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JP2019198030A - 複数の投影装置を制御する制御装置及び制御方法 - Google Patents

複数の投影装置を制御する制御装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 スタック投影領域(マルチ投影領域)の位置調整を行う場合に、あるプロジェクタの投影領域が限界に達した場合に、ユーザにその旨を適切に通知すること。【解決手段】 スタック投影(マルチ投影)する複数の投影装置100を制御する制御装置は、受け付け手段と制御手段を有する。受け付け手段は、複数の投影装置100のスタック投影領域(マルチ投影領域)を変更するユーザの指示を受け付ける。制御手段は、その指示に基づいてスタック投影領域(マルチ投影領域)を変更することによって、スタック投影領域(マルチ投影領域)が第1投影装置100aの投影領域10aは超えて、第2投影装置100bの投影領域10bは超えない場合に、第1投影装置100aと第2投影装置100bに異なる制御を行う。【選択図】 図6

Description

本発明は、スタック投影又はマルチ投影する複数の投影装置を制御する制御装置及び制御方法に関する。
近年、プロジェクタを用いて様々な場所にコンテンツを投影することが一般的になっている。また、複数台のプロジェクタの投影画像を重ねて投影することで高輝度な画像を形成するスタック投影や複数台のプロジェクタの投影画像を並べて投影することで大面積の画像を形成するマルチ(タイル)投影などが広く普及している。
このようなスタック投影やマルチ投影を行う場合、複数台のプロジェクタの投影位置を高精度に調整する必要があるため、専用の投影位置を調整するためのソフトウェアを用いて調整を行うことがある。このようなソフトウェアには、スタック投影やマルチ投影を一旦行った後に、投影位置を調整する機能が搭載されている。
一方、投影位置の調整の方法としては、投影画像の位置を電子的にシフトして調整する方法が特許文献1に開示されている。
特開2006−246306号公報
スタック投影やマルチ投影を行う場合、全てのプロジェクタの投影位置を完全に同一の場所に設置することは困難なため、投影面の四隅を任意に設定する4点キーストン機能を用いて複数台の投影面の内側に共通の領域を設定することが行われる。例えば、スタック調整の場合は図7(a)に示されるように、2台のプロジェクタ100a、100bからそれぞれ投影領域10a、10bに対して投影を行い、斜線部のスタック投影領域20にスタック投影を行うといったことが行われる。このような調整を行った後、スタック投影領域20の位置を手動調整したいというケースがある。このようなケースに関して図7(b)を用いて説明する。図7(b)は図7(a)の投影面を正面から見た図である。図7(b)において、例えばスタック投影領域20の右下の頂点を矢印のように右へ動かしたい場合、その右下の頂点は、プロジェクタ100aの投影領域10aの右辺上に位置するため、これ以上右に動かせない。しかし、投影面を見ているユーザは、プロジェクタ100bの投影面10bも同時に見えているため、スタック投影領域20が投影領域10aの端点に達していることに気づくことが出来ない場合がある。なお、マルチ投影の場合も図7(c)に示すように、同様の課題が存在する。図7(c)は3台のプロジェクタを用いてマルチ投影を行っている投影面を示した図である。10a〜10cは3台のプロジェクタの投影領域、斜線部70はマルチ投影領域を示している。この状況で、マルチ投影領域70の右下の頂点を下に動かそうとした場合、マルチ投影領域70が投影領域10bの範囲外となってしまうため、これ以上下に動かせない。しかし、投影面を見ているユーザは、右下の頂点付近の投影領域10cに着目していると、マルチ投影領域70が投影領域10bの範囲外となってしまうことに気づくことが出来ない場合がある。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、前述のようなスタック投影やマルチ投影の調整を行う場合、あるプロジェクタの投影領域の限界に達したことを適切にユーザに通知することはできないという課題があった。
そこで、本発明は、スタック投影やマルチ投影の投影位置を調整する場合に、あるプロジェクタの投影領域が限界に達した場合に、ユーザにその旨を適切に通知できる複数の投影装置を制御する制御装置を提供することを目的とする。
