JP2020070148A - 搬送装置および搬送方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送される粒状物を、厚みまたは径が異なる他の種類の粒状物に変更する場合でも容易に対応でき、かつ、これらの粒状物を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送することができる搬送装置および搬送方法を提供する。
【解決手段】吸着ドラム30は、外周面において水平に延びる軸Oと平行な向きに開口した複数の吸着孔301と、複数の吸着孔301の開口側に隣接する第1リング331とを有する。複数の粒状物は、複数の吸着孔301において1つずつ吸着保持される。そして、吸着ドラム30を、軸Oを中心として回転させることによって、複数の粒状物を搬送する。また、第1リング331は、可動ドラム32の外周面321に着脱可能に取り付けられる。これにより、搬送される粒状物を、厚みまたは径が異なる他の種類の粒状物に変更する場合でも容易に対応でき、かつ、これらの粒状物を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送する。
【選択図】図8
【解決手段】吸着ドラム30は、外周面において水平に延びる軸Oと平行な向きに開口した複数の吸着孔301と、複数の吸着孔301の開口側に隣接する第1リング331とを有する。複数の粒状物は、複数の吸着孔301において1つずつ吸着保持される。そして、吸着ドラム30を、軸Oを中心として回転させることによって、複数の粒状物を搬送する。また、第1リング331は、可動ドラム32の外周面321に着脱可能に取り付けられる。これにより、搬送される粒状物を、厚みまたは径が異なる他の種類の粒状物に変更する場合でも容易に対応でき、かつ、これらの粒状物を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送する。
【選択図】図8
Description
本発明は、複数の粒状物を搬送する搬送装置および搬送方法に関する。
医薬品である錠剤には、製品を識別するための文字やコードが印刷される。また、ラムネ等の錠菓にも、マークやイラストが印刷される場合がある。従来、このような錠剤・錠菓等の粒状物に、インクジェット方式で画像を印刷する印刷装置が知られている。特に、近年では、後発医薬品の普及により、錠剤の種類が多様化している。このため、錠剤を識別しやすくするために、錠剤にインクジェット方式で鮮明に画像を印刷する技術が注目されている。
この種の印刷装置では、多数の錠剤が搬入用のホッパに流し込まれる。印刷装置は、流し込まれた複数の錠剤を、1つ1つ搬送方向に所定の間隔をあけて整列させる。そして、整列した状態で搬送される複数の錠剤に対して、印刷が行われる。また、印刷装置に限らず、錠剤の検査を行う検査装置や、錠剤の包装を行う包装装置においても、複数の錠剤を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送することが必要である。
複数の錠剤を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送する機構については、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1の装置は、複数の収容凹部(23)が形成されたロータリドラム(22)と、該ロータリドラムへ錠剤を斜め上方から供給する供給シュート(35)と、収容凹部(23)における錠剤の収容状態を矯正する状態矯正手段(39)と、を有する(特許文献1の要約,図1等参照)。従来、複数の錠剤を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させるためには、このような複雑な機構が必要であった。
特に、近年では、錠剤の種類が多様化し、厚みまたは径が互いに異なる多種類の錠剤が導入されている。このため、多種類の錠剤の種類ごとに対応するために、錠剤を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させる装置を錠剤の種類ごとの厚みまたは径に合ったものに取り替えようとすると、その都度大がかりな作業が必要となる。
本発明は、搬送される粒状物を、厚みまたは径が異なる他の種類の粒状物に変更する場合でも容易に対応でき、かつ、これらの粒状物を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送することができる搬送装置および搬送方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、複数の粒状物を搬送する搬送装置であって、水平に延びる軸を中心として回転し、外周面に前記軸と平行な向きに開口した複数の吸着孔を有し、前記吸着孔に前記粒状物を1つずつ吸着保持しつつ回転することによって前記粒状物を搬送方向に移動させる、吸着ドラムを有し、前記吸着ドラムは、水平に延びる軸を中心として回転する可動ドラムと、前記可動ドラムの外周面にそれぞれ配置される第1リングおよび第2リングと、を有し、前記複数の粒状物は、前記第1リングの外周面に接触し、前記第2リングは、前記第1リングの軸方向一方側に隣接し、かつ、軸方向他方側に開口した前記複数の吸着孔を有し、少なくとも前記第1リングは、前記可動ドラムの外周面に着脱可能に取り付けられる。
本願の第2発明は、第1発明の搬送装置であって、さらに前記第2リングは、前記可動ドラムの外周面に着脱可能に取り付けられる。
本願の第3発明は、第1発明または第2発明の搬送装置であって、前記吸着ドラムは、前記可動ドラムの外周面において互いに軸方向に等間隔に配置される複数の前記第1リングと、前記複数の第1リングのそれぞれの軸方向一方側に隣接する、複数の前記第2リングと、を有し、前記複数の粒状物は、前記複数の第1リングのそれぞれの外周面に接触し、かつ、前記複数の第2リングがそれぞれ有する前記複数の吸着孔に吸着保持される。
