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JP2020509038A - 殺真菌剤化合物を調製するための方法 - Google Patents

殺真菌剤化合物を調製するための方法 Download PDF

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JP2020509038A
JP2020509038A JP2019547390A JP2019547390A JP2020509038A JP 2020509038 A JP2020509038 A JP 2020509038A JP 2019547390 A JP2019547390 A JP 2019547390A JP 2019547390 A JP2019547390 A JP 2019547390A JP 2020509038 A JP2020509038 A JP 2020509038A
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マシュー ダブリュー. レイティ,
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デ モラデイ, シルヴァーナ マルセル レイト
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トニ−ジョー ポール,
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ハインリヒ ジェイ. ショスタレス,
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ダニエル ピー. ウォーカー,
ショミール ゴーシュ,
ショミール ゴーシュ,
ジョン ピー. ローソン,
ジョン ピー. ローソン,
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    • C07D495/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D495/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D495/04Ortho-condensed systems
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

本明細書において、式I−014、I−020、I−064、I−074、I−082、I−089、I−090、I−095、I−171、I−181、I−184、I−186、I−189、I−191、I−192、I−193、I−205、I−206、I−208、I−211、I−212、I−213、I−220、I−229、I−231、I−233、I−234、I−246、I−251、I−258、I−259、I−262、I−263、I−285、I−323およびI−400の立体異性体的に富化された化合物を調製するための方法が提供される。本明細書に記載の化合物は、殺虫剤としての活性を示し、例えば、植物における病原菌および病原菌によって生じる病害を防除するための方法において有用である。キラル有機金属触媒の存在下での不斉還元によって、式V−1またはV−2−Fの立体異性体的に富化された化合物を調製することも対象とする。

Description

関連出願の引用
本願は、米国特許法第119条第(e)項の下で、米国仮出願第62/466,944号(2017年3月3日出願)の利益を主張する。この米国仮出願の全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
分野
殺真菌剤として有用な、立体異性体的に富化された化合物を調製するための方法が本明細書で提供される。
背景
アセチル−CoAカルボキシラーゼ(「ACCase」)は、真核生物および原核生物の両方における脂肪酸生合成の律速段階のための必須の触媒である。植物病原性真菌は、田畑においてまたは収穫後のいずれかで作物植物に感染し得、世界的に農業従事者および生産者に相当の経済的損失をもたらす。農業への影響に加えて、真菌またはそれらが生成する毒素で汚染された食品および飼料をヒトまたは家畜が摂取した場合、多数の消耗性の病害または死亡が発生し得る。およそ10,000種の真菌が、作物を害し、品質および収量に影響を及ぼすことが公知である。病原菌およびそれらが引き起こす病害の蔓延をくい止めるために、作物の輪作、抵抗性品種の育種、農薬の適用およびこれらの戦略の組合せが、一般に用いられる。
殺真菌活性を示し、組成物の調製に有用であり、病原菌を防除するための方法に従う化合物が、各々2016年11月22日に出願された米国特許出願公開第2017/0166584号、同第2017/0166582号、同第2017/0166583号および同第2017/0166585号に記載されており、これらの全体は、参照により本明細書に組み込まれる。
殺真菌活性を示すこれらのおよび他の化合物を合成するためのプロセスおよび方法を提供することへのニーズが、当技術分野において存在している。
米国特許出願公開第2017/0166584号明細書 米国特許出願公開第2017/0166582号明細書 米国特許出願公開第2017/0166583号明細書 米国特許出願公開第2017/0166585号明細書
要旨
本明細書において、式I−014、I−020、I−064、I−074、I−082、I−089、I−090、I−095、I−171、I−181、I−184、I−186、I−189、I−191、I−192、I−193、I−205、I−206、I−208、I−211、I−212、I−213、I−220、I−229、I−231、I−233、I−234、I−246、I−251、I−258、I−259、I−262、I−263、I−285、I−323およびI−400の立体異性体的に富化された化合物、その塩ならびにその中間体および前駆体を調製するために有用な方法が提供される。
例えば、本明細書において、式V−1またはV−2−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−1またはIV−2−F:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させ、それによってそれぞれ式V−1またはV−2−Fの立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式V−3、V−4−FまたはV−4−F−1a:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−3、IV−4−FまたはIV−4−F−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させて、それぞれ式V−3またはV−4−Fの立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式V−5、V−6−FまたはV−6−F−1a:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−5、IV−6−FまたはIV−6−F−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させて、それぞれ式V−5、V−6−FまたはV−6−F−1aの立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式V−7−FまたはV−7−F−1a:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−7−FまたはIV−7−F−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させて、式V−7−FまたはV−7−F−1aの立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−020、I−074、I−064、I−014、I−184、I−211、I−212またはI−213:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−5−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−5−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、ならびに式VI−5−Fの化合物または塩を、イソプロパノール、メトキシエタノール、エチレングリコール、(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリル、(S)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリルおよび3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロパンニトリルからなる群から選択されるアルコールと反応させ、それによって式I−020、I−074、I−064、I−014、I−184、I−211、I−212またはI−213の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−082またはI−171:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
式V−6−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−6−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VI−6−T−Fの化合物または塩を、メトキシエタノールと反応させ、それによって式I−082の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ、および式I−082の化合物または塩を分離し、それによって式I−171の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
を含む、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−020、I−074、I−014、I−211、I−212またはI−213:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−1−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VI−1−Fの化合物または塩を、イソプロパノール、メトキシエタノール、(S)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリル、(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリルおよび3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロパンニトリルからなる群から選択されるアルコールと反応させ、それによって式VII−1−T−F−1、VII−1−T−F−2、VII−1−P−F−1、VII−1−T−F−3、VII−1−T−F−4またはVII−1−T−F−5:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−T−F−1、VII−1−T−F−2、VII−1−P−F−1、VII−1−T−F−3、VII−1−T−F−4またはVII−1−T−F−5の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−T−F−1、VIII−1−T−F−2、VIII−1−P−F−1、VIII−1−T−F−3、VIII−1−T−F−4またはVIII−1−T−F−5:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、ならびにアミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−020、I−074、I−014、I−211、I−212またはI−213の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは1−ピラゾリルである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−082またはI−171:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−2−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−2−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VI−2−T−Fの化合物または塩を、メトキシエタノールと反応させ、それによって式VII−2−T−F−2:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−2−T−F−2の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−2−T−F−2:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−082の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ、および式I−082の化合物または塩を分離し、それによって式I−171の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−208、I−206、I−193、I−095、I−192、I−191、I−234、I−231、I−233またはI−181:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−1−4:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−4の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによってVIII−1−4:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、ならびにアミド形成ゾーンにおいて、エチルアミンおよびイソプロピルアミンからなる群から選択されるアミンとアミドを形成させ、それによって式I−208、I−206、I−193、I−095、I−192、I−191、I−234、I−231、I−233またはI−181の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258、I−259またはI−213:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=C(CH)CNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−1−F−5:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−F−5の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−F−5:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、
アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−211/212、I−262/263またはI−258/259:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、および式I−211/212、I−262/263もしくはI−258/259の化合物もしくは塩を分離し、それによって式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258もしくはI−259の立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップ、または式I−211/212の化合物もしくは塩を、メチル化ゾーンにおいて塩基の存在下でハロゲン化メチルと反応させ、それによって式I−213の立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップ
を含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−205、I−220またはI−229:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−2−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−2−F−4:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−2−F−4の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによってVIII−2−F−4:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンおよびN−メチルイソプロピルアミンからなる群から選択されるアミンとアミドを形成させ、それによって式I−205−RR/RS、I−220−RR/RSまたはI−229−RR/RS:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、ならびに式I−205−RR/RS、I−220−RR/RSまたはI−229−RR/RSの化合物または塩を分離し、それによって式I−205、I−220またはI−229の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−285:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1−E−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHSOCHのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−1−E−F−6:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−E−F−6の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−E−F−6:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、およびアミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−285の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−208、I−206、I−234またはI−231:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−3:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−208、I−206、I−234またはI−231の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−193、I−095、I−192、I−191、I−233またはI−181:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−5:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−193、I−095、I−192、I−191、I−233またはI−181の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258、I−259またはI−213:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−5−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=C(CH)CNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−211/212、I−262/263またはI−258/259:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、および式I−211/212、I−262/263もしくはI−258/259の化合物もしくは塩を分離し、それによって式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258もしくはI−259の立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップ、または式I−211/212の化合物もしくは塩を、メチル化ゾーンにおいて塩基の存在下でハロゲン化メチルと反応させ、それによって式I−213の立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−220:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−6−E−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−220−RR/RS:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、および式I−220−RR/RSの化合物または塩を分離し、それによって式I−220の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−205またはI−229:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−7−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−205−RR/RSまたはI−229−RR/RS:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、および式I−205−RR/RSまたはI−229−RR/RSの化合物または塩を分離し、それによって式I−205またはI−229の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−285:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−5−E−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHSOCHのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−285の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−064:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、生成物を、α−アルキル化ゾーンにおいて、XCHC(O)ORの化合物と反応させ、それによって式VII−1−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−T−F−7の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−T−F−7:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式IX−1−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、および式IX−1−T−F−7の化合物または塩を、還元ゾーンにおいて還元剤と接触させ、それによって式I−064の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Xは、ClまたはBrであり、Rは、メチルおよびエチルからなる群から選択される、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−089またはI−090:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−2−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、α−アルキル化ゾーンにおいて、XCHC(O)ORの化合物と反応させ、それによって式VII−2−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−2−T−F−7の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−2−T−F−7:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、アミド形成ゾーンにおいて、N−メチルイソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式IX−2−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式IX−2−T−F−7の化合物または塩を、還元ゾーンにおいて還元剤と接触させ、それによって式I−I−089/090:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、および式I−089/090の化合物または塩を分離し、それによって式I−089またはI−090の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Xは、ClまたはBrであり、Rは、メチルおよびエチルからなる群から選択される、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−251:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1−E−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、生成物を、α−アルキル化ゾーンにおいて、XCHCNの化合物と反応させ、それによって式VII−1−E−F−8:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−E−F−8の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−E−F−8:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、およびアミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−251の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Xは、ClまたはBrである、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−246:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−8−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、生成物を、α−アルキル化ゾーンにおいて、XCHC(O)ORの化合物と反応させ、それによって式VII−8−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−8−T−F−7の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−8−T−F−7:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式IX−8−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、および式IX−8−T−F−7の化合物または塩を、還元ゾーンにおいて還元剤と接触させ、それによって式I−246の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Xは、ClまたはBrであり、Rは、メチルおよびエチルからなる群から選択される、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−323:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−3−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むアセチル化ゾーンにおいて塩基の存在下で、無水酢酸または塩化アセチルと接触させ、それによって式I−323の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−189:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−7−T−F:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を分離し、それによって式I−189の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−400
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製すための方法であって、式IV−6−T−F−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させ、それによって式I−400の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
他の目的および特徴は、以降で、一部には明らかとなり、一部には指摘されることになる。
詳細な説明
本明細書において、式I−014、I−020、I−064、I−074、I−082、I−089、I−090、I−095、I−171、I−181、I−184、I−186、I−189、I−191、I−192、I−193、I−205、I−206、I−208、I−211、I−212、I−213、I−220、I−229、I−231、I−233、I−234、I−246、I−251、I−258、I−259、I−262、I−263、I−285、I−323およびI−400の立体異性体的に富化された化合物、ならびにそれらの塩を調製するために有用な方法が提供される。
Figure 2020509038
Figure 2020509038
Figure 2020509038
Figure 2020509038
Figure 2020509038
それらの全体が参照により本明細書に組み込まれる、各々2016年11月22日に出願された米国特許出願公開第2017/0166584号、同第2017/0166582号、同第2017/0166583号および同第2017/0166585号に記載されているように、これらの化合物は、殺虫剤活性を示し、特に殺真菌活性を示す。化合物は、例えば、組成物の調製においておよび病原菌の防除のための方法に従って使用することができる。
本明細書においてまた、上記の化合物の様々な中間体および前駆体を調製するための方法が記載される。
A.式IVのケトン化合物の不斉還元
本明細書において、本明細書に記載の通りの式V−1、V−2−F、V−3、V−4−F、V−5、V−6−FおよびV−7−Fの立体異性体的に富化された化合物を調製するために有用な方法が提供される。
例えば、本明細書において、式V−1またはV−2−F:
Figure 2020509038
(式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである)の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法が提供される。
