式(I)の化合物は、CDK9活性を阻害するそれらの能力のために有用であり、したがって、CDK9により単独でまたは部分的に媒介される疾患または医学的病態の治療においても有用である。
式(I)の化合物は、過剰増殖性疾患の治療に有用であり得る。特に、本化合物は、増殖性疾患、例えば、癌、例として、血液悪性腫瘍、例えば、限定されるものではないが、急性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、慢性リンパ球性白血病、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫および固形腫瘍、例えば、限定されるものではないが、乳癌、肺癌(例として、限定されるものではないが、非小細胞肺癌(NSCLC))、例として、非扁平上皮および扁平上皮サブタイプのもの、神経芽細胞腫および結腸癌の治療において使用される。
本発明はまた、前記化合物の製造方法に、それを含有する医薬組成物に、および温血動物、例えば、ヒトにおける抗増殖結果の産生において使用される医薬品の製造におけるその使用に関する。本発明によれば、癌の治療において前記化合物または薬学的に許容可能なその塩を使用する方法も提供される。
上記の記載された仕様は、当業者が実施形態を実施することを可能とするために十分であるとみなされる。上記の詳細な説明および実施例は、ある実施形態を詳述し、本発明者らにより企図される最良の形式を記載する。しかしながら、上記のものがいかに詳細に本文に出現しようとも、実施形態は多くの手法で実施することができ、特許請求の範囲は、それらのあらゆる均等物を含むことが認識される。
本発明を詳細に記載する前、本発明は規定の組成物またはプロセスステップに限定されず、したがって、変動し得ることを理解すべきである。本明細書および添付の特許請求の範囲において使用される単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が特に明確に示さない限り、複数の指示対象を含むことに留意すべきである。用語「a」(または「an」)、ならびに用語「1つ以上」、および「少なくとも1つ」は、本明細書において同義的に使用することができる。
さらに、「および/または」は、本明細書において使用される場合、2つの具体的な特徴または構成要素のそれぞれの、他方を伴うまたは伴わない具体的な開示として解釈すべきである。したがって、本明細書における「Aおよび/またはB」などの語句において使用される用語「および/または」は、「AおよびB」、「AまたはB」、「A」(単独)、および「B」(単独)を含むものとする。同様に、「A、B、および/またはC」などの語句において使用される用語「および/または」は、以下の態様のそれぞれを包含するものとする:A、B、およびC;A、B、またはC;AまたはC;AまたはB;BまたはC;AおよびC;AおよびB;BおよびC;A(単独);B(単独);ならびにC(単独)。
特に定義のない限り、本明細書において使用される全ての技術および科学用語は、本開示が関する分野の当業者により一般に理解される意味と同一の意味を有する。例えば、Concise Dictionary of Biomedicine and Molecular Biology,Juo,Pei−Show,2nd ed.,2002,CRC Press;The Dictionary of Cell and Molecular Biology,3rd ed.,1999,Academic Press;およびOxford Dictionary Of Biochemistry And Molecular Biology,Revised,2000,Oxford University Pressが、当業者に本開示において使用される用語の多くの一般辞書を提供する。
本明細書において、態様が「を含む」という文言を用いて記載される場合、他の点では、「からなる」および/または「本質的に〜からなる」という用語に関して記載される類似する態様も提供されることを理解される。
用語「阻害する」、「妨害する」、および「抑制する」は、本明細書において同義的に使用され、生物学的活性の任意の統計学的に有意な減少(活性の完全遮断を含む)を指す。例えば、「阻害」は、生物学的活性の約10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%または100%の減少を指し得る。
細胞増殖は、細胞分裂の割合、および/または細胞分裂を受ける細胞集団内の細胞の率、および/または最終分化もしくは細胞死に起因する細胞集団からの細胞損失の割合(例えば、チミジン取り込み)を計測する、当技術分野において認識されている技術を使用してアッセイすることができる。
用語「対象」は、特定の治療のレシピエントであるべき任意の動物(例えば、哺乳動物)、例として、限定されるものではないが、ヒト、非ヒト霊長類、げっ歯類などを指す。典型的には、用語「対象」および「患者」は、ヒト対象への言及において本明細書において同義的に使用される。
用語「医薬組成物」は、活性成分の生物学的活性を許容するような形態であり、組成物が投与される対象に対して許容されない毒性を示す追加の構成成分を含有しない調製物を指す。このような組成物は無菌であり得る。
「治療する」または「治療」または「治療すること」または「軽減する」または「軽減すること」などの用語は、(1)診断された病状または障害の症状を治癒し、遅延させ、弱め、および/またはその進行を停止させる治療的措置、ならびに(2)標的とする病状または障害の発症を予防し、および/または遅延させる予防的もしくは予防措置の両方を指す。したがって、治療が必要とされる者としては、障害を既に有する者;障害を有しやすい者;および障害が予防すべき者が挙げられる。ある態様において、対象は、患者が、例えば、ある癌のタイプの総合的、部分的、もしくは一時的な寛解を示す場合、本開示の方法により癌について良好に「治療される」。
用語「癌」、「腫瘍」、「癌性」、および「悪性」は、典型的には、無秩序な細胞成長により特徴付けられる哺乳動物における身体的病態を指し、または記載する。癌の例としては、限定されるものではないが、血液悪性腫瘍、例えば、急性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、慢性リンパ球性白血病、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫および固形腫瘍、例えば、乳癌、肺癌、神経芽細胞腫および結腸癌が挙げられる。
本明細書において使用される用語「細胞毒性剤」は、広く定義され、細胞の機能を阻害もしくは防止し、および/または細胞の破壊(細胞死)を引き起こし、および/または抗新生物/抗増殖性効果を示す物質を指す。例えば、細胞毒性剤は、新生腫瘍細胞の発生、成熟、または拡散を直接または間接的に防止する。この用語は、細胞増殖抑制効果のみを引き起こし、単なる細胞毒性効果を引き起こさないような薬剤も含む。この用語は、下記に規定される化学療法剤、ならびに他のHER2アンタゴニスト、抗血管新生剤、チロシンキナーゼ阻害剤、プロテインキナーゼA阻害剤、サイトカインファミリーのメンバー、放射性同位体、および毒素、例えば、細菌、真菌、植物、または動物起源の酵素学的に活性な毒素を含む。
本開示の方法によれば、本開示の化合物を患者に投与して癌に関する正の治療応答を促進することができる。癌治療に関する用語「正の治療応答」は、疾患に伴う症状の改善を指す。
例えば、疾患の改善は、完全応答として特徴付けることができる。用語「完全応答」は、任意の事前の試験結果の正常化を伴う、臨床的に検出可能な疾患の不存在を指す。あるいは、疾患の改善は、部分応答であるものとして分類することができる。「正の治療応答」は、癌の進行および/または持続期間の低減または阻害、癌の重症度の低減または改善、および/または本開示の化合物の投与から生じる1つまたはそれ以上のその症状の改善を包含する。
臨床的応答は、スクリーニング技術、例えば、PET、磁気共鳴イメージング(MRI)スキャン、X放射線イメージング、コンピュータ断層撮影(CT)スキャン、フローサイトメトリーもしくは蛍光活性化セルソーター(FACS)分析、組織学的検査、肉眼的所見、および血液化学検査、例として、限定されるものではないが、ELISA、RIA、クロマトグラフィーなどにより検出可能な変化を使用してアッセイすることができる。これらの正の治療応答に加えて、治療法を受けている対象は、疾患に伴う症状の改善の有益な効果を受けることができる。
本明細書において使用される語句「場合により置換されている」は、置換が任意選択であり、したがって、指定の基が置換または非置換のいずれであるとも考えられることを示す。置換が望まれるイベントにおいて、指定の基上の任意数の水素が、示される置換基からの選択物により置き換えられてよく、但し、特定の置換基上の原子の通常の価数は超過されず、置換は安定化合物をもたらすことを条件とする。
一態様において、特定の基が「1つ以上の」置換基により場合により置換されているとして指定される場合、その特定の基は、非置換であり得る。別の態様において、特定の基は、1つの置換基を担持し得る。別の態様において、特定の置換基は、2つの置換基を担持し得る。さらに別の態様において、特定の基は、3つの置換基を担持し得る。さらに別の態様において、特定の基は、4つの置換基を担持し得る。さらなる態様において、特定の基は、1つまたは2つの置換基を担持し得る。いっそうさらなる態様において、特定の基は、非置換であり得、または1つまたは2つの置換基を担持し得る。
本明細書において使用される用語「アルキル」は、規定数の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖飽和炭化水素基の両方を指す。個々のアルキル基への言及、例えば、「プロピル」は、直鎖バージョンにのみ特有であり、個々の分枝鎖アルキル基への言及、例えば、「イソプロピル」は、分枝鎖バージョンにのみ特有である。一態様において、「アルキル」は、「C1〜4アルキル」であり得る。別の態様において、「アルキル」および「C1〜4アルキル」は、「C1〜3アルキル」であり得る。別の態様において、「アルキル」、「C1〜4アルキル」、および「C1〜3アルキル」は、メチルであり得る。類似の変換は、他の一般用語、例えば、「アルケニル」および「アルキニル」に当てはまる。
「シクロアルキル」は、3から7つの炭素原子を含有する単環式、飽和または部分不飽和アルキル環である。シクロアルキルの具体例としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルおよびシクロヘプチルが挙げられる。
「ヘテロシクロアルキル」は、1、2、3または4つの環原子が窒素、硫黄または酸素から選択される3から7つの環原子を含有する飽和または部分飽和単環であり、環は、炭素または窒素結合していてよく、−CH2−基は、C(O)−により場合により置き換えられていてよく;環窒素または硫黄原子は、場合により酸化されてN−オキシドまたはS−オキシド(すなわち、スルホキシドおよびスルホン)を形成しており;環−NHは、アセチル、ホルミル、メチル、またはメシルにより場合により置換されており;環は、1つ以上のハロにより場合により置換されている。「5または6員ヘテロシクロアルキル」の具体例としては、イミダゾリニル、ピラゾリジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピロリジニル、オキサジニル、モルホリニル、ヘキサヒドロピリミジニル、およびチオモルホリニルが挙げられる。
本明細書において使用される語句「有効量」は、治療すべき症状および/または病態を有意かつ正に変化させる(例えば、正の臨床応答を提供する)ために十分である化合物または組成物の量を意味する。医薬組成物において使用される活性成分の有効量は、治療される特定の病態、病態の重症度、治療の継続期間、併用療法の性質、用いられる特定の活性成分、利用される特定の薬学的に許容可能な賦形剤/担体、および担当医の見識および専門技術の範囲内にある類似の要因によって変動する。
特に、癌の治療において使用される式(I)の化合物の有効量は、温血動物、例えば、ヒトにおける症状を緩和し、癌および骨髄増殖性疾患の症状を緩和し、癌および骨髄増殖性疾患の進行を遅延させ、または癌および骨髄増殖性疾患の症状を有する患者において悪化リスクを低減させるために十分な量である。
本明細書において使用される語句「脱離基」は、求核剤、例えば、アミン求核剤、およびアルコール求核剤、またはチオール求核剤により容易に置換可能な基を指すものとする。好適な脱離基の例としては、ハロ、例えば、クロロおよびブロモ、およびスルホニルオキシ基、例えば、メタンスルホニルオキシおよびトルエン−4−スルホニルオキシが挙げられる。
本明細書において使用される用語「薬学的に許容可能な」は、妥当な利益/リスク比と一致し、過剰の毒性、刺激、アレルギー性応答、または他の問題も合併症もなしでヒトおよび動物の組織との接触における使用に好適な、正当な医学的判断の範囲内である化合物、材料、組成物、および/または剤形を指す。
本明細書において使用される用語「保護基」は、選択される反応基(例えば、カルボキシ、アミノ、ヒドロキシ、およびメルカプト基)が不所望な反応を受けるのを防止するために使用される基を指すものとする。
ヒドロキシ基に好適な保護基の具体例としては、限定されるものではないが、アシル基;アルカノイル基、例えば、アセチル;アロイル基、例えば、ベンゾイル;シリル基、例えば、トリメチルシリル;およびアリールメチル基、例えば、ベンジルが挙げられる。上記ヒドロキシ保護基の脱保護条件は、必然的に、保護基の選択によって変動する。したがって、例えば、アシル基、例えば、アルカノイル、またはアロイル基は、例えば、好適な塩基、例えば、アルカリ金属水酸化物、例えば、水酸化リチウムまたはナトリウムによる加水分解により除去することができる。あるいは、シリル基、例えば、トリメチルシリルは、例えば、フッ化物により、または酸性水溶液により除去することができ;または、アリールメチル基、例えば、ベンジル基は、例えば、触媒、例えば、パラジウム炭素の存在下の水素化により除去することができる。
アミノ基に好適な保護基の具体例としては、限定されるものではないが、アシル基;アルカノイル基、例えば、アセチル;アルコキシカルボニル基、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、およびt−ブトキシカルボニル;アリールメトキシカルボニル基、例えば、ベンジルオキシカルボニル;ならびにアロイル基、例えば、ベンゾイルが挙げられる。上記アミノ保護基の脱保護条件は、必然的に、保護基の選択により変動する。したがって、例えば、アシル基、例えば、アルカノイルまたはアルコキシカルボニル基、またはアロイル基は、例えば、好適な塩基、例えば、アルカリ金属水酸化物、例えば、水酸化リチウムまたはナトリウムによる加水分解により除去することができる。あるいは、アシル基、例えば、t−ブトキシカルボニル基は、例えば、好適な酸、例えば、塩酸、硫酸、リン酸、またはトリフルオロ酢酸による処理により除去することができ、アリールメトキシカルボニル基、例えば、ベンジルオキシカルボニル基は、例えば、触媒、例えば、パラジウム炭素上での水素化により、またはルイス酸、例えば、三塩化ホウ素による処理により除去することができる。第1級アミノ基に好適な代替保護基は、例えば、フタロイル基であり、それは、アルキルアミン、例えば、ジメチルアミノプロピルアミンもしくは2−ヒドロキシエチルアミンでの、またはヒドラジンによる処理により除去することができる。
保護基は、化学分野において周知の慣用技術を使用して合成における任意の簡便な段階において除去することができ、また、それらは後の反応ステップもしくは後処理の間に除去することができる。
本発明の範囲内で、式(I)の化合物またはその塩は、互換異性の現象を示し得ること、および本明細書内の式の図は、考えられる互変異性形態の1つのみを表し得ることを理解すべきである。本発明は、CDK9阻害活性を有する任意の互変異性形態を包含し、式の図中に利用されるいずれか1つの互変異性形態に単に限定されるべきでないことを理解すべきである。
ある式(I)の化合物およびその塩は、溶媒和および非溶媒和形態、例えば、水和形態などで存在し得ることも理解すべきである。本発明は、CDK9阻害活性を有する全てのそのような溶媒和形態を包含することを理解すべきである。
式(I)の化合物は、インビボ加水分解性エステルとして提供することもできる。カルボキシまたはヒドロキシ基を含有する式(I)の化合物のインビボ加水分解性エステルは、例えば、ヒトまたは動物体内で開裂されて親酸またはアルコールを産生する薬学的に許容可能なエステルである。このようなエステルは、例えば、試験動物に化合物を試験下で静脈内投与し、続いて試験動物の体液を試験することにより同定することができる。
ヒドロキシに好適な薬学的に許容可能なエステルとしては、無機エステル、例えば、リン酸エステル(ホスホラミダイト環エステルを含む)ならびにα−アシルオキシアルキルエーテルおよびエステル分解のインビボ加水分解の結果として親ヒドロキシ基を生じさせる関連化合物が挙げられる。α−アシルオキシアルキルエーテルの例としては、アセトキシメトキシおよび2,2−ジメチルプロピオニルオキシメトキシが挙げられる。ヒドロキシについてのインビボ加水分解性エステル形成基の選択物としては、C1〜10アルカノイル、例えば、アセチル、ベンゾイル、フェニルアセチル、置換ベンゾイルおよびフェニルアセチル;C1〜10アルコキシカルボニル(アルキルカルボネートエステルを生じさせるため)、例えば、エトキシカルボニル;ジ−C1〜4アルキルカルバモイルおよびN−(ジ−C1〜4アルキルアミノエチル)−N−C1〜4アルキルカルバモイル(カルバメートを生じさせるため);ジ−C1〜4アルキルアミノアセチルおよびカルボキシアセチルが挙げられる。フェニルアセチルおよびベンゾイル上の環置換基の例としては、アミノメチル、C1〜4アルキルアミノメチルおよびジ−(C1〜4アルキル)アミノメチル、およびベンゾイル環の3または4位へのメチレン結合基を介する環窒素原子から結合しているモルホリノまたはピペラジノが挙げられる。他の興味深いインビボ加水分解性エステルとしては、例えば、RAC(O)OC1〜6アルキル−CO−(式中、RAは、例えば、ベンジルオキシ−C1〜4アルキル、またはフェニルである)が挙げられる。このようなエステル中のフェニル基上の好適な置換基としては、例えば、4−C1〜4アルキルピペラジノ−C1〜4アルキル、ピペラジノ−C1〜4アルキルおよびモルホリノ−C1〜4アルキルが挙げられる。
式(I)の化合物は、安定な薬学的に許容可能な酸または塩基塩を形成し得、そのような場合、塩としての化合物の投与が適切であり得る。酸付加塩の例としては、酢酸塩、アジピン酸塩、アスコルビン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重炭酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、ショウノウ酸塩、カンファースルホン酸塩、コリン、クエン酸塩、シクロヘキシルスルファミン酸塩、ジエチレンジアミン、エタンスルホン酸塩、フマル酸塩、グルタミン酸塩、グリコール酸塩、ヘミ硫酸塩、2−ヒドロキシエチルスルホン酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、ヒドロキシマレイン酸塩、乳酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、メタンスルホン酸塩、メグルミン、2−ナフタレンスルホン酸塩、硝酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、過硫酸塩、フェニル酢酸塩、リン酸塩、二リン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、キナ酸塩、サリチル酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、スルファミン酸塩、スルファニル酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、トシル酸塩(p−トルエンスルホン酸塩)、トリフルオロ酢酸塩、およびウンデカン酸塩が含まれる。塩基性塩の例としては、アンモニウム塩;アルカリ金属塩、例えば、ナトリウム、リチウム、およびカリウム塩;アルカリ土類金属塩、例えば、アルミニウム、カルシウム、およびマグネシウム塩;有機塩基との塩、例えば、ジシクロヘキシルアミン塩およびN−メチル−D−グルカミン;ならびにアミノ酸、例えば、アルギニン、リジン、オルニチンなどのようなの塩が挙げられる。また、塩基性の窒素含有基は、ハロゲン化低級アルキル、例えば、ハロゲン化メチル、エチル、プロピルおよびブチル;硫酸ジアルキル、例えば、硫酸ジメチル、ジエチル、ジブチル;ジアミル;長鎖ハロゲン化物、例えば、ハロゲン化デシル、ラウリル、ミリスチル、およびステアリル;ハロゲン化アリールアルキル、例えば、臭化ベンジルなどのような薬剤により4級化することができる。無毒性の生理学的に許容可能な塩が好ましいが、例えば、生成物の単離または精製においては他の塩が有用である場合もある。
この塩は、慣用の手段により、例えば、生成物の遊離塩基形態を、その塩が不溶性である溶媒または媒体中で、または溶媒、例えば、水中で、1当量以上の適切な酸のと反応させて、これを真空で除去すること、または凍結乾燥させること、または好適なイオン交換樹脂上で既存の塩のアニオンを別のアニオンと交換することにより形成することができる。
式(I)の化合物はキラル中心を有し、したがって立体異性体として存在する。本発明は、エナンチオマーおよびジアステレオマーを含む全てのそのような立体異性体を包含することを理解すべきである。このように、式(I)の化合物が光学活性またはラセミ形態で存在し得る限り、本発明は、その定義において、上述の活性を有するあらゆるそのような光学活性またはラセミ形態を含む。本発明は、本明細書に定義される活性を有する全てのそのような立体異性体を包含する。
光学活性形態の合成は、当技術分野において周知の有機化学の標準技術により、例えば、光学活性の出発材料からの合成により、またはラセミ形態の分割により実施することができる。ラセミ体は、公知の手段を使用して個々のエナンチオマーに分離することができる(例えば、Advanced Organic Chemistry:3rd Edition:author J March,p104−107参照)。好適な手順は、ラセミ材料とキラル補助剤との反応によるジアステレオマー誘導体の形成と、それに続く、例えば、クロマトグラフィーによるこのジアステレオマーの分離、次いでこの補助分子種の開裂を含む。同様に、上述の活性は、下記に言及される標準実験室技術を使用して評価することができる。
したがって、本明細書全体にわたり、式(I)の化合物が言及される場合、化合物という用語は、ヒトまたは動物においてCDK9活性を阻害する立体異性体、立体異性体の混合物、および多形体を含むことを理解すべきである。
立体異性体は、慣用の技術、例えば、クロマトグラフィーまたは分別晶出を使用して分離することができる。エナンチオマーは、ラセミ体の分離により、例えば、分別晶出、分割、またはHPLCにより単離することができる。ジアステレオ異性体は、ジアステレオ異性体の異なる物理特性による分離により、例えば、分別晶出、HPLC、またはフラッシュクロマトグラフィーにより単離することができる。あるいは、ラセミ化もエピマー化も引き起こさない条件の下でのキラル出発材料からのキラル合成により、またはキラル試薬による誘導化により、特定の立体異性体を作製することができる。
規定の立体異性体が提供される場合(分離による提供、キラル合成による提供、または他の方法による提供を問わない)、それは、好ましくは、同一化合物の他の立体異性体から実質的に単離されて提供される。一態様において、式(I)の化合物の特定の立体異性体を含有する混合物は、30重量%未満、特に20重量%未満、より特定すると10重量%未満の同一化合物の他の立体異性体を含有し得る。別の態様において、式(I)の化合物の特定の立体異性体を含有する混合物は、6重量%未満、特に3重量%未満、より特定すると2重量%未満のこの化合物の他の立体異性体を含有し得る。別の態様において、式(I)の化合物の特定の立体異性体を含有する混合物は、1重量%未満、特に0.5重量%未満、より特定すると0.3重量%未満、なおより特定すると0.1重量%未満のこの化合物の他の立体異性体を含有し得る。単離立体異性体の絶対立体配置が決定されていない場合、立体異性体は、調製または分離の方法により区別することができる。例えば、単離立体異性体は、それらの溶出時間により区別し、例えば、異性体1、異性体2などと命名することができる。
本発明によれば、本発明の化合物は、多数の構造的に異なる形態で生じる。本発明の課題は、本発明の一部の態様において、構造的に純粋な結晶形態を提供することである。
本発明の一部の構造形態は、利点を提供し得る。例えば、本発明の化合物の一部の形態は、より容易に取り扱うことができ、貯蔵することができる。本発明の化合物の他の形態は、それが十分に定義された状態で存在するため、より容易に特徴付けすることができる。さらに、本発明の化合物は、再現可能な様式でより容易に合成することができ、それにより、フルスケール生成においてより容易に取り扱うことができる。
規定の多形形態が提供される場合、それは、好ましくは、同一化合物の他の多形形態から実質的に単離されて提供される。一態様において、式(I)の化合物の特定の多形形態を含有する混合物は、30重量%未満、特に20重量%未満、より特定すると10重量%未満の同一化合物の他の多形形態を含有し得る。別の態様において、式(I)の化合物の特定の多形形態を含有する混合物は、6重量%未満、特に3重量%未満、より特定すると2重量%未満のこの化合物の他の多形形態を含有し得る。別の態様において、式(I)の化合物の特定の多形形態を含有する混合物は、1重量%未満、特に0.5重量%未満、より特定すると0.3重量%未満、なおより特定すると0.1重量%未満のこの化合物の他の多形形態を含有し得る。
本発明の化合物はX線粉末回折図における主要ピークの位置および強度により特徴付けることができるが、慣用のFT−IR分光法によっても特徴付けることができる。これらを使用して化合物のある結晶形態を他の結晶形態から区別することができる。本発明の化合物は高度に結晶性であること、すなわち、他のいずれの形態よりも高度な結晶化度を有することにより特徴付けされる。表現「任意の他の形態」は、先行技術において開示されたその非水和物、水和物、溶媒和物、および多形体または非晶質形態を意味する。本化合物の任意の他の形態の例としては、限定されるものではないが、非水和物、一水和物、二水和物、セスキ水和物、三水和物、アルコレート、例えばメタノレートおよびエタノレート、ならびにそれらの多形体または非晶質形態が挙げられる。
本発明の化合物は、その単位格子によっても特徴付けることができる。本発明により従って調製される本発明の化合物は、自体公知である技術のXRPDにより分析することができる。
本発明の追加の実施形態は、以下のとおりである。これらの追加の実施形態は、式(I)の化合物および薬学的に許容可能なその塩に関する。このような規定の置換基を、上記または下記に定義される定義、特許請求の範囲または実施形態のいずれにおいても適宜使用することができる。
式(I)の化合物は、CDK9活性を阻害するその能力のために有用である。本化合物は、患者における癌の治療にも有用である。本発明のそれらの態様によれば、式Iの化合物、または薬学的に許容可能なその塩を、癌、例えば、血液悪性腫瘍、例として、急性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、慢性リンパ球性白血病、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫および固形腫瘍、例えば、乳癌、肺癌、神経芽細胞腫および結腸癌を罹患する患者に投与することができる。
式(I)の化合物は、下記のアッセイに基づくアッセイにより実証されるとおり、CDK9活性を阻害することが示された。式(I)の化合物の薬理学的特性は構造的変化によって変動し得るが、典型的な式(I)の化合物は、IC50濃度(50%阻害を達成するための濃度)または10μM未満のレベルにおける用量におけるCDK9阻害活性を有する。
別の態様において、血液悪性腫瘍、例えば、急性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、慢性リンパ球性白血病、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫および固形腫瘍、例えば、乳癌、肺癌、神経芽細胞腫および結腸癌の少なくとも1つの治療または予防のための医薬品の製造における、式(I)の化合物、または薬学的に許容可能なその塩の使用が提供される。
別の態様において、温血動物、例えば、ヒトにおける抗増殖および/またはアポトーシス促進効果の産生のための医薬品の製造における、式(I)の化合物、または薬学的に許容可能なその塩の使用が提供される。
別の態様において、温血動物、例えば、ヒトにおけるCDK9阻害効果の産生のための医薬品の製造における、式(I)の化合物、または薬学的に許容可能なその塩の使用が提供される。
別の態様において、血液悪性腫瘍、例えば、急性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、慢性リンパ球性白血病、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫および固形腫瘍、例えば、乳癌、肺癌、神経芽細胞腫および結腸癌の少なくとも1つの治療または予防方法が提供される。
別の態様において、温血動物、例えば、ヒトにおいて抗増殖および/またはアポトーシス促進効果を産生する方法であって、前記動物に、有効量の式(I)の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を投与することを含む方法が提供される。
別の態様において、温血動物、例えば、ヒトにおいてCDK9阻害効果を産生する方法であって、前記動物に、有効量の式(I)の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を投与することを含む方法が提供される。
別の態様において、温血動物、例えば、ヒトにおいて癌を治療する方法であって、前記動物に、有効量の式(I)の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を投与することを含む方法が提供される。
別の態様において、血液悪性腫瘍、例えば、急性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、慢性リンパ球性白血病、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、濾胞性リンパ腫および固形腫瘍、例えば、乳癌、肺癌、神経芽細胞腫および結腸癌の少なくとも1つの治療において使用される、式(I)の化合物、または薬学的に許容可能なその塩が提供される。
別の態様において、式(I)の化合物、または薬学的に許容可能なその塩、および少なくとも1つの薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物が提供される。
本発明の組成物は、経口使用に(例えば、錠剤、トローチ剤、硬または軟カプセル剤、水性または油性の懸濁液、乳濁液、分散性の散剤または顆粒剤、シロップ剤またはエリキシル剤として)、局所使用に(例えば、クリーム剤、軟膏剤、ゲル剤、または水性もしくは油性の液剤もしくは懸濁液として)、吸入による投与に(例えば、微細化散剤または液体エアロゾル剤として)、吹送による投与に(例えば、微細化散剤として)、または非経口投与に(例えば、静脈内、皮下、筋肉内もしくは筋肉内へ投薬するための無菌の水性もしくは油性液剤として、または直腸投薬用の坐剤として)に好適な形態であり得る。
本発明の組成物は、当技術分野において周知の慣用の医薬賦形剤を使用する慣用の手順により得ることができる。したがって、経口使用が意図される組成物は、例えば、1つ以上の着色剤、甘味剤、香味剤および/または保存剤を含有し得る。
錠剤配合物に好適な薬学的に許容可能な賦形剤としては、例えば、不活性希釈剤、例えば、ラクトース、炭酸ナトリウム、リン酸カルシウムまたは炭酸カルシウム;顆粒化剤および崩壊剤、例えば、コーンスターチまたはアルギン酸;結合剤、例えば、デンプン;滑沢剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸またはタルク;保存剤、例えば、p−ヒドロキシ安息香酸エチルまたはプロピル;および抗酸化剤、例えば、アスコルビン酸が挙げられる。錠剤配合物は、未被覆でもよく、または活性成分の消化管内でのその崩壊および後続の吸収を改変させるため、もしくはその安定性および/もしくは外観を改善するために被覆することができ、いずれの場合でも、当技術分野において周知の慣用のコーティング剤および手順を使用する。
経口使用される組成物は、不活性の固体希釈剤、例えば、炭酸カルシウム、リン酸カルシウムもしくはカオリンと活性成分が混合された硬ゼラチンカプセル剤の形態であり得、または水もしくは油、例えば、ピーナツ油、流動パラフィン、もしくはオリーブ油と活性成分が混合された軟ゼラチンカプセル剤の形態であり得る。
水性懸濁液は、一般に、1つ以上の懸濁化剤、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラガカントゴムおよびアカシアゴム;分散剤または湿潤剤、例えば、レシチンまたはアルキレンオキシドと脂肪酸との縮合生成物(例えば、ポリオキシエチレンステアレート)、またはエチレンオキシドと長鎖脂肪族アルコールとの縮合生成物、例えば、ヘプタデカエチレンオキシセタノール、またはエチレンオキシドと脂肪酸およびヘキシトールより誘導される部分エステルとの縮合生成物、例えば、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、またはエチレンオキシドと長鎖脂肪族アルコールとの縮合生成物、例えば、ヘプタデカエチレンオキシセタノール、またはエチレンオキシドと脂肪酸およびヘキシトールより誘導される部分エステルとの縮合生成物、例えば、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、またはエチレンオキシドと脂肪酸およびヘキシトール無水物より誘導される部分エステルとの縮合生成物、例えば、ポリエチレンソルビタンモノオレエートと一緒に微細粉末の形態またはナノもしくはミクロン化粒子の形態で活性成分を含有する。水性懸濁液は、1つ以上の保存剤、例えば、p−ヒドロキシ安息香酸エチルまたはプロピル;抗酸化剤、例えば、アスコルビン酸;着色剤;香味剤;および/または甘味剤、例えば、スクロース、サッカリンまたはアスパルテームも含有し得る。
油性懸濁液は、植物油、例えば、ラッカセイ油、オリーブ油、ゴマ油もしくはヤシ油中で、または鉱油、例えば、流動パラフィン中で活性成分を懸濁させることにより配合することができる。油性懸濁液は、増粘剤、例えば、ミツロウ、固形パラフィンまたはセチルアルコールも含有し得る。甘味剤、例えば、上記に示されるもの、および香味剤を添加して口当たりの良い経口製剤を提供することができる。これらの組成物は、抗酸化剤、例えば、アスコルビン酸の添加により保存することができる。
水の添加による水性懸濁液の調製に好適な分散性の散剤および顆粒剤は、一般に、分散剤または湿潤剤、懸濁化剤および1つ以上の保存剤と一緒に活性成分を含有する。好適な分散剤または湿潤剤および懸濁化剤は、既に上記のものにより例示されている。追加の賦形剤、例えば、甘味剤、香味剤、および着色剤も存在し得る。
本発明の医薬組成物は、水中油型乳濁液の形態であってもよい。油相は、植物油、例えば、オリーブ油またはラッカセイ油、または鉱油、例えば、流動パラフィンなど、またはそれらのいずれかの混合物であり得る。好適な乳化剤は、例えば、天然に存在するゴム、例えば、アカシアゴムまたはトラガカントゴム、天然に存在するホスファチド、例えば、ダイズ、レシチン、脂肪酸および無水へキシトールより誘導されるエステルまたは部分エステル(例えば、ソルビタンモノオレエート)および前記部分エステルとエチレンオキシドとの縮合生成物、例えば、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエートであり得る。乳濁液は、甘味剤、香味剤、および保存剤も含有し得る。
シロップ剤およびエリキシル剤は、甘味剤、例えば、グリセロール、プロピレングリコール、ソルビトール、アスパルテームまたはスクロースと配合することができ、粘滑剤、保存剤、香味剤および/または着色剤も含有し得る。
医薬組成物は、上記の適切な分散剤または湿潤剤および懸濁化剤の1つ以上を使用する公知の手順に従って配合することができる無菌の注射可能な水性または油性懸濁液の形態であってもよい。無菌の注射可能製剤は、非経口的に許容可能な無毒性の希釈剤または溶媒中の無菌の注射可能液剤または懸濁液、例えば、1,3−ブタンジオール中の液剤であってもよい。
吸入により投与される組成物は、微細化固形物または液体の小滴のいずれかを含有するエアロゾル剤として活性成分を分注するように構成された慣用の加圧エアロゾル剤の形態であり得る。慣用のエアロゾル噴射剤、例えば、揮発性フッ素化炭化水素または炭化水素を使用することができ、エアロゾル装置は、簡便には、計量された量の活性成分を分注するように構成される。
配合物に関するさらなる情報について、読者には、Comprehensive Medicinal Chemistry(Corwin Hansch;Chairman of Editorial Board),Pergamon Press 1990、Volume 5、Chapter 25.2を参照されたい。
1つ以上の賦形剤と組み合わせて単一の剤形を産生する活性成分の量は、治療される宿主および特定の投与経路に応じて必然的に変動する。例えば、ヒトへの経口投与が意図される製剤は、一般に、例えば、0.5mgから4gの活性剤を含有し、それは総組成物の約5から約98重量パーセントで変動し得る適切で簡便な量の賦形剤と配合される。単位剤形は、一般に、約1mgから約500mgの活性成分を含有する。投与経路および投与計画に関するさらなる情報について、読者には、Comprehensive Medicinal Chemistry(Corwin Hansch;Chairman of Editorial Board),Pergamon Press 1990、Volume 5、Chapter 25.3を参照されたい。
上述のとおり、特定の病状の治療的または予防的治療に要求される用量のサイズは、治療される宿主、投与経路および治療される疾病の重症度に応じて必然的に変動する。好ましくは、1〜50mg/kgの範囲の1日用量を用いることができる。したがって、最適投与量は、任意の特定の患者を治療している診療医が決定することができる。
本発明の化合物は、治療有効量の1つ以上の薬剤との組合せでさらに投与して癌を治療することができ、その薬剤の例としては、例えば、放射線、アルキル化剤、血管新生阻害剤、抗体、代謝拮抗薬、抗有糸分裂薬、抗増殖薬、抗ウイルス薬、オーロラキナーゼ阻害剤、細胞死活性化因子(例えば、Bcl−2、Bcl−xL、Bcl−w、Bfl−1、またはMcl−1の阻害剤)、デス受容体経路の活性化因子、Bcr−Ablキナーゼ阻害剤、BET(ブロモドメイン)阻害剤、BiTE(Bi−Specific T cell Engager)抗体、抗体薬物コンジュゲート、生物学的応答調節剤、サイクリン依存性キナーゼ阻害剤、細胞周期阻害剤、シクロオキシゲナーゼ−2阻害剤、DVD(二重可変ドメイン抗体)、白血病ウイルス癌遺伝子ホモログ(ErbB2)受容体阻害剤、成長因子阻害剤、ヒートショックタンパク質(HSP)−90阻害剤、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)阻害剤、ホルモン療法、免疫製剤、アポトーシスタンパク質の阻害因子(IAP)の阻害剤、インターカレーション抗生物質、キナーゼ阻害剤、キネシン阻害剤、Jak2阻害剤、哺乳動物ラパマイシン標的タンパク質阻害剤、マイクロRNA、マイトジェン活性化細胞外シグナル調節キナーゼ阻害剤、多価結合タンパク質、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、ポリADP(アデノシン二リン酸)リボースポリメラーゼ(PARP)阻害剤、白金化学療法薬、ポロ様キナーゼ(Plk)阻害剤、ホスホイノシチド−3キナーゼ阻害剤、プロテオソーム阻害剤、プリン類似体、ピリミジン類似体、受容体チロシンキナーゼ阻害剤、エチノイド/デルトイド(etinoid/deltoid)植物アルカロイド、低分子干渉リボ核酸(siRNA)、トポイソメラーゼ阻害剤、ユビキチンリガーゼ阻害剤など、およびそれらの薬剤の1つ以上の組合せが挙げられる。
アルキル化剤としては、アルトレタミン、AMD−473、AP−5280、アパジコン、ベンダムスチン、ブロスタリシン、ブスルファン、シスプラチン、カルボプラチン、カルボコン、カルムスチン(BCNU)、クロラムブシル、CLORETAZINE(登録商標)(ラロムスチン、VNP40101M)、シクロホスファミド、デカルバジン、エストラムスチン、フォテムスチン、グルホスファミド、イホスファミド、KW−2170、ロムスチン(CCNU)、マホスファミド、メルファラン、ミトブロニトール、ミトラクトール、ニムスチン、ナイトロジェンマスタードN−オキシド、ニトロソウレア、オキサリプラチン、ラニムスチン、テモゾロミド、チオテパ、TREANDA(登録商標)(ベンダムスチン)、トレオスルファン、ロホスファミド(rofosfamide)などが挙げられる。
血管新生阻害剤としては、内皮特異的受容体、(Tie−2)阻害剤、上皮成長因子受容体(EGFR)阻害剤、インスリン成長因子−2受容体(IGFR−2)阻害剤、マトリックスメタロプロテイナーゼ−2(MMP−2)阻害剤、マトリックスメタロプロテイナーゼ−9(MMP−9)阻害剤、血小板由来成長因子受容体(PDGFR)阻害剤、トロンボスポンジン類似体、血管内皮成長因子受容体チロシンキナーゼ(VEGFR)阻害剤、ALK阻害剤などが挙げられる。
代謝拮抗薬としては、ALIMTA(登録商標)(ペメトレキセド二ナトリウム、LY231514、MTA)、5−アザシチジン、XELODA(登録商標)(カペシタビン)、カルモフール、LEUSTAT(登録商標)(クラドリビン)、クロファラビン、シタラビン、シタラビンオクホスファート、シトシンアラビノシド、デシタビン、デフェロキサミン、ドキシフルリジン、エフロルニチン、EICAR(5−エチニル−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキサミド)、エノシタビン、エチニルシチジン、フルダラビン、単独での、またはロイコボリンとの組合せでの5−フルオロウラシル、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、ヒドロキシウレア、ALKERAN(登録商標)(メルファラン)、メルカプトプリン、6−メルカプトプリンリボシド、メトトレキサート、ミコフェノール酸、ネララビン、ノラトレキセド、オクホスファート、ペリトレキソール、ペントスタチン、ペメクストレド(pemextred)、ラルチトレキセド、リバビリン、トリアピン、トリメトレキサート、S−1、チアゾフリン、テガフール、TS−1、ビダラビン、UFTなどが挙げられる。
Bcl−2タンパク質阻害剤としては、ABT−199、AT−101((−)ゴシポール)、GENASENSE(登録商標)(G3139またはオブリメルセン(Bcl−2標的化アンチセンスオリゴヌクレオチド))、IPI−194、IPI−565、N−(4−(4−((4’−クロロ(1,1’−ビフェニル)−2−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(ジメチルアミノ)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−ニトロベンゼンスルホンアミド)(ABT−737)、N−(4−(4−((2−(4−クロロフェニル)−5,5−ジメチル−1−シクロヘキス−1−エン−1−イル)メチル)ピペラジン−1−イル)ベンゾイル)−4−(((1R)−3−(モルホリン−4−イル)−1−((フェニルスルファニル)メチル)プロピル)アミノ)−3−((トリフルオロメチル)スルホニル)ベンゼンスルホンアミド(ABT−263)、GX−070(オバトクラックス)などが挙げられる。
CDK阻害剤としては、BMI−1040、BMS−032、BMS−387、CVT−2584、フラボピリドール、GPC−286199、MCS−5A、PD0332991、PHA−690509、セリシクリブ(CYC−202、R−ロスコビチン)、ZK−304709などが挙げられる。
EGFR阻害剤としては、EGFR抗体、ABX−EGF、抗EGFR免疫リポソーム、EGF−ワクチン、EMD−7200、ERBITUX(登録商標)(セツキシマブ)、HR3、IgA抗体、IRESSA(登録商標)(ゲフィチニブ)、TARCEVA(登録商標)(エルロチニブまたはOSI−774)、TP−38、EGFR融合タンパク質、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)、AZD9291などが挙げられる。
ErbB2受容体阻害剤としては、CP−724−714、CI−1033(カネルチニブ)、HERCEPTIN(登録商標)(トラスツズマブ)、TYKERB(登録商標)(ラパチニブ)、OMNITARG(登録商標)(2C4、ペツズマブ)、TAK−165、GW−572016(イオナファルニブ)、GW−282974、EKB−569、PI−166、dHER2(HER2ワクチン)、APC−8024(HER−2ワクチン)、抗HER/2neu二重特異性抗体、HER2二官能性二重特異性抗体としてのB7.her2IgG3、mABのAR−209、mABの2B−1などが挙げられる。
抗体薬物コンジュゲートとしては、抗CD22−MC−MMAF、抗CD22−MC−MMAE、抗CD22−MCC−DM1、CR−011−vcMMAE、PSMA−ADC、MEDI−547、SGN−19Am、SGN−35、SGN−75などが挙げられる。
白金化学療法薬としては、シスプラチン、ELOXATIN(登録商標)(オキサリプラチン)エプタプラチン、ロバプラチン、ネダプラチン、PARAPLATIN(登録商標)(カルボプラチン)、サトラプラチン、ピコプラチンなどが挙げられる。
VEGFR阻害剤としては、AVASTIN(登録商標)(ベバシズマブ)、ABT−869、AEE−788、ANGIOZYME(商標)(血管新生を阻害するリボザイム(Ribozyme Pharmaceuticals(Boulder,CO.)およびChiron(Emeryville,CA))、アキシチニブ(AG−13736)、AZD−2171、CP−547,632、IM−862、MACUGEN(ペガプタミブ)、NEXAVAR(登録商標)(ソラフェニブ、BAY43−9006)、パゾパニブ(GW−786034)、バタラニブ(PTK−787、ZK−222584)、SUTENT(登録商標)(スニチニブ、SU−11248)、VEGFトラップ、ZACTIMA(商標)(バンデタニブ、ZD−6474)、GA101、オファツムマブ、ABT−806(mAb−806)、ErbB3特異的抗体、BSG2特異的抗体、DLL4特異的抗体およびC−met特異的抗体などが挙げられる。
抗腫瘍抗生物質としては、インターカレーション抗生物質のアクラルビシン、アクチノマイシンD、アムルビシン、アナマイシン、アドリアマイシン、BLENOXANE(登録商標)(ブレオマイシン)、ダウノルビシン、CAELYX(登録商標)またはMYOCET(登録商標)(リポソームドキソルビシン)、エルサミトルシン、エピルブシン、グラルブイシン、ZAVEDOS(登録商標)(イダルビシン)、マイトマイシンC、ネモルビシン、ネオカルジノスタチン、ペプロマイシン、ピラルビシン、レベッカマイシン、スチマラマー、ストレプトゾシン、VALSTAR(登録商標)(バルルビシン)、ジノスタチンなどが挙げられる。
DNA修復機序の阻害剤、例えば、CHKキナーゼ;DNA依存性タンパク質キナーゼ阻害剤;ポリ(ADP−リボース)ポリメラーゼの阻害剤(PARP阻害剤)、例として、ABT−888(ベリパリブ)、オラパリブ、KU−59436、AZD−2281、AG−014699、BSI−201、BGP−15、INO−1001、ONO−2231など;およびHsp90阻害剤、例えば、タネスピマイシンおよびレタスピマイシン。