その目的を達成するために、本発明の一側面としての制御装置は、スタック投影又はマルチ投影する複数の投影装置を制御する制御装置であって、前記複数の投影装置のスタック投影領域又はマルチ投影領域を変更するユーザの指示を受け付ける受け付け手段と、前記指示に基づいて前記スタック投影領域又は前記マルチ投影領域を変更することによって、前記スタック投影領域又は前記マルチ投影領域が前記複数の投影装置のうち第1投影装置の投影領域は超えて、前記複数の投影装置のうち第2投影装置の投影領域は超えない場合に、前記第1投影装置と前記第2投影装置に異なる制御を行う制御手段と、を有することを特徴とする。
以上のように、本発明の一側面の制御装置によれば、スタック投影領域やマルチ投影領域の位置調整を行う場合に、あるプロジェクタの投影領域が限界に達した場合に、ユーザにその旨を適切に通知することが可能となる。
本発明のその他の側面については、以下で説明する実施の形態で明らかにする。
本発明が適用される投影システムの一例を示す図である。 実施例1の投影システムの構成図である。 自動位置合わせのプログラムのGUI画面の一例を示す図である。 自動位置合わせのプログラムの処理フローの一例を示す図である。 実施例1の手動調整処理の処理フローの一例を示す図である。 手動調整処理における投影面の様子を説明するための図である。 スタック投影とマルチ投影における各プロジェクタの投影領域と全体の投影面の関係を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の好ましい形態を示すものであり、発明の範囲を限定するものではない。
図1は本発明が適用される投影システムの一例を示す図である。本実施例では、説明を簡単にするために、図1に示すように2台のプロジェクタを用いてスタック投影する場合について説明するが、台数や配置についてはこれに限らない。
プロジェクタ100a及びプロジェクタ100bは、それぞれ画像A及び画像Bを投影し、それらの複数の画像を投影面上で重畳させることで一つの高輝度な画像を投影する。
PC200では後述する自動位置合わせのプログラムが動作している。プロジェクタ100a、プロジェクタ100b、PC200は通信ネットワークによって相互に通信可能な状態で接続されている。
映像分配器30は複数の映像ケーブルを介して映像信号をプロジェクタ100a、プロジェクタ100bに供給する。なお、映像信号の形式はHDMI(登録商標)やDVI、VGAなど、どのような形式を用いても構わない。映像分配器30はPC200から受信した映像信号を複製し、プロジェクタ100a及びプロジェクタ100bにそれぞれ供給する。なお、本実施例では映像分配器30を用いてPC200から出力される画像を供給する例を挙げたが、別の手段を用いて映像を供給しても良い。例えばネットワーク通信などによってPC200からプロジェクタ100a及びプロジェクタ100bのそれぞれに対して画像データを供給しても良い。別の手段を用いる場合は、映像分配器30は不要である。
カメラ40はUSBケーブルあるいはLANケーブルを介してPC200と接続され、PC200からの撮影指示に基づいて投影面の撮影を行い、取得した撮影画像をPC200に送信する。カメラ40はPC200からの指示に基づいて撮影できる撮像装置であればよく、カメラの種類は問わない。
図2は本実施例の投影システムの主要な構成を表す図である。
図1のプロジェクタ100aとプロジェクタ100bは同じ構成であるため、ここではプロジェクタ100として説明を行う。本実施例のプロジェクタ100は、CPU101、RAM102、ROM103、投影部104、投影制御部105、VRAM106、操作部107、ネットワークIF108、画像処理部109、映像入力部110を有する。また、112は上記の各ブロックを接続するシステムバスである。
CPU101は、プロジェクタ100の各動作ブロックの制御を行う。
RAM102は、ワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納するものである。
ROM103は、CPU101の処理手順を記述した制御プログラムを記憶するためのものである。
投影部104は、後述する投影制御部105によって指示された画像を投影するためのものであり、不図示の液晶パネル、レンズ、ランプ等の光源から構成される。
投影制御部105は、VRAM106に格納された画像データを読み出し、投影部104に投影の指示を出すためのものである。
