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JP2019066222A - 外観検査装置および外観検査方法 - Google Patents

外観検査装置および外観検査方法 Download PDF

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JP2019066222A
JP2019066222A JP2017189500A JP2017189500A JP2019066222A JP 2019066222 A JP2019066222 A JP 2019066222A JP 2017189500 A JP2017189500 A JP 2017189500A JP 2017189500 A JP2017189500 A JP 2017189500A JP 2019066222 A JP2019066222 A JP 2019066222A
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泰剛 中島
Yasutaka Nakajima
泰剛 中島
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Abstract

【課題】欠陥ではない比較的浅いキズを有する表面において、比較的深い欠陥キズの有無を好適に検査する技術を提供する。【解決手段】外観検査装置10は、環状光源30、遮光部40、開口幅変更機構50およびカメラ60を備える。環状光源30は、ステージ20に保持された検査試料9の観察対象面9Sの外周に配されており、観察対象面の外周側から観察対象面9Sに対して全周方向から光を照射する。遮光部40は、環状光源30と観察対象面9Sとの間に配されており、環状光源30からの光を通過させるとともに観察対象面9Sに平行な方向に延びる開口42を有し、かつ、当該開口42以外の領域において環状光源30から観察対象面9Sへ向かう光を遮蔽する。開口幅変更機構50は、開口42の幅を変更する。カメラ60は、観察対象面9Sで反射した光を結像させる結像光学系62を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、検査試料の表面について外観検査する技術に関し、特に、表面に形成された欠陥キズの有無を検査する技術に関する。
金属部品などでは、欠陥キズ(ひっかき傷、打痕などの凹状または凸状のキズ)の有無を検査する外観検査が行われる場合がある(特許文献1)。金属部品などの表面を観察した場合、暗視野観察によって欠陥キズが鮮明化された観察像を取得することができる。
特開2003−083908号公報
しかしながら、たとえば、金属部品には、切削または旋削などの加工処理により、加工面に上記欠陥キズよりも比較的浅い加工キズが形成される場合がある。このような加工面の暗視野観察の観察像では、図9に示すように、欠陥キズを明るくすることで欠陥ではない加工キズ90も明るくなってしまう。このため、観察像において、欠陥キズ92の像が加工キズ90に隠れてしまい、欠陥キズ92の有無を検査することが困難な場合があった。
そこで、本発明は、欠陥ではない比較的浅いキズを有する表面において、比較的深い欠陥キズの有無を好適に検査する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1態様は、検査試料の観察対象面の観察に適用される外観検査装置であって、検査試料を保持する保持部と、前記保持部に保持された前記検査試料における前記観察対象面の外周に配されており、前記観察対象面の外周側から前記観察対象面に対して複数の方向から光を照射する光源と、前記光源と前記観察対象面との間に配されており、前記光源からの光を通過させるとともに前記観察対象面に平行な方向に延びる開口を有し、かつ、前記開口以外の領域において前記光源から前記観察対象面へ向かう光を遮蔽する遮蔽部と、前記開口の幅を変更する開口幅変更機構と、前記観察対象面で反射した光を結像させる結像光学系とを備える。
第2態様は、第1態様の外観検査装置であって、前記観察対象面に垂直な高さ方向に関して、前記開口の下端が、前記観察対象面よりも低い位置に配される。
