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JP2019114838A - 車載用スピーカシステム及びオーディオシステム - Google Patents

車載用スピーカシステム及びオーディオシステム Download PDF

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JP2019114838A JP2017244718A JP2017244718A JP2019114838A JP 2019114838 A JP2019114838 A JP 2019114838A JP 2017244718 A JP2017244718 A JP 2017244718A JP 2017244718 A JP2017244718 A JP 2017244718A JP 2019114838 A JP2019114838 A JP 2019114838A
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Akira Tanabe
景 田辺
政実 安齋
Masami Anzai
政実 安齋
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Abstract

【課題】リアスピーカの低音域の出力特性を向上した「車載用スピーカシステム及びオーディオシステム」を提供する。【解決手段】オーディオ装置1からオーディオ信号がボイスコイル205に印加されると、磁気回路220から発生する磁束と、ボイスコイル205を流れるオーディオ信号との電磁作用によって、オーディオ信号の振幅に応じて、ボイスコイルボビン204が連結されている振動板208と共に振動し、オーディオ信号に応じた音が発生する。フロントスピーカ2(a1)と、リアスピーカ3(b1)とは、ほぼ同様の構成を備えているが、リアスピーカ3(b2)のボイスコイル205の巻数と巻幅ChRは、フロントスピーカ2(a2)のボイスコイル205の巻数と巻幅Chfの2倍とする。【選択図】図3

Description

本発明は、自動車に搭載される車載用スピーカシステムに関するものである。
自動車に搭載される車載用スピーカシステムとしては、自動車の前席の前方の左サイドに設けられた左チャネル用フロントスピーカ21と、自動車の前席の前方の右サイドに設けられた右チャネル用フロントスピーカと、自動車の前席の後方の左サイドに設けられた左チャネル用リアスピーカと、自動車の前席の後方の右サイドに設けられた右チャネル用リアスピーカとの4つのスピーカを備えた車載用スピーカシステムが知られている。
また、このような車載用スピーカシステムにおいて、オーディオ装置から出力される左チャネルのオーディオ信号を、左チャネル用フロントスピーカ21に対しては直接出力し、左チャネル用リアスピーカに対してはローパスフィルタを介して出力し、オーディオ装置から出力される右チャネルのオーディオ信号を、右チャネル用フロントスピーカに対しては直接出力し、右チャネル用リアスピーカに対してはローパスフィルタを介して出力することにより、左チャネル用フロントスピーカと右チャネル用フロントスピーカの低音域の再生音量の不足を、左チャネル用リアスピーカと右チャネル用リアスピーカを用いて補う技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
また、このような車載用スピーカシステムにおいて、スピーカの前面に、低音域の量感を増加する音響効果を与えるダクト形状のアダプタを装着する技術も知られている(たとえば、特許文献2)。
特開2007-243430号公報 特開2005-311908号公報
上述した、左チャネル用リアスピーカと右チャネル用リアスピーカにローパスフィルタを介してオーディオ信号を出力する技術によれば、自動車のパネルに設けられた、比較的狭いスピーカ取り付け用の空間内にローパスフィルタを設置する煩雑な作業が必要となる。
また、ローパスフィルタを用いても、高音域がカットされるのみであり、左チャネル用リアスピーカと右チャネル用リアスピーカの低音域の出力特性自体が向上するものではないため、低音域の量感を増加する効果も限定的である。
また、上述したアダプタをスピーカの前面に装着する技術によれば、自動車のパネルに設けられた一般的なスピーカ取り付け用の構造を用いて、アダプタを装着したスピーカを取り付けることはできず、特殊なパネルの構造が自動車側に必要となる。
