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JP2019146450A - 電動車両の制御方法および電動車両の制御装置 - Google Patents

電動車両の制御方法および電動車両の制御装置 Download PDF

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JP2019146450A JP2018030977A JP2018030977A JP2019146450A JP 2019146450 A JP2019146450 A JP 2019146450A JP 2018030977 A JP2018030977 A JP 2018030977A JP 2018030977 A JP2018030977 A JP 2018030977A JP 2019146450 A JP2019146450 A JP 2019146450A
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Abstract

【課題】モータに入力される走行抵抗とドライバが設定する回生制動力とを考慮して、勾配路であってもドライバに違和感を与えずにモータに発生する回生制動力を制御することができる技術を提供する。
【解決手段】車両を駆動するモータ4と、車両の加減速を指示する操作手段11と、モータ4が発生する回生制動力の強度を任意に設定可能な回生レベル設定手段10と、を備える電動車両の制御方法であって、当該制御方法は、操作手段の操作量に応じて基本トルク目標値を算出し、モータ4に作用する走行抵抗を推定し、回生レベル設定手段10の設定値に応じた補正ゲインを算出し、走行抵抗と補正ゲインとに基づいて走行抵抗補正トルクを算出する。そして、基本トルク目標値と走行抵抗補正トルクとから最終トルク目標値を算出し、最終トルク目標値に従ってモータ4を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動車両の制御方法および電動車両の制御装置に関する。
特許文献1には、アクセル開度が一定の場合に、路面の勾配にかかわらず電動車両の減速度を一定にするために、駆動用のモータに入力される外力(走行抵抗)を外乱トルク推定値として算出して、外乱トルク推定値に基づいてモータに発生する回生制動量を制御する電動車両の制御装置が開示されている。この電動車両の制御装置によれば、アクセル開度が一定の場合は、走行路面の勾配変化に応じて加減速度及び車速が変化することを抑制することができる。
一方で、特許文献2には、モータの回生制動力を任意に設定し得る設定手段を設け、設定手段によって設定された値に応じて、モータに発生する回生制動量を増減させる電気自動車用回生ブレーキ制御装置が開示されている。
特許第6135775号 特開平8−79907号公報
ここで、特許文献1に開示された技術に特許文献2で開示されたような回生制動力を任意に設定し得る設定手段を単に適用させると以下のような問題が発生する。すなわち、当該設定手段を介してドライバの意図に応じた回生制動力が設定されたとしても、走行路面の勾配によって外乱トルク推定値が変化するので、外乱トルク推定値の変化に応じて実際の回生制動力は変化する。その結果、ドライバの意図に応じて設定された回生制動力と外乱トルク推定値に基づいて制御される実際の回生制動力とに過不足が生じ、ドライバに違和感を与えてしまう。
本発明は、モータに入力される走行抵抗とドライバが設定する回生制動力とを考慮して、勾配路であってもドライバに違和感を与えずにモータに発生する回生制動力を制御することができる技術を提供することを目的とする。
本発明による電動車両の制御方法は、車両を駆動するモータと、車両の加減速を指示する操作手段と、モータが発生する回生制動力の強度を任意に設定可能な回生レベル設定手段と、を備える電動車両の制御方法である。当該制御方法は、操作手段の操作量に応じて基本トルク目標値を算出し、モータに作用する走行抵抗を推定し、回生レベル設定手段の設定値に応じた補正ゲインを算出し、走行抵抗と補正ゲインとに基づいて走行抵抗補正トルクを算出する。そして、基本トルク目標値と走行抵抗補正トルクとから最終トルク目標値を算出し、最終トルク目標値に従ってモータを制御する。
本発明によれば、回生レベル設定手段の設定値に応じた補正ゲインと、推定した走行抵抗とを考慮した最終トルク目標値によってモータを制御するので、勾配路であってもドライバに違和感を与えずにモータの回生制動力を制御することができる。
図1は、一実施の形態における電動車両の制御装置を備えた電気自動車の主要構成を示すブロック図である。 図2は、モータコントローラによって行われるモータ電流制御の処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、アクセル開度−トルクテーブルの一例を示す図である。 図4は、第1のトルク目標値を算出するための制御ブロック図である。 図5は、アクセル開度−トルクテーブルの一例を示す図である。 図6は、アクセル開度−トルクテーブルの一例を示す図である。 図7は、第3補正ゲインと外乱補正量とを算出するための制御ブロック図である。 図8は、アクセル開度と第1補正ゲインとの関係を表した図である。 図9は、回生モードと第2補正ゲインとの関係を表した図である。 図10は、モータ回転速度FBトルク目標値を算出するための制御ブロック図である。 図11は、車両の駆動力伝達系をモデル化した図である。 図12は、停止制御処理を実現するための制御ブロック図である。 図13は、モータ回転速度ωmに基づいて、モータ回転速度F/BトルクTωを算出する方法を説明するための図である。 図14は、モータ回転速度ωmとモータトルク指令値Tmに基づいて、外乱トルク推定値Tdを算出する方法を説明するためのブロック図である。 図15は、降坂路における参考例の制御結果を示すタイムチャートである。 図16は、降坂路における一実施形態の制御結果を示すタイムチャートである。 図17は、登坂路における参考例の制御結果を示すタイムチャートである。 図18は、登坂路における一実施形態の制御結果を示すタイムチャートである。
[一実施形態]
