[go: up one dir, main page]

JP2019119805A - 防錆用粘着フィルム、防錆方法、積層フィルム及び巻重体 - Google Patents

防錆用粘着フィルム、防錆方法、積層フィルム及び巻重体 Download PDF

Info

Publication number
JP2019119805A
JP2019119805A JP2018000659A JP2018000659A JP2019119805A JP 2019119805 A JP2019119805 A JP 2019119805A JP 2018000659 A JP2018000659 A JP 2018000659A JP 2018000659 A JP2018000659 A JP 2018000659A JP 2019119805 A JP2019119805 A JP 2019119805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive adhesive
film
adhesive film
rust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018000659A
Other languages
English (en)
Inventor
好直 山崎
Yoshinao Yamazaki
好直 山崎
孝明 難波
Takaaki Nanba
孝明 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Innovative Properties Co
Original Assignee
3M Innovative Properties Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 3M Innovative Properties Co filed Critical 3M Innovative Properties Co
Priority to JP2018000659A priority Critical patent/JP2019119805A/ja
Publication of JP2019119805A publication Critical patent/JP2019119805A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

【課題】追従性及び取扱い性に優れ、短い作業時間で簡便に防錆処理を実施することが可能な防錆用粘着フィルムを提供すること。【解決手段】基材フィルムと、基材フィルムの一方面上に設けられた粘着剤層と、を備え、粘着剤層を厚さ方向に25%圧縮したときの圧縮応力が5〜50N/cm2であり、破断伸びが100%以上である、防錆用粘着フィルム。【選択図】図1

Description

本発明は、防錆用粘着フィルム、防錆方法、積層フィルム及び巻重体に関する。
従来から、金属腐食を防止する方法として、防錆塗料を塗布する方法が知られている。
しかし、塗料は液状で取扱い性が悪く、作業時間が長いこと、硬化まで時間がかかること等の欠点があった。
ところで、防水粘着テープとして、特許文献1には、ブチルゴムをベースとする粘着剤組成物を、ポリエステルフィルムとアルミニウム箔とを貼り合わせてなる基材の一方の面に塗工した、特装車用防水粘着テープが開示されている。
特開平11−106720号公報
特許文献1に記載の防水粘着テープは、アルミニウム箔を含むため追従性に劣ることから、曲面又は角部を有する被着体に貼付することが難しく、防錆用途には適さない。
本発明の目的の一つは、追従性及び取扱い性に優れ、短い作業時間で簡便に防錆処理を実施することが可能な防錆用粘着フィルムを提供することにある。また、本発明の目的の一つは、上記防錆用粘着フィルムを用いた防錆方法を提供することにある。また、本発明の目的の一つは、ロール状に巻き重ねて容易に保管及び運搬が可能な、上記防錆用粘着フィルムを含む積層フィルムを提供することにある。さらに、本発明の目的の一つは、上記積層フィルムを巻き重ねた巻重体を提供することにある。
本発明の一側面は、基材フィルムと、上記基材フィルムの一方面上に設けられた粘着剤層と、を備え、上記粘着剤層を厚さ方向に25%圧縮したときの圧縮応力が5〜50N/cmであり、破断伸びが100%以上である、防錆用粘着フィルムに関する。
このような防錆用粘着フィルムは、被着体への貼付によって被着体を防錆処理するための粘着フィルムであって、追従性及び取扱い性(作業性)に優れる。上記防錆用粘着フィルムによれば、短い作業時間で簡便に防錆処理を実施することができる。
また、上記防錆用粘着フィルムは、粘着剤層が適度な圧縮応力を有するため、後述のライナーと組み合わせてロール状に巻き重ねても、シワ、粘着剤層の厚みのばらつき等の問題が生じ難い。このため、上記防錆用粘着フィルムは、巻重体として容易に保管及び運搬が可能であり、この点でも取扱い性に優れる。
一態様に係る防錆用粘着フィルムは、100%引張応力が3〜35N/cmであってよい。このような防錆用粘着フィルムは、上述の効果がより顕著に奏される。
一態様において、上記粘着剤層はアクリル系粘着剤を含んでいてよい。このような防錆用粘着フィルムは、金属製の被着体に対する接着力及び耐候性に優れ、より長期間に亘って防錆効果を維持できる傾向がある。
一態様において、上記粘着剤層の厚さは0.15mm以上であってよい。このような防錆用粘着フィルムは、被着体に対する接着力に一層優れる傾向がある。また、このような防錆用粘着フィルムは、発錆部の凹凸に対する追従性に一層優れるため、発錆部の平滑化等の前処理を省略しても十分に防錆効果を得ることができる。
一態様において、上記粘着剤層は、ステンレス鋼板に対する23℃における接着力が5N/cm以上であってよい。このような防錆用粘着フィルムは、金属製の被着体に対する接着力に優れ、防錆効果をより顕著に得られる傾向がある。
一態様において、上記粘着剤層は、モルタル板に対する5℃における接着力が8N/cm以上であってよい。このような防錆用粘着フィルムは、金属製の被着体に対する低温下での接着力に優れるため、低温環境下に曝される被着体に対して、防錆効果をより顕著に得ることができる。
本発明の他の一側面は、発錆部を有する被着体の上記発錆部上に上述の防錆用粘着フィルムを貼付する工程を備える、防錆方法に関する。このような防錆方法によれば、防錆用粘着フィルムによって発錆部への水分の侵入が阻害され、発錆部における錆の進行が抑制される。
本発明の更に他の一側面は、発錆部を有する被着体の上記発錆部から錆を除去する工程と、錆が除去された上記発錆部上に上述の防錆用粘着フィルムを貼付する工程とを備える、防錆方法に関する。このような防錆方法によれば、防錆用粘着フィルムによって発錆部への水分の侵入が阻害され、発錆部における錆の再発生が抑制される。
一態様に係る防錆方法は、上記発錆部の外縁から20mm以上の範囲を覆うように上記防錆用粘着フィルムを貼付する方法であってよい。このような防錆方法によれば、発錆部に対する防錆効果がより顕著に奏される。
