[go: up one dir, main page]

JP2019078051A - タンク及びタンクの構築方法 - Google Patents

タンク及びタンクの構築方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019078051A
JP2019078051A JP2017205219A JP2017205219A JP2019078051A JP 2019078051 A JP2019078051 A JP 2019078051A JP 2017205219 A JP2017205219 A JP 2017205219A JP 2017205219 A JP2017205219 A JP 2017205219A JP 2019078051 A JP2019078051 A JP 2019078051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
side plate
outer tank
base plate
joined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017205219A
Other languages
English (en)
Inventor
英晃 中村
Hideaki Nakamura
英晃 中村
駿也 小松
Shunya Komatsu
駿也 小松
純矢 池上
Junya Ikegami
純矢 池上
拓郎 藤野
Takuro Fujino
拓郎 藤野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
IHI Plant Construction Co Ltd
Original Assignee
IHI Corp
IHI Plant Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp, IHI Plant Construction Co Ltd filed Critical IHI Corp
Priority to JP2017205219A priority Critical patent/JP2019078051A/ja
Publication of JP2019078051A publication Critical patent/JP2019078051A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

【課題】アンカーを接続するベースプレートの据え付け作業に要していた時間を削減し、工期のさらなる短縮を図ることができるタンク及びタンクの構築方法の提供。【解決手段】コンクリートの壁面に沿って配設される外槽側板3であって、開口部3a1が形成された側板本体3aと、側板本体3aの開口部3a1に接合され、コンクリートに埋設されるアンカーボルトが接続されるベースプレート110と、を有する、という構成を採用する。【選択図】図11

Description

本発明は、タンク及びタンクの構築方法に関するものである。
内槽と外槽とを有する二重殻構造のタンクは、LNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)等の低温液体の貯蔵に用いられている。下記特許文献1には、金属製の内槽とコンクリート製の外槽とを有する円筒型タンクの構築方法が開示されている。この円筒型タンクの構築方法は、円筒型タンクの工期の短縮を図るため、金属製の内槽とコンクリート製の外槽とを同時に施工している。
具体的には、基礎版上で外槽の側壁を内槽の側壁に先行して組み上げつつ、組み上げ途中の外槽の側壁にジャッキアップ装置を据え付け、このジャッキアップ装置により内槽を構成する揚体(屋根部、ナックル部、及び内槽側板の少なくとも一つを含む)を上昇させ、その揚体の下側に内槽側板を順々に取り付けることで、金属製の内槽とコンクリート製の外槽との同時施工を実現している。
国際公開第2012/137671号
ところで、上記従来手法では、基礎版上に外槽側板(側板)を組み立て、この外槽側板をコンクリート型枠としてコンクリートを打設することで外槽の側壁を構築している。ジャッキアップ装置は、外槽の側壁のある高さに配設された外槽側板に支持されるため、この外槽側板にはアンカーを接続するためのベースプレートを据え付ける必要がある。上記従来手法では、外槽側板の組み上げと同時に、組み上げた外槽側板にベースプレートを据え付けており、このベースプレートの据え付けに時間を要していた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、アンカーを接続するベースプレートの据え付け作業に要していた時間を削減し、工期のさらなる短縮を図ることができるタンク及びタンクの構築方法の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、内槽と外槽とを有する二重殻構造のタンクであって、前記外槽の側壁を形成するコンクリートの壁面に沿って配設される側板を有し、前記側板は、開口部が形成された側板本体と、前記側板本体の前記開口部に接合され、前記コンクリートに埋設されるアンカーが接続されるベースプレートと、を有する、という構成を採用する。