第3態様は、第1態様または第2態様の外観検査装置であって、前記開口幅変更機構は、開口の上端を、前記観察対象面の高さに接近する方向に移動させることにより、前記開口の幅を変更する。
第4態様は、第1態様から第3態様のいずれか1つの外観検査装置であって、前記結像光学系により結像された画像を撮像する撮像素子をさらに備える。
第5態様は、第1態様から第4態様のいずれか1つの外観検査装置であって、前記光源が、前記観察対象面の外周において線状に延びる線光源を含む。
第6態様は、第5態様の外観検査装置であって、前記光源が、前記観察対象面を取り囲む環状に形成されており、前記遮蔽部が、前記観察対象面を取り囲む環状に延びる開口を形成している。
第7態様は、検査試料の観察対象表面を外観検査する外観検査方法であって、(a)検査試料を保持部で保持する工程と、(b)前記工程(a)にて前記保持部に保持された前記検査試料の前記観察対象面の外周に配された光源により、前記観察対象面の外周側から前記観察対象面に対して複数の方向から光を照射する工程と、(c)前記工程(b)にて、前記光源と前記観察対象面との間において、前記光源からの光を通過させる前記観察対象面に平行な開口を形成するととともに、前記開口以外の領域で前記光源から前記観察対象面へ向かう光を遮蔽する工程と、(d)前記工程(c)にて前記開口を通過した光で照明された前記観察対象面からの光を結像させる工程と、(e)前記工程(d)において、前記開口の幅を変更する工程とを含む。
第1態様の外観検査装置によると、開口の幅を変更することにより、観察対象面の外周側から照射される光の照射立体角を限定することができる。これにより、観察対象面のキズのない部分および、比較的浅いキズでの光の反射を減少させることができる。したがって、観察像において、比較的深い欠陥キズを鮮明化することができる。また、複数の方向から光を照射するため、比較的深い欠陥キズを、その延びる方向の如何を問わず、鮮明化することができる。
第2態様の外観検査装置によると、開口の下端が観察対象面の高さよりも低い位置に合わされるため、観察対象面の平坦な部分および比較的浅い加工キズで反射する光をさらに減少させることができる。これにより、観察像において、比較的深い欠陥キズを鮮明化することができる。
第3態様の外観検査装置によると、開口の上端を観察対象面の高さに接近させることにより、観察対象面に対する光源からの光の入射角を0°に近づけることができる。これにより、観察対象面および観察対象面に形成された比較的浅いキズで反射する光を低減できる。したがって、観察像において、比較的深い欠陥キズを鮮明化することができる。
第4態様の外観検査装置によると、画像を撮像して保存することができる。
第5態様の外観検査装置によると、線光源により、所定幅の領域を均一な光で照明できる。このため、欠陥キズの有無を好適に検査できる。
第6態様の外観検査装置によると、360°の各方向から照明できる。このため、比較的深い欠陥キズを、その延びる方向の如何を問わず、鮮明化することができる。
第7態様の外観検査方法によると、開口の幅を変更することにより、観察対象面の外周側から照射される光の照射範囲が絞られる。これにより、観察対象面のキズのない部分および、比較的浅い加工キズでの光の反射を減少させることができる。したがって、観察像において、比較的深い欠陥キズを鮮明化することができる。また、複数の方向から光を照射するため、比較的深い欠陥キズを、その延びる方向の如何を問わず、鮮明化することができる。
第1実施形態の外観検査装置10を示す概略側面図である。 第1実施形態の外観検査装置10を示す概略平面図である。 観察対象面9Sの断面プロファイルを示す図である。 開口幅W1が異なる2つの状態における観察対象面9Sの観察像I1,I2を示す図である。 深さ推定部703が傾斜面92Sの深さを推定する原理について説明する図である。 第1実施形態の外観検査装置10において実施される検査フローを示す図である。 第2実施形態の外観検査装置10Aを示す図である。 第2実施形態の外観検査装置10Aを示す概略平面図である。 加工キズ90および欠陥キズ92を有する加工面900の観察像を示す図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、この実施形態に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。図面においては、理解容易のため、必要に応じて各部の寸法や数が誇張又は簡略化して図示されている場合がある。