本発明の更に他の一側面は、上述の防錆用粘着フィルムと、上記防錆用粘着フィルムの上記粘着剤層上に設けられたライナーと、を備える、積層フィルムに関する。このような積層フィルムは、ロール状に巻き重ねた場合でも、シワ、粘着剤層の厚みのばらつき等の問題が生じ難いため、巻重体として容易に保管及び運搬することができる。
本発明の更に他の一側面は、芯材と、上記芯材に巻き重ねられた上述の積層フィルムと、を備える、巻重体に関する。このような巻重体によれば、上述の防錆用粘着フィルムを容易に保管及び運搬することができる。
本発明によれば、追従性及び取扱い性に優れ、短い作業時間で簡便に防錆処理を実施することが可能な防錆用粘着フィルムが提供される。また、本発明によれば、上記防錆用粘着フィルムを用いた防錆方法が提供される。また、本発明によれば、ロール状に巻き重ねて容易に保管及び運搬が可能な、上記防錆用粘着フィルムを含む積層フィルムが提供される。さらに、本発明によれば、上記積層フィルムを巻き重ねた巻重体が提供される。
防錆用粘着フィルムの好適な一形態を示す断面図である。 積層フィルムの好適な一形態を示す断面図である。 防錆方法の好適な一形態を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面は理解を容易にするため一部を誇張して描いており、寸法比率等は図面に記載のものに限定されるものではない。
図1は、防錆用粘着フィルムの好適な一形態を示す断面図である。図1に示す防錆用粘着フィルム10は、基材フィルム1と、基材フィルム1の一方面上に設けられた粘着剤層2とを備えている。
防錆用粘着フィルム10は、破断伸びが100%以上であることが好ましい。このような破断伸びを有することで、追従性及び作業性が向上し、被着体に密着性良く貼付でき、短い作業時間で簡便に防錆処理を施すことができる。
上記効果がより顕著に得られる観点から、防錆用粘着フィルム10の破断伸びは、120%以上であることがより好ましく、150%以上であることが更に好ましい。
防錆用粘着フィルム10の破断伸びの上限は特に限定されないが、貼り付け作業がより容易になる観点からは、例えば2000%以下であってよく、1000%以下であってもよい。
防錆用粘着フィルム10における破断伸びは、主に基材フィルム1によって担保される。すなわち、好適な一態様において、基材フィルム1の破断伸びは、100%以上であることが好ましく、120%以上であることがより好ましく、150%以上であることが更に好ましい。また、基材フィルム1の破断伸びは、例えば2000%以下であってよく、1000%以下であってもよい。これにより、上述の好適な破断伸びを有する防錆用粘着フィルムを得ることができる。
なお、本明細書中、破断伸びは、JIS Z 0237(2009年)に準拠して、引張速度300mm/分で測定される値を示す。
防錆用粘着フィルム10において、粘着剤層2を厚さ方向に25%圧縮したときの圧縮応力は、3N/cm以上であることが好ましい。このような防錆用粘着フィルム10によれば、粘着剤層2と被着体との界面からの水分の侵入がより顕著に抑制され、防錆効果が一層向上する傾向がある。また、このような圧縮応力を有すると、後述のライナーと組み合わせてロール状に巻き重ねたとき、シワ、粘着剤層の厚みのばらつき等の問題が生じ難くない、巻重体として容易に保管及び運搬が可能となる。
上記効果がより顕著に得られる観点から、防錆用粘着フィルム10における上記圧縮応力は、5N/cm以上であることがより好ましく、10N/cm以上であることが更に好ましい。
防錆用粘着フィルム10における上記圧縮応力は、50N/cm以下であることが好ましい。このような防錆用粘着フィルム10は、被着体に対する追従性が良好となり、曲面又は角部を有する被着体にも容易に貼付することができる。また、このような防錆用粘着フィルム10は、発錆部の凹凸に対する追従性にも優れるため、発錆部を効果的に封止して、防錆効果を顕著に得ることができる。
上記効果がより顕著に得られる観点から、防錆用粘着フィルム10における上記圧縮応力は、40N/cm以下であることがより好ましく、30N/cm以下であることが更に好ましい。
なお、本明細書中、上記圧縮応力は、粘着剤層2を厚さ方向に10mm/分の圧縮速度で25%圧縮したときの応力を示し、精密万能試験機(島津製作所製オートグラフAGS−X)により測定される。
防錆用粘着フィルム10は、JIS B 7752に準拠したサンシャインウェザーメーター(スガ試験機)による500時間の耐候性試験後において、20%以上の破断伸びを有することが好ましい。このような防錆用粘着フィルム10は、屋外に長期間曝されても被着体に対する追従性が十分に維持されるため、長期間の防錆効果が期待できる。
上記効果がより顕著に得られる観点から、防錆用粘着フィルム10の上記耐候性試験後の破断伸びは、30%以上であることがより好ましく、50%以上であることが更に好ましい。
防錆用粘着フィルム10の上記耐候性試験後の破断伸びの上限は特に限定されないが、例えば1600%以下であってよく、800%以下であってもよい。
上記耐候性試験後においても、防錆用粘着フィルム10の破断伸びは、主に基材フィルム1によって担保される。すなわち、好適な一態様において、基材フィルム1の上記耐候性試験後の破断伸びは、30%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましく、80%以上であることが更に好ましい。また、基材フィルム1の上記耐候性試験後の破断伸びは、例えば1600%以下であってよく、800%以下であってもよい。これにより、上述の好適な防錆用粘着フィルムを得ることができる。
防錆用粘着フィルム10は、5N/cm以上の破断強度を有することが好ましい。このような防錆用粘着フィルムは、作業時のフィルム破損が生じ難く、取扱い性に一層優れる。また、この効果がより顕著に得られる観点からは、防錆用粘着フィルム10の破断強度は10N/cm以上がより好ましく、20N/cm以上が更に好ましい。
防錆用粘着フィルム10の破断強度の上限は特に限定されず、例えば100N/cm以下であってよく、80N/cm以下であってもよい。
防錆用粘着フィルム10における破断強度は、主に基材フィルム1によって担保される。すなわち、好適な一態様において、基材フィルム1の破断強度は、5N/cm以上であることが好ましく、10N/cm以上であることがより好ましく、20N/cm以上であることが更に好ましい。また、基材フィルム1の破断強度は、例えば100N/cm以下であってよく、80N/cm以下であってもよい。これにより、上述の好適な破断強度を有する防錆用粘着フィルムを得ることができる。
なお、本明細書中、破断強度は、JIS Z 0237(2009年)に準拠して、引張速度300mm/分で測定される値を示す。
防錆用粘着フィルム10は、100%引張応力が3N/cm以上であることが好ましい。このような防錆用粘着フィルムは、作業時のフィルム破損が生じ難く、上述の効果をより確実に得ることができる。上記効果がより顕著に得られる観点から、防錆用粘着フィルム10の100%引張応力は、4N/cm以上がより好ましく、5N/cm以上が更に好ましい。また、防錆用粘着フィルム10の100%引張応力は、取扱い性がより向上する観点からは、35N/cm以下であってよく、30N/cm以下であってもよく、25N/cm以下であってもよい。
