JP2019094075A - 段ボールケース - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、段ボールケースを容易にすばやく開封することができるとともに、開封のしやすさはそのままに、切り込み部が入った面の強度をアップすることができる段ボールケースを提供することである。【解決手段】 天面パネル1は、第1の切込み部26と、第2の切込み部27と、第3の切込み部28と、を有する。第1の切込み部26は、天面パネル1の2つの長辺部1xにそれぞれ両端部間を結ぶほぼ円弧状の曲線形状で点線状に切り込まれる。第2の切込み部27は、第1の切込み部26の頂点部分間を結ぶほぼ波型形状で点線状に切り込まれる。第3の切込み部28は、第2の切込み部28の両端部にそれぞれ配置され、第1の切込み部26の外側に延出され、ほぼ半円形状で点線状に切り込まれる。【選択図】図1
Description
本発明は、天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルを切断して開封できるようにした段ボールケースに関する。
従来から例えばペットボトルや、缶、ガラス瓶などの商品を収納する段ボールケースは、矩形平板状の複数のパネル、例えば天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルとを有し、これら各パネルが横並びされた展開形状で作成されている。さらに、各パネルの両側には側面フラップが設けられている。そして、商品の箱詰め時には、展開形状の段ボールケースは、天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルとの各境界部分の折り曲げ線に沿ってそれぞれ内側に折り曲げることで直方体の筒形状に組み立てられる。さらに、各パネルの両側の側面フラップをそれぞれ各パネルとの各境界部分の折り曲げ線に沿って内側に折り曲げることで側面パネルが形成され、糊付けされて接着される。
また、予めパネルや、フラップ等に例えばミシン目などの切れ目を入れ、開封用の切り口の加工を施したものもある。この場合は、箱詰めされた商品の取り出し時には、開封用のミシン目などの切れ目からパネル面を切断することで段ボールケースを開き、商品を取り出すようにしている。
開封用の加工を施した段ボールケースとして従来から天面パネルに形成される切り口を直線状のミシン目の組み合わせで形成しているものがある。この場合は、段ボールケースの開封性は、容易である。
しかしながら、切り口の形状を直線の組み合わせで形成している場合は、天面パネルに形成されているミシン目の切り口の部分、例えば切り口の曲り角や、複数の直線状のミシン目の接合部分のあたりに負荷が掛かると強度的に若干弱い面がある。例えば倉庫内での商品の保管時や、商品の搬送時などでは、複数の段ボールケースが上下方向に複数段に積載される場合がある。このように複数の段ボールケースが積載される場合や、積み下ろし作業時などには、下側の段ボールケースに大きな荷重が作用する。このような場合は、直線状のミシン目の組み合わせで形成している天面パネルの切り口の部分が切れ、段ボールケースが不必要に開きやすくなる可能性がある。
本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的は、段ボールケースを容易にすばやく開封することができるとともに、開封のしやすさはそのままに、切り込み部が入った面の強度をアップすることができる段ボールケースを提供することにある。
本発明の一局面の態様は、天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルとを有し、これら各パネルの両側に側面フラップが設けられた段ボールケースである。前記天面パネルと前記正面パネルと前記底面パネルと前記背面パネルとの各境界部分をそれぞれ内側に折り曲げることで直方体の筒形状に組み立てられる。さらに、前記各パネルの両側の前記側面フラップをそれぞれ内側に折り曲げることで側面パネルが形成される。前記天面パネルと前記正面パネルと前記底面パネルと前記背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルは、第1の切込み部と、第2の切込み部と、第3の切込み部と、を有する。前記第1の切込み部は、前記パネルの2つの長辺部にそれぞれ両端部間を結ぶほぼ円弧状の曲線形状で点線状に切り込まれる。前記第2の切込み部は、前記第1の切込み部の頂点部分間を結ぶほぼ波型形状で点線状に切り込まれる。前記第3の切込み部は、前記第2の切込み部の両端部にそれぞれ配置され、前記第1の切込み部の外側に延出され、ほぼ半円形状で点線状に切り込まれる。
これにより、複数の段ボールケースが積載される場合などで下側の段ボールケースに大きな荷重が作用する場合に天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルに作用する負荷を分散させ、一か所の切込み部の部分に負荷が集中的に掛かるリスクを抑える。これによって天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルの全体的な面の強度アップを図ることができる。
