mL)中の6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボン酸(240mg、1mmol)の溶液に、DIPEA(0.35mL、2mmol)、HOBt(157mg、1mmol)及びEDC(230mg、2.4mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体B)(317mg、1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これを、EtOAcを用いて希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の40〜60%の酢酸エチルを用いて精製し、所望の生成物(340mg、57%の収率)を黄色の固体として得た。
ステップ2)
ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−ニトロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
ジオキサン(10mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(108mg、0.2mmol),4,4,5,5−テトラメチル−2−(4−ニトロフェニル)−1,3,2−ジオキサボロラン(100mg、0.4mmol),KF(47mg、0.8mmol)の混合物を脱気して、Pd(dppf)2Cl2(50mg、0.06mmol)を添加した。その混合物を、100℃で一晩加熱し、それを、減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(50〜80%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、所望の生成物(36mg、31%の収率)を茶色の粉末として得た。
実施例6。N−((2S)−2,5−ジアミノ−6−メチルヘプチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
N−((2S)−2,5−ジアミノ−6−メチルヘプチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(3mL)の中のジ−tert−ブチル((2S)−1−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート(32mg、0.05mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(4M、0.15mL、0.6mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。TLCによって、出発物質が残っていないことが示された。その反応混合物を、減圧下で濃縮し、EtOAcで粉砕して、所望の生成物(23mg、86%の収率)をオフホワイトの固体として得た。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 7.74(m,1H),7.72(m,2H),7.54(m,1H),7.51(m,1H),7.22(m,3H),3.61(m,2H),3.47(m,1H),3.06(m,1H),2.05−1.70(m,4H),0.99(t,J=5.1Hz,6H).MS(ESI+):C23H29FN4Oについて397.25[M+H]+。
必要な中間体は、以下のステップに示すように調製した。
ステップ1)
メチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート
MeOH(100mL)中の6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボン酸(5.0g、20.8mmol)の懸濁物に、SOCl2(2.26mL、31mmol)を極めて緩徐に添加した。その混合物を、TLCで出発材料がないことが示されるまで還流下で加熱した。溶媒を減圧下で除去し、その粗生成物を、乾燥後に茶色の粉末として収集した(5.2g、98%の収率)。これを、精製することなく次のステップの反応に用いた。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.88(br,1H),7.59(s,1H),7.55(d,J=6Hz,1H),7.25(m,1H),7.19(s,1H),3.96(s,3H)。
ステップ2)
メチル6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(18/2/2mL)中のメチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(510mg、2mmol)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(520mg、4mmol)の混合物を脱気して、Pd(PPh3)4(90mg、0.08mmol)を添加した。その反応混合物を、100℃で一晩加熱し、それをEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(10〜30%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、所望の生成物(390mg、72%の収率)をオフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.94(br,1H),7.74(d,J=8.4Hz,1H),7.62(m,3H),7.36(d,J=8.4Hz,1H),7.24(m,1H),7.15(m,2H),3.96(s 3H)。
ステップ3)
6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF中のメチル6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(0.35g、1.3mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、5mL)を添加した。これを、出発物質がなくなるまで室温で撹拌した。減圧下でTHFを除去し、その残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過し、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、オフホワイトの粉末として得て(290mg、88%の収率)これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 11.48(br,1H),7.68(s,1H),7.65(m,1H),7.64(m,1H),7.60(m,1H),7.55(d,J=8.4Hz,1H),7.26(m,1H),7.19(m,1H),6.66(s,1H).MS(ESI−):C15H10FNO2について254.05[M−H]−。
ステップ4)
ジ−tert−ブチル((2S)−1−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(26mg、0.1mmol)の溶液に、DIPEA(0.018mL、0.1mmol)、HOBt(16mg、0.1mmol)及びEDC(23mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル((2S)−1−アミノ−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート(中間体H)(36mg、0.1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これを、EtOAcを用いて希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の30〜40%の酢酸エチルを用いて精製して、所望の生成物(32mg、54%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.17(br,1H),7.69(m,1H),7.60(m,3H),7.34(m,1H),7.15(m,2H),6.92(m,1H),4.93(br,1H),4.73(br,1H),4.35(m,1H),3.84(m,1H),3.49(m,2H),1.66(m,5H),1.58(s,9H),1.42(s,9H),0.90(t,J=4.5Hz,6H)。
実施例7。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(10mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(25mg、0.045mmol)の溶液に、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.2mL)を添加した。これを室温で一晩撹拌して、溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(15mg、70%の収率)。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 7.69(d,J=8.4Hz,1H),7.67(m,1H),7.66(m,2H),7.34(dd,J=1.8,8.4Hz,1H),7.21(s,1H),7.16(t,J=8.7Hz,2H),3.76(m,1H),3.62(m,1H),3.50(m,1H),3.02(m,2H),1.87(m,4H).MS(ESI+):C20H23FN4Oについて355.20[M+H]+。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
無水DMF(2mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(60mg、0.24mmol)の溶液に、DIPEA(0.09mL、0.5mmol)、HOBt(22mg、0.18mmol)及びEDC(45mg、0.24mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(76mg、0.24mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これを、EtOAcを用いて希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(40〜60%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、生成物(75mg、57%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 7.57(m,1H),7.48(m,2H),7.33(m,1H),7.18(d,J=8.1Hz,1H),6.99(t,J=8.1Hz,2H),6.92(s,1H),5.78(br,1H),3.57(m,1H),3.30(m,2H),2.95(m,2H),1.43(m,4H),1.28(s,9H),1.24(s,9H)。
実施例8:(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(2mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(20mg、0.045mmol)の溶液に、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.1mL)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(12mg、78%の収率)。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 7.72(m,1H),7.67(m,3H),7.38(dd,J=1.2,11.1Hz,1H),7.22(s,1H),7.19(t,J=8.7Hz,2H),4.10(s,3H),3.71(m,1H),3.62(m,1H),3.51(m,1H),3.03(m,2H),2.00−1.72(m,4H)。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
無水DMF(2mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(28mg、0.05mmol)及び炭酸カリウム(20mg、0.15mmol)の溶液に、MeI(57mg、0.4mmol)を添加した。これを、55℃で3時間加熱し、TLCによって、出発材料が残っていないことが示された。その反応混合物を、EtOAcで希釈して、水及びブラインで洗浄した。その合わせた有機相を乾燥し、減圧下で濃縮し、シリカゲルのクロマトグラフィーでの、カラムクロマトグラフィーによって精製して所望の生成物(22mg、77%の収率)を白色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.65(m,1H),7.62(m,2H),7.49(s,1H),7.33(d,J=11.1Hz,1H),7.17(m,2H),6.93(s,1H),4.79(br,1H),4.64(br,1H),4.09(s,3H),3.83(m,1H),3.49(m,2H),3.16(m,2H),1.62(m,4H),1.43(s,18H)。
実施例9.(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1−(4−フルオロベンジル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1−(4−フルオロベンジル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(3mL)中のジ−tert−ブチル(5−(1−(4−フルオロベンジル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(15mg、0.0mmol)の溶液に、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.1mL)を添加した。これを室温で一晩撹拌して、溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(9.5mg、76%の収率)。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 7.72(d,J=8.1Hz,1H),7.60(m,2H),7.58(s,1H),7.39(dd,J=1.2,11.1Hz,1H),7.32(s,1H),7.15(m,4H),6.98(m,2H),5.91(s,2H),3.66(m,1H),3.59(m,1H),3.45(m,1H),2.98(m,2H),1.84(m,2H),1.73(m,2H).MS(ESI+):C27H28F2N4Oについて463.25[M+H]+。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ジ−tert−ブチル(5−(1−(4−フルオロベンジル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
無水DMF(2mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(20mg、0.036mmol)及び1−(ブロモメチル)−4−フルオロベンゼン(10mg、0.053mmol)の溶液に、NaH(60%、2mg、0.05mmol)を0℃で添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、TLCは、形成された新しいスポットを示した。その反応混合物を、EtOAcで希釈し、NH4Cl溶液及びブラインで洗浄した。その合わせた有機相を乾燥し、減圧下で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーでのカラムクロマトグラフィーによって精製して所望の生成物(19mg、80%の収率)を白色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.71(br,1H),7.68(d,J=8.1Hz,1H),7.54(m,2H),7.42(s,1H),7.33(dd,J=1.2,11.1Hz,1H),7.10(m,4H),7.02(s,1H),6.93(m,2H),5.83(m,2H),4.72(br,1H),4.59(br,1H),3.80(br,1H),3.45(m,2H),3.14(m,2H),1.60(m,4H),1.43(m,18H)。
実施例10.N−((2S)−2,5−ジアミノ−6−メチルヘプチル)−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製
N−((2S)−2,5−ジアミノ−6−メチルヘプチル)−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(2mL)及びジオキサン(2mL)中のジ−tert−ブチル((2S)−1−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート(14mg、0.05mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(4M、0.1mL、0.4mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。TLCによって出発材料が残っていないことが示された。これを減圧下で濃縮して、EtOAcで粉砕して、所望の生成物(10mg、86%の収率)を、オフホワイトの固体として得た。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 8.77(br,1H),7.82(s,1H),7.62(m,2H),7.50(m,2H),7.28(d,J=6.3Hz,1H),7.15(t,J=8.1Hz,2H),3.70(m,2H),3.49(m,1H),3.12(m,1H),2.10−1.80(m,4H),1.05(t,J=5.1Hz,6H).MS(ESI+):C23H29FN4Oについて397.20[M+H]+。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ステップ1)
メチル 5−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート
MeOH(50mL)中の5−ブロモ−1H−インドール−2−カルボン酸(1.5g、6.3mmol)の懸濁物に、SOCl2(0.91mL、12.6mmol)を極めて緩徐に添加した。TLCによって出発物質が残っていないことが示されるまで、混合物を還流下で加熱した。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物を乾燥後に茶色の粉末として収集し(1.5g、収率95%)、精製せずに使用した。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.88(br,1H),7.84(s,1H),7.59(dd,J=1.8,8.7Hz,1H),7.31(dd,J=1.8,8.7Hz),7.19(s,1H),3.96(s,3H)。
ステップ2)
メチル5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(18/2/2mL)中のメチル5−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(700mg、2.76mmol)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(770mg、5.5mmol)の混合物を脱気して、Pd(PPh3)4(110mg、0.1mmol)を添加した。その混合物を100℃で一晩加熱し、それをEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。次いで、これを、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(10〜30%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、所望の生成物(550mg、78%の収率)をオフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.84(s,1H),7.58(m,2H),7.49(m,1H),7.32(m,2H),7.14(m,2H),3.96(s,3H)。
ステップ3)
5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF中のメチル5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(0.4g、1.5mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、5mL)を添加した。これを、出発物質がなくなるまで室温で加熱した。減圧下でTHFを除去し、残渣をHCl溶液で酸性化した。沈殿物を濾過し、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、オフホワイトの粉末として得て(325mg、85%の収率)、これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。MS(ESI−):C15H10FNO2について509.00[2M−H]−。
ステップ4)
ジ−tert−ブチル((2S)−1−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート
乾燥DMF(0.5mL)中の5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(13mg、0.05mmol)の溶液に、DIPEA(0.008mL、0.05mmol)、HOBt(8mg、0.05mmol)及びEDC(12mg、0.06mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル((2S)−1−アミノ−6−メチルヘプタン−2,5−ジイル)ジカルバメート(中間体H)(18mg、0.05mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これを、EtOAcを用いて希釈し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の30〜40%の酢酸エチルを用いて精製して、所望の生成物(17mg、57%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.82(s,1H),7.49(m,2H),7.40(s,2H),7.04(m,3H),5.73(br,1H),5.55(br,1H),4.90(br,1H),3.60(m,2H),3.35(m,2H),1.59(m,5H),1.31(m,18H),0.80(t,J=4.5Hz,6H)。
実施例11。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(5mL)中のジベンジル(5−(6−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(32mg、0.05mmol)の溶液に、Pd/C(10%、10mg)を添加した。その反応混合物を、H2下で一晩撹拌した。その反応混合物を、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、次いで減圧下で濃縮した。その残渣に、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.05mL)を添加した。その溶液を室温で撹拌して、溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(15mg、67%の収率)。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 8.78(br,1H),7.69(m,2H),7.57(m,1H),7.45(m,1H),7.35(m,2H),7.23(s,1H),3.72(m,1H),3.65(m,1H),3.49(m,1H),3.06(m,2H),2.00−1.65(m,4H).MS(ESI+):C20H22F2N4Oについて373.15[M+H]+。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ステップ1)
メチル6−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(10/4/4mL)中のメチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(254mg、1mmol)、(3,4−ジフルオロフェニル)ボロン酸(316mg、2mmol)の混合物を脱気して、Pd(PPh3)4(100mg、0.09mmol)を添加した。その混合物を、100℃で一晩加熱した。その冷却された反応混合物を、EtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(10〜25%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、所望の生成物(140mg、50%の収率)をオフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.89(br,1H),7.73(d,J=8.4Hz,1H),7.54(s,1H),7.42(m,2H),7.35(m,3H),3.96(s,3H).MS(ESI−):C16H11F2NO2について286.00[M−H]−。
ステップ2)
6−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中のメチル6−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(144mg、0.5mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、2.5mL)を添加した。その反応混合物を、50℃で出発材料がなくなるまで加熱した。THFを、減圧下で除去し、その残渣を、HClで酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、オフホワイトの粉末(112mg、82%の収率)として得て、さらに精製することなく次のステップの反応に用いた。1H NMR(300MHz,DMSO−d3)δ 11.14(br,1H),7.66(m,2H),7.57(s,1H),7.47(m,2H),7.28(dd,J=1.5,8.4Hz,1H),6.63(s,1H).MS(ESI−):C15H9F2NO2について272.00[M−H]−。
ステップ3)
ジベンジル(5−(6−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(3,4−ジフルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(27mg、0.1mmol)の溶液に、DIPEA(0.04mL、0.2mmol)、HOBt(15mg、0.1mmol)及びEDC(19mg、0.1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジベンジル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)−(S)−ジカルバメート(中間体A)(39mg、0.1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで希釈し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物(32mg、49%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.16(br,1H),7.71(m,2H),7.55(m,1H),7.47(m,1H),7.35(m,2H),7.27(m,10H),6.89(m,1H),5.09(m,4H),4.91(m,1H),3.88(br,1H),3.55(m,2H),3.24(m,2H),1.63(m,4H)。MS(ESI+):C36H34F2N4O5について663.20[M+Na]+。
