[go: up one dir, main page]

JP2019078110A - 踏桟幅拡張器具 - Google Patents

踏桟幅拡張器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2019078110A
JP2019078110A JP2017207208A JP2017207208A JP2019078110A JP 2019078110 A JP2019078110 A JP 2019078110A JP 2017207208 A JP2017207208 A JP 2017207208A JP 2017207208 A JP2017207208 A JP 2017207208A JP 2019078110 A JP2019078110 A JP 2019078110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
tread
side plate
front side
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017207208A
Other languages
English (en)
Inventor
利男 奥田
Toshio Okuda
利男 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2017207208A priority Critical patent/JP2019078110A/ja
Publication of JP2019078110A publication Critical patent/JP2019078110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ladders (AREA)

Abstract

【課題】梯子、脚立や三脚等の支柱間に複数の踏桟を有する昇降器具に着脱自在に取り付けられ、長さの異なる踏桟にも取り付け可能で、踏面のどの場所に乗っても安定して作業ができる踏桟幅拡張器具を提供すること。【解決手段】略矩形状の踏板部と、前記踏板部の両長辺からそれぞれ略垂直下方に延出する1対の側板部と、前記1対の側板部の延出下辺からそれぞれ略垂直に互いに近接する方向に延出する1対の突片部と、を有する第1踏台20と、前記第1踏台20の長手方向の端部に設けられた第1当接支持部21と、前記第1踏台20の内部を長手方向に摺動自在な第2踏台30と、前記第2踏台30の長手方向の端部に設けられた第2当接支持部31と、前記第1踏台20及び前記第2踏台30の相互の摺動を係止する摺動係止手段40と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、梯子、脚立や三脚等の、2本の支柱とその間に架設される複数の踏桟とを有する昇降器具に着脱自在に取り付けられ、踏桟の幅を拡張する踏桟幅拡張器具に関する。
手の届かないような高所作業を行う際、梯子や脚立を配設して、その上に作業者が上って作業を行うが、一般的に梯子や脚立の踏桟の幅は狭いため、踏桟の上では作業者が安定した姿勢を保つことが難しく、足元が不安定なまま作業をするのは作業能率が上がらず、また、作業中に踏桟を踏み外して転倒してしまうというような危険性もある。
上記のような事情に対応するために、梯子に着脱自在に取り付けられ、安定して作業をするのに十分な踏面が得られるように踏桟の幅を拡張する器具がこれまでに提案されている。例えば、特許文献1には、先端にフックが形成されている2本の棒状アーム体と、2本の棒状アーム体のそれぞれに回動自在に取り付けられたL字状の棒状支持体と、2本の棒状支持体の長辺部に支持される踏み板とを有する梯子用足踏み台が開示されている。この梯子用足踏み台は、2本の棒状アーム体のフックによって梯子の踏桟に引っ掛けて取り付けられ、十分な踏面を有する踏み板の上で作業が行えるというものである。また、特許文献2には、梯子の支柱に当接可能な突当て部を両側面に具備した足場本体と、足場本体の下面に前後動可能に設けられたフック体と、そのフック体を進退させる操作手段とを有する補助足場が開示されている。この補助足場は、梯子の踏桟にフック体を引っ掛けて、操作手段によってフック体を進退させて足場本体側面の突当て部を梯子の支柱に当接させることによって取り付けられ、十分な踏面を有する足場本体の上で作業が行えるというものである。
