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JP2019038574A - 紙容器用積層体およびそれを備える紙容器 - Google Patents

紙容器用積層体およびそれを備える紙容器 Download PDF

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JP2019038574A JP2017162226A JP2017162226A JP2019038574A JP 2019038574 A JP2019038574 A JP 2019038574A JP 2017162226 A JP2017162226 A JP 2017162226A JP 2017162226 A JP2017162226 A JP 2017162226A JP 2019038574 A JP2019038574 A JP 2019038574A
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藤 文 彦 斉
Fumihiko Saito
藤 文 彦 斉
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Abstract

【課題】 焼却時の二酸化炭素排出量を顕著に低減することのできる紙容器用積層体の提供。【解決手段】 本発明の紙容器用積層体は、少なくとも、第一の押出樹脂層と、紙基材と、第二の押出樹脂層とをこの順に備え、第一押出樹脂層および/または第二の押出樹脂層が、二酸化炭素吸収剤を含むことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、紙容器の製造に使用される積層体に関し、より詳細には、焼却の際の二酸化炭素排出量をより一層低減することができる紙容器用積層体およびそれを備える紙容器に関する。
食品や非食品を充填する容器として、紙容器が広く使用されており、この紙容器にガスバリア性や耐久性等を付与すること目的として、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂やポリアミド系樹脂等を含む樹脂層を、紙基材上に備える積層体が、紙容器の製造に使用されている。
このような紙容器は、ごく一部でリサイクルがされているに過ぎず、その大部分は廃棄後に焼却されており、近年、焼却の際に発生する二酸化炭素が地球温暖化等の環境問題を引き起こすとして問題視されている。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、焼却時の二酸化炭素排出量を顕著に低減することのできる紙容器用積層体を提供することである。
本発明の紙容器用積層体は、少なくとも、第一の押出樹脂層と、紙基材と、第二の押出樹脂層とをこの順に備え、第一押出樹脂層および/または第二の押出樹脂層が、二酸化炭素吸収剤を含むことを特徴とする。
一実施形態において、本発明の紙容器用積層体は、第三の押出樹脂層と、ポリエステル系樹脂層と、第一の押出樹脂層と、紙基材と、第二の押出樹脂層とをこの順に備え、
第一の押出樹脂層、第二の押出樹脂層および/または第三の押出樹脂層が、二酸化炭素吸収材を含むことを特徴とする。
一実施形態において、本発明の紙容器用積層体が備えるポリエステル系樹脂層は、蒸着膜を備える。
一実施形態において、本発明の紙容器用積層体は、第三の押出樹脂層のポリエステル系樹脂層が設けられた側とは反対側の面に、シーラント層をさらに備える
一実施形態において、本発明の紙容器用積層体は、ポリエステル系樹脂層と、第一の押出樹脂層との間にバリア層をさらに備える。
一実施形態において、本発明の紙容器用積層体が備える第一の押出樹脂層、第二の押出樹脂層および/または第三の押出樹脂層は、分散剤をさらに含む。
一実施形態において、第一の押出樹脂層、第二の押出樹脂層および/または第三の押出樹脂層中における二酸化炭素吸収剤および分散剤の合計含有量は、それぞれ、0.1質量%以上、5質量%以下である。
本発明の紙容器は、上記紙容器用積層体を備える。
本発明によれば、焼却時の二酸化炭素排出量を顕著に低減することのできる紙容器用積層体を提供することができる。また、紙基材に印刷層が設けられている場合、本発明の紙容器用積層体が備える押出樹脂層が保護層の役割を果たすことができるため、印刷の経時的な劣化を防止することができる。
本発明の積層体の一例を示す模式断面図である。 本発明の積層体の一例を示す模式断面図である。 本発明の積層体の一例を示す模式断面図である。 本発明の紙容器の一例を示す斜視図である。 図4に示される紙容器の製造に用いられるブランク板を示す正面図である。 本発明の紙容器の一例を示す斜視図である。 図6に示される紙容器の製造に用いられるブランク板を示す正面図である。 本発明の紙容器の一例を示す斜視図である。 図9に示される紙容器の製造に用いられるブランク板を示す正面図である。