実施例12。(S)−6−(4−(tert−ブチル)フェニル)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(S)−6−(4−(tert−ブチル)フェニル)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(5mL)中のジベンジル(5−(6−(4−(tert−ブチル)フェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(44mg、0.066mmol)の溶液に、Pd/C(10%、15mg)を添加した。その反応混合物を、H2下で一晩撹拌した。これを、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、次いで減圧下で濃縮し、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.1mL)を添加した。その溶液を室温で撹拌して、溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(26mg、85%の収率)。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 7.68(s,1H),7.67(m,1H),7.58(d,J=8.4Hz,2H),7.45(d,J=8.4Hz,2H),7.37(d,J=8.4Hz,1H),7.24(s,1H),3.75(m,1H),3.64(m,1H),3.50(m,1H),3.01(m,2H),1.87(m,4H),1.36(s,9H).MS(ESI+):C24H32N4Oについて393.20[M+H]+。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ステップ1)
メチル6−(4−(tert−ブチル)フェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(10/4/4mL)中のメチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(254mg、1mmol)、(4−(tert−ブチル)フェニル)ボロン酸(356mg、2mmol)の混合物を脱気して、Pd(PPh3)4(100mg、0.09mmol)を添加した。その混合物を、100℃で一晩加熱し、それをEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、その有機層を減圧下で濃縮した。次いで、これを、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の10〜30%の酢酸エチルを用いて精製して生成物(220mg、72%の収率)をオフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.63(br,1H),7.73(d,J=8.4Hz,1H),7.59(m,2H),7.50(s,1H),7.47(d,J=9Hz,1H),7.42(dd,J=1.5,8.4Hz,1H),7.24(m,2H),3.95(s,3H),1.37(s,9H)。
MS(ESI−):C20H21NO2について306.10[M−H]−。
ステップ2)
6−(4−(tert−ブチル)フェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中のメチル6−(4−(tert−ブチル)フェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(220mg、0.72mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、3mL)を添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで50℃で加熱した。THFを減圧下で除去し、その残渣をHClで酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、オフホワイトの粉末として得て(200mg、95%の収率)、さらに精製することなく次のステップの反応に用いた。1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ 11.21(br,1H),7.58(m,2H),7.56(m,2H),7.44(m,2H),7.24(d,J=8.4Hz,1H),6.72(s,1H),1.30(s,9H).MS(ESI−):C19H19NO2について292.10[M−H]−。
ステップ3)
ジベンジル(5−(6−(4−(tert−ブチル)フェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(4−(tert−ブチル)フェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(29mg、0.1mmol)の溶液に、DIPEA(0.04mL、0.2mmol)、HOBt(15mg、0.1mmol)及びEDC(19mg、0.1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジベンジル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)−(S)−ジカルバメート(中間体A)(39mg、0.1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物(46mg、69%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.05(br,1H),7.60(m,1H),7.59(d,J=9Hz,2H),7.48(d,J=9Hz,2H),7.33(m,2H),7.26(m,10H),6.89(m,1H),5.09(m,4H),4.91(m,1H),3.88(br,1H),3.55(m,2H),3.23(m,2H),1.63(m,4H).MS(ESI+):C40H44N4O5について661.20[M+H]+。
実施例13。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(5mL)中のジベンジル(5−(6−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(42mg、0.066mmol)の溶液に、Pd/C(10%、20mg)を添加した。その反応混合物を、H2下で一晩撹拌した。これを、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、次いで減圧下で濃縮して、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.1mL)を添加した。溶液を室温で撹拌して、溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(26mg、89%の収率)。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 7.65(d,J=8.4Hz,1H),7.68(s,1H),7.58(m,2H),7.35(m,1H),7.19(s,1H),7.00(t,J=8.4Hz,2H),3.83(s,3H),3.73(m,1H),3.60(m,1H),3.49(m,1H),3.02(m,2H),1.87(m,4H).MS(ESI+):C21H26N4O2について367.20[M+H]+。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ステップ1)
メチル6−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(10/4/4mL)中のメチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(254mg、1mmol)、(4−メトキシフェニル)ボロン酸(303mg、2mmol)の混合物を脱気して、Pd(PPh3)4(100mg、0.09mmol)を添加した。その反応混合物を、100℃で一晩加熱し、EtOAcで抽出し、次いでブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その粗生成物を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の10〜30%の酢酸エチルを用いて精製し、所望の生成物(140mg、50%の収率)をオフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.83(br,1H),7.72(d,J=8.1Hz,1H),7.56(m,3H),7.38(d,J=8.1Hz,1H),7.17(s,1H),7.01(m,2H),3.95(s,3H),3.86(s,3H).MS(ESI−):C18H17NO3について280.05[M−H]−。
ステップ2)
6−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中のメチル6−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(141mg、0.5mmol)の溶液にNaOH溶液(2M、3mL)を添加した。これを、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。THFを、減圧下で除去し、その残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、オフホワイトの粉末として(126mg、94%の収率)得て、これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ 11.12(br,1H),7.53(m,4H),7.22(d,J=8.1Hz,1H),7.00(m,2H),6.74(s,1H),3.78(s,3H).MS(ESI−):C17H15NO3について266.00[M−H]−。
ステップ3)
ジベンジル(5−(6−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(27mg、0.1mmol)の溶液に、DIPEA(0.04mL、0.2mmol)、HOBt(15mg、0.1mmol)及びEDC(19mg、0.1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジベンジル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)−(S)−ジカルバメート(中間体A)(39mg、0.1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで希釈し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、生成物(43mg、68%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.05(br,1H),7.68(m,1H),7.58(d,J=6Hz,2H),7.35(m,2H),7.27(m,10H),6.99(d,J=6Hz,2H),6.88(m,1H),5.09(m,4H),4.89(m,1H),3.87(s,3H),3.35(m,2H),3.24(m,2H),1.64(m,4H).MS(ESI+):C37H38N4O6について657.25[M+Na]+。
実施例14。(R)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(ピリジン−4−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(R)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(ピリジン−4−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(3mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−(ピリジン−4−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(18mg、0.05mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(4M、0.15mL、0.6mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。TLCによって出発材料が残っていないことが示された。その反応混合物を、減圧下で濃縮し、EtOAcで粉砕して、生成物(10mg、67%の収率)を薄茶色の固体として得た。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 8.60(d,J=6.9Hz,2H),8.23(d,J=6.9Hz,2H),8.01(s,1H),7.82(d,J=8.4Hz,1H),7.58(d,J=8.4Hz,1H),7.13(s,1H),3.66(m,1H),3.53(m,1H),3.48(m,1H),2,94(m,2H),1.80−1.55(m,4H)。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ステップ1)
メチル6−(ピリジン−4−イル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(10/4/4mL)中のメチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(254mg、1mmol)、4−ピリジンボロン酸ピナコールエステル(205mg、1mmol)の混合物を脱気して、Pd(PPh3)4(100mg、0.09mmol)を添加した。その反応混合物を、100℃で一晩加熱し、EtOAcで抽出し、次いでブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その粗生成物を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物(91mg、36%の収率)を、オフホワイトの粉末として得た。MS(ESI+):C15H12N2O2について253.10[M+H]+。
ステップ2)
6−(ピリジン−4−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中のメチル6−(ピリジン−4−イル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(90mg、0.36mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、3mL)を添加した。これを、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。THFを減圧下で除去し、その残渣を塩化アンモニウム溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、オフホワイトの粉末として得て(50mg、58%の収率)、これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ 12.04(br,1H),8.67(m,2H),7.82(m,2H),7.82(m,1H),754(m,2H),7.14(s,1H)。
ステップ3)
ジ−tert−ブチル(5−(6−(ピリジン−4−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(ピリジン−4−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸(38mg、0.16mmol)の溶液に、DIPEA(0.06mL、0.32mmol)、HOBt(17mg、0.12mmol)及びEDC(33mg、0.16mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(中間体E)(55mg、0.16mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物(19mg、20%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.66(dd,J=1.8,4.5Hz,2H),7.75(d,J=8.1Hz,1H),7.69(s,1H),7.57(dd,J=1.8,4.5Hz,2H),7.43(dd,J=1.8,8.1Hz,1H),6.95(s,1H),4.78(br,1H),4.61(br,1H),3.83(m,1H),3.53(m,2H),3.16(m,2H),1.63(m,4H),1.44(s,9H),1.43(s,9H)。
実施例15。(R)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(R)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−ヒドロキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(3mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−(4−ヒドロキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(36mg、0.065mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(4M、0.1mL、0.4mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。TLCによって、出発材料が残っていないことが示された。これを減圧下で濃縮して、EtOAcで粉砕して、生成物(24mg、89%の収率)を、薄茶色の固体として得た。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.87(d,J=8.1Hz,1H),7.80(s,1H),7.72(d,J=8.1Hz,2H),7.55(m,1H),7.26(s,1H),7.17(d,J=8.1Hz,2H),3.77(m,1H),3.70(m,1H),3.60(m,1H),3.00(m,2H),1.89(m,4H)。MS(ESI+):C20H24N4O2について353.20[M+H]+。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ステップ1)
6−(4−ヒドロキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
塩化メチレン(5mL)中のメチル6−(4−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(0.11g、0.4mmol)の溶液に、BBr3(1.0M、塩化メチレン、1.2mL、1.2mmol)を、氷−水浴中で滴加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、TLCによってモニターした。一旦、その反応を終わらせて、それを、氷に注いで、EtOAcで抽出した。その合わせた有機相を、ブラインで洗浄して、無水Na2SO4で乾燥した。その生成物を、溶媒を除去した後に薄茶色の粉末として収集した(85mg、80%の収率)。1H NMR(300MHz,DMSO−d3)δ 9.48(br,1H),7.64(d,J=8.4Hz,1H),7.52(s,1H),7.45(d,J=8.4Hz,2H),7.28(dd,J=1.5,8.4Hz,1H),7.06(s,1H),6.84(d,J=8.4Hz,2H)。
ステップ2)
ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−ヒドロキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(4−ヒドロキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(51mg、0.2mmol)の溶液に、DIPEA(0.07mL、0.4mmol)、HOBt(28mg、0.17mmol)及びEDC(39mg、0.2mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(63mg、0.2mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで希釈して、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって精製して、生成物(36mg、33%の収率)をオフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 10.02(br,1H),7.80(s,1H),7.53(m,1H),7.41(m,2H),7.26(m,1H),6.93(s,1H),6.81(m,2H),5.60(br,1H),5.38(br,1H),3.62(m,1H),3.35(m,2H),3.00(m,2H),1.45(m,4H),1.31(s,9H),1.27(s,9H)。
実施例16。R)−6−(4−クロロフェニル)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(R)−6−(4−クロロフェニル)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(10mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(80mg、0.14mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(4M、0.4mL、2mmol)を添加した。その反応混合物を、TLCによって出発物質が残っていないことが示されるまで、室温で一晩撹拌した。これを減圧下で濃縮して、EtOAcで粉砕して、生成物(45mg、72%の収率)を、薄茶色の固体として得た。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.87(m,1H),7.77(m,4H),7.50(m,2H),7.21(s,1H),3.79(m,1H),3.65(m,1H),3.61(m,1H),3.10(m,2H),1.88(m,4H)。MS(ESI+):C20H23ClN4Oについて、371.20[M+H]+。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ステップ1)
メチル6−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO
3溶液の混合物(10/4/4mL)中のメチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(508mg、2mmol)、(4−クロロフェニル)ボロン酸(313mg、2mmol)の混合物を脱気して、Pd(PPh
3)
4(100mg、0.09mmol)を添加した。その混合物を、100℃で一晩加熱し、それをEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の20〜50%の酢酸エチルを用いて精製し、所望の生成物(330mg、58%の収率)を、オフホワイトの粉末として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.34(br,1H),7.34(d,J=8.1Hz,1H),7.57(m,3H),7.44(s,1H),7.37(d,J=6.9Hz,1H),7.25(m,2H),3.96(s,3H)。
ステップ2)
6−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中のメチル6−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(315mg、1.1mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、5mL)を添加した。これを、50℃で出発材料がなくなるまで加熱した。THFを減圧下で除去し、その残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、オフホワイトの粉末として得て(290mg、97%の収率)、これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。1H NMR(300MHz,DMSO−d3)δ 11.29(br,1H),7.62(m,5H),7.47(d,J=8.4Hz,1H),7.28(d,8.4Hz,1H),6.74(s,1H)。MS(ESI−):C15H10ClNO2について541.15[2M−H]−。
ステップ3)
ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(4−クロロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(54mg、0.2mmol)の溶液に、DIPEA(0.07mL、0.4mmol)、HOBt(19mg、0.12mmol)及びEDC(46mg、0.24mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(中間体E)(64mg、0.2mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌し、次いでEtOAcで希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の30〜50%のEtOAcを用いて精製して、所望の生成物(85mg、74%の収率)を、淡黄色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.87(br,1H),7.64(m,1H),7.53(m,2H),7.39(m,2H),7.36(dd,J=1.2,8.1Hz,1H),6.96(s,1H),6.41(br,1H),4.98(br,1H),4.71(br,1H),3.83(m,1H),3.50(m,2H),3.13(m,2H),1.60(m,4H),1.46(s,9H),1.43(s,9H)。
実施例17。(R)−6−(4−シアノフェニル)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(R)−6−(4−シアノフェニル)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(8mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−(4−シアノフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(50mg、0.09mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(4M、0.4mL、1.6mmol)を添加した。その反応混合物を、TLCによって出発物質が残っていないことが示されるまで、室温で一晩撹拌した。これを減圧下で濃縮して、EtOAcで粉砕して、生成物(22mg、57%の収率)を、薄茶色の固体として得た。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.79(d,J=8.7Hz,1H),7.69(s,1H),7.65(d,J=8.7Hz,2H),7.48(m,2H),7.44(m,1H),7.15(s,1H),3.73(m,1H),3.65(m,1H),3.59(m,1H),3.07(m,2H),1.86(m,4H)。MS(ESI+):C21H23N5Oについて362.25[M+H]+。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ステップ1)
