[go: up one dir, main page]

JP2019041428A - 電源装置およびその初充電制御方法 - Google Patents

電源装置およびその初充電制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019041428A
JP2019041428A JP2015241885A JP2015241885A JP2019041428A JP 2019041428 A JP2019041428 A JP 2019041428A JP 2015241885 A JP2015241885 A JP 2015241885A JP 2015241885 A JP2015241885 A JP 2015241885A JP 2019041428 A JP2019041428 A JP 2019041428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
transformer
supply device
circuit
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015241885A
Other languages
English (en)
Inventor
泰明 乗松
Yasuaki Norimatsu
泰明 乗松
叶田 玲彦
Tamahiko Kanouda
玲彦 叶田
馬淵 雄一
Yuichi Mabuchi
雄一 馬淵
尊衛 嶋田
Takae Shimada
尊衛 嶋田
充弘 門田
Michihiro Kadota
充弘 門田
祐樹 河口
Yuki Kawaguchi
祐樹 河口
瑞紀 中原
Mizuki NAKAHARA
瑞紀 中原
輝 米川
Teru Yonekawa
輝 米川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2015241885A priority Critical patent/JP2019041428A/ja
Priority to PCT/JP2016/076158 priority patent/WO2017098763A1/ja
Publication of JP2019041428A publication Critical patent/JP2019041428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of DC power input into DC power output
    • H02M3/22Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC
    • H02M3/24Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters
    • H02M3/28Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate AC

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】系統連系用のトランスの小型・軽量化が求められている。トランスにSSTを適用することで小型・軽量化を実現できるが、主回路用トランスの小型・軽量化に加えて制御回路用の電源にも同様に小型・軽量化が求められる。系統を入力として接続する際に必要となる初充電回路の小型・軽量化が必要であり、使用する素子の小型化、低耐圧化が必要である。【解決手段】主回路に系統電圧との絶縁に対応したLLCトランスを有するLLCコンバータを適用し、前記LLCトランスの2次側に初充電用トランスを接続する構成とする。初充電用トランスは数十V程度で駆動し、制御回路に低圧の半導体素子を使用する電力変換装置用初充電回路を提案する。【選択図】図1

Description

本発明は、直流電力と交流電力を対象とした電力変換を行う電源装置およびその初充電制御方法に関するものである。
電力系統には多くの絶縁トランスが採用されているが、電力系統の周波数と同じ数十Hz(日本の場合、50/60Hz)の低周波で駆動されているため、小型・軽量化が難しいという課題があった。
これに対し、近年、高圧・大電力用途への適用が検討されているSST(ソリッドステートトランス:以下単にSSTと称する。)の技術を採用することで、小型・軽量化に貢献できることが期待されている。SSTは、高周波トランスと、電力変換回路で構成されており、その出力もしくは入力は従来と同じ周波数の交流電力である。SST内では、電力変換回路(DC/DCコンバータやインバータ)により高周波を生成して高周波トランスを駆動することで、入力または出力を従来と同じ周波数の交流電力系統に接続しており、これにより従来の絶縁トランスを代替するものである。この構成によれば、高周波トランスを数十〜数百kHzの高周波駆動することによって、従来型絶縁トランス単体と比較して大幅な小型・軽量化を実現できる。