VRAM106は投影部104で投影する画像を格納するための領域である。なお、GUIはCPU101がVRAM106に描画する。
操作部107は、ユーザからの指示を受け付け、CPU101に対して指示信号を送信するものである。例えば、スイッチやダイヤルから成る。また、操作部107は不図示のリモコンからの信号を受信し、受信した信号に対応した指示信号をCPU101に対して送るものであっても良い。
ネットワークIF108は外部機器とネットワーク通信を行うためのものである。
画像処理部109は、後述の映像入力部110から受信した映像信号に各種画像処理を施して、投影制御部105に送信するものである。具体的には、フレーム間引き処理、フレーム補間処理、IP変換処理、解像度変換処理、歪み補正処理(キーストーン補正処理)、エッジブレンディングといった画像処理を施す。
映像入力部110は、外部機器からの入力信号を受け、VRAM106上にフレームごとに展開する。
次にPC200について説明する。
本実施例のPC200は、CPU201、RAM202、ROM203、ハードディスクドライブ(以下HDD)204、表示部205、ネットワークIF206、映像出力部207、通信部208、操作部209を有する。また、211は上記の各ブロックを接続する内部バスである。
CPU201は、PC200の各動作ブロックの制御を行う。
RAM202はワークメモリとして一時的に制御プログラムやデータを格納するものである。
ROM203は、CPU201が初期化時に実行するブートプログラムが格納されている。なお、ブートプログラムでは、後述するHDD204に記録されているOSをRAM202に展開して起動する処理が行われる。
HDD204は、アプリケーションプログラムやOSなどの各種プログラムとデータを格納するために使用される。
表示部205は画像データやUI画面の表示を行う。表示部205は例えば液晶パネル又は有機ELパネルである。
ネットワークIF206は外部機器とネットワーク通信を行うためのものである。本実施例では、LAN接続されたプロジェクタ100と通信を行う。なお、本実施例ではLAN通信によってプロジェクタ100の制御をするものとしているが、LAN通信に限らずその他の通信方法を用いても良い。例えばシリアル通信(RS−232)を用いても良い。その場合、後述の通信部208を介してプロジェクタ100と接続する。
映像出力部207は外部装置に対して映像信号を送信するものである。例えば、コンポジット端子、S映像端子、D端子、コンポーネント端子、アナログRGB端子、DVI−I端子、DVI−D端子、HDMI(登録商標)、DisplayPort端子等を含む。
通信部208はカメラ40に対して撮影指示や露出補正指示などを含む信号や撮影画像の送受信を行うためのものであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やRS−232などの規格で送受信が行われる。本実施例ではPC200とカメラ40を通信部208によってUSB接続するものとして説明するが、カメラ40がネットワークによって制御可能であれば、ネットワークIF206を介してネットワーク接続してもよい。
<自動調整の基本動作>
図3はPC200で動作する自動位置合わせのプログラムのGUI(300)の一例を示す図である。図3を用いて自動位置合わせのプログラムを用いた調整手順に関して説明する。
まず、自動位置合わせのプログラムを起動したユーザは、検索ボタン301を押下して同一ネットワーク内のプロジェクタを検索する。検索ボタン301が押下されると、CPU201は、ネットワークIF206を介して例えばプロジェクタと予め取り決めておいたプロトコルのパケットを送信し、プロジェクタから応答パケットを受信することによってプロジェクタを検索する。このような同一ネットワーク内の機器の検索には、例えばUDPのブロードキャストパケットなどを用いることができる。なお、UDP以外のプロトコルを用いてプロジェクタを検索しても良い。CPU201はプロジェクタからの応答パケット情報を元に、検索結果一覧リストビュー302に検索結果を表示する。図1のような構成で検索ボタン301を押下すると、プロジェクタ100aと100bに設定されているプロジェクタ名がIPアドレスとともに検索結果一覧リストビュー302に表示される。