<紙容器用積層体>
本発明の紙容器用積層体について、図面を参照しながら説明する。本発明の紙容器用積層体の模式断面図の例を図1〜図3に示す。
図1に示すように、本発明の紙容器用積層体10は、少なくとも、第一の押出樹脂層11と、紙基材12と、第二の押出樹脂層13とをこの順に備えている。
また、一実施形態において、本発明の紙容器用積層体10は、図2に示すように、第三の押出樹脂層14と、ポリエステル系樹脂層15と、第一の押出樹脂層11と、紙基材12と、第二の押出樹脂層13とをこの順に備える。
また、一実施形態において、本発明の紙容器用積層体10は、図3に示すように、第三の押出樹脂層14のポリエステル系樹脂層15が設けられた側とは反対側の面に、シーラント層16をさらに備える。
また、一実施形態において、本発明の紙容器用積層体10は、図2に示すように、任意の層間にアンカーコート層17をさらに備える。
また、図示しないが、本発明の紙容器用積層体10は、任意の層間に、バリア層、遮光層等のその他の層を備えてもよい。
以下、本発明の紙容器用積層体を構成する各層について説明する。
[押出樹脂層]
押出樹脂層は、熱可塑性樹脂と後記する二酸化炭素吸収剤とを用いて溶融押出しラミネート法により形成した層である。
本発明の積層体は、少なくとも2層以上の押出樹脂層(第一の押出樹脂層および第二の押出樹脂層)を備える。
本発明の積層体が備える押出樹脂層は、それぞれ、同一の構成および厚さであってもよく、異なる構成を有していてもよい。
例えば、第一の押出樹脂層、第二の押出樹脂層および第三の押出樹脂層のいずれもが、二酸化炭素吸収材を含んでいてもよく、1層のみが二酸化炭素吸収材を含んでいてもよい。なお、全ての押出樹脂層に二酸化炭素吸収剤を含有させた方が、焼却時の二酸化炭素削減効果が向上することは言うまでもない。
また、押出樹脂層は、異なる二酸化炭素吸収剤を2種以上含んでいてもよい。
押出樹脂層を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、または環状ポリオレフィン系樹脂、またはこれら樹脂を主成分とする共重合樹脂、変性樹脂、または、混合体(アロイでを含む)を用いることができる。
ポリオレフィン系樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)、メタロセン触媒を利用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、エチレン・ポリプロピレンのランダムもしくはブロック共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、エチレン・マレイン酸共重合体、アイオノマー樹脂、また、層間の密着性を向上させるために、上記したポリオレフィン系樹脂を、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂等を用いることができる。
また、ポリオレフィン系樹脂に、不飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸無水物、エステル単量体をグラフト重合、または、共重合した樹脂等を用いることができる。
これらの材料は、一種単独または二種以上を組み合わせて使用することができる。
環状ポリオレフィン系樹脂としては、例えば、エチレン−プロピレン共重合体、ポリメチルペンテン、ポリブテン、ポリノルボネン等の環状ポリオレフィン等を用いることができる。これらの樹脂は、単独または複数を組み合せて使用できる。
上記した熱可塑性樹脂に混合して用いられる二酸化炭素吸収剤としては、二酸化炭素を化学的または物理的に吸着するものであれば、特に限定されることなく使用することができる。
二酸化炭素吸収剤としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等の金属水酸化物、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム等の金属酸化物、非晶質アルミノシリケート、天然ゼオライト、合成ゼオライト等のアルミノ珪酸塩、チタン酸バリウム等のチタン酸化合物、リチウムシリケート、シリカゲル、アルミナおよび活性炭を挙げることができる。これらの中でも、積層体の透明性という観点からは、アルミノ珪酸塩が特に好ましい。
二酸化炭素吸収剤の形状は特に限定されるものではないが、分散性の観点から、粒子形状であることが好ましい。
また、粒子の大きさは0.01μm以上、10μm以下であることが好ましく、0.01μm以上、1μm以下であることがより好ましい。粒子の大きさを上記数値範囲とすることにより、二酸化炭素の吸収性能を維持しつつ、押出樹脂層における分散性を向上させることができる。
