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JP2019127065A - 表示制御装置、ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

表示制御装置、ヘッドアップディスプレイ装置 Download PDF

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JP2019127065A
JP2019127065A JP2018008073A JP2018008073A JP2019127065A JP 2019127065 A JP2019127065 A JP 2019127065A JP 2018008073 A JP2018008073 A JP 2018008073A JP 2018008073 A JP2018008073 A JP 2018008073A JP 2019127065 A JP2019127065 A JP 2019127065A
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JP2018008073A
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勇希 舛屋
Yuki Masuya
勇希 舛屋
誠 秦
Makoto Hata
誠 秦
武志 谷内田
Takeshi Yanaida
武志 谷内田
俊 関谷
Shun Sekiya
俊 関谷
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Abstract

【課題】 速度超過状態を認識しやすく表示することができるヘッドアップディスプレイ装置及びこれに用いられる表示制御装置を提供する。【解決手段】 表示制御装置30は、外部から情報を取得する情報取得部20を備え、情報取得部20が取得した車両の走行経路上の制限速度である第1の情報V1に基づいて第1の虚像73を第1の表示距離D1で表示するよう制御し、情報取得部20が取得した車両の速度である第2の情報V2に基づいて第2の虚像74を第2の表示距離D2で表示するよう制御する。【選択図】 図5

Description

本発明は、車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ(HUD)装置及びこれに用いられる表示制御装置に関する。
制限速度と現在の車両の走行速度を並べて表示するHUD装置が、例えば特許文献1に開示されている。
特開2016−45348号公報
しかしながら、特許文献1に記載のHUD装置においては、制限速度の値と現在の車両の速度の値を数値として認識、比較することによって速度超過状態であることを判断する必要があるため、改善の余地があった。
本発明は、速度超過状態を認識しやすく表示することができるヘッドアップディスプレイ装置及びこれに用いられる表示制御装置を提供することを目的とする。
本発明の表示制御装置30は、
外部から情報を取得する情報取得部20を備え、
情報取得部20が取得した車両の走行経路上の制限速度である第1の情報V1に基づいて第1の虚像73を第1の表示距離D1で表示するよう制御し、
情報取得部20が取得した車両の速度である第2の情報V2に基づいて第2の虚像74を第2の表示距離D2で表示するよう制御することを特徴とする。
表示制御装置30は、
第1の情報V1と第2の情報V2を比較し、第1の情報V1が第2の情報V2よりも大きいまたは等しい場合に、第1の表示距離D1と第2の表示距離D2が等しくなるよう制御すること
を特徴とする。
表示制御装置30は、
第1の情報V1と第2の情報V2を比較し、第1の情報V1が第2の情報V2よりも小さい場合に、第2の虚像74を第1の虚像73よりも視認者側に表示するよう制御すること
を特徴とする。
表示制御装置30は、
情報取得部20が取得した現在の車両の速度V2で所定の時間走行した場合の走行経路上の位置の制限速度である第3の情報V3と、第2の情報V2と、を比較し、
第3の情報V3が第2の情報V2よりも小さい場合に、第2の虚像74を第1の虚像73よりも視認者側に表示するよう制御することを特徴とする。
表示制御装置30は、
