JP2020018051A - 車両の充電制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の充電制御装置に関し、外部充電の待ち時間における待機電力を削減する。
【解決手段】外部電源21による車両20のバッテリー22の充電に際し、充電ケーブル23と車両20との接続箇所よりも外部電源21側に配される給電コントローラー5と、接続箇所よりも車両20側に配される車載コントローラー6との間の通信を制御する充電制御装置に関する。充電制御装置には、通信に利用される信号が伝送される信号線1,抵抗器7,リレー8,リレーコントローラー9が設けられる。抵抗器7は、接続箇所よりも車両20側の信号線1に介装される。リレー8は、接続箇所と抵抗器7との間で信号線1に介装される。リレーコントローラー9は、リレー8の開閉状態をあらかじめ設定された充電スケジュールに基づいて制御する。
【選択図】図1
【解決手段】外部電源21による車両20のバッテリー22の充電に際し、充電ケーブル23と車両20との接続箇所よりも外部電源21側に配される給電コントローラー5と、接続箇所よりも車両20側に配される車載コントローラー6との間の通信を制御する充電制御装置に関する。充電制御装置には、通信に利用される信号が伝送される信号線1,抵抗器7,リレー8,リレーコントローラー9が設けられる。抵抗器7は、接続箇所よりも車両20側の信号線1に介装される。リレー8は、接続箇所と抵抗器7との間で信号線1に介装される。リレーコントローラー9は、リレー8の開閉状態をあらかじめ設定された充電スケジュールに基づいて制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の外部充電に際し、外部電源側の給電コントローラーと車両側の車載コントローラーとの間の通信を制御する充電制御装置に関する。
従来、電気自動車やハイブリッド車両に搭載されたバッテリーを外部電源で充電するための手法の一つとして、低圧電力(100V,200Vなどの交流電力)を利用した普通充電が知られている。すなわち、高電圧の直流電流による急速充電とは異なり、比較的低電圧の交流電流を車載充電器(OBC,On-Board Charger)で直流に変換した上でゆっくりと充電する手法である。日本国内で市販されている電動車両の多くは、家庭用電源のコンセントと車両とを充電ケーブルで接続することで、バッテリーを充電できるようになっている。
上記の普通充電では、給電電圧や電流を制御するための給電コントローラーと車載コントローラーとの間で所定の信号が送受信され、接続状態が互いに確認される。車載コントローラーは車両に内蔵され、給電コントローラーは外部電源(充電ステーション,充電ポールなど)や充電ケーブルに付設されるCCID(充電回路遮断装置)に内蔵される。ここで、外部充電の開始時における通信手順を以下に例示する。
まず、給電コントローラーが車両との接続を検知して給電の準備を開始し、車両コントローラーからの給電指示を待機する。一方、車載コントローラーは外部電源との接続を検知して受電の準備を開始し、電力を受け入れる態勢が整ったら給電コントローラーに給電を指示する。その後、給電の指示を受けた給電コントローラーが給電を開始し、バッテリーを充電する。このような相互通信のための構造や通信プロトコルに関しては、IEC 61851-1,SAE J1772などに規格化されている(特許文献1,2参照)。
ところで、家庭用電源による普通充電では、車両のユーザーが充電スケジュール(充電の開始時刻や終了時刻)を指定するタイマー充電機能が利用されることがある。タイマー充電機能は、例えば深夜電力で充電したい場合や、他の家電製品が使用されていない時間帯に充電したい場合などに便利な機能である。一方、タイマー充電を開始する前には、家庭用電源と車両との間を充電ケーブルで接続しておく必要がある。つまり、給電コントローラーと車載コントローラーとが接続された状態が、充電の開始時刻まで維持される。これにより、待機中の消費電力(待機電力)が大きくなり、家庭用電源の電力料金がかさみやすいという課題がある。特に、就寝中にタイマー充電で外部充電するような場合には、充電ケーブルが接続されてから取り外されるまでの時間が長くなり、待機電力が浪費されうる。
本件の目的の一つは、上記のような課題に鑑みて創案されたものであり、外部充電の待ち時間における待機電力を削減できるようにした車両の充電制御装置を提供することである。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用効果であって、従来の技術では得られない作用効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