本願において、「一方向に延びる」とは、「一方向に平行に延びる」だけでなく、「一方向に平行な方向とその一方向に垂直な方向との合成方向に延びる」ことも含む。
<1. 第1実施形態>
図1は、第1実施形態の外観検査装置10を示す概略側面図である。図2は、第1実施形態の外観検査装置10を示す概略平面図である。図1においては、環状光源30および遮蔽部40については、断面のみで図示している。また、図2においては、カメラ60を二点鎖線で示している。また、制御部70などの図示を省略している。
外観検査装置10は、検査試料9の観察対象面9Sの外観検査に適用される装置である。検査試料9は、たとえば金属部品であり、具体的には車載用の鍛造部品または鋳造部品である。ただし、検査試料9は、これらの部品に限定されるものではない。
観察対象面9Sは、たとえば切削や旋削などの加工処理によりできた、比較的浅い筋状凹部である加工キズ90(図9参照)を有する検査試料9の表面である。外観検査装置10は、加工キズ90を有する観察対象面9Sにおいて、加工によりできた加工キズ90とは異なる欠陥キズ92(図9参照)を観察するのに適した装置である。
ここでは、検査試料9は、直方体の形状に形成されており、観察対象面9Sは、その直方体の一面である。観察対象面9Sは、加工キズ90および欠陥キズ92といった筋状部を除けば、ほぼ平坦な面である。なお、検査試料9の形態は、直方体に限定されるものではない。
図1および図2に示すように、外観検査装置10は、ステージ20、環状光源30、遮蔽部40、開口幅変更機構50、カメラ60および制御部70を備える。
ステージ20は、検査試料9を保持する保持部の一例である。ここでは、ステージ20は、直方体状に形成されており、その平坦に形成された上面に検査試料9が載置される。ステージ20は、検査試料9の観察対象面9Sが上方に配置されたカメラ60を向く姿勢で検査試料9を保持する。以下、観察対象面9Sに垂直な方向を高さ方向D1とする。また、観察対象面9Sに平行な方向を面内方向D2とする。面内方向D2は、高さ方向D1に直交する水平方向である。
なお、検査試料9を保持する保持部は、ステージ20のような形態に限定されるものではない。たとえば、検査試料9を複数の部材で挟み込むことにより保持する保持部を採用してもよい。この場合、検査試料9が任意の立体的形状を有する場合でも、略平面状の観察対象面9Sが面内方向D2に平行となるように、保持部で保持するとよい。
ステージ20には、昇降機構22が設けられている。昇降機構22は、高さ方向D1にステージ20を移動させる。昇降機構22は、リニアモータ機構またはボールネジ機構などの直動駆動機構により構成されうる。
環状光源30は、ステージ20に保持された検査試料9における観察対象面9Sの外周に配置されている。より詳細には、環状光源30は、観察対象面9Sの外側、すなわち、観察対象面9Sに対してその観察対象面9Sの法線方向に対向しない位置に配されている。環状光源30は、観察対象面9Sを取り囲む環状に形成されている。環状光源30の内側の孔は、観察対象面9Sが通過できる大きさを有しており、ここではステージ20も通過可能な大きさを有している。
環状光源30は、環状に延びる線光源の一種である。環状光源30は、たとえば、環状の線に沿って配列された複数の白色LED(不図示)を含む。環状光源30は、環状光源30の内側に向けて白色光を発する。
遮蔽部40は、環状光源30と観察対象面9Sとの間に配されている。遮蔽部40は、線光源である環状光源30から発せられた光を通過させる開口42を有する。開口42は、観察対象面9Sを取り囲む環状に形成されている。ここでは、遮蔽部40は、一対の遮光部材44,46を有している。一対の遮光部材44,46各々は、観察対象面9Sに平行に延びる環状に形成された板状部材である。一対の遮光部材44,46は、高さ方向D1に均一な幅の隙間をあけて上下に配設されている。すなわち、上側の遮光部材44の下端部440、および、下側の遮光部材46の上端部460が、間に均一な隙間を形成しつつ対向することにより、開口42が形成されている。この隙間により形成される開口42は、面内方向D2に貫通する孔である。ここでは、開口42の高さ方向D1の中心が、環状光源30の高さ方向D1の中心に一致するように、開口形成部40が設けられている。