また、本発明においては、前記ベースプレートに接合され、前記アンカーとしてアンカーボルトが着脱可能に接続されるナットを有する、という構成を採用する。
また、本発明においては、前記ナットは、前記ベースプレートに複数接合されており、前記複数のナットには、長さの異なる複数のアンカーボルトが接続される、という構成を採用する。
また、本発明においては、前記複数のナットは、前記側板本体が前記壁面に沿って配設されるときの、前記ベースプレートの上下方向に間隔をあけて接合されており、前記ベースプレートの上半分の領域に接合された前記ナットには、前記ベースプレートの下半分の領域に接合された前記ナットに接続されるアンカーボルトよりも長いアンカーボルトが接続される、という構成を採用する。
また、本発明においては、内壁面に複数の外槽側板が配設されてなるコンクリート製の外槽を構築する外槽構築工程と、前記外槽にジャッキアップ装置を支持させ、前記ジャッキアップ装置による揚体の上昇と、前記上昇した前記揚体の下側への内槽側板の溶接と、を交互に繰り返して内槽を構築する内槽構築工程と、を有するタンクの構築方法であって、前記外槽構築工程では、前記複数の外槽側板のうち、前記ジャッキアップ装置を支持する外槽側板に、先に記載の側板を使用する、という手法を採用する。
また、本発明においては、前記外槽構築工程では、前記外槽側板を組み上げつつ、前記組み上げた外槽側板を内型枠としてコンクリートを打設する工程を有し、前記外槽側板として前記側板を組み上げる前に、予め前記側板に前記コンクリートに埋設されるアンカーを接続する、という構成を採用する。
本発明によれば、側板本体に開口部が形成され、その開口部に予めベースプレートが接合されているため、この側板を組み上げることで、組み上げ後のベースプレートの据え付け作業を不要とすることができる。
したがって、本発明では、アンカーを接続するベースプレートの据え付け作業に要していた時間を削減し、工期のさらなる短縮を図ることができる。
本発明の実施形態における構築方法の第1工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第2工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第3工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第4工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第5工程を示す説明図である。 本発明の実施形態における中間ジャッキサポートと吊側架台との取り合いを示す側面図である。 図6に示す矢視A図である。 図6に示す矢視B図である。 図6に示す矢視C図である。 図6に示す吊側架台を取り外した状態の中間ジャッキサポートを示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるベースプレートを接合した外槽側板を示す正面図である。
以下、本発明の側板及びタンクの構築方法について図面を参照して説明する。以下の説明では、LNGを貯蔵する地上式のPC(プレストレスコンクリート)二重殻貯槽の構築方法を例示する。なお、以下の図面において、説明の便宜上、いくつかの部分が拡大され又は省略されており、図面に表されている各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態における構築方法の第1工程を示す説明図である。図2は、本発明の実施形態における構築方法の第2工程を示す説明図である。
本手法では、先ず、図1に示すように、略円板状の基礎版1を構築する。基礎版1の外周縁部には、内槽アンカーストラップ4を埋設する。また、基礎版1の外周縁部には、外槽2を構築する(外槽構築工程)。この外槽2は、内壁面2aに複数の外槽側板3(側板)が配設されてなるPC壁である。