第1の情報V1と第2の情報V2を比較し、第1の情報V1と第2の情報V2の差に基づいて第1の表示距離D1と第2の表示距離D2の差を設けるように制御することを特徴とする。
表示制御装置30は、
第2の虚像74が所定の時間毎に視認者側に向けて徐々に第1の表示距離D1から第2の表示距離D2になるように制御することを特徴とする。
表示制御装置30は、
情報取得部20が取得した運転者の視線情報に基づいて、運転者の視線が第1の虚像73と第2の虚像74に向いている場合に、第2の虚像74が所定の時間毎に視認者側に向けて徐々に第1の表示距離D1から第2の表示距離D2になるように制御することを特徴とする。
ヘッドアップディスプレイ装置10は、
上記いずれかの表示制御装置30と、
表示制御装置30の制御に基づき、視認者からの表示距離が異なる位置に虚像70を表示可能な表示光Lを被投影部に向けて投射する投射部40と、を備えること
を特徴とする。
本発明によれば、速度超過状態を認識しやすく表示することができるヘッドアップディスプレイ装置及びこれに用いられる表示制御装置を提供することができる。
本発明の第1〜第5の実施形態に係るHUD装置の構成と、このHUD装置が表示する虚像を説明する図である。 上記実施形態のHUD装置における投射部の構成を示す図である。 上記実施形態におけるHUD装置の主要な動作手順を示すフロー図である。 上記実施形態におけるHUD装置が表示する虚像の表示例を示す図である。 第1、第3の実施形態におけるHUD装置が表示する虚像の表示遷移例を示す図である。 第2、第5の実施形態におけるHUD装置が表示する虚像の表示遷移例を示す図である。 第4の実施形態におけるHUD装置が表示する虚像の奥行き例を示す図である。 図4の別の実施形態を示す図である。
以下に説明する実施形態は、本発明を容易に理解するために用いられ、当業者は、本発明が以下に説明される実施形態によって不当に限定されないことを留意すべきである。
図1は、本発明に係るヘッドアップディスプレイ(以下では、HUDとも呼ぶ)装置10及びこれに用いられる表示制御装置30の、第1〜第5の実施形態に対応する構成と、このHUD装置10、表示制御装置30が表示する虚像70を説明する図である。なお、図1では、車両1の前後方向をZ方向(前方向がZ正方向)とし、車両1の左右方向(車両1の幅方向)に沿う方向をX方向(左方向がX正方向)とし、上下方向をY方向(上方向がY正方向)とする。
図1において、本実施形態の表示制御装置30(HUD装置10)は、通信インターフェース5に通信可能に連結されている。通信インターフェース5は、例えば、USBポート、シリアルポート、パラレルポート、OBDII、及び/又は他の任意の適切な有線通信ポートなどの有線通信機能を含むことができる。車両1からのデータケーブルは、表示制御装置30(HUD装置10)に情報を伝達するために、通信インターフェース5を介して、表示制御装置30(HUD装置10)の情報取得部20に連結される。なお、他の実施形態では、通信インターフェース5は、例えば、Bluetooth(登録商標)通信プロトコル、IEEE802.11プロトコル、IEEE802.16プロトコル、共有無線アクセスプロトコル、ワイヤレスUSBプロトコル、及び/又は他の任意の適切な無線電信技術を用いた無線通信インターフェースを含むことができる。
[HUD装置10の構成]
HUD装置10は、通信インターフェース5から各種情報を取得する入力インターフェースである情報取得部20を備えた表示制御装置30と、表示光Lを投射する投射部40と、を有する。例えば、通信インターフェース5には、車両1に設けられた車両ECU、車載カメラ、センサ、他の車載機器、携帯機器、他車両、路上の通信インフラ、などが情報を授受可能に接続され、表示制御装置30(HUD装置10)は、通信インターフェース5に接続された情報取得部20から各種情報を入力し、表示する虚像70に反映する。