防錆用粘着フィルム10における100%引張応力は、主に基材フィルム1によって担保される。すなわち、好適な一態様において、基材フィルム1の100%引張応力は、3N/cm以上であることが好ましく、4N/cm以上であることがより好ましく、5N/cm以上であることが更に好ましい。また、基材フィルム1の100%引張応力は、35N/cm以下であることが好ましく、30N/cm以下であることがより好ましく、25N/cmであることが更に好ましい。これにより、上述の好適な100%引張応力を有する防錆用粘着フィルムを得ることができる。
なお、本明細書中、100%引張応力は、100%伸びのときの応力の値であり、JIS Z 0237(2009年)に準拠して、引張速度300mm/分で測定される値を示す。
防錆用粘着フィルム10は、JIS B 7753(2007年)に準拠したサンシャインウェザーメーター(スガ試験機)による500時間の耐候性試験後において、JIS B 7753(2007年)に準拠したサンシャインウェザーメーター(スガ試験機)による500時間の耐候性試験後において、3N/cm以上の破断強度を有することが好ましい。このような防錆用粘着フィルム10は、屋外に長期間曝されても十分な強度が維持されるため、長期間の防錆効果が期待できる。
上記効果がより顕著に得られる観点から、防錆用粘着フィルム10の上記耐候性試験後の破断強度は、8N/cm以上であることがより好ましく、15N/cm以上であることが更に好ましい。
防錆用粘着フィルム10の上記耐候性試験後の破断強度の上限は特に限定されないが、例えば80N/cm以下であってよく、60N/cm以下であってもよい。
防錆用粘着フィルム10は、初期の破断強度Aに対する上記耐候性試験後の破断強度Aの比(A/A)が0.5以上であることが好ましく、0.6以上であることがより好ましい。このような防錆用粘着フィルム10は、屋外に長期間曝されても劣化等が少なく、より長期間の防錆効果が期待できる。上記比(A/A)の上限は特に限定されず、例えば1.2以下であってよく、1.0以下であってもよい。
上記耐候性試験後においても、防錆用粘着フィルム10の破断強度は、主に基材フィルム1によって担保される。すなわち、好適な一態様において、基材フィルム1の上記耐候性試験後の破断強度は、3N/cm以上であることが好ましく、8N/cm以上であることがより好ましく、15N/cm以上であることが更に好ましい。また、基材フィルム1の上記耐候性試験後の破断強度は、例えば80N/cm以下であってよく、60N/cm以下であってもよい。また、基材フィルム1の初期の破断強度Aに対する上記耐候性試験後の破断強度Aの比(A/A)は、0.5以上であることが好ましく、0.6以上であることがより好ましく、1.2以下であってよく、1.0以下であってもよい。
防錆用粘着フィルム10の温度40℃、湿度90%RHにおける透湿度は、80(g/cm・24h)以下であることが好ましい。このような防錆用粘着フィルムによれば、発錆部への水分の侵入を顕著に抑制できるため、防錆効果がより顕著に奏される。
上記効果がより顕著に奏される観点から、防錆用粘着フィルム10の上記透湿度は、40(g/cm・24h)以下であることがより好ましく、20(g/cm・24h)以下であることが更に好ましい。
防錆用粘着フィルム10における上記透湿度は、主に基材フィルム1によって担保される。すなわち、好適な一態様において、基材フィルム1の上記透湿度は、80(g/cm・24h)以下であることが好ましく、40(g/cm・24h)以下であることがより好ましく、20(g/cm・24h)以下であることが更に好ましい。
なお、本明細書中、上記透湿度は、JIS Z 0208(カップ法)(1976年)に準拠して測定される値を示す。
防錆用粘着フィルム10は、粘着剤層2のステンレス鋼板に対する23℃における接着力(以下、場合により「接着力(23℃)」と示す。)が、5N/cm以上であることが好ましい。このような防錆用粘着フィルム10は、金属製の被着体に対する接着力に優れ、防錆効果をより顕著に得ることができる。
上記効果がより顕著に得られる観点から、防錆用粘着フィルム10において、粘着剤層2の上記接着力(23℃)は、8N/cm以上であることがより好ましく、10N/cm以上であることが更に好ましい。
防錆用粘着フィルム10において、粘着剤層2の上記接着力(23℃)の上限は特に限定されない。防錆用粘着フィルム10における、粘着剤層2の上記接着力(23℃)は、例えば80N/cm以下であってよく、50N/cm以下であってもよい。
なお、本明細書中、上記接着力(23℃)は、以下の方法で測定される値を示す。まず、両面テープ(スリーエム社製、商品名:Y−4914)を用いてアルミニウム箔で裏打ちした防錆用粘着フィルム10を準備し、23℃で、ステンレス鋼板(日本タクト社製、商品名SUS304(BA))に5kg荷重のローラーで貼り付け、23℃で20分間放置してサンプルを作製する。次いで、作製したサンプルを用い、23℃の環境下で、JIS Z 1541(2009年)に準拠して、引張速度300mm/分でステンレス鋼板から防錆用粘着フィルム10を剥離することで、接着力を求める。
防錆用粘着フィルム10はまた、粘着剤層2のステンレス鋼板に対する5℃における接着力(以下、場合により「接着力(5℃)」と示す。)が、5N/cm以上であることが好ましい。このような防錆用粘着フィルム10は、金属製の被着体に対する低温下での接着力に優れるため、低温環境下に曝される被着体に対して、防錆効果をより顕著に得ることができる。
上記効果がより顕著に得られる観点から、防錆用粘着フィルム10において、粘着剤層2の上記接着力(5℃)は、8N/cm以上であることがより好ましく、10N/cm以上であることが更に好ましい。
防錆用粘着フィルム10において、粘着剤層2の上記接着力(5℃)の上限は特に限定されない。防錆用粘着フィルム10における、粘着剤層2の上記接着力(5℃)は、例えば80N/cm以下であってよく、50N/cm以下であってもよい。
なお、本明細書中、上記接着力(5℃)は、以下の方法で測定される値を示す。まず、両面テープ(スリーエム社製、商品名:Y−4914)を用いてアルミニウム箔で裏打ちした防錆用粘着フィルム10を準備し、5℃で、ステンレス鋼板(日本タクト社製、商品名SUS304(BA))に5kg荷重のローラーで貼り付け、5℃で20分間放置してサンプルを作製する。次いで、作製したサンプルを用い、5℃の環境下で、JIS Z 1541(2009年)に準拠して、引張速度300mm/分でステンレス鋼板から防錆用粘着フィルム10を剥離することで、接着力を求める。
防錆用粘着フィルム10は、粘着剤層2のモルタル板に対する5℃における接着力(以下、場合により「モルタル接着力(5℃)」と示す。)が、8N/cm以上であることが好ましい。このような防錆用粘着フィルム10は、セメント系材料に対する低温下での接着力に優れるため、例えば、建築物等のコンクリート−金属複合構造物に対して好適に適用することができる。また、凹凸を有するモルタル板に対する接着力が高いことは、凹凸に対する追従性が高いことを示している。すなわち、モルタル接着力(5℃)の高い粘着剤層2は、発錆部の凹凸に対する追従性が高く、防錆効果をより顕著に得ることができる。