次にユーザは検索されたプロジェクタのうち、投影に用いるプロジェクタを検索結果一覧リストビュー302で選択し、選択プロジェクタ追加ボタン303を押下することで、所望のプロジェクタを投影対象として選択することができる。選択されたプロジェクタは、選択プロジェクタ一覧リストビュー305に表示される。なお、一度選択したプロジェクタを投影対象外としたい場合は、選択プロジェクタ一覧リストビュー305でプロジェクタを選択し、選択プロジェクタ削除ボタン304を押下することによって、投影対象からプロジェクタを除外することができる。選択したプロジェクタの確認にはテストパターン表示ボタン306を用いる。テストパターン表示ボタン306がユーザによって押下されると、CPU201は選択プロジェクタ一覧リストビュー305に表示されているプロジェクタ100a、100bのそれぞれに対してテストパターンを表示させる。プロジェクタに表示させるテストパターンは例えば投影面全面に単一の色を表示するようなテストパターンなど、どのようなパターンを投影しても良い。図1の例では、ネットワークに複数台のプロジェクタが接続されている環境では、選択プロジェクタ一覧リストビュー305に表示されている情報だけで正しいプロジェクタを選択できたか判断し難い。テストパターン表示ボタン306を設けて複数台のプロジェクタにテストパターンを表示させることで、誤ったプロジェクタを選択して調整を実施してしまうことを防止することが可能となる。
カメラの選択用ドロップダウンリスト307はPC200に接続されたカメラの一覧から、自動位置合わせに用いるカメラを1台選択させるためのものである。図1の投影システムではPC200にカメラ40が1台のみが接続されているため、カメラの選択用ドロップダウンリスト307にも1台のみの表示がされている。複数のカメラが接続されている場合は、カメラの選択用ドロップダウンリスト307に複数のカメラが表示されるため、ユーザは所望のカメラを選択して以降の自動調整に用いることができる。
カメラ詳細設定ボタン308はカメラのパラメータ(シャッタースピード、ISO感度、絞り値、撮影解像度など)の設定をユーザに行わせるためのものである。カメラ詳細設定ボタンが押下されると、不図示のカメラのパラメータ設定用のダイアログが表示され、シャッタースピード、ISO感度、絞り値、撮影解像度などのパラメータを入力することによって、カメラの設定を行うことができる。
ユーザがテスト撮影ボタン309を押下すると、画像表示領域310にカメラのライブビュー画像が表示される。ユーザはカメラ40の画角内に自動位置合わせの対象プロジェクタの投影領域(テストパターン)が全て収まっているかどうか、または、カメラのパラメータが正しく設定されているかを確認できる。
プロジェクタとカメラを選択後、ユーザは調整したいケースに応じてスタック投影タブ311、マルチ投影タブ312の何れかを選択する。本実施例ではスタック投影を選択した場合を例に挙げて以降の処理を説明する。
ラジオボタン313、314、315は自動位置合わせモードをユーザに選択させるためのものである。スタック投影モードにおける自動位置合わせモードは「4点指定調整」、「自動形状決定」、「基準プロジェクタに合わせる」の3種類存在する。
「4点指定調整」はユーザに4隅の座標を指定させ、指定された座標に合わせて複数台のプロジェクタを変形させる調整方法である。4隅の座標の指定方法は例えば、4点調整領域317上の調整点318、319、320、321をユーザがドラッグアンドドロップ操作することで任意の位置に移動させる方法などである。調整点318、319、320、321は、それぞれ左上、右上、左下、右下の調整頂点座標を表す。投影面が枠付きのスクリーンのように投影目標位置が明確なケースにおいて、「4点指定調整」は有効な調整モードである。
なお、4点に限らず、調整点を複数設けるモードを設けてもよい。
「自動形状決定」はCPU201の計算処理により、投影面に対して投影領域(スタック投影領域に対応する各プロジェクタの投影領域)が矩形になるように変形させる調整方法である。この調整方法は、投影位置の指定が不要であるためユーザの手数が少なくて済む。投影の目標位置が明確でないようなケース(例えば広い壁面に対する投影)において有効である。
「基準プロジェクタに合わせる」は基準プロジェクタの選択用ドロップダウンリスト316に存在するプロジェクタから1台選択し、そのプロジェクタの投影領域に対して他のプロジェクタの投影領域を合わせるように変形させる調整方法である。なお、基準プロジェクタの選択用ドロップダウンリスト316の内容は、前述の選択プロジェクタ一覧リストビュー305の内容と同一になっており、調整対象として選択したプロジェクタのみが表示されている。