本願の第4発明は、第1発明から第3発明までのいずれか1発明の搬送装置であって、前記吸着ドラムは、厚みまたは幅が互いに異なり、かつ、互いを交換可能に前記可動ドラムの外周面に着脱可能に取り付けられる、複数の前記第1リングを有する。
本願の第5発明は、第2発明の搬送装置であって、前記吸着ドラムは、前記複数の吸着孔の搬送方向の設置間隔が互いに異なり、かつ、互いを交換可能に前記可動ドラムの外周面に着脱可能に取り付けられる、複数の前記第2リングを有する。
本願の第6発明は、第1発明から第5発明までのいずれか1発明の搬送装置であって、前記吸着ドラムは、前記搬送装置の枠体に対して固定され、かつ、前記可動ドラムの径方向内側に配置される円筒状または円柱状の固定ドラムをさらに有する。
本願の第7発明は、第1発明から第6発明までのいずれか1発明の搬送装置であって、前記粒状物は、円形の表面および裏面と、前記表面および前記裏面の周縁部に沿う円環状の側面と、を有し、前記第1リングの外周面は、前記表面または前記裏面に接触し、前記吸着孔は、前記側面を吸着保持する。
本願の第8発明は、第7発明の搬送装置であって、前記吸着孔は、前記粒状物の前記側面の2箇所に接触することにより、前記粒状物を位置決めしつつ保持する。
本願の第9発明は、第1発明から第8発明までのいずれか1発明の搬送装置であって、前記吸着孔は円形状または矩形状である。
本願の第10発明は、第1発明から第9発明までのいずれか1発明の搬送装置であって、前記吸着ドラムよりも搬送経路の上流側において、複数の前記粒状物を載置しつつ搬送する搬送コンベアをさらに備え、複数の前記吸着孔は、前記搬送コンベアにより搬送される前記粒状物を、1つずつ吸着保持することにより、複数の前記粒状物を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させる。
本願の第11発明は、第10発明の搬送装置であって、前記吸着孔に吸着されずに前記搬送コンベアから落下した前記粒状物を回収して、前記搬送コンベアよりも搬送経路の上流側へ再供給する回収機構をさらに備える。
本願の第12発明は、第1発明から第11発明までのいずれか1発明の搬送装置であって、前記粒状物は錠剤である。
本願の第13発明は、水平に延びる軸を中心として回転する吸着ドラムにより、複数の粒状物を搬送する搬送方法であって、a)前記吸着ドラムの外周面において前記軸と平行な向きに開口した複数の吸着孔に、前記粒状物を1つずつ吸着保持する工程と、b)前記軸を中心として前記吸着ドラムを回転することによって前記粒状物を搬送方向に移動させる工程と、c)前記吸着ドラムのうち、水平に延びる軸を中心として回転する可動ドラムの外周面に着脱可能に取り付けられ、かつ、前記複数の吸着孔の開口側に隣接する第1リングを、前記粒状物の厚みまたは径に対応して取り替える工程と、を有する。
本願の第1発明〜第13発明によれば、吸着ドラムは、外周面において水平に延びる軸と平行な向きに開口した複数の吸着孔と、当該複数の吸着孔の開口側に隣接する第1リングとを有する。複数の粒状物は、複数の吸着孔において1つずつ吸着保持される。そして、吸着ドラムを、当該軸を中心として回転させることによって、複数の粒状物を搬送する。また、第1リングは、可動ドラムの外周面に着脱可能に取り付けられる。これにより、搬送される粒状物を、厚みまたは径が異なる他の種類の粒状物に変更する場合でも容易に対応でき、かつ、これらの粒状物を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送することができる。
特に、本願の第2発明または第5発明によれば、搬送される粒状物を、形状または径が異なる他の種類の粒状物に変更する場合でも容易に対応でき、かつ、これらの粒状物を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送することができる。
特に、本願の第7発明または第8発明によれば、吸着孔に対する粒状物の位置を、一定に維持しやすい。これにより、複数の粒状物の搬送方向の間隔を、精度よく所定の間隔とすることができる。
特に、本願の第11発明によれば、粒状物の搬送先への到達率を高めることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明においては、複数の粒状物が搬送される方向を「搬送方向」と称し、搬送方向に対して垂直かつ水平な方向を「幅方向」、搬送方向および幅方向に対して垂直な方向を「厚み方向」と称する。
<1.粒状物について>
まず、搬送対象となる「粒状物」について説明する。図1は、「粒状物」の一例となる4種類の錠剤9の側面図および平面図である。図1に示すように、錠剤9は、真円または楕円等を含む円形の表面9aおよび裏面9bと、表面9aおよび裏面9bの周縁部に沿う円環状の側面9cとを有する。錠剤9の表面9aおよび裏面9bは、図1の4種類の錠剤9のように、膨らみを有する曲面であってもよく、平坦な面であってもよい。また、図示を省略するが、表面9aまたは裏面9bに、割線等の溝が形成されていてもよい。
まず、搬送対象となる「粒状物」について説明する。図1は、「粒状物」の一例となる4種類の錠剤9の側面図および平面図である。図1に示すように、錠剤9は、真円または楕円等を含む円形の表面9aおよび裏面9bと、表面9aおよび裏面9bの周縁部に沿う円環状の側面9cとを有する。錠剤9の表面9aおよび裏面9bは、図1の4種類の錠剤9のように、膨らみを有する曲面であってもよく、平坦な面であってもよい。また、図示を省略するが、表面9aまたは裏面9bに、割線等の溝が形成されていてもよい。
また、錠剤9は、素錠(裸錠)であってもよく、あるいは、糖衣錠、フィルムコーティング錠(FC錠)等のコーティング錠であってもよい。また、錠剤9は、硬カプセル剤および軟カプセル剤を含むカプセル剤であってもよい。また、本発明における「粒状物」は、医薬品としての錠剤に限らず、健康食品としての錠剤や、ラムネ等の錠菓であってもよい。本実施形態では、厚み(図1のZ軸方向の厚み93参照)および径(図1のX軸方向の径94またはY軸方向の径95参照)が互いに異なる多種類の錠剤9を含む「粒状物」を種類ごとに搬送する場合を想定する。
