JP2019028184A - 定着部材、定着部材の製造方法、 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも基層、フッ素樹脂離型層、該基層と該フッ素樹脂離型層との間に位置するフィラーを含む弾性層、とを有する定着部材であって、該フッ素樹脂離型層の配向度は35%以下であり、かつ、該定着部材表面の算術平均粗さRaが0.05μm以下、であることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
(特徴1)
少なくとも基層(1b)、フッ素樹脂離型層(1f)、
該基層(1b)と該フッ素樹脂離型層(1f)との間に位置するフィラーを含む弾性層(1d)、とを有する定着部材(1)であって、
該フッ素樹脂離型層(1f)の配向度は35%以下であり、
かつ、該定着部材(1)表面の算術平均粗さRaが0.05μm以下、
であることを特徴とする定着部材(1)。
(特徴2)
特徴1に記載の該フッ素樹脂離型層(1f)は、
テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)であり、
該テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)におけるパーフルオロアルキルビニルエーテルの重合割合が3.0モル%以上5.8モル%以下であることを特徴する定着部材(1)。
(特徴3)
特徴1又は2に記載の該弾性層(1d)に含まれる総フィラーの平均粒径が10μm以下、かつ、平均真球度0.8以上であることを特徴とする定着部材(1)。
(特徴4)
特徴1乃至3の何れか一項に記載の定着部材(1)の製造方法であって、
算術平均粗さRaが1.7μm以下の該弾性層(1d)を形成した後、
フッ素樹脂のチューブ状成形体(1f)を被覆し、
該フッ素樹脂の融点以上に加熱する工程を有することを特徴とする定着部材(1)の製造方法。
(特徴5)
特徴4に記載の定着部材(1)の製造方法であって、
該フッ素樹脂のチューブ状成形体(1f)は、
テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)であり、
該テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)におけるパーフルオロアルキルビニルエーテルの重合割合が3.0モル%以上5.8モル%以下であることを特徴する定着部材(1)の製造方法。
(特徴6)
特徴4又は5に記載の定着部材(1)の製造方法であって、
該弾性層(1d)は、フィラーが添加された液状未硬化物を基層(1b)の少なくとも外側に塗布し、硬化させることで形成され、該液状未硬化物に含まれる総フィラーの平均粒径が10μm以下、かつ、平均真球度0.8以上であることを特徴とする定着部材(1)の製造方法。
(特徴7)
特徴4乃至6の何れか一項に記載の定着部材(1)の製造方法であって、該弾性層(1d)は、液状未硬化物を基層(1b)の少なくとも外側に塗布し、硬化させた後、該弾性層表面を平滑化処理することで形成することを特徴とする定着部材(1)の製造方法。
図1は本発明に係る定着部材の一形態を示す断面模式図である。円筒状の定着部材としての定着ベルト1において、円筒状基材1bの内周面に内面摺動層1aが配される。内面摺動層は、定着ベルト1と押圧部材との間の摺動性を向上させるために設けられており、摺動性を特に向上させる必要がない場合には、内面摺動層1aは省略される場合もある。
定着ベルト1には耐熱性が要求される為、円筒状基材1bは、耐熱、耐屈曲性に配慮されたものを用いるのが好ましい。例えば、金属基材としては、特開2002−258648号公報、国際公開第05/054960号、特開2005−121825号公報に開示されるようにニッケル電鋳製の基材などを用いることができる。耐熱性樹脂基材としては、特開2005−300915号公報、特開2010−134094号公報に開示されるようにポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂などを用いることが出来る。