また、本発明において粒子の大きさは、「平均粒子径」を意味し、動的光散乱法により測定することができる。
上記した熱可塑性樹脂に二酸化炭素吸収剤を混合し、溶融押出しラミネート法により押出樹脂層を形成する方法としては、熱可塑性樹脂のペレットと二酸化炭素吸収剤とを溶融押出機の投入口に供給する方法でもよく、また、二酸化炭素吸収剤を含むマスターバッチを熱可塑性樹脂のペレットとともに溶融押出機の投入口に供給する方法であってもよい。いずれの場合であっても、溶融押出機の溶融混練時に二酸化炭素吸収剤が熱可塑性樹脂中に均一に分散するようにするためには、分散剤を併用することが好ましい。分散剤を併用することにより、二酸化炭素吸収剤が凝集し、表面積が小さくなり、二酸化炭素の吸収性能が低下してしまうのを防止することができる。
分散剤は、その分子内に水酸基を有していることが好ましい。
具体的には、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン縮合物等が挙げられる。これらの中でも、二酸化炭素吸収剤の分散性が特に優れるという理由から、ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン縮合物が好ましい。
分散剤の質量平均分子量は、流動性およびブリードアウト防止の観点から、1000以上、5000以下であることが好ましく、3000以上、4000以下であることがより好ましい。
二酸化炭素吸収剤と熱可塑性樹脂とを溶融混練する際には、二酸化炭素吸収剤が両親媒性脂質の脂質二重層内に取り込まれた状態で、熱可塑性樹脂と混合することが好ましい。両親媒性脂質としては、例えば、リン脂質が挙げられ、より具体的には、ホスファチジルコリン、ジミリストイルホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルグリセロール、ジホスファチジルグリセロールおよびスフィンゴミエリン等を挙げることができる。両親媒性脂質は自己組織化により、溶融混練時の熱可塑性樹脂中において、脂質二重層を形成するため、これに二酸化炭素吸収剤を取り込ませることにより、樹脂中に均一に二酸化炭素吸収剤を分散させることができる。
各押出樹脂層中に含まれる二酸化炭素吸収剤および分散剤の合計含有量は、0.1質量%以上、5質量%以下であることが好ましく、より好ましくは、0.1質量%以上、1質量%以下である。二酸化炭素吸収剤および分散剤の含有量を上記数値範囲とすることにより、焼却時の二酸化炭素排出量をより一層低減できる。
また、押出樹脂層と隣合う層との層間剥離の発生を抑制することができる。
さらに、押出樹脂層の透明性も維持することができるため、印刷層が、押出樹脂層と隣合う層として存在する場合、その視認性低下を抑制することができる。
本発明の特性を損なわない範囲において、押出樹脂層は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、帯電防止剤、アンチブロッキング剤、難燃化剤、架橋剤、着色剤等の添加剤を含むことができる。
押出樹脂層の厚みは、特に制限されるものではないが、5μm以上、60μm以下であることが好ましい。押出樹脂層の厚みを上記数値範囲とすることで、焼却時の二酸化炭素排出量をより一層低減でき、透明性や層間剥離の問題も解消できる包装袋用積層体とすることができる。
[紙基材]
本発明の紙容器用積層体は、紙基材を少なくとも備える。紙基材は該積層体を支持するための層である。
紙基材は、本発明の積層体の用途に応じ、賦型性、耐屈曲性、剛性、腰、強度等を有する任意の紙を使用することができる。例えば、主強度材であり、強サイズ性の晒または未晒の紙、あるいは、純白ロール紙、クラフト紙、板紙、加工紙、ミルク原紙等の各種の紙を使用することができる。
紙基材層は、これらの紙を複数層重ねてラミネートしたものであってもよい。
紙基材の坪量は、100g/m以上、500g/m以下であることが好ましく、120g/m以上、400g/m以下であることがより好ましい。紙基材の坪量を上記数値範囲とすることにより、本発明の積層体の加工容易性を維持しつつ、該積層体を用いて製造した容器の強度を向上させることができる。
また、隣合う層との接着性向上のため、紙基材表面に、所望により、コロナ放電処理、薬品処理、オゾン処理等の表面処理を施すことができる。
紙基材には、従来公知の印刷インキを用いた印刷層(図示せず)が設けられていてもよい。印刷層は、装飾、内容物の表示、賞味期間の表示、製造者、販売者等の表示、その他等の表示や美感の付与のために、文字、数字、絵柄、図形、記号、模様等の所望の任意の印刷模様を形成する層である。印刷層は、紙基材の全面に設けてもよく、あるいは一部に設けてもよい。印刷層は、従来公知の顔料や染料を用いて形成することができ、印刷の方式も特に限定されるものではなく、グラビア印刷、フレキソ印刷、スクリーン印刷等の従来公知の方式を用いることができる。
