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JP2019181534A - レーザ発振器及びそれを用いたレーザ加工装置 - Google Patents

レーザ発振器及びそれを用いたレーザ加工装置 Download PDF

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JP2019181534A JP2018076938A JP2018076938A JP2019181534A JP 2019181534 A JP2019181534 A JP 2019181534A JP 2018076938 A JP2018076938 A JP 2018076938A JP 2018076938 A JP2018076938 A JP 2018076938A JP 2019181534 A JP2019181534 A JP 2019181534A
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Abstract

【課題】レーザ発振器において光出射部の切替え又は分配されたレーザビーム出力比の変更を可能にする。【解決手段】レーザ発振器10は、TE偏光のレーザビームLB1〜LB4をそれぞれ発する複数のレーザモジュール11と、複数のレーザビームを結合して出射するビーム結合器12と、を少なくとも備えている。ビーム結合器12は複数の光出射部LI1〜LI4と、レーザビームをTE偏光からTM偏光に変化させる1/2波長板HWP1と、TE偏光のレーザビームを透過させる一方、TM偏光のレーザビームを反射する偏光ビームスプリッタPBS3と、を有している。レーザビームLB3,LB4の光路上に1/2波長板HWP1が配されて、レーザビームLB3,LB4が偏光ビームスプリッタPBS3で反射される一方、レーザビームLB1,LB2は偏光ビームスプリッタPBS3を透過する。【選択図】図2

Description

本発明は、レーザ発振器及びそれを用いたレーザ加工装置に関する。
近年、金属の切断や溶接を行うのに高出力のレーザ発振器を搭載したレーザ加工装置が多用されている。特に、金属の厚板切断には4kW以上の出力を有するレーザ発振器を用いることが多い。一方、金属の薄板切断やレーザマーキング加工等では2kW以下の出力のレーザ発振器を用いることが多い。このように、加工用途によって適切なレーザ出力が異なるが、レーザ加工装置は高価であるため、1台のレーザ加工装置が多用途で用いられることが多い。
しかし、4kWの出力を有するレーザ発振器を用いて2kWの出力のレーザビームを出射する場合は、本来の実力の半分しか利用しておらず、非効率である。
そこで、従来、高出力レーザから出射されたレーザビームをガルバノミラーに保持されたミラーで走査して、互いに異なる光ファイバに導入するとともに、光ファイバへのレーザビーム入射時間を制御して、所望のデューティー比でレーザビームを時分割して出射する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3004625号公報
しかし、特許文献1に開示された従来技術では、ミラーで走査されたレーザビームを光ファイバに結合させるのに高精度の制御を必要としていた。また、レーザビームを走査するガルバノミラー等の走査器が高価かつ大型なものとなっていた。さらに、この従来技術では、レーザビームを分配して同時に出射することはできなかった。
本発明はかかる点に鑑みなされたもので、その目的は、簡便な構成及び操作で、光出射部の切替え又はレーザビームの分配を可能にするレーザ発振器及びそれを用いたレーザ加工装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るレーザ発振器は、主たる偏光状態が第1の偏光状態であるレーザビームをそれぞれ発する複数のレーザモジュールと、該複数のレーザモジュールから出射された複数のレーザビームを結合して1つ又は2つ以上のレーザビームとして出射するビーム結合器と、前記ビーム結合器から出射されたレーザビームを所定のビーム径になるように集光して伝送ファイバに導光する集光ユニットと、を備え、前記ビーム結合器は、入射したレーザビームを前記第1の偏光状態から前記第1の偏光状態と異なる第2の偏光状態に変化させる複数の偏光部材と、前記第1の偏光状態を有するレーザビームを透過させる一方、前記第2の偏光状態を有するレーザビームを反射する偏光ビームスプリッタと、前記ビーム結合器内で結合されたレーザビームが出射される複数の光出射部と、を少なくとも有し、一の偏光部材及び他の偏光部材は、それぞれ少なくとも1つのレーザビームの光路上の所定の位置と光路外の所定の位置との間を移動可能に設けられ、前記複数のレーザビームのうち少なくとも1つのレーザビームは、第1の方向に進行して前記偏光ビームスプリッタに入射される一方、少なくとも1つのレーザビームは、前記第1の方向と交差する第2の方向に進行して前記偏光ビームスプリッタに入射され、前記第1の方向に進行する少なくとも1つのレーザビームの光路上の所定の位置に前記一の偏光部材が配されるか、又は前記第2の方向に進行する少なくとも1つのレーザビームの光路上の所定の位置に前記他の偏光部材が配されることで、前記一の偏光部材または前記他の偏光部材を透過したレーザビームは、前記偏光ビームスプリッタによって前記第1又は第2の方向のうち前記偏光ビームスプリッタに入射するまでの進行方向とは異なる方向に反射される一方、前記一の偏光部材又は前記他の偏光部材を透過しないレーザビームは前記偏光ビームスプリッタを透過することを特徴とする。
この構成によれば、所定のレーザビームの光路上に一の偏光部材又は他の偏光部材を配置させるという簡単な操作で、レーザビームLBが出射される光出射部を切り替えたり、レーザビームを分配したりすることが可能となる。また、一及び他の偏光部材として良く知られた1/2波長板等を用いることができる。
また、本発明に係る別のレーザ発振器は、主たる偏光状態が第1の偏光状態であるレーザビームをそれぞれ発する複数のレーザモジュールと、該複数のレーザモジュールから出射された複数のレーザビームを結合して1つ又は2つ以上のレーザビームとして出射するビーム結合器と、前記ビーム結合器から出射されたレーザビームを所定のビーム径になるように集光して伝送ファイバに導光する集光ユニットと、を備え、前記ビーム結合器は、入射したレーザビームを前記第1の偏光状態から前記第1の偏光状態と異なる第2の偏光状態に変化させる複数の偏光部材と、前記第1の偏光状態を有するレーザビームを透過させる一方、前記第2の偏光状態を有するレーザビームを反射する偏光ビームスプリッタと、前記ビーム結合器内で結合されたレーザビームが出射される複数の光出射部と、を少なくとも有し、前記偏光部材は、少なくとも1つのレーザビームの光路上の所定の位置と光路外の所定の位置との間を移動可能に設けられ、前記複数のレーザビームのうち少なくとも1つのレーザビームは、第1の方向に進行し、少なくとも2つのレーザビームは、前記第1の方向と交差する第2の方向に進行して前記偏光ビームスプリッタに入射され、前記第2の方向に進行する少なくとも2つのレーザビームのそれぞれの光路上に前記偏光部材がそれぞれ配されることで、前記複数の光出射部のうち少なくとも2つの光出射部からレーザビームが出射されることを特徴とする。
この構成によれば、所定の複数のレーザビームの光路上に偏光部材をそれぞれ配置させるという簡単な操作で、レーザビームが出射される光出射部を切り替えたり、レーザビームを分配したりすることが可能となる。また、偏光部材として良く知られた1/2波長板等を用いることができる。
