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JP2019193062A - 映像による杭施工現場監視システム - Google Patents

映像による杭施工現場監視システム Download PDF

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JP2019193062A
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正昭 加倉井
Masaaki Kakurai
正昭 加倉井
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Abstract

【課題】杭の施工現場周辺を撮影し、現場関係者の手元にリアルタイムにその動画等の映像を映し出し、杭施工管理(監視)態勢の万全化を図った映像による杭施工現場監視システムを提供する。【解決手段】杭施工現場周辺1が撮像手段3により撮影され、杭2の施工状況をリアルタイムに常時監視する。撮像手段3が重機5に搭載されていると共に、重機5の撮像手段3は、外部の端末機器6とデータの送受信自在に接続されており、重機5の撮像手段3で撮影された杭施工現場周辺1の動画又は画像のデータ7が、外部の端末機器6に常時送信され、映像によるリアルタイムな杭2の施工状況が端末機器6で可視化される。【選択図】図1

Description

本発明は、映像による杭施工現場監視システムに関し、さらに言えば、杭施工現場周辺を効率よくビデオカメラ等で撮影し、リアルタイムに、特には現場(例えば、下請け会社)にいないデスクワークをしている管理者(例えば、元請け会社)の手元に、撮影された杭の施工状況の動画等の映像を映し出して監視する映像による杭施工現場監視システムの技術分野に属する。
杭の施工管理を管理責任者が現地で継続的に行うことは重要である。というのは、杭の施工管理における、施工者(専業者、2次下請け)、その管理責任者(1次下請け)、施工管理者(元請け、ゼネコン)の施工時のスムーズな情報共有と、それに基づいた適切な判断が求められているからである。
しかし、現状においては複数の業務を抱えながらのため、決して継続的に実施しうる状況にない。また、その施工が複数にまたがる時には一層難しくなる。特に、杭の施工状況は、施工機械を操作するオペレーター室に集約されており、その管理結果の確認と判断にはその情報が重要である。と同時に、その時の施工機械の周辺状況の監視も、安全管理の点から必要であり、その状況データも継続的な映像データとして欠かせない。
このために、施工管理者は必要に応じてヒヤリングなどの方法も交えて状況判断し、管理するのが通常である。ところが、現実には事前検討などの情報交換を行っても、施工中のスムーズな情報交換が十分とは言いにくい。その原因の一つは施工時の多くの情報が重機のオペレーター室(オペレーターは2次下請け)にあり、前述の3者が常時共有しているものではないからである。
また、例えば下記特許文献1には、機器を使用した杭の施工に関する施工管理データを計測可能な計測装置と、施工管理データに基づいて報告書用データを出力可能な施工管理装置と、施工管理データを、施工現場名及び施工日時とともに少なくとも1組のデータとして記録可能であり、且つ、記録した少なくとも1組のデータを送信可能な記録装置と、記録装置から送信された少なくとも1組のデータを保存可能なファイル管理装置と、を有し、計測装置は、機器の電源投入に対応して施工管理データの計測を自動的に開始するように構成され、記録装置は、少なくとも1組のデータをファイル管理装置に向けて定時に自動的に送信するように構成されている、杭の施工管理システムが開示されている。
特開2018−21335号公報
前記従来の欠点を克服すべく、杭の施工管理を効率化し、かつレベルアップを図るために、本出願人は、重機のオペレーター室においてドライブレコーダーのような撮像手段による映像情報と施工のデジタル情報を同時に施工管理者に送信し、その状況を常時モニタリングできるようにすることを考えた。これは、施工管理の合理化のみならず、施工におけるミスを最低限にするために重要なことである。
そのためには、現場で行われているような施工手順管理、オペレーターの行動、確認実施事項、管理値の確認、責任者の指示確認などを、そのモニタリング画面に映像化することで、管理指標の補完的な役割も担わせることができる。そして、その結果がリアルタイムに施工管理者の下で映像化されるため、その結果を踏まえた判断を即座に実施できるので、施工管理のスピードアップのみならず、効率化・高度化が可能になる。
このことは、最近の杭施工法において、施工の厳密化により、施工管理項目の増加のみならず、細かいチェックと管理が現場に要求されてきているが、それを具体化するためには、現在の人員構成では相当に無理があるだけでなく、チェック漏れ、施工管理不足になる恐れが最近ますます増大していると考えざるを得ない。
また、前記特許文献1に係る杭の施工管理システム、及び、施工管理方法は、杭の施工管理者に提出される報告書用データを確実に取得可能であるとともに、報告書用データのバックアップデータも保存可能であるが、杭の施工状況をリアルタイムに視認しつつ管理できるものではない。
本発明は、上述した背景技術の課題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、杭の施工現場周辺を効率的に撮影し、その撮影された杭の施工状況の動画等の映像を管理者の手元でリアルタイムに映し出して、杭施工管理(監視)態勢の万全化を図った映像による杭施工現場監視システムを提供することである。
上述の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る映像による杭施工現場監視システムは、杭施工現場周辺1が撮像手段3により撮影され、杭2の施工状況をリアルタイムに常時監視するシステムであって、
前記撮像手段3が重機5に搭載されていると共に、その重機5の撮像手段3は、外部の端末機器6とデータの送受信自在に接続されており、前記重機5の撮像手段3で撮影された杭施工現場周辺1の動画又は画像のデータ7が、前記外部の端末機器6に常時送信され、リアルタイムな杭2の施工状況が前記外部の端末機器6で可視化される構成であることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した映像による杭施工現場監視システムにおいて、前記重機5の撮像手段3に基づくデータ7を受信する外部の端末機器6は、スマートフォンやタブレット、PC等であり、インターネットを介して無線又は有線で、杭施工現場周辺1の動画又は画像のデータ7の受信が行われることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載した映像による杭施工現場監視システムにおいて、前記重機5の撮像手段3は記録装置4にデータ転送自在に接続され、撮影された杭施工現場周辺1の動画又は画像のデータ7が前記記録装置4に記録されると共に、所望の前記データ7を前記記録装置4から適宜取得可能に構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載した映像による杭施工現場監視システムにおいて、前記重機5の撮像手段3は、記録装置4を備えたドライブレコーダー又はビデオカメラレコーダー又はデジタルカメラであることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載した映像による杭施工現場監視システムにおいて、前記重機5の撮像手段3により撮影された杭施工現場周辺1の動画又は画像のデータ7に対し、杭2の施工状況の確認メッセージを表示する文字データ8が前記外部の端末機器6によって付記されることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載した映像による杭施工現場監視システムにおいて、前記重機5の撮像手段3によって、重機5のオペレーター室内50も撮影され、そのオペレーター室内50のリアルタイムな動画又は画像のデータ7が、外部の端末機器6に送信されて可視化自在に構成されていることを特徴とする。
