JP2020067170A - キャップ締結構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】取付対象物から取り外されたキャップの再利用を可能とすること。【解決手段】キャップ締結構造の取付対象物10には、取付面11に開口する第1の孔12及び第2の孔13が設けられている。第1の孔12の周面121には雌ねじ加工が施されている。キャップ締結構造のキャップ20は、取付面11を覆う本体部21と、本体部21から突出している第1の凸部22及び第2の凸部23を有する。第1の凸部22の周面221に雄ねじ加工が施されているとともに、第1の凸部22が第1の孔12に螺嵌されている。第2の凸部23が第2の孔13に挿入されている。第2の凸部23を第2の孔13から引き抜くのに要する荷重が、第1の凸部22を第1の孔12から引き抜くのに要する荷重よりも小さくなるように、第2の凸部23が構成されている。【選択図】図2
Description
本発明は、樹脂製のキャップと、キャップが取り付けられる取付対象物とを備えるキャップ締結構造に関する。
特許文献1には、ワイヤハーネスなどの配線をキャップを用いて取付対象物に取り付ける取付構造の一例が記載されている。キャップは、取付対象物に固定される本体部と、本体部に接続されている保持部とを有している。保持部は、配線を保持する部位であり、加熱性発泡部材によって構成されている。
配線を取付対象物から取り外す際には、ドライヤなどの加熱手段によって保持部が加熱される。保持部は加熱性発泡部材によって構成されているため、加熱手段による保持部の加熱によって保持部の強度が低下する。これにより、配線を保持部から容易に取り外すことができる。しかしながら、このように強度の低下した保持部を備えるキャップを再利用することはできない。
上記課題を解決するためのキャップ締結構造は、可撓性を有する樹脂製のキャップと、前記キャップが取り付けられる取付対象物と、を備えるキャップ締結構造であって、前記取付対象物には、その取付面に開口する第1の孔及び第2の孔が設けられているとともに、前記第1の孔の周面には雌ねじ加工が施されており、前記キャップは、前記取付面を覆う本体部と、前記本体部から突出している第1の凸部及び第2の凸部と、を有しており、前記第1の凸部の周面に雄ねじ加工が施されているとともに、前記第1の凸部が前記第1の孔内に螺嵌され、前記第2の凸部が前記第2の孔内に挿入されており、前記第2の凸部を前記第2の孔から引き抜くのに要する荷重が、前記第1の凸部を前記第1の孔から引き抜くのに要する荷重よりも小さくなるように、前記第2の凸部が構成されている。
上記構成によれば、第2の凸部を第2の孔から引き抜くのに要する荷重は、第1の凸部を第1の孔から引き抜くのに要する荷重よりも小さい。そのため、第1の凸部が第1の孔に螺嵌されている状態であっても、第2の凸部を第2の孔から比較的容易に抜去しやすい。そこで、キャップを取付対象物から取り外す際には、キャップの第2の凸部が取付対象物の第2の孔から抜去される。この際、キャップの本体部における第1の凸部と第2の凸部との間の部分が弾性変形する。この状態でキャップを第1の凸部を中心として回転させることにより、第1の凸部が第1の孔内に螺嵌している状態を解消することができる。すなわち、キャップを取付対象物から取り外すことができる。その後、キャップに荷重が加わらなくなると、復元力によって本体部の弾性変形が解消される。したがって、取付対象物から取り外されたキャップの再利用が可能となる。
以下、キャップ締結構造の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態のキャップ締結構造は、金属によって構成されている取付対象物10と、可撓性を有する樹脂製のキャップ20とを備えている。取付対象物10には、その取付面11に開口する複数の孔12,13が形成されている。複数の孔12,13のうちの第1の孔12の周面121には、雌ねじ加工が施されている。複数の孔12,13のうち、第1の孔12とは異なる孔を第2の孔13とした場合、第1の孔12の直径は、第2の孔13の直径と同じである。
