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JP2019020544A - タッチパネル付カメラ - Google Patents

タッチパネル付カメラ Download PDF

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JP2019020544A
JP2019020544A JP2017137516A JP2017137516A JP2019020544A JP 2019020544 A JP2019020544 A JP 2019020544A JP 2017137516 A JP2017137516 A JP 2017137516A JP 2017137516 A JP2017137516 A JP 2017137516A JP 2019020544 A JP2019020544 A JP 2019020544A
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竜太 関本
Ryuta Sekimoto
竜太 関本
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Abstract

【課題】ファインダ接眼中にタッチパネル上でAF枠を選択する撮像装置が知られているが、タッチパネル上でAFエリアの大きさを変更することはできない。AFエリアの大きさを変更するためには、ユーザーは一度タッチパネル上での操作を停止し、タッチパネル以外の他の操作部材による操作を行わなければならず、不便である。【解決手段】タッチ操作により特定の対象の選択を行うことが可能であり、タッチ検出手段(27)と、タッチ面積の変化率を算出する面積変化率算出手段(26)と、前記面積変化率算出手段によって得られた面積変化率が閾値より大きくなった場合には、前記選択する対象の面積の大きさを拡大するよう制御する制御手段(50)と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関し、特にタッチパネルを有する撮像装置に関する。
近年、タッチパネル付カメラが普及している。タッチパネル付カメラには背面の液晶画面にタッチセンサが設けられており、ユーザーが液晶画面にタッチしたことを検出することができる。ユーザーはタッチパネル付カメラに対して所定のタッチ操作を行うことにより、直感的な操作を行うことが可能である。
また、近年のカメラはAFセンサによって自動的に被写体に合焦できるものが一般的である。ユーザーはAF枠を選択し、所望の位置に合焦させることが可能である。さらに、複数のAF枠から成るAFエリアを選択し、AFエリア内のいずれかのAF枠で合焦させる機能がある。この場合、ユーザーはAFエリアの大きさを選択することが可能である。
特許文献1に記載のタッチパネル付カメラでは、ファインダ接眼中にタッチパネルへの操作を行うことで、AF枠を選択する技術が開示されている。この技術によれば、ユーザーはタッチパネルへの操作により素早く所望のAF枠を選択することが可能である。
特開2012−203143号公報
しかしながら、特許文献1に記載のタッチパネル付カメラでは、ファインダ接眼中にタッチパネル上でAF枠を選択することはできるが、タッチパネル上でAFエリアの大きさを変更することについては開示されていない。AFエリアの大きさを変更するためには、ユーザーは一度タッチパネル上での操作を停止し、タッチパネル以外の他の操作部材による操作を行わなければならない。ユーザーにとってこのような煩雑な操作は不便である。
上記の課題を解決するために、本発明に係る撮像装置は、
タッチ操作により特定の対象の選択を行うことが可能であり、
タッチ検出部(27)と、
タッチ面積の変化率を算出する面積変化率算出手段(26)と、
前記面積変化率算出手段によって得られた面積変化率が閾値より大きくなった場合には、
前記選択する対象の面積の大きさを拡大するよう制御する制御手段(50)と、
を有することを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、ユーザーはタッチ面積を変化させることで、タッチ操作のみによってAFエリアの大きさを変更することができ、操作性が向上する。
本発明の第一の実施例に係る撮像装置の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第一の実施例に係る撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図である。 本発明の第一の実施例に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第一の実施例に係る撮像装置において、指のタッチ面積を大きくすることでAFエリアを拡大する様子を示した図である。 本発明の第二の実施例に係る撮像装置の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施例において、被写体の速度に対する拡大AFエリアの違いについて説明するための図である。 本発明の第二の実施例において、被写体の移動方向に対する拡大AFエリアの違いについて説明するための図である。 本発明の第二の実施例において、被写体の大きさに対する拡大AFエリアの違いについて説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図2(a)、(b)に本発明の撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。図2(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図2(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。