これにより、複数の段ボールケースが積載される場合などで下側の段ボールケースに大きな荷重が作用する場合に天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルに作用する負荷を分散させ、一か所の切込み部の部分に負荷が集中的に掛かるリスクを抑える。これによって天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルの全体的な面の強度アップを図ることができる。
本発明によれば、段ボールケースを容易にすばやく開封することができるとともに、開封のしやすさはそのままに、切り込み部が入った面の強度をアップすることができる段ボールケースを提供することができる。
以下、図1乃至図5を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、実施形態の段ボールケースの展開状態を示す平面図である。図2は、図1の段ボールケースの天面パネルを示す平面図である。図3は、図1の段ボールケースの組立て状態を示す斜視図である。図4は、図1の段ボールケースの開状態を示す斜視図である。図5は、図1の段ボールケースに商品を詰め込んだ状態を示す斜視図である。
図1に示すように本実施形態の段ボールケースAは、展開状態で平面状に横並びに連接されるほぼ矩形状(長方形状)の4つのパネルである天面パネル1と正面パネル2と底面パネル3と背面パネル4とを有する。なお、天面パネル1は、第1面、正面パネル2は、第2面、底面パネル3は、第3面、背面パネル4は、第4面とも称する。これら各パネル1〜4の両側には、ほぼ長方形状の側面フラップ1a、1b、2a、2b、3a、3b、4a、4bがそれぞれ設けられている。
そして、天面パネル1と正面パネル2と底面パネル3と背面パネル4との各境界となる直線状の長辺部分5、6、7の折り曲げ線に沿ってそれぞれ内側に折り曲げることで天面パネル1と正面パネル2と底面パネル3と背面パネル4とが直方体の筒形状に組み立てられる。
さらに、本実施形態では、背面パネル4は、底面パネル3との境界の長辺部分7と反対側の端縁部に天面パネル1との接合用の細長いほぼ長方形状の接合用フラップ部8を有する。背面パネル4と接合用フラップ部8との境界の長辺部分9を内側に折り曲げることで天面パネル1に接合用フラップ部8が接着剤などで接合される。
また、正面パネル2の両側の側面フラップ2a、2bは、正面パネル2との間の境界となる直線状の短辺部分10、11の折り曲げ線に沿って内側に直角に折り曲げられる。これにより、側面パネルの内側壁部分12、13が形成されている。同様に、背面パネル4の両側の側面フラップ4a、4bは、背面パネル4との間の境界となる直線状の短辺部分14、15から内側に直角に折り曲げられる。これにより、側面パネルの内側壁部分16、17が形成されている。
天面パネル1の両側の側面フラップ1a、1bは、天面パネル1との間の境界となる直線状の短辺部分18、19から内側に直角に折り曲げられる。これにより、側面パネルの上側部分20、21が形成されている。同様に、底面パネル3の両側の側面フラップ3a、3bは、底面パネル3との間の境界となる直線状の短辺部分22、23から内側に直角に折り曲げられる。これにより、側面パネルの下側部分24、25が形成されている。
したがって、本実施形態では、側面パネルは、背面パネル4の両側の側面フラップ4a、4bによって内側壁部分16、17、正面パネル2の両側の側面フラップ2a、2bによって内側壁部分12、13がそれぞれ形成される。さらに、天面パネル1の両側の側面フラップ1a、1bによって側面パネルの上側部分20、21、底面パネル3の両側の側面フラップ3a、3bによって側面パネルの下側部分24、25がそれぞれ形成される。そして、図1中で左側の4枚の側面フラップ4a、2a、1a、3aの組合せによって段ボールケースAの一側部側の側面パネルが形成されている。図1中で右側の4枚の側面フラップ4b、2b、1b、3bの組合せによって段ボールケースAの他側部側の側面パネルが形成されている。
また、図2に示すように天面パネル1は、複数の開封用のミシン目などの切込み部(2つの第1の切込み部26と、1つの第2の切込み部27と、2つの第3の切込み部28)を有する。第1の切込み部26は、天面パネル1の外形を構成する矩形状の2つの長辺部1xにそれぞれ両端部間を結ぶほぼ円弧状の曲線形状で点線状に切り込まれる部分である。第2の切込み部27は、2つの第1の切込み部26の頂点部分間を結ぶ直線状の連結部でほぼ波型形状で点線状に切り込まれる部分である。第3の切込み部28は、第2の切込み部27の両端部にそれぞれ配置され、第1の切込み部26の外側に延出され、ほぼ半円形状で点線状に切り込まれる部分である。なお、上記第1の切込み部26と、第2の切込み部27と、第3の切込み部28は、例えば「L」字形、「I」字形、「Y」字形、または「T」字形等の短い切込みが連続して形成された切込線によって形成されている。
そして、段ボールケースAの開封作業時には、天面パネル1の第1の切込み部26と、第2の切込み部27と、第3の切込み部28をそれぞれ切り込む。これにより、図4に示すように天面パネル1は、4つの切断片29、30、31、32に分離される。これらの4つの切断片29、30、31、32は、それぞれ外側に折り曲げる状態に開かれることで段ボールケースAの天面が開放される。
