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JP2019070355A - ポンプ装置及び微細化装置 - Google Patents

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JP2019070355A
JP2019070355A JP2017196999A JP2017196999A JP2019070355A JP 2019070355 A JP2019070355 A JP 2019070355A JP 2017196999 A JP2017196999 A JP 2017196999A JP 2017196999 A JP2017196999 A JP 2017196999A JP 2019070355 A JP2019070355 A JP 2019070355A
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和彦 小野寺
Kazuhiko Onodera
和彦 小野寺
恵一 佐野
Keiichi Sano
恵一 佐野
佐々木 良一
Ryoichi Sasaki
良一 佐々木
勇太 宍戸
Yuta Shishido
勇太 宍戸
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Jokoh Co Ltd
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Abstract

【課題】逆止弁に弾性部材を用いず、プランジャポンプの動きに弁体の動きを確実に追従させることができる。
【解決手段】ニードル駆動部は、ニードルが弁座に当接する閉位置とニードルが弁座と当接していない開位置との間でニードルを軸方向に移動させる。制御部は、プランジャを軸方向に移動させるプランジャ駆動モータの回転数に基づいてニードル駆動を制御し、プランジャの往復運動とニードルの往復運動との周期を略一致させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ポンプ装置及び微細化装置に関する。
特許文献1には、逆止弁を介して水系流体及び油系流体を加圧ポンプの吸入口に供給し、加圧ポンプから吐出された高圧流体を複数の高速流に変換し、衝突用通路内にそれぞれ噴射することで微粒化を行う微粒化装置が開示されている。
特許第3149375号
特許文献1に示すような微細化装置では逆止弁としてボール弁を使用しており、ボール弁は球状の弁体を弁座に押圧するためのばねを有する。しかしながら、特許文献1に記載の微粒化装置を用いる場合には、流体の処理量が増加すると、ボールの移動が混合液の流れに追従しなくなり、逆流等の問題が発生するおそれがある。また、特許文献1に記載の微粒化装置を用いて繊維質材料が含まれる流体を処理する場合には、繊維質材料がばねに絡み、ばねの動きを阻害することで、弁体が流体の流れに追従せず、逆流等の問題が発生するおそれがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、逆止弁に弾性部材を用いず、ポンプの動きに弁体の動きを確実に追従させることができるポンプ装置及び微細化装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るポンプ装置は、例えば、軸方向に移動可能に設けられたプランジャを有するプランジャポンプと、前記プランジャポンプの上流側に設けられたニードル弁であって、ニードルと、前記ニードルの先端部が挿入される流路が内部に形成された弁本体と、を有するニードル弁と、前記ニードルが前記流路に形成された弁座に当接する閉位置と、前記ニードルが前記弁座と当接していない開位置との間で、前記ニードルを軸方向に移動させるニードル駆動部と、前記プランジャを軸方向に移動させるプランジャ駆動モータと、前記プランジャ駆動モータの回転数に基づいて前記ニードル駆動部を制御して、前記プランジャの往復運動と前記ニードルの往復運動との周期を略一致させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るポンプ装置によれば、ニードル駆動部は、ニードルが弁座に当接する閉位置とニードルが弁座と当接していない開位置との間でニードルを軸方向に移動させる。制御部は、プランジャを軸方向に移動させるプランジャ駆動モータの回転数に基づいてニードル駆動を制御し、プランジャの往復運動とニードルの往復運動との周期を略一致させる。これにより、逆止弁に弾性部材を用いず、プランジャポンプの動きに弁体(ニードル)の動きを確実に追従させることができる。
