JP2019182008A - ステアリングコラム装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロック機構及びエネルギー吸収機構の構造の簡素化を図ることにより、部品点数の削減を図ると共に、製造コストの削減を図る。【解決手段】ステアリングコラム装置1は、アウタージャケット3と、アウタージャケット3内に管軸方向に移動可能に挿入されるインナージャケット4と、アウタージャケット3とインナージャケット4とを締結するロック機構5と、を備える。ロック機構5は、操作軸20と一体で回動するカム部材23と、カム部材23と係合してカム部材23により回動されるロック部材10と、インナージャケット4に配設される被ロック部24と、インナージャケット4とアウタージャケット3との間に延設される金属製部材25とを有する。金属製部材25は、一端部が被ロック部24に係脱可能に支持され、一端部と他端部と間の部位がロック部材10の支持部28の外周面に巻き付けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、テレスコピック操作が可能なステアリングコラム装置に関する。
従来のステアリングコラム装置は、車体に固定される車体取付ブラケットと、この車体取付ブラケットから下方に延在する一対の側壁と、これら一対の側壁同士の間に配置されるアウタージャケットと、このアウタージャケットの内方に摺動可能に支持されるインナージャケットと、を備えるものがある。
特許文献1のステアリングコラム装置は、車体取付ブラケットとアウタージャケットとインナージャケットとを締結するロック機構と、二次衝突時の衝撃エネルギーを吸収するためのエネルギー吸収機構と、を備えている。
前述のようなステアリングコラム装置においては、ロック機構及びエネルギー吸収機構の部品点数が比較的多く、これらの機構の構造が複雑となり、製造コストの増加に繋がるという問題がある。
そこで、本発明は、ロック機構及びエネルギー吸収機構の構造の簡素化を図ることにより、部品点数の削減を図ると共に、製造コストの削減を図ることができるステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
本発明に係るステアリングコラム装置は、筒形状に形成され、車両前後方向に沿って配設されるアウタージャケットと、アウタージャケット内に管軸方向に移動可能に挿入されるインナージャケットと、アウタージャケットとインナージャケットとを締結するロック機構と、を備える。ロック機構は、操作軸の外周面に装着されて操作軸と一体で回動するカム部材と、アウタージャケットに回動可能に支持される支持部を有し、カム部材と係合してカム部材により回動されるロック部材と、インナージャケットに配設される被ロック部と、インナージャケットとアウタージャケットとの間に延設される金属製部材とを有する。金属製部材は、延設方向の一端部が被ロック部に係脱可能に支持され、一端部と延設方向の他端部と間の部位がロック部材の支持部の外周面に巻き付けられている。
本発明によれば、ロック機構及びエネルギー吸収機構の構造の簡素化を図ることにより、部品点数の削減を図ると共に、製造コストの削減を図ることができるステアリングコラム装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。なお、図面において、車両前方はFR、車両後方はRRで示す。
図1から図4に示すように、本実施形態に係るステアリングコラム装置1は、手動式のものである。ステアリングコラム装置1は、車体に固定される車体取付ブラケット2と、車両上下方向に揺動可能(チルト位置調整可能)に車体取付ブラケット2に支持されるアウタージャケット3と、車両前後方向に移動可能(テレスコピック位置調整可能)にアウタージャケット3に支持されるインナージャケット4と、を備えている。
ステアリングコラム装置1は、車体取付ブラケット2とアウタージャケット3とインナージャケット4とを締結するロック機構5と、アウタージャケット3に対するインナージャケット4の車両前後方向の位置(テレスコピック位置)の調整範囲を規定するテレスコピック位置規制機構6と、をさらに備えている。また、ロック機構5は、二次衝突時の衝撃エネルギーを吸収するためのエネルギー吸収機構としての機能も有する。