図1は、一実施形態における電動車両の制御装置を備えた電気自動車の主要構成を示すブロック図である。本発明の電動車両の制御装置は、車両の駆動源の一部または全部として電動モータを備え、電動モータの駆動力により走行可能な電動車両に適用可能である。電動車両には、電気自動車だけでなく、ハイブリッド自動車や燃料電池自動車も含まれる。特に、本実施形態における電動車両の制御装置は、アクセルペダルの操作のみで車両の加減速や停止を制御することができる車両に適用することができる。この車両では、ドライバは、加速時にアクセルペダルを踏み込み、減速時や停止時には、踏み込んでいるアクセルペダルの踏み込み量を減らすか、または、アクセルペダルの踏み込み量をゼロとする。
モータコントローラ2は、例えば、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および、入出力インタフェース(I/Oインタフェース)から構成される。モータコントローラ2は、車速V、アクセル開度AP、電動モータ(三相交流モータ)4の回転子位相α、電動モータ4の電流iu、iv、iw、および、回生モード切替スイッチ信号等の車両状態を示す信号をデジタル信号として入力し、入力された信号に基づいて、電動モータ4を制御するためのPWM信号を生成する。また、モータコントローラ2は、生成したPWM信号に応じてインバータ3の駆動信号を生成する。
インバータ3は、相ごとに備えられた2個のスイッチング素子(例えば、IGBTやMOS−FET等のパワー半導体素子)をオン/オフすることにより、バッテリ1から供給される直流の電流を交流に変換あるいは逆変換し、電動モータ4に所望の電流を流す。
電動モータ4(以下、単に「モータ4」ともいう)は、インバータ3から供給される交流電流により駆動力を発生し、減速機5およびドライブシャフト8を介して、左右の駆動輪9a、9bに駆動力を伝達する。また、電動モータ4は、車両の走行時に駆動輪9a、9bに連れ回されて回転するときに、回生駆動力を発生させることで、車両の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収する。この場合、インバータ3は、電動モータ4の回生運転時に発生する交流電流を直流電流に変換して、バッテリ1に供給する。
電流センサ7は、電動モータ4に流れる3相交流電流iu、iv、iwを検出する。ただし、3相交流電流iu、iv、iwの和は0であるため、任意の2相の電流を検出して、残りの1相の電流は演算により求めてもよい。
回転センサ6は、例えば、レゾルバやエンコーダであり、電動モータ4の回転子位相αを検出する。
回生モード切替スイッチ10は、ドライバが回生制動力の強度を設定するためのスイッチである。より詳細には、回生モード切替スイッチ10(以下「回生モード切替SW10」と称する)は、アクセル開度が全閉時の回生トルクの強さを設定するためのスイッチである。すなわち、回生モード切替スイッチ10によれば、アクセル開度が全閉時のモータ回転速度ωmに対する回生制動力の強度(大きさ)を任意に設定することができる。回生モード切替スイッチ10は、ドライバが運転中でも操作しやすいように、例えばステアリング近傍等に設けられるのが好ましい。また、ドライバが運転中でもより操作しやすいように、回生モード切替SW10は、ハンドルと一体的に構成されたパドルスイッチで実現されてもよい。ドライバは、回生モード切替SW10を操作することによりモータ4に発生する回生トルクを意図的に増加または減少させることができる。回生モード切替SW10によって選択されたモードは、回生モード設定値として、モータコントローラ2に入力される。
アクセルペダル11は、ドライバの踏み込み操作により車両に加減速を指示する。
図2は、モータコントローラ2によって行われるモータ電流制御の処理の流れを示すフローチャートである。ステップS201からステップS205に係る処理は、車両システムが起動している間、一定の間隔で常時実行されるようにプログラムされている。
ステップS201では、車両状態を示す信号を入力する。ここでは、車速V(km/h)、アクセル開度AP(%)、電動モータ4の回転子位相α(rad)、電動モータ4の回転速度Nm(rpm)、電動モータ4に流れる三相交流電流iu、iv、iw、バッテリ1とインバータ3間の直流電圧値Vdc(V)を入力する。
車速V(km/h)は、図示しない車速センサや、他のコントローラより通信にて取得する。または、回転子機械角速度ωmにタイヤ動半径Rを乗算し、ファイナルギアのギア比で除算することにより車速v(m/s)を求め、3600/1000を乗算することにより単位変換して、車速V(km/h)を求める。
アクセル開度θは、アクセルペダル11の操作量に対応する。アクセル開度θは、図示しないアクセル開度センサから取得するか、図示しない車両コントローラ等の他のコントローラから通信にて取得する。
電動モータ4の回転子位相α(rad)は、回転センサ6から取得する。電動モータ4の回転速度Nm(rpm)は、回転子角速度ω(電気角)を電動モータ4の極対数pで除算して、電動モータ4の機械的な角速度であるモータ回転速度ωm(rad/s)を求め、求めたモータ回転速度ωmに60/(2π)を乗算することによって求める。回転子角速度ωは、回転子位相αを微分することによって求める。
電動モータ4に流れる電流iu、iv、iw(A)は、電流センサ7から取得する。
直流電圧値Vdc(V)は、バッテリ1とインバータ3間の直流電源ラインに設けられた電圧センサ(不図示)、または、バッテリコントローラ(不図示)から送信される電源電圧値から求める。
ステップS202では、第1のトルク目標値Tm1を設定する。具体的には、ステップS201で入力されたアクセル開度θおよびモータ回転速度ωmに基づいて、図3に示すアクセル開度−トルクテーブルを参照することにより、トルクテーブル目標値を設定する。次に、後述する外乱補正トルク設定器803を用いて外乱トルク推定器802で推定した外乱トルク推定値Tdから外乱補正量を算出する。そして、トルクテーブル目標値に外乱補正量を加算することにより第1のトルク目標値Tm1を設定する。本ステップで実行される第1のトルク目標値Tm1を算出する処理の詳細は後述する。