図1及び図2に示すように、本実施形態のキャップ締結構造は、金属によって構成されている取付対象物10と、可撓性を有する樹脂製のキャップ20とを備えている。取付対象物10には、その取付面11に開口する複数の孔12,13が形成されている。複数の孔12,13のうちの第1の孔12の周面121には、雌ねじ加工が施されている。複数の孔12,13のうち、第1の孔12とは異なる孔を第2の孔13とした場合、第1の孔12の直径は、第2の孔13の直径と同じである。
キャップ20は、取付対象物10の取付面11を覆う本体部21を有している。本体部21は板状をなしている。このような本体部21のうち、取付面11に対向する面を裏面211といい、裏面211の反対側の面を表面212という。本体部21の表面212側において、第1の孔12と第2の孔13との間に位置する部分には、第1の孔12及び第2の孔13が並ぶ方向とは交差する方向に延びるスリット21aが形成されている。そのため、本体部21におけるスリット21aの形成部位は、他の部位よりも肉薄である分、弾性変形しやすくなっている。
本体部21の裏面211側からは、第1の凸部22及び第2の凸部23が突出している。すなわち、本体部21に各凸部22,23が一体化されている。第1の凸部22の周面221には雄ねじ加工が施されており、第1の凸部22は第1の孔12内に螺嵌されている。第2の凸部23は、第2の孔13内に挿入されている。
なお、第2の凸部23を第2の孔13から引き抜くのに要する荷重が、第1の凸部22を第1の孔12から引き抜くのに要する荷重よりも小さくなるように、第2の凸部23が構成されている。すなわち、図2に示すように、第2の凸部23の直径は、第1の凸部22の直径よりも小さい。また、第2の凸部23の軸方向における長さが、第1の凸部22の軸方向における長さよりも短い。よって、キャップ20が取付対象物10に取り付けられていない状態では、第1の凸部22と第2の凸部23とを視覚的に識別することができる。
また、キャップ20の裏面211側には、粘度の比較的高い潤滑油(例えば、グリス)が塗布されている。そのため、図1及び図2に示すようにキャップ20が取付対象物10に取り付けられている状態では、キャップ20と取付対象物10との間が潤滑油で満たされている。
次に、図3を参照し、本実施形態の作用及び効果について説明する。
第2の凸部23を第2の孔13から引き抜くのに要する荷重は、第1の凸部22を第1の孔12から引き抜くのに要する荷重よりも小さい。つまり、第1の凸部22が第1の孔12に螺嵌されている状態であっても、第2の凸部23を第2の孔13から比較的容易に抜去しやすい。そのため、キャップ20を取付対象物10から取り外す際には、第2の凸部23が取付対象物10の第2の孔13から抜去される。この際、キャップ20の本体部21における第1の凸部と第2の凸部との間の部分が弾性変形する。具体的には、図3に示すように、本体部21は、スリット21aの形成部位を中心に弾性変形する。
第2の凸部23を第2の孔13から引き抜くのに要する荷重は、第1の凸部22を第1の孔12から引き抜くのに要する荷重よりも小さい。つまり、第1の凸部22が第1の孔12に螺嵌されている状態であっても、第2の凸部23を第2の孔13から比較的容易に抜去しやすい。そのため、キャップ20を取付対象物10から取り外す際には、第2の凸部23が取付対象物10の第2の孔13から抜去される。この際、キャップ20の本体部21における第1の凸部と第2の凸部との間の部分が弾性変形する。具体的には、図3に示すように、本体部21は、スリット21aの形成部位を中心に弾性変形する。
そして、この状態でキャップ20を第1の凸部22を中心として図1における矢印方向Xに回転させることにより、第1の凸部22が第1の孔12内に螺嵌されている状態が解消される。すなわち、キャップ20が取付対象物10から取り外される。その後、キャップ20に荷重が加わらなくなると、復元力によって本体部21の弾性変形が解消される。したがって、取付対象物10から取り外されたキャップ20を再利用することができる。
なお、キャップ20が取付対象物10に取り付けられている状態では、キャップ20と取付対象物10との間が潤滑油で満たされている。そのため、キャップ20の裏面211と取付対象物10の取付面11との間に水分が入りにくい。したがって、取付面11での錆びの発生を抑制することができる。