本実施形態のHUD装置10は、表示光Lを車両1の内部に設けられ、一部の光を透過し、一部の光を反射する被投影部2に向けて投射する。この被投影部2は、車両1のフロントウインドシールドの一部で構成されてもよく、コンバイナなどの専用部品であってもよい。視認者の視点3を置くと想定される領域に、被投影部2に反射された表示光Lによりアイボックス4を形成する。視認者は、視点3をこのアイボックス4内に配置することでHUD装置10が表示する虚像70の全体を視認することができ、視点3がアイボックス4から外れると虚像70の一部が視認できなくなる(視認しづらくなる)。本実施形態のHUD装置10は、X方向、Y方向、Z方向に虚像71,72が表示される位置を調整することができる。すなわち、HUD装置10は、特にアイボックス4から虚像71,72が結像されるまでの間のZ方向の距離である表示距離80を調整することができ、3次元的に虚像71,72を表示することができる。
表示制御装置30は、表示追加判定部31と、表示距離決定部32と、表示データ生成部33と、条件成立判定部34と、を有する。表示制御装置30は、情報取得部20から取得した情報に基づいて、表示データを生成し、この表示データに基づいて投射部40を駆動することで虚像70を表示する。特に、本実施形態における表示制御装置30は、虚像70(詳細には、虚像70内の各虚像71,72)の表示距離80を調整することが可能である。
表示追加判定部31は、通信インターフェース5を介して情報取得部20から取得した情報(後述する第1,第2,第3の情報V1,V2,V3)を入力し、既に表示されている虚像70(後述する既存の虚像73)に対して新たな虚像70(後述する追加表示する虚像74)を追加するかを判定する。なお、表示追加判定部31は、例えば、情報取得部20が新たに情報を取得した、取得した情報が所定の種類の情報であった、取得した情報が所定の条件を満たした情報であった、あるいは取得した複数の情報で所定の組み合わせが成立した場合、新たな虚像70を追加する条件が満たされたと判定する。
表示距離決定部32は、虚像70の表示距離80を決定可能であり、第1,第2,第3の情報V1,V2,V3及びその大小関係に基づいて、各虚像70の表示距離80を決定する(図5から図7を参照)。虚像70を表示する際の第1〜第5実施形態で詳述する。
表示データ生成部33は、表示データを生成するものであり、この表示データに基づき、投射部40が駆動する。前記表示データは、表示距離決定部32が決定した表示距離80に各虚像70を表示させるべく投射部40を駆動するための表示距離データを含む。
[虚像の説明]
図1の左図を用いて、本実施形態のHUD装置10が表示する虚像70の例を説明する。虚像70は、例えば、平面的に表現される2D虚像71と、立体的に表現される3D虚像72と、を有する。2D虚像71の一例は、図1の表示距離81のXY平面に平面的に結像され、視認者に遠近感を感じさせない虚像である。このような2D虚像71の一例によれば、概ね目の焦点を調整することなく表示全体を明確に認識することができる。また、2D虚像71の別例は、図1の表示距離83のXY平面上に一端があり、表示距離83より視認者から離れた表示距離84のXY平面上に他端があり、平面的に結像され、視認者に遠近感を感じさせる虚像である。このような別例の2D虚像71は、視認者の目の焦点の調整により表示全体が明確に認識されるため、立体的な印象を与えることができる。3D虚像72の一例は、図1の表示距離82のXY平面上に一端があり、表示距離82より視認者から離れた表示距離83のXY平面上に他端があり、体積を有するような立体的なオブジェクトとして結像され、視認者に立体感を感じさせる虚像である。なお、本発明のHUD装置10は、追加表示する虚像の表示距離と、既に表示してあった既存の虚像の表示距離とを異ならせるものである。表示距離80を長くするとは、言い換えるとアイボックス4からより離れた位置に虚像70を結像させることを示し、例えば、表示距離81に表示されている2D虚像71、表示距離82と表示距離83との間に表示されている3D虚像72を、遠方側である表示距離84に近づけることを示す。また、表示距離80を短くするとは、言い換えるとアイボックス4により近づけた位置に虚像70を結像させることを示し、例えば、表示距離84に表示されている2D虚像71、表示距離82と表示距離83との間に表示されている3D虚像72を、近傍側である表示距離81に近づけることを示す。
[投射部40の構成例]
次に、図2を参照する。図2は、図1の投射部40の構成例を示す図である。本実施形態の投射部40は、立体画像表示部41と、リレー光学部42と、から構成され、立体画像表示部41が第1の3D実像43を形成し、リレー光学部42が第1の3D実像43を拡大して第2の3D実像44を結像し、この第2の3D実像44の表示光Lを外部の被投影部2に向けて投射する。