ステップS203では、電動車両が停止するように制御する停止制御処理を行う。具体的には、電動車両の停車間際を判断し、停車間際以前は、ステップS202で算出した第1のトルク目標値Tm1をモータトルク指令値Tmに設定し、停車間際以降は、モータ回転速度の低下とともに外乱トルク推定値Tdに収束する第2のトルク目標値Tm2をモータトルク指令値Tmに設定する。この第2のトルク目標値Tm2は、登坂路では正トルク、降坂路では負トルク、平坦路では概ねゼロである。これにより、後述するように、路面の勾配に関わらず、停車状態を維持することができる。停止制御処理の詳細については、後述する。
ステップS204では、ステップS203で算出したモータトルク指令値Tm、モータ回転速度ωmおよび直流電圧値Vdcに基づいて、d軸電流目標値id、q軸電流目標値iqを求める。例えば、トルク指令値、モータ回転速度、および直流電圧値と、d軸電流目標値およびq軸電流目標値との関係を定めたテーブルを予め用意しておいて、このテーブルを参照することにより、d軸電流目標値id、q軸電流目標値iqを求める。
ステップS205では、d軸電流idおよびq軸電流iqをそれぞれ、ステップS204で求めたd軸電流目標値idおよびq軸電流目標値iqと一致させるための電流制御を行う。このため、まず初めに、ステップS201で入力された三相交流電流値iu、iv、iwと、電動モータ4の回転子位相αとに基づいて、d軸電流idおよびq軸電流iqを求める。続いて、d軸、q軸電流指令値id、iqと、d軸、q軸電流id、iqとの偏差から、d軸、q軸電圧指令値vd、vqを算出する。なお、算出したd軸、q軸電圧指令値vd、vqに対して、d−q直交座標軸間の干渉電圧を相殺するために必要な非干渉電圧を加算するようにしてもよい。
次に、d軸、q軸電圧指令値vd、vqと、電動モータ4の回転子位相αから、三相交流電圧指令値vu、vv、vwを求める。そして、求めた三相交流電圧指令値vu、vv、vwと直流電圧値Vdcから、PWM信号tu(%)、tv(%)、tw(%)を求める。このようにして求めたPWM信号tu、tv、twにより、インバータ3のスイッチング素子を開閉することによって、電動モータ4をトルク指令値Tmで指示された所望のトルクで駆動することができる。
以下では、図2のステップS202で行われる第1のトルク目標値算出処理について説明する。
<第1のトルク目標値算出処理>
図4は、第1のトルク目標値算出処理を実現するためのブロック図である。
本実施形態の第1のトルク目標値Tm1は、アクセル開度トルクテーブル801、外乱トルク推定器802、外乱補正トルク設定器803、回転速度FBトルク算出器804、切替器805、および加算器806を用いて算出される。
アクセル開度トルクテーブル801では、アクセル開度θとモータ回転速度ωmとから、回生モード設定値に応じたアクセル開度−トルクテーブルを参照することによりトルクテーブル目標値が算出される。アクセル開度トルクテーブル801には、上述した図3に加えて、更に図5、図6で示すようなアクセル開度−トルクテーブルが格納されている。これらのアクセル開度−トルクテーブルは、ドライバが回生モード切替SW10を介して設定する回生レベル設定値(回生モード)にそれぞれ対応している。各アクセル開度−トルクテーブルは、図示するように、アクセル開度全閉時におけるモータ回転速度ωmに対するモータトルク(回生トルク)の大きさがそれぞれ異なっている。すなわち、アクセル開度トルクテーブル801は、アクセル開度θとモータ回転速度ωmとから、回生モード設定値に応じたアクセル開度−トルクテーブルを参照して、トルクテーブル目標値を設定する。
ここで、本実施形態の回生モード切替SW10は、強回生モード、弱回生モード、及び一定速モードの3段階切り替え可能に構成される。従って、本実施形態のアクセル開度トルクテーブル801では、ドライバが強回生モードを選択した場合は図3で示すアクセル開度−トルクテーブルを参照して、ドライバが弱回生モードを選択した場合は図5で示すアクセル開度−トルクテーブルを参照して、ドライバが一定速モードを選択した場合は図6で示すアクセル開度−トルクテーブルを参照してトルクテーブル目標値が算出される。なお、一定速モードとは、アクセル開度が一定の場合には、走行路面が勾配路であっても車両が一定の速度で走行することを可能とするモードである。すなわち、本実施形態の一定速モードでは、モータ4に発生する回生トルクによって、主に勾配に起因する走行抵抗を相殺する制御が実行される。本実施形態の一定速モードにおける制御については後述する。
なお、回生モード切替SW10で設定可能なモード数は、強回生モード、弱回生モード、及び一定速モードの3段階に限られず、一定速モードを備える限り、そのモード数については適宜設定されてよい。
外乱トルク推定器802は、モータトルク指令値Tmとモータ回転速度ωmに基づいて、モータに作用する走行抵抗に相当する値としての外乱トルク推定値Tdを推定する。外乱トルク推定器802の詳細については、図14を参照して後述する。
外乱補正トルク設定器803は、アクセル開度θと回生モード設定値とに基づいて補正ゲインを算出するとともに、外乱トルク推定値Tdに基づいて外乱補正量を算出する。詳細は図7を参照して説明する。
図7は、外乱補正トルク設定器803を実現する制御ブロックの一例であって、補正ゲインおよび外乱補正量の算出方法を説明するための図である。
外乱補正トルク設定器803は、アクセル開度補正ゲイン算出器1101と、回生モード補正ゲイン算出器1102と、乗算器1103と、乗算器1104とから構成される。
アクセル開度補正ゲイン算出器1101は、アクセル開度θに基づいて第1補正ゲインを算出する。第1補正ゲインは、アクセル開度と第1補正ゲインとの関係を示した図8に基づいて算出される。すなわち、第1補正ゲインは、1を最大値として、アクセル開度θが大きくなるほど小さい値となるように算出される。算出された第1補正ゲインは、乗算器1103に出力される。
回生モード補正ゲイン算出器1102は、回生モード設定値に基づいて第2補正ゲインを算出する。第2補正ゲインは、回生モード設定値と第2補正ゲインとの関係を示す図9に基づいて算出される。ずなわち、第2補正ゲインは、1を最大値として、回生モードの設定値が一定速の場合は1に設定され、その他の設定値(弱回生、強回生)の場合は、設定が小さいほど(回生制動力が小さいほど)大きい値に設定される。なお、各設定値に応じた第2補正ゲインの大きさは例示であるが、ドライバフィールングを考慮して設定されるのが好ましい。また、ドライバの設定した回生制動力が小さいほど、ドライバの意図は制動側から一定速走行に近づいていく。したがって、このようなドライバ意図に合わせて、回生制動力が小さいほど補正ゲインを大きくすることにより、より滑らかに外乱補正量を切り替えることができる。