メチル6−(4−シアノフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(10/4/4mL)中のメチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(508mg、2mmol)、(4−シアノフェニル)ボロン酸(290mg、2mmol)の混合物を脱気して、Pd(PPh3)4(100mg、0.09mmol)を添加した。その混合物を、100℃で一晩加熱し、それをEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによってヘキサン中の20〜60%の酢酸エチルを用いて精製して、生成物(180mg、33%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.96(br,1H),7.79(d,J=8.1Hz,1H),7.74(m,5H),7.62(s,1H),7.40(d,J=8.1Hz,1H),3.97(s,3H)。
ステップ2)
6−(4−シアノフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中のメチル6−(4−シアノフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(175mg、0.63mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、5mL)を添加した。これを、50℃で出発材料がなくなるまで加熱した。THFを減圧下で除去し、その残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、オフホワイトの粉末として得て(160mg、96%の収率)、これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ 11.20(br,1H),7.84(q,J=8.1Hz,4H),7.66(s,1H),7.61(d,J=8.7Hz,1H),7.31(dd,J=1.8,8.7Hz,1H),6.65(s,1H)。MS(ESI−):C16H10N2O2について261.10[M−H]−。
ステップ3)
ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−シアノフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(4−シアノフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(52mg、0.2mmol)の溶液に、DIPEA(0.07mL、0.4mmol)、HOBt(19mg、0.12mmol)及びEDC(46mg、0.24mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(中間体E)(64mg、0.2mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の40〜45%のEtOAcを用いて精製して、生成物(55mg、49%の収率)を淡黄色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.23(br,1H),7.74(m,4H),7.63(s,1H),7.41(m,1H),7.39(dd,J=1.2,9.9Hz,1H),6.96(s,1H),4.75(br,1H),4.61(br,1H),3.84(m,1H),3.53(m,2H),3.16(m,2H),1.64(m,4H),1.45(s,9H),1.43(s,9H)。
実施例18。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−4−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−4−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(5mL)及びEtOAc(2mL)中のジベンジル(5−(4−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(90mg、0.14mmol)の溶液に、Pd/C(10%、20mg)を添加した。その反応混合物を、H2下で一晩撹拌した。これを、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、次いで減圧下で濃縮し、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.1mL)を添加した。この溶液を、室温で撹拌して、溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(52mg、85%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.73(m,2H),7.57(m,1H),7.45(m,1H),7.32(m,4H),3.73(m,1H),3.66(m,1H),3.59(m,1H),3.06(m,2H),1.86(m,4H)。MS(ESI+):C20H23FN4Oについて355.20[M+H]+。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ステップ1)
メチル4−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(10/4/4mL)中のメチル4−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(508mg、2mmol)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(420mg、3mmol)の混合物を脱気して、Pd(PPh3)4(100mg、0.09mmol)を添加した。その反応混合物を、100℃で一晩加熱し、EtOAcで抽出し、次いでブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その粗生成物を、カラムクロマトグラフィーによってシリカゲルで精製して、所望の生成物(330mg、61%の収率)を、オフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.93(br,1H),7.63(m,2H),7.39(m,2H),7.39(s,1H),7.19(m,3H),3.94(s,3H)。
ステップ2)
4−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中のメチル4−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(310mg、1.15mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、5mL)を添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。THFを減圧下で除去し、その残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを乾燥して、所望の生成物をオフホワイトの粉末として得て(220mg、75%の収率)これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ 7.69(m,2H),7.40(d,J=8.1Hz,1H),7.32(t,J=9.0Hz,2H),7.21(t,J=7.2Hz,1H),7.07(d,J=7.2Hz,1H),6.92(s,1H)。MS(ESI−):C15H10FNO2について254.05[M−H]−。
ステップ3)
ジベンジル(5−(4−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
乾燥DMF(1.5mL)中の4−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(52mg、0.2mmol)の溶液に、DIPEA(0.07mL、0.4mmol)、HOBt(18mg、0.12mmol)及びEDC(46mg、0.24mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジベンジル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)−(S)−ジカルバメート(中間体A)(77mg、0.2mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の30〜40%のEtOAcを用いて精製し、所望の生成物(100mg、80%の収率)をオフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 10.00(br,1H),7.62(m,2H),7.29(m,10H),7.17(m,6H),5.52(br,1H),5.02(m,4H),3.82(m,1H),3.48(m,2H),3.15(m,2H),1.54(m,4H)。MS(ESI+):C36H35FN4O5について645.35[M+Na]+。
実施例19。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−7−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−7−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
MeOH(5mL)及びEtOAc(2mL)中のジベンジル(5−(7−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(44mg、0.07mmol)の溶液に、Pd/C(10%、20mg)を添加した。その反応混合物を、H2下で一晩撹拌した。これを、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、次いで減圧下で濃縮し、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.1mL)を添加した。その混合物を、室温で撹拌した。その溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(17mg、56%の収率)。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 7.66(t,J=8.1Hz,2H),7.33(s,1H),7.25(m,5H),3.71(m,1H),3.63(m,1H),3.48(m,1H),3.00(m,2H),1.86(m,4H)。MS(ESI+):C20H23FN4Oについて355.20[M+H]+。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ステップ1)
メチル7−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(10/4/4mL)中のエチル7−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(536mg、2mmol)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(420mg、3mmol)の混合物を脱気して、Pd(PPh3)4(100mg、0.09mmol)を添加した。その反応混合物を、100℃で一晩加熱し、EtOAcで抽出し、次いでブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その粗生成物を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物(320mg、57%の収率)を、オフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.89(br,1H),7.69(d,J=8.4Hz,1H),7.60(m,1H),7.58(m,1H),7.23(m,5H),4.40(q,J=6.9Hz,2H),1.41(t,J=6.9Hz,3H)。
ステップ2)
7−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中のメチル7−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(270mg、0.95mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、5mL)を添加した。これを、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。これを減圧下で濃縮して、その残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを乾燥して、生成物を、オフホワイトの粉末として得て(110mg、45%の収率)、これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。MS(ESI−):C15H10FNO2について254.05[M−H]−。
ステップ3)
ジベンジル(5−(7−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
乾燥DMF(1.5mL)中の7−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(51mg、0.2mmol)の溶液に、DIPEA(0.07mL、0.4mmol)、HOBt(18mg、0.12mmol)及びEDC(46mg、0.24mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジベンジル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)−(S)−ジカルバメート(中間体A)(77mg、0.2mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、EtOAcで希釈して、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の30〜40%のEtOAcを用いて精製して、生成物(55mg、44%の収率)を、オフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.26(br,1H),7.59(m,1H),7.50(m,2H),7.40(m,1H),7.26(m,1H),7.21(m,10H),7.17(m,2H),6.99(m,1H),5.52(br,1H),5.04(m,4H),3.84(m,1H),3.47(m,2H),3.17(m,2H),1.46(m,4H)。MS(ESI+):C36H35FN4O5について645.30[M+Na]+。
実施例20.(R)−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−塩化ジアミニウムの調製。
(R)−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−塩化ジアミニウム
MeOH(3mL)中のジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(134mg、0.24mmol)(中間体E)の溶液に、ジオキサン中の0.5mLの4NのHClを添加した。その反応物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、減圧下で濃縮し、その残渣をEtOAcで粉砕して、所望の生成物(83mg、81%の収率)を、白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ 11.77(s,1H),8.99−8.97(m,1H),8.29(s,3H),8.02(s,3H),7.68−7.61(m,4H),7.34−7.25(m,4H),3.55−3.46(m,2H),3.33(m,1H),2.80−2.72(m,2H),1.70−1.58(m,4H)。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート
DMF(3mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(77mg、0.31mmol)に、DIPEA(0.104mL、0.62mmol)、HOBT(25mg、0.18mmol)、EDC(70mg、0.36mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌した。ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(中間体E)(95mg、0.31mmol)を添加して、その反応を、室温で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を、EtOAcで希釈して、15%のLiCl及びブラインで洗浄した。その有機層を、硫酸ナトリウムで乾燥して、濾過した。次いで、濾液を、減圧下で濃縮し、シリカゲルのISCOカラムクロマトグラフィーを用いて精製し(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、生成物(134mg、78%の収率)を、白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.41(s,1H),7.70〜7.56(m,4H),7.39−7.32(m,2H),7.15−7.10(m,2H),6.94(s,1H),4.83−4.64(m,2H),3.83(m,1H),3.52(m,2H),3.16−3.14(m,2H),1.62−1.56(m,4H),1.45−1.42(m,18H)。
実施例21。(S)−4−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ブタン−1,3−塩化ジアミニウムの調製。
(S)−4−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ブタン−1,3−塩化ジアミニウム
MeOH(1mL)中のジ−tert−ブチル(4−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート(65mg、0.12mmol)の溶液に、ジオキサン中の0.3mLの4NのHClを添加した。その反応物を、室温で一晩撹拌した。その残渣を、減圧下で濃縮し、EtOAcで粉砕して、所望の生成物(41mg、83%の収率)を、白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ 11.79(s,1H),9.09−0.08(m,1H),8.50(s,3H),8.18(s,3H),7.70−7.61(m,4H),7.38−7.25(m,4H),3.61−3.49(m,3H),2.99(m,2H),1.97(m,2H)。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
ジ−tert−ブチル(4−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート
DMF(3mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(81mg、0.32mmol)に、DIPEA(0.111mL、0.64mmol)、HOBT(26mg、0.20mmol)、EDC(74mg、0.39mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌した。ジ−tert−ブチル(4−アミノブタン−1,3−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体G)(96mg、0.32mmol)を添加して、その反応物を、室温で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を、EtOAcで希釈して、15%のLiCl及びブラインで洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、濾過した。次いで、濾液を、減圧下で濃縮し、シリカゲルのISCOカラムクロマトグラフィー(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)を用いて精製して、生成物(65mg、38%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 11.65(s,1H),8.41(s,1H),7.69−7.59(m,4H),7.32−7.25(m,4H),7.11(s,1H),6.76−6.67(m,2H),3.64(m,1H),3.13−2.85(m,4H),1.59(m,2H)。
実施例22.N−(((2S,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩の調製。
N−(((2S,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド二塩酸塩
メタノール(10mL)中のtert−ブチル(((3R,5S)−1−ベンジル−5−((6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート(16mg、0.03mmol)の溶液に、Pd/C(10%、20mg)を添加した。これを、H2下で一晩撹拌した。その固体を、Celiteパッドを通して濾別して、その濾液を、減圧下で濃縮して、残渣を得た。その残渣を、MeOH(1mL)に溶解し、ジオキサン中のHCl溶液(4M、0.1mL)を添加し、それを、室温で一晩撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。その粗生成物を、EtOAcで粉砕し、その白色固体を、濾過によって収集して表題の化合物を得た(7mg、2段階で55%の収率)。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 7.67(m,5H),7.33(m,1H),7.15(m,3H),4.41(m,1H),3.58(m,3H),2.85−3.14(m,4H),2.23−2.42(m,2H),1.64(m,1H)。
必要な中間体は、以下の段落に示すように調製した。
tert−ブチル(((3R,5S)−1−ベンジル−5−((6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート
乾燥DMF(1.0mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(26mg、0.1mmol)の溶液に、DIPEA(0.04mL、0.2mmol)、HOBt(8.1mg、0.06mmol)及びEDC(23mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌して、tert−ブチル(((3R,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート(中間体L)(32mg、0.1mmol)を添加した。その反応物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これをEtOAcで希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲル上で精製して、生成物(20mg、35%の収率)を黄色の固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.69(d,J=8.1Hz,1H),7.56−7.62(m,4H),7.24−7.36(m,5H),7.13(m,3H),6.88(s,1H),4.61(m,1H),4.26(m,1H),3.55 9s,2H),3.07(m,3H),2.76(m,1H),2.21(m,2H),1.88(m,2H),1.43(s,9H)。
実施例23。(S)−5−(6−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−塩化ジアミニウムの調製。
(S)−5−(6−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−塩化ジアミニウム
MeOH(3ml)中のジベンジル(5−(6−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(122mg、0.19mmol)の溶液に、7mgの10%パラジウム炭素を添加した。その反応物を、室温で一晩、水素ガスバルーン下で水素化した。その反応物を、Celiteを通して濾過して、MeOHで洗浄し、減圧下で濃縮した。その残渣に、ジオキサン中の0.3mlの4NのHClを添加し、10分間撹拌した。その混合物を、減圧下で濃縮し、EtOAcで粉砕して、所望の生成物(65mg、76%の収率)を、黄色の固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO)δ 11.71(s,1H),9.03(s,1H),8.41(s,3H),8.14(s,3H),7.64−7.56(m,2H),7.35−7.26(m,2H)7.18−7.08(m,2H) 6.99−6.96(m,1H)6.04(s,2H),3.56(m,4H),2.80(m,2H),1.72(m,4H)。
必要な中間体は以下のとおり調製した。
ステップ1)
ジベンジル(5−(6−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
DMF(1ml)中の6−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−1H−インドール−2−カルボン酸(50mg、0.18mmol)に、DIPEA(0.062mL、0.36mmol)、HOBT(15mg、0.11mmol)、EDC(42mg、0.22mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌した。ジベンジル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(アミン中間体A)(70mg、0.18mmol)を添加して、その反応を、室温で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を、EtOAcで希釈して15%のLiCl及びブラインで洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、濾過した。次いで、その濾液を、減圧下で濃縮し、ISCOクロマトグラフを用いて、シリカによって精製して(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物(61mg、52%の収率)を、黄色の固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO)δ 11.58(s,1H),8.43(s,1H),7.64−7.54(m,2H),7.29−7.09(m,14H)7.00−6.97(m,2H)6.99−6.96(m,1H)6.04(s,2H),4.99−4.96(m,4H)3.69(m,1H),2.96(m,4H),1.47−1.40(m,4H)。
実施例24.(R)−5−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−塩化ジアミニウムの調製。
(R)−5−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−塩化ジアミニウム
MeOH(1ml)の中のジ−tert−ブチル(5−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(79mg、0.14mmol)の溶液に、ジオキサン中の0.3mlの4NのHClを添加した。その反応物を、室温で一晩撹拌した。その残渣を、減圧下で濃縮し、EtOAcで粉砕して、所望の生成物(40mg、33%の収率)を、茶色の固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO)δ 11.74(s,1H),9.00(s,1H),8.33(s,3H),8.07(s,3H),7.86(s,1H),7.71−7.67(m,2H)7.51−7.47(m,2H)7.37−7.36(d,1H)7.27−7.21(m,2H)3.55−3.53(m,2H),2.81−2.79(m,2H),1.71−1.34(m,5H)。