<2.錠剤印刷装置の全体構成>
続いて、本発明の一実施形態に係る搬送装置を含む錠剤印刷装置1について、説明する。図2は、錠剤印刷装置1の構成を示した図である。この錠剤印刷装置1は、粒状物である複数の錠剤9を搬送しながら、各錠剤9の表面9aまたは裏面9bに、製品名、製品コード、会社名、ロゴマーク等の画像を印刷する装置である。図2に示すように、本実施形態の錠剤印刷装置1は、フィーダ10、搬送コンベア20、吸着ドラム30、吸着コンベア40、第1カメラ50、印刷部60、第2カメラ70、乾燥機構80、搬出機構90、および制御部100を備えている。
続いて、本発明の一実施形態に係る搬送装置を含む錠剤印刷装置1について、説明する。図2は、錠剤印刷装置1の構成を示した図である。この錠剤印刷装置1は、粒状物である複数の錠剤9を搬送しながら、各錠剤9の表面9aまたは裏面9bに、製品名、製品コード、会社名、ロゴマーク等の画像を印刷する装置である。図2に示すように、本実施形態の錠剤印刷装置1は、フィーダ10、搬送コンベア20、吸着ドラム30、吸着コンベア40、第1カメラ50、印刷部60、第2カメラ70、乾燥機構80、搬出機構90、および制御部100を備えている。
フィーダ10は、錠剤印刷装置1に投入された複数の錠剤9を、搬送コンベア20へ搬入するための機構である。フィーダ10は、例えば、投入ホッパ、回転フィーダ、振動フィーダ等により構成される。錠剤印刷装置1に投入された複数の錠剤9は、これらの機構により、複数の列に分かれつつ、搬送コンベア20まで搬送される。具体的には、搬送方向に並ぶ錠剤9の列が、幅方向に複数列形成される。そして、幅方向に複数列に整列済みの複数の錠剤9が、搬送コンベア20へ供給される。なお、図2では、1つの列の錠剤9のみが示されている。
搬送コンベア20は、錠剤9の搬送経路におけるフィーダ10と吸着ドラム30との間において、錠剤9を水平に搬送する機構である。搬送コンベア20は、一対のプーリ21と、一対のプーリ21の間に架け渡された環状の搬送ベルト22とを有する。一対のプーリ21の一方は、第1モータM1から得られる動力により回転する。これにより、搬送ベルト22が、図2中の矢印の方向に回動する。一対のプーリ21の他方は、搬送ベルト22の回動に伴い従動回転する。
フィーダ10から供給された複数の錠剤9は、搬送ベルト22の上面に載置され、搬送ベルト22とともに搬送方向に移動する。このとき、錠剤9は、上述したフィーダ10により幅方向に複数列に整列済みであるが、各列における錠剤9の搬送方向の間隔は、不均一である。複数の錠剤9は、搬送方向に互いに密接した状態または僅かな間隔をあけて搬送される。
吸着ドラム30は、搬送コンベア20よりも搬送経路の下流側に位置し、搬送コンベア20から吸着コンベア40へ錠剤9を移載するための機構である。吸着ドラム30は、幅方向に水平に延びる回転軸Oを中心とする略円筒状の外周面を有する。また、図2中に破線で示したように、吸着ドラム30には第2モータM2が接続されている。第2モータM2を駆動させると、吸着ドラム30は、回転軸Oを中心として回転する。吸着ドラム30の外周面には、複数の吸着孔301が、円周方向(すなわち、搬送方向)に等しい間隔を空けて設けられている。また、複数の吸着孔301は、複数の錠剤9の幅方向に並ぶ各列に対応する複数の幅方向位置に分かれて(複数の搬送列ごとに)、搬送方向に間隔を空けて設けられている。各吸着孔301は、回転軸Oと平行な幅方向(水平方向)に向けて開口する。
吸着ドラム30が回転すると、複数の吸着孔301は、搬送ベルト22の上面に近接した第1受渡位置P1と、後述する吸着ベルト42の表面に近接した第2受渡位置P2とを含む円環状の経路に沿って移動する。本実施形態では、第1受渡位置P1が、吸着ドラム30の回転軸Oの真下に位置する。そして、第2受渡位置P2が、吸着ドラム30の回転軸Oの真上付近(真上よりも搬送方向の少し上流側)に位置する。第1受渡位置P1と第2受渡位置P2とは、回転軸Oを中心として170°程度離れている。ただし、第1受渡位置P1および第2受渡位置P2の位置関係は、これに限定されない。
図2に示すように、吸着ドラム30には、第1吸引機構302が接続されている。第1吸引機構302を動作させると、第1受渡位置P1と第2受渡位置P2との間の角度範囲に位置する吸着ドラム30の内部空間Sから、気体が吸い出される。これにより、当該内部空間Sが、大気圧よりも低い負圧となる。搬送コンベア20により搬送され、第1受渡位置P1まで到達した錠剤9は、この負圧によって、吸着ドラム30の吸着孔301に吸着保持される。このとき、吸着孔301は、錠剤9の側面9cを吸着保持する。また、複数の錠剤9は、各吸着孔301に1つずつ吸着保持される。これにより、複数の錠剤9の搬送方向の間隔が、吸着孔301の間隔に応じた所定の間隔となる。つまり、複数の錠剤9を、幅方向に加えて搬送方向にも所定の間隔をあけて整列させることができる。
錠剤9は、吸着孔301に吸着保持されつつ、吸着ドラム30の回転によって、第1受渡位置P1から第2受渡位置P2まで図2中の矢印の方向(搬送方向)に搬送される。そして、吸着孔301が第2受渡位置P2を通過すると、上述の負圧に保たれた内部空間Sの角度範囲から外れることによって、錠剤9の吸着が解除される。これにより、吸着ドラム30から吸着コンベア40へ、錠剤9が受け渡される。
なお、吸着ドラム30のより詳細な構成については、後述する。
吸着コンベア40は、複数の錠剤9を吸着保持しつつ搬送する機構である。吸着コンベア40は、一対のプーリ41と、一対のプーリ41の間に架け渡された環状の吸着ベルト42とを有する。一対のプーリ41の一方は、第3モータM3から得られる動力により回転する。これにより、吸着ベルト42が、図2中の矢印の方向に回動する。一対のプーリ41の他方は、吸着ベルト42の回動に伴い従動回転する。
