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JP2019181075A - 空気混入構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成かつ小型化に適した空気混入構造を提供する。【解決手段】吐水口に向けて水を流通させ、水流によりベンチュリ効果を生じさせる水通路27と、ベンチュリ効果による負圧により空気流入口43に流入した外部の空気を空気流出口44を通じて水通路27に供給する空気通路とを備えている。空気通路には、そのリップ部が空気流出口44側となるようにしてリップパッキン51が配置されている。水通路27内の水が空気通路に流入した場合には、リップパッキン51のリップ部が空気通路の通路壁に押し付けられて空気通路を閉鎖する。一方、水通路を水が流れている場合には、負圧によりリップ部が通路壁から離間することで、空気流入口43から空気流出口44への空気の流れを許容する。【選択図】 図2

Description

本発明は、水に空気を混入させる空気混入構造に関する。
湯や冷水(本明細書では特に区別せず、単に「水」という)に空気を混入させる空気混入構造をシャワーヘッドに設け、シャワーヘッドの吐水口から空気混入水を吐出させるシャワー装置がある。このシャワー装置における空気混入構造は、シャワーヘッド内の流水路に合流する空気通路を備え、当該通路に外部から空気を引き込んで流水路内の水に混入させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
上記空気混入構造によれば、シャワー水が肌に触れたときの気持ち良さが高められたり、節水効果を期待できたりするなどの利点がある。ところが、一時止水用の止水機構をシャワーヘッドに搭載した場合には、流水路内の水が空気通路を通じて外部に漏れ出すおそれがあった。すなわち、シャワーヘッドへの給水が継続されている状態で、上記止水機構によりシャワーヘッド側で一時止水を行うと、流水路内の圧力が高まる結果、水が空気通路に流入し、同通路内を逆流して外部に流出するおそれがあった。
そこで、特許文献2には、空気通路において空気流の上流側に向けて縮径するテーパ孔を形成するとともに、当該テーパ孔を開閉するボール弁を空気通路内に組み込むことで、空気通路に逆止機構を設けた空気混入構造が提案されている。この空気混入構造は、シャワーの使用状態では、ボール弁がテーパ孔から離間することで空気の流通を許容する一方、一時止水の状態では、空気通路内の逆流水によりボール弁が押されてテーパ孔を閉鎖し、逆流水が外部へ流出しないようになっている。
特許第4438209号公報 特許第5007769号公報
しかしながら、上記特許文献2の空気混入構造では、ボール弁を用いた逆止機構によって空気通路の構成が複雑になるばかりか、ボール弁が流水路と直交する方向に延びていて径方向に大型化してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、簡単な構成かつ小型化に適した空気混入構造を提供することを目的とする。
本発明は、
吐水口に向けて水を流通させ、水流によりベンチュリ効果を生じさせる水通路と、
外部から空気が流入可能な入口部と、前記水通路内に開口する出口部とを有する空気通路と、
を備え、
前記ベンチュリ効果による負圧により前記入口部から引き込んだ外部の空気を前記出口部を通じて前記水通路に供給し、前記吐水口から空気混入水が吐出されるようにする空気混入構造であって、
前記空気通路には、そのリップ部が前記出口部側となるようにしてリップパッキンが配置されており、
前記リップパッキンは、前記水通路内の水が前記空気通路に流入した場合に、前記リップ部が前記空気通路の通路壁に押し付けられて前記空気通路を閉鎖する一方、前記水通路を前記吐水口に向けて水が流れている場合に、前記負圧により前記リップ部と前記通路壁とが離間するか、前記リップ部の前記通路壁への押し付け力が弱まることで、前記入口部から前記出口部への空気の流れを許容するものであることを特徴とする。
上記発明では、背景技術で説明したような止水機能によって一時止水が行われ、水通路内の水の流れが止まって高圧の状態になると、水通路から空気通路に水が流出し、空気通路のリップパッキンよりも出口部側(水通路側)が高圧になる。この場合、リップ部が空気通路の通路壁に押し付けられて空気通路が閉鎖され、逆流水の漏れ出しが抑制される。一方、水通路を水が流れている状態では、ベンチュリ効果により空気通路のリップパッキンよりも出口部側が負圧になる。そして、リップ部と通路壁との間に隙間が形成されるか、リップ部の空気通路の通路壁への押し付け力が弱くなることで、空気通路における空気の流通がリップパッキンによって阻害されることがない。その結果、空気通路を介して空気が流水路に引き込まれ、吐水口から空気混入水が吐出される。したがって、空気通路内へのボール弁の組み込みが必要な従来の空気混入構造に比べて、空気通路や逆止構造の構成が簡単なものになり、しかも小型化に適している。