算出された第2補正ゲインは、乗算器1103に出力される。なお、上述したとおり、回生モードの設定値は適宜設定されて良い。従って、例えば回生モードの設定値がより多数の段階に設定可能な場合には、第2補正ゲインは、当該設定値が一定速の場合は1に設定され(最大値)、その他の設定値については、当該設定値に対応する回生制動力が小さいほど大きい値に段階的に設定される。
乗算器1103は、第1補正ゲインと第2補正ゲインとを乗算することにより、第3補正ゲインを算出する。第3補正ゲインは、乗算器1104に出力されるとともに、外乱補正トルク設定器803の出力として、回転速度FBトルク算出器804および基本トルク目標値切替器805に出力される(図4参照)。
乗算器1104は、第3補正ゲインと外乱トルク推定値Tdとを乗算することにより、外乱補正量を算出する。算出された外乱補正量は、加算器806に出力される(図4参照)。
図4に戻って説明を続ける。回転速度FBトルク算出器804では、モータ回転速度ωmと第3補正ゲインとに基づいて、回転速度FBトルク目標値を算出する。回転速度FBトルク目標値の算出方法については図10を参照して説明する。
図10は、回転速度FBトルク算出器804を実現する制御ブロックの一例であって、回転速度FBトルク目標値の算出方法を説明するための図である。
回転速度FBトルク算出器804は、目標モータ回転速度算出器1401と、減算器1402と、ゲイン乗算器1403と、から構成される。
目標モータ回転速度算出器1401は、モータ回転速度ωmと第3補正ゲインとに基づいて、目標モータ回転速度を算出する。具体的には、目標モータ回転速度算出器1401は、第3補正ゲインが、1未満の値から1に変化したタイミングにおけるモータ回転速度ωmを、目標モータ回転速度として設定して、減算器1402に出力する。なお、目標モータ回転速度を設定するタイミングは、第3補正ゲインが1未満の値から1に変化したタイミングと一致している必要は必ずしもない。ドライバビリティの観点から官能的に許容できる範囲であれば、第3補正ゲインが1未満の値から1に変化したタイミングから所定時間経過したタイミングにおけるモータ回転速度ωmを、目標モータ回転速度として設定してもよい。
減算器1402では、目標モータ回転速度とモータ回転速度ωmとの偏差を算出して、算出した値(モータ回転速度偏差)をゲイン乗算器1403に出力する。
ゲイン乗算器1403では、減算器1402から出力されるモータ回転速度偏差に、回転速度FBゲインKを乗算することにより回転速度FBトルク目標値が算出される。算出された回転速度FBトルク目標値は、切替器805に出力される(図4参照)。回転速度FBゲインKは、モータ回転速度ωmを用いたフィードバック(FB)制御において、目標モータ回転速度への追従性能を向上させることを目的として適宜設定される。
図4に戻って説明を続ける。基本トルク目標値切替器805では、第3補正ゲインに基づいて、回転速度FBトルク目標値およびトルクテーブル目標値のいずれか一方を基本トルク目標値として設定する。具体的には、切替器805では、第3補正ゲインが1未満の時は、アクセル開度トルクテーブル801で算出したトルクテーブル目標値が基本トルク目標値に設定され、第3補正ゲインが1の時は、回転速度FBトルク算出器804で算出した回転速度FBトルク目標値が基本トルク目標値に設定される。いずれかの値が設定された基本トルク目標値は、加算器806に出力される。
そして、加算器806において、基本トルク目標値に外乱補正トルク設定器803から出力される外乱補正量が加算されることにより、第1のトルク目標値Tmが算出される。
以上が、図2のステップS202で実行される第1のトルク目標値Tm算出処理の詳細である。以下では、図2のステップS203で実行される停止制御処理について説明する。
<停止制御>
まず、本実施形態におけるモータトルクTmからモータ回転速度ωmまでの車両応答Gp(s)について説明する。なお、この車両応答Gp(s)は、外乱トルクの推定も含めた停止制御処理において、車両の駆動力伝達系をモデル化した車両モデルとして用いられる。
図11は、車両の駆動力伝達系をモデル化した図であり、同図における各パラメータは、以下に示すとおりである。
:モータのイナーシャ
:駆動輪のイナーシャ
M:車両の重量
:駆動系のねじり剛性
:タイヤと路面の摩擦に関する係数
N:オーバーオールギヤ比
r:タイヤの荷重半径
ω:モータ回転速度
:モータトルク指令値
:駆動輪のトルク
F:車両に加えられる力
V:車両の速度
ω:駆動輪の角速度
そして、図11より、以下の運動方程式を導くことができる。
Figure 2019146450
Figure 2019146450
Figure 2019146450
Figure 2019146450
Figure 2019146450
式(1)〜(5)で示す運動方程式に基づいて、モータトルクTmからモータ回転速度ωmまでの車両応答Gp(s)を求めると、次式(6)で表される。
Figure 2019146450
ただし、式(6)中のa、a、a1、0、、b、b、bは、次式(7)で表される。
Figure 2019146450
式(6)に示す伝達関数の極と零点を調べると、次式(8)で示す伝達関数に近似することができ、1つの極と1つの零点は極めて近い値を示す。これは、次式(8)のαとβが極めて近い値を示すことに相当する。
Figure 2019146450
従って、式(8)における極零相殺(α=βと近似する)を行うことにより、次式(9)に示すように、G(s)は、(2次)/(3次)の伝達特性を構成する。
Figure 2019146450
続いて、図12〜14を参照して、停止制御処理の詳細について説明する。
図12は、停止制御処理を実現するためのブロック図である。停止制御処理は、モータコントローラ2が備えるモータ回転速度F/Bトルク設定器501と、外乱トルク推定器502と、減算器503と、トルク比較器504とを用いて実行される。