自動位置合わせモードの選択や、調整頂点の指定後、ユーザは自動調整開始ボタン322を押下し、自動調整を開始する。
自動調整開始ボタン322が押下されると、CPU201は図4に示す自動調整処理を開始する。
まずCPU201は調整対象になっているプロジェクタのうち1台を選択し、テストパターンの投影を行う(S401)。具体的には、例えばPCの表示部205にテストパターンを表示し、その画像を映像分配器30で伝送し、プロジェクタで表示を行う。この際、テストパターン表示を行うプロジェクタ以外のプロジェクタに対しては、事前にネットワークIF206を介して制御コマンドを送信し、映像表示を行わない状態にしておく。なお、制御コマンドは例えばTCPなどのプロトコルなどを用いて送信することが可能である。
次にCPU201は通信部208を介してカメラ40を制御し、投影画像の撮影を行って、撮像した画像をRAM202に格納する(S402)。
次にCPU201は、S407で得られた画像を元にプロジェクタの射影変換行列を算出して取得する(S403)。ここで言う射影変換行列とは、カメラ座標系からプロジェクタのパネル座標系への射影変換を行うための行列の事を指している。射影変換行列の算出は、S407で得られた撮影画像から、S401で投影したテストパターンの特徴点を複数点抽出し、その対応関係を取ることによって算出することが可能である。
次にCPU201は、調整対象の全てのプロジェクタにおいて射影変換行列を取得済みか判断する(S404)。全て取得済みでない場合は、テストパターンを投影するプロジェクタを順次切り替えてS401〜S403までの処理を繰りかえす。
調整対象の全てのプロジェクタの射影変換行列の算出後、CPU201は全てのプロジェクタのキーストンパラメータを算出して取得する(S405)。具体的には、例えばプロジェクタの投影領域の四隅の座標点のパネル座標系における座標を算出する。座標の算出は、S408で算出した射影変換行列と、図3の調整点318、319、320、321でユーザが指定した目標点と、から算出することが可能である。なお、本明細書では、この射影変換行列やキーストンパラメータを変形パラメータとも称する。
次にCPU201は、S405で算出したキーストンパラメータに基づいた制御コマンドをネットワークIF206を介して送信することによって、調整対象の全てのプロジェクタのキーストン調整を行い(S406)、自動調整処理を終了する。なお、制御コマンドは例えばTCPなどのプロトコルなどを用いて送信することが可能である。
自動調整後、ユーザは手動調整開始/終了ボタン323を押下して調整済みの投影面の4点を指定して手動で調整を行うことができる。手動調整動作に関しては、後程詳しく説明する。なお手動調整開始/終了ボタン323はトグルボタンとなっており、手動調整開始前は「手動調整開始」という文言を表示し、手動調整開始後は「手動調整終了」という文言を表示する動作となる。ユーザは手動調整開始/終了ボタン323を押下することで、手動調整開始前ならば手動調整の開始、手動調整開始後ならば手動調整の終了を指示することが可能である。
次にユーザは、自動調整後の手動調整が必要ならば、手動調整開始/終了ボタン323を押下し、図5に示す手動調整処理を開始する。
まずCPU201は、例えば図6(a)に示されるような4点調整用のパターン60をスタック投影領域に対して投影する(S501)。図6(b)は図6(a)の投影面を正面から見た図であり、10a、10bがそれぞれプロジェクタ100a、100bの投影領域を表しており、その投影領域内に4点調整用のパターン60が投影されている様子を示している。4点調整用のパターン60は、スタック投影領域の四隅を表すマーカー61〜64とマーカー間を繋ぐ線分とを有しており、スタック投影領域の輪郭と四隅の頂点が分るように構成されている。