免疫製剤の例としては、インターフェロンおよび他の免疫増強剤が挙げられる。インターフェロンとしては、インターフェロンアルファ、インターフェロンアルファ−2a、インターフェロンアルファ−2b、インターフェロンベータ、インターフェロンガンマ−1a、ACTIMMUNE(登録商標)(インターフェロンガンマ−1b)またはインターフェロンガンマ−n1、それらの組合せなどが挙げられる。他の薬剤としては、ALFAFERONE(登録商標)、(IFN−α)、BAM−002(酸化型グルタチオン)、BEROMUN(登録商標)(タソネルミン)、BEXXAR(登録商標)(トシツモマブ)、CAMPATH(登録商標)(アレムツズマブ)、CTLA4(細胞傷害性リンパ球抗原4)、デカルバジン、デニロイキン、エプラツズマブ、GRANOCYTE(登録商標)(レノグラスチム)、レンチナン、白血球アルファインターフェロン、イミキモド、MDX−010(抗CTLA−4)、黒色腫ワクチン、ミツモマブ、モルグラモスチム、MYLOTARG(商標)(ゲムツズマブオゾガマイシン)、NEUPOGEN(登録商標)(フィルグラスチム)、OncoVAC−CL、OVAREX(登録商標)(オレゴボマブ)、ペムツモマブ(Y−muHMFG1)、PROVENGE(登録商標)(シプロイセル−T)、サルガラモスチム(sargaramostim)、シゾフィラン、テセロイキン、THERACYS(登録商標)(カルメット・ゲラン菌)、ウベニメクス、VIRULIZIN(登録商標)(免疫療法薬、Lorus Pharmaceuticals)、Z−100(丸山ワクチン(Specific Substance of Maruyama(SSM))、WF−10(テトラクロロデカオキシド(TCDO))、PROLEUKIN(登録商標)(アルデスロイキン)、ZADAXIN(登録商標)(チマルファシン)、ZENAPAX(登録商標)(ダクリズマブ)、ZEVALIN(登録商標)(90Y−イブリツモマブチウキセタン)などが挙げられる。
ピリミジン類似体としては、シタラビン(ara CまたはアラビノシドC)、シトシンアラビノシド、ドキシフルリジン、FLUDARA(登録商標)(フルダラビン)、5−FU(5−フルオロウラシル)、フロクスウリジン、GEMZAR(登録商標)(ゲムシタビン)、TOMUDEX(登録商標)(ラチトレキセド)、TROXATYL(商標)(トリアセチルウリジントロキサシタビン)などが挙げられる。
抗有糸分裂剤としては、バタブリン、エポチロンD(KOS−862)、N−(2−((4−ヒドロキシフェニル)アミノ)ピリジン−3−イル)−4−メトキシベンゼンスルホンアミド、イクサベピロン(BMS247550)、パクリタキセル、TAXOTERE(登録商標)(ドセタキセル)、PNU100940(109881)、パツピロン、XRP−9881(ラロタキセル)、ビンフルニン、ZK−EPO(合成エポチロン)などが挙げられる。
さらに、式(I)を有する化合物は、他の化学療法剤、例えば、ABRAXANE(商標)(ABI−007)、ABT−100(ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤)、ADVEXIN(登録商標)(Ad5CMV−p53ワクチン)、ALTOCOR(登録商標)またはMEVACOR(登録商標)(ロバスタチン)、AMPLIGEN(登録商標)(ポリI:ポリC12U、合成RNA)、APTOSYN(登録商標)(エクシスリンド)、AREDIA(登録商標)(パミドロン酸)、アルグラビン、L−アスパラギナーゼ、アタメスタン(1−メチル−3,17−ジオン−アンドロスタ−1,4−ジエン)、AVAGE(登録商標)(タザロテン)、AVE−8062(コンブレアスタチン誘導体)BEC2(ミツモマブ)、カケクチンまたはカケキシン(腫瘍壊死因子)、カンバキシン(ワクチン)、CEAVAC(登録商標)(癌ワクチン)、CELEUK(登録商標)(セルモロイキン)、CEPLENE(登録商標)(ヒスタミン二塩酸塩)、CERVARIX(登録商標)(ヒトパピローマウイルスワクチン)、CHOP(登録商標)(C:CYTOXAN(登録商標)(シクロホスファミド);H:ADRIAMYCIN(登録商標)(ヒドロキシドキソルビシン);O:ビンクリスチン(ONCOVIN(登録商標));P:プレドニゾン)、CYPAT(商標)(酢酸シプロテロン)、コンブレスタチンA4P、DAB(389)EGF(His−Alaリンカーを介してヒト上皮成長因子に融合しているジフテリア毒素の触媒および転位ドメイン)またはTransMID−107R(商標)(ジフテリア毒素)、ダカルバジン、ダクチノマイシン、5,6−ジメチルキサンテノン−4−酢酸(DMXAA)、エニルウラシル、EVIZON(商標)(乳酸スクアラミン)、DIMERICINE(登録商標)(T4N5リポソームローション)、ディスコデルモライド、DX−8951f(メシル酸エキサテカン)、エンザスタウリン、EPO906(エピチロンB)、GARDASIL(登録商標)(四価ヒトパピローマウイルス(6、11、16、18型)組換えワクチン)、GASTRIMMUNE(登録商標)、GENASENSE(登録商標)、GMK(ガングリオシドコンジュゲートワクチン)、GVAX(登録商標)(前立腺癌ワクチン)、ハロフジノン、ヒステレリン、ヒドロキシカルバミド、イバンドロン酸、IGN−101、IL−13−PE38、IL−13−PE38QQR(シントレデキンベスドトクス)、IL−13−シュードモナス菌外毒素、インターフェロン−α、インターフェロン−γ、JUNOVAN(商標)またはMEPACT(商標)(ミファムルチド)、ロナファルニブ、5,10−メチレンテトラヒドロ葉酸、ミルテホシン(ヘキサデシルホスホコリン)、NEOVASTAT(登録商標)(AE−941)、NEUTREXIN(登録商標)(グルクロン酸トリメトレキサート)、NIPENT(登録商標)(ペントスタチン)、ONCONASE(登録商標)(リボヌクレアーゼ酵素)、ONCOPHAGE(登録商標)(黒色腫ワクチン治療)、ONCOVAX(登録商標)(IL−2ワクチン)、ORATHECIN(商標)(ルビテカン)、OSIDEM(登録商標)(抗体ベース細胞薬物)、OVAREX(登録商標)MAb(マウスモノクローナル抗体)、パクリタキセル、PANDIMEX(商標)(20(S)プロトパナキサジオール(aPPD)および20(S)プロトパナキサトリオール(aPPT)を含むチョウセンニンジンからのアグリコン型サポニン)、パニツムマブ、PANVAC(登録商標)−VF(試験中の癌ワクチン)、ペグアスパラガーゼ、PEGインターフェロンA、フェノキソジオール、プロカルバジン、レビマスタット、REMOVAB(登録商標)(カツマキソマブ)、REVLIMID(登録商標)(レナリドミド)、RSR13(エファプロキシラル)、SOMATULINE(登録商標)LA(ランレオチド)、SORIATANE(登録商標)(アシトレチン)、スタウロスポリン(ストレプトマイセス・スタウロスポレス(Streptomyces staurospores))、タラボスタット(PT100)、TARGRETIN(登録商標)(ベキサロテン)、TAXOPREXIN(登録商標)(DHA−パクリタキセル)、TELCYTA(登録商標)(カンホスファミド、TLK286)、テミリフェン、TEMODAR(登録商標)(テモゾロミド)、テスミリフェン、サリドマイド、THERATOPE(登録商標)(STn−KLH)、チミタック(2−アミノ−3,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−5−(4−ピリジルチオ)キナゾリン二塩酸塩)、TNFERADE(商標)(アデノベクター:腫瘍壊死因子−αの遺伝子を含むDNA担体)、TRACLEER(登録商標)またはZAVESCA(登録商標)(ボセンタン)、トレチノイン(Retin−A)、テトランドリン、TRISENOX(登録商標)(三酸化ヒ素)、VIRULIZIN(登録商標)、ウクライン(クサノオウという植物からのアルカロイドの誘導体)、ビタキシン(抗アルファvベータ3抗体)、XCYTRIN(登録商標)(モテキサフィンガドリニウム)、XINLAY(商標)(アトラセンタン)、XYOTAX(商標)(パクリタキセルポリグルメックス)、YONDELIS(登録商標)(トラベクテジン)、ZD−6126、ZINECARD(登録商標)(デクスラゾキサン)、ZOMETA(登録商標)(ゾレンドロン酸)、ゾルビシンなどと組み合わせることができる。
本明細書において、用語「組合せ」が使用される場合、これは、同時、別個、または連続投与を指すことを理解すべきである。本発明の一実施形態において、「組合せ」は、同時投与を指す。本発明の別の実施形態において、「組合せ」は、別個投与を指す。本発明のさらなる実施形態において、「組合せ」は、連続投与を指す。投与が連続または別個である場合、第2の成分の投与における遅延は、その組合せの有益な効果を損失させるようなものであるべきではない。このような組合せ生成物は、上記の投与量範囲内の本発明の化合物、または薬学的に許容可能なその塩、および承認投与量範囲内の他の薬学的に活性な薬剤を用いる。組合せ療法は、「相乗作用」を提供し得、「相乗的である」こと、すなわち、一緒に使用される活性成分が、化合物の別個の使用から生じる効果の合計よりも大きい場合に達成される効果を証明する。相乗効果は、活性成分が、(1)同時配合され、組合せ単位投与量配合物で同時投与または送達される場合;(2)別個の配合物として変更または並行して送達される場合;または(3)一部の他のレジメンにより得ることができる。代替療法で送達される場合、相乗効果は、例えば、別個のシリンジ中での異なる注射により、化合物が連続投与または送達される場合、得ることができる。一般に、代替療法の間、それぞれの活性成分の有効投与量は、連続投与、すなわち、逐次投与される一方、組合せ療法においては、2つ以上の活性成分の有効投与量が一緒に投与される。
本発明の上記医薬組成物、プロセス、方法、使用、医薬品、および製造特徴のいずれにおいても、本明細書に記載の本発明の化合物の代替実施形態のいずれも当てはまる。
好適な保護基、例えば、当技術分野において周知のもの:例えば、アミノについて:t−ブトキシカルボニルまたは(トリメチルシリル)エトキシメチル(SEM);ヒドロキシルについて:tert−ブチルジメチルシリルまたはテトラヒドロピラン−2−イルを任意の経路で使用することができることに留意されたい。脱保護条件は、当技術分野において周知である。
この反応は、当業者に周知の標準的条件下で、例えば、パラジウム源(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)または酢酸パラジウム(II)、場合により、ホスフィン配位子(例えば、Xantphos)、および好適な塩基(例えば、炭酸セシウム)の存在下で実施することができる。
Yは、ボロン酸、ボロン酸エステルまたはまたはカリウムトリフルオロボレート基(例えば、ボロン酸、ボロン酸ピナコールエステル、またはカリウムトリフルオロボレート)であり、Lは、ハロゲン原子(例えば、クロロまたはブロモ)またはトリフレート基である。この反応は、当業者に周知の標準的条件下で、例えば、パラジウム源およびホスフィン配位子(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、Pd(dppf)Cl2としても公知の[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、および好適な塩基(例えば、炭酸セシウムまたはリン酸カリウム))の存在下で実施することができる。
Yは、ボロン酸、ボロン酸エステルまたはカリウムトリフルオロボレート基(例えば、ボロン酸、ボロン酸ピナコールエステル、またはカリウムトリフルオロボレート)であり、L1およびL2は、ハロゲン原子またはトリフレート基であり、カップリング反応の間、L1はL2よりも反応性が低く、例えば、L1はクロロであり、L2はヨードである。この反応は、当業者に周知の標準的条件下で、例えば、パラジウム源およびホスフィン配位子(例えば、第2世代XPhos触媒前駆体(2ndGeneration XPhos Precatalyst)、および好適な塩基、例えば、リン酸カリウム)の存在下で実施することができる。
この反応に好適なカップリング剤としては、例えば、HATUとしても公知の1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート、TBTU(2−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルイソウロニウムテトラフルオロボレート)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩イオンまたは無水1−プロパンホスホン酸(T3P)、好ましくは、1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミンまたは無水1−プロパンホスホン酸(T3P)が挙げられる。
この反応は、好適な塩基の存在下で簡便に実施される。好適な塩基は、例えば、有機アミン塩基、例えば、ピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン、ジイソプロピルエチルアミンなど、または例えば、アルカリもしくはアルカリ土類金属炭酸塩もしくは水酸化物、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムである。
Yは、ボロン酸、ボロン酸エステルまたはカリウムトリフルオロボレート基(例えば、ボロン酸、ボロン酸ピナコールエステル、またはカリウムトリフルオロボレート)である。
この反応は、当業者に周知の標準的条件下で、例えば、パラジウム源およびホスフィン配位子、(例えば、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、Pd(dppf)Cl2としても公知の[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II))、および好適な塩基(例えば、炭酸セシウムまたは炭酸カリウム)の存在下で実施することができる。
式(VIII)の化合物は、例えば、実施例39(6−アミノ−4−クロロニコチノニトリルの調製)に説明されるとおり、別の式(VIII)の化合物に転換することができることが理解される。
Yは、ボロン酸、ボロン酸エステルまたはカリウムトリフルオロボレート基(例えば、ボロン酸、ボロン酸ピナコールエステル、またはカリウムトリフルオロボレート)である。
この反応は、当業者に周知の標準的条件下で、例えば、パラジウム源およびホスフィン配位子(例えば:クロロ(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)としても公知の第2世代XPhos触媒前駆体、または[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II))、および好適な塩基(例えば、リン酸カリウムまたは炭酸セシウム)の存在下で実施することができる。
この反応に好適なカップリング剤としては、例えば、O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート、HATU、TBTU(2−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルイソウロニウムテトラフルオロボレート)または1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩イオン、好ましくは、1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミンおよび無水1−プロパンホスホン酸(T3P)が挙げられる。
この反応は、好適な塩基の存在下で簡便に実施することができる。好適な塩基は、例えば、有機アミン塩基、例えば、ピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン、ジイソプロピルエチルアミンなど、または例えば、アルカリまたはアルカリ土類金属炭酸塩もしくは水酸化物、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、水酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウムである。任意の式(XI)の化合物を、例えば、実施例39または75におけるようにアミノ基のアシル化により、別の式(XI)の化合物に転換することができることが理解される。
Yは、ボロン酸、ボロン酸エステルまたはカリウムトリフルオロボレート基(例えば、ボロン酸、ボロン酸ピナコールエステル、またはカリウムトリフルオロボレート)である。
Yは、ボロン酸、ボロン酸エステルまたはカリウムトリフルオロボレート基(例えば、ボロン酸、ボロン酸ピナコールエステル、またはカリウムトリフルオロボレート)である。
本発明の化合物中の種々の環置換基のあるものを、上記の方法前、またはその直後のいずれかで標準的芳香族置換反応により導入し、または慣用の官能基修飾により生成することができ、それ自体、本発明の方法の態様に含まれることが認識される。このような反応および修飾としては、例えば、芳香族置換反応による置換基の導入、置換基の還元、置換基のアルキル化および置換基の酸化が挙げられる。このような手順のための試薬および反応条件は、化学分野において周知である。芳香族置換反応の特定の例としては、濃硝酸を使用するニトロ基の導入、例えば、ハロゲン化アシルおよびルイス酸(例えば、三塩化アルミニウム)をフリーデルクラフツ条件下で使用するアシル基の導入;ハロゲン化アルキルおよびルイス酸(例えば、三塩化アルミニウム)をフリーデルクラフツ条件下で使用するアルキル基の導入;ならびにハロゲン基の導入が挙げられる。修飾の特定の例としては、例えば、ニッケル触媒による触媒的水素化または加熱を伴う塩酸の存在下での鉄による処理によるニトロ基のアミノ基への還元;アルキルチオのアルキルスルフィニルまたはアルキルスルホニルへの酸化が挙げられる。
本明細書に記載の反応の一部において、化合物中の任意の感受性基を保護することが必要であり得/望ましいことがあることも認識される。保護が必要または望ましい例および好適な保護方法は、当業者に公知である。慣用の保護基は、標準的な実務
(説明については、T.W.Green,Protective Groups in Organic Synthesis,John Wiley and Sons,1991参照)に従って使用することができる。したがって、反応物質がアミノ、カルボキシまたはヒドロキシのような基を含む場合、本明細書に記載の反応の一部においてその基を保護することが望ましいことがある。
アミノまたはアルキルアミノ基に好適な保護基は、例えば、アシル基、例えば、アルカノイル基、例えば、アセチル、アルコキシカルボニル基、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニルまたはtert−ブトキシカルボニル基、アリールメトキシカルボニル基、例えば、ベンジルオキシカルボニル、またはアロイル基、例えば、ベンゾイルである。上記保護基のための脱保護条件は、保護基の選択によって必然的に変動する。したがって、例えば、アシル基、例えば、アルカノイルまたはアルコキシカルボニル基またはアロイル基は、例えば、好適な塩基、例えば、アルカリ金属水酸化物、例えば、水酸化リチウムまたはナトリウムによる加水分解により除去することができる。あるいは、アシル基、例えば、tert−ブトキシカルボニル基は、例えば、好適な酸、例えば、塩酸、硫酸またはリン酸またはトリフルオロ酢酸による処理により除去することができ、アリールメトキシカルボニル基、例えば、ベンジルオキシカルボニル基は、例えば、触媒、例えば、パラジウム炭素上の水素化により、またはルイス酸、例えば、ホウ素トリス(トリフルオロアセテート)による処理により除去することができる。第1級アミノ基に好適な代替保護基は、例えば、アルキルアミン、例えば、ジメチルアミノプロピルアミン、またはヒドラジンによる処理により除去することができるフタロイル基である。
ヒドロキシ基に好適な保護基は、例えば、アシル基、例えば、アルカノイル基、例えば、アセチル、アロイル基、例えば、ベンゾイル、またはアリールメチル基、例えば、ベンジルである。上記保護基のための脱保護条件は、保護基の選択によって必然的に変動する。したがって、例えば、アシル基、例えば、アルカノイルまたはアロイル基は、例えば、好適な塩基、例えば、アルカリ金属水酸化物、例えば、水酸化リチウムまたはナトリウムによる加水分解により除去することができる。あるいは、アリールメチル基、例えば、ベンジル基は、例えば、触媒、例えば、パラジウム炭素上の水素化により除去することができる。
カルボキシ基に好適な保護基は、例えば、塩基、例えば、水酸化ナトリウムによる加水分解により除去することができる例えばエステル化基、例えば、メチルもしくはエチル基、または例えば、酸、例えば、有機酸、例えば、トリフルオロ酢酸により除去することができる例えばtert−ブチル基、または例えば、触媒、例えば、パラジウム炭素上の水素化により除去することができる例えばベンジル基である。
本発明のさらなる態様によれば、本明細書に定義の式(I)の化合物、または薬学的に許容可能なその塩を、薬学的に許容可能な希釈剤または担体とともに含む医薬組成物が提供される。
式(I)の化合物は、式(I)の化合物の混合物:実施例9および2、41および42、43および14、59および60、61および62、64および65、68および69、70および71、72および73、79および80、83および84からの分離(例えば、キラル分離)により得ることができることが理解される。
本開示の態様を、本開示のある化合物および中間体の詳細な調製ならびに本開示の化合物を使用する方法を詳細に記載する以下の非限定的な実施例を参照してさらに定義することができる。本開示の範囲から逸脱せずに材料および方法の両方に対して多くの改変を実施することができることが、当業者に明らかである。
特に記載のない限り、
(i)操作は、特に記載のない限り、周囲温度、すなわち17から25℃の範囲で、不活性ガス、例えば、窒素の雰囲気下で実施した;
(ii)蒸発は、回転蒸発、または真空中でGenevac装置もしくはBiotage v10エバポレーターを利用することにより実施し、濾過により残留固体を除去した後、後処理手順を実施した;
(iii)フラッシュクロマトグラフィー精製は、プレパックされたRediSep Rf Gold(商標)シリカカラム(20〜40μm、球状粒子)、GraceResolv(商標)カートリッジ(Davisil(登録商標)シリカ)またはSilicycleカートリッジ(40〜63μm)を使用する自動化Teledyne Isco CombiFlash(登録商標)RfまたはTeledyne Isco CombiFlash(登録商標)Companion(登録商標)上で実施した;
(iv)分取クロマトグラフィーは、UVコレクションを備えるGilson分取プHPLC機器上で実施し;あるいは、分取クロマトグラフィーは、MSおよびUVトリガーコレクションを備えるWaters AutoPurification HPLC−MS機器上で実施した;
(v)キラル分取クロマトグラフィーは、UVコレクションを備えるGilson機器(233インジェクター/フラクションコレクター、333および334ポンプ、155UV検出器)またはVarian Prep Star機器(2×SD1ポンプ、325UV検出器、701フラクションコレクター)上で、ポンプをGilson305インジェクションにより稼働させ;あるいは、キラル分取クロマトグラフィーは、MSおよびUVトリガーコレクションを備えるWaters Prep 100 SFC−MS機器またはUVコレクションを備えるThar MultiGram III SFC機器上で実施した;
(vi)収量が示される場合、それは必ずしも最大の到達可能な収量ではない;
(vii)一般に、式Iの最終生成物の構造は、核磁気共鳴(NMR)分光法により確認し;NMR化学シフト値は、デルタスケールで計測した[プロトン磁気共鳴スペクトルは、Bruker Avance500(500MHz)またはBruker Avance400(400MHz)機器を使用して決定した];計測値は、特に規定のない限り、周囲温度において採取し;以下の略語を使用した:s、一重線;d、二重線;t、三重線;q、四重線;m、多重線;dd、二重の二重線;ddd、二重の二重の二重線;dq、四重の二重線;dt、三重の二重線;tt、三重の三重線;p、五重線;bs、幅広なシグナル。
(viii)一般に、式Iの最終生成物は、液体クロマトグラフィー後のマススペクトロスコピー(LCMSまたはUPLC)によっても特徴付けし;UPLCは、1mL/分の流量において、1.50分間にわたり97%のA+3%のBから3%のAから97%のBの溶媒系を使用する(出発条件などに戻す平衡化についての総稼働時間は、1.70分間である)、Waters SQ質量分析計を備えるWaters UPLC(カラム温度40、UV=220〜300nm、質量分析=ポジティブ/ネガティブの切り換えを備えるESI)を使用して実施し、A=水中0.1%のギ酸(酸機能用)または水中0.1%のアンモニア(塩基機能用)であり、B=アセトニトリルであった。酸分析について、使用したカラムは、Waters Acquity HSS T3 1.8μm 2.1×50mmであり、塩基分析について、使用したカラムは、Waters Acquity BEH 1.7μm 2.1×50mmであった。あるいは、UPLCは、1mL/分の流量において、1.5分間にわたり2から98%のBの溶媒勾配を使用する(出発条件に戻す平衡化についての総稼働時間:2分間)、Waters SQ質量分析計を備えるWaters UPLC(カラム温度30、UV=210〜400nm、質量分析=ポジティブ/ネガティブの切り換えを備えるESI)を使用して実施し、A=水中0.1%のギ酸であり、B=アセトニトリル中0.1%のギ酸(酸機能用)であり、またはA=水中0.1%の水酸化アンモニウムであり、B=アセトニトリル(塩基機能用)であった。酸分析について、使用したカラムは、Waters Acquity HSS T3 1.8μm 2.1×30mmであり、塩基分析について、使用したカラムは、Waters Acquity BEH C18 1.7μm 2.1×30mmであり;LCMSは、Waters ZQ ESCi質量分析計およびPhenomenex Gemini−NX(50×2.1mm、5μm)カラムを備えるWaters Alliance HT(2795)を、1.1mL/分の流量において、0.5分間の保持で4分間にわたり95%のAから95%のBで使用して実施した。モディファイヤーは、酸性の方法か塩基性の方法かに応じて、一定の5%のC(50:50のアセトニトリル:水0.1%のギ酸)またはD(50:50のアセトニトリル:水0.1%の水酸化アンモニウムにおいて保持した。特に規定のない限り、最も特徴的な質量ピークのみを下限単位に丸めて報告することが理解される。典型的には、ある原子のいくつかの同位体が存在する場合、より小さい最も一般的な同位体のみを報告する(例えば、35Cl、79Br、12C...)。
(ix)イオン交換精製は、一般に、SCX−2(Biotage)カートリッジを使用して実施した。
(x)中間体の純度は、薄層クロマトグラフ、質量スペクトル、HPLC(高速液体クロマトグラフィー)および/またはNMR分析により評価した;
(xi)旋光度は、度で計測した;
(xii)XRPD分析は、Bruker AXS Inc(商標)(Madison,Wisconsin)から市販されているBruker D4回折計を使用して実施した。XRPDスペクトルは、単一ケイ素結晶ウエハマウント(例えば、Brukerケイ素ゼロバックグラウンドX線回折試料ホルダ)上に分析用材料の試料(約20mg)をマウントし、顕微鏡スライドを用いて試料を薄層に拡げることにより得た。試料を毎分30回転数において回転させ(計数統計を改善するため)、それに、1.5406オングストローム(すなわち、約1.54オングストローム)の波長を用いて40kVおよび40mAにおいて操作される銅製の長い微小焦点管により生成されたX線を照射した。シータ−シータモードで2度から40度の2シータの範囲にわたり、試料を0.02度の2シータ増分当たり1秒間曝露した(連続スキャンモード)。稼働時間は31分41秒であった。当業者は、XRPD2θ値が妥当な範囲で、例えば、±0.1°2θの範囲内で変動し得ることを認識する。当業者は、種々の理由、例として、例えば、好ましい方向で、本質的に同一の結晶形態について計測される場合、XRPD強度が変動し得ることを認識する。XRPDの原理は、刊行物、例えば、Giacovazzo,C.et al.(1995),Fundamentals of Crystallography,Oxford University Press;Jenkins,R.and Snyder,R.L.(1996),Introduction to X−Ray Powder Diffractometry,John Wiley & Sons,New York;およびKlug,H.P.& Alexander,L.E.(1974),X−ray Diffraction Procedures,John Wiley and Sons,New Yorkなどに記載されている。相対強度は信頼性が低いため、数値に代えて以下の定義を使用する。
%相対強度 定義
25〜100 vs(極めて強い)
10〜25 s(強い)
3〜10 m(中程度)
1〜3 w(弱い)
<1 vw(極めて弱い)
回折図に見出された一部の追加の極めて弱いピークは除外した。
(xiii)DSCは、TA InstrumentsモデルQ1000を使用して実施した。試料(約2mg)をアルミニウム試料パン中に秤量し、DSCに移した。機器を窒素により50mL/分においてパージし、10℃/分の動的加熱速度を使用してデータを25℃から300℃の間で収集した。DSC分析は、TA INSTRUMENTS(登録商標)(New Castle,Delaware)から入手可能なQ SERIES(商標)Q1000 DSC熱量計を使用して標準的方法に従って調製された試料に対して実施した。機器を窒素により50mL/分においてパージし、10℃/分の動的加熱速度を使用してデータを25℃から300℃の間で収集した。温度データは、標準的ソフトウェア、例えば、TA INSTRUMENTS(登録商標)からのUniversal v.4.5Aを使用して分析した。
(xiv)熱重量分析(TGA):TGAは、TA InstrumentsモデルQ5000を使用して実施した。試料(約5mg)をアルミニウム試料パン中に装入し、TGA炉に挿入した。機器を窒素により50mL/分においてパージし、10℃/分の動的加熱速度を使用してデータを25℃から300℃の間で収集した。温度データは、標準的ソフトウェア、例えば、TA INSTRUMENTS(登録商標)からのUniversal v.4.5Aを使用して分析した。
(xv)以下の略語を使用した:
第2世代XPhos(またはX−Phos)触媒前駆体
クロロ(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)
第3世代RuPhos触媒前駆体(3rdGeneration RuPhos Precatalyst)
(2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジイソプロポキシ−1,1’−ビフェニル)[2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート
aq. 水性
atm 気圧
BuLi n−ブチルリチウム
CDCl3 重水素化クロロホルム
CD3OD 重水素化メタノール
CDI カルボニルジイミダゾール
Conc. 濃縮
DCMジクロロメタン
DIPEA N,N−ジイソプロピルエチルアミン
DMA N,N−ジメチルアセトアミド
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DMSO ジメチルスルホキシド
DMSO−d6 重水素化ジメチルスルホキシド
dppf 1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン
DSC 示差走査熱量測定
EtOH エタノール
EtOAc酢酸エチル
HATU 1−[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]−1H−1,2,3−トリアゾロ[4,5−b]ピリジニウム3−オキシドヘキサフルオロホスフェート
h 時間
IPA/iPrOH イソプロピルアルコール
MeCN アセトニトリル
MeOH メタノール
MTBE メチル−tert−ブチルエーテル
NBS N−ブロモスクシンイミド
NIS N−ヨードスクシンイミド
NMP N−メチルピロリジン
PdCl2(dppf) [1,1’−ビス(ジフェニルホスフィニオ(diphenylphosphinio))フェロセン]−ジクロロパラジウム(II)
Pd(P(Cy)3)2Cl2 ビス(トリシクロヘキシルホスフィン)ジクロロパラジウム(II)
r.t. 室温
SCX/SCX−2 強カチオン交換クロマトグラフィー
SEM−Cl 2−(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド
SFC 超臨界流体クロマトグラフィー
T3P(登録商標) 無水プロパンホスホン酸
TBS/TBDMS tert−ブチルジメチルシリル
TBS−Cl tert−ブチルジメチルシリルクロリド
TEA トリエチルアミン
TFA トリフルオロ酢酸
TGA 熱重量分析
THF テトラヒドロフラン
TMEDA テトラメチルエチレンジアミン
Xantphos 4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン
XRPD X線粉末回折
実施例1
(R)−N−(5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−3−カルボキサミド
TFA(2mL、26.0mmol)を、DCM(5mL)中の(R)−tert−ブチル3−((5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート(0.40g、0.52mmol)に滴加した。得られた混合物を室温において1時間撹拌してから減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μmシリカ、30mm直径、100mm長さ)により、溶出剤としての水(0.1%の炭酸アンモニウムを含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を濃縮乾固して(R)−N−(5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−3−カルボキサミド(22.0mg、11.7%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD,22℃)1.41−1.52(1H,m),1.57−1.68(2H,m),1.85−1.94(5H,m),2.48−2.57(2H,m),2.68−2.76(1H,m),2.80−2.89(3H,m),2.97−3.03(1H,m),3.78−3.84(2H,m),7.04(1H,s),8.10(1H,s),8.29(1H,s),アミドおよびピペリジンNHは観察されず.m/z:ES+ [M+H]+ 360.
出発材料(R)−tert−ブチル3−((5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレートを調製するための手順を以下に記載する:
3−(2,5−ジクロロピリジン−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジンの調製
炭酸セシウム(3.24g、9.95mmol)を、3−ブロモ−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン(500mg、2.49mmol)、(2,5−ジクロロピリジン−4−イル)ボロン酸(3.34g、17.4mmol)Pd(dppf)Cl
2・CH
2Cl
2(203mg、0.25mmol)、ジオキサン(10mL)、および水(1mL)に窒素下で添加した。得られた混合物を、90℃において2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮乾固し、EtOAc(50mL)中で再溶解させてから水(2×20mL)および飽和水性塩化ナトリウム(50mL)により連続的に洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、石油エーテル中0から25%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を濃縮乾固して3−(2,5−ジクロロピリジン−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン(500mg、75.0%)を褐色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+268.
(R)−tert−ブチル3−((5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレートの調製
3−(2,5−ジクロロピリジン−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン(460mg、1.72mmol)を、(R)−tert−ブチル3−カルバモイルピペリジン−1−カルボキシレート(470mg、2.06mmol)、Pd(PPh
3)
4(198mg、0.17mmol)、炭酸セシウム(1.68g、5.15mmol)、Xantphos(199mg、0.34mmol)、およびジオキサン(8mL)に窒素下で添加した。得られた混合物を120℃において2時間撹拌した。次いで、反応混合物を濾過し、得られた濾液をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、石油エーテル中0から50%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮して(R)−tert−ブチル−3−((5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート(400mg、50.7%)を黄色油状物として得た。m/z:ES+[M+H]+460.
実施例2
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
塩化アセチル(1.0mL、14.5mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(2.46g、6.59mmol)およびピリジン(6.40mL、79.1mmol)のDCM(58.5mL)中の混合物に0℃において滴加した。45分後、混合物を飽和水性炭酸水素ナトリウムおよび飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄してから硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた暗琥珀色油状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のメタノールの溶出勾配で精製した。生成物分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(3ステップにわたる2.6g、93%の収率)を淡ベージュ色泡状固体として得た。
分析SFC条件(下記参照)による(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの分析により、この材料が98%の(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(Rt=1.42分)および2%の(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(Rt=2.42分)を含有することが決定された。この材料を分取SFC条件(Chiralpak IAカラム、5μm、30mmの直径、250mmの長さ、40℃のカラム温度、100barの出口圧力、120mL/分の流量)により精製し、CO2中0.1%のジメチルエチルアミンを含有する40%のメタノールにより溶出させて(1R,3S)エナンチオマーを除去した。より早く溶出するエナンチオマーについての生成物分画を減圧下で濃縮して2.3gの琥珀桃色固体として得た。この固体をフラッシュシリカ(プラグ)クロマトグラフィーにより、酢酸エチル中0から10%のMeOHの溶出勾配で再精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(2.25g)を白色泡状固体として得た。生成物を20mLのアセトニトリルにより処理し、得られた混合物を還流条件に加温してから室温に冷却した。追加のアセトニトリル(約5mL)を添加し、全ての固体が溶解するまでこのプロセスを繰り返した。得られた薄黄色溶液を室温に冷却し、沈殿物が形成した。1時間後、沈殿物を濾過し、アセトニトリルにより洗浄してから、65℃において真空下で1時間乾燥させた。固体を室温に冷却して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(1.76g)を得た。1H NMR(300MHz,DMSO−d6,27℃)0.97−1.17(1H,m),1.20−1.38(3H,m),1.68−1.94(9H,m),1.96−2.07(2H,m),2.54−2.68(1H,m),2.80(2H,t),3.46−3.65(1H,m),4.14(2H,t),7.73(1H,d),7.76(1H,s),8.14(1H,s),8.38(1H,s),10.57(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 416.
分析SFC条件:
カラム:Chiralpak IA カラム、
カラム寸法:5μm、4.6mmの直径、100mmの長さ、
カラム温度:40℃
移動相A:CO2(100%)
移動相B:0.1%のジメチルエチルアミンを含有するメタノール
勾配:アイソクラティックの40%移動相B
出口圧力:100bar
流量:5分間にわたる5mL/分
保持時間:1.42分間
e.e.>98%
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:25℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:メタノール
[α]=+70.2
実施例2の結晶をXRPDにより分析し、結果を以下に表にまとめ、図7に示す。固体のXRPDは、その固体が実施例2形態2を含有することを裏付けた。
実施例2形態Bメインピークを以下の表1に示す:
本発明によれば、約2−シータ=5.5、6.8、13.6、16.1、20.5、21.2、21.6、22.8、26.7、27.4°における規定のピークを有するX線粉末回折パターンを有する結晶形態の形態Bが提供される。
実施例2から得られた結晶(形態B)を、熱的技術により分析した。DSC分析は、形態Bがいくつかの熱イベント、例として、立ち上がり点が150℃であり、ピークが153℃である発熱イベントと、それに続く立ち上がり点が201℃であり、ピークが202℃である融解を有することを示した。TGAは、形態Bが22℃から150℃への加熱時に約4.5%の質量損失を示すことを示した。代表的DSC/TGAサーモグラムを図8に示す。
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−アミンの調製
750mg(2.95mmol)の5−クロロ−2−フルオロ−4−ヨードピリジン、8.4mLの濃縮水性水酸化アンモニウム、および7.5mLのNMPをそれぞれ含有する4つの別個の密封マイクロ波反応容器中に、反応物を分割した。反応容器を、100℃において17時間それぞれ加熱した。次いで、合わせたバッチを水(50mL)により希釈し、EtOAc(3×120mL)により抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して淡黄色油状物を得た。油状物を20gのSCX−2カラム上にロードし、DCM、MeOHおよびMeOH中1%のNH
3により連続的に溶出させた。塩基性分画を濃縮して所望の生成物を無色固体(2.9g、99%)として提供した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)6.21(2H,s),7.05(1H,s),7.93(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 255.
5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミンの調製
炭酸セシウム(13.4g、41.2mmol)およびPdCl
2(dppf)・CH
2Cl
2(0.94g、1.2mmol)を、5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(4.19g、16.5mmol)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ−[1,5−a]ピリジン(5.72g、23.1mmol)、1,4−ジオキサン(141mL)および水(23.5mL)の脱気混合物に連続的に添加した。得られた赤色混合物を95℃に加温し、澄明になった。激しく撹拌すると、いくらかの沈殿物が形成し、それは徐々にほとんど再溶解した。4時間後、さらなる800mgのボロン酸エステルを添加し;さらに40分後、反応物を室温に冷却し、それらの条件下で18時間撹拌した。次いで、混合物を酢酸エチルにより希釈し、層を分離した。有機層を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた油状物を、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、酢酸エチル中0から10%のメタノールの溶出勾配で精製した。生成物分画を合わせ、減圧下で濃縮し、得られた残留物を1:1のDCM:ヘキサン中で20分間激しく撹拌した。次いで、混合物をヘキサンにより希釈し、ヘキサン洗浄液により濾過した。得られた固体を真空下で乾燥させて5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン(2.79g、68.1%)を淡橙ベージュ色針状物として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.74−1.88(2H,m),1.96−2.06(2H,m),2.76(2H,t),4.12(2H,t),6.03(2H,br.s),6.43(1H,s),7.63(1H,s),7.94(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 249.
シス−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸の調製
5リットルの固定容器に、シス−3−アミノシクロヘキサンカルボン酸(100g、698mmol;TCIから購入)、水(900mL)、1,4−ジオキサン(900mL)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(487mL、2793mmol)を入れた。室温において5分間撹拌した後、混合物を0℃に冷却した。次いで、ジ−tert−ブチルジカルボネート(168g、768mmol)を反応混合物に分けて添加し、最後の分量を添加した後にそれを室温に加温しておいた。次いで、反応混合物を0℃に再冷却し、2Mの水性HClを添加してpHを2に調整した。2Mの水性HClのそれぞれの50mLの一部の添加の間に、わずかな(<5℃)発熱が観察された。反応混合物をEtOAc(2×500mL)により抽出し、合わせた有機層を水(400mL)により洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させた。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して、一晩乾燥時にシス−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(170g、100%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)0.95−1.33(4H,m),1.37(9H,s),1.64−1.75(2H,m),1.79(1H,d),1.94(1H,d),2.22(1H,tt),3.13−3.26(1H,m),6.72(1H,d),12.01(1H,s).m/z:ES+ [M+Na]+ 266.
