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JP2018127860A - タンクの構築方法 - Google Patents

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JP2018127860A
JP2018127860A JP2017023102A JP2017023102A JP2018127860A JP 2018127860 A JP2018127860 A JP 2018127860A JP 2017023102 A JP2017023102 A JP 2017023102A JP 2017023102 A JP2017023102 A JP 2017023102A JP 2018127860 A JP2018127860 A JP 2018127860A
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laying
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annular plate
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JP2017023102A
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駿也 小松
Shunya Komatsu
駿也 小松
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IHI Corp
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Abstract

【課題】底部ライナー敷設作業と門型架台の設置作業との同時施工を実現して工期のさらなる短縮を図ることができるタンクの構築方法の提供。【解決手段】タンクの構築方法は、外槽2の内側に沿う最外周部1aに、門型架台10が設置可能な大きさの外アニュラプレート61を敷設する第1敷設工程と、第1敷設工程の後、敷設された外アニュラプレート61によって囲まれた中央部1bに底部ライナープレート62を敷設する第2敷設工程と、第2敷設工程の後、敷設された外アニュラプレート61と底部ライナープレート62との中間隙間部1cに、内アニュラプレート63を敷設する第3敷設工程と、を有し、敷設された外アニュラプレート61上に、門型架台10を設置する。【選択図】図5

Description

本発明は、タンクの構築方法に関するものである。
内槽と外槽とを有する二重殻構造のタンクは、LNG(液化天然ガス)やLPG(液化石油ガス)等の低温液体の貯蔵に用いられている。下記特許文献1には、金属製の内槽とコンクリート製の外槽とを有する円筒型タンクの構築方法が開示されている。この円筒型タンクの構築方法は、円筒型タンクの工期の短縮を図るため、金属製の内槽とコンクリート製の外槽とを同時に施工している。
具体的には、基礎版上で外槽の側壁を内槽の側壁に先行して組み上げつつ、組み上げ途中の外槽の側壁にジャッキアップ装置を据え付け、このジャッキアップ装置により内槽を構成する揚体(屋根部、ナックル部、及び内槽側板の少なくとも一つを含む)を上昇させ、その揚体の下側に内槽側板を順々に取り付けることで、金属製の内槽とコンクリート製の外槽との同時施工を実現している。
国際公開第2012/137671号
ところで、上記従来手法においては、ジャッキアップ装置によって上昇した揚体の下側に取り付けられる次の内槽側板を支持するために、門型架台を設置している。この門型架台は、基礎版上に敷設した底部ライナー上に設置しており、このため、上記従来手法では、底部ライナーの敷設作業が、門型架台の設置作業のクリティカルパスとなっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、底部ライナーの敷設作業と門型架台の設置作業との同時施工を実現して工期のさらなる短縮を図ることができるタンクの構築方法の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、基礎版を構築する基礎版構築工程と、前記基礎版上に外槽を構築する外槽構築工程と、前記外槽の内側において、ジャッキアップ装置による揚体の上昇と、前記上昇した前記揚体の下側への内槽側板の溶接と、を交互に繰り返して内槽を構築する内槽構築工程と、を有するタンクの構築方法であって、さらに、前記基礎版上に底部ライナーを敷設する底部ライナー敷設