シャワー装置の全体構成図。 (a)は通水アダプタの裏側斜視図、(b)は縦断面図。 (a)は接続本体の縦断面図、(b)はリップパッキンを省略した状態での通水アダプタの部分拡大断面図。 (a)は通路形成部材の裏側斜視図、(b)は縦断面図、(c)は(b)のB−B線断面図。 (a)はリップパッキンの斜視図、(b)は縦断面図、(c)は図2(b)のA部拡大図。 使用状態におけるリップパッキンの様子を示す図。 通水アダプタの変形例を示す縦断面図。
以下、本発明を具現化した一実施の形態を図面に基づいて説明する。ここでは先ず、本発明の空気混入構造を適用したシャワー装置10の全体構成について図1を参照しながら説明する。
シャワー装置10は、湯又は水(以下、単に「水」という)を供給する水栓11と、一端が水栓11に接続されるシャワーホース12と、シャワーホース12の他端に接続されるシャワーヘッド13とを備えている。これらにより、シャワーヘッド13の吐水口13aに向けて水を流通させる流水路14が構成されており、水栓11の操作ハンドル11aを閉位置から開位置に切り替え操作することで、吐水口13aからシャワー水が吐出される。
水栓11とシャワーホース12との間、すなわち、上記流水路14の途中位置には、空気混入構造としての通水アダプタ15が接続されている。通水アダプタ15は、流水路14を流れる水に空気を混入させ、シャワーヘッド13の吐水口13aから空気混入水を吐出させるためのものである。
シャワーヘッド13には、一時止水のための止水ボタン13bが設けられている。この止水ボタン13bを吐出位置から止水位置に切り替え操作することで、シャワーヘッド13の内部で流水路14を閉鎖することができる。これにより、水栓11の操作ハンドル11aが開位置となっている状況であっても、吐水口13aからのシャワー水の吐出を停止することができる。
次に、空気混入構造としての通水アダプタ15について図2〜図4を参照して説明する。図2(b)に示すように、通水アダプタ15は、接続本体21と、接続本体21に着脱可能に装着される通路形成部材22とを備えている。これら接続本体21及び通路形成部材22は、例えば合成樹脂によって形成されている。
図3(a)に示すように、接続本体21において長さ方向の両端部には、通水アダプタ15を水栓11及びシャワーホース12にそれぞれ接続するためのねじ部23a,23bが設けられている。接続本体21は略円筒状をなし、その内側には、接続本体21を長さ方向(流水路14の流水方向)に貫通する第1貫通孔(取付孔)24が形成されている。第1貫通孔24内には、図2(b)に示すように、通路形成部材22が挿入されている。
通路形成部材22には、通路形成部材22を長さ方向に貫通する第2貫通孔25が形成されており、この第2貫通孔25により、水栓11から供給された水をシャワーホース12に向けて導出する水通路27が構成されている。この水通路27は、図1に示す流水路14の一部を構成するものである。
図4(b)に示すように、水通路27は、水通路27の上流側(水栓11側)の端部において水栓11側に開口し、水栓11から供給される水を受け入れる受入部28を備えている。受入部28の開口径は、通水アダプタ15が接続される水栓11のエルボ管11b(図1)の開口径に対応しており、エルボ管11bの開口径と略同一となっている。
受入部28の下流側には、受入部28に連通し、受入部28よりも小さい通路径を有する絞り部29が形成されている。絞り部29は、下流側に向かうにつれて通路径が縮径されるテーパ状の第1絞り部29aと、第1絞り部29aの下流側に配置され、略直線状の第2絞り部29bとから構成されている。なお、絞り部29は、受入部28に比べて通路径が小さいものであればよく、その形状は上記に限定されるものではない。
絞り部29の下流側には、水通路27の下流側(シャワーホース12側)の端部においてシャワーホース側に開口し、絞り部29を通過した水をシャワーホース12に導出する導出部30が形成されている。導出部30は、絞り部29に連通するとともに、絞り部29よりも大きい通路径を有している。本実施の形態において導出部30は、下流側に向かうにつれて通路径が大きくなるテーパ状をなしているが、その形状は任意であり、絞り部29に比べて通路径が大きいものであれば足りる。