図3は、吸着コンベア40の部分斜視図である。図3に示すように、吸着ベルト42の外周面には、複数の吸着孔421が設けられている。複数の吸着孔421は、搬送方向および幅方向に、等間隔に配列されている。また、図2に示すように、吸着コンベア40は、吸着ベルト42の内側の空間から気体を吸い出す第2吸引機構43を有する。第2吸引機構43を動作させると、吸着ベルト42の内側の空間が、大気圧よりも低い負圧となる。複数の錠剤9は、当該負圧によって、吸着孔421に1つずつ吸着保持される。各吸着孔421は、錠剤9の表面9aまたは裏面9bを吸着保持する。
このように、複数の錠剤9は、吸着ベルト42の表面に、搬送方向および幅方向に整列した状態で保持される。そして、吸着コンベア40は、吸着ベルト42を回動させることによって、複数の錠剤9を搬送する。後述する4つのヘッド61の下方では、複数の錠剤9は、水平方向に搬送される。
また、図2中に示すように、吸着コンベア40は、ブロー機構44を有する。ブロー機構44は、吸着ベルト42の内側、かつ、後述する搬出シュート91と吸着ベルト42を介して対向する位置に、設けられている。ブロー機構44は、吸着ベルト42の複数の吸着孔421のうち、搬出シュート91と対向する吸着孔421のみに、気体を吹き付ける。そうすると、当該吸着孔421が、大気圧よりも高い陽圧となる。これにより、当該吸着孔421における錠剤9の吸着が解除され、吸着ベルト42から搬出シュート91を通って搬出コンベアへ、錠剤9が受け渡される。
このように、本実施形態では、フィーダ10、搬送コンベア20、吸着ドラム30、および吸着コンベア40により、複数の錠剤9を搬送する搬送装置が構成されている。
第1カメラ50は、印刷前の錠剤9を撮影するための処理部である。第1カメラ50は、上述した第2受渡位置P2よりも搬送経路の下流側かつ印刷部60よりも搬送経路の上流側に位置する。第1カメラ50には、例えば、CCDやCMOS等の撮像素子が幅方向に配列されたラインセンサが用いられる。第1カメラ50は、吸着ベルト42により搬送される複数の錠剤9を撮影する。撮影により取得された画像は、第1カメラ50から後述する制御部100へ送信される。制御部100は、第1カメラ50から得られた画像に基づいて、各吸着孔421における錠剤9の有無、錠剤9の位置、および錠剤9の姿勢を検出する。また、制御部100は、第1カメラ50から得られた画像に基づいて、各錠剤9に欠け等の欠陥が無いかどうかの検査も行う。
印刷部60は、吸着ベルト42により搬送される錠剤9の表面9aまたは裏面9bに、インクジェット方式で印刷を行う処理部である。図2に示すように、本実施形態の印刷部60は、4つのヘッド61を有する。4つのヘッド61は、吸着ベルト42の上方に位置し、錠剤9の搬送方向に沿って、一列に配置されている。4つのヘッド61は、錠剤9に向けて、互いに異なる色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの各色)のインク滴を吐出する。すると、これらの各色により形成される単色画像の重ね合わせによって、錠剤9の表面9aまたは裏面9bに、多色画像が記録される。なお、各ヘッド61から吐出されるインクには、日本薬局方、食品衛生法等で認可された原料により製造された可食性インクが使用される。
図4は、1つのヘッド61の下面図である。図4には、吸着ベルト42と、吸着ベルト42に保持された複数の錠剤9とが、二点鎖線で示されている。図4中に拡大して示したように、ヘッド61の下面には、インク滴を吐出可能な複数のノズル611が設けられている。本実施形態では、ヘッド61の下面に、複数のノズル611が、搬送方向および幅方向に二次元的に配列されている。各ノズル611は、幅方向に位置をずらして配列されている。このように、複数のノズル611を二次元的に配置すれば、各ノズル611の幅方向の位置を、互いに接近させることができる。ただし、複数のノズル611は、幅方向に沿って一列に配列されていてもよい。
ノズル611からのインク滴の吐出方式には、例えば、圧電素子であるピエゾ素子に電圧を加えて変形させることにより、ノズル611内のインクを加圧して吐出する、いわゆるピエゾ方式が用いられる。ただし、インク滴の吐出方式は、ヒータに通電してノズル611内のインクを加熱膨張させることにより吐出する、いわゆるサーマル方式であってもよい。
第2カメラ70は、印刷後の錠剤9を撮影するための処理部である。第2カメラ70は、印刷部60よりも搬送経路の下流側かつ乾燥機構80よりも搬送経路の上流側に位置する。第2カメラ70には、例えば、CCDやCMOS等の撮像素子が幅方向に配列されたラインセンサが用いられる。第2カメラ70は、吸着ベルト42により搬送される複数の錠剤9を撮影する。撮影により取得された画像は、第2カメラ70から後述する制御部100へ送信される。制御部100は、第2カメラ70から得られた画像に基づいて、錠剤9に印刷された画像の良否を検査する。
乾燥機構80は、錠剤9に付着したインクを乾燥させる機構である。乾燥機構80は、第2カメラ70よりも搬送経路の下流側かつ後述する搬出シュート91よりも搬送経路の上流側に位置する。乾燥機構80には、例えば、吸着ベルト42により搬送される錠剤9へ向けて、加熱された気体(熱風)を吹き付ける、熱風供給機構が用いられる。錠剤9に付着したインクは、熱風により乾燥して、錠剤9の表面9aまたは裏面9bに定着する。
搬出機構90は、吸着コンベア40から錠剤印刷装置1の外部へ、複数の錠剤9を搬出するための機構である。搬出機構90は、図2に示す搬出シュート91と、図示を省略した搬出コンベアとを有する。搬出シュート91は、乾燥機構80よりも搬送経路の下流側に位置する。吸着孔421に吸着された錠剤9が、搬出シュート91に対向する位置に到達すると、ブロー機構44により錠剤9の吸着が解除される。これにより、吸着ベルト42の吸着孔421から、搬出シュート91を通って搬出コンベアの上面へ、錠剤9が落下する。そして、落下した錠剤9が、搬出コンベアによって、錠剤印刷装置1の外部へ搬出される。