図2において、表示部28は画像や各種情報を表示する、カメラ背面に設けられた表示部である。ファインダ外表示部43は、カメラ上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。端子カバー40は該部機器との接続ケーブルとデジタルカメラ100とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。メイン電子ダイヤル71は操作部70に含まれる回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。
サブ電子ダイヤル73は操作部70に含まれる回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行える。十字キー74は操作部70に含まれ、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字キー(4方向キー)である。十字キー74の押した部分に応じた操作が可能である。SETボタン75は操作部70に含まれ、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。LVボタン76は操作部70に含まれ、メニューボタンにおいてライブビュー(以下、LV)のONとOFFを切り替えるボタンである。動画撮影モードにおいては、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。
拡大ボタン77は操作部70に含まれ、撮影モードのライブビュー表示において拡大モードのON、OFF,及び拡大モード中の拡大率の変更を行うための操作ボタンである。再生モードにおいては再生画像を拡大し、拡大率を増加させるための拡大ボタンとして機能する。縮小ボタン78は操作部70に含まれ、拡大された再生画像の拡大率を低減させ、表示された画像を縮小させるためのボタンである。再生ボタン79は操作部70に含まれ、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。
クイックリターンミラー12は、システム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。通信端子10はデジタルカメラ100がレンズ側(着脱可能)と通信を行う為の通信端子である。接眼ファインダ16はフォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認を行うための覗き込み型のファインダである。蓋202は記録媒体200を格納するためのスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザーがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。
図3は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図3において、レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。
レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略化して一枚のレンズのみで示している。通信端子6はレンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行う為の通信端子であり、通信端子10はデジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行う為の通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信し、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行い、AF駆動回路3を介して、レンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
AEセンサ17は、レンズユニット150を通した被写体の輝度を測光する。
焦点検出部11は、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する。システム制御部50はそれに基づいてレンズユニット150を制御し、位相差AFを行う。
クイックリターンミラー12(以下、ミラー12)は、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際にシステム制御部50から指示されて、不図示のアクチュエータによりアップダウンされる。ミラー12は、レンズ103から入射した光束をファインダ16側と撮像部22側とに切替えるためのミラーである。ミラー12は通常時はファインダ16へと光束を導くよう反射させるように配されているが、撮影が行われる場合やライブビュー表示の場合には、撮像部22へと光束を導くように上方に跳ね上がり光束中から待避する(ミラーアップ)。またミラー12はその中央部が光の一部を透過できるようにハーフミラーとなっており、光束の一部を、焦点検出を行うための焦点検出部11に入射するように透過させる。
撮影者は、ペンタプリズム14とファインダ16を介して、フォーカシングスクリーン13を観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認が可能となる。
シャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示装置28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器19を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