外槽2は、基礎版1上に外槽側板3を組み上げつつ、その外槽側板3を内型枠としてコンクリート5を打設していくことにより構築される。外槽側板3は、鋼製ライナーであってコンクリート型枠を兼ねており、足場6bを設置しつつ外槽側板3の組み上げに追従してコンクリート5を打設することにより、外槽2を下から順に組み上げていく。外槽側板3の組み上げは、タンク周方向において複数の外槽側板3を円筒状に接合し、これを一段ずつ積層することで行われる。外槽側板3を一段組み上げたら、この外槽側板3を用いたコンクリート5の打設をし、これを繰り返し行うことにより、外槽2を組み上げていく。
本手法では、このような外槽2の組み上げと並行して、基礎版1上に底部ライナー6を敷設する。次に、基礎版1の中央部に屋根架台7を組み立てる。また、外槽2の基端部に内槽側板9等を取り込むための工事口8を形成する。また、外槽2の基端部の内側に沿って、内槽側板組立用の門型架台10を複数設置する。門型架台10は、内槽側板9が複数組み合わされてなる円筒状の内槽が基礎版1上に最終的に下ろされるべき領域であるアニュラー領域Xを跨ぐように設置する。
次に、門型架台10の下に、パーライトコンクリートブロックや構造用軽量コンクリートブロック等の保冷構造体12を仮置きする。門型架台10の下では、保冷構造体12によるアニュラー部13(図2参照)の保冷工事を行う。アニュラー部13の保冷工事は、例えば、底部冷熱抵抗緩和材の上にパーライトコンクリートブロック、構造用軽量コンクリートブロックを組み立て、その上にアニュラープレートを取り付けることにより行う。
アニュラー部13の保冷工事が完了したら、アニュラー部13よりもタンク内側に配置されていた脚部10aをアニュラー部13上に挿げ替える(図2参照)。このような挿げ替えによって、アニュラー部13よりもタンク内側には干渉物がなくなるため、基礎版1上の中央部の保冷工事を行うことができる。中央部の保冷工事では、底部冷熱抵抗緩和材39の上に泡ガラス40を載置する。そして、その上に不図示のパーライトコンクリートブロックと不図示の内槽底板を順に重ねて敷設する。
また、本手法では、上記保冷工事と並行して、図1に示すように、外槽2にジャッキアップ装置19を複数台設置する。先ず、外槽2の中段部に、吊側架台70(吊架台)を設置する。吊側架台70は、外槽2の内壁面2aに設けた中間ジャッキサポート100(ジャッキサポート)に着脱可能に締結固定する。また、門型架台10上で組んでいたナックルプレート11に、被吊側架台80を設置する。被吊側架台80には、ジャッキアップ装置19のジャッキ本体19aが連結される。また、吊側架台70には、ジャッキ本体19aの作動よりストロークするジャッキロッド19bが連結される。
このようにジャッキアップ装置19を設置したら、ナックルプレート11を吊り上げ、そのジャッキアップによりできた下部空間に、内槽側板9を搬入する。内槽側板9は、所定の溶接位置まで搬送し、隣り合う内槽側板9同士を溶接し、全体で円筒状になるように周方向に繋ぎ合わせる。次に、この内槽側板9の上端部を、ナックルプレート11の下端部に組み付ける。また、ナックルプレート11の上端部は、屋根架台7上で組んでいた内槽屋根14(タンクの屋根)の外周縁部に組み付ける。
次に、屋根架台7を除去し、ジャッキアップ装置19によって、内槽屋根14、ナックルプレート11及び内槽側板9を含む揚体60を吊り上げる。ジャッキアップ装置19により内槽側板9の上下幅相当分だけ揚体60を上昇させたら、そのジャッキアップにより内槽側板9の下部にできた空間に、次の内槽側板9を搬入する。搬入した内槽側板9をタンク周方向に繋ぎ合わせたら、その上端と、揚体60の下端(内槽側板9)とを溶接する。このように、本手法では、ジャッキアップ装置19による内槽側板9の上昇と、上昇した内槽側板9の下側への次の内槽側板9の溶接と、を交互に繰り返す(内槽構築工程)。
また、この工程中、図2に示すように、内槽屋根14上で外槽屋根22(タンクの屋根)を組み立てる。外槽屋根22は、内槽屋根14と不図示の連結材で連結され、内槽屋根14と一体的に組み立てられる。また、ジャッキロッド19bのストローク分、揚体60をジャッキアップしたら、吊側のジャッキポイント(支持位置)を順次上方に盛り替える(支持位置変更工程)。吊側のジャッキポイントは、最終的に、外槽2の頂部2Aに変更する。外槽2の頂部2Aには、吊側架台70を連結可能な頂部ジャッキサポート90を設置する。このように、吊側のジャッキポイントを盛り替えつつ、ジャッキアップ装置19による内槽側板9の上昇と、上昇した内槽側板9の下側への次の内槽側板9の溶接と、を交互に繰り返し、内槽側板9の最下段を除く第1の構造物9aを組み立てる。
図3は、本発明の実施形態における構築方法の第3工程を示す説明図である。