必要な中間体は以下のとおり調製した。
ステップ1)
ジ−tert−ブチル(5−(5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート
DMF(3ml)中の5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(127mg、0.50mmol)に、DIPEA(0.173mL、1.00mmol)、TBTU(97mg、0.30mmol)、EDC(115mg、0.60mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌した。ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(アミン中間体E)(157mg、0.50mmol)を添加して、その反応を、室温で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を、EtOAcで希釈して、15%のLiCl及びブラインで洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、濾過した。次いで、その濾液を、減圧下で濃縮し、ISCOクロマトグラフを用いて、シリカによって精製し(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物(79mg、30%の収率)を、白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.30(s,1H),7.77(s,1H),7.59−7.54(m,2H),7.47−7.31(m,3H),7.15−7.09(m,2H)6.95−6.91(m,1H)4.81−4.64(m,2H),3.84(m,1H),3.52−3.40(m,2H),3.17−3.13(m,2H),1.63−1.55(m,4H),1.49−1.35(m,18H)。
実施例25。(4S)−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ヘキサン−1,4−塩化ジアミニウムの調製。
(4S)−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ヘキサン−1,4−塩化ジアミニウム
MeOH(1ml)中のジベンジル((4S)−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ヘキサン−1,4−ジイル)ジカルバメート(130mg、0.21mmol)の溶液に、20mgの10%のパラジウム炭素を添加した。その反応物を、水素ガスバルーン下で、室温で一晩水素化した。その反応物を、セライトを通して濾過し、MeOHで洗浄し及び減圧下で濃縮した。その残渣に、ジオキサン中の0.3mlの4NHClを添加し、10分間撹拌した。その混合物を減圧下で濃縮し、EtOAcで粉砕して、生成物(50mg、56%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO)δ 11.76(s,1H),8.89−8.79(m,1H),8.42−8.29(s,3H),8.06(s,3H),7.66−7.60(m,4H),7.42−7.24(m,4H)4.33(s,1H)3.77−3.74(s,1H),2.77−2.73(m,2H),1.72(m,4H),1.27−1.25(m,3H)。
必要な中間体は以下のとおり調製した。
ステップ1)
ジベンジル((4S)−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ヘキサン−1,4−ジイル)ジカルバメート
DMF(2ml)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(86mg、0.33mmol)に、DIPEA(0.114mL、0.66mmol)、HOBT(27mg、0.20mmol)、EDC(76mg、0.40mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌した。ジベンジル((4S)−5−アミノヘキサン−1,4−ジイル)ジカルバメート(アミン中間体K)(134mg、0.33mmol)を添加して、その反応を、室温で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を、EtOAcで希釈して、15%のLiCl及びブラインで洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、濾過した。次いで、その濾液を、減圧下で濃縮し、ISCOクロマトグラフを用いて、シリカによって精製して(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物(130mg、62%の収率)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.76−9.70(s,1H),7.67−7.47(m,4H),7.37−7.19(m,10H),7.13−7.07(m,4H),6.92(s,1H),5.29−4.96(m,4H),4.17−4.11(m,1H),3.74−3.61(m,1H)3.25−3.19(m,2H),1.57−1.40(m,4H),1.31−1.12(m,3H)。
実施例26。(4S)−1−シクロプロピル−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−塩化ジアミニウムの調製。
(4S)−1−シクロプロピル−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−塩化ジアミニウム
MeOH(1ml)中のジ−tert−ブチル((4S)−1−シクロプロピル−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(35mg、0.059mmol)の溶液に、ジオキサン中の0.3mlの4NのHClを添加した。その反応物を、室温で一晩撹拌した。その残渣を、減圧下で濃縮し、EtOAcで粉砕して、所望の生成物(12mg、44%の収率)を、黄色の固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO)δ 11.78(s,1H),9.03−9.00(m,1H),8.33(s,3H),8.16(s,3H),7.70−7.60(m,4H),7.36−7.22(m,4H)3.68−3.52(m,3H),2.56−2.41(m,1H),1.90−1.81(m,4H),0.87(m,1H),0.52−0.36(m,4H)。
必要な中間体は以下のとおり調製した。
ステップ1)
ジ−tert−ブチル((4S)−1−シクロプロピル−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート
DMF(1ml)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(30mg、0.084mmol)に、DIPEA(0.029mL、0.17mmol)、HOBT(7mg、0.051mmol)、EDC(19mg、0.10mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌した。ジ−tert−ブチル((4S)−5−アミノ−1−シクロプロピルペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(アミン中間体J)(34mg、0.084mmol)を添加して、その反応を、室温で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を、EtOAcで希釈して、15%のLiCl及びブラインで洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、濾過した。次いで、その濾液を、減圧下で濃縮し、ISCOクロマトグラフを用いて、シリカで精製して(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物(35mg、70%の収率)を黄色の固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.55(s,1H),7.68(d,1H),7.61−7.57(m,5H),7.34−7.32(m,2H),7.19−7.05(m,2H)6.98−6.95(d,1H)4.55(m,1H),3.56−3.33(m,2H),2.92(m,1H),1.67−1.50(m,4H),1.49−1.15(m,18H),0.76−0.71(m,1H),0.51−0.22(m,4H)。
実施例27.(2S)−1−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ヘキサン−2,5−塩化ジアミニウムの調製。
(2S)−1−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ヘキサン−2,5−塩化ジアミニウム
MeOH(1ml)中のジ−tert−ブチル((2S)−1−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ヘキサン−2,5−ジイル)ジカルバメート(57mg、0.10mmol)の溶液に、ジオキサン中の0.3mlの4NのHClを添加した。その反応物を、室温で一晩撹拌した。その残渣を、減圧下で濃縮し、EtOAcで粉砕して、所望の生成物(27mg、62%の収率)を、黄色の固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO)δ 11.78(s,1H),9.02(s,1H),8.34(s,3H),8.12(s,3H),7.69−7.60(m,4H),7.36−7.25(m,4H)3.55−3.14(m,4H),1.73(m,4H),1.18(m,3H)。
必要な中間体は以下のとおり調製した。
ステップ1)
ジ−tert−ブチル((2S)−1−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ヘキサン−2,5−ジイル)ジカルバメート
DMF(2ml)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(60mg、0.18mmol)に、DIPEA(0.064mL、0.36mmol)、HOBT(16mg、0.12mmol)、EDC(42mg、0.22mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌した。ジ−tert−ブチル((2S)−1−アミノヘキサン−2,5−ジイル)ジカルバメート(アミン中間体I)(74mg、0.18mmol)を添加して、その反応を、室温で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を、EtOAcで希釈して、15%のLiCl及びブラインで洗浄した。その有機層を硫酸ナトリウムで乾燥して、濾過した。次いで、その濾液を、減圧下で濃縮し、その残渣を、ISCOクロマトグラフを用いて、シリカで精製して(0〜100%の酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物(57mg、56%の収率)を、黄色の固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.94(s,1H),7.67−7.56(m,5H),7.54−7.30(m,1H)7.23−7.03(m,2H)6.99−9.97(m,1H),5.11−4.94(m,1H),4.44−4.41(m,1H),4.08−3.52(m,4H),1.43−1.28(m,22H),1.26−1.08(d,3H)。
実施例28。N−((2S)−2,5−ジアミノ−5−シクロプロピルペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製。
N−((2S)−2,5−ジアミノ−5−シクロプロピルペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩酸塩
メタノール(5mL)中のジ−tert−ブチル((4S)−1−シクロプロピル−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(50mg、0.08mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl溶液(4N,0.3mL)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。その粗生成物を、EtOAcで粉砕して、その白色固体を、濾過によって収集して、所望の生成物(21mg、54%の収率)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.79−7.59(m,4H),7.34(m,1H),7.14−7.05(m,3H),3.57−3.30(m,3H),2.40(m,1H),1.80(m,4H),0.81(m,1H),0.52(m,2H),0.26(m,2H)。
ジ−tert−ブチル((4S)−1−シクロプロピル−5−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート
乾燥DMF(2mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(36mg、0.14mmol)の溶液に、DIPEA(0.05mL、0.28mmol)、HOBt(11mg、0.08mmol)及びEDC(33mg、0.17mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌して、ジ−tert−ブチル((4S)−5−アミノ−1−シクロプロピルペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(50mg、0.14mmol)を添加した。その反応物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これをEtOAcで希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲル上で精製して、所望の生成物(55mg、66%の収率)を、オフホワイトの固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.37(br,1H),7.69(m,1H),7.60−7.55(m,3H),7.34(m,1H),7.15(m,2H),6.96(m,1H),4.98(br,1H),4.77(m,1H),4.53(m,1H),3.84(m,1H),3.52(m,2H),3.28(m,1H),2.93(m,1H),1.66(m,5H),1.58(s,9H),1.42(s,9H),0.80(m,1H),0.56(m,2H),0.25(m,2H)。
実施例29.N−(((2S,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩。
N−(((2S,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド 塩化水素塩
THF(30mL)中のN−(((2S,4S)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド(200mg、0.44mmol)の溶液に、Raney−Ni(水の中、200mg、50%)を、H
2(55psi)下で一晩添加した。その反応の進行をLC−MSによってモニターした。その反応の完了後、その触媒を、Cliteプラグを通過させることによって取り除き、MeOHを用いて洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮して、アミン中間体を得た。この中間体を、MeOH(20mL)に溶解した。次いで、Pd/C(炭素上に10%、30mg)を、H
2(55psi)下で一晩添加した。その反応の完了後を、LC−MSによってモニターした。その触媒を、濾過によって除去し、その濾液を、減圧下で濃縮して、粗生成物を得て、これを、C18カラムを用いるISCOで精製した。水/MeOHを用いる溶出によって、所望の生成物を、遊離の塩基型として得た。この遊離塩基生成物を、MeOH(10mL)に溶解し、ジオキサン中の4NのHCl(0.5mL)を添加した。室温で1時間撹拌した後、その溶媒を減圧下で除去し、その残渣をEtOAcで粉砕して、所望の生成物(124mg、64%の収率)を、オフホワイトの固体として得た。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.59(d,J=8.4Hz,1H),7.49(m,3H),7.24(d,J=8.1Hz,1H),7.03(t,J=8.7Hz,2H),6.95(s,1H),3.71(m,1H),3.51(m,2H),3.39(m,1H),3.01−2.87(m,3H),2.57(m,1H),2.31(m,1H),1.40(m,1H)。LC−MS 367.20[M+H
+。
N−(((2S,4S)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
DMF(5mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(276mg、1.08mmol)、(3S,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−カルボニトリル(212mg、0.99mmol)、EDC(227mg、1.18mmol)、HOBt(80mg、0.59mmol)の混合物に、DIPEA(0.35mL、1.97mol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物に、撹拌しながら水を滴加して、その形成された固体を濾過によって収集した。風乾、次いでシリカゲルカラム精製によって、所望の生成物(270mg、60%の収率)を、淡黄色の固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.19(bs,1H),7.73(d,J=9.0Hz,1H),7.62−7.55(m,3H),7.39−7.26(m,6H),7.18−7.07(m,3H),6.77(m,1H),4.07(d,1H),3.83(m,1H),3.50−3.46(m,2H),3.31(d,J=9.9Hz,1H),3.01(m,2H),2.57(m,1H),2.41(m,1H),2.14(m,1H)。
実施例30.N−(((2S,4S)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製。
N−(((2S,4S)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
THF(30mL)中のN−(((2S,4R)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド(200mg、0.44mmol)の溶液に、Raney−Ni(200mg、水の中50%)を、H
2(55psi)下で一晩添加した。その反応の進行をLC−MSによってモニターした。その反応の完了後、その触媒を、Cliteプラグを通過させることによって取り除き、MeOHを用いて洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮して、アミン中間体を得た。この中間体を、MeOH(20mL)に溶解した。Pd/C(炭素上に10%、30mg)を添加して、反応混合物を、H
2(55psi)下で一晩撹拌した。その反応の終了を、LC−MSモニタリングによって決定した。その触媒を、濾過によって除去し、その濾液を、減圧下で濃縮し粗生成物を得て、これを、C18カラムを用いるISCOで精製した。水/MeOHでの溶出によって、生成物を、遊離の塩基型として得た。この遊離塩基生成物を、MeOH(5mL)に溶解して、ここに、ジオキサン中の4NのHCl(0.5mL)を添加した。室温で1時間撹拌した後、その溶媒を取り除き、その残渣をEtOAcで粉砕して、所望の生成物(135mg、70%の収率)を、オフホワイトの固体として得た。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.58(d,J=8.7Hz,1H),7.50(m,2H),7.23(d,J=8.1Hz,1H),7.03(t,J=9.0Hz,2H),6.94(s,1H),3.78(m,1H),3.48(m,3H),2.95−2.82(m,3H),2.61(m,1H),1.99−1.86(m,2H)。LC−MS 367.20[M+H
+]。
N−(((2S,4R)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
DMF(5mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(276mg、1.08mmol)、(3R,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−カルボニトリル(212mg、0.99mmol)、EDC(227mg、1.18mmol)、HOBt(80mg、0.59mmol)の混合物に、DIPEA(0.35mL、1.97mol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物に、撹拌しながら水を滴加して、形成された固体を、濾過によって収集した。風乾、次いでシリカゲルカラム精製によって、所望の生成物(250mg、56%の収率)を、オフホワイトの固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.29(bs,1H),7.71(d,J=9.0Hz,1H),7.62−7.57(m,3H),7.37−7.31(m,6H),7.14(t,J=8.1Hz,2H),6.79(m,1H),6.53(m,1H),4.02(d,J=13.5Hz,1H),3.83(m,1H),3.54(d,J=13.5Hz,1H),3.35(m,1H),3.12(m,2H),2.95(m,1H),2.64(t,1H),2.30(m,1H),2.15(m,1H)。
実施例31。N−(((2R,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製。
N−(((2R,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
THF(20mL)中のN−(((2R,4S)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド(120mg、0.27mmol)の溶液に、Raney−Ni(水の中、120mg、50%)をH
2(55psi)下で一晩添加した。その反応の進行をLC−MSによってモニターした。その反応の完了後、その触媒を、Cliteプラグを通過させることによって取り除き、MeOHを用いて洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮して、アミン中間体を得た。この中間体を、MeOH(20mL)に溶解した。Pd/C(炭素上に10%、30mg)を添加して、その反応混合物を、H
2(55psi)下で一晩撹拌した。その反応の終了を、LC−MSモニタリングによって決定した。その触媒を、濾過によって除去し、その濾液を、減圧下で濃縮し粗生成物を得て、これを、C18カラムを用いるISCOで精製した。水/MeOHでの溶出によって、所望の生成物遊離の塩基型として得た。この遊離塩基生成物を、MeOH(2mL)に溶解し、ここにジオキサン中の4NのHCl(0.2mL)を添加した。室温で1時間撹拌した後、その溶媒を取り除き、その残渣をEtOAcで粉砕して、所望の生成物(42mg、36%の収率)を、ベージュ色の固体として得た。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.50(d,J=8.4Hz,1H),7.43−7.36(m,3H),7.14(d,J=8.1Hz,1H),6.97(t,J=8.7Hz,2H),6.86(s,1H),3.81(m,1H),3.49(m,3H),2.96−2.86(m,3H),2.63(m,1H),1.98−1.85(m,2H)。LC−MS 367.20[M+H
+]。
N−(((2R,4S)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
DMF(5mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(140mg、0.54mmol)、(3S,5R)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−カルボニトリル(110mg、0.51mmol)、EDC(120mg、0.61mmol)、HOBt(41mg、0.31mmol)の混合物に、DIPEA(0.19mL、1.02mol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物に、撹拌しながら水を滴加して、形成された固体を、濾過によって収集した。風乾、次いでシリカゲルカラム精製によって、所望の生成物(150mg、65%の収率)を、淡黄色の固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.22(bs,1H),7.71(d,J=9.0Hz,1H),7.62−7.57(m,3H),7.37−7.31(m,6H),7.14(t,J=8.1Hz,2H),6.79(m,1H),6.53(m,1H),4.02(d,J=13.5Hz,1H),3.83(m,1H),3.54(d,J=13.5Hz,1H),3.35(m,1H),3.10(m,2H),2.95(m,1H),2.65(t,1H),2.30(m,1H),2.15(m,1H)。
実施例32。N−(((2R,4S)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製。
N−(((2R,4S)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド 塩化水素塩
THF(30mL)中のN−(((2R,4R)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド(114mg、0.25mmol)の溶液に、Raney−Ni(水中に110mg、50%)を、H
2(55psi)下で一晩添加した。その反応の進行をLC−MSによってモニターした。その反応の完了後、その触媒を、Cliteプラグを通過させることによって取り除き、MeOHを用いて洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮して、アミン中間体を得た。この中間体を、MeOH(20mL)に溶解した。次いで、Pd/C(炭素上に10%、30mg)をH
2(55psi)下で一晩添加した。その反応の進行をLC−MSによってモニターした。その反応の終了後、その触媒を、濾過によって除去し、その濾液を、減圧下で濃縮し粗生成物を得て、これを、C18カラムを用いるISCOで精製した。水/MeOHでの溶出によって、所望の生成物を、遊離の塩基型で得た。この遊離塩基生成物を、MeOH(2mL)に溶解し、ここにジオキサン中の4NのHCl(0.2mL)を添加した。室温で1時間撹拌した後、その溶媒を取り除き、その残渣をEtOAcで粉砕して、所望の生成物(32mg、29%の収率)を黄色の固体として得た。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.59(d,J=8.4Hz,1H),7.52(m,3H),7.25(d,J=8.1Hz,1H),7.03(t,J=8.7Hz,2H),6.96(s,1H),3.76(m,1H),3.52(m,2H),3.44(m,1H),3.01−2.92(m,3H),2.58(m,1H),2.31(m,1H),1.44(m,1H)。LC−MS 367.20[M+H