内面摺動層1aには、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂のような高耐久性、高耐熱性を持つ樹脂が適している。特に、制作の容易さ、耐熱性、弾性率、強度等の面から、ポリイミド樹脂が好ましい。ポリイミド樹脂層は、次のようにして形成することができる。すなわち、芳香族テトラカルボン酸二無水物或いはその誘導体と、芳香族ジアミンとの略等モルを有機極性溶媒中で反応させて得られるポリイミド前駆体溶液を、前記円筒状基材内面に塗工、乾燥、加熱し、脱水閉環反応させることで形成することができる。
シリコーンゴム弾性層1dは、定着時にトナー画像と用紙の凹凸に対して均一な圧力を与えるために定着部材に担持させる弾性層として機能する。かかる機能を発現させる上で、シリコーンゴム弾性層1dは、特に限定しないが、加工性にも鑑み付加硬化型シリコーンゴムを硬化させたものとすることが好ましい。
フッ素樹脂離型層1fは、シリコーンゴム弾性層1dと共に、画像の均一性を確保する上で重要な機能を有する層である。フッ素樹脂離型層1fは、フッ素樹脂からなる層である。
フッ素樹脂チューブ1f被覆後は、更に、フッ素樹脂を融点以上に加熱してフッ素樹脂チューブ1fの分子配向を緩和させることが必要である。なぜなら、フッ素樹脂チューブ1fは押出成形によって成形されている性質上、薄肉にするほど、成形時に長手方向(MD)に分子配向をしてしまう。その結果、図2(フッ素樹脂離型層1fの厚みと厚み方向の熱伝導率の関係の例を示すグラフ)の三角(△)のプロットのように厚み方向の熱伝導率が下がってしまうためである。また、分子配向方向への亀裂も発生しやすくなってしまう。フッ素樹脂チューブ1fをその融点以上に加熱することによって成形時の配向を緩和することにより、図2の四角(□)のプロットのように厚み方向の熱伝導率を上昇させることができる。また、配向を緩和させることで亀裂発生も抑制することができる。
図3は、本発明に係る定着装置の一形態の断面模式図である。この定着装置は、前述した定着部材と、定着部材を加熱する加熱手段とを備える。加熱手段としては定着装置の分野で公知の加熱手段、例えば電気ヒータ、を適宜使用することができる。ここでは定着ベルト1が定着部材であり、定着ヒータ2が加熱手段である。
図4は、本発明に係る電子写真画像形成装置の一形態の断面模式図である。101は像担持体としての感光ドラムであり、矢印の反時計方向に所定のプロセス速度(周速度)で回転駆動される。感光ドラム101はその回転過程で帯電ローラ等の帯電装置102により所定極性に帯電処理される。次いで、その帯電処理面にレーザ光学系110から出力されるレーザ光103により、入力された画像情報に基づき露光処理される。レーザ光学系110は、不図示の画像読み取り装置等の画像信号発生装置からの目的画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調(オン/オフ)したレーザ光103を出力して、感光ドラム101面を走査露光するものである。その結果、この走査露光により感光ドラム101面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。レーザ光学系110からの出力レーザ光103を感光ドラム101の露光位置に偏向させるために偏向ミラー109が用いられる。そして、感光ドラム上に形成された静電潜像は、現像装置104のうちのイエロー現像器104Yによりイエロートナーにて可視像化(現像)される。このイエロートナー像は感光ドラム101と中間転写ドラム105との接触部である一次転写部T1において中間転写ドラム105面に一次転写される。なお、感光ドラム101面上に残留するトナーはクリーナ107によりクリーニング(清掃)される。
図1に示した構成を有する定着部材、特には定着ベルトを作製した。基材として国際公開第05/054960号で開示されているニッケル−鉄合金からなる内径φ(直径)30mm、厚み40μm、長さ400mmの無端円筒状基材を用いた。
(a)1分子中にビニル基を2個以上有する、ビニル化ポリジメチルシロキサン(重量平均分子量100000(ポリスチレン換算));