一般に、方法は、式IV−1またはIV−2−F:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させ、それによってそれぞれ式V−1またはV−2−Fの立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む。
式V−1、V−2−F、IV−1およびIV−2−Fの化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、1−ピラゾリルであってもよい。さらなる代替例として、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
式V−1およびIV−1の化合物において、Rは、水素であり得る。あるいは、Rは、Fであってもよい。
例えば、一部の実施形態では、式V−1の立体異性体的に富化された化合物は、式V−1−T−H、V−1−T−F、V−1−P−H、V−1−P−F、V−1−E−HまたはV−1−E−F:
Figure 2020509038
の化合物であり、対応する式IV−1の化合物は、それぞれ式IV−1−T−H、IV−1−T−F、IV−1−P−H、IV−1−P−F、IV−1−E−HまたはIV−1−E−F:
Figure 2020509038
の化合物である。
別の実施形態では、式V−2−Fの立体異性体的に富化された化合物は、式V−2−T−FまたはV−2−E−F:
Figure 2020509038
の化合物であり、対応する式IV−2−Fの化合物は、それぞれ式IV−2−T−FまたはIV−2−E−F:
Figure 2020509038
の化合物である。
本明細書においてまた、式V−3、V−4−FまたはV−4−F−1a:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−3、IV−4−FまたはIV−4−F−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させ、それによってそれぞれ式V−3、V−4−F、V−4−F−1aの立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである、方法が提供される。
式V−3、V−4−F、V−4−F−1a、IV−3、IV−4−FおよびIV−4−F−1aの化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
式V−3およびIV−3の化合物において、Rは、水素であり得る。あるいは、Rは、Fであってもよい。
例えば、一部の実施形態では、式V−3またはV−4−Fの立体異性体的に富化された化合物は、式V−3−T−H、V−3−T−F、V−3−E−H、V−3−E−F、V−4−T−F、V−4−T−F−1aまたはV−4−E−F:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の化合物であり、対応する式IV−3またはIV−4−Fの化合物は、それぞれ式IV−3−T−H、IV−3−T−F、IV−3−E−H、IV−3−E−F、IV−4−T−F、IV−4−T−F−1aまたはIV−4−E−F:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の化合物である。
本明細書においてまた、式V−5、V−6−FまたはV−6−F−1a:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−5、IV−6−FまたはIV−6−F−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させ、それによってそれぞれ式V−5、V−6−FまたはV−6−F−1aの立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである、方法が提供される。
式V−5、V−6−F、V−6−F−1a、IV−5、IV−6−FおよびIV−6−F−1aの化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、1−ピラゾリルであってもよい。さらなる代替例として、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
式V−5およびIV−5の化合物において、Rは、水素であり得る。あるいは、Rは、Fであってもよい。
例えば、一部の実施形態では、式V−5またはV−6−Fの立体異性体的に富化された化合物は、式V−5−T−H、V−5−T−F、V−5−P−H、V−5−P−F、V−5−E−H、V−5−E−F、V−6−T−F、V−6−T−F−1aまたはV−6−E−F:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の化合物であり、対応する式IV−5またはIV−6−Fの化合物は、それぞれ式IV−5−T−H、IV−5−T−F、IV−5−P−H、IV−5−P−F、IV−5−E−H、IV−5−E−F、IV−6−T−F、IV−6−T−F−1aまたはIV−6−E−F:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の化合物である。
本明細書においてまた、式V−7−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−7−F:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させ、それによって式V−7−Fの立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
式V−7−FおよびIV−7−Fの化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
例えば、一部の実施形態では、式V−7−Fの立体異性体的に富化された化合物は、式V−7−T−F、V−7−T−F−1aまたはV−7−E−F:
Figure 2020509038
の化合物であり、対応する式IV−7−Fの化合物は、それぞれ式IV−7−T−F、IV−7−T−F−1aまたはIV−7−E−F:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の化合物である。
上記の方法において、キラル有機金属触媒は、式V−1、V−2−F、V−3、V−4−F、V−5、V−6−FおよびV−7−Fの立体異性体的に富化された化合物の調製を促進するために使用される。キラル有機金属触媒は、キラルルテニウム触媒であり得る。一部の実施形態では、キラルルテニウム触媒は、キラル(S,S)−ルテニウム−ジアミン錯体の化合物を含む。非限定例として、キラル(S,S)−ルテニウム−ジアミン錯体は、式X−1(S,S)、X−2(S,S)、X−3(S,S)およびX−4(S,S)からなる群から選択することができる。
Figure 2020509038
他の実施形態では、キラルルテニウム触媒は、これらに限定されないが、Ru(OTf)[(R,R)−BnSO2−dpen](p−シメン)、RuCl[(R,R)−Ts−dpen](p−シメン)、RuCl[(R,R)−Ts−dpen](p−シメン)、(S)−RUCY(商標)−XylBINAP]、RuCl[(R)−キシリル−Phanephos][1S,2S−DPEN]、RuCl[(S)−xylbinap][(S,S)−dpen]、RuCl2[(S)−dm−segphos][(S,S)−dpen]、RuCl[(R)−xylbinap][(R)−daipen]、RuCl[(S)−xylbinap][(S)−daipen]、RuCl[(S)−binap][(S)−daipen]、RuCl2[(S)−xyl−PPhos][(S)−daipen]、[NMe][{RuCl(S−TunePhos)}(μ−Cl)]、[NMe][{RuCl(MeO−BIPHEP)}(μ−Cl)]、[NMe][{RuCl((S)−binap)}(μ−Cl)]、[NMe][{RuCl((S)−xylbinap)}(μ−Cl)]および[NMe][{RuCl((S)−dm−segphos(登録商標))}(μ−Cl)]から選択することができる。
キラル有機金属触媒がキラルルテニウム触媒である場合、キラルルテニウム触媒は、式IV−1、IV−2−F、IV−3、IV−4−F、IV−5、IV−6−FまたはIV−7−Fの化合物に対して0.1mol%〜10mol%の量で、不斉還元ゾーンの反応媒体中に存在してもよい。
他の実施形態では、キラル有機金属触媒は、非ルテニウム含有触媒であり得る。一部の実施形態では、キラル有機金属触媒は、これらに限定されないが、(S)−2−メチル−CBS−オキサザボロリジン、(S,S)−Me−DuPhos、Pd(CFCO、[Rh(NBD)(TangPhos)]SbFから選択することができる。
上記の方法において、不斉還元ゾーン中の水素源は、実質的に水素ガスであり得る。あるいは、対称還元ゾーン中の水素源は、水素移動剤であってもよい。水素移動剤の非限定例には、ギ酸、ギ酸塩およびこれらの混合物が含まれる。好適なギ酸塩の非限定例には、アルカリ金属ギ酸塩、ギ酸アンモニウムおよびギ酸トリアルキルアンモニウムが含まれる。例えば、対称還元ゾーン中の水素源は、ギ酸ナトリウムを含んでもよい。
一部の実施形態では、対称還元ゾーン中の水素源は、不斉還元ゾーンの反応媒体中でギ酸およびトリアルキルアミンを混合することによってin situで形成されたギ酸トリアルキルアンモニウムを含む。例えば、ギ酸トリアルキルアンモニウムは、ギ酸トリエチルアンモニウムであってもよい。
上記の方法において、式V−1、V−2−F、V−3、V−4−F、V−5、V−6−FまたはV−7−Fの立体異性体的に富化された化合物のエナンチオマー過剰率は、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%または少なくとも90%であり得る。例えば、式V−1、V−2−F、V−3、V−4−F、V−5、V−6−FまたはV−7−Fの立体異性体的に富化された化合物のエナンチオマー過剰率は、60%〜70%、70%〜80%、80%〜90%または90%〜99%の範囲であり得る。
B.置換アリールα−ハロケトンから式IVの化合物へのアルキル化
本明細書においてまた、本明細書に記載の通りの式IV−1、IV−3、IV−5の化合物ならびに式IV−2−F、IV−4−F、IV−6−FおよびIV−7−Fの立体異性体的に富化された化合物を調製するために有用な方法が提供される。
例えば、本明細書において、式IV−1またはIV−2−F:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を調製するための方法であって、式II−1またはII−2:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含むアルキル化ゾーンにおいて塩基の存在下で、式III:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩と接触させ、それによって式IV−1またはIV−2−Fの化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFであり、Xは、Cl、BrまたはIである、方法が提供される。
式IV−1、IV−2−F、II−1およびII−2の化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、1−ピラゾリルであってもよい。さらなる代替例として、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
式IV−1およびIIIの化合物において、Rは、水素であり得る。あるいは、Rは、Fであってもよい。
式IIIの化合物において、Xは、Clであり得る。あるいは、Xは、Brであってもよい。さらなる代替例として、Xは、Iであってもよい。
本明細書においてまた、式IV−3、IV−4−FまたはIV−4−F−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を調製するための方法であって、ステップが、式II−3、II−4またはII−4−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含むアルキル化ゾーンにおいて塩基の存在下で、式III:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩と接触させ、それによって式IV−3、IV−4−F、IV−4−F−1aの化合物または塩を提供することを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFであり、Xは、Cl、BrまたはIである、方法が提供される。
式IV−3、IV−4−F、IV−4−F−1a、II−3、II−4およびII−4−1aの化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
式IV−3およびIIIの化合物において、Rは、水素であり得る。あるいは、Rは、Fであってもよい。
式IIIの化合物において、Xは、Clであり得る。あるいは、Xは、Brであってもよい。さらなる代替例として、Xは、Iであってもよい。
本明細書においてまた、式IV−5、IV−6−FまたはIV−6−F−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を調製するための方法であって、ステップが、式II−5、II−6またはII−6−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含むアルキル化ゾーンにおいて塩基の存在下で、式III:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩と接触させ、それによって式IV−5、IV−6−FまたはIV−6−F−1aの化合物または塩を提供することを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFであり、Xは、Cl、BrまたはIである、方法が提供される。
式IV−5、IV−6−F、IV−6−F−1a、II−5、II−6およびII−6−1aの化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、1−ピラゾリルであってもよい。さらなる代替例として、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
式IV−5およびIIIの化合物において、Rは、水素であり得る。あるいは、Rは、Fであってもよい。
式IIIの化合物において、Xは、Clであり得る。あるいは、Xは、Brであってもよい。さらなる代替例として、Xは、Iであってもよい。
本明細書においてまた、式IV−7−FまたはIV−7−F−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を調製するための方法であって、ステップが、式II−7またはII−7−1a:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を、反応媒体を含むアルキル化ゾーンにおいて塩基の存在下で、式III−F:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩と接触させ、それによって式IV−7−FまたはIV−7−F−1aの化合物または塩を提供することを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHであり、Xは、Cl、BrまたはIである、方法が提供される。
式IV−7−F、IV−7−F−1a、II−7およびII−7−1aの化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
式IIIの化合物において、Xは、Clであり得る。あるいは、Xは、Brであってもよい。さらなる代替例として、Xは、Iであってもよい。
上記の通りの式IV−1、IV−2−F、IV−3、IV−4−F、IV−4−F−1a、IV−5、IV−6−F、IV−6−F−1a、IV−7−FおよびIV−7−F−1aの化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、XはClであり、アルキル化ゾーン中の反応媒体は、アルカリ金属臭化物またはアルカリ金属ヨウ化物を含む。例えば、アルカリ金属臭化物は、臭化ナトリウムまたは臭化カリウムであってもよい。
アルカリ金属臭化物は、式II−1、II−2、II−3、II−4、II−4−1a、II−5、II−6、II−6−1a、II−7またはII−7−1aの化合物に対して約1mol%〜約20mol%の量で、反応媒体中に存在してもよい。
上記の通りの式IV−1、IV−2−F、IV−3、IV−4−F、IV−4−F−1a、IV−5、IV−6−F、IV−6−F−1a、IV−7−FおよびIV−7−F−1aの化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、アルキル化ゾーン中の塩基は、アルカリ金属炭酸塩を含む。例えば、アルカリ金属炭酸塩は、炭酸カリウムであってもよい。
アルカリ金属炭酸塩は、式II−1、II−2、II−3、II−4、II−4−1a、II−5、II−6、II−6−1a、II−7またはII−7−1aの化合物に対して約1当量〜約10当量の量で、反応媒体中に存在してもよい。
C.メシル化およびエーテル形成
本明細書においてまた、本明細書に記載の通りの式I−014、I−020、I−064、I−074、I−082、I−171およびI−184の立体異性体的に富化された化合物を調製するために有用な方法が提供される。
例えば、本明細書において、式I−020、I−074、I−064、I−014、I−184、I−211、I−212またはI−213:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−5−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−5−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、ならびに式VI−5−Fの化合物または塩を、イソプロパノール、メトキシエタノール、エチレングリコール、(S)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリル、(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリルおよび3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロパンニトリルからなる群から選択されるアルコールと反応させ、それによって式I−020、I−074、I−064、I−014、I−184、I−211、I−212またはI−213の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
式V−5−FおよびVI−5−Fの化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、1−ピラゾリルであってもよい。
さらなる代替例として、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
式VI−5−Fの化合物または塩は、イソプロパノールと反応させることができる。あるいは、式VI−5−Fの化合物または塩は、メトキシエタノールと反応させてもよい。さらなる代替例として、式VI−5−Fの化合物または塩は、エチレングリコールと反応させてもよい。さらなる代替例として、VI−5−Fの化合物または塩は、(S)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリルと反応させてもよい。あるいは、VI−5−Fの化合物または塩は、(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリルと反応させてもよい。なお別の代替例では、VI−5−Fの化合物または塩は、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロパンニトリルと反応させてもよい。
本明細書においてまた、式I−082またはI−171:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
式V−6−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−6−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VI−6−T−Fの化合物またはその塩を、メトキシエタノールと反応させ、それによって式I−082の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ、および式I−082の化合物または塩を分離し、それによって式I−171の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−020、I−074、I−014、I−211、I−212またはI−213:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−1−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VI−1−Fの化合物または塩を、イソプロパノール、メトキシエタノール、(S)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリル、(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリルおよび3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロパンニトリルからなる群から選択されるアルコールと反応させ、それによって式VII−1−T−F−1、VII−1−T−F−2、VII−1−P−F−1、VII−1−T−F−3、VII−1−T−F−4またはVII−1−T−F−5:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−T−F−1、VII−1−T−F−2、VII−1−P−F−1、VII−1−T−F−3、VII−1−T−F−4またはVII−1−T−F−5の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−T−F−1、VIII−1−T−F−2、VIII−1−P−F−1、VIII−1−T−F−3、VIII−1−T−F−4またはVIII−1−T−F−5:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、ならびにアミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−020、I−074、I−014、I−211、I−212、I−213の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは1−ピラゾリルである、方法が提供される。
式V−1−FおよびVI−1−Fの化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、1−ピラゾリルであってもよい。
本明細書においてまた、式I−082またはI−171:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−2−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−2−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VI−2−T−Fの化合物または塩を、メトキシエタノールと反応させ、それによって式VII−2−T−F−2:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−2−T−F−2の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−2−T−F−2:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−082の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ、および式I−082の化合物または塩を分離し、それによって式I−171の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
上記の通りの式I−014、I−020、I−064、I−074、I−082、I−171、I−184、I−211、I−212およびI−213の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、メシル化ゾーン中の塩基は、ピリジン系塩基である。ピリジン系塩基は、置換ピリジンであってもよい。例えば、置換ピリジンは、2,6−ルチジンであってもよい。あるいは、置換ピリジンは、2,4,6−コリジンであってもよい。
上記の通りの式I−014、I−020、I−064、I−074、I−082、I−171、I−184、I−211、I−212およびI−213の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、式V−1−F、V−2−T−F、V−2−T−F−1a、V−5−F、V−6−T−F、V−6−T−F−1aの立体異性体的に富化された化合物中の断片
Figure 2020509038
の立体化学は、式I−020、I−074、I−014、I−184、I−082、I−171、I−211、I−212またはI−213の立体異性体的に富化された化合物中と実質的に同じままである。
上記の通りの式I−014、I−020、I−064、I−074、I−082、I−171、I−184、I−211、I−212およびI−213の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、脱保護ゾーン中の酸は、塩酸塩、ギ酸、トリフルオロ酢酸および硫酸からなる群から選択される。例えば、脱保護ゾーン中の酸は、ギ酸または硫酸を含んでもよい。
上記の通りの式I−014、I−020、I−064、I−074、I−082、I−171、I−184、I−211、I−212およびI−213の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、反応媒体中、アミドカップリング試薬の存在下で、アミドが形成される。非限定例として、アミドカップリング試薬は、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(BOP)、3−(ジエトキシホスホリルオキシ)−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン(DEPBT)、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、N,N’−ジイソプロピルカルボジイミド(DIC)、1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HATU)、3−[ビス(ジメチルアミノ)メチリウミル]−3H−ベンゾトリアゾール−1−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、3−ヒドロキシトリアゾロ[4,5−b]ピリジン(HOAt)、(7−アザベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyAOP)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBOP)およびプロピルホスホン酸無水物(T3P)からなる群から選択することができる。例えば、アミドカップリング試薬は、HATUまたはT3Pであってもよい。
あるいは、アミドは、式VIII−1−T−F−1、VIII−1−T−F−2、VIII−1−P−F−1またはVIII−2−T−F−2の立体異性体的に富化された化合物を、対応する酸塩化物に変換し、この酸塩化物化合物をイソプロピルアミンと反応させることによって形成することができる。酸ハロゲン化物のアミドへの変換は、当技術分野で周知である(R. C. Larock、Comprehensive Organic Tranformations: A Guide to Functional Group Preparations、VCH、New York、1989年、979頁を参照されたい)。
D.Michael付加反応およびエーテル形成
本明細書においてまた、本明細書に記載の通りの式I−095、I−181、I−191、I−192、I−193、I−205、I−206、I−208、I−211、I−212、I−213、I−220、I−229、I−231、I−233、I−234、I−258、I−259、I−262、I−263およびI−285の立体異性体的に富化された化合物を調製するために有用な方法が提供される。
例えば、本明細書において、式I−208、I−206、I−193、I−095、I−192、I−191、I−234、I−231、I−233またはI−181:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−1−4:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−4の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−4:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、ならびにアミド形成ゾーンにおいて、エチルアミンおよびイソプロピルアミンからなる群から選択されるアミンとアミドを形成させ、それによって式I−208、I−206、I−193、I−095、I−192、I−191、I−234、I−231、I−233またはI−181の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである、方法が提供される。
式V−1、VII−1−4およびVII−1−4の化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、1−ピラゾリルであってもよい。さらなる代替例として、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
式V−1、VII−1−4およびVII−1−4の化合物において、Rは水素であり得る。あるいは、Rは、Fであってもよい。
本明細書においてまた、式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258、I−259またはI−213:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=C(CH)CNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−1−F−5:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−F−5の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−F−5:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、
アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−211/212、I−262/263またはI−258/259:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、および式I−211/212、I−262/263もしくはI−258/259の化合物もしくは塩を分離し、それによって式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258もしくはI−259の立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップ、または式I−211/212の化合物もしくは塩を、メチル化ゾーンにおいて塩基の存在下でハロゲン化メチルと反応させ、それによって式I−213の立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
式V−1−F、VII−1−F−5およびVIII−1−F−5の化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、1−ピラゾリルであってもよい。さらなる代替例として、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
本明細書においてまた、式I−205、I−220またはI−229:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−2−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−2−F−4:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−2−F−4の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−2−F−4:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンおよびN−メチルイソプロピルアミンからなる群から選択されるアミンとアミドを形成させ、それによって式I−205−RR/RS、I−220−RR/RSまたはI−229−RR/RS:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、ならびに式I−205−RR/RS、I−220−RR/RSまたはI−229−RR/RSの化合物または塩を分離し、それによって式I−205、I−220またはI−229の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
式V−2−F、VII−2−F−4およびVIII−2−F−4の化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
本明細書においてまた、式I−285:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1−E−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHSOCHのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−1−E−F−6:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−E−F−6の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−E−F−6:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、およびアミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−285の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−208、I−206、I−234またはI−231:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−3:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−208、I−206、I−234またはI−231の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである、方法が提供される。
式V−3の化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
式V−3の化合物において、Rは、水素であり得る。あるいは、Rは、Fであってもよい。
本明細書においてまた、式I−193、I−095、I−192、I−191、I−233またはI−181:
Figure 2020509038
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−5:
Figure 2020509038
立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−193、I−095、I−192、I−191、I−233またはI−181の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、Rは、水素またはFである、方法が提供される。
式V−5の化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、1−ピラゾリルであってもよい。さらなる代替例として、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
式V−5の化合物において、Rは、水素であり得る。あるいは、Rは、Fであってもよい。
本明細書においてまた、式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258、I−259またはI−213:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−5−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=C(CH)CNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−211/212、I−262/263またはI−258/259:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、および式I−211/212、I−262/263もしくはI−258/259の化合物もしくは塩を分離し、それによって式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258もしくはI−259の立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップ、または式I−211/212の化合物もしくは塩を、メチル化ゾーンにおいて塩基の存在下でハロゲン化メチルと反応させ、それによって式I−213の立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
式V−5−Fの化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、1−ピラゾリルであってもよい。さらなる代替例として、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
本明細書においてまた、式I−220:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−6−E−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−220−RR/RS:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、および式I−220−RR/RSの化合物または塩を分離し、それによって式I−220の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
本明細書においてまた、式I−205またはI−229:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−7−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−205−RR/RSまたはI−229−RR/RS:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、および式I−205−RR/RSまたはI−229−RR/RSの化合物または塩を分離し、それによって式I−205またはI−229の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHである、方法が提供される。
式V−7−Fの化合物において、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルであり得る。あるいは、Rは、−C(O)OCHCHであってもよい。
本明細書においてまた、式I−285:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−5−E−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHSOCHのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−285の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
上記の通りの式I−095、I−181、I−191、I−192、I−193、I−205、I−206、I−208、I−211、I−212、I−213、I−220、I−229、I−231、I−233、I−234、I−258、I−259、I−262、I−263およびI−285の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、Michael付加反応ゾーン中の塩基は、アルカリ金属水酸化物または4級アンモニウム水酸化物である。一部の実施形態では、アルカリ金属水酸化物は、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムおよび水酸化リチウムからなる群から選択される。例えば、アルカリ金属水酸化物は、水酸化カリウムであってもよい。
上記の通りの式I−095、I−181、I−191、I−192、I−193、I−205、I−206、I−208、I−211、I−212、I−213、I−220、I−229、I−231、I−233、I−234、I−258、I−259、I−262、I−263およびI−285の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、塩基は、式V−1、V−1−F、V−2−F、V−1−E−F、V−3、V−5、V−5−F、V−6−E−F、V−7−FまたはV−5−E−Fの化合物に対して、1.0モル当量以下の量で、反応媒体中に存在する。例えば、塩基は、式V−1、V−1−F、V−2−F、V−1−E−F、V−3、V−5、V−5−F、V−6−E−F、V−7−FまたはV−5−E−Fの化合物に対して、約0.05モル当量〜約0.9モル当量、約0.1モル当量〜約0.5モル当量または約0.1モル当量〜約0.3モル当量の量で、反応媒体中に存在してもよい。
上記の通りの式I−095、I−181、I−191、I−192、I−193、I−205、I−206、I−208、I−211、I−212、I−213、I−220、I−229、I−231、I−233、I−234、I−258、I−259、I−262、I−263およびI−285の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、式V−1、V−1−F、V−2−F、V−1−E−F、V−3、V−5、V−5−F、V−6−E−F、V−7−FまたはV−5−E−Fの立体異性体的に富化された化合物中の断片
Figure 2020509038
の立体化学は、式I−208、I−206、I−193、I−095、I−192、I−191、I−234、I−231、I−233、I−181、I−211、I−212、I−213、I−262、I−263、I−258、I−259、I−205、I−220、I−229またはI−285の立体異性体的に富化された化合物中と実質的に同じままである。上記のように、Rは、水素またはFであり得る。
上記の通りの式I−095、I−181、I−191、I−192、I−193、I−205、I−206、I−208、I−211、I−212、I−213、I−220、I−229、I−231、I−233、I−234、I−258、I−259、I−262、I−263およびI−285の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、脱保護ゾーン中の酸は、塩酸塩、ギ酸、トリフルオロ酢酸および硫酸からなる群から選択される。例えば、一部の実施形態では、脱保護ゾーン中の酸は、ギ酸または硫酸を含む。
上記の通りの式I−095、I−181、I−191、I−192、I−193、I−205、I−206、I−208、I−211、I−212、I−213、I−220、I−229、I−231、I−233、I−234、I−258、I−259、I−262、I−263およびI−285の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、反応媒体中、アミドカップリング試薬の存在下で、アミドが形成される。非限定例として、アミドカップリング試薬は、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(BOP)、3−(ジエトキシホスホリルオキシ)−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン(DEPBT)、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、N,N’−ジイソプロピルカルボジイミド(DIC)、1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HATU)、3−[ビス(ジメチルアミノ)メチリウミル]−3H−ベンゾトリアゾール−1−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、3−ヒドロキシトリアゾロ[4,5−b]ピリジン(HOAt)、(7−アザベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyAOP)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBOP)およびプロピルホスホン酸無水物(T3P)からなる群から選択することができる。例えば、アミドカップリング試薬は、HATUまたはT3Pであってもよい。
あるいは、アミドは、式VIII−1−4、VIII−1−F−5、VIII−2−F−4またはVIII−1−E−F−6の立体異性体的に富化された化合物を、対応する酸塩化物に変換し、この酸塩化物化合物をイソプロピルアミンと反応させることによって形成することができる。
E.α−ブロモエステルアルキル化およびエーテル形成
本明細書においてまた、本明細書に記載の通りの式I−064、I−089、I−090、I−246およびI−251の立体異性体的に富化された化合物を調製するために有用な方法が提供される。
例えば、本明細書において、式I−064:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、α−アルキル化ゾーンにおいて、XCHC(O)ORの化合物と反応させ、それによって式VII−1−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−T−F−7の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−T−F−7:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式IX−1−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、および式IX−1−T−F−7の化合物または塩を、還元ゾーンにおいて還元剤と接触させ、それによって式I−064の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Xは、ClまたはBrであり、Rは、メチルおよびエチルからなる群から選択される、方法が提供される。
式XCHC(O)ORの化合物において、Xは、Clであり得る。あるいは、Xは、Brであってもよい。
式XCHC(O)OR、VII−1−T−F−7、VIII−1−T−F−7およびIX−1−T−F−7の化合物において、Rは、メチルであり得る。あるいは、Rは、エチルであってもよい。
本明細書においてまた、式I−089またはI−090:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−2−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、α−アルキル化ゾーンにおいて、XCHC(O)ORの化合物と反応させ、それによって式VII−2−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−2−T−F−7の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−2−T−F−7:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、アミド形成ゾーンにおいて、N−メチルイソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式IX−2−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式IX−2−T−F−7の化合物または塩を、還元ゾーンにおいて還元剤と接触させ、それによって式I−I−089/090:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を提供するステップ、および式I−089/090の化合物または塩を分離し、それによって式I−089またはI−090の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Xは、ClまたはBrであり、Rは、メチルおよびエチルからなる群から選択される、方法が提供される。
式XCHC(O)ORの化合物において、Xは、Clであり得る。あるいは、Xは、Brであってもよい。
式XCHC(O)OR、VII−2−T−F−7、VIII−2−T−F−7およびIX−2−T−F−7の化合物において、Rは、メチルであり得る。あるいは、Rは、エチルであってもよい。
本明細書においてまた、式I−251:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−1−E−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、生成物を、α−アルキル化ゾーンにおいて、XCHCNの化合物と反応させ、それによって式VII−1−E−F−8:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、式VII−1−E−F−8の化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−E−F−8:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、およびアミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−251の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Xは、ClまたはBrである方法が提供される。
式XCHCNの化合物において、Xは、Clであり得る。あるいは、Xは、Brであってもよい。
本明細書においてまた、式I−246:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−8−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、生成物を、α−アルキル化ゾーンにおいて、XCHC(O)ORの化合物と反応させ、それによって式VII−8−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、脱保護ゾーンにおいて式VII−8−T−F−7の化合物または塩を、酸で処理し、それによって式VIII−8−T−F−7:
Figure 2020509038
の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式IX−8−T−F−7:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、および式IX−8−T−F−7の化合物または塩を、還元ゾーンにおいて還元剤と接触させ、それによって式I−246の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Xは、ClまたはBrであり、Rは、メチルおよびエチルからなる群から選択される、方法が提供される。
式XCHC(O)ORの化合物において、Xは、Clであり得る。あるいは、Xは、Brであってもよい。
式XCHC(O)OR、VII−8−T−F−7、VIII−8−T−F−7およびIX−8−T−F−7の化合物において、Rは、メチルであり得る。あるいは、Rは、エチルであってもよい。
上記の通りの式I−064、I−089、I−090およびI−251の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、強脱プロトン化剤は、アルカリ金属水素化物またはアルカリ土類金属水素化物を含む。一部の実施形態では、アルカリ金属水素化物は、水素化ナトリウムまたは水素化カリウムである。例えば、アルカリ金属水素化物は、水素化ナトリウムであってもよい。
あるいは、強脱プロトン化剤は、ナトリウムt−ブトキシドまたはカリウムt−ブトキシドを含み得る。例えば、強脱プロトン化剤は、カリウムt−ブトキシドを含んでもよい。
上記の通りの式I−064、I−089、I−090およびI−251(式XCHCNの化合物中、Xは、Clである)の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、α−アルキル化ゾーン中の反応媒体は、アルカリ金属臭化物またはアルカリ金属ヨウ化物をさらに含む。一部の実施形態では、アルカリ金属臭化物は、臭化ナトリウムまたは臭化カリウムを含む。
上記の通りの式I−064、I−089、I−090およびI−251の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、式V−1−T−F、V−2−T−FまたはV−1−E−Fの立体異性体的に富化された化合物中の断片
Figure 2020509038
の立体化学は、式I−064、I−089、I−090またはI−251の立体異性体的に富化された化合物中と実質的に同じままである。
上記の通りの式I−064、I−089、I−090およびI−251の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、脱保護ゾーン中の酸は、塩酸塩、ギ酸、トリフルオロ酢酸および硫酸からなる群から選択される。例えば、脱保護ゾーン中の酸は、ギ酸または硫酸を含んでもよい。
上記の通りの式I−064、I−089、I−090およびI−251の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、反応媒体中、アミドカップリング試薬の存在下で、アミドが形成される。非限定例として、アミドカップリング試薬は、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(BOP)、3−(ジエトキシホスホリルオキシ)−1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン(DEPBT)、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、N,N’−ジイソプロピルカルボジイミド(DIC)、1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HATU)、3−[ビス(ジメチルアミノ)メチリウミル]−3H−ベンゾトリアゾール−1−オキシドヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、3−ヒドロキシトリアゾロ[4,5−b]ピリジン(HOAt)、(7−アザベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyAOP)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBOP)およびプロピルホスホン酸無水物(T3P)からなる群から選択することができる。例えば、アミドカップリング試薬は、HATUまたはT3Pであってもよい。
あるいは、アミドは、式VIII−1−T−F−7、VIII−2−T−F−7またはVIII−1−E−F−8の立体異性体的に富化された化合物を、対応する酸塩化物に変換し、この酸塩化物化合物をイソプロピルアミンと反応させることによって形成することができる。
上記の通りの式I−064、I−089、I−090およびI−251の化合物を調製するための方法の一部の実施形態では、還元ゾーン中の還元剤は、水素化物還元剤を含む。一部の実施形態では、水素化物還元剤は、水素化ホウ素リチウム(LiBH)、トリエチル水素化ホウ素リチウム(LiBH(C)、水素化ホウ素カリウム(KBH)、水素化ホウ素ナトリウム(NaBH)、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(NaBHCN)および水素化ホウ素カルシウム(Ca(BH)からなる群から選択される。例えば、水素化物還元剤は、水素化ホウ素リチウム(LiBH)を含んでもよい。
F.式I−323の化合物を調製するためのアセチル化
本明細書においてまた、式I−323:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−3−T−F:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むアセチル化ゾーンにおいて塩基の存在下で無水酢酸または塩化アセチルと接触させ、それによって式I−323の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
一部の実施形態では、アセチル化反応は、無水酢酸により実施される。
一部の実施形態では、アセチル化ゾーン中の塩基は、置換3級アミンである。例えば、置換3級アミンは、ジイソプロピルエチルアミンを含んでもよい。あるいは、アセチル化ゾーン中の塩基は、ピリジン系塩基であってもよい。例えば、一部の実施形態では、ピリジン系塩基は、ピリジン、2,6−ルチジンおよび2,4,6−コリジンからなる群から選択される。
G.式I−189の化合物を調製するための分離
本明細書においてまた、式I−189:
Figure 2020509038
の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−7−T−F:
Figure 2020509038
の化合物またはその塩を分離し、それによって式I−189の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法が提供される。
本発明を詳細に記載してきたが、添付の特許請求の範囲において規定される本発明の範囲から逸脱することなく、変更および修正が可能であることが明らかであろう。
以下の非限定実施例は、本発明をさらに例示するために提供される。
(実施例1)
化合物I−074の合成についての記述
2−メトキシエチル2−{1−[(2R)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−2−メチルプロパノエート(化合物I−074)を、一般に、以下のスキーム1に従って合成した。反応を、分析用HPLCまたはCDCl中400MHz H NMRによってモニタリングした。
スキーム1:化合物I−074の調製のための合成スキーム
Figure 2020509038
HPLCを、AGILENT 1100 HPLCで、AGILENT XDB−C18 50×4.6mm/1.8ミクロンカラム、1.5mL/分、溶媒A:水(0.1%TFA)、溶媒B:アセトニトリル(0.07%TFA)、勾配:6分、95%A〜90%B、次いで、1分間保持、210および254nmでの検出により行った。
キラルHPLC条件:R,R−Whelk−01、ヘキサン中5〜75%エタノール、30分、1.0mL/分、30℃カラムヒーター、5μL注入、220nmでの検出。
反応を、以下の条件下で質量分析によりモニタリングした。LCMS:ESI+/−極性、120〜750amu、AGILENT XDB−C18 50×4.6mm/1.8ミクロンカラム、1.5mL/分、溶媒A:水(0.1%ギ酸)、溶媒B:アセトニトリル(0.07%ギ酸)、勾配:5分、5〜95%B、次いで30秒間保持、60℃カラムヒーター。ループ注入:FIA+/−極性、120〜750amu、MeOH/水(1:1)、0.3mL/分、1.5分実行。
(実施例1.2)
2−クロロ−1−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エタノン(化合物1.2)の調製
化合物1.2を、以下のスキームに従って調製した。
スキーム1A2:化合物1.2の調製のための合成スキーム
Figure 2020509038
1−フルオロ−4−メトキシベンゼン(化合物1.1、38mL、330mmol、1.2eq)(HPLC保持時間=3.535)を、メタンスルホン酸無水物(48.6g、279mmol、1eq)およびクロロ酢酸(32.0g、339mmol、1.2eq)の混合物を含む500mLの4つ口フラスコに添加した。混合物を、窒素下で油浴に入れ、機械的に撹拌し、内部温度をモニタリングしながら、80℃(浴温)に加熱した。最高内部温度は、75℃であった。1.5時間後、HPLC分析により、ケトン化合物1.2へのわずかな変換が示された。さらに1時間後、HPLCにより、出発材料と生成物との間の吸光係数の差を調節したところ、所望の生成物(保持時間=3.650分)への36%の変換が示された。水(49mL)を、添加漏斗により混合物に滴下添加した(油浴を下げて外し、内部温度を95℃未満に維持)。混合物を、15分間撹拌し、その間に、内部温度は73℃に降下した。n−プロパノール(100mL)を混合物に添加し、温度を80℃に上昇させた。反応を冷却する間、追加のn−プロパノールを添加して、均質溶液(20mL)を維持した。反応物に50℃で種結晶を入れ、ゆっくりと撹拌し続けながら、一晩かけて室温にさらに冷却した。約40℃で結晶化が開始した。反応物を、氷浴を用いて0℃に冷却し、さらに1時間撹拌し、次いで、固体を吸引ろ過によって単離した。固体を、冷却したn−プロパノール中30%水(3×50mL、完全に脱液(deliquored))および水(3×50mL)で洗浄した。固体(約26g、湿)を窒素プレス(nitrogen press)(15scfh)に置いて乾燥した。3時間後、固体を秤量し(22.2g)、2時間、プレスに戻した。質量の変化は観察されなかった。化合物1.2(22.2g、39%)を、白色の結晶性固体として単離した。アニソールに対する収率33%。1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ ppm 7.59 (dd, J = 8.8, 3.3 Hz, 1H), 7.23 (m, 1H), 6.96 (dd, J = 9.1, 4.0 Hz, 1H), 4.78 (s, 2H), 3.95 (s, 3H).