+]。
N−(((2R,4R)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
DMF(5mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(140mg、0.54mmol)、(3R,5R)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−カルボニトリル(110mg、0.51mmol)、EDC(120mg、0.61mmol)、HOBt(41mg、0.31mmol)の混合物に、DIPEA(0.19mL、1.02mol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物に、撹拌しながら水を滴加して、その形成された固体を濾過によって収集した。風乾、次いでシリカゲルカラム精製によって、所望の生成物(131mg、57%の収率)を、淡黄色の固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.79(bs,1H),7.72(d,J=9.0Hz,1H),7.60−7.55(m,3H),7.37−7.26(m,6H),7.14−7.08(m,3H),6.87(m,1H),4.07(d,1H),3.89−3.82(m,1H),3.50−3.43(m,2H),3.28(d,J=9.9Hz,1H),2.97(m,2H),2.55(m,1H),2.39(m,1H),2.12(m,1H)。
実施例33。N−((5−アミノピペリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
N−((5−アミノピペリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
メタノール(10mL)中のtert−ブチル(1−ベンジル−6−((6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)−1,4,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)カルバメート(20mg、0.04mmol)の溶液に、Pd/C(10%、20mg)を添加した。これを、H
2下で一晩撹拌した。その固体を、Celiteパッドを通して濾別して、その濾液を、減圧下で濃縮して、残渣を得た。その残渣を、MeOH(1mL)に溶解し、ここにジオキサン中のHCl溶液(4N、0.1mL)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。その粗生成物を、EtOAcで粉砕し、その白色固体を濾過によって収集して表題の化合物を得た(7.1mg、2段階で44%の収率)。LC−MS 367.25[M+H
+]。
tert−ブチル(1−ベンジル−6−((6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)−1,4,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)カルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(14mg、0.06mmol)の溶液に、DIPEA(0.01mL、0.10mmol)、HOBt(5mg、0.03mmol)及びEDC(10mg、0.06mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌して、tert−ブチル(6−(アミノメチル)−1−ベンジル−1,4,5,6−テトラヒドロピリジン−3−イル)カルバメート(15mg、0.05mmol)を添加した。その反応物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これをEtOAcで希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲル上で精製して、所望の生成物(21mg、80%の収率)を、白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)9.31(br.s,1H),7.73(d,J=8Hz,1H),7.62−7.57(m,3H),7.40−7.26(m,6H),7.17−7.11(m,,2H),6.92(br.s,1H),6.85(s,1H),5.81(s,1H),5.58(s,1H),3.80−3.65(m,3H),3.44−3.11(m,4H),2.49−2.44(m,1H),1.97(m,1H),1.45(s,9H)。
実施例34。N−((4−アミノピペリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
N−((4−アミノピペリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
メタノール(10mL)中のtert−ブチル(1−ベンジル−6−((6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)カルバメート(30mg、0.05mmol)の溶液に、Pd/C(10%、20mg)を添加した。これを、H
2下で一晩撹拌した。その固体を、Celiteパッドを通して濾別して、その濾液を、減圧下で濃縮し残渣を得た。その残渣を、MeOH(2mL)に溶解し、ここにジオキサン中のHCl溶液(4N、0.1mL)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。その粗生成物を、EtOAcで粉砕し、その白色固体を、濾過によって収集して、表題の化合物を得た(12mg、2段階で50%の収率)。
1H NMR(300MHz,MeOD)7.70−7.64(m,4H),7.34(d,J=9Hz,1H),7.19−7.14(m,3H),3.71−3.47(m,4H),3.29−3.18(m,2H),2.39−2.24(m,2H),2.00−1.76(m,2H)。LC−MS 367.25[M+H
+]。
tert−ブチル(1−ベンジル−6−((6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)カルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(28mg、0.11mmol)の溶液に、DIPEA(0.02mL、0.2mmol)、HOBt(10mg、0.06mmol)及びEDC(20mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で5分間撹拌して、tert−ブチル(6−(アミノメチル)−1−ベンジル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)カルバメート(30mg、0.10mmol)を添加した。その反応物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これをEtOAcで希釈して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲル上で精製して、所望の生成物(38mg、73%の収率)を白色固体として得た。LC−MS 555.40[M+H+]。
実施例35。(S)−6−ベンジル−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
(S)−6−ベンジル−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(3mL)中の(S)−ジ−tert−ブチル(5−(6−ベンジル−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(15mg、0.027mmol)の溶液に、HCl溶液(ジオキサン中に4M、0.1mL、0.4mmol)を添加した。これを、出発材料がなくなるまで室温で撹拌して、次いで溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(10mg、87%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.47(d,J=8.4Hz,1H),7.22(m,2H),7.20(m,1H),7.18(m,2H),7.10(m,2H),6.89(dd,J=8.4,1.5Hz,1H),3.99(s,2H),3.63(m,1H),3.57(m,1H),3.42(m,1H),2.95(m,2H),1.80(m,4H)。MS:C21H26N4Oの計算値351.21[M+H+]、実測値351.10[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
1−tert−ブチル2−メチル6−ブロモ−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート
塩化メチレン(50mL)中のメチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(1.07g、4.2mmol)の溶液に、Boc2O(1.29g、5.9mmol)及びDMAP(100mg、0.8mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。TLC分析によって出発材料が残っていないことが示された。その反応混合物を、EtOAcで抽出し、NH4Cl溶液及びブラインで洗浄した。濃縮後、それを、再結晶化して白色結晶を得た(1.13g、76%)。
ステップ2)
1−tert−ブチル2−メチル6−ベンジル−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO
3溶液の混合物(20/5/5mL)中の1−tert−ブチル2−メチル6−ブロモ−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート(0.315g、1mmol)、ベンジルボロン酸(0.25g、1.2mmol)の混合物を脱気して、Pd(dppf)Cl
2(60mg、0.13mmol)を添加した。その反応混合物を、100℃で一晩加熱した。その冷却された反応混合物を、EtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して(10〜30%の酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物(0.16g、44%の収率)をオフホワイトの粉末として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3)δ 8.09(d,J=8.4Hz,1H),7.61(d,J=8.4Hz,1H),7.42(t,J=8.4Hz,1H),7.30−7.15(m,6H),7.09(s,1H),3.92(s,2H),1.63(s,9H)。
ステップ3)
6−ベンジル−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)の中の1−tert−ブチル2−メチル6−ベンジル−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート(160mg、0.97mmol)の溶液にNaOH溶液(4M、5mL)を添加した。これを、50℃で加熱した。THFを減圧下で除去し、その残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、白色の粉末として得て(18mg、16%の収率)、これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。MS:C
16H
13NO
2についての計算値250.09[M−H]
−、実測値250.10[M−H]
−。
ステップ4)
(S)−ジ−tert−ブチル(5−(6−ベンジル−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート
乾燥DMF(0.5mL)中の6−ベンジル−1H−インドール−2−カルボン酸(18mg、0.072mmol)の溶液に、DIPEA(0.035mL、0.2mmol)、HOBt(10mg、0.06mmol)及びEDC(23mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体B)(32mg、0.1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで抽出して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の30〜45%のEtOAcを用いて精製して、所望の生成物(19mg、48%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.27(br,1H),7.55(t,J=8.4Hz,1H),7.30−7.15(m,6H),7.10(t,J=8.4Hz,1H),6.86(s,1H),5.91(br,1H),4.82(br,1H),4.64(br,1H),4.13(s,2H),3.81(m,1H),3.48(m,2H),3.13(m,2H),1.61(m,4H),1.46(s,9H),1.43(s,9H)。
実施例36。(S)−6−シクロプロピル−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
(S)−6−シクロプロピル−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(5mL)中の(S)−ジ−tert−ブチル(5−(6−シクロプロピル−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(40mg、0.08mmol)の溶液に、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.2mL、0.8mmol)を添加した。これを、出発材料がなくなるまで室温で撹拌し、次いで溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、白色の粉末として収集した(28mg、94%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.68(d,J=8.1Hz,1H),7.60(d,J=8.1Hz,1H),7.32(s,1H),7.16(s,1H),6.99(d,J=8.1,1H),3.76(m,1H),3.67(m,1H),3.59(m,1H),3.07(m,2H),2.09(m,1H),1.83(m,4H),1.04(m,2H),0.78(m,2H)。MS:C23H28N4Oについて、計算値300.23 21[M+H]+、実測値300.20[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
1−tert−ブチル2−メチル6−シクロプロピル−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(20/6/6mL)中の1−tert−ブチル2−メチル6−ブロモ−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート(0.71g、2mmol)、シクロプロピルボロン酸(0.35g、4mmol)の混合物を脱気して、Pd(dppf)Cl2(100mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、105℃で一晩加熱し、それをEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製し(0〜5%の酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物(0.17g、27%の収率)を、オフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.82(s,1H),7.61(d,J=8.4Hz,1H),7.06(s,1H),7.00(d,J=8.4Hz,1H),2.02(m,1H),1.61(s,9H),1.00(m,2H),0.78(m,2H)。
ステップ2)
6−シクロプロピル−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中の1−tert−ブチル2−メチル6−シクロプロピル−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート(420mg、0.97mmol)の溶液に、NaOH溶液(4M、5mL)を添加した。その反応混合物を、50℃で加熱した。THFを、減圧下で除去しその残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、ISCO C18カラムクロマトグラフィーを用い、溶出液として水の中の15〜30%のMeOHを用いて精製し、生成物を白色の粉末として得て(100mg、37%の収率)これをさらに精製することなく次の反応ステップに用いた。MS:C12H11NO2について、計算値200.09[M−H]−、実測値200.10[M−H]−。
ステップ3)
(S)−ジ−tert−ブチル(5−(6−シクロプロピル−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート
乾燥DMF(0.5mL)中の6−ベンジル−1H−インドール−2−カルボン酸(18mg、0.072mmol)の溶液に、DIPEA(0.035mL、0.2mmol)、HOBt(10mg、0.06mmol)及びEDC(23mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体B)(32mg、0.1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで抽出して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の30〜45%のEtOAcを用いて精製して、所望の生成物(19mg、48%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.26(br,1H),7.49(d,J=8.4Hz,1H),7.26(m,1H),7.14(s,1H),6.86(s,1H),4.85(br,1H),4.66(br,1H),4.13(s,2H),3.81(m,1H),3.48(m,2H),3.12(m,2H),2.00(m,1H),1.61(m,4H),1.46(s,9H),1.43(s,9H),0.99(m,2H),0.72(m,2H)。
実施例37。(R)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−4−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
(R)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−4−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(5mL)中の(R)−ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−4−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(19mg、0.032mmol)の溶液に、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.15mL、0.6mmol)を添加した。その混合物を、出発材料がなくなるまで室温で撹拌して、次いで溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、薄茶色の粉末として収集した(13mg、87%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.72(m,2H),7.33(s,1H),7.48(t,J=8.7Hz,2H),7.17(s,1H),6.87(s,1H),4.05(s,3H),3.72(m,1H),3.65(m,1H),3.61(m,1H),3.09(m,2H),1.86(m,4H)。MS:C21H25FN4O2について、計算値385.20[M+H]+、実測値385.20[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
メチル6−(4−フルオロフェニル)−4−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(5/1/1mL)中のメチル6−ブロモ−4−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキシレート(56mg、0.2mmol)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(56mg、0.4mmol)の混合物を脱気して、Pd(dppf)Cl2(30mg、0.037mmol)を添加した。その反応混合物を、100℃で一晩加熱した。その冷却された反応混合物を、EtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、カラムクロマトグラフィーによってシリカで精製して、所望の生成物(42mg、70%の収率)を、オフホワイトの粉末として得た。MS:C17H14FNO3についての計算値300.10[M+H]+、実測値300.10[M+H]+。
ステップ2)
6−(4−フルオロフェニル)−4−メトキシ−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中のメチル6−(4−フルオロフェニル)−4−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキシレート(42mg、0.14mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、5mL)を添加した。これを、出発材料がなくなるまで65℃で加熱した。THFを、減圧下で除去し及びその残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、薄茶色の粉末として得て(20mg、50%の収率)、これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。MS:C16H12FNO3についての計算値284.08[M−H]−、実測値284.00[M−H]−。
ステップ3)
(R)−ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−4−メトキシ−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−4−メトキシ−1H−インドール−2−カルボン酸(15mg、0.053mmol)の溶液に、DIPEA(0.018mL、0.1mmol)、HOBt(5mg、0.03mmol)及びEDC(12mg、0.06mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(R)−ジカルバメート(中間体E)(17mg、0.053mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、EtOAcで抽出し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物(19mg、61%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.29(br,1H),7.57(m,2H),7.15(s,1H),7.12(m,2H),7.05(s,1H),6.66(s,1H),4.83(br,1H),4.66(br,1H),3.99(s,3H),3.81(m,1H),3.68(m,1H),3.51(m,1H),3.13(m,2H),1.62(m,4H),1.44(s,9H),1.42(s,9H)。
実施例38(YY−2−124)。6−(4−フルオロフェニル)−N−メチル−N−((3S,5S)−5−(メチルカルバモイル)ピロロリジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
6−(4−フルオロフェニル)−N−メチル−N−((3S,5S)−5−(メチルカルバモイル)ピロロリジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
MeOH(5mL)中のN−((3S,5S)−1−ベンジル−5−(メチルカルバモイル)ピロロリジン−3−イル)−6−(4−フルオロフェニル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド(45mg、0.093mmol)の溶液に、Pd/C(10%、25mg)を添加した。その反応混合物を、H2の下で一晩撹拌した。これを、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、次いで減圧下で濃縮し、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.05mL)を添加した。その溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、淡黄色の粉末として収集した(25mg、62%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.86(m,1H),7.78(m,3H),7.52(m,1H),7.29(m,2H),7.09(m,1H),3.73(m,2H),3.37(s,3H),2.85(s,3H),2.42(m,2H),1.42(m,2H)。MS:C22H23FN4O2について、計算値395.18[M+H]+、実測値395.25[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
N−((3S,5S)−1−ベンジル−5−(メチルカルバモイル)ピロロリジン−3−イル)−6−(4−フルオロフェニル)−N−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド
乾燥DMF(1mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(42mg、0.16mmol)の溶液に、DIPEA(0.08mL、0.46mmol)、HOBt(16mg、0.11mmol)及びEDC(37mg、0.19mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、(2S,4S)−1−ベンジル−N−メチル−4−(メチルアミノ)ピロロリジン−2−カルボキサミド(中間体L)(40mg、0.16mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで抽出し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物(25mg、32%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.33(br,1H),7.69(d,J=8.1Hz,1H),7.56(m,2H),7.31(m,6H),7.13(t,J=8.4Hz,2H),6.98(s,1H),6.79(br,1H),5.37(br,1H),3.97(d,1H),3.36(m,3H),3.30(s,3H),3.08(m,1H),2.95(m,1H),2.87(s,3H),2.76(m,2H)。MS:C29H29FN4O2について、計算値485.23[M+H]+、実測値485.30[M+H]+。
実施例39。N−(((2S,4S)−4−((R)−2−アミノ−3−メチルブタンアミド)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