また、本発明に係るさらなる別のレーザ発振器は、上記のレーザ発振器の構成に加えて、前記集光ユニットは、前記ビーム結合器内で結合されて前記ビーム結合器の外に出射されるレーザビームの本数に応じて複数設けられるとともに、複数の前記集光ユニットのそれぞれに前記伝送ファイバが結合されていることを特徴とする。
この構成によれば、レーザ発振器で生成された複数のレーザビームを同時に外部に出射させることができ、またレーザ発振器で生成された1つ以上のレーザビームを異なる場所に向けて出射させることができる。
本発明に係るレーザ加工装置は、上記さらなる別のレーザ発振器と、複数の前記伝送ファイバの出射端にそれぞれ取付けられたレーザビーム出射ヘッドと、前記偏光部材の動作を制御する制御部と、を少なくとも備えたことを特徴とする。
この構成によれば、レーザビームの切り替えや、レーザビームの分配を簡便に行えるため、レーザ加工工程の生産性を向上させることができる。
以上説明したように、本発明に係るレーザ発振器によれば、簡単な構成及び操作でレーザビームの切り替えや、レーザビームの分配が可能となる。また、本発明に係るレーザ加工装置によれば、レーザビームの切り替えや、レーザビームの分配を簡便に行えるため、レーザ加工工程の生産性を向上させることができる。
本発明の実施形態1に係るレーザ加工装置の構成を示す模式図である。 ビーム結合器の内部構成を示す模式図である。 レーザビーム出射部を切替えた場合のビーム結合器の内部構成を示す模式図である。 レーザビーム分配時のビーム結合器の内部構成を示す模式図である。 分配されたレーザビームの出力比を変更した場合のビーム結合器の内部構成を示す模式図である。 本発明の実施形態2に係るに係るレーザビーム分配時のビーム結合器の内部構成を示す模式図である。 分配されたレーザビームの出力比を変更した場合のビーム結合器の内部構成を示す別の模式図である。 分配されたレーザビームの出力比をさらに変更した場合のビーム結合器の内部構成を示すさらなる別の模式図である。 本発明の実施形態3に係るレーザ加工装置の使用例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態1)
[レーザ加工装置の構成]
図1は、本実施形態に係るレーザ加工装置の構成を、図2は、ビーム結合器の内部構成の模式図を、図3は、レーザビーム出射部を切替えた場合のビーム結合器の内部構成の模式図をそれぞれ示す。
レーザ加工装置100は、レーザ発振器10とレーザビーム出射ヘッド30,31と伝送ファイバ40,41と制御部50とを備えている。レーザ発振器10と伝送ファイバ40,41におけるレーザビームLBが入射される端部(以下、単に入射端という。また、伝送ファイバ40,41におけるレーザビームが出射される端部を、以下、単に出射端という。)とは筐体70内に収容されている。また、レーザ発振器10は図示しない電源から電力が供給されてレーザ発振を行う。
レーザ発振器10は、複数のレーザモジュール11とビーム結合器12と複数の集光ユニット20と、を有している。レーザモジュール11は、異なる波長のレーザビームを発する複数のレーザダイオードまたはレーザアレイからなり、レーザモジュール11内で波長合成されたレーザビームが各レーザモジュール11からそれぞれ出射される。なお、複数のレーザモジュール11からそれぞれ出射されたレーザビームLB1〜LB4(図2参照)はいずれも、レーザモジュール11から出射された時点で主たる偏光状態がTE偏光(第1の偏光状態)であり、その偏光比(TE偏光成分の強度/全体の光強度)は95%〜97%程度である。
レーザビームLB1〜LB4は、ビーム結合器12内で1つまたは2つ以上のレーザビームに結合される(以下、単に結合レーザビームと呼ぶことがある)。また、後述するように、ビーム結合器12内でのレーザビームの光路切替えや分配により複数の結合レーザビームが同時に生成された場合は、ビーム結合器12から複数の集光ユニット20に対してそれぞれ結合レーザビームが出射される。上記の光路切替え動作については後で詳述する。また、集光ユニット20に入射されたレーザビームLBは、集光ユニット20の内部に配設された集光レンズ(図示せず)によって集光され、所定の倍率でビーム径が縮小されて伝送ファイバ40又は41に入射され、レーザビーム出射ヘッド30又は31から出射される。レーザ発振器10をこのような構成とすることで、レーザビーム出力が数kWを超える高出力のレーザ加工装置100を得ることができる。なお、本実施形態におけるレーザ発振器10は、レーザ出力1kWのレーザモジュール11を4個搭載しており、その最大出力は4kWである。ただし、これに特に限定されず、レーザモジュール11の個々の出力や、レーザ発振器10へのレーザモジュール11の搭載個数は、レーザ加工装置100の要求仕様等に応じて適宜変更されうる。
ビーム結合器12は、複数の光入射部LI1〜LI4と複数の光出射部LO1,LO2とを有している。光出射部LI1〜LI4は、ビーム結合器12の同じ面に、また、光出射部LO1,LO2はビーム結合器12の別の面にそれぞれ設けられている。また、図2,3に示すように、ビーム結合器12は、内部に複数のミラー(光反射部材)M1〜M5と、複数の偏光ビームスプリッタPBS1〜PBS3と1/2波長板HWP1(一の偏光部材),HWP2(他の偏光部材)とビームダンパDP1,DP2とを有している。このうち、1/2波長板HWP1,HWP2はビーム結合器12内で移動可能に構成されている。また、1/2波長板HWP1,HWP2は、それぞれ入射したレーザビームの偏光状態を変化させて出射する偏光部材である。なお、1/2波長板HWP1,HWP2を移動させるアクチュエータに関しては図示及びその説明を省略している。
集光ユニット20は、内部に集光レンズ(図示せず)を有しており、集光レンズは、伝送ファイバ40又は41の入射端において、それぞれの伝送ファイバのコア径よりも小さいスポット径となるようにレーザビームLBを集光する。また、集光ユニット20は図示しないコネクタを有し、コネクタには伝送ファイバ40又は41の入射端が接続されている。また、集光ユニット20では、ビーム結合器12内で結合されてビーム結合器12の外に出射されるレーザビームの本数に応じて、あるいは、ビーム結合器12の光出射部の個数に応じて、ビーム結合器12から出射されるレーザビームの光路上に集光レンズを設けている。それ以外の光学部品、例えば、ビーム整形のためのコリメータレンズ等を各レーザビームの光路上にそれぞれ配置するようにしてもよい。
なお、以降の説明において、レーザビームLBが集光レンズユニット20に向かう進行方向をX方向、複数のレーザモジュール11の配列方向をY方向、X方向及びY方向と直交する方向をZ方向とそれぞれ呼ぶことがある。
伝送ファイバ40又は41は、集光ユニット20から受け取ったレーザビームLBをレーザビーム出射ヘッド30又は31に伝送する。また、図示しないが、クラッド40,41はコアの周りにコアよりも屈折率の低いクラッドが設けられ、クラッドの表面は被膜で覆われている。
レーザビーム出射ヘッド30又は31は、伝送ファイバ40又は41で伝送されたレーザビームLBを図示しないワークに向けて照射する。