制御部100は、錠剤印刷装置1内の各部を動作制御するための手段である。図5は、制御部100と、錠剤印刷装置1内の各部との接続を示したブロック図である。図5中に概念的に示したように、制御部100は、CPU等のプロセッサ101、RAM等のメモリ102、およびハードディスクドライブ等の記憶部103を有するコンピュータにより構成される。記憶部103内には、印刷処理を実行するためのコンピュータプログラムCPが、インストールされている。
また、図5に示すように、制御部100は、上述したフィーダ10、搬送コンベア20(第1モータM1を含む)、吸着ドラム30(第2モータM2および第1吸引機構302を含む)、吸着コンベア40(第3モータM3、第2吸引機構43、およびブロー機構44を含む)、第1カメラ50、印刷部60(4つのヘッド61を含む)、第2カメラ70、乾燥機構80、および搬出機構90と、それぞれ有線または無線により通信可能に接続されている。制御部100は、記憶部103に記憶されたコンピュータプログラムCPやデータをメモリ102に一時的に読み出し、当該コンピュータプログラムCPに基づいて、プロセッサ101が演算処理を行うことにより、上記の各部を動作制御する。これにより、複数の錠剤9の搬送と、各錠剤9に対する印刷処理とが進行する。
<3.吸着ドラムの詳細な構成>
続いて、上述した吸着ドラム30の詳細な構成について、説明する。図6は、吸着ドラム30の付近の幅方向から見た断面図である。図7は、第1受渡位置P1における、搬送ベルト22および吸着ドラム30の搬送方向の下流側から見た部分断面図である。図8は、吸着ドラム30の分解斜視図である。図9は、吸着ドラム30の吸着孔301の付近の部分斜視図である。なお、図6では、1つの列の錠剤9のみが示されている。また、図7では、1つの列の錠剤9に対応する1つの後述する第1リング331および1つの後述する第2リング332のみが示されている。
続いて、上述した吸着ドラム30の詳細な構成について、説明する。図6は、吸着ドラム30の付近の幅方向から見た断面図である。図7は、第1受渡位置P1における、搬送ベルト22および吸着ドラム30の搬送方向の下流側から見た部分断面図である。図8は、吸着ドラム30の分解斜視図である。図9は、吸着ドラム30の吸着孔301の付近の部分斜視図である。なお、図6では、1つの列の錠剤9のみが示されている。また、図7では、1つの列の錠剤9に対応する1つの後述する第1リング331および1つの後述する第2リング332のみが示されている。
図6〜図8に示すように、本実施形態の吸着ドラム30は、固定ドラム31と、可動ドラム32と、リング部材33と、2枚の押さえ板34と、固定ボルト35とを有する。
固定ドラム31は、可動ドラム32の半径方向内側に配置された円柱状のドラムである。固定ドラム31は、例えば、ステンレス等の金属により形成される。固定ドラム31は、搬送装置を含む錠剤印刷装置1の枠体に対して固定されている。このため、図2に示した第2モータM2の駆動時にも、固定ドラム31は、非回転に保たれる。固定ドラム31の外周面311のうち、第1受渡位置P1と第2受渡位置P2との間の部分には、凹部312が設けられている。図2に示した第1吸引機構302を動作させると、この凹部312の内部空間Sが、大気圧よりも低い負圧となる。なお、固定ドラム31の形状は、円筒状であってもよい。
可動ドラム32は、固定ドラム31の半径方向外側に図示を省略した軸受を介して配置された円筒状のドラムである。可動ドラム32は、例えば、ステンレス等の金属により形成される。可動ドラム32は、第2モータM2の出力軸に接続されている。このため、第2モータM2を駆動させると、可動ドラム32は、回転軸Oを中心として回転する。また、図7に示すように、可動ドラム32には、複数の貫通孔320が設けられている。複数の貫通孔320は、回転軸Oを中心とする円周方向に、等間隔に配列される。各貫通孔320は、可動ドラム32を半径方向に貫通する。
リング部材33は、例えば、樹脂により形成される。図8に示すように、リング部材33は、複数の第1リング331と複数の第2リング332とを含む。複数の第1リング331および複数の第2リング332は、それぞれ可動ドラム32の外周面321に配置される円環状の部材である。そして、複数の第1リング331および複数の第2リング332は、可動ドラム32に対して相対回転不能に固定される。このため、第2モータM2を駆動させると、可動ドラム32とともに複数の第1リング331および複数の第2リング332も、それぞれ回転軸Oを中心として回転する。
また、複数の第1リング331は、可動ドラム32の外周面321において互いに回転軸O方向(幅方向)に等間隔に配置される。また、複数の第1リング331は、複数の錠剤9の幅方向に並ぶ各列に対応する複数の幅方向位置に分かれて配置される。複数の第2リング332は、複数の第1リング331のそれぞれの回転軸O方向一方側(図8における左上側)に隣接する。すなわち、第1リング331および第2リング332は、それぞれ複数の錠剤9の幅方向に並ぶ列数と同数ずつ設けられ、可動ドラム32の外周面において回転軸O方向に交互に配置される。なお、図8では、2つの第1リング331と2つの第2リング332とのみを簡略化して図示している。可動ドラム32の回転軸O方向の幅は、複数の第1リング331の幅と複数の第2リング332の幅との合計値と、ほぼ等しい。
また、図7〜図9に示すように、第2リング332の回転軸O方向他方側(第1リング331側)には、複数の切欠き330が設けられている。複数の切欠き330は、回転軸Oを中心とする円周方向に、等間隔に配列される。各切欠き330は、第2リング332を半径方向に貫通しつつ切り欠く。切欠き330の半径方向内側の端部は、可動ドラム32の貫通孔320と連通する。