工程と、前記基礎版上に敷設された前記底部ライナー上に、前記揚体または前記溶接前の内槽側板を支持する門型架台を、前記外槽の内側に沿って複数設置する門型架台設置工程と、を有しており、前記底部ライナー敷設工程は、前記外槽の内側に沿う最外周部に、前記門型架台が設置可能な大きさの外アニュラプレートを敷設する第1敷設工程と、前記第1敷設工程の後、敷設された前記外アニュラプレートによって囲まれた中央部に底部ライナープレートを敷設する第2敷設工程と、前記第2敷設工程の後、敷設された前記外アニュラプレートと前記底部ライナープレートとの中間隙間部に、内アニュラプレートを敷設する第3敷設工程と、を有し、前記門型架台設置工程では、敷設された前記外アニュラプレート上に、前記門型架台を設置する、という手法を採用する。
また、本発明においては、前記門型架台設置工程では、前記第1敷設工程の後、少なくとも前記第3敷設工程の前に、敷設された前記外アニュラプレート上に、前記門型架台を設置する、という手法を採用する。
また、本発明においては、前記門型架台設置工程では、前記外槽に形成された前記内槽側板を取り込む工事口と対向する領域に第1の門型架台を設置し、前記工事口と対向しない領域に、タンク径方向における長さが前記第1の門型架台よりも小さい第2の門型架台を設置し、前記外アニュラプレートのタンク径方向における長さは、前記第1の門型架台よりも大きい、という手法を採用する。
また、本発明においては、前記外アニュラプレートは、平面視で扇形である、という手法を採用する。
本発明によれば、基礎版上に底部ライナーを敷設する際に、外槽の内側に沿う最外周部に配置される外アニュラプレートを、底部ライナープレート及び内アニュラプレートに先行して敷設する。この外アニュラプレートは、門型架台が設置可能な大きさを有しているため、底部ライナープレート及び内アニュラプレートの敷設を待つことなく、門型架台の設置が可能となる。門型架台が設置されたら、ジャッキアップ装置による内槽の構築作業に移れるため、工期の短縮を図ることができる。
したがって、本発明では、底部ライナーの敷設作業と門型架台の設置作業との同時施工を実現でき、工期のさらなる短縮を図ることができる。
本発明の実施形態における構築方法の第1工程(基礎版構築工程及び外槽構築工程)を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第2工程(底部ライナー敷設工程の第1敷設工程)を示す説明図である。 本発明の実施形態における基礎版上に敷設された外アニュラプレートを示す平面図である。 本発明の実施形態における構築方法の第3工程(底部ライナー敷設工程の第2敷設工程及び門型架台設置工程)を示す説明図である。 本発明の実施形態における外アニュラプレートと門型架台との大小関係を示す平面拡大図である。 本発明の実施形態における構築方法の第4工程(内槽構築工程)を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第5工程(内槽構築工程)を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第6工程(内槽構築工程)を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第7工程(内槽構築工程)を示す説明図である。 本発明の実施形態における構築方法の第8工程(保冷材配置工程)を示す説明図である。
以下、本発明のタンクの構築方法について図面を参照して説明する。以下の説明では、LNGを貯蔵する地上式のPC(プレストレスコンクリート)二重殻貯槽の構築方法を例示する。なお、以下の図面において、説明の便宜上、いくつかの部分が拡大され又は省略されており、図面に表されている各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態における構築方法の第1工程(基礎版構築工程及び外槽構築工程)を示す説明図である。なお、図1(a)は、全体図であり、図1(b)は、図1(a)に示す領域Aの拡大図である。
先ず、本手法では、図1(a)に示すように、略円板状の基礎版1を構築する(基礎版構築工程)。基礎版1は、コンクリート製であり、その外周縁部には、内槽アンカーストラップ4、コーナーアングル100を埋設する。
次に、本手法では、基礎版1上に外槽2を構築する(外槽構築工程)。外槽2は、図1(a)に示すように、略円板状の基礎版1の周縁部に構築する。外槽2は、コーナーアングル100の上端に外槽側板3(側板)を溶接により組み上げつつ、この外槽側板3を内型枠としてコンクリート5を打設することで構築されるPC(プレストレスコンクリート)壁である。この外槽2の内壁面2aには、複数の外槽側板3が配列される。