制御部50は、レーザ発振器10のレーザ発振を制御する。具体的には、レーザ発振器10に接続された電源(図示せず)に対して出力電圧やオン時間等の制御信号を供給することにより、各レーザモジュール11のレーザ発振制御を行う。各レーザモジュール11に対して個別にレーザ発振制御を行うことも可能である。例えば、レーザモジュール11毎にレーザ発振出力やオン時間等を異ならせるようにしてもよい。また、制御部50は、ビーム結合器12内に配置された1/2波長板HWP1,HWP2やその他の光学部品の動作、具体的には、1/2波長板HWP1,HWP2等に連結されたアクチュエータ(図示せず)の動作を制御する。なお、制御部50は、レーザビーム出射ヘッド30が取り付けられたマニピュレータ(図示せず)の動作を制御してもよい。
[レーザビーム出射部の切替え動作について]
図2,3に示すように、本実施形態に係るレーザ発振器10では、ビーム結合器12から出射されるレーザビームLBを光出射部LO1,LO2のどちらから出射させるかを切り替えることが可能である。これにより、レーザビームLBをレーザビーム出射ヘッド30から出射させるか、あるいは、レーザビーム出射ヘッド31から出射させるかを切り替えることができる。以下、このことについて詳述する。
まず、光出射部LO1からレーザビームLBを出射させる場合について考える。図2に示すように、光入射部LI1〜LI4からそれぞれビーム結合器12内に入射されたレーザビームLB1〜LB4は同じ方向、この場合はZ方向に進行する。このうち、レーザビームLB1はミラーM1で反射されてミラーM2に向かい、ミラーM2で再度変更されて再びZ方向に進行する。レーザビームLB2はミラーM2の近傍を抜けてZ方向に直進し、レーザビームLB1とともに偏光ビームスプリッタPBS1に入射される。なお、偏光ビームスプリッタPBS1に入射される直前において、レーザビームLB1は、レーザビームLB2の光路と平行に、かつ所定の間隔をあけて進行している。
偏光ビームスプリッタPBS1に入射されたレーザビームLB1,LB2のうち、TEE偏光成分以外の成分、つまり、TM偏光(第2の偏光状態)成分は、偏光ビームスプリッタPBS1で反射されてビームダンパDP1に入射し、吸収される。これにより、偏光ビームスプリッタPBS1を透過するレーザビームLB1,LB2はTE偏光成分のみとなる。
一方、レーザビームLB3は、ミラーM3で反射されてY方向に進行し偏光ビームスプリッタPBS2に向かう。また、レーザビームLB4は、ミラーM4で反射されて、レーザビームLB3の光路と平行に、かつ所定の間隔をあけてY方向に進行し、ミラーM3の近傍を抜けて偏光ビームスプリッタPBS2に向かう。
偏光ビームスプリッタPBS2に入射されたレーザビームLB3,LB4のうち、TM偏光成分は、偏光ビームスプリッタPBS2で反射されてビームダンパDP2に入射し、吸収される。これにより、偏光ビームスプリッタPBS2を透過するレーザビームLB3,LB4はTE偏光成分のみとなる。
偏光ビームスプリッタPBS1を透過したレーザビームLB1,LB2は、偏光ビームスプリッタPBS3に入射される。レーザビームLB1,LB2は、偏光ビームスプリッタPBSを透過して、そのまま光出射部LO1に向かう。
一方、偏光ビームスプリッタPBS2を透過したレーザビームLB3,LB4の光路上に1/2波長板HWP1が配置されるようにすると、レーザビームLB3,LB4は偏光状態が変化される。つまり、TE偏光からそれ以外の偏光状態、この場合はTM偏光状態に変化される。TM偏光に変化されたレーザビームLB3,LB4は偏光ビームスプリッタPBS3で反射される。ここで、偏光ビームスプリッタPBS3は、レーザビームLB3,LB4の進行方向をY方向からZ方向に変化させるように配置されている。つまり、レーザビームLB3,LB4の進行方向と45°の角度をなすように配置されている。また、偏光ビームスプリッタPBS3は、レーザビームLB1,LB2の進行方向とも45°の角度をなすように配置されている。このため、偏光ビームスプリッタPBS3で反射されたレーザビームLB3,LB4はZ方向に進行して、そのまま光出射部LO1に向かう。
ここで、偏光ビームスプリッタPBS3を透過した以降のレーザビームLB1,LB2のうちいずれか一方と、偏光ビームスプリッタPBS3で反射された以降のレーザビームLB3,LB4のうちいずれか一方とが同じ光軸となるように、ビーム結合器12内の各部が配置されている。また、偏光ビームスプリッタPBS3を透過した以降のレーザビームLB1,LB2のうち他方と、偏光ビームスプリッタPBS3で反射された以降のレーザビームLB3,LB4のうち他方とが同じ光軸となるように、ビーム結合器12内の各部が配置されている。本実施形態では、図2に示すように、偏光ビームスプリッタPBS3から光出射部LO1に到るまで、レーザビームLB1とレーザビームLB4とが同じ光軸となるように、また、レーザビームLB2とレーザビームLB3とが同じ光軸となるように、光入射部LI1〜LI4やミラーM1〜M4や偏光ビームスプリッタPBS3の配置が決められている。
このようにレーザビームLB1〜LB4を偏光ビームスプリッタPBS3に入射させることで、レーザビームLB1〜LB4は1本のレーザビームLBに結合されて光出射部LO1から出射される。また、この場合、図1に示すレーザ加工装置100において、集光ユニット20から出射されたレーザビームLBは、伝送ファイバ40を通ってレーザビーム出射ヘッド30から出射される。
次に、光出射部LO2からレーザビームLBを出射させる場合について考える。図3に示すように、光入射部LI1〜LI4やミラーM1〜M4や偏光ビームスプリッタPBS1〜PBS3及びビームダンパDP1,DP2の配置は図2に示す配置と同様である。また、偏光ビームスプリッタPBS1を透過した直後までのレーザビームLB1,LB2の光路と偏光ビームスプリッタPBS2を透過した直後までのレーザビームLB3,LB4の光路も図2に示すのと同様である。一方、図3に示すように、1/2波長板HWP1がレーザビームLB3,LB4の光路外に退避される一方、1/2波長板HWP2が移動して、偏光ビームスプリッタPBS1を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB1,LB2の光路上に配置される。このことにより、レーザビームLB3,LB4は、偏光ビームスプリッタPBS3を透過してY方向に直進する一方、1/2波長板HWP2によりTM偏光に変化されたレーザビームLB1,LB2は偏光ビームスプリッタPBS3によって反射され、Z方向からY方向に進行方向が変えられて直進する。
なお、図3に示すように、偏光ビームスプリッタPBS3で反射されたレーザビームLB1と偏光ビームスプリッタPBS3を透過したレーザビームLB4とが同じ光軸となるように、また、偏光ビームスプリッタPBS3で反射されたレーザビームLB2と偏光ビームスプリッタPBS4を透過したレーザビームLB3とが同じ光軸となるように、光入射部LI1〜LI4やミラーM1〜M4や偏光ビームスプリッタPBS3の配置が決められている。
このように偏光ビームスプリッタPBS3で結合されたレーザビームLB1〜LB4は1本のレーザビームLBに結合されてミラーM5で反射される。ミラーM5は、偏光ビームスプリッタPBS3とY方向で所定の間隔、この場合は、光出射部LO1とLO2とのY方向の間隔に相当する間隔をあけて設けられている。ミラーM5で反射されたレーザビームLBが光出射部LO2から出射される。また、この場合、図1に示すレーザ加工装置100において、集光ユニット20から出射されたレーザビームLBは、伝送ファイバ41を通ってレーザビーム出射ヘッド31から出射される。
[レーザビーム分配及び出力比の変更動作について]
図4は、本実施形態に係る、レーザビーム分配時のビーム結合器の内部構成の模式図、図5は、分配されたレーザビームの出力比を変更した場合のビーム結合器の内部構成の模式図をそれぞれ示す。なお、図4,5に示すビーム結合器12は、図2,3に示すビーム結合器12と同じであり、内部の構造も図2,3に示す構造と同じである。