(S)−1−フェニルエタンアミニウム(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレートの調製
国際公開第2011/1106112号パンフレットに記載のものと同様の手順を使用して、シス−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(49.9g、166mmol)を1Lの丸底フラスコに添加し、エタノール(400mL)中で溶解させた。全ての出発材料が溶解するまで、混合物を室温において撹拌した。(S)−1−フェニルエタンアミン(23.6mL、183mmol)を添加し;白色沈殿物が徐々に形成されるまで混合物を室温において撹拌した。次いで、澄明溶液が得られるまで反応混合物を80℃に加熱した。次いで、反応加熱器のスイッチを切り、反応混合物を室温に冷却しておいた。室温においてさらに16時間撹拌した後、得られた混合物を濾過して白色固体を生じさせた。この固体をエタノール(150mL)中で再溶解させ、澄明溶液が得られるまで80℃に加熱した。次いで、反応加熱器のスイッチを切り、反応混合物を室温に冷却しておいた。濾過により白色固体(14.6g)を得、同一手順を使用してそれをエタノール(100mL)から再度、再結晶させて(S)−1−フェニルエタンアミニウム(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート(12.5g、20.7%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)0.98−1.23(4H,m),1.26(3H,d),1.38(9H,s),1.66−1.84(3H,m),1.95(1H,m),2.21(1H,m),3.21(1H,m),4.00(1H,q),6.72(1H,m),7.16−7.23(1H,m),7.30(2H,m),7.34−7.4(2H,m),NH
3 +は観察されず.
(1S,3R)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸の調製
(S)−1−フェニルエタンアミニウム(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサン−カルボキシレート(9.85g、27.0mmol)を250mLのEtOAc中で懸濁させ、有機層を0.5MのHCl(2×125mL)により洗浄した。有機層を回収し、合わせた水層をEtOAc(300mL)により抽出した。合わせた有機層を水(2×500mL)および飽和水性塩化ナトリウム(500mL)により洗浄してからNa
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。次いで、得られた固体を真空下で乾燥させて(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(5.5g、84%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)0.99−1.35(4H,m),1.38(9H,s),1.68−1.85(3H,m),1.96(1H,d),2.23(1H,tt),3.15−3.30(1H,m,水ピークにより部分的に不明瞭),6.72(1H,d),12.01(1H,s).
エナンチオ純度の代表的な測定:
HATU(0.413g、1.09mmol)を(4−メトキシフェニル)メタンアミン(0.142mL、1.09mmol)、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(0.240g、0.99mmol)、DIPEA(0.345mL、1.97mmol)、およびDMF(1.980mL)の溶液に添加した。山吹色溶液は、30分間かけて混合物になり、次いでそれを酢酸エチルにより希釈し、水、飽和水性重炭酸ナトリウム、および飽和水性塩化ナトリウムにより連続的に洗浄した。次いで、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより精製し、アイソクラティックのDCM中5%のメタノールにより溶出させてtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−メトキシベンジル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.30g、84%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,DMSO−d6,27℃)0.97−1.14(1H,m),1.15−1.32(3H,m),1.38(9H,s),1.56−1.84(4H,m),2.12−2.29(1H,m),3.14−3.28(1H,m),3.73(3H,s),4.17(2H,br.d),6.70−6.77(1H,m),6.87(2H,d),7.14(2H,d),8.16(1H,t).m/z:ES+ [M+H]+ 363.
続いて、このように調製された試料を以下の分析SFC条件により分析した:
カラム:Chiralpak ODカラム、
カラム寸法:5μm、4.6mmの直径、250mmの長さ、
カラム温度:40℃
移動相A:CO2(100%)
移動相B:エタノール
勾配:アイソクラティックの15%移動相B
出口圧力:100bar
流量:5分間にわたる2.8mL/分
保持時間:
3.33分間、tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−メトキシベンジル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート
5.21分間、tert−ブチル((1S,3R)−3−((4−メトキシベンジル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
(実施例31aとしても既知)
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(1.12mL、8.44mmol)を、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(2.01g、8.24mmol)のDCM(50mL)中の溶液に0℃において添加した。反応物をそれらの条件下で100分間維持した。この時間の間、5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン(1.64g、6.59mmol)、ピリジン(2.1mL、26.4mmol)およびDCM(20mL)を別個のフラスコ中で合わせた。得られた混合物を、全ての固体が溶解するまで穏やかに加温した(約40℃)。次いで、得られた溶液を0℃に冷却し、その時、均一な淡黄色混合物が形成した。この混合物をカニューラを介して迅速に、既に調製された(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸および1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミンの溶液に添加し、より暗黄色の溶液をもたらした。反応物を室温に一晩加温しておき、次いで蒸発乾固した。次いで、灰色混合物を、さらに精製することなく次にステップに移した。m/z:ES+[M+H]+474.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩の調製
(実施例31bとしても既知)
ジオキサン中の塩酸(4M;10mL、40mmol)を粗製tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(3.12g、6.59mmol)のDCM(5mL)およびメタノール(5mL)中の混合物に0℃において添加した。混合物は、琥珀色溶液になった。1時間後、琥珀色溶液を減圧下で濃縮し、得られた残留物を真空下で乾燥させてベージュ色/灰色泡状固体を得た。この材料をさらに精製することなく次のステップに移した。m/z:ES+[M+H]+374.
実施例3
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
無水酢酸(0.016mL、0.17mmol)を、DCM(1mL)中の(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(47mg、0.14mmol)およびトリエチルアミン(0.023mL、0.17mmol)に、21℃において窒素下で添加した。得られた溶液をそれらの条件下で60時間撹拌した。反応混合物をシリカ上に直接ロードし、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中1から10%のMeOHの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(43mg、81%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.07−1.23(1H,m),1.37−1.53(3H,m),1.87−2.03(8H,m),2.03−2.11(2H,m),2.25(1H,d),2.39−2.51(1H,m),3.06(2H,t),3.88(1H,dtq),4.20(2H,t),5.40(1H,d),7.10(1H,dd),7.80(1H,s),8.17(1H,dd),8.32(1H,s),8.35(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 382.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ブロモピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(0.574ml、4.33mmol)を、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(1.01g、4.16mmol;実施例2に従って調製)のDCM(40ml)中の溶液に0℃において添加した。1.5時間後、4−ブロモピリジン−2−アミン(0.6g、3.47mmol)およびピリジン(1.12ml、13.9mmol)のDCM(33.0mL)中の混合物をカニューラを介して添加した。得られた黄色混合物を室温に加温しておき、それらの条件下で72時間撹拌した。目下の白色混合物を濾過し、低温DCM洗浄液によりリンスし、白色沈殿物を70℃において真空下で30分間乾燥させて95%の純度のtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ブロモピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.38g、100%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)0.99−1.35(4H,m)1.38(9H,s)1.68−1.80(3H,m)1.88(1H,d)2.53−2.64(1H,m)3.15−3.35(1H,m)6.76(1H,d)7.34(1H,dd)8.21(1H,d)8.33(1H,d)10.63(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 398.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
第2世代XPhos触媒前駆体(9.88mg、0.01mmol)を、tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ブロモピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(100mg、0.25mmol)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(93mg、0.38mmol)、リン酸カリウム(160mg、0.75mmol)、1,4−ジオキサン(2mL)、および水(0.2mL)の脱気混合物に21℃において窒素下で1回分で添加した。得られた混合物を100℃において16時間撹拌した。反応混合物をEtOAc(10mL)により希釈し、飽和NaHCO
3(10mL)により連続的に洗浄した。水層をEtOAc(2×10mL)により抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して粗製生成物を得た。粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中20から80%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(70.0mg、63.4%)を白色粉末として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.12(1H,d),1.21−1.33(3H,m),1.39(9H,s),1.76(3H,s),1.82−1.95(3H,m),2.00(2H,d),2.59(1H,s),2.97(2H,t),3.89(1H,s),4.12(2H,t),6.75(1H,s),7.19(1H,dd),7.85(1H,s),8.22(2H,d),10.32(1H,s). m/z:ES+ [M+H]+ 440.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
ジオキサン中のHCl(4M;0.199mL、0.80mmol)を、DCM(2mL)中のtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(70mg、0.16mmol)に21℃において窒素下で滴加した。得られた混合物を21℃において16時間撹拌した。MeOH(1mL)を添加し、混合物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCX−2カラムを使用して直接精製した。所望の生成物をMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(47mg、87%)を白色結晶性固体として得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD,30℃)0.95−1.08(1H,m),1.2−1.4(3H,m),1.76−1.91(5H,m),1.99(3H,dtt),2.44(1H,ddd),2.61(1H,tt),2.95(2H,t),3.25(1H,s),4.07(2H,t),7.11(1H,dd),7.74(1H,s),8.07−8.16(2H,m),NH
2ピークは観察されず.m/z:ES+ [M+H]+ 340.
実施例4
シス−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−ヒドロキシシクロブタンカルボキサミド
ジオキサン中のHCl(4M;0.388mL、1.55mmol)を、DCM(3mL)中のシス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド(143mg、0.31mmol)に21℃において窒素下で添加した。得られた懸濁液を21℃において30分間撹拌した。MeOH(1mL)を添加し、混合物を21℃において16時間撹拌した。混合物を濃縮し、次いでEtOAc(25mL)および飽和水性NaHCO
3(25mL)により希釈した。層を分離し、水層を、EtOAc(25mL)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中50から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してシス−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−ヒドロキシシクロブタンカルボキサミド(24.0mg、22.3%)を淡黄色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.88−1.94(2H,m),2.05−2.15(3H,m),2.2−2.31(2H,m),2.62−2.73(3H,m),2.93(2H,t),4.18−4.31(3H,m),7.81(1H,s),7.88(1H,s),8.23(1H,s),8.26(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 347.
出発材料シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
シス−tert−ブチルジメチルシリル3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボキシレートの調製
シス−3−ヒドロキシシクロブタンカルボン酸(300mg、2.58mmol)を、DCM(17.2mL)中で溶解させた。tert−ブチルクロロジメチルシラン(818mg、5.43mmol)および1H−イミダゾール(369mg、5.43mmol)を連続的に添加し、溶液を窒素下に配置した。反応物を室温において16時間撹拌しておいた。混合物を、酢酸エチル(100mL)により希釈し、1Nの水性HCl(30mL)、水(30mL)、および飽和水性塩化ナトリウム(40mL)により洗浄してから、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮してシス−tert−ブチルジメチルシリル3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボキシレート(802mg、90%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)0.03(6H,s),0.26(6H,s),0.88(9H,s),0.94(9H,d),2.11−2.21(2H,m),2.43−2.63(3H,m),4.07−4.17(1H,m).
シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボン酸の調製
炭酸カリウム(644mg、4.66mmol)を、シス−tert−ブチルジメチルシリル3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボキシレート(803mg、2.33mmol)のTHF(15mL)および水(3mL)中の溶液に添加した。得られた混合物を室温において20時間撹拌した。反応混合物を水により希釈し、EtOAcにより洗浄した。水層を0.1Nの水性HClにより酸性化し、EtOAc(×2)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮して粗製生成物を生じさせ、それを精製することなく次のステップにおいて使用した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)0.00(6H,s),0.84(9H,s),2.09−2.29(2H,m),2.36−2.66(3H,m),3.97−4.23(1H,m),CO
2Hは観察されず.
3−(5−クロロ−2−フルオロピリジン−4−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(500mg、2.02mmol)、5−クロロ−2−フルオロ−4−ヨードピリジン(432mg、1.68mmol)、第2世代XPhos触媒前駆体(132mg、0.17mmol)およびリン酸カリウム(1069mg、5.03mmol)を、ジオキサン(5mL)および水(0.50mL)中で懸濁させた。反応物を反応混合物に窒素を通すバブリングにより5分間脱気してから90℃に加熱した。反応物をそれらの条件下で20時間維持し、次いで水(20mL)およびEtOAc(20mL)により希釈した。層を分離し、水層をEtOAc(3×20mL)により抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中20から80%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して3−(5−クロロ−2−フルオロピリジン−4−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(440mg、104%)をクリーム色結晶性固体として得た。この材料をさらに精製することなく次のステップに移した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.87−1.96(2H,m),2.08−2.16(2H,m),2.83(2H,t),4.23(2H,t),6.82(1H,d),7.80(1H,s),8.23(1H,s). m/z:ES
+ [M+H]
+ 252.
5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミンの調製
3−(5−クロロ−2−フルオロピリジン−4−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(440mg、1.49mmol)および水酸化アンモニウム(2.0mL、51mmol)を合わせ、マイクロ波チューブ中に密封した。反応物を150℃にマイクロ波反応器中で2時間加熱し、室温に冷却した。反応混合物をEtOAc(25mL)および水(25mL)により希釈した。層を分離し、水層をEtOAc(3×25mL)により抽出した。有機層を合わせ、飽和水性塩化ナトリウム(25mL)により洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより精製し、ヘプタン中50%のEtOAc、次いでDCM中10%のMeOHにより溶出させた。純粋な分画を蒸発乾固して既に特徴付けされた5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン(80mg、22%)を白色固体として得た(実施例3参照、中間体)。
シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミドの調製
N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.167mL、0.94mmol)を、DMF(1mL)中のシス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボン酸(79mg、0.34mmol)および2−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1,1,3,3−テトラメチルイソウロニウムヘキサフルオロホスフェート(V)(179mg、0.47mmol)に21℃において窒素下で添加した。得られた溶液を21℃において10分間撹拌した。5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン(78mg、0.31mmol)のDMF(1mL)中の溶液を添加し、得られた混合物を21℃において16時間撹拌した。撹拌を72時間継続し、追加のシス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボン酸(79mg、0.34mmol)、2−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1,1,3,3−テトラメチルイソウロニウムヘキサフルオロホスフェート(V)(179mg、0.47mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.167mL、0.94mmol)を添加した。混合物をさらに24時間撹拌してからEtOAc(20mL)および飽和水性炭酸水素ナトリウム(20mL)を添加した。層を分離し、有機層を水(20mL)および飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。粗製残留物を次のステップに直ちに移し、回収は定量的であると想定された。m/z:ES+[M+H]+461.
実施例5
(R)−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−3−カルボキサミド
TFA(1mL、13mmol)を、DCM(2mL)中の(R)−tert−ブチル3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート(90mg、0.20mmol)に20℃において添加した。得られた混合物を室温において1時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物を分取HPLC(XBridge Prep C18 OBDカラム、5μmシリカ、19mmの直径、150mmの長さ)により、溶出剤としての水(0.05%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を蒸発乾固して(R)−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)ピペリジン−3−カルボキサミド(18.0mg、25.6%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,23℃)1.30−1.47(1H,m),1.52−1.62(2H,m),1.76−1.90(3H,m),1.97−2.07(2H,m),2.52−2.62(2H,m),2.69(1H,t),2.75−2.87(3H,m),2.91−3.01(1H,m),4.14(2H,t),7.77(1H,s),8.15(1H,s),8.37(1H,s),10.84(1H,s),ピペリジンNHは観察されず.m/z:ES+ [M+H]+ 360.
出発材料(R)−tert−ブチル3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレートを調製するための手順を以下に記載する:
tert−ブチル3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレートの調製
ピリジン(0.10mL、1.3mmol)を、DCM(2mL)中の1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−3−カルボン酸(74mg、0.32mmol)および1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(0.050mL、0.64mmol)に20℃において添加した。得られた混合物を室温において20分間撹拌した。次いで、5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン(80mg、0.32mmol;実施例4に従って調製)をその混合物に添加した。得られた混合物を室温において1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、DCM(100mL)により希釈してから0.1MのHCl(2×25mL)、飽和水性重炭酸ナトリウム(25mL)、および飽和水性塩化ナトリウム(2×25mL)により連続的に洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取TLC(石油エーテル:EtOAc=10:1)により精製してtert−ブチル3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)ピペリジン−1−カルボキシレート(100mg、67.6%)を黄色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+460.
実施例6
シス−3−ヒドロキシ−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド
ジオキサン中のHCl(4M;0.388mL、1.55mmol)を、DCM(3mL)およびMeOH(1mL)中のシス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド(132mg、0.31mmol)に21℃において窒素下で添加した。得られた懸濁液を21℃において3時間撹拌してから混合物を減圧下で濃縮した。得られた残留物をEtOAc(25mL)および飽和水性炭酸水素ナトリウム(25mL)により希釈した。次いで、この層を分離し、水層をEtOAc(25mL)により抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。得られた粗製固体をEt
2Oにより粉砕し、真空下で乾燥させてシス−3−ヒドロキシ−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド(35.0mg、36.1%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.89−2.01(2H,m),2.08(3H,ddd),2.28(2H,ddd),2.67(3H,tq),3.08(2H,t),4.23(3H,dt),7.10(1H,dd),7.81(1H,s),7.83(1H,s),8.19(1H,dd),8.33(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 313.
出発材料シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
シス−N−(4−ブロモピリジン−2−イル)−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボキサミドの調製
N−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.461mL、2.60mmol)を、DMF(3mL)中のシス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボン酸(220mg、0.95mmol;実施例4におけるとおり調製)および2−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1,1,3,3−テトラメチルイソウロニウムヘキサフルオロホスフェート(V)(494mg、1.30mmol)に21℃において窒素下で添加した。得られた溶液を21℃において10分間撹拌してから4−ブロモピリジン−2−アミン(150mg、0.87mmol)を添加し、得られた混合物を21℃において16時間撹拌した。撹拌を72時間継続し、追加のシス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボン酸(79mg、0.34mmol)、2−(3H−[1,2,3]トリアゾロ[4,5−b]ピリジン−3−イル)−1,1,3,3−テトラメチルイソウロニウムヘキサフルオロホスフェート(V)(179mg、0.47mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(0.167mL、0.94mmol)を添加した。混合物をさらに24時間撹拌し、次いでEtOAc(25mL)および飽和水性炭酸水素ナトリウム溶液(25mL)を添加した。層を分離し、有機層を水(2×25mL)および飽和水性塩化ナトリウム(2×25mL)により洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してシス−N−(4−ブロモピリジン−2−イル)−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボキサミド(96mg、29%)を無色油状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)0.06(6H,s),0.89(9H,s),1.11−1.18(1H,m),2.23−2.31(2H,m),2.54−2.58(2H,m),4.15−4.26(1H,m),7.18(1H,dd),7.82(1H,s),8.06(1H,dd),8.49(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 385(
79Br同位体),387(
81Br同位体).
シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミドの調製
第2世代XPhos触媒前駆体(19.40mg、0.02mmol)を、シス−N−(4−ブロモピリジン−2−イル)−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボキサミド(95mg、0.25mmol)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(73.4mg、0.30mmol)およびリン酸カリウム(157mg、0.74mmol)のジオキサン(2mL)および水(0.2mL)中の脱気混合物に21℃において窒素下で添加した。得られた混合物を100℃において16時間撹拌した。反応混合物をEtOAc(25mL)により希釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウム(10mL)、水(10mL)、および飽和水性塩化ナトリウム(10mL)により連続的に洗浄した。有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中30から70%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してシス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド(60.0mg、57.1%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)0.05(6H,s),0.89(9H,s),1.9−2.01(2H,m),2.02−2.12(2H,m),2.25−2.33(2H,m),2.5−2.62(3H,m),3.08(2H,t),4.21(3H,t),7.09(1H,dd),7.76(1H,s),7.80(1H,s),8.18(1H,dd),8.33(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 427.
実施例7
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.20g、0.53mmol)、5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン(47mg、0.38mmol)、炭酸セシウム(0.14g、0.42mmol)、トリエチルアミン(0.11mL、0.76mmol)、トリフェニルホスフィン(0.02g、0.06mmol)およびジアセトキシパラジウム(6.85mg、0.0300mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中で懸濁させ、マイクロ波チューブ中で密封した。反応物をマイクロ波反応器中で100℃に16時間加熱し、次いで室温に冷却した。反応物を減圧下で濃縮した。粗製生成物をイオン交換クロマトグラフィーにより、SCX−2カラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を蒸発乾固した。得られた粗製生成物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、50mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.069g、44%)を黄色ゴム状物として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)0.95−1.16(1H,m),1.19−1.39(3H,m),1.78(3H,s),1.83−1.97(2H,m),2.55−2.68(1H,m),2.84(2H,s),3.18(2H,dd),3.31(3H,s),3.57(1H,dt),3.83(2H,s),4.08(1H,q),7.13(1H,s),7.75(1H,d),8.16(1H,s),8.47(1H,s),10.70(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 417(
13C,
35Cl同位体の二次ピーク).
出発材料(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
4−ブロモ−3−クロロピリジン−2−アミンの調製
DMF(20mL)中で溶解させたN−クロロ−スクシンイミド(3.70g、27.7mmol)をDMF(50mL)中の4−ブロモピリジン−2−アミン(4.40g、25.4mmol)に−78℃において、30分間の時間にわたり窒素下で滴加した。次いで、得られた懸濁液を室温に加温しておいた。これらの条件下で24時間撹拌した後、反応混合物をEt
2O(50mL)により希釈し、1Mの水性NaOH(2×50mL)、水(50mL)、および飽和水性塩化ナトリウム(25mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から25%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−アミン(2.30g、43.7%)をクリーム色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)6.35(2H,s),6.82(1H,s),8.01(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 209(
35Cl
81Brおよび
37Cl
79Br同位体).
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(1.50g、6.15mmol;実施例2に従って調製)をDCM(20mL)中で0℃において溶解させた溶液を、1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(0.976mL、7.38mmol)により処理した。混合物を室温において1.5時間撹拌してから4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−アミン(1.02g、4.92mmol)およびピリジン(0.594mL、7.38mmol)を連続的に添加した。得られた溶液を室温において16時間撹拌した。反応混合物をDCM(25mL)により希釈し、水(2×25mL)および飽和水性塩化ナトリウム(25mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCX−2カラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからメタノールを使用して溶出させてtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(2.34g、110%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.12(1H,dd),1.22−1.32(3H,m),1.38(9H,s),1.72(3H,dd),1.83−1.94(2H,m),2.11(1H,dt),8.48(1H,s),8.50(1H,s),10.77(1H,s),1つのプロトンは観察されず.m/z:ES− [M−H]− 430.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩の調製
ジオキサン中のHCl(4M;5.89mL、23.6mmol)を、MeOH(7.01mL)中のtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.20g、2.77mmol)に、空気下で添加した。得られた溶液を周囲温度において16時間撹拌した。反応混合物を蒸発させて(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩を白色固体として得た。これをさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。m/z:ES+[M+H]+332(
35Cl
79Br同位体)、334(
35Cl
81Brおよび
37Cl
79Br同位体).
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
無水酢酸(0.259mL、2.74mmol)を、DCM(8.44mL)中の(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.760g、2.28mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(0.014g、0.11mmol)およびトリエチルアミン(0.987mL、7.08mmol)に、室温において窒素下で滴加した。得られた溶液を室温において一晩撹拌してから飽和水性NH
4Cl(50mL)によりクエンチし、DCM(2×50mL)により抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.96g、95%)を白色固体として得た。生成物をさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.23−1.41(4H,m),1.67−1.85(4H,m),2.39(3H,tt),2.75−2.92(1H,m),3.53(1H,dtd),7.59−7.83(1H,m),8.50(2H,dd),10.80(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 374(
35Cl
79Br同位体),376(
35Cl
81Brおよび
37Cl
79Br同位体).
実施例8
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−ブロモ−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.100g、0.27mmol;実施例7におけるとおり調製)を、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジン(0.067g、0.27mmol)、第2世代X−Phos触媒前駆体(0.021g、0.03mmol)、リン酸カリウム(0.170g、0.80mmol)、1,4−ジオキサン(2.270mL)および水(0.454mL)の脱気混合物に室温において1回分で添加した。得られた混合物を室温において16時間撹拌し、次いで蒸発乾固してからイオン交換クロマトグラフィーによりSCX−2カートリッジを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を蒸発乾固して粗製(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを黄色ゴム状物として得た。準純粋な生成物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.017g、16%)を白色ゴム状物として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.21−1.32(1H,m),1.4−1.53(3H,m),1.95(1H,s),1.96(3H,s),2.06(1H,d),2.39−2.48(2H,m),2.7−2.85(3H,m),3.74(1H,dt),4.34(2H,t),4.53−4.68(2H,m),7.93(1H,d),8.05(1H,s),8.48(1H,d),8.58(1H,s),10.62(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 418(
12C,
35Cl同位体),419(
13C,
35Cl同位体の二次ピーク).
出発材料3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジンを調製するための手順を以下に記載する:
1,2−ジヒドロピラゾール−3−オンの調製
メチルプロプ−2イノエート(150g、1785.7mmol)のMeOH(1500mL)中の溶液に、ヒドラジン水和物(89.2g、1784.0mmol)を0℃において滴加した。反応物を室温において30分間撹拌した。飽和水性塩化ナトリウム(400mL)を添加し、次いでメタノールを真空下で除去した。水層をEtOAc(3×500mL)により抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、減圧下で濃縮して1,2−ジヒドロピラゾール−3−オン(99.5g、66%)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+85.
6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジンの調製
1,2−ジヒドロピラゾール−3−オン(99.5g、1184mmol)のDMF(4000mL)中溶液に、K
2CO
3(560.0g、4057mmol)を添加し、混合物を130℃において1時間加熱した。次いで、1,3−ジブロモプロパン(143.4mL、1421mmol)を添加し、混合物を130℃において2時間撹拌し、次いで濃縮した。得られた残留物をDCM(2000mL)および水(2000mL)間で分別した。有機層を分離し、水層をDCM(3×1000mL)により抽出した。合わせた有機抽出物をNa
2SO
4上で乾燥させ、濃縮して6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジン(83.0g、56.8%)を黄色油状物として生じさせた。
1H NMR(300MHz,CDCl
3,30℃)2.18−2.11(2H,m),4.13−4.05(2H,m),4.19−4.16(2H,m),5.37−5.37(1H,m),7.21−7.20(1H,m).
3−ヨード−6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジンの調製
6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジン(83.0g、669.3mmol)のCH
3CN(1500mL)中の溶液に、N−ヨードスクシンイミド(155.0g、688.8mmol)を添加した。混合物を室温において1時間撹拌してから、激しく撹拌した水(1000mL)中にゆっくりと注いだ。飽和水性チオ硫酸ナトリウム(500mL)を添加し、得られた混合物を酢酸エチル(2×800mL)により抽出した。合わせた有機層を水により洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上のカラムクロマトグラフィー(石油エーテル:EtOAc=1:1)により精製して3−ヨード−6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジン(105.0g、62.2%)を黄色固体として生じさせた。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,30℃)2.19−2.12(2H,m),4.10−3.98(2H,m),4.34−4.31(2H,m),7.28(1H,m). m/z:ES+ [M+H]+ 251.
3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジンの調製
3−ヨード−6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジン(105g、420mmol)のTHF(1000mL)中の溶液に、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(126mL、630mmol)を添加した。混合物を5℃に冷却した。次いで、イソプロピルマグネシウム塩化リチウム(isopropyl magnesium lithium chloride)(410mL、420mmol)を添加し、混合物を5℃において3時間撹拌した。反応物をMeOH(500mL)の添加によりクエンチし、次いで濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、アイソクラティックの石油エーテル中50%の酢酸エチルにより溶出させて精製して淡黄色油状物を得た。ヘプタン(100mL)から結晶化により、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−ピラゾロ[5,1−b][1,3]オキサジン(38.6g、36.7%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.21(12H,s),2.15−2.12(2H,m),4.06−4.03(2H,m),4.31−4.29(2H,m),7.32(1H,m).m/z:ES+ [M+H]+ 251.
実施例9
(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
および
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(実施例2)
塩化アセチル(0.280mL、3.93mmol)を、シス−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.639g、1.71mmol;エナンチオマーの比は不明、5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミンおよびシス−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸から実施例2におけるとおり調製、エナンチオマーの比は不明)のDCM(14.1mL)およびピリジン(2.77mL、34.2mmol)中の溶液に0℃において添加した。30分後、淡黄色反応物をDCMおよび飽和水性重炭酸ナトリウム中に注いだ。層を分離し、有機層を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、EtOAc中0から20%のメタノールの溶出勾配で精製した。生成物分画を減圧下で濃縮して準純粋な生成物を白色固体として得た。この材料をさらに分取HPLC(Waters XBridge Prep C18カラム、5μm、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水中60から80%のメタノール(pH10における0.2%の水酸化アンモニウムを含有)により溶出させて精製した。生成物分画を減圧下で濃縮燥固してシス−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドをエナンチオマー比は不明で白色固体(403mg)として得た。
DCMを使用してこの材料を丸底フラスコに移し、減圧下で白色固体に濃縮した。固体を約10mLのMeCN中に溶解させ、還流条件に加温した。溶液を冷却し、沈殿物が急速に形成し始めた。10分後、混合物を冷凍庫中に置いた。2時間後、混合物を室温に加温し、一晩激しく撹拌した。次いで、白色混合物を濾過し、最初にMeCNにより洗浄し、次いでヘキサンにより洗浄した。得られた沈殿物を真空下で60℃において30分間乾燥させて159mgの結晶性固体(フレーク状物)を得た。
分析SFC条件(実施例2の条件参照)によるこの固体の分析により、それが60.5%のe.e.(主成分=実施例2)であることが決定された。この材料の一部(112mg)を分取SFC条件(Chiralpak IAカラム、5μm、21.2mmの直径、250mmの長さ、40℃のカラム温度、100barの出口圧力、75mL/分の流量)により、CO2中0.1%のジメチルエチルアミンを含有する40%のメタノールにより溶出させて精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(70mg、67%、実施例2)を白色泡状固体として、および(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(13.2mg、11.8%、実施例9)を白色泡状固体として得た。
(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド:
1H NMR(300MHz,DMSO−d6,27℃)0.99−1.17(1H,m),1.19−1.37(3H,m),1.70−1.90(9H,m),1.96−2.08(2H,m),2.54−2.68(1H,m),2.80(2H,t),3.46−3.68(1H,m),4.14(2H,t),7.73(1H,d),7.76(1H,s),8.14(1H,s),8.38(1H,s),10.57(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 416.
分析SFC条件:
カラム:Chiralpak IAカラム、
カラム寸法:5μm、4.6mmの直径、100mmの長さ、
カラム温度:40℃
移動相A:CO2(100%)
移動相B:0.1%のジメチルエチルアミンを含有するメタノール
勾配:アイソクラティックの40%移動相B
出口圧力:100bar
流量:5分間にわたる5mL/分
保持時間:2.42分間
e.e. >98%
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:25℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DCM
[α]=−57.1
実施例10
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
DCM(2mL)中の(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.093g、0.26mmol)を、トリエチルアミン(0.079mL、0.57mmol)により、次いで無水酢酸(0.029mL、0.31mmol)により処理した。反応混合物を室温において0.5時間撹拌し、次いで水により洗浄した。有機層をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.075g、72%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.09−1.22(1H,m),1.38−1.58(2H,m),1.88−2.03(6H,m),2.26(1H,d),2.43−2.56(1H,m),2.69(2H,p),3.14−3.21(2H,m),3.49(1H,s),3.87(1H,dtt),4.21(2H,t),5.59(1H,d),8.14(1H,s),8.22(1H,s),8.33(1H,s),8.43(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 402.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
3−ヨード−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
DMF(4mL)中で溶解させた5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−カルボン酸(0.75g、4.93mmol)を、N−ヨードスクシンイミド(1.331g、5.92mmol)および重炭酸ナトリウム(0.497g、5.92mmol)により室温において処理した。混合物を室温において15時間撹拌した。反応物を60℃においてさらに16時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。得られた残留物をEtOAc(50mL)中で溶解させ、水(2×50mL)により洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から70%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して3−ヨード−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.88g、76%)をベージュ色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)2.53−2.6(2H,m),2.69−2.79(2H,m),4.04−4.19(2H,m),7.46(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 235.
3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
3−ヨード−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.800g、3.42mmol)および2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.954g、5.13mmol)を、THF(8mL)中で4℃において溶解させ、次いでTHF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;2.63mL、3.42mmol)により滴下処理した。混合物を4℃において2時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から70%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.67g、84%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.29(12H,s),2.60(2H,p),2.91−3.02(2H,m),4.05−4.19(2H,m),7.77(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 235.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(1.149mL、8.68mmol)を、窒素雰囲気下で氷浴中で冷却した(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(1.41g、5.79mmol;実施例2に従って調製)のDCM(25mL)中の撹拌溶液に添加した。得られた混合物を、周囲温度において1時間撹拌した。5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(1.47g、5.79mmol;実施例2に従って調製)およびピリジン(0.702mL、8.68mmol)を添加し、得られた混合物を周囲温度において16時間撹拌した。反応物を飽和水性NH
4Cl(50mL)の添加によりクエンチした。得られた混合物をDCM(3×75mL)により抽出し、合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた淡黄色固体をEt
2O(10mL)によりスラリー化し、濾過してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.79g、3.73mmol、64.4%)をクリーム色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.04−1.18(1H,m),1.24−1.41(2H,m),1.44(9H,s),1.92(2H,dq),2.00(1H,d),2.28(1H,d),2.31−2.41(1H,m),3.27−3.62(2H,m),4.44(1H,s),7.80(1H,s),8.19(1H,s),8.81(1H,s).m/z:ES− [M−H]− 478.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.14g、0.58mmol)、tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.18g、0.38mmol)、第2世代X−Phos触媒前駆体(0.03g、0.04mmol)および二塩基性リン酸カリウム(0.200g、1.15mmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)および水(0.8mL)中で21℃において溶解させた。混合物を21℃において18時間撹拌した。次いで、混合物を40℃において17時間加熱し、次いで50℃において2時間加熱した。混合物をEtOAc(30mL)により希釈し、次いで水(10mL)により洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から70%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.119g、67.5%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.04−1.17(1H,m),1.34−1.41(2H,m),1.44(9H,s),1.89−2.03(4H,m),2.29(1H,d),2.33−2.44(1H,m),2.69(2H,p),3.14−3.21(2H,m),3.45−3.59(1H,m),4.17−4.24(2H,m),4.44(1H,s),7.93(1H,s),8.15(1H,s),8.23(1H,s),8.33(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 460.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩の調製
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.12g、0.26mmol)をDCM(3mL)中で溶解させた溶液に、HCl(ジオキサン中4M;1.294mL、5.17mmol)を添加した。混合物を室温において30分間撹拌してから、減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物を次のステップにおいて直接使用した。m/z:ES+[M+H]+360.
実施例11
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.072g、0.15mmol)をDCM(3mL)中で室温において懸濁させた混合物に、HCl(ジオキサン中4M;0.756mL、3.03mmol)を添加した。混合物は溶液になり、それを室温において30分間撹拌した。反応物を減圧下で濃縮して粗製(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩を固体として得た。粗製生成物をDCM(2mL)中で溶解させ、得られた溶液をトリエチルアミン(0.047mL、0.33mmol)および無水酢酸(0.017mL、0.18mmol)により室温において連続的に処理した。反応混合物を室温において30分間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中50から100%のEtOAc、次いでDCM中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.056g、88%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.08(1H,d),1.29(4H,q),1.78(1H,s),1.91(3H,s),2.61(2H,s),3.57(1H,dt),4.08−4.27(4H,m),4.89(2H,s),7.74(1H,d),7.88(1H,s),8.01(1H,s),8.39(1H,s),10.59(1H,s),11.90(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 418.
出発材料tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートを調製するための手順を以下に記載する:
3−ヨード−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジンの調製
DMF(4mL)中で溶解させた6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−3−カルボン酸(0.750g、4.46mmol)を、N−ヨードスクシンイミド(1.204g、5.35mmol)および重炭酸ナトリウム(0.450g、5.35mmol)により室温において処理した。混合物を70℃において4時間撹拌し、次いで室温に冷却した。60時間後、混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物をEtOAc(70mL)中で溶解させ、水(2×70mL)により洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から70%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して3−ヨード−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン(0.90g、81%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)3.98−4.06(2H,m),4.07−4.15(2H,m),4.65(2H,s),7.53(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 251.
3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジンの調製
3−ヨード−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン(0.850g、3.40mmol)および2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.949g、5.10mmol)をTHF(8mL)中で4℃において溶解させた。得られた溶液を、THF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;2.61mL、3.40mmol)により滴下処理した。反応混合物を4℃において5時間撹拌してから減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から70%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン(0.80g、95%)を無色ゴム状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.29(12H,s),4.08(2H,dd),4.17−4.23(2H,m),4.96(2H,s),7.74(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 251.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン(0.094g、0.38mmol)、tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.120g、0.25mmol;実施例10において調製される)、第2世代X−Phos触媒前駆体(0.020g、0.03mmol)および二塩基性リン酸カリウム(0.131g、0.75mmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)および水(0.800mL)中で50℃において溶解させた。混合物を50℃において1時間撹拌し、次いでEtOAc(30mL)により希釈した。得られた混合物を水(10mL)により洗浄し、有機層を減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から70%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−4H−ピラゾロ[5,1−c][1,4]オキサジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.081g、68%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.22−1.35(4H,m),1.38(9H,s),1.75(3H,s),1.90(1H,d),2.54−2.63(1H,m),4.12−4.26(4H,m),4.90(2H,s),5.75(1H,s),6.76(1H,d),7.89(1H,s),8.01(1H,s),8.39(1H,s),10.58(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 476.
実施例12
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(130mg、0.31mmol)、(6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ボロン酸塩酸塩(145mg、0.77mmol)、水酸化バリウム(211mg、1.23mmol)およびPdCl
2(dppf)(22mg、0.030mmol)をジオキサン(2mL)および水(0.4mL)中で懸濁させ、マイクロ波チューブ中に密封した。反応物をマイクロ波反応器中で75℃に加熱し、それらの条件下で2時間維持してから室温に冷却した。反応混合物をメタノール洗浄液により濾過し、次いで濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μmシリカ、19mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(21.3mg、17.2%)を固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.09(1H,d),1.30(3H,q),1.78(5H,s),1.91(1H,d),2.57−2.73(4H,m),2.85(2H,t),3.58(1H,dd),4.16(2H,t),7.55(1H,s),7.75(1H,d),8.35(1H,s),8.42(1H,s),10.67(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 402.
出発材料(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドおよび(6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ボロン酸塩酸塩を調製するための手順を以下に記載する:
5−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピロールの調製
ピロリジン−2−オン(85g、1000mmol)およびMe
2SO
4(126g、1000mmol)を室温において30分間撹拌し、次いで混合物を60℃において6時間撹拌した。混合物をトリエチルアミン(140mL)のDCM中の溶液に0℃においてゆっくりと注ぎ、それらの条件下で15分間撹拌した。水を添加し、層を分離した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、室温において減圧下で濃縮して5−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピロールを得、それをさらに精製することなく次のステップにおいて直接使用した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)2.03−1.95(2H,m),2.43−2.39(2H,m),3.64−3.60(2H,m),3.76(3H,s).
6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾールの調製
5−メトキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール(粗製)のDCM(200mL)中の溶液に、MeOH(800mL)およびアミノアセトアルデヒドジメチルアセタール(105g、1000mmol)を添加した。混合物を60℃において6時間撹拌してから減圧下で濃縮してN−(2,2−ジメトキシエチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−5−アミン(82g、48%)を得た。粗製生成物をギ酸(400mL)中で溶解させ、17時間還流下で撹拌してから減圧下で濃縮して6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール(46g、90%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)2.51−2.44(2H,m),2.69−2.65(2H,m),3.91−3.88(2H,m),6.84(1H,s),7.02(1H,s).
(6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ボロン酸塩酸塩の調製
6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール(60g、560mmol)の無水THF(700mL)中の−78℃の撹拌溶液に、n−BuLi(250mL、625mmol)を添加し、この温度において混合物を1時間撹拌した。ホウ酸トリイソプロピル(115g、610mmol)を−78℃において添加し、次いで混合物を一晩室温に加温しておいた。反応物を0℃に冷却し、水性HCl(1M;1000mL)を添加した。反応物を減圧下で濃縮してテトラヒドロフランを除去した。残留水層のpHを濃縮HClの慎重な添加により2に調整し、沈殿物を回収し、乾燥させて(6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ボロン酸塩酸塩(42g、40%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)2.64−2.49(2H,m),3.08(2H,t),4.19(2H,t),7.92(1H,s),8.84(2H,s),14.34(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 153.
3−アミノ−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
tert−ブチル(3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1g、2.08mmol;実施例10において調製される)を、DCM(15mL)中で周囲温度において懸濁させた。ジオキサン中のHCl(4M)(2.61mL、10.42mmol)を添加し、得られた混合物を16時間撹拌した。次いで、反応混合物を50gのSCXカラム上にロードし、DCM、MeOH、およびMeOH中1%のNH
3により連続的に溶出させた。塩基性分画を減圧下で濃縮して3−アミノ−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを無色非晶質固体(782mg、99%)として得た。m/z:ES+[M+H]+380.
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
無水酢酸(0.214mL、2.27mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(782mg、2.06mmol)およびトリエチルアミン(0.632mL、4.53mmol)のDCM(10mL)中の撹拌溶液に周囲温度において添加した。反応混合物を5日間撹拌してから濾過し、DCMにより洗浄して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(480mg、55%)を無色固体として提供した。母液を濃縮し、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中20から60%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してより多くの(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(193mg、22%)を無色結晶性固体として得た(合わせた収率:77%)。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.01−1.17(1H,m),1.18−1.39(3H,m),1.68−1.84(2H,m),1.78(3H,s),1.89(1H,m),2.51(2H,m),3.48−3.65(1H,m),7.74(1H,d),8.38(1H,s),8.71(1H,s),10.66(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 422.