特開2007−032133号公報 特開平09−203203号公報
上記の特許文献1に開示されている梯子用足踏み台は、2本の棒状アーム体のフックによって梯子の踏桟に取り付けられており、踏桟の長さを問わずに取り付けられるものの、踏み板はその2本の棒状アーム体にそれぞれ回動自在に取り付けられたL字状の棒状支持体の長辺部に載置された形で支持されているため、作業者が踏み板の上で作業をする際、踏み板を支える2本の棒状支持体の間の領域から外れて、踏み板の端部に体重を掛けてしまった場合、遠い方の棒状アーム体のフックが踏桟から浮いたり外れてしまったりして転倒する危険性がある。また、特許文献2に開示されている補助足場は、梯子の踏桟に足場本体の下部のフックを引っ掛けて操作手段によってフックを進退させて足場本体の側面の突当て部を梯子の支柱に当接させて取り付けられるため安定しているが、踏桟の長さが長い場合、足場本体の両側面の突当て部間の長さが足りずに支柱に突き当てられず、また、踏桟の長さが短い場合は、足場本体が入らず取り付けられず、特定の踏桟の長さの梯子にしか取り付けられないという問題点がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、梯子、脚立や三脚等の支柱間に複数の踏桟を有する昇降器具に着脱自在に取り付けられ、長さの異なる踏桟にも取り付け可能で、踏面のどの場所に乗っても安定して作業ができる踏桟幅拡張器具を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る踏桟幅拡張器具は、2本の支柱と、前記2本の支柱の間に架設された複数の踏桟とを有する昇降器具に着脱自在に取り付けられる踏桟幅拡張器具であって、前記複数の踏桟の1つに取り付けられ、長手方向の長さが前記踏桟の長さより短く、短手方向の長さが前記踏桟の幅より広い略矩形状の第1踏板部と、前記第1踏板部の両長辺からそれぞれ略垂直下方に延出する第1前側板部及び第1後側板部と、前記第1前側板部及び前記第1後側板部の延出下辺からそれぞれ略垂直に互いに近接する方向に延出して間に前記踏桟の幅より広い第1長手方向開口部を形成する第1前突片部及び第1後突片部と、を有する第1踏台と、前記第1踏台の長手方向の端部に設けられ、前記2本の支柱の一方に当接する第1当接支持部と、略矩形状の第2踏板部と、前記第2踏板部の両長辺からそれぞれ略垂直下方に延出する第2前側板部及び第2後側板部と、前記第2前側板部及び前記第2後側板部の延出下辺からそれぞれ略垂直に互いに近接する方向に延出して間に前記踏桟の幅より広い第2長手方向開口部を形成する第2前突片部及び第2後突片部と、を有し、前記第2踏板部、前記第2前側板部及び前記第2後側板部、並びに前記第2前突片部及び前記第2後突片部は、それぞれ前記第1踏台の内側で前記第1踏板部、前記第1前側板部及び前記第1後側板部、並びに前記第1前突片部及び前記第1後突片部に摺接し、前記第1踏台の内部を長手方向に摺動自在な第2踏台と、前記第2踏台の長手方向の端部に設けられ、前記2本の支柱の他方に当接する第2当接支持部と、前記第1後側板部及び前記第2後側板部、並びに前記第1前側板部及び前記第2前側板部の少なくとも一方に設けられた前記第1踏台及び前記第2踏台の相互の摺動を係止する摺動係止手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る踏桟幅拡張器具は、2本の支柱と、2本の支柱の間に架設された複数の踏桟とを有する昇降器具の踏桟の1つに取り付けられる第1踏台と、第1踏台の長手方向の端部に設けられて2本の支柱の一方に当接する第1当接支持部と、第1踏台の内部を長手方向に摺動自在な第2踏台と、第2踏台の長手方向の端部に設けられて2本の支柱の他方に当接する第2当接支持部と、第1踏台及び第2踏台の相互の摺動を係止する摺動係止手段と、を有するので、第1踏台及び第2踏台を相互に摺動、係止させることができ、第1当接支持部と第2当接支持部との間の距離を自在に伸縮させることができる。そのため、支柱の幅及びその間に架設されている踏桟の長さが特定のものに限らず様々な長さの場合でも取り付けることができる。