(実施例1.3)
N−イソプロピル−2−メチル−2−[5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル]プロパンアミド(化合物2.2)の調製
250mLの丸底フラスコに、室温で、酸2.1(15.4g、45.9mmol、1eq)、HATU(19.2g、50.5mmol、1.1eq)および2−MeTHF(50mL、500mmol)を順に投入した。DIEA(20.0mL、115mmol、2.5eq)およびイソプロピルアミン(9.80mL、115mmol、2.5eq)を、滴下により順次添加し、得られた混合物を周囲条件下で撹拌した。HPLCによって、酸2.1の完全消費が観察されたら、反応を1M HCl水溶液でクエンチし、1M HCl水溶液および酢酸エチルを含む分液漏斗に移した。層を分離し、水相を酢酸エチル(2×)で抽出した。合わせた有機相を飽和重炭酸ナトリウム水溶液、ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製物質を熱アセトンから再結晶して、アミド2.2を褐色の固体として得た(2収集物、13.7g、79%)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δppm 11.96 (s, 1 H), 8.14 (s, 2 H), 7.33 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 3.75-3.90 (m, 1 H), 2.47 (s, 3 H), 1.61 (s, 6 H), 0.99 (s, 3 H), 0.97 (s, 3 H).
(実施例1.4)
N−イソプロピル−2−メチル−2−[5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル]プロパンアミド(化合物3.1)の調製
250mLの丸底フラスコに、室温で、アミド2.2(2.76g、7.33mmol、1.0eq)、ケトン1.2(1.78g、8.80mmol、1.2eq)、炭酸カリウム(2.53g、18.3mmol、2.5eq)、臭化ナトリウム(37.7mg、0.366mmol、5mol%)およびアセトニトリル(24.0mL、8.7vol)を順に投入した。反応混合物を50℃に加熱し、得られた溶液を周囲雰囲気下で一晩撹拌した。一晩撹拌した後、反応は、HPLC分析によって決定して、完全な変換には達しなかった。追加の炭酸カリウム(1.01g、7.33mmol)を添加し、反応を継続した。HPLCによって判断して反応混合物の含有するアミド2.2が5%未満になったら、水を添加することによって反応をクエンチし、撹拌溶液から生成物が沈殿した。不均質溶液を1時間激しく撹拌し、沈殿物をろ過し、水で洗浄し、乾燥して、粗生成物を褐色の固体として得た。粗製物質をTHF(3mL)に溶解し、活性炭素(約25mg)を添加した。得られた混合物を周囲条件下で一晩撹拌した。混合物を、酢酸エチルで溶出してMAGNESOLでろ過した。ろ液を濃縮し、粗製物質を熱ヘキサン/酢酸エチルから結晶化して、ケトン3.1を明褐色の固体として得た(2収集物、2.6g、66%)。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 8.13-8.17 (m, 2 H), 7.57 (ddd, J = 9.2, 7.6, 3.4 Hz, 1 H), 7.50 (dd, J = 9.1, 3.3 Hz, 1 H), 7.31-7.37 (m, 2 H), 5.33 (s, 2 H), 3.99 (s, 3 H), 3.76-3.87 (m, 1 H), 2.54 (s, 3 H), 1.62 (s, 6 H), 1.00 (s, 3 H), 0.98 (s, 3 H)
(実施例1.5)
2−{1−[(2R)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−N−イソプロピル−2−メチルプロパンアミド(2-{1-[(2R)-2-(5-Fluoro-2-methoxyphenyl)-2-hydroxyethyl]-5-methyl-2,4-dioxo-6-(2H-1,2,3-triazol-2-yl)-1,4-dihydrothieno[2,3-d]pyrimidin-3(2H)-yl}-N-sopropyl-2-methylpropanamide)(化合物4.1)の調製
500mLの丸底フラスコに、周囲条件下で、ケトン3.1(17.1g、31.5mmol、1eq)、RuCl[(S,S)−Tsdpen](メシチレン)(196mg、0.32mmol、1mol%)、ギ酸ナトリウム(10.7g、158mmol、5.0eq)、水(15mL、0.9vol)およびイソプロパノール(15mL、0.9vol)を順に投入した。反応混合物を75℃に加熱し、反応の進行をHPLCによってモニタリングした。約3時間撹拌した後、HPLC分析によりケトン3.1の完全消費が示された。フラスコを室温に冷却し、2Lの丸底フラスコに移し、水(約90vol)で希釈し、一晩撹拌した。沈殿した固体をろ過し、水で洗浄し、乾燥し、収集して、粗生成物を得た。得られた沈殿物をMPLC(Silica Gold(Isco、120g HP Silica)、ジクロロメタン中5〜40%酢酸エチル、85ml/分、12.5カラム体積)によって精製して、アルコール4.1を白色の泡状物(13.5g、76%、92%ee)として得た。さらなる精製は、物質を熱tert−ブチルメチルエーテルおよびヘキサンから結晶化することによって行うことができる。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δppm 8.16 (s, 2 H), 7.20-7.31 (m, 2 H), 7.05 (td, J = 8.5, 3.2 Hz, 1 H), 6.93 (dd, J = 9.1, 4.3 Hz, 1 H), 5.82 (d, J = 4.3 Hz, 1 H), 5.29-5.36 (m, 1 H), 3.94-4.06 (m, 1 H), 3.79-3.92 (m, 2 H), 3.71 (s, 3 H), 2.51 (s, 3 H), 1.63 (s, 3 H), 1.63 (s, 3 H), 1.01 (s, 3 H), 0.99 (s, 3 H).
(実施例1.6)
2−メトキシエチル2−{1−[(2R)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−2−メチルプロパノエート(化合物I−074)の調製
アルコール4.1をコハク色のボトルに入れ、60℃に設定した真空オーブン中で一晩乾燥した。真空オーブンから容器を取り出し、室温に冷却し、その後、後続の反応に使用した。後の実験により、反応を成功させるために、厳しい乾燥は必須ではないことが確認された。これらの実施例で使用したロットは、典型的には、KF分析によって決定して、0.5%またはそれよりも少ない水を含有した。
20mLのシンチレーションバイアルに、周囲条件下で、アルコール4.1(218mg、0.400mmol、1eq)および1,2−ジメトキシエタン(650μL、3.0vol)を投入した。反応の過程の間の任意の時点で反応温度を上昇させると、立体化学完全性のより大きな損失につながることに留意すべきである。一方、反応温度を5℃に低下させると、立体化学浸食のわずかな改善(キラル完全性の約10%eeへの損失)につながり、反応温度を−40℃に低下させると観察可能な反応がなくなった。
2,6−ルチジン(139μL、1.20mmol、3.0eq)およびメタンスルホン酸無水物(115mg、660μmol、1.65eq)を、各々1回の投入物として、周囲条件下で順次添加し、反応物を、テフロン(登録商標)で裏打ちしたセプタムを取り付けたネジ蓋で密封した。得られた反応混合物を2時間エージングし(この活性化期間について、少なくとも1時間が、完全な変換のために必要である)、その時点で、2−メトキシエタノール(950μL、12.0mmol、30eq)を一度に添加し、得られた溶液を周囲条件下で撹拌した。24時間後、HPLCおよびMSによって決定して、反応は、出発材料の完全消費に達した。得られた反応混合物を1M HCl水溶液(3mL、14vol)でクエンチし、水(約10mL、60vol)でさらに希釈すると、溶液から生成物が沈殿した。固体をろ過し、水で洗浄し、乾燥して、化合物I−074を白色の固体(223mg、91%、79%ee)として得た。RP−MPLC;C18aq Gold(Isco、50g HP C18)、0.1%TFAを含有する水中50〜100%MeCN、40ml/分、12.5カラム体積によってさらなる精製を実施することができる。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 8.16 (s, 2 H), 7.28 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 7.19 (dd, J = 9.2, 3.2 Hz, 1 H), 7.06-7.14 (m, 1 H), 6.96 (dd, J = 9.1, 4.3 Hz, 1 H), 5.09 (t, J = 6.4 Hz, 1 H), 4.01 (d, J = 6.1 Hz, 2 H), 3.79-3.90 (m, 1 H), 3.70 (s, 3 H), 3.44-3.53 (m, 1 H), 3.34-3.44 (m, 2 H), 3.26-3.32 (m, 1 H), 3.11 (s, 3 H), 2.50 (s, 3 H), 1.64 (s, 3 H), 1.61 (s, 3 H), 1.02 (d, J = 5.8 Hz, 3 H), 0.99 (d, J = 5.8 Hz, 3 H).
(実施例1B)
化合物V−6−T−F−1a(I−400)の調製
R)−2−(1−((R)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチル)−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル)−N−イソプロピルプロパンアミド(化合物V−6−T−F−1a)を、一般に、スキーム1Aに従って合成した。
スキーム1B:化合物V−6−T−F−1a(I−400)の調製
Figure 2020509038
(実施例1B.1)
IV−6−T−F−1aの調製
アセトニトリル(230mL、4400mmol)を、(2R)−N−イソプロピル−2−[5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル]プロパンアミド(23.0g、63.5mmol)、2−ブロモ−1−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エタノン(19g、76mmol)および炭酸カリウム(26g、190mmol)を含む2ドラムバイアルに添加した。混合物を、50℃で一晩、磁気棒を用いて撹拌した。12時間後、HPLCにより所望の生成物[R=4.067で式IV−6−T−F−1a]への100%の変換が示された。混合物を水(約600mL)で希釈した。混合物を30分間撹拌し、形成された固体をろ過によって単離した。固体を吸引および高真空により乾燥して、(2R)−2−{1−[2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−オキソエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−N−イソプロピルプロパンアミド(28.7g、収率=85.6%)を得た。生成物を、オフホワイト色の固体として単離した。NMRスペクトルは、所望の構造と一致した。
(実施例1B.2)
V−6−T−F−1a(I−400)の調製
THF(0.76ml)中、(2R)−2−{1−[2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−オキソエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−N−イソプロピルプロパンアミド(0.20g、0.38mmol)の撹拌溶液に、周囲温度で、トリエチルアミン(1.05mL、7.57mmol)を添加した。触媒RuCl[(S,S)−Tsdpen](メシチレン)(2.35mg、0.00378mmol)を、撹拌溶液に添加し、続いて、ギ酸(0.285mL、7.57mmol)を滴下添加した。反応物を、周囲温度で撹拌し、反応の進行をHPLCによってモニタリングした。12時間後、出発材料の完全消費が観察された。水を添加すると、溶液から生成物が沈殿した。固体をろ過し、水で洗浄し、乾燥し、収集して、粗生成物を得た。得られた沈殿物を酢酸エチルに溶解し、硫酸ナトリウムおよびDARCOで処理し、マグネゾールを通してろ過し、酢酸エチルで溶出し、続いてDCMで洗浄した。溶媒の蒸発後、所望の生成物である(2R)−2−{1−[(2R)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−N−イソプロピルプロパンアミド、I−400を、白色の固体(0.10g、収率=51%)として得た。キラルHPLCによって決定して、キラル純度は、98.3〜99.3%eeであった。NMRスペクトルは、所望の構造と一致した。
(実施例2)
化合物I−095の合成についての記載
2−{1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ))−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−N−イソプロピル−2−メチルプロパンアミド(化合物I−095)を、一般に、以下のスキーム3に従って合成した。反応を、分析用HPLCまたはCDCl中400MHz H NMRによってモニタリングした。
スキーム3:化合物I−095の調製のための合成スキーム
Figure 2020509038
(実施例2.2)
tert−ブチル2−{1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−2−メチルプロパノエート(化合物24)の調製
43%水酸化カリウム水溶液(21μL、23μmol、26mol%)を、アセトニトリル(5mL)中、tert−ブチル2−{1−[(2R)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−2−メチルプロパノエート(化合物23、50mg、89μmol)(HPLC保持時間=4.870分)および2−プロペンニトリル(600μL、9.13mmol、5eq)の0℃撹拌溶液に添加した。混合物を、1.5時間撹拌した。HPLCにより、少量の出発アルコール23の残留(3%)と共にエーテル24(保持時間=4.978分)への97%の変換が示された。混合物を、0℃でさらに1時間撹拌した。HPLCにより同様の変換が示されたため、反応を0℃で、水(10mL)でクエンチした。混合物を30分間撹拌した。形成された固体をろ過によって単離し、周囲条件下で一晩乾燥して、化合物24(50mg、91%)を黄褐色の固体として得た。HPLCにより純度95%が示された。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ ppm 8.16 (s, 2H), 7.16 (m, 2H), 7.00 (m, 1H), 5.16 (t, J = 6.1 Hz, 1H), 4.08 (m, 2H), 3.72 (s, 3H), 3.51 (m, 2H), 2.69 (t, J = 5.7 Hz, 2H), 2.53 (s, 3H), 1.59 (s, 3H), 1.63 (s, 3H), 1.38 (s, 9 H).