1/2波長板HWP1,HWP2の配置、特にHWP2を所定に位置に移動させることで、光出射部LO1及びLO2の両方からレーザビームを出射させることができ、また、その出力比を変更させることができる。以下、このことについて詳述する。
まず、光出射部LO1及びLO2から同じ出力のレーザビームLBA,LBBをそれぞれ出射させる場合について考える。図4に示すように、偏光ビームスプリッタPBS1を透過した直後までのレーザビームLB1,LB2の光路と偏光ビームスプリッタPBS2を透過した直後までのレーザビームLB3,LB4の光路は図2,3に示すのと同様である。
一方、図4に示すように、1/2波長板HWP1が、偏光ビームスプリッタPBS2を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB3,LB4の光路上に配置され、かつ、1/2波長板HWP2が、偏光ビームスプリッタPBS1を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB1,LB2の光路上に配置される。レーザビームLB3,LB4は、1/2波長板HWP1によりTM偏光に変化されるため、偏光ビームスプリッタPBS3で反射されてZ方向に直進し、光出射部LO1に向かう。また、レーザビームLB1,LB2も、1/2波長板HWP2によりTM偏光に変化されるため、偏光ビームスプリッタPBS3によって反射され、Y方向に直進し、ミラーM5に向かう。ミラーM5で反射されたレーザビームLB1,LB2はY方向からZ方向に進行方向が変えられて光出射部LO2に向かう。なお、偏光ビームスプリッタPBS3において、レーザビームLB1,LB2が反射される反射面と、レーザビームLB3,LB4が反射される反射面とは互いに対向する面である。
その結果、レーザビームLB3とレーザビームLB4とが結合されたレーザビームLBAが光出射部LO1から、レーザビームLB1とレーザビームLB2とが結合されたレーザビームLBBが光出射部LO2からそれぞれ出射される。本実施形態において、レーザビームLB1〜LB4は、それぞれ同じレーザ出力(1kW)であるため、光出射部LO1から出射されたレーザビームLBAと光出射部LO2から出射されたレーザビームLBBとの出力比は1:1である。また、この場合、図1に示すレーザ加工装置100において、集光ユニット20から出射された2本のレーザビームLBA,LBBは、伝送ファイバ40,41をそれぞれ通ってレーザビーム出射ヘッド30,31からそれぞれ同じ出力で出射される。
次に、光出射部LO1から出射されるレーザビームLBAと光出射部LO2からから出射されるレーザビームLBBとの出力比を変更させる場合について考える。図5に示すように、偏光ビームスプリッタPBS1を透過した直後までのレーザビームLB1,LB2の光路と偏光ビームスプリッタPBS2を透過した直後までのレーザビームLB3,LB4の光路は図4に示すのと同様である。
ここで、図4と同様に、1/2波長板HWP1が、偏光ビームスプリッタPBS2を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB3,LB4の光路上に配置される一方、図5に示すように、1/2波長板HWP2が、偏光ビームスプリッタPBS1を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB1の光路上に配置される。レーザビームLB3,LB4は、1/2波長板HWP1によりTM偏光に変化されるため、偏光ビームスプリッタPBS3で反射されてZ方向に直進し、光出射部LO1に向かう。また、レーザビームLB1も、1/2波長板HWP2によりTM偏光に変化されるため、偏光ビームスプリッタPBS3によって反射され、Y方向に直進し、ミラーM5に向かう。ミラーM5で反射されたレーザビームLB1,LB2はY方向からZ方向に進行方向が変えられて光出射部LO2に向かう。
一方、レーザビームLB2は、1/2波長板HWP2を透過しないため、TE偏光のまま、偏光ビームスプリッタPBS3に入射される。このため、レーザビームLB2は、そのまま偏光ビームスプリッタPBS3を透過して、レーザビームLB3,LB4と結合される。なお、偏光ビームスプリッタPBS3から光出射部LO1に到るまでレーザビームLB2とレーザビームLB3とは同じ光軸上を進行している。
その結果、レーザビームLB2〜LB4が結合されたレーザビームLBAが光出射部LO1から、レーザビームLB1がレーザビームLBBとして光出射部LO2からそれぞれ出射される。本実施形態において、レーザビームLB1〜LB4は、それぞれ同じレーザ出力(1kW)であるため、光出射部LO1から出射されたレーザビームLBAと光出射部LO2から出射されたレーザビームLBBとの出力比は3:1である。つまり、図4に示す場合に比べて、出射部LO1から出射されたレーザビームLBAと光出射部LO2から出射されたレーザビームLBBとは異なる出力、つまり、上記の出力比で分配されている。
また、この場合、図1に示すレーザ加工装置100において、集光ユニット20から出射された2本のレーザビームLBA,LBBは、伝送ファイバ40,41をそれぞれ通ってレーザビーム出射ヘッド30,31から出力比3:1で出射される。
なお、1/2波長板HWP2を、偏光ビームスプリッタPBS1を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB2の光路上に配置しても、同様に、レーザビームLB1,LB3,LB4が結合されたレーザビームLBAが光出射部LO1から、レーザビームLB2がレーザビームLBBとして光出射部LO2からそれぞれ出射され、光出射部LO1から出射されたレーザビームLBAと光出射部LO2から出射されたレーザビームLBBとの出力比は3:1である。また、レーザビームLB1とレーザビームLB4とは同じ光軸上を進行してレーザビームLBAの一部として光出射部LO1から出射される。
[効果等]
以上説明したように、本実施形態に係るレーザ発振器10は、主たる偏光状態がTE偏光(第1の偏光状態)であるレーザビームをそれぞれ発する複数のレーザモジュール11と、これらのレーザモジュール11から出射された複数のレーザビームLB1〜LB4を結合して1つ又は2つ以上のレーザビームLBとして出射するビーム結合器12と、ビーム結合器12から出射されたレーザビームLBを所定のビーム径になるように集光して伝送ファイバ40及び/または41に導光する集光ユニット20と、を備えている。
ビーム結合器12は、ビーム結合器12内で結合されたレーザビームLBが出射される光出射部LO1,LO2と入射したレーザビームをTE偏光からこれと異なるTM偏光(第2の偏光状態)に変化させる複数の偏光部材である1/2波長板HWP1,HWP2と、TE偏光のレーザビームを透過させる一方、TM偏光のレーザビームを反射する偏光ビームスプリッタPBS3と、を少なくとも有している。
1/2波長板HWP1(一の偏光部材)は、レーザビームLB3,LB4のうち少なくとも1つの光路上の所定の位置と光路外の所定の位置との間を移動可能に設けられ、1/2波長板HWP2(他の偏光部材)は、レーザビームLB1,LB2のうち少なくとも1つの光路上の所定の位置と光路外の所定の位置との間を移動可能に設けられている。
レーザビームLB1〜LB4のうちレーザビームLB1,LB2は、Z方向(第1の方向)に進行して偏光ビームスプリッタPBS3に入射される一方、レーザビームLB3,LB4は、Z方向と交差するY方向(第2の方向)に進行して偏光ビームスプリッタPBS3に入射される。