そこで、本発明は、フロントスピーカとリアスピーカとを備えた車載用スピーカシステムにおいて、煩雑な作業や自動車側の特別な構造を必要とすることなく、リアスピーカの低音域の出力特性を向上することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、自動車の車室の左右のパネルにそれぞれ配置されるフロントスピーカと、前記フロントスピーカより後方の位置において自動車の車室の左右のパネルにそれぞれ配置されるリアスピーカとを備えた車載用システムを提供する。ここで、前記フロントスピーカとリアスピーカとは、振動板と、磁束を発生する磁気回路と、前記振動板が連結された、前記磁気回路に対して移動可能に設けられたボイスコイルボビンと、前記ボイスコイルボビンの外周に巻き回された形態で、前記磁気回路が発生した磁束が通過する位置に配置された、オーディオ信号が印加されるボイスコイルとをそれぞれ備えており、前記リアスピーカのボイスコイルの巻き幅は、前記フロントスピーカのボイスコイルの巻き幅よりも大きい。
このような車載用スピーカシステムによれば、リアスピーカのボイスコイルの巻き幅を、フロントスピーカより大きくすることにより、低音域の出力時にボイスコイルボビンの変位に伴ってボイスコイルと磁気回路との距離が離れて振動板の駆動力が低化してしまうことが抑制されるので、フロントスピーカとリアスピーカのサイズ等のその他の諸元を同様としたまま、リアスピーカの出力する低音域の音圧を、フロントスピーカよりも大きくすることができる。また、ボイスコイルボビン、ボイスコイルボビン、振動板等のオーディオ信号に応じて振動する振動系の重量が大きくなるので、低音域の出力時に振動系の振動の継続時間が長くなって低音域の余韻が増し、リアスピーカの出力の低音域の量感を向上することができる。
また、フロントスピーカとリアスピーカを同様のサイズとすることができると共に、ローパスフィルタなどの他の部材を必要とすることもないので、リアスピーカを、フロントスピーカと同様に、自動車のパネルに設けられた一般的なスピーカ取り付け用の構造に対して、フロントスピーカと同様の手順で設置することができる。
ここで、このような車載用スピーカシステムは、前記リアスピーカの前記ボイスコイルの巻き数を、前記フロントスピーカの前記ボイスコイルの巻き数よりも多くするようにしてもよい。
また、以上の車載用スピーカシステムにおいて、前記リアスピーカの前記ボイスコイルの電線の径を、前記フロントスピーカの前記ボイスコイルの線の径よりも大きくするようにしてもよい。
このようにすることにより、リアスピーカのボイスコイルの巻き幅の増加に伴う電気抵抗の増加を抑制して、電気抵抗の増加による出力音の音圧の低下を抑制することができると共に、ボイスコイルボビン、ボイスコイルボビン、振動板等のオーディオ信号に応じて振動する振動系の重量をより大きくして、リアスピーカの出力の低音域の量感をより向上することができる。
また、以上の車載用スピーカシステムは、前記フロントスピーカの前記ボイスコイルを単一のコイルより形成し、前記リアスピーカの前記ボイスコイルを複数の並列接続したコイルを前記ボイスコイルボビンの外周に積層して巻き回して形成するようにしてもよい。
このようにすることにより、リアスピーカのボイスコイルの巻き幅の増加に伴う電気抵抗の増加を抑制して、電気抵抗の増加による出力音の音圧の低下を抑制することができると共に、ボイスコイルボビン、ボイスコイルボビン、振動板等のオーディオ信号に応じて振動する振動系の重量をより大きくして、リアスピーカの出力の低音域の量感をより向上することができる。
また、以上の車載用スピーカシステムは、前記フロントスピーカの前記ボイスコイルボビンが当該フロントスピーカの前後方向に前記磁気回路に対して移動可能に設けられているものであり、前記フロントスピーカの前記ボイスコイルボビンが当該フロントスピーカの前後方向に前記磁気回路に対して移動可能に設けられているものである場合には、前記リアスピーカの前記振動板の前後方向のサイズを前記フロントスピーカの前記振動板の前後方向のサイズよりも小さくし、前記リアスピーカの前記ボイスコイルボビンの前後方向の移動可能範囲を、前記フロントスピーカの前記ボイスコイルボビンの前後方向の移動可能範囲よりも大きくするようにしてもよい。
このようにすることにより、全体のサイズをおおよそ変更することなく、低音域の駆動力の増加に伴う、ボイスコイルボビンが振動する範囲(ストローク)の増大に対応することができる。
また、以上の車載用スピーカシステムは、前記リアスピーカの前記振動板を、前記フロントスピーカの前記振動板よりも、重量及び剛性が大きいものとしてもよい。