N−(((2S,4S)−4−((R)−2−アミノ−3−メチルブタンアミド)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(5mL)の中のtert−ブチル((R)−1−(((3S,5S)−1−ベンジル−5−((6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)アミノ)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イル)カルバメート(20mg、0.031mmol)の溶液に、Pd/C(10%、20mg)を添加した。その反応混合物を、H2下で一晩撹拌した。これを、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、次いで減圧下で濃縮し、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.15mL)を、この残渣に添加した。この溶液を、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。その溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(13mg、80%の収率)。MS:C25H30FN5O2についての計算値452.24[M+H]+、実測値452.30[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
tert−ブチル((3S,5S)−1−ベンジル−5−((6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)カルバメート
乾燥DMF(2mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(123mg、0.5mmol)の溶液に、DIPEA(0.17mL、1.0mmol)、HOBt(45mg、0.29mmol)及びEDC(110mg、0.6mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、tert−ブチル((3S,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)カルバメート(中間体K)(153mg、0.5mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで抽出し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物(140mg、52%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.45(br,1H),7.68(d,J=8.1Hz,1H),7.59(m,2H),7.56(s,1H),7.33(m,1H),7.30(m,5H),7.13(t,J=8.4Hz,2H),6.85(s,1H),6.66(br,1H),4.85(br,1H),4.33(br,1H),3.81(m,1H),3.58(s,2H),2.67(m,2H),2.50(m,3H),1.62(m,2H),1.43(s,9H)。MS:C32H35FN4O3について、計算値485.23[M+H]+、実測値543.40[M+H]+。
ステップ2)
N−(((2S,4S)−4−アミノ−1−ベンジルピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
MeOH(3mL)中のtert−ブチル((3S,5S)−1−ベンジル−5−((6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)カルバメート(110mg、0.2mmol)の溶液に、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.1mL、0.4mmol)を添加した。これを、TLC分析によって出発材料が残ってないことが示されるまで、室温で撹拌し、次いで溶媒を減圧下で除去して、粗生成物(93mg、90%の収率)を得た。
ステップ3)
tert−ブチル((R)−1−(((3S,5S)−1−ベンジル−5−((6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)アミノ)−3−メチル−1−オキソブタン−2−イル)カルバメート
乾燥DMF(0.5mL)中のN−(((2S,4S)−4−アミノ−1−ベンジルピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド(30mg、0.056mmol)の溶液に、DIPEA(0.035mL、0.2mmol)、HOBt(10mg、0.06mmol)及びEDC(23mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、Boc−Val−OH(24mg、0.11mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで抽出して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の40〜80%のEtOAcを用いて精製し、所望の生成物(22mg、62%の収率)を薄茶色の粉末として得た。MS:C37H44FN5O4について、計算値642.34[M+H]+、実測値642.20[M+H]+。
実施例40。(S)−3−ブロモ−N−(2,5−ジアミノペンチル)−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
(S)−3−ブロモ−N−(2,5−ジアミノペンチル)−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(3mL)中のジ−tert−ブチル(5−(3−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(30mg、0.052mmol)の溶液に、HCl溶液(ジオキサン中に4M、0.1mL、0.4mmol)を添加した。これを、TLCによって出発材料が残ってないことが示されるまで室温で撹拌し、次いで溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(18mg、69%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.80(s,1H),7.67(m,3H),7.62(m,1H),7.22(d,J=8.4Hz,2H),3.75(m,1H),3.67(m,1H),3.58(m,1H),3.05(m,2H),1.82(m,4H)。MS:C20H22BrFN4Oについて、計算値433.10及び435.10[M+H]+、実測値433.15及び435.15[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
メチル5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和NaHCO3溶液の混合物(100/20/20mL)中のメチル5−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(4.5g、17.7mmol)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(2.6g、18.6mmol)の混合物を脱気して、Pd(dppf)Cl2(300mg、0.37mmol)を添加した。その反応混合物を、105℃で一晩加熱し、それをEtOAcで抽出し、その有機層をブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(10〜30%の酢酸エチル/ヘキサンによって精製し、所望の生成物(3.5g、73%の収率)を、オフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.94(br,1H),7.74(d,J=8.4Hz,1H),7.62(m,3H),7.36(d,J=8.4Hz,1H),7.24(m,1H),7.15(m,2H),3.96(s,3H)。MS:C16H12FNO2について、計算値268.09[M−H]−、実測値268.10[M−H]−。
ステップ2)
メチル3−ブロモ−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
乾燥THF(10mL)中のメチル5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(0.27g、1.0mmol)の溶液に、NBS(187mg、1.05mmol)を添加した。その反応混合物を、TLCによって出発物質が残っていないことが示されるまで50℃で加熱した。その反応混合物を、室温まで冷却して、減圧下で濃縮した。その得られた沈殿物を濾別し、THFを用いて洗浄して所望の生成物(0.34g、98%の収率)を白色の結晶性固体として得た。これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.45(t,J=8.4Hz,2H),7.41(m,1H),7.19(dd,J=8.4,1.5Hz,2H),6.95(t,J=8.4Hz,2H),3.80(s,3H)。MS:C16H11BrFNO2についての計算値346.00及び347.99[M−H]−、実測値345.85及び347.85[M−H]−。
ステップ3)
3−ブロモ−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中のメチル3−ブロモ−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(340mg、0.97mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、5mL)を添加した。その反応混合物を、出発物質がなくなるまで70℃で加熱した。THFを減圧下で除去して、その残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを乾燥して、所望の生成物を薄茶色の粉末として得て(260mg、79%の収率)、これをさらに精製することなく次の反応ステップに用いた。MS:C15H9BrFNO2についての計算値331.98及び333.98[M−H]−、実測値331.90及び333.95[M−H]−。
ステップ4)
ジ−tert−ブチル(5−(3−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の3−ブロモ−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(34mg、0.1mmol)の溶液に、DIPEA(0.035mL、0.2mmol)、HOBt(10mg、0.06mmol)及びEDC(23mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体B)(32mg、0.1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで抽出して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の40〜50%のEtOAcを用いて精製して、所望の生成物(37mg、58%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.69(br,1H),7.61(m,3H),7.49(m,2H),7.15(t,J=8.4Hz,2H),4.75(br,1H),4.68(br,1H),3.87(m,1H),3.69(m,1H),3.52(m,1H),3.15(m,2H),1.58(m,4H),1.43(s,9H),1.40(s,9H)。
実施例41。(S)−6−(シクロプロピルエチニル)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
(S)−6−(シクロプロピルエチニル)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素
MeOH(5mL)中の(S)−ジ−tert−ブチル(5−(6−(シクロプロピルエチニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(40mg、0.076mmol)の溶液に、HClの溶液(ジオキサン中に4M、0.2mL、0.8mmol)を添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。次いで、その溶媒を、減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、白色の粉末として収集した(23mg、76%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.45(d,J=8.4Hz,1H),7.37(s,1H),7.07(s,1H),6.97(d,J=8.4Hz,1H),3.62(m,1H),3.56(m,1H),3.40(m,1H),2.93(m,2H),1.93(m,4H),1.39(m,1H),0.81(m,2H),0.66(m,2H)。MS:C19H24N4Oについて、計算値325.20[M+H]+、実測値325.20[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
1−tert−ブチル2−メチル6−(シクロプロピルエチニル)−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート
ジオキサン中の1−tert−ブチル2−メチル6−ブロモ−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート(0.354g、1mmol)、エチニルシクロプロパン(0.39g、5.9mmol)、PPh3(40mg、0.15mmol)、Cs2CO3(0.45g、1.38mmol)の混合物を脱気して、CuI(54mg、0.03mmol)及びPd(dppf)Cl2(65mg、0.08mmol)を添加した。その反応混合物を、85℃で一晩加熱し、それをEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(0〜15%の酢酸エチル/ヘキサン)によって精製して、所望の生成物(0.29g、85%の収率)をオフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.14(s,1H),7.47(d,J=8.4Hz,1H),7.26(d,J=8.4Hz,1H),7.05(s,1H),3.91(s,3H),1.55(s,9H),1.47(m,1H),0.87(m,2H),0.83(m,2H)。
ステップ2)
6−(シクロプロピルエチニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(10mL)中の1−tert−ブチル2−メチル6−(シクロプロピルエチニル)−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート(320mg、0.97mmol)の溶液に、NaOH溶液(4M、5mL)を添加した。その反応混合物を、50℃で加熱した。THFを、減圧下で除去し及びその残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過し、水で洗浄して所望の生成物を白色の粉末として得て(180mg、85%の収率)これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。MS:C14H11NO2についての計算値224.08[M−H]−、実測値224.05[M−H]−。
ステップ3)
(S)−ジ−tert−ブチル(5−(6−(シクロプロピルエチニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート
乾燥DMF(0.5mL)中の6−ベンジル−1H−インドール−2−カルボン酸(25mg、0.11mmol)の溶液に、DIPEA(0.035mL、0.2mmol)、HOBt(10mg、0.06mmol)及びEDC(25mg、0.13mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体B)(35mg、0.11mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その冷却された反応混合物を、EtOAcで抽出し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の0〜5%のEtOAcを用いて精製して、所望の生成物(44mg、76%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.24(br,1H),7.52(d,J=8.4Hz,1H),7.45(s,1H),7.13(d,J=8.4Hz,1H),6.87(s,1H),4.80(br,1H),4.64(br,1H),4.13(s,2H),3.80(m,1H),3.49(m,2H),3.13(m,2H),1.61(m,4H),1.49(m,1H),1.43(s,9H),1.39(s,9H),0.84(m,2H),0.82(m,2H)。
実施例42。N−(((2S,4S)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(2−シクロプロピルエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
N−(((2S,4S)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(2−シクロプロピルエチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(5mL)中のtert−ブチル(((3S,5S)−1−ベンジル−5−((6−(シクロプロピルエチニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート(40mg、0.076mmol)の溶液に、HClの溶液(ジオキサン中に4M、0.1mL、0.4mmol)を添加した。出発材料がなくなった後、この反応混合物に、Pd/C(10%、20mg)を添加した。次いで、その反応混合物を、H2下で一晩撹拌した。これを、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、次いで減圧下で濃縮して、所望の生成物をオフホワイトの粉末として得た(23mg、73%の収率)。MS:C20H28N4Oについて、計算値341.23[M+H]+、実測値341.25[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
tert−ブチル(((3S,5S)−1−ベンジル−5−((6−(シクロプロピルエチニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート
乾燥DMF(1mL)中の6−(シクロプロピルエチニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(45mg、0.2mmol)の溶液に、DIPEA(0.07mL、0.4mmol)、HOBt(20mg、0.12mmol)及びEDC(46mg、0.24mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、tert−ブチル(((3S,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート(中間体M)(40mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで抽出し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の0〜50%のEtOAcを用いて精製して、生成物(43mg、65%の収率)を、薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.53(br,1H),7.54(d,J=8.4Hz,1H),7.47(s,1H),7.27(m,5H),7.14(d,J=8.4Hz,1H),6.98(s,1H),4.83(br,1H),4.01(m,1H),3.64(m,2H),3.25(m,1H),3.04(m,1H),2.82(m,1H),2.75(m,1H),2.36(m,1H),2.15(m,2H),1.73(m,2H),1.52(m,1H),1.42(s,9H),1.39(s,9H),0.87(m,2H),0.82(m,2H)。MS:C32H38N4O3について、計算値527.29[M+H]+、実測値527.35[M+H]+。
実施例43。(S)−3−メチル−N−(2,5−ジアミノペンチル)−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
(S)−3−メチル−N−(2,5−ジアミノペンチル)−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(3mL)中の(S)−ジ−tert−ブチル(5−(5−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(26mg、0.045mmol)の溶液に、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.15mL、0.6mmol)を添加した。その反応混合物を、LC−MSによって出発材料が残っていないことが示されるまで室温で撹拌し、次いで溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(15mg、74%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.73(m,3H),7.63(s,1H),7.41(m,1H),7.24(m,2H),3.70(m,1H),3.62(m,1H),3.56(m,1H),3.07(m,2H),2.57(s,3H),1.86(m,4H)。MS:C21H25FN4Oについて、計算値369.20[M+H]+、実測値369.20[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
メチル3−メチル−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和Na2CO3溶液の混合物(10/3/3mL)中のメチル3−ブロモ−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(310mg、0.9mmol)、トリメチルボロキシン(0.45mL、50%w/w、1.8mmol)の混合物を脱気して、Pd(dppf)Cl2(60mg、0.07mmol)を添加した。その反応混合物を、105℃で一晩加熱し、その冷却した反応混合物をEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカのカラムクロマトグラフィーによって精製して所望の生成物(86mg、34%の収率)を、オフホワイトの粉末として得た。MS:C17H14FNO2について、計算値282.10[M−H]−、実測値282.15[M−H]−。
ステップ2)
3−メチル−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(5mL)中のメチル3−メチル−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(86mg、0.3mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、5mL)を添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで60℃で加熱した。THFを、減圧下で除去し、その残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、薄茶色の粉末として得て(60mg、73%の収率)これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。MS:C16H12FNO2についての計算値268.09[M−H]−、実測値268.00[M−H]−。
ステップ3)
(S)−ジ−tert−ブチル(5−(5−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の3−メチル−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(25mg、0.09mmol)の溶液に、DIPEA(0.035mL、0.2mmol)、HOBt(9mg、0.06mmol)及びEDC(24mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体B)(30mg、0.09mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで抽出して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の50〜60%のEtOAcを用いて精製して生成物(29mg、57%の収率)を薄茶色の粉末として得た。MS:C31H41FN4O5についての計算値569.31[M+H]+、実測値569.30[M+H]+。
実施例44。N−(((2S,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−5−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
N−(((2S,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−5−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(5mL)中のtert−ブチル(((3R,5S)−1−ベンジル−5−((5−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート(30mg、0.053mmol)の溶液に、Pd/C(10%、20mg)を添加した。その反応混合物を、H2下で一晩撹拌した。これを、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、次いで減圧下で濃縮し、溶液中のHCl(ジオキサン中に4M、0.1mL)を添加した。この溶液を、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。その溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(16mg、67%の収率)。MS:C22H25FN4Oについての計算値381.20[M+H]+、実測値381.20[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
tert−ブチル(((3R,5S)−1−ベンジル−5−((5−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート
乾燥DMF(1mL)中の3−メチル−5−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(30mg、0.11mmol)の溶液に、DIPEA(0.043mL、0.25mmol)、HOBt(12mg、0.09mmol)及びEDC(29mg、0.15mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、tert−ブチル(((3R,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート(中間体L)(35mg、0.11mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、EtOAcで抽出し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、生成物(34mg、54%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.14(br,1H),7.74(s,1H),7.58(m,2H),7.43(d,J=8.4Hz,1H),7.33(m,1H),7.24(m,5H),7.20(m,1H),7.13(t,J=8.1Hz,2H),6.17(br,1H),4.55(br,1H),4.28(br,1H),3.55(m,2H),3.16(m,1H),3.06(m,2H),2.74(m,1H),2.58(s,3H),2.11(m,2H),1.89(m,2H),1.56(m,2H),1.43(s,9H)。MS:C34H39FN4O3について、計算値571.30[M+H]+、実測値571.30[M+H]+。