また、その取り付けは、第1踏台及び第2踏台が第1長手方向開口部及び第2長手方向開口部を介して踏桟の上面に第1踏板部及び第2踏板部が載置されるようにして取り付けられ、両端部の第1当接支持部及び第2当接支持部をそれぞれ支柱に当接させて取り付けるので、第1踏板部及び第2踏板部によって踏桟の上面の全面が覆われて、踏桟の長さはそのままに幅が拡張されたようになるため、元の踏桟の踏面より広い面積の踏面を提供できる。また、第1踏板部及び第2踏板部にかかる荷重は、両端部の第1当接支持部及び第2当接支持部と、下面の長手方向にわたる踏桟とによって支えられるため、作業者が踏面である第1踏板部及び第2踏板部の上面のどの場所に乗っても安定して作業ができる。また、第1踏台の第1踏板部及び第1前側板部及び第1前突片部並びに第2踏台の第2踏板部及び第2前側板部及び第2前突片部、または第1踏台の第1踏板部及び第1後側板部及び第1後突片部並びに第2踏台の第2踏板部及び第2後側板部及び第2後突片部はそれぞれ略コ字状のフック状になっているため、踏桟への取り付け時にはそのフック状の部分が踏桟に横から引っ掛けて掛止されたような形になるので外れにくく安全である。
本発明の実施形態に係る踏桟幅拡張器具を示す斜視図である。(A)は組立図で、(B)は分解図である。 本発明の実施形態に係る踏桟幅拡張器具が脚立の踏桟の1つに取り付けられた様子を示す斜視図である。 図2のC−C断面を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る踏桟幅拡張器具が脚立の異なる長さの踏桟に取り付けられた様子を示す斜視図である。
本発明の最良の実施形態について、以下、図に基づいて説明する。図2には、本実施形態に係る踏桟幅拡張器具10を脚立90に取り付けた例を示している。脚立90は、上方になるほど間隔が狭くなる略ハ字形状に配設された2本の支柱91と、その間に架設された複数の踏桟92とを有する梯子体を、2台両側から合わせて上部を連結し、その連結部を支点として下部が開閉可能で自立可能な昇降器具である。踏桟幅拡張器具10は、脚立90の踏桟92の1つに対して着脱自在に取り付けられ、図1に示すように、一端側に支柱91の一方に当接する第1当接支持部21を備えた第1踏台20と、一端側を第1踏台20の他端側に摺動自在に嵌挿されて、他端側に支柱91の他方に当接する第2当接支持部31を備えた第2踏台30と、第1踏台20及び第2踏台30の相互の摺動を係止する摺動係止部40と、を有する。
第1踏台20には、断面略C字形状の長手状部材であるリップ溝形鋼を用いている。長手方向の長さが踏桟92の長さより短く、短手方向の長さが踏桟92の幅よりも長い略矩形板状の第1踏板部20aと、第1踏板部20aの両長辺からそれぞれ略垂直下方に延出する第1前側板部20b1及び第1後側板部20b2と、第1前側板部20b1及び第1後側板部20b2の延出下辺からそれぞれ略垂直に互いに近接する方向に延出する第1前突片部20c1及び第1後突片部20c2と、を有し、第1前突片部20c1及び第1後突片部20c2間には踏桟92の幅よりも広い第1長手方向開口部20dが形成されている。ここではリップ溝形鋼を用いたが、一枚板等から同様の形状に形成してもよい。
第1踏台20の長手方向の端部の一方には、脚立90への取り付け時に支柱91と当接する第1当接支持部21が備えられている。第1当接支持部21は、断面略矩形の長手状部材である角形鋼管を用い、一端側が第1踏板部20aの長手方向の端部の内側の第1前側板部20b1側に固定され、他端側が第1長手方向開口部20dに向かって張り出すように延出している。その他端側の端部の当接面21aは平板で蓋がされており、図3に示すように、当接面21aと第1踏板部20aとのなす角αは略75度となっている。図2、図3に示すように、第1踏台20が踏桟92に取り付けられる際、第1当接支持部21が当接面21aで支柱91の一本に当接するため、第1当接支持部21と支柱91が当接できるように、第1踏台20の第1当接支持部21が固定されている端部には第1後側板部20b2側に第1当接支持部21の幅の切り欠きが設けられている。