また四隅を表すマーカー61〜64は、図3のGUIにおいて、調整点318〜321にそれぞれ対応しており、ユーザは318〜321の1点を選択して移動することによって、マーカー61〜64の位置を調整することができる。なお、4点調整用のパターン60の表示は、例えばPCの表示部205に4点調整用のパターン60を表示し、その画像を映像分配器30で伝送する方式としても良い。もしくは、ネットワークIF206から4点調整用のパターン60の描画指示コマンドをプロジェクタに送信する方式としても良い。次にCPU201は、操作部210からユーザからの終了指示があったかどうかを判断する(S502)。ユーザからの手動調整終了指示は、手動調整開始/終了ボタン323を押下されているかで判断を行う。終了が指示されていた場合、CPU201は4点調整用のパターン60を消去し(S510)、手動調整処理を終了する。なお、4点調整用のパターン60の消去は、例えばS501でPCの表示部205に表示した4点調整用のパターン60を消去することによって行われる。またはS501でネットワークIF206から4点調整用のパターン60の描画指示コマンドをプロジェクタに送信していた場合は、ネットワークIF206を介して4点調整用のパターン60の消去指示コマンドを送信することで消去しても良い。
S502において終了指示を受け付けていなかった場合、CPU201は、操作部210から四隅の調整点の移動が行われたかを判断し(S503)、移動が行われていなかった場合は、S502〜S503の処理を繰りかえす。なお、四隅の調整点の移動は、前述したとおり図3の調整点318〜321の何れかをユーザがマウスなどでドラッグすることにより行われる。なお、図3の調整点318〜321の初期表示はカメラ40から撮影した画像に基づいて行われる。よって、調整点318〜321の位置調整は、カメラ座標系での座標点の位置調整の指示に相当する。
S503において移動が指示されていた場合、CPU201は全てのプロジェクタにおける移動指示後の座標点を計算し、それらの座標点が各プロジェクタの投影領域内であるか判断する(S504)。S504において全てのプロジェクタの投影領域内であると判断された場合、CPU201はS501の処理と同じ処理を全てのプロジェクタに対して実施し、通常の4点調整用パターンの再表示を行う(S505)。なお、S505の処理は、後述するS508やS509の処理によって、各プロジェクタの表示が変わっている場合に、その表示を通常の図6(b)のような投影状態に戻すための処理である。本実施例では、必ずS505の処理を行うように説明をおこなったが、これ以前の処理でS508、S509の処理を実施していないならば、S505の処理をスキップするように構成しても良い。
その後、CPU201は全てのプロジェクタのキーストンパラメータの算出を行う(S506)。具体的には、自動調整処理のS403で算出した各プロジェクタのカメラ座標系からプロジェクタのパネル座標系への射影変換行列と、ユーザが指定したカメラ座標系での移動後の四隅の位置から、各プロジェクタのキーストンパラメータを算出する。次にCPUはS506で算出したキーストンパラメータに基づいた制御コマンドを、ネットワークIF206を介して送信し(S507)、S502に戻り処理を継続する。
S504において、何れかのプロジェクタの投影領域を超えていると判断された場合、CPU201は投影領域内である全てのプロジェクタに対して、ネットワークIF206を介して制御コマンドを送信し、投影映像を一時的に消去する(S508)。なお、これ以降、投影映像の消去をブランクと称する。その後、CPU201は、投影領域を超えたと判断されたプロジェクタに、ネットワークIF206を介して制御コマンドを送信し、投影領域の色を変更させ、投影領域を超えてしまうことをユーザに通知するメッセージを表示させる(S509)。図6(c)は、S508とS509の処理によって、投影面にどのような表示が行われるかの一例を示した図である。図6(c)は、図6(b)の状態から右下の調整点64をユーザが右に移動した結果、プロジェクタ100aの投影領域10aを超えてしまった例を表している。図6(c)の点線で示した10bは、プロジェクタ100bの投影領域を示しており、S508でブランク指示を行ったため、投影領域がユーザから視認されない状態となっている。一方、斜線であらわされるプロジェクタ100aの投影領域10aは、S509によって色を変更しているため、ユーザから視認しやすい状態となっている。図6(c)に示したように、投影領域を超えたプロジェクタとその他のプロジェクタの表示の態様を異ならせることによって、ユーザはどのプロジェクタの投影領域を超えてしまったのかを容易に視認できるようになるという効果が得られる。
また、図5のS509や、図6(c)に示したように、投影領域を超えてしまったプロジェクタの投影領域に、プロジェクタ設置位置の調整を促すメッセージを表示している。このように構成することによって、ユーザがプロジェクタの設置位置を変更せねばならないことをすぐに認識できるので、設置の調整時間を短縮することができる。