本手法では、図3に示すように、内槽側板9の最下段を、第1の構造物9aとは別にアニュラー部13上に組み立てる。門型架台10の解体後、内槽側板9の最下段をアニュラー部13上に載置したら、隣り合う内槽側板9同士を溶接し、全体で円筒状になるように周方向に繋ぎ合わせ、第2の構造物9bを組み立てる。第2の構造物9bを組み立てたら、基礎版1に設置された内槽アンカーストラップ4を取り付ける。また、外槽2の外部には、昇降階段23を設ける。また、外槽2の内側に、ポンプバレル25を搬入する。
図4は、本発明の実施形態における構築方法の第4工程を示す説明図である。
次に、本手法では、図4に示すように、第1の構造物9aをジャッキダウンし、第1の構造物9aの下端部を第2の構造物9bの上端部に降ろし、第1の構造物9aと第2の構造物9bとを溶接し、内槽30を組み立てる。本手法では、ジャッキアップ装置19による内槽30の組み立てから、内槽30の最下段の組み立てを分離し、内槽30の最下段である第2の構造物9bのアニュラー部13上への固定を前倒しで行っている。したがって、本手法では、例えば1カ月程度かかる内槽30のアニュラー部13上への固定がクリティカルパスとならず、従来手法よりも工期の短縮化を図ることができる。
図5は、本発明の実施形態における構築方法の第5工程を示す説明図である。
内槽30が完成したら、外槽屋根22は、不図示の連結材による内槽屋根14との連結を解除し、最上段まで組み立てられた外槽2の上端部に据え付ける。また、ジャッキアップ装置19を撤去する。また、外槽屋根22に屋根階段24を設ける。また、ポンプバレル25を設置する。
その後、外槽2の緊張工事を行う。そして、工事口8の閉鎖後、水張りをして耐圧・気密試験を実施する。最後に、内槽30と外槽2との間の内外槽間15に保冷材44を配置し、また、内槽屋根14と外槽屋根22の間にも保冷材44を配置して保冷工事を行い(保冷材配置工程)、塗装工事、配管保冷工事を経てLNGタンク50が構築される。
続いて、上述のLNGタンク50の構築方法において使用する中間ジャッキサポート100の構成について、図6〜図10を参照して詳しく説明する。
図6は、本発明の実施形態における中間ジャッキサポート100と吊側架台70との取り合いを示す側面図である。図7は、図6に示す矢視A図である。図8は、図6に示す矢視B図である。図9は、図6に示す矢視C図である。図10は、図6に示す吊側架台70を取り外した状態の中間ジャッキサポート100を示す斜視図である。
中間ジャッキサポート100は、図6に示すように、外槽2に設けられ、ジャッキアップ装置19を支持する。
中間ジャッキサポート100は、外槽2の内壁面2aに沿って配設されたベースプレート110と、ベースプレート110からタンク内側に向かって水平に張り出した張り出し部120と、を有する。ベースプレート110は、矩形板状に形成された埋込金物であり、外槽側板3の側板本体3aに形成された矩形状の開口部3a1に接合されている。
ベースプレート110のコンクリート5に接する裏面110bには、ナット113が接合されている。ナット113には、アンカーボルト111(アンカー)が接続されている。アンカーボルト111は、外槽2のコンクリート5に対して垂直(水平)に埋め込まれている。一方、ベースプレート110の表面110aには、張り出し部120が設けられている。張り出し部120は、アンカーボルト111が接続されたベースプレート110によって片持ち支持されている。
張り出し部120は、ジャッキアップ装置19を支持する支持部121と、支持部121とベースプレート110との間を接続する複数の脚部122(図8及び図10参照)と、を有する。支持部121は、図6に示すように、吊側架台70を介してジャッキアップ装置19を支持する構成となっている。吊側架台70には、ジャッキアップ装置19のジャッキロッド19bが座金20を介して連結されている。
支持部121は、図10に示すように、長方形の板部材から形成され、その短辺がベースプレート110の表面110aに対する垂直方向(前後方向)に延び、その長辺がベースプレート110の表面110aに平行な鉛直方向(上下方向)に延びている。この支持部121には、図6に示す取付ボルト101が挿通可能な取付孔121aが形成されている。取付孔121aは、支持部121の長手方向(上下方向)に間隔をあけて複数設けられている。
複数の脚部122は、図8及び図10に示すように、支持部121からベースプレート110に向かうに従って互いの間隔が漸次大きくなるハの字状に一対で設けられている。一対の脚部122は、支持部121と同様に長方形の板部材から形成されており、その短辺がベースプレート110の表面110aの垂直方向に対して斜めに傾いている。本実施形態の張り出し部120は、図8に示す平面視で、Y字状になっている。