インナージャケット4は、アウタージャケット3内に筒軸方向に移動可能に挿入されてテレスコピック操作が可能に構成されている。具体的には、ロック時には操作レバー11を押し上げてロック部材10によってアウタージャケット3に対するインナージャケット4の前後位置がロック(締結固定)される。ロック解除時(アンロック時)には、操作レバー11を押し下げてロックを解除し、アウタージャケット3に対するインナージャケット4の前後位置を変えることができる。そして、インナージャケット4の前後位置が適切な位置になったときに、操作レバー11を押し上げてロックすることでアウタージャケット3に対するインナージャケット4の前後位置が固定される。
車体取付ブラケット2は、車体のステアリングメンバ(図示せず)に固定される前側固定部12と、後側固定部13とを備えている。前側固定部12は、アウタージャケット3を揺動可能に軸支する軸支部14を備え、後側固定部13は、その左右側縁部から垂下する一対の側壁15を備えている。両側壁15には、車両上下方向(チルト方向)に沿ったチルト位置調整範囲を規定するチルト長孔16が開口している。チルト長孔16は、軸支部14を中心とする円弧状の長孔で構成されている。
アウタージャケット3は、筒形状に形成されており、車体取付ブラケット2の一対の側壁15の間に、車両前後方向に沿って配設される。アウタージャケット3は、前端側部分が車体取付ブラケット2の前側固定部12の軸支部14にボルトを介して軸支される。これにより、アウタージャケット3の後端側が車両上下方向に揺動する。
また、アウタージャケット3には、図1、図2に示すように、筒壁17の下面を貫通すると共に、後端縁から筒軸方向に沿って延びるスリット18が設けられている。スリット18の筒軸方向の寸法は、アウタージャケット3の後端から挿入されたインナージャケット4が、アウタージャケット3に対し、衝撃吸収後の最も収縮して前方に移動した状態で、インナージャケット4の前端に対応するアウタージャケット3の部位まで延びるように設定される。
図1、図2に示すように、スリット18の筒軸方向に沿った両縁部には、一対のクランプ部19が延設されている。両クランプ部19は、スリット18の後端側に位置し、後側固定部13の側壁15に対向する各部位に車両上下方向に沿って延設されている。そして、両クランプ部19には、操作軸20が、軸周りに回動可能に貫通する。さらに、両クランプ部19には、操作軸20と平行にロック軸21が配置されている。
スリット18の筒軸方向に沿った両縁部の前端部分には、後述する規制部材22が保持されている。
インナージャケット4は、筒形状に形成されており、アウタージャケット3の筒内を筒軸方向に移動可能に挿入されている。インナージャケット4とアウタージャケット3の筒内には、ステアリングシャフト7が軸支されている。ステアリングシャフト7は、アウタージャケット3内に収容されるロアシャフト7Lと、インナージャケット4内に収容されるアッパーシャフト7Uとで構成されている。アッパーシャフト7Uとロアシャフト7Lとをスプラインで連結することで、軸周りにはアッパーシャフト7Uとロアシャフト7Lとが一体に回転し、軸方向にはアッパーシャフト7Uがロアシャフト7Lに対して移動可能に構成されている。
図1から図5に示すように、ロック機構5は、操作レバー11と、操作軸20と、ロック軸21と、カム部材23と、ロック部材10と、被ロック部24と、金属製部材25とを有している。このロック機構5は、車体取付ブラケット2とアウタージャケット3とインナージャケット4とを締結するために機能し、且つ、二次衝突時の衝撃エネルギーを吸収するためのエネルギー吸収機構としても機能する。
操作軸20は、軸形状を備え、車体取付ブラケット2の両側壁15のチルト長孔16とアウタージャケット3の両クランプ部19とを車幅方向に沿って貫通し、クランプ部19に軸周りに回動可能に支持されている。
また、ロック軸21は、軸形状を備え、アウタージャケット3の両クランプ部19の一方を車幅方向に沿って貫通し、両クランプ部19の他方に形成された孔に支持されている。このロック軸21は、操作軸20の車両後方に、操作軸20と平行に配置されている。