ここで、本実施の形態に係る通水アダプタ15は、外部の空気を取り込み、上記水通路27内に供給することが可能な構成となっている。以下、そのための空気通路の構成について説明する。
図4(a)、(b)に示すように、通路形成部材22は、水通路27の上流側から下流側に向けて順に、略円柱状の拡径部33と、拡径部33から下流側に向けて延びる略丸棒状の軸部34とを備えている。軸部34は拡径部33よりも小径をなし、拡径部33と同心状に配置されている。軸部34の長さ方向における途中位置には、軸部34の径方向外側に張り出す円板状のフランジ部35が設けられており、フランジ部35と拡径部33との間には、水通路27を周方向に囲む環状をなし外側に開口する環状凹部36が形成されている。フランジ部35の外径D1(図4(c))は、拡径部33の外径D2よりも小さくなっている。これら拡径部33、軸部34及びフランジ部35は一体形成されている。
一方、接続本体21に形成される第1貫通孔24には、図3(a)に示すように、その長さ方向に第1段差部25aと第2段差部25bとが設けられている。これらの段差部25a,25bにより、上流側から下流側に向けて段階的に孔径が小さくなる第1孔部37、第2孔部38及び第3孔部39が形成されている。
第1孔部37の孔径D3は、通路形成部材22の拡径部33の外径D2よりも僅かに大きくなっており、第1孔部37の内側に拡径部33を収容可能となっている。図2(b)に示すように、通路形成部材22の挿入状態では、通路形成部材22の拡径部33が接続本体21における第1貫通孔24の第1段差部25aに当接し、これにより、通路形成部材22の深さ位置が規定されている。
第2孔部38の孔径D4は、通路形成部材22のフランジ部35の外径D1よりも大きく、第2孔部38の深さ寸法H1は、拡径部33からのフランジ部35の高さ寸法H2(図4(b))よりも大きくなっている。このため、図3(b)に示すように、フランジ部35の外周面と第2孔部38の周面38aとの間、及びフランジ部35と第2段差部25bとの間にはそれぞれ隙間41,42が形成される。さらに、フランジ部35と拡径部33との間には、上記環状凹部36に第2孔部38の周面38aが対峙することで、平面視環状の空間部45が形成される。
そして、接続本体21の側部には、上記空間部45に連通するようにして空気流入口(入口部)43が設けられている。また、通路形成部材22の軸部34には、上記隙間42と連通する空気流出口(出口部)44が設けられている。空気流出口44は、水通路27の絞り部29内に開口している。
以上の構成により、空気流入口43から空気が流入し、空間部45及び隙間41,42を経て空気流出口44から水通路27内に流出する空気通路46が形成されている。なお、本実施の形態では、空気流入口43の数を1つとしているが、その数は任意であり、複数の空気流入口43を設ける構成としてもよい。また、空気流出口44についてもその数は任意であり、単一の空気流出口44を設ける構成としてもよい。
第3孔部39の孔径D5は、軸部34の外径(最大外径)D6と略同一となっており、軸部34の外周面にはゴム製のOリング47(図2(b))が装着されている。当該Oリング47により軸部34と第3孔部39との間がシールされ、シャワーホース12側から空気通路46に水が流入することが阻止されている。
また、拡径部33の外周面にはゴム製のOリング48が装着されている。これにより、水栓11側から空気通路46に水が流入することが阻止されるほか、Oリング47の弾性力により通路形成部材22が保持されている。
ここで、上記空気通路46を通じて水通路27に空気が供給される原理について説明する。既に説明したように、水通路27の途中位置には絞り部29が形成されており、受入部28に受け入れられた水は、絞り部29を通ることでその流速が増大される。これに伴って絞り部29の圧力が低下し(ベンチュリ効果)、通水アダプタ15の外部(外気)に対して負圧となる。その結果、空気流入口43から外部の空気が吸引され、空気通路46を通って空気流出口44に至る空気の流れが発生する。これにより、外部の空気が水通路27内に供給される。
図4(b)、(c)に示すように、空気流出口44は、水通路27に向けて孔径が小さくなる絞り形状となっている。このため、空気通路46を通った空気が水通路27内に勢いよく噴射され、水通路27を流れる水に満遍なく空気が混入される。