本実施形態では、当接面21aと第1踏板部20aとのなす角αを略75度としたが、これは、本実施形態の脚立90の昇降面の地面に対する角度β、つまり図3における支柱91と水平面とのなす角βが75度のものを用いているからである。日本工業規格(JIS)のJIS S1121に、脚立の昇降面及び背面の地面に対する傾斜角度は75度以下とすることが規定されており、労働安全衛生規則第528条にも脚立の脚と水平面との角度は75度以下とすることが定められている。また、壁等に立て掛けて用いる梯子についても一般的に地面と昇降面との角度が75度前後となるように立て掛けることが最も安全であることが知られている。そのため、一般的な梯子や脚立の昇降面に対する地面に対する角度は75度付近で用いられるものが多いと考えられるので、脚立90の昇降面の地面に対する角度βは75度としている。なす角αと、脚立90の昇降面の地面に対する角度βが略同じになっていれば、図3に示すように、第1踏台20を踏桟92に取り付けて第1当接支持部21を支柱91に当接させた際に第1踏板部20aが略水平となる。従って、なす角αは用いる脚立の昇降面の地面に対する角度βによってその角度βと略等しくなるように適宜変更してもよい。好ましくは65度から75度までの範囲である。
本実施形態では第1当接支持部21として角形鋼管を用いたが、それに限らず、丸鋼やL形鋼等でもよい。端部の当接面21aは支柱91と当接して第1踏板部20aに掛かる荷重を一部支えることになるので、当接面21aには平板を固定する等して平板状にする方がよい。また、第1踏板部20aの端部の内側に第1当接支持部21の一端を固定したが、それに限らず、用いる第1当接支持部21の大きさ等に応じて、第1前側板部20b1に固定したり、第1踏板部20aと第1前側板部20b1にまたがるように固定してもよい。また、第1踏台20の長手方向の端部側面に固定するようにしてもよい。その場合は、第1踏台20に切り欠きを設ける必要もなくなる。第1踏台20の踏桟92への取り付けを妨害せず、第1踏台20が踏桟92に取り付けられた際に支柱91に当接できるようになっていればよい。
第2踏台30にも、断面略C字形状の長手状部材であるリップ溝形鋼を用いている。第1踏台20と同様に、長手方向の長さが踏桟92の長さより短く、短手方向の長さが踏桟92の幅よりも長い略矩形板状の第2踏板部30aと、第2踏板部30aの両長辺からそれぞれ略垂直下方に延出する第2前側板部30b1及び第2後側板部30b2と、第2前側板部30b1及び第2後側板部30b2の延出下辺からそれぞれ略垂直に互いに近接する方向に延出する第2前突片部30c1及び第2後突片部30c2と、を有し、第2前突片部30c1及び第2後突片部30c2間には踏桟92の幅よりも広い第2長手方向開口部30dが形成されている。第2踏台30の長手方向の長さは、第1踏台20の長手方向の長さと略同じ長さになっており、また、第2踏台30の第2長手方向開口部30dの幅は、第1踏台20の第1長手方向開口部20dと略同じ幅となっている。ここでは、第2踏台30の長手方向の長さを第1踏台20の長手方向の長さと略同じとしているが、異なる長さにしてもよい。また、第1長手方向開口部20d及び第2長手方向開口部30dの幅は、踏桟92の幅よりも広い必要がある。日本工業規格(JIS)では、JIS S1121に、踏桟の昇降面に対する奥行き、つまり踏桟の幅は、梯子が20mm以上、脚立が30mm以上とすることが規定されており、また、一般社団法人仮設工業会による仮設機材認定基準では脚立の踏桟の幅は50mm以上とすることが規定されているため、第1長手方向開口部20d及び第2長手方向開口部30dの幅は、最低でも20mm以上である。好ましくは50mm以上である。
第2踏台30は、第1踏台20の長手方向の第1当接支持部21が備えられている側とは反対側の端部の第1断面側開口部20eから、第2踏台30の第2長手方向開口部30dと第1踏台20の第1長手方向開口部20dとが同じ面になる向きで、第1踏台20に嵌挿される。その状態において、第2踏台30の第2踏板部30a、第2前側板部30b1及び第2後側板部30b2、並びに第2前突片部30c1及び第2後突片部30c2は、それぞれ第1踏台20の内側で、第1踏板部20a、第1前側板部20b1及び第1後側板部20b2、並びに第1前突片部20c1及び第1後突片部20c2と摺接し、第2踏台30は第1踏台20の内部を長手方向に摺動自在になっている。