ここで、前記ニードル駆動部は、回転電動モータと、ねじ軸及びナットを有する送りねじ機構と、を有し、前記制御部は、前記プランジャ駆動モータの回転数と前記回転電動モータの回転数とが比例するように前記回転電動モータの回転数を制御してもよい。これにより、駆動モータの回転数が早く、プランジャポンプの流量が多い場合においても、プランジャの動きにニードルの動きを確実に追従させることができる。
ここで、前記ニードルの先端部は、クロム及びタングステンを含むコバルト基合金で形成されてもよい。これにより、耐摩耗性に優れたニードルとすることができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る微細化装置は、例えば、試料と液体とをあわせた混合液が貯留される試料タンクと、軸方向に移動可能に設けられたプランジャを有し、前記混合液を加圧するプランジャポンプと、前記プランジャポンプの上流側に設けられ、ニードルと、前記ニードルの先端部が挿入される流路が内部に形成された弁本体と、を有するニードル弁と、前記ニードルが前記流路に形成された弁座に当接する閉位置と、前記ニードルが前記弁座と当接していない開位置との間で、前記ニードルを軸方向に移動させるニードル駆動部と、前記プランジャを軸方向に移動させるプランジャ駆動モータと、前記プランジャ駆動モータの回転数に基づいて前記ニードル駆動部を制御して、前記プランジャの往復運動と前記ニードルの往復運動との周期を略一致させる制御部と、前記プランジャポンプの下流側に設けられ、前記混合液が流入する2つの流入流路と、当該2つの流入流路の下流側に設けられた1つの合流路と、を有する微粒化ユニットと、を備えたことを特徴とする。これにより、逆止弁に弾性部材を用いず、プランジャポンプの動きに弁体(ニードル)の動きを確実に追従させることができる。
ここで、前記ニードル駆動部は、回転電動モータと、ねじ軸及びナットを有する送りねじ機構と、を有し、前記制御部は、前記プランジャ駆動モータの回転数と前記回転電動モータの回転数とが比例するように前記回転電動モータの回転数を制御してもよい。これにより、駆動モータの回転数が早く、プランジャポンプの流量が多い場合においても、プランジャの動きにニードルの動きを確実に追従させることができる。
ここで、前記ニードル弁は、前記プランジャポンプの下流側かつ前記微粒化ユニットの上流側にさらに設けられてもよい。これにより、プランジャポンプから吐出された混合液がプランジャポンプへ逆流することが防止される。
本発明によれば、逆止弁に弾性部材を用いず、ポンプの動きに弁体の動きを確実に追従させることができる。
本発明の一実施形態であるポンプ装置2が設けられた微細化装置10の概略構成を示す図である。 プランジャポンプ4を駆動する駆動部の概略構成を示す図である。 ポンプ装置2の概略構成を示す図である。 逆止弁1A、1Bのニードル11及び弁本体12の概略を示す断面図である。 図4のA部拡大図であり、逆止弁1A、1Bが開いている状態を示す。 図4のA部拡大図であり、逆止弁1A、1Bが閉じている状態を示す。 ポンプ装置2の電気的構成の一例を示すブロック図である。 駆動モータ41の回転数と、プランジャポンプ4の流量との関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明のポンプ装置及び微細化装置は、高圧(例えば300MPa程度)下で用いられるものである。以下の説明では、本発明のポンプ装置を、粉末等の試料を高圧下で衝突させて試料を微細化する微粒化装置に適用した場合を例に説明するが、本発明のポンプ装置は微粒化装置以外にも適用することができる。
図1は、本発明の一実施形態である微細化装置10の概略構成を示す図である。図1における太矢印は、混合液の流れを示す。微細化装置10は、主として、逆止弁1と、試料タンク3と、プランジャポンプ4と、微粒化ユニット5と、熱交換器6と、を有する。逆止弁1及びプランジャポンプ4は、ポンプ装置2を構成する。
逆止弁1は、試料タンク3の下流側かつプランジャポンプ4の上流側に設けられた逆止弁1Aと、プランジャポンプ4の下流側かつ微粒化ユニット5の上流側に設けられた逆止弁1Bと、を有する。逆止弁1A、1Bは、ニードル弁であり、同様の構成を有する。逆止弁1A、1Bについては後に詳述する。
試料タンク3には、試料と液体とを混ぜ合わせた混合液(微粒化すべき流体)が貯留される。プランジャポンプ4は、軸方向に移動可能に設けられたプランジャ45を有する。プランジャ45が図3における左方向に移動すると、プランジャポンプ4内に混合液が供給される。また、プランジャ45が図3における右方向に移動すると、プランジャポンプ4から混合液が吐出される。