図2の立体画像表示部41は、3次元に形成される第1の3D実像43を生成するものであり、画像投射部45と、振動スクリーン46と、を有する。
画像投射部45は、表示制御装置30から入力される表示データに基づいてその表示データに含まれる映像を表す映像光(図示しない)を出射するプロジェクタであり、表示データに含まれる表示距離データに応じて、前記映像を表示するタイミングを調整し、振動スクリーン46の振動位置に同期して投影する前記映像を高速に切り替える。言い換えると、画像投射部45は、前記表示距離データに基づき、振動スクリーン46の振動位置に適した前記映像を振動スクリーン46に投影する。
振動スクリーン46は、例えば、画像投射部45の映像を一定の角度範囲に拡散させるポリカーボネート製の拡散フィルムであり、画像投射部45からの前記映像光を受けて実像を結像し、画像投射部45が出射する前記映像光の光軸に沿って往復運動する。振動スクリーン46は、連続的または断続的に振動位置を示す信号を画像投射部45に送信することが可能である。画像投射部45は、前記振動位置を示す信号を基準に、表示データに含まれる表示距離データに応じた位置に虚像70が視認されるように、前記映像を表示するタイミングを調整してもよい。
本実施形態では、表示制御装置30は、スクリーン振動方向における振動スクリーン46の振幅を一定に保ちつつ、虚像70の奥行き方向Zの長さを調整する。すなわち、表示制御装置30は、振動スクリーン46がその振幅のうち第1の範囲に位置している期間においては表示光Lを出射せず、振動スクリーン46がその振幅のうち第2の範囲に位置している期間においては表示光Lを出射する。第1の範囲及び第2の範囲の位置及び比率が調整されることで虚像70の奥行き方向Zにおける位置及び長さが調整される。具体的には、振動スクリーン46は、60[Hz]以上の周波数で振動し、この周期1/60[sec]内で、画像投射部45が複数フレームの異なる映像を投射することで各振動位置に複数フレームの異なる映像(実像)を結像する。すなわち、本実施形態では、複数フレームの実像が振動スクリーン46の振動方向で重なることで第1の3D実像43が生成される。なお、表示制御装置30は、振動スクリーン46の振幅を変化させることで、虚像70の奥行き方向Zの長さを調整してもよい。
図2のリレー光学部42は、立体画像表示部41が生成した第1の3D実像43の光を受け、この第1の3D実像43を拡大した第2の3D実像44を中間で結像した後、この第2の3D実像44の光である表示光Lを被投影部2に向けて投射するものである。リレー光学部42は、例えば、立体画像表示部41が生成した第1の3D実像43の光を受光するレンズ群からなる第1のリレー光学部47と、第1のリレー光学部47を通った光を反射し、第1のリレー光学部47の光学的パワーと協働して第1の3D実像43を拡大した第2の3D実像44を結像させる第2のリレー光学部48と、第2の3D実像44の光である表示光Lを被投影部2に向けて反射する第3のリレー光学部49と、から構成される。
第1のリレー光学部47は、第1の3D実像43における振動スクリーン46の各振動位置に結像した各映像を、異なる倍率で拡大する機能を有し、図2では模式的に1枚のレンズに図示されているが、実際には図示しない複数の薄膜レンズを合成した合成レンズから構成される。
第2のリレー光学部48は、例えば、正の光学的パワーを有する凹面の反射面を有するミラーで構成され、第1のリレー光学部47から第1の3D実像43の光を入射し、この入射した光を第3のリレー光学部49に向けて反射し、第1のリレー光学部47の光学的パワーと協働して第1の3D実像43を拡大した第2の3D実像44を、第2のリレー光学部48と第3のリレー光学部49との間で結像させる。なお、第2のリレー光学部48が担う光学的作用を、第1のリレー光学部47に持たせることで、第2のリレー光学部48は、省略されてもよい。
第3のリレー光学部49は、第2の3D実像44の表示光Lを被投影部2に向けて反射させる凹面ミラーであり、被投影部2の曲面形状による像の歪みを補正する機能と、第2の3D実像44を拡大する機能と、を有する。