(実施例2.3)
2−{1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−2−メチルプロパン酸(化合物25)の調製
ギ酸(3.0mL、80mmol、5vol)を、化合物24(0.580g、0.947mmol)およびエタノール(3.0mL、51mmol、5vol)の混合物を含む2ドラムバイアルに添加した。混合物を、80℃の加熱ブロック中で一晩撹拌した。18時間後、HPLCにより96%の変換が示された。さらに6時間後、変換は99%に達した。混合物を元の体積の半分に濃縮し、水(5mL)で希釈し、一晩撹拌した。形成された明黄褐色の固体をろ過によって単離し、水で洗浄して、化合物25(465mg、88%)を黄褐色の固体として得た。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δppm 12.38 (br. s., 1H), 8.17 (m, 2H), 7.16 (m, 2H), 6.99 (m, 1H), 5.15 (t, J = 6.2 Hz, 1H), 4.08 (m, 2H), 3.72 (s, 3H), 3.52 (m, 2H), 2.69 (t, J = 5.9 Hz, 2H), 2.52 (br. s., 3H), 1.64 (d, J = 3.8 Hz, 6 H).
(実施例2.4)
2−{1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル)]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−N−イソプロピル−2−メチルプロパンアミド(化合物1−095)の調製
化合物24(252mg、0.45mmol)(HPLC保持時間=3.913分)およびHATU(207mg、0.54mmol、1.2eq)、続いて塩化メチレン(0.76mL)および2−プロパンアミン(116μL、1.35mmol、3eq)を1ドラムバイアルに添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。アミンを添加すると、反応物は、非常に暗い色に変わった。18時間後、HPLCにより約95%の変換が示された。混合物を、4時間撹拌した。HPLCにより完全変換が示された。混合物を酢酸エチル(30mL)で希釈し、水、1N HCl水溶液、水、飽和重炭酸ナトリウムおよびブライン(各10mL)で洗浄した。次いで、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。混合物を、ジクロロメタンと共に珪藻土上に載せ、吸引により乾燥した。物質を逆相MPLC(C18aq Gold(Isco、50g HP C18)、0.1%TFAを含有する水中35〜100%MeCN、40ml/分、13カラム体積)によって精製した。生成物を含有する最も純粋な画分を合わせ、酢酸エチル(2×25mL)で抽出した。合わせた有機層を、飽和重炭酸ナトリウムおよびブライン(各20mL)で洗浄した。次いで、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、真空中で濃縮した。純粋な生成物を少量のメタノールに溶解し、濃縮して、残留溶媒を除去した。物質を、一晩高真空下に置いた。化合物I−095(160mg、59%)を、白色の非晶質固体として単離した。HPLCにより非常に高い純度が得られ、キラルHPLCにより、R鏡像異性体について98.6%eeが示された。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δppm 8.15 (s, 2H), 7.24 (dd, J = 9.2, 3.1 Hz, 1H), 7.13 (m, 2H), 6.99 (m, 1H), 5.15 (t, J = 6.4 Hz, 1H), 4.04 (d, J = 6.3 Hz, 2H), 3.85 (m, 1H), 3.72 (s, 3H), 3.52 (m, 2H), 2.69 (t, J = 5.8 Hz, 2H), 2.51 (s, 3H), 1.63 (d, J = 8.9 Hz, 6 H), 1.00 (d, J = 4.8 Hz, 3H), 1.02 (d, J = 4.8 Hz, 3H).
(実施例3)
化合物I−181の合成についての記載
エチル1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−3−[2−(イソプロピルアミノ)−1,1−ジメチル−2−オキソエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシレート(化合物I−181)を、一般に、以下のスキーム4に従って合成した。反応を、分析用HPLCまたはCDCl中400MHz H NMRによってモニタリングした。
分析用HPLC条件は、AGILENT 1100 HPLC、AGILENT ZORBAX XDB C18 50×4.6mm、1.8ミクロンカラムを使用した。溶媒A:水(0.1%TFA)、溶媒B:アセトニトリル(0.07%TFA)、勾配:5分、95%A〜90%B、1分間保持、次いで95%Aに再循環、214および254nmでのUV検出。報告された面積パーセントは、214nmで決定した。
キラル決定を、2〜12%IPA/ヘキサン、30分、1.0mL/分、30℃カラム温度、220nmでの検出の条件で、CHIRALCEL IA−3カラムで、中間体に対して実施した。
キラル決定を、5〜75%EtOH/ヘキサン、30分、1.0mL/分、30℃カラム温度、220nmでの検出の条件で、(R,R)−Whelk−01カラムで、最終生成物I−181に対して実施した。
スキーム4:化合物I−181の調製のための合成スキーム
Figure 2020509038
(実施例3.2)
ジエチル5−{[(2−tert−ブトキシ−1,1−ジメチル−2−オキソエチル)カルバモイル]アミノ}−3−メチルチオフェン−2,4−ジカルボキシレート(化合物3)の調製
乾燥アセトニトリル(45mL)中ジエチル5−アミノ−3−メチルチオフェン−2,4−ジカルボキシレート(化合物2、9.00g、35.0mmol)の不均質な撹拌混合物を、窒素下、CDI(7.09g、43.7mmol)、続いてトリエチルアミン(24.4mL、175mmol)で処理した。混合物を50℃に加熱した。得られた均質な混合物を50℃で4時間撹拌し、その時点で、HPLCにより、アシルイミダゾール中間体への完全変換が示された。HPLCを、モルホリンでクエンチした混合物のアリコートで実施した。2−メチルアラニンtert−ブチル塩酸塩(8.56g、43.7mmol)を添加すると、わずかに不均質な混合物が形成された。混合物を50℃で1.5時間撹拌した。撹拌を室温で一晩継続した。混合物を水(100mL)で希釈し、得られた固体をろ過し、水(6×30mL)で洗浄し、真空オーブン中40℃で週末にかけて乾燥して、化合物3(15.55g、100%)を白色の固体として得た。HPLCにより、99%を超える純度が示された(保持時間5.44分)。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ ppm 10.60 (s, 1H), 8.41 (s, 1H), 4.33 (q, J = 6.9 Hz, 2H), 4.22 (q, J = 6.9 Hz, 2H), 2.66 (s, 3H), 1.37 (s, 9H), 1.38-1.24 (m, 12H).
(実施例3.3)
エチル3−(2−tert−ブトキシ−1,1−ジメチル−2−オキソエチル)−5−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロチエノ[2,3−d]−ピリミジン−6−カルボキシレート(化合物4)の調製
乾燥アセトニトリル(120mL)中、化合物3(12.00g、27.12mmol)の不均質な撹拌混合物を、窒素下、カリウムtert−ブトキシド(6.08g、54.2mmol)で処理した。ほぼ均質な黄褐色の混合物を室温で撹拌した。数分で、混合物は濁った。12分間の反応時間後、HPLCは、80%の化合物4および化合物4のエチルエステル加水分解から生じた酸副生成物約8%と共に、約2%の残留する化合物3を示した。20分間反応させた後、反応を、0.05Mクエン酸水溶液(約550mL、約27mmol)で素早くクエンチした。この添加の間に混合物は透明になり、生成物が沈殿して濃厚なスラリーが得られた。混合物を8〜10分間撹拌し、固体をろ過し、水(5×120mL)で洗浄し、真空オーブン中45℃で週末にかけて乾燥して、化合物4(8.75g、77%)を白色の固体として得た。HPLCにより、94.1%の純度が示された(保持時間4.75分)。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ ppm 12.38 (s, 1H), 4.26 (q, J = 6.9 Hz, 2H), 2.70 (s, 3H), 1.63 (s, 6H), 1.36 (s, 9H), 1.28 (t, J = 6.9 Hz, 3H).
(実施例3.4)
エチル3−(2−tert−ブトキシ−1,1−ジメチル−2−オキソエチル)−1−[2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−オキソエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシレート(化合物5)の調製
乾燥アセトニトリル(36mL)中、化合物4(2.00g、5.04mmol)の濃厚な撹拌スラリーを、窒素下、60℃に加温しながら、2−クロロ−1−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エタノン(化合物1、1.23g、6.05mmol)、NaBr(52mg、0.50mmol)およびKCO(1.74g、12.6mmol)で順次処理した。加熱の間、反応を撹拌し続ける必要があった。得られた不均質な薄黄色の混合物を、60℃で一晩撹拌し、HPLCによって化合物4の消費をモニタリングした。24時間の時点で、混合物を室温に冷却し、水(40mL)で希釈し、EtOAc(50mL+25mL)で抽出した。合わせた有機相を水(25mL)およびブライン(15mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥して、粗生成物を得た。次いで、粗生成物をEtOH(12mL)で超音波により磨砕し、ろ過した。固体をEtOH(4×3mL)で洗浄し、真空オーブン中40℃で週末にかけて乾燥して、化合物5(2.51g、88%)を微黄色の固体として得た。HPLCにより98.5%の純度が示された(保持時間5.87分)。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ ppm 7.58 (m, 1H), 7.50 (dd, J = 9.0, 3.3 Hz, 1H), 7.35 (dd, J = 9,0, 3.9 Hz, 1H), 5.35 (s, 2H), 4.25 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 3.99 (s, 3H), 2.75 (s, 3H), 1.63 (s, 6H), 1.35 (s, 9H), 1.26 (t, J = 7.2 Hz, 3H).
(実施例3.5)
エチル3−(2−tert−ブトキシ−1,1−ジメチル−2−オキソエチル)−1−[(2R)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシレート(化合物6)の調製
イソプロピルアルコール/水(1:1、22mL)中、化合物5(5.40g、9.60mmol)の濃厚な撹拌スラリーを、窒素下、50℃に加温し、ギ酸ナトリウム(3.26g、48.0mmol)およびRuCl[(S,S)−Tsdpen](メシチレン)(60.0mg、0.0964mmol)で処理した。得られた混合物を75℃に加熱し、その時点で、大部分の固体が溶解していた。混合物を2時間激しく撹拌し、その時点で、HPLCにより、反応の完了が示された。混合物を室温に冷却し、水(約150mL)に少しずつ添加し、15分間撹拌した。得られた固体(いくらかの粘稠な物質も形成された)を、ろ過によって単離し、約5%アセトニトリル/水(2×50mL)ですすぎ、洗浄した。ろ過が鈍り、大量の粘稠な残留物が沈降した。粘稠な残留物のために、水による後処理を行い、次いで、MAGNESOLのパッドを通してフラッシュする必要があり得る。固体を真空オーブン中40℃で一晩乾燥して、化合物6(5.24g、97%)を明褐色の泡状物として得た。この固体の一部(2.41g)を最小量のジクロロメタンに溶解し、溶離液としてジクロロメタン(約75mL)を使用してMAGNESOL(7.5g)のパッドを通してフラッシュした。ろ液を濃縮し、高真空下で乾燥して、定量的回収の生成物をベージュ色の泡状物として得た(暗色の不純物は除去した)。HPLCにより、98.9%の純度が示された(保持時間5.59分)。キラルHPLC、96.3%ee。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ ppm 7.24 (dd, J = 9.3, 3.0 Hz, 1H), 7.07 (m, 1H), 6.92 (dd, J = 9.3, 4.5 Hz, 1H), 5.84 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 5.30 (m, 1H), 4.28 (m, 2H), 3.98 (m, 2H), 3.69 (s, 3H), 2.72 (s, 3H), 1.60 (s, 3H), 1.58 (s, 3H), 1.37 (s, 9H), 1.30 (t, J = 7 Hz, 3H).
(実施例3.6)
エチル3−(2−tert−ブトキシ−1,1−ジメチル−2−オキソエチル)−1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ)−2−(5−フルオロ−2−メトキシ−フェニル)エチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシレート(化合物7)の調製
アセトニトリル(28mL)中、化合物6(2.77g、4.90mmol)の撹拌混合物を、窒素下、0〜5℃に冷却し、アクリロニトリル(1.61mL、24.5mmol)、続いて40%KOH水溶液(150μL、1.5mmol)で処理した。得られた混合物を、0〜5℃で撹拌し、HPLCによって化合物6の消費をモニタリングした。3時間の時点で、混合物を水(80mL)で滴下希釈し、EtOAc(80mL)で抽出した。有機相を水(50mL)およびブライン(25mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥した。粗生成物[HPLC純度93.8%の明褐色の泡状物3.01g、収率93%]を、生成物の同様のバッチと合わせ、シリカゲルクロマトグラフィー(40gカートリッジ、10〜30%EtOAc/ヘキサン溶離液)によって精製して、86%(合わせた平均収率)の化合物7を白色の泡状物として得た。キラル系列において磨砕または結晶化する最初の試みが失敗したため、このステップでシリカゲルクロマトグラフィーを使用して純度を高めた。HPLCにより、96.4%の純度が示された(保持時間5.67分)。キラルHPLC、96.8%ee。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ ppm 7.20 (dd, J = 9.3, 3.0 Hz, 1H), 7.14 (m, 1H), 7.00 (dd, J = 9.0, 4.2 Hz, 1H), 5.15 (m, 1H), 4.28 (m, 2H), 4.23 (m, 1H), 4.00 (m, 1H), 3.71 (s, 3H), 3.50 (m, 2H), 2.71 (s, 3H), 2.68 (m, 2H), 1.60 (s, 3H), 1.57 (s, 3H), 1.37 (s, 9H), 1.30 (t, J = 7.1 Hz, 3H).
(実施例3.7)
2−{1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−6−(エトキシカルボニル)−5−メチル−2,4−ジオキソ−2,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−2−メチルプロパン酸(化合物8)の調製
化合物8を、ギ酸(実施例3.7a)または硫酸(実施例3.7b)のいずれかを使用する方法により、以下に記載の通りに調製した。
(実施例3.7a)
ギ酸を使用した化合物8の調製
EtOH(24mL)中、化合物7(4.87g、7.88mmol)の撹拌混合物を、窒素下、ギ酸(24mL)で処理し、混合物を穏やかに加熱還流(78〜80℃)し、HPLCによって化合物7の消費をモニタリングした。48時間の時点で、混合物を室温に冷却し、一晩撹拌して生成物を沈殿させた。得られた固体をろ過によって単離し、水(3×15mL)ですすぎ、水(4×20mL)で洗浄し、真空オーブン中45℃で一晩乾燥して、化合物8(3.33g、75%)を白色の固体として得た。HPLCにより、98.1%の純度が示された(保持時間4.49分)。ろ液をEtOAc(50mL)で抽出し、有機相を水(25mL)およびブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥して、追加の粗生成物(HPLC純度77%)を得た。これらの固体を、イソプロピルアルコール(9.5mL、10V)中で1時間スラリー化し、ろ過し、イソプロピルアルコール(4×1mL)で洗浄し、真空オーブン中45℃で一晩乾燥して、追加の化合物8(655mg、14%)を白色の固体として得た。HPLC、純度93.2%(保持時間4.48分)。
(実施例3.7b)
硫酸を使用した化合物8の調製
小バイアルにおいて、イソプロピルアルコール(1mL)中、化合物7(199mg、0.322mmol)の撹拌混合物を、9M硫酸(1mL)を滴下して処理した。得られた濃厚な白色のスラリーを室温で撹拌し、化合物7の消費をモニタリングした。追加のイソプロピルアルコール(0.5mL)および濃HSO(2〜3滴)を添加してスラリーを薄め、反応の完了を後押しした。44時間の時点で、反応混合物を水(8mL)に滴下添加し、追加の水(4mL)ですすぎ、スラリーを数分間撹拌した。固体をろ過によって単離し、水(4×3mL)で洗浄し、真空オーブン中45℃で一晩乾燥して、化合物8(165mg、91%)を白色の固体として得た。HPLCにより、97.3%の純度が示された(保持時間4.47分)。1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ ppm 12.39 (s, 1H), 7.20 (dd, J = 9.3, 3.0 Hz, 1H), 7.14 (td, J = 8.4, 3.0 Hz, 1H), 6.99 (dd, J = 9.0, 4.2 Hz, 1H), 5.14 (m, 1H), 4.28 (m, 2H), 4.18 (m, 1H), 3.97 (m, 1H), 3.72 (s, 3H), 3.50 (m, 2H), 2.70 (s, 3H), 2.68 (m, 2H), 1.63 (s, 3H), 1.62 (s, 3H), 1.30 (t, J = 7.1 Hz, 3H).