試料タンク3に貯留された混合液は、逆止弁1Aを通過してプランジャポンプ4に供給される。このとき、逆止弁1Aは開状態であり、逆止弁1Bは閉状態である。逆止弁1Bは、混合液が微粒化ユニット5からプランジャポンプ4に戻らないように、混合液の逆流を防止する。
混合液は、プランジャポンプ4により加圧され、逆止弁1Bを通過して微粒化ユニット5に供給される。このとき、逆止弁1Aは閉状態であり、逆止弁1Bは開状態である。逆止弁1Aは、混合液がプランジャポンプ4から試料タンク3に戻らないように、混合液の逆流を防止する。
微粒化ユニット5は、主として、プランジャポンプ4により加圧された混合液が流入する2つの流入流路5a、5bと、2つの流入流路5a、5bの下流側に設けられた合流路5cと、を有する。微粒化ユニット5内では、2つの流入流路5a、5bに分かれて流れた混合液が衝突し、試料が微細化される。その後、試料が衝突しながら合流路5c内を流れることで、再度試料の微粒化が行われる。合流路5cを通過した混合液は、排出流路5d、5eを通過して熱交換器6へ排出される。
微粒化ユニット5を通過することで混合液は高温となり、高温となった混合液は、熱交換器6で温度が下げられ、試料タンク3へ戻される。試料タンク3へ戻された混合液は、再度、プランジャポンプ4、微粒化ユニット5、熱交換器6を通過して試料タンク3へ戻される。この工程を繰り返し行なうことで、試料の粒子径がナノレベルとなるように試料が微細化される。
図2は、プランジャポンプ4を駆動する駆動部の概略構成を示す図である。プランジャポンプ4のプランジャ45(図2では図示省略)は、駆動モータ41により駆動される。駆動モータ41の出力軸41aにはプーリ42が設けられ、プーリ42の回転はベルト44を介してプーリ43に伝達される。プーリ43の回転はリンク等の連結部材(図示省略)を介してプランジャ45に伝えられ、プーリ43の回転に伴ってプランジャ45が往復運動する。
このように、駆動モータ41が回転すると、プランジャ45が軸方向に移動する。駆動モータ41の回転数を上げると、プーリ43の回転、すなわちプランジャ45の移動速度及び往復運動の周期が早くなり、プランジャポンプ4の流量が増加する。
図3は、ポンプ装置2の概略構成を示す図である。図3における太矢印は、混合液の流れを示す。
逆止弁1A、1Bは、それぞれ、ニードル11と、弁本体12と、サーボモータ13と、タイミングベルト14と、回転軸15と、ボールねじ16と、を有する。なお、逆止弁1Aと逆止弁1Bとは同一の構成を有するため、図3においては逆止弁1Bの一部構成について図示を省略する。
弁本体12の内部には、混合液の流路が形成される。ニードル11の先端部は、流路に挿入される。ニードル11は、サーボモータ13の回転により軸方向(図3における左右方向、白抜き矢印参照)に往復運動する。サーボモータ13は、電動モータの一種であり、回転角度の正確な制御が可能な回転電動モータである。
サーボモータ13の出力軸13aが回転すると、その回転はタイミングベルト14により回転軸15に伝達される。回転軸15にはボールねじ16が設けられている。ボールねじ16は、ねじ軸16aおよびナット(図示省略)を含む送りねじ機構である。回転軸15が回転すると、ねじ軸16aが回転し、ねじ軸16aが図3の左右方向に平行移動する。ねじ軸16aにはニードル11が設けられており、ねじ軸16aの平行移動に伴ってニードル11が平行移動する。このようにしてサーボモータ13は、ニードル11の先端部11aが弁座12gに当接する閉位置(図6参照)と、ニードル11の先端部11aが弁座12gと当接していない開位置(図5参照)との間でニードル11を移動させる。
なお、本実施の形態では、ニードル11を移動させる駆動源として回転電動モータであるサーボモータ13を用いたが、ニードル11を移動させる駆動源はサーボモータ13に限定されず、様々な種類の電動モータを用いることができる。
図4は、逆止弁1A、1Bのニードル11及び弁本体12の概略を示す断面図である。弁本体12は、金属(例えばステンレス)で形成された略矩形形状の部材である。弁本体12には、流路となる凹部12a、12b、12cが内部に形成される。凹部12aと凹部12bとは略平行であり、凹部12a、12bと凹部12cとは略直交する。
凹部12aは、弁本体12の図4における下側の面に開口し、凹部12bは、弁本体12の図4における上側の面に開口する。凹部12a、12bは、凹部12aの中心軸ax1と、凹部12bの中心軸ax2とが重ならないように形成される。