以上が、3Dの虚像70を視認させる投射部40の実施形態の構成であったが、これに限定されない。以下に、投射部40の変形例を示す。
[投射部40の変形例]
立体的な虚像を視認させる他の実施形態では、投射部40は、パララックスバリア方式やレンチキュラレンズ方式などを含む視差分割方式、ライトフィールド方式やホログラム方式を含む空間再生方式、特開2016−212318に開示されているように透過率を調整可能な調光層を有する複数のスクリーンを厚み方向に重ねて配置し、複数のスクリーンに向けてプロジェクタが投射像を高速で切り替えながら投影し、投射像の高速切り替えに応じて、複数のスクリーンがそれぞれ調光率を適宜調整することで3Dの実像を内部に表示する透過率調整スクリーン方式、特開2004−168230に開示されているように複数の液晶表示素子を厚み方向に重ねることで3Dの実像を内部に表示する方式などを採用してもよい。
以上が、本発明の第1〜第5の実施形態のHUD装置10及びこれに用いられる表示制御装置30の構成である。
以下、第1〜第5の実施形態を図3〜図6を用いて具体的に説明する。
(第1の実施形態)
まず、図3〜図5を参照する。図3は、第1〜第5の実施形態におけるHUD装置10及びこれに用いられる表示制御装置30の主要な動作手順を示すフロー図であり、図4は、制限速度情報V1に基づく第1の虚像73と車両の速度V2に基づく第2の虚像74の表示例を示す図である。点線の四角形で示した枠は、仮想的なスクリーンの表示範囲である。また、図5は、第1の実施形態における第1,第2の虚像73,74の仮想的な奥行きを示す図である。図5(a)は、制限速度情報V1≧車両の速度V2の時の、第1の虚像73に対応する第1の表示距離D1,第2の虚像74に対応する第2の表示距離D2を示す図であり、図5(b)は、制限速度情報V1<車両の速度V2の時の第1,第2の表示距離D1,D2の奥行きを示す図である。
図3のステップS11において、表示制御装置30は、情報取得部20を介して車両1前方(Z軸正方向)近傍の制限速度情報(第1の情報)V1と、車両1の走行経路上にあり車両1近傍よりも遠方(車両1前方)の制限速度情報(第3の情報)V3や車両の速度(第2の情報)V2を取得する。表示制御装置30は、情報取得部20を介して、定期的及び/又は各種情報が発生した瞬間的に各種情報を取得する。情報取得部20はカーナビゲーションシステムやGNSS(Global Navigation Satellite System:全球測位衛星システム)、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communications System)、高精度3次元地図、車両に搭載されたカメラなどから、車両の現在位置や道路交通情報、運転者の視線情報を取得できるように構成しても良い。
続いて、ステップS12において、表示距離決定部32(表示制御装置30)は、第1の情報V1と第2の情報V2を比較し、制限速度を超過していない(第1の情報V1≧第2の情報V2:Yes)の場合は、第1の情報V1に基づく第1の虚像73の表示距離(第1の表示距離)D1と第2の情報V2に基づく第2の虚像74の表示距離(第2の表示距離)D2を等しく設定し(ステップS13)、ステップS15において、表示データ生成部33は、第1の虚像73と第2の虚像74を含む表示データを生成し、ステップS16で表示を更新する。図5(a)は、制限速度を超過していない時の第1の虚像73,第2の虚像74の奥行きを示す図である。
ステップS12において、表示距離決定部32は、第1の情報V1と第2の情報V2を比較し、制限速度を超過している(第1の情報V1<第2の情報V2:No)の場合は、第1の表示距離D1>第2の表示距離D2となるように設定し(ステップS14)、ステップS15において、表示データ生成部33は、表示データを生成し、ステップS16で表示を更新する。図5(b)は、制限速度を超過している時の第1の虚像73,第2の虚像74の奥行きを示す図である。
(第2の実施形態)
なお、この場合、図6(a)から(d)に示すように、表示距離決定部32は所定の時間経過毎に第2の虚像74の奥行きを徐々に第2の表示距離D2に近付けるように制御しても良い。図6(a)は、制限速度超過前の第1,第2の虚像73,74の奥行きを示す図、図6(b)は、制限速度超過時点での奥行きを示す図、図6(c)は制限速度超過から所定時間T経過後の奥行きを示す図、図6(d)は(c)からさらに所定時間Tをn回経過した後の第1,第2の虚像73,74の奥行きを示す図である。図6(b)から(d)において、距離(第2の表示距離)D2<距離D4<距離D3である。