天面パネル1は、両側の側面フラップ1a、1bにそれぞれ手掛け用の開口部33a、33bを有する。また、正面パネル2の図1中で左側の側面フラップ2aおよび背面パネル4の図1中で右側の側面フラップ4bには、側面パネルの組み立て時に、開口部33a、33bと対応する位置に重なる開口部34a、34bがそれぞれ形成されている。
また、底面パネル3は、両側の側面フラップ3a、3bの端縁部にほぼ中央部位に図3中で上向きに突出する舌片状の中央突出部35a、35bが形成されている。なお、正面パネル2および背面パネル4のほぼ中央部位には、テープカットの切込み部36が形成されている。さらに、段ボールケースAのシートの裏面には、シート切断用のテープ37を貼る場合もある。この場合は、テープカットの切込み部36から切り開き、箱を上下に分割してトレイ状態にしてディスプレイをすることができる。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施形態の段ボールケースAは、商品を収容する前は、図1に示す展開状態で形成されている。そして、商品の収容作業時などでは段ボールケースAを直方体の形態に組み立てる作業が行われる。この段ボールケースAの組み立て作業時には、天面パネル1と正面パネル2と底面パネル3と背面パネル4との各境界となる直線状の長辺部分5、6、7の折り曲げ線に沿ってそれぞれ内側に折り曲げる。これにより天面パネル1と正面パネル2と底面パネル3と背面パネル4とが直方体の筒形状に組み立てられる。さらに、接合用フラップ部8は、背面パネル4との境界の長辺部分9の折り曲げ線に沿って内側に折り曲げる。この状態で天面パネル1に接合用フラップ部8が接着剤などで接合される。
続いて、正面パネル2の両側の側面フラップ2a、2bは、正面パネル2との間の境界となる直線状の短辺部分10、11の折り曲げ線に沿って内側に直角に折り曲げられる。これにより、側面パネルの内側壁部分12、13が形成される。同様に、背面パネル4の両側の側面フラップ4a、4bは、背面パネル4との間の境界となる直線状の短辺部分14、15の折り曲げ線に沿って内側に直角に折り曲げられる。これにより、側面パネルの内側壁部分16、17が形成される。
天面パネル1の両側の側面フラップ1a、1bは、天面パネル1との間の境界となる直線状の短辺部分18、19の折り曲げ線に沿って内側に直角に折り曲げられる。これにより、側面パネルの上側部分20、21が形成される。同様に、底面パネル3の両側の側面フラップ3a、3bは、底面パネル3との間の境界となる直線状の短辺部分22、23の折り曲げ線に沿って内側に直角に折り曲げられる。これにより、側面パネルの下側部分24、25が形成される。このように、本実施形態では図1中で左側の4枚の側面フラップ4a、2a、1a、3aの組合せによって段ボールケースAの一側部側の側面パネルが形成される。同様に、図1中で右側の4枚の側面フラップ4b、2b、1b、3bの組合せによって段ボールケースAの他側部側の側面パネルが形成される。
以上の各パネルの折り曲げ作業により、図3に示すように直方体の形態の段ボールケースAが組み立てられる。
また、商品が箱詰めされた図3に示す直方体の形態の段ボールケースAの開封作業時には、まず、天面パネル1の中央位置の第2の切込み部27の部分と第3の切込み部28の部分を手指で下方(段ボールケースAの内部側)に向けて押し込む。このとき、第2の切込み部27がほぼ波型形状に切り込まれ、同時に第3の切込み部28がほぼ半円形状に切り込まれる。これにより、第2の切込み部27の周縁の壁板部分が天面パネル1の他の壁板部分から切り離される。
続いて、切り離された第2の切込み部27の両側の壁板部分を手指で把持し、段ボールケースAの上方向に向けて引き上げる。この引き上げ操作により、天面パネル1の一部が2つの第1の切込み部26のほぼ円弧状の曲線形状に沿って切り起こす。このとき、2つの第1の切込み部26の終端位置まで第2の切込み部27の両側の壁板部分を切り起こすことで、図4に示すように2つの第1の切込み部26間のほぼ山型の2つの切断片29、30が形成される。2つの切断片29、30は、天面パネル1の外側に折り曲げた状態で保持される。
その後、天面パネル1の残りの部分、すなわち2つの第1の切込み部26の外側の部分を段ボールケースAの上方向に向けて引き上げる。この引き上げ操作により、ほぼ山型の2つの切断片31、32が形成される。2つの切断片31、32は、天面パネル1の外側に折り曲げた状態で保持される。これにより、天面パネル1の部分が全て開放され、段ボールケースAの上面開口部が形成される。
そこで、上記構成の本実施形態の段ボールケースAでは、次の効果を奏する。すなわち、本実施形態の段ボールケースAでは、天面パネル1に第1の切込み部26と、第2の切込み部27と、第3の切込み部28と、を設けている。ここで、第1の切込み部26は、天面パネル1の外形を構成する矩形状の2つの長辺部にそれぞれ両端部間を結ぶほぼ円弧状の曲線形状で点線状に切り込まれる構造である。第2の切込み部27は、2つの第1の切込み部26の頂点部分間を結ぶほぼ波型形状で点線状に切り込まれる構造である。第3の切込み部28は、第2の切込み部27の両端部にそれぞれ配置され、第1の切込み部26の外側に延出され、ほぼ半円形状で点線状に切り込まれる構造である。このようにそれぞれ曲線形状の第1の切込み部26と第2の切込み部27と第3の切込み部28とを組み合わせる状態で天面パネル1に開封用のミシン目が作成されている。これにより、第1の切込み部26と、第2の切込み部27と、第3の切込み部28のうちのいずれか一か所の切込み部の部分に負荷が集中的に掛かるリスクを抑えることができる。その結果、複数の段ボールケースAが積載される場合などで下側の段ボールケースAに大きな荷重が作用する場合に天面パネル1に作用する負荷を分散させることができる。これによって天面パネル1の全体的な強度アップを図ることができる。