実施例45(YY−3−90)。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(4mL)中の(S)−ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(40mg、0.07mmol)の溶液に、HClの溶液(ジオキサン中に4M、0.2mL、0.8mmol)を添加した。その反応混合物を、LC−MS分析によって出発材料が残っていないことが示されるまで室温で撹拌し、次いで溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、茶色の粉末として収集した(26mg、84%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.71(m,3H),7.65(s,1H),7.22(m,2H),3.73(m,1H),3.64(m,1H),3.59(m,1H),3.06(m,2H),2.49(s,3H),1.83(m,4H)。MS:C21H25FN4Oについての計算値369.20[M+H]+、実測値369.25[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
1−tert−ブチル2−メチル6−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和Na2CO3溶液の混合物(20/6/6mL)中のメチル1−tert−ブチル2−メチル3−ブロモ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート(850mg、1.9mmol)、トリメチルボロキシン(1mL、50%w/w、4mmol)の混合物を脱気して、Pd(dppf)Cl2(130mg、0.15mmol)を添加した。その反応混合物を、105℃で一晩加熱し、その冷却した反応混合物をEtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカのカラムクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物(185mg、25%の収率)を、オフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.30(s,1H),7.61(m,3H),7.47(d,J=8.4Hz,1H),7.14(t,J=8.1Hz,2H),3.95(s,3H),2.51(s,3H),1.49(s,9H)。
ステップ2)
3−メチル−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
THF(5mL)中のメチル3−メチル−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(180mg、0.3mmol)の溶液に、NaOH溶液(4M、5mL)を添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで90℃で加熱した。THFを、減圧下で除去し、その残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、乾燥して、生成物を、薄茶色の粉末として得て(106mg、84%の収率)、これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。MS:C16H12FNO2について、計算値268.09[M−H]−、実測値268.00[M−H]−。
ステップ3)
(S)−ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート
乾燥DMF(1mL)中の3−メチル−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(54mg、0.2mmol)の溶液に、DIPEA(0.07mL、0.4mmol)、HOBt(18mg、0.12mmol)及びEDC(48mg、0.24mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体B)(64mg、0.2mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで抽出し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、生成物(42mg、37%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.05(br,1H),7.67(d,J=8.4Hz,1H),7.60(m,2H),7.50(s,1H),7.33(d,J=8.4Hz,1H),7.13(t,J=8.1Hz,2H),4.73(br,1H),4.64(br,1H),3.84(m,1H),3.58(m,1H),3.13(m,2H),2.06(s,3H),1.62(m,4H),1.44(s,9H),1.42(s,9H)。MS:C31H41FN4O5について、計算値569.31[M+H]+、実測値569.30[M+H]+。
実施例46。N−(((2S,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
N−(((2S,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−6−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(5mL)の中のtert−ブチル(((3R,5S)−1−ベンジル−5−((6−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート(30mg、0.053mmol)の溶液に、Pd/C(10%、20mg)を添加した。その反応混合物を、H2下で一晩撹拌した。これを、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、次いで減圧下で濃縮し、HCl溶液(ジオキサン中に4M、0.1mL)を添加した。この溶液を、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。その溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(17mg、71%の収率)。MS:C22H25FN4Oについての計算値381.20[M+H]+、実測値381.25[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
tert−ブチル(((3R,5S)−1−ベンジル−5−((6−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−1H−インドール−2−カルボキサミド)メチル)ピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート
乾燥DMF(1mL)の中の3−メチル−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(30mg、0.11mmol)の溶液に、DIPEA(0.043mL、0.25mmol)、HOBt(12mg、0.09mmol)及びEDC(29mg、0.15mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、tert−ブチル(((3R,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−イル)メチル)カルバメート(中間体L)(31mg、0.1mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。これを、EtOAcで抽出して、水及びブラインで洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、生成物(32mg、56%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.20(br,1H),7.66(d,J=8.4Hz,1H),7.60(m,2H),7.51(s,1H),7.35(m,5H),7.33(d,J=8.4Hz,1H),7.13(t,J=8.1Hz,2H),6.13(br,1H),4.58(br,1H),4.28(br,1H),3.57(m,2H),3.16(m,1H),3.08(m,2H),2.77(m,1H),2.49(s,3H),2.11(m,2H),1.91(m,2H),1.50(m,2H),1.44(s,9H)。MS:C34H39FN4O3についての計算値571.30[M+H]+、実測値571.40[M+H]+。
実施例47。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(2mL)中の(S)−ジ−tert−ブチル(5−(3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(15mg、0.026mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(4M、0.1mL、0.4mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。反応混合物のTLC解析によって出発材料が残っていないことが示された。その反応混合物を、減圧下で濃縮し、EtOAcで粉砕して所望の生成物(8mg、69%の収率)を、オフホワイトの固体として得た。1H NMR(300MHz,CD3OD)δ 7.71(m,3H),7.60(s,1H),7.44(d,J=8.4Hz,1H),7.22(m,2H),3.72(m,1H),3.64(m,1H),3.59(m,1H),3.05(m,2H),1.83(m,4H)。C20H22F2N4Oについての計算値373.18[M+H+]、実測値373.25[M+H+]。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
エチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート
MeOH(100mL)中の6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボン酸(5.0g、20.8mmol)の懸濁物に、SOCl2(2.26mL、31mmol)を、極めて緩徐に添加した。その混合物を、TLC分析によって出発材料が残っていないことが示されるまで加熱還流した。溶媒を、減圧下で除去し、その粗生成物を、茶色の粉末として(5.52g、99%の収率)乾燥後に収集した。これを、精製することなく次のステップの反応に用いた。MS:C11H11BrNO2についての計算値265.99及び267.99[M−H−]、実測値265.95及び267.95[M−H−]。
ステップ2)
エチル6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
トルエン、エタノール及び飽和Na2CO3溶液の混合物(60/15/15mL)中の混合物メチル6−ブロモ−1H−インドール−2−カルボキシレート(3.60g、13.40mmol)、(4−フルオロフェニル)ボロン酸(2.82g、20.14mmol)の混合物を脱気して、Pd(dppf)Cl2(250mg、0.31mmol)を添加した。その反応混合物を、110℃で一晩加熱した。その冷却された反応混合物を、EtOAcで抽出し、ブラインで洗浄して、減圧下で濃縮した。その残渣を、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して(10〜30%の酢酸エチル/ヘキサン)、所望の生成物(2.85g、75%の収率)をオフホワイトの粉末として得た。MS:C17H14FNO2について、計算値284.10[M+H+]、実測値284.10[M+H+]。
ステップ3)
エチル3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート
アセトニトリル中のエチル6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(269mg、1mmol)の溶液に、セレクトフルオル(Selectfluor)(354mg、1mmol)を0℃で添加した。次いで、これを、0℃で撹拌し、室温まで温めさせた。これを減圧下で濃縮して、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製して、所望の生成物を白色の粉末として得た(50mg、17%の収率)。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 8.38(br,1H),7.75(d,J=8.4Hz,1H),7.71(m,2H),7.46(s,1H),7.37(d,J=8.4Hz,1H),7.17(m,2H),4.42(q,J=7.8Hz,2H),1.43(t,J=7.8Hz,3H)。
ステップ4)
3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸
EtOH(5mL)中のエチル3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキシレート(0.48g、0.16mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、5mL)を添加した。その反応混合物を、出発材料がなくなるまで室温で撹拌した。EtOHを、減圧下で除去し及びその残渣を、1NのHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを、C18カラムを用いるISCOで、MeOH及び水を溶出液として用いて精製し、生成物を、オフホワイトの粉末として得た(30mg、69%の収率)。1H NMR(300MHz,DMSO−d6)δ 11.00(br,1H),7.56(d,J=8.4Hz,1H),7.52(m,2H),7.45(s,1H),7.21(d,J=8.4Hz,1H),7.04(m,2H)。
ステップ5)
(S)−ジ−tert−ブチル(5−(3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート
乾燥DMF(0.5mL)中の3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(14mg、0.05mmol)の溶液に、DIPEA(0.018mL、0.1mmol)、HOBt(8mg、0.05mmol)及びEDC(12mg、0.06mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、(S)−ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(中間体B)(18mg、0.05mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、その反応混合物を、EtOAcで希釈して、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮し、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の30〜40%の酢酸エチルを用いて精製して、生成物(16mg、56%の収率)を、白色固体として得た。MS:C30H38F2N4O5についての計算値573.28[M+H]+、実測値573.40[M+H]+。
実施例48。N−(((2S,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
N−(((2S,4R)−4−(アミノメチル)ピロロリジン−2−イル)メチル)−3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
THF(20mL)中のN−(((2S,4S)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−イル)メチル)−3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド(110mg、0.23mmol)の溶液に、Raney−Ni(水中に110mg、50%)を、H
2(55psi)下で一晩添加した。その反応の進行をLC−MSによってモニターした。その反応の完了後、その触媒を、Celiteプラグを通過させることによって取り除き、MeOHを用いて洗浄した。その濾液を減圧下で濃縮して、アミン中間体を得た。この中間体を、MeOH(20mL)に溶解した。次いで、Pd/C(炭素上に10%、30mg)を、H
2(55psi)下で一晩添加した。LC−MSによるモニタリングによって示されるとおり、その反応が終了した後、その触媒を、濾過によって取り除いた。その濾液を減圧下で濃縮し粗生成物を得て、これを、C18カラムを用いるISCOで精製した。水/MeOHでの溶出によって、所望の生成物を遊離の塩基型として得た。この遊離塩基生成物を、MeOH(2mL)に溶解し、ジオキサン中の4NのHCl(0.2mL)を添加した。室温で1時間撹拌した後、その溶媒を取り除き、その残渣をEtOAcで粉砕して、所望の生成物(36mg、34%の収率)をベージュ色の固体として得た。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.54(d,J=8.1Hz,1H),7.47(m,2H),7.28(m,1H),7.18(m,2H),6.98(s,1H),3.76(m,1H),3.51(m,2H),3.43(m,1H),3.01−2.93(m,3H),2.60(m,1H),2.32(m,1H),1.43(m,1H)。LC−MS 385.20[M+H
+]。
N−(((2S,4S)−1−ベンジル−4−シアノピロロリジン−2−イル)メチル)−3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド
DMF(5mL)中の3−フルオロ−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(210mg、0.77mmol)、(3S,5S)−5−(アミノメチル)−1−ベンジルピロロリジン−3−カルボニトリル(166mg、0.77mmol)、EDC(176mg、0.92mmol)、HOBt(62mg、0.46mmol)の混合物に、DIPEA(0.28mL、1.54mol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物に、撹拌しながら水を滴加して、その形成された固体を濾過によって収集した。風乾及びシリカゲルカラムクロマトグラフィーによる精製によって、所望の生成物(150mg、41%の収率)を、淡黄色の固体として得た。LC−MS 471.20[M+H+]。
実施例49。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩の調製
(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(4mL)中の(S)−ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート(35mg、0.06mmol)の溶液に、ジオキサン中のHCl(ジオキサン中に4M、0.2mL、0.8mmol)を添加した。その反応混合物を、LC−MSによって出発材料が残っていないことが示されるまで室温で撹拌し、次いで、その溶媒を、減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、茶色の粉末として収集した(19mg、70%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.73(d,J=8.1Hz,1H),7.17(s,1H),7.15(m,2H),7.00(m,3H),6.95(d,J=8.1Hz,1H),3.73(m,1H),3.64(m,1H),3.59(m,1H),3.05(m,2H),1.84(m,4H)。MS:C20H23FN4O2について計算値、371.18[M+H]+、実測値371.25[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
ステップ1)
1−tert−ブチル2−メチル6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート
ジオキサン中の1−tert−ブチル2−メチル6−ブロモ−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート(71mg、0.2mmol)、4−フルオロphenol(34mg、0.3mmol)Cs2CO3(100mg、0.3mmol)及び2−(ジメチルアミノ)酢酸HCl塩(9mg、0.006mmol)の混合物を脱気し、次いでCuI(8mg、0.04mmol)を添加した。その反応混合物を、100℃で一晩加熱し、それを、EtOAcで希釈して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物(35mg、45%の収率)を、オフホワイトの粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 7.62(d,J=8.4Hz,1H),7.27(m,1H),7.22−7.15(m,3H),7.02(m,2H),6.91(s,1H),3.94(s,2H),1.56(s,9H)。
ステップ2)
6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸
エタノール(3mL)中の1−tert−ブチル2−メチル6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−インドール−1,2−ジカルボキシレート(34mg、0.12mmol)の溶液に、NaOH溶液(2M、3mL)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌した。その反応の終了後、その溶媒を減圧下で除去し、その残渣をHCl溶液で酸性化した。その沈殿物を濾過して、水で洗浄した。これを乾燥して所望の生成物を、白色の粉末として得て(25mg、77%の収率)これをさらに精製することなく次のステップの反応に用いた。MS:C15H10FNO3についての計算値、270.06[M−H]−、実測値270.10[M−H]−。
ステップ3)
(S)−ジ−tert−ブチル(5−(6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ペンタン−1,4−ジイル)ジカルバメート
乾燥DMF(0.5mL)中の6−(4−フルオロフェノキシ)−1H−インドール−2−カルボン酸(25mg、0.09mmol)の溶液に、DIPEA(0.035mL、0.2mmol)、HOBt(10mg、0.06mmol)及びEDC(23mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、ジ−tert−ブチル(5−アミノペンタン−1,4−ジイル)(S)−ジカルバメート(中間体B)(30mg、0.09mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。次いで、これを、EtOAcで抽出し、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を、濃縮して、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって、ヘキサン中の30〜45%のEtOAcを用いて精製して、所望の生成物(36mg、68%の収率)を薄茶色の粉末として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3)δ 9.07(br,1H),7.57(d,J=8.4Hz,1H),7.30−7.15(m,4H),6.94(s,1H),6.88(d,J=8.4Hz,2H),4.77(br,1H),4.62(br,1H),4.13(s,2H),3.80(m,1H),3.50(m,2H),3.15(m,2H),1.61(m,4H),1.47(s,9H),1.41(s,9H)。
実施例50。(S)−N−(1−(4−アミノシクロヘキシル)ピロロリジン−3−イル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
(S)−N−(1−(4−アミノシクロヘキシル)ピロロリジン−3−イル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩
MeOH(5mL)中の(S)−ベンジル(4−(3−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ピロロリジン−1−イル)シクロヘキシル)カルバメート(25mg、0.06mmol)の溶液に、Pd/C(10%、15mg)を添加した。その反応混合物を、H2下で一晩撹拌した。次いで、これを、Celiteパッドを通して濾過し、メタノールで洗浄し、次いで減圧下で濃縮し、ジオキサン中のHCl(4M、0.05mL)を添加した。その溶媒を減圧下で除去した。その残渣を、EtOAcを用いて粉砕して、その沈殿物を、オフホワイトの粉末として収集した(16mg、72%の収率)。1H NMR(300MHz,D2O)δ 7.76(d,J=8.4Hz,1H),7.55(s,1H),7.51(m,2H),7.43(d,J=8.4Hz,1H),7.20(m,2H),7.14(s,1H),3.67(m,2H),3.58(m,1H),3.51(m,2H),3.27(m,2H),2.28(m,4H),2.17(m,2H),1.53(m,4H)。MS:C25H29FN4Oについて計算値、421.23[M+H]+、実測値421.30[M+H]+。
必要な中間体は以下のとおり調製した:
(S)−ベンジル(4−(3−(6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド)ピロロリジン−1−イル)シクロヘキシル)カルバメート
乾燥DMF(0.5mL)中の6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボン酸(30mg、0.12mmol)の溶液に、DIPEA(0.10mL、0.6mmol)、HOBt(15mg、0.1mmol)及びEDC(30mg、0.15mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で撹拌して、(S)−ベンジル(4−(3−アミノピロロリジン−1−イル)シクロヘキシル)カルバメート塩化水素塩(中間体V)(50mg、0.12mmol)を添加した。その反応混合物を、室温で一晩撹拌した。その反応混合物を、EtOAcで希釈して、そして水を用い、次いでブラインを用いて洗浄した。その有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過した。その濾液を減圧下で濃縮して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィーによって精製して、所望の生成物(16mg、59%の収率)を白色固体として得た。MS:C33H35FN4O3についての計算値555.27[M+H]+、実測値555.40[M+H]+。
以下の化合物は、上記の手順によって調製した。
実施例51。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−フェニル−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、実施例7の調製について用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.86(m,4H),7.60(m,2H),7.48(m,2H),7.23(s,1H),3.77(m,1H),3.68(m,1H),3.63(m,1H),3.09(m,2H),1.87(m,4H).