図1(b)に示すように、コーナーアングル100は、断面視L字状に形成されている。なお、コーナーアングル100は、必ずしも断面視L字状に形成されている必要はなく、例えば、水平部と垂直部の双方を少なくとも1つ有している形状であればよい。このコーナーアングル100の下部には、その上端に溶接される外槽側板3が傾倒しないように基礎版1に対して引き抜き荷重を作用させる頭付スタッド101が接合されている。また、コーナーアングル100の背面には、外型枠200を設置するためのセパレータコーン102が接合されていてもよい。
外槽側板3は、長方形の板状に形成されている。この外槽側板3のタンク内側を向く表面3aと反対側の裏面3bには、スティフナー110が接合されている。スティフナー110は、コンクリート5に埋設される。また、外槽側板3の裏面3bには、外型枠200を設置するためのセパレータコーン120が接合されている。セパレータコーン120も、コンクリート5に埋設される。
外槽側板3は、スティフナー110として、横スティフナー110Aと、縦スティフナー110Bと、を有する。横スティフナー110Aは、水平方向に延在するようにコンクリート5に埋設され、プレストレスによる外槽側板3のせん断抵抗を上げる。縦スティフナー100Bは、鉛直方向に延在するようにコンクリート5に埋設され、コンクリート5の打設圧による外槽側板3のタンク内側への膨らみを抑制する。
外槽構築工程では、一段目の外槽側板3は、図1(b)に示すように、コーナーアングル100の上端に溶接して組み上げる。次に、組み上げた外槽側板3及びコーナーアングル100を内型枠としてコンクリート5を打設する。外型枠200は、セパレータコーン102,120に接続されたセパレータ201を介して内型枠に連結される。
外槽側板3の組み上げと、コンクリート5の打設は、一定の間隔をあけた並行作業となる。これにより、コンクリート5を打設していない高さの外槽側板3の突出部分Pをある一定範囲に抑えることができる。突出部分Pは外槽側板3単体で風荷重を受ける部分であるため、このように突出部分Pを一定範囲に抑えることで、風荷重による外槽側板3の座屈を防止することができる。
図2は、本発明の実施形態における構築方法の第2工程(底部ライナー敷設工程の第1敷設工程)を示す説明図である。
本手法では、基礎版構築工程の後、上述した外槽構築工程と並行して、図2に示すように、基礎版1上に底部ライナー6を敷設する(底部ライナー敷設工程)。底部ライナー敷設工程では、先ず、外槽2の内側に沿う最外周部1aに、外アニュラプレート61を敷設する(第1敷設工程)。
図3は、本発明の実施形態における基礎版1上に敷設された外アニュラプレート61を示す平面図である。
外アニュラプレート61は、平面視で扇形に形成されている。外アニュラプレート61の外径側には、その外径側の円弧形状に沿って複数の孔部61aが間隔をあけて形成されている。孔部61aには、図2に示す内槽アンカーストラップ4が挿通されると共に、内槽アンカーストラップ4の下端部を収容する図示しないアンカーボックスが係合する。
底部ライナー敷設工程は、先ず、基礎版1の最外周部1aに扇形の外アニュラプレート61を円環状に敷設する(第1敷設工程)。なお、外アニュラプレート61の敷設は、タンク0度(基準)から360度まで順に1つのルートで行ってもよいし、タンク0度から180度まで及びタンク180度から360度までの2つのルートで行ってもよい。
次に、円環状に敷設された外アニュラプレート61によって囲まれた基礎版1の中央部1bに底部ライナープレート62を敷設する(第2敷設工程)。底部ライナープレート62は、複数のライナー材からなり、平面視で多角形状に敷設される。
最後に、円環状に敷設された外アニュラプレート61と多角形状に敷設された底部ライナープレート62との中間隙間部1cに、内アニュラプレート63を敷設する(第3敷設工程)。内アニュラプレート63は、中間隙間部1cを覆う調整用のプレートであり、外アニュラプレート61と底部ライナープレート62とに跨って敷設される。以上により、外槽2より内側の基礎版1の全面に、底部ライナー6を敷設することができる。
図4は、本発明の実施形態における構築方法の第3工程(底部ライナー敷設工程の第2敷設工程及び門型架台設置工程)を示す説明図である。
本手法では、上述した底部ライナー敷設工程の第1敷設工程の後、円環状に敷設された外アニュラプレート61上に、門型架台10を設置する(門型架台設置工程)。門型架台10は、後述する内槽構築工程の際に、内槽を構築する揚体60または揚体60に溶接する前の内槽側板9を支持するものである(後述する図6参照)。