ところで、図1に示す水栓11の操作ハンドル11aを開位置とし、シャワーヘッド13の止水ボタン13bを止水位置に切り替えた場合には、水栓11からシャワーヘッド13に向けて水が供給され続けている一方で、シャワーヘッド13の吐水口13aからは水が吐出されない状態となる。この場合、流水路14内の圧力が上昇し、通水アダプタ15においても水通路27内の圧力が上昇する。その結果、水通路27内の水が空気流出口44から空気通路46内に流入し、空気通路46内を逆流して外部に漏れ出すおそれが生じる。
そこで、本実施の形態に係る通水アダプタ15では、上記のような逆流水の外部への漏れ出しを防止すべく、空気通路46に逆止構造が設けられている。以下、この逆止構造について、図5を加えて参照しながら説明する。
既に述べたように、空気通路46は、空気流の上流側から順に、空気流入口43、空間部45(環状凹部36)、隙間41,42及び空気流出口44が並んで構成されている。このうち、空間部45及び隙間41は、水通路27の長さ方向に延び、空気流入口43に流入した空気を上記長さ方向に流通させる第1通路部46a(図3(b))を構成し、隙間42は、上記長さ方向と交差する方向に延び、第1通路部46aを通過した空気を空気流出口44に導入する第2通路部46bを構成している。
そして、上記空間部45、すなわち、第1通路部46aの途中位置には、平面視環状をなし略V字状断面を有するリップパッキン51が配設されている。リップパッキン51は、リップ部52が空気流出口44側となりかつヒール部(基部)53が空気流入口43側となるようにして配置され、通路形成部材22の環状凹部36(図4(b))に装着されている。リップパッキン51は、例えば耐塩素性のエチレンプロピレンジエンゴムによって形成されている。
リップパッキン51の内径D7は、フランジ部35と拡径部33との間における軸部34の外径D8(図4(b))よりも若干小さく、リップパッキン51の高さ寸法H3は、環状凹部36の高さ寸法H4と略同一となっている。このため、リップパッキン51は、径方向及び軸方向へのがたつきがない状態で環状凹部36内に嵌め込まれている。
通路形成部材22を接続本体21内に挿入していない状態での外周側リップ部54の先端部の外径D9は、接続本体21における第2孔部38の孔径D4(図3(a))よりも若干大きくなっている。このため、通路形成部材22が接続本体21内に挿入された場合、外周側リップ部54の先端部は、第2孔部38の周面38aに当接するようになっている。また、外周側リップ部54とヒール部53との境界部は曲面によって構成されており、第2孔部38の周面38aとの間には隙間56(図5(c))が形成されている。
リップパッキン51において外周側リップ部54の高さ寸法H5は、内周側リップ部55の高さ寸法H6よりも小さくなっており、外周側リップ部54の先端部とフランジ部35との間には隙間57(図5(c))が形成されている。このため、水通路27内の水が空気通路46を逆流した場合、当該逆流水は、隙間57を通り、外周側リップ部54と内周側リップ部55との間の溝部58に流入可能となっている。外周側リップ部54の先端部には、溝部58に向けて下り傾斜となるテーパ部59が全周に亘って形成されており、当該テーパ部59により逆流水を溝部58側へ好適に案内することができる。
次に、通水アダプタ15の動作について図6を参照しながら説明する。先ず、操作ハンドル11aを開位置としかつ止水ボタン13bを吐水位置とした場合について図6(a)を参照して説明する。この場合は、流水路14を吐水口13aに向けて水が流通することで、ベンチュリ効果により絞り部29が減圧される。これにより、隙間41、42、56を通じて空間部45内(リップパッキン51の溝部58内)の空気が吸引される。
その結果、溝部58内が空気流入口43側に対して負圧となり、外周側リップ部54が第2孔部38の周面38aから離間するように変形する。このため、外周側リップ部54と上記周面38aとの間に隙間60が形成され、空気流入口43と空気流出口44とが連通する。よって、空気流入口43から外部の空気が吸引され、空気流出口44に向けて流通する。
なお、外周側リップ部54の変形に際しては、外周側リップ部54がフランジ部35に接触し、その変形が阻害されるおそれがある。このような不都合の発生を抑制する上では、フランジ部35の直径を小さくし、外周側リップ部54の先端部との距離を拡張することが好ましい。但し、この場合、フランジ部35の外周面と第2孔部38の周面38aとの距離が広がるため、隙間41(図3(b))が大きくなり、空気が過剰に流れやすくなる。その結果、水通路27内における空気の割合が高くなり、効率良く空気を吸引できなくなる懸念がある。