なお、本実施例では投影領域にメッセージを表示する例を挙げて説明を行ったが、それ以外の方法で投影領域を超えてしまったことを通知しても良い。例えば、プロジェクタ100aに搭載されている不図示のLED等の発光デバイスを点滅させる等して発光の態様を変更ことによって、ユーザに投影領域を超えてしまったプロジェクタを通知しても良い。もしくは、プロジェクタ100aに搭載されている不図示のスピーカー等の音出力デバイスを鳴動させる等して音出力の態様を変更することによって、ユーザに投影領域を超えてしまったプロジェクタを通知しても良い。このように構成することによって、プロジェクタ同士が近い位置に設置されている場合にも、どのプロジェクタが投影領域を超えてしまったかを、ユーザが容易に識別できるという効果が得られる。
なお、本実施例では図6(c)に示すように、調整点が何れかのプロジェクタの投影領域外に移動された場合に、ユーザに通知するような例を挙げて説明を行ったが、調整点は各プロジェクタの投影領域内に留めるように制御しても良い。このように構成した場合、図5のS508、S509の処理は、ユーザが投影領域を超える操作を行った際に、一定時間だけ行い、実際の調整点の移動は行わないように制御を行えばよい。
なお、本実施例ではスタック調整を例に挙げて説明を行ったが、図7(c)に示されるマルチ投影の際にも、同様の手順を行うことによって本発明を適用可能である。
以上、説明したように本実施例によれば、スタック投影領域やマルチ投影領域の位置調整を行う場合に、あるプロジェクタの投影領域を超えてしまう場合に、ユーザにその旨を適切に通知することが可能となる。
[その他の実施例]
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。このとき、供給された装置の制御部を含むコンピュータ(またはCPUやMPU)は、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、上述のプログラムコードの指示に基づき、装置上で稼動しているOS(基本システムやオペレーティングシステム)などが処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、装置に挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれ、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。このとき、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う。
100 プロジェクタ(複数の投影装置)
100a プロジェクタ(第1投影装置)
100b プロジェクタ(第2投影装置)
200 PC(制御装置)
201 CPU(制御手段、取得手段)
209 操作部(受け付け手段)
40 カメラ(撮像装置)

Claims (17)

  1. スタック投影又はマルチ投影する複数の投影装置を制御する制御装置であって、
    前記複数の投影装置のスタック投影領域又はマルチ投影領域を変更するユーザの指示を受け付ける受け付け手段と、
    前記指示に基づいて前記スタック投影領域又は前記マルチ投影領域を変更することによって、前記スタック投影領域又は前記マルチ投影領域が前記複数の投影装置のうち第1投影装置の投影領域は超えて、前記複数の投影装置のうち第2投影装置の投影領域は超えない場合に、前記第1投影装置と前記第2投影装置に異なる制御を行う制御手段と、を有する
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1投影装置の投影画像と前記第2投影装置の投影画像の表示の態様を異ならせる
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1投影装置の投影画像と前記第2投影装置の投影画像の色又は輝度を異ならせる
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1投影装置にメッセージを投影させる