なお、門型架台10の下では、パーライトコンクリートブロックや構造用軽量コンクリートブロック等の保冷構造体12を仮置きし、保冷構造体12によるアニュラー部13(後述する図6参照)の保冷工事を行う。この門型架台10は、外槽2の基端部の内側に沿って複数設置され、内槽側板9が複数組み合わされてなる円筒状の内槽が基礎版1上に最終的に下ろされるべき領域であるアニュラー領域Xを跨ぐように設置される。
図5は、本発明の実施形態における外アニュラプレート61と門型架台10との大小関係を示す平面拡大図である。
外アニュラプレート61は、門型架台10が設置可能な大きさを有する。門型架台設置工程では、外槽2に形成された内槽側板9を取り込む工事口8と対向する領域に第1の門型架台10Aを設置し、工事口8と対向しない領域に、タンク径方向における長さが第1の門型架台10Aよりも小さい第2の門型架台10Bを設置する。
第1の門型架台10Aは、工事口8から内槽側板9を取り込むために、第2の門型架台10Bよりもタンク径方向における長さが大きくなっている。また、外アニュラプレート61のタンク径方向における長さは、この第1の門型架台10Aよりも大きくなっている。第1の門型架台10Aのタンク径方向における長さをL1とし、第2の門型架台10Bのタンク径方向における長さをL2とし、外アニュラプレート61のタンク径方向における長さをL3とすると、L2<L1<L3の関係を有する。
また、第1の門型架台10A及び第2の門型架台10Bは、いずれも外アニュラプレート61に形成された孔部61a(内槽アンカーストラップ4)を跨ぐように設置される(図4参照)。タンク径方向における長さが第2の門型架台10Bよりも大きい第1の門型架台10Aの内径側端部から、外アニュラプレート61の内径側端部までは、少なくとも長さL4が確保されている。長さL4は、内アニュラプレート63を溶接するための作業エリアを確保するものであり、例えば1〜2m程度確保されている。
上述したように、本手法では、基礎版1上に底部ライナー6を敷設する際に、外槽2の内側に沿う最外周部1aに配置される外アニュラプレート61を、底部ライナープレート62及び内アニュラプレート63に先行して敷設する。この外アニュラプレート61は、門型架台10が設置可能な大きさを有しているため、底部ライナープレート62及び内アニュラプレート63の敷設を待つことなく、門型架台10の設置が可能となる。門型架台10が設置されたら、後述する内槽構築工程に移れるため、工期の短縮を図ることができる。
また、本手法では、図4に示すように、外アニュラプレート61の敷設(第1敷設工程)後、少なくとも内アニュラプレート63の敷設(第3敷設工程)前に、門型架台10を設置する。本手法では、門型架台10が設置可能な大きさの外アニュラプレート61を敷設するため、従来手法のように外アニュラプレートと内アニュラプレートとを跨ぐように門型架台を設置する必要がなく、底部ライナー6の敷設作業と門型架台10の設置作業との同時施工を実現できる。なお、外アニュラプレート61の敷設(第1敷設工程)後、底部ライナープレート62の敷設(第2敷設工程)前に、門型架台10を設置してもよい。
また、本手法においては、門型架台設置工程では、図5に示すように、外槽2に形成された内槽側板9を取り込む工事口8と対向する領域に第1の門型架台10Aを設置し、工事口8と対向しない領域に、タンク径方向における長さが第1の門型架台10Aよりも小さい第2の門型架台10Bを設置し、外アニュラプレート61のタンク径方向における長さは、第1の門型架台10Aよりも大きい。このように、長い第1の門型架台10Aに合せて外アニュラプレート61を敷設することで、長さの異なる外アニュラプレート61を使用する必要がなく、施工性が良くなる。
また、本手法においては、外アニュラプレート61は、平面視で扇形であるため、基礎版1の最外周部1aにおいてタンク径方向における長さを確保しつつ、隙間をあけることなく外アニュラプレート61を円環状に敷設することが可能となる。
図6は、本発明の実施形態における構築方法の第4工程(内槽構築工程)を示す説明図である。図7は、本発明の実施形態における構築方法の第5工程(内槽構築工程)を示す説明図である。
次に、本手法では、ジャッキアップ装置19による揚体60の上昇と、上昇した揚体60の下側への内槽側板9の溶接と、を交互に繰り返して内槽を構築する(内槽構築工程)。内槽構築工程は、先ず、図6に示すように、外槽2にジャッキアップ装置19を複数台設置する。