遮光部材44,46は、開口42を除く領域において、環状光源30から観察対象面9Sに向かう光を遮蔽する。ここでは、遮光部材44,46の高さ方向D1の幅は、環状光源30における発光面(光を発する面)の高さ方向D1の幅よりも大きくなっている。
開口幅変更機構50は、遮蔽部40における開口42の開口幅W1(高さ方向D1の幅)を変更する。開口幅変更機構50は、ここでは、一対の遮光部材44,46の一方もしくは双方を、高さ方向D1に移動させることにより、互いに接近する方向、および、離隔する方向に移動させる。開口幅変更機構50は、ボールネジ機構、リニアモータ機構などの直動駆動系により構成される。
カメラ60は、結像光学系62と撮像素子64とを含む。結像光学系62は、レンズなどで構成されており、観察対象面9Sからの光(散乱光、反射光)を結像させる。撮像素子64は、結像光学系62によって結像された画像を撮像する。結像光学系62を構成するレンズの焦点位置に配されている。撮像素子64は、CCDなどのイメージセンサで構成されている。撮像素子64は、その受光面に入射した光を電気信号に変換することにより、制御部70に送信する。
制御部70のハードウェアとしての構成は、一般的なコンピュータと同様である。すなわち、制御部70は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAM、及び、制御用アプリケーションまたはデータ等を記憶する記憶部を備えている。また、制御部70には、画像を表示する液晶ディスプレイなどからなる表示部72、および、キーボードおよびマウスなどの入力デバイスからなる操作部74などが接続されている。
制御部70は、開口幅変更機構50を制御することにより、開口42の開口幅W1を変更する。開口幅W1の変更は、オペレータによる操作部74を介した所定の操作入力に基づいて行われてもよい。あるいは、制御部70のCPUが、制御用アプリケーションに記録されたアルゴリズムにしたがって、開口幅W1の変更を行ってもよい。
また、制御部70は、カメラ60の撮像素子64に接続されている。制御部70は、撮像素子64が出力した電気信号に基づいて生成した画像を、表示部72に表示する。
図1に示す画像処理部701は、制御部70のCPUが制御用アプリケーションに従って動作することにより実現される機能である。なお、画像処理部701は、専用の電子回路によって構成されていてもよい。画像処理部701は、カメラ60が撮像することにより得られた画像を処理する。たとえば、画像処理部701は、解像度を低下させる処理を行う。
<開口幅W1の変更について>
ここで、開口幅W1を変更する目的について説明する。図3は、観察対象面9Sの断面プロファイル(山谷の高低差)を示す図である。図3において、横軸は観察対象面9Sに平行な面内方向D2の位置を示しており、縦軸は表面の高さを示している。観察対象面9Sには、図9に示すような、所定の加工により形成された加工キズ90と、欠陥キズ92とが存在する。図3に示すように、加工キズ90のプロファイル90Pは加工キズ90が比較的浅い凹部であることを示しており、欠陥キズ92のプロファイル92Pは欠陥キズ92が比較的深い凹部であることを示している。また、加工キズ90の傾斜面の傾斜角はおよそ10°未満であるのに対して、欠陥キズ92の傾斜面の傾斜角は30°〜60°と急である。なお、傾斜面の傾斜角は、観察対象面9Sの加工キズ90及び欠陥キズ92などの凹部を除いた比較的平坦な平面部分に対して、各キズ90,92における凹部の内側面のなす角度をいう。外観検査装置10では、この加工キズ90と欠陥キズ92の深さの違いを利用して、観察像において、より深い筋状凹部である欠陥キズ92を鮮明化させる。
図4は、開口幅W1が異なる2つの状態における観察対象面9Sの観察像I1,I2を示す図である。図4中、観察像I2は、観察像I1よりも開口幅W1が小さい状態のものである。