本発明に係る映像による杭施工現場監視システムによれば、下記の効果を奏する。
(1)重機に搭載された撮像手段によって撮影された杭施工現場周辺の動画又は画像のデータが、外部の端末機器に常時送信され、リアルタイムな杭の施工状況が映像として前記外部の端末機器で可視化され、杭の施工状況をリアルタイムに常時監視できる。よって、杭の施工管理における、施工者(専業者、2次下請け)、その管理責任者(1次下請け)、施工管理者(元請け、ゼネコン)の3者が、杭の施工状況の映像を同時に共有化してモニターできる。現場監督も杭の施工現場に行かず、事務所や会社に居ながらにして監督できるメリットもある。
したがって、杭施工現場周辺の映像化により、従来の施工管理の省力化と映像による管理の徹底が図られると共に、当該動画又は画像のデータ転送による第三者の施工管理、監督者の指示確認、作業環境の適確な状況把握が実現される。
例えば、建造物の杭先端が支持層に到達しているか否かの問題も、この杭施工現場監視システムによればリアルタイムに映像により監視して未然に防止できる。
(2)杭施工現場周辺の動画又は画像のデータに対し、前記3者の確認メッセージを表示する文字データが前記外部の端末機器によって付記できるので、施工状況及び施工情報の共有が常時行われ、施工時のトラブル防止が図られる。
(3)杭施工現場周辺の動画又は画像のデータに基づく映像は、記録装置にストックされるから、その結果を参照しながら管理結果のデータを前記3者で容易に確認できて、事後的に問題の所在を明らかにでき、偽装の可能性が減少される。
(4)重機の撮像手段によって重機のオペレーター室内も撮影され、そのオペレーター室内のリアルタイムな動画又は画像のデータが、外部の端末機器に送信されて可視化されるので、オペレーターの手順や作業の管理も行える。
本発明の映像による杭施工現場監視システムの場所打ちコンクリート杭での適用例を示した説明図である。 本監視システムの既製杭での適用例を示した説明図である。 本監視システムの構成を示した説明図である。
以下に、本発明に係る映像による杭施工現場監視システムの好適な実施形態を、図面にしたがって説明する。この監視システムは、杭施工現場周辺1が撮像手段3により撮影され、杭2の施工状況をリアルタイムに常時監視するシステムである。
図1は、場所打ちコンクリート杭に適用した本映像による杭施工現場監視システムの実施形態を示している。
当該場所打ちコンクリート杭を施工する重機5のオペレーター室内50に、撮像手段3が搭載されている。詳細図を省略した重機5のフロントガラスの内側面上方に、撮像手段3が取り付けられている。ここにいう撮像手段3としては、記録装置4を備えた記録装置一体型のドライブレコーダーや、ビデオカメラレコーダー又はデジタルカメラ等が好適である。ただ、前記記録装置4は別設する形態で実施してもよい。
前記重機5に搭載された撮像手段3は、図3に示したように、外部の端末機器6とデータの送受信自在に接続されている。即ち、ここにいう外部の端末機器6とは、インターネット11を介したネットワーク経由で下記のデータ管理部12と接続され、データの入出力等を操作するための装置を意味し、具体的にはスマートフォンやタブレット、PC等をいう。同図3中、符号12で示すデータ管理部とは、コンピュータシステム(ホストコンピュータ、サーバー、アプリケーション等)を含む広い意味のものである。符号6aは、PCのディスプレイを示している。
前記杭施工現場周辺1の映像は、通常動画のデータ7が送受信されるが、静止画の画像のデータ7を数秒毎等の所定間隔おきに送受信させてもよい。また、前記杭2の施工現場周辺1の動画又は画像のデータ7に対して、杭2の施工状況の確認メッセージを表示する文字データ8を前記外部の端末機器6によって付記し、さらには音声と共に送信することも好適に行われる(詳細構成は省略)。
しかも、前記した重機5の撮像手段3は、重機5のオペレーター室内50も撮影でき、そのオペレーター室内50の特には表示装置などを隈なく映し出し、そのリアルタイムな動画又は画像のデータ7が端末機器6に送信されて可視化自在となっている。
したがって、前記重機5の撮像手段3により撮影された杭施工現場周辺1の動画又は画像のデータ7に基づく映像が、インターネット11を介して無線(又は有線)で前記外部の端末機器6に常時送信され、管理者10(施工者9等)はリアルタイムに可視化された杭施工現場周辺1の映像を手元の端末機器6(ディスプレイ6a)で見ることができる。それを見て現在の杭2の施工状況を把握した管理者10は、手元の端末機器6から即座に前記重機5のオペレーター9a(施工者9)に指示を送ることができ、そのオペレーター9aは、目前の計器13で当該指示をすぐに確認できる。
杭施工現場周辺1の動画又は画像のデータ7に基づく映像として適切な具体例は、図1に示した場所打ちコンクリート杭の施工例の場合、下記(a)〜(c)を撮影した映像である。
(a)重機5の下に、敷鉄板51を設置しているか。
(b)重機5の周辺(特に後方)に、コーン等で立入禁止範囲52を明示しているか。
(c)掘底機53のバケット54の開閉は、危険のない所で行っているか。
等である。
図2に示した既製杭の施工に際しても、上述した重機5の撮像手段3により杭施工現場周辺1を撮影し、その動画又は画像のデータ7による映像によって、上記と同様にリアルタイムに既製杭2の施工状況を監視することができる。
そして、事後に検証等の必要から、杭施工現場周辺1の動画又は画像のデータ7を見る必要が生じた場合には、前記記録装置4に記録された杭施工現場周辺1の動画又は画像のデータ7にアクセスし、所望のデータ7を適宜取得することができる。
なお、杭2の施工管理においては、データ化できにくい項目もある。例えば、支持層確認においてはオペレーター9aがいち早く掘削時の音とか振動の変化で感じるが、それはデータ化しにくく後に残らない。しかし、その後の電流計での確認とか先端サンプル資料の採取などに先駆けて判断できることが大きい。勿論それだけで判断することは課題があるが、上記のように杭2の施工状況を映像化しておけば、後のデータの補強など確認には重要な役割を果たす。また、オペレーター9a(施工者9)への速やかな連絡においても重要なシグナルを与えられる。
以上に本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
1 杭施工現場周辺
2 杭
3 撮像手段
4 記録装置
5 重機
50 オペレーター室内
6 外部の端末装置
7 動画又は画像のデータ
8 文字データ(確認メッセージ)
11 インターネット
12 データ管理部