(1)ここで開示する車両の充電制御装置は、外部電源による車両のバッテリーの充電に際し、充電ケーブルと車両との接続箇所よりも前記外部電源側に配される給電コントローラーと前記接続箇所よりも前記車両側に配される車載コントローラーとの間の通信を制御するものである。本システムには、前記通信に利用される信号が伝送される信号線,抵抗器,リレー,リレーコントローラーが設けられる。前記抵抗器は、前記接続箇所よりも前記車両側の前記信号線に介装される。前記リレーは、前記接続箇所と前記抵抗器との間で前記信号線に介装される。前記リレーコントローラーは、前記リレーの開閉状態をあらかじめ設定された充電スケジュールに基づいて制御する。
(2)上記の構成において、直流電源と発振装置とスイッチとを備えることが好ましい。前記直流電源は、前記接続箇所よりも前記外部電源側において前記所定電圧の信号を生成する。前記発振装置は、前記所定電圧の信号のパルス幅を変調させつつ電圧値を正と負とに振動させたパルス幅変調信号を生成する。前記スイッチは、前記抵抗器による前記信号線の電圧の低下を検知して、前記信号線を前記直流電源から切断するとともに前記発振装置に接続する。
(3)また、第二抵抗器と第二スイッチとを備えることが好ましい。前記第二抵抗器は、前記接続箇所よりも前記車両側の前記信号線に接続され、前記パルス幅変調信号を受けて前記信号線の電圧を低下させる。前記第二スイッチは、前記第二抵抗器と前記信号線との接続状態を切り替える。
(4)また、ダイオードを備えることが好ましい。前記ダイオードは、前記接続箇所と前記抵抗器との間で前記信号線に介装され、前記パルス幅変調信号を前記外部電源側から前記車両側へ向かう方向に整流する。
充電ケーブルと車両とが接続された状態で浪費される電力をカットすることができ、外部充電の待ち時間における待機電力を削減することができる。また、車両と外部電源とが充電ケーブルで接続された状態であってもリレーが切断されているため、接続状態を非検出にすることができる。これにより、給電コントローラー及び車載コントローラーの消費電力や発熱を減少させることができ、外部充電に係る環境負荷を軽減することができる。
以下、図面を参照して実施形態としての車両の充電制御装置について説明する。本件の充電制御装置が適用される車両の種類としては、電気自動車やハイブリッド自動車などの電動車両を挙げることができる。外部電源による充電が可能な車両であれば、本件の充電制御装置が適用可能である。したがって厳密にいえば、外部充電が可能なバッテリーを搭載したディーゼル車両,エンジン車両にも適用可能である。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.車両の構成]
充電制御装置が適用された車両20を図1に示す。この車両20には、外部電源からの電力供給を受けて充電されるバッテリー22が搭載される。このバッテリー22は、例えば走行用モーターを駆動するための電力を蓄える走行用バッテリーである。バッテリー22の充電時には、図1に示すように、充電ポール21(外部電源の一例)と車両20とが充電ケーブル23で接続される。あるいは、図1の吹き出し内に示すように、家庭用のコンセント13(外部電源の一例)と車両20とが充電ケーブル23で接続される。充電ケーブル23の端部には充電ガン24が設けられ、その先端に配置されたコネクター11が車両20のインレット12に差し込まれて接続される。
充電制御装置が適用された車両20を図1に示す。この車両20には、外部電源からの電力供給を受けて充電されるバッテリー22が搭載される。このバッテリー22は、例えば走行用モーターを駆動するための電力を蓄える走行用バッテリーである。バッテリー22の充電時には、図1に示すように、充電ポール21(外部電源の一例)と車両20とが充電ケーブル23で接続される。あるいは、図1の吹き出し内に示すように、家庭用のコンセント13(外部電源の一例)と車両20とが充電ケーブル23で接続される。充電ケーブル23の端部には充電ガン24が設けられ、その先端に配置されたコネクター11が車両20のインレット12に差し込まれて接続される。
車両20には、充電時の受電状態を制御するための車載コントローラー6が搭載される。車載コントローラー6は、少なくとも充電ケーブル23と車両20との接続箇所よりも車両20側に配される。一方、充電時の給電状態は、給電コントローラー5で制御される。給電コントローラー5は、少なくとも充電ケーブル23と車両20との接続箇所よりも外部電源側に配される。例えば図1中に示すように、充電ポール21に内蔵され、あるいは充電ケーブル23の中途に取り付けられたCCID25(充電回路遮断装置)に内蔵される。本件の充電制御装置は、外部電源によるバッテリー22の充電に際し、給電コントローラー5と車載コントローラー6との間の通信を制御する機能を持つ。
[2.回路の構成]