(実施例3.8)
エチル1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−3−[2−(イソプロピルアミノ)−1,1−ジメチル−2−オキソエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシレート(I−181)の調製
化合物I−181を、酸塩化物(実施例3.8a)およびプロピルホスホン酸無水物(実施例3.8b)を使用する方法により調製した。
(実施例3.8a)
酸塩化物を使用した化合物I−181の調製
火炎乾燥させたフラスコに、化合物8(225mg、0.401mmol)および乾燥ジクロロメタン(2.2mL)を窒素下で投入し、白色の撹拌スラリーを、塩化オキサリル(35.6μL、0.421mmol)で滴下により、続いて触媒DMF(6.2μL、0.080mmol)で処理した。ガスが発生し、混合物はまず薄まり、次いで、白色の沈殿物が形成され始めた。得られたスラリーを室温で2時間激しく撹拌し、その時点で、HPLC(アリコートをMeOH中にクエンチすると、メチルエステルが形成された)により、5%未満の残留化合物8が示された。混合物を、溶媒ライン下のシリンジを介してイソプロピルアミン(171μL、2.00mmol)で素早く処理して、均質な混合物を得た。フラスコを密封し、HPLCは15分でほぼ反応の完了を示したが、混合物を室温で一晩撹拌した。反応物をジクロロメタン(20mL)で希釈し、水(2×15mL)およびブライン(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(40gカートリッジ、35〜55%EtOAc/ヘキサン溶離液)によって精製し、生成物画分をプールし、濃縮し、MeOHを数回除去し、化合物I−181(226mg、94%)を白色の固体として得た。HPLCにより、99.7%の純度が示された(保持時間4.76分)。キラルHPLC、>99%ee。
(実施例3.8b)
プロピルホスホン酸無水物を使用した化合物I−181の調製
乾燥ジクロロメタン(1.0mL)中、化合物8(100mg、0.178mmol)の撹拌スラリーを、窒素下、トリエチルアミン(74.4μL、0.534mmol)で滴下により処理した。混合物が透明になったら、イソプロピルアミン(75.8μL、0.890mmol)およびプロピルホスホン酸無水物(EtOAc中50%、159μL、0.267mmol)を滴下添加し(わずかに発熱が生じた)、得られた混合物を室温で撹拌した。HPLCにより、15分で約88%の変換が示されたが、一晩での変化はほとんどなかった。18時間の時点で、追加のイソプロピルアミン(15μL、1eq)およびプロピルホスホン酸無水物(53μL、0.5eq)を添加し、混合物を1.5時間撹拌し、ジクロロメタン(15mL)で希釈し、水(2×10mL)およびブライン(5mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥した。ラジアルクロマトグラフィー(2000ミクロンシリカゲルローター、60%EtOAc/ヘキサン溶離液)によって精製して、化合物I−181(108mg、100%)を白色のフィルム状物として得た。HPLCにより、99.7%の純度が示された(保持時間4.75分)。キラルHPLC、>99%ee。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ ppm 7.20 (dd, J = 9.2, 3.2 Hz, 1H), 7.15 (m, 2H), 6.99 (dd, J = 9.2, 4.4 Hz, 1H), 5.13 (m, 1H), 4.28 (m, 2H), 4.10 (m, 1H), 4.00 (m, 1H), 3.83 (m, 1H), 3.71 (s, 3H), 3.53 (m, 1H), 3.46 (m, 1H), 2.70 (s, 3H), 2.68 (m, 2H), 1.62 (s, 3H), 1.60 (s, 3H), 1.30 (t, J = 7.0 Hz, 3H), 0.99 (t, J = 6.2 Hz, 6H).
(実施例3.9)
2−クロロ−1−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エタノン(化合物1)の2ステップ調製
スキーム4の化合物1を、一般に、以下のスキーム5に従う2ステップ手順で調製した。
スキーム5:スキーム4の化合物1の調製のための合成スキーム
Figure 2020509038
ステップ1. 温度プローブおよび窒素バルーンを取り付けた125mLの3つ口ジャケット付き反応フラスコに、塩化アルミニウム(12.7g、95.1mmol)およびジクロロメタン(50mL)を投入した。この混合物を1〜2℃に冷却し、4−フルオロアニソール(化合物9、8.98mL、79.3mmol)を、温度を5℃未満に維持するために30分間かけてゆっくり添加した。混合物を1〜2℃に再冷却した後、ニート塩化アセチル(7.89mL、111mmol)を、温度を5℃未満に維持しながら30分間かけて滴下添加した。次いで、反応を、1〜2℃で18時間撹拌した。
温度プローブおよび機械式撹拌器を取り付けた1Lの3つ口丸底フラスコに、水酸化ナトリウム(20.2g、504mmol)および水(200mL)を投入し、続いて、氷浴中で冷却しながら酢酸(28.7mL、504mmol)をゆっくり添加した。均質なFriedel−Crafts混合物を、ジクロロメタン(25mL)で希釈し、カニューレを介してこの酢酸ナトリウムの冷(0〜5℃)溶液に、8℃未満の温度を維持する速度でゆっくり滴下添加した。添加が完了した後、ジクロロメタン(100mL)を添加し、混合物を室温に加温し、60分間撹拌した。この溶液を、添加漏斗に移し、層を分離し、水層をジクロロメタン(2×100mL)で抽出した。有機物を合わせ、1N NaOH(3×75mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。これにより、11.9g(89%収率、96面積%)の化合物10が油状物として得られた。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 2.64 (s, 3 H) 3.92 (s, 3 H) 6.94 (dd, J=9.09, 4.04 Hz, 1 H) 7.18 (ddd, J=9.09, 7.33, 3.28 Hz, 1 H) 7.48 (dd, J=8.97, 3.16 Hz, 1 H);HPLC保持時間:3.39分;CFOのMS(ESI+) m/z:169.1(M+H)
ステップ2. 均圧添加漏斗、温度プローブおよび窒素バルーンを取り付けた100mLの3つ口丸底フラスコに、スキーム5の化合物10(11.9g、70.8mmol)、メタノール(11mL)およびジクロロメタン(36mL)を投入した。この溶液を氷浴中で約5℃に冷却し、ジクロロメタン(14mL)中塩化スルフリル(8.0mL、99mmol)の溶液を、反応温度を15℃未満に維持する速度で滴下添加した。添加が完了した後、氷浴を取り外し、反応物を1時間かけて室温に加温した。この混合物を0〜5℃に冷却し、水(12mL)およびエタノール(47.6mL)の溶液を20分間かけて滴下添加した。この物質を500mLフラスコに移し、ジクロロメタンが除去されるまで真空中で濃縮して、白色沈殿物を含有するスラリーを得た。この固体を収集し、75%エタノール/水(2×20mL)および水(2×20mL)で洗浄した。物質を窒素プレス上で乾燥して、11.6g(80%収率、98面積%)の化合物1を白色の固体として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 3.96 (s, 3 H) 4.80 (s, 2 H) 6.98 (dd, J=9.09, 4.04 Hz, 1 H) 7.17 - 7.32 (m, 1 H) 7.62 (dd, J=8.84, 3.28 Hz, 1 H);HPLC保持時間:3.73分。CClFOのMS(ESI+) m/z:203.0(M+H)
(実施例3.10)
2−クロロ−1−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エタノン(化合物1)の3ステップ調製
スキーム4の化合物1を、一般に、以下のスキーム6に従う3ステップ手順で調製した。
スキーム6:スキーム4の化合物1の調製のための合成スキーム
Figure 2020509038
ステップ1. 温度プローブおよび窒素バルーンを取り付けた125mLの3つ口ジャケット付き反応フラスコに、塩化アルミニウム(12.7g、95.1mmol)およびジクロロメタン(50mL)を投入した。この混合物を1〜2℃に冷却し、4−フルオロアニソール(化合物9、8.98mL、79.3mmol)を30分間かけてゆっくり添加して温度を5℃未満に維持した。混合物を1〜2℃に再冷却した後、ニート塩化アセチル(7.89mL、111mmol)を、温度を5℃未満に維持するために30分間かけて滴下添加した。次いで、反応物を、1〜2℃で18時間撹拌した。
温度プローブおよび機械式撹拌器を取り付けた1Lの3つ口丸底フラスコに、水酸化ナトリウム(20.2g、504mmol)および水(200mL)を投入し、続いて、氷浴中で冷却しながら酢酸(28.7mL、504mmol)をゆっくり添加した。均質なFriedel−Crafts混合物を、ジクロロメタン(25mL)で希釈し、カニューレを介してこの酢酸ナトリウムの冷(0〜5℃)溶液に、8℃未満の温度を維持する速度でゆっくり滴下添加した。添加が完了した後、ジクロロメタン(100mL)を添加し、混合物を室温に加温し、60分間撹拌した。この溶液を、添加漏斗に移し、層を分離し、水層をジクロロメタン(2×100mL)で抽出した。有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。これにより、13.0g(97%収率、98面積%)の1−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エタノン(化合物10)および1−(5−フルオロ−2−ヒドロキシフェニル)エタノン(化合物11)の4.1:1混合物が油状物として得られた。
化合物10:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 2.64 (s, 3 H) 3.92 (s, 3 H) 6.94 (dd, J=9.09, 4.04 Hz, 1 H) 7.18 (ddd, J=9.09, 7.33, 3.28 Hz, 1 H) 7.48 (dd, J=8.97, 3.16 Hz, 1 H);HPLC保持時間:3.39分;CFOのMS(ESI+) m/z:169.1(M+H)
化合物11:1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 2.64 (s, 3 H) 6.98 (dd, J=9.09, 4.55 Hz, 1 H) 7.17 - 7.30 (m, 1 H) 7.42 (dd, J=8.84, 3.03 Hz, 1 H) 12.00 (s, 1 H);HPLC保持時間:3.37分;CFOのMS(ESI+) m/z:153.0(M+H)
ステップ2. 化合物10(10.4g、61.8mmol)および化合物11(2.54g、16.5mmol)の4.1:1混合物をアセトン(50mL)に溶解し、炭酸カリウム(2.50g、18.1mmol)および硫酸ジメチル(0.25mL、2.6mmol)を添加した。反応物を18時間還流し、室温に冷却し、水(20mL)を添加した。この混合物を室温で3時間撹拌し、ジクロロメタンとブライン(各50mL)との間で分配した。層を分離し、水層をジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。これにより、13.0g(98%収率、97面積%)の化合物10が黄色の油状物として得られた。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 2.64 (s, 3 H) 3.92 (s, 3 H) 6.94 (dd, J=9.09, 4.04 Hz, 1 H) 7.18 (ddd, J=9.09, 7.33, 3.28 Hz, 1 H) 7.48 (dd, J=8.97, 3.16 Hz, 1 H);HPLC保持時間:3.39分;CFOのMS(ESI+) m/z:169.1(M+H)
ステップ3. 均圧添加漏斗、温度プローブおよび窒素バルーンを取り付けた100mLの3つ口丸底フラスコに、化合物10(13.0g、77.3mmol)、メタノール(12mL)およびジクロロメタン(40mL)を投入した。この溶液を氷浴中で5℃に冷却し、ジクロロメタン(16mL)中塩化スルフリル(8.8mL、110mmol)の溶液を、反応温度を10℃未満に維持する速度で滴下添加した。添加が完了した後、氷浴を取り外し、反応物を1時間かけて室温に加温した。反応混合物を0〜5℃に冷却し、水(13mL)およびエタノール(52.0mL)の混合物を20分間かけて滴下添加した。この物質を500mLフラスコに移し、ジクロロメタンが除去されるまで真空中で濃縮して、白色の沈殿物を含有するスラリーを得た。この固体を収集し、75%エタノール/水(2×20mL)および水(2×20mL)で洗浄した。物質を窒素プレス上で乾燥して、14.0g(89%収率、99面積%)の化合物1を白色の固体として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 3.96 (s, 3 H) 4.80 (s, 2 H) 6.98 (dd, J=9.09, 4.04 Hz, 1 H) 7.17 - 7.32 (m, 1 H) 7.62 (dd, J=8.84, 3.28 Hz, 1 H);HPLC保持時間:3.73分。CClFOのMS(ESI+) m/z:203.0(M+H)
(実施例4)
化合物I−191の合成についての記載
2−{1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−N−イソプロピル−2−メチルプロパンアミド(化合物I−191)を、一般に、以下のスキーム7に従って合成した。反応を、分析用HPLCまたはCDCl中400MHz H NMRによってモニタリングした。
分析用HPLC条件は、AGILENT 1100 HPLC、AGILENT ZORBAX XDB C18 50×4.6mm、1.8ミクロンカラムを使用した。溶媒A:水(0.1%TFA)、溶媒B:アセトニトリル(0.07%TFA)、勾配:5分、100%A〜100%B、1分間保持、次いで再循環、210および254nmでのUV検出。報告された面積パーセントは、210nmで決定した。
キラル決定を、5〜75%IPA/ヘキサン、30分、1.0mL/分、30℃カラム温度、220nmでの検出の条件で、CHIRALCEL IA−3カラムで、中間体に対して実施した。R/S比は、97:3であった。
キラル決定を、5〜75%EtOH/ヘキサン、30分、1.0mL/分、30℃カラム温度、220nmでの検出の条件で、(R,R)−Whelk−01カラムで、最終生成物I−191に対して実施した。R/S比は、97.5:2.5であった。
スキーム7:化合物I−191の調製のための合成スキーム
Figure 2020509038
(実施例4.2)
2−{[(2−tert−ブトキシ−1,1−ジメチル−2−オキソエチル)カルバモイル]アミノ}−4−メチル−5−(1H−ピラゾール−1−イル)チオフェン−3−カルボキシレート(化合物13)の調製
乾燥アセトニトリル(5.0mL)中、エチル2−アミノ−4−メチル−5−(1H−ピラゾール−1−イル)チオフェン−3−カルボキシレート(化合物12、1.0g、4.0mmol)およびCDI(0.806g、4.97mmol)の十分撹拌されたスラリーに、窒素下、シリンジを介してトリエチルアミン(2.77mL、19.9mmol)を添加した。次いで、反応物を、50℃で3時間加熱した。次いで、固体2−メチルアラニンtert−ブチル塩酸塩(0.973g、4.97mmol)を添加し、50℃で1時間撹拌し続け、続いて室温に冷却し、72時間撹拌した。反応物を水(5mL)で希釈し、2時間撹拌すると、沈殿物が形成された。固体をろ過によって収集し、水(3×5mL)で洗浄し、真空下で乾燥した。これにより、1.59g(92%収率、96面積%)の化合物13がオフホワイト色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 1.41 (t, J=7.07 Hz, 3 H) 1.49 (s, 9 H) 1.59 (s, 3 H) 1.61 (s, 3 H) 2.22 (s, 3 H) 4.37 (q, J=7.07 Hz, 2 H) 5.70 (s, 1 H) 6.42 (t, J=2.15 Hz, 1 H) 7.56 (dd, J=2.27, 0.51 Hz, 1 H) 7.71 (dd, J=2.02, 0.51 Hz, 1 H) 10.76 (s, 1 H);HPLC保持時間:4.68分;C2028SのMS(ESI) m/z:437.1(M+H)
(実施例4.3)
tert−ブチル2−メチル−2−[5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル]プロパノエート(化合物14)の調製
乾燥1,4−ジオキサン(60.0mL)中、化合物13(2.00g、4.58mmol)の十分撹拌されたスラリーに、窒素下室温で、固体カリウムtert−ブトキシド(2.57g、22.9mmol)を添加した。この混合物を短時間超音波処理して濃厚なスラリーを得、80℃で30分間加熱した。完全変換が観察された。反応を室温に冷却し、水(60mL)中、酢酸(1.43mL、25.2mmol)で希釈した。この混合物を室温で1時間撹拌すると、経時的に沈殿物が形成された。次いで、混合物を真空下で濃縮して、およそ半分の体積にし、沈殿物を収集し、水(3×10mL)で洗浄し、一晩風乾して、1.17g(65%収率、99面積%)の化合物14を黄褐色の固体として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 1.48 (s, 9 H) 1.81 (s, 6 H) 2.41 (s, 3 H) 6.48 (dd, J=2.40, 1.89 Hz, 1 H) 7.68 (dd, J=2.53, 0.51 Hz, 1 H) 7.75 (dd, J=2.02, 0.51 Hz, 1 H) 9.77 (brs, 1 H);HPLC保持時間:3.98分。C1822SのMS(ESI) m/z:391.2(M+H)
(実施例4.4)
tert−ブチル2−{1−[2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−オキソエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−2−メチルプロパノエート(化合物15)の調製
乾燥アセトニトリル(60mL)中、2−クロロ−1−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エタノン(化合物1)(3.61g、17.8mmol)、化合物14(5.81g、14.9mmol)、KCO(5.13g、37.1mmol)およびNaBr(306mg、2.97mmol)のスラリーを、窒素下50℃で撹拌した。18時間後、混合物を室温に冷却し、水(60mL)で希釈し、室温で2時間撹拌した。沈殿した生成物をろ過によって単離し、水(3×30mL)で洗浄し、真空下で乾燥した。これにより、7.63g(92%収率、99面積%)の化合物15が白色の固体として得られた。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 1.47 (s, 9 H) 1.81 (s, 6 H) 2.46 (s, 3 H) 4.01 (s, 3H) 5.25 (s, 2 H) 6.46 (dd, J=2.53, 2.02 Hz, 1 H) 7.02 (dd, J=9.22, 3.92 Hz, 1 H) 7.25 - 7.34 (m, 1 H) 7.64 (dd, J=8.84, 3.28 Hz, 1 H) 7.67 (dd, J=2.53, 0.51 Hz, 1 H) 7.68 - 7.71 (m, 1 H);HPLC保持時間:5.12分。C2729FNSのMS(ESI) m/z:557.1(M+H)
(実施例4.5)
tert−ブチル2−{1−[(2R)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシエチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−2−メチルプロパノエート(化合物16)の調製
化合物15(7.00g、12.6mmol)、RuCl[(S,S)−Tsdpen](メシチレン)(79mg、0.13mmol)、ギ酸ナトリウム(4.29g、63.1mmol)および水(28mL)の十分撹拌された混合物に、窒素下、イソプロピルアルコール(28mL、360mmol)を添加した。次いで、反応物を75℃で60分間加熱した。還元が完了し、混合物を、水(200mL)を含むフラスコに添加し、室温で一晩撹拌した。形成された沈殿物をろ過し、水(3×30mL)で洗浄し、風乾して、7.01g(99%収率、99面積%)の化合物16をオフホワイト色の固体として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.49 (s, 9 H) 1.81 (s, 6 H) 2.43 (s, 3 H) 3.74 (d, J=6.32 Hz, 1 H) 3.90 (s, 3 H) 4.01 - 4.17 (m, 1 H) 4.19 - 4.31 (m, 1 H) 5.2 - 5.4 (m.,1 H) 6.50 (dd, J=2.40, 1.89 Hz, 1 H) 6.83 (dd, J=8.97, 4.17 Hz, 1 H) 6.92 - 7.04 (m, 1H) 7.22 - 7.32 (m, 1H) 7.64 - 7.72 (m, 1 H) 7.72 - 7.79 (m, 1 H);HPLC保持時間:4.84分。キラルHPLC:94%ee;C2731FNSのMS(ESI) m/z:559.2(M+H)
(実施例4.6)
tert−ブチル2−{1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−2−メチルプロパノエート(化合物17)の調製