本実施形態では、切欠き330の回転軸O方向他方側(第1リング331側)の開口が、吸着孔301となる。図6〜図9に示すように、各吸着孔301は、回転軸O方向(幅方向)に向けて開口する。吸着孔301の形状は、例えば、搬送方向に長い矩形状とされる。ただし、吸着孔301の形状は、円形状(真円形状または楕円形状)等の他の形状であってもよい。
搬送コンベア20によって第1受渡位置P1まで搬送された錠剤9は、内部空間Sから貫通孔320および切欠き330を介して吸着孔301に生じる負圧によって、吸着孔301に吸い寄せられる。そして、錠剤9の側面9cが吸着孔301に吸着される。また、複数の錠剤9は、複数の第2リング332がそれぞれ有する複数の吸着孔301に1つずつ吸着保持される。そして、第2モータM2(移動機構)の駆動により、吸着孔301および吸着孔301に保持された錠剤9が、第1受渡位置P1から第2受渡位置P2へ、搬送方向に移動する。この結果、複数の錠剤9が、吸着孔301の位置に応じた間隔で、搬送方向に整列される。
また、第1リング331の外周面333は、回転軸Oを中心とする円筒状に拡がる。錠剤9が吸着孔301に吸着されるときには、錠剤9の表面9aまたは裏面9bが、第1リング331の外周面333に接触する。すなわち、複数の錠剤9は、複数の第1リング331のそれぞれの外周面333に接触する。これにより、錠剤9の表面9aおよび裏面9bが傾斜すること等が抑制され、第1リング331の外周面333に沿う姿勢に矯正される。その結果、吸着ドラム30により搬送される複数の錠剤9の姿勢を、一定に揃えることができる。
なお、図9に示すように、第1リング331の幅Wは、錠剤9の径(図1のX軸方向の径94またはY軸方向の径95参照)よりも大きいことが望ましい。また、第2リング332の外径と第1リング331の外径との間の差分Dは、錠剤9の厚み(図1のZ軸方向の厚み93参照)よりも大きいことが望ましい。これにより、吸着孔301において錠剤9をより安定して保持することができる。
このように、本実施形態の吸着ドラム30は、複数の錠剤9のそれぞれの側面9cを吸着保持しつつ、錠剤9を搬送する。これにより、複雑な切り出し機構を設けることなく、幅方向に整列した複数の錠剤9を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送することができる。特に、本実施形態では、図9のように、吸着孔301の搬送方向の両端部301eが、錠剤9の側面9cの円周方向の2箇所に接触する。これにより、吸着孔301に対して錠剤9を精度よく位置決めできる。具体的には、吸着孔301の搬送方向の中央部と、錠剤9の中心とが揃うように、各錠剤9が位置決めされつつ保持される。その結果、複数の錠剤9の搬送方向の間隔を、精度よく所定の間隔とすることができる。
さらに、本実施形態では、吸着ドラム30に用いられる複数の第1リング331として、既に可動ドラム32の外周面321に配置されているもの以外に、厚みまたは幅が互いに異なり、かつ、互いを交換可能な複数の第1リング331が、用意されている。そして、複数の第1リング331は、可動ドラム32の外周面321に着脱可能に取り付けられる。これにより、搬送される錠剤9を、厚み(図1のZ軸方向の厚み93参照)または径(図1のX軸方向の径94またはY軸方向の径95参照)が異なる他の種類の錠剤9に変更する場合でも、錠剤9の厚みおよび径に合った最適な第1リング331を選択し、可動ドラム32の外周面321に配置することで、容易に対応することができる。例えば、厚みが小さい錠剤9に変更する場合には、厚みが大きい複数の第1リング331を可動ドラム32の外周面321に取り付けることで、搬送コンベア20からの錠剤9の切り出し〜吸着コンベア40への錠剤9の受け渡しまでを安定して行うことができる。この結果、錠剤9の種類によらず、複数の錠剤9を、搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送することができる。
また、本実施形態では、吸着ドラム30に用いられる複数の第2リング332として、既に可動ドラム32の外周面321に配置されているもの以外に、複数の吸着孔301の回転軸Oを中心とする円周方向(搬送方向)の設置間隔が互いに異なり、かつ、互いを交換可能な複数の第2リング332が、用意されている。そして、複数の第2リング332は、可動ドラム32の外周面321に着脱可能に取り付けられる。これにより、搬送される錠剤9を、形状または径が異なる他の種類の錠剤9に変更する場合でも、錠剤9の形状または径に合った最適な第2リング332を選択し、可動ドラム32の外周面321に配置することで、容易に対応することができる。例えば、長径が長い楕円形の表面9aおよび裏面9bを有する錠剤9に変更する場合には、複数の吸着孔301の設置間隔が長い複数の第2リング332を可動ドラム32の外周面321に取り付けることで、搬送コンベア20からの錠剤9の切り出し〜吸着コンベア40への錠剤9の受け渡しまでを安定して行うことができる。この結果、錠剤9の種類によらず、複数の錠剤9を、搬送方向に所定の間隔をあけて整列させつつ搬送することができる。
なお、複数の第1リング331を幅の異なるものに交換する場合には、交換後の複数の第1リング331の幅に合わせて、複数の第2リング332も幅の異なるものに交換することが望ましい。これにより、複数の第1リング331および複数の第2リング332を交換した後でも、これらを複数の錠剤9の幅方向に並ぶ各列に対応する複数の幅方向位置に配置することができる。