具体的には、一対の脚部122のうち、一方の脚部122は、その一方の長辺が接合部123を介して支持部121の一方の板面に接合され、その他方の長辺が接合部124を介してベースプレート110の表面110aに接合されている。また、他方の脚部122は、その一方の長辺が接合部123を介して支持部121の他方の板面に接合され、その他方の長辺が接合部124を介してベースプレート110の表面110aに接合されている。
上記構成の張り出し部120は、ベースプレート110の表面110aに沿う水平方向(左右方向)において間隔をあけて一対で設けられている。一対の張り出し部120には、取付ボルト101を介して吊側架台70が着脱可能に取り付けられる。吊側架台70は、支持部121に取り付けられるフレーム部71と、フレーム部71に支持された台座部72と、を有する。なお、本実施形態の吊側架台70は、座金20を連結した状態では一体ものであるが、座金20との連結を解除すれば、左右に分割できる構成となっている。
フレーム部71は、取付ボルト101を介して支持部121と接続されるサイドフレーム73と、サイドフレーム73に接合されたフロントフレーム74と、を有する。サイドフレーム73には、支持部121に形成された取付孔121a(図10参照)に対応する取付孔が複数形成されている。支持部121に形成された取付孔121a及びサイドフレーム73に形成された取付孔は、取付ボルト101の軸よりも一回り大きく、若しくは上下方向に長い長穴とすることが好ましい。
また、取付ボルト101としては、支持部121とサイドフレーム73とを摩擦力で締結する高力ボルトを使用することが好ましい。この構成によれば、支持部121に形成された取付孔121aとサイドフレーム73に形成された取付孔との上下方向のズレをある程度許容することが可能となり、取付ボルト101を容易に挿通させることができる。フロントフレーム74は、図8に示す平面視で、サイドフレーム73に対してT字状に接合されている。このフロントフレーム74には、図7に示すように、円弧状の切り欠き74aが形成されている。この切り欠き74aからは、ジャッキロッド19bを視認できる。
台座部72は、図8に示すように、T字状のフレーム部71の上面に接合されている。台座部72のサイドの前後には、図6に示すように、吊側架台70をクレーン等で吊るための吊片75が接合されている。前後の吊片75のうち、後方側(ベースプレート110側)の吊片75には、回動軸76が接合されている。回動軸76は、図8に示すように、吊側架台70の左右方向に突出して設けられている。
ベースプレート110には、回動軸76を介して吊側架台70(ジャッキアップ装置19)の上下方向(高さ方向)の位置を位置決めすると共に、支持部121の上方で、吊側架台70(ジャッキアップ装置19)が回動可能に掛止する掛止部130を有する。掛止部130は、図10に示すように、水平部131aと、鉛直部131bと、を有するL字状の掛止片131を有する。水平部131aは、ベースプレート110の表面110aに対する垂直方向(前後方向)に延び、鉛直部131bは、水平部131aの先端から上方に立設している。
なお、図6に示すように、水平部131aの上面は、脚部122の上面よりも下方に位置させてもよい。この構成によれば、吊側架台70(ジャッキアップ装置19)から受ける荷重を、強度部材である張り出し部120(脚部122)に負担させることができる。すなわち、図8に示すように、回動軸76は、一対の脚部122のうち外側の脚部122の上面に載っている。また、回動軸76は、掛止片131よりも外側に延びており、掛止片131の外向き側面には、回動軸76の脱落を防止するサポート132を接合することが好ましい。サポート132には、例えば、コの字状の溝形鋼を使用することができる。
上記構成の吊側架台70が、図6に示すように、取付ボルト101を介して張り出し部120の支持部121に取り付けられると、張り出し部120は、吊側架台70を介してジャッキアップ装置19から荷重を受ける。張り出し部120にジャッキアップ装置19からの荷重が加わると、モーメントが作用し、ベースプレート110に接続された複数のアンカーボルト111に引抜力が作用する。
複数のアンカーボルト111は、図6に示すように、長さの異なる複数のアンカーボルト111(第1のアンカーボルト111A及び第2のアンカーボルト111B)を含む。第1のアンカーボルト111Aは、ベースプレート110の下半分の領域に接合された第1のナット113Aに接続されている。また、第1のアンカーボルト111Aよりも長い第2のアンカーボルト111Bは、ベースプレート110の上半分の領域に接合された第2のナット113Bに接続されている。