このようにすることにより、リアスピーカの出力の低音域の音質を向上することができると共に、振動系の重量をより大きくして、リアスピーカの出力の低音域の量感をより向上することができる。
また、以上の車載用スピーカシステムは、前記フロントスピーカと前記リアスピーカが、前記振動板と、磁気回路と、ボイスコイルボビンと、ボイスコイルとの全体を支持するフレームを有し、前記フロントスピーカと前記リアスピーカの前記フレームが、前記自動車のパネルに対して固定される取付部を有するものである場合、前記リアスピーカの、前記フレームの前記取付部の後面から当該リアスピーカの後端までの前後方向のサイズは、前記フロントスピーカの前記フレームの前記取付部の後面から当該フロントスピーカの後端までの前後方向のサイズの120%以内のサイズとすることが好ましい。
また、前記リアスピーカの左右方向のサイズは、前記フロントスピーカの左右方向のサイズの120%以内のサイズであることが好ましい。
このように、自動車の左右のパネル内に設置可能なサイズを備えたフロントスピーカに対して、リアスピーカのサイズを限定することにより、フロントスピーカとリアスピーカの双方を自動車の左右のパネル内に支障なく設置可能としつつ、リアスピーカのサイズ設定の融通性を確保することができる。
また、本発明は、併せて、以上の車載用スピーカシステムと、左のパネルに配置される前記フロントスピーカに当該フロントスピーカの前記ボイスコイルに印加するオーディオ信号としてフロント左チャネル用オーディオ信号を出力し、右のパネルに配置される前記フロントスピーカに当該フロントスピーカの前記ボイスコイルに印加するオーディオ信号としてフロント右チャネル用オーディオ信号を出力し、左のパネルに配置される前記リアスピーカに当該リアスピーカの前記ボイスコイルに印加するオーディオ信号としてリア左チャネル用オーディオ信号を出力し、右のパネルに配置される前記リアスピーカに当該リアスピーカの前記ボイスコイルに印加するオーディオ信号としてリア右チャネル用オーディオ信号を出力するオーディオ装置とを備えたオーディオシステムを提供する。ここで、前記フロント左チャネル用オーディオ信号と前記リア左チャネル用オーディオ信号の周波数特性は等しく、前記フロント右チャネル用オーディオ信号と前記リア右チャネル用オーディオ信号の周波数特性は等しい。
このようなオーディオシステムによれば、フロントスピーカとリアスピーカに周波数特性が等しいオーディオ信号を出力するオーディオ装置のみを用いて、サブウーファ用のアンプ装置などの特段の装置を用いることなく、量感豊かな低音再生を実現することができる。
以上のように、本発明によれば、フロントスピーカとリアスピーカとを備えた車載用スピーカシステムにおいて、煩雑な作業や自動車側の特別な構造を必要とすることなく、リアスピーカの低音域の出力特性を向上することができる。
本発明の実施形態に係るオーディオシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るフロントスピーカとリアスピーカの配置を示す図である。 本発明の実施形態に係るフロントスピーカとリアスピーカの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るフロントスピーカとリアスピーカの周波数特性を示す図である。 本発明の実施形態に係るリアスピーカの他の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係るリアスピーカの他の構成例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るオーディオシステムの構成を示す。
本実施形態に係るオーディオシステムは自動車に搭載されるシステムであり、自動車のダッシュボード内などインストラメントパネルの内部等に配置され、左のチャネルのオーディ信号Lと右チャネルのオーディ信号Rを2系統出力するオーディオ装置1を備えている。また、フロントスピーカ2として、左チャネル用フロントスピーカ21と右チャネル用フロントスピーカ22とを備えており、リアスピーカ3として、左チャネル用リアスピーカ31と右チャネル用リアスピーカ32とを備えている。
オーディオ装置1は、左チャネル用フロントスピーカ21と左チャネル用リアスピーカ31に左チャネルのオーディオ信号Lを出力し、右チャネル用フロントスピーカ22と右チャネル用リアスピーカ32に左チャネルのオーディオ信号Rを出力する。
ここで、オーディオ装置1が、左チャネル用フロントスピーカ21と左チャネル用リアスピーカ31に出力する左チャネルのオーディオ信号Lは周波数特性が等しい同じオーディオ信号であり、オーディオ装置1が、右チャネル用フロントスピーカ22と右チャネル用リアスピーカ32に出力する右チャネルのオーディオ信号Rは周波数特性が等しい同じオーディオ信号である。