実施例13
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.042g、0.090mmol)をDCM(2mL)中で溶解させた溶液に、HCl(ジオキサン中4M;0.429mL、1.72mmol)を添加した。混合物を室温において2時間撹拌してから減圧下で濃縮して粗製固体(33mg)を得た。この固体をDCM(2mL)およびトリエチルアミン(0.026mL、0.19mmol)中で溶解させた。次いで、無水酢酸(9.6μL、0.10mmol)を添加した。混合物を室温において30分間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、(DCM中10%のMeOH)中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.027g、74%)を無色乾燥皮膜として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.09−1.24(1H,m),1.41−1.56(3H,m),1.87−2.04(6H,m),2.25(1H,d),2.51(4H,s),2.9−2.98(2H,m),3.73(2H,s),3.87(1H,dtd),4.26(2H,t),5.60(1H,d),7.84(1H,s),8.11(1H,s),8.25(1H,d),8.30(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 431.
出発材料tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートを調製するための手順を以下に記載する:
3−ブロモ−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジンの調製
HCl(ジオキサン中4M;3.31mL、13.24mmol)を、DCM(6mL)中のtert−ブチル3−ブロモ−6,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン−5(4H)−カルボキシレート(0.400g、1.32mmol)に、20℃において1回分で添加した。得られた混合物を20℃において60分間撹拌した。白色固体が形成した。混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物をギ酸(12.7mL、331mmol)中で再溶解させ、ホルムアルデヒド(0.64mL、8.6mmol)により処理した。この新たな混合物を100℃において8時間加熱してから減圧下で濃縮した。得られた残留物をEtOAc(25mL)中で溶解させ、次いで飽和水性炭酸水素ナトリウム(2×25mL)により洗浄し;次いで、合わせた水層をEtOAc(2×25mL)により抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮し、得られた粗製残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して3−ブロモ−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン(0.185g、64.7%)を無色油状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)2.45(3H,s),2.75−2.85(2H,m),3.48(2H,s),4.05−4.15(2H,m),7.35(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 218(
81Br同位体).
5−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジンの調製
3−ブロモ−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン(0.185g、0.860mmol)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(0.435g、1.71mmol)、酢酸カリウム(0.294g、3.00mmol)およびPd(P(Cy)
3)
2Cl
2(0.063g、0.090mmol)を、DMA(3mL)中で懸濁させた。反応物を80℃に5時間、次いで90℃に16時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、次いで水(20mL)により希釈し、EtOAc(20mL)により抽出した。合わせた有機物を減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のDCM、次いでDCM中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して5−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン(0.20g、89%)を無色油状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.29(12H,s),2.52(3H,s),2.88−2.92(2H,m),3.80(2H,s),4.22(2H,t),7.72(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 264.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.200g、0.42mmol;実施例10において調製される)、5−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン(0.197g、0.750mmol)、第2世代X−Phos触媒前駆体(0.033g、0.040mmol)および二塩基性リン酸カリウム(0.218g、1.25mmol)を、1,4−ジオキサン(4mL)および水(0.800mL)中で45℃において溶解させた。混合物を45℃において18時間撹拌した。さらなる第2世代X−Phos触媒前駆体(0.033g、0.04mmol)を添加し、温度を60℃に1時間上昇させた。反応混合物を冷却し、SCX−2カラムに通した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAc、次いでDCM中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピラジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.054g、27%)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.04−1.19(1H,m),1.44(12H,s),1.87−2.02(3H,m),2.29(1H,d),2.33−2.46(1H,m),2.53(3H,s),2.95−3(2H,m),3.50(1H,s),3.76(2H,s),4.28(2H,t),4.52(1H,s),7.85(1H,s),8.12(2H,s),8.26(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 489.
実施例14
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(111mg、0.290mmol)、トリエチルアミン(0.084mL、0.60mmol)およびN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(1.748mg、0.01mmol)のDCM(10mL)中の撹拌溶液に、無水酢酸(0.032mL、0.34mmol)を添加した。反応混合物を室温において4時間撹拌し、次いでイオン交換クロマトグラフィーによりSCX−2カラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、生成物含有分画を減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(86mg、70%)を白色固体(形態A)として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.09(1H,d),1.28(9H,s),1.78(6H,s),1.90(1H,d),2.62(1H,s),2.89(2H,s),3.57(1H,dt),3.95(2H,s),7.73(1H,d),7.99(1H,s),8.25(1H,s),8.33−8.36(1H,m),10.53(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.
旋光度
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:20℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+66.4
方法1:表題材料(10mg)を1mLのアセトニトリル中で溶解させ、澄明溶液を室温において3日間にわたりゆっくりと蒸発させた。得られた固体は、結晶形態Aの実施例14であることが見出された。
方法2:表題材料(10mg)を0.1mLのアセトニトリルに添加し、得られた懸濁液を周囲温度において18時間撹拌し、次いで3日間にわたり空気乾燥させた。得られた固体は、結晶形態Aの実施例14であることが見出された。
形態Aの結晶をXRPDにより分析し、結果を以下に表にまとめ、図1に示す。固体のXRPDは、その固体が約2−シータ=5.9、7.0、9.4、10.5、11.5、11.7、17.6、18.0、20.2および21.0°における規定のピークを有するX線粉末回折パターンを有する形態Aを単独で含有することを裏付ける。
実施例14に従って得られた結晶(形態A)を熱的技術により分析した。DSC分析は、形態Aが191°における立ち上がり点および193°におけるピークで融解することを示した。TGAは、形態Aが22から200℃への加熱時に約1.6%の質量損失を示すことを示した。代表的なDSC/TGAサーモグラムを図2に示す。
実施例14を作製するための代替的な手順を実施例85に記載する。
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
エチル2,2−ジメチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)プロパノエートの調製
DMA(200mL)中の1H−ピラゾール(20g、293.78mmol)、エチル3−ブロモ−2,2−ジメチルプロパノエート(61.4g、293.78mmol)および炭酸セシウム(144g、440.68mmol)を、80℃において16時間撹拌した。次いで、混合物を水(400mL)中に注ぎ、酢酸エチル(150mL)により抽出した。有機層を減圧下で濃縮して無色油状物を生じさせた。この油状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中10から40%の酢酸エチル)の溶出勾配で精製した。生成物分画を減圧下で濃縮してエチル2,2−ジメチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)プロパノエート(46.0g、80.0%)を無色油状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)0.97(6H,s),1.02(3H,t),3.93(2H,q),4.10(2H,s),6.00(1H,t),7.16(1H,d),7.26(1H,d).m/z:(ES+)[M+H]+=197.
2,2−ジメチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)プロパン酸の調製
水性水酸化ナトリウム(5M;94mL、46mmol)を、エチル2,2−ジメチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)プロパノエート(46g、234mmol)をメタノール(250mL)中で溶解させた撹拌溶液に室温において分けて添加した。添加の間、混合物を37℃に発熱させておいた。得られた溶液をそれらの条件下で30分間撹拌し、次いで室温に冷却してから減圧下で1/3の容量に濃縮した。この新たな溶液を濃縮HClにより約pH3に酸性化した。無色油状物が混合物から分離した。フラスコを氷浴中で回転させ、無色固体が結晶化した。混合物を室温において一晩静置しておき、固体を濾過により単離し、減圧下で乾燥させて2,2−ジメチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)プロパン酸(30.0g、76%)を無色結晶固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.05(6H,s),4.23(2H,s),6.21(1H,t),7.35−7.44(1H,m),7.54−7.67(1H,m),12.41(1H,br s).m/z:(ES+)[M+H]+=169.
5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4−オンの調製
ヘキサン中のn−BuLi(9.03mL、24.38mmol)を、2−メチルテトラヒドロフラン(40mL)中の2,2−ジメチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)プロパン酸(2g、11.89mmol)に−78℃において20分間の時間にわたり窒素下で滴加した。得られた懸濁液を−78℃において15分間撹拌し、次いで反応物を約−45℃において1時間撹拌し、次いで15℃に加温しておいてから反応物を氷冷飽和塩化アンモニウム(100ml)上にゆっくりとクエンチした。反応混合物をEtOAc(100mL)により希釈し、塩化アンモニウム層を分離し、EtOAc(50ml)によりさらに1回抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウム(50mL)により洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、蒸発乾固して5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4−オン(0.970g、54.3%)を淡黄色油状物として得、それは静置時に結晶化した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.29(6H,s),4.36(2H,s),6.77(1H,d),7.89(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 151.
5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
ヒドラジン水和物(4.13mL、85.23mmol)を、5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4−オン(2.56g、17.1mmol)を2,2’−オキシジエタノール(48.5mL、511mmol)中で溶解させた撹拌溶液に添加した。得られた溶液を180℃において1時間撹拌した。水酸化カリウム(3.35mL、59.7mmol)を混合物に慎重に添加し、得られた懸濁液を150℃において2時間撹拌した。室温に冷却した後、反応混合物を水(50mL)により希釈し、pHを希薄水性HCl(2N)により4.5に調整した。Et
2O(5×50mL)により抽出した後、合わせた有機層を水(2×20mL)により洗浄し、次いで飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.922g、39.7%)を澄明黄色油状物として生じさせた。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.21(6H,s),2.61(2H,s),3.80(2H,s),5.82−5.93(1H,m),7.41(1H,d).
3−ブロモ−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
N−ブロモスクシンイミド(1166mg、6.55mmol)を、5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(892mg、6.55mmol)をDCM(10mL)中で溶解させた撹拌溶液に23℃において添加した。得られた混合物を23℃において16時間撹拌してからDCM(20mL)により希釈し、水(2×20mL)および飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して3−ブロモ−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(1394mg、99%)を黄色油状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.23(6H,s),2.58(2H,s),3.83(2H,s),7.35(1H,s).
5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
Pd(P(Cy)
3)
2Cl
2(0.247g、0.33mmol)を、DMA(7mL)中の4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(1.70g、6.69mmol)、3−ブロモ−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.720g、3.35mmol)および酢酸カリウム(1.150g、11.72mmol)に添加した。得られた懸濁液を脱気し、85℃において5時間撹拌した。次いで、ジクロロ[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウムDCMアダクト(0.273g、0.33mmol)を反応混合物に添加し、撹拌をそれらの条件下で18時間継続してから反応混合物を室温に冷却した。反応混合物をEtOAc(20mL)により希釈し、水(2×15mL)、および飽和水性塩化ナトリウム(15mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から50%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.458g、52.2%)をクリーム色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.24(6H,s),1.27(12H,s),2.79(2H,s),3.87(2H,s),7.76(1H,s).
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(433mg、0.83mmol)、tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(360mg、0.75mmol;実施例10において調製される)、第2世代X−Phos触媒前駆体(59.0mg、0.08mmol)および二塩基性リン酸カリウム(392mg、2.25mmol)を1,4−ジオキサン(4mL)および水(0.8mL)中で溶解させ、50℃において5時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、次いでイオン交換クロマトグラフィーによりSCX−2カラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(188mg、51.3%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,23℃)1.25(12H,d),1.37(7H,s),1.74(3H,s),1.87(1H,d),2.52−2.62(1H,m),2.88(2H,s),3.18−3.29(1H,m),3.93(2H,s),6.80(1H,d),7.99(1H,s),8.24(1H,s),8.32−8.35(1H,m),10.56(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 488.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(186mg、0.380mmol)を、ジオキサン中のHCl(4M;0.810mL、3.24mmol)およびMeOH(5mL)中で溶解させ、室温において18時間撹拌した。反応混合物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCX−2カラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(114mg、77%)を白色固体として得、それを次のステップにおいて直接使用した。m/z:ES+[M+H]+388.
実施例15
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
無水酢酸(0.021mL、0.22mmol)を、DCM(1mL)中の(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.066g、0.18mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(1.141mg、9.34μmol)およびトリエチルアミン(0.081mL、0.58mmol)に室温において窒素下で滴加した。得られた溶液を室温において2時間撹拌してから飽和水性NH
4Cl(10mL)によりクエンチした。得られた混合物をDCM(2×10mL)により抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた白色固体をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。分画を蒸発乾固して準純粋な生成物を得、それを分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μmシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用してさらに精製した。所望の化合物を含有する分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(9.80mg、12.6%)を得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.13(1H,dd),1.31−1.52(4H,m),1.87−1.95(2H,m),1.96(4H,s),2.20(3H,dd),2.39−2.5(1H,m),3.39−3.45(2H,m),4.16(2H,t),4.81(1H,s),5.49(1H,d),7.79(1H,s),8.14(1H,s),8.19(1H,s),8.30(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 417.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
3−ヨード−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジンの調製
N−ヨードスクシンイミド(0.581g、2.58mmol)を、アセトニトリル(5mL)中の4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(0.265g、2.15mmol)に室温において窒素下で添加した。得られた溶液を室温において1時間撹拌してから水(20mL)を添加した。撹拌を1.5時間継続し、次いで反応混合物をMTBE(3×20mL)により抽出した。合わせた有機層を2Mの水性NaOH(20mL)、Na
2S
2O
3溶液(20mL、10%w/v)、および飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により連続的に洗浄してからMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して3−ヨード−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(0.155g、28.9%)を白色結晶固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)2.16(2H,q),3.32−3.44(2H,m),3.98(1H,s),4.12(2H,t),7.24(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 250.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
3−ヨード−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン(0.150g、0.600mmol)および2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.184mL、0.9mmol)を、THF(4mL)中で4℃において溶解させた。次いで、THF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;2.78mL、3.61mmol)を滴加した。得られた混合物を4℃において16時間撹拌し、次いでさらなるTHF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;2.78mL、3.61mmol)および2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.184mL、0.90mmol)を添加した。反応物をそれらの条件下で1時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。得られた残留物をEtOAc(20mL)中で再溶解させ、飽和水性NH
4Cl(25mL)、水(20mL)、および飽和飽和塩化ナトリウム(20mL)により連続的に洗浄した。合わせた水層をDCM(2×20mL)により洗浄した。合わせた有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して粗製3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジンを得、それを1,4−ジオキサン(4mL)および水(0.8mL)中で溶解させたtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.160g、0.33mmol;実施例10において調製される)、第2世代X−Phos触媒前駆体(0.026g、0.03mmol)および三塩基性リン酸カリウム(0.175g、1.00mmol)に50℃において添加した。得られた混合物を50℃において2時間撹拌し、次いで80℃において16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物をDCM(20mL)中で再溶解させ、水(20mL)により洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して粗製生成物を得、それをフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から30%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.082g、52%)を黄色ゴム状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.44(12H,s),1.82−2.46(8H,m),3.27−3.36(3H,m),4.12(3H,t),5.33(1H,d),7.80(1H,s),8.13(1H,s),8.19(1H,s),8.20(1H,s). m/z:ES+ [M+H]+ 475.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド三塩酸塩の調製
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.086g、0.18mmol)およびジオキサン中のHCl(4M;0.362mL、1.45mmol)を、メタノール(2mL)中で室温において空気下で溶解させた。得られた溶液を室温において3時間撹拌してから減圧下で濃縮した。得られた材料(66mg)をさらに精製することなく次のステップにおいて直接使用した。m/z:ES+[M+H]+375.
実施例16
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(65mg、0.18mmol)、トリエチルアミン(0.054mL、0.39mmol)およびN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(1.123mg、9.19μmol)のDCM(5mL)中の撹拌溶液に、無水酢酸(0.021mL、0.22mmol)を添加した。反応混合物を室温において1時間撹拌した。粗製生成物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCX−2カラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、分画を蒸発させて(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(60.0mg、82.0%)を無色油状物として得、それをエーテル/ヘプタンミックスから結晶化させて白色固体を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.10(1H,t),1.29(9H,s),1.79(6H,s),1.85−1.94(1H,m),2.57−2.66(1H,m),2.93(2H,s),3.58(1H,dt),3.90(2H,s),7.21(1H,dd),7.74(1H,d),7.96(1H,s),8.18−8.24(2H,m),10.32(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 396.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ブロモピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.50g、3.77mmol;実施例3において調製される)、酢酸カリウム(1.11g、11.3mmol)、4,4,4’,4’,5,5,5’,5’−オクタメチル−2,2’−ビ(1,3,2−ジオキサボロラン)(1.44g、5.65mmol)、およびPdCl
2(dppf)(0.276g、0.380mmol)を、フラスコに入れた。1,4−ジオキサン(30mL)を添加し、混合物を90℃において窒素下で3時間加熱した。混合物を冷却しておき、固体を濾過により除去した。酢酸エチル(100mL)および水(50mL)を添加し、層を分離した。水層をEtOAc(2×50mL)により抽出し、合わせた有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、減圧下で濃縮して粗製生成物、tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(2.76g)を暗褐色油状物として得た。この油状物をさらに精製することなく次のステップにおいて直接使用した。m/z:ES+[M+H]+446.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
ジクロロ[1,1’−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)(45.5mg、0.07mmol)を、tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(518mg、0.70mmol)、3−ブロモ−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(150mg、0.70mmol;実施例14において調製される)および三塩基性リン酸カリウム(444mg、2.09mmol)の1,4−ジオキサン(5mL)および水(0.5mL)中の脱気溶液に添加した。得られた混合物を90℃において18時間撹拌し、次いでイオン交換クロマトグラフィーによりSCX−2カラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を減圧下で濃縮して粗製生成物を褐色油状物として得た。この油状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(100mg、31.6%)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+454.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(93mg、0.21mmol)を、ジオキサン中のHCl(4M;0.436mL、1.74mmol)およびMeOH(5mL)中で溶解させ、反応混合物を室温において18時間撹拌した。次いで、反応混合物をイオン交換クロマトグラフィーによSCX−2カラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、分画を減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%の(メタノール中7Nのアンモニア)の溶出勾配で溶出させてさらに精製した。純粋な分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(68.0mg、94%)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+354.
実施例17
(1S,3R)−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(1−ヒドロキシシクロプロパンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド
HATU(108mg、0.28mmol)を、1−ヒドロキシシクロプロパンカルボン酸(35mg、0.34mmol)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.28mmol;実施例16に従って調製)、およびトリエチルアミン(0.12mL、0.85mmol)のDMF(1mL)中の溶液に添加した。反応混合物を50℃において4時間加熱し、次いで室温に冷却した。反応混合物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、19mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して直接精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(1−ヒドロキシシクロプロパンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド(92mg、74%)を固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)0.74(2H,m),0.85−1.01(2H,m),1.15−1.27(9H,m),1.44(1H,q),1.61−1.77(3H,m),1.79−1.87(1H,br.d),2.52−2.59(1H,m),2.86(2H,s),3.54−3.63(1H,m),3.83(2H,s),6.10(1H,s),7.12−7.16(1H,m),7.57(1H,d),7.90(1H,s),8.13−8.16(2H,m),10.27(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 438.
実施例18
N−((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド
HATU(77mg、0.20mmol)を、オキセタン−3−カルボン酸(25mg、0.24mmol)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(72mg、0.20mmol;実施例16に従って調製)、およびトリエチルアミン(0.085mL、0.61mmol)のDMF(1mL)中の溶液に添加した。混合物を室温において4時間撹拌し、次いで分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、19mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して直接精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮してN−((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド(17mg、19%)を固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.06−1.17(1H,m),1.26−1.39 (9H,m),1.77−1.86(3H,m),1.91−1.94(1H,br d),2.57−2.7(1H,m),2.93(2H,s),3.54−3.76(2H,m),3.90(2H,s),4.4−4.71(4H,m),7.21(1H,dd),7.82(1H,d),7.96(1H,s),8.21−8.24(2H,m),10.33(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 438.
実施例19
N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド
HATU(118mg、0.31mmol)を、オキセタン−3−カルボン酸(32mg、0.31mmol)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.26mmol;実施例14に従って調製)、およびトリエチルアミン(0.11mL、0.77mmol)のDMA(2mL)中の溶液に添加した。混合物を室温において16時間撹拌してから水(20mL)によりクエンチした。次いで、混合物をDCM(50mL)により抽出し、有機層を飽和水性塩化ナトリウム(50mL)により洗浄してから相分離カートリッジに通した。合わせた有機物をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮してN−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド(39mg、32%)を固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.06−1.14(1H,m),1.62−1.75(9H,m),1.72−1.81(3H,m),1.92(1H,br.d),2.59−2.7(1H,m),2.90(2H,s),3.56−3.73(2H,m),3.95(2H,s),4.53−4.66(4H,m),7.80(1H,d),8.00(1H,s),8.25(1H,s),8.35(1H,s),10.56(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 472.
実施例20
(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−((S)−2−ヒドロキシプロパンアミド)シクロヘキサンカルボキサミド
HATU(78mg、0.21mmol)を、(S)−2−ヒドロキシプロパン酸(19mg、0.21mmol)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(80mg、0.21mmol;実施例14に従って調製)、およびトリエチルアミン(0.086mL、0.62mmol)のDMF(1mL)中の溶液に添加した。混合物を室温において1時間撹拌し、次いで分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、19mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して直接精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−((S)−2−ヒドロキシプロパンアミド)シクロヘキサンカルボキサミド(56mg、59%)を固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.14−1.21(3H,m),1.23−1.54(10H,m),1.66−1.91(4H,m),2.56−2.70(1H,m),2.90(2H,s),3.53−3.72(1H,m),3.87−3.97(3H,m),5.37(1H,d),7.49(1H,d),8.00(1H,s),8.25(1H,s),8.35(1H,s),10.55(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 460.
実施例21
(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(1−ヒドロキシシクロプロパンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド
HATU(78mg、0.21mmol)を、1−ヒドロキシシクロプロパンカルボン酸(25mg、0.25mmol)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(80mg、0.21mmol;実施例14に従って調製)、およびトリエチルアミン(0.086mL、0.62mmol)のDMF(1mL)中の溶液に添加した。混合物を50℃において3時間加熱し、次いで室温に冷却した。反応混合物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)によ、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して直接精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(1−ヒドロキシシクロプロパンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド(25mg、26%)を固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)0.72−0.85(2H,m),0.94−1.08(2H,m),1.23−1.49(9H,m),1.47−1.58(1H,m),1.67−1.84(3H,m),1.87(1H,br.d),2.57−2.66(1H,m),2.90(2H,s),3.60−3.71(1H,m),3.95(2H,s),6.16(1H,s),7.62(1H,d),8.01(1H,s),8.26(1H,s),8.35(1H,s),10.55(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 472.
実施例22
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(800mg、1.90mmol;実施例12に従って調製)、6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール(825mg、5.69mmol)、酢酸パラジウム(171mg、0.76mmol)および酢酸カリウム(372mg、3.79mmol)をDMA(15mL)中で懸濁させ、マイクロ波チューブ中に密封した。チューブを脱気し、窒素(3×)によりパージした。次いで、反応物をマイクロ波条件(150℃、16時間)に供し、室温に冷却した。反応混合物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮した。EtOAc/ヘプタンを使用し、得られた淡褐色固体を再結晶させ、真空下で乾燥させて(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(180mg、22%)を白色固体として生じさせた。濾液を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(118mg、14%)の第2のバッチを提供した。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.03−1.16(1H,m),1.19−1.41(9H,m),1.72−1.81(6H,m),1.91(1H,br.d),2.57−2.68(1H,m),2.71(2H,s),3.50−3.62(1H,m),3.91(2H,s),7.51(1H,s),7.75(1H,d),8.28(1H,s),8.42(1H,s),10.66(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.
4,4−ジメチルピロリジン−2−チオンの調製
ローソン試薬(9.83g、24.30mmol)を、4,4−ジメチルピロリジン−2−オン(5.0g、44.19mmol)のトルエン(100mL)中の撹拌溶液に添加した。得られた混合物を還流条件下で窒素下で4.5時間加熱した。次いで、混合物を室温に冷却し、それらの条件下で18時間維持してから減圧下で濃縮して黄色固体を提供した。固体をDCM中で溶解させ、シリカを添加し、混合物を濾過した。濾液を減圧下で濃縮して黄色油状物を提供した。この油状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCMにより溶出させて精製して4,4−ジメチルピロリジン−2−チオン(2.8g、48%)を無色結晶固体として得た。不純な分画を減圧下で濃縮して4,4−ジメチルピロリジン−2−チオンの第2のバッチをクリーム色/淡黄色結晶(3.1g、55%)として提供した。わずかに低い純度にかかわらず、この材料の第2のバッチも後続のステップにおける使用に好適であった。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.19(6H,s),2.70(2H,s),3.36(2H,s),7.75(1H,br.s).
3,3−ジメチル−5−(メチルチオ)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロールヨウ化水素酸塩の調製
MTBE中のヨードメタン(2M;42.7mL、85.4mmol)を、4,4−ジメチルピロリジン−2−チオン(2.76g、21.3mmol)のiPrOH(45mL)中の撹拌溶液に室温において添加した。白色沈殿物が経時的に形成した。反応物を室温において18時間撹拌し、次いで濾過した。回収した固体をEt
2Oにより洗浄し、次いで乾燥させて3,3−ジメチル−5−(メチルチオ)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロールをヨウ化水素酸塩(4.3g、75%)として提供した。この材料をさらに精製することなく次の段階に移した。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,27℃)1.17(6H,s),2.74(3H,s),3.10(2H,s),3.72(2H,s),12.3(1H,br.s).
N−(2,2−ジメトキシエチル)−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−5−アミンヨウ化水素酸塩の調製
2,2−ジメトキシエタンアミン(1.82mL、16.7mmol)を、3,3−ジメチル−5−(メチルチオ)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロールヨウ化水素酸塩(4.32g、15.9mmol)のエタノール(40mL)中の撹拌懸濁液に、室温において添加した。ヨウ化水素酸塩は、アミンの添加時に溶解した。得られた混合物を還流条件下(ブリーチスクラバー(bleach scrubber)を使用)で4.5時間加熱し、次いで熱から取り出した。さらに18時間後、反応混合物を減圧下で濃縮して粗製N−(2,2−ジメトキシエチル)−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−5−アミンヨウ化水素酸塩(5.35g、102%)を無色結晶固体として提供した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.12(6H,s),2.58−2.7(2H,m),3.34(8H,s),3.37(2H,d),4.51(1H,m),9.35(2H,br.s).
6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾールの調製
塩酸(4M;5mL、20mmol)を、N−(2,2−ジメトキシエチル)−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−5−アミンヨウ化水素酸塩(5.35g、16.3mmol)の1,4−ジオキサン(50mL)中の撹拌溶液に、室温において添加した。得られた混合物を90℃において3時間加熱した。次いで、混合物を室温に冷却し、それらの条件下で2.5日間撹拌してから減圧下で濃縮して暗褐色タールを提供した。この混合物をDCM中で溶解させ、Et
2Oにより希釈した。アンモニア水(28〜30%;2.8mL)を撹拌混合物に添加した。層を分離し、有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール(2.32g、100%)を褐色油状物として提供した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,21℃)1.28(6H,s),2.70(2H,s),3.69(2H,s),6.84(1H,d),7.03(1H,d).
実施例23
(R)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−3−カルボキサミド
(R)−テトラヒドロフラン−3−カルボン酸(0.036g、0.31mmol)、HATU(0.118g、0.31mmol)およびトリエチルアミン(0.11mL、0.77mmol)を、DMF(2mL)中で窒素下で一緒に20分間撹拌した。次いで、DMF(1mL)中の(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.100g、0.26mmol;実施例14に従って調製、以下に記載のとおり調製される5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールを使用)を添加し、混合物をさらに30分間撹拌した。反応物を減圧下で濃縮し、混合物をフラッシュC18クロマトグラフィーにより、1%の水性NH
4OHを含有する水中20から60%のMeCNの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮して(R)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−3−カルボキサミド(0.113g、90%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.05−1.2(1H,m),1.20−1.38(9H,sm),1.79(3H,br.d),1.86−2.03(3H,m),2.56−2.63(1H,m),2.81−2.91(3H,m),3.52−3.78(4H,m),3.83(1H,t),3.95(2H,s),7.83(1H,d),7.99(1H,s),8.25(1H,s),8.34(1H,s),10.53(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 486.
5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(実施例14に既に記載、中間体)を調製するために使用される代替手順を以下に記載する:
3−ヨード−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
NIS(1.646g、7.32mmol)を、アセトニトリル(40mL)中の5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.906g、6.65mmol;実施例14に従って調製)に室温において窒素下で分けて添加した。得られた混合物を23℃において18時間撹拌した。反応混合物をEtOAc(50mL)により希釈し、水(40mL)、水性チオ硫酸ナトリウム(30mL中10g)、および飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して粗製生成物(1.59g、91%)を橙色油状物として得た。この油状物を減圧下(0.12mbar)での蒸留により精製し、140℃のヘッド温度において回収した。このように回収した蒸留物により、3−ヨード−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(1.38g、79%)を無色液体として得た。あるいは、ヨウ化物を蒸留することなく次のステップに移した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.30(6H,s),2.63(2H,s),3.94(2H,s),7.47(1H,s).
5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
THF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;1.69mL、2.20mmol)を、THF(5mL)中の3−ヨード−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.444g、1.69mmol)に、−78℃において窒素下で10分間にわたり滴加した。得られた混合物を−78℃において45分間撹拌した。次いで、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.473g、2.54mmol)を、−78℃の内部温度を保持して反応混合物に滴加した。添加が完了したら、反応混合物を室温まで18時間にわたり加温しておいた。次いで、反応混合物を減圧下で濃縮し、EtOAc(40mL)により希釈した。得られた混合物を飽和水性塩化アンモニウム(20mL)、水(20mL)、および飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮してNMR分析に基づく約13mol%のデス−ヨード出発材料により汚染された5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.41g、93%)をワックス状固体として得た。ヘプタンによる粉砕により、純粋な5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.24g、55%)を白色固体として得た。
実施例24
(S)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−3−カルボキサミド
(S)−テトラヒドロフラン−3−カルボン酸(0.036g、0.31mmol)、HATU(0.12g、0.31mmol)およびトリエチルアミン(0.11mL、0.77mmol)のDMF(2mL)中の溶液を、窒素下で20分間撹拌した。次いで、DMF(1mL)中の(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.10g、0.26mmol;実施例14に従って調製、実施例23に記載のとおり調製される5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールを使用)を添加し、得られた混合物をそれらの条件下で30分間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物をフラッシュC18クロマトグラフィーにより、1%のNH
4OHを含有する水中20から60%のMeCNの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮して(S)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−3−カルボキサミド(0.10g、81%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.05−1.16(1H,m),1.21−1.41(9H,m),1.72−1.83(3H,m),1.87−2.04(
3H,m),2.57−2.66(1H,m),2.82−2.91(3H,m),3.54−3.77(4H,m),3.83(1H,t),3.95(2H,s),7.83(1H,d),7.99(1H,s),8.25(1H,s),8.35(1H,s),10.54(1H,s).m/z:ES+ [M+H+] 486.
実施例25
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.13g、0.12mmol)およびXantphos(0.13g、0.23mmol)を、tert−ブチル((1R,3S)−3−カルバモイルシクロヘキシル)カルバメート(0.670g、2.76mmol)、3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.61g、2.3mmol)、炭酸セシウム(1.88g、5.76mmol)、および1,4−ジオキサン(26mL)の脱気混合物に1回分で一緒に添加した。得られた山吹色混合物を、120℃に予熱した油浴中の浸漬により還流条件下で維持した。20時間後、反応物を冷却し、50%の飽和水性塩化ナトリウムにより希釈し、酢酸エチル(2×)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して粗製tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートを淡黄色固体として得た。ジオキサン中の塩酸(4M;10mL、40mmol)およびDCM(5mL)を添加し、急速に混濁し黄色になる澄明な橙色溶液をもたらした。混合物がほとんど澄明になるまでメタノール(約3mL)を反応物中に滴定した。15分後、橙色混合物を減圧下で濃縮して橙色固体を得た。ピリジン(3.7mL、46mmol)をこの固体にDCM(19mL)とともに添加した。わずかな発熱が見られ、反応物を水浴中で浸漬した。次いで、無水酢酸(0.43mL、4.6mmol)を滴加した。さらに10分後、さらなる200μLの無水酢酸を添加した。さらに30分後、さらなる600μLの無水物および6mLのピリジンを添加した。反応物をそれらの条件下でさらに45分間維持し、次いで飽和水性重炭酸ナトリウムおよび酢酸エチル中に注いだ。層を分離し、水層を酢酸エチルにより抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた橙色残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中50から100%のEtOAc、次いで酢酸エチル中0から20%のメタノールの溶出勾配で精製し、純粋な分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.89g、94%)を薄黄色泡状固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃):1.00−1.16(1H,m),1.22−1.40(9H,m),1.74−1.81(6H,m),1.83−1.94(1H,m),2.55−2.68(1H,m),2.93(2H,s),3.49−3.65(1H,m),3.94(s,2H),7.75(1H,d),7.88(1H,d),8.28(1H,d),8.30(1H,d),10.46(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 414.
方法1:EtOAc中の実施例25のスラリー(381mg)を室温において18時間撹拌し、次いで濾過し、低温EtOAcにより洗浄して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(149mg)を、実施例25形態Aとして既知の結晶白色固体を得た。
方法2:約5gの実施例25を1:1:1のヘキサン:DCM:アセトン(約20mL)中に溶解させ、次いで減圧下で濃縮してわずかに半透明なゲルを生じさせた。次いで、このゲルを少量の同一溶媒(約5mL)により処理し、均一な白色混合物が形成し、ゲルが可視的でなくなるまで10分間激しく撹拌した。この混合物を、ヘキサン洗浄液中30%のアセトンにより濾過し、沈殿物を真空下で50℃において乾燥させて実施例25形態Aを白色固体として得た。
実施例25(形態A)の結晶をXRPDにより分析し、結果を以下に表にまとめ、図3に示す。固体のXRPDは、固体が形態Aを含有することを裏付ける。
実施例25形態Aメインピークを以下の表2に示す:
本発明によれば、その固体が約2−シータ=8.8、10.1、11.5、18.9、20.0、20.5、21.8、22.8、23.9および25.2°における規定のピークを有するX線粉末回折パターンを有する結晶形態、形態Aが提供される。
方法1および2に従って得た結晶(形態A)を熱的技術により分析した。DSC分析は、形態Aが194°における立ち上がり点および197°におけるピークで融解することを示した。TGAは、形態Aが22から100℃への加熱時に約1.4%の質量損失を示すことを示した。代表的なDSC/TGAサーモグラムを図4に示す。
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを作製するための代替手順を、実施例86に記載する。
出発材料tert−ブチル((1R,3S)−3−カルバモイルシクロヘキシル)カルバメートおよび3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールを調製するために使用される手順を以下に記載する:
3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
2−クロロ−5−フルオロ−4−ヨードピリジン(1.00g、3.88mmol)、5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(1.53g、5.83mmol;実施例23に従って調製)、第2世代XPhos触媒前駆体(0.31g、0.39mmol)および二塩基性リン酸カリウム(2.03g、11.65mmol)を、脱気したジオキサン(10mL)および水(2mL)中で21℃において溶解させた。反応混合物を80℃において3時間撹拌し、次いで混合物を冷却し、EtOAc(30mL)により希釈し、水(10mL)により洗浄した。有機層を減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から50%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮して3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(1.00g、97%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3,27℃)1.36(6H,s),2.95(2H,d),3.97(2H,s),7.31(1H,d),7.94(1H,d),8.20(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 266.
(シス)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレートの調製
臭化ベンジル(12.4mL、104mmol)を、DMF(10mL)中溶液として、シス−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(19.5g、80.0mmol、実施例2中間体に従って調製)、炭酸セシウム(33.9g、104mmol)、およびDMF(80mL)の脱気混合物に0℃において滴加した。氷浴を除去し、反応物をそれらの条件下で18時間撹拌した。次いで、混合物を等量の酢酸エチルにより希釈し、酢酸エチル洗浄液により濾過した。有機層を50%の飽和水性塩化ナトリウム(3×)、次いで飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。次いで、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた淡黄色油状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から30%の酢酸エチルの溶出勾配で精製してシス−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート(25.4g、95%)を澄明無色油状物として得、それは静置時に白色固体に凝固した。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.98−1.34(4H,m),1.38(9H,s),1.67−1.78(2H,m),1.84(1H,d),1.99(1H,d),2.35−2.49(1H,m),3.17−3.31(1H,s),5.09(2H,s),6.76(1H,d),7.30−7.42(5H,m).m/z:ES+ [M+Na]+ 356.
(1S,3R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレートおよび(1R,3S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレートの調製
シス−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート(25.4g、76.2mmol)を、分取SFC条件(カラム:Lux Amylose−2、5μm、21.2mmの直径、250mmの長さ、40℃のカラム温度、80mL/分の流量)により、CO
2中10%のイソプロパノールにより溶出させて分割して(1S,3R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート(11.5g、45%)を白色固体として、および(1R,3S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート(11.5g、45%)を白色固体として得た。
(1S,3R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート
1H NMR(DMSO− d6,27℃)0.96−1.34(4H,m),1.37(9H,s),1.68−1.88(3H,m),1.98(1H,d),2.37−2.48(1H,m),3.16−3.32(1H,m),5.09(2H,s),6.59−6.84(1H,m),7.26−7.50(5H,m).m/z:ES+ [M+Na]+ 356.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:25℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DCM
[α]=+21.9
(1R,3S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート
1H NMR(DMSO−d6,27℃)0.95−1.34(4H,m),1.37(9H,s),1.68−1.78(2H,m),1.84(1H,d),1.98(1H,d),2.36−2.48(1H,m),3.17−3.34(1H,m),5.09(2H,s),6.76(1H,d),7.30−7.41(5H,m).m/z:ES+ [M+Na]+ 356.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:25℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DCM
[α]=−28.3
分析SFC条件:
カラム:Lux Amylose−2
カラム寸法:5μm、4.6mmの直径、50mmの長さ、
カラム温度:40℃
移動相A:CO2(100%)
移動相B:イソプロパノール
勾配:アイソクラティックの10%移動相B
流量:5分間にわたる1mL/分
保持時間:
0.66分間、(1S,3R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート
0.96分間、(1R,3S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート
e.e.
>98%、(1S,3R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート
97.5%、(1R,3S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート
(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(実施例2、中間体に既に記載)を調製するための代替手順を以下に記載する:
(1S,3R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレート(11.5g、34.6mmol)、パラジウム炭素(10wt%;3.68g、34.5mmol)、およびメタノール(86mL)の脱気混合物を、水素雰囲気(1atm、バルーン)に供した。18時間後、混合物を、メタノール洗浄液により濾過した。濾液をわずかに混濁した薄灰色油状物に濃縮した。この油状物を酢酸エチル中で溶解させ、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。溶媒蒸発からの全てのバブリングが停止するまで、得られた白色油状固体を真空下で加熱した。室温への冷却により、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(8.4g、99%)を白色固体として得た(特徴付けについて実施例2中間体参照)。
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:25℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+44.6
tert−ブチル((1R,3S)−3−カルバモイルシクロヘキシル)カルバメートの調製
カルボニルジイミダゾール(6.44g、39.74mmol)を、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(3.22g、13.3mmol)のDMF(30mL)中の溶液に40℃において添加した。得られた混合物を40℃において4時間撹拌した。次いで、反応混合物を0℃に冷却し、酢酸アンモニウム(7.15g、92.7mmol)を激しく撹拌しながら1回分で添加した。この後、ガス発生および泡状物の生成が続いた。少量(約2mL)のDCMを、フラスコの側面に沿って添加して泡状物を分解し、それがフラスコ開口部に達するのを防いだ。徐々にこの泡状物を反応混合物により再吸収させ、それを室温に一晩加温しておいた。これらの条件下で合計18時間後、反応混合物を氷水中に注ぎ、得られた混合物をそれらの条件下で5分間撹拌してから水の洗浄液により濾過した。得られた沈殿物を真空下で80℃において2時間乾燥させてから室温に冷却した。次いで、真空乾燥を18時間継続してtert−ブチル((1R,3S)−3−カルバモイルシクロヘキシル)カルバメート(2.76g、86%)を白色綿毛状固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.99−1.31(4H,m),1.38(9H,s),1.58−1.85(4H,m),2.06−2.19(1H,m),3.14−3.26(1H,m),6.63(1H,br s),6.73(1H,d),7.17(1H,br s).m/z:ES+ [M+Na]+ 265.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:25℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:メタノール
[α]=+51.3
実施例26
シス−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−ヒドロキシシクロブタンカルボキサミド
THF中のフッ化テトラブチルアンモニウム(1M;0.154mL、0.15mmol)を、シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド(68mg、0.15mmol)のTHF(3mL)中の撹拌溶液に、室温において窒素雰囲気下で添加した。反応混合物をそれらの条件下で2時間撹拌し、次いでSCXカラムを使用してDCM、MeOH、およびMeOH中1%のNH
3により連続的に溶出させて精製した。生成物分画を減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製してシス−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−ヒドロキシシクロブタンカルボキサミド(43mg、85%)を得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.30(6H,s),2.05(2H,qd),2.28−2.43(2H,m),2.71−2.85(1H,m),2.95(2H,s),3.91(2H,s),3.98(1H,q),5.13(1H,d),7.17−7.26(1H,m),7.98(1H,s),8.21(1H,dd),8.25(1H,s),10.30(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 327.