また、天面パネル1の切り口の部分を直線状のミシン目の組み合わせでH形の形状に形成した場合には、天面パネル1の面全体に負荷が掛かった場合にセンターの切り口が開きやすい。これに対し、本実施形態では、第1の切込み部26は、ほぼ円弧状の曲線形状で点線状に切り込まれる構造にしたので、H形の形状のような角部がない。そのため、第1の切込み部26の各点線状に切り込まれる部分の一点にかかる負荷を分散させることができる。
さらに、本実施形態では、天面パネル1の切り口の部分となる第2の切込み部27と第3の切込み部28の形状をそれぞれ曲線状にした。すなわち、第2の切込み部27は、2つの第1の切込み部26の頂点部分間を結ぶほぼ波型形状で点線状に切り込まれる構造にするとともに、第3の切込み部28は、ほぼ半円形状で点線状に切り込まれる構造にした。これにより、天面パネル1の面全体に負荷が掛かった場合に第1の切込み部26の円弧の頂点部分に集中しやすい負荷がかかるポイントをずらすことができる。そのため、第1の切込み部26の円弧の頂点部分で一点に集中することを防止することができる。
さらに、例えば2つの第1の切込み部26の頂点間を直線の切込み部で結ぶ場合には、天面パネル1の面全体に負荷が掛かった場合に直線の切込み部に負荷が集中し、センターの切り口が開きやすい。これに対し、本実施形態では、第2の切込み部27をほぼ波型形状で点線状に切り込まれる構造にすることで、点線状に切り込まれる切れ目を2つの第1の切込み部26の頂点間を結ぶ直線の左右に分散させることができる。
また、本実施形態では、第3の切込み部28は、ほぼ半円形状で点線状に切り込まれる構造である。これにより、天面パネル1の面全体に負荷が掛かった場合に第1の切込み部26の頂点部分の切込み部に負荷が集中することを防ぐことができる。
さらに、天面パネル1の面全体に負荷が掛かった場合に2つの切断片29、30の部分に外向きに引っ張り力が作用する。本実施形態では、第3の切込み部28は、ほぼ半円形状にしたので、第3の切込み部28と第1の切込み部26との間の連結部付近の面で上記引っ張り力を受けることができる。これにより、第2の切込み部27のほぼ波型形状の切り口にかかる負荷を、天面パネル1の切り口の部分をH形の形状に形成した場合に比べて低減し、開きにくくすることができる。
さらに、天面パネル1の開封時には、第1の切込み部26と、第2の切込み部27と、第3の切込み部28とがそれぞれ切込まれて天面パネル1は、4つの切断片29、30、31、32に分離される。このとき、切断片29は、段ボールケースAの一側部側の側面パネル、切断片30は、段ボールケースAの他側部側の側面パネルにそれぞれ連接された状態で保持される。また、切断片31は、段ボールケースAの正面パネル2、切断片32は、段ボールケースAの背面パネル4にそれぞれ連接された状態で保持される。そのため、4つの切断片29、30、31、32に分離された天面パネル1の壁板は、切り取られて除去される部分がないので、省資源となる。
また、上記実施形態では、段ボールケースAとして、直方体形状のケースを一例として示したが、段ボールケースAは、このような直方体形状に限られるものではなく、これと異なった形状の直方体や、立方体形状等のケースにも適宜適用できることは勿論である。
図6は、本発明の第2の実施形態の段ボールケースの展開状態を示す平面図である。本実施形態は、ラップアラウンド内貼りタイプの段ボールケースBを示す。なお、図6中で、図1乃至図5と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の段ボールケースBは、各パネル1〜4の両側の側面フラップ1a、1b、2a、2b、3a、3b、4a、4bに第1の実施形態の段ボールケースAの手掛け用の開口部33a、33b、34a、34bが設けられていない点が異なる。これ以外の部分は、第1の実施形態の段ボールケースAと同一構成である。そのため、本実施形態でも第1の実施形態の段ボールケースAと同一の作用効果を奏する。
図7は、本発明の第3の実施形態の段ボールケースの展開状態を示す平面図である。本実施形態は、例えばミカン箱のような通常A式タイプの段ボールケースCを示す。なお、図7中で、図1乃至図5と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の段ボールケースCは、展開状態で平面状に横並びに連接されるほぼ矩形状(長方形状)の4つのパネルである第1面パネル41と第2面パネル42と第3面パネル43と第4面パネル44とを有する。これら各パネル41〜44の両側には、ほぼ長方形状の側面フラップ41a、41b、42a、42b、43a、43b、44a、44bがそれぞれ設けられている。
そして、第1面パネル41と第2面パネル42と第3面パネル43と第4面パネル44との各境界となる直線状の長辺部分45、46、47の折り曲げ線に沿ってそれぞれ内側に折り曲げることで第1面パネル41と第2面パネル42と第3面パネル43と第4面パネル44とが直方体の筒形状に組み立てられる。