Z方向に進行するレーザビームLB1,LB2のうち少なくとも1つのレーザビームの光路上の所定の位置に1/2波長板HWP2が配されるか、又はY方向に進行するレーザビームLB3,LB4のうち少なくとも1つのレーザビームの光路上の所定の位置に1/2波長板HWP1が配されることで、1/2波長板HWP1又はHWP2を透過したレーザビームがTM偏光状態に変化する。この場合、偏光ビームスプリッタPBS3によって、それまでの進行方向とは異なる方向、つまり、偏光ビームスプリッタPBS3に入射するまでの進行方向がY方向であればZ方向に、偏光ビームスプリッタPBS3に入射するまでの進行方向がZ方向であればY方向に反射される。一方、1/2波長板HWP1又はHWP2を透過しないレーザビームは偏光ビームスプリッタPBS3を透過する。
レーザ発振器10をこのように構成することで、偏光部材である1/2HWP1又はHWP2をレーザビームの光路上に配置するか、または光路外に退避させるという簡単な操作で、複数のレーザビームLB1〜LB4のうち、偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでの進行方向と、偏光ビームスプリッタPBS3より後の進行方向とが異なるレーザビームの本数を調整することができる。つまり、複数のレーザビームLB1〜LB4が向う方向を変更したり、異なる方向に向かうレーザビームの本数比を変更したりすることができる。このことにより、光出射部LO1,LO2のうち、レーザビームLBが出射される光出射部を切り替えたり、2つの光出射部LO1,LO2から同時にレーザビームLBA,LBBを出射したりすることが可能となる。また、特許文献1に開示されるような外部光学系を用いることがなく、レーザ発振器10内でレーザビームの切替えや分配を行えるため、レーザ発振器10が大型化するのを抑制できる。また、偏光部材として公知の1/2波長板を用いることができ、簡便にレーザ発振器10を構成できる。さらに、1/2波長板HWP1,HWP2を移動させる機構も簡便なものを用いることができる。
また、偏光ビームスプリッタPBS3に対して異なる方向から入射するレーザビームの光路に1/2波長板HWP1又は1/2波長板HWP2を挿入することで、偏光ビームスプリッタPBS3に入射するレーザビームが反射されるか、あるいは透過するかを制御できる。このことにより、偏光ビームスプリッタPBS3で反射されたレーザビームと偏光ビームスプリッタPBS3を透過するレーザビームとが同じ光軸となるように偏光ビームスプリッタPBS3で結合されて、光出射部LO1,LO2のうち少なくとも1つの光出射部からレーザビームLBが出射される。
2つのレーザビームの光軸が同じになるように偏光ビームスプリッタPBS3で結合されることで、ビーム結合器12内で結合されたレーザビームLBのビーム品質を高めることができる。前述したように、レーザビームLB1は、レーザビームLB2の光路と平行に、かつ所定の間隔をあけて進行し、また、レーザビームLB3は、レーザビームLB4の光路と平行に、かつ所定の間隔をあけて進行している。よって、レーザビームLB1〜LB4を、ミラー等により単に進行方向を変えて同じ光出射部から出射させた場合、レーザビームLBは、互いに光軸の間隔が離れた4つのレーザビームLB1〜LB4の結合ビームとなる。従って、このレーザビームLBのビーム径は大きく拡がるとともに、スポット形状も円形から大きくかけ離れたものになってしまう。
このようなレーザビームLBでワークを加工すると、例えば、切断部の幅が所望の値より大きくなったり、所望の穴あけ加工ができなくなったりするおそれがあった。また、レーザビームLBのスポット径を円形に近づけようとすると、レンズ等の光学部品の点数が増加し、レーザ発振器10が高価になるおそれがあった。
一方、本実施形態によれば、少なくとも2つのレーザビームの光軸が同じ状態でレーザビームLBが生成されることで、その中に含まれるレーザビームの光軸を近接させることができ、レーザビームLBのビーム品質を高めることができる。このことにより、このレーザ発振器10を用いたレーザ加工装置100において、加工品質を向上させることができる。
偏光ビームスプリッタPBS3とY方向で所定の間隔をあけて設けられたミラーM5(光反射部材)によって、偏光ビームスプリッタPBS3を透過したレーザビーム及び偏光ビームスプリッタPBS3で反射されたレーザビームのうち少なくとも1つが光路を曲げられて、別の光出射部、例えば、ミラーM5に入射しないレーザビームが光出射部LO1から出射される場合、ミラーM5に入射したレーザビームが反射されて、光出射部LO2から出射されるようにしてもよい。
このようにすることで、簡便な構成でレーザビームLBが出射される光出射部を切り替えることができるし、また、光出射部LO1,LO2からそれぞれレーザビームLBA,LBBを出射させることもできる。
また、Z方向に進行するレーザビームLB1,LB2のうち、光路上に1/2波長板HWP2が配される本数を変更するか、又は、Y方向に進行するレーザビームLB3,LB4のうち、光路上に1/2波長板HWP1が配される本数を変更することで、光出射部LO1,LO2からそれぞれ出射されたレーザビームLBA,LBBの出力比が変更可能に構成されている。
図4,5に示した配置に限定されず、レーザ発振器10をこのように構成することによっても、光出射部LO1,LO2からそれぞれ出射されるレーザビームLBA,LBBの出力比を変えることができる。例えば、図2に示す構成において、1/2波長板HWP1を偏光ビームスプリッタPBS2を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB3の光路上又はレーザビームLB4の光路上のいずれかに配置するようにすると、光出射部LO1から出射されたレーザビームLBAと光出射部LO2から出射されたレーザビームLBBとの出力比は、図5に示す構成と同様に3:1となる。また、レーザビームLBAのビーム品質も、図5に示す場合と同じである。
また、図3に示す構成において、1/2波長板HWP2を偏光ビームスプリッタPBS1を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB1の光路上又はレーザビームLB2の光路上のいずれかに配置するようにすると、光出射部LO1から出射されたレーザビームLBAと光出射部LO2から出射されたレーザビームLBBとの出力比は、1:3となる。光出射部LO2から出射されたレーザビームLBBのビーム品質は、図5に示す、光出射部LO1から出射されたレーザビームLBのビーム品質と同等になる。
また、複数のレーザビームLB1〜LB4のうち、Z方向に進行するレーザビームLB1,LB2の光路上の所定の位置に1/2波長板HWP2が配され、かつY方向に進行するLB3,LB3の光路上の所定の位置に1/2波長板HWP1が配されることによっても、光出射部LO1,LO2からそれぞれレーザビームLBA,LBBを出射させることができる。この場合、Z方向に進行するレーザビームLB1,LB2のうち、光路上に1/2波長板HWP2が配される本数を変更するか、又はY方向に進行するレーザビームLB3,LB4のうち、光路上に1/2波長板HWP1が配される本数を変更することで、光出射部LO1,LO2からそれぞれ出射されたレーザビームLBA,LBBの出力比が変更可能に構成されている。