操作軸20上には、操作レバー11及びカム部材23が配置される。
カム部材23は、図2、図3、図5に示すように、円筒形状に形成されており、軸方向中央の外周面には径方向に突出する駆動カム部26及び補助カム部27が形成されている。また、カム部材23は、操作レバー11と共に軸周りに回動するように、操作軸20が挿嵌されている。
ロック軸21上には、ロック部材10が配置される。
ロック部材10は、図2、図3、図5に示すように、円筒形状に形成され、ロック軸21に回動可能に支持される支持部28を有している。この支持部28の軸方向中央の外周面には、径方向に突出する従動カム部29と、レバー部分30とが形成されている。従動カム部29は、支持部28からカム部材23側(車両前方)へ向かい延出しており、従動カム部29の先端部がカム部材23の駆動カム部26と補助カム部27との間に配置される。また、レバー部分30は、従動カム部29から車両上方へ向かい延出しており、レバー部分30の先端部には、車両上下方向に間隔をおいて配設される上下一対の突起部31が形成されている。レバー部分30の先端部には、車幅方向両側で合計四本の突起部31が形成される。さらに、支持部28の軸方向両端部の外周面には、しごき部32が形成されており、このしごき部32によって、金属製部材25が衝撃エネルギーの吸収過程においてしごかれる。
被ロック部24は、図2、図3、図5に示すように、インナージャケット4の外周面に直接形成されている。具体的には、被ロック部24は、インナージャケット4の外周面に管周方向に沿って形成される管周方向孔(貫通孔)33と、管周方向孔33の延在方向の両端部とそれぞれ連通し、インナージャケット4の外周面に管軸方向に沿って形成される管軸方向切欠部(切欠部)34とを有して構成されている。また、このような管周方向孔33と管軸方向切欠部34との組み合わせが、インナージャケット4の外周面に管軸方向に間隔をおいて複数形成されている。
金属製部材25は、図2、図3、図5に示すように、ワイヤー(例えば、鋼製の線材)から構成され、ワイヤーを複数箇所で折り曲げて側面視でU字状に形成されている。具体的には、金属製部材25は、一端部の係止部35がインナージャケット4の被ロック部24に係脱可能に支持され、係止部35と他端部との間の巻掛部36がカム部材23の外周面及びロック部材10の支持部28のしごき部32に巻き付けられると共に、他端部の折返部37が車幅方向外側へ向かって折り返されて、側面視でU字状に形成されている。また、補助軸38が、操作軸20及びロック軸21に対して車両下方にずらして配置されており、金属製部材25が、車両上下方向に関して、補助軸38と、操作軸20及びロック軸21との間を通るように配置される。
車両前方に配置された金属製部材25の係止部35には、インナージャケット4へ向かって突出する突出部39が形成されている(図5参照)。この突出部39は、前記ワイヤーを複数箇所で折り曲げて正面視で逆U字形状に形成されている。このような突出部39の形成により、金属製部材25の係止部35が被ロック部24の管周方向孔33に挿通された後に、その係止部35を管軸方向切欠部34に沿って移動させることができる。その一方で、車両前方に配置された金属製部材25の折返部37は、規制部材22の金属製部材挿通部40(図6参照)に配置される。これにより、折返部37は、筒軸方向に沿って配索されると共に、規制部材22の金属製部材挿通部40に保持される。そして、金属製部材25は、二次衝突に伴いインナージャケット4が移動する際に、しごき部32でしごかれつつ、曲げ変形(塑性変形)することで衝撃エネルギーを吸収するエネルギー吸収部材として機能する。
以下、ロック機構5の操作手順を説明する。
インナージャケット4を所望の位置に固定するには、次の手順で行う。図3に示すアウタージャケット3とインナージャケット4との締結が解除された状態で、インナージャケット4を所望の位置に、チルト方向(車両上下方向)とテレスコピック方向(車両前後方向)へ移動させる。インナージャケット4を所望の位置に移動させた状態で、操作レバー11を締結方向に揺動するように操作する。操作レバー11を締結方向に揺動するように操作することによって、操作軸20が軸周りに締結方向に回動する。