なお、これとは別にモノラル信号を出力するチャンネルが1つまたは2つ設けられていることもあり、そのような場合には、1つのチャンネルを分岐して2つのリアスピーカをそれぞれ接続するか、2つのチャンネルに2つのリアスピーカをそれぞれ接続してもよい。
次に、図2a、bに示すように、左チャネル用フロントスピーカ21は、自動車の左フロントドアパネル内などの、自動車の前席のシートバックより前方の車室の左サイドの位置に設置され、右チャネル用フロントスピーカ22は、自動車の右フロントドアパネル内などの、自動車の前席のシートバックより前方の車室の右サイドの位置に設置される。
また、左チャネル用リアスピーカ31は、自動車の左リアドアパネルや、左リアドアパネルの後方のパネル内などの、自動車の前席のシートバックより後方の車室の左サイドの位置に設置され、右チャネル用リアスピーカ32は、自動車の右リアドアパネルや右リアドアパネルの後方のパネル内などの、自動車の前席のシートバックより後方の車室の右サイドの位置に設置される。なお、フロントスピーカと同径のリアスピーカをリアドアパネル等に装着することが想定されているので、リアドアパネル等に形成されたリアスピーカ用の取付孔の直径は、フロントドアパネル等に形成された取付孔の直径と同等のサイズとなっている。
次に、図3に、各スピーカの構成を示す。
図3a1は、フロントスピーカ2(左チャネル用フロントスピーカ21と右チャネル用フロントスピーカ22)の断面を示し、図3b1はリアスピーカ3(左チャネル用リアスピーカ31と右チャネル用リアスピーカ32)の断面を示している。
図3a1に示すように、フロントスピーカ2は、ヨーク201、磁石202、トッププレート203、ボイスコイルボビン204、ボイスコイル205、フレーム206、ダンパ207、振動板208、エッジ209、ダストキャップ210を有する。
今、図3a1における上方をフロントスピーカ2の前方、下方をフロントスピーカ2の後方として、ヨーク201は、中央部に前方に突出した凸部2011を有し、当該凸部2011の外周の周りに環状の磁石202が設けられている。また、磁石202の上には、鉄等によって形成された環状のトッププレート203が設けられている。そして、これらヨーク201、磁石202、トッププレート203によって磁気回路220が形成される。
次に、ボイスコイルボビン204は中空の円筒形状を有し、オーディオ装置1からオーディオ信号が印加されるボイスコイル205が外周に巻かれている。また、ボイスコイルボビン204の上端は、ダストキャップ210で封止されている。そして、ヨーク201の凸部2011は、ボイスコイルボビン204の中空に後方より挿入され、ボイスコイルボビン204の前後方向の移動をガイドする。また、ボイスコイル205はヨーク201の凸部2011とトッププレート203との間の、磁気回路220によってトッププレート203の内周端間に発生する磁束が通過する位置に配置されている。
次に、フレーム206は、コーン形状の内周側端と外周側端にフランジを設けた形状を有し、その内周側端のフランジがトッププレート203の上面に固定されている。また、フレーム206の外周側端のフランジは環状のバッフルボード4を間に挟んだ形態で、自動車のパネルに設けられたスピーカ取り付け用の開口の周縁5に、パネル内にフロントスピーカ2のフレーム206の外周側端のフランジより下方の部分のおおよそが収まる形態で固定される。
そして、ダンパ207は、環状形状を有し、内周端がボイスコイルボビン204に固定され、外周端がフレーム206に固定されている。
また、振動板208は、コーン形状を有し、その外周側端部がエッジ209でフレーム206の前端部に連結されている。また、振動板208の内周側端部は、ボイスコイルボビン204の前端部に固定されている。
このようなスピーカの構成において、オーディオ装置1からオーディオ信号がボイスコイル205に印加されると、磁気回路220から発生する磁束と、ボイスコイル205を流れるオーディオ信号との電磁作用によって、オーディオ信号の振幅に応じて、ボイスコイルボビン204が前後に振動する。そして、ボイスコイルボビン204が振動すると、ボイスコイルボビン204に連結されている振動板208が振動し、オーディオ信号に応じた音が発生する。
次に、図3b1に示すように、リアスピーカ3は、図3a1に示したフロントスピーカ2と同様の構成を備えているが、フロントスピーカ2とはボイスコイル205の巻数と巻幅が異なっている。