この点に鑑み、本実施の形態では、図4(c)に示すように、フランジ部35の周縁部に切欠部49を形成し、フランジ部35の張り出し寸法を部分的に小さくしている。これにより、切欠部49の形成領域では、外周側リップ部54が変形する際、フランジ部35との干渉が好適に回避される一方、他の領域では、第2孔部38の周面38aとの距離(隙間41の大きさ)が狭く維持される結果、空気の流れが適度に制限される。このような構成であることにより、空気の流れ道を適切に確保しつつ、水通路27へ過剰に空気が流れ込むことを回避できる。
また、空気流入口43から流入した空気は、リップパッキン51のヒール部53と第2孔部38の周面38aとの間に形成された隙間56を通って回り込み、リップパッキン51の全周に行き渡るようになっている。これにより、フランジ部35の切欠部49が空気流入口43側を向く位置関係にない場合でも、切欠部49の形成領域に空気を好適に導くことができる。つまり、接続本体21と通路形成部材22との周方向の位置決めを要することなく、空気の流れ道を好適に形成することが可能になる。
上記のようにして空気の流れ道が確保された後は、隙間60に流れ込んだ空気により外周側リップ部54が内周側リップ部55側に押圧され、外周側リップ部54の変形状態が維持される。このため、隙間60が閉鎖されることなく、空気流入口43から空気流出口44に向かう空気の流れが維持される。
次に、操作ハンドル11aを開位置としかつ止水ボタン13bを止水位置とした場合について図6(b)を参照して説明する。この場合は、水栓11から水が供給される一方、シャワーヘッド13の吐水口13aが閉じられるため、それらの間で水が逃げ場を失い、流水路14内の圧力が上昇する。これに伴い、通水アダプタ15の水通路27の圧力も上昇し、水通路27内の水が空気流出口44から空気通路46に流入する。
空気通路46に流入した水は、隙間41,42,57を通った後、リップパッキン51の外周側リップ部54に形成されたテーパ部59により溝部58に向けて案内され、溝部58内に流入する。その結果、溝部58内の圧力が上昇して空気流入口43側の圧力よりも高くなり、外周側リップ部54が第2孔部38の周面38aに押し付けられる。これにより、外周側リップ部54と周面38aとの間がシールされ、空気通路46が閉鎖される。よって、空気通路46を逆流する逆流水が空気流入口43から外部に漏れ出すことが抑制される。
ここで、本実施の形態では、空気流入口43がリップパッキン51のヒール部53の高さ位置に開口する構成となっている。この場合、外周側リップ部54の先端部から空気流入口43までの距離Lが長くなり、空気流入口43の上流側(逆流水の流れで見た上流側)において外周側リップ部54によるシール領域を大きく確保できる。これにより、空気流入口43の手前で空気通路46を強力に閉鎖することができ、逆流水が空気流入口43に到達することを好適に抑制可能となる。
以上、詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
・リップ部52が空気通路46の空気流出口44側になるようにして、空気通路46にリップパッキン51を配置する構成とした。この構成では、止水ボタン13bにより一時止水が行われ、水通路27内の水の流れが止まって高圧の状態になると、水通路27から空気通路46に水が流出し、空気通路46のリップパッキン51よりも空気流出口44側(水通路27側)が高圧になる。この場合、外周側リップ部54が第2孔部38の周面38a(空気通路46の通路壁)に押し付けられて空気通路46が閉鎖され、逆流水の漏れ出しが抑制される。
一方、水通路27を水が流れている状態では、ベンチュリ効果により空気通路46のリップパッキン51よりも空気流出口44側が負圧になる。そして、外周側リップ部54と上記周面38aとの間に隙間60が形成されることで、空気通路46における空気の流通がリップパッキン51によって阻害されることがない。その結果、空気通路46を介して空気が流水路に引き込まれ、吐水口13aから空気混入水が吐出される。
したがって、空気通路内へのボール弁の組み込みが必要な従来の空気混入構造に比べて、空気通路や逆止構造の構成が簡単なものになり、しかも小型化に適している。
・空気通路46として、水通路27の長さ方向に沿って延び、空気流入口43に流入した空気が導入される第1通路部46aと、上記長さ方向と交差する方向に延び、第1通路部46aを通過した空気を空気流出口44に導出する第2通路部46bとを設け、水通路27を周方向に囲むようにして第1通路部46aにリップパッキン51を配置する構成とした。