ここで、複数の第1リング331および複数の第2リング332を、それぞれ可動ドラム32の外周面321に着脱可能に取り付ける方法について、説明する。図8に示すように、吸着ドラム30は、2枚の押さえ板34と固定ボルト35(本実施形態では、2本)とを有する。押さえ板34は、円環板状の部材である。各押さえ板34の内径は、可動ドラム32の外径と略等しい。各押さえ板34の外径は、第1リング331の外径および第2リング332の外径よりも大きい。また、複数の第1リング331および複数の第2リング332の内径は、全て等しく、かつ、可動ドラム32の外径と略等しい。さらに、各リング部材33は、第1リング331および第2リング332をそれぞれ回転軸O方向に貫通する貫通孔334(本実施形態では、2つ)を有する。各押さえ板34は、回転軸O方向に貫通する貫通孔340(本実施形態では、2つ)を有する。複数の第1リング331および複数の第2リング332を可動ドラム32の外周面321に固定する際には、可動ドラム32の外周面321において、複数の第1リング331および複数の第2リング332を、2枚の押さえ板34を用いて回転軸O方向両側から挟み込み、貫通孔334,340を介して固定ボルト35でボルト締めする。
また、複数の第1リング331および複数の第2リング332を交換する際には、固定ボルト35のボルト締めを解除して、2枚の押さえ板34を可動ドラム32の外周面321から取り外す。これにより、可動ドラム32の外周面321に配置する複数の第1リング331および複数の第2リング332を、容易に入れ替えることができる。そして、2枚の押さえ板34と固定ボルト35とを用いて再度固定することによって、複数の第1リング331および複数の第2リング332を必要に応じて着脱可能に取り付けることができる。なお、複数の第1リング331および複数の第2リング332を可動ドラム32の外周面321に着脱可能に取り付ける方法は、これに限定されない。
なお、本発明の吸着ドラム30は、第1リング331および第2リング332の少なくとも一方を可動ドラム32の外周面321に着脱可能に取り付けられる構成を有していればよい。すなわち、この錠剤印刷装置1における搬送方法は、a)吸着ドラム30の外周面において回転軸Oと平行な向きに開口した複数の吸着孔301に、錠剤9を1つずつ吸着保持する工程と、b)回転軸Oを中心として吸着ドラム30を回転することによって錠剤9を搬送方向に移動させる工程と、c)吸着ドラム30のうち、回転軸Oを中心として回転する可動ドラム32の外周面321に着脱可能に取り付けられ、かつ、複数の吸着孔301の開口側に隣接する第1リング331を、錠剤9の厚みまたは径に対応して取り替える工程と、を有する。
<4.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
図10は、一変形例に係る錠剤印刷装置1の構成を示した図である。図10の錠剤印刷装置1は、上述した図2の構成に加えて、回収機構11を備えている。回収機構11は、搬送コンベア20の搬送方向下流側の端部から落下した錠剤9を回収して、フィーダ10へ再供給する。このような回収機構11を設ければ、搬送コンベア20により搬送される複数の錠剤9の一部が、吸着孔301に吸着されずに、搬送コンベア20の搬送方向下流側の端部から落下したとしても、その錠剤9を再び搬送経路に戻すことができる。したがって、第2受渡位置P2への錠剤9の到達率を高めることができる。
上述の実施形態では、印刷部60に、4つのヘッド61が設けられていた。しかしながら、印刷部60に含まれるヘッド61の数は、1〜3つであってもよく、5つ以上であってもよい。
また、上述の実施形態では、錠剤9の表面9aおよび裏面9bの一方に印刷する構成を有していた。しかしながら、錠剤印刷装置1内に吸着コンベア40〜乾燥機構80までの装置を2つ直列に配置することによって、錠剤9の表面9aおよび裏面9bの両面に印刷する構成を有していてもよい。
また、上述の実施形態では、錠剤9に対して画像を印刷する錠剤印刷装置1について説明した。しかしながら、本発明の搬送装置は、錠剤9に対して検査を行う検査装置や、錠剤9の包装を行う包装装置に用いられるものであってもよい。
また、装置内の細部の構成については、本願の各図と相違していてもよい。また、上述の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
1 錠剤印刷装置
9 錠剤
9a 表面
9b 裏面
9c 側面
10 フィーダ
11 回収機構
20 搬送コンベア
21 プーリ
22 搬送ベルト
30 吸着ドラム
31 固定ドラム
32 可動ドラム
33 リング部材
34 押さえ板
35 固定ボルト
40 吸着コンベア
41 プーリ
42 吸着ベルト
43 第2吸引機構
44 ブロー機構
50 第1カメラ
60 印刷部
61 ヘッド
70 第2カメラ
80 乾燥機構
90 搬出機構
93 (錠剤の)厚み
94 (錠剤の)径
95 (錠剤の)径
100 制御部
301 吸着孔
302 第1吸引機構
311 (固定ドラムの)外周面
312 (固定ドラムの)凹部
320 (可動ドラムの)貫通孔
321 (可動ドラムの)外周面
330 切欠き
331 第1リング
332 第2リング
333 (第1リングの)外周面
334 (リング部材の)貫通孔
340 (押さえ板の)貫通孔
M1 第1モータ
M2 第2モータ
M3 第3モータ
O 回転軸
P1 第1受渡位置
P2 第2受渡位置
S 内部空間
9 錠剤
9a 表面
9b 裏面
9c 側面
10 フィーダ
11 回収機構
20 搬送コンベア
21 プーリ
22 搬送ベルト
30 吸着ドラム
31 固定ドラム
32 可動ドラム
33 リング部材
34 押さえ板
35 固定ボルト
40 吸着コンベア
41 プーリ
42 吸着ベルト
43 第2吸引機構
44 ブロー機構
50 第1カメラ
60 印刷部
61 ヘッド
70 第2カメラ
80 乾燥機構
90 搬出機構
93 (錠剤の)厚み
94 (錠剤の)径
95 (錠剤の)径
100 制御部
301 吸着孔
302 第1吸引機構
311 (固定ドラムの)外周面
312 (固定ドラムの)凹部
320 (可動ドラムの)貫通孔
321 (可動ドラムの)外周面
330 切欠き
331 第1リング
332 第2リング
333 (第1リングの)外周面
334 (リング部材の)貫通孔
340 (押さえ板の)貫通孔
M1 第1モータ
M2 第2モータ
M3 第3モータ
O 回転軸
P1 第1受渡位置
P2 第2受渡位置
S 内部空間
Claims (13)