例えば電力系統向けの電力変換器の新たな用途として、太陽光発電や風力発電といった自然エネルギー導入の世界的な拡大に伴い、自然エネルギーの電力を制御して電力系統へ出力する高性能な電力変換器であるPCS(パワーコンディショニングシステム:以下単にPCSと称する。)が求められている。PCSは、電力系統に接続されて使用されるために、その出力側には高圧絶縁トランスを使用しており、電力系統の周波数と同じ数十Hzの低周波で駆動せざるを得ないために設備が大型化するという課題を有している。
また電力系統連系向け以外にも、例えば高圧のモータやポンプ向け、鉄道向け等の高圧電力を使用する電力変換器の場合にも、入力側に高圧絶縁トランスを使用しているものがある。出力側同様に入力側の場合であっても、高圧絶縁トランスは電力系統からの受電により電力系統の周波数と同じ数十Hzの低周波で駆動されているため設備が大型化するという同様の課題を抱えている。
SST思想の採用により、これらの電力用途への適用拡大において、小型化装置での実現を可能としている。係るSST思想の採用による電源装置においても、通常の電源装置と同様に交流入力に接続される場合に電源装置に流れる突入電流を軽減する必要があり、通常は特許文献1に例示されるような充電電流抑制用の回路を入力側に設置する必要がある。
特開平5−48479号公報
高圧系統から降圧する電力変換器の小型・軽量化の実現に向けてSSTを適用するには、系統側と低圧側の間で絶縁が必要であるため高周波トランスにて絶縁を確保するが、最初に系統と接続する際に系統側SSTのコンデンサへの充電電流を抑制する初充電抑制回路が必要となる。例えば6.6kV系統に接続する場合は、メインのトランスに加えて、初充電抵抗と初充電リレーも必要となる。初充電に必要な機器も6.6kVに対応する必要があるため、電力変換器を用いった電源送致が大型化するという問題がある。
以上のことから本発明においては、突入電流を抑制する機能も含めて小型化が可能な電源装置およびその初充電制御方法を提供することを目的とする。
以上のような課題に対して本発明では、スイッチを介して電源に接続され、第1のコンデンサからの直流入力を高周波に変換して与える第1のインバータ部と、第1のインバータ部の出力側に接続されたトランスと、トランスの出力を整流する整流器部と、整流器部の出力側に設けられた第2のコンデンサで構成された主回路を含んで構成された電源装置であって、電源装置は、直流電圧を与える低圧DC電源と、低圧DC電源の出力を高周波に変換して与える初充電用インバータ部と、初充電用インバータ部の出力側に接続され、その出力側を前記トランスの2次側に接続する初充電用トランスで構成された初充電回路を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、系統との絶縁性を確保し、小型の初充電制御回路とすることができる。さらに本発明の実施例によれば、初充電トランスに入力される周波数の高周波化により初充電トランス体積を低減する。また、初充電トランスを駆動する素子には低圧の素子を使用可能となる。結果、初充電回路全体の小型・軽量化が可能となるため、高圧向けの電力変換器の小型・軽量化を実現できる。
実施例1に係る電源装置の構成を示す図。 図1の電源装置の構成における通常の出力パワーフローを示す図。 LLC共振周波数が駆動周波数と等しい時の電圧、電流波形を示す図。 LLC共振周波数>駆動周波数のときの電圧、電流波形を示す図。 LLC共振周波数<駆動周波数のときの電圧、電流波形を示す図。 図1の電源装置の構成における充電制御時のパワーフローを示す図。 初充電制御における周波数の違いを示す図。 実施例2に係る電源装置の構成を示す図。 実施例3に係る電源装置の構成を示す図。 実施例4に係る電源装置の構成を示す図。 実施例5に係る電源装置の構成を示す図。
以下、本発明に係る電源装置およびその初充電制御方法の実施例について、図を用いて説明する。
図1に実施例1に係る電源装置の構成を示す。実施例に係る電源装置は、入力が交流系統に接続され、出力に低圧の直流を接続した構成である。なお出力の低圧直流は、その後段で更に交流に変換されて出力されるものであってもよい。
図1の電源装置では、主回路10をフルブリッジ型のLLC共振コンバータを用いて構成している。フルブリッジ型のLLC共振コンバータを用いた主回路10は、その入力端子TiにスイッチCBと電流抑制用コイルL1を介して交流系統に接続し、主回路10の出力端子Toに直流出力を与える。
フルブリッジ型のLLC共振コンバータを用いた主回路10は、入力側から第1の整流器部R1と平滑用のコンデンサC1と、第1のインバータ部In1と、LLCトランス3と、第2の整流器部R2と、平滑用のコンデンサC2とで構成されている。ここでLLCトランス3とは、トランス1次巻線側を第1のリアクトル31、一次巻線としての第2のリアクトル32、コンデンサ33を直列配置することから、LLCのように呼称された絶縁変圧器である。