ファインダ内液晶表示部41には、ファインダ内表示部駆動回路42を介して、現在オートフォーカスが行われている測距点を示す枠(AF枠)や、カメラの設定状態を表すアイコンなどが表示される。
ファインダ外液晶表示部43には、ファインダ外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
152は加速度センサであり、撮像装置の姿勢や動きを加速度情報として検出することが可能である。
接眼検知部33は、ユーザーがファインダ16を覗き込んで接眼したことを検知する。システム制御部50は、接眼検知部33で接眼が検知された場合には表示部28の表示を止めることが可能である。接眼検知部33としては、赤外発光体および赤外受光センサを用いることができる。
動体検知部34は、撮像画像内の被写体の動きを検出することができる。連続して撮影されたNフレーム目の画像とN−1フレーム目の画像を比較して、動きベクトル成分を抽出する。抽出した動きベクトル成分から、加速度センサ152により検出された撮像装置の動きにより発生した動きベクトル成分を差し引くことで、被写体の動きベクトル成分のみを検出できる。検出した動きベクトルをグルーピングし、撮像画像内においてある一定の面積以上の動きベクトル成分の集合を、動体として検知する。また、検知された動体は、Nフレーム目の画像とN−1フレーム目の画像の比較により、撮像画像内での移動速度を算出することができる。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部はメモリ32、D/A変換器19、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、メニューボタンに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60でメニューボタンに一旦切り換えた後に、メニューボタンに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
操作部70は、ユーザーからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、少なくとも以下の操作部が含まれる。シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、LVボタン76、拡大ボタン77、縮小ボタン78、再生ボタン79。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
なお操作部70とは別に、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル27を有する。タッチパネル27と表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル27を光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル27における入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザーが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネル27への以下の操作、あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル27にタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル27にタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネル27を指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネル27を指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネル27へタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネル27に何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル27上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル27上にどのような操作が行われたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル27上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル27上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル27上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル27上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル27上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行われたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行われたと判定するものとする。
タッチパネル制御部26はタッチダウンを検出したタッチ入力領域の面積を算出することができる。これは、既定のタッチ検出の有効閾値を超えているタッチパネル27のセンサ数を算出する事で判定できる。検出したタッチ面積は、タッチの位置座標と関連づけられた上で、システム制御部50に通知される。