ここでは、線光源である環状光源30を観察対象面9Sの外周に配置している。環状光源30の発光面が、観察対象面9Sと同じ高さに交差する配置されている。さらに、遮蔽部40が形成する開口42を通過した光が、観察対象面9Sに照射される。この遮蔽部40が形成する開口42を絞ることによって、照射立体角を限定して観察対象面9Sに平行に近い角度で入射することとなる。より詳細には、開口42の上端(上側の遮光部材44の下端部440)を、観察対象面9Sよりも高い位置から観察対象面9Sの高さに近づくにつれて、観察対象面9Sに入射する光の入射角が0°に近づく。
このように、開口幅W1を狭めることにより、上側の遮光部材44の下端部440を観察対象面9Sの高さに近づけると、観察対象面9Sに入射する光の入射角が0°に近づく。すると、観察像においては、観察対象面9Sでの光の反射が減少し、加工キズ90などの比較的浅い筋状凹部も暗くなる。このため、欠陥キズ92などの比較的深い凹部は、観察像において、鮮明化される。
図4に示すように、欠陥キズ92a〜92cは縦方向に延びる筋状凹部となっており、欠陥キズ92d〜92fは横方向に延びる筋状凹部である。このように、本実施形態では、環状光源30を採用することによって、観察対象面9Sに対して2方向以上の角度(360°)の各方向から光を照射できるため、観察対象面9S上のあらゆる方向に延びるキズを観察像において鮮明化できる。
図1に示す深さ推定部703は、制御部70のCPUが制御用アプリケーションに従って動作することにより実現される機能である。なお、深さ推定部703は、専用の電子回路によって構成されていてもよい。深さ推定部703は、画像解析により凹部の深さを算出する。深さ推定部703は、外観検査装置10において、特異的に光らせることが可能な傾斜面の傾斜角度と、そのときの開口幅W1との関係を示す対応情報を利用する。この対応情報は、外観検査装置10において、様々な傾斜角度の傾斜面をもつ凹部が形成された試料を用いて、開口幅W1を変更しながら観察像を観察することにより取得しうる。
図5は、深さ推定部703が傾斜面92Sの深さを推定する原理について説明する図である。たとえば、対応情報において、図5に示すように、傾斜角度が45°±5°である傾斜面92Sを光らせることが可能な開口幅W1が特定されている場合を考える。すると、開口幅W1で光る部分が観察像において3ピクセルである場合、1ピクセルが約75μmであるとすると、図5に示す傾斜面92Sの推定幅が225μmとなる。したがって、深さ推定部703は、この推定幅に傾斜角度(45°±5°)の正接値(tan(45°±5°))を掛けることにより、傾斜面92Sの深さ(168.8μm〜268.2μm)を算出する。このように算出された値は、表示部72などに表示されるとよい。
<検査フロー>
図6は、第1実施形態の外観検査装置10において実施される検査フローを示す図である。図6に示す各工程は、特に断らない限り、制御部70の制御下で行われるものとする。
まず、ステージ20上に検査試料9が搬入され、ステージ20が検査試料9を保持する(ステップS11)。ステージ20上への検査試料9の搬入は、オペレータが手作業で行ってもよいし、図示しない搬送装置が行ってもよい。ステージ20は、観察対象面9Sを上方へ向けた姿勢で検査試料9を保持する。
続いて、ステージ20の高さ変更が行われる(ステップS12)。詳細には、制御部70が昇降機構22を制御することにより、ステージ20を昇降させる。具体的には、検査試料9の観察対象面9Sを遮蔽部40における開口42の下端(下側の遮光部材44の上端)と、開口42の上端(上側の遮光部材44の下端)の間の高さ位置に配される。
また、制御部70が演算により観察対象面9Sの配置されるべき位置を求め、その位置に合わせてステージ20を移動させてもよい。たとえば、制御部70に対して検査試料9の厚みを与えると、制御部70が、その厚みから逆算してステージ20の配されるべき高さ位置を割り出してもよい。
また、観察対象面9Sが、上記テレセントリックレンズ52の焦点位置に移動したことを位置検出センサーで検出するとよい。位置検出センサーは、非接触式センサー(光学式センサーなど)または接触式センサーなどで構成されうる。
続いて、制御部70が環状光源30を制御して、光照射を開始する(ステップS13)。これにより、開口42を通過した環状光源30からの光が、観察対象面9Sに対して側方から入射する。