係る主回路10の構成において、第1のインバータ部In1は、単相のフルブリッジ構成とされ、その半導体素子H1、H2、H3、H4をMOS−FETで構成した例を示している。
この主回路10の構成によれば、第1の整流器部R1で交流系統の電力を直流に変換し、第1のインバータ部In1において、直流を高周波数の交流に変換し、LLCトランス3において任意の電圧に調整し、その後第2の整流器部R2において直流に変換した後出力端子Toに出力する。
このよう実施例1では、半導体素子Q1、Q2、Q3、Q4で構成された第1の整流器部R1(単相コンバータ)の後段にフルブリッジ型のLLC共振コンバータの回路構成を適用し、その後第2の整流器部R2によるフルブリッジダイオード整流後の直流出力を出力する構成である。実施例1では第1の整流器部R1として単相コンバータを想定しているが、三相コンバータに適用してもよい。また、出力は直流であるが、後段にインバータ(第2のインバータ部In2)を加えて交流出力としてもよい。
本発明の電源装置では、主回路10のLLCトランス3の二次巻線側に初充電回路20を接続したものである。初充電回路20は、低圧直流電源21と初充電用インバータ部22と初充電トランス23により構成されており、低圧直流電源21の直流電圧を初充電用インバータ部22で交流電圧に変換し、初充電トランス23を介して平滑用のコンデンサC1、C2を充電している。コンデンサC1、C2の充電は、スイッチCBの投入前の時点から実施されており、電源装置稼働後にも接続状態を保持していてもよい。この結果、スイッチCBの投入により電源装置に流れる突入電流は、平滑用のコンデンサC1、C2が充電されていることから、差電圧に相当する分のみが流れるために突入電流が抑制されている。
また本発明の電源装置では、第2の整流器部R2の後段に第2のインバータ部In2を備え、直流を交流に変換した後、出力端子Toに交流出力する場合には、第2のインバータ部を構成する半導体素子Q5、Q6、Q7、Q8のゲート電力およびゲート信号を生成する制御回路の電力を供給する電源回路13を主回路10のLLCトランス3の二次巻線側に接続するのがよい。
図1のゲート用電源13において、電源回路17は、LLCトランス3の二次巻線34から制御回路用電源トランス4を介して電力を得ている。制御回路用電源トランス4は、図示の例では一次巻線41と一次巻線41に電磁結合された二次巻線42で構成されている。二次巻線42は、単相ブリッジ整流回路16を介して、電源回路17に対する直流電源を供給している。電源回路17の直流電力は、第2のインバータ部In2の半導体素子Q5、Q6、Q7、Q8のゲートに与えるゲート電力、あるいは制御回路用電力として利用される。
また単相ブリッジ整流回路16の出力側には分圧抵抗R1、R2が直列接続され、接続点電位を主回路の直流電圧Vdcの検出信号として利用している。
この構成によれば、LLCトランス3は高周波数で作動することから、装置構成の小型化が可能である。また制御回路用電源トランス4も高周波数で作動することから、小型化が可能である。さらに主回路直流電圧Vdc検出用の分圧回路も、主回路に設置する場合に比べて低電位でありかつ絶縁がされていることから回路の小型化が図られている。
なおこの図において、電源回路17は第2のインバータ部In2を構成するMOS−FETの半導体素子Q5、Q6、Q7、Q8のゲート電力およびゲート制御回路用電源を供給しているものであり、第1のインバータ部In1に対する電源回路を示したものではない。第1のインバータ部In1に対する電源回路は、別途設置されているがここには記述していない。この理由は、第1のインバータ部In1側については、絶縁すべき電圧レベル(通常は交流100ボルト程度)が低く、電源回路17に対して施すような高度の絶縁対策を必要としない、従って既存技術のもので対応が可能であるということによる。
図1の構成において、フルブリッジ型のLLC共振コンバータが与える直流電圧Vd2は1000V以下の直流電圧であるため、高周波駆動に適したMOS FETを適用することを想定している。スイッチング周波数は数十kHzから数百kHzを想定している。使用するMOS FETには高耐圧・高周波スイッチングに適したSiC MOS FETを適用しても構わないし、その他同様の機能を有するものであればよい。LLC共振コンバータの2次側はダイオードによる平滑を想定している。Siのダイオードの他に、導通損失を低減させるためにSi型のショットキーバリアダイオードやSiC ショットキーバリアダイオードを適用しても構わないし、SiC MOS FETを同期させて使用することで損失低減させてもよいし、その他同様の機能を有するものであればよい。
またLLCトランス3は、系統電圧との絶縁機能を有し、LLC共振とするために高周波トランスの励磁インダクタンスLm(第2のリアクトル32)に共振対応させたリーケージインダクタンスLr(第1のリアクトル31)と共振コンデンサCr(コンデンサ33)と接続される構成である。リーケージインダクタンスLrは高周波トランス内の漏れ磁束の定数の調整が可能となる構造として高周波トランス内で一体化した構成を想定しているがそれに限るものではない。共振コンデンサCrはフィルムコンデンサやセラミックコンデンサを使用することを想定しているが、同様の機能を有するものであればよい。