(b)1分子中にSi−H結合を2個以上有する、ハイドロジェンオルガノポリシロキサン(重量平均分子量1500(ポリスチレン換算))。
実施例1の表層のアニール処理工程において、加熱条件として320℃に設定した電気炉にて1分加熱することでフッ素樹脂チューブ1fの配向を緩和させたこと以外は、実施例1と同様の条件で定着ベルトを作製した。この定着ベルトでの評価結果を表1に併せて示す。
使用するフッ素樹脂ペレットとして、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)の中で、パーフルオロアルキルビニルエーテル(PAVE)としてパーフルオロプロピルビニルエーテル(PPVE)を1.4モル%含んだ共重合体からなるフッ素樹脂ペレットB(商品名:テフロンPFA451HP−J;三井・デュポンフロロケミカル株式会社製)を用いた。このフッ素樹脂ペレットBを押出成形により長さ400mm、内径29mm、厚み20μm、のフッ素樹脂チューブ1fを成形した。このフッ素樹脂チューブ1fを用いたこと以外は実施例1と同様の条件で定着ベルトを作製した。この定着ベルトでの評価結果を表1に併せて示す。
離型層の原料となるフッ素樹脂ペレットDを、特開2004−161921号公報に開示されている、水系ベースのエマルジョン重合法により、主成分であるTFEとコモノマーであるPEVEを連続的にフィードし、重合中に液を撹拌する方法で製造した。それを、押出成形により長さ400mm、内径29mm、厚み20μm、のフッ素樹脂チューブ1fを成形した。フッ素樹脂ペレットDはテトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)からなる。その構成として、パーフルオロアルキルビニルエーテル(PAVE)としてパーフルオロエチルビニルエーテル(PEVE)が共重合体中に5.8モル%含まれることを、核磁気共鳴装置での19F核の測定により確認した。
実施例1の弾性層1dの形成工程において、付加硬化型シリコーンゴムの原液に配合させる機能性フィラーとして、平均真球度0.8、かつ、平均粒径9.8μmのアルミナを用いた。その原液を用いてシリコーンゴム弾性層を成形したこと以外は実施例1と同様の条件で定着ベルトを作製した。この定着ベルトでの評価結果を表1に併せて示す。
実施例1の弾性層1dの形成工程において、付加硬化型シリコーンゴムの原液に配合させる機能性フィラーとして、平均真球度0.7でかつ平均粒径8.0μmである金属ケイ素を用いた。その原液を円筒状基材に塗布し、焼成した後、シリコーンゴム弾性層1dまで形成されたエンドレスベルトを周方向に20mm/secの移動速度で回転させながら、#2000ラッピングフィルムを当接させることで平滑化処理を実施した。それ以外は実施例1と同様の条件で定着ベルトを作製した。この定着ベルトでの評価結果を表1に併せて示す。
実施例1でフッ素樹脂離型層1fをエンドレスベルトに被覆した後、表層のアニール処理工程を実施しなかった。それ以外は実施例1と同様の条件で定着ベルトを作製した。この定着ベルトでの評価結果を表1に併せて示す。
実施例1の弾性層1dの形成工程において、付加硬化型シリコーンゴムの原液に配合させる機能性フィラーとして、平均真球度0.9、かつ、平均粒径16.1μmのアルミナを用いた。その原液を用いてシリコーンゴム弾性層1dを成形したこと以外は実施例1と同様の条件で定着ベルトを作製した。この定着ベルトでの評価結果を表1に併せて示す。
実施例6において表面平滑化処理を実施しなかった。それ以外は実施例6と同様の条件で定着ベルトを作製した。この定着ベルトでの評価結果を表1に併せて示す。
対象とする粒子の長径をA、短径をBとするとき、その比(B/A)で表されるものであり、その測定は対象とする粒子の光学顕微鏡または電子顕微鏡写真を撮影し、撮影した粒子の径を計ることによって行う。任意の粒子を50個カウントし、その平均値から求めた。