続いて、制御部70が、開口幅変更機構50を制御して、開口42の開口幅W1を変更する(ステップS14)。制御部70は、最初に開口幅W1を変更する場合、開口幅W1を既定の初期値に変更する。この初期値は任意に設定されうる値であるが、ここでは、後述するように、欠陥キズ92を検出するために開口幅W1が所定のピッチで小さく変更される。このため、初期値は、十分に大きい値であることが望ましい。
続いて、制御部70が、カメラ60よって撮像されて得られた画像を、表示部72に表示する(ステップS15)。当該画像は、適宜記憶部に保存される。
続いて、制御部70が、開口幅W1の変更の要否を判定する(ステップS16)。詳細には、制御部70が、カメラ60によって取得された画像に基づいて判定を行う。たとえば、図4に示すように、開口幅W1が比較的大きい場合の観察像I1では、開口幅W1を比較的小さくした場合よりも観察像I2よりも明るい部分が多い。そこで、制御部70が、観察像全体の明るさを、適切に設定された閾値と比較するとよい。たとえば、観察像全体の明るさが所定の閾値よりも大きい場合、加工キズ90が十分に消えていないと考えられるため、制御部70は開口幅W1の変更が必要と判定する(ステップS16においてYES)。また、制御部70が、観察像において、所定の輝度値を超える明るさの画素の数を、適宜に設定された閾値と比較してもよい。この場合、所定の輝度値を超える画素の数が、既定の閾値を超える場合、加工キズ90が十分に消えていないと考えられるため、制御部70は開口幅W1の変更が必要と判定するとよい。
制御部70が開口寸法W1の変更が必要と判定すると(ステップS16においてYES)、制御部制御部70は、ステップS14に戻って、開口幅W1を変更する。ここでは、制御部70は、開口幅変更機構50を制御して、開口幅W1を既定の大きさ分だけ変更する。そして、制御部70は、ステップS15およびステップS16を再度実行する。
ステップS16において、開口幅W1の変更が不要と判定された場合(ステップS16においてNO)、制御部70は、環状光源30をオフにして、光の照射を停止させる(S17)。これにより、検査試料9における観察対象面9Sについての検査が終了する。
以上のように、外観検査装置10によると、開口42の開口幅W1を変更することにより、観察対象面9Sの外周側から照射される光の照射範囲が絞られる。これにより、観察対象面のキズのない部分および、比較的浅い加工キズでの光の反射を減少させることができる。したがって、観察像において、比較的深い欠陥キズを鮮明化することができる。
また、開口42の下端(下側の遮光部材44の上端部460)が観察対象面9Sの高さよりも低い位置に合わされるため、観察対象面9Sの平坦な部分および比較的浅い加工キズ90で反射する光をさらに減少させることができる。これにより、観察像において、比較的深い欠陥キズ92をさらに鮮明化することができる。
また、開口42の上端(上側の遮光部材44の下端部440)を、観察対象面9Sの高さに接近させていくことにより、開口42を通過する光の観察対象面9Sに対する入射角度を0°に近づけることができる。これにより、観察対象面9Sにおいて、比較的浅い加工キズ90での光の反射が起きにくくなるため、加工キズ90を目立たなくすることができる。したがって、比較的深い欠陥キズ92を相対的に鮮明化することができる。
なお、ステップS16における開口幅W1の変更要否の判定は、オペレータの判断に基づいて行われてもよい。たとえば、オペレータが表示部72に表示された画像を確認して、加工キズ90が十分に消えていないと判断した場合、オペレータが操作部74を介して開口幅W1を変更する入力を行う。また、制御部70が、この操作入力に基づき、開口寸法W1の変更が必要であると判定するとよい(ステップS16においてYES)。そして、制御部制御部70は、ステップS14に戻って、開口42の開口幅W1を変更するとよい。
また、開口42の開口幅W1が手動で変更可能な場合、ステップS14においてオペレータが手動で開口幅W1を変更してもよい。
<2. 第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。なお、以降の説明において、既に説明した要素と同様の機能を有する要素については、同じ符号又はアルファベット文字を追加した符号を付して、詳細な説明を省略する場合がある。