第2踏台30の長手方向の第1踏台20に嵌挿される側とは反対側の端部には、脚立90への取り付け時に支柱91と当接する第2当接支持部31が備えられている。第2当接支持部31は、第1当接支持部21と同様に、断面略矩形の長手状部材である角形鋼管を用い、一端側が第2踏板部30aの長手方向の端部の内側の第2前側板部30b1側に固定され、他端側が第2長手方向開口部30dに向かって張り出すように延出している。その他端側の端部の当接面31aは平板で蓋がされており、図3に示すように、当接面31aと第2踏板部30aとのなす角は、第1当接支持部21の当接面21aと第1踏板部20aとのなす角αと等しく、略75度である。図2、図3に示すように、第2踏台30が踏桟92に取り付けられる際、第2当接支持部31が当接面31aで支柱91の一本に当接するため、第2当接支持部31と支柱91が当接できるように、第2踏台30の第2当接支持部31が固定されている端部には第2後側板部30b2側に第2当接支持部31の幅の切り欠きが設けられている。第2踏台30及び第2当接支持部31も、第1踏台20及び第1当接支持部21と同様に適宜変更可能である。
第1踏台20及び第2踏台30の相互の摺動は、摺動係止手段40によって係止される。摺動係止手段40は、第1踏台20の第1後側板部20b2の第1断面側開口部20e側の端部付近に設けられたボルト孔41と、第2踏台30の第2後側板部30b2に設けられたボルト孔41の直径と略同じ幅で長手方向に延びる横溝孔42と、第1踏台20に第2踏台30を嵌挿した状態で、第2踏台30の内側から横溝孔42及びボルト孔41を通して第1踏台20の外側に挿通する低頭ボルト45と、低頭ボルト45に螺合する蝶ナット46と、を有する。低頭ボルト45は頭の厚さが薄いボルトである。蝶ナット46は手で回せるように取っ手がついたナットである。蝶ナット46を締めると第1踏台20及び第2踏台30の相互の摺動は係止され、蝶ナット46を緩めると再び摺動させることができる状態になる。第1踏台20及び第2踏台30を摺動させる際、低頭ボルト45は第2踏台30の横溝孔42を通ることができるので、低頭ボルト45及び蝶ナット46を第1踏台20及び第2踏台30から外す必要はない。
第1踏台20及び第2踏台30を摺動させることによって、第1踏台20の端部に設けられた第1当接支持部21及び第2踏台30の端部に設けられた第2当接支持部31の間の距離を調節することができる。横溝孔42の長手方向の長さから低頭ボルト45のネジ部の直径を引いた長さの距離が調節可能となっている。
本実施形態では、第1後側板部20b2にボルト孔41、第2後側板部30b2に横溝孔42を設けたが、第1後側板部20b2に横溝孔42、第2後側板部30b2にボルト孔41を設けるようにしてもよい。また、第1後側板部20b2及び第2後側板部30b2ではなく、第1前側板部20b1及び第2前側板部30b1に、ボルト孔41及び横溝孔42を設けるようにしてもよいし、その両側に設けてもよい。ただ、第1前側板部20b1及び第2前側板部30b1に設ける場合は、取り付け時に図3のように踏桟92が邪魔にならないため、低頭ボルト45ではなく、通常のボルトを用いてもよく、蝶ボルトとナットを用いてもよいが、昇降面に対して手前側の側面なので踏桟幅拡張器具10への上り下りの際に低頭ボルト45及び蝶ナット46に足を引っ掛けてしまう可能性がある。また、ここでは蝶ナット46を用いたが、通常のナットでもよい。ただ蝶ナット46の方が手で回せて工具を必要としないので簡単である。
次に、本実施形態に係る踏桟幅拡張器具10を脚立90に取り付ける流れについて説明する。図2に示すように、脚立90を目的の作業場所に配設する。そして、その作業場所に応じた高さの1つの踏桟92に対して踏桟幅拡張器具10を取り付ける。まず、第1当接支持部21及び第2当接支持部31の内側間の長さが取り付ける踏桟92の長さより短くなるように、摺動係止手段40の蝶ナット46を緩めて第1踏台20及び第2踏台30を摺動させて長さを調節する。そして、第1長手方向開口部20d及び第2長手方向開口部30dを介して第1踏板部20a及び第2踏板部30aを踏桟92の上に載置するようにして取り付ける。そして、第1踏台20及び第2踏台30を摺動させて長さを調節し、第1当接支持部21及び第2当接支持部31をそれぞれ支柱91に当接させる。この時、第1踏台20及び第2踏台30をそれぞれ支柱91の内側に当接させておくと、使用中に左右にずれることがないので安全である。あとは摺動係止手段40の蝶ナット46を締めて第1踏台20及び第2踏台30の摺動を係止すれば、踏桟幅拡張器具10の脚立90への取り付けは完了である。取り付けた踏桟幅拡張器具10の第1踏板部20a及び第2踏板部30aの上に作業者が乗って作業を行う。