例えば、図5に示す構成において、1/2波長板HWP1を偏光ビームスプリッタPBS2を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB3,LB4の光路上から退避させると、光出射部LO1から出射されたレーザビームLBAと光出射部LO2から出射されたレーザビームLBBとの出力比は1:3となる。ただし、この場合は、光出射部LO2から出射されたレーザビームLBBにおいて、レーザビームLB1,LB3,LB4の光軸は互いに所定の間隔があけられているため、レーザビームLBBのビーム品質は、図5に示す、光出射部LO1から出射されたレーザビームLBAのビーム品質に比べて低下する。
なお、光入射部や光出射部の個数は、レーザ発振器10の仕様等に応じてそれぞれ適宜変更されうる。それに応じて、レーザビームの出力比も適宜変更されうる。
また、集光ユニット20は、ビーム結合器12内で結合されてビーム結合器12の外に出射されるレーザビームの本数に応じて複数設けられるとともに、複数の集光ユニット20のそれぞれに伝送ファイバが接続されている。本実施形態では、2つの集光ユニット20に伝送ファイバ40,41がそれぞれ接続されている。
このような構成とすることで、レーザ発振器10で生成された複数のレーザビームを同時に外部に出射させることができ、またレーザ発振器10で生成された1つ以上のレーザビームを異なる場所に向けて出射させることができる。
なお、偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでに、偏光ビームスプリッタPBS1,PBS2を用いて、レーザビームLB1〜LB4のTE偏光成分以外の成分をカットすることで、光出射部LO1及び/又はLO2から意図しないレーザビームが出射されるのを防止することができる。また、光出射部LO1及び/又はLO2から出射されるレーザビームLB又はLBA,LBBの出力を正確に規定することができる。
(実施形態2)
図6Aは、本実施形態に係るに係るレーザビーム分配時のビーム結合器の内部構成の模式図を、図6Bは、分配されたレーザビームの出力比を変更した場合のビーム結合器の内部構成の模式図を、図6Cは、分配されたレーザビームの出力比をさらに変更した場合のビーム結合器の内部構成の模式図をそれぞれ示す。
本実施形態に示す構成と実施形態1に示す構成とでは、以下の点で異なる。まず、本実施形態に示す構成では、光出射部の個数が3つに増えている(光出射部LO1〜LO3)。また、ミラーM1,M2,M5と1/2波長板HWP2とが省略され、代わりに、偏光ビームスプリッタPBS4〜PBS6と1/2波長板HWP3,HWP4とビームダンパ3とが追加されている。なお、光出射部LI1〜LI4とミラーM3,M4と偏光ビームスプリッタPBS1〜PBS3とビームダンパDP1,DP2の配置は実施形態1に示す配置と同じである。
本実施形態によれば、4つの光入射部LI1〜LI4からそれぞれ入射されたレーザビームLB1〜LB4をビーム結合器12内で結合して3つの光出射部LO1〜LO3のいずれか、あるいはそれぞれから出射させることができる。以下、このことについて詳述する。
図6Aに示すように、偏光ビームスプリッタPBS1を透過した直後までのレーザビームLB2の光路と偏光ビームスプリッタPBS2を透過した直後までのレーザビームLB3,LB4の光路は図2〜5に示すのと同様である。
一方、図6Aに示すように、1/2波長板HWP1が、偏光ビームスプリッタPBS2を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB3,LB4の光路上に配置される。レーザビームLB3,LB4は、1/2波長板HWP1によりTM偏光に変化されるため、偏光ビームスプリッタPBS3で反射されてZ方向に直進し、光出射部LO1に向かう。一方、レーザビームLB2はTE偏光のまま、偏光ビームスプリッタPBS1,PBS5をそのまま透過して光出射部LO2に向かう。同様に、レーザビームLB1はTE偏光のまま、偏光ビームスプリッタPBS4,PBS6をそのまま透過して光出射部LO3に向かう。なお、レーザビームLB1,LB2に含まれるTM偏光成分は、偏光ビームスプリッタPBS1,PBS4でそれぞれ反射されて、ビームダンパDP1,DP3にそれぞれ吸収される。
その結果、レーザビームLB3とレーザビームLB4とが結合されたレーザビームLBAが光出射部LO1から、レーザビームLB2がレーザビームLBBとして光出射部LO1から、レーザビームLB1がレーザビームLBCとして光出射部LO3からそれぞれ出射される。本実施形態において、レーザビームLB1〜LB4は、それぞれ同じレーザ出力(1kW)であるため、レーザビームLBAとレーザビームLBBとレーザビームLBCとの出力比は2:1:1である。また、この場合、図1に示すレーザ加工装置100において、集光ユニット20から出射された3本のレーザビームLBA,LBB,LBCは、伝送ファイバ40,41及び図示しない伝送ファイバをそれぞれ通ってレーザビーム出射ヘッド30,31及び図示しないレーザビーム出射ヘッドからそれぞれ上記の出力比で出射される。
また、図6Bに示すように、1/2波長板HWP1が、偏光ビームスプリッタPBS2を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB4の光路上に配置され、かつ、1/2波長板HWP3が、偏光ビームスプリッタPBS3を透過して偏光ビームスプリッタPBS5に入射されるまでのレーザビームLB3の光路上に配置される。レーザビームLB4は、1/2波長板HWP1によりTM偏光に変化されるため、偏光ビームスプリッタPBS3で反射されてZ方向に直進し、光出射部LO1に向かう。一方、レーザビームLB3は、偏光ビームスプリッタPBS3を透過した後、1/2波長板HWP3によりTM偏光に変化されるため、偏光ビームスプリッタPBS5で反射されてZ方向に直進し、光出射部LO2に向かう。
図6Aに示すのと同様に、レーザビームLB2はTE偏光のまま、偏光ビームスプリッタPBS1,PBS5をそのまま透過して光出射部LO2に向かう。また、レーザビームLB1はTE偏光のまま、偏光ビームスプリッタPBS4,PBS6をそのまま透過して光出射部LO3に向かう。なお、レーザビームLB1,LB2に含まれるTM偏光、成分は、偏光ビームスプリッタPBS1,PBS4でそれぞれ反射されて、ビームダンパDP1,DP3にそれぞれ吸収される。
その結果、レーザビームLB4がレーザビームLBAとして光出射部LO1から、レーザビームLB2とレーザビームLB3とが結合されたレーザビームLBBが光出射部LO2から、レーザビームLB1がレーザビームLBCとして光出射部LO3からそれぞれ出射される。この場合、レーザビームLBAとレーザビームLBBとレーザビームLBCとの出力比は1:2:1である。また、この場合、図1に示すレーザ加工装置100において、集光ユニット20から出射された3本のレーザビームLBA,LBB,LBCは、伝送ファイバ40,41及び図示しない伝送ファイバをそれぞれ通ってレーザビーム出射ヘッド30,31及び図示しないレーザビーム出射ヘッドからそれぞれ上記の出力比で出射される。
また、図6Cに示すように、1/2波長板HWP1が、偏光ビームスプリッタPBS2を透過して偏光ビームスプリッタPBS3に入射されるまでのレーザビームLB3の光路上に配置され、かつ、1/2波長板HWP4が、偏光ビームスプリッタPBS5を透過して偏光ビームスプリッタPBS6に入射されるまでのレーザビームLB4の光路上に配置される。レーザビームLB3は、1/2波長板HWP1によりTM偏光に変化されるため、偏光ビームスプリッタPBS3で反射されてZ方向に直進し、光出射部LO1に向かう。一方、レーザビームLB4は、偏光ビームスプリッタPBS3及びPBS5を透過した後、1/2波長板HWP4によりTM偏光に変化されるため、偏光ビームスプリッタPBS6で反射されてZ方向に直進し、光出射部LO3に向かう。