乾燥アセトニトリル(10.0mL)中、化合物16(1.0g、1.8mmol)およびアクリロニトリル(2.50mL、38.0mmol)の十分撹拌された混合物に、0℃で、40%KOH水溶液(1.20mL、12.0mmol)を添加した。この混合物を、0〜5℃で18時間撹拌した。混合物を室温に加温し、水(10mL)を添加した。混合物を、ジクロロメタン(50mL)とブライン(20mL)との間で分配し、層を分離し、水層をジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(Silicycle、230〜400メッシュ、100g、20〜50%酢酸エチル/ヘキサンによる溶出)にかけて、1.04g(96%収率、99面積%)の化合物17を白色の泡状物として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 1.49 (s, 9 H) 1.77 (s, 3 H) 1.80 (s, 3 H) 2.41 (s, 3 H) 2.58 (t, J=6.69 Hz, 2 H) 3.55 (dt, J=9.47, 6.38 Hz, 1 H) 3.68 (dt, J=9.47, 6.51 Hz, 1 H) 3.80 (s, 3 H) 4.01 - 4.13 (m, 2H) 5.26 (m, 1 H) 6.49 (dd, J=2.40, 1.89 Hz, 1 H) 6.81 (dd, J=8.97, 4.17 Hz, 1 H) 7.01 (ddd, J=8.91, 7.89, 3.16 Hz, 1 H) 7.19 (dd, J=8.72, 3.16 Hz, 1 H) 7.68 (dd, J=2.53, 0.51 Hz, 1 H) 7.75 (dd, J=2.02, 0.51 Hz, 1 H);HPLC保持時間:5.00分。C3034FNSのMS(ESI) m/z:612.3(M+H)
(実施例4.7)
2−{1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−2−メチルプロパン酸(化合物18)の調製
イソプロピルアルコール(1.4mL)中、化合物17(275.0mg、0.45mmol)の十分撹拌された溶液に、室温で、9.0M硫酸(1.4mL)を添加した。反応物を室温で2時間撹拌し、水(2.8mL)を添加した。混合物を、ブラインとジクロロメタン(各20mL)との間で分配し、層を分離し、水層をジクロロメタン(3×20mL)で抽出した。有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。得られた固体をヘプタンでスラリー化し、真空中で濃縮して残留溶媒を除去し、245mg(98%収率、94面積%)の化合物18を白色の固体として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 1.87 (s, 3 H) 1.88 (s, 3 H) 2.42 (s, 3 H) 2.59 (t, J=6.32 Hz, 2 H) 3.53 (dt, J=9.60, 6.44 Hz, 1 H) 3.70 (dt, J=9.66, 6.28 Hz, 1H) 3.82 (s, 3 H) 4.01 - 4.09 (m, 1 H) 4.15 - 4.24 (m, 1 H) 5.28 (dd, J=8.21, 4.67 Hz, 1 H) 6.46 - 6.51 (m, 1 H) 6.82 (dd, J=9.09, 4.04 Hz, 1 H) 7.01 (ddd, J=8.97, 7.83, 3.16 Hz, 1 H) 7.20 (dd, J=8.72, 3.16 Hz, 1 H) 7.68 (d, J=2.27 Hz, 1H) 7.73 - 7.78 (m, 1 H)(カルボン酸のプロトンはH NMRにおいて観察されなかった);HPLC保持時間:3.91分。C2626FNSのMS(ESI) m/z:556.3(M+H)
(実施例4.8)
2−{1−[(2R)−2−(2−シアノエトキシ)−2−(5−フルオロ−2−メトキシフェニル)エチル]−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(1H−ピラゾール−1−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル}−N−イソプロピル−2−メチルプロパンアミド(化合物I−191)の調製
ジクロロメタン(5.0mL)中、化合物18(240mg、0.43mmol)、TEA(180.6uL、1.29mmol)およびイソプロピルアミン(110.4uL、1.29mmol)の十分撹拌された溶液に、窒素下室温で、酢酸エチル中、1.57Mプロピルホスホン酸無水物(0.55mL、0.86mmol)を数分間かけて滴下添加した。次いで、反応物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を、10%クエン酸(5.0mL)の添加によってクエンチし、30分間撹拌し続けた。混合物をジクロロメタンとブライン(各30mL)との間で分配した。層を分離し、水層をジクロロメタン(3×10mL)で抽出した。有機物を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(Silicycle、230〜400メッシュ、40g、20〜70%酢酸エチル/ヘキサンによる溶出)にかけて、203mg(78%収率、99面積%)の化合物I−191を白色の泡状物として得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ ppm 1.14 (d, J=6.82 Hz, 6 H) 1.82 (s, 3 H) 1.84 (s, 3 H) 2.42 (s, 3 H) 2.53 - 2.70 (m, 2 H) 3.39 - 3.48 (m, 1 H) 3.76 - 3.85 (m, 1 H) 3.88 (s, 3 H) 4.02 (d, J=10.11 Hz, 1 H) 4.07 - 4.19 (m, 2 H) 5.34 (dd, J=9.60, 3.54 Hz, 1 H) 6.04 (d, J=8.08 Hz, 1 H) 6.50 (dd, J=2.53, 2.02 Hz, 1 H) 6.86 (dd, J=8.97, 4.17 Hz, 1 H) 7.03 (ddd, J=8.91, 7.89, 3.16 Hz, 1 H) 7.22 (dd, J=8.84, 3.03 Hz, 1 H) 7.68 - 7.72 (m, 1 H) 7.76 (dd, J=2.02, 0.51 Hz, 1 H);キラルHPLC:95% ee;HPLC保持時間:4.18分;C2933FNSのMS(ESI) m/z:597.3(M+H)
(実施例5)
化合物I−193の合成についての記載
1−(2−メトキシフェニル)エタン−1−オンおよびtert−ブチル2−メチル−2−(5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル)プロパノエートで開始し、(R)−2−(1−(2−(2−シアノエトキシ)−2−(2−メトキシフェニル)エチル)−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル)−N−イソプロピル−2−メチルプロパンアミド(化合物I−193)の合成を以下に図示する通りに実施した。
スキーム8:化合物I−193の調製のための合成スキーム
Figure 2020509038
合成を2回完了して、合計で203gの生成物である式I−193を得た。合成スキームの各ステップを、以下の実施例5.1〜5.6においてさらに詳細に記載する。
(実施例5.1)
2−ブロモ−1−(2−メトキシフェニル)エタン−1−オン(化合物1.2)の調製
Figure 2020509038
1−(2−メトキシフェニル)エタノン、1.1(300g、1.0eq)を、アセトニトリル(1.2L、4.0V)を含む反応器に添加した。Br(319.62g、1.0eq)を、反応を25℃未満に冷却することによって添加した。反応混合物を、20〜25℃で4時間撹拌し、1−(2−メトキシフェニル)エタノンの含有率が6.5%になるまでIPCのためにサンプリングした。NaHSO(600ml、2V)を添加して反応をクエンチし、次いで、20〜25℃でさらに0.5時間撹拌した。生成物をメチルtert−ブチルエーテル(600ml、2V)で3回抽出して、黒色の油状物(418g、粗製)を得、これを、カラムを使用して精製して、330gの2−ブロモ−1−(2−メトキシフェニル)エタン−1−オン、1.2をオフホワイト色の固体(純度98%)として得た。
(実施例5.2)
2−メチル−2−(5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル)プロパン酸(化合物2.2)の調製。
Figure 2020509038
化合物2.1(580.0g、1.0eq)を、ジクロロメタン(5.8L、10V)を含む反応器に添加した。トリフルオロ酢酸(1.2L、2V)を滴下添加し、反応物を20±5℃で18時間撹拌した。化合物2.1の含有率が1.0%以下になるまで、HPLCのために試料を取った。反応を10℃未満に冷却し、HO(23.2L、40V)を滴下添加した。反応を5〜10℃で2時間撹拌し、次いで、ろ過した。得られた固体を水(580ml、1V)で洗浄した後、真空下35±5℃で乾燥して448gの化合物2.2(純度98%)をオフホワイト色の固体として得た。
(実施例5.3)
N−イソプロピル−2−メチル−2−(5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル)プロパンアミド(化合物3.1)の調製
Figure 2020509038
反応器に、アセトニトリル(4.5L、10V)を窒素雰囲気下で投入した後、化合物2.2(15.0g、1.0eq)を添加した。反応混合物を0〜10℃に冷却し、1,1’−カルボニルジイミダゾール(433.3g、2.0eq)を5〜10℃で添加した。反応物を25±℃に加熱し、新しい温度で1時間撹拌した。NDI−012080−2の含有率が0になるまで、IPCのための試料を取った。反応物を、0〜10℃に冷却した後、イソプロピルアミン(315.9g、4eq)を添加した。反応を再度25±5℃に加温し、新しい温度で1時間撹拌しながら、化合物2.2の含有率が0になるまでIPCのために試料を取った。HO(9.0L、20V)、続いて濃HCl(111.3ml、4.0eq)を滴下により、0〜25℃で添加した。反応物を0〜25℃で2時間撹拌し、ろ過し、得られたろ過ケーキを水(896ml、2V)、次いで硝酸二アンモニウムセリウム(IV)(896ml、2V)で洗浄した。442gの化合物3.1(純度:98.8%、収率:87.9%)がオフホワイト色の固体として得られた。
(実施例5.4)
N−イソプロピル−2−(1−(2−(2−メトキシフェニル)−2−オキソエチル)−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル)−2−メチルプロパンアミド(化合物4.1)の調製
Figure 2020509038
化合物3.1(430g、1.0eq)およびN−メチル−2−ピロリドン(2.2L、5V)をこの順に反応器に添加し、固体が溶解するまで20±5℃で撹拌した。化合物1.1(282.6g、1.08eq)および次いで、KCO(5.51G、3eq)を添加した後、25±5℃でさらに2時間撹拌した。化合物3.1の含有率が3.1%になるまで、IPCのための試料を取った。HO(4.3L、10V)を添加し、反応混合物をろ過した。ろ過ケーキを水(4.3L、10V)で2回、石油エーテル(4.3L、10V)で1回、スラリー化した後、真空下40±5℃で乾燥して、642.8gの化合物4.1(純度:97.2%、QNMR:79.2%、収率:85%)を得た。
(実施例5.5)
(R)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−(2−メトキシフェニル)エチル)−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル)−N−イソプロピル−2−メチルプロパンアミド(化合物5.1)の調製
Figure 2020509038
化合物4.1(645.0g、1.0eq)を、20〜25℃で、テトラヒドロフラン(1.9L、3.0v)を含む反応器に添加した。トリエチルアミン(20.0eq)を、20〜25℃で添加した。RuCl[(S,S)−Ts−dpen](p−シメン)(10%w/w)を同じ温度で、続いてギ酸(20.0eq)を滴下により20〜25℃で、添加した。反応物を、20〜30℃で4日間撹拌し、化合物4.1の含有率が3.0%以下になるまでHPLCのためにサンプリングした。反応生成物を真空下35±5℃で、4〜5vに濃縮し、次いで、水(12.0L、約20.0V)に滴下添加した。反応物をろ過し、水(2.5L、4.0V)で洗浄し、次いで、MTBE/ヘプタン(1:1、40L)でスラリー化した。スラリーをろ過し、ヘプタン(2.5L、4.0V)で洗浄して、430.0gの化合物5.1をオフホワイト色の固体(純度:96.3%)として得た。
(実施例5.6)
(R)−2−(1−(2−(2−シアノエトキシ)−2−(2−メトキシフェニル)エチル)−5−メチル−2,4−ジオキソ−6−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1,4−ジヒドロチエノ[2,3−d]ピリミジン−3(2H)−イル)−N−イソプロピル−2−メチルプロパンアミド(化合物I−193)の調製
Figure 2020509038
化合物5.1(130.0g、1.0eq)を、テトロヒドロフラン(1.3L、10.0V)を含む反応器に添加し、次いで、−5〜0℃に冷却した。水中50%KOH溶液(130.0ml、1.0v)、続いてアクリロニトリル(260.0ml、2.0v)を添加し、反応混合物を−5〜0℃で20時間撹拌した。NDI−012080−5の含有率が5.0%以下になるまで、HPLCのために試料を取った。次いで、酢酸エチル(1.3L、10.0V)を添加した。有機相を分離し、収集し、20%NaCl(650.0ml、5.0V)で2回洗浄した後、それを真空下35±5℃で濃縮した。濃縮物をイソプロピルアルコール(650.0ml、5.0V)でスラリー化し、次いで、イソプロピルアルコールで再結晶して、61.0gの最終生成物(化合物I−193)をオフホワイト色の固体(純度98.7%)として得た。
本発明の要素またはその好ましい実施形態(単数または複数)を記述する場合、冠詞「1つの(a)」、「1つの(an)」、「その(the)」および「前記(said)」は、これらの要素のうちの1つまたは複数が存在することを意味することが意図される。用語「含むこと(comprising)」、「含むこと(including)」および「有する(having)」は、包括的であり、列挙された要素以外の追加の要素が存在し得ることを意味することが意図される。
上記を考慮すると、本発明のいくつかの目的が達成され、他の有利な結果が得られることが分かるであろう。
様々な変更が、本発明の範囲から逸脱することなく上記の方法において為され得るが、上記に含まれるすべての事柄は例示として解釈されるべきであり、限定的な意味では解釈されないことが意図される。

Claims (29)

  1. 式V−1またはV−2−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−1またはIV−2−F:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させ、それによってそれぞれ式V−1またはV−2−Fの前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、
    は、水素またはFである、
    方法。
  2. 式V−3、V−4−FまたはV−4−F−1a:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−3、IV−4−FまたはIV−4−F−1a:
    Figure 2020509038
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させ、それによってそれぞれ式V−3、V−4−FまたはV−4−F−1aの前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHであり、
    は、水素またはFである、
    方法。
  3. 式V−5、V−6−FまたはV−6−F−1a:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−5、IV−6−FまたはIV−6−F−1a:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させ、それによってそれぞれ式V−5、V−6−FまたはV−6−F−1aの前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、
    は、水素またはFである、
    方法。
  4. 式V−7−FまたはV−7−F−1a:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−7−FまたはIV−7−F−1a:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させ、それによって式V−7−FまたはV−7−F−1aの前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含み、式中、Rは、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHである、方法。
  5. 式IV−1またはIV−2−F:
    Figure 2020509038
    の前記化合物またはその塩を調製するステップであって、式II−1またはII−2:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を、反応媒体を含むアルキル化ゾーンにおいて塩基の存在下で、式III:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩と接触させ、それによって式IV−1またはIV−2−Fの前記化合物または塩を提供することを含む、ステップをさらに含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、
    は、水素またはFであり、
    Xは、Cl、BrまたはIである、
    請求項1に記載の方法。
  6. 式IV−3、IV−4−FまたはIV−4−F−1a:
    Figure 2020509038
    Figure 2020509038
    の前記化合物またはその塩を調製するステップであって、式II−3、II−4またはII−4−1a:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を、反応媒体を含むアルキル化ゾーンにおいて塩基の存在下で、式III:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩と接触させ、それによって式IV−3、IV−4−FまたはIV−4−F−1aの前記化合物またはその塩を提供することを含む、ステップをさらに含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHであり、
    は、水素またはFであり、
    Xは、Cl、BrまたはIである、
    請求項2に記載の方法。
  7. 式IV−5、IV−6−FまたはIV−6−F−1a:
    Figure 2020509038
    の前記化合物またはその塩を調製するステップであって、式II−5、II−6またはII−6−1a:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を、反応媒体を含むアルキル化ゾーンにおいて塩基の存在下で、式III:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩と接触させ、それによって式IV−5、IV−6−FまたはIV−6−F−1aの前記化合物または塩を提供することを含む、ステップをさらに含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、
    は、水素またはFであり、
    Xは、Cl、BrまたはIである、
    請求項3に記載の方法。
  8. 式IV−7−FまたはIV−1−F−1a:
    Figure 2020509038
    の前記化合物またはその塩を調製するステップであって、式II−7またはII−7−1a:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を、反応媒体を含むアルキル化ゾーンにおいて塩基の存在下で、式III−F:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩と接触させ、それによって式IV−7−FまたはIV−1−F−1aの前記化合物または塩を提供することを含む、ステップをさらに含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHであり、
    Xは、Cl、BrまたはIである、
    請求項4に記載の方法。
  9. 式I−020、I−074、I−064、I−014、I−184、I−211、I−212またはI−213:
    Figure 2020509038
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−5−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−5−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、ならびに
    式VI−5−Fの前記化合物または塩を、イソプロパノール、メトキシエタノール、エチレングリコール、(S)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリル、(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリルおよび3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロパンニトリルからなる群から選択されるアルコールと反応させ、それによって式I−020、I−074、I−064、I−014、I−184、I−211、I−212またはI−213の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHである、
    方法。
  10. 式I−082またはI−171:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−6−T−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−6−T−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VI−6−T−Fの前記化合物または塩を、メトキシエタノールと反応させ、それによって式I−082の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ、および
    式I−082の前記化合物または塩を分離し、それによって式I−171の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含む、方法。