図2に図1の通常の出力パワーフローを示す。通常は単相コンバータにより整流された直流電圧Vd1をフルブリッジ型のLLC共振コンバータでVd2に出力するパワーフローとなる。
この場合に、LLC共振コンバータの制御はPWMではなく、デッドタイムを付与したDuty50%の周波数制御である。前述した励磁インダクタンスLm、リーケージインダクタンスLr、共振コンデンサCrの値にて共振周波数は決まり、数十〜数百kHzに設定することを想定している。
なおLLC共振コンバータの制御は、フルブリッジ型の第1のインバータ部In1を構成する4組の半導体素子のオン、オフを制御する制御回路により実行される。制御回路自体は通常よく行われる回路構成のものであり、具体的な回路構成を省略するが、要するに以下のように半導体素子を制御する。
例えばフルブリッジ型の4組の半導体素子のうち、図1の右上と左下の半導体素子H3、H2を第1の組、右下と左上の半導体素子H1、H4を第2の組としたときに、第1の組をON、第2の組をOFFとする第1の導通状態と、第2の組をON、第1の組をOFFとする第2の導通状態を交互に形成するように制御し、第1の導通状態から第2の導通状態を経て再度第1の導通状態に達するまでの期間を一周期とする駆動周波数によりON、OFF制御を行うものである。
図3、図4、図5により、LLC共振周波数、駆動周波数の大小関係と、第1のインバータ部In1の電圧、電流波形の関係を説明する。これらの図において横軸は時間、縦軸は1周期間における電圧、電流の大きさを示している。
図3に、LLC共振周波数が駆動周波数と等しい時の電圧、電流波形を示す。この場合には、前記したフルブリッジ型の第1のインバータ部In1を構成する4組の半導体素子のオン、オフを制御する制御回路により駆動周波数が制御されており、かつ駆動周波数は高周波トランスであるLLCトランス3の励磁インダクタンスLm、リーケージインダクタンスLr、共振コンデンサ容量Crの値にて定まる共振周波数と一致している。
LLC共振周波数が駆動周波数と等しい状態では、LLCトランス3の1次側電流ITinの波形を図示しているように、半導体素子であるMOS−FETのON時には、MOS−FETを流れる電流はMOS−FETのボディダイオードを通して逆方向に流れるため、ZVS(ゼロボルトスイッチング)となり、ON時のスイッチング損失は発生しない。MOS−FETのOFF時には、MOS−FETを流れる電流はピークアウトして十分に低く抑えられ、OFF時のスイッチング損失も小さくなるため、LLC共振制御によって高効率なスイッチングが実現でき、パワーデバイスの冷却器の小型化が実現できる。
LLC制御によりLLC共振周波数が駆動周波数と等しく制御された時、LLCトランス3の2次側の電圧はVToutのようであり、要するに矩形状の電圧出力が得られる。したがって、制御回路用電源トランス4には矩形波電圧が入力される。このため、制御回路用電源トランス4の2次側出力には、第2のコンデンサC2の端子電圧Vdcに対して巻数比に応じた電圧が出力されるため、LLC共振コンバータと同様に電圧変動は無く、直流リアクトルも不要である。
図4に、駆動周波数をLLC共振周波数よりも低下させて、昇圧動作となった時の電圧、電流波形を示す。
駆動周波数をLLC共振周波数よりも低下させた状態では、LLCトランス3の1次側電流ITinの波形を図示しているように、MOS−FETのON時にはMOS−FETを流れる電流はMOS−FETのボディダイオードを通して逆方向に流れるため、ZVS(ゼロボルトスイッチング)となりON時のスイッチング損失は発生しない。OFF時にはMOS−FETを流れる電流はピークアウト後に十分に低く横ばいの値に抑えられるため、OFF時のスイッチング損失は共振周波数駆動と同様に小さくなる。
LLC制御によりLLC共振周波数が駆動周波数よりも高く制御された時、LLCトランス3の2次側の電圧はVToutのような矩形波電圧となる。この矩形波電圧は、制御回路用電源トランス4に対しては、立ち上がり、立下りで少し遅れがでる波形であるが、基本的には矩形波が入力される。このため、制御回路用電源トランス4の2次側出力には、第2のコンデンサC2の端子電圧Vdcに対して巻数比に応じた電圧が出力されるため、LLC共振コンバータと同様に電圧変動は無く、直流リアクトルも不要である。
図5に、駆動周波数をLLC共振周波数よりも上昇させて、降圧動作となった時の電圧、電流波形を示す。
駆動周波数をLLC共振周波数よりも上昇させた状態では、LLCトランス3の1次側電流ITinの波形を図示しているように、MOS−FETのON時にはMOS−FETを流れる電流はMOS−FETのボディダイオードを通して逆方向に流れるため、ZVS(ゼロボルトスイッチング)となりON時のスイッチング損失は発生しない。OFF時にはMOS−FETを流れる電流は低下しない状態での遮断となるため、OFF時のスイッチング損失は大きくなる。ただし、PCSでの制御動作の場合は、降圧制御となる電圧範囲を制限することで効率の低下を最小限とすることができる。