すなわち、図3a2にフロントスピーカ2のボイスコイル205の周辺部を拡大して示し、図3b2にリアスピーカ3のボイスコイル205の周辺部を拡大して示すように、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻数はフロントスピーカ2のボイスコイル205の巻数の2倍であり、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻幅ChRはフロントスピーカ2のボイスコイル205の巻幅Chfの2倍である。
なお、図3a2、図3b2は、フロントスピーカ2とリアスピーカ3とのボイスコイル205の相違を模式的に示すものであり、実際のボイスコイル205の巻き数やボイスコイル205の電線の径は、図示したものとは異なっている。
このように、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻き数と巻き幅を、フロントスピーカ2の2倍とすることにより、振動の周期の長い音域である低音域の出力時にボイスコイルボビン204の変位に伴ってボイスコイル205とトッププレート203との距離が離れて、振動板208の駆動力が低化してしまうことが抑制されるので、フロントスピーカ2とリアスピーカ3のサイズ等のその他の諸元を同様としたまま、低音域の駆動力を増加し、リアスピーカ3の出力する低音域の音圧を、フロントスピーカ2よりも大きくすることができる。また、ボイスコイルボビン204、ボイスコイル205、振動板208等のオーディオ信号に応じて振動する振動系の重量が大きくなるので、低音域の出力時に振動系の振動の継続時間が長くなって低音域の余韻が増し、リアスピーカ3の出力の低音域の量感を向上することができる。
また、フロントスピーカ2とリアスピーカ3を同様のサイズとすることができると共に、ローパスフィルタなどの他の部材を必要とすることもないので、リアスピーカ3を、フロントスピーカ2と同様に、自動車のパネル5に設けられた一般的なスピーカ取り付け用の構造に対して、フロントスピーカ2と同様の手順で設置することができる。
ここで、図4に、他の条件をほぼ同じくして、以上のようにリアスピーカ3のボイスコイル205の巻き数と巻き幅をフロントスピーカ2の2倍としたときの、フロントスピーカ2とリアスピーカ3の低音域の周波数特性の例を示す。
図示するように、おおよそ、リアスピーカ3の80Hz以下の低音域の出力音圧は、フロントスピーカ2の低音域の出力音圧より大きくなっており、本実施形態によれば、リアスピーカ3の低音域の出力特性を向上できることが分かる。
ここで、80Hz以下の音は、人間の耳にとって無指向性に方向感なく聞こえるので、このようにリアスピーカ3のみ低音域の出力特性を向上することにより、前席のユーザに対して、フロントスピーカ2の出力音による音像の定位をおおよそ崩すことなく、より音圧の大きい低音域の音を出力することができるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
また、以上の実施形態では、フロントスピーカ2とリアスピーカ3とが、ボイスコイル205の巻き数と巻き幅以外同一であるものとして説明したが、フロントスピーカ2とリアスピーカ3とは、ボイスコイル205の巻き数と巻き幅以外の要素が異るものを用いるようにしてもよい。
ただし、フロントスピーカ2とリアスピーカ3の双方が、そのフレーム206の外周側端のフランジの後面より下方の部分が自動車のパネル5内に支障なく収まるように、図3b1に示すリアスピーカ3の後端からフレーム206の外周側端のフランジの後面までの長さHrは、図3a1に示すフロントスピーカ2の後端からフレーム206の外周側端のフランジの後面までの長さHfの120%以内の長さとする。
また、リアスピーカ3の左右方向(径方向)のサイズは、前記フロントスピーカの左右方向(径方向)のサイズと同一となっている。よって、リアドアパネルに形成されたリアスピーカ用の取付孔の直径がフロントドアパネル等に形成された取付孔の直径と同一であっても支障なく取り付けを行うことができる。
また、以上の実施形態では、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻き数と巻き幅をフロントスピーカ2の2倍としたが、必ずしも、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻き数や巻き幅がフロントスピーカ2の2倍である必要はなく、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻き幅がフロントスピーカ2より大きければ、リアスピーカ3の低音域の出力特性を向上することができる。