現在の車速が制限速度を超過しているときに、現在の車速を手前側に表示することによって、視認者は現在の車速に注意が必要であることを見落とすことなく最新の制限速度に基づき車両1の運転操作を行うことができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、ステップS12において、表示距離決定部32は、第3の情報V3と第2の情報V2を比較し、ステップS15において、表示データ生成部は、第3の情報V3に基づいて第1の虚像73を生成する以外は、第1の実施形態と同様である。
ステップS12において、表示距離決定部32(表示制御装置30)は、第3の情報V3と第2の情報V2を比較し、車両1前方の制限速度を超過していない(第3の情報V3≧第2の情報V2:Yes)の場合は、第1の表示距離D1と第2の表示距離D2を等しく設定し(ステップS13)、ステップS15において、表示データ生成部33は、第1の虚像73と第2の虚像74を含む表示データを生成し、ステップS16で表示を更新する。
ステップS12において、表示距離決定部32は、第3の情報V3と第2の情報V2を比較し、車両1前方の制限速度を超過している(第3の情報V3<第2の情報V2:No)の場合は、第1の表示距離D1>第2の表示距離D2となるように設定し(ステップS14)、ステップS15において、表示データ生成部は、表示データを生成し、ステップS16で表示を更新する。
走行経路上にある車両1近傍よりも遠方(車両1前方)の制限速度情報(第3の情報)と現在の車速を比較することによって、今後制限速度を超過する虞を認識することができ、最新の制限速度に基づき車両1の運転操作を行う事ができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、ステップS15において、第1の情報V1と第2の情報V2の差に基づいて第1の表示距離D1と第2の表示距離D2の差を可変とする。図7(a)は、第1の情報V1と第2の情報の差が小さいとき、図7(b)は第1の情報V1と第2の情報V2の差が大きいときの例である。
図7に示すように、第1の情報V1と第2の情報V2との差が大きい場合、より視認者側に第2の情報が表示されることにより、現在の車速と制限速度との乖離度合いを容易に認識することができ、減速を促す効果が期待できる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、運転者の視線情報に基づいて、運転者の視線が第1の虚像73、第2の虚像74に向いた時点から、所定の時間経過毎に第2の虚像74の奥行きを徐々に表示距離D2に近付けるように制御する。
このようにすることによって、視認者がより速度超過に気付きやすくすることができる。
[変形例]
なお、本発明は、上述の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。以下に、変形例の一例を記す。
上述の実施形態では、第1の情報V1をアイコン表示、第2の情報V2をテキスト表示としたが、図8(a)に示すように第1,第2の情報V1,V2ともテキスト表示としたり、図8(b)に示すように第2の情報V2をバーグラフ表示したりしても差し支えない。
上述の実施形態では、運転者の視線検出方法として車両に搭載されたカメラからの視線位置情報を用いる場合を例示したが、ドライバモニタ用のカメラ等で撮像した画像を解析したり、運転者が装着したウェアラブルデバイス等の情報を用いても良い。
上述の実施形態では、第1,第2の虚像73,74の大きさについて言及していないが、第1の虚像73の表示サイズを拡大したり、第2の虚像74の表示サイズを縮小したり、両者を併用したりしても良い。
上述の実施形態では、第2の表示距離D2を短くする場合を例示したが、距離差が生じればよく、第2の表示距離D2を固定し第1の表示距離D1を長くしたり、第1の表示距離D1を長く第2の表示距離D2を短くしても差し支えない。
制限速度を超過した状況において、第2の虚像74を、第2の情報V2と第1の情報V1との差を示す超過速度表示としても差し支えない。