タッチパネル27は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
図1は、タッチ面積の変化を検出してAFエリアの大きさを変更する処理を説明するためのフローチャートである。図1のフローチャートに係る処理は、システム制御部50において行われる。
ステップS101では、システム制御部50は接眼検知部33からの情報を基にユーザーがファインダ16に接眼したか否かを判定する。接眼した場合は、ステップS102に進む。接眼していない場合は、システム制御部50は待機する。
ステップS102では、システム制御部50はタッチパネル27からの情報を基にユーザーがタッチパネル27にタッチしたか否かを判定する。タッチした場合は、ステップS103に進む。タッチしていない場合は、ステップS110に進む。
ステップS103では、タッチパネル制御部26はタッチオンしているタッチ面積の取得を開始する。タッチオン状態が継続している間、タッチパネル制御部26は、所定の時間ごとにタッチ面積を取得し、システム制御部50に通知する。なお、前記所定の時間は、一定時間とは限らず、ユーザーにより選択されたカメラのモード、あるいはカメラの動作状況に応じて変更するようにしても良い。
ステップS104では、システム制御部50はタッチパネル制御部26から受信したタッチ面積S(t)の時間変化が少なく安定しているか否かを判定する。すなわち、システム制御部50はタッチ面積S(t)の時間変化量dS(t)/dtを算出し、dS(t)/dtが所定の値未満であれば、タッチ面積S(t)の値は安定していると判定し、ステップS105に進む。一方で、タッチ面積S(t)の時間変化量dS(t)/dtが所定の値以上であれば、タッチ面積S(t)の値は安定していないと判定し、ステップS102に戻る。
このようにタッチ面積S(t)の値が安定するか否かを判定する理由は、以下のとおりである。すなわち、タッチパネル27への接触物(例えば指)がタッチパネル27への接触を開始してから、当該接触物が静止するまでにはある程度の時間を要する。システム制御部50は、ステップS104にてタッチ面積S(t)の安定を待つことにより、後述するステップS106、およびステップS114にて、タッチパネル27への接触物が静止した時点でのタッチ面積基準値Sstdをシステムメモリ52に格納することができる。
ステップS105では、システム制御部50はシステムメモリ52からの情報を基に、現在のAF枠の選択モードが一点のみのAF枠を選択する一点選択モードであるか、複数のAF枠を選択するゾーン選択モードであるかを判定する。AF枠の選択モードが一点選択モードである場合は、ステップS106に進む。AF枠の選択モードがゾーン選択モードである場合は、ステップS114に進む。
ステップS106では、システム制御部50は最新のタッチ面積S(t)の値をタッチ面積基準値Sstdとしてシステムメモリ52に格納する。ここでシステムメモリ52に格納した値Sstdは、後述するステップS107においてタッチ面積の変化量を算出する際の基準値となる。
なお、システムメモリ52に格納する値Sstdは、所定の時間おきに更新するようにしても良い。また、システム制御部50は所定時間前までのタッチ面積S(t)の時間平均値を算出し、算出した値をSstdとしても良い。Sstdを所定の時間おきに更新しても良いことや、所定時間前までのタッチ面積S(t)の時間平均値としても良いことは、後述するステップS113、ステップS114、ステップS119においても同様である。
ステップS107では、システム制御部50はタッチ面積S(t)と、システムメモリ52に格納した値Sstdとの比S(t)/Sstdを算出し、算出した値が閾値RTH1より大きいか否かを判定する。すなわち、ステップS107では、現在のタッチ面積S(t)がタッチ面積の基準値Sstdに対して一定以上増大しているか否かを判定する。算出した値S(t)/Sstdが閾値RTH1より大きい場合、ステップS108に進む。算出した値S(t)/Sstdが閾値RTH1以下である場合はステップS112に進む。
ステップS108では、システム制御部50はタッチパネル制御部26から受信したタッチ面積S(t)の時間変化が少なく安定しているか否かを判定する。すなわち、システム制御部50はタッチ面積S(t)の時間変化量dS(t)/dtを算出し、dS(t)/dtが所定の値未満であれば、タッチ面積S(t)の値は安定していると判定し、ステップS109に進む。一方で、タッチ面積S(t)の時間変化量dS(t)/dtが所定の値以上であれば、タッチ面積S(t)の値は安定していないと判定し、ステップS107に戻る。
ステップS109では、システム制御部50はAF枠選択モードを一点選択モードからゾーン選択モードに切り替える。
図4(a)、(b)、(c)を参照して、ステップS109について詳細に説明を行う。システム制御部50がAF枠選択モードをゾーン選択モードに切り替えた時点で、AF枠は一点のみが選択されている状態(図4(a))から、自動的に複数のAF枠が選択された状態(図4(c))となり、AFエリアが拡大される。このとき、システム制御部50が自動的に選択する複数のAF枠としては、直前まで一点選択モードにて選択されていたAF枠を中心として、当該AF枠に隣接する、あるいは当該AF枠周辺に存在するAF枠を選択するものとする。
例えば、ユーザーは図4(a)のように指の先端でタッチした状態から、図4(c)のように指の腹でタッチしてタッチ面積を増大させることで、タッチ操作のみによってAFエリアを拡大することができる。
また、システム制御部50はタッチ位置に応じてAF枠の選択位置を変更するが、ユーザーがタッチ面積を増大させて一点選択モードからゾーン選択モードに切り替える際、タッチ位置がずれてしまうことがある。その場合、ユーザーにとってはタッチ面積を増大させる操作のみを行ったつもりでも、AF枠の選択位置はずれてしまう(図4(b))。タッチ位置のずれによって意図せずAF枠の選択位置が変更されることを防ぐため、システム制御部50は、AFエリアの拡大処理を行う際には、タッチ位置の情報を補正するようにしても良い。