この場合、水通路27の長さ方向に逆止構造が構築されるため、水通路の長さ方向と交差する方向に逆止構造を構築する従来の空気混入構造に比べ、空気通路における上記交差する方向の寸法W(図2(b))を小さく抑えることができる。これにより、通水アダプタ15の外径を拡大させることなく、水通路27の設計自由度を高めることが可能になる。
すなわち、上記寸法Wが大きくなると、通水アダプタ15の径方向における空気通路46の形成領域が通路形成部材22の内側に向けて広くなり、その分、水通路27として使用可能な領域が狭くなる。その結果、水通路27の通路径が制限され、その設計自由度が低下するおそれがある。この場合、通水アダプタ15の外径を拡大することで、空気通路46の形成領域を確保することも考えられるが、通水アダプタ15を接続する他の通水管(エルボ管11bやシャワーホース12)との関係上、通水アダプタ15の外径を拡大するにも限度がある。
この点、上記寸法Wを小さくできる本実施の形態では、空気通路46の形成領域が通路形成部材22の内側に向けて広がることを抑制できるため、アダプタ外径を拡大しなくても、水通路27として使用可能な領域を広く確保できる。故に、アダプタ外径の拡大を伴うことなく、水通路27の設計自由度を高めることが可能になる。
・流水路14の流水方向に貫通する第1貫通孔24が形成された接続本体21と、ベンチュリ効果を生じさせる水通路27が形成された通路形成部材22とを備え、接続本体21の第1貫通孔24内に通路形成部材22を取付可能な構成とした。
このように水通路27としての機能を通路形成部材22側に集約する構成としたため、通路形成部材22だけを交換することで、水通路27における受入部28や絞り部29、導出部30の通路径を変更可能となる。すなわち、水栓11の仕様等によって水栓11側の水圧に違いが生じることがあり、このような場合、使用水栓の水圧に応じて受入部28等の通路径を調整する必要が生じる。この点、本実施の形態では、そのような状況に対しても柔軟に対応することが可能になる。
また、水栓11やシャワーホース12との接続部(ねじ部23a,23b)としての機能を接続本体21側に集約したため、接続本体21のみの交換で水栓11とシャワーホース12との間以外の箇所(例えばシャワーヘッド13とシャワーホース12との間など)にも通水アダプタ15を接続することが可能になる。
・通水アダプタ15を接続本体21と通路形成部材22とに分離可能とした上で、それらの境界部(第1貫通孔24の周面と通路形成部材22の外縁との間)に空気通路46の一部(第1通路部46a及び第2通路部46b)を形成し、その部分にリップパッキン51を配置する構成とした。
この場合、通路形成部材22を接続本体21から分離すれば、リップパッキン51の取り付けを簡単に行うことができる。その後、リップパッキン51を取り付けた通路形成部材22を接続本体21内に挿入すれば、リップパッキン51が空気通路46に配置されるため、極めて簡単な作業で組み付けを完了させることが可能になる。すなわち、空気通路の内部に逆止用の開閉弁を組み込む構成でありながらも、その組み付け作業を容易なものとできる。これにより、通路状の長孔を穿設して空気通路を形成し、その開口部から通路内にボール弁を挿し入れる従来の空気混入構造に比べて、組み付け作業を簡単化することができ、作業性を向上させることが可能になる。
なお、本実施の形態では、空気通路46のうち第1通路部46a及び第2通路部46bを上記境界部に形成する構成としたが、リップパッキン51の取り付けやすさの観点からすると、少なくとも第1通路部46a(より詳しくは、少なくともリップパッキン51が配置される部分)が上記境界部に形成されればよい。
<その他の実施形態>
本発明は上記実施の形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
上記実施の形態では、通路形成部材22にリップパッキン51を装着する構成としたが、図7に示すように、接続本体21にリップパッキン51を装着する構成としてもよい。なお、上記実施の形態と図7の変形例とを比較すると、上記実施の形態では次のような利点がある。
接続本体21にリップパッキン51を装着する構成では、通路形成部材22を接続本体21から抜き出した場合に、リップパッキン51が接続本体21側に残り(図7(b))、リップパッキン51の取り出しが困難となる。これに対し、通路形成部材22の環状凹部36にリップパッキン51を装着する構成では、リップパッキン51が通路形成部材22とともに抜き出されるため、リップパッキン51を容易に取り出すことができる。これにより、通路形成部材22を交換する際の手間が軽減され、作業性が向上する。