出発材料シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミドの調製
シス−N−(4−ブロモピリジン−2−イル)−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボキサミド(365mg、0.800mmol;実施例6に従って調製)、5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3−ジオキソラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(185mg、0.700mmol;実施例23に従って調製)、リン酸カリウム(446mg、2.10mmol)および第2世代XPhos触媒前駆体(55mg、0.070mmol)を1,4−ジオキサン(4mL)および水(0.80mL)中で室温において懸濁させた。得られた混合物を脱気し、窒素によりパージし、次いで85℃において18時間加熱した。反応混合物を室温に冷却し、EtOAc(50mL)および水(25mL)間で分別した。層を分離し、水層をEtOAc(2×50mL)およびDCM(50mL)により抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた橙色ゴム状物を、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から40%のEtOAcにより溶出させて精製した。生成物分画を減圧下で濃縮してシス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド(68mg、22%)を無色結晶固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,22℃)0.06(6H,s),0.89(9H,s),1.36(6H,s),2.22−2.38(2H,m),2.49−2.67(3H,m),3.02(2H,s),3.93(2H,s),4.15−4.35(1H,m),7.11(1H,dd),7.82(1H,s),7.92(1H,s),8.17(1H,d),8.30(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 441.
実施例27
シス−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−ヒドロキシシクロブタンカルボキサミド
THF中のフッ化テトラブチルアンモニウム(1M;0.21mL、0.21mmol)を、シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド(101mg、0.210mmol)のTHF(3mL)中の撹拌溶液に、室温において窒素雰囲気下で添加した。得られた溶液をそれらの条件下で18時間撹拌した。反応混合物をSCXカラムを使用して、DCM、MeOH、およびMeOH中1%のNH
3により連続的に溶出させて精製した。生成物分画を減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。生成物分画を減圧下で濃縮し、得られた残留物を分取HPLC(Waters SunFireカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(0.1%のギ酸を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用してさらに精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮してシス−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−ヒドロキシシクロブタン カルボキサミド(35mg、45%)を得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.29(6H,s),2.04(2H,qd),2.37(2H,qd),2.77(1H,ddd),2.92(2H,s),3.96(2H,s),3.96−4.02(1H,m),5.14(1H,d),8.02(1H,s),8.29(1H,s),8.34(1H,d),10.51(1H,s). m/z:ES+ [M+H]+ 361.
出発材料シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する。
シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミドの調製
酢酸エチル中のT
3P(50wt%;2.85mL、4.79mmol)を、5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(610mg、2.40mmol;実施例2に従って調製)、シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボン酸(552mg、2.40mmol;実施例4に従って調製)およびピリジン(0.78mL、9.6mmol)のEtOAc(10mL)中の撹拌溶液に室温において添加した。得られた溶液を室温において18時間撹拌した。反応物を飽和水性塩化アンモニウム(30mL)の添加によりクエンチした。層を分離し、水層をEtOAc(3×50mL)により抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮してシス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド(1.07g、96%)をクリーム色結晶固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,21℃)0.06(6H,s),0.89(9H,s),2.23−2.35(2H,m),2.47−2.64(3H,m),4.17−4.32(1H,m),7.95(1H,bs),8.18(1H,s),8.86(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 467.
シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミドの調製
シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド(461mg、0.840mmol)、5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(200mg、0.76mmol;実施例23に従って調製)、リン酸カリウム(486mg、2.29mmol)および第2世代XPhos触媒前駆体(60.0mg、0.08mmol)を、1,4−ジオキサンおよび水中で室温において懸濁させた。得られた混合物を脱気し、窒素によりパージし、85℃において一晩加熱した。反応物を室温に冷却し、EtOAc(50mL)および水(25mL)間で分別した。層を分離し、水層をEtOAc(3×50mL)により抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた橙色ゴム状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から40%のEtOAcにより溶出させて精製した。生成物分画を蒸発乾固してシス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド(101mg、28%)を無色結晶固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,21℃)0.06(6H,s),0.89(9H,s),1.35(6H,s),2.24−2.45(2H,m),2.5−2.74(3H,m),2.98(2H,s),3.96(2H,s),4.18−4.24(1H,m),7.77(1H,s),8.14(1H,s),8.23(1H,s),8.29(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 475.
実施例28
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(6−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(6−クロロピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.34mmol)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(84mg、0.34mmol)、ジクロロ[1,1’−ビス(ジ−tertブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)(11mg、0.020mmol)およびリン酸カリウム(215mg、1.01mmol)を入れたフラスコを排気し、窒素(3×)を再充填した。脱気した1,4−ジオキサン(1mL)、次いで水(0.2mL)を添加し、混合物を90℃に加熱し、それらの条件下で18時間維持した。次いで、反応物を減圧下で濃縮し、得られた残留物を飽和水性重炭酸ナトリウム(20mL)および酢酸エチル(20mL)間で分別した。層を分離し、水層を酢酸エチル(2×20mL)により抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を塩基性アルミナ上のカラムクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%の(EtOAc中10%のMeOH)の溶出勾配で精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(6−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(55mg、43%)を黄褐色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.01−1.38(4H,m),1.76−2.02(11H,m),2.62−2.69(1H,m),3.10(2H,t),3.52−3.61(1H,m),4.13(2H,t),7.74(1H,d),7.96(1H,s),8.21(1H,d),8.75(1H,d),10.72(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 383.
出発材料(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(6−クロロピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
tert−ブチル((1R,3S)−3−((6−クロロピリミジン−4−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(3.26mL、24.7mmol)を、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(5.00g、20.6mmol;実施例2におけるとおり調製)のDCM(50mL)中の溶液に添加し、得られた混合物を室温において90分間撹拌した。次いで、6−クロロピリミジン−4−アミン(2.66g、20.6mmol)およびピリジン(2.0mL、25mmol)を添加し、得られた混合物をそれらの条件下で18時間撹拌した。反応物を飽和水性重炭酸ナトリウム(50mL)によりクエンチし、層を分離した。水層をDCM(2×50mL)により抽出し、合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%の(酢酸エチル中10%のメタノール)により溶出させて精製した。生成物分画を合わせ、減圧下で濃縮してtert−ブチル((1R,3S)−3−((6−クロロピリミジン−4−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.0g、14%)を白色固体として生じさせた。m/z:ES−[M−H]−353.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(6−クロロピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩の調製
ジオキサン中の塩酸(4M;0.655mL、21.6mmol)を、tert−ブチル((1R,3S)−3−((6−クロロピリミジン−4−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(900mg、2.54mmol)のメタノール(5mL)中の溶液に添加し、得られた混合物を室温において一晩撹拌した。次いで、混合物をトルエン(10mL)により希釈し、減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アミノ−N−(6−クロロピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(880mg、106%)を白色固体として生じさせ、それをさらに精製することなく次の段階において直接使用した。
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(6−クロロピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
塩化アセチル(0.11mL、1.5mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(6−クロロピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.217g、0.85mmol)、ピリジン(0.69mL、8.5mmol)、およびDCM(7.7mL)の混合物に0℃において添加した。30分後、さらなる200μLの塩化アセチルを添加した。これをさらに30分後に最後に再度繰り返した。次いで、反応物を飽和水性重炭酸ナトリウムによりクエンチし、酢酸エチル(2×)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中10から100%の酢酸エチル、次いで酢酸エチル中0から15%のメタノール)の溶出勾配で精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(6−クロロピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.22g、87%)を灰白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)0.99−1.16(1H,m),1.18−1.38(3H,m),1.72−1.84(6H,m),1.85−1.97(m,1H),2.58−2.73(1H,m)3.50−3.64(1H,m)7.76(1H,d)8.12(1H,d)8.74(1H,d)11.18(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 297.
実施例29
トランス−3−ヒドロキシ−N−(6−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロブタンカルボキサミド
ジオキサン中の塩酸(4M;0.085mL、0.34mmol)を、トランス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(6−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロブタンカルボキサミド(29mg、0.070mmol)のMeOH(1mL)中の溶液に添加し、得られた混合物を室温において2時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、50mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮してトランス−3−ヒドロキシ−N−(6−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロブタンカルボキサミド(10mg、47%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD,30℃)1.93−2.05(2H,m),2.07−2.18(2H,m),2.26(2H,m),2.60(2H,m),3.17−3.28(3H,m),4.21(2H,t),4.49(1H,p),8.06(1H,s),8.33(1H,d),8.71(1H,d). m/z:ES+ [M+H]+ 314.
出発材料トランス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(6−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロブタンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
トランス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(6−クロロピリミジン−4−イル)シクロブタンカルボキサミドの調製
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(0.383mL、2.89mmol)を、トランス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボン酸(0.667g、2.89mmol;実施例4に従って調製、トランス−3−ヒドロキシシクロブタンカルボン酸をシス−3−ヒドロキシシクロブタンカルボン酸に代用する)のDCM(10mL)中の溶液に添加し、得られた混合物を室温において1.5時間撹拌した。次いで、6−クロロピリミジン−4−アミン(0.25g、1.93mmol)およびピリジン(0.23mL、2.9mmol)を添加し、混合物を室温において一晩撹拌した。反応物を飽和水性重炭酸ナトリウム(50mL)によりクエンチし、層を分離した。水層をDCM(2×50mL)により抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%の酢酸エチルの溶出勾配で精製した。生成物を含有する分画を合わせ、減圧下で濃縮してトランス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(6−クロロピリミジン−4−イル)シクロブタンカルボキサミド(0.230g、35%)を白色固体として生じさせた。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)0.00(6H,s),0.84(9H,s),2.10(2H,m),2.38−2.45(2H,m),3.21(1H,t),4.44(1H,p),8.14(1H,s),8.71(1H,s),11.13(1H,s br).m/z:ES+ [M+H]+ 342.
トランス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(6−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロブタンカルボキサミドの調製
トランス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(6−クロロピリミジン−4−イル)シクロブタンカルボキサミド(100mg、0.29mmol)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(73mg、0.29mmol)、ジクロロ−[1,1’−ビス(ジ−tertブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)(9.5mg、0.01mmol)およびリン酸カリウム(186mg、0.88mmol)をフラスコに入れ、フラスコを排気し、窒素(3×)を再充填した。次いで、脱気した1,4−ジオキサン(1mL)を添加し、混合物を90℃に加熱し、それらの条件下で2時間維持した。反応物を減圧下で濃縮し、得られた残留物を飽和水性重炭酸ナトリウム(20mL)および酢酸エチル(20mL)間で分別した。層を分離し、水層を酢酸エチル(2×20mL)により抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製してトランス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(6−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロブタンカルボキサミド(29mg、23%)を白色固体として生じさせた。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)0.00(6H,s),0.89(9H,s),1.91−1.99(2H,m),2.08(2H,m),2.29(2H,m),2.63(2H,m),3.01−3.10(1H,m),3.23(2H,t),4.21(2H,t),4.52−4.63(1H,m),8.08(1H,s),8.31(1H,d),8.43(1H,s br),8.73(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 428.
実施例30
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(6−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
無水酢酸(0.038mL、0.41mmol)を、DCM(2mL)中の粗製(1S,3R)−3−アミノ−N−(6−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩(0.120g、0.308mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(2.07mg、0.02mmol)、およびトリエチルアミン(0.15mL、1.1mmol)に室温において窒素下で滴加した。得られた溶液を室温において4時間撹拌した。次いで、反応混合物を飽和水性NH
4Cl(10mL)によりクエンチし、DCM(2×10mL)により抽出し、合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(6−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.066g、55%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.02−1.12(1H,m),1.25−1.37(9H,m),1.76−1.88(6H,m),1.90−1.96(1H,m),2.61−2.67(1H,m),2.95(2H,s),3.54−3.61(1H,m),3.92(2H,s),7.76(1H,br d),8.03(1H,d),8.15(1H,d),8.73(1H,dd),10.75(1H,s br).m/z:ES+ [M+H]+ 397.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(6−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩を調製するための手順を以下に記載する:
tert−ブチル((1R,3S)−3−((6−ブロモピリミジン−4−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロペニルアミン(0.46mL、3.5mmol)を、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(699mg、2.87mmol;実施例2に従って調製)のDCM(10mL)中の溶液に0℃において窒素下で滴加した。得られた溶液を0℃において1.5時間撹拌した。次いで、6−ブロモピリミジン−4−アミン(400mg、2.30mmol)およびピリジン(0.28mL、3.5mmol)を添加し、反応混合物を室温において一晩撹拌した。粗製反応混合物を減圧下で濃縮した。次いで、得られた固体に、DCMを添加した。次いで、得られた混合物を濾過し、得られた沈殿物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から2%のMeOHの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル((1R,3S)−3−((6−ブロモピリミジン−4−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(605mg、66%)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+399
tert−ブチル((1R,3S)−3−((6−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−4−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
第2世代XPhos触媒前駆体(0.039g、0.050mmol)を、5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.18g、0.60mmol;実施例23に従って調製)、tert−ブチル((1R,3S)−3−((6−ブロモピリミジン−4−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.20g、0.50mmol)および三塩基性リン酸カリウム(0.262g、1.50mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)および水(2mL)中の脱気混合物に添加した。混合物を脱気し、90℃において窒素下で2時間撹拌した。次いで、反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物を水(20mL)中で溶解させた。得られた混合物をEtOAc(2×20mL)およびDCM(20mL)により連続的に抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル((1R,3S)−3−((6−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−4−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.18g、79%)をクリーム色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.06−1.13(1H,m),1.35(6H,s),1.41−1.50(12H,m),1.87− 1.96(3H,m),2.26−2.37(1H,d),2.38−2.44 (1H,m),3.04(2H,s),3.44−3.58(1H,m)3.93(2H,s),4.44−4.52(1H,m),8.00(1H,br s),8.13(1H,s),8.18(1H,d),8.72(1H,dm/z:ES+ [M+H]+ 455.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(6−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩の調製
tert−ブチル((1R,3S)−3−((6−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−4−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.160g、0.35mmol)およびジオキサン中の塩酸(4M;0.71mL、2.8mmol)を、メタノール(2mL)中で室温において空気下で溶解させた。得られた溶液を室温において16時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた粗製(1S,3R)−3−アミノ−N−(6−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリミジン−4−イル)シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩(0.120g、88%)を、さらに精製することなく次のステップに移した。m/z:ES+[M+H]+355.
実施例31
(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(2−シアノアセトアミド)シクロヘキサンカルボキサミド
HATU(140mg、0.37mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(150mg、0.34mmol;実施例2に従って調製)、2−シアノ酢酸(31.4mg、0.37mmol)、DIPEA(0.18mL、1.0mmol)およびDMF(1.2mL)中の溶液に添加した。反応物を室温において3時間撹拌した。反応物をEtOAcにより希釈し、飽和NaHCO
3および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中80から100%のEtOAcにより溶出させて精製して(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(2−シアノアセトアミド)シクロヘキサンカルボキサミド(51mg、35%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.04−1.19(1H,m),1.21−1.39(3H,m),1.73−1.88(5H,m),1.93(1H,br d),1.99−2.10(2H,m),2.56−2.68(1H,m),2.80(2H,t),3.52−3.64(3H,m),4.14(2H,t),7.76(1H,s),8.14(1H,s),8.19(1H,d),8.38(1H,s),10.59(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 441.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:20℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+76.3
実施例31a
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(0.344g、2.57mmol)を、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(0.611g、2.51mmol;実施例2に従って調製)のDCM(12mL)中の撹拌溶液に0℃において滴加した。得られた混合物を0℃において1.5時間撹拌した。次いで、5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン(0.50g、2.0mmol;実施例2に従って調製)およびピリジン(0.65mL、8.0mmol)のDCM(18mL)中の溶液を滴加した。無色反応混合物は、黄色になった。氷浴を除去し、反応物をそれらの条件下で18時間維持した。
次いで、この同一反応を、以下のとおり繰り返した:1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(1.032g、7.72mmol)を、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(1.8g、7.5mmol)のDCM(30mL)中の撹拌溶液に0℃において滴加した。得られた混合物を0℃において1.5時間撹拌した。次いで、5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−アミン(1.5g、6.0mmol)およびピリジン(2.0mL、24mmol)のDCM(50mL)中の溶液を滴加した。無色反応混合物は、黄色になった。氷浴を除去し、反応物をそれらの条件下で18時間維持した。
次いで、両方の反応物を合わせ、MeOH(10mL)により希釈して沈殿物を溶解させた。得られた溶液を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄し、有機層をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して容量を最小化した。得られた溶液をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中50から80%の酢酸エチルの溶出勾配で精製してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(2.6g、68%)を固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3,27℃)1.04−1.21(1H,m),1.38−1.52(12H,m),1.87−2.19(7H,m),2.31(1H,br d),2.36−2.49(m,1H),2.95(2H,t),3.45−3.61(m,1H),4.24(2H,t),4.34−4.52(1H,m),7.92(s,1H).m/z(ES+),[M+H]+=474.
実施例31b
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
ジオキサン中の塩酸(4M;3.2mL、13mmol)を、tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1g、2.11mmol)のMeOH(4mL)およびDCM(4mL)中の撹拌懸濁液に添加した。反応懸濁液は、澄明溶液に変化した。反応物を室温において2時間撹拌し、次いで二塩酸塩(0.91g、97%)として単離された1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを白色固体に減圧下で濃縮した。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.12−1.39(3H,m),1.50(1H,q),1.77−1.90(4H,m),1.90−2.10(4H,m),2.57−2.69(1H,m),2.81(2H,t),2.95−3.09(1H,m),4.14(2H,t),7.77(1H,s),7.99−8.21(4H,m),8.39(1H,s),10.67(1H,s). AdditionalHCl protons under a broad singlet at 5.61 ppm.m/z(ES+),[M+H]+=374.
実施例32
(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(1−ヒドロキシシクロプロパンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド
HATU(140mg、0.37mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(150mg、0.34mmol;実施例31bに従って調製)、1−ヒドロキシシクロプロパンカルボン酸(34mg、0.34mmol)、DIPEA(0.18mL、1.0mmol)およびDMF(1.2mL)の溶液に添加した。反応物を室温において3時間撹拌した。反応物をEtOAcにより希釈し、飽和水性NaHCO
3および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィー、ヘキサン中80から100%のEtOAcの溶出勾配により精製して(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(1−ヒドロキシシクロプロパンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド(61mg、40%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3,27℃)1.00−1.09(m,2H),1.19−1.31(1H,m),1.34−1.40(2H,m),1.42−1.59(3H,m),1.88−2.17(7H,m),2.30(1H,br d),2.44−2.58(1H,m),2.83(1H,s),2.90−2.99(2H,m),3.83−3.95(1H,m),4.24(2H,t),6.83(1H,d),7.94(1H,s),8.19(1H,s),8.27(1H,s),8.46(1H,br s).m/z:ES+ [M+H]+ 458.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:20℃。
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+105.4
実施例33
(R)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−3−カルボキサミド
HATU(140mg、0.37mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(150mg、0.34mmol;実施例31bに従って調製)、(R)−テトラヒドロフラン−3−カルボン酸(43mg、0.37mmol)、DIPEA(0.18mL、1.0mmol)およびDMF(1.2mL)の溶液に添加した。反応物を室温において3時間撹拌した。反応物をEtOAcにより希釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウムおよび飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィー、ヘキサン中80から100%のEtOAcの溶出勾配により精製して(R)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−3−カルボキサミド(77mg、49%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3,27℃)1.10−1.29(1H,m),1.36−1.58(3H,m),1.84−2.04(5H,m),1.85−2.05(5H,m),2.06−2.21(4H,m),2.25(1H,br d),2.41−2.55(1H,m),2.82−2.97(4H,m),3.76−3.99(4H,m),4.23(2H,t),5.66(1H,d),7.92(1H,s),8.13(1H,s),8.21−8.33(2H,m).m/z:ES+ [M+H]+ 472.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:20℃。
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+79.7
実施例34
N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)−3−メチルオキセタン−3−カルボキサミド
HATU(140mg、0.37mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(150mg、0.34mmol;実施例31bに従って調製)、3−メチルオキセタン−3−カルボン酸(43mg、0.37mmol)、DIPEA(0.18mL、1.0mmol)およびDMF(1.2mL)の溶液に添加した。反応物を室温において3時間撹拌した。反応物をEtOAcにより希釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウムおよび飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中80から100%のEtOAcの溶出勾配で精製してN−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)−3−メチルオキセタン−3−カルボキサミド(71mg、45%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3,27℃)1.17−1.33(1H,m),1.42−1.62(6H,m),1.86−2.16(7H,m),2.21−2.34(1H,m),2.44−2.57(1H,m),2.90−2.99(1H,m),3.89−4.02(1H,m),4.24(2H,t),4.46(2H,d),4.84−4.89(2H,m),5.86(1H,d),7.91(1H,s),8.09(1H,br s),8.19(1H,s),8.28(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 472.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:20℃。
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+64.2
実施例35
(S)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド
HATU(140mg、0.37mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(150mg、0.34mmol;実施例31bに従って調製)、(S)−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸(43mg、0.37mmol)、DIPEA(0.18mL、1.0mmol)およびDMF(1.2mL)の溶液に添加した。反応物を室温において3時間撹拌した。反応物をEtOAcにより希釈し、飽和NaHCO
3および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中80から100%のEtOAcの溶出勾配で精製して(S)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド(41mg、26%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3,27℃)1.12−1.26(1H,m),1.35−1.57(3H,m),1.79−2.15(10H,m),2.20−2.35(2H,m),2.41−2.53(1H,m),2.94(2H,t),3.81−3.96(3H,m),4.23(2H,t),4.33(1H,dd),6.60(1H,d),7.92(1H,s),8.26(2H,s),8.36(1H,br s).m/z:ES+ [M+H]+ 472.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:20℃。
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+54.1
実施例36
(R)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド
HATU(140mg、0.37mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(150mg、0.34mmol;実施例31bに従って調製)、(R)−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸(43mg、0.37mmol)、DIPEA(0.18mL、1.0mmol)およびDMF(1.2mL)の溶液に添加した。反応物を室温において3時間撹拌した。反応物をEtOAcにより希釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウムおよび飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中80から100%のEtOAcの溶出勾配で精製して(R)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド(55mg、35%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3,27℃)1.13−1.37(1H,m),1.37−1.58(3H,m),1.82−2.17(11H,m),2.20−2.36(2H,m),2.51(1H,br s),2.90−3.00(1H,m),3.81−3.98(3H,m),4.25(2H,t),4.33(1H,dd),6.62(1H,d),7.96(1H,s),8.26(1H,s),8.27−8.31(1H,s),8.78(1H,br s).m/z:ES+ [M+H]+ 472.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:20℃。
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+46.5
実施例37
(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−((S)−2−ヒドロキシプロパンアミド)シクロヘキサンカルボキサミド
HATU(140mg、0.37mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(150mg、0.34mmol;実施例31bに従って調製)、(S)−2−ヒドロキシプロパン酸(0.033g、0.37mmol)、DIPEA(0.18mL、1.0mmol)およびDMF(1.2mL)の溶液に添加した。反応物を室温において3時間撹拌した。反応物をEtOAcにより希釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウムおよび飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18カラム、5μシリカ、19mmの直径、150mmの長さ)により、溶出剤としての水(0.2%の水酸化アンモニウム、pH10を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。生成物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−((S)−2−ヒドロキシプロパンアミド)シクロヘキサンカルボキサミド(0.066g、44%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3,27℃)1.15−1.31(1H,m),1.39−1.59(6H,m),1.87−2.17(8H,m),2.28(1H,br d),2.48−2.61(1H,m),2.96(2H,t),3.84−3.98(1H,m),4.20−4.28(3H,m),6.43(1H,d),7.95(1H,s),8.25(1H,s),8.33(1H,s),8.96(1H,br s).m/z:ES+ [M+H]+ 446.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:20℃。
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+56.6
実施例38
(S)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−3−カルボキサミド
HATU(140mg、0.37mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(150mg、0.34mmol;実施例31bに従って調製)、(S)−テトラヒドロフラン−3−カルボン酸(43mg、0.37mmol)DIPEA(0.18mL、1.0mmol)およびDMF(1.2mL)の溶液に添加した。反応物を室温において3時間撹拌した。反応物をEtOAcにより希釈し、飽和水性炭酸水素ナトリウムおよび飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中80から100%のEtOAcの溶出勾配で精製して(S)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−3−カルボキサミド(70mg、44%)を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl
3,27℃)1.09−1.26(m,1H),1.38−1.59(m,3H),1.87−2.05(m,5H),2.07−2.21(m,4H),2.29(1H,d),2.38−2.58(1H,m),2.82−2.99(4H,m),3.78−4.00(4H,m),4.24(2H,t),5.63(1H,d),7.92(1H,s),8.25(1H,s),8.27(1H,s),8.40(1H,br s). m/z:ES+ [M+H]+ 472.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:20℃。
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+60.4
実施例39
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−シアノ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(195mg、0.57mmol;実施例14に従って調製)、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−クロロ−5−シアノピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(184mg、0.57mmol)、炭酸セシウム(561mg、1.72mmol)、ジオキサン(4.3mL)および水(1.4mL)を、100mLの丸底フラスコ中で合わせて無色溶液を生じさせた。溶液を窒素により15分間パージし、第2世代X−Phos触媒前駆体(33mg、0.04mmol)を添加した。反応物を95℃において窒素下で1時間加熱し、次いで冷却し、DCM(50mL)により希釈した。有機層を水(2×25mL)により洗浄してから減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のメタノールの溶出勾配で精製した。生成物分画を減圧下で濃縮し、得られた残留物を、逆相HPLC(Teledyne Isco製の15gのRediSep Rf Gold(登録商標)逆相HPC18カラム、10〜40μシリカ)により、水中0から80%のアセトニトリルの溶出勾配で再精製した。生成物分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−シアノ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(59mg、24%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)0.99−1.19(1H,m),1.21−1.40(9H.m),1.73−1.84(6H,m),1.90(1H,br s),2.60−2.73(1H,m),2.95(2H,s),3.49−3.67(1H,m),3.97(2H,s),7.74(1H,d),8.12(1H,s),8.31(1H,s),8.72(1H,s),10.90(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 421.
出発材料(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−クロロ−5−シアノピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
6−アミノ−4−クロロニコチノニトリルの調製
ジシアノ亜鉛(0.57g、4.8mmol)、5−ブロモ−4−クロロピリジン−2−アミン(1.00g、4.82mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.28g、0.24mmol)、およびDMF(12mL)の脱気混合物を、マイクロ波条件(170℃、2分間)に供した。反応物を冷却し、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から70%の酢酸エチル溶出勾配で直接精製した。生成物分画を合わせ、減圧下で濃縮した。上記と同一の条件を使用して、得られた黄色油状物を再精製して6−アミノ−4−クロロニコチノニトリル(0.47g、64%)を灰白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)6.63(1H,s),7.34(2H,br s),8.38(1H,s).
13C NMR(75MHz,DMSO−d
6,27℃)95.59(1C,s)107.12(1C,s)116.17(1C,s)143.41(1C,s)154.87(1C,s)162.32(1C,s). m/z:ES+ [M+H]+ 154.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−クロロ−5−シアノピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(0.23mL、1.7mmol)を、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(310mg、1.27mmol;実施例2に従って調製)のDCM(5.5mL)中の溶液に室温において添加し、無色溶液をもたらした。反応物をそれらの条件下で2時間維持し、この反応物を6−アミノ−4−クロロニコチノニトリル(178mg、1.16mmol)およびピリジン(0.37ml、4.6mmol)のDCM(11mL)中の溶液に0℃において直接添加した。反応物を室温に加温しておき、それらの条件下で18時間維持した。次いで、反応物をDCMにより希釈し、水および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のメタノールの溶出勾配で精製した。得られた材料をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から100%の酢酸エチルの溶出勾配で再精製してtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−クロロ−5−シアノピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(330mg、75%)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+Na
+]+401.
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−クロロ−5−シアノピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
ジオキサン中の塩酸(4M;1.5mL、44mmol)を、tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−クロロ−5−シアノピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(330mg、0.87mmol)のMeOH(2.9mL)中の溶液に窒素下で添加して無色溶液を生じさせた。2時間後、反応物を減圧下で濃縮して白色固体(302mg)を得た。この固体をDCM(4.8mL)中で溶解させ、トリエチルアミン(0.61mL、4.4mmol)および無水酢酸(123μL、1.31mmol)を添加した。反応物を室温において2時間撹拌し、次いでDCMにより希釈した。反応混合物を水(30mL)、および飽和水性塩化ナトリウム(30mL)により洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のメタノール、次いでアイソクラティックの酢酸エチル中10%のメタノールの溶出勾配で精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−クロロ−5−シアノピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(184mg、66%)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+321.
実施例40
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
無水酢酸(0.20mL、2.2mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(670mg、1.79mmol)、トリエチルアミン(0.52mL、3.8mmol)およびN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(11mg、0.09mmol)のDCM(10mL)中の撹拌溶液に添加した。反応混合物を室温において18時間撹拌した。混合物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製し、所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させた。生成物分画を減圧下で濃縮した。得られた粗製生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAc、次いでアイソクラティックのEtOAc中10%のMeOHの溶出勾配を使用して精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(693mg、93%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.05−1.11(1H,m),1.23(3H,d),1.27−1.38(3H,m),1.72−1.81(6H,m),1.89(1H,br d),2.52−2.63(1H,m),2.67(1H,dd),3.13−3.19(1H,m),3.20−3.28(1H,m),3.50−3.63(1H,m),3.76(1H,dd),4.27−4.37(1H,m),7.75(1H,d),8.00(1H,s),8.27(1H,s),8.35(1H,s),10.55(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 416.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4−オンの調製
ヘキサン中のn−ブチルリチウム(1.6M;49.9mL、79.8mmol)を、THF(150mL)中の2−メチル−3−(1H−ピラゾール−1−イル)プロパン酸(4.92g、31.9mmol)に−78℃において20分間の時間にわたり窒素下で滴加した。得られた懸濁液を−78℃において15分間撹拌した。次いで、反応混合物を−45℃に加温し、それらの条件下で30分間維持してから15℃に加温しておいた。次いで、反応物を氷冷飽和水性NH
4Cl(100mL)中にゆっくりと注いだ。混合物をEt
2O(100mL)により希釈し、相を分離し、水層をEt
2O(50mL)により抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウム(50mL)により洗浄し、MgSO
4により乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた油状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から50%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固して5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4−オン(1.3g、30%)を無色油状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,21℃)1.45(3H,d),3.27−3.38(1H,m),4.09(1H,dd),4.74(1H,dd),6.65(1H,d),7.79(1H,d).
5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
ヒドラジン水和物(2.28mL、47.0mmol)を、5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4−オン(1.28g、9.40mmol)のジエチレングリコール(26.8mL、282mmol)中の撹拌溶液に添加した。得られた溶液を180℃において1時間撹拌した。次いで、反応混合物をわずかに冷却しておいた。水酸化カリウム(1.85g、32.9mmol)を混合物に慎重に添加し、得られた懸濁液を150℃において2時間撹拌した。次いで、混合物を冷却しておいてから水により希釈し、2Mの希HClによりpH4.5に酸性化し、Et
2O(5×30mL)により抽出した。合わせた有機層を水(3×20mL)および飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.98g、86%)を澄明無色油状物として生じさせた。
1H NMR(500MHz,CDCl
3,30℃)1.28(3H,d),2.39−2.54(1H,m),2.99−3.16(2H,m),3.66−3.76(1H,m),4.23−4.33(1H,m),5.92(1H,d),7.48(1H,d).
3−ヨード−5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
NIS(1.81g、8.04mmol)を、アセトニトリル(15mL)中の5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.89g、7.31mmol)に室温において窒素下で分けて添加した。反応混合物を23℃において18時間撹拌した。反応混合物をEtOAc(20mL)により希釈し、水(20mL)および飽和水性塩化ナトリウム(10mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して3−ヨード−5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(1.8g、99%)を橙色油状物として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3,30℃)1.28(3H,d),2.43(1H,dd),3.00(1H,dd),3.06−3.14(1H,m),3.79(1H,dd),4.36(1H,dd),7.46(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 249.
5−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
THF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;6.85mL、8.91mmol)を、THF(20mL)中の3−ヨード−5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(1.7g、6.9mmol)に0℃において5分間の時間にわたり窒素下で滴加した。得られた混合物を0℃において30分間撹拌した。次いで、内部温度を0℃に保持しながら、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(2.10mL、10.3mmol)を混合物に滴加した。次いで、反応混合物を室温に一晩加温しておいてからEtOAc(50mL)により希釈し、飽和水性NH
4Cl(50mL)、水(50mL)、および飽和水性塩化ナトリウム(50mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、蒸発させて5−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(1.5g、87%)を淡褐色油状物として得、それは結晶化した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,22℃)1.26(3H,d),1.29(12H,s),2.57(1H,dd),3.01−3.22(2H,m),3.64−3.75(1H,m),4.27(1H,ddd),7.76(1H,s).
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
第2世代XPhos触媒前駆体(0.25g、0.31mmol)を、5−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(1.03g、3.75mmol)、tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.5g、3.13mmol;実施例10に従って調製)および二塩基性リン酸カリウム(1.63g、9.38mmol)の1,4−ジオキサン(15mL)および水(3mL)中の脱気混合物に添加した。得られた混合物を脱気し、90℃において窒素下で18時間撹拌した。次いで、反応混合物を室温に冷却しておき、EtOAc(100mL)により希釈し、水(100mL)および飽和水性塩化ナトリウム(50mL)により連続的に洗浄した。有機抽出物をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から70%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.0g、69%)を黄色泡状物を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO,30℃)1.07−1.12(1H,m),1.70−1.82(3H,m),1.85−1.93(1H,m),2.53−2.62(1H,m),2.66(1H,dd),3.11−3.18(1H,m),3.19−3.29(1H,m),3.76(1H,dd),4.32(1H,dd),6.76(1H,d),8.00(1H,s),8.27(1H,s),8.34(1H,s),10.52(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 474.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.11g、2.34mmol)を、DCM(20mL)中で溶解させた。トリフルオロ酢酸(1.8mL、23mmol)を添加し、反応混合物を室温において18時間撹拌した。反応物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を蒸発乾固して(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.68g、77%)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+374.
実施例41および42
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1および異性体2
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(670mg、1.79mmol;実施例40)を、分取HPLC(Chiral Technologies IAカラム、20μmシリカ、100mmの直径、250mmの長さ)により、溶出剤としてのヘプタン/EtOH/MeOHの70/15/15混合物および450mL/分の流量を使用して分割し、所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮してより早く溶出する(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1(356mg、48%)およびより遅く溶出する(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体2(348mg、47%)を生じさせた。
実施例41
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6,30℃)1.05−1.15(1H,m),1.25(3H,d),1.26−1.39(3H,m),1.72−1.83(6H,m),1.90(1H,br d),2.55−2.62(1H,m),2.67(1H,dd),3.11−3.19(1H,m),3.21−3.28(1H,m),3.51−3.62(1H,m),3.76(1H,dd),4.27−4.37(1H,m),7.75(1H,d br),8.00(1H,s),8.27(1H,s),8.35(1H,s),10.55(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 416.
実施例42
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体2:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6,30℃)1.08−1.13(1H,m),1.24(3H,d),1.25−1.36(3H,m),1.62−1.85(6H,m),1.91(1H,br d),2.52−2.61(1H,m),2.67(1H,dd),3.13−3.19(1H,m),3.21−3.29(1H,m),3.51−3.60(1H,m),3.76(1H,dd),4.32(1H,dd),7.74(1H,d),7.98(1H,s),8.28(1H,s),8.34(1H,s),10.54(1H,s).
分析逆相キラル条件:
カラム:Chiral Technologies IAカラム、
カラム寸法:5μm、4.6mmの直径、250mmの長さ、
移動相A:ヘプタン
移動相B:1:1のEtOH:MeOH
勾配:アイソクラティックの30%移動相B
流量:15分間にわたる2mL/分
保持時間:7.9分間、異性体1
9.3分間、異性体2
e.e. 99.4%、異性体1
97.6%、異性体2
実施例43
(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
および
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(実施例14)
第2世代XPhos触媒前駆体(0.019g、0.02mmol)および炭酸セシウム(0.464g、1.42mmol)を、5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(1.6mL、0.50mmol、ジオキサン中の0.106g/mL溶液として;実施例14に従って調製)、シス−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.20g、0.47mmol;実施例10および12に従って調製、シス−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(実施例2、中間体において調製)を(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸に代用し、塩化アセチルを無水酢酸に代用する)、1,4−ジオキサン(2.6mL)、および水(0.52mL)の脱気溶液に添加した。得られた混合物を、85℃に設定して予熱した油浴中で浸漬した。3時間後、さらなる300μLの5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール原液(ジオキサン中0.106g/mL)を、目下の淡橙色反応物に添加した。反応物を、この温度においてさらに45分間維持し、次いで室温に冷却した。反応物を飽和水性塩化ナトリウムにより希釈し、酢酸エチル(×2)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた黄色残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中10から100%の酢酸エチル、次いで酢酸エチル中0から20%のメタノールの溶出勾配で精製して少量のピナコールジオールにより汚染されたシス−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.147g、72%)を灰白色固体として得た。
SFC条件(カラム:(S,S)Whelk−O1、5μm、21.2mmの直径、250mmの長さ、40℃のカラム温度、100barの出口圧力、75mL/分の流量)を使用してCO2中の30%のイソプロパノールにより溶出させてこの材料をそのエナンチオマーに分割して実施例14、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.053g、26%)を白色泡状固体として、および実施例43、(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.061g、30%)を白色泡状固体として得た。
(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(実施例43):
1H NMR(300MHz,DMSO−d6,27℃)1.05(1H,d),1.22−1.40(9H,m),1.78(6H,s),1.90(1H,d),2.56−2.69(1H,m),2.89(2H,s),3.47−3.65(1H,m),3.95(2H,s),7.74(1H,br d),7.99(1H,s),8.25(1H,s),8.35(1H,s),10.54(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.
分析SFC条件:
カラム:(S,S)Whelk−O1
カラム寸法:5μm、4.6mmの直径、100mmの長さ、
カラム温度:40℃
移動相A:CO2(100%)
移動相B:イソプロパノール
勾配:アイソクラティックの30%移動相B
流量:5分間にわたる5mL/分
保持時間:2.92分間、実施例14
3.54分間、実施例43
e.e. >98%、実施例14
95.5%、実施例43
(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(実施例43)についての旋光度
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:20℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=−60.6
実施例44
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
無水酢酸(0.022mL、0.23mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(70mg、0.19mmol)、トリエチルアミン(0.056mL、0.40mmol)、およびN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(1.2mg、9.5μmol)のDCM(10mL)中の撹拌溶液に添加した。反応混合物を室温において4時間撹拌し、粗製反応物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、生成物を含有する分画を減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用してさらに精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(44mg、56%)を固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.04(6H,s),1.06−1.15(1H,m),1.32−1.38(3H,m),1.66−1.82(6H,m),1.83−1.94(3H,m),2.58−2.64(1H,m),2.78(2H,s),3.54−3.62(1H,m),4.14(2H,t),7.16(1H,dd),7.76(1H,d),7.84(1H,s),8.18(1H,s),8.24(1H,d),10.34(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 410.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
エチル1−(4−エトキシ−4−オキソブチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの調製
エチル4−ブロモブタノエート(10mL、71mmol)を、エチル1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(9.9g、71mmol)および炭酸カリウム(11.7g、84.8mmol)のDMF(70mL)中の撹拌混合物に添加した。混合物を室温において24時間撹拌した。水を添加し、混合物を酢酸エチル(3×)により抽出した。合わせた有機層を水(2×)により洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ペンタン中20%の酢酸エチルにより溶出させて精製して所望のエチル1−(4−エトキシ−4−オキソブチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(9.0g、50%)を固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.24(3H,t),1.38(3H,t),2.11−2.25(2H,m),2.25−2.38(2H,m),4.12(2H,q),4.34(2H,q),4.63(2H,t),6.83(1H,d),7.47(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 255.エチル1−(4−エトキシ−4−オキソブチル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート(8g、44.5%)も単離した。
エチル4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−5−カルボキシレートの調製
カリウムtert−ブトキシド(1.39g、12.4mmol)を、エチル1−(4−エトキシ−4−オキソブチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(2.1g、8.3mmol)のトルエン(20mL)中の撹拌溶液に添加した。混合物を室温において10分間撹拌し、次いで110℃に加温し、濃厚沈殿物の形成をもたらした。混合物をそれらの条件下で30分間加熱し、次いで室温に冷却してから希HClにより酸性化し、酢酸エチル(3×)により抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮してエチル4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−5−カルボキシレート(1.7g、99%)を固体として得た。m/z:ES+[M+H]+209.
6,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4(5H)−オンの調製
塩化リチウム(0.458g、10.8mmol)を、エチル4−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−5−カルボキシレート(1.5g、7.2mmol)のDMSO(15mL)中の撹拌溶液に添加した。混合物を120℃において24時間加熱し、次いで室温に冷却した。水を添加し、混合物を酢酸エチル(3×)により抽出した。合わせた有機層を合わせ、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中の50%の酢酸エチルにより溶出させて精製して6,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4(5H)−オン(0.90g、92%)を固体として生じさせた。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)2.26−2.45(2H,m),2.65−2.75(2H,m),4.35−4.45(2H,m),6.87(1H,d),7.55(1H,d).
5,5−ジメチル−6,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4(5H)−オンの調製
水素化ナトリウム(鉱油中60wt%;705mg、17.6mmol)を6,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4(5H)−オン(800mg、5.88mmol)のDMF(5.0mL)中の溶液に0℃において添加した。混合物をそれらの条件下で10分間撹拌し、次いでヨードメタン(1.10mL、17.6mmol)を添加した。氷浴を除去し、反応物をそれらの条件下で18時間維持した。水を添加し、混合物を希薄水性塩酸によりpH7に酸性化した。次いで、反応物をエーテル(3×)により抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中30%の酢酸エチルにより溶出させて精製して5,5−ジメチル−6,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4(5H)−オン(800mg、83%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.27(6H,s),2.06−2.26(2H,m),4.32−4.5(2H,m),6.86(1H,d),7.54(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 165.