- 複数の粒状物を搬送する搬送装置であって、
水平に延びる軸を中心として回転し、外周面に前記軸と平行な向きに開口した複数の吸着孔を有し、前記吸着孔に前記粒状物を1つずつ吸着保持しつつ回転することによって前記粒状物を搬送方向に移動させる、吸着ドラム
を有し、
前記吸着ドラムは、
水平に延びる軸を中心として回転する可動ドラムと、
前記可動ドラムの外周面にそれぞれ配置される第1リングおよび第2リングと、
を有し、
前記複数の粒状物は、前記第1リングの外周面に接触し、
前記第2リングは、前記第1リングの軸方向一方側に隣接し、かつ、軸方向他方側に開口した前記複数の吸着孔を有し、
少なくとも前記第1リングは、前記可動ドラムの外周面に着脱可能に取り付けられる、搬送装置。 - 請求項1に記載の搬送装置であって、さらに
前記第2リングは、前記可動ドラムの外周面に着脱可能に取り付けられる、搬送装置。 - 請求項1または請求項2に記載の搬送装置であって、
前記吸着ドラムは、
前記可動ドラムの外周面において互いに軸方向に等間隔に配置される複数の前記第1リングと、
前記複数の第1リングのそれぞれの軸方向一方側に隣接する、複数の前記第2リングと、
を有し、
前記複数の粒状物は、前記複数の第1リングのそれぞれの外周面に接触し、かつ、前記複数の第2リングがそれぞれ有する前記複数の吸着孔に吸着保持される、搬送装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の搬送装置であって、
前記吸着ドラムは、
厚みまたは幅が互いに異なり、かつ、互いを交換可能に前記可動ドラムの外周面に着脱可能に取り付けられる、複数の前記第1リング
を有する、搬送装置。 - 請求項2に記載の搬送装置であって、
前記吸着ドラムは、
前記複数の吸着孔の搬送方向の設置間隔が互いに異なり、かつ、互いを交換可能に前記可動ドラムの外周面に着脱可能に取り付けられる、複数の前記第2リング
を有する、搬送装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の搬送装置であって、
前記吸着ドラムは、
前記搬送装置の枠体に対して固定され、かつ、前記可動ドラムの径方向内側に配置される円筒状または円柱状の固定ドラム
をさらに有する、搬送装置。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の搬送装置であって、
前記粒状物は、
円形の表面および裏面と、
前記表面および前記裏面の周縁部に沿う円環状の側面と、
を有し、
前記第1リングの外周面は、前記表面または前記裏面に接触し、
前記吸着孔は、前記側面を吸着保持する、搬送装置。 - 請求項7に記載の搬送装置であって、
前記吸着孔は、前記粒状物の前記側面の2箇所に接触することにより、前記粒状物を位置決めしつつ保持する、搬送装置。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の搬送装置であって、
前記吸着孔は円形状または矩形状である、搬送装置。 - 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の搬送装置であって、
前記吸着ドラムよりも搬送経路の上流側において、複数の前記粒状物を載置しつつ搬送する搬送コンベア
をさらに備え、
複数の前記吸着孔は、前記搬送コンベアにより搬送される前記粒状物を、1つずつ吸着保持することにより、複数の前記粒状物を搬送方向に所定の間隔をあけて整列させる、搬送装置。 - 請求項10に記載の搬送装置であって、
前記吸着孔に吸着されずに前記搬送コンベアから落下した前記粒状物を回収して、前記搬送コンベアよりも搬送経路の上流側へ再供給する回収機構
をさらに備える、搬送装置。 - 請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の搬送装置であって、
前記粒状物は錠剤である、搬送装置。 - 水平に延びる軸を中心として回転する吸着ドラムにより、複数の粒状物を搬送する搬送方法であって、
a)前記吸着ドラムの外周面において前記軸と平行な向きに開口した複数の吸着孔に、前記粒状物を1つずつ吸着保持する工程と、
b)前記軸を中心として前記吸着ドラムを回転することによって前記粒状物を搬送方向に移動させる工程と、
c)前記吸着ドラムのうち、水平に延びる軸を中心として回転する可動ドラムの外周面に着脱可能に取り付けられ、かつ、前記複数の吸着孔の開口側に隣接する第1リングを、前記粒状物の厚みまたは径に対応して取り替える工程と、
を有する、搬送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2018205126A JP2020070148A (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | 搬送装置および搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2020070148A true JP2020070148A (ja) | 2020-05-07 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022184209A (ja) * | 2021-05-31 | 2022-12-13 | アラインテック株式会社 | ワーク供給装置とそれを備えたピッキングシステム |
-
2018
- 2018-10-31 JP JP2018205126A patent/JP2020070148A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022184209A (ja) * | 2021-05-31 | 2022-12-13 | アラインテック株式会社 | ワーク供給装置とそれを備えたピッキングシステム |
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