しかも、上記実施の形態では、リップパッキン51を上記環状凹部36に嵌め込み、リップパッキン51が通路形成部材22に保持される構成としたため、抜き出し作業や組み付け作業の途中でリップパッキン51が脱落することが防止される。これにより、作業性をさらに向上させることが可能になる。
上記実施の形態では、水通路27を水が流れて負圧となった場合に、外周側リップ部54が第2孔部38の周面38aから離間するようにリップパッキン51が変形し、それによって隙間60が形成されることで、空気流入口43から空気流出口44への空気の流れを許容する構成としたが、上記負圧により外周側リップ部54の周面38aへの押し付け力が弱まる(空気通路46の閉鎖状態よりも小さくなる)構成としてもよい。この場合でも、外部からの空気により、押し付け力が低下した状態の外周側リップ部54が内周側リップ部55側に押されることで隙間を生じさせることができ、空気流入口43から空気流出口44への空気の流れを許容できる。
上記実施の形態では、空気混入構造をシャワーヘッド13やシャワーホース12と別体とする構成としたが、シャワーヘッド13やシャワーホース12の接続部(ニップル等)の内部に組み込んで一体化する構成としてもよい。
上記実施の形態では、空気混入構造をシャワー装置に適用したが、例えばホースの先端にノズルヘッドを接続した洗浄装置やガーデニング用の水やり装置など、シャワー装置以外に適用してもよい。この場合も、空気混入構造をノズルヘッドやホースと別体とする場合に限らず、ノズルヘッドやホース接続部の内部に組み込む構成としてもよい。
13a…吐水口、15…通水アダプタ(空気混入構造)、21…接続本体(本体)、22…通路形成部材、24…第1貫通孔(取付孔)、27…水通路、28…受入部、29…絞り部、30…導出部、36…環状凹部、38a…周面(空気通路の通路壁)、43…空気流入口(入口部)、44…空気流出口(出口部)、46…空気通路、46a…第1通路部、46b…第2通路部、51…リップパッキン、52…リップ部。

Claims (5)

  1. 吐水口に向けて水を流通させ、水流によりベンチュリ効果を生じさせる水通路と、
    外部から空気が流入可能な入口部と、前記水通路内に開口する出口部とを有する空気通路と、
    を備え、
    前記ベンチュリ効果による負圧により前記入口部から引き込んだ外部の空気を前記出口部を通じて前記水通路に供給し、前記吐水口から空気混入水が吐出されるようにする空気混入構造であって、
    前記空気通路には、そのリップ部が前記出口部側となるようにしてリップパッキンが配置されており、
    前記リップパッキンは、前記水通路内の水が前記空気通路に流入した場合に、前記リップ部が前記空気通路の通路壁に押し付けられて前記空気通路を閉鎖する一方、前記水通路を前記吐水口に向けて水が流れている場合に、前記負圧により前記リップ部と前記通路壁とが離間するか、前記リップ部の前記通路壁への押し付け力が弱まることで、前記入口部から前記出口部への空気の流れを許容するものであることを特徴とする空気混入構造。
  2. 前記空気通路は、
    前記水通路の長さ方向に延び、前記入口部に流入した空気が導入される第1通路部と、
    前記長さ方向と交差する方向に延び、前記第1通路部を通過した空気を前記出口部に導出する第2通路部と、
    を備え、
    前記リップパッキンは、前記水通路を周方向に囲むようにして前記第1通路部に配置されている、請求項1に記載の空気混入構造。
  3. 前記水通路の流水方向に貫通する取付孔を有する本体と、
    前記取付孔内に着脱可能に構成され、前記水通路が形成される通路形成部材と、
    を備え、
    前記水通路は、
    当該水通路よりも上流側からの水を受け入れる受入部と、
    前記受入部に連通し、前記受入部よりも小さい通路径を有する絞り部と、
    前記絞り部に連通するとともに、前記絞り部よりも大きい通路径を有し、前記絞り部を通過した水を前記吐水口側に導出する導出部と、
    を備えている、請求項1又は2に記載の空気混入構造。
  4. 前記通路形成部材は、前記水通路を周方向に囲む環状をなし前記水通路の径方向外側に開口する環状凹部を備え、
    前記リップパッキンは、前記環状凹部に取り付けられている、請求項3に記載の空気混入構造。
  5. 前記吐水口は、シャワーヘッドの吐水口である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気混入構造。
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