さらに、本実施形態では、第1面パネル41は、第2面パネル42との境界の長辺部分45と反対側の端縁部に第4面パネル44との接合用の細長いほぼ長方形状の接合用フラップ部48を有する。第1面パネル41と接合用フラップ部48との境界の長辺部分49を内側に折り曲げることで第4面パネル44に接合用フラップ部48が接着剤などで接合される。
さらに、各パネル41〜44の両側の側面フラップ41a、41b、42a、42b、43a、43b、44a、44bがそれぞれ各パネル41〜44との間の境界となる直線状の短辺部分50、51の折り曲げ線に沿って内側に直角に折り曲げられる。そして、図7中で上側の4枚の側面フラップ41a、42a、43a、44aの組合せによって段ボールケースCの一側部側の側面パネルが形成されている。図7中で下側の4枚の側面フラップ41b、42b、43b、44bの組合せによって段ボールケースCの他側部側の側面パネルが形成されている。
本実施形態では、図7に示すように第3面パネル43に第1の実施形態の段ボールケースAと同一の複数の開封用のミシン目などの切込み部(2つの第1の切込み部26と、1つの第2の切込み部27と、2つの第3の切込み部28)が形成されている。
そこで、本実施形態の段ボールケースCでも第3面パネル43に第1の実施形態の段ボールケースAと同様の2つの第1の切込み部26と、1つの第2の切込み部27と、2つの第3の切込み部28とが形成されているので、第1の実施形態の段ボールケースAと同様の作用効果を奏する。
図8は、本発明の第4の実施形態の段ボールケースの展開状態を示す平面図である。本実施形態は、ラップアラウンド外貼りタイプの段ボールケースDを示す。なお、図8中で、図1乃至図5と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の段ボールケースDは、展開状態で平面状に横並びに連接されるほぼ矩形状(長方形状)の4つのパネルである第1面パネル61と第2面パネル62と第3面パネル63と第4面パネル64とを有する。これら各パネル61〜64の両側には、ほぼ長方形状の側面フラップ61a、61b、62a、62b、63a、63b、64a、64bがそれぞれ設けられている。
そして、第1面パネル61と第2面パネル62と第3面パネル63と第4面パネル64との各境界となる直線状の長辺部分65、66、67の折り曲げ線に沿ってそれぞれ内側に折り曲げることで第1面パネル61と第2面パネル62と第3面パネル63と第4面パネル64とが直方体の筒形状に組み立てられる。
さらに、本実施形態では、第1面パネル61は、第2面パネル62との境界の長辺部分65と反対側の端縁部に第4面パネル64との接合用の細長いほぼ長方形状の接合用フラップ部68を有する。第1面パネル61と接合用フラップ部68との境界の長辺部分69を内側に折り曲げることで第4面パネル64に接合用フラップ部68が接着剤などで接合される。
さらに、各パネル61〜64の両側の側面フラップ61a、61b、62a、62b、63a、63b、64a、64bがそれぞれ各パネル61〜64との間の境界となる直線状の短辺部分70、71の折り曲げ線に沿って内側に直角に折り曲げられる。そして、図8中で上側の4枚の側面フラップ61a、62a、63a、64aの組合せによって段ボールケースDの一側部側の側面パネルが形成されている。図8中で下側の4枚の側面フラップ61b、62b、63b、64bの組合せによって段ボールケースDの他側部側の側面パネルが形成されている。
本実施形態では、図8に示すように第1面パネル61に第1の実施形態の段ボールケースAと同一の複数の開封用のミシン目などの切込み部(2つの第1の切込み部26と、1つの第2の切込み部27と、2つの第3の切込み部28)が形成されている。
そこで、本実施形態の段ボールケースDでも第1面パネル61に第1の実施形態の段ボールケースAと同様の2つの第1の切込み部26と、1つの第2の切込み部27と、2つの第3の切込み部28とが形成されているので、第1の実施形態の段ボールケースAと同様の作用効果を奏する。
図9は、本発明の第5の実施形態の段ボールケースの展開状態を示す平面図である。本実施形態は、ラップアラウンド外貼りタイプの段ボールケースEを示す。本実施形態の段ボールケースEでは、第4の実施形態の段ボールケースD(図8参照)の変形例である。なお、図9中で、図8と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の段ボールケースEでは、第1面パネル61は、切込み部がない平面パネルによって形成されている。そして、第4の実施形態の段ボールケースDの第3面パネル63に第1の実施形態の段ボールケースAと同一の複数の開封用のミシン目などの切込み部(2つの第1の切込み部26と、1つの第2の切込み部27と、2つの第3の切込み部28)が形成されている。これ以外の部分は、第4の実施形態の段ボールケースDとほぼ同一の構成になっている。
そこで、本実施形態の段ボールケースEでも第3面パネル63に第1の実施形態の段ボールケースAと同様の2つの第1の切込み部26と、1つの第2の切込み部27と、2つの第3の切込み部28とが形成されているので、第1の実施形態の段ボールケースAと同様の作用効果を奏する。
図10および図11は、本発明の第6の実施形態を示す。図10は、本実施形態の段ボールケースの展開状態を示す平面図である。図11は、図10の段ボールケースのXI部分を拡大した状態を示す平面図である。