これによって、クランプ機構が作動され、車体取付ブラケット2の側壁15とクランプ部19とが圧接され、任意のチルト位置にアウタージャケット3が保持される。このとき、一対のクランプ部19間が狭まることで、アウタージャケット3が縮径し、インナージャケット4が任意のテレスコピック位置に保持される。
また、操作軸20が締結方向に回動することで、操作軸20上のカム部材23が回転し、さらに、カム部材23の回転に伴い、ロック軸21上のロック部材10も回転し、ロック部材10の車両下方側の突起部31が金属製部材25の係止部35を被ロック部24に押し当てる。金属製部材25の係止部35を被ロック部24に押し当てることで、金属製部材25の突出部39が、被ロック部24のいずれかの管周方向孔33及び管軸方向切欠部34に挿通される。
また、図2に示す状態から、インナージャケット4の位置調整を行なうには、アウタージャケット3とインナージャケット4との締結を解除する。このためには、まず、操作レバー11を締結解除方向に揺動するように操作する。操作レバー11を締結解除方向に揺動するように操作することによって、操作軸20が軸周りに締結解除方向に回動する。
これによって、クランプ機構によるクランプが解除され、車体取付ブラケット2の側壁15とクランプ部19との圧接が解消され、車体取付ブラケット2に対してアウタージャケット3がチルト方向(車両上下方向)に移動可能となる。さらに、一対のクランプ部19間が拡がることで、アウタージャケット3が拡径し、インナージャケット4がテレスコピック方向(車両前後方向)に移動可能となる。
また、操作軸20が締結解除方向に回動することで、操作軸20上のカム部材23が回転し、さらに、カム部材23の回転に伴い、ロック軸21上のロック部材10も回転し、ロック部材10の車両上方側の突起部31が金属製部材25の係止部35を被ロック部24から離脱させる。金属製部材25の突出部39が被ロック部24の管周方向孔33及び管軸方向切欠部34から離脱することによって、ロックが解除される。
以下、テレスコピック位置規制機構6(規制部材22)について説明する。
規制部材22は、図2、図3に示すように、アウタージャケット3の下部の筒壁17を貫通して筒壁17の厚さ方向に出没可能に設けられ、インナージャケット4におけるテレスコピック収縮側の前端位置を規制すると共にアウタージャケット3から離脱可能に配設される。具体的には、規制部材22は、図6に示すように、車幅方向に延在する下側保持部41と、下側保持部41の車幅方向の中央部から上方に延在する連結部42と、連結部42を介して下側保持部41と連結される上側保持部43と、上側保持部43の上に設けられた上側延設部44と、上側延設部44の前端に形成されたストッパー部45と、から一体に構成される。そして、このストッパー部45は、アウタージャケット3の下部の筒壁17に保持されている。また、下側保持部41の車幅方向両側の上面には、平面状の押圧面46が形成されており、ストッパー部45における車両後方側には突当面47が形成されている。この突当面47は、インナージャケット4におけるテレスコピック収縮側の前端位置を規制する。即ち、テレスコピック調整時において、インナージャケット4の前端の下部が突当面47に突き当たる前後位置がテレスコピック収縮側の最も前側の位置となる。そして、下側保持部41における連結部42の車幅方向両側には、金属製部材25(ワイヤー)が挿通される金属製部材挿通部40が一対に形成されている。なお、下側保持部41の前面の車幅方向両側及び後面の車幅方向両側には、上下方向に延びる三角柱の突起48が合計四つ設けられている。
次いで、図7を用いて、車両衝突時における規制部材22の動きを説明する。
図7(a)に示すように、車両の通常走行時には、規制部材22のストッパー部45がアウタージャケット3の筒壁17の内周面49よりも内周側(図7の上側)に突出して配置されている。図6に示す三角柱の突起48がアウタージャケット3の下部に食い込んでいるため、規制部材22がアウタージャケット3に保持され、自重では離脱しない。