凹部12aの先端と凹部12bの先端とは、凹部12cにより連結される。凹部12cは、弁本体12の図4における左側の面に開口する。凹部12cは、ニードル11の側面が摺動する略円筒形状の筒状穴12dと、筒状穴12dの先端(凹部12cの奥側)に形成された略円筒形状の筒状穴12eと、を有する。凹部12bは筒状穴12dの側面に開口し、筒状穴12eは凹部12aの側面に開口する。これにより、凹部12a、12b、12cが1つの流路となる。
筒状穴12eの直径は筒状穴12dの直径より小さい。筒状穴12eは筒状穴12dの底面12fに開口し、底面12fと筒状穴12eとにより形成されるエッジが弁座12gとなる。すなわち、弁座12gは流路に形成される。
図5、6は、図4のA部拡大図であり、図5は逆止弁1A、1Bが開いている状態(開状態)を示し、図6は逆止弁1A1A、1Bが閉じている状態(閉状態)を示す。図5における太矢印は、混合液の流れを示す。
図5に示す開状態では、先端部11aが弁座12gに当接していない。したがって、凹部12aから流入した混合液は、凹部12c(ここでは、筒状穴12d、12e)を通って凹部12bに流入し、凹部12bからプランジャポンプ4に向かって流れる。このように、逆止弁1Aが開状態にあるときは、混合液が逆止弁1Aを通過する。
それに対し、図6に示す閉状態では、先端部11aが弁座12gに当接している。したがって、凹部12aから流入した混合液は、筒状穴12eの先で先端部11aに遮られ、凹部12bへ流入することはできない。
先端部11aの先端は略円弧形状であるため、ニードル11が開位置から閉位置に移動するときに先端部11aが弁座12gにぶつかったとしても、先端部11aが破損しない。先端部11aは略円錐形状であり、弁座12gはエッジ形状となっているため、繊維質材料を試料として用いたときに、先端部11aと弁座12gとの当接面であるエッジ部分で繊維質を切断することができる。
また、先端部11aは、耐摩耗性に優れた合金、ここではクロム及びタングステンを含むコバルト基合金で形成される。本実施の形態におけるコバルト基合金は、コバルト(Co)、クロム(Cr)及びタングステン(W)を基材とするCo−Cr−W合金であるステライト(登録商標)である。
図7は、本発明のポンプ装置2の電気的構成の一例を示すブロック図である。ポンプ装置2は、主として、制御部70と、記憶部75と、を有する。制御部70は、CPU等のプログラム制御デバイスであり、記憶部75に格納されたプログラムに従って動作する。記憶部75は、メモリデバイス等であり、制御部70によって実行されるプログラムを保持する。また、記憶部75は、制御部70のワークメモリとしても動作する。
ここで制御部70の動作について説明する。本実施の形態の制御部70は、駆動モータ41を制御する駆動モータ制御部71と、サーボモータ13を制御するサーボモータ制御部72と、を含んで構成される。
駆動モータ制御部71は、駆動モータ41が有するインバータへ信号を出力し、駆動モータ41の回転数を制御する。インバータは電源に接続されており、駆動モータ制御部71は、インバータから駆動モータ41へ供給される周波数を制御する。インバータ及びその制御は既に公知であるため、説明を省略する。
図8は、駆動モータ41の回転数と、プランジャポンプ4の流量との関係を示すグラフである。駆動モータ41へ供給される電源周波数が高くなると、駆動モータ41の回転数が上がる。ニードル11の移動量(ストローク)は決まっているため、駆動モータ41の回転数を上げると、ニードル11の往復運動が早くなり、プランジャポンプ4の流量が増加する。
図7の説明に戻る。駆動モータ41はプログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller、PLC)を有し、PLCはインバータから駆動モータ41へ供給される電源周波数を取得する。また、図示しないセンサはプーリ43の回転方向の位置、すなわちプランジャ45の位置及び移動方向を取得する。制御部70は、モニタされた電源周波数やプランジャ45の位置及び移動方向を取得する。
駆動モータ制御部71は、電源周波数やプランジャ45の位置をモニタリングしながら駆動モータ41へ供給する周波数を制御する。
サーボモータ制御部72は、PLCによりモニタされた電源周波数、すなわち駆動モータ41の回転数に基づいてサーボモータ13を制御する。本実施の形態では、サーボモータ制御部72は、駆動モータ41の回転数とサーボモータ13の回転数とが比例するように、サーボモータ13の回転数を制御する。