本実施形態の段ボールケースFは、第2の実施形態の段ボールケースB(図6参照)の変形例である。なお、図10および図11中で、図6と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の段ボールケースFでは、天面パネル1の切り口の部分の形状を第1の実施形態の段ボールケースAおよび第2の実施形態の段ボールケースBとは変更したものである。
すなわち、本実施形態の段ボールケースFでは、天面パネル1の第1の切込み部26の形状を波型円弧タイプの第1の切込み部81に変更したものである。この第1の切込み部81は、天面パネル1の外形を構成する矩形状の2つの長辺部1xにそれぞれ両端部間を結ぶほぼ円弧状の曲線形状で点線状に切り込まれる部分を波型に形成したものである。さらに、この第1の切込み部81は、図11に示すように「Y」字形の短い切込み81aが連続して形成された切込線によって形成されている。
本実施形態の段ボールケースFでは、天面パネル1の第1の切込み部26の形状を波型円弧タイプの第1の切込み部81に変更し、かつ図11に示すように「Y」字形の短い切込み81aが連続して形成された切込線によって形成した。そのため、第1の実施形態の段ボールケースAに比べて天面パネル1に作用する負荷を一層、分散させることができる。これによって天面パネル1の全体的な強度アップを図ることができる。
また、次の図12〜図17は、それぞれ第1の実施形態の段ボールケースAの天面パネル1の開け口の部分の形状を変更した変形例を示す。なお、図12〜図17中で、図1乃至図5と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図12は、第1の実施形態の段ボールケースAの第1の変形例の要部を示す平面図である。本変形例は、天面パネル1の開け口の部分となる2つの第1の切込み部26の頂点部分間を結ぶ切り込みの部分に異なる2つの形状の切り込み部(第1の中央切込み部91と第2の中央切込み部92)を設けたものである。
第1の中央切込み部91は、大径な半円形状の第1部分91aと小径な舌片(半円)形状の第2部分91bとを組み合わせたものである。第2部分91bは、第1部分91aの半円形状の頂点部分に連接されている。
第2の中央切込み部92は、2つの第1の切込み部26の頂点部分間を結ぶ曲面形状の部分で、この第2の中央切込み部92の中央部分に第1の中央切込み部91の第2部分91bの先端が食い込む形状で形成されている。
本変形例では、段ボールケースAの開封作業時には、第1の中央切込み部91の第2部分91bのみを押し込み、その隙間から第2の中央切込み部92をつかみ、切断片29をめくり上げる。その後、第2部分91bおよび第1部分91aをつかみ、上側に引き上げることで第1の切込み部26間のほぼ山型の一方の切断片30をめくり上げるような形で開封する。その後、天面パネル1の残りの部分、すなわち2つの第1の切込み部26の外側の部分を段ボールケースAの上方向に向けて引き上げる。この引き上げ操作により、ほぼ山型の2つの切断片31、32が形成される。2つの切断片31、32は、天面パネル1の外側に折り曲げた状態で保持される。これにより、天面パネル1の部分が全て開放され、段ボールケースAの上面開口部が形成される。
なお、最初に第2の中央切込み部92を押し込み、少し飛び出た第2部分91bをつかみ、上側に引き上げることで第1の切込み部26間のほぼ山型の一方の切断片30をめくり上げるような形で開封することもできる。この場合は、続いて、一方の切断片30のめくり上げによって形成された天面パネル1の空間部分を利用して第2の中央切込み部92から他方の切断片29をめくり上げることで、開封する。
なお、最初に第2の中央切込み部92を押し込み、少し飛び出た第2部分91bをつかみ、上側に引き上げることで第1の切込み部26間のほぼ山型の一方の切断片30をめくり上げるような形で開封することもできる。この場合は、続いて、一方の切断片30のめくり上げによって形成された天面パネル1の空間部分を利用して第2の中央切込み部92から他方の切断片29をめくり上げることで、開封する。
そこで、本変形例では、段ボールケースAの開封作業時には、第1の中央切込み部91の第2部分91bの小さな面積部分のみを押し込むだけでよい。そのため、例えば段ボールケースAの中身が詰まっていて、空いている空間が少ない場合(中身で箱をある程度支える場合)でも開封作業を容易に行うことができる。
図13は、第1の実施形態の段ボールケースAの第2の変形例の要部を示す平面図である。本変形例は、上述した第1の変形例(図12参照)の第1の中央切込み部91の形状をさらに変更したものである。すなわち、本変形例では、天面パネル1の開け口の部分となる2つの第1の切込み部26の頂点部分間を結ぶ切り込みの部分に大径な半円形状の第1の中央切込み部101を設けている。この第1の中央切込み部101のほぼ中央部分には、小径な舌片(半円)形状の第2部分102を設けている。
そして、段ボールケースAの開封作業時には、第1の中央切込み部101の第2部分102のみを押し込む。その後、第2部分102の押し込みによって形成された天面パネル1の空間部分を利用して第2部分102と第1の中央切込み部101との間の部分を段ボールケースAの上方向に向けて引き上げる。この引き上げ操作により、