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1投影装置に搭載されている発光デバイスと前記第2投影装置に搭載されている発光デバイスの発光の態様、又は、前記第1投影装置に搭載されている音出力デバイスと前記第2投影装置に搭載されている音出力デバイスの音出力の態様、を異ならせる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. スタック投影又はマルチ投影する複数の投影装置を制御する制御装置であって、
    前記複数の投影装置のスタック投影領域又はマルチ投影領域を変更する指示を受け付ける受け付け手段と、
    前記指示に基づいて前記スタック投影領域又は前記マルチ投影領域を変更することによって、前記スタック投影領域又は前記マルチ投影領域が前記複数の投影装置の少なくとも1台の投影装置の投影領域を超えてしまう場合に、前記少なくとも1台の投影装置がどの投影装置かを通知する制御手段と、を有する
    ことを特徴とする制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記少なくとも1台の投影装置の投影画像の表示の態様を変更することで、前記少なくとも1台の投影装置がどの投影装置かを通知する
    ことを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記少なくとも1台の投影装置の投影画像の色又は輝度を変更することで、前記少なくとも1台の投影装置がどの投影装置かを通知する
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記少なくとも1台の投影装置にメッセージを投影させることで、前記少なくとも1台の投影装置がどの投影装置かを通知する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の制御装置。
  10. 前記制御手段は、前記少なくとも1台の投影装置に搭載されている発光デバイスの発光の態様又は音出力デバイスの音出力の態様を変更することで、前記少なくとも1台の投影装置がどの投影装置かを通知する
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の制御装置。
  11. 前記複数の投影装置の投影画像を撮影することで取得した撮影画像に基づいて、前記複数の投影装置の変形パラメータを取得する取得手段を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の制御装置。
  12. 前記変形パラメータは、射影変換行列であり、
    前記取得手段は、前記撮影画像に基づいて、前記撮影画像の座標系から前記複数の投影装置のそれぞれのパネルの座標系への射影変換を行う射影変換行列を取得する
    ことを特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の制御装置と前記複数の投影装置とを有する
    ことを特徴とする投影システム。
  14. 前記複数の投影装置の投影画像を撮影する撮像装置を有する
    ことを特徴とする請求項13に記載の投影システム。
  15. スタック投影又はマルチ投影する複数の投影装置を制御する制御方法であって、
    前記複数の投影装置のスタック投影領域又はマルチ投影領域を変更するユーザの指示を受け付けるステップと、
    前記指示に基づいて前記スタック投影領域又は前記マルチ投影領域を変更することによって、前記スタック投影領域又は前記マルチ投影領域が前記複数の投影装置のうち第1投影装置の投影領域は超えて第2投影装置の投影領域は超えない場合に、前記第1投影装置と前記第2投影装置に異なる制御を行うステップと、を有する
    ことを特徴とする制御方法。
  16. スタック投影又はマルチ投影する複数の投影装置を制御する制御方法であって、
    前記複数の投影装置のスタック投影領域又はマルチ投影領域を変更する指示を受け付けるステップと、
    前記指示に基づいて前記スタック投影領域又は前記マルチ投影領域を変更することによって、前記スタック投影領域又は前記マルチ投影領域が前記複数の投影装置の少なくとも1台の投影装置の投影領域を超えてしまう場合に、前記少なくとも1台の投影装置がどの投影装置かを通知するステップと、を有する
    ことを特徴とする制御方法。
  17. 請求項15又は16に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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