モータ回転速度F/Bトルク設定器501は、モータコントローラ2から送信されるモータ回転速度ωmに基づいて、モータ回転速度フィードバックトルクTω(以下、モータ回転速度F/BトルクTωと呼ぶ)を算出する。詳細は図13を用いて説明する。
図13は、モータ回転速度ωmに基づいて、モータ回転速度F/BトルクTωを算出する方法を説明するための図である。モータ回転速度F/Bトルク設定器501は、乗算器601を備え、モータ回転速度ωmにゲインKvrefを乗算することにより、モータ回転速度F/BトルクTωを算出する。ただし、Kvrefは、電動車両の停止間際に電動車両を停止させるのに必要な負(マイナス)の値であり、例えば、実験データ等により適宜設定される。モータ回転速度F/BトルクTωは、モータ回転速度ωmが大きいほど、大きい制動力が得られるトルクとして設定される。
なお、モータ回転速度F/Bトルク設定器501は、モータ回転速度ωmにゲインKvrefを乗算することによりモータ回転速度F/BトルクTωを算出するものとして説明したが、モータ回転速度ωmに対する回生トルクを定めた回生トルクテーブルや、モータ回転速度ωmの減衰率を予め記憶した減衰率テーブル等を用いて、モータ回転速度F/BトルクTωを算出してもよい。
図12に示す外乱トルク推定器502は、モータコントローラ2から送信されるモータ回転速度ωmと、モータトルク指令値Tmとに基づいて、外乱トルク推定値Tを算出する。なお、本実施形態では、ここで説明する外乱トルク推定器502と、図4を参照して上述した外乱トルク推定器802とは同一のものとする。外乱トルク推定器502の詳細は図14を用いて説明する。
図14は、モータ回転速度ωmと、モータトルク指令値Tmとに基づいて、外乱トルク推定値Tを算出する方法を説明するためのブロック図である。外乱トルク推定器502は、制御ブロック701と、制御ブロック702と、減算器703とを備える。
制御ブロック701は、H(s)/G(s)なる伝達特性を有するフィルタとしての機能を担っており、モータ回転速度ωmに対してフィルタリング処理を施すことにより、第1のモータトルク推定値を算出する。H(s)は、分母次数と分子次数との差分が、車両応答G(s)(式(9)参照)の分母次数と分子次数との差分以上となる伝達特性を有するローパスフィルタである。
制御ブロック702は、H(s)なる伝達特性を有するローパスフィルタとしての機能を担っており、モータトルク指令値Tmに対してフィルタリング処理を行うことにより、第2のモータトルク推定値を算出する。
そして、減算器703によって、第1のモータトルク推定値と第2のモータトルク推定値との偏差が演算されることにより、車両に作用する走行抵抗を表すパラメータである外乱トルク推定値Tdが算出される。
なお、上記の通り算出される外乱トルク推定値Tdは、図12に示す通り、外乱オブザーバにより推定されるものであるが、車両前後Gセンサ等の計測器を用いて推定されても良い。
ここで、車両に作用する走行抵抗(外乱)としては、空気抵抗、乗員数や積載量に起因する車両質量の変動によるモデル化誤差、タイヤの転がり抵抗、路面の勾配抵抗等が考えられるが、停車間際やイニシャルスタート時に支配的となる外乱要因は勾配抵抗である。外乱要因は運転条件により異なるが、外乱トルク推定器502は、モータトルク指令値Tmと、モータ回転速度ωmと、車両モデルG(s)とに基づいて、外乱トルク推定値Tdを算出するので、上述した外乱要因を一括して推定することができる。これにより、いかなる運転条件においても、減速からの滑らかな停車を実現することができる。
なお、走行抵抗(外乱トルク推定値)は、平坦路では、転がり抵抗と空気抵抗等の影響で正トルク、登坂路では平坦路に加えて勾配抵抗が加えられるので、平坦路以上の正トルクとなる。また、降坂路では、転がり抵抗と空気抵抗等から勾配抵抗の影響を減算するので、平坦路以下のトルクとなる。
図12に戻って説明を続ける。減算器503は、モータ回転速度F/Bトルク設定器501によって算出されたモータ回転速度F/BトルクTωと、外乱トルク推定器502によって算出された外乱トルク推定値Tdとの偏差を演算することによって、第2のトルク目標値Tm2を算出する。モータ回転速度ωmが低下して0に近づくと、モータ回転速度F/BトルクTωも0に近づくため、第2のトルク目標値Tm2は、モータ回転速度ωmの低下に応じて、外乱トルク推定値Tdに収束していく。
トルク比較器504は、第1のトルク目標値Tm1と第2のトルク目標値Tm2の大きさを比較し、値が大きい方のトルク目標値をモータトルク指令値Tmに設定する。車両の走行中、第2のトルク目標値Tm2は第1のトルク目標値Tm1よりも小さく、車両が減速して停車間際(車速が所定車速以下)になると、第1のトルク目標値Tm1よりも大きくなる。従って、トルク比較器504は、第1のトルク目標値Tm1が第2のトルク目標値Tm2より大きければ、停車間際以前と判断して、第1のトルク目標値Tm1をモータトルク指令値Tmとして設定する。また、トルク比較器504は、第2のトルク目標値Tm2が第1のトルク目標値Tm1より大きくなると、車両が停車間際と判断して、第1のトルク目標値Tm1ではなく第2のトルク目標値Tm2をモータトルク指令値Tmとして設定する。なお、停車状態を維持するため、第2のトルク目標値Tm2は、登坂路では正トルク、降坂路では負トルク、平坦路では概ねゼロに収束する。
以上が停止制御処理の詳細である。このような処理を行うことにより、車両が走行している路面の勾配に関わらず、モータトルクのみで滑らかに停車し、停車状態を保持することができる。
以下では、本実施形態の電動車両の制御装置を車両に適用した場合の効果について、図15から図18を参照して説明する。
図15および図16は、降坂路において、アクセル開度を全閉にした状態で減速している際のタイムチャートである。図15は参考例による制御結果を、図16は本実施形態における電動車両の制御装置による制御結果を示している。
図15及び図16では、上から順に基本トルク目標値、外乱補正量、モータ回転速度ωm、車両前後加速度を示している。また、参考例と本実施形態の双方とも、ドライバは、回生モード切替SW10を介して、時刻t0からt1は強回生モードを、時刻t1からt3は弱回生モードを、時刻t3以降は一定速モードを選択するものとする。