図9に示すように、ベースプレート110の裏面110bには、アンカーボルト111及びナット113が上下方向及び左右方向に間隔をあけてマトリクス状に配置されている。第2のアンカーボルト111Bは、第1のアンカーボルト111Aよりも長く、太いため、ベースプレート110の上半分の領域に接合された第2のナット113Bは、ベースプレート110の下半分の領域に接合された第1のナット113Aよりもサイズが大きくなっている。
複数のアンカーボルト111は、上下方向に列を成している。複数のアンカーボルト111は、ベースプレート110の左右方向の端から順に、第1列112a、第2列112b、第3列112c、第2列112b、第1列112aを形成している。第1列112aは、図8に示すように、ベースプレート110の左右方向の両端部に配置されるボルト列である。また、第2列112bは、張り出し部120の背面側に配置されるボルト列である。また、第3列112cは、ベースプレート110の左右方向の中央部に配置されるボルト列である。
第1列112aを形成する複数の第2のアンカーボルト111Bは、図6に示すように、上方に向かうに従って順に長くなるように配設されている。ベースプレート110の上半分の領域には、ジャッキアップ装置19の荷重によるモーメントの作用により、上方に向かうに従って引抜力が大きく作用するため、上方には長い第2のアンカーボルト111Bを配設し、コーン状破壊の有効水平投影面積を稼ぐことが好ましい。逆に、ベースプレート110の下半分の領域には、大きな押込力(圧縮力)が作用するため、短い第1のアンカーボルト111Aを配設すればよい。
第2列112bを形成する複数の第2のアンカーボルト111Bは、図6に示すように、長さは一定であるが、第1列111aを形成する複数の第2のアンカーボルト111Bのいずれよりも長くなっている。これは、図8に示すように、第2列112bが、張り出し部120の背面側に配置され、大きな引抜力が作用するためである。
第3列112cを形成する複数の第2のアンカーボルト111Bは、第1列112aを形成する複数の第2のアンカーボルト111Bと同様に、上方に向かうに従って順に長くなるように配置されているが、第1列112aを形成する複数の第2のアンカーボルト111Bよりは短くなっている。これは、第3列112cが、第2列112bの間に挟まれており、第2列112bが大きな引抜力を負担する結果、ベースプレート110の左右方向の中央部には大きな引抜力が作用しないためである。
図11は、本発明の実施形態におけるベースプレート110を接合した外槽側板3を示す正面図である。
上述したように、本手法の内槽構築工程においては、ジャッキアップ装置19の支持位置(ジャッキポイント)を上方に変更していくために、例えば、9段ある外槽側板3のうち3段目や6段目の外槽側板3には、ベースプレート110を接合する必要がある。このため、3段目及び6段目の外槽側板3には、ベースプレート110を接合した外槽側板3を使用している。
この外槽側板3の側板本体3aには、矩形状の開口部3a1が左右方向に間隔をあけて複数形成されている。そして、これら開口部3a1のそれぞれにベースプレート110が接合されている。なお、開口部3a1とベースプレート110の数は、揚体60を吊り上げるジャッキアップ装置19の設置数と、一枚の外槽側板3のタンク周方向(左右方向)における長さによって適宜変更され得る。
このような本実施形態によれば、側板本体3aに開口部3a1が形成され、その開口部3a1に予めベースプレート110が接合されているため、この外槽側板3を組み上げることで、組み上げ後のベースプレート110の据え付け作業を不要とすることができる。すなわち、本実施形態では、従来手法において必要だった、外槽側板3の組み上げ後、アンカーボルト111を接続するベースプレート110の据え付け作業に要していた時間を削減できるため、工期のさらなる短縮を図ることができる。
また、外槽側板3に接合されたベースプレート110には、図6に示すように、アンカーボルト111が着脱可能に接続されるナット113が接合されている。この構成によれば、例えば、工場で側板本体3aにベースプレート110を接合した後、現場に搬送するまでは、ベースプレート110に接合されたナット113からアンカーボルト111を取り外しておくことができる。このため、外槽側板3の搬送が容易になる。また、現場で外槽側板3を平置き等する際には、大きな枕木を用意する必要がなくなる。