紙基材に印刷層が設けられている場合、押出樹脂層が保護層として機能し、印刷の経時的な劣化を防止することができる。
[ポリエステル系樹脂層]
一実施形態において、本発明の積層体は、ポリエステル系樹脂層を備える。
本発明の積層体が、ポリエステル系樹脂層を備えることにより、該積層体の機械的強度を向上させることができる。
ポリエステル系樹脂層に含まれるポリエステル系樹脂としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリブチレンナフタレート(PBN)、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレート(PCT)等が挙げられる。
ポリエステル系樹脂層は、バリア性向上を目的として、蒸着膜が設けられていてもよい。蒸着膜は、真空蒸着法、スパッタリング法およびイオンプレーティング法等の物理気相成長法(PVD法)、またはプラズマ化学気相成長法、熱化学気相成長法および光化学気相成長法等の化学気相成長法(CVD法)といった従来公知の方法により形成することができる。
本発明の特性を損なわない範囲において、ポリエステル系樹脂層は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、帯電防止剤、アンチブロッキング剤、難燃化剤、架橋剤、着色剤等の添加剤を含むことができる。
蒸着膜を形成する材料としては、例えば、ケイ素(Si)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、カリウム(K)、スズ(Sn)、ナトリウム(Na)、ホウ素(B)、チタン(Ti)、鉛(Pb)、ジルコニウム(Zr)、イットリウム(Y)等の無機物または無機酸化物が挙げられる。
無機酸化物の表記は、例えば、SiO、AlO等のようにMO(ただし、式中、Mは、無機元素を表し、Xの値は、無機元素によってそれぞれ範囲がことなる。)で表される。Xの値の範囲としては、ケイ素(Si)は、0〜2、アルミニウム(Al)は、0〜1.5、マグネシウム(Mg)は、0〜1、カルシウム(Ca)は、0〜1、カリウム(K)は、0〜0.5、スズ(Sn)は、0〜2、ナトリウム(Na)は、0〜0.5、ホウ素(B)は、0〜1、5、チタン(Ti)は、0〜2、鉛(Pb)は、0〜1、ジルコニウム(Zr)は0〜2、イットリウム(Y)は、0〜1.5の範囲の値をとることができる。上記において、X=0の場合、完全な無機単体(純物質)であり、透明ではなく、また、Xの範囲の上限は、完全に酸化した値である。包装用材料には、ケイ素(Si)、アルミニウム(Al)が好適に使用され、ケイ素(Si)は、1.0〜2.0、アルミニウム(Al)は、0.5〜1.5の範囲の値のものを使用することができる。
本発明において、上記のような無機物または無機酸化物の蒸着膜の膜厚としては、使用する無機物または無機酸化物の種類等によって異なるが、例えば、50〜2000Å程度、好ましくは、100〜1000Å程度の範囲内で任意に選択して形成することが望ましい。
更に具体的に説明すると、アルミニウムの蒸着膜の場合には、膜厚50〜600Å程度、100〜450Å程度が望ましく、また、酸化アルミニウムあるいは酸化ケイ素の蒸着膜の場合には、膜厚50〜500Å程度、100〜300Å程度が望ましい。
ポリエステル系樹脂層の厚さは、特に限定されるものではないが、5μm以上、500μm以下であることが好ましく、10μm以上、200μm以下であることがより好ましい。
[シーラント層]
一実施形態において、本発明の積層体は、シーラント層を備える。
シーラント層は、積層体を用いて包装袋を製造する際に、包装袋の内容物側に配置されて、積層体どうしをシールする機能を有するものである。溶融押出層を内層とした積層体であっても、ヒートシールにより積層体どうしをシールすることができるが、シーラント層を設けることによりシール時の作業性やシール性を高めることができる。シーラント層は、熱により相互に融着することができれば、含まれる樹脂は特に限定されず、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン(LLDPE)、メタロセン触媒を利用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体、エチレン・ポリプロピレンのランダムもしくはブロック共重合体、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、アイオノマー樹脂、ヒートシール性エチレン・ビニルアルコール樹脂、または、共重合した樹脂メチルペンテン系樹脂、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテンポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレンまたは環状オレフィンコポリマー等のポリオレフィン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等が挙げられる。