5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
ヒドラジン水和物(1.18mL、24.4mmol)を、5,5−ジメチル−6,7−ジヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−4(5H)−オン(800mg、4.87mmol)をジエチレングリコール(10mL、105mmol)中で溶解させた撹拌溶液に添加した。得られた溶液を180℃において1時間撹拌した。次いで、反応物を熱から取り出し、水酸化カリウム(957mg、17.1mmol)を混合物に慎重に添加した。得られた懸濁液を170℃において2時間撹拌した。冷却後、反応混合物を水により希釈し、希薄水性塩酸(2N)によりpH5に酸性化し、Et
2O(5×50mL)により抽出した。合わせた有機層を、水(2×20mL)により洗浄し、次いでMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(650mg、89%)を固体として生じさせた。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.05(6H,s),1.66−1.97(2H,m),2.57(2H,s),4.15(2H,t),5.92−5.94(1H,m),7.44(1H,d).
3−ヨード−5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
NIS(1.07gmg、4.76mmol)を、5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(650mg、4.33mmol)をアセトニトリル(10mL)中で溶解させた撹拌溶液に23℃において添加した。得られた混合物を23℃において16時間撹拌した。次いで、反応混合物をEtOAc(20mL)により希釈し、水(2×20mL)および飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して粗製3−ヨード−5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.1g、92%)を固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.07(6H,s),1.80(2H,t),2.43(2H,s),4.24(2H,t),7.48(1H,s).
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
ジクロロ[1,1’−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)(44mg、0.070mmol)を、tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(300mg、0.67mmol;実施例16に従って調製)、3−ヨード−5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(242mg、0.88mmol)、および三塩基性リン酸カリウム(429mg、2.02mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)および水(1mL)中の脱気溶液に添加した。得られた混合物を90℃において18時間撹拌した。粗製反応物を冷却し、反応物を冷却し、イオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、生成物含有分画を減圧下で濃縮して粗製生成物を褐色油状物として得た。粗製生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(170mg、54%)を固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.03(6H,s),1.04−1.15(1H,m),1.21−1.41(12H,m),1.72−1.81(3H,m),1.83−1.92(3H,m),2.53−2.62(1H,m),2.65−2.69(2H,m),4.16(2H,t),6.76(1H,br d),7.76(1H,d),8.19(1H,d),8.29(1H,d),10.43(1H,s).幅広(1H)多重線が3.3ppmにおけるHODピークのベース下に存在する。m/z:ES+[M+H]+468.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
トリフルオロ酢酸(1mL)を、DCM(10mL)中のtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(170mg、0.36mmol)に添加した。得られた混合物を室温において6時間撹拌した。次いで、反応物を減圧下で濃縮し、得られた残留物をイオン交換クロマトグラフィーにSCXカラムを使用して供した。所望の生成物を、カラムからMeOH中2MのNH
3を使用して溶出させた。生成物分画を減圧下で濃縮し、得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中7%の(メタノール中1%のアンモニア)により溶出させて精製して(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(70mg、52%)を固体として得た。m/z:ES+[M+H]+368.
実施例45
(S)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド
HATU(118mg、0.31mmol)を、(S)−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸(0.03mL、0.31mmol)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.26mmol;実施例14に従って調製)およびトリエチルアミン(0.11mL、0.77mmol)のDMA(2mL)中の溶液に添加した。反応混合物を室温において16時間撹拌し、次いで水(20mL)によりクエンチした。混合物をDCM(50mL)により抽出し、有機層をブライン(50mL)により洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を圧力下で濃縮して(S)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド(59mg、47%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.19−1.36(9H,s),1.49(1H,q),1.70(1H,d),1.74−1.89(6H,m),2.02−2.16(1H,m),2.58−2.68(1H,m),2.90(2H,s),3.63(1H,dd),3.75(1H,q),3.89(1H,q),3.95(2H,s),4.17(1H,dd),7.60(1H,d),8.00(1H,s),8.26(1H,s),8.31−8.38(1H,m),10.55(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 486.
実施例46
(R)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド
HATU(118mg、0.31mmol)を、(R)−テトラヒドロフラン−2−カルボン酸(0.03mL、0.31mmol)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.26mmol;実施例14に従って調製)およびトリエチルアミン(0.11mL、0.77mmol)のDMA(2mL)中の溶液に添加した。反応混合物を室温において16時間撹拌し、次いで水(20mL)によりクエンチした。混合物をDCM(50mL)により抽出し、有機層を飽和水性塩化ナトリウム(50mL)により洗浄し、MgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を蒸発乾固して(R)−N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)テトラヒドロフラン−2−カルボキサミド(61mg、49%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.20−1.37(9H,s),1.49(1H,q),1.70(1H,d),1.75−1.9(6H,m),2.04−2.16(1H,m),2.58−2.68(1H,m),2.90(2H,s),3.58−3.67(1H,m),3.75(1H,q),3.89(1H,q),3.95(2H,s),4.17(1H,dd),7.60(1H,d),8.00(1H,s),8.26(1H,s),8.35(1H,s),10.55(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 486.
実施例47
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(94mg、0.26mmol;実施例23に従って調製)を、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.25mmol)の1,4−ジオキサン(2.1mL)および水(0.4mL)中の溶液に添加して無色溶液を生じさせた。溶液を窒素により10分間パージし、次いで炭酸セシウム(244mg、0.75mmol)および第2世代XPhos触媒前駆体(19.6mg、0.02mmol)を添加した。反応物を85℃において7時間加熱し、次いで室温に冷却した。反応物をEtAOc(50mL)により希釈し、次いで水および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のMeOHにより溶出させて精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(37mg、36%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.00−1.16(1H,m),1.27(9H,s),1.78(6H,s),1.85−1.96(1H,m),2.33(3H,s),2.55−2.65(1H,m),2.86(2H,s),3.88−3.97(2H,m),7.75(1H,d),7.82(1H,s),7.98(1H,s),8.13(1H,s),10.45(1H,br s). m/z:ES+ [M+H]+ 410.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:25℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+39.7
出発材料(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
4−ヨード−5−メチルピリジン−2−アミンの調製
2−フルオロ−4−ヨード−5−メチルピリジン(3.00g、12.7mmol)および濃縮水性水酸化アンモニウム(3.5mL、90mmol)のDMSO(17mL)中の白色懸濁液をマイクロ波条件(140℃、4時間)に供し、次いで冷却した。反応物をEtOAcおよび水により希釈し、層を分離した。水層をEtOAc(3×50mL)により抽出し、合わせた有機層を減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製して4−ヨード−5−メチルピリジン−2−アミン(800mg、27%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)2.13(s,3H)5.81(s,2H)6.99(s,1H)7.75(s,1H). m/z:ES+ [M+H]+ 235.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(0.24mL、1.8mmol)を、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(321mg、1.32mmol;実施例2に従って調製)のDCM(2.8mL)中の溶液に添加して無色溶液を生じさせた。溶液を室温において2時間撹拌し、次いで4−ヨード−5−メチルピリジン−2−アミン(281mg、1.2mmol)およびピリジン(0.24mL、3.0mmol)のDCM(2.8mL)中の溶液に0℃において添加した。反応物を室温に加温しておき、それらの条件下で3時間撹拌してから、DCMにより希釈し、飽和水性NaHCO
3、水、および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製してtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(530mg、96%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.02−1.13(1H,m),1.44−1.53(3H,m),1.38(9H,s),1.65−1.80(3H,m),1.87(1H,br d),2.29(3H,s),2.52−2.61(1H,m),3.19−3.34(1H,m),6.78(1H,br d),8.16(1H,s),8.61(1H,s),10.43(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 460.
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
塩酸ジオキサン(4M;2.1mL、8.6mmol)を、MeOH(4.3mL)中のtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(393mg、0.86mmol)に添加して無色溶液を生じさせた。反応物を室温において4時間撹拌し、白色混合物をもたらした。反応物を減圧下で濃縮して白色固体を得た。TEA(0.60mL、4.3mmol)および無水酢酸(0.16mL、1.7mmol)を添加し、反応物を室温において1時間撹拌した。次いで、混合物をDCMにより希釈し、水および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、29%)を澄明油状物として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.04−1.13(1H,m),1.19−1.39(3H,m),1.69−1.81(6H,m),1.86(1H,br d),2.29(3H,s),2.55−2.61(1H,m),3.41−3.62(1H,m),7.75(1H,br d),8.16(1H,s),8.61(1H,s),10.45(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 402.
実施例48
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロペンタンカルボキサミド
無水酢酸(0.25mL、2.67mmol)を、DCM(10mL)およびMeOH(2mL)中の(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロペンタンカルボキサミド(500mg、1.34mmol)およびTEA(0.64mL、4.6mmol)に窒素下で添加した。得られた懸濁液を室温において6時間撹拌した。次いで、反応混合物をDCMにより希釈し、飽和水性塩化アンモニウムおよび水により連続的に洗浄してから硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters SunFireカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(0.1%のギ酸を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロペンタンカルボキサミド(340mg、61%)を固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO,30℃)1.28(6H,s),1.45−1.51(1H,m),1.62(1H,dt),1.79(3H,s),1.81−1.89(3H,m),2.15(1H,dt),2.90(2H,s),3.00(1H,dq),3.95(2H,s),4.04(1H,dq),7.90(1H,d),8.00(1H,s),8.28(1H,s),8.35(1H,s),10.58(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 416.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロペンタンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロペンチル)カルバメートの調製
T
3P(酢酸エチル中≧50wt%;2.60mL、4.36mmol)を、5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(694mg、2.18mmol;実施例2に従って調製)、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロペンタンカルボン酸(500mg、2.18mmol)およびピリジン(0.71mL、8.7mmol)のEtOAc(10mL)中の溶液に添加した。得られた溶液を室温において24時間撹拌した。反応混合物を飽和水性塩化アンモニウム(25mL)により希釈し、EtOAc(50mL)により抽出した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロペンチル)カルバメート(650mg、64%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.39(9H,s),1.46−1.63(2H,m),1.74−183(3H,m),2.04−2.17(1H,m),2.90−3.00(1H,m),3.70−3.84(1H,m),6.73−6.82(1H,m),8.39(1H,s),8.73(1H,s),10.68(1H,s). m/z:ES+ [M+H]+ 466.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロペンチル)カルバメートの調製
5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(665mg、1.95mmol;実施例23に従って調製)を、1,4−ジオキサン(20mL)および水(4mL)中のtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロペンチル)カルバメート(650mg、1.40mmol)、第2世代XPhos触媒前駆体(110mg、0.14mmol)および二塩基性リン酸カリウム(729mg、4.19mmol)に窒素下で添加した。得られた懸濁液を85℃において20時間撹拌した。反応混合物をEtOAc(50mL)により希釈し、水(2×25mL)および飽和水性塩化ナトリウム(25mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中25から70%のEtOAcにより溶出させて精製した。純粋な分画を蒸発乾固してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロペンチル)カルバメート(600mg、91%)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+474.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロペンタンカルボキサミドの調製
ジオキサン中の塩酸(4M;1.6mL、6.3mmol)を、DCM(10mL)中のtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロペンチル)カルバメート(600mg、1.27mmol)に窒素下でゆっくりと添加した。得られた懸濁液を室温において4時間撹拌し、次いで冷蔵庫中で72時間の時間貯蔵した。次いで、反応混合物をDCM(10mL)により希釈し、MeOH(2mL)、およびジオキサン中の塩酸(4M;1.6mL、6.3mmol)を窒素下で添加した。得られた懸濁液を室温においてさらに18時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。得られた残留物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、生成物分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロペンタンカルボキサミド(473mg、99%)を黄色油状物として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,27℃)1.28(6H,s),1.49(1H,dd),1.59(1H,dd),1.73(1H,dd),1.91(2H,q),2.04(1H,td),2.89−2.93(3H,m),3.78−3.83(1H,m),3.95(2H,s),8.00(1H,s),8.27(1H,s),8.34(1H,s).アミドNHは観察されず;NH
2シグナルは幅広の水ピーク下に存在すると想定される。m/z:ES+[M+H]+374.
実施例49
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロ−[1,2,3]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
メトキシ(シクロオクタジエン)イリジウム(I)二量体(54mg、0.08mmol)を、THF(2mL)中の4,5,6,7−テトラヒドロ−[1,2,3]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(100mg、0.81mmol)、4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(312mg、2.44mmol)、および4,4’−ジ−tert−ブチル−2,2’−ジピリジル(44mg、0.16mmol)に窒素下で添加した。得られた混合物を90℃において3時間撹拌した。冷却時、粗製3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−[1,2,3]トリアゾロ[1,5−a]ピリジンを含有する約2.3mLの反応混合物を懸濁液として得た。m/z:ES+[M+3H−(C(CH
3)
2)
2]+168.
粗製3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−[1,2,3]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(上記の約0.3mLの反応懸濁液)を、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(10mg、0.02mmol;実施例12に従って調製)、Cs2CO3(15mg、0.05mmol)および第2世代XPhos触媒前駆体(1.9mg、2.4μmol)の1,4−ジオキサン(2mL)および水(0.5mL)中の混合物に窒素下で添加した。得られた混合物を60℃に加温し、それらの条件下で45分間維持した。次いで、反応物を室温に冷却しておいた。
別個のフラスコ中で、粗製3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−[1,2,3]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン(約2.0mL)を含有する残留懸濁液混合物を、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(70mg、0.17mmol;実施例12に従って調製)、Cs2CO3(325mg、1.00mmol)および第2世代XPhos触媒前駆体(26mg、0.03mmol)の1,4−ジオキサン(16mL)および水(4mL)中の混合物に窒素下で添加した。得られた混合物を60℃において45分間撹拌した。次いで、この反応物を室温に冷却しておいた。
冷却した反応混合物の両方を合わせ、次いで飽和水性塩化ナトリウム(100mL)により希釈した。得られた混合物をEtOAc(3×100mL)により抽出し、合わせた有機層をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、石油エーテル中0から100%のEtOAcの溶出勾配、次いでEtOAc中0から20%のMeOHの溶出勾配を使用して精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、19mmの直径、150mmの長さ)により、溶出剤としての水(0.8%のNH4HCO3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用してさらに精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロ−[1,2,3]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(20mg、25%)を白色固体として得た。1H NMR(DMSO−d6,400MHz,21℃)1.00−1.14(1H,m),1.19−1.37(3H,m),1.68−1.81(6H,m),1.81−1.92(3H,m),1.99−2.10(2H,m),2.56−2.70(1H,m),2.82(2H,t),3.51−3.63(1H,m),4.42(2H,t),7.80(1H,d),8.26(1H,s),8.48(1H,s),10.73(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 417.
実施例50
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
無水酢酸(0.024mL、0.26mmol)を、DCM(2mL)中の(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.080g、0.22mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(1mg、11μmol)およびトリエチルアミン(0.093mL、0.67mmol)に室温において窒素下で滴加した。得られた溶液を室温において4時間撹拌した。反応混合物を飽和水性塩化アンモニウム(10mL)によりクエンチし、DCM(2×10mL)により抽出し、合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.070g、79%)を得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.02−1.21(1H,m),1.22−1.38(9H,m),1.70−1.82(6H,m),1.91(1H,br d),2.54−2.65(1H,m),2.71(2H,s),3.58(1H,dt),4.00(2H,s),7.44(1H,d),7.76(1H,d),8.34(1H,d),8.38(1H,d),10.56(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 414.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドへの出発材料を調製するために使用される手順を以下に記載する:
3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾールの調製
6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール(0.180g、1.32mmol;実施例22に従って調製)、2−クロロ−5−フルオロ−4−ヨードピリジン(0.476g、1.85mmol)、炭酸セシウム(0.474g、1.45mmol)、トリエチルアミン(0.368mL、2.64mmol)、トリフェニルホスフィン(0.055g、0.21mmol)およびジアセトキシパラジウム(0.024g、0.11mmol)を、1,4−ジオキサン(5mL)中で懸濁させ、マイクロ波チューブ中に密封した。反応物をマイクロ波条件(100℃、16時間)に供し、室温に冷却した。反応混合物をDCM(20mL)により希釈し、水(3×25mL)により洗浄した。次いで、有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から50%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮して3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール(0.185g、53%)を橙色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3,27℃)1.34(6H,s),2.80(2H,s),3.93(2H,s),7.32(1H,d),7.59(1H,d),8.26(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 266.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(43mg、0.04mmol)を、1,4−ジオキサン(6mL)中の3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール(100mg、0.38mmol)、tert−ブチル((1R,3S)−3−カルバモイルシクロヘキシル)カルバメート(109mg、0.45mmol;実施例25に従って調製)、9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン(44mg、0.08mmol)および炭酸セシウム(368mg、1.13mmol)に添加した。混合物を窒素下で5分間脱気し、得られた懸濁液をマイクロ波条件(120℃、3時間)に供した。反応混合物を水(20mL)およびDCM(40mL)間で分別した。相分離カートリッジを使用して層を分離し、有機層をシリカ上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から60%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(142mg、80%)を得た。m/z:ES+[M+H]+472.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.100g、0.21mmol)をDCM(5mL)中で溶解させ、トリフルオロ酢酸(0.16mL、2.1mmol)を添加した。反応混合物を室温において30分間撹拌し、次いでイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を減圧下で濃縮して準純粋な(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを無色ゴム状物(100mg)として得た。このゴム状物をさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。m/z:ES+[M+H]+372.
実施例51
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
無水酢酸(0.088mL、0.93mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(300mg、0.78mmol;実施例51aに記載)、トリエチルアミン(0.23mL、1.6mmol)およびDCM(10mL)の撹拌溶液に添加した。反応混合物を周囲温度において4時間撹拌した。シリカを添加し、揮発物を減圧下での濃縮により除去した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、酢酸エチル中0.5%のメタノールにより溶出させて精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(300mg、90%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.03(6H,s),1.02−1.14(1H,m),1.24−1.38(3H,m),1.72−1.81(6H,m),1.86−1.91(3H,m),2.55−2.64(1H,m),2.69(2H,s),3.52−3.64(1H,m),4.16(2H,t),7.64−7.81(2H,m),8.19(1H,d),8.29(1H,d),10.45(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 428.
実施例51a
(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
TFA(2mL)を、tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.1g、2.27mmol)のDCM(20mL)中の溶液に添加した。得られた混合物を周囲温度において24時間撹拌し、次いで反応物を減圧下で濃縮した。得られた残留物を、イオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中7NのNH
3を使用して溶出させた。純粋な生成物分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.87g、100%)を固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,22℃)1.01−1.12(7H,m),1.31−1.49(3H,m),1.83−1.99(5H,m),2.14(1H,d),2.35(1H,td),2.66−2.85(3H,m),4.23(2H,t),7.85(1H,d),7.99−8.18(2H,m),8.29(1H,d).NH
2シグナルは観察されず、1.66ppmにおける幅広の水ピーク下に存在すると想定される。m/z:ES+[M+H]+386.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの出発材料を調製するための手順を以下に記載する:
5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
THF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;9.1mL、12mmol)を、THF(20mL)中の3−ヨード−5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(2.5g、9.1mmol;実施例44に従って調製)に窒素下で0℃において滴加した。得られた混合物を0℃において30分間撹拌した。次いで、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(2.8mL、14mmol)を滴加し、氷浴を除去した。反応物をそれらの条件下で18時間維持し、次いでEt
2O(20mL)により希釈した。この新たな混合物を飽和水性塩化アンモニウム(20mL)、水(20mL)、および飽和水性塩化ナトリウム(10mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して粗製5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(2.5g、100%)を油状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.06(6H,s),1.29(12H,s),1.79(2H,t),2.74(2H,s),4.16(2H,t),7.72(1H,s).
3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
2−クロロ−5−フルオロ−4−ヨードピリジン(1.55g、6.03mmol)、5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(2.0g、7.2mmol)、第2世代XPhos触媒前駆体(0.48g、0.60mmol)および二塩基性リン酸カリウム(3.15g、18.1mmol)を、脱気したジオキサン(20mL)および水(1mL)中で21℃において溶解させた。混合物を90℃において24時間撹拌し、次いで室温に冷却しておいた。混合物をEtOAc(30mL)により希釈し,水(10mL)により洗浄し、有機層を減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から50%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮して3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.3g、77%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.10(6H,s),1.89(2H,m),2.68(2H,s),4.26(2H,t),7.27(1H,d),7.80(1H,d),8.23(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 280.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.496g、0.43mmol)を、1,4−ジオキサン(10mL)中の3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.2g、4.29mmol)、tert−ブチル((1R,3S)−3−カルバモイルシクロヘキシル)カルバメート(1.04g、4.29mmol;実施例25に従って調製)、9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン(0.496g、0.86mmol)および炭酸セシウム(4.19g、12.9mmol)に添加した。得られた混合物を窒素下で5分間脱気し、次いでマイクロ波条件(120℃;17時間)に供した。反応混合物を水(20mL)および酢酸エチル(100mL)により希釈してから濾過した。層を分離し、有機層をシリカ上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、アイソクラティックのヘプタン中50%のEtOAcにより溶出させて精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.1g、53%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.03(6H,s),1.02−1.14(1H,m),1.20−1.35(3H,m),1.39(9H,s),1.70−1.79(3H,br m),1.82−1.92(3H,m),2.54−2.63(1H,m),2.68(2H,s),4.16(2H,t),6.76(1H,br d),7.76(1H,d),8.19(1H,d),8.29(1H,d),10.43(1H,s).1H多重線は水ピーク下に存在する。m/z:ES+[M+H]+486.
実施例52
(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(3−ヒドロキシプロパンアミド)シクロヘキサンカルボキサミド
トリフルオロ酢酸(6.5μL、0.080mmol)を、DCM(2mL)中の(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)プロパンアミド)シクロヘキサンカルボキサミド(0.046g、0.080mmol)に室温において添加した。得られた溶液を室温において1時間撹拌した。粗製生成物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(3−ヒドロキシプロパンアミド)シクロヘキサンカルボキサミド(0.032g、82%)を無色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.08−1.21(1H,m),1.34(6H,s),1.35−1.49(3H,m),1.88−1.93(3H,m),2.10−2.37(2H,m),2.36−2.49(2H,m),2.48−2.57(1H,m),2.95(2H,s),3.79−3.92(3H,m),3.95(2H,s),6.56(1H,br d),8.09(1H,s),8.21(1H,s),8.26(1H,s),8.89(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 460.
出発材料(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)プロパンアミド)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
メチル3−ヒドロキシプロパノエートの調製
オキセタン−2−オン(22mL、350mmol)を、MeOH(300mL)および硫酸(5.6mL、104mmol)の撹拌溶液に0℃において滴加した。18時間後、反応物を10℃に再冷却し、重炭酸ナトリウム(18.1g、215mmol)を分けて添加した(添加後、pH=7)。得られた懸濁液を室温において30分間撹拌しておいた。次いで、混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた残留物をDCMにより希釈し、2回目の濾過を行った。新たな濾液を蒸発乾固してメチル3−ヒドロキシプロパノエート(35g、97%)を無色液体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3,24℃)2.41−2.45(1H,m),2.58(2H,t),3.72(3H,s),3.89(2H,t).
メチル3−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)プロパノエートの調製
ピリジン4−メチルベンゼンスルホネート(4.22g、16.8mmol)を、メチル3−ヒドロキシプロパノエート(35g、336mmol)および3,4−ジヒドロ−2H−ピラン(43mL、470mmol)のDCM(500ml)中の溶液に窒素下で添加した。溶液を室温において2.5日間撹拌した。次いで、混合物を飽和水性重炭酸ナトリウムにより洗浄し、有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。得られた油状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、アイソクラティックのヘプタン中15%の酢酸エチルにより溶出させて精製してメチル3−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)プロパノエート(26g、41%)を無色油状物として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,24℃)1.37−1.46(4H,m),1.54−1.59(2H,m),2.56(2H,t),3.39−3.42(1H,m),3.53−3.63(4H,m),3.68−3.75(1H,m),3.81−3.87(1H,m),4.57(1H,t).
3−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)プロパン酸の調製
水性水酸化ナトリウム(2N;134mL、268mmol)を、メチル3−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)プロパノエート(26g、138mmol)のTHF(300mL)中の溶液に添加した。混合物を室温において5時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。酢酸エチル(100mL)を添加し、層を分離した。水層を0℃に冷却し、3.5のpHが達成されるまで水性HCl(1N)を慎重に滴加した。次いで、水層を酢酸エチル(2×250mL)により抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して3−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)プロパン酸(24g、98%)を無色油状物として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3,24℃)1.45−1.62(4H,m),1.63−1.85(2H,m),2.64−2.68(2H,m),3.52−3.56,(1H,m),3.70−3.74,(1H,m),3.85−3.89(1H,m),3.99−4.03(1H,m),4.62−4.66(1H,m),11.2(1H,br s).
(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)プロパンアミド)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
HATU(118mg、0.31mmol)を、3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)プロパン酸(54mg、0.31mmol)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.26mmol;実施例14に従って調製)、およびトリエチルアミン(0.11mL、0.77mmol)のDMA(2mL)中の溶液に添加した。得られた混合物を周囲温度において16時間撹拌してからジオキサン中のHCl(4M;0.52mL、2.1mmol)を添加した。この新たな混合物を室温において2時間撹拌してから飽和水性Na
2CO
3により塩基性化した。得られた混合物を水(20mL)により希釈し、DCM(50mL)により抽出した。有機層を飽和水性塩化ナトリウム(50mL)により洗浄してから相分離カートリッジに通した。有機物分画をMgSO
4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(3−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)プロパンアミド)シクロヘキサンカルボキサミド(46mg、33%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.05−1.2(1H,m),1.24−1.51(13H,m),1.52−1.63(1H,m),1.64−1.71(1H,m),1.72−1.83(3H,m),1.88−1.93(1H,m),2.25−2.35(2H,m),2.57−2.7(1H,m),2.90(2H,s),3.38−3.44(1H,m),3.48−3.58(1H,m),3.59−3.64(1H,m),3.74(1H,ddd),3.81(1H,ddt),3.95(2H,s),4.55(1H,d),7.78(1H,d),8.00(1H,s),8.25(1H,s),8.36(1H,s),10.56(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 544.
実施例53
(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(シス−3−ヒドロキシシクロブタンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド
HATU(118mg、0.31mmol)を、シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)シクロブタンカルボン酸(71mg、0.31mmol;実施例4に従って調製)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.26mmol;実施例14に従って調製)、およびトリエチルアミン(0.11mL、0.77mmol)のDMA(2mL)中の溶液に添加した。得られた混合物を室温において16時間撹拌してからフッ化テトラブチルアンモニウムのTHF中の溶液(1M;1.0mL、1.0mmol)を添加した。混合物を室温において2時間撹拌してから水(20mL)によりクエンチした。混合物をDCM(50mL)により抽出し、飽和水性塩化ナトリウム(50mL)により洗浄してから相分離カートリッジに通した。有機物分画をMgSO
4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。生成物分画を減圧下で濃縮し、得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、EtOAc中0から10%のMeOHの溶出勾配でさらに精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−((cis)−3−ヒドロキシシクロブタンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド(0.037g、53%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.34(6H,s),1.47−1.49(3H,m),1.85−1.99(5H,m),2.10−2.30(4H,m),2.39−2.62(4H,m),2.96(2H,s),3.79−3.86(1H,m),3.95(2H,s),5.90(1H,br d),8.09(1H,s),8.22(1H,s),8.26(1H,s),8.69(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 486.
実施例54
(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド
ジオキサン中の塩酸(4M;3.2mL、13mmol)を、tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(600mg、1.27mmol)のDCM(9.5mL)中の溶液に添加して黄色懸濁液を生じさせた。メタノール(約5mL)を添加し、それにより澄明黄色溶液を得た。反応物を室温において18時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドを二塩酸塩(488mg、87%)および灰白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.23−1.36(9H,m),1.50(1H,q),1.77−1.89(2H,m),1.89−2.01(1H,m),2.01−2.09(1H,m),2.56−2.68(1H,m),2.94(2H,s),2.97−3.09(1H,m),3.95(2H,s),7.85−7.93(1H,m),7.98−8.14(3H,m),8.26−8.32(2H,m),10.56(1H,s).1HCl当量は、5.4ppmにおける幅広の一重線中に取り込まれると想定される。m/z:ES+[M+H]+372.
出発材料tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートを調製するために使用される手順を以下に記載する:
5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−アミンの調製
濃縮水性水酸化アンモニウム(26wt%;7.0mL、45mmol)を、2,5−ジフルオロ−4−ヨードピリジン(2.0g、8.30mmol)のDMSO(2mL)中の溶液に滴加(わずかに発熱)して白色懸濁液を生じさせた。懸濁液をマイクロ波中で140℃において4時間加熱した。反応物をEtOAcおよび水間で分別し、水層をEtOAc(3×50mL)により抽出した。合わせた有機物を減圧下で濃縮し、得られた残留物をシリカゲル上に吸着させてからフラッシュシリカクロマトグラフィー(DCM中0から10%のメタノール)により精製して5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(1.3g、66%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,,27℃)5.96(1H,br s)5.96(1H,s)6.92(1H,d)7.77−7.84(1H,m).m/z:ES+ [M+H]+ 239.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(0.62mL、4.7mmol)を、(1S,3R)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(843mg、3.47mmol;実施例2に従って調製)のDCM(15mL)中の溶液に添加した。無色溶液を室温において1.5時間撹拌した。次いで、5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(750mg、3.15mmol)およびピリジン(0.51mL、6.3mmol)のDCM(15mL)中の溶液を添加した。得られた反応物を室温において18時間撹拌してからDCM(200mL)により希釈し、水および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のメタノールの溶出勾配で精製してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(827mg、57%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.01−1.19(1H,m),1.18−1.31(3H,m),1.38(9H,s),1.61−1.81(m,3H),1.87(1H,d),2.53−2.62(1H,m),3.16−3.26(1H,m),6.78(1H,br d),8.26(1H,s),8.60(1H,d),10.61(1H,s).m/z:ES+ [M+Na+]+ 486.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
炭酸セシウム(2.81g、8.61mmol)および第2世代XPhos触媒前駆体(0.090g、0.11mmol)を、5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.828g、3.16mmol;実施例23に従って調製)、tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.33g、2.87mmol)、ジオキサン(24mL)、および水(5mL)の脱気混合物に添加した。反応物を95℃に加熱し、それらの条件下で18時間維持した。次いで、反応物をEtOAc(250mL)により希釈し、水および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄してから硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーによりヘキサン中0から100%の酢酸エチルの溶出勾配で精製してtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(600mg、44%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.03−1.15(1H,obsc.m),1.22−1.32(9H,m),1.38(9H,s),1.69−1.82(3H,m),1.89(1H,br d)2.53−2.64(1H,m),2.93(2H,s),3.21−3.32(1H,m),3.96(2H,s),6.78(1H,d),7.88(1H,d),8.27(1H,d),8.31(1H,d),10.45(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 472.
実施例55
(1S,3R)−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)−3−(1−ヒドロキシシクロプロパンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド
HATU(98mg、0.26mmol)を、1−ヒドロキシシクロプロパンカルボン酸(32mg、0.31mmol)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(96mg、0.22mmol;実施例54に従って調製)、およびトリエチルアミン(0.11mL、0.77mmol)のDMF(1.5mL)中の溶液に添加した。反応混合物を50℃において1.75時間加熱し、次いで室温に冷却しておいた。18時間後、得られた混合物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を蒸発乾固して(1S,3R)−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)−3−(1−ヒドロキシシクロプロパンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド(33mg、33%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)0.76−0.84(2H,m),0.98−1.04(2H,m),1.29(6H,s),1.30−1.37(3H,m),1.52(1H,q),1.7−1.84(3H,m),1.88(1H,d),2.58−2.67(1H,m),2.94(2H,s),3.63−3.73(1H,m),3.95(2H,s),6.14(1H,br s),7.65(1H,d),7.89(1H,d),8.28(1H,d),8.32(1H,d),10.46(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 456.
実施例56
(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(1−ヒドロキシシクロプロパンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド
HATU(118mg、0.31mmol)を、1−ヒドロキシシクロプロパンカルボン酸(31.6mg、0.31mmol)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.26mmol)、およびトリエチルアミン(0.11mL、0.77mmol)のDMA(2mL)中の溶液に添加した。反応物を室温において一晩撹拌し、次いで分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−(1−ヒドロキシシクロプロパンカルボキサミド)シクロヘキサンカルボキサミド(27mg、22%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)0.75−0.82(2H,m),0.93−1.09(2H,m),1.25(6H,s),1.27−1.38(3H,m),1.52(1H,q),1.65−1.93(4H,m),2.53−2.70(1H,m),2.71(2H,s),3.60−3.71(1H,m),3.91(2H,s),6.15(1H,s),7.51(1H,s),7.65(1H,d),8.29(1H,s),8.42(1H,s),10.65(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 472.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.40g、0.83mmol;実施例10に従って調製)、6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール(0.200g、1.25mmol;実施例22に従って調製)、酢酸カリウム(0.163g、1.66mmol)および酢酸パラジウム(0.337g、0.33mmol)をDMA(10mL)中で懸濁させ、マイクロ波チューブ中に密封した。チューブを排気し、窒素(3×)によりパージし、次いで150℃において16時間加熱した。反応混合物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から100%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.20g、49%)を橙色ゴム状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,21℃)1.05−1.19(1H,m),1.33(6H,s),1.40−1.46(12H,m),1.9−2.05(3H,m),2.20−2.47(2H,m),2.78(2H,s),3.46−3.52(1H,m),3.93(2H,s),4.44−4.52(1H,m),7.67(1H,s),8.06(1H,br s),8.28(1H,s),8.29(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 488.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.25g、0.51mmol)を、DCM(5mL)中で溶解させた。トリフルオロ酢酸(0.39mL、5.1mmol)を添加し、反応混合物を室温において30分間撹拌した。次いで、反応混合物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.19g、96%)を橙色ゴム状物として得た。このゴム状物をさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。m/z:ES+[M+H]+388.
実施例57
N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド
HATU(118mg、0.31mmol)を、オキセタン−3−カルボン酸(32mg、0.31mmol)、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.26mmol;実施例56に従って調製)およびトリエチルアミン(0.11mL、0.77mmol)のDMA(2mL)中の溶液に添加した。反応混合物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して準純粋な生成物を得た。この材料をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、EtOAc中0から10%のMeOHの溶出勾配でさらに精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮してN−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド(13mg、11%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.11−1.29(1H,m),1.32(6H,s),1.36−1.6(3H,m),1.9−2.02(3H,m),2.22−2.31(1H,br d),2.41−2.55(1H,m),2.78(2H,s),3.67(1H,ddd),3.82−3.96(3H,m),4.74−4.9(4H,m),5.75(1H,d),7.64(1H,s),8.27(3H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 472.
実施例58
シス−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−ヒドロキシシクロブタンカルボキサミド
シス−3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロブタンカルボキサミド(0.194g、0.42mmol;実施例27に従って調製)、6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール(0.100g、0.62mmol;実施例22に従って調製)、酢酸カリウム(0.082g、0.83mmol)および酢酸パラジウム(0.168g、0.17mmol)をDMA(10mL)中で懸濁させ、マイクロ波チューブ中に密封した。このチューブを排気し、窒素(3×)によりパージし、次いで150℃において16時間加熱した。反応混合物を水(20mL)により希釈し、DCM(3×20mL)により洗浄した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、19mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。生成物分画を減圧下で濃縮し、得られた残留物を分取HPLC(Waters SunFireカラム、5μシリカ、19mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(0.1%のギ酸を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して再精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮してシス−N−(5−クロロ−4−(6,6−ジメチル−6,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[1,2−a]イミダゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−3−ヒドロキシシクロブタンカルボキサミド(0.016g、11%)を白色固体として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.26(6H,s),1.98−2.09(2H,m),2.30−2.40(2H,m),2.72(2H,s),2.74−2.83(1H,m),3.93(2H,s),3.95−4.00(1H,m),5.15(1H,s),7.53(1H,s),8.32(1H,s),8.41(1H,s),10.61(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 361.
実施例59および60
トランス−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1および異性体2
無水酢酸(0.049mL、0.52mmol)を、DCM(2mL)中のトランス−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.167g、0.43mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(2.6mg、0.02mmol)およびトリエチルアミン(0.19mL、1.3mmol)に室温において窒素下で滴加した。得られた溶液を室温において4時間撹拌した。反応混合物を飽和水性塩化アンモニウム(10mL)によりクエンチし、DCM(2×10mL)により抽出し、合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Chiral Technologies IEカラム、20μmシリカ、50mmの直径、250mmの長さ)により、120mL/分において210nmにおける検出でアイソクラティックのアセトン中30%のヘプタンにより溶出させて精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮してより早く溶出するトランス−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1(0.059g、32%)およびより遅く溶出するトランス−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体2(0.052g、28%)を白色固体として得た。
実施例59、異性体1:
1H NMR(400MHz,CDCl3,30℃)1.34(6H,s),1.56−2.00(8H,m),2.01(3H,s),2.48−2.56(1H,m),2.96(2H,s),3.95(2H,s),4.17−4.24(1H,m),5.42−5.49(1H,m),7.96(1H,br s),8.10(1H,s),8.24(1H,s),8.26(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.
実施例60、異性体2:
1H NMR(400MHz,CDCl3,30℃)1.34(6H,s),1.48−1.55(1H,m),1.62−1.78(4H,m),1.82−1.90(1H,m),1.94−1.98(2H,m),2.01(3H,s),2.46−2.58(1H,m),2.96(2H,s),3.95(2H,s),4.17−4.26(1H,m),5.45−5.54(1H,br d),8.01(1H,s),8.10(1H,s),8.23(1H,s),8.26(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.
分析逆相キラル条件:
カラム:Chiral Technologies IEカラム
カラム寸法:5μm、4.6mmの直径、250mmの長さ
移動相A:アセトニトリル
移動相B:MeOH
勾配:アイソクラティックの10%移動相B
流量:30分間にわたる1mL/分
保持時間:4.9分間、実施例59
6.3分間、実施例60
e.e. >98%、実施例59
>98%、実施例60
トランス−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドへの出発材料を調製するために使用される手順を以下に記載する:
tert−ブチルトランス−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(1.1mL、8.2mmol)を、DCM(20mL)中のトランス−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(1.34g、5.50mmol)に0℃において窒素下で添加した。得られた溶液を20℃において1.5時間撹拌し、次いで5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(1.40g、5.50mmol;実施例2に従って調製)およびピリジン(0.67mL、8.2mmol)を2分間にわたり滴加した。得られた溶液を70時間撹拌した。次いで、反応混合物を飽和水性炭酸水素ナトリウム(300mL)によりクエンチし、DCM(3×30mL)により抽出し、合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮してクリーム色固体を得た。この固体を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル(トランス−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.99g、37%)を桃色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3,27℃)1.46(9H,s),1.49−1.55(1H,m),1.61−1.72(4H,m),1.82−1.93(3H,m),2.47−2.52(1H,m),3.89−3.99(1H,br s),4.55−4.59(1H,br s),7.84(1H,br s),8.19(1H,s),8.83(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 480.
tert−ブチル(トランス−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
第2世代XPhos触媒前駆体(0.049g、0.06mmol)を、5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.219g、0.75mmol;実施例23に従って調製)、tert−ブチル(トランス−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.30g、0.63mmol)および三塩基性リン酸カリウム(0.327g、1.88mmol)の1,4−ジオキサン(8mL)および(1.6mL)中の脱気混合物に添加した。混合物を脱気し、90℃において窒素下で2時間撹拌した。次いで、反応混合物を減圧下で濃縮し、水(20mL)中で溶解させた。得られた混合物をEtOAc(2×20mL)およびDCM(20mL)により連続的に抽出した。合わせた有機層を、MgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から70%のEtOAcの溶出勾配で精製した。生成物分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル(トランス−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.26g、86%)をクリーム色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+488.
トランス−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
tert−ブチル(トランス−3−((5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.263g、0.54mmol)を、DCM(5mL)中で溶解させた。トリフルオロ酢酸(0.41mL、5.4mmol)を添加し、反応混合物を室温において18時間撹拌した。次いで、反応物をイオン交換クロマトグラフィーにより、SCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、生成物分画を減圧下で濃縮してトランス−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+388.
実施例61および62
トランス−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1および異性体2
無水酢酸(0.036mL、0.38mmol)を、DCM(2mL)中のトランス−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.119g、0.32mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(1.9mg、0.02mmol)、およびトリエチルアミン(0.14mL、1.0mmol)に室温において窒素下で滴加した。得られた溶液を室温において4時間撹拌した。反応混合物を飽和水性塩化アンモニウム(10mL)によりクエンチし、DCM(2×10mL)により抽出し、合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Chiral Technologies IEカラム、20μmシリカ、50mmの直径、250mmの長さ)により、溶出剤としてのヘプタン/アセトンの30/70混合物、120mL/分の流量、および210nmにおける検出トリガーを使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮してより早く溶出するトランス−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1(0.076g、57%)およびより遅く溶出するトランス−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体2(0.056g、42%)を得た。
実施例61、異性体1:
1H NMR(400MHz,CDCl3,31℃)1.57−1.96(7H,m),2.01(3H,s),2.04−2.16(2H,m),2.49−2.56(1H,m),2.92(2H,t),4.16−4.23(3H,m),5.46−5.52(1H,m),7.87(1H,s),8.05(1H,br s),8.21(1H,s),8.27(1H,s).1.50から1.62ppmにおける3Hは、水シグナルにより隠される。m/z:ES+[M+H]+416.