  11. 式I−020、I−074、I−014、I−211、I−212またはI−213:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−1−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−1−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VI−1−Fの前記化合物または塩を、イソプロパノール、メトキシエタノール、(S)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリル、(R)−3−ヒドロキシ−2−メチルプロパンニトリルおよび3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロパンニトリルからなる群から選択されるアルコールと反応させ、それによって式VII−1−T−F−1、VII−1−T−F−2、VII−1−P−F−1、VII−1−T−F−3、VII−1−T−F−4またはVII−1−T−F−5:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VII−1−T−F−1、VII−1−T−F−2、VII−1−P−F−1、VII−1−T−F−3、VII−1−T−F−4またはVII−1−T−F−5の前記化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−T−F−1、VIII−1−T−F−2、VIII−1−P−F−1、VIII−1−T−F−3、VIII−1−T−F−4またはVIII−1−T−F−5:
    Figure 2020509038
    Figure 2020509038
    の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、ならびに
    アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−020、I−074、I−014、I−211、I−212またはI−213の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHである、
    方法。
  12. 式I−082またはI−171:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−2−T−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むメシル化ゾーンにおいて塩基の存在下でメタンスルホン酸無水物と接触させ、それによって式VI−2−T−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VI−2−T−Fの前記化合物または塩を、メトキシエタノールと反応させ、それによって式VII−2−T−F−2:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VII−2−T−F−2の前記化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−2−T−F−2:
    Figure 2020509038
    の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、
    アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−082の立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ、および
    式I−082の前記化合物または塩を分離し、それによって式I−171の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含む、方法。
  13. 式I−208、I−206、I−193、I−095、I−192、I−191、I−234、I−231、I−233またはI−181:
    Figure 2020509038
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−1:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−1−4:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VII−1−4の前記化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−4:
    Figure 2020509038
    の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、ならびに
    アミド形成ゾーンにおいて、エチルアミンおよびイソプロピルアミンからなる群から選択されるアミンとアミドを形成させ、それによって式I−208、I−206、I−193、I−095、I−192、I−191、I−234、I−231、I−233またはI−181の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、
    は、水素またはFである、
    方法。
  14. 式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258、I−259またはI−213:
    Figure 2020509038
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−1−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=C(CH)CNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−1−F−5:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VII−1−F−5の前記化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−F−5:
    Figure 2020509038
    の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、
    アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−211/212、I−262/263またはI−258/259:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を提供するステップ、および
    式I−211/212、I−262/263もしくはI−258/259の前記化合物もしくは塩を分離し、それによって式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258もしくはI−259の前記立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップ、または式I−211/212の前記化合物もしくは塩を、メチル化ゾーンにおいて塩基の存在下でハロゲン化メチルと反応させ、それによって式I−213の前記立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップ
    を含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHである、
    方法。
  15. 式I−205、I−220またはI−229:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−2−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−2−F−4:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VII−2−F−4の前記化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−2−F−4:
    Figure 2020509038
    の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、ならびに
    アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンおよびN−メチルイソプロピルアミンからなる群から選択されるアミンとアミドを形成させ、それによって式I−205−RR/RS、I−220−RR/RSまたはI−229−RR/RS:
    Figure 2020509038
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を提供するステップ、ならびに
    式I−205−RR/RS、I−220−RR/RSまたはI−229−RR/RSの前記化合物または塩を分離し、それによって式I−205、I−220またはI−229の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHである、
    方法。
  16. 式I−285:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−1−E−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHSOCHのアルケニル化合物と接触させ、それによって式VII−1−E−F−6:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VII−1−E−F−6の前記化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−E−F−6:
    Figure 2020509038
    の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、および
    アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−285の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含む、方法。
  17. 式I−208、I−206、I−234またはI−231:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−3:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−208、I−206、I−234またはI−231の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHであり、
    は、水素またはFである、
    方法。
  18. 式I−193、I−095、I−192、I−191、I−233またはI−181:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−5:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−193、I−095、I−192、I−191、I−233またはI−181の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHであり、
    は、水素またはFである、
    方法。
  19. 式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258、I−259またはI−213:
    Figure 2020509038
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−5−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=C(CH)CNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−211/212、I−262/263またはI−258/259:
    Figure 2020509038
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を提供するステップ、および
    式I−211/212、I−262/263もしくはI−258/259の前記化合物もしくは塩を分離し、それによって式I−211、I−212、I−262、I−263、I−258もしくはI−259の前記立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップ、または式I−211/212の前記化合物もしくは塩を、メチル化ゾーンにおいて塩基の存在下でハロゲン化メチルと反応させ、それによって式I−213の前記立体異性体的に富化された化合物もしくは塩を提供するステップ
    を含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル、1−ピラゾリルまたは−C(O)OCHCHである、
    方法。
  20. 式I−220:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−6−E−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−220−RR/RS:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を提供するステップ、および
    式I−220−RR/RSの前記化合物または塩を分離し、それによって式I−220の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含む、方法。
  21. 式I−205またはI−229:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−7−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHCNのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−205−RR/RSまたはI−229−RR/RS:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を提供するステップ、および
    式I−205−RR/RSまたはI−229−RR/RSの前記化合物または塩を分離し、それによって式I−205またはI−229の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含み、式中、
    は、2H−1,2,3−トリアゾール−2−イルまたは−C(O)OCHCHである、
    方法。
  22. 式I−285:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−5−E−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むMichael付加反応ゾーンにおいて塩基の存在下で、CH=CHSOCHのアルケニル化合物と接触させ、それによって式I−285の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含む、方法。
  23. 式I−064:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−1−T−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、
    生成物を、前記α−アルキル化ゾーンにおいて、XCHC(O)ORの化合物と反応させ、それによって式VII−1−T−F−7:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VII−1−T−F−7の前記化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−T−F−7:
    Figure 2020509038
    の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、
    アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式IX−1−T−F−7:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、および
    式IX−1−T−F−7の前記化合物または塩を、還元ゾーンにおいて還元剤と接触させ、それによって式I−064の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含み、式中、
    Xは、ClまたはBrであり、Rは、メチルおよびエチルからなる群から選択される、
    方法。
  24. 式I−089またはI−090:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−2−T−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、
    生成物を、前記α−アルキル化ゾーンにおいてXCHC(O)ORの化合物と反応させ、それによって式VII−2−T−F−7:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VII−2−T−F−7の前記化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−2−T−F−7:
    Figure 2020509038
    の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、
    アミド形成ゾーンにおいて、N−メチルイソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式IX−2−T−F−7:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式IX−2−T−F−7の前記化合物または塩を、還元ゾーンにおいて還元剤と接触させ、それによって式I−I−089/090:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を提供するステップ、および
    式I−089/090の前記化合物または塩を分離し、それによって式I−089またはI−090の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含み、
    式中、Xは、ClまたはBrであり、Rは、メチルおよびエチルからなる群から選択される、
    方法。
  25. 式I−251:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−1−E−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、
    生成物を、前記α−アルキル化ゾーンにおいてXCHCNの化合物と反応させ、それによって式VII−1−E−F−8:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VII−1−E−F−8の前記化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−1−E−F−8:
    Figure 2020509038
    の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、
    アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式I−251の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含み、
    式中、Xは、ClまたはBrである、
    方法。
  26. 式I−246:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式V−8−T−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むα−アルキル化ゾーンにおいて強脱プロトン化剤と接触させるステップ、
    生成物を、前記α−アルキル化ゾーンにおいて、XCHC(O)ORの化合物と反応させ、それによって式VII−8−T−F−7:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、
    式VII−8−T−F−7の前記化合物または塩を、脱保護ゾーンにおいて酸で処理し、それによって式VIII−8−T−F−7:
    Figure 2020509038
    の対応するカルボン酸化合物またはその塩を提供するステップ、
    アミド形成ゾーンにおいて、イソプロピルアミンとアミドを形成させ、それによって式IX−8−T−F−7:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を提供するステップ、および
    式IX−8−T−F−7の前記化合物または塩を、還元ゾーンにおいて還元剤と接触させ、それによって式I−246の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含み、
    式中、Xは、ClまたはBrであり、Rは、メチルおよびエチルからなる群から選択される、
    方法。
  27. 式I−323:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−3−T−F:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を、反応媒体を含むアセチル化ゾーンにおいて塩基の存在下で無水酢酸または塩化アセチルと接触させ、それによって式I−323の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含む、方法。
  28. 式I−189:
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、
    式V−7−T−F:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を分離し、それによって式I−189の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップ
    を含む、方法。
  29. 式V−6−T−F−1a(I−400):
    Figure 2020509038
    の立体異性体的に富化された化合物またはその塩を調製するための方法であって、式IV−6−T−F−1a:
    Figure 2020509038
    の化合物またはその塩を、反応媒体を含む不斉還元ゾーンにおいてキラル有機金属触媒の存在下で水素源と接触させ、それによって式V−6−T−F−1a(I−400)の前記立体異性体的に富化された化合物または塩を提供するステップを含む、方法。
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