上記した樹脂のなかでも、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン等のポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂を用いることが、密着性や製造コスト等の観点から好ましい。また、シーラント層は、好ましくは無延伸のフィルムからなる。
直鎖状低密度ポリエチレンは、低圧重合法(チーグラー・ナッタ触媒を用いた気相重合法またはメタロセン触媒を用いた液相重合法)によりエチレンおよび少量のα―オレフィンを重合して得られるものでる。直鎖状低密度ポリエチレンは、分子鎖に短分子鎖を多く有し、シール性能に優れるものである。
シーラント層は、単層であってもよく、多層であってもよい。シーラント層に上記したようなバイオマス由来の直鎖状低密度ポリエチレンする場合は、内層、中間層、および外層の3層を備えたシーラント層としてもよい。その場合、中間層をバイオマス由来の直鎖状低密度ポリエチレンとし、内層および外層は、従来公知の化石燃料由来の直鎖状低密度ポリエチレンとすることが好ましい。
シーラント層の厚さは、25μm以上、150μm以下であることが好ましく、40μm以上、70μm以下であることがより好ましい。シーラント層の厚さを上記数値範囲とすることにより、焼却時における二酸化炭素の発生を抑制することができ、二酸化炭素吸収剤の使用量を低減させることができる。
シーラント層は、二酸化炭素吸収剤および分散剤を含んでも構わない。
[アンカーコート層]
一実施形態において、本発明の積層体は、隣合う層同士の密着性向上を目的として、任意の層間に、アンカーコート層を備える。
アンカーコート剤としては、耐熱温度が135℃以上である任意の樹脂、例えばビニル変性樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンイミン等からなるアンカーコート剤が挙げられるが、特に、構造中に2以上のヒドロキシル基を有するポリアクリル系又はポリメタクリル系樹脂(ポリオール)と、硬化剤としてのイソシアネート化合物との硬化物であるアンカーコート剤を、好ましく使用することができる。また、これに添加剤としてシランカップリング剤を併用してもよく、また、硝化綿を、耐熱性を高めるために併用してもよい。
アンカーコート層は、任意の層上に、アンカーコート剤を塗布して乾燥させることにより形成することができる。
[その他の層]
[バリア層]
一実施形態において、本発明の積層体は、任意の層間に、バリア層を備える。例えば、本発明の積層体は、ポリエステル系樹脂層と、第一の押出樹脂層との間にバリア層を備える。
バリア層は、内容物の保存期間を延ばすために設けられるものであり、アルミニウム等の金属箔、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)や、ナイロンMXD6等の芳香族ポリアミド等の、ガスバリア性を有する樹脂層等を用いることができる。
また、上記したような無機物または無機酸化物の蒸着膜を設けてもよい。また、蒸着層の上に、一般式R1nM(OR2)m(ただし、式中、R1、R2は、炭素数1〜8の有機基を表し、Mは、金属原子を表し、nは、0以上の整数を表し、mは、1以上の整数を表し、n+mは、Mの原子価を表す。)で表される少なくとも一種以上のアルコキシドと、上記のようなポリビニルアルコ−ル系樹脂および/またはエチレン・ビニルアルコ−ル共重合体とを含有し、さらに、ゾルゲル法触媒、酸、水、および、有機溶剤の存在下に、ゾルゲル法によって重縮合する透明ガスバリア性組成物により得られるガスバリア性塗布膜が設けられていてもよい。
バリア層の厚さは、4μm以上、12μm以下であることが好ましく、5μm以上、9μm以下であることがより好ましい。バリア層の厚さを上記数値範囲とすることにより、焼却時における二酸化炭素の発生を抑制することができ、二酸化炭素吸収剤の使用量を低減させることができる。
[遮光層]
一実施形態において、本発明の積層体は、任意の層間に遮光層を備える。