上記効果がより顕著に得られる観点から、防錆用粘着フィルム10において、粘着剤層2の上記モルタル接着力(5℃)は、10N/cm以上であることがより好ましく、13N/cm以上であることが更に好ましい。
防錆用粘着フィルム10において、粘着剤層2の上記モルタル接着力(5℃)の上限は特に限定されない。粘着剤層2の上記モルタル接着力(5℃)は、例えば80N/cm以下であってよく、50N/cm以下であってもよい。
なお、本明細書中、上記モルタル接着力(5℃)は、以下の方法で測定される値を示す。まず、両面テープ(スリーエム社製、商品名:Y−4914)を用いてアルミニウム箔で裏打ちした防錆用粘着フィルム10を準備し、5℃で、日本タクト株式会社(東京都大田区)から入手可能な、縦120mm×横70mm×高さ10mmのモルタル板に2kg荷重のローラーで貼り付け、5℃で1分間放置してサンプルを作製する。次いで、作製したサンプルを用い、5℃の環境下で、JIS Z 1541(2009年)に準拠して、引張速度300mm/分でモルタル板から防錆用粘着フィルム10を剥離することで、接着力を求める。
基材フィルム1は、例えば、上述の好適な破断伸びを有するフィルムから、適宜選択してよい。基材フィルム1は、単層フィルムであってよく、多層フィルムであってもよい。
基材フィルム1としては、上述の好適な破断伸びが得られやすい観点から、樹脂フィルムであることが好ましい。樹脂フィルムとしては、例えば、ポリオレフィンフィルム、アイオノマー樹脂フィルム、塩化ビニルフィルム、エチレン酢酸ビニル共重合体フィルム等が挙げられる。基材フィルム1は、1つの樹脂フィルムで構成されていてよく、複数の樹脂フィルムが積層した多層フィルムであってもよい。多層フィルムにおいて、複数の樹脂フィルムを構成する樹脂材料は互いに同一であっても異なっていてもよい。
基材フィルム1の厚さは特に限定されず、上述の各特性が得られるように適宜変更できる。破断強度がより向上する観点からは、基材フィルム1の厚さは、例えば10μm以上であってよく、好ましくは30μm以上である。追従性がより向上する観点からは、基材フィルム1の厚さは、例えば500μm以下であってよく、好ましくは300μm以下である。
基材フィルム1は、粘着剤層2側の面に表面処理が施されていてよい。当該表面処理は、例えば、粘着剤層2との接着性を向上させる処理であってよく、具体的には、コロナ処理、プラズマ処理、フレーム処理、マット処理、プライマーによる化学処理等であってよい。
また、基材フィルム1は、粘着剤層2と反対側の面に表面処理が施されていてもよい。当該表面処理は、例えば、耐候性、防水性等の機能性を向上させる処理であってよく、装飾、着色等により外観を向上させる処理であってもよい。具体的には、例えば、親水性付与処理、撥水性付与処理、高硬度性(ハードコート)付与処理等が挙げられる。
粘着剤層2は、粘着剤から構成される層である。粘着剤層2を構成する粘着剤は、上述の圧縮応力が得られるように適宜選択された粘着剤であってよい。粘着剤層2は、1種の粘着剤から構成されていてよく、複数の粘着剤を含むものであってもよい。
粘着剤層2は発泡体であってよい。すなわち、粘着剤層2を構成する粘着剤は発泡粘着剤であってよい。このような粘着剤層2によれば、上述の圧縮応力と強固な接着力とが両立しやすくなる傾向がある。なお、粘着剤層2は必ずしも発泡体である必要はなく、中実体(非発泡体)であってもよい。
粘着剤層2の発泡率は、例えば、1体積%以上であってよく、好ましくは10体積%以上である。また、粘着剤層2の発泡率は、例えば50体積%以下であってよく、好ましくは40体積%以下である。このような発泡率を有する粘着剤層2によれば、上述の好適な各特性が得られやすくなる。
粘着剤層2を構成する粘着剤としては、アクリル系粘着剤が好ましい。このような粘着剤を含む粘着剤層2によれば、金属製の被着体に対する接着力及び耐候性に優れ、より長期間に亘って防錆効果を維持することが可能な防錆用粘着フィルム10が得られ易くなる。
アクリル系粘着剤は、アクリル系ポリマーを含有する粘着剤ということができる。アクリル系ポリマーは、例えば、(メタ)アクリル酸エステルを含有するモノマー成分の重合体であってよい。
(メタ)アクリル酸エステルとしては、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを好適に用いることができる。(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸s−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸イソペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸ヘプチル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸ウンデシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸トリデシル、(メタ)アクリル酸テトラデシル、(メタ)アクリル酸ペンタデシル、(メタ)アクリル酸ヘキサデシル、(メタ)アクリル酸ヘプタデシル、(メタ)アクリル酸オクタデシル、(メタ)アクリル酸ノナデシル、(メタ)アクリル酸エイコシル等の(メタ)アクリル酸C〜C20アルキルエステルが挙げられる。(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、(メタ)アクリル酸C〜C14アルキルエステルが好ましく、(メタ)アクリル酸C〜C10アルキルエステルがより好ましい。
また、(メタ)アクリル酸アルキルエステル以外の(メタ)アクリル酸エステルとしては、例えば、シクロペンチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボロニル(メタ)アクリレート等の脂環式炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステル等が挙げられる。
モノマー成分中の(メタ)アクリル酸エステルの含有割合は、モノマー成分全量に対して60質量%以上であることが好ましく、80質量%以上であることがより好ましい。
アクリル系ポリマーを構成するためのモノマー成分としては、極性基含有モノマー、多官能性モノマー等の各種モノマーを用いることもできる。これらのモノマーを用いることで、例えば、被着体への接着力の向上、粘着剤の凝集力の向上等を図ることができる。
極性基含有モノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イソクロトン酸等のカルボキシル基含有モノマー又はその無水物(無水マレイン酸等);(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチル等の(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルなどの水酸基含有モノマー;アクリルアミド、メタアクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド等のアミド基含有モノマー;(メタ)アクリル酸アミノエチル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸t−ブチルアミノエチル等のアミノ基含有モノマー;(メタ)アクリル酸グリシジル、(メタ)アクリル酸メチルグリシジル等のグリシジル基含有モノマー;アクリロニトリル、メタアクリロニトリル等のシアノ基含有モノマー;N−ビニル−2−ピロリドン、(メタ)アクリロイルモルホリン、N−ビニルピリジン、N−ビニルピペリドン、N−ビニルピリミジン、N−ビニルピペラジン、N−ビニルピロール、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾール等の複素環含有モノマーなどが挙げられる。極性基含有モノマーとしては、カルボキシル基含有モノマー又はその無水物が特に好適である。