13C NMR(75MHz,D
2O)δ 164.22,140.84,137.28,137.22,130.17,128.98,127.27,126.96,126.52,122.50,120.11,109.97,104.89,51.66,40.83,39.09,27.12,23.03.MS:C
20H
24N
4Oについての計算値、337.21[M+H]
+、実測値337.20[M+H]
+。
実施例52(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(p−トリル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、実施例7の調製について用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.90(m,2H),7.71(m,2H),7.52(m,2H),7.13(m,1H),7.06(m,1H),3.61−3.42(m,3H),3.04(m,2H),2.73(s,3H),1.79(m,4H)。MS:C
21H
26N
4Oについての計算値、351.21[M+H]
+、実測値351.20[M+H]
+。
実施例53:(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、実施例7の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.66(d,J=8.4Hz,1H),7.45(s,1H),7.29(d,J=8.4Hz,1H),7.09(m,3H),7.05(s,1H),3.85(s,3H),3.72(m,1H),3.68(m,1H),3.55(m,1H),3.02(m,2H),1.82(m,4H)。MS:C
21H
25FN
4O
2についての計算値、385.20[M+H]
+、実測値385.25[M+H]
+。
実施例54。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロ−2−クロロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、実施例7の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.74(d,J=8.4Hz,1H),7.52(s,1H),7.36(m,2H),7.29(d,J=8.4Hz,1H),7.18(m,1H),7.17(s,1H),7.09(m,1H),3.73(m,1H),3.63(m,1H),3.58(m,1H),3.03(m,2H),1.81(m,4H)。MS:C
20H
22ClFN
4Oについての計算値、389.15[M+H]
+、実測値389.20[M+H]
+。
実施例55。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(3−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、実施例7の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.79(m,1H),7.79(s,1H),7.58−7.41(m,4H),7.18(s,1H),7.12(m,1H),3.73(m,1H),3.68(m,1H),3.53(m,1H),3.02(m,2H),1.82(m,4H)。MS:C
20H
23FN
4Oについての計算値、355.19[M+H]
+、実測値355.25[M+H]
+。
実施例56。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(2,4−ジフルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、実施例7の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.81(d,J=8.4Hz,1H),7.69(s,1H),7.56(m,2H),7.35(d,J=8.4Hz,1H),7.30(m,1H),7.20(s,1H),7.07(m,2H),3.77(m,1H),3.65(m,1H),3.57(m,1H),3.04(m,2H),1.82(m,4H)。MS:C
20H
22F
2N
4Oについての計算値、373.18[M+H]
+、実測値373.25[M+H]
+。
実施例57。(S)−N−(2,5−ジアミノペンチル)−6−(4−フルオロ−3−クロロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、実施例7の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.79(d,J=8.4Hz,1H),7.57(s,1H),7.48−7.32(m,2H),7.24(d,J=8.4Hz,1H),7.20(s,1H),7.16(m,1H),3.74(m,1H),3.65(m,1H),3.59(m,1H),3.04(m,2H),1.83(m,4H)。MS:C
14H
19BrN
4Oについての計算値、339.07及び341.07[M+H]
+、実測値339.10及び341.10[M+H]
+。
実施例58。(S)−6−ブロモ−N−(2,5−ジアミノペンチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、スズキカップリングなしで、実施例7の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.70(s,1H),7.59(d,J=8.4Hz,1H),7.26(d,J=8.4Hz,1H),7.11(s,1H),3.74(m,1H),3.64(m,1H),3.56(m,1H),3.01(m,2H),1.80(m,4H)。MS:C
14H
19BrN
4Oについての計算値、339.07及び341.07[M+H]
+、実測値339.10及び341.10[M+H]
+。
実施例59。N−(3−アミノシクロヘキシル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、適切に保護されたアミン成分(中間体W)を用いる、実施例50の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.75(d,J=8.4Hz,1H),7.71(s,1H),7.69(m,2H),7.43(d,J=8.4Hz,1H),7.21(s,1H),7.03(m,2H),3.71(m,1H),3.35(m,1H),1.93(m,4H),1.75(m,2H),1.43(m,2H)。MS:C
21H
22FN
3Oについての計算値、352.17[M+H]
+、実測値352.25[M+H]
+。
実施例60。(S)−6−(4−フルオロフェニル)−N−(1−(ピペリジン−4−イル)ピロロリジン−3−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、適切に保護されたアミン成分(中間体Z3)を用いる、実施例50の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
MS:C
24H
27FN
4Oについての計算値、407.22[M+H]
+、実測値407.25[M+H]
+。
実施例61。N−(2−アミノエチル)−6−(4−フルオロフェニル)−N−(ピペリジン−4−イル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、適切に保護されたアミン成分(中間体X)を用いる実施例50の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.78(d,J=8.4Hz,1H),7.72(s,1H),7.69(m,2H),7.44(d,J=8.4Hz,1H),7.21(m,2H),6.92(s,1H),3.79(m,2H),3.53(m,3H),3.26(m,2H),3.07(m,2H),2.16(m,4H)。MS:C
22H
25FN
4Oについての計算値、381.20[M+H]
+、実測値381.20[M+H]
+。
実施例62。N−(2−((4−アミノシクロヘキシル)アミノ)エチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、適切に保護されたアミン成分(中間体Y)を用いる、実施例50の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.69(d,J=8.4Hz,1H),7.61(m,2H),7.56(s,1H),7.34(d,J=8.4Hz,1H),7.17(m,2H),7.03(s,1H),3.64(m,2H),3.27(m,2H),3.20(m,2H),2.22(m,2H),2.17(m,2H),1.51(m,4H)。MS:C
23H
27FN
4Oについての計算値、395.22[M+H]
+、実測値395.30[M+H]
+。
実施例63。6−(4−フルオロフェニル)−N−(2−(ピペリジン−4−イルアミノ)エチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、適切に保護されたアミン成分(中間体Z)を用いる、実施例50の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.61(d,J=8.4Hz,1H),7.52(m,2H),7.45(s,1H),7.25(d,J=8.4Hz,1H),7.10(m,2H),6.97(s,1H),3.62(m,2H),3.59(m,1H),3.27(m,2H),3.06(m,2H),2.35(m,2H),1.85(m,2H)。MS:C
22H
25FN
4Oについての計算値、381.20[M+H]
+、実測値381.25[M+H]
+。
実施例64。6−(4−フルオロフェニル)−N−(2−(ピロロリジン−3−イルアミノ)エチル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、適切に保護されたアミン成分(中間体Z1)を用いる、実施例50の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.72(d,J=8.4Hz,1H),7.62(m,2H),7.59(s,1H),7.35(d,J=8.4Hz,1H),7.17(m,2H),7.05(s,1H),3.83(m,1H),3.71(m,2H),3.53(m,1H),3.45(m,3H),3.36(m,2H),2.59(m,1H),2.22(m,1H)。MS:C
21H
23FN
4Oについての計算値、367.19[M+H]
+、実測値367.20[M+H]
+。
実施例65。N−(2−((3−アミノシクロヘキシル)アミノ)エチル)−6−(4−フルオロフェニル)−1H−インドール−2−カルボキサミド塩化水素塩を、適切に保護されたアミン成分(中間体Z2)を用いる、実施例50の調製に用いたのと同様の方法を用いて調製した。
1H NMR(300MHz,D
2O)δ 7.74(d,J=8.4Hz,1H),7.64(m,3H),7.39(d,J=8.4Hz,1H),7.19(m,2H),7.08(s,1H),3.68(m,2H),3.32(m,4H),2.43(m,1H),2.35(m,1H),2.21(m,1H),2.04(m,1H),1.70(m,2H),1.35(m,2H)。MS:C
23H
27FN
4Oについての計算値、395.22[M+H]
+、実測値395.30。
実施例66。一般試験法の説明:
固有MICアッセイ
MICアッセイは、ブロスの微量希釈に関する臨床及び検査基準協会(Clinical and Laboratory standards Institute)(CLSI)のガイドラインに従って実施した。カチオン調整ミューラーヒントン(mueller−Hinton)(化合物の2倍連続希釈を含むCAMHブロス)を含む96ウェルプレートに、5×105CFU/mLの対数期細菌を接種した。各ウェルの最終容量は100μLであった。各々の化合物を、二連で試験した。マイクロタイタープレートを、好気性環境で、37℃で18時間インキュベートした。次いで、600nmでVersaMaxプレートリーダー(Molecular Devices,Inc.)でプレートを読み取って細菌の増殖を試験した。MICは、細菌増殖を90%阻害する最低化合物濃度として定義した。
実験的EPIの固有のMICを、説明した方法で試験した。2倍連続希釈は、96ウェルプレートの最初のカラムにある100μg/mLの試験化合物で始まる。以下のグラム陰性菌株を、これらのアッセイには、含んでいた。
Escherichia coli ATCC 25922
Klebsiella pneumoniae ATCC 13883及びATCC 10031
Pseudomonas aeruginosa ATCC 27853.
Acinetobacter baumannii ATCC 19606
細菌EPIアッセイ
第1段階(ティア1)試験
これらの研究の目的のためのEPIアッセイは、細菌に対する抗生物質のMICが実験的排出ポンプ阻害剤(EPI)の存在下で試験されるMICアッセイに相当する。アッセイに存在するEPIの最高濃度は、通常、化合物の固有MICの1/2である。EPIの固有のMICが100μg/mLより大きい場合、EPIアッセイは50μg/mLで試験された。EPIの段階希釈を使用して、次に、抗生物質活性の増強を評価した。相対的なEPI活性は、EPI化合物の存在下での抗生物質のMICと抗生物質単独の固有のMICとを比較することにより決定された。抗生物質に事前曝露された細菌に対するEPIの有効性の評価のために、使用された細菌の接種材料は、抗生物質のMIICの1/2(排出ポンプの発現を誘導するように)での曝露後に単一コロニーとして分離された細菌培養から開発され、EPIと組み合わせて使用された。
実施例67。標準EPIアッセイ。
P.aeruginosa ATCC 27853に対する2つの試験抗生物質(レボフロキサシン及びセフェピム)のMIC値に対する実施例6の影響を、標準的なEPIアッセイを使用して評価した。レボフロキサシンとセフェピムはどちらもP.aeruginosaの排出ポンプの基質として知られているため、EPI活性をアッセイするための抗生物質を試験するのによく適している。
標準的なEPIアッセイでは、試験抗生物質のMICは、EPIの阻害濃度未満の濃度の有無で決定される。当初、使用された阻害濃度未満は、EPIの1/2×MICであった。P.aeruginosa ATCC 27853に対する実施例6の固有MICは、25μg/mLであるため、標準EPIアッセイでは実施例6の12.5μg/mL(1/2×MIC)以下を使用した。EPIの非存在下でのP.aeruginosa ATCC 27853に対するレボフロキサシンのMICは、1μg/mLである。実施例6の6.25μg/mLの存在下では、レボフロキサシンのMICは、0.063μg/mLに著しく低下し、EPIの非存在下のレボフロキサシンのMICと比較して32倍低下であった(1μg/mL)。試験抗生物質としてセフェピムを使用した場合、セフェピムのMICは、EPIの非存在下での2μg/mLから実施例6の12.5μg/mLの存在下での1.0μg/mLまで2倍低下した。抗生物質としてクラリスロマイシンを使用して、これらのEPIのさまざまな濃度の存在下でEscherichia coli ATCC 25922との相乗効果を調べるために同様の方法論を採用した。
第2段階試験
細菌がそのMICの1/2で抗生物質に暴露されたEPI活性を示す化合物について、インビトロ評価の第2段階を実施した。この新しい評価方法は、インビトロで抗生物質と相乗作用を示し、感染のマウスモデルで、インビボで同様の有効性を示す化合物のより良い予測を提供した。これらの「事前曝露細菌EPIアッセイ」は、インビボでのさらなる評価のために化合物の選択を優先する極めて効果的な方法であることが証明された。
実施例68。事前曝露の細菌EPIアッセイ
事前曝露EPIアッセイの場合、アッセイで使用したP.aeruginosa ATCC 27853細菌を、最初に1/2×MICの試験抗生物質(セフェピムまたはレボフロキサシン)の存在下で、37℃で、CAMH中で一晩増殖させた。この事前曝露の根底にある原理は、細菌を阻害濃度未満の試験抗生物質に曝露すると、排出ポンプの発現を誘発し、もしあれば、インビボのシナリオをより正確に表す可能性があるということである。
セフェピムに事前曝露されたP.aeruginosa菌に対するセフェピムのMICは16μg/mLであり、非曝露P.aeruginosaに対するセフェピムのMIC(1μg/mL)より8倍高いことが判明した。次いで、事前曝露の細菌を使用して96ウェルプレートに接種することを除いて、事前曝露の細菌に対するセフェピムのMICに対する実施例20の影響を、上記の標準EPIアッセイと同様の方法でアッセイした。セフェピムに暴露されたP.aeruginosaに対するセフェピムのMICは、6.25μg/mLの実施例20の存在下で16μg/mLから0.5μg/mLへと低下し、8倍減少であった。この結果、実施例20が、セフェピムに事前曝露された細菌で誘導されるポンプを阻害できることが示されている。
したがって、事前曝露EPIアッセイを使用することにより、異なる抗生物質への暴露時に誘発される排出ポンプを阻害するEPIの能力に関する情報を収集できる。この情報は、インビボ実験を指示し、特定のEPI−抗生物質ペアの有効性を予測するのに有益である。
実施例69。流出阻害に関する蛍光ベースの細胞アッセイ
排出ポンプの活性に対する潜在的なEPI化合物の影響は、グラム陰性細菌性排出ポンプの既知の基質であるHoechst 33342の排出を測定する蛍光ベースの細胞アッセイでも評価された。細胞内細菌DNAに結合すると、Hoechst 33342は明るく蛍光を発するが、細菌細胞の外側の未結合の発蛍光団はほとんどまたはまったく蛍光を示さない。したがって、細菌細胞の内側から外側へのHoechst 33342の流出は、蛍光の実質的な減少と関連している。
細菌細胞を、一晩培養物から遠心分離により回収し、細胞ペレットを1mMのMgCl2を含むリン酸緩衝液(PBSM)で洗浄した。細胞を洗浄した後、細胞ペレットをPBSMに再懸濁し、600nmで0.6〜0.9の最終ODを達成した。排出ポンプ機能に必要なATPは、シアン化カルボニル3−クロロフェニルヒドラゾン(CCCP)を3〜10μMの範囲の最終濃度まで添加することにより枯渇させた。次に、Hoechst 33342を、最終濃度10μMまで添加し、細胞を37℃で0.5〜18時間、好気的にインキュベートした。細菌懸濁液(200μL)を、1.6〜25μg/mLの範囲の濃度の試験EPI化合物または同等量のビヒクル(DMSO)のみを含む黒い平底96ウェルプレートのウェルに加えた。プレートボルテクサーを使用して、細菌細胞と試験EPI化合物を混合し、プレートを37℃で5分間プレインキュベートする。プレインキュベーション後、グルコースを最終濃度10〜50mMまで添加することにより、Hoechst 33342の流出を開始した。SpectraMax(登録商標)2蛍光プレートリーダー(Molecular Devices,Inc.,Sunnyvale,CA)を使用して、20〜60分間にわたり、1分間に1回、37℃で各ウェルの蛍光をモニターした。励起及び発光波長は、それぞれ355及び460nmに設定した。E.coli ATCC 25922、K.pneumoniae ATCC 13883、P.aeruginosa ATCC 27853、及びAcinetobacter baumannii ATCC 19606を、このアッセイのモデルのグラム陰性細菌株として使用した。
細菌のEPIのインビボ評価の一般的な方法は、相乗効果を達成するために抗生物質とEPIの両方が存在する必要があるという事実によって、複雑である。マウス敗血症モデルにおける細菌性EPIの相対的な有効性を確立するのに有効であることが証明されている一般的な方法が発見された。細菌性EPIは、最初に敗血症のマウスに静脈内投与され、5分後に抗生物質の静脈内投与または経口投与が行われる。次に、追加の5分後にEPIの2回目の投与を皮下投与して追加免疫として作用させ、その後、EPIの2回目の投与後に抗生物質を静脈内または経口で最終投与する。多くの場合、このレジメンは相乗効果を示し、感染したマウスの生存を可能にするのに効果的であることが証明されている。いくつかの例では、1日目に投与されたEPIと抗生物質の両方の第2のレジメンが、処置に影響を及ぼすために24時間後に必要であった。
実施例70。排出ポンプ阻害剤のインビボ有効性の評価方法
細菌性排出ポンプ阻害剤(EPI)のインビボでの有効性の決定は、感染のマウス敗血症モデルを使用して効率的に決定できる。全身感染は、Swiss Webster雌マウスの5%ムチン中に約5×10
5細胞の濃度で細菌(P.aeruginosa[ATCC 27853]など)を含む接種材料を500ul腹腔内注射することにより開始される。実験群(各4〜6感染マウス)は、陽性対照と陰性対照の両方、ならびに抗生物質単独またはEPI単独で処置された感染マウス、ならびに抗生物質と組み合わせて投与されたEPIで構成されている。感染5分後、感染10分後投与されるセフェピム(250ulの10mg/ml溶液)などの抗生物質とともにEPIをiv(静脈内)投与する。次に、感染の20分後にEPIの2回目の投与をsc(皮下)投与し、感染の25分後にセフェピムを再度投与する(10mg/ml溶液250ul)。セフェピムのみで処置されたマウスに、b.i.d.で感染後10及び25分でiv(静脈内)投与量(250ulの10mg/ml溶液)を注射した。EPIのみで処置したマウスは、感染5分後、iv(静脈内)で処置し、感染20分後、皮下(sc)処置した。4〜6匹の感染マウスで構成される追加の実験群は未処置または、適切な時点でビヒクルのみで処置された。必要に応じて、このレジメンは、アッセイの2日目に感染24時間後に繰り返される。
*セフェピム,10mg/ml b.i.d.;250ul;実施例6;3.0mg/ml b.i.d.
実施例71。以下は、ヒトにおける治療的または予防的使用のための、式Iの化合物(「化合物X」)またはその薬学的に許容される塩を含む、代表的な薬学的剤形を例示し得る。錠剤は必要に応じて腸溶コーティングを含んでもよい。
上記の製剤は、薬学的分野で周知の従来の手順で得てもよい。
全ての刊行物、特許、及び特許文書は、参照により個別に組み込まれるかのように、参照により本明細書に組み込まれる。本発明は、様々な特定の好ましい実施形態及び技術を参照して説明されてきた。しかし、本発明の精神及び範囲内にとどまりながら、多くの変形及び修正を行ってもよいことを理解されたい。