遮光層は、内容物へ紫外線および/または可視光が到達してしまうことを防止するために設けられる層である。遮光層は、酸化チタン等を主成分とするホワイトインキ、カーボンブラック等を主成分とするブラックインキ、アルミペーストを主成分とするグレーインキ等を用いて、形成することができる。なお、上記したように、バリア層としてアルミニウム箔等の金属箔を使用する場合は、バリア層が遮光層を兼ねる場合がある。
遮光層の厚さは、4μm以上、12μm以下であることが好ましく、5μm以上、9μm以下であることがより好ましい。
<紙容器用積層体の製造方法>
本発明の積層体の製造方法は特に限定されず、ドライラミネート法、サンドラミネート法等の従来公知の方法を用いて製造することができる。
本発明の積層体には、化学的機能、電気的機能、磁気的機能、力学的機能、摩擦/磨耗/潤滑機能、光学的機能、熱的機能、生体適合性等の表面機能等の付与を目的として、二次加工を施すことも可能である。二次加工の例としては、エンボス加工、塗装、接着、印刷、メタライジング(めっき等)、機械加工、表面処理(帯電防止処理、コロナ放電処理、プラズマ処理、フォトクロミズム処理、物理蒸着、化学蒸着、コーティング、等)等が挙げられる。また、本発明の積層体に、ラミネート加工(ドライラミネートや押し出しラミネート)、製袋加工、およびその他の後処理加工を施すこともできる。
<紙容器>
一実施形態において、本発明の紙容器は、図4に示すような形状を有する。
図4に示すように、本発明の紙容器20は、胴部21と、胴部20上方の開口端部に形成された上面が傾斜した屋根状の頂部22と、胴部21下方の開口端部に形成された底部23とを備える。
該紙容器20は、以下の方法により形成することができる。
まず、図2または3に示される積層体を打ち抜いて、図5に示されるようなブランク板24を形成する。
次いで、図2に示される積層体を使用した場合は、第三の押出樹脂層が内側となるように折り曲げ、接着剤等を用いて接着することにより、紙容器20を製造することができる。
また、図3に示される積層体を使用した場合はシーラント層が内側となるように折り曲げ、熱圧着することにより、紙容器20を製造することができる。
内容物が、牛乳やお酒等である場合、接着剤を使用する必要がないため、図3に示される積層体により紙容器を製造することが好ましい。
また、図6に示されるように、紙容器30は、タバコ等を充填することができる形状を有するものであってもよい。
この場合、紙容器30は、紙容器30を開封しやすいように、ミシン目31、32、該ミシン目により囲まれる開封片33および開封片33先端の摘まみ部34を備えていてもよい。
該紙容器30は、図2または3に示される積層体を打ち抜いて、図7に示されるようなブランク板35を形成し、これを上記した方法と同様の方法で製函することにより製造することができる。
また、図8に示されるように、紙容器40は、パウチ商品等を陳列することのできる形状を有するものであってもよい。
該紙容器40は、図2または3に示される積層体を打ち抜いて、図9に示されるようなブランク板41を形成し、これを上記した方法と同様の方法で製函することにより製造することができる。
本発明の紙容器の形状は、上記したものに限定されるものではなく、例えば、いわゆるオートボトム式の紙容器であってもよい。
次に、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例の記載に限定されるものではない。
[実施例1−1]
ポリエステル系樹脂層として、厚さ12μmの酸化アルミニウム蒸着二軸延伸PETフィルムを準備した。
上記PETフィルムの蒸着面に、ウレタン系アンカーコート剤を乾燥後の膜厚が0.5μmとなるように塗布し、乾燥させてアンカーコート層を形成した。
次に、低密度ポリエチレンに、二酸化炭素吸収剤(アルミノ珪酸塩、平均粒子径:0.1μm)および分散剤(ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン縮合物)の混合物を、全体に対して0.6質量%となる割合で添加し、押出成形機を用いて330度の温度にて、25μmの厚さで押出ラミネートを行い、上記したPETフィルムのアンカーコート層面と、坪量365g/mの紙基材とを第一の押出樹脂層を介して貼り合わせた。
紙基材の他方の面に、密度ポリエチレンに、二酸化炭素吸収剤(アルミノ珪酸塩、平均粒子径:0.1μm)および分散剤(ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン縮合物)の混合物を、全体に対して0.6質量%となる割合で添加し、押出成形機を用いて330度の温度にて、25μmの厚さで押出コーティングを行い、第二の押出樹脂層を形成させた。
上記PETフィルムの非蒸着面に、ウレタン系アンカーコート剤を乾燥後の膜厚が0.5μmとなるように塗布し、乾燥させてアンカーコート層を形成した。