第1の中央切込み部101から一方の切断片30をめくり上げることで、開封する。その後、一方の切断片30のめくり上げによって形成された天面パネル1の空間部分を利用して他方の切断片29をめくり上げることで、開封する。
第1の中央切込み部101から一方の切断片30をめくり上げることで、開封する。その後、一方の切断片30のめくり上げによって形成された天面パネル1の空間部分を利用して他方の切断片29をめくり上げることで、開封する。
その後は、上述した第1の変形例と同様の操作で天面パネル1の残りの部分、すなわち2つの第1の切込み部26の外側の2つの切断片31、32の部分を引き上げる。これにより、天面パネル1の部分が全て開放され、段ボールケースAの上面開口部が形成される。
図14は、第1の実施形態の段ボールケースAの第3の変形例の要部を示す平面図である。本変形例は、上述した第2の変形例(図13参照)の第1の中央切込み部101の形状をさらに変更したものである。すなわち、本変形例では、第2の変形例の第1の中央切込み部101の第2部分102に替えて第1の中央切込み部101の先端に他方の切断片29側に突出する凸部103を設けている。
そして、段ボールケースAの開封作業時には、第1の中央切込み部101の凸部103のみを押し込む。その後、凸部103の押し込みによって形成された天面パネル1の空間部分を利用して第1の中央切込み部101の部分を段ボールケースAの上方向に向けて引き上げる。この引き上げ操作により、第1の中央切込み部101から一方の切断片30をめくり上げることで、開封する。その後は、第2の変形例と同様に一方の切断片30のめくり上げによって形成された天面パネル1の空間部分を利用して他方の切断片29をめくり上げることで、開封する。
続いて、上述した第1の変形例と同様の操作で天面パネル1の残りの部分、すなわち2つの第1の切込み部26の外側の2つの切断片31、32の部分を引き上げる。これにより、天面パネル1の部分が全て開放され、段ボールケースAの上面開口部が形成される。
図15は、第1の実施形態の段ボールケースAの第4の変形例の要部を示す平面図である。本変形例は、天面パネル1の開け口の部分となる2つの第1の切込み部26の頂点部分間を結ぶ切り込みの部分にV字状の中央切込み部111を設け、2つの中央切込み部111間を直線状の中央切込み連結部112で連結したものである。
そして、段ボールケースAの開封作業時には、中央切込み連結部112の周辺部を押し込む。その後、中央切込み連結部112の周辺部の押し込みによって形成された天面パネル1の空間部分を利用して2つの切断片29、30をめくり上げることで、開封する。
その後は、上述した第1の変形例と同様の操作で天面パネル1の残りの部分、すなわち2つの第1の切込み部26の外側の2つの切断片31、32の部分を引き上げる。これにより、天面パネル1の部分が全て開放され、段ボールケースAの上面開口部が形成される。
図16は、第1の実施形態の段ボールケースAの第5の変形例の要部を示す平面図である。本変形例は、第4の変形例(図15参照)のV字状の中央切込み部111の形状をさらに変更したものである。すなわち、本変形例では、第4の変形例のV字状の中央切込み部111に替えて半円形状の中央切込み部121を設けている。これ以外の部分は第4の変形例と同一構造である。
図17は、第1の実施形態の段ボールケースAの第6の変形例の要部を示す平面図である。本変形例は、天面パネル1の開け口の部分となる2つの第1の切込み部26の頂点部分間を直線状の中央切込み連結部131で連結したものである。これ以外の部分は第5の変形例(図16参照)と同一構造である。
そして、上記第2〜第6の変形例でも第1の変形例と同様の作用効果が得られる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…天面パネル、1a、1b…側面フラップ、1x…長辺部、2…正面パネル、2a、2b…側面フラップ、3…底面パネル、3a、3b…側面フラップ、4…背面パネル、4a、4b…側面フラップ、5〜7…長辺部分、8…接合用フラップ部、9…長辺部分、10、11…短辺部分、12、13…内側壁部分、14、15…短辺部分、16、17…内側壁部分、18、19…短辺部分、20、21…上側部分、22、23…短辺部分、24、25…下側部分、26…第1の切込み部、27…第2の切込み部、28…第3の切込み部、29〜32…切断片、33a…開口部、33b…開口部、34a…開口部、34b…開口部、35a、35b…中央突出部、41…第1面パネル、42…第2面パネル、43…第3面パネル、44…第4面パネル、41a、41b、42a、42b、43a、43b、44a、44b…側面フラップ、45、46、47、49…長辺部分、48…接合用フラップ部、50、51…短辺部分、61…第1面パネル、62…第2面パネル、63…第3面パネル、64…第4面パネル、61a、61b、62a、62b、63a、63b、64a、64b…側面フラップ、65、66、67、69…長辺部分、68…接合用フラップ部、70、71…短辺部分、81…切込み部、81a…切込み。