踏桟幅拡張器具10の第1踏台20及び第2踏台30が踏桟92に取り付けられる際、第1後側板部20b2及び第2後側板部30b2側を2本の支柱91の間に入れるような形になるので、第1踏台20及び第2踏台30を摺動させて第1当接支持部21及び第2当接支持部31の内側間の長さを最小になるように調節した時の長さが、支柱91の内幅、つまりその間の踏桟92の長さ以下となる必要がある。日本工業規格(JIS)では、JIS S1121に、梯子の支柱内幅、つまり踏桟の長さは300mm以上、脚立の最上段踏桟の支柱内幅は280mm以上とすることが規定されている。また、一般社団法人仮設工業会による仮設機材認定基準では脚立の踏桟の最上段の長さは300mm以上、1段目の長さは550mm以下とすることが規定されている。そのため、第1当接支持部21及び第2当接支持部31の内幅間の長さを最小にした時の長さは、280mmから550mmの間の範囲であればよい。
本実施形態では、第1踏台20及び第2踏台30の長手方向の長さは略同じであり、第1当接支持部21及び第2当接支持部31の幅も略同じとしているため、第1当接支持部21及び第2当接支持部31の内幅間の長さを最小にした時の長さは、第1踏板部20aの第1断面側開口部20e端から第1当接支持部21までの長手方向の長さ、つまり切り欠き後の第1後側板部20b2及び第1後突片部20c2の長手方向の長さと等しい。同様に切り欠き後の第2後側板部30b2及び第2後突片部30c2の長手方向の長さとも等しい。従って、第1当接支持部21及び第2当接支持部31の内幅間の長さを最大にした時に第1踏台20及び第2踏台30の重なり合う部分の長さを最低20mm以上取るとした時、切り欠き後の第1後側板部20b2及び第1後突片部20c2並びに第2後側板部30b2及び第2後突片部30c2の長さが、150mmから550mmまでの範囲であればよい。また、285mmから300mmまでの範囲にした場合は、一般社団法人仮設工業会による仮設機材認定基準を満たした脚立のどの踏桟にも取り付けられることになるため、より好ましい。
踏桟幅拡張器具10が脚立90に取り付けられた状態において、図2に示すように、第1踏板部20a及び第2踏板部30aの幅は踏桟92の幅よりも広く、踏桟92の踏面の全面を覆うような形になっている。そして、図3に示すように、第1踏台20の第1踏板部20a及び第1後側板部20b2及び第1後突片部20c2、並びに第2踏台30の第2踏板部30a及び第2後側板部30b2及び第2後突片部30c2が形成している略コ字状のフック状の部分が踏桟92に掛止されたような形になっている。そして、支柱91に当接する第1当接支持部21及び第2当接支持部31によって、第1踏板部20a及び第2踏板部30aの第1前側板部20b1及び第2前側板部30b1側が下から支えられる形になっている。そのため、踏桟92の踏面の幅が昇降面に対して手前側に拡張されたようになっており、作業者が上に乗って安定して作業をするのに十分な踏面を提供できると共に、乗った際にその上段の踏桟が邪魔にならない。そして、もし作業者が、第1踏板部20a及び第1踏板部30aの第1前側板部20b1及び第2前側板部30b1側の縁の方に体重を掛けたような場合においても、第1当接支持部21及び第2当接支持部31が第1踏板部20a及び第1踏板部30aの第1前側板部20b1及び第2前側板部30b1側を支えており、また第1後突片部20c2及び第2後突片部30c2が踏桟92に引っ掛かるため外れにくく安全である。また、強度が弱いと思われる踏桟幅拡張器具10の長手方向の中間部においても、第1踏台20及び第2踏台30の一部が重なり合う構造のため強度も十分であり、第1踏板部20a及び第2踏板部30aのどの場所に乗っても安定して作業を行うことができる。