LLC制御により駆動周波数をLLC共振周波数よりも上昇させた時、LLCトランス3の2次側の電圧はVToutのようであり、要するに矩形状の電圧出力が得られる。したがって、制御回路用電源トランス4には矩形波電圧が入力される。このため、制御回路用電源トランス4の2次側出力には、第2のコンデンサC2の端子電圧Vdcに対して巻数比に応じた電圧が出力されるため、LLC共振コンバータ1と同様に電圧変動は無く、直流リアクトルも不要である。
上記したLLC制御における3種の運転態様(LLC共振周波数=駆動周波数、LLC共振周波数>駆動周波数、LLC共振周波数<駆動周波数)は、電力変換装置の実運用場面で適宜選択実行される。
図6に本発明による充電制御時のパワーフローを示す。このパワーフローでは、低圧DC電源21から初充電用インバータ部22(低圧のフルブリッジMOS FET)、初充電用トランス23、第2の整流器部R2を経由して第2のコンデンサC2を充電し、また低圧DC電源21から初充電用インバータ部22(低圧のフルブリッジMOS FET)、初充電用トランス23、第1のインバータ部R1を経由して第1のコンデンサC1を充電する。この場合のフローは、図示するF1、F2、F3、F4の通りであるが、第1のインバータ部R1におけるフローF3、F4は半導体素子H1、H2、H3、H4を制御して行うのではなく、半導体素子H1、H2、H3、H4の並列ダイオードにより形成されている。このことは、主回路が交流電源に未接続であり外部から電力を得られていない状態においても、初充電回路20のみでコンデンサC1、C2の初充電が可能であることを意味している。
このパワーフロー形成に当たり、初充電用インバータ部22(低圧のフルブリッジMOS FET)において、Duty50%の矩形波をLLCトランス3の2次側から入力することで初充電制御を実施する。前述の通り、LLC制御におけるトランス電圧は矩形波であるため、初充電制御が可能となる。また、矩形波の周波数はLLC制御における周波数と同程度の数十kHz程度の高周波を想定しているため、LLCトランス同様に初充電トランスにおいても高周波化による小型化が可能となる。
初充電制御における周波数の違いを図7に示す。系統側の直流電圧Vd1は、LLCの共振周波数の前後で変化させることで、通常出力と逆方向においても直流電圧Vd1を変化させることが可能となる。したがって、実施例1では初充電開始時は高周波として充電電流を抑制し、共振周波数まで低下後に更に周波数を低下させることで直流電圧Vd1を高電圧まで初充電を完了させることを想定している。もちろん電流値に問題が無い場合は一定周波数での制御でも構わない。
以上の説明から、初充電トランス1をLLCトランス2の2次側に接続することで、低圧駆動素子の使用による小型化、周波数による初充電の制御、高周波化による初充電トランス小型化を満たすことが可能となり、電源装置全体での小型・軽量化が可能となる。
図8に実施例2に係る電源装置の構成を示す。
実施例2は、実施例1で示した例えば図1の回路構成を用いた初充電開始時の電流抑制制御に加えて、抑制用のリアクトルL2を追加した構成である。初充電開始時に初充電用インバータ部22ではLLC共振周波数以上の高周波駆動を行うため、実施例1以上に初充電開始時の電流抑制効果が得られる。なお図8ではリアクトルL2を使用しているが、抵抗を使用してもよい。また、初充電トランス23内部のインピーダンス成分を使用してもよいし、同様の効果が得られる物であればよい。
実施例2も実施例1と同様に、初充電トランス23をLLCトランス3の2次側に接続することで、低圧駆動素子の使用による小型化、周波数による初充電の制御、高周波化による初充電トランス小型化を満たすことが可能となり、電源装置全体での小型・軽量化が可能となる。
図9に実施例3に係る電源装置の構成を示す。
実施例3は、複数の主回路10の出力を直列接続したマルチレベル構成であり、系統電圧から降圧し、主回路10の出力側を並列に接続して、出力電圧を上げるための構成である。マルチレベルの構成としては図9のように単相としても良いし、Δ結線やY結線の接続構成として三相としても良い。
なお各LLCコンバータの系統側コンデンサC2の充電については実施例1、2と同様にLLCトランス22の2次側に接続して制御する構成を採用している。
またマルチレベルにおいてLLCトランス3が絶縁機能を持つため、初充電回路20に系統に対する絶縁機能が不要となる利点が得られる。
実施例3も実施例1、2と同様に、初充電トランス23をLLCトランス3の2次側に接続することで、低圧駆動素子の使用による小型化、周波数による初充電の制御、高周波化による初充電トランス小型化を満たすことが可能となり、電源装置全体での小型・軽量化が可能となる。
図10に実施例4に係る電源装置の構成を示す。