まず、参考例の制御結果である図15について説明する。参考例では、本願発明とは異なり、ドライバによって回生モードが切り替えられたとしても外乱補正量は一定である。従って、以下で説明する参考例において外乱補正量に乗算される補正ゲインは、強回生モード時においてドライバフィーリングを考慮して設定された値(0.5)に固定されるものとする(本実施形態における図9の第2補正ゲインに相当)。
時刻t0では、初期設定として強回生モードが選択されているので、外乱トルク推定値に対して強回生モード選択時の補正ゲインとしての0.5が乗算されることにより外乱補正量が算出される。そして、時刻t1にかけて、ドライバの意図(強回生モード)が反映された基本トルク目標値に外乱補正量を加算して得られる第1のトルク目標値によって減速している。
時刻t1では、ドライバが回生モード切替SWを操作することによって弱回生モードに切り替えられており、それに応じて、基本トルク目標値が大きくなっている。ただし、補正ゲインは0.5から変化しないので、外乱補正量は一定である。
時刻t2では、弱回生モードに切り替えられたものの、ドライバの意図は減速のままである。しかしながら、モータ回転速度は概ね一定速走行を示しており、ドライバの意図通りの減速傾向は示されていない。
時刻t3では、ドライバが回生モードを一定速モードに切り替えている。ただし、ここでも補正ゲインは0.5から変化しないので、外乱補正量は一定である。
時刻t4では、補正ゲインが時刻t1等と変わらず、外乱補正量が勾配外乱に対して小さいため車両が加速傾向を示し、ドライバの意図に反して一定速走行を行うことができていない。
これに対して、本実施形態の制御結果について図16を参照して説明する。
時刻t0から時刻t1までは参考例と同様の挙動を示す。本制御結果は、アクセル開度が全閉時の制御であるため、第1補正ゲインの値は1である。従って、第1補正ゲインと第2補正ゲインとを乗算して得た第3補正ゲインの値は、参考例と同じ0.5に設定されている。
時刻t1では、ドライバが回生モード切替SW10を介して回生モードを弱回生モードに切り替えており、それに応じて、基本トルク目標値が大きくなっている。また、回生モードが弱回生モードに切り替えられたので、それに応じて補正ゲインが変化する。本実施形態では、弱回生モード時のドライバフィーリングを考慮して補正ゲイン0.75が設定される。その結果、外乱トルク推定値に対して弱回生モード選択時の補正ゲインとしての0.75が乗算されるので、外乱補正量も変化しているのが分かる。
時刻t2では、基本トルク目標値に外乱補正量を加算して得られる第1のトルク目標値によって減速している。この第1のトルク目標値は、弱回生モードへの変更を考慮して設定されているので、時刻t3にかけて、参考例よりも減速傾向を示していることが分かる。
時刻t3では、ドライバが回生モードを一定速モードに切り替えている。本実施形態では、一定速モード時の補正ゲインとして1.0が設定される。その結果、外乱トルク推定値に対して1.0が乗算されるので、外乱補正量と外乱トルク推定値が一致していることが分かる。
時刻t4では、補正ゲインが1.0であり、外乱補正量が勾配外乱と一致しているので、ドライバの意図通りに一定速走行を行うことができている。
このように、本実施形態にかかる電動車両の制御装置を車両に適用する事により、ドライバの意図が回生制動(回生モード設定値が強回生または弱回生)の場合には、ドライバフィーリングにあった減速を実現することができる。そして、ドライバの意図が一定速(回生モード設定値が一定速)の場合には、ドライバの意図どおりに一定速走行を実現することができる。
また、ドライバの意図に応じて、外乱補正量を段階的に変更することができるので(時刻t1、t3参照)、モータトルクを滑らかに切り替えることができる。そのため、回生モードが切替られたタイミングで発生するトルクの急変が防止されるので、モードの切替時に発生する振動を抑制することができる(時刻t1、t3参照)。
次に、登坂路における制御結果について説明する。
図17および図18は、登坂路において、アクセル開度を全閉にした状態で減速している際のタイムチャートである。図17は参考例による制御結果を、図18は本実施形態における電動車両の制御装置による制御結果を示している。
図17及び図18では、上から順に基本トルク目標値、外乱補正量、モータ回転速度ωm、車両前後加速度を示している。また、参考例と本実施形態の双方とも、ドライバは、回生モード切替SW10を介して、時刻t0からt1は強回生モードを、時刻t1以降は弱回生モードを選択するものとする。
まず、参考例の制御結果である図17について説明する。
時刻t0では、初期設定として強回生モードが選択されているので、図15を参照して上述したのと同様に、外乱トルク推定値に対して強回生モード選択時の補正ゲインとしての0.5が乗算されることにより外乱補正量が算出される。そして、時刻t1にかけて、基本トルク目標値に外乱補正量を加算して得られる第1のトルク目標値によって減速している。
時刻t1では、ドライバが回生モード切替SW10を介して回生モードを弱回生モードに切り替えており、それに応じて、基本トルク目標値が大きくなっている。ただし、補正ゲインは0.5から変わらないので、外乱補正量は一定である。
時刻t2では、補正ゲインが時刻t1時点の値と変わらないので、外乱補正量が勾配外乱に対して小さく、車両はドライバの意図以上に減速傾向を示すため、早めに停止制御が開始される。
時刻t3では、停止制御が実行されている。
時刻t4では、モータ回転速度は0であり、車両が停止している。参考例では、停止制御開始前の回生トルクがドライバの意図以上に大きくなるので、車両はドライバの意図以上に減速する。その結果、車両はドライバの意図する位置の手前で停車してしまう。
これに対して、本実施形態の制御結果について図18を参照して説明する。
時刻t0から時刻t1までは参考例と同様の挙動を示す。本制御結果は、アクセル開度が全閉時の制御であるため、第1補正ゲインの値は1である。従って、第1補正ゲインと第2補正ゲインとを乗算して得た第3補正ゲインの値は、参考例と同じ0.5に設定されている。
時刻t1では、ドライバが回生モード切替SWを介して回生モードを弱回生モードに切り替えており、それに応じて、基本トルク目標値が大きくなっている。また、回生モードが弱回生モードに切り替えられたので、それに応じて補正ゲインが変化し、外乱補正量が増加している。