すなわち、ステップS109に移行した際に、システム制御部50は所定時間前までのタッチ面積S(t)の時間変化量dS(t)/dtを参照し、dS(t)/dtの値が所定の値以上であった時間帯のタッチ位置の移動は無効としても良い。このようにすれば、ユーザーがタッチ面積を増大させる際に、意図せずタッチ位置を変更してしまった場合においても、中心となるAF枠を変更することなくAFエリアを拡大することができる(図4(c))。
また、AF枠選択モードを一点選択モードからゾーン選択モードに切り替えた際には、あらかじめ決められた個数のAF枠が選択される。ただし、選択されるAF枠の個数は、被写体の状況に応じて変更するようにしても良い。例えば、ステップS108でYesとなった場合に、まずシステム制御部50が直前まで一点選択モードにて選択されていたAF枠の近辺で、同一のデフォーカス値である領域を探索する。そして、ステップS109においてAF枠選択モードをゾーン選択モードに切り替えるとき、当該領域に相当する個数のAF枠が選択されるようにしても良い。このようにすれば、ユーザーがタッチ面積を増大させたとき、主被写体が存在する領域に合わせてAFエリアを拡大することができる。ステップS109にて以上の処理が終わると、ステップS114に進む。
ステップS112では、システム制御部50はタッチパネル制御部26からの情報を基にユーザーがタッチパネル27にタッチオン状態を継続しているか否かを判定する。すなわち、システム制御部50はユーザーがタッチパネル27から指を離したか否かを判定する。タッチオン状態を継続している場合は、指を離していないと判定し、ステップS107に戻る。タッチオン状態を継続していない場合は、ステップS113に進む。
ステップS113では、システム制御部50は最新のタッチ面積S(t)の値をタッチ面積基準値Sstdとしてシステムメモリ52に格納する。ここで算出した値Sstdは、タッチ非検出状態となった後も、システムメモリ52から消去せずに格納しておく。そして接眼非検出状態となったとき(ステップS110でNo)に、Sstdの値をシステムメモリ52から消去する。その理由は、タッチパネル27にタッチする際のタッチ面積には個人差があり、タッチ面積増大判定を行うための基準値Sstdもそれに応じて変化するが、接眼検知状態が継続していれば、同一のユーザーがカメラを使用していると判断できるためである。以上の処理が終わると、ステップS110に進む。
ステップS114では、システム制御部50は最新のタッチ面積S(t)の値をタッチ面積基準値Sstdとしてシステムメモリ52に格納する。ここでの処理は、ステップS106と同様のものである。
ステップS115では、システム制御部50はタッチ面積S(t)と、システムメモリ52に格納した値Sstdとの比S(t)/Sstdを算出し、算出した値が閾値RTH2より小さいか否かを判定する。すなわち、ステップS115では、現在のタッチ面積S(t)がタッチ面積の基準値Sstdに対して一定以上減少しているか否かを判定する。算出した値S(t)/Sstdが閾値RTH2より小さい場合、ステップS116に進む。算出した値S(t)/Sstdが閾値RTH2以上である場合は、システム制御部50は待機する。
ステップS116では、システム制御部50はタッチパネル制御部26から受信したタッチ面積S(t)の時間変化が少なく安定しているか否かを判定する。ここでの処理はステップS108と同様のものである。タッチ面積S(t)の値が安定していると判定した場合、ステップS117に進む。一方で、タッチ面積S(t)の値が安定していないと判定した場合、ステップS115に進む。
ステップS117では、システム制御部50はタッチパネル制御部26からの情報を基にユーザーがタッチパネル27にタッチオン状態を継続しているか否かを判定する。ここでの処理はステップS112と同様のものである。タッチオン状態を継続している場合は、ステップS118に進む。タッチオン状態を継続していない場合は、ステップS119に進む。
ステップS118では、システム制御部50はAF枠選択モードをゾーン選択モードから一点選択モードに切り替える。例えば、ユーザーは図4(c)のように指の腹でタッチした状態から、図4(a)のように指の先端でタッチしてタッチ面積を減少させることで、タッチ操作のみによってAFエリアを縮小することができる。
ステップS119では、システム制御部50は最新のタッチ面積S(t)の値をタッチ面積基準値Sstdとしてシステムメモリ52に格納する。ここでの処理は、ステップS113と同様のものである。処理が終わると、ステップS110に進む。
ステップS110では、システム制御部50は接眼検知部33からの情報を基にユーザーが接眼状態を継続しているか否かを判定する。接眼状態を継続している場合は、ステップS102に戻る。接眼状態を継続していない場合、ステップS111に進む。
ステップS111では、システム制御部50はシステムメモリ52に格納されたタッチ面積の基準値Sstdを消去する。
次に第二の実施例について説明を行う。この第二の実施例は、タッチ面積の増大によってAFエリアを拡大したとき、AFエリアを動く被写体に合わせるようにしたものである。
AFエリアを拡大する使用例として、以下のような動体撮影での使い方も想定される。すなわち、撮影開始時は一点のAF枠を使用し、動く被写体にAF枠が合うようにカメラを動かして追いかけたが、上手く合わせられないために途中でAFエリアを拡大するという使い方である。このとき、従来技術ではAFエリアの拡大方向は被写体位置や被写体の速度に関係なく決定される。その結果、直前の一点AFモードでのAF枠位置が被写体中心から外れていると、拡大後のAFエリアが被写体から外れてしまう。