モノマー成分中の極性基含有モノマーの含有割合は、モノマー成分全量に対して、例えば1質量%以上であってよく、好ましくは3質量%以上である。このような含有割合であると、アクリル系粘着剤の凝集力がより向上する傾向がある。
また、モノマー成分中の極性基含有モノマーの含有割合は、モノマー成分全量に対して30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましい。このような含有割合であると、アクリル系粘着剤の凝集力が適切に保たれ、高い粘着性が得られやすくなる。
多官能性モノマーとしては、例えば、ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、(ポリ)エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタントリ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、ビニル(メタ)アクリレート、ジビニルベンゼン、エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート、ジブチル(メタ)アクリレート、ヘキシジル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
モノマー成分中の多官能性モノマーの含有割合は、モノマー成分全量に対して0.01質量%以上が好ましく、0.02質量%以上がより好ましい。このような含有割合であると、アクリル系粘着剤の凝集力がより向上する傾向がある。
また、モノマー成分中の多官能性モノマーの含有割合は、モノマー成分全量に対して2質量%以下が好ましく、1質量%以下がより好ましい。このような含有割合であると、アクリル系粘着剤の凝集力が適切に保たれ、高い粘着性が得られやすくなる。
モノマー成分は、上記以外の他のモノマーを更に含有していてよい。他のモノマーとしては、例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエステル類;スチレンビニルトルエンなどの芳香族ビニル化合物;エチレン、ブタジエン、イソプレン、イソブチレンなどのオレフィン又はジエン類;ビニルアルキルエーテルなどのビニルエーテル類;塩化ビニル、(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチルなどの(メタ)アクリル酸アルコキシアルキル系モノマー;ビニルスルホン酸ナトリウムなどのスルホン酸基含有モノマー;2−ヒドロキシエチルアクリロイルフォスフェートなどのリン酸基含有モノマー;シクロヘキシルマレイミド、イソプロピルマレイミドなどのイミド基含有モノマー;2−メタクリロイルオキシエチルイソシアネートなどのイソシアネート基含有モノマー;フッ素原子含有(メタ)アクリレート、ケイ素原子含有(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
粘着剤層2は、粘着剤以外の他の成分を更に含有していてもよい。他の成分としては、例えば、粘着付与剤、可塑剤、充填剤、老化防止剤、着色剤、防錆剤、界面活性剤等が挙げられる。
粘着剤層2の厚さは、0.15mm以上であることが好ましい。このような防錆用粘着フィルム10は、被着体に対する接着力に一層優れる傾向がある。また、このような防錆用粘着フィルム10は、発錆部の凹凸に対する追従性に一層優れるため、発錆部の平滑化等の前処理を省略しても十分に防錆効果を得ることができる。
上記効果がより顕著に奏される観点から、粘着剤層2の厚さは0.2mm以上がより好ましく、0.3mm以上が更に好ましい。
粘着剤層2の厚さの上限は特に限定されない。取扱い性に優れる観点からは、粘着剤層2の厚さは、例えば5mm以下であってよく、4mm以下であることが好ましい。
防錆用粘着フィルム10は、被着体に貼付することで被着体に防錆効果を付与することができるフィルムである。
防錆用粘着フィルム10は、錆の発生が懸念される箇所に予め貼付することで、当該箇所での錆の発生を抑制することができる。また、防錆用粘着フィルム10は、発錆部を有する被着体に対して適用してもよい。
防錆用粘着フィルム10は、例えば、発錆部に直接貼付してよい。すなわち、好適な一形態に係る防錆方法は、発錆部を有する被着体の当該発錆部上に、防錆用粘着フィルム10を貼付する工程を備えるものであってよい。この方法では、防錆用粘着フィルム10によって発錆部への水分の侵入が阻害され、発錆部における錆の進行が抑制される。
また、防錆用粘着フィルム10は、発錆部の錆を除去してから被着体に貼付してもよい。すなわち、好適な他の一形態に係る防錆方法は、発錆部を有する被着体の当該発錆部から、錆を除去する錆除去工程と、錆が除去された発錆部上に、防錆用粘着フィルム10を貼付する貼付工程とを備えるものであってよい。この方法では、防錆用粘着フィルム10によって発錆部への水分の侵入が阻害され、発錆部における錆の再発生が抑制される。
なお、錆除去工程で錆を除去する方法は特に限定されず、公知の方法から適宜選択できる。例えば、錆除去方法としては、ケレン処理、研磨処理、ブラスト処理等が挙げられる。
また、錆除去工程で錆を除去された発錆部は、必要に応じて防錆塗料、プライマー等の前処理剤で処理してから、貼付工程に供されてもよい。
図3は、防錆方法の好適な一形態を説明するための図である。図3に示すように、被着体30が有する発錆部31上に、防錆用粘着フィルム10が貼付される。発錆部31は、錆を発生した箇所を示し、発錆部31の錆は残存していても除去されていてもよい。
このような防錆方法において、防錆用粘着フィルム10は、発錆部31の外縁から20mm以上の範囲を覆うように貼付されることが好ましい。このような防錆方法によれば、発錆部31に対する防錆効果がより顕著に奏される。
防錆用粘着フィルム10の貼付対象となる被着体は、錆が発生する可能性のある箇所、又は、錆が発生した発錆部を有するものであれば特に限定されない。被着体は、例えば、電気亜鉛めっき鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、ZAM(登録商標)鋼板、ガルバリウム鋼板(登録商標)、鉄筋、鉄板、冷間圧延鋼板、ステンレス鋼板等であってよい。被着体は塗装されていてもよい。
被着体は、例えば金属構造物、金属−コンクリート複合構造物等であってもよい。このような被着体の具体例としては、ソーラーパネル、架台、ガードレール、照明灯、標識、道路橋脚、歩道橋等が挙げられる。