実施例62、異性体2:
1H NMR(400MHz,CDCl3,30℃)1.45−1.96(10H,m),2.01(3H,s),2.04−2.13(2H,m),2.49−2.58(1H,m),2.92(2H,t),4.16−4.24(3H,m),5.52−5.57(1H,m),7.87(1H,s),8.12(1H,br s),8.21(1H,s),8.26(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 416.
分析逆相キラル条件:
カラム:Chiral Technologies IEカラム
カラム寸法:5μm、4.6mmの直径、250mmの長さ
移動相A:アセトニトリル
移動相B:MeOH
勾配:アイソクラティックの10%移動相B
流量:30分間にわたる1mL/分
保持時間:5.2分間、実施例61
6.8分間、実施例62
e.e. >98%、実施例61
>98%、実施例62
出発材料トランス−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
tert−ブチル(トランス−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
第2世代XPhos触媒前駆体(0.049g、0.06mmol)を、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.186g、0.75mmol)、tert−ブチル(トランス−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.30g、0.63mmol;実施例59および60、中間体に従って調製)および三塩基性リン酸カリウム(0.327g、1.88mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)および水(2mL)中の脱気混合物に添加した。反応混合物を脱気し、次いで90℃において窒素下で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、水(20mL)中で溶解させた。得られた混合物をEtOAc(2×20mL)およびDCM(20mL)により連続的に抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から70%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル(トランス−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.163g、55%)をクリーム色固体として得た。
1H NMR(500MHz,CDCl
3,27℃)1.46(9H,s),1.48−1.54(1H,m),1.61−1.74(4H,m),1.82−1.97(5H,m),2.05−2.13(2H,m),2.46−2.57(1H,m),2.92(2H,t),3.98(1H,br s),4.21(2H,t),4.60(1H,br s),7.87(2H,s),8.21(1H,s),8.27(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 474.
トランス−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
tert−ブチル(トランス−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.16g、0.34mmol)を、DCM(5mL)中で溶解させた。トリフルオロ酢酸(0.26mL、3.4mmol)を添加し、反応混合物を室温において18時間撹拌した。次いで、反応混合物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、生成物分画を減圧下で濃縮してトランス−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを黄色ゴム状物として得た。m/z:ES+[M+H]+374.
実施例63
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−フルオロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
無水酢酸(0.032mL、0.34mmol)を、DCM(5mL)中の(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−フルオロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.10g、0.28mmol)、トリエチルアミン(0.12mL、0.84mmol)およびN,N−ジメチルピリジン−4−アミン(2mg、0.01mmol)に室温において空気下で添加した。得られた溶液を室温において2時間撹拌した。反応混合物を飽和水性塩化アンモニウム(20mL)によりクエンチし、DCM(2×20mL)により抽出した。合わせた有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−フルオロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.047g、42%)をゴム状物として得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,30℃)1.03−1.15(1H,m),1.23−1.37(3H,m),1.74−1.82(6H,m),1.83−1.94(3H,m),2.00−2.08(2H,m),2.56−2.68(1H,m),2.91(2H,t),3.58−3.61(1H,m),4.15(2H,t),7.73−7.78(2H,m),8.26(1H,d),8.30(1H,d),10.48(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 400.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−フルオロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製する手順を以下に記載する:
3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
第2世代XPhos触媒前駆体(0.092g、0.12mmol)を、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.347g、1.40mmol)、2−クロロ−5−フルオロ−4−ヨードピリジン(0.300g、1.17mmol)および三塩基性リン酸カリウム(0.609g、3.50mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)および水(2mL)中の脱気混合物に添加した。混合物を脱気し、90℃において窒素下で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物を水(20mL)中で溶解させた。得られた混合物をDCM(3×20mL)により連続的に抽出した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から60%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮して3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(200mg、68%)を黄色ゴム状物として得た。m/z:ES+[M+H]+252.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−フルオロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.092g、0.080mmol)を、3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.20g、0.79mmol)、tert−ブチル((1R,3S)−3−カルバモイルシクロヘキシル)カルバメート(0.231g、0.95mmol;実施例25に従って調製)、9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン(0.092g、0.16mmol)、および炭酸セシウム(0.777g、2.38mmol)の1,4−ジオキサン(6mL)中の混合物に添加した。混合物を脱気し(真空)、窒素を再充填し、得られた懸濁液をマイクロ波反応器中で120℃において2時間撹拌した。反応混合物を水(20mL)およびDCM(40mL)間で分別し、相分離カートリッジを使用して分離した。有機物をシリカ上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から60%のEtOAcの溶出勾配で精製した。生成物を含有する分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−フルオロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(136mg)を得た。この材料をさらに精製することなく次のステップにおいて直接使用した。m/z:ES+[M+H]+458.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−フルオロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
トリフルオロ酢酸(0.17mL、2.2mmol)を、DCM(5mL)中のtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−フルオロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.10g、0.22mmol)に添加した。得られた溶液を室温において1時間撹拌した。粗製生成物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−フルオロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを黄色ゴム状物として得た。この材料をさらに精製することなく次のステップにおいて直接使用した。m/z:ES+[M+H]+358.
実施例64および65
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1および異性体2の調製
第2世代XPhos触媒前駆体(0.056g、0.07mmol)を、5−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.56g、0.85mmol)、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.30g、0.71mmol;実施例12に従って調製)およびCs
2CO
3(0.695g、2.13mmol)のジオキサン(10mL)および水(2.0mL)中の混合物に窒素下で添加した。得られた混合物を100℃において30分間撹拌した。次いで、反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物をDCM(100mL)により希釈してから水(100mL)および飽和水性塩化ナトリウム(100mL)により連続的に洗浄した。有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製した。生成物分画を減圧下で濃縮し、得られた残留物を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、19mmの直径、150mmの長さ)により、溶出剤としての水(0.1%のNH
4HCO
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用してさらに精製した。生成物分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.120g、39%;実施例64および65の混合物、比は不明)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+430.
この材料を、分取HPLC(Chiralpak(登録商標)IA−3カラム、5μmシリカ、20mmの直径、250mmの長さ)により、溶出剤としてのヘキサン(0.1%のジエチルアミンを含有)中30%のイソプロパノールのアイソクラティック混合物を23分間にわたり20mL/分の流量において使用して分割した。生成物分画を減圧下で濃縮してより早く溶出する(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1(14.3分間)(0.045g、38%、実施例64)を白色固体として、およびよりゆっくりと溶出する(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体2(18.8分間)(0.045g、38%、実施例65)を白色固体として得た。
実施例64、異性体1:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6,21℃)1.00−1.14(4H,m),1.19−1.36(3H,m),1.69−1.84(7H,m),1.85− 2.10(3H,m),2.37−2.49(1H,m),2.56−2.66(1H,m),2.79−2.90(1H,m),3.49−3.63(1H,m),4.01−4.13(1H,m),4.19−4.30(1H,m),7.75(1H,s),7.79(1H,d),8.12(1H,s),8.39(1H,s),10.61(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.
実施例65、異性体2:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6,21℃)1.01−1.14(4H,m),1.21−1.35(3H,m),1.70−1.83(7H,m),1.83−2.09(3H,m),2.37−2.49(1H,m),2.56−2.63(1H,m),2.79−2.89(1H,m),3.49−3.62(1H,m),4.01−4.14(1H,m),4.19−4.30(1H,m),7.74(1H,s),7.78(1H,d),8.12(1H,s),8.39(1H,s),10.61(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.
分析逆相キラル条件:
カラム:Chiralpak(登録商標)IA−3カラム、
カラム寸法:3μm、4.6mmの直径、50mmの長さ、
移動相A:0.1%のジエチルアミンを含有するヘキサン
移動相B:イソプロパノール
勾配:アイソクラティックの30%移動相B
流量:7分間にわたる1mL/分
保持時間:2.93分間、実施例64
3.67分間、実施例65
e.e. 100%、異性体1
98.7%、異性体2
出発材料5−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンを調製するための手順を以下に記載する:
5−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
酢酸パラジウム(II)(0.114g、0.51mmol)を、5−ブロモピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.00g、5.08mmol)、2,4,6−トリメチル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリボリナン(0.765g、6.09mmol)、炭酸カリウム(2.10g、15.2mmol)、1,4−ジオキサン(10mL)、および水(1mL)に窒素下で添加した。得られた混合物を80℃において1時間撹拌した。この反応を別個のフラスコ中で繰り返し、次いで両方の反応物を合わせ、EtOAc(100mL)により希釈し、水(75mL)および飽和水性塩化ナトリウム(75mL)により連続的に洗浄した。有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、石油エーテル中0から20%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮して5−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.1g、82%)を褐色油状物として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,20℃)2.33(3H,s),6.45(1H,d),6.71(1H,dd),7.44(1H,s),7.92(1H,d),8.55(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 133.
5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
MeOH(20mL)中の5−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン(500mg、3.78mmol)、パラジウム炭素(10wt%;250mg)および酢酸(0.217mL、3.78mmol)を水素の雰囲気下で20atmおよび80℃において50時間撹拌した。次いで、この反応を別個のフラスコ中で繰り返した。冷却時、両方の反応物をCelite(登録商標)に通して濾過し、濾液を合わせ、減圧下で濃縮して粗製5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.05g、98%)を褐色油状物として得た。この生成物をさらに精製することなく次のステップにおいて直接使用した。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,20℃)1.06(3H,d),1.57−1.72(1H,m),1.84−2.04(2H,m),2.24−2.36(1H,mf),2.81−2.93(1H,m),3.90−4.07(1H,m),4.11−4.19(1H,m),5.95(1H,s),7.33(1H,s).
3−ヨード−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
NIS(1.98g、8.81mmol)を、アセトニトリル(2mL)中の5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.05g、7.34mmol)に添加した。得られた混合物を室温において3時間撹拌してから減圧下で濃縮した。次いで、得られた残留物をEtOAc(100mL)により希釈し、水(75mL)および飽和水性塩化ナトリウム(2×75mL)により連続的に洗浄した。有機層をNa
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、石油エーテル中0から30%のEtOAcの溶出勾配で精製した。生成物分画を減圧下で濃縮して3−ヨード−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.0g、52%)を褐色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,20℃)1.08(3H,d),1.58−1.72(1H,m),1.87−2.01(2H,m),2.07−2.22(1H,m),2.64−2.71(1H,m),3.93−4.06(1H,m),4.10−4.22(1H,m),7.47(1H,s).
5−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
ヘキサン中のn−BuLi(2.5M;0.916mL、2.29mmol)を、THF(20mL)中の3−ヨード−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.50g、1.91mmol)、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.532g、2.86mmol)、およびTMEDA(0.40mL、2.7mmol)に−78℃において窒素下で滴加した。得られた混合物を−78℃において1時間撹拌した。反応混合物を飽和水性塩化アンモニウム(5mL)によりクエンチし、EtOAc(3×20mL)により抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウム(50mL)により洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮してNMR分析に基づく約23mol%の5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンにより汚染された5−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.60g、79%)を黄色ゴム状物として得た。m/z:ES+[M+CH
3CN+H]+304.
実施例66
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
無水酢酸(0.13mL、1.4mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(450mg、1.16mmol)、トリエチルアミン(0.34mL、2.4mmol)およびDCM(10mL)の撹拌溶液に添加した。反応混合物を室温において4時間撹拌した。シリカを添加し、混合物を減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、酢酸エチル中0.5%のメタノールにより溶出させて精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(260mg、52%)を白色固体として生じさせた。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.05−1.12(1H,m),1.17−1.37(3H,m),1.57−1.66(2H,m),1.69−1.95(11H,m),2.56−2.65(1H,m),2.70−2.77(2H,m),3.50−3.61(1H,m),4.21−4.45(2H,m),7.48(1H,s),7.73(1H,d),8.05(1H,s),8.40(1H,s),10.58(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
エチル1−(5−メトキシ−5−オキソペンチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレートの調製
エチル1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(9.9g、71mmol)および炭酸カリウム(12g、85mmol)をDMF(70mL)中で溶解させ、メチル5−ブロモペンタノエート(14g、71mmol)を添加した。混合物を周囲温度において24時間撹拌した。水を添加し、混合物をエーテル(3×)により抽出した。合わせた有機層を合わせ、水(2×)により洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ペンタン中20%の酢酸エチルにより溶出させて精製してエチル1−(5−メトキシ−5−オキソペンチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(9g、50.1%)を生じさせた。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.38(3H,t),1.54−1.75(2H,m),1.8−1.95(2H,m),2.34(2H,t),3.65(3H,s),4.34(2H,q),4.58(2H,t),6.83(1H,d),7.46(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 255.エチル1−(5−メトキシ−5−オキソペンチル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート(7.70g、43%)も単離した。
メチル4−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−5−カルボキシレートの調製
カリウムtert−ブトキシド(6.29g、56.0mmol)を、トルエン(200mL)中のエチル1−(5−メトキシ−5−オキソペンチル)−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(9.5g、37mmol)に添加した。混合物を10分間撹拌し、次いで110℃に加温し、濃厚沈殿物をもたらした。混合物を30分間加熱し、次いで室温に冷却しておいた。混合物を希薄水性HCl(2N)によりpH7に中和し、酢酸エチル(3×)により抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、減圧下で濃縮してエチルエステル類似体により汚染されたメチル4−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−5−カルボキシレート(8.00g、103%)を得た。この材料をさらに精製することなく次のステップにおいて直接使用した。m/z:ES+[M+H]+209(Meエステル)&223(Etエステル).
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−4−オンの調製
塩化リチウム(2.60g、61.2mmol)を、メチル4−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−5−カルボキシレート(8.50g、40.8mmol、エチルエステル類似体により汚染)のDMSO(50mL)中の溶液に添加した。混合物を120℃において24時間加熱し、次いで室温に冷却した。水を添加し、混合物を酢酸エチル(3×)により抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中30%の酢酸エチルにより溶出させて精製して5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−4−オン(3.50g、57%)を油状物として生じさせた。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.91−2.08(2H,m),2.08−2.28(2H,m),2.76−2.93(2H,m),4.49−4.64(2H,m),6.86(1H,d),7.44(1H,d).
5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピンの調製
ヒドラジン水和物(5.65mL、117mmol)を、5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−4−オン(3.5g、23mmol)をジエチレングリコール(66mL)中に溶解させた撹拌溶液に添加した。得られた溶液を170℃において1時間撹拌した。次いで、反応物を熱から取り出し、水酸化カリウム(4.58g、81.6mmol)を混合物に慎重に添加した。得られた懸濁液を170℃において2時間撹拌し、次いで室温に冷却した。次いで、反応混合物を水により希釈し、希薄水性塩酸(2N)によりpH5に酸性化し、Et
2O(5×50mL)により抽出した。合わせたエーテル層を水(2×20mL)により洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン(2.10g、66%)を固体として生じさせた。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.61−1.67(2H,m),1.71−1.79(2H,m),1.80−1.87(2H,m),2.62−2.83(2H,m),4.17−4.3(2H,m),5.98(1H,d),7.26(1H,d).
3−ヨード−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピンの調製
NIS(3.47g、15.4mmol)を、5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン(2.10g、15.4mmol)をアセトニトリル(30mL)中で溶解させた撹拌溶液において室温において添加した。得られた混合物を室温において16時間撹拌した。次いで、反応混合物をエーテル(50mL)により希釈し、水(2×20mL)および飽和水性塩化ナトリウム(20mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して3−ヨード−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン (3.3g、82%)を橙色油状物として得、それは静置時に凝固した。この材料をさらに精製することなく次のステップにおいて直接使用した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.6−1.72(2H,m),1.73−1.82(2H,m),1.82−1.92(2H,m),2.74−2.83(2H,m),4.25−4.35(2H,m),7.32(1H,s).
3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピンの調製
THF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;12.6mL、16.4mmol)を、5分間にわたりTHF(20mL)中の3−ヨード−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン(3.30g、12.6mmol)に0℃において窒素下で滴加した。得られた混合物を0℃において30分間撹拌した。2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(3.85mL、18.9mmol)を0℃において滴加し、次いで反応混合物を室温に一晩加温しておいた。反応混合物をエーテル(20mL)により希釈し、飽和水性塩化アンモニウム(20mL)、水(20mL)、および飽和水性塩化ナトリウム(10mL)により連続的に洗浄した。有機層をMgSO
4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた油状物をヘプタン中で溶解させ、白色混合物の形成をもたらした。この混合物を濾過して3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン(2.00g、61%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.29(12H,s),1.63−1.72(2H,m),1.72−1.8(2H,m),1.80−1.87(2H,m),2.88−3.09(2H,m),4.20−4.33(2H,m),7.56(1H,s).
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
第2世代XPhos触媒前駆体(0.16g、0.21mmol)を、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン(0.656g、2.50mmol)、tert−ブチル(1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イルカルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.00g、2.08mmol;実施例10に従って調製)および三塩基性リン酸カリウム(1.09g、6.25mmol)の1,4−ジオキサン(20mL)および水(2mL)中の脱気混合物に添加した。混合物を再度脱気し、85℃において窒素下で24時間撹拌した。反応混合物を冷却しておき、シリカを添加した。この新たな混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中50%の酢酸エチルにより溶出させて精製してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.70g、69%)を固体として生じさせた。この材料をさらに精製することなく次のステップに移した。m/z:ES+[M+H]+488.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
TFA(2mL)を、tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(700mg、1.43mmol)のDCM(10mL)中の撹拌溶液に添加した。反応物を室温において24時間撹拌し、揮発物を真空下で除去し、得られた残留物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用してメタノール中7Nのアンモニアにより溶出させて精製した。生成物分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(550mg、99%)を固体として得た。m/z:ES+[M+H]+388.
実施例67
N−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド
HATU(166mg、0.44mmol)およびDIPEA(0.18mL、1.0mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(150mg、0.34mmol;実施例31bに従って調製)およびオキセタン−3−カルボン酸(45mg、0.44mmol)のDMF(1.2mL)中の溶液に連続的に添加した。反応物を室温において3時間撹拌してから飽和水性炭酸水素ナトリウムにより希釈し、EtOAc(3×)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗製ゴム状物を分取HPLC(Waters XBridge Prep Phenyl OBDカラム、5μシリカ、19mmの直径、150mmの長さ)により、溶出剤としての水(0.2%の水酸化アンモニウム、pH10を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製してN−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)−オキセタン−3−カルボキサミド(20mg)を得た。
第2の反応を以下のとおり設定した:HATU(140mg、0.37mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(150mg、0.34mmol)、オキセタン−3−カルボン酸(45mg、0.44mmol)、DIPEA(0.18mL、1.0mmol)およびDMF(1.2mL)の溶液に添加した。反応物を室温において3時間撹拌した。反応物をEtOAcにより希釈し、飽和NaHCO3および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより精製し、ヘキサン中80から100%のEtOAcの勾配により溶出させてN−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド(50mg)を白色固体として得た。この残留物を第1の反応からの生成物と合わせ、分取HPLC(Waters XBridge Prep Phenyl OBDカラム、5μシリカ、19mmの直径、150mmの長さ)により再精製してN−((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド(54mg、17%)を白色固体として得た。1H NMR(300MHz,CDCl3,27℃)1.10−1.26(1H,m),1.37−1.68(3H,m),2.17−1.84(7H,m),2.37−2.22(1H,m),2.57−2.43(1H,m),2.95(2H,t),3.67(1H,tt),3.85−4.00(1H,m),4.24(2H,t),4.89−4.78(4H,m),5.52(1H,br d),7.93(1H,s),8.27(1H,s),8.28(1H,s),8.60(1H,br s).m/z:ES+ [M+H]+ 458.
実施例68および69
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1および異性体2
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(163g、0.379mmol;実施例68および69の混合物、比は不明)を、SFC条件(カラム:Chiralpak AS、5μm、21.2mmの直径、250mmの長さ、7分間にわたる20mL/分の流量)を使用してCO
2中25%のメタノールにより溶出させて分離して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1(3.10分間)(65mg、28%、実施例68)および(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体2(4.09分間)(68、29%、実施例69)を白色固体として得た。
実施例68、異性体1:
1H NMR(300MHz,CDCl3,27℃)1.05−1.25(4H,m),1.65−1.33(4H,m),1.85−2.09(7H,m),2.15−2.32(2H,m),2.38−2.53(1H,m),2.86−3.03(2H,m),3.70(1H,dd),3.82−3.97(1H,m),4.33(1H,dd),5.47(1H,br d),7.89(1H,s),8.12(1H,br s),8.22(1H,s),8.27(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.
実施例69、異性体2:
1H NMR(300MHz,CDCl3,27℃)1.09−1.24(4H,d),1.34−1.58(4H,m),1.86−2.08(7H,m),2.15−2.32(1H,m),2.41−2.51(1H,m),2.86−3.03(1H,m),3.64−3.75(1H,m),3.81−3.95(1H,m),4.33(1H,dd),5.52(1H,br d),7.88(1H,s),8.15−8.21(2H,m),8.27(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.
分析SFC条件:
カラム:Chiralpak AS
カラム寸法:5μm、4.6mmの直径、50mmの長さ、
移動相A:CO2(100%)
移動相B:メタノール
勾配:アイソクラティックの25%移動相B
流量:2分間にわたる1mL/分
保持時間:1.05分間、実施例68、異性体1
1.44分間、実施例69、異性体2
e.e. >98%、実施例68、異性体1
>98%、実施例69、異性体2
出発材料(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
6−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
ジオキサン(32mL)および水(6.0mL)を、炭酸カリウム(1.82g、13.2mmol)、2,4,6−トリメチル−1,3,5,2,4,6−トリオキサトリボリナン(1.9mL、13mmol)および6−ブロモピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.3g、6.60mmol)に添加した。反応懸濁液を窒素により脱気した。第3世代RuPhos触媒前駆体(0.27g、0.33mmol)を添加し、反応物を100℃に予熱した油浴中で浸漬させた。反応物をそれらの条件下で4時間維持し、次いで室温に冷却した。得られた混合物を濾過し、濾液を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた油状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中5から40%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して6−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.680g、78%)を白色固体として生じさせた。
1H NMR(300MHz,CDCl
3,27℃)2.29(3H,s),6.53(1H,dd),7.07(1H,dd),7.60(1H,d),7.90(1H,d),8.49−8.52(1H,m).m/z:ES+ [M+H]+ 133.
6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
メタノール(45mL)および酢酸(0.5mL)を、6−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.71g、5.4mmol)および酸化白金(IV)(0.12g、0.54mmol)を入れたフラスコに添加した。フラスコを窒素によりパージし、排気し、次いで水素雰囲気(バルーン)に供した。反応物を35℃において18時間撹拌し、次いでCelite(登録商標)の床に通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、次いでジエチルエーテルにより希釈した。混合物を飽和水性炭酸水素ナトリウムおよび飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して粗製6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.71g、97%)を灰白色固体として生じさせた。
1H NMR(300MHz,CDCl
3,27℃)1.1(3H,d),1.50(1H,dtd),1.92−2.01(1H,m),2.08−2.27(1H,m),2.64−2.80(1H,m),2.87−2.96(1H,m),3.64(1H,dd),4.27(1H,ddd),5.99(1H,s),7.39(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 137.
3−ヨード−6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
NIS(1.16g、5.14mmol)を、6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.70g、5.14mmol)のアセトニトリル(12mL)中の溶液に室温において添加した。反応物をそれらの条件下で18時間撹拌し、次いでEtOAcにより希釈した。得られた混合物を水により洗浄し、水層をEtOAc(4×100mL)により抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄し、減圧下で濃縮した。得られた粗製ゴム状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中5から50%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して3−ヨード−6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.10g、82%)を白色固体として生じさせた。
1H NMR(300MHz,CDCl
3,27℃)1.15(3H,d),1.42−1.61(1H,m),1.90−2.07(1H,m),2.08−2.22(1H,m),2.52−2.60(1H,m),2.75−2.86(1H,m),3.65(1H,dd),4.26(1H,dd),7.49(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 263.
6−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
テトラヒドロフラン(3mL)を、3−ヨード−6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.40g、1.53mmol)を入れたフラスコに添加した。反応物を氷浴中で浸漬させ、THF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;1.5mL、2.0mmol)を滴加した。反応物を0から3℃の間で30分間維持した。次いで、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.426g、2.29mmol)をシリンジを介して添加し、氷浴を除去した。反応物をそれらの条件下で18時間維持し、次いで飽和水性塩化アンモニウムにより希釈した。混合物をEtOAc(3×)中で抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して6−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.186g)を得た。この材料をさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。m/z:ES+[M+H]+263.
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
1,4−ジオキサン(5mL)および水(0.63mL)を、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.23g、0.55mmol;実施例12に従って調製)および6−メチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.19g、0.71mmol)を入れたフラスコに添加した。反応混合物を排気し、窒素によりパージした。次いで、炭酸セシウム(0.444g、1.36mmol)およびPdCl
2(dppf)(0.040g、0.05mmol)を添加した。反応物を95℃に予熱した油浴中に配置し、反応物をそれらの条件下で2時間維持した。次いで、反応物を室温に冷却し、Celite(登録商標)に通して酢酸エチル洗浄液を使用して濾過した。濾液を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄し、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた灰色固体を、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、酢酸エチル中1から10%のメタノールの溶出勾配で精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.16g、69%)を得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)0.99−1.15(4H,m),1.20−1.33(3H,m),1.37−1.48(1H,m),1.68−1.77(6H,m),1.81−1.92(2H,m),2.10−2.20(1H,m),2.54−2.62(1H,m),2.79−2.87(2H,m),3.48−3.61(1H,m),3.65(1H,dd),4.26(1H,dd),7.73(1H,br d),7.76(1H,s),8.15(1H,s),8.38(1H,s),10.58(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.
実施例70および実施例71
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1および異性体2の調製
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.22mmol)を、分取HPLC条件(Chiralpak IAカラム、5μm、20mmの直径、250mmの長さ、25℃のカラム温度、15mL/分の流量)により、アイソクラティックのヘキサン中50%のエタノールにより22分間にわたり溶出させて分割してより早く溶出する(10.8分間)(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1(0.030g、30%)およびより遅く溶出する(17.9分間)(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体2(0.030g、30%)を白色固体として得た。
実施例70、異性体1:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6,19℃)1.00−1.14(1H,m),1.20−1.34(3H,m),1.72−1.80(6H,m),1.84−1.97(2H,m),2.07−2.19(1H,m),2.56−2.66(1H,m),2.70−2.92(2H,m),3.36(3H,s),3.48−3.63(1H,m),3.93−4.02(1H,m),4.23(2H,d),7.76−7.83(2H,m),8.15(1H,s),8.39(1H,s),10.64(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 446.
実施例71、異性体2:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6,19℃)1.00−1.17(1H,m),1.19−1.35(3H,m),1.72−1.80(6H,m),1.85−1.97(2H,m),2.06−2.19(1H,m),2.55−2.63(1H,m),2.71−2.92(2H,m),3.36(3H,s),3.50−3.62(1H,m),3.93−4.02(1H,m),4.23(2H,d),7.76−7.83(2H,m),8.16(1H,s),8.39(1H,s),10.64(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 446.
分析SFC条件:
カラム:Chiralpak IA−3カラム、
カラム寸法:3μm、4.6mmの直径、50mmの長さ、
カラム温度:25℃
移動相A:0.1%のジエチルアミンを含有するヘキサン
移動相B:エタノール
勾配:アイソクラティックの50%移動相B
流量:10分間にわたる1.5mL/分
保持時間:1.31分間、実施例70、異性体1
2.04分間、実施例71、異性体2
e.e. 100%、実施例70、異性体1
100%、実施例71、異性体2
出発材料(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
6−メトキシピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
炭酸セシウム(3.31g、10.2mmol)を、トルエン(10mL)中の6−ブロモピラゾロ[1,5−a]ピリジン(1.00g、5.08mmol)、MeOH(0.41mL、10mmol)、酢酸パラジウム(0.057g、0.25mmol)および2−(ジ−1−アダマンチルホスフィノ)−3,6−ジメトキシ−2’,4’6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル(AdBrettPhos;0.14g、0.25mmol)に添加した。得られた混合物を90℃において2時間撹拌した。上記反応を別個の反応において繰り返した。両方の反応物を冷却したら、それらを合わせ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、石油エーテル中0から20%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮して6−メトキシピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.83g、55%)を無色油状物として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,27℃)3.82(3H,s),6.54(1H,s),7.01(1H,d),7.61(1H,d),7.87(1H,s),8.38(1H,s).
6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
MeOH(50mL)中の6−メトキシピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.36g、2.4mmol)および炭素上のパラジウム(10wt%;0.078g、0.73mmol)を、水素の雰囲気下で20atmおよび80℃において16時間撹拌した。混合物をCelite(登録商標)パッドに通して濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた残留物をEtOAc(25mL)により希釈し、飽和飽和水性炭酸水素ナトリウム(25mL)および飽和水性塩化ナトリウム(25mL)により連続的に洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.30g、81%)を黄色ワックス状固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO,20℃)1.85−1.94(1H,m),1.98−2.09(1H,m),2.71−2.78(2H,m),3.32(3H,s),3.89(1H,m),4.02−4.18(2H,m),5.97(1H,d),7.34(1H,d).
3−ヨード−5−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
NIS(0.559g、2.48mmol)を、アセトニトリル(10mL)中の5−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.27g、1.77mmol)に添加した。得られた混合物を室温において30分間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物をEtOAc(25mL)により希釈した。この新たな混合物を水(25mL)および飽和水性塩化ナトリウム(25mL)により連続的に洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、石油エーテル中0から30%のEtOAcの溶出勾配で精製した。生成物分画を減圧下で濃縮して3−ヨード−5−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.40g、81%)を黄色油状物として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,21℃)1.78−1.99(1H,m),2.02−2.23(1H,m),2.53−2.60(2H,m),3.34(3H,s),3.82−3.96(1H,m),4.07−4.26(2H,m),7.48(1H,s).
6−メトキシ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジンの調製
n−BuLi(0.805mL、2.01mmol)を、−78℃に冷却したTHF(20mL)中の3−ヨード−6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.4g、1.44mmol)、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.401g、2.16mmol)、およびTMEDA(0.30mL、2.0mmol)に窒素下で添加した。得られた混合物を−78℃において1時間維持した。次いで、反応混合物を飽和水性塩化アンモニウム(200mL)によりクエンチし、EtOAc(3×150mL)により抽出し、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して6−メトキシ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.400g、100%)を無色ゴム状物を得、それは14wt%のデス−ヨード出発材料(NMR分析)により汚染されていた。この材料をさらに精製することなく次のステップに移した。
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
第2世代XPhos触媒前駆体(0.049g、0.06mmol)を、ジオキサン(10mL)および水(1mL)中の6−メトキシ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(0.387g、1.25mmol)、tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.3g、0.63mmol;実施例10に従って調製)および炭酸セシウム(0.611g、1.88mmol)に窒素下で添加した。得られた混合物を100℃において1時間撹拌し、次いで反応混合物を冷却し、EtOAc(200mL)により希釈した。得られた混合物を水(200mL)および飽和水性塩化ナトリウム(200mL)により連続的に洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、石油エーテル中0から60%のEtOAcの溶出勾配で精製した。純粋な分画を減圧下で濃縮してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.14g、44%)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+504.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
TFA(4mL、51.92mmol)を、DCM(10mL)中のtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.14g、0.28mmol)に添加した。得られた混合物を室温において1時間撹拌した。反応物を減圧下で濃縮して粗製(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを二トリフルオロ酢酸塩(0.15g、98%)および黄色ゴム状物として得た。m/z:ES+[M+H]+404.
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
無水酢酸(0.023mL、0.25mmol)を、DCM(5mL)中の(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(二トリフルオロ酢酸塩;0.15g、0.25mmol)およびTEA(0.17mL、1.2mmol)に添加した。得られた混合物を室温において16時間撹拌した。次いで、反応物を減圧下で濃縮し、粗製生成物を分取HPLC(XBridge Prep C18 OBDカラム、21.2mmの直径、250mmの長さ)により、溶出剤としての水(0.1%のNH
4HCO
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(0.100g、91%;実施例70および71の混合物)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+446.
実施例72および実施例73:
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1および異性体2の調製
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(120mg、0.270mmol;実施例70および71の手順に従って調製、5−ブロモピラゾロ[1,5−a]ピリジンを6−ブロモピラゾロ[1,5−a]ピリジンに代用する)を、分取HPLC条件(Chiralpak IDカラム、5μm、20mmの直径、250mmの長さ、25℃のカラム温度、15mL/分の流量)により、アイソクラティックのヘキサン中50%のエタノールにより31分間にわたり溶出させて分割してより早く溶出する(16.0分間)(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1(0.040g、33.3%)およびより遅く溶出する(24.8分間)(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−メトキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体2(0.040g、33.3%)を白色固体として得た。
実施例72、異性体1:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6,19℃)δ 1.03−1.14(1H,m),1.19−1.35(3H,m),1.65−1.84(6H,m),1.84−1.94(1H,m),2.16−2.25(2H,m),2.56−2.66(1H,m),2.83−2.94(1H,m),2.97−3.08(1H,m),3.29(3H,s),3.50−3.63(1H,m),3.82−3.91(1H,m),4.06−4.24(2H,m),7.77(1H,s),7.80(1H,d),8.13(1H,s),8.39(1H,s),10.64(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 446.
実施例73、異性体2:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6,19℃)δ 1.00−1.14(1H,m),1.19−1.35(3H,m),1.72−1.81(6H,m),1.84−1.92(1H,m),2.16−2.25(2H,m),2.56−2.66(1H,m),2.83−2.93(1H,m),3.03(1H,m),3.29(3H,s),3.48−3.62(1H,m),3.82−3.91(1H,m),4.06−4.24(2H,m),7.77(1H,s),7.80(1H,d),8.13(1H,s),8.39(1H,s),10.64(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 446.
分析SFC条件:
カラム:Chiralpak ID−3カラム、
カラム寸法:3μm、4.6mmの直径、50mmの長さ、
カラム温度:25℃
移動相A:0.1%のジエチルアミンを含有するヘキサン
移動相B:エタノール
勾配:アイソクラティックの50%移動相B
流量:10分間にわたる1.5mL/分
保持時間:1.57分間、実施例72、異性体1
2.54分間、実施例73、異性体2
e.e. 99.9%、実施例72、異性体1
>99%、実施例73、異性体2
実施例74
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−フルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
無水酢酸(0.11mL、1.1mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−フルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(350mg、0.94mmol)、トリエチルアミン(0.28mL、2.0mmol)およびDCM(10mL)の撹拌溶液に添加した。反応混合物を室温において4時間撹拌した。シリカを添加し、得られた混合物を減圧下で濃縮した。得られた吸着残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、酢酸エチル中0.5%のメタノールにより溶出させて精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−フルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(200mg、51%)を灰白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.03−1.07(1H,m),1.30(3H,m),1.57−1.96(13H,m),2.56−2.62(1H,m),2.68−2.93(2H,m),3.47−3.66(1H,m),4.19−4.4(2H,m),7.49(1H,d),7.73(1H,d),8.09(1H,d),8.32(1H,d),10.48(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 414.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−フルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピンの調製
2−クロロ−5−フルオロ−4−ヨードピリジン(1.064g、4.13mmol)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン(1.30g、4.96mmol;実施例66に従って調製)、第2世代XPhos触媒前駆体(0.325g、0.41mmol)および二塩基性リン酸カリウム(2.16g、12.4mmol)を、脱気したジオキサン(20mL)および水(1mL)中で21℃において溶解させた。混合物を90℃において24時間撹拌し、次いで冷却した。混合物をEtOAc(30mL)により希釈し、水(10mL)により洗浄し、次いで減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から50%のEtOAcの溶出勾配で精製した。生成物分画を蒸発乾固して3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン(0.650g、59%)を油状物として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.62−1.94(6H,m),2.77−2.88(2H,m),4.29−4.4(2H,m),7.22(1H,d),7.50(1H,d),8.25(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 266.
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−フルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.30g、0.26mmol)を、3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン(0.700g、2.63mmol)、tert−ブチル((1R,3S)−3−カルバモイルシクロヘキシル)カルバメート(0.638g、2.63mmol;実施例25に従って調製)、9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン(0.305g、0.53mmol)および炭酸セシウム(2.58g、7.90mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)中の脱気混合物に添加した。得られた混合物を窒素下で5分間パージし、得られた懸濁液をマイクロ波条件(120℃、17時間)に供した。反応混合物を冷却し、水(20mL)および酢酸エチル(100mL)間で分別してから濾過した。層を分離し、有機層を減圧下で濃縮し、シリカ上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中50%のEtOAcにより溶出させて精製した。生成物分画を減圧下で濃縮して粗製tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−フルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.90g、72%)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+472.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−フルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
TFA(1mL)を、tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−フルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(600mg、1.27mmol)のDCM(10mL)中の溶液に添加した。混合物を室温において24時間撹拌し、次いで反応物を減圧下で濃縮した。得られた残留物をイオン交換クロマトグラフィーにより、SCXカラムを使用し、メタノール中7Nのアンモニアにより溶出させて精製した。生成物分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−フルオロ−4−(5,6,7,8−テトラヒドロ−4H−ピラゾロ[1,5−a]アゼピン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(350mg、74%)を白色固体として得た。m/z:ES+[M+H]+372.
実施例75:(1S,3R)−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−イル)−3−(2−ヒドロキシアセトアミド)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
炭酸セシウム(436mg、1.34mmol)および第2世代XPhos触媒前駆体(35mg、0.04mmol)を、5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(168mg、0.470mmol;実施例23に従って調製)および(1S,3R)−3−(2−ヒドロキシアセトアミド)−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(186mg、0.45mmol)の1,4−ジオキサン(3.7mL)および水(0.7mL)中の脱気混合物に添加して無色溶液を生じさせた。反応物を85℃において18時間撹拌し、次いで冷却し、EtOAc(50mL)により希釈した。この新たな混合物を水および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。水層をEtOAc(2×50mL)により抽出した。合わせた有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中10%のMeOHにより溶出させて精製して(1S,3R)−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−イル)−3−(2−ヒドロキシアセトアミド)シクロヘキサンカルボキサミド(78mg、41%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.18−1.38(9H,m),1.46(1H,q),1.65−1.92(4H,m),2.32(3H,s),2.57−2.67(1H,m),2.85(2H,s),3.58−3.72(1H,m),3.78(1H,d),3.93(2H,s),5.36(1H,t),7.54(1H,d),7.77(1H,s),8.07(1H,s),8.13(1H,2),10.27(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 426.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:25℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+82
出発材料(1S,3R)−3−(2−ヒドロキシアセトアミド)−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
ジオキサン中の塩酸(4M;2mL、8mmol)を、MeOH(11mL)中のtert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(530mg、1.15mmol;実施例47に従って調製)に添加して無色溶液を生じさせた。反応物を室温において2時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(550mg)を二塩酸塩の白色固体として得た。この固体をさらに精製することなく次のステップに移した。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.11−1.36(3H,m),1.49(1H,q),1.76−1.88(2H,m),1.88−1.89(1H,m)2.04(1H,d),2.30(3H,s),2.54−2.67(1H,m),2.94−3.07(1H,m),8.03(3H,br.s),8.17(1H,s),8.61(1H,s),10.58(1H,br.s).1HCl当量が検出され、第2のものは、5.9ppmにおける幅広のHODピーク下に埋め込まれると想定される。m/z:ES+[M+H]+360.
(1S,3R)−3−(2−ヒドロキシアセトアミド)−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
HATU(328mg、0.86mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(228mg、0.53mmol)、2−ヒドロキシ酢酸(66mg、0.86mmol)、TEA(0.24mL、1.7mmol)、DMF(2.8mL)、およびDCM(2.8mL)の混合物に添加した。反応物を室温において窒素下で5時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。得られた残留物をDCM中で溶解させ、水(4×25mL)および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のメタノールにより溶出させて精製して(1S,3R)−3−(2−ヒドロキシアセトアミド)−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(186mg、52%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.17−1.34(3H,m)1.43(1H,q)1.60−1.91(4H,m)2.28(3H,s),2.54−2.69(1H,m),3.56−3.72(1H,m),3.78(2H,d),5.36(1H ,t)7.55(1H,d)8.16(1H,s)8.61(1H,s)10.45(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 418.
実施例76
N−((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミドの調製
炭酸セシウム(247mg、0.76mmol)および第2世代XPhos触媒前駆体(20mg、0.03mmol)を、5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(90mg、0.25mmol;実施例23に従って調製)およびN−((1R,3S)−3−((4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド(112mg、0.25mmol)の1,4−ジオキサン(2.1mL)および水(0.4mL)中の脱気混合物に添加した。反応物を85℃において18時間撹拌し、室温においてに冷却し、次いでEtOAc(50mL)により希釈した。混合物を水および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。合わせた水層をEtOAc(2×50mL)により抽出し、合わせた有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中の10%のMeOHにより溶出させて精製して灰白色固体(72mg)を得た。この材料をフラッシュシリカクロマトグラフィー、DCM中0から10%のメタノールにより再精製してN−((1R,3S)−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−メチルピリジン−2イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド(50mg、44%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.00−1.17(1H,m),1.21−1.37(9H,m)1.68−1.84(3H,m),1.89(1H,br d),2.33(3H,s),2.55−2.67(1H,m),2.84(2H,s),3.53−3.74(2H,m),3.93(2H,s),4.54−4.65(4H,m),7.73−7.84(2H,m),8.07(1H,s),8.14(1H,s),10.28(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 452.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:25℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+70.5
出発材料N−((1R,3S)−3−((4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミドを調製するための手順を以下に記載する:
N−((1R,3S)−3−((4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミドの調製
HATU(219mg、0.58mmol)を、(1S,3R)−3−アミノ−N−(4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド二塩酸塩(228mg、0.53mmol;実施例75に従って調製)、オキセタン−3−カルボン酸(59mg、0.58mmol)、TEA(0.24mL、1.7mmol)、DCM(2.8mL)およびDMF(2.8mL)の溶液に添加して無色溶液を生じさせた。反応物は経時的に黄色に変化し;室温において4時間後、反応物を減圧下で濃縮し、次いでDCMにより希釈した。混合物を水(3×50mL)により洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュカラムクロマトグラフィーにより、0から10%のMeOHおよびDCMにより溶出させて精製してN−((1R,3S)−3−((4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)オキセタン−3−カルボキサミド(112mg、47%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)0.99−1.17(1H,m),1.20−1.37(3H,m),1.70−1.83(3H,m),1.84−1.94(1H,m),2.29(3H,s),2.54−2.64(1H,m),3.55−3.73(2H,m),4.54−4.64(4H,m),7.81(1H,d),8.16(1H,s),8.61(1H,s),10.45(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 444.