また、本手法の外槽構築工程では、外槽側板3を組み上げつつ、組み上げた外槽側板3を内型枠としてコンクリート5を打設する工程を有しており、複数段組み上げられる外槽側板3のうち、ジャッキアップ装置19を支持する外槽側板3には、図11に示すベースプレート110が接合された外槽側板3を使用する。この外槽側板3は、組み上げる前に、予めアンカーボルト111を接続することが好ましい。この手法によれば、組み上げ後、高所におけるアンカーボルト111の接続作業を無くすことができる。
また、ナット113は、ベースプレート110に複数接合されており、図6に示すように、複数のナット113には、長さの異なる複数のアンカーボルト111が接続される。このように、コンクリート5に異なる長さのアンカーボルト111を埋め込むことで、埋込深さ方向における複数の階層でコーン状破壊の有効水平投影面積を生じさせることができる。したがって、アンカーボルト111の配置範囲を広げることなく有効水平投影面積を稼ぐことができ、コーン状破壊の許容引抜力を上げることができる。
また、本実施形態においては、複数のナット113は、側板本体3aが壁面に沿って配設されるときの、ベースプレート110の上下方向に間隔をあけて接合されており、ベースプレート110の上半分の領域に接合された第2のナット113Bには、ベースプレート110の下半分の領域に接合された第1のナット113Aに接続される第1のアンカーボルト111Aよりも長い第2のアンカーボルト111Bが接続される。ベースプレート110の上半分の領域には、ジャッキアップ装置19の荷重によるモーメントの作用により、大きな引抜力が作用するため、長い第2のアンカーボルト111Bを配置し、有効水平投影面積を稼ぐことが好ましい。
このように、上述の本実施形態によれば、コンクリート5の壁面に沿って配設される外槽側板3であって、開口部3a1が形成された側板本体3aと、側板本体3aの開口部3a1に接合され、コンクリート5に埋設されるアンカーボルト111が接続されるベースプレート110と、を有する、という構成を採用する、という構成を採用することによって、アンカーボルト111を接続するベースプレート110の据え付け作業に要していた時間を削減し、工期のさらなる短縮を図ることができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、ベースプレート110にナット113を介してアンカーボルト111を接続する構成について説明したが、ベースプレート110にアンカーボルト111が直接接合されていてもよい。また、上記実施形態では、アンカーとしてアンカーボルト111を使用していたが、別の種類のアンカーを使用してもよい。
また、例えば、上記実施形態では、外槽側板3に接合されたベースプレート110がジャッキアップ装置19から荷重を受ける構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、ベースプレート110は、吊り足場や、ホイストクレーンなどを支持し、それらから荷重を受ける構成であってもよい。
2 外槽
2a 内壁面(壁面)
3 外槽側板(側板)
3a 側板本体
3a1 開口部
5 コンクリート
9 内槽側板
19 ジャッキアップ装置
19a ジャッキ本体
19b ジャッキロッド
20 座金
30 内槽
50 LNGタンク(タンク)
60 揚体
70 吊側架台(吊架台)
76 回動軸
100 中間ジャッキサポート(ジャッキサポート)
110 ベースプレート
111 アンカーボルト
111A 第1のアンカーボルト
111B 第2のアンカーボルト
113 ナット
120 張り出し部
121 支持部
121a 取付孔
122 脚部
130 掛止部

Claims (6)

  1. 内槽と外槽とを有する二重殻構造のタンクであって、
    前記外槽の側壁を形成するコンクリートの壁面に沿って配設される側板を有し、
    前記側板は、
    開口部が形成された側板本体と、
    前記側板本体の前記開口部に接合され、前記コンクリートに埋設されるアンカーが接続されるベースプレートと、を有する、ことを特徴とするタンク。
  2. 前記ベースプレートに接合され、前記アンカーとしてアンカーボルトが着脱可能に接続されるナットを有する、ことを特徴とする請求項1に記載のタンク。
  3. 前記ナットは、前記ベースプレートに複数接合されており、
    前記複数のナットには、長さの異なる複数のアンカーボルトが接続される、ことを特徴とする請求項2に記載のタンク。
  4. 前記複数のナットは、前記側板本体が前記壁面に沿って配設されるときの、前記ベースプレートの上下方向に間隔をあけて接合されており、
    前記ベースプレートの上半分の領域に接合された前記ナットには、前記ベースプレートの下半分の領域に接合された前記ナットに接続されるアンカーボルトよりも長いアンカーボルトが接続される、ことを特徴とする請求項3に記載のタンク。