なお、被着体がコンクリート−金属複合構造物である場合、防錆方法としては、例えば、コンクリート部分をハツリ処理等によって除去して金属部分を露出させ、当該金属部分に(必要に応じて錆の除去等を行ってから)防錆用粘着フィルム10を貼付する方法が挙げられる。
被着体への貼付前において、防錆用粘着フィルム10は、粘着剤層2上にライナー(保護フィルム)を設けた積層フィルムの形態で保管・運搬されていてよい。
図2は、積層フィルムの好適な一形態を示す断面図である。図2に示す積層フィルム20は、防錆用粘着フィルム10の粘着剤層2上にライナー3が配置された構成を有する。ライナー3は、粘着剤層2を保護する目的で設けられた層であり、被着体への貼付前に剥離される。
ライナー3は特に限定されず、例えば、粘着剤層2から容易に剥離可能な低極性樹脂フィルムであってよい。ライナー3の粘着剤層2と接する面は、粘着剤層2に対する剥離性を向上させるための離型処理が施されていてもよい。ライナー3としては、例えば、シリコーン処理、フッ素系ポリマー処理、ポリオレフィン処理等が施されたフィルム又は紙を好適に用いることができる。
積層フィルム20は、ライナー3を備えるため、粘着剤層2を他部材に接触させることなく巻き重ねることができる。積層フィルム20を巻き重ねた巻重体は、取扱い性に優れ、容易に保管及び運搬することができる。また、積層フィルム20は、ロール状に巻き重ねた場合でも、シワ、粘着剤層の厚みのばらつき等の問題が生じ難いため、巻重体として容易に保管及び運搬することができる。
巻重体は、例えば芯材と、芯材に巻き重ねられた積層フィルム20とを備えるものであってよい。芯材の形状は特に限定されず、例えば、円筒状又は円柱状であってよい。芯材の材質は特に限定されず、例えば、紙、樹脂(ABS、ポリスチレン、ポリエチレン)等が挙げられる。
芯材が円筒状又は円柱状であるとき、芯材の外径は、例えば1〜6インチであってよく、2〜4インチであってよい。このような外径とすることで、粘着剤層2の形状を維持しつつ、作業性及び運搬性に優れた巻重体が得られやすくなる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
94質量部の2−エチルヘキシルアクリレートと6質量部のアクリル酸との混合物に、光重合開始剤としてイルガキュアー651(商品名、チバ・スペシャリティ・ケミカル社製)0.05質量部を配合した後、粘度(BH粘度計No.5ローター、10rpm、測定温度30℃)が約15Pa・sになるまで紫外線を照射して、一部が重合した組成物(部分重合体)を作製した。この部分重合体に、0.1質量部の1,6−ヘキサンジオールジアクリレートと、2質量部の充填剤(商品名:R972、日本エアロジル社製)と、0.1質量部の光重合開始剤(商品名:イルガキュアー651、チバ・スペシャリティ・ケミカル社製)と、1質量部の界面活性剤(商品名:サーフロンS−393、セイケミカル社製)とを添加して、硬化性組成物を作製した。次に、特開2009−263542に記載されている加振型攪拌混合装置を使用し、この硬化性組成物に窒素ガスを分散させて、発泡した硬化性組成物を得た。この発泡した硬化性組成物を、シリコーン剥離剤で表面処理されたポリエチレンテレフタレート(PET)ライナー2枚で挟み、シート状にカレンダー成形した。更に、その2枚のPETライナーの内側に硬化性組成物を保持したまま、照射強度0.3mW/cmの紫外線をシートの両面にそれぞれ3分間照射し、続いて照射強度6.0mW/cmの紫外線を3分間照射することによって硬化性組成物を硬化した。硬化物の厚さは0.7mm、発泡率は20体積%であった。この後、一方のPETライナーを剥離し、アイオノマーフィルム(ハイミラン1652UV(商品名、三井・デュポン ポリケミカル社製)をシート成形したもの、厚さ0.1mm)をラミネートすることにより、防錆用粘着フィルムを作製した。得られた防錆用粘着フィルムは、以下の方法で評価した。
<防錆用粘着フィルムの評価>
(1)破断強度及び破断伸び
JIS Z 0237(2009年)に準拠し、引張速度300mm/分で破断強度及び破断伸びを測定した。
(2)耐候性試験後の破断強度及び破断伸び
JIS B 7753(2007年)に準拠したサンシャインウェザーメーター(スガ試験機)を用い、500時間の耐候性試験を行った。耐候性試験後の粘着フィルムについて、上記の方法で破断強度及び破断伸びを測定した。
(3)接着力
両面テープ(スリーエム社製、商品名:Y−4914)を用いて、防錆用粘着フィルムをアルミニウム箔で裏打ちした。次いで、ステンレス鋼板(日本タクト社製、商品名SUS304(BA))に5kg荷重のローラーで貼り付け、20分間放置してサンプルを作製した。次いで、作製したサンプルを用い、JIS Z 1541(2009年)に準拠して、引張速度300mm/分でステンレス鋼板から防錆用粘着フィルムを剥離することで、接着力を求めた。サンプル作製時及び接着力測定時の温度を23℃にした場合の接着力を接着力(23℃)として求めた。また、サンプル作製時及び接着力測定時の温度を5℃にした場合の接着力を接着力(5℃)として求めた。
(3’)モルタル接着力(5℃)
両面テープ(スリーエム社製、商品名:Y−4914)を用いて、防錆用粘着フィルムをアルミニウム箔で裏打ちした。次いで、5℃の環境下で、モルタル板(日本タクト社製)に2kg荷重のローラーで貼り付け、1分間放置してサンプルを作製した。次いで、作製したサンプルを用い、5℃の環境下で、JIS Z 1541(2009年)に準拠して、引張速度300mm/分でモルタル板から防錆用粘着フィルムを剥離することで、接着力を求めた。
(4)圧縮応力
精密万能試験機(島津製作所AGS−X)(装置名)を用い、防錆用粘着フィルムを厚さ方向に10mm/分の圧縮速度で圧縮し、圧縮に伴う応力を測定した。粘着剤層2が厚さ方向に25%圧縮(初期の厚さの75%まで圧縮)されたときの応力を、圧縮応力として求めた。
(5)保持力
防錆用粘着フィルムを50mm×25mmに切り出してサンプルを作製した。ステンレス鋼板に接着面積が25mm×25mmとなるようにサンプルを貼付し、2kgロールで圧着し、80℃で10分間放置した。その後、サンプルの未接着部分に200gの重りを取り付けて、サンプルの接着部分に対して重りが垂直に垂れ下がるようにステンレス鋼板を固定し、重りが落下するまでの時間を測定した。60分未満で重りが落下した場合をB、60分以上重りが落下しなかった場合をAとして評価した。
(6)ロール安定性
防錆用粘着フィルムの粘着剤層側に、ライナーとしてシリコーン処理した上質紙(坪量80g/m、厚さ0.13mm)を配置して積層フィルムを作製した。次いで、作製した積層フィルムを、外径3インチの芯材にフィルム基材が外側になるようにロール状に巻き重ねて巻重体を作製した。得られた巻重体において、ギア状変形、巻き巣などの不具合が認められなかった場合をAA、不具合が僅かであった場合をA、不具合が著しく生じていた場合をBとして評価した。
(7)追従性
幅50mmの防錆用粘着フィルムを、外径165mmの円筒の底面側の縁に巻き付けて、外観を評価した。しわ及びめくれがなく貼れた場合をA、しわ及びめくれが生じた場合をBとして評価した。
(8)透湿度