外槽2の中段部には、吊側架台70を設置する。吊側架台70は、外槽2に埋め込んだ不図示のアンカープレートに着脱可能に締結固定する。また、門型架台10上で組んでいたナックルプレート11に、被吊側架台80を設置する。被吊側架台80には、ジャッキアップ装置19のジャッキ本体19aが連結される。また、吊側架台70には、ジャッキ本体19aの作動よりストロークするジャッキロッド19bが連結される。
このようにジャッキアップ装置19を設置したら、ナックルプレート11を吊り上げ、そのジャッキアップによりできた下部空間に、内槽側板9を搬入する。内槽側板9は、所定の溶接位置まで搬送し、隣り合う内槽側板9同士を溶接し、全体で円筒状になるように周方向に繋ぎ合わせる。次に、この内槽側板9の上端部を、ナックルプレート11の下端部に組み付ける。また、ナックルプレート11の上端部は、屋根架台7上で組んでいた内槽屋根14の外周縁部に組み付ける。
次に、図7に示すように、屋根架台7を除去し、ジャッキアップ装置19によって、内槽屋根14、ナックルプレート11及び内槽側板9を含む揚体60を吊り上げる。ジャッキアップ装置19により内槽側板9の上下幅相当分だけ揚体60を上昇させたら、そのジャッキアップにより内槽側板9の下部にできた空間に、次の内槽側板9を搬入する。搬入した内槽側板9をタンク周方向に繋ぎ合わせたら、その上端と、揚体60の下端(内槽側板9)とを溶接する。このように、本手法では、ジャッキアップ装置19による内槽側板9の上昇と、上昇した内槽側板9の下側への次の内槽側板9の溶接と、を交互に繰り返す。
また、この工程中、内槽屋根14上で外槽屋根22を組み立てる。外槽屋根22は、内槽屋根14と不図示の連結材で連結され、内槽屋根14と一体的に組み立てられる。また、外槽2が組み上がったら、その頂部に吊側のジャッキポイントを変更する。このように、吊側のジャッキポイントを盛り替えつつ、ジャッキアップ装置19による内槽側板9の上昇と、上昇した内槽側板9の下側への次の内槽側板9の溶接と、を交互に繰り返し、内槽側板9の最下段を除く第1の構造物9aを組み立てる。
なお、門型架台10の下でアニュラー部13の保冷工事が完了したら、アニュラー部13よりもタンク内側に配置されていた脚部10aをアニュラー部13上に挿げ替える(図7参照)。このような挿げ替えによって、アニュラー部13よりもタンク内側には干渉物がなくなるため、タンク内側の保冷工事を行うことができる。タンク内側の保冷工事では、底部ライナー6上に底部冷熱抵抗緩和材39と泡ガラス40を載置する。そして、その上に不図示のパーライトコンクリートブロックと不図示の内槽底板を順に重ねて敷設する。
図8は、本発明の実施形態における構築方法の第6工程(内槽構築工程)を示す説明図である。
本手法では、内槽側板9の最下段を、第1の構造物9aとは別にアニュラー部13上に組み立てる。門型架台10の解体後、内槽側板9の最下段をアニュラー部13上に載置したら、隣り合う内槽側板9同士を溶接し、全体で円筒状になるように周方向に繋ぎ合わせ、第2の構造物9bを組み立てる。第2の構造物9bを組み立てたら、基礎版1に設置された内槽アンカーストラップ4を取り付ける。また、外槽2の外部には、昇降階段23を設ける。また、外槽2の内側に、ポンプバレル25を搬入する。
図9は、本発明の実施形態における構築方法の第7工程(内槽構築工程)を示す説明図である。
次に、本手法では、図9に示すように、第1の構造物9aをジャッキダウンし、第1の構造物9aの下端部を第2の構造物9bの上端部に降ろし、第1の構造物9aと第2の構造物9bとを溶接し、内槽30を組み立てる。本手法では、ジャッキアップ装置19による内槽30の組み立てから、内槽30の最下段の組み立てを分離し、内槽30の最下段である第2の構造物9bのアニュラー部13上への固定を前倒しで行っている。したがって、本手法では、例えば1カ月程度かかる内槽30のアニュラー部13上への固定がクリティカルパスとならず、従来手法よりも工期の短縮化を図ることができる。
内槽30が完成したら、外槽屋根22は、不図示の連結材による内槽屋根14との連結を解除し、最上段まで組み立てられた外槽2の上端部に据え付ける。また、外槽屋根22に屋根階段24を設ける。また、ポンプバレル25を設置する。
その後、被吊側架台80を取り外してジャッキアップ装置19を撤去する。その後、外槽2の緊張工事を行う。そして、工事口8の閉鎖後、水張りをして耐圧・気密試験を実施する。
図10は、本発明の実施形態における構築方法の第8工程(保冷材配置工程)を示す説明図である。