Claims (6)

  1. 杭施工現場周辺が撮像手段により撮影され、杭の施工状況をリアルタイムに常時監視するシステムであって、
    前記撮像手段が重機に搭載されていると共に、その重機の撮像手段は、外部の端末機器とデータの送受信自在に接続されており、前記重機の撮像手段で撮影された杭施工現場周辺の動画又は画像のデータが、前記外部の端末機器に常時送信され、リアルタイムな杭の施工状況が前記外部の端末機器で可視化される構成であることを特徴とする、映像による杭施工現場監視システム。
  2. 前記重機の撮像手段に基づくデータを受信する外部の端末機器は、スマートフォンやタブレット、PC等であり、インターネットを介して無線又は有線で、杭施工現場周辺の動画又は画像のデータの受信が行われることを特徴とする、請求項1に記載した映像による杭施工現場監視システム。
  3. 前記重機の撮像手段は記録装置にデータ転送自在に接続され、撮影された杭施工現場周辺の動画又は画像のデータが前記記録装置に記録されると共に、所望の前記データを前記記録装置から適宜取得可能に構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載した映像による杭施工現場監視システム。
  4. 前記重機の撮像手段は、記録装置を備えたドライブレコーダー又はビデオカメラレコーダー又はデジタルカメラであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載した映像による杭施工現場監視システム。
  5. 前記重機の撮像手段により撮影された杭施工現場周辺の動画又は画像のデータに対し、杭の施工状況の確認メッセージを表示する文字データが前記外部の端末機器によって付記されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載した映像による杭施工現場監視システム。
  6. 前記重機の撮像手段によって、重機のオペレーター室内も撮影され、そのオペレーター室内のリアルタイムな動画又は画像のデータが、外部の端末機器に送信されて可視化自在に構成されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載した映像による杭施工現場監視システム。
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