また、サーボモータ制御部72は、プランジャ45の移動方向に基づいてサーボモータ13の回転方向を変更する。例えば、サーボモータ13を正方向に回転させると、ニードル11が開位置から閉位置に向かって移動し、サーボモータ13を逆方向に回転させると、ニードル11が閉位置から開位置に向かって移動する。このように、サーボモータ13を正逆回転させることでニードル11が往復運動する。
次に、このように構成されたポンプ装置2及び微細化装置10の作用について、図3を用いて説明する。駆動モータ制御部71は、プランジャポンプ4の流量が所望の値となるように、駆動モータ41の回転数、すなわちプランジャ45の移動速度及びプランジャ45の往復運動の周期を制御する。
サーボモータ制御部72は、プランジャ45が図3右方向に移動するときには、逆止弁1Aが閉状態から開状態になるように逆止弁1Aのサーボモータ13を回転させる。これにより、試料タンク3に貯留された混合液が逆止弁1Aを通ってプランジャポンプ4に供給され、プランジャポンプ4の内部に混合液が吸い込まれる。
それと同時に、サーボモータ制御部72は、逆止弁1Bが開状態から閉状態になるように逆止弁1Bのサーボモータ13を回転させる。これにより、混合液がプランジャポンプ4へ逆流することが防止される。
また、サーボモータ制御部72は、プランジャ45が図3左方向に移動するときには、逆止弁1Aが開状態から閉状態になるようにサーボモータ13を回転させる。これにより、プランジャポンプ4から吐出された混合液が試料タンク3へ逆流することが防止される。
それと同時に、サーボモータ制御部72は、逆止弁1Bが閉状態から開状態になるように逆止弁1Bのサーボモータ13を回転させる。これにより、混合液がプランジャポンプ4から下流側(ここでは、微粒化ユニット5)へ流出する。
このように、サーボモータ制御部72は、プランジャ45の往復運動とニードル11の往復運動との周期が略一致するように、サーボモータ13を正回転及び逆回転させる。プランジャ45の往復運動の周期は駆動モータ41の回転数と比例するため、サーボモータ制御部72は、駆動モータ41の回転数に基づいてサーボモータ13の回転数及び正回転及び逆回転の切り替え周期を制御する。
本実施の形態によれば、逆止弁1A、1Bにニードル弁を用い、サーボモータ13でニードル11を往復運動させることで、逆止弁に弾性部材を用いることなく、逆止弁を確実に開閉することができる。また、逆止弁に弾性部材を用いないため、試料として繊維質材料を用いる場合にも、弾性部材に繊維が絡まることがなく、確実に逆止弁を開閉することができる。
また、本実施の形態によれば、駆動モータ41の回転数に基づいてプランジャ45の往復運動とニードル11の往復運動との周期が略一致するように、サーボモータ13を正回転及び逆回転させため、プランジャ45、すなわちプランジャポンプ4の動きにニードル11の動きを確実に追従させることができる。
特に、本実施の形態によれば、駆動モータ41の回転数が早い(プランジャポンプ4の流量が多い)場合においても、プランジャポンプ4の動きにニードル11の動きを確実に追従させることができる。例えば弾性部材を用いたボール弁を用いる場合には、混合液の流れによってボールが移動することで弁の開閉が行なわれるが、駆動モータ41の回転数が早くなり、プランジャ45の往復移動の周期が早くなると、ボールの移動が混合液の流れに追従しなくなり、混合液が逆流するおそれがある。それに対し、混合液の流れを用いず、サーボモータ13を用いてニードル11を往復運動させて逆止弁1A、1Bを開閉することで、混合液の逆流を防止することができる。
また、本実施の形態によれば、駆動モータ41の回転数とサーボモータ13の回転数とが比例するようにサーボモータ13の回転数を制御するため、流量の増加に伴ってニードル11の移動速度を早くすることができる。つまり、流量が増えた場合にも、プランジャ45の動きにニードル11の動きを確実に追従させることができる。
また、本実施の形態では、サーボモータ13でニードル11を往復運動させるため、弾性部材が不要である。
なお、本実施の形態では、ニードル11を移動させる駆動源として回転電動モータであるサーボモータ13を用いたが、ニードル11を移動させる駆動源は回転電動モータに限定されない。例えば、リニアモータを用いてニードル11を移動させても良い。また例えば、圧縮空気を駆動源として用い、電磁弁により空気の流れる方向を変えることでニードル11を移動させても良い。ただし、エンコーダを用いて細かく回転数や回転方向が制御可能であるため、サーボモータ13を用いることが好ましい。