次に、低密度ポリエチレンに、二酸化炭素吸収剤(アルミノ珪酸塩、平均粒子径:0.1μm)および分散剤(ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン縮合物)の混合物を、全体に対して0.6質量%となる割合で添加し、押出成形機を用いて330度の温度にて、30μmの厚さで押出ラミネートを行い、上記したPETフィルムのアンカーコート層面と、シーラント層として厚さ40μmのLLDPEフィルムとを第三の押出樹脂層を介して貼り合わせた。
次に、第二の押出樹脂層の表面にコロナ処理を施し、印刷層を形成し、紙容器用積層体1を製造した。
なお、紙容器用積層体1の構成は以下の通りであった。
シーラント層/第三の押出樹脂層/アンカーコート層/ポリエステル系樹脂層/アンカーコート層/第一の押出樹脂層/紙基材/第二の押出樹脂層/印刷層
[実施例1−2]
実施例1−1において、二酸化炭素吸収剤および分散剤の混合物の配合量を、0.6質量%から0.2質量%となるように変更し、第一の押出樹脂層、第二の押出樹脂層および第三の押出樹脂層を形成した以外は実施例1−1と同様にして紙容器用積層体2を製造した。
[比較例1−1]
実施例1−1において、二酸化炭素吸収剤および分散剤を使用せず、第一の押出樹脂層、第二の押出樹脂層および第三の押出樹脂層を形成した以外は実施例1−1と同様にして紙容器用積層体3を製造した。
<紙容器の製造>
実施例および比較例で得られた各積層体1〜3を、シーラント層が、内側となるように製函し、容量200mLの図4に示される紙容器を製造した。
<二酸化炭素排出量の測定>
上記で得られた各紙容器を焼却した際に排出される二酸化炭素の量をTG/DTA試験により残査量を測定することにより求めた。
実施例1−1の紙容器用積層体1を用いて製造した紙容器を焼却した際に排出された二酸化炭素の排出量は、比較例1−1の紙容器用積層体3を用いて製造した紙容器を焼却した際に排出された二酸化炭素の排出量の0.85倍であった。
また、実施例1−2の紙容器用積層体2を用いて製造した紙容器を焼却した際に排出された二酸化炭素の排出量は、比較例1−1の紙容器用積層体3を用いて製造した紙容器を焼却した際に排出された二酸化炭素の排出量の0.94倍であった。
<透明性の評価>
上記のようにして得られた紙容器用積層体1〜3が備える第二の押出樹脂層の透明性を印刷層の見え方により評価したところ、実施例1−1〜1−2の紙容器用積層体1および2と比較例1−1の紙容器用積層体3とで差異は認められなかった。
<ラミネート強度の評価>
上記のようにして得られた紙容器用積層体1〜3のそれぞれについて、以下の各層間のラミネート強度を引張試験機を用い、試験幅15mm幅、引張速度50mm/分にて測定した。測定結果を表1に表す。
Figure 2019038574
<臭気性の評価>
実施例および比較例の紙容器用積層体を用いて製造した紙容器内の匂いについて感応性評価を行ったところ、いずれの紙容器内でも二酸化炭素吸収剤や分散剤の匂いはせず、無臭であった。
[実施例2−1]
坪量130g/mの紙基材の片面に、グラビア印刷により印刷層を形成した。
ポリエステル系樹脂層として、厚さ12μmの二軸延伸PETフィルムを準備した。
上記PETフィルムの一方の面に、ウレタン系アンカーコート剤を乾燥後の膜厚が0.5μmとなるように塗布し、乾燥させてアンカーコート層を形成した。
次に、低密度ポリエチレンに、二酸化炭素吸収剤(アルミノ珪酸塩、平均粒子径:0.1μm)および分散剤(ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン縮合物)の混合物を、全体に対して0.6質量%となる割合で添加し、押出成形機を用いて330度の温度にて、20μmの厚さで押出ラミネートを行い、上記したPETフィルムのアンカーコート層面と、上記紙基材の非印刷面とを第一の押出樹脂層を介して貼り合わせた。
次いで、印刷層上に、低密度ポリエチレンに、二酸化炭素吸収剤(アルミノ珪酸塩、平均粒子径:0.1μm)および分散剤(ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン縮合物)の混合物を、全体に対して0.6質量%となる割合で添加し、押出成形機を用いて330度の温度にて、20μmの厚さで押出コーティングを行い、第二の押出樹脂層を形成させた。
上記PETフィルムの他方の面に、ウレタン系アンカーコート剤を乾燥後の膜厚が0.5μmとなるように塗布し、乾燥させてアンカーコート層を形成した。
該アンカーコート層上に、低密度ポリエチレンに、二酸化炭素吸収剤(アルミノ珪酸塩、平均粒子径:0.1μm)および分散剤(ポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン縮合物)の混合物を、全体に対して0.6質量%となる割合で添加し、押出成形機を用いて330度の温度にて、20μmの厚さで押出コーティングを行い、第三の押出樹脂層を形成させ、紙容器用積層体4を製造した。