図6Aに示すのと同様に、レーザビームLB2はTE偏光のまま、偏光ビームスプリッタPBS1,PBS5をそのまま透過して光出射部LO2に向かう。また、レーザビームLB1はTE偏光のまま、偏光ビームスプリッタPBS4,PBS6をそのまま透過して光出射部LO3に向かう。なお、レーザビームLB1,LB2に含まれるTM偏光、成分は、偏光ビームスプリッタPBS1,PBS4でそれぞれ反射されて、ビームダンパDP1,DP3にそれぞれ吸収される。
その結果、レーザビームLB3がレーザビームLBAとして光出射部LO1から、レーザビームLB2がレーザビームLBBとして光出射部LO2から、レーザビームLB1とレーザビームLB4とが結合されたレーザビームLBCが光出射部LO3からそれぞれ出射される。この場合、レーザビームLBAとレーザビームLBBとレーザビームLBCとの出力比は1:1:2である。また、この場合、図1に示すレーザ加工装置100において、集光ユニット20から出射された3本のレーザビームLBA,LBB,LBCは、伝送ファイバ40,41及び図示しない伝送ファイバをそれぞれ通ってレーザビーム出射ヘッド30,31及び図示しないレーザビーム出射ヘッドからそれぞれ上記の出力比で出射される。
本実施形態に係るレーザ発振器10によれば、実施形態1と同様の効果を奏することができる。また、3つの光出射部LO1〜LO3からそれぞれ同時にレーザビームLBA〜LBCを出射することができる。また、レーザビームLBA〜LBCの出力比も変更することができる。
なお、実施形態1に示す1/2波長板HWP2を、レーザビームLB2における偏光ビームスプリッタPBS1と偏光ビームスプリッタPBS5との間の光路に対し移動可能に設けるようにしてもよい。例えば、図6Aに示す構成において、偏光ビームスプリッタPBS1と偏光ビームスプリッタPBS5との間に1/2波長板HWP2に配置することで、レーザビームLB2は偏光ビームスプリッタPBS5,PBS6でそれぞれ反射されて光出射部LO3に向かい、レーザビームLB1,LB2が結合されたレーザビームLBCが光出射部LO3から出射される。この場合、出射部LO1から出射されたレーザビームLBAと光出射部LO3から出射されたレーザビームLBCとの出力比は1:1で、それぞれの最大出力は2kWとなる。
また、1/2波長板HWP1をレーザビームLB3,LB4の光路外に退避させることで、レーザビームLB3,LB4は偏光ビームスプリッタPBS3を透過してY方向に直進する。このとき、同時に、1/2波長板HWP3を偏光ビームスプリッタPBS3を透過して偏光ビームスプリッタPBS5に入射されるまでのレーザビームLB3,LB4の光路上に配置することで、レーザビームLB3,LB4は偏光ビームスプリッタPBS5で反射されるとともに、レーザビームLB2と結合されて、レーザビームLBBとして光出射部LO2から出射される。この場合、レーザビームLB1がレーザビームLBCとして光出射部LO3から出射され、レーザビームLBBとレーザビームLBCとの出力比は、3:1となる。
また、1/2波長板HWP1をレーザビームLB3,LB4の光路外に退避させるとともに、1/2波長板HWP3を偏光ビームスプリッタPBS3を透過して偏光ビームスプリッタPBS5に入射されるまでのレーザビームLB3,LB4の光路上に配置し、さらに、偏光ビームスプリッタPBS1と偏光ビームスプリッタPBS5との間に1/2波長板HWP2に配置することで、レーザビームLB1〜LB4がすべて結合されて、レーザビームLBとして光出射部LO3から出射される。
なお、本実施形態において、光学部品の配置等は変えずに、レーザビームLB1又はレーザビームLB2のいずれかのみをレーザビームLB3およびレーザビームLB4と組み合わせるに用いるようにしても、レーザビームLBA〜LBCの出力比を変更可能な構成を実現できる。ただし、図6A〜図6Cに示す構成よりもそのバリエーションは少なくなる。
(実施形態3)
図7は、本実施形態に係るレーザ加工装置の使用例を示す。なお、本実施形態に示すレーザ発振器10及びレーザ加工装置100は実施形態1に示す構成と同じである。つまり、ビーム結合器12に4つのレーザモジュール11からそれぞれレーザビームLB1〜LB4が入射され、ビーム結合器12内で結合されてレーザビームLBとして光出射部LO1又はLO2のいずれかから出射されるか、ビーム結合器12内で分配されて、レーザビームLBA,LBBとしてそれぞれ光出射部LO,LO2から出射される。また、レーザビーム出射ヘッド30からは、伝送ファイバ40を介して、レーザビームLB又はLBAが出射され、レーザビーム出射ヘッド31からは、伝送ファイバ41を介して、レーザビームLB又はLBBが出射される。
例えば、図7の左上及び右上(切替)に示すように、レーザビームLBが出射される光出射部及びレーザビーム出射ヘッドを切り替えることで、ワーク60に対して異なる時間帯でレーザビームLBを出射できるため、ワーク60の搬出入時等に生じるレーザ発振器10の停止時間を無くして、レーザ加工装置100の稼働率を向上させることができる。また、図7の左下(分配1)に示すように、例えば、同出力のレーザビームLBA,LBBをレーザビーム出射ヘッド30,31からそれぞれ出射させることで、同時に加工されるワーク60の個数を増やすことができ、レーザ加工工程における生産性を向上させることができる。また、図7の右下(分配2)に示すように、低出力のレーザビームLBAをレーザビーム出射ヘッド30から、高出力のレーザビームLBBをレーザビーム出射ヘッド31からそれぞれ出射させることで、ワーク60の加工品質を向上させることも可能である。例えば、ワーク60がメッキ被膜が施された金属板である場合、レーザビーム出射ヘッド30から出射された低出力のレーザビームLBAでメッキ被膜を除去してから、レーザビーム出射ヘッド31から出射された高出力のレーザビームLBBを用いてワークの溶接を行うこと、溶接箇所の溶接品質を向上させることができる。
なお、実施形態2に示すレーザ発振器10をレーザ加工装置100に搭載するようにしてもよい。その場合は3つのレーザビーム出射ヘッドから、異なる時間に、あるいは同時にレーザビームが出射される。また、レーザ発振器10における光出射部及びレーザ加工装置100における伝送ファイバ及びレーザビーム出射ヘッドの個数をさらに増やしてもよい。
このようにすることで、同時に加工できるワーク60の個数が増え、レーザ加工工程の生産性をさらに向上させることができる。
本発明に係るレーザ発振器は、レーザビームが出射される光出射部の切替えや、複数の光出射部からそれぞれ出射されるレーザビームの出力比の変更を簡便な構成で実現でき、大量かつ異なる種類のワークを加工するレーザ加工装置に適用する上で有用である。
10 レーザ発振器
11 レーザモジュール
12 ビーム結合器
20 集光ユニット
30,31 レーザビーム出射ヘッド
40,41 伝送ファイバ
50 制御部
60 ワーク
70 筐体
100 レーザ加工装置
DP1〜DP3 ビームダンパ
LI1〜LI4 光入射部
LO1〜LO3 光出射部
M1〜M5 ミラー(光反射部材)
HWP1 1/2波長板(一の偏光部材)
HWP2 1/2波長板(他の偏光部材)
HWP3,HWP4 1/2波長板(偏光部材)

Claims (13)