また、以上の実施形態では、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻き数をフロントスピーカ2より多くすることにより、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻き幅をフロントスピーカ2より大きくしたが、これは、リアスピーカ3のボイスコイル205の電線の径をフロントスピーカ2より大きくすることにより、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻き幅をフロントスピーカ2より大きくするようにしてもよい。
すなわち、たとえば、図5aに示すように、リアスピーカ3のボイスコイル205の電線の径をフロントスピーカ2の2倍とすることにより、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻き幅をフロントスピーカ2の2倍としてもよい。
このようにすることにより、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻き幅の増加に伴うボイスコイル205の電気抵抗の増加を抑制して、電気抵抗の増加による出力音の音圧の低下を抑制することができると共に、振動系の重量をより大きくして、リアスピーカ3の出力の低音域の量感をより向上することができる。
また、以上の実施形態におけるリアスピーカ3のボイスコイル205は、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻き幅をフロントスピーカ2より大きくしたコイルを二つ並列接続し、当該二つのコイルを、ボイスコイルボビン204の外周に積層して設けるようにしてもよい。
すなわち、たとえば、図5bに示すように、リアスピーカ3のボイスコイル205として、巻き数と巻き幅をフロントスピーカ2のボイスコイル205の2倍とした二つのコイル2051、2052を、ボイスコイルボビン204の外周に積層して設けてもよい。ただし、二つのコイル2051、2052は並列接続し、オーディオ装置1からのオーディオ信号が各コイル2051、2052に並列に印加されるようにする。
このようにしても、リアスピーカ3のボイスコイル205の巻き幅の増加に伴うボイスコイル205の電気抵抗の増加を抑制して、電気抵抗の増加による出力音の音圧の低下を抑制することができると共に、振動系の重量をより大きくして、リアスピーカ3の出力の低音域の量感をより向上することができる。
また、以上の実施形態に係るリアスピーカ3は、図6aに示すように、フロントスピーカ2よりも、フレーム206と振動板208の前後方向の長さFhを小さくし、その分、ボイスコイルボビン204の後端から当該後端の後方のヨーク201の面までの距離Yhを大きくしたものとしてもよい。
このようにすることにより、全体のサイズをおおよそ変更することなく、低音域の駆動力の増加に伴う、ボイスコイルボビン204が振動する範囲(ストローク)の増大に対応することができる。
また、以上の実施形態に係るリアスピーカ3は、図6bに示すように振動板208として、フロントスピーカ2の振動板208よりも重く、剛性の高い振動板208を用いるようにしてもよい。
このようにすることにより、リアスピーカ3の出力の低音域の音質を向上することができると共に、振動系の重量をより大きくして、リアスピーカ3の出力の低音域の量感をより向上することができる。
1…オーディオ装置、2…フロントスピーカ、3…リアスピーカ、4…バッフルボード、5…パネル、21…左チャネル用フロントスピーカ、22…右チャネル用フロントスピーカ、31…左チャネル用リアスピーカ、32…右チャネル用リアスピーカ、201…ヨーク、202…磁石、203…トッププレート、204…ボイスコイルボビン、205…ボイスコイル、206…フレーム、207…ダンパ、208…振動板、209…エッジ、210…ダストキャップ、220…磁気回路、2011…凸部。

Claims (9)

  1. 自動車の車室の左右のパネルにそれぞれ配置されるフロントスピーカと、前記フロントスピーカより後方の位置において自動車の車室の左右のパネルにそれぞれ配置されるリアスピーカとを備えた車載用スピーカシステムであって、
    前記フロントスピーカとリアスピーカとは、
    振動板と、
    磁束を発生する磁気回路と、
    前記振動板が連結された、前記磁気回路に対して移動可能に設けられたボイスコイルボビンと、