なお、制限速度を超過する、超過した、あるいは超過する虞がある(第1の情報V1、第3の情報V3よりも第2の情報V2が大きい)場合には、第1の虚像73の表示サイズを縮小したり、表示色を薄くしたり、コントラストを下げるなどの手法を用いて第1の虚像73の視認性を下げることで第2の虚像74を強調しても差し支えない。
本発明は、車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置及びこれに用いられる表示制御装置に利用可能である。
1 車両
2 被投影部
3 視点
4 アイボックス
5 通信インターフェース
10 HUD装置(ヘッドアップディスプレイ装置)
20 情報取得部
30 表示制御装置
31 表示追加判定部
32 表示距離決定部
33 表示データ生成部
34 条件成立判定部
40 投射部
41 立体画像表示部
42 リレー光学部
43 第1の3D実像
44 第2の3D実像
45 画像投射部
46 振動スクリーン
70 虚像
73 第1の虚像
74 第2の虚像
80 表示距離
85 表示距離
86 表示距離
L 表示光
D1 第1の表示距離
D2 第2の表示距離(距離)
D3 距離
D4 距離
V1 制限速度情報(第1の情報)
V2 車両の速度(第2の情報)
V3 制限速度情報(第3の情報)

Claims (8)

  1. 外部から情報を取得する情報取得部を備え、
    前記情報取得部が取得した車両の走行経路上の制限速度である第1の情報に基づいて第1の虚像を第1の表示距離で表示するよう制御し、
    前記情報取得部が取得した車両の速度である第2の情報に基づいて第2の虚像を第2の表示距離で表示するよう制御すること
    を特徴とする表示制御装置。
  2. 前記第1の情報と前記第2の情報を比較し、前記第1の情報が前記第2の情報よりも大きいまたは等しい場合に、前記第1の表示距離と前記第2の表示距離が等しくなるよう制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記第1の情報と前記第2の情報を比較し、前記第1の情報が前記第2の情報よりも小さい場合に、前記第2の虚像を前記第1の虚像よりも視認者側に表示するよう制御すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記情報取得部が取得した現在の車両の速度で所定の時間走行した場合の走行経路上の位置の制限速度である第3の情報と、前記第2の情報と、を比較し、
    前記第3の情報が前記第2の情報よりも小さい場合に、前記第2の虚像を前記第1の虚像よりも視認者側に表示するよう制御すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の表示制御装置。
  5. 前記第1の情報と前記第2の情報を比較し、前記第1の情報と前記第2の情報の差に基づいて前記第1の表示距離と前記第2の表示距離の差を設けるように制御すること
    を特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  6. 前記第2の虚像が所定の時間毎に前記視認者側に向けて徐々に前記第1の表示距離から前記第2の表示距離になるように制御すること
    を特徴とする請求項4または請求項5に記載の表示制御装置。
  7. 前記情報取得部が取得した運転者の視線情報に基づいて、運転者の視線が前記第1の虚像と前記第2の虚像に向いている場合に、前記第2の虚像が所定の時間毎に前記視認者側に向けて徐々に前記第1の表示距離から前記第2の表示距離になるように制御すること
    を特徴とする請求項6に記載の表示制御装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかの表示制御装置と、
    前記表示制御装置の制御に基づき、視認者からの表示距離が異なる位置に虚像を表示可能な表示光を被投影部に向けて投射する投射部と、を備えること
    を特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
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