なお、紙容器用積層体4の構成は以下の通りであった。
第三の押出樹脂層/アンカーコート層/ポリエステル系樹脂層/アンカーコート層/第一の押出樹脂層/紙基材/印刷層/第二の押出樹脂層
[実施例2−2]
実施例2−1において、二酸化炭素吸収剤および分散剤の混合物の配合量を、0.6質量%から0.2質量%となるように変更し、第一の押出樹脂層、第二の押出樹脂層および第三の押出樹脂層を形成した以外は実施例2−1と同様にして紙容器用積層体5を製造した。
[比較例2−1]
実施例2−1において、二酸化炭素吸収剤および分散剤を使用せず、第一の押出樹脂層、第二の押出樹脂層および第三の押出樹脂層を形成した以外は実施例2−1と同様にして紙容器用積層体6を製造した。
<紙容器の製造>
実施例および比較例で得られた各積層体4〜6を、第三の押出樹脂層が、内側となるように製函し、図6に示される紙容器を製造した。
<二酸化炭素排出量の測定>
上記で得られた各紙容器を焼却した際に排出される二酸化炭素の量をTG/DTA試験により残査量を測定することにより求めた。
実施例2−1の紙容器用積層体4を用いて製造した紙容器を焼却した際に排出された二酸化炭素の排出量は、比較例2−1の紙容器用積層体6を用いて製造した紙容器を焼却した際に排出された二酸化炭素の排出量の0.82倍であった。
また、実施例2−2の紙容器用積層体5を用いて製造した紙容器を焼却した際に排出された二酸化炭素の排出量は、比較例2−1の紙容器用積層体6を用いて製造した紙容器を焼却した際に排出された二酸化炭素の排出量の0.87倍であった。
<透明性の評価>
上記のようにして得られた紙容器用積層体4〜6が備える第二の押出樹脂層の透明性を印刷層の見え方により評価したところ、実施例2−1〜2−2の紙容器用積層体4および5と比較例2−1の紙容器用積層体6とで差異は認められなかった。
<ラミネート強度の評価>
上記のようにして得られた紙容器用積層体4〜6のそれぞれについて、以下の各層間のラミネート強度を引張試験機を用い、試験幅15mm幅、引張速度50mm/分にて測定した。測定結果を表2に表す。
Figure 2019038574
<臭気性の評価>
実施例および比較例の紙容器用積層体を用いて製造した紙容器内の匂いについて感応性評価を行ったところ、いずれの紙容器内でも二酸化炭素吸収剤や分散剤の匂いはせず、無臭であった。
10:紙容器用積層体
11:第一の押出樹脂層
12:紙基材
13:第二の押出樹脂層
14:第三の押出樹脂層
15:ポリエステル系樹脂層
16:シーラント層
17:アンカーコート層
20、30、40:紙容器
21:胴部
22:頂部
23:底部
24、35、41:ブランク板
30:紙容器
31、32:ミシン目
33:開封片
34:摘まみ部

Claims (8)

  1. 少なくとも、第一の押出樹脂層と、紙基材と、第二の押出樹脂層とをこの順に備える紙容器用積層体であって、
    前記第一押出樹脂層および/または前記第二の押出樹脂層が、二酸化炭素吸収剤を含むことを特徴とする、紙容器用積層体。
  2. 第三の押出樹脂層と、ポリエステル系樹脂層と、第一の押出樹脂層と、紙基材と、第二の押出樹脂層とをこの順に備え、
    前記第一の押出樹脂層、前記第二の押出樹脂層および/または前記第三の押出樹脂層が、二酸化炭素吸収材を含む、請求項1に記載の紙容器用積層体。
  3. 前記ポリエステル系樹脂層が、蒸着膜を備える、請求項2に記載の紙容器用積層体。
  4. 前記第三の押出樹脂層の前記ポリエステル系樹脂層が設けられた側とは反対側の面に、シーラント層をさらに備える請求項2または3に記載の紙容器用積層体。
  5. 前記ポリエステル系樹脂層と、前記第一の押出樹脂層との間にバリア層をさらに備える、請求項2〜4のいずれか一項に記載の紙容器用積層体。
  6. 前記第一の押出樹脂層、前記第二の押出樹脂層および/または前記第三の押出樹脂層が、分散剤をさらに含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の紙容器用積層体。
  7. 前記第一の押出樹脂層、前記第二の押出樹脂層および/または前記第三の押出樹脂層中における前記二酸化炭素吸収剤および前記分散剤の合計含有量が、それぞれ、0.1質量%以上、5質量%以下である、請求項6に記載の紙容器用積層体。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の紙容器用積層体を備える紙容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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