第二の実施例では、上記のような使い方において、拡大後のAFエリアを容易に被写体に合わせることができる。
第二の実施例において、デジタルカメラ100の外観図、ブロック図についてはそれぞれ第一の実施例で説明した図2、図3と同様である。また、処理動作についても図1のフローチャートに従った処理動作となるが、タッチ面積の増加によってゾーン選択モードに切り替える際、AFエリアの設定処理に関するフローが加わる。つまり、図1のステップS108とステップS109の間に、図5のフローチャートが追加される。以下、上記のAFエリア設定処理について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
以降の説明では元のAFエリアを501、拡大後のAFエリアを502として記述する。ただし、元のAFエリア501、拡大後のAFエリア502のいずれにも明確にあてはまらない場合には、単に「AFエリア」と記述する。
ステップS201では、システム制御部50は動体検知部34の情報をもとに、元のAFエリア501の近辺に動体が存在するか否かを判定する。存在する場合、ステップS202に進む。存在しない場合、ステップS206に進む。
ステップS202に進んだ場合には、元のAFエリア501の近辺に動体があり、AFエリアの拡大操作が行われたことになる。このことから、ユーザーが移動する被写体に元のAFエリア501を合わせることが難しくなり、AFエリアの拡大を行った可能性が高い。したがって、拡大後のAFエリア502を、被写体位置と、被写体移動方向と、被写体速度に応じて設定する処理を行う。一方で、ステップS206に進んだ場合には元のAFエリア501の近辺に動体がないため、ユーザーが移動する被写体をカメラで追っていた可能性は低い。したがって、拡大後のAFエリア502を上記のようにして設定する必要性は低い。以上を考慮して、以降の処理について説明する。
なお、上記に述べたとおりステップS201は、ユーザーが動体を追いかけているか否かを判定するための処理である。この判定を行うために、例えば加速度センサ152の情報を利用して、カメラの動き方と被写体の動き方が似通っていなければ、ユーザーは動体を追いかけていないと判定しても良い。具体的には、加速度センサ152の情報からカメラの移動方向を算出し、それが動体検知部34から算出された被写体の移動方向と異なる場合には、ステップS206に進むようにしても良い。
ステップS206では、システム制御部50は拡大後のAFエリア502を所定の大きさに設定し、処理を終了する。所定の大きさとは、初期設定もしくはユーザーによる操作であらかじめ設定された大きさである。
ステップS202では、システム制御部50は動体検知部34の情報をもとに、元のAFエリア501の近辺に存在する動体が複数であるか否かを判定する。複数である場合、ステップS207に進む。複数ではない場合、ステップS203に進む。
ステップS203以降の処理においては、ユーザーが追いかけている被写体の動きベクトルを利用して演算を行う。ステップS202にて動体が一つであると判定された場合には、唯一の動体を被写体として演算対象にすれば良い。一方、動体が複数であると判定された場合には、複数存在する動体のうち、ユーザーが追いかけている被写体がいずれであるかを特定する必要がある。
ステップS207では、システム制御部50は動体検知部34の情報をもとに、検出された各動体の大きさおよび座標を取得する。そして、システム制御部50は複数存在する動体について、動体の大きさおよびAFエリアからの距離を参照して、演算対象の被写体を決定する。例えば、動体1、動体2、…、動体NというN個の動体が存在するとき、動体iの大きさをGi、AFエリアからの距離をDiとすれば、(Gi−αDi)を各動体について評価し、最大値をとるものを演算対象の被写体とすれば良い。なお、動体の大きさGiは大きくなるほど、AFエリアからの距離Diは小さくなるほど、ユーザーが追いかけている被写体である可能性が高い。したがって、(Gi−αDi)が大きくなるほど、被写体である可能性は高くなる。
また、αは重みづけ係数である。動体の大きさGiと、AFエリアからの距離Diは次元が異なるため、αによる値の調整が必要となる。なおαの値は、ユーザー設定により変更可能としても良い。例えば、ユーザーはAFエリアを拡大する際に複数の動体が存在したとき、大きさが大きいものを優先的に被写体とみなすモードや、AFエリアからの距離が小さいものを優先的に被写体とみなすモードを、あらかじめ設定することができる。ユーザーにより大きさ優先モードが選択されている場合には、αの値を小さく設定し、ユーザーにより距離優先モードが選択されている場合には、αの値を大きく設定しても良い。上記のようにαの値を調整することで、動体の大きさGiとAFエリアからの距離Diのそれぞれが、(Gi−αDi)の値に与える影響度を調節することが可能である。
ステップS203では、システム制御部50は動体検知部34の情報から、被写体の動きベクトル情報を読み出す。動きベクトル情報から、被写体の速度および被写体の移動方向が判定可能である。システム制御部50はこの情報を用いて、以降の処理を行い、拡大後のAFエリア502を決定していく。
ステップS204では、システム制御部50は動きベクトルの大きさを補正する。具体的には、ステップS203にて読み出した動きベクトルの大きさをβ倍する。これは次のステップS205において拡大後のAFエリア502の大きさを決定する際、被写体の速度が拡大後のAFエリア502の大きさに対してどの程度影響を与えるかを補正するための係数である。例えばβの値を小さくすると、被写体が大きな速度であってもAFエリアの拡大量は抑制される。