平均粒径は、フロー式粒子像分析装置(商品名:FPIA−3000;シスメックス株式会社製)で求めるものとする。具体的には、フィラーが1次粒子となるように乳鉢などで解砕したのち、これを水に分散させて、試料液を調製する。この試料液を、上記フロー式粒子像分析装置に投入し、装置内で撮像セル内に導入し通過させ、無機充填剤を静止画像として撮影する。平面に投影された粒子像(以下、「粒子投影像」ともいう)と等しい面積を有する円(以下、「等面積円」ともいう)の直径を、当該粒子像にかかるフィラーの直径とする。そして、1000個のフィラーの等面積円を求め、それらの算術平均値を、フィラーの平均粒径とする。
パーフルオロエチルビニルエーテル(PAVE)の重合割合は、核磁気共鳴装置を用いて測定できる。各実施例および比較例におけるパーフルオロアルキルビニルエーテル(PAVE)の重合割合は、核磁気共鳴装置(製品名:DSX400型;ブルカー・バイオスピン社製)を用いて測定した。具体的には、19F核について、室温環境下で、MAS周波数30kHz、積算256回の条件でNMR測定を行った。得られたNMRチャートからテトラフルオロエチレン(TFE)起因のピークの積算値とパーフルオロアルキルビニルエーテル(PAVE)起因のピークの積算値の割合を求め、その割合からPAVEの重合割合を確認した。表1では、この値をPAVE比と呼ぶ。
実施例または比較例の定着ベルトから単離したフッ素樹脂チューブ1fの配向度は、広角X線回折法による配向度の算出により求めている。詳しくは配向試料ではデバイ環に沿って強度分布があり、配向度の測定にはX線回折像を利用する。繊維試料台を用いて、2θを18°付近のピークに固定し、360°回転(β回転)させ、デバイ環に沿っての強度分布を測定し、下記式でその配向度を求めた。
結晶化度は、広角X線回折測定反射法で得られた回折図形からRuland法により算出している。X線回折装置はリガク社製回転対陰極型X線回折装置RINT2500型(X線:CuKα)を用いた。
定着部材表面、および、弾性層1dまで形成したエンドレスベルトの算術平均粗さRaは既知の方法することができる。各実施例および比較例における、算術平均粗さRaは接触式粗さ計(小坂製作所製、商品名:SE−3500)で測定した。なお、測定における各種条件は下記の通りである。
カットオフ:0.8mm、フィルター:ガウス
測定長:8.0mm、走査速度:0.1mm/s、レべリング:直線(全域)
≪溶融ムラ評価試験≫
紙上に形成されたトナー像を定着させたあとの、トナーの溶融状態を観察することで定着部材の紙凹凸への追従性の指標とすることができる。
評価ランク
A:紙繊維の凹部においてもトナー粒界がほぼ見えず、凹部凸部共に混色している状態。
B:紙繊維の凹部において一部トナー粒界が観察されるものの、凹部凸部共におおむね混色している状態。
C:紙繊維の凸部のみが混色され、凹部ではトナー粒界が多く観察される状態。
擦り試験は、紙に対してトナーがどれだけ強固に定着しているかを評価する方法であり、定着部材からトナーへの熱供給能力の高さの指標であり、熱抵抗値が小さいほど定着性も良化する傾向がある。
濃度低下率は、
(擦る前の濃度−擦った後の濃度)/擦る前の濃度×100(%)
として算出した。
評価ランク
A:濃度低下率が10%未満。→良好に定着している。
B:濃度低下率が10%以上20%未満。→おおむね良好に定着している。
C:濃度低下率が20%以上。→定着が不十分である。
定着ベルトを装着したカラーレーザープリンタ(キヤノン株式会社製、商品名:imageRUNNER−ADVANCE C5051))で、黒ベタ画像を定着した。紙は、A4サイズの再生紙(商品名:リサイクルペーパー GF−R100;キヤノン株式会社製、厚さ92μm、坪量66g/m2、古紙配合率70%、ベック平滑度23秒(JIS P8119準拠した方法で計測))を用いた。出力された画像の60°グロスを光沢計(日本電色工業製ハンディ型光沢計PG−1M)にて測定し、その平均値を下記の基準にて評価した。そして、表1の「グロス」の項目に、各実施例及び各比較例について、評価ランクを記載した。
評価ランク
A:グロスが10以上。→高グロスで良好な画像である。
B:グロスが8以上10未満。→おおむね高グロスで良好な画像である。
C:グロスが8未満。→低グロスである。