時刻t2では、基本トルク目標値に外乱補正量を加算して得られる第1のトルク目標値によって減速している。この第1のトルク目標値は、弱回生モードへの変更を考慮して設定されているので、参考例に比べて緩やかな減速傾向を示しており、ドライバの意図に沿った減速を実現できている。したがって、時刻t2になっても停止制御はまだ開始されていない。
時刻t3では、停止制御が開始される。停止制御がドライバの意図通りのタイミングで出来ているとともに、時刻t3までにおいて十分な減速がなされているので、停止制御開始時における車両前後加速度の立上り方も緩やかであることが分かる。
時刻t4では、車両は停止している。
このように、本実施形態にかかる電動車両の制御装置を車両に適用する事により、参考例よりもドライバフィーリングに合った減速を実現することができる。また、登坂路においては、外乱トルク推定値と、ドライバの意図が反映される基本トルク目標値に応じた外乱補正量が設定されるので、ドライバの意図に応じた減速と停車とを実現することができる。
以上、一実施形態の電動車両の制御装置によれば、車両を駆動するモータ4と、車両の加減速を指示する操作手段(アクセルペダル)と、モータが発生する回生制動力の強度を任意に設定可能な回生レベル設定手段(回生モード切替SW10)と、を備える電動車両の制御方法を実現する制御装置である。当該制御装置は、操作手段の操作量(アクセル開度)に応じて基本トルク目標値(トルクテーブル目標値)を算出し、モータ4に作用する走行抵抗を推定し、回生モード切替SW10の設定値に応じた補正ゲイン(第3補正ゲイン)を算出し、走行抵抗と第3補正ゲインとに基づいて走行抵抗補正トルク(外乱補正量)を算出する。そして、基本トルク目標値と外乱補正量とから最終トルク目標値としての第1のトルク目標値Tm1を算出し、最終トルク目標値に従ってモータを制御する。
これにより、勾配路であってもドライバに違和感を与えずにモータの回生制動力を制御することができる。具体的には、回生制動力の設定状況(強回生、弱回生、および一定速)に応じて第3補正ゲインを設定し、外乱補正量を算出することにより、以下のような効果を得ることができる。すなわち、ドライバの意図が弱回生の場合における登坂路では、停止制御の開始前から停止制御開始後のトルク変化量を小さくすることで、登坂路において滑らかに停止することができる。また、ドライバの意図が一定速の場合における降坂路では、勾配抵抗の影響で加速することなく、ドライバの意図通りに一定速で走行することができる。
また、一実施形態の電動車両の制御装置によれば、回生レベル設定手段(回生モード切替SW10)で設定された強度(強回生、弱回生)が小さいほど補正ゲイン(第2補正ゲイン)を大きい値に設定する。これにより、ドライバの設定した回生制動力が小さいほど、ドライバの意図は制動側から一定速走行に近づくので、この意図に合わせて補正ゲインを大きくすることにより、より滑らかに外乱補正量を切り替えることができる。
また、一実施形態の電動車両の制御装置によれば、回生レベル設定手段(回生モード切替SW10)で設定された強度が走行抵抗を相殺する強度に設定される場合は、第2補正ゲインを1に設定する。これにより、外乱補正量と外乱トルク推定値とが一致するので、走行抵抗の影響がキャンセルされた状態で、一定速走行を行うことができる。
また、一実施形態の電動は量の制御装置によれば、補正ゲイン(第3補正ゲイン)が他の値から1に切り替わった際に、操作手段の操作量(アクセル開度θ)に応じたモータの目標モータ回転速度を設定し、モータ4のモータ回転速度ωmを取得し、目標モータ回転速度とモータ回転速度との偏差をモータ回転速度偏差として算出し、モータ回転速度偏差に所定のフィードバックゲイン(ゲインK)を乗算して得た値を基本トルク目標値に設定する。これにより、車両モデルと実際の車両質量が乖離している場合等、車両のモデル化誤差がある場合でも、モータ回転速度ωmを用いたフィードバック制御が実行されることにより、目標モータ回転速度への追従性能を向上させることができる。
また、一実施形態の電動車両の制御装置によれば、走行抵抗とは、モータ4に作用する外乱トルクであって、外乱トルクは、平坦路では、正トルク、登坂路では、平坦路におけるトルク以上の正トルク、降坂路では、平坦路におけるトルク以下のトルクとして推定される。これにより、走行抵抗に応じた外乱トルク推定を推定することができる。
また、一実施形態の電動車両の制御装置によれば、車両の走行速度に比例する速度パラメータの低下とともに車両を停車させ、停車状態を維持する停止制御トルク目標値(第2のトルク目標値)を算出し、速度パラメータが所定値以下になると、停止制御トルク目標値(第2のトルク目標値)を最終トルク目標値に設定する。これにより、モータに入力される走行抵抗とドライバが設定する回生制動力とを考慮するとともに、減速からの滑らかな停車と、停車の維持とを実現することができる。
また、一実施形態の電動車両の制御装置によれば、走行抵抗は、車両へのトルク入力とモータ4の回転速度の伝達特性のモデルGp(s)と、分母次数と分子次数との差分が車両モデルGp(s)の分母次数と分子次数との差分以上となる伝達特性H(s)とで構成されるH(s)/Gp(s)なる伝達特性を有するフィルタにモータ回転速度ωmを入力して第1のモータトルク推定値を算出し、伝達特性H(s)を有するフィルタにモータトルク指令値を入力して第2のモータトルク推定値を算出し、第1のモータトルク推定値と第2のモータトルク推定値との偏差を演算することにより推定される。これにより、車両モデルに基づいて走行抵抗(外乱トルク推定値)を推定することができるので、より精度よく、車両に作用する走行抵抗を推定することができる。
また、一実施形態の電動車両の制御装置によれば、操作手段は、アクセルペダルである。ここで、車両に加減速を指示する操作手段には、減速を指示するブレーキを含んでいてもよい。しかしながら、本実施形態においては、アクセルペダルに限定することにより、アクセルペダルとブレーキペダルとを踏み換えることなく、モータ4の回生制動力を制御することができる。
また、一実施形態の電動車両の制御装置によれば、回生レベル設定手段は、車両が有するステアリング近傍に設けられたスイッチである。これにより、ステアリング近傍のスイッチによって回生レベルを設定することができるので、アクセルペダルとブレーキペダルの操作を要さずに、モータ4の回生制動力を制御することができる。