図2は、バッテリー22の普通充電で用いられる普通充電回路の構成を示す回路図である。図中に示すCP(Control Pilot)及びPP(Proximity Pilot)は、給電コントローラー5と車載コントローラー6との通信時に利用される信号伝達ラインである。以下、前者を信号線1と呼び、後者を第二信号線2と呼ぶ。信号線1は、給電コントローラー5と車載コントローラー6とが互いの状態を確認するための信号をやり取りするための導線である。一方、第二信号線2は、コネクター11がインレット12に接続されたことを車載コントローラー6が把握するために用いられる。図中のGND(Ground)は保護接地用の接地線3であり、PWR(Power)はバッテリー22への電力供給用の動力線4である。
図2は、バッテリー22の普通充電で用いられる普通充電回路の構成を示す回路図である。図中に示すCP(Control Pilot)及びPP(Proximity Pilot)は、給電コントローラー5と車載コントローラー6との通信時に利用される信号伝達ラインである。以下、前者を信号線1と呼び、後者を第二信号線2と呼ぶ。信号線1は、給電コントローラー5と車載コントローラー6とが互いの状態を確認するための信号をやり取りするための導線である。一方、第二信号線2は、コネクター11がインレット12に接続されたことを車載コントローラー6が把握するために用いられる。図中のGND(Ground)は保護接地用の接地線3であり、PWR(Power)はバッテリー22への電力供給用の動力線4である。
信号線1に着目すると、コネクター11とインレット12との接続箇所よりも外部電源側は、給電コントローラー5に内蔵された制御装置10に接続される。また、上記の接続箇所と制御装置10との間からの分岐経路上には給電側抵抗器31が介装され、その先にスイッチ16が取り付けられる。スイッチ16は、信号線1の信号源を切り替えるための切替装置である。ここでは、所定電圧の信号を生成する直流電源14と、PWM信号(パルス幅変調信号)を生成する発振装置15とのいずれかが選択される。直流電源14は、例えば+12Vの定電圧信号を出力する。また、発振装置15は+12Vから-12Vまでパルス状に変化するPWM信号を出力する。PWM信号とは、所定電圧の信号のパルス幅を変調させつつ電圧値を正と負とに振動させた信号である。
スイッチ16の作動状態は、制御装置10で制御される。制御装置10は、コネクター11とインレット12とが接続されていない初期状態では、直流電源14が信号線1に接続されるようにスイッチ16を制御する。一方、コネクター11とインレット12との接続による信号線1の電圧変化を検出したとき(すなわち、コネクター11とインレット12との接続を検出したとき)には、スイッチ16を切り替えて発振装置15を信号線1に接続させる。このように、給電コントローラー5が車両20との接続を検出するまでの間は、直流電源14が信号線1に接続された状態となる。
信号線1のうち、コネクター11とインレット12との接続箇所よりも車両20側は、車載コントローラー6に内蔵される制御装置9に接続される。インレット12と制御装置9とを繋ぐ経路上には、リレー8とダイオード19とが介装される。また、ダイオード19よりも制御装置9側には、シグナルグラウンドに向かって二つの導線が分岐形成される。さらに、二つの分岐路の一方には抵抗器7が介装され、他方には第二抵抗器17と第二スイッチ18とが介装される。第二スイッチ18は、第二抵抗器17と信号線1との接続状態を切り替える機能を持つ。
抵抗器7は、コネクター11とインレット12とが接続されたときに、信号線1の電圧を変化させるものである。また、第二抵抗器17は、受電の準備が完了したことを給電コントローラー5に伝えるためのものであり、第二スイッチ18が接続されることによって信号線1の合成抵抗を増加させるよう機能する。第二スイッチ18の作動状態は、制御装置9で制御される。制御装置9は、車両20側における受電の準備が整っていない状態では、第二スイッチ18を切断したままとする。一方、信号線1にPWM信号が伝達された状態で、車両20側の受電の準備が整った状態になると、第二スイッチ18を接続する。これにより信号線1の合成抵抗が変化し、給電コントローラー5側の制御装置10で検出される電圧が変化する。したがって、第二抵抗器17による電圧変化を検出することで、第二スイッチ18のオンオフ状態を給電コントローラー5が把握することができる。
リレー8は、コネクター11及びインレット12の接続箇所と抵抗器7との間で信号線1上に介装される継電器である。リレー8を切断することで、コネクター11とインレット12とが接続された状態であっても、信号線1を切断したままにしておくことができる。リレー8の開閉状態は、制御装置9で制御される。本実施形態では、コネクター11とインレット12とが接続されている場合に、充電スケジュールに基づいてリレー8の開閉状態が制御される。