図7(b)に示すように、車両衝突時にインナージャケット4に車両前方に向けて設定値以上の衝撃荷重が加わると、インナージャケット4が金属製部材25の一端部(係止部35)と共に前方移動する。すると、金属製部材25の巻掛部36は、ロック部材10の支持部28(しごき部32)を中心にして、側面視で反時計方向に回転しつつ後方移動する。また、同時に、金属製部材25の折返部37は、規制部材22の金属製部材挿通部40及び押圧面46を車両下方に押し下げながら後方移動する。これによって、図7(b)、図7(c)に示すように、規制部材22がアウタージャケット3の下部から離脱する。
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
(1)本実施形態に係るステアリングコラム装置1は、筒形状に形成され、車両前後方向に沿って配設されるアウタージャケット3と、アウタージャケット3内に管軸方向に移動可能に挿入されるインナージャケット4と、アウタージャケット3とインナージャケット4とを締結するロック機構5と、を備える。ロック機構5は、操作軸20の外周面に装着されて操作軸20と一体で回動するカム部材23と、アウタージャケット3に回動可能に支持される支持部28を有し、カム部材23と係合してカム部材23により回動されるロック部材10と、インナージャケット4に配設される被ロック部24と、インナージャケット4とアウタージャケット3との間に延設される金属製部材25とを有する。金属製部材25は、延設方向の一端部(係止部35)が被ロック部24に係脱可能に支持され、一端部と延設方向の他端部(折返部37)と間の部位がロック部材10の支持部28の外周面に巻き付けられている。
本実施形態に係るステアリングコラム装置1においては、ロック機構5が、アウタージャケット3とインナージャケット4とを締結する機能に加えて、二次衝突時の衝撃エネルギーを吸収するためのエネルギー吸収機構としての機能も有する。すなわち、一つの機構により、アウタージャケット3に対するインナージャケット4のロック(締結固定)と、二次衝突時の衝撃エネルギーの吸収とを行うようにすることにより、ロック機構5及びエネルギー吸収機構の構造の簡素化を図ることができる。このため、ステアリングコラム装置1全体の部品点数の削減を図ると共に、ステアリングコラム装置1の製造コストの削減を図ることができる。
したがって、本実施形態によれば、ロック機構5及びエネルギー吸収機構の構造の簡素化を図ることにより、部品点数の削減を図ると共に、製造コストの削減を図ることができるステアリングコラム装置1を提供することができる。
(2)ロック部材10は、車両上下方向に間隔をおいて形成される上下一対の突起部31を有し、上下一対の突起部31の間に、金属製部材25が通されている。ロック時には、金属製部材25が車両下方側の突起部31と当接して車両上方へ押し上げられ、ロック解除時には、金属製部材25が車両上方側の突起部31と当接して車両下方へ押し下げられる。
上下一対の突起部31の間に金属製部材25を通し、これら上下一対の突起部31により、金属製部材25の一端部(係止部35)の車両上下方向に対する移動を行うようにすることにより、ロック機構5の部品点数の削減を図ることができる。また、金属製部材25をロック部材10に対して組み付けやすくするために、上下一対の突起部31の先端側が開放している。この先端側から金属製部材25を上下一対の突起部31の間に通すことができるため、ロック機構5の組付性の向上も図ることが可能になる。
(3)被ロック部24は、インナージャケット4の外周面に管周方向に沿って形成される管周方向孔33と、管周方向孔33の延在方向の端部と連通し、インナージャケット4の外周面に管軸方向に沿って形成される管軸方向切欠部34とを有して構成される。
インナージャケット4の外周面に管周方向孔33及び管軸方向切欠部34を直接形成することにより、別体の部材をインナージャケット4の外周面に配置する必要がないため、ロック機構5の部品点数の削減を図ることができる。また、インナージャケット4の外周面に、管周方向孔33に加えて、管軸方向切欠部34を形成することにより、金属製部材25をより確実に被ロック部24に保持させることが可能になる。