    前記ボイスコイルボビンの外周に巻き回された形態で、前記磁気回路が発生した磁束が通過する位置に配置された、オーディオ信号が印加されるボイスコイルとをそれぞれ有し、
    前記リアスピーカのボイスコイルの巻き幅は、前記フロントスピーカのボイスコイルの巻き幅よりも大きいことを特徴とする車載用スピーカシステム。
  2. 請求項1記載の車載用スピーカシステムであって、
    前記リアスピーカの前記ボイスコイルの巻き数は、前記フロントスピーカの前記ボイスコイルの巻き数よりも多いことを特徴とする車載用スピーカシステム。
  3. 請求項1記載の車載用スピーカシステムであって、
    前記リアスピーカの前記ボイスコイルの電線の径は、前記フロントスピーカの前記ボイスコイルの線の径よりも大きいことを特徴とする車載用スピーカシステム。
  4. 請求項1記載の車載用スピーカシステムであって、
    前記フロントスピーカの前記ボイスコイルは単一のコイルより形成され、前記リアスピーカの前記ボイスコイルは複数の並列接続したコイルを前記ボイスコイルボビンの外周に積層して巻き回して形成されていることを特徴とする車載用スピーカシステム。
  5. 請求項1、2、3または4記載の車載用スピーカシステムであって、
    前記フロントスピーカの前記ボイスコイルボビンは当該フロントスピーカの前後方向に前記磁気回路に対して移動可能に設けられており、
    前記フロントスピーカの前記ボイスコイルボビンは当該フロントスピーカの前後方向に前記磁気回路に対して移動可能に設けられており、
    前記リアスピーカの前記振動板の前後方向のサイズは前記フロントスピーカの前記振動板の前後方向のサイズよりも小さく、
    前記リアスピーカの前記ボイスコイルボビンの前後方向の移動可能範囲は、前記フロントスピーカの前記ボイスコイルボビンの前後方向の移動可能範囲よりも大きいことを特徴とする車載用スピーカシステム。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載の車載用スピーカシステムであって、
    前記リアスピーカの前記振動板は、前記フロントスピーカの前記振動板よりも、重量及び剛性が大きいことを特徴とする車載用スピーカシステム。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6記載の車載用スピーカシステムであって、
    前記フロントスピーカと前記リアスピーカとは、前記振動板と、磁気回路と、ボイスコイルボビンと、ボイスコイルとの全体を支持するフレームを有し、
    前記フロントスピーカと前記リアスピーカの前記フレームは、前記自動車のパネルに対して固定される取付部を有し、
    前記リアスピーカの、前記フレームの前記取付部の後面から当該リアスピーカの後端までの前後方向のサイズは、前記フロントスピーカの前記フレームの前記取付部の後面から当該フロントスピーカの後端までの前後方向のサイズの120%以内のサイズであることを特徴とする車載用スピーカシステム。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6または7記載の車載用スピーカシステムであって、
    前記リアスピーカの左右方向のサイズは、前記フロントスピーカの左右方向のサイズの120%以内のサイズであることを特徴とする車載用スピーカシステム。
  9. 請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の車載用スピーカシステムと、
    左のパネルに配置される前記フロントスピーカに当該フロントスピーカの前記ボイスコイルに印加するオーディオ信号としてフロント左チャネル用オーディオ信号を出力し、右のパネルに配置される前記フロントスピーカに当該フロントスピーカの前記ボイスコイルに印加するオーディオ信号としてフロント右チャネル用オーディオ信号を出力し、左のパネルに配置される前記リアスピーカに当該リアスピーカの前記ボイスコイルに印加するオーディオ信号としてリア左チャネル用オーディオ信号を出力し、右のパネルに配置される前記リアスピーカに当該リアスピーカの前記ボイスコイルに印加するオーディオ信号としてリア右チャネル用オーディオ信号を出力するオーディオ装置とを有し、
    前記フロント左チャネル用オーディオ信号と前記リア左チャネル用オーディオ信号の周波数特性は等しく、前記フロント右チャネル用オーディオ信号と前記リア右チャネル用オーディオ信号の周波数特性は等しいことを特徴とするオーディオシステム。
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