ダイオード19は、コネクター11及びインレット12の接続箇所と抵抗器7との間で信号線1上に介装される整流器である。整流方向は、外部電源側から車両20側へ向かう方向とされる。ダイオード19を設けることで、発振装置15から発振されるPWM信号のうち、整流方向の成分のみが制御装置9に伝達される。また、ダイオード19よりも車両20側に介装された抵抗器7及び第二抵抗器17の合成抵抗は、整流方向の成分のみに影響を与えることになり、PWM信号のプラス方向への振動成分のみを低下させる(マイナス方向への振動成分に影響を与えない)ように機能する。
第二信号線2に関して、コネクター11とインレット12との接続箇所よりも車両20側は、制御装置9に接続される。また、コネクター11及びインレット12の接続箇所と制御装置9との間の第二信号線2には、抵抗器33を介して電源32が接続される。電源32の電圧は例えば+5V程度である。また、同じく第二信号線2には、抵抗器34を介してシグナルグラウンドに向かう導線が分岐形成される。これにより、コネクター11とインレット12とが接続されていない状態では、第二信号線2の電圧が、抵抗器33,34の抵抗値に応じた値となる。
コネクター11とインレット12との接続箇所よりも外部電源側において、第二信号線2には抵抗器35が介装され、その先が二股に分岐形成される。分岐した二つの導線のうち、一方は抵抗器36を介してシグナルグラウンドに接続され、他方は第三スイッチ37を介してシグナルグラウンドに接続される。第三スイッチ37は、コネクター11に付属する係合用のラッチに連動するスイッチである。これにより、コネクター11とインレット12とが接続された状態では、第二信号線2の電圧が、抵抗器35,36の抵抗値に応じて変化する。したがって、第二信号線2の電圧変化を検出することで、コネクター11とインレット12との接続状態を車載コントローラー6が把握することができる。
給電コントローラー5及び車載コントローラー6のそれぞれに内蔵される制御装置9,10は、リレー8,スイッチ16,第二スイッチ18の開閉状態を制御するための電子制御装置(コンピューター)である。それぞれの制御装置9,10には、プロセッサー(中央処理装置),メモリ(メインメモリ),記憶装置(ストレージ),インタフェース装置などが内蔵され、これらが内部バスを介して互いに接続されている。制御装置9,10には公知のハードウェア構成を適用することが可能であり、詳細なハードウェア構成については説明を省略する。
制御装置9(リレーコントローラー)は、リレー8の開閉状態をあらかじめ設定された充電スケジュールに基づいて制御する機能を持つ。充電スケジュールには、充電の開始時刻と終了時刻とが設定される。例えば、深夜1時から朝5時までの期間がユーザーに設定された充電スケジュールであるとすれば、制御装置9は、深夜1時から朝5時までの4時間はリレー8を接続し、これ以外の時間ではリレー8を切断する。ただし、リレー8を接続するための他の必要条件を付加してもよい。例えば、コネクター11とインレット12との接続が検出されている場合に限って、リレー8を接続するようにしてもよい。つまり、深夜1時から朝5時までの期間内であっても、コネクター11とインレット12とが接続されていない状況下では、リレー8を切断したままとしてもよい。
[3.フローチャート]
図3は、車載コントローラー6の制御装置9での制御内容を説明するためのフローチャートである。まず、充電スケジュールや接続状態に関する情報が制御装置9で取得される(ステップA1)。続いて、信号線1が外部電源に接続されているか(コネクター11とインレット12とが接続されているか)否かが判定される(ステップA2)とともに、充電開始時刻になったか否かが判定される(ステップA3)。
図3は、車載コントローラー6の制御装置9での制御内容を説明するためのフローチャートである。まず、充電スケジュールや接続状態に関する情報が制御装置9で取得される(ステップA1)。続いて、信号線1が外部電源に接続されているか(コネクター11とインレット12とが接続されているか)否かが判定される(ステップA2)とともに、充電開始時刻になったか否かが判定される(ステップA3)。
ステップA2,A3のいずれかが不成立であれば、リレー8の切断状態が維持される。したがって、給電コントローラー5の制御装置10は、コネクター11とインレット12とが接続されていたとしても、その接続をまだ検出していない状態となる。一方、ステップA2,A3の条件が成立すると、制御装置9がリレー8を接続する(ステップA4)。この時点で初めて、制御装置10がコネクター11とインレット12との接続を検出する。
リレーが接続された後、制御装置9は給電コントローラー5側からPWM信号が伝達されたか否かが判定される(ステップA5)。この条件が成立すると、車両20側の受電準備(車載充電器の起動やバッテリー22の充電受入性の確認など)を開始し、その準備が完了したら第二スイッチ18を接続することで応答する(ステップA6)。その後、給電コントローラー5が給電を開始するとともに、車載コントローラー6が受電を開始する(ステップA7)。