  1. 主たる偏光状態が第1の偏光状態であるレーザビームをそれぞれ発する複数のレーザモジュールと、
    該複数のレーザモジュールから出射された複数のレーザビームを結合して1つ又は2つ以上のレーザビームとして出射するビーム結合器と、
    前記ビーム結合器から出射されたレーザビームを所定のビーム径になるように集光して伝送ファイバに導光する集光ユニットと、を備え、
    前記ビーム結合器は、
    入射したレーザビームを前記第1の偏光状態から前記第1の偏光状態と異なる第2の偏光状態に変化させる複数の偏光部材と、
    前記第1の偏光状態を有するレーザビームを透過させる一方、前記第2の偏光状態を有するレーザビームを反射する偏光ビームスプリッタと、
    前記ビーム結合器内で結合されたレーザビームが出射される複数の光出射部と、を少なくとも有し、
    一の偏光部材及び他の偏光部材は、それぞれ少なくとも1つのレーザビームの光路上の所定の位置と光路外の所定の位置との間を移動可能に設けられ、
    前記複数のレーザビームのうち少なくとも1つのレーザビームは、第1の方向に進行して前記偏光ビームスプリッタに入射される一方、少なくとも1つのレーザビームは、前記第1の方向と交差する第2の方向に進行して前記偏光ビームスプリッタに入射され、
    前記第1の方向に進行する少なくとも1つのレーザビームの光路上の所定の位置に前記一の偏光部材が配されるか、又は前記第2の方向に進行する少なくとも1つのレーザビームの光路上の所定の位置に前記他の偏光部材が配されることで、前記一の偏光部材または前記他の偏光部材を透過したレーザビームは、前記偏光ビームスプリッタによって前記第1又は第2の方向のうち前記偏光ビームスプリッタに入射するまでの進行方向とは異なる方向に反射される一方、前記一の偏光部材又は前記他の偏光部材を透過しないレーザビームは前記偏光ビームスプリッタを透過することを特徴とするレーザ発振器。
  2. 請求項1に記載のレーザ発振器において、
    前記偏光ビームスプリッタで反射されたレーザビームと前記偏光ビームスプリッタを透過するレーザビームとが同じ光軸となるように前記偏光ビームスプリッタで結合されて、前記複数の光出射部のうち少なくとも1つの光出射部から出射されることを特徴とするレーザ発振器。
  3. 請求項2に記載のレーザ発振器において、
    前記偏光ビームスプリッタと前記第2の方向で所定の間隔をあけて設けられた光反射部材によって、前記偏光ビームスプリッタを透過したレーザビーム及び前記偏光ビームスプリッタで反射されたレーザビームのうち少なくとも1つが光路を曲げられて、別の光出射部から出射されることを特徴とするレーザ発振器。
  4. 請求項3に記載のレーザ発振器において、
    前記複数の光出射部のうち少なくとも2つの光出射部からレーザビームが出射されることを特徴とするレーザ発振器。
  5. 請求項4に記載のレーザ発振器において、
    前記第1の方向に進行する複数のレーザビームのうち、光路上に前記一の偏光部材が配される本数を変更するか、又は、前記第2の方向に進行する複数のレーザビームのうち、光路上に前記別の偏光部材が配される本数を変更することで、少なくとも2つの光出射部から出射されたレーザビームの出力比が変更可能に構成されていることを特徴とするレーザ発振器。
  6. 請求項1に記載のレーザ発振器において、
    前記複数のレーザビームのうち、前記第1及び第2の方向に進行するレーザビームはそれぞれ複数あり、
    前記第1の方向に進行する複数のレーザビームの光路上の所定の位置に前記一の偏光部材が配され、かつ前記第2の方向に進行する複数のレーザビームのうち少なくとも1つのレーザビームの光路上の所定の位置に前記他の偏光部材が配されることで、前記複数の光出射部のうち少なくとも2つの光出射部からレーザビームが出射されることを特徴とするレーザ発振器。
  7. 請求項6に記載のレーザ発振器において、
    前記第1の方向に進行する複数のレーザビームのうち、光路上に前記一の偏光部材が配される本数を変更するか、又は、前記第2の方向に進行する複数のレーザビームのうち、光路上に前記他の偏光部材が配される本数を変更することで、少なくとも2つの光出射部から出射されたレーザビームの出力比が変更可能に構成されていることを特徴とするレーザ発振器。
  8. 主たる偏光状態が第1の偏光状態であるレーザビームをそれぞれ発する複数のレーザモジュールと、
    該複数のレーザモジュールから出射された複数のレーザビームを結合して1つ又は2つ以上のレーザビームとして出射するビーム結合器と、
    前記ビーム結合器から出射されたレーザビームを所定のビーム径になるように集光して伝送ファイバに導光する集光ユニットと、を備え、
    前記ビーム結合器は、
    入射したレーザビームを前記第1の偏光状態から前記第1の偏光状態と異なる第2の偏光状態に変化させる複数の偏光部材と、
    前記第1の偏光状態を有するレーザビームを透過させる一方、前記第2の偏光状態を有するレーザビームを反射する偏光ビームスプリッタと、
    前記ビーム結合器内で結合されたレーザビームが出射される複数の光出射部と、を少なくとも有し、
    一の偏光部材及び他の偏光部材は、それぞれ少なくとも1つのレーザビームの光路上の所定の位置と光路外の所定の位置との間を移動可能に設けられ、
    前記複数のレーザビームのうち少なくとも1つのレーザビームは、第1の方向に進行し、少なくとも2つのレーザビームは、前記第1の方向と交差する第2の方向に進行して前記偏光ビームスプリッタに入射され、
    前記第2の方向に進行する少なくとも2つのレーザビームのそれぞれの光路上に前記一の偏光部材及び/又は前記他の偏光部材が配されることで、前記複数の光出射部のうち少なくとも2つの光出射部からレーザビームが出射されることを特徴とするレーザ発振器。
  9. 請求項8に記載のレーザ発振器において、
    前記第2の方向に進行して前記偏光ビームスプリッタで反射されたレーザビームと前記第1の方向に進行して前記偏光ビームスプリッタを透過するレーザビームとが前記偏光ビームスプリッタで結合されて、前記複数の光出射部のうち少なくとも1つの光出射部から出射されることを特徴とするレーザ発振器。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載のレーザ発振器において、
    前記集光ユニットは、前記ビーム結合器内で結合されて前記ビーム結合器の外に出射されるレーザビームの本数に応じて複数設けられるとともに、複数の前記集光ユニットのそれぞれに前記伝送ファイバが接続されていることを特徴とするレーザ発振器。
  11. 請求項10に記載のレーザ発振器と、
    複数の前記伝送ファイバの出射端にそれぞれ取付けられたレーザビーム出射ヘッドと、
    前記偏光部材の動作を制御する制御部と、を少なくとも備えたことを特徴とするレーザ加工装置。
  12. 請求項11に記載のレーザ加工装置において、
    前記ビーム結合器内での前記偏光部材の位置を変化させることで、レーザビームが出射されるレーザビーム出射ヘッドを切替え可能に構成されていることを特徴とするレーザ加工装置。
  13. 請求項11または12に記載のレーザ加工装置において、
    前記ビーム結合器内での前記偏光部材の位置を変化させることで、複数のレーザビーム出射ヘッドからそれぞれ出射されるレーザビームの出力比を変更可能に構成されていることを特徴とするレーザ加工装置。
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