実施例または比較例の定着ベルト1をキヤノン製フルカラーコピー機である『iR ADVANCE C5051』の定着装置に組み込み、加圧力313.6N(32kgf)、定着ニップ8mm×230mm、定着温度180℃、プロセススピード246mm/secに設定して、50万枚通紙耐久試験を行った。
(溶融ムラ、定着性、グロス;評価ランクA〜B、耐久性;50万枚で亀裂発生なし)
それに対し、比較例1〜3に関しては、溶融ムラ、定着性、グロス、耐久性のいずれか、もしくは複数の項目において良好ではない結果が得られた。
(溶融ムラ、定着性、グロス;評価ランクC、耐久性;50万枚未満で亀裂発生)
1c プライマー層、1d シリコーンゴム弾性層、1e 接着剤層、
1f フッ素樹脂離型層(フッ素樹脂チューブ)、100 定着装置、
101 感光ドラム、102 帯電装置、103 レーザ光、104 現像装置、
105 中間転写ドラム、106 転写ローラ、107 トナークリーナ、
108 トナークリーナ、109 偏向ミラー、110 レーザ光学系、
T1 1次転写部、T2 2次転写部、1 定着部材(定着ベルト)、
2 押圧部材(定着ヒータ)、3 サーミスタ、4 フィルムガイド兼ヒータホルダ、
5 定着ベルトステイ、6 加圧部材(加圧ローラ)、7 入り口ガイド、
8 定着排紙ローラ、9 A/Dコンバータ、10 制御回路部(CPU)、
11 ヒータ駆動回路部、12 モータ駆動回路部、13 装置フレーム、
14 定着ニップ部、t 未定着トナー像、P 記録媒体
Claims (7)
- 少なくとも基層(1b)、フッ素樹脂離型層(1f)、
該基層(1b)と該フッ素樹脂離型層(1f)との間に位置するフィラーを含む弾性層(1d)、とを有する定着部材(1)であって、
該フッ素樹脂離型層(1f)の配向度は35%以下であり、
かつ、該定着部材(1)表面の算術平均粗さRaが0.05μm以下、
であることを特徴とする定着部材(1)。 - 該フッ素樹脂離型層(1f)は、
テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)であり、
該テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)におけるパーフルオロアルキルビニルエーテルの重合割合が3.0モル%以上5.8モル%以下であることを特徴する請求項1に記載の定着部材(1)。 - 該弾性層(1d)に含まれる総フィラーの平均粒径が10μm以下、かつ、平均真球度0.8以上であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着部材(1)。
- 算術平均粗さRaが1.7μm以下の該弾性層(1d)を形成した後、
フッ素樹脂のチューブ状成形体(1f)を被覆し、
該フッ素樹脂の融点以上に加熱する工程を有することを特徴とする定着部材(1)の製造方法。 - 該フッ素樹脂のチューブ状成形体(1f)は、
テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)であり、
該テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)におけるパーフルオロアルキルビニルエーテルの重合割合が3.0モル%以上5.8モル%以下であることを特徴する請求項4に記載の定着部材(1)の製造方法。 - 該弾性層(1d)は、フィラーが添加された液状未硬化物を基層(1b)の少なくとも外側に塗布し、硬化させることで形成され、該液状未硬化物に含まれる総フィラーの平均粒径が10μm以下、かつ、平均真球度0.8以上であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の定着部材(1)の製造方法。
- 該弾性層(1d)は、液状未硬化物を基層(1b)の少なくとも外側に塗布し、硬化させた後、該弾性層表面を平滑化処理することで形成することを特徴とする請求項4乃至請求項6の何れか一項に記載の定着部材(1)の製造方法。
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