図4は、給電コントローラー5の制御装置10での制御内容を説明するためのフローチャートである。まず、コネクター11とインレット12との接続状態が確認される(ステップB1)とともに、リレー8が接続されたか否かが判定される(ステップB2)。前述のステップA4でリレー8が接続されれば、信号線1の電圧が抵抗器7によって変化する。したがって制御装置10は、信号線1の電圧変化に基づいてリレー8の接続状態を判断することができる。
リレー8が接続されると、外部電源側の給電準備(電圧や温度などの確認)を開始し、その準備が完了したらスイッチ16で信号源を切り替える制御を実施する。これにより、発振装置15から出力されるPWM信号が、信号線1に伝達される。その後、車両20の車載コントローラー6からの応答が確認される(ステップB4)。ここでは、前述のステップA6に記載された応答を検出したか否かが判断され、応答を受け取ったら給電コントローラー5が給電を開始する。
[4.作用・効果]
(1)上述の実施形態では、コネクター11とインレット12との接続箇所と抵抗器7との間の信号線1にリレー8が介装され、その開閉状態が充電スケジュールに基づいて制御される。これにより、充電ケーブル23と車両20とが接続された状態(コネクター11とインレット12とが接続された状態)で浪費される電力をカットすることができ、外部充電の待ち時間における待機電力を削減することができる。
(1)上述の実施形態では、コネクター11とインレット12との接続箇所と抵抗器7との間の信号線1にリレー8が介装され、その開閉状態が充電スケジュールに基づいて制御される。これにより、充電ケーブル23と車両20とが接続された状態(コネクター11とインレット12とが接続された状態)で浪費される電力をカットすることができ、外部充電の待ち時間における待機電力を削減することができる。
また、車両20と外部電源とが充電ケーブル23で接続された状態であってもリレー8が切断されているため、接続状態を非検出にすることができる。これにより、給電コントローラー5及び車載コントローラー6の消費電力や発熱を減少させることができ、外部電源側の消費電力だけでなく車両20側の消費電力(車載バッテリーの電力消費量)をも削減することができる。したがって、外部充電に係る環境負荷を軽減することができる。
(2)上述の実施形態では、信号線1に所定電圧の信号を生成する直流電源14とPWM信号(パルス幅変調信号)を生成する発振装置15とが設けられ、これらの信号がスイッチ16で切り替えられる。前者の信号は、コネクター11とインレット12との接続検知前に用いられ、後者の信号は接続検知後に用いられる。このように、充電ケーブル23の接続検知において直流電源14の信号を用いることで、接続の有無を精度よく検出することができる。また、接続検知後にはPWM信号を用いることで、実効電圧を容易に変更することが可能となり、信号自体に別の情報(例えば給電電流の情報など)を付加することが容易となる。
(3)上述の実施形態では、信号線1とシグナルグラウンドとを接続する経路上に第二抵抗器17と第二スイッチ18とが設けられる。第二スイッチ18を接続することで、信号線1の合成抵抗を変化させることができ、受電の準備が完了したことを給電コントローラー5に容易に伝えることができる。
(4)また、図2に示すように、信号線1にダイオード19を介装させることで、PWM信号の負成分を保持しつつ正成分を低下させることができ、適切な制御パイロット信号(CPLT信号)を生成することができる。また、SAE J1772の規格に準拠した通信回路を構成することができる。
(4)また、図2に示すように、信号線1にダイオード19を介装させることで、PWM信号の負成分を保持しつつ正成分を低下させることができ、適切な制御パイロット信号(CPLT信号)を生成することができる。また、SAE J1772の規格に準拠した通信回路を構成することができる。
[5.変形例]
上記の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、本実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
上記の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、本実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
例えば、上述の実施形態では、車載コントローラー6に内蔵された制御装置9がリレーコントローラーとして機能しているが、リレーコントローラーとしての機能を別のコンピューターに担わせてもよい。別のコンピューターの具体例としては、各種の車載ECU(車両ECU,バッテリーECUなど)や給電コントローラー5の制御装置10などが挙げられる。少なくとも、リレー8の開閉状態を充電スケジュールに基づいて制御する手段を設けることで、上述の実施形態と同様の効果を奏するものとなる。
1 信号線
2 第二信号線
3 接地線
4 動力線
5 給電コントローラー
6 車載コントローラー