図7は、第2実施形態の外観検査装置10Aを示す概略側面図である。図8は、第2実施形態の外観検査装置10Aを示す概略平面図である。図8においては、カメラ60を二点鎖線で示している。また、制御部70などの図示を省略している。
外観検査装置10Aは、環状光源30および遮蔽部40の代わりに、線光源30Aおよび遮蔽部40Aを備える点で外観検査装置10とは相違する。
線光源30Aは、2つの第1および第2線光源部300,302を含む。第1および第2線光源部300,302は、観察対象面9Sに平行な方向であって、互いに交差する(ここでは直交する)第1方向および第2方向に延びている。
第1および第2線光源部300,302は、第1方向または第2方向に沿って配列された複数のLEDを備えている。また、第1および第2線光源部300,302は、観察対象面9Sの外周に配置されている。ここでは、第1および第2線光源部300,302は、同じ高さに配置されている。
遮蔽部40Aは、第1遮蔽部400および第2遮蔽部402を含む。第1遮蔽部400は、第1線光源部300と観察対象面9Sとの間に配されており、第1線光源部300と平行に延びる。第2遮蔽部402は、第2線光源部302と観察対象面9Sとの間に配されており、第2線光源部302と平行に延びる。第1および第2遮蔽部400,402は、それぞれ、一対の遮光部材44A,46Aを含む。一対の遮光部材44A,46Aは、板状に形成された部材である。一対の遮光部材44A,46Aは、高さ方向D1に均一な隙間をあけて上下に配設されている。すなわち、上側の遮光部材44Aの下端部440A、および、下側の遮光部材46Aの上端部460Aが、間に均一に隙間をあけつつ対向することにより、開口42Aが形成されている。第1および第2遮蔽部400,402の開口42A,42A各々は、面内方向D2に貫通する孔であり、第1および第2線光源部300,302からの光を通過させる。
外観検査装置10Aにおいても、開口幅変更機構50が、第1および第2遮蔽部400,402それぞれの開口42A,42Aの開口幅W1を変更する。たとえば、開口幅変更機構50は、開口42Aの上端(上側の遮光部材44Aの下端部440A)を、高さ方向D1に移動させる。これにより、開口42Aの上端の高さを、ステージ20に保持された検査試料9の観察対象面9Sの高さに接近させることができる。これにより、観察対象面9Sに対する光の入射角を0°に近づけることができる。
このように、光の入射角を0°に近づけることにより、観察対象面9Sにおいて、欠陥でない比較的浅い加工キズ90での光の反射が減少させることができる。これにより、カメラ60により取得される観察像において、加工キズ90の像を目立たなくでき、比較的深い欠陥キズ92を鮮明化できる。このため、欠陥キズ92の有無の検査を好適に行うことができる。
また、本実施形態では、第1および第2線光源部300,302が、観察対象面9Sを2方向から照明する。このため、観察対象面9Sにおいて、欠陥キズ92を、その延びる方向の如何を問わず、鮮明化することができる。たとえば、第2線光源部302と平行に延びる欠陥キズ92については、第1線光源部300からの光では鮮明化が困難であるが、第2線光源部302からの光によって、この欠陥キズ92を鮮明化することが可能である。
なお、開口幅W1を変更する操作によっても、比較的浅い加工キズ90を十分に消失させることが困難な場合には、画像処理部701が、観察像の解像度を低下させる処理を実施するようにしてもよい。観察像の解像度を低下させることにより、加工キズ90の輪郭をぼかすことができるため、相対的に欠陥キズ92が強調された画像を取得できる。なお、一般的に解像度を低下させると、欠陥キズ92も輪郭がぼけるおそれがある。しかしながら、予め、開口幅W1調節によって欠陥キズ92を鮮明化させた画像を得ることができるため、解像度を低下させても欠陥キズ92の有無の検査を好適に実施可能な画像を取得できる。
また、カメラ60に倍率(横倍率)を変更する機構を設けてもよい。具体的には、結像光学系62のレンズを光軸方向に移動させる移動機構を設けるとよい。この場合、倍率を低下させることによっても、観察像における加工キズ90の輪郭をぼかすことができる。このため、相対的に欠陥キズ92が強調された画像を取得できる。
<3. 変形例>