実施例4は、複数の主回路10の出力を直列接続したマルチレベル構成で、系統電圧から降圧し、並列に出力する構成である。また各LLCコンバータの系統側コンデンサC2の充電については他の実施例と同様にLLCトランス3の2次側に接続して制御する構成である。
さらに実施例4では、LLCトランス3に接続する初充電トランス22を多出力とすることで制御回路を1つのみで制御する小型化の効果が得られる。具体的には初充電トランス22のLLCトランス3側の巻線(二次巻線)を複数備えて、これらの二次巻線側を異なる主回路10のLLCトランス3の二次巻線側に接続している。本構成においてもLLCトランス3が絶縁機能を持つため、初充電回路20に系統に対する絶縁機能が不要となる利点が得られる。
実施例4も他の実施例と同様に、初充電トランス23をLLCトランス3の2次側に接続することで、低圧駆動素子の使用による小型化、周波数による初充電の制御、高周波化による初充電トランス小型化を満たすことが可能となり、電源装置全体での小型・軽量化が可能となる。
図11に実施例5に係る電源装置の構成を示す。
実施例5は、複数の主回路10の出力を直列接続したマルチレベル構成で、系統電圧から降圧し、並列に出力する構成である。
各LLCコンバータの系統側コンデンサC2の充電については他の実施例と同様にLLCトランス3の2次側に接続して制御する構成である。さらにLLCトランス3に接続する初充電トランス22の接続を切り替えリレー40で接続先を切り替えることで、初充電トランス22および制御回路を1つのみで制御する小型化の効果が得られる。また、本構成においてもLLCトランスが絶縁機能を持つため、初充電回路に系統に対する絶縁機能が不要となる利点が得られる。
実施例5も他の実施例と同様に、初充電トランス23をLLCトランス3の2次側に接続することで、低圧駆動素子の使用による小型化、周波数による初充電の制御、高周波化による初充電トランス小型化を満たすことが可能となり、電源装置全体での小型・軽量化が可能となる。
以上、多くの実施例を挙げたが、用途に応じて適宜実施例に記述した内容を組み合わせて使用してもよい。
以上複数の実施例を通じて、本発明においては高周波数での初充電回路20をLLCトランス3の2次巻線側に接続し、コンデンサC1、C2を初充電しておくことで、電源接続時の突入電流を抑制可能としている。
この初充電回路20を用いた初充電制御方法に関し、初充電は交流系統への接続前の段階においてLLCトランス3の2次巻線側に、高周波電流を与えることで実行する。またLLCトランスの2次側に与える高周波を、初充電電圧に応じて高周波から低周波に変化させる。
ここでは、第1のインバータ部In1を構成する半導体素子の並列ダイオード経由で回路形成してコンデンサC1を初充電する。また電源接続後は初充電回路20についての格別の切離し制御などは不要であって、そのままに放置すればよい。なお図1のように電源回路13を並置する場合に、初充電トランス23は制御回路用電源トランス4とは容量が相違するため、別配置とされるのがよい。
なお上記説明の本発明に係る電源装置においては、交流系統から電力を得て、直流または交流出力する事例を説明した。これは、交流系統に接続するときの突入電流を緩和するのが主目的であったことに由来している。敢えて直流入力を対象にしなかったのは例えば直流入力として太陽光発電装置を接続するような場合には、発電を行わない夜間に接続しておけば夜明けとともに徐々に直流電圧が発生し上昇することになるため突入電流の恐れがないということによる。従って、太陽光発電装置以外の直流電源に接続することが想定される場合には、同様に本発明が適用できることは言うまでもない。
CB:スイッチ
L1、L2:リアクトル
10:主回路
R1、R2:整流器部
In1、In2:インバータ部
3:LLCトランス
20:初充電回路
13:電源回路
21:低圧DC電源
22:初充電用インバータ部
23:初充電トランス

Claims (13)

  1. スイッチを介して電源に接続され、第1のコンデンサからの直流入力を高周波に変換して与える第1のインバータ部と、該第1のインバータ部の出力側に接続されたトランスと、該トランスの出力を整流する整流器部と、該整流器部の出力側に設けられた第2のコンデンサで構成された主回路を含んで構成された電源装置であって、
    該電源装置は、直流電圧を与える低圧DC電源と、該低圧DC電源の出力を高周波に変換して与える初充電用インバータ部と、該初充電用インバータ部の出力側に接続され、その出力側を前記トランスの2次側に接続する初充電用トランスで構成された初充電回路を備えていることを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置であって、
    前記トランスは、その1次巻線に直列にリアクトルとコンデンサを直列配置したLLCトランスであることを特徴とする電源装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電源装置であって、