  5. 内壁面に複数の外槽側板が配設されてなるコンクリート製の外槽を構築する外槽構築工程と、
    前記外槽にジャッキアップ装置を支持させ、前記ジャッキアップ装置による揚体の上昇と、前記上昇した前記揚体の下側への内槽側板の溶接と、を交互に繰り返して内槽を構築する内槽構築工程と、を有するタンクの構築方法であって、
    前記外槽構築工程では、前記複数の外槽側板のうち、前記ジャッキアップ装置を支持する外槽側板に、請求項1〜4のいずれか一項に記載の側板を使用する、ことを特徴とするタンクの構築方法。
  6. 前記外槽構築工程では、前記外槽側板を組み上げつつ、前記組み上げた外槽側板を内型枠としてコンクリートを打設する工程を有し、
    前記外槽側板として前記側板を組み上げる前に、予め前記側板に前記コンクリートに埋設されるアンカーを接続する、ことを特徴とする請求項5に記載のタンクの構築方法。
JP2017205219A 2017-10-24 2017-10-24 タンク及びタンクの構築方法 Pending JP2019078051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017205219A JP2019078051A (ja) 2017-10-24 2017-10-24 タンク及びタンクの構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017205219A JP2019078051A (ja) 2017-10-24 2017-10-24 タンク及びタンクの構築方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019078051A true JP2019078051A (ja) 2019-05-23

Family

ID=66627468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017205219A Pending JP2019078051A (ja) 2017-10-24 2017-10-24 タンク及びタンクの構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019078051A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020174809A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 株式会社大一商会 遊技機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020174809A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 株式会社大一商会 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2886664C (en) Method for constructing cylindrical tank
JP5732262B2 (ja) 円筒型タンクの構築方法
TWI577866B (zh) 圓筒型槽的建構方法
JP5732527B2 (ja) 円筒型タンクの構築方法
JP6202729B2 (ja) 円筒型タンクの構築方法
WO2014208660A1 (ja) 円筒型タンクの構築方法
JP2019078051A (ja) タンク及びタンクの構築方法
JP6018865B2 (ja) 円筒型タンクの構築方法
JP2018066232A (ja) 埋込金物及びタンクの構築方法
JP7027118B2 (ja) タンク用ジャッキサポート及びタンクの構築方法
JP6971761B2 (ja) タンクの構築方法
JP6749820B2 (ja) 頂部サポート
JP6465488B2 (ja) 円筒型タンクの構築方法
WO2017043622A1 (ja) 円筒型タンクの構築方法
JP6756558B2 (ja) タンクの構築方法
TWI608153B (zh) 圓筒型槽的建構方法
JP2019007151A (ja) 頂部サポート、頂部サポートシステム及びタンクの構築方法
JP2019082106A (ja) 円筒型タンクの構築方法
JP2020084607A (ja) タンクの構築方法
JP2019070295A (ja) タンクの構築方法
JP2018127860A (ja) タンクの構築方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171130