以上、本発明の実施形態、及びその変形例について説明したが、上記実施形態及び変形例は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。また、上記実施形態、及びその変形例は、適宜組み合わせ可能である。
また、上述した説明では、アクセル操作量が所定値以下であり、かつ、電動車両が停車間際になると、モータ4の回転速度の低下とともにモータトルク指令値Tmとしての第2のトルク目標値Tm2を外乱トルク推定値Tdに収束させるものとして説明した。しかし、車輪速や車体速度、ドライブシャフトの回転速度などの車両パラメータ(速度パラメータ)は、電動モータ4の回転速度と比例関係にあるため、電動モータ4の回転速度に比例する車両パラメータの低下とともにモータトルク指令値Tmを外乱トルク推定値Td(またはゼロ)に収束させるようにしてもよい。
2…モータコントローラ(コントローラ)
4…電動モータ(モータ)
10…回生レベル設定手段(回生モード切替SW)
11…アクセルペダル

Claims (10)

  1. 車両を駆動するモータと、
    車両の加減速を指示する操作手段と、
    前記モータが発生する回生制動力の強度を任意に設定可能な回生レベル設定手段と、を備える電動車両の制御方法において、
    前記操作手段の操作量に応じて基本トルク目標値を算出し、
    前記モータに作用する走行抵抗を推定し、
    前記回生レベル設定手段の設定値に応じた補正ゲインを算出し、
    前記走行抵抗と前記補正ゲインとに基づいて走行抵抗補正トルクを算出し、
    前記基本トルク目標値と前記走行抵抗補正トルクとから最終トルク目標値を算出し、
    前記最終トルク目標値に従って前記モータを制御する、
    電動車両の制御方法。
  2. 請求項1に記載の電動車両の制御方法において、
    前記回生レベル設定手段により設定された強度が小さいほど前記補正ゲインを大きい値に設定する、
    電動車両の制御方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電動車両の制御方法において、
    前記回生レベル設定手段により設定された強度が前記走行抵抗を相殺する値に設定される場合は、前記補正ゲインを1に設定する、
    電動車両の制御方法。
  4. 請求項3に記載の電動車両の制御方法において、
    前記補正ゲインが他の値から1に切り替わった際に、前記操作手段の操作量に応じた前記モータの目標モータ回転速度を設定し、
    前記モータのモータ回転速度を取得し、
    前記目標モータ回転速度と前記モータ回転速度との偏差をモータ回転速度偏差として算出し、
    前記モータ回転速度偏差に所定のフィードバックゲインを乗算して得た値を前記基本トルク目標値に設定する、
    電動車両の制御方法。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電動車両の制御方法において、
    前記走行抵抗とは、前記モータに作用する外乱トルクであって、
    前記外乱トルクは、
    平坦路では、正トルク、
    登坂路では、前記平坦路におけるトルク以上の正トルク、
    降坂路では、前記平坦路におけるトルク以下のトルクとして推定される、
    電動車両の制御方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電動車両の制御方法において、
    車両の走行速度に比例する速度パラメータの低下とともに前記走行抵抗に収束する停止制御トルク目標値を算出し、
    前記速度パラメータが所定値以下になると、前記停止制御トルク目標値を前記最終トルク目標値に設定し、当該最終トルク目標値により車両を停車させ、停車状態を維持する、
    電動車両の制御方法。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の電動車両の制御方法において、
    前記走行抵抗は、
    車両へのトルク入力と前記モータの回転速度の伝達特性のモデルGp(s)と、分母次数と分子次数との差分が前記モデルGp(s)の分母次数と分子次数との差分以上となる伝達特性H(s)とで構成されるH(s)/Gp(s)なる伝達特性を有するフィルタに前記モータのモータ回転速度を入力して第1のモータトルク推定値を算出し、
    前記伝達特性H(s)を有するフィルタに前記最終トルク目標値を入力して第2のモータトルク推定値を算出し、
    前記第1のモータトルク推定値と前記第2のモータトルク推定値との偏差を演算することにより推定される、
    電動車両の制御方法。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電動車両の制御方法において、
    前記操作手段は、アクセルペダルである、
    電動車両の制御方法。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電動車両の制御方法において、
    前記回生レベル設定手段は、車両が有するステアリング近傍に設けられたスイッチである、
    電動車両の制御方法。
  10. モータを走行駆動源とし、前記モータの回生制動力により減速する電動車両の制御装置であって、
    車両の加減速を指示する操作手段と、
    前記モータが発生する回生制動力の強度を任意に設定可能な回生レベル設定手段と、
    前記モータの動作を制御するコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、
    前記操作手段の操作量に応じてトルク目標値を算出し、
    前記モータに作用する走行抵抗を推定し、
    前記回生レベル設定手段の設定値に応じた補正ゲインを算出し、
    前記走行抵抗と前記補正ゲインとに基づいて走行抵抗補正トルクを算出し、
    前記トルク目標値と前記走行抵抗補正トルクとから最終トルク目標値を算出し、
    前記最終トルク目標値に従って前記モータを制御する、
    電動車両の制御装置。
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