βの値は、被写体の加速度に応じて設定しても良い。例えば被写体の速度が大きかったとしても、減速している場合には、AFエリアの拡大量を比較的小さくても良い。なぜなら、AFエリア拡大後も被写体が減速すれば、撮影処理動作の時刻までに被写体が移動する距離が小さくなるためである。
加速度に応じたβの設定を行う場合、システム制御部50は動体検知部34から被写体の移動速度の情報を読み出し、その変化量から加速度を算出する。時刻tでの被写体の速度をv(t)とすれば、システム制御部50はdv(t)/dtを算出する。算出した被写体の移動方向に対する加速度dv(t)/dtが大きい場合、被写体は加速しているため、βの値を大きく設定する。一方、被写体の移動方向に対する加速度dv(t)/dtが小さい場合、被写体は減速しているため、βの値を小さく設定する。加速度の値とβの値のテーブルをあらかじめ不揮発性メモリ56内に記憶させておき、システム制御部50がその情報を読み出して、該当する値を参照して、βの値を決定する。
なお、βの値はユーザーが任意に変更できるようにしても良い。例えば動体を追いかけることが得意なユーザーであれば、AFエリアが動体から外れてしまった場合でも、その外れた距離はさほど大きくならない。そのような場合には、AFエリアの拡大量を抑えるためにβの値を小さく設定しても良い。反対に、AFエリアを動体に合わせることが不得意なユーザーであれば、AFエリアの拡大量を増やすためにβの値を大きく設定しても良い。
ステップS205では、システム制御部50は元のAFエリア501と、被写体と、動きベクトルとを包含するように拡大後のAFエリア502を設定する。この処理によって、AFエリアは被写体の移動方向に拡大され、また被写体速度が大きいほどAFエリアの拡大量が大きくなる。
ステップS205の処理について、図6を参照しながら詳細に説明する。AFエリアを拡大する際、その拡大量、拡大方向、および位置を決めるにあたって参照するパラメータは、被写体の速度、被写体の移動方向、被写体の大きさである。図6〜図8は、被写体と、拡大後のAFエリア502を示したものであるが、それぞれ上記のパラメータ条件が異なっている。
図6(a)〜(c)は、被写体の移動速度が異なる場合の、拡大後のAFエリア502を示している。AFエリアの拡大量は、被写体の移動速度が大きくなるほど、大きな値に設定される。そのため、図6(a)のように被写体速度が小さい場合には拡大量が小さいが、図6(c)のように被写体速度が大きい場合には拡大量は大きい。
なお、被写体の移動速度が速い場合に、拡大後のAFエリア502を被写体の移動方向に大きくとることが望ましいのは、以下の理由からである。すなわち、ユーザーがAFエリアの拡大操作を行い、システム制御部50がAFエリアの拡大処理を行っている間にも、被写体は移動している。さらにAFエリアの拡大処理終了後も、被写体は移動し続ける。したがって、拡大後のAFエリア502を被写体の移動方向に大きくとることで、移動した被写体にAFを合わせられる可能性が高くなる。
図7(a)〜(d)は、被写体の移動方向が異なる場合の、拡大後のAFエリア502を示している。
図7(a)〜(d)のように、AFエリアは被写体の移動方向に向かって拡大される。このとき、元のAFエリア501を起点として、被写体の移動方向にAFエリアが拡大されるが、さらに被写体そのものが拡大後のAFエリア502内に入るよう、被写体の存在する方向にもAFエリアが拡大される。そのため、例えば図7(d)のように元のAFエリア501が被写体の移動方向側に外れている場合、被写体の移動方向である右上方向のみならず、その反対方向にあたる左下方向にもAFエリアが拡大される。分かりやすい例として図7(d)を選択したが、図7(b)についても同様であり、被写体の移動方向である右方向のみならず、その反対方向にあたる左方向にもAFエリアが拡大される。
図8(a)〜(c)は、被写体の大きさが異なる場合の、拡大後のAFエリア502を示している。被写体の移動方向が左方向であるため、元のAFエリア501を起点として左方向にAFエリアが拡大されるが、これとは別に上下方向にもAFエリアが拡大される。これは、被写体そのものが拡大後のAFエリア502内に入るようにするためである。このとき、被写体の大きさが大きくなるほど、拡大後のAFエリア502は大きくなる。したがって、図8(a)のように被写体が小さい場合には上下方向への拡大量が小さいが、図8(c)のように被写体が大きい場合には上下方向への拡大量が大きくなる。
以上、図6〜図8のように、拡大後のAFエリアは、被写体と、直前のAFエリアと、速度ベクトルを包含するように設定される。
以上、本発明をその好適な実施形態としてデジタルカメラに基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
また、上述した実施形態においては、ユーザーがタッチ面積を増大させたとき、システム制御部50が拡大する対象をAFエリアにした場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、システム制御部50が拡大する対象を、表示部28に表示されるアイコンとしても良い。その場合、ユーザーはタッチ面積を増大させることで、表示部28に表示されるアイコンのサイズを調整することができる。いずれの実施例においても、ユーザーはタッチ操作中に他の操作部材を操作することなく、タッチ操作のみによって対象の面積の大きさを変更することができ、操作性を向上させる効果がある。
さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
26 タッチパネル制御部、27 タッチパネル、28 表示部、
33 接眼検知部、50 システム制御部、52 システムメモリ、
100 デジタルカメラ、22 撮像素子、34 動体検知部

Claims (21)