以上、実施形態について説明してきたが、本発明は上記のようなものに限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、環状光源30または線光源30Aのように、線状に延びる光源が採用されている。しかしながら、光源は線状に延びていることは必須ではない。たとえば、点状の光源を採用することができる。
この発明は詳細に説明されたが、上記の説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。上記各実施形態及び各変形例で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせたり、省略したりすることができる。
9 検査試料
9S 観察対象面
10,10A 外観検査装置
20 ステージ(保持部)
30 環状光源
30A 線光源
300 第1線光源部
302 第2線光源部
40,40A 遮蔽部
400 第1遮蔽部
402 第2遮蔽部
42,42A 開口
44,44A 遮光部材
440,440A 下端部(開口の上端)
46,46A 遮光部材
460,460A 上端部(開口の下端)
50 開口幅変更機構
60 カメラ
62 結像光学系
64 撮像素子
70 制御部
72 表示部
90 加工キズ
92 欠陥キズ
D1 高さ方向
D2 面内方向
I1,I2 観察像
W1 開口幅

Claims (7)

  1. 検査試料の観察対象面の外観検査に適用される外観検査装置であって、
    検査試料を保持する保持部と、
    前記保持部に保持された前記検査試料における前記観察対象面の外周に配されており、前記観察対象面の外周側から前記観察対象面に対して複数の方向から光を照射する光源と、
    前記光源と前記観察対象面との間に配されており、前記光源からの光を通過させるとともに前記観察対象面に平行な方向に延びる開口を有し、かつ、前記開口以外の領域において前記光源から前記観察対象面へ向かう光を遮蔽する遮蔽部と、
    前記開口の幅を変更する開口幅変更機構と、
    前記観察対象面で反射した光を結像させる結像光学系と、
    を備える、外観検査装置。
  2. 請求項1の外観検査装置であって、
    前記観察対象面に垂直な高さ方向に関して、前記開口の下端が、前記観察対象面よりも低い位置に配される、外観検査装置。
  3. 請求項1または請求項2の外観検査装置であって、
    前記開口幅変更機構は、開口の上端を、前記観察対象面の高さに接近する方向に移動させることにより、前記開口の幅を変更する、外観検査装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項の外観検査装置であって、
    前記結像光学系により結像された画像を撮像する撮像素子、
    をさらに備える、外観検査装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項の外観検査装置であって、
    前記光源が、前記観察対象面の外周において延びる線状に形成されている、外観検査装置。
  6. 請求項5の外観検査装置であって、
    前記光源が、前記観察対象面を取り囲む環状に形成されており、
    前記遮蔽部が、前記観察対象面を取り囲む環状に延びる開口を形成している、外観検査装置。
  7. 検査試料の観察対象表面を外観検査する外観検査方法であって、
    (a)検査試料を保持部で保持する工程と、
    (b)前記工程(a)により前記保持部に保持された前記検査試料の前記観察対象面の外周に配された光源により、前記観察対象面の外周側から前記観察対象面に対して複数の方向から光を照射する工程と、
    (c)前記工程(b)にて、前記光源と前記観察対象面との間において、前記光源からの光を通過させる前記観察対象面に平行な開口を形成するととともに、前記開口以外の領域で前記光源から前記観察対象面へ向かう光を遮蔽する工程と、
    (d)前記工程(c)にて前記開口を通過した光で照明された前記観察対象面からの光を結像させる工程と、
    (e)前記工程(d)において、前記開口の幅を変更する工程と、
    を含む、外観検査方法。
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