ここで、キャップ20を取付対象物10に取り付ける際の手順の一例について説明する。すなわち、第1の孔12内に第1の凸部22が螺嵌される。この状態で第2の孔13内に第2の凸部23が挿入される。これにより、キャップ20が取付対象物10に固定される。この状態では取付対象物10に振動が入力された場合であっても、キャップ20の第1の凸部22を中心とする回転が、第2の凸部23及び第2の孔13の周面131によって抑制される。したがって、取付対象物10に振動が入力されたことに起因してキャップ20が取付対象物10から外れてしまうことを抑制できる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・キャップ20の本体部21は弾性変形するようになっているため、本体部21にスリット21aを設けなくてもよい。
・キャップ20の本体部21は弾性変形するようになっているため、本体部21にスリット21aを設けなくてもよい。
・第2の凸部23を第2の孔13から引き抜くのに要する荷重を、第1の凸部22を第1の孔12から引き抜くのに要する荷重よりも小さくすることができるのであれば、第2の凸部23が第2の孔13内に嵌合されるように第2の凸部23及び第2の孔13を形成してもよい。
・キャップ締結構造を、取付対象物にキャップを用いて配線を固定するものに具体化してもよい。こうしたキャップ締結構造の一例が、図4及び図5に図示されている。図4及び図5に示すように、キャップ締結構造は、取付対象物10Aと、配線30の延びる方向に沿って配置されている複数のキャップ20Aとを備えている。取付対象物10Aには、キャップ20Aと同数の第1の孔12Aと、キャップ20Aと同数の第2の孔13Aとが形成されている。各第1の孔12Aは、配線30の延びる方向と直交する方向において配線30よりも一方側に配置されている一方、各第2の孔13Aは、配線30の延びる方向と直交する方向において配線30よりも他方側に配置されている。
キャップ20Aは、配線30を保持する本体部21Aと、本体部21Aから突出する第1の凸部22A及び第2の凸部23Aとを有している。第1の孔12Aの周面には雌ねじ加工が施されており、第1の凸部22Aの周面には雄ねじ加工が施されている。そして、第1の凸部22Aは、第1の孔12A内に螺嵌されている。一方、第2の凸部23Aは、第2の孔13A内に挿入されている。
なお、このキャップ締結構造において、配線30を取付対象物10Aから取り外す際には、各キャップ20Aを取付対象物10Aから取り外すこととなる。キャップ20Aを取付対象物10Aから取り外す際の手順は、上記実施形態と略同等であるため、具体的な説明を割愛する。
10,10A…取付対象物、11…取付面、12,12A…第1の孔、121…周面、13,13A…第2の孔、20,20A…キャップ、21,21A…本体部、22,22A…第1の凸部、221…周面、23,23A…第2の凸部。
Claims (1)
- 可撓性を有する樹脂製のキャップと、前記キャップが取り付けられる取付対象物と、を備えるキャップ締結構造であって、
前記取付対象物には、その取付面に開口する第1の孔及び第2の孔が設けられているとともに、前記第1の孔の周面には雌ねじ加工が施されており、
前記キャップは、前記取付面を覆う本体部と、前記本体部から突出している第1の凸部及び第2の凸部と、を有しており、
前記第1の凸部の周面に雄ねじ加工が施されているとともに、前記第1の凸部が前記第1の孔内に螺嵌され、前記第2の凸部が前記第2の孔内に挿入されており、
前記第2の凸部を前記第2の孔から引き抜くのに要する荷重が、前記第1の凸部を前記第1の孔から引き抜くのに要する荷重よりも小さくなるように、前記第2の凸部が構成されている
キャップ締結構造。
Priority Applications (1)
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2018
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