    前記第1のインバータ部は、並列ダイオードを備えた半導体素子によるフルブリッジ回路で構成されていることを特徴とする電源装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電源装置であって、
    電源装置は、前記第2のコンデンサの出力を商用周波数の交流に変換する第2のインバータ部を備えるとともに、
    前記トランスの二次巻線に接続された制御回路用電源トランスと、該制御回路用電源トランスの二次側に接続された整流回路と、該整流回路の直流電力を前記第2のインバータ部を構成する半導体素子のゲートに与えるゲート電力、あるいは制御回路用電力として利用する電源回路を含むゲート用電源を備えていることを特徴とする電源装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電源装置であって、
    前記初充電用トランスの2次側と、前記トランスの2次側を接続する回路にリアクトルを含むことを特徴とする電源装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電源装置であって、
    複数の前記主回路について、その出力側を直列接続して高圧化されていることを特徴とする電源装置。
  7. 請求項6に記載の電源装置であって、
    複数の前記主回路ごとに前記初充電回路を備えていることを特徴とする電源装置。
  8. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電源装置であって、
    前記主回路は、その出力側を並列接続して大電流化されていることを特徴とする電源装置。
  9. 請求項8に記載の電源装置であって、
    複数の前記主回路ごとに前記初充電回路を共通に備えていることを特徴とする電源装置。
  10. 請求項9に記載の電源装置であって、
    前記共通に備えられた前記初充電回路の前記初充電用トランスは、複数の2次巻線を備えており、それぞれの2次巻線が、前記複数の主回路の前記トランスの2次側に接続されていることを特徴とする電源装置。
  11. 請求項9に記載の電源装置であって、
    前記共通に備えられた前記初充電回路の前記初充電用トランスは、その2次巻線出力を、前記複数の主回路の前記トランスの2次側に切替接続されていることを特徴とする電源装置。
  12. スイッチを介して電源に接続され、第1のコンデンサからの直流入力を高周波に変換して与える第1のインバータ部と、該第1のインバータ部の出力側に接続されたトランスと、該トランスの出力を整流する整流器部と、該整流器部の出力側に設けられた第2のコンデンサで構成された主回路を含んで構成された電源装置の初充電制御方法であって、
    直流を高周波に変換して前記トランスの2次側に与えることを特徴とする電源装置の初充電制御方法。
  13. 請求項12に記載の電源装置の初充電制御方法であって、
    前記トランスの2次側に与える高周波を、初充電電圧に応じて高周波から低周波に変化させることを特徴とする電源装置の初充電制御方法。
JP2015241885A 2015-12-11 2015-12-11 電源装置およびその初充電制御方法 Pending JP2019041428A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015241885A JP2019041428A (ja) 2015-12-11 2015-12-11 電源装置およびその初充電制御方法
PCT/JP2016/076158 WO2017098763A1 (ja) 2015-12-11 2016-09-06 電源装置およびその初充電制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015241885A JP2019041428A (ja) 2015-12-11 2015-12-11 電源装置およびその初充電制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019041428A true JP2019041428A (ja) 2019-03-14

Family

ID=59013967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015241885A Pending JP2019041428A (ja) 2015-12-11 2015-12-11 電源装置およびその初充電制御方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2019041428A (ja)
WO (1) WO2017098763A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022202206A1 (ja) 2021-03-25 2022-09-29 株式会社豊田自動織機 電力変換装置