7 抵抗器
8 リレー
9 制御装置(リレーコントローラー)
10 制御装置
2 第二信号線
3 接地線
4 動力線
5 給電コントローラー
6 車載コントローラー
7 抵抗器
8 リレー
9 制御装置(リレーコントローラー)
10 制御装置
Claims (4)
- 外部電源による車両のバッテリーの充電に際し、充電ケーブルと車両との接続箇所よりも前記外部電源側に配される給電コントローラーと前記接続箇所よりも前記車両側に配される車載コントローラーとの間の通信を制御する充電制御装置であって、
前記通信に利用される信号が伝送される信号線と、
前記接続箇所よりも前記車両側の前記信号線に介装された抵抗器と、
前記接続箇所と前記抵抗器との間で前記信号線に介装されたリレーと、
前記リレーの開閉状態をあらかじめ設定された充電スケジュールに基づいて制御するリレーコントローラーと、
を備えることを特徴とする、車両の充電制御装置。 - 前記接続箇所よりも前記外部電源側において所定電圧の信号を生成する直流電源と、
前記所定電圧の信号のパルス幅を変調させつつ電圧値を正と負とに振動させたパルス幅変調信号を生成する発振装置と、
前記抵抗器による前記信号線の電圧の低下を検知して、前記信号線を前記直流電源から切断するとともに前記発振装置に接続するスイッチと、
を備えることを特徴とする、請求項1記載の車両の充電制御装置。 - 前記接続箇所よりも前記車両側の前記信号線に接続され、前記パルス幅変調信号を受けて前記信号線の電圧を低下させる第二抵抗器と、
前記第二抵抗器と前記信号線との接続状態を切り替える第二スイッチと、
を備えることを特徴とする、請求項2記載の車両の充電制御装置。 - 前記接続箇所と前記抵抗器との間で前記信号線に介装され、前記パルス幅変調信号を前記外部電源側から前記車両側へ向かう方向に整流するダイオード
を備えることを特徴とする、請求項2または3に記載の車両の充電制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018138263A JP2020018051A (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 車両の充電制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018138263A JP2020018051A (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 車両の充電制御装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020018051A true JP2020018051A (ja) | 2020-01-30 |
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ID=69580678
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|---|---|---|---|
| JP2018138263A Pending JP2020018051A (ja) | 2018-07-24 | 2018-07-24 | 車両の充電制御装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2020018051A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115303089A (zh) * | 2022-08-31 | 2022-11-08 | 三一汽车起重机械有限公司 | 一种充电系统及电动工程机械 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2010268585A (ja) * | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Toyota Industries Corp | 車両充電制御システム |
| JP2017127061A (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | トヨタ自動車株式会社 | 電動車両 |
| JP2018038197A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車 |
| JP2018113744A (ja) * | 2017-01-10 | 2018-07-19 | トヨタ自動車株式会社 | 充電制御装置及び充電制御方法 |
-
2018
- 2018-07-24 JP JP2018138263A patent/JP2020018051A/ja active Pending
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