また、本実施の形態では、ポンプ装置2が逆止弁1A、1Bを有したが、逆止弁1Bは必須ではなく、逆止弁1A及びプランジャポンプ4を本発明のポンプ装置としてもよい。ただし、プランジャポンプ4から吐出された混合液がプランジャポンプ4へ逆流することを防ぐためには、逆止弁1Bを設けることが望ましい。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、本発明において、「略」とは、厳密に同一である場合のみでなく、同一性を失わない程度の誤差や変形を含む概念である。例えば、略平行、略直交とは、厳密に平行、直交の場合には限られない。また、例えば、単に平行、直交等と表現する場合においても、厳密に平行、直交等の場合のみでなく、略平行、略直交等の場合を含むものとする。
1、1A、1B :逆止弁
2 :ポンプ装置
3 :試料タンク
4 :プランジャポンプ
5 :微粒化ユニット
5a、5b :流入流路
5c :合流路
5d、5e :排出流路
6 :熱交換器
10 :微細化装置
11 :ニードル
11a :先端部
12 :弁本体
12a、12b、12c:凹部
12d、12e :筒状穴
12f :底面
12g :弁座
13 :サーボモータ
13a :出力軸
14 :タイミングベルト
15 :回転軸
16 :ボールねじ
16a :ねじ軸
41 :駆動モータ
41a :出力軸
42、43 :プーリ
44 :ベルト
45 :プランジャ
70 :制御部
71 :駆動モータ制御部
72 :サーボモータ制御部
75 :記憶部

Claims (6)

  1. 軸方向に移動可能に設けられたプランジャを有するプランジャポンプと、
    前記プランジャポンプの上流側に設けられたニードル弁であって、ニードルと、前記ニードルの先端部が挿入される流路が内部に形成された弁本体と、を有するニードル弁と、
    前記ニードルが前記流路に形成された弁座に当接する閉位置と、前記ニードルが前記弁座と当接していない開位置との間で、前記ニードルを軸方向に移動させるニードル駆動部と、
    前記プランジャを軸方向に移動させるプランジャ駆動モータと、
    前記プランジャ駆動モータの回転数に基づいて前記ニードル駆動部を制御して、前記プランジャの往復運動と前記ニードルの往復運動との周期を略一致させる制御部と、
    を備えたことを特徴とするポンプ装置。
  2. 前記ニードル駆動部は、回転電動モータと、ねじ軸及びナットを有する送りねじ機構と、を有し、
    前記制御部は、前記プランジャ駆動モータの回転数と前記回転電動モータの回転数とが比例するように前記回転電動モータの回転数を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。
  3. 前記ニードルの先端部は、クロム及びタングステンを含むコバルト基合金で形成された
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のポンプ装置。
  4. 試料と液体とをあわせた混合液が貯留される試料タンクと、
    軸方向に移動可能に設けられたプランジャを有し、前記混合液を加圧するプランジャポンプと、
    前記プランジャポンプの上流側に設けられ、ニードルと、前記ニードルの先端部が挿入される流路が内部に形成された弁本体と、を有するニードル弁と、
    前記ニードルが前記流路に形成された弁座に当接する閉位置と、前記ニードルが前記弁座と当接していない開位置との間で、前記ニードルを軸方向に移動させるニードル駆動部と、
    前記プランジャを軸方向に移動させるプランジャ駆動モータと、
    前記プランジャ駆動モータの回転数に基づいて前記ニードル駆動部を制御して、前記プランジャの往復運動と前記ニードルの往復運動との周期を略一致させる制御部と、
    前記プランジャポンプの下流側に設けられ、前記混合液が流入する2つの流入流路と、当該2つの流入流路の下流側に設けられた1つの合流路と、を有する微粒化ユニットと、
    を備えたことを特徴とする微細化装置。
  5. 前記ニードル駆動部は、回転電動モータと、ねじ軸及びナットを有する送りねじ機構と、を有し、
    前記制御部は、前記プランジャ駆動モータの回転数と前記回転電動モータの回転数とが比例するように前記回転電動モータの回転数を制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の微細化装置。
  6. 前記ニードル弁は、前記プランジャポンプの下流側かつ前記微粒化ユニットの上流側にさらに設けられる
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の微細化装置。
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