本発明の一局面の態様は、天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルとを有し、これら各パネルの両側に側面フラップが設けられた段ボールケースである。前記天面パネルと前記正面パネルと前記底面パネルと前記背面パネルとの各境界部分をそれぞれ内側に折り曲げることで直方体の筒形状に組み立てられる。さらに、前記各パネルの両側の前記側面フラップをそれぞれ内側に折り曲げることで側面パネルが形成される。前記天面パネルと前記正面パネルと前記底面パネルと前記背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルは、第1の切込み部と、第2の切込み部と、第3の切込み部と、を有する。前記第1の切込み部は、前記パネルの2つの長辺部にそれぞれ両端部間を結ぶほぼ円弧状の曲線形状の第1の基準線に沿って前記第1の基準線の中央領域以外の部分を点線状に切り込んで前記パネルに負荷が作用した際の負荷を分散させる。前記第2の切込み部は、前記中央領域に前記長辺部と直交する方向に延在させた第2の基準線に沿って前記第1の基準線の外側まで延在させた部分をほぼ波型形状で点線状に切り込んで前記パネルの切込み部分を前記第2の基準線から左右に分けることで前記パネルに負荷が作用した際の負荷を分散させる。
前記第3の切込み部は、前記中央領域における前記第2の切込み部の両端部にそれぞれ配置され、ほぼ半円形状の第3の基準線に沿って点線状に断続的に切り込んで形成して前記第1の切込み部に連結することで前記パネルに負荷が作用した際の負荷を分散させる。
これにより、複数の段ボールケースが積載される場合などで下側の段ボールケースに大きな荷重が作用する場合に天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルに作用する負荷を分散させ、一か所の切込み部の部分に負荷が集中的に掛かるリスクを抑える。これによって天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルの全体的な面の強度アップを図ることができる。
前記第3の切込み部は、前記中央領域における前記第2の切込み部の両端部にそれぞれ配置され、ほぼ半円形状の第3の基準線に沿って点線状に断続的に切り込んで形成して前記第1の切込み部に連結することで前記パネルに負荷が作用した際の負荷を分散させる。
これにより、複数の段ボールケースが積載される場合などで下側の段ボールケースに大きな荷重が作用する場合に天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルに作用する負荷を分散させ、一か所の切込み部の部分に負荷が集中的に掛かるリスクを抑える。これによって天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルの全体的な面の強度アップを図ることができる。
Claims (6)
- 天面パネルと正面パネルと底面パネルと背面パネルとを有し、これら各パネルの両側に側面フラップが設けられ、前記天面パネルと前記正面パネルと前記底面パネルと前記背面パネルとの各境界部分をそれぞれ内側に折り曲げることで直方体の筒形状に組み立てられ、かつ前記各パネルの両側の前記側面フラップをそれぞれ内側に折り曲げることで側面パネルが形成される段ボールケースであって、
前記天面パネルと前記正面パネルと前記底面パネルと前記背面パネルの少なくともいずれか1つのパネルは、前記パネルの2つの長辺部にそれぞれ両端部間を結ぶほぼ円弧状の曲線形状で点線状に断続的に切り込まれた第1の切込み部と、
前記第1の切込み部の頂点部分間を結ぶほぼ波型形状で点線状に断続的に切り込まれた第2の切込み部と、
前記第2の切込み部の両端部にそれぞれ配置され、前記第1の切込み部の外側に延出され、ほぼ半円形状で点線状に断続的に切り込まれた第3の切込み部と、を有する段ボールケース。 - 前記第1の切込み部と、前記第2の切込み部と、前記第3の切込み部とは、前記天面パネルに形成されている請求項1に記載の段ボールケース。
- 前記背面パネルは、前記底面パネルとの境界部分と反対側の端縁部に前記天面パネルとの接合用の接合用フラップ部を有する
請求項1または2に記載の段ボールケース。 - 前記天面パネルは、両側の前記側面フラップに手掛け用の開口部を有し、
前記正面パネルの両側の前記側面フラップと前記背面パネルの両側の前記側面フラップは、前記側面パネルの組み立て時に、前記開口部と対応する位置に重なる開口部が形成されている
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の段ボールケース。 - 前記底面パネルは、両側の前記側面フラップの端縁部に中央突出部が形成されている
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の段ボールケース。 - 前記第1の切込み部と前記第2の切込み部と前記第3の切込み部は、「L」字形、「I」字形、「Y」字形、「T」字形、または「直線」形等の切込みが連続して形成された切込線によって形成されている
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の段ボールケース。
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- 2017-11-20 JP JP2017222843A patent/JP2019094075A/ja active Pending
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