また、第1当接支持部21の当接面21a及び第2当接支持部31の当接面31aと第1踏板部20a及び第2踏板部30aとのなす角αが、脚立90の昇降面の地面に対する角度βと略同じとなっているため、第1踏板部20a及び第2踏板部30aは略水平に保たれる。そのため、作業者が滑り落ちにくく、安定した姿勢で作業を行うことができる。
また、第1踏台20及び第2踏台30は長手方向に相互に摺動可能で、それぞれの端部に設けられた第1当接支持部21及び第2当接支持部31の間の距離が調節できるようになっており、図4に示すように、上段側と下段側で支柱91間の距離が異なるような脚立90において、異なる長さの踏桟92に対しても取り付けることができる。
また、本実施形態では図3に示すように断面形状が略矩形の踏桟92を有する脚立90に踏桟幅拡張器具10を取り付ける例を示したが、踏桟幅拡張器具10は第1長手方向開口部20d及び第2長手方向開口部30dを介して第1踏板部20a及び第2踏板部30aを踏桟の上に載置するようにして踏桟に取り付けられ、また、第1踏板部20a及び第1後側板部20b2及び第1後突片部20c2、並びに第2踏板部30a及び第2後側板部30b2及び第2後突片部30c2が略コ字状のフック状になっており、そのフック状の部分を踏桟に横から引っ掛けて掛止するような形で取り付けられるため、踏桟の断面形状は略矩形のものだけでなく、フック状の部分が掛止できるようなその他の略円形等の断面形状の踏桟にも取り付けることができる。
ここまで踏桟幅拡張器具10を脚立90に取り付けた例を示してきたが、梯子や三脚等のその他の2本の支柱の間に複数の踏桟を有する昇降器具に対しても同様に取り付けることができる。
上記はあくまで本発明に係る踏桟幅拡張器具の一実施形態を示したものであるため、本発明の思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
10 踏桟幅拡張器具
20 第1踏台
20a 第1踏板部
20b1 第1前側板部
20b2 第1後側板部
20c1 第1前突片部
20c2 第1後突片部
20d 第1長手方向開口部
21 第1当接支持部
30 第2踏台
30a 第2踏板部
30b1 第2前側板部
30b2 第2後側板部
30c1 第2前突片部
30c2 第2後突片部
30d 第2長手方向開口部
31 第2当接支持部
40 摺動係止手段
90 脚立(昇降器具)
91 支柱
92 踏桟

Claims (1)

  1. 2本の支柱と、前記2本の支柱の間に架設された複数の踏桟とを有する昇降器具に着脱自在に取り付けられる踏桟幅拡張器具であって、
    前記複数の踏桟の1つに取り付けられ、長手方向の長さが前記踏桟の長さより短く、短手方向の長さが前記踏桟の幅より広い略矩形状の第1踏板部と、前記第1踏板部の両長辺からそれぞれ略垂直下方に延出する第1前側板部及び第1後側板部と、前記第1前側板部及び前記第1後側板部の延出下辺からそれぞれ略垂直に互いに近接する方向に延出して間に前記踏桟の幅より広い第1長手方向開口部を形成する第1前突片部及び第1後突片部と、を有する第1踏台と、
    前記第1踏台の長手方向の端部に設けられ、前記2本の支柱の一方に当接する第1当接支持部と、
    略矩形状の第2踏板部と、前記第2踏板部の両長辺からそれぞれ略垂直下方に延出する第2前側板部及び第2後側板部と、前記第2前側板部及び前記第2後側板部の延出下辺からそれぞれ略垂直に互いに近接する方向に延出して間に前記踏桟の幅より広い第2長手方向開口部を形成する第2前突片部及び第2後突片部と、を有し、前記第2踏板部、前記第2前側板部及び前記第2後側板部、並びに前記第2前突片部及び前記第2後突片部は、それぞれ前記第1踏台の内側で前記第1踏板部、前記第1前側板部及び前記第1後側板部、並びに前記第1前突片部及び前記第1後突片部に摺接し、前記第1踏台の内部を長手方向に摺動自在な第2踏台と、
    前記第2踏台の長手方向の端部に設けられ、前記2本の支柱の他方に当接する第2当接支持部と、
    前記第1後側板部及び前記第2後側板部、並びに前記第1前側板部及び前記第2前側板部の少なくとも一方に設けられた前記第1踏台及び前記第2踏台の相互の摺動を係止する摺動係止手段と、
    を有することを特徴とする踏桟幅拡張器具。