  1. タッチ操作により特定の対象の選択を行うことが可能であり、
    タッチ検出手段(27)と、
    タッチ面積の変化率を算出する面積変化率算出手段(26)と、
    前記面積変化率算出手段(26)によって得られた面積変化率が閾値より大きくなった場合には、
    前記選択する対象の面積の大きさを拡大するよう制御する制御手段(50)と、
    を有することを特徴とする撮像装置(100)。
  2. 接眼検知手段(33)をさらに有し、前記制御手段(50)は、前記接眼検知手段(33)により接眼検知されている間に限り、対象の面積の大きさを拡大する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置(100)。
  3. 前記選択する対象は測距点とする請求項1に記載の撮像装置(100)。
  4. 表示手段(28)をさらに有し、前記選択する対象は前記表示部に表示するアイコンとする請求項1に記載の撮像装置(100)。
  5. 記憶手段(52)をさらに有し、前記面積変化率算出手段(26)は、第一の時刻で基準値を算出し、前記基準値を前記記憶手段(52)に記憶し、第二の時刻でタッチ面積を算出し、前記基準値と前記タッチ面積との比から面積変化率を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置(100)。
  6. 前記第一の時刻は、タッチ検出後であってタッチ面積の時間変化量が閾値未満となった時刻とする請求項5に記載の撮像装置(100)。
  7. 前記基準値は、前記第一の時刻でのタッチ面積とする請求項5に記載の撮像装置(100)。
  8. 前記基準値は、前記第一の時刻よりも前の第三の時刻から前記第一の時刻までのタッチ面積の平均値とする請求項5に記載の撮像装置(100)。
  9. 前記制御手段(50)は、タッチ非検出状態となった後も前記基準値を前記記憶手段(52)に記憶しておくよう制御することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置(100)。
  10. 前記制御手段(50)は、接眼非検出状態となったときに前記基準値を前記記憶手段(52)から消去するよう制御することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置(100)。
  11. 前記制御手段(50)は、前記面積変化率が閾値より大きくなった場合には、タッチ位置をタッチ面積が変化する直前のタッチ位置に補正するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置(100)。
  12. タッチ位置に対応する位置の周辺のデフォーカス量を出力する焦点検出手段(11)をさらに有し、前記制御手段(50)は、前記デフォーカス量が同一の領域まで前記選択する対象の面積を拡大するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置(100)。
  13. 撮像素子(22)と、前記撮像素子(22)の情報を用いて動体を検出する動体検出手段(34)と、をさらに有し、前記測距点の面積の拡大制御を行う際に、前記動体検出手段(34)により検出された動体の位置、移動方向、移動速度のうち少なくとも一つ以上を用いて、測距範囲を設定することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置(100)。
  14. 前記測距点の面積の拡大制御を行う際に、前記動体検出手段(34)により検出された動体の移動方向へ測距範囲を拡大することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置(100)。
  15. 前記測距点の面積の拡大制御を行う際に、前記動体検出手段(34)により検出された動体の移動速度に応じて測距範囲の拡大量を変更することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置(100)。
  16. 前記測距点の面積の拡大制御を行う際に、少なくとも前記動体検出手段(34)により検出された動体を包含するように測距範囲を拡大することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置(100)。
  17. 前記動体検出手段(34)により検出された動体が複数存在する場合には、各動体の面積および選択中の測距点からの距離に応じて動体を選定することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置(100)。
  18. 前記各動体の面積と、前記選択中の測距点からの距離のうち、いずれを優先して前記動体を選定するかの優先度を設定可能であり、前記優先度の設定に応じて、前記各動体の面積と、前記選択中の測距点からの距離のうち、一方に対して第一の定数を乗算し、前記第一の定数の乗算を行った値を用いて動体を選定することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置(100)。
  19. 前記動体の移動速度に対して第二の定数を乗算し、前記第二の定数の乗算を行った値に応じて測距範囲の拡大量を変更することを特徴とする請求項15に記載の撮像装置(100)。
  20. 前記動体の加速度を算出する加速度算出手段(50)をさらに有し、前記動体の加速度に応じて前記第二の定数を設定することを特徴とする請求項19に記載の撮像装置(100)。
  21. 前記第二の定数は、撮影者が設定可能であることを特徴とする請求項19に記載の撮像装置(100)。
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