(4)金属製部材25は、インナージャケット4へ向かって突出する突出部39を一端部に有する。
金属製部材25の一端部(係止部35)に突出部39を形成することにより、金属製部材25の突出部39をインナージャケット4の被ロック部24に積極的に係合させることができ、金属製部材25をより確実に被ロック部24に保持させることが可能になる。また、金属製部材25の突出部39とロック部材10の突起部31との間に車両前後方向の距離があるため、金属製部材25が突起部31を支点として弾性変形することができ、ハーフロックの際には金属製部材25が撓むことを可能にする。このため、ロック機構5がハーフロックに起因して破損することを抑制することができる。さらに、ハーフロック時に車両衝突が起こった場合には、インナージャケット4が管軸方向へ移動すると、突出部39が管周方向孔33及び管軸方向切欠部34に嵌り込むため、確実にエネルギー吸収をすることができる。
ところで、本発明のステアリングコラム装置は前述の実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
前述の実施形態では、金属製部材がワイヤー(例えば、鋼製の線材)から構成されるとしたが、これに限定はされない。例えば、金属製部材が、プレート(例えば、鋼製の板材)から構成されてもよい。
1 ステアリングコラム装置
3 アウタージャケット
4 インナージャケット
5 ロック機構
10 ロック部材
20 操作軸
23 カム部材
24 被ロック部
25 金属製部材
28 支持部
31 突起部
33 管周方向孔
34 管軸方向切欠部
39 突出部
3 アウタージャケット
4 インナージャケット
5 ロック機構
10 ロック部材
20 操作軸
23 カム部材
24 被ロック部
25 金属製部材
28 支持部
31 突起部
33 管周方向孔
34 管軸方向切欠部
39 突出部
Claims (4)
- 筒形状に形成され、車両前後方向に沿って配設されるアウタージャケットと、
前記アウタージャケット内に管軸方向に移動可能に挿入されるインナージャケットと、
前記アウタージャケットと前記インナージャケットとを締結するロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、
操作軸の外周面に装着されて前記操作軸と一体で回動するカム部材と、
前記アウタージャケットに回動可能に支持される支持部を有し、前記カム部材と係合して前記カム部材により回動されるロック部材と、
前記インナージャケットに配設される被ロック部と、
前記インナージャケットと前記アウタージャケットとの間に延設される金属製部材とを有し、
前記金属製部材は、延設方向の一端部が前記被ロック部に係脱可能に支持され、前記一端部と延設方向の他端部と間の部位が前記ロック部材の前記支持部の外周面に巻き付けられている
ことを特徴とするステアリングコラム装置。 - 前記ロック部材は、車両上下方向に間隔をおいて形成される上下一対の突起部を有し、
前記上下一対の突起部の間に、前記金属製部材が通されており、
ロック時には、前記金属製部材が車両下方側の前記突起部と当接して車両上方へ押し上げられ、ロック解除時には、前記金属製部材が車両上方側の前記突起部と当接して車両下方へ押し下げられる
ことを特徴とする請求項1に記載のステアリングコラム装置。 - 前記被ロック部は、
前記インナージャケットの外周面に管周方向に沿って形成される管周方向孔と、
前記管周方向孔の延在方向の端部と連通し、前記インナージャケットの外周面に管軸方向に沿って形成される管軸方向切欠部とを有して構成される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリングコラム装置。 - 前記金属製部材は、前記インナージャケットへ向かって突出する突出部を前記一端部に有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のステアリングコラム装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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