最後に、図10に示すように、内槽30と外槽2との間の内外槽間15に保冷材44を配置し、また、内槽屋根14と外槽屋根22の間にも保冷材44を配置して保冷工事を行い、その後、塗装工事、配管保冷工事を経てLNGタンク50が構築される。
このように、上述の本実施形態によれば、基礎版1を構築する基礎版構築工程と、基礎版1上に外槽2を構築する外槽構築工程と、外槽2の内側において、ジャッキアップ装置19による揚体60の上昇と、上昇した揚体60の下側への内槽側板9の溶接と、を交互に繰り返して内槽30を構築する内槽構築工程と、を有するLNGタンク50の構築方法であって、さらに、基礎版1上に底部ライナー6を敷設する底部ライナー敷設工程と、基礎版1上に敷設された底部ライナー6上に、揚体60または溶接前の内槽側板9を支持する門型架台10を、外槽2の内側に沿って複数設置する門型架台設置工程と、を有しており、底部ライナー敷設工程は、外槽2の内側に沿う最外周部1aに、門型架台10が設置可能な大きさの外アニュラプレート61を敷設する第1敷設工程と、第1敷設工程の後、敷設された外アニュラプレート61によって囲まれた中央部1bに底部ライナープレート62を敷設する第2敷設工程と、第2敷設工程の後、敷設された外アニュラプレート61と底部ライナープレート62との中間隙間部1cに、内アニュラプレート63を敷設する第3敷設工程と、を有し、門型架台設置工程では、敷設された外アニュラプレート61上に、門型架台10を設置する、という手法を採用することによって、底部ライナー6の敷設作業と門型架台10の設置作業との同時施工を実現でき、工期のさらなる短縮を図ることができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明をLNGタンクに適用した場合を例示したが、その他の低温液体(例えば、LPG等)を貯蔵するタンクにおいても本発明を適用可能である。
1 基礎版
1a 最外周部
1b 中央部
1c 中間隙間部
2 外槽
6 底部ライナー
8 工事口
9 内槽側板
10 門型架台
10A 第1の門型架台
10B 第2の門型架台
19 ジャッキアップ装置
30 内槽
50 LNGタンク(タンク)
60 揚体
61 外アニュラプレート
61a 孔部
62 底部ライナープレート
63 内アニュラプレート

Claims (4)

  1. 基礎版を構築する基礎版構築工程と、前記基礎版上に外槽を構築する外槽構築工程と、前記外槽の内側において、ジャッキアップ装置による揚体の上昇と、前記上昇した前記揚体の下側への内槽側板の溶接と、を交互に繰り返して内槽を構築する内槽構築工程と、を有するタンクの構築方法であって、
    さらに、
    前記基礎版上に底部ライナーを敷設する底部ライナー敷設工程と、
    前記基礎版上に敷設された前記底部ライナー上に、前記揚体または前記溶接前の内槽側板を支持する門型架台を、前記外槽の内側に沿って複数設置する門型架台設置工程と、を有しており、
    前記底部ライナー敷設工程は、
    前記外槽の内側に沿う最外周部に、前記門型架台が設置可能な大きさの外アニュラプレートを敷設する第1敷設工程と、
    前記第1敷設工程の後、敷設された前記外アニュラプレートによって囲まれた中央部に底部ライナープレートを敷設する第2敷設工程と、
    前記第2敷設工程の後、敷設された前記外アニュラプレートと前記底部ライナープレートとの中間隙間部に、内アニュラプレートを敷設する第3敷設工程と、を有し、
    前記門型架台設置工程では、敷設された前記外アニュラプレート上に、前記門型架台を設置する、ことを特徴とするタンクの構築方法。
  2. 前記門型架台設置工程では、前記第1敷設工程の後、少なくとも前記第3敷設工程の前に、敷設された前記外アニュラプレート上に、前記門型架台を設置する、ことを特徴とする請求項1に記載のタンクの構築方法。
  3. 前記門型架台設置工程では、前記外槽に形成された前記内槽側板を取り込む工事口と対向する領域に第1の門型架台を設置し、前記工事口と対向しない領域に、タンク径方向における長さが前記第1の門型架台よりも小さい第2の門型架台を設置し、
    前記外アニュラプレートのタンク径方向における長さは、前記第1の門型架台よりも大きい、ことを特徴とする請求項1または2に記載のタンクの構築方法。
  4. 前記外アニュラプレートは、平面視で扇形である、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のタンクの構築方法。
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