JP2017207208A 2017-10-26 2017-10-26 踏桟幅拡張器具 Pending JP2019078110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017207208A JP2019078110A (ja) 2017-10-26 2017-10-26 踏桟幅拡張器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017207208A JP2019078110A (ja) 2017-10-26 2017-10-26 踏桟幅拡張器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019078110A true JP2019078110A (ja) 2019-05-23

Family

ID=66626757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017207208A Pending JP2019078110A (ja) 2017-10-26 2017-10-26 踏桟幅拡張器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019078110A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2585941A (en) * 2019-07-26 2021-01-27 Anthony Sandford Spencer Alert device for a ladder

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2585941A (en) * 2019-07-26 2021-01-27 Anthony Sandford Spencer Alert device for a ladder
GB2585941B (en) * 2019-07-26 2021-08-18 Anthony Sandford Spencer Alert device for a ladder

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4917094B2 (ja) レールガイド式クライミングシステム
EP3042019B1 (en) Adjustable ladders, ladder components and related methods
KR20180090228A (ko) 비계 장치의 코너구조물
JP2019078110A (ja) 踏桟幅拡張器具
KR200484259Y1 (ko) 해양구조물용 사다리
JP2005076404A (ja) 法面削孔装置用の移動式足場
KR101761056B1 (ko) 사다리난간의 연장이 가능한 조립식 틀비계
JP4476044B2 (ja) 梯子用足場
KR200476313Y1 (ko) 코너 가설재를 이용한 작업발판 설치구조
JP3152342U (ja) 梯子固定治具及び梯子装置
KR101672410B1 (ko) 핸드레일 안전 장치 및 이를 구비한 계단식 이동 작업대
JP4836683B2 (ja) トラック荷台昇降用ステップ
JP5752561B2 (ja) 昇降タラップ
KR102715284B1 (ko) 비계용 가변식 발판
US20150089886A1 (en) Method and apparatus for hanging sheeting material
JP4433864B2 (ja) 枠組足場の先行手摺
JP5968390B2 (ja) 仮設足場
JP2006249822A (ja) 壁掛け型簡易足場
JP2021003307A (ja) 親綱支柱
JP2006193947A (ja) 足場板構造
JP2019078109A (ja) 足場板支持具
JP2011026770A (ja) 連結具及び梯子付き作業台
JP2011094378A (ja) 作業台における作業位置感知装置
JP2003286794A (ja) 梯子用作業台装置
AU2019268134A1 (en) Trestle assembly and platform assembly formed therefrom