JP2024526452A (ja) * 2021-07-22 2024-07-18 ヒタチ・エナジー・リミテッド 複数の電力変換器の電力制御
WO2025121022A1 (ja) * 2023-12-07 2025-06-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 Llcコンバータおよびその制御方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112217406A (zh) 2019-07-11 2021-01-12 台达电子工业股份有限公司 应用于固态变压器架构的电源装置及三相电源系统
TWI719533B (zh) * 2019-07-11 2021-02-21 台達電子工業股份有限公司 應用於固態變壓器架構之電源裝置及三相電源系統

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06237577A (ja) * 1993-02-10 1994-08-23 Meidensha Corp コンデンサ充電電源装置
JP4362915B2 (ja) * 2000-01-17 2009-11-11 株式会社明電舎 コンデンサの充電装置
JP2002218743A (ja) * 2001-01-23 2002-08-02 Meidensha Corp コンデンサの充電装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022202206A1 (ja) 2021-03-25 2022-09-29 株式会社豊田自動織機 電力変換装置
US12388358B2 (en) 2021-03-25 2025-08-12 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Power conversion device
JP2024526452A (ja) * 2021-07-22 2024-07-18 ヒタチ・エナジー・リミテッド 複数の電力変換器の電力制御
WO2025121022A1 (ja) * 2023-12-07 2025-06-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 Llcコンバータおよびその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017098763A1 (ja) 2017-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4995277B2 (ja) 双方向dc/dcコンバータ
US20170093299A1 (en) Power Supply Device
KR101811153B1 (ko) 직류 전원 장치 및 냉동 사이클 기기
CN105191100B (zh) 双向dc/dc转换器
JP6289618B2 (ja) 電力変換装置
Sun et al. A current-fed isolated bidirectional DC–DC converter
JP5396251B2 (ja) 直流―直流双方向コンバータ回路
US20150180350A1 (en) Resonant bidirectional converter, uninterruptible power supply apparatus, and control method
JP6488194B2 (ja) 電源装置
CN114070083B (zh) Dc/dc变换器及其输出电压控制方法
JP2008187821A (ja) 絶縁型ac−dcコンバータおよびそれを用いるled用直流電源装置
CN105684287A (zh) 用于谐振转换器的栅驱动装置
WO2014020898A1 (ja) 電力変換器
US11296607B2 (en) DC-DC converter
WO2017098763A1 (ja) 電源装置およびその初充電制御方法
JP4439979B2 (ja) 電源装置
JP2017147812A (ja) 電源装置およびその初充電制御方法
JPWO2010107060A1 (ja) Dc−dcコンバータ
KR20190115364A (ko) 단상 및 3상 겸용 충전기
JP2009060747A (ja) Dc−dcコンバータ
KR20150070898A (ko) 직류-직류 컨버터 및 이의 스위칭 방법
KR101548528B1 (ko) Dc/dc 컨버터
KR100911541B1 (ko) 연료전지 차량용 양방향 3상 pwm dc-dc 컨버터
JP5831275B2 (ja) 電力変換装置及びその駆動方法
Zhang et al. An isolated DC/DC converter with reduced number of switches and voltage stresses for electric and hybrid electric vehicles