JIS Z 0208(1976年)に準拠して、防錆用粘着フィルムの透湿度を測定した。
(1)〜(8)の結果を表1に示す。
(実施例2)
91質量部の2−エチルヘキシルアクリレートと9質量部のアクリル酸との混合物に、光重合開始剤としてイルガキュアー651(商品名、チバ・スペシャリティ・ケミカル社製)0.05質量部を配合した後、粘度(BH粘度計No.5ローター、10rpm、測定温度30℃)が約15Pa・sになるまで紫外線を照射して、一部が重合した組成物(部分重合体)を作製した。この部分重合体に、0.1質量部の1,6−ヘキサンジオールジアクリレートと、2質量部の第一の充填剤(商品名:R972、日本エアロジル社製)と、6質量部の第二の充填剤(商品名:セルスターZ−27、東海興業株式会社製)と、0.1質量部の光重合開始剤(商品名:イルガキュアー651、チバ・スペシャリティ・ケミカル社製)と、1質量部の界面活性剤(商品名:サーフロンS−393、セイケミカル社製)とを添加して、硬化性組成物を作製した。次に特開2009−263542に記載されている加振型攪拌混合装置を使用し、この硬化性組成物に窒素ガスを分散させて、発泡した硬化性組成物を得た。この発泡した硬化性組成物を、シリコーン剥離剤で表面処理されたポリエチレンテレフタレート(PET)ライナー2枚で挟み、シート状にカレンダー成形した。更に、その2枚のPETライナーの内側に硬化性組成物を保持したまま、照射強度0.3mW/cmの紫外線をシートの両面にそれぞれ3分間照射し、続いて照射強度6.0mW/cmの紫外線を3分間照射することによって硬化性組成物を硬化した。硬化物の厚さは0.4mm、発泡率は20体積%であった。この後、一方のPETライナーを剥離し、アイオノマーフィルム(ハイミラン1652UV(商品名、三井・デュポン ポリケミカル社製)をシート成形したもの、厚さ0.1mm)をラミネートすることにより防錆用粘着フィルムを作製した。得られた防錆用粘着フィルムは、実施例1と同じ方法で評価した。結果を表1煮染め須。
(実施例3)
アイオノマーフィルムをポリオレフィンフィルム(商品名:テキナシ5、シーアイ化成社製、厚さ0.15mm)に変更したこと以外は実施例1と同様にして、防錆用粘着フィルムを作製した。得られた防錆用粘着フィルムについて、実施例1と同じ方法で評価した。結果を表1に示す。
(比較例1)
上述の特許文献1の実施例1に従って、厚さ0.05mmのポリエステルフィルムと厚さ0.025mmのアルミニウム箔を貼り合わせた基材の一方の面に、ブチルゴムをベースとする厚さ0.5mmの粘着剤層を設けることで、粘着フィルムを作製した。得られた粘着フィルムについて、実施例1と同じ方法で評価した。結果を表1に示す。
(比較例2)
87質量部の2−エチルヘキシルアクリレートと13質量部のアクリル酸との混合物に、光重合開始剤としてイルガキュアー651(商品名、チバ・スペシャリティ・ケミカル社製)0.05質量部を配合した後、粘度(BH粘度計No.5ローター、10rpm、測定温度30℃)が約15Pa・sになるまで紫外線を照射して、一部が重合した組成物(部分重合体)を作製した。この部分重合体に、0.1質量部の1,6−ヘキサンジオールジアクリレートと、0.1質量部の光重合開始剤(商品名:イルガキュアー651、チバ・スペシャリティ・ケミカル社製)とを添加して硬化性組成物を作製した。この硬化性組成物を、シリコーン剥離剤で表面処理されたポリエチレンテレフタレート(PET)ライナー2枚で挟み、シート状にカレンダー成形した。さらにその2枚のPETライナーの内側に硬化性組成物を保持したまま、照射強度0.3mW/cmの紫外線をシートの両面にそれぞれ3分間照射し、続いて照射強度6.0mW/cmの紫外線を3分間照射することによって硬化性組成物を硬化した。硬化物の厚さは0.5mmであった。この後、一方のPETライナーを剥離し、アイオノマーフィルム(ハイミラン1652UV(商品名、三井・デュポン ポリケミカル社製)をシート成形したもの、厚さ0.1mm)をラミネートすることにより、粘着フィルムを作製した。得られた粘着フィルムについて、実施例1と同じ方法で評価した。結果を表1に示す。
Figure 2019119805
実施例1〜3の防錆用粘着フィルムは、追従性及び取扱い性に優れており、短い作業時間で簡便に防錆処理を実施できることが確認された。一方、比較例1の粘着フィルムは、追従性が十分ではなく、接着力、保持力、ロール安定性にも劣っていた。また、比較例2の粘着フィルムは、凹凸のあるモルタル板に対する低温での接着力が低いことから明らかなように、圧縮応力が高すぎて凹凸に対する追従性に劣り、十分な防錆効果が得られ難かった。
<防錆性確認試験>
溶融亜鉛めっき鋼板に、実施例1〜3の防錆用粘着フィルムを貼付し、塩水噴霧複合サイクル試験を行った。具体的には、5%塩化ナトリウム水溶液を50℃で4時間噴霧し、70℃で5時間乾燥し、50℃、85〜95RH%の条件で12時間静置し、70℃で2時間乾燥し、20〜30℃で1時間自然乾燥させるという24時間サイクルを、1000サイクル実施した。その結果、防錆用粘着フィルムが貼付されていない部分には赤錆が発生したが、防錆用粘着テープを貼付した部分は、フィルムを剥離して確認したところ、錆の発生は見られなかった。
1…基材フィルム、2…粘着剤層、3…ライナー、10…防錆用粘着フィルム、20…積層フィルム、30…被着体、31…発錆部。

Claims (11)

  1. 基材フィルムと、
    前記基材フィルムの一方面上に設けられた粘着剤層と、
    を備え、
    前記粘着剤層を厚さ方向に25%圧縮したときの圧縮応力が5〜50N/cmであり、
    破断伸びが100%以上である、防錆用粘着フィルム。
  2. 100%引張応力が3〜35N/cmである、請求項1に記載の防錆用粘着フィルム。
  3. 前記粘着剤層がアクリル系粘着剤を含む、請求項1又は2に記載の防錆用粘着フィルム。
  4. 前記粘着剤層の厚さが0.15mm以上である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の防錆用粘着フィルム。
  5. 前記粘着剤層は、ステンレス鋼板に対する23℃における接着力が5N/cm以上である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の防錆用粘着フィルム。
  6. 前記粘着剤層は、モルタル板に対する5℃における接着力が8N/cm以上である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の防錆用粘着フィルム。
  7. 発錆部を有する被着体の前記発錆部上に請求項1〜6のいずれか一項に記載の防錆用粘着フィルムを貼付する工程を備える、防錆方法。
  8. 発錆部を有する被着体の前記発錆部から錆を除去する工程と、
    錆が除去された前記発錆部上に請求項1〜6のいずれか一項に記載の防錆用粘着フィルムを貼付する工程と、を備える、防錆方法。
  9. 前記発錆部の外縁から20mm以上の範囲を覆うように前記防錆用粘着フィルムを貼付する、請求項7又は8に記載の防錆方法。
  10. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の防錆用粘着フィルムと、
    前記防錆用粘着フィルムの前記粘着剤層上に設けられたライナーと、
    を備える、積層フィルム。
  11. 芯材と、
    前記芯材に巻き重ねられた請求項10に記載の積層フィルムと、
    を備える、巻重体。
JP2018000659A 2018-01-05 2018-01-05 防錆用粘着フィルム、防錆方法、積層フィルム及び巻重体 Pending JP2019119805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000659A JP2019119805A (ja) 2018-01-05 2018-01-05 防錆用粘着フィルム、防錆方法、積層フィルム及び巻重体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000659A JP2019119805A (ja) 2018-01-05 2018-01-05 防錆用粘着フィルム、防錆方法、積層フィルム及び巻重体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019119805A true JP2019119805A (ja) 2019-07-22

Family

ID=67307735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018000659A Pending JP2019119805A (ja) 2018-01-05 2018-01-05 防錆用粘着フィルム、防錆方法、積層フィルム及び巻重体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019119805A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020059831A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 積水化学工業株式会社 防食用粘着剤、防食用粘着剤層及び防食用粘着テープ
JP2021187017A (ja) * 2020-05-27 2021-12-13 大日本塗料株式会社 構造物表面の保護工法
JP2022136763A (ja) * 2021-03-08 2022-09-21 積水化学工業株式会社 防食用粘着テープ
WO2022210603A1 (ja) * 2021-03-29 2022-10-06 積水化学工業株式会社 鋼材防錆用粘着シート、鋼構造体、鋼材防錆方法、及び鋼材溶接方法
JP2023046642A (ja) * 2021-09-24 2023-04-05 大日本印刷株式会社 粘着シート及びその製造方法並びに密着力の測定方法
JP2023160127A (ja) * 2022-04-21 2023-11-02 株式会社Ihiインフラシステム 樹脂被覆部材
JP2023160128A (ja) * 2022-04-21 2023-11-02 株式会社Ihiインフラシステム 樹脂被覆部材
JP2024008927A (ja) * 2022-07-08 2024-01-19 積水化学工業株式会社 粘着テープ、粘着テープの使用方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020059831A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 積水化学工業株式会社 防食用粘着剤、防食用粘着剤層及び防食用粘着テープ
JP7358041B2 (ja) 2018-10-12 2023-10-10 積水化学工業株式会社 防食用粘着剤、防食用粘着剤層及び防食用粘着テープ
JP2021187017A (ja) * 2020-05-27 2021-12-13 大日本塗料株式会社 構造物表面の保護工法
JP2022136763A (ja) * 2021-03-08 2022-09-21 積水化学工業株式会社 防食用粘着テープ
JP7797114B2 (ja) 2021-03-08 2026-01-13 積水化学工業株式会社 防食用粘着テープ
WO2022210603A1 (ja) * 2021-03-29 2022-10-06 積水化学工業株式会社 鋼材防錆用粘着シート、鋼構造体、鋼材防錆方法、及び鋼材溶接方法
JP2023046642A (ja) * 2021-09-24 2023-04-05 大日本印刷株式会社 粘着シート及びその製造方法並びに密着力の測定方法
JP7800038B2 (ja) 2021-09-24 2026-01-16 大日本印刷株式会社 粘着シート及びその製造方法並びに密着力の測定方法
JP2023160127A (ja) * 2022-04-21 2023-11-02 株式会社Ihiインフラシステム 樹脂被覆部材
JP2023160128A (ja) * 2022-04-21 2023-11-02 株式会社Ihiインフラシステム 樹脂被覆部材
JP2024008927A (ja) * 2022-07-08 2024-01-19 積水化学工業株式会社 粘着テープ、粘着テープの使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019119805A (ja) 防錆用粘着フィルム、防錆方法、積層フィルム及び巻重体
JP7271169B2 (ja) 粘着シート
JP5190384B2 (ja) 粘着シート
EP2977419B1 (en) Stretchable pressure-sensitive adhesive sheet
JP6976063B2 (ja) 積層シート
KR20110010068A (ko) 점착 테이프
JP2016108534A (ja) 粘着シート
JPH09104850A (ja) 自動車塗膜保護用シート
TW201309776A (zh) 黏著片材
KR102306303B1 (ko) 점착 테이프
JP5950669B2 (ja) 粘着シート及び粘着剤組成物
JP2011068718A (ja) 両面接着性粘着シート
JP2017160417A (ja) 粘着シート
JP2019064260A (ja) コンクリート構造体用又は錆部を有する構造体用の追従性積層シート及びそれらの施工方法
US20170335145A1 (en) Double-sided pressure-sensitive adhesive tape
JP2016102195A (ja) 粘着シート
JP2011042777A (ja) 粘着テープ
WO2016047436A1 (ja) 粘着シート
US20190359861A1 (en) Film backings for stretch release mounting
JP6738284B2 (ja) マスキングテープ
CN103154170A (zh) 涂膜保护用再剥离型粘合片材
JP2019099635A (ja) 粘着シート
JPH10251609A (ja) 粘着剤組成物、および再剥離性粘着テープまたはシート
JP2011042776A (ja) 粘着テープ
JP5063128B2 (ja) 配線類固定用感圧性接着テープ又はシート類