実施例77
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−メチル−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−メチル−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(150mg、0.42mmol)、トリエチルアミン(0.12mL、0.89mmol)のDCM(10mL)中の撹拌溶液に、無水酢酸(0.048mL、0.51mmol)を添加した。反応混合物を室温において4時間撹拌した。シリカを添加し、揮発物を真空下で除去した。残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、酢酸エチル中0.5%のメタノールにより溶出させて精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−メチル−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(140mg、83%)を灰白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.04−1.11(1H,m),1.22−1.35(3H,m),1.7−1.94(9H,m),1.99−2.08(2H,m),2.23(3H,s),2.55−2.63(1H,m),2.75(2H,t),3.51−3.61(1H,m),4.13(2H,t),7.62(1H,s),7.72(1H,d),7.96(1H,s),8.16(1H,s),10.27(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 396.
出発材料(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−メチル−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
tert−ブチル((1R,3S)−3−((5−メチル−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
第2世代XPhos触媒前駆体(86mg、0.11mmol)を、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン(324mg、1.31mmol)、tert−ブチル((1R,3S)−3−((4−ヨード−5−メチルピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(500mg、1.09mmol、実施例47、中間体に従って調製)および三塩基性リン酸カリウム(569mg、3.27mmol)の1,4−ジオキサン(10mL)および水(1mL)中の脱気混合物に添加した。混合物を脱気し、85℃において24時間、窒素下で撹拌した。反応混合物を冷却し、シリカを添加した。混合物を減圧下で濃縮し、得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、アイソクラティックのヘプタン中60%の酢酸エチルにより溶出させて精製してtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−メチル−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(220mg、45%)を固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO,30℃)1.05−1.14(1H,m),1.21−1.31(3H,m),1.38(9H,s),1.69−1.94(7H,m),1.96−2.08(2H,m),2.23(3H,s),2.54−2.61(1H,m),2.75(2H,t),4.13(2H,t),6.75(1H,br d),7.62(1H,s),7.96(1H,s),8.16(1H,s),10.25(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 454.
(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−メチル−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
TFA(1mL)を、DCM(10mL)中のtert−ブチル((1R,3S)−3−((5−メチル−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(200mg、0.44mmol)に添加した。混合物を室温において24時間撹拌し、揮発物を減圧下で除去した。得られた残留物をイオン交換クロマトグラフィーにより、SCXカラムを使用してメタノール中7Nのアンモニアにより溶出させて精製した。生成物分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アミノ−N−(5−メチル−4−(4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(150mg、96%)を白色固体として得た。この材料をさらに精製することなく次のステップにおいて直接使用した。m/z:ES+[M+H]+354.
実施例78
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(7−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
ピリジン三酸化硫黄(40mg、0.25mmol)を、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−(4−ヒドロキシブチル)−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(100mg、0.23mmol、実施例78aにおいて調製)の2:1のDCM:DMSO(4mL)中の溶液に0℃において添加した。0℃において2時間後、反応混合物を水により希釈し、酢酸エチル(3×)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、0.2%のトリエチルアミンを含有するDCM中0から15%のMeOHの溶出勾配で精製して白色固体を得た。この固体をヘキサン中10%のDCMにより粉砕して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(7−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[1,5−a]ピリジン−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(74mg、74%)を白色泡状固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)0.98−1.11(1H,m),1.18−1.41(3H,m),1.70−1.81(6H,m),1.85−2.18(4H,m),2.56−2.66(1H,m),2.67−2.91(2H,m),3.49−3.67(1H,m),4.23−4.40(1H,m),5.54−5.73(1H,m),6.87(1H,d),7.75(1H,d),7.81(1H,s),8.15(1H,s),8.39(1H,s),10.59(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 432.
実施例78a
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−(4−ヒドロキシブチル)−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
ジオキサン中の塩酸(4M;2.2mL、8.8mmol)を、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(300mg、0.44mmol)のメタノール(3mL)中の溶液に添加した。反応物を室温において2時間撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。得られた残留物を水(40mL)により希釈し、重炭酸ナトリウムにより塩基性化した。次いで、混合物を塩化ナトリウムにより飽和させ、酢酸エチル(5×)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から30%のメタノールの溶出勾配で精製して粗製(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−(4−ヒドロキシブチル)−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(163mg、83%)をゴム状物として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.02−1.23(1H,m),1.24−1.47(5H,m),1.52−1.66(2H,m),1.75−1.88(6H,m),1.88−1.97(1H,m),2.59−2.76(3H,m),3.35−3.43(2H,m),3.54−3.68(1H,m),4.25−4.39(1H,m),7.66(0.6H,s),7.79(1H,d),7.92−8.02(0.4H,m),8.12−8.21(1H,m),8.43(1H,s),10.62(1H,s),12.91(0.4H,br s),12.98(0.6H,br s)−2:3 ratio of pyrazole tautomers.m/z:ES+ [M+H]+ 434.
出発材料として使用される(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを以下のとおり調製した:
1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾールの調製
NaH(鉱油中60%wt;1.85g、46.3mmol)を、THF(30mL)中の1H−ピラゾール(3.0g、44.1mmol)に5℃において10分間の時間にわたり窒素下で分けて添加した。得られた混合物を5℃において30分間撹拌した。次いで、SEM−Cl(8.2mL、46mmol)を反応物に滴加した。得られた混合物を、5℃において1時間撹拌した。次いで、反応混合物を水(50mL)により希釈し、Et
2O(3×50mL)により連続的に洗浄した。合わせた有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(6.5g、78%)を薄黄色油状物として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)0.00(s,9H),0.79−0.95(2H,m),3.48−3.62(2H,m),5.45(2H,s),6.36(1H,t),7.56(1H,d),7.91(1H,d).
5−ブロモ−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾールの調製
リチウムマグネシウム2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−イドジクロリド(25.2mL、27.7mmol)を、THF(30mL)中の1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(5g、25mmol)に21℃において窒素下で滴加した。得られた懸濁液を21℃において1時間撹拌した。1.5時間後、反応物を0℃に冷却し、次いで1,2−ジブロモ−1,1,2,2−テトラクロロエタン(8.21g、25.2mmol)を添加した。氷浴を除去し、混合物を室温に加温しておき;18時間後、反応混合物を飽和水性塩化ナトリウムによりクエンチし、酢酸エチル(2×)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から40%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して5−ブロモ−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(4.2g、60%)を褐色油状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.00(9H,s),0.88−0.96(2H,m),3.61(2H,t),5.49(2H,s),6.58(1H,d),7.67(1H,d).
5−(ペント−4−エン−1−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾールの調製
第3世代RuPhos触媒前駆体(0.247g、0.30mmol)を、5−ブロモ−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(4.1g、15mmol)、ペント−4−エン−1−イルボロン酸(2.19g、19.2mmol)および炭酸セシウム(9.64g、29.6mmol)の1,4−ジオキサン(120mL)中の脱気混合物に添加し、反応物を90℃において18時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、次いで、水により希釈した。水性重炭酸ナトリウムを添加し、得られた混合物を酢酸エチル(3×)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から50%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して5−(ペント−4−エン−1−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(2.2g、55%)を淡黄色油状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.00(9H,s),0.75−0.93(2H,m),1.66−1.88(2H,m),2.15(2H,q),2.61−2.85(2H,m),3.44−3.61(2H,m),4.92−5.22(2H,m),5.43(2H,s),5.89(1H,ddt),6.18(1H,d),7.42(1H,d).
4−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−5−イル)ブタナールの調製
5−(ペント−4−エン−1−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(2.14g、8.03mmol)をDCM(40mL)中で溶解させ、−78℃に冷却した。溶液にオゾンを通して12分間バブリングした。次いで、窒素流を使用して反応物からオゾンをパージし、トリフェニルホスフィン(2.11g、8.03mmol)を添加した。反応物を室温に加温しておき、それらの条件下で18時間維持してから減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から50%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して4−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−5−イル)ブタナール(1.34g、62%)を油状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.00(9H,s),0.76−0.94(2H,m),1.81−2.01(2H,m),2.57−2.60(2H,m),2.73(2H,t),3.42−3.64(2H,m),5.43(2H,s),6.20(1H,d),7.43(1H,d),9.74(1H,t).
4−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−5−イル)ブタン−1−オールの調製
水素化ホウ素ナトリウム(0.372g、9.84mmol)を、4−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−5−イル)ブタナール(1.32g、4.92mmol)のメタノール(20mL)中の撹拌溶液に0℃において添加した。得られた混合物をそれらの条件下で1時間撹拌した。次いで、反応物を水により希釈し、酢酸エチル(2×)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた粗製残留物をシリカのプラグに通して酢酸エチルにより溶出させて濾過した。濾液を減圧下で濃縮して4−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−5−イル)ブタン−1−オール(1.1g、85%)を淡褐色油状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.00(9H,s),0.86(2H,t),1.43−1.59(2H,m),1.61−1.79(2H,m),2.72(2H,t),3.39−3.64(4H,m),4.43(1H,t),5.42(2H,s),6.16(1H,d),7.42(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 271.
5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾールの調製
TBS−Cl(0.94g、6.2mmol)を、4−(1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−5−イル)ブタン−1−オール(1.1g、4.1mmol)およびイミダゾール(0.85g、12mmol)のDCM(20mL)中の撹拌溶液に0℃において添加し、反応物を室温において18時間撹拌した。反応混合物を水により希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から40%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(1.5g、96%)を油状物として生じさせた。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.00(9H,s),0.09(6H,s),0.81−0.89(2H,m),0.92(9H,s),1.49−1.62(2H,m),1.65−1.80(2H,m),2.73(2H,t),3.47−3.61(2H,m),3.67(2H,t),5.43(2H,s),6.15(1H,d),7.42(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 385.
5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−4−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾールの調製
NIS(0.89g、4.0mmol)を、5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(1.5g、4.0mmol)のDCM(25mL)中の撹拌溶液に0℃において添加した。氷浴を除去し、反応物をそれらの条件下で18時間撹拌した。反応混合物を水により希釈し、EtOAcにより抽出した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から50%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−4−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(1.7g、85%)をゴム状物として生じさせた。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.00(9H,s),0.07(6H,s),0.82−0.88(2H,m),0.91(9H,s),1.45−1.74(4H,m),2.75(2H,t),3.48−3.60(2H,m),3.64(2H,t),5.48(2H,s),7.55(1H,s).
5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾールの調製
THF(16mL)を、5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−4−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(800mg、1.57mmol)に添加した。反応物を0℃に冷却し、THF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;1.57mL、2.04mmol)を滴加した。反応物をそれらの条件下で30分間維持した。次いで、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.48mL、2.3mmol)を滴加した。反応物を室温に加温しておき、次いでそれらの条件下で18時間撹拌した。反応物を水により希釈し、酢酸エチル(2×)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物を精製することなく次のステップに移した。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6)0.00(9H,s),0.05(6H,s),0.83−0.91(11H,m),1.30(12H,s),1.45−1.55(2H,m),1.55−1.69(2H,m),2.89(2H,t),3.48−3.69(4H,m),5.44(2H,s),7.54(1H,s).
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
第2世代XPhos触媒前駆体(28mg、0.04mmol)を、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(300mg、0.71mmol;実施例12に従って調製)、5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(472mg、0.92mmol)およびCs
2CO
3(695mg、2.13mmol)の1,4−ジオキサン(4mL)および水(1mL)中の脱気混合物に添加した。反応混合物を90℃において3時間撹拌し、次いで冷却し、飽和水性塩化ナトリウムにより希釈した。混合物を酢酸エチル(2×)により抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のメタノールの溶出勾配で精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)ブチル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(423mg、88%)を淡黄色ゴム状物として得た(HPLC純度:91%)。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)−0.08(6H,s),−0.05−−0.02(9H,m),0.75−0.79(9H,m),0.80−0.88(2H,m),1.04−1.16(1H,m),1.20−1.40(5H,m),1.42−1.62(2H,m),1.76(6H,s),1.90(1H,d),2.54−2.67(1H,m),2.76(2H,t),3.40−3.48(2H,m),3.51−3.62(3H,m),5.48(2H,s),7.62(1H,s),7.74(1H,d),8.12(1H,s),8.40(1H,s),10.62(1H,s).1.04〜1.16ppmにおける多重線は、ピナコール不純物により部分的に隠される。m/z:ES+[M+H]+678.
実施例79および80
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4−ヒドロキシ−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1および異性体2
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(180mg、0.32mmol)をSFC条件(カラム:Chiralpak AS、5μm、21.2mmの直径、250mmの長さ、8分間にわたる75mL/分の流量)を使用してCO
2中20%のイソプロパノールにより溶出させてジアステレオマー成分に分割してより早く溶出する(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1(49mg、27%)を澄明皮膜として、およびより遅く溶出する(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体2(42mg、22%)を澄明皮膜として得た。
次いで、それぞれの異性体を以下のとおり脱保護した:ジオキサン中の塩酸(4M;0.500mL、14.40mmol)を、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1(49mg)または異性体2(42mg)のいずれかのTHF(2mL)中の溶液に滴加した。得られた無色溶液を室温において18時間撹拌し、次いでEtOAc(10mL)により希釈した。得られた混合物を飽和水性重炭酸ナトリウムにより洗浄し、EtOAc(3×)により抽出した。合わせた有機層を減圧下で濃縮し、得られた残留物をシリカゲル上に吸着させてからフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のメタノールの溶出勾配で精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(4−ヒドロキシ−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの異性体1(26mg、67%)または異性体2(16mg、48%)のいずれかを白色固体として得た。
実施例79、異性体1:
1H NMR(300MHz,DMSO−d6,27℃)1.01−1.20(7H,m),1.20−1.34(3H,m),1.67−1.85(6H,m),1.90(1H,d),2.58−2.66(1H,m),3.51−3.63(1H,m),3.88(1H,d),4.00(1H,d),4.68(1H,d),5.53(1H,d)7.75(1H,d),7.93(1H,s),8.37(2H,d),10.52(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 446.
実施例80、異性体2:
1H NMR(300MHz,DMSO−d6)1.16(7H,m),1.22−1.38(3H,m),1.72−1.83(6H,m),1.89(1H,br d),2.56−2.68(1H,m),3.47−3.66(1H,m),3.88(1H,d),4.00(1H,d),4.68(1H,d)5.53(1H,d)7.75(1H,br d),7.93(1H,s),8.37(2H,s),10.52(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 446.
分析SFC条件:
カラム:Chiralpak AS
カラム寸法:5μm、4.6mmの直径、50mmの長さ、
移動相A:CO2(100%)
移動相B:イソプロパノール
勾配:10から60%の移動相B
流量:5分間にわたる2.8mL/分
カラム温度:40℃(100bar)
保持時間:1.66分間、実施例79、異性体1
1.90分間、実施例80、異性体2
e.e. >96.4%、実施例79、異性体1
>98%、実施例80、異性体2
出発材料(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4−オールの調製
NaBH
4(202mg、5.33mmol)を、5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4−オン(400mg、2.66mmol;実施例14に従って調製)のMeOH(12mL)中の溶液に添加して白色混合物を生じさせた。反応物をそれらの条件下で1時間撹拌し、次いで水によりクエンチした。得られた混合物をDCM(25mL)により抽出し、次いでクロロホルム(50mL)中25%のIPAによりさらに抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して(405mg、定量的)澄明油状物を得た。
1H NMR(500MHz,DMSO−d
6,27℃)1.11(6H,s),3.75(1H,d),3.91(1H,d),4.48(1H,d),5.49(1H,d),6.11(1H,d),7.42(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 153.
4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
TBS−Cl(501mg、3.33mmol)を、5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4−オール(405mg、2.66mmol)、イミダゾール(362mg、5.32mmol)、およびDCM(12mL)の溶液に添加して白色懸濁液を生じさせた。反応物を室温において18時間撹拌し、次いでDCM(100mL)により希釈し、水および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮してからシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製して4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(391mg、55%)を澄明油状物として得た。m/z:ES+[M+H]+267.
4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3−ヨード−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
NIS(330mg、1.47mmol)を、4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(391mg、1.47mmol)のDCM(3mL)中の溶液に添加して赤色溶液を生じさせた。反応物を室温において窒素下で18時間撹拌した。次いで、反応物をDCM(50mL)により希釈し、水および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のメタノールの溶出勾配で精製して4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3−ヨード−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(350mg、61%)を赤色泡状物として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)0.19(3H,s),0.23(3H,s)0.87(9H,s)1.03(3H,s)1.12(3H,s)3.81(1H,d)3.96(1H,d)4.52−4.63(1H,s)7.47(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 393.
4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
THF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;0.89mL、1.2mmol)を、4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−3−ヨード−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(350mg、0.89mmol)のTHF(2.2mL)中の溶液に0℃において滴加した。次いで、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(0.273mL、1.34mmol)を滴加した。反応物を室温に加温しておき、それらの条件下で18時間維持した。次いで、反応物をEtOAc(25mL)により希釈し、飽和水性塩化アンモニウムおよび飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して粗製4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(290mg、83%)を黄色泡状固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)0.00(3H,s),0.19(3H,s),0.81(9H,s),0.92(3H,s),1.17(3H,s),1.22(6H,s),1.24(6H,s),3.70(1H,d),3.91(1H,d),4.47(1H,s),7.55(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 393.
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
炭酸セシウム(641mg、1.97mmol)および第2世代XPhos触媒前駆体(52mg、0.07mmol)を、4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(270mg、0.69mmol)および(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(276mg、0.66mmol;実施例12に従って調製)の1,4−ジオキサン(5.4mL)および水(1.1mL)中の脱気混合物に添加した。次いで、反応物を85℃に加温し、それらの条件下で18時間維持してからEtOAcにより希釈し、水、ブラインにより洗浄し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(4−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(180mg、49%)を黄色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)−0.38(3H,d),0.00(3H,s),0.71(9H,s),1.03−1.47(10H,m),1.76−2.01(7H,m),2.61−2.75(1H,m),3.51−3.72(1H,m),3.96(1H,d),4.06(1H,d),4.87(1H,s),7.79−7.87(2H,m),8.32(1H,s),8.46(1H,s),10.67(1H,br s).
m/z:ES+[M+H]+560.
実施例81
(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド
炭酸セシウム(482mg、1.48mmol)および第2世代XPhos触媒前駆体(15mg、0.02mmol)を、5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(142mg、0.54mmol;実施例23に従って調製)、(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(200mg、0.49mmol)、ジオキサン(4.1mL)、および水(0.8mL)の脱気混合物に添加した。反応物を95℃において維持し;4時間後、追加の5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(100mg)を添加した。反応物をそれらの条件下でさらに18時間維持し、冷却し、次いでEtOAc(150mL)により希釈し、水および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。次いで、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から100%の酢酸エチル、次いでEtOAc中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製してベージュ色固体を得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)0.98−1.19(1H,t),1.19−1.41(9H,m),1.73−1.83(6H,m),1.90(1H,br d),2.56−2.69(1H,m),2.93(3H,s),3.50−3.64(1H,m),3.94(2H,s),7.75(1H,d),7.88(1H,d),8.28(1H,d)),8.30(1H,d),10.46(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 414.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:25℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:MeOH
[α]=−101
出発材料(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
tert−ブチル((1S,3R)−3−((5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
1−クロロ−N,N,2−トリメチルプロプ−1−エン−1−アミン(489μL、3.70mmol)を、(1R,3S)−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(660mg、2.7mmol;実施例25に従って調製、(1R,3S)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレートを(1S,3R)−ベンジル3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボキシレートに代用する)のDCM(6.3mL)中の溶液に滴加した。1時間後、5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(587mg、2.47mmol;実施例54に従って調製)およびピリジン(400μL、4.9mmol)のDCM(6mL)中の溶液を添加した。18時間後、反応物をDCM(200mL)により希釈し、水および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカ上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のメタノールの溶出勾配で精製してtert−ブチル((1S,3R)−3−((5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(1.10g、96%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.02−1.18(1H,m),1.19−1.35(3H,m),1.38(10H,s),1.62−1.81(3H,m),1.82−1.94(1H,m),2.56−2.71(1H,m),3.48−3.59(1H,m),6.78(1H,d),8.25(1H,s),8.60(1H,d),10.59(1H,s).m/z:ES+ [M+Na]+ 486.
(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミドの調製
ジオキサン中の塩酸(4M;2.7mL、11mmol)を、tert−ブチル((1S,3R)−3−((5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(500mg、1.08mmol)のメタノール(8.97mL)中の溶液に室温において添加した。これらの条件下で19時間撹拌した後、反応物を減圧下で濃縮した。トリエチルアミン(750μL、5.4mmol)および無水酢酸(200μL、2.2mmol)を、得られた残留物に添加した。反応物をそれらの条件下で1時間撹拌し、次いでDCM(100mL)により希釈した。得られた混合物を、1Nの水性HCl、水、および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。次いで、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をシリカゲル上に吸着させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から100%の酢酸エチル、次いで酢酸エチル中0から10%のメタノールの溶出勾配で精製して(1R,3S)−3−アセトアミド−N−(5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサンカルボキサミド(200mg、46%)を白色固体として得た。
1H NMR(300MHz,DMSO−d
6,27℃)1.00−1.17(1H,m),1.20−1.40(3H,m),1.71−1.82(6H,m),1.83−1.92(1H,m)2.54−2.64(1H,m)3.48−3.58(1H,m)7.76(1H,d)8.25(1H,s)8.61(1H,d)10.61(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 406.
実施例82a
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドの調製
ジオキサン中の塩酸(4M、0.27mL、1.09mmol)を、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドおよび(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド(0.75g、1.1mmol)の7:3の比の未同定ピラゾール異性体をメタノール(2mL)中で含有する溶液に添加した。4時間後、反応物を冷凍庫中で6日間貯蔵し、次いで減圧下で濃縮した。得られた残留物を飽和水性重炭酸ナトリウムにより塩基性化し、得られた混合物を酢酸エチル(×2)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、酢酸エチル中0から40%のメタノールの溶出勾配で精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド(0.48g、98%)を白色固体として得た。
1H NMR(DMSO−
d 6, 27℃)0.49−0.66(m,6H),0.97−1.13(1H,m),1.27(3H,d),1.71−1.83(6H,m),1.89(1H,d),2.54−2.70(3H,m),2.93−3.06(2H,m),3.45−3.66(1H,m),4.34(0.3H,br s),4.45−4.64(0.7H,m),7.54(0.7H,br s),7.74(1H,d),7.87(0.3H,br s),8.08(1H,s),8.39(1H,s),10.55(1H,s),12.77(0.7H,br s),12.89(0.3H,br s).m/z:ES+ [M+H]+ 448.
旋光度:
濃度:0.1g/dL
ランプ:ナトリウム
波長:589nm
温度:25℃
光路長:10cm
セル容量:1mL
溶媒:DMSO
[α]=+72
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドおよび(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドの出発材料混合物を調製するための手順を以下に記載する:
エチル1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレートの調製
水素化ナトリウム(鉱油中60wt%;3.14g、78.5mmol)を、エチル1H−ピラゾール−3−カルボキシレート(10g、71.4mmol)、臭化ベンジル(12.7mL、107mmol)、およびDMF(100mL)の溶液に3分間にわたり激しく撹拌しながら0℃において分けて添加した。混合物を室温に18時間にわたり加温しておき、次いで酢酸エチルにより希釈した。得られた混合物を水(×3)および飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。次いで、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から50%の酢酸エチルの溶出勾配で精製してエチル1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート(11.3g、69%)をより遅く溶出する琥珀色油状物として得た。エチル1−ベンジル−1H−ピラゾール−5−カルボキシレート(2.69g、16.4%)も、淡琥珀色油状物として単離した。
エチル1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート:
1H NMR(DMSO−
d 6, 27℃)1.28(3H,t),4.25(2H,q),5.43(2H,s),6.77(1H,d),7.23−7.42(5H,m),7.97(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 231.
1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸の調製
水酸化リチウム(1.3g、56mmol)を、エチル1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート(11.3g、49.1mmol)のテトラヒドロフラン(55mL)、水(19mL)、およびメタノール(19mL)中の溶液に添加した。これらの条件下で1.5時間撹拌した後、反応物を酢酸エチル中に注ぎ、水性塩酸(1N;57mL、57mmol)によりクエンチした。混合物を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄し、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して油状白色固体を得た。この固体を最小のDCM中で溶解させ、次いでヘキサン中50%のエーテルにより希釈した。15分間激しく撹拌した後、混合物を濾過して1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸(3.78g、38%)を白色結晶固体として得た。
合わせた水層に、追加の水性塩酸(1N)を混合物がpH5になるまで添加した。次いで、合わせた水層を酢酸エチル(×3)により抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた固体をヘキサン中で溶解させ、10分間激しく撹拌した。濾過時、得られた結晶白色固体を真空下で乾燥させて追加の1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸(5.3g、53%)を白色結晶固体として得た。1H NMR(DMSO−d6,27℃)5.40(2H,s),6.69(1H,d),7.22−7.41(5H,m),7.92(1H,d),12.07−13.22(1H,br s).m/z:ES+ [M+H]+ 203.
1−ブロモ−3−メチルブト−2−エンリチウムクロリドの調製
Samann & Knochel(Synthesis,2013,45,1870)の手順に従って、火力乾燥フラスコ中の塩化リチウム(1.78g、42.0mmol)を、ヒートガンにより真空下で5分間乾燥させた。冷却時、亜鉛粉末(5.0g、77mmol)、次いでTHF(37mL)を添加した。5分間激しく撹拌した後、1,2−ジブロモエタン(0.19mL、2.2mmol)、次いでTMS−Cl(0.39mL、3.1mmol)を添加した。得られた混合物を室温において2分間撹拌しておき、次いで水浴中で浸漬させた。1−ブロモ−3−メチルブト−2−エン(4mL、35mmol)のTHF(37mL)中の淡褐色溶液を30分間にわたり滴加し、水浴を除去した。黒色混合物をそれらの条件下で1.5時間維持し、次いで撹拌を停止させた。混合物を18時間にわたり沈降させておき、次いでさらに精製することなく直接使用した。
1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−カルボニルクロリドの調製
2滴のDMFを、1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−カルボン酸(5.26g、26.0mmol)および塩化オキサリル(3.4mL、39mmol)のDCM(100mL)中の混合物に添加した。4時間後、目下の澄明な淡黄色溶液を減圧下で濃縮し、得られた黄橙色油状物を真空下で加熱(ヒートガン)により乾燥させて過剰の塩化オキサリルを除去した。目下の暗橙/琥珀色油状物をさらに精製することなく直接使用した。
1−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−イル)−2,2−ジメチルブト−3−エン−1−オンの調製
THF中の(3−メチルブト−2−エン−1−イル)亜鉛(II)ブロミド塩化リチウム(77mL、32.5mmol)(上記)を、1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−カルボニルクロリド(5.74g、26.0mmol)のテトラヒドロフラン(53mL)中の黄色溶液に−78℃において滴加した。45分後、反応物を50%の飽和水性塩化ナトリウムによりクエンチし、層を分離した。水層を酢酸エチルにより抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から50%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して1−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−イル)−2,2−ジメチルブト−3−エン−1−オン(5.2g、79%)を澄明な薄琥珀色油状物として得た。不純な生成物分画を減圧下で濃縮し、同一条件を使用して再精製して追加の1−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−イル)−2,2−ジメチルブト−3−エン−1−オン(0.81g、12%)を薄琥珀色油状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)1.40(6H,s),5.02(1H,dd),5.07(1H,dd),5.43(2H,s),6.44(1H,dd),6.71(1H,d),7.25−7.40(5H,m),7.89(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 255.
1−ベンジル−3−(2,2−ジメチルブト−3−エン−1−イル)−1H−ピラゾールの調製
ヒドラジン一水和物(5.1mL、67mmol)を、1−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−イル)−2,2−ジメチルブト−3−エン−1−オン(3.42g、13.45mmol)および2,2’−オキシビス(エタン−1−オール)(35mL、369mmol)の溶液に120℃において添加した。次いで、反応物を180℃に加温し、水性水酸化カリウム(3.8ml、67mmol)、次いで8つのKOHチップを慎重に添加した。1時間後、さらに4つのKOHチップを添加した。反応物をそれらの条件下でさらに2時間維持し、次いで室温に冷却し、水により希釈した。混合物をエーテル(×3)により抽出した。合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をカラムクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から30%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して1−ベンジル−3−(2,2−ジメチルブト−3−エン−1−イル)−1H−ピラゾール(2.72g、84%)を澄明な無色油状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.96(6H,s),4.85(1H,s),4.88−4.93(1H,m),5.26(2H,s),5.83−5.94(1H,m),6.02(1H,d),7.12−7.17(2H,m),7.22−7.35(3H,m),7.64(1H,d).2H多重線は、DMSOシグナル下に埋め込まれる。m/z:ES+[M+H]+241.
3−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−イル)−2,2−ジメチルプロパン−1−オールの調製
オゾンを1−ベンジル−3−(2,2−ジメチルブト−3−エン−1−イル)−1H−ピラゾール(2.7g、11mmol)のメタノール(45mL)中の溶液に通して−78℃において30分間バブリングし、淡黄緑色溶液をもたらした。次いで、水素化ホウ素ナトリウム(1.1g、28mmol)を添加し、反応物を室温に加温しておいた。15分後、さらに200mgの水素化ホウ素ナトリウムを添加し、反応物をそれらの条件下でさらに20分間維持した。次いで、反応物を減圧下で濃縮し、濃縮水性HCl(4.5mL)によりクエンチした。得られた白色混合物を水および酢酸エチルにより希釈し、炭酸カリウムによりpH8になるまで塩基性化した。層を分離し、水層を酢酸エチル(×3)により抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をDCM中で溶解させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から100%の酢酸エチル)の溶出勾配で精製して3−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−イル)−2,2−ジメチルプロパン−1−オール(2.14g、78%)を澄明な無色油状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.78(6H,s),2.42(2H,s),3.11(2H,d),4.44(1H,t),5.26(2H,s),6.04(1H,d),7.12−7.19(2H,m),7.23−7.36(3H,m),7.65(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 245.
2,2−ジメチル−3−(1H−ピラゾール−3−イル)プロパン−1−オールの調製
3−(1−ベンジル−1H−ピラゾール−3−イル)−2,2−ジメチルプロパン−1−オール(2.10g、8.59mmol)、水性塩酸(1N;3.9mL、3.9mmol)、および20wt%の炭素上Pd(OH)
2(0.151g、0.21mmol)の脱気混合物を水素雰囲気に供し、50℃に加温した。2時間後、反応物を濾過した一方、依然として、メタノール洗浄液により温まった。澄明な無色濾液を減圧下で淡黄色油状物に濃縮し、次いでそれをトルエン(×3)から再濃縮した。これにより、淡黄色ゴム状物(0.45当量のHCl塩)を得、それをさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.79(6H,s),2.55(2H,s),3.11(2H,s),6.18(1H,d),7.70(1H,d),9.63(1H,br s).OHおよびHClシグナルは観察されなかった。m/z:ES+[M+H]+155.
3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1H−ピラゾールの調製
TBS−Cl(トルエン中50wt%;4.5mL、13mmol)を、粗製2,2−ジメチル−3−(1H−ピラゾール−3−イル)プロパン−1−オール(0.45モル濃度のHCl塩;1.47g、8.59mmol)およびイミダゾール(1.75g、25.8mmol)のDCM(81mL)中の溶液に室温において滴加した。15分後、さらなる1mLのトルエン中TBS−Clを添加した。白色混合物をそれらの条件下で1.5時間維持し、次いで、飽和水性重炭酸ナトリウム中に注いだ。層を分離し、水層をDCM(2×)により抽出した。合わせた有機層を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた澄明な無色油状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から60%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1H−ピラゾール(2.13g、92%)を澄明な薄黄色油状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.00(s,6H),0.75(6H,s),0.86(9H,s),3.22(2H,s),5.92(1H,br s),7.08−7.67(1H,m),12.35(1H,br s).m/z:ES+ [M+H]+ 269.
3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール化合物および5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾールの調製
水素化ナトリウム(鉱油中60wt%;0.381g、9.52mmol)を、3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1H−ピラゾール(2.13g、7.93mmol)のDMF(11mL)中の溶液に0℃において1回分で添加した。5分後、(2−(クロロメトキシ)エチル)トリメチルシラン(SEM−Cl;1.8mL、9.5mmol)を滴加した。10分後、さらなる100μLのSEM−Clを20mgのNaH(鉱油中60wt%の懸濁液)とともに添加した。最後の15分後、反応物を飽和水性重炭酸ナトリウムによりクエンチし、酢酸エチルにより希釈した。層を分離し、有機層を50%の飽和水性塩化ナトリウム(×2)により洗浄し、次いで飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で澄明な無色油状物に濃縮した。この油状物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から20%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール化合物および5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(2.58g、81.6%)の未分離混合物を2:3の比の未同定SEM保護異性体および澄明な無色油状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)−0.09−(−0.05)(9H,m),0.02−0.07(6H,m),0.77−0.84(8H,m),0.89(9H,s),2.44(1.2H,s),2.65(0.8H,s),3.23(0.8H,m),3.27 (1.2H,m),3.48(2H,t),5.31(1.2H,s),5.40(0.8H,s),6.05(0.6H,d),6.09(0.4H,d),7.40(0.4H,d),7.71(0.6H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 399
3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール化合物および5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾールの調製
NIS(1.78g、7.91mmol)を、3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール化合物および5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(2.58g、6.48mmol)の未同定2:3混合物のアセトニトリル(34mL)中の溶液に添加した。18時間後、さらなる1.8gのNISを添加し、反応物を50℃に加温した。4時間後、さらなる400mgのNISを添加した。さらに4時間後、反応物を室温に冷却しておき、それらの条件下で18時間維持した。次いで、反応物を50%の飽和水性塩化ナトリウム中に注ぎ、全ての暗赤琥珀色が消失するまでチオ硫酸ナトリウムにより滴定した。層を分離し、有機層を飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。次いで、有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュカラムクロマトグラフィーにより、ヘキサン中0から15%の酢酸エチルの溶出勾配で精製して3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール化合物および5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(2.93g、86%)をSEM保護異性体の2:3混合物および淡黄色油状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)−0.09−(−0.05)(9H,m),0.02−0.06(6H,m),0.76−0.92(17H,m),2.45(1.2H,s),2.71(0.8H,s),3.29−3.32(0.8H,m),3.34−3.37(1.2H,m),3.50(2H,td),5.33(1.2H,s),5.47(0.8H,s),7.56(s,0.4H),7.96(0.6H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 525.
3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール化合物および5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾールの調製
THF中のイソプロピルマグネシウムクロリド塩化リチウム錯体(1.3M;6.45mL、8.39mmol)を、3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール化合物および5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−ヨード−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(2.93g、5.59mmol)の2:3の未同定混合物のTHF(40mL)中の溶液に−78℃において滴加した。1時間後、2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(1.8mL、8.9mmol)を滴加し、反応物をそれらの条件下で2時間撹拌しておいた。次いで、反応物を氷浴(0℃)中で浸漬した。さらに2時間後、反応物を飽和水性塩化アンモニウム中に注いだ。混合物を酢酸エチル(3×)により抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、20分間にわたるヘキサン中0から10%の酢酸エチル)の溶出勾配で精製して3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾールおよび5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(2.37g、80%)の同定3:2混合物を澄明な無色油状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)−0.09−(−0.05)(9H,m),0.01−0.06(6H,m),0.73−0.84(8H,m),0.87−0.92(9H,m),1.24(12H,s),2.63(1.2H,s),2.85(0.6H,s),3.26(0.8H,s),3.33(1.2H,s),3.50(2H,t),5.33(1.2H,s),5.43(8H,s),7.54(4H,s),7.91(0.6H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 525.
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドおよび(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドの調製
PdCl
2(dppf)(DCMアダクト;0.061g、0.07mmol)および炭酸セシウム(1.45g、4.46mmol)を、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド(0.74g、1.49mmol;実施例12に従って調製)、3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾールおよび5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール(0.813g、1.55mmol)の3:2混合物、1,4−ジオキサン(12mL)、および水(2.5mL)の脱気混合物に添加した。混合物を93℃に加温し、それらの条件下で18時間維持した。次いで、反応物を冷却し、酢酸エチルにより希釈し、飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた黒緑色残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘキサン中50から100%の酢酸エチル、次いで酢酸エチル中0から10%のメタノール溶出勾配で精製して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(3−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドおよび(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5−(3−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−2,2−ジメチルプロピル)−1−((2−(トリメチルシリル)エトキシ)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−5−クロロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド(0.75g、73%)を、3:7の比の未同定SEM保護異性体で、淡琥珀色ガラス状物として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)−0.06−0.02(15H,m),0.61(1.7H,s),0.72(4.3H,s),0.81(6.3H,s),0.84−0.93(4.7H,m),1.04−1.22(1H,m),1.22−1.40(3H,m),1.71−1.87(6H,m),1.88−1.98(1H,m),2.58−2.73(2.4H,m),2.91(0.6H,s),3.12(0.6H,s),3.19(1.4H,s),3.55−3.67(3H,m),5.46(1.3H,s),5.57(0.7H,s),7.66(0.3H,s),7.78(1H,d),8.09(0.7H,s),8.12−8.15(0.3H,s),8.15−8.17(0.7H,s),8.42−8.44(0.7H,s),8.46(0.3H,s),10.64(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 692.
実施例82
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−ヒドロキシ−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドの調製
ピリジン三酸化硫黄(0.30g、1.9mmol)を、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5−(3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド(0.48g、1.1mmol、実施例82aにおいて調製)のDCM(6.8mL)およびジメチルスルホキシド(3.4mL)中の溶液に0℃において添加した。得られた溶液を、それらの条件下で15分間維持し、次いで酢酸エチルおよび飽和水性塩化アンモニウム中に注いだ。層を分離し、有機層を50%の飽和水性塩化ナトリウム、次いで100%の飽和水性塩化ナトリウムにより洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた混濁残留物をDCM中で溶解させ、フラッシュシリカクロマトグラフィーにより、酢酸エチル中0から40%のメタノールの溶出勾配で精製して白色泡状固体(460mg)を得た。この固体を、分取HPLC(Waters XBridge Phenyl Prepカラム、5μシリカ、19mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(0.2%のNH
4OH、pH10を含有)およびメタノールの徐々に極性が低下する混合物を使用してさらに精製した。所望の化合物を含有する分画を減圧下で濃縮して(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(6−ヒドロキシ−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド(255mg、53%)を白色泡状固体として得た。
1H NMR(DMSO−d
6,27℃)0.99−1.16(4H,m),1.20(3H,s),1.23−1.40(3H,m),1.73−1.83(6H,m),1.89(1H,d),2.56−2.68(1H,m),2.75(1H,d),2.95(1H,d),3.50−3.63(1H,m),5.25(1H,s),6.92(1H,br s),7.75(1H,d),8.04(1H,s),8.25(1H,s),8.36(1H,s),10.56(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 446.
実施例83および84
(1R,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドおよび(1S,3S)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドの調製
トリエチルアミン(0.29mL、2.1mmol)および無水酢酸(0.066mL、0.70mmol)を、DCM(4mL)中のラセミ体トランス−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド(0.24g、0.64mmol)に添加した。室温において1時間撹拌した後、混合物を水により洗浄し、減圧下で濃縮した。得られた残留物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、DCM中0から10%のMeOHの溶出勾配で精製してラセミ体トランス−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド(0.270g)を無色油状物として得た。ラセミ材料を分取HPLC(Phenomonex Lux C4カラム、20μmシリカ、50mmの直径、250mmの長さ)により、溶出剤としてのヘプタン/IPAの70/30混合物を使用して120mL/分において分割した。異性体1(より早く溶出)および異性体2(より遅く溶出)を含有する分画を蒸発乾固した。異性体1(114mg)を分取HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBDカラム、5μシリカ、30mmの直径、100mmの長さ)により、溶出剤としての水(1%のNH
3を含有)およびMeCNの徐々に極性が低下する混合物を使用して再精製してトランス−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドの異性体1(0.081g、31%)を得た。
トランス−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドの異性体2(0.090g、34%)は、最初のキラル分取精製から単離した。
実施例83、異性体1:
1H NMR(400MHz,DMSO−d6,30℃)1.29(6H,s),1.45−1.83(9H,m),1.86(3H,s),2.71−2.84(1H,m),2.94(2H,s),3.94(2H,s),7.54(1H,d),7.89(1H,d),8.22−8.34(2H,m),10.30(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 414.
実施例84、異性体2:
1H NMR(400MHz,CDCl3,30℃)1.35(6H,s),1.44−1.92(7H,m),1.95−2.04(4H,m),2.54(1H,s),3.02(2H,s),3.94(2H,s),4.17−4.35(1H,m),5.57(1H,d),8.01(1H,d),8.08(2H,d),8.34(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 414.
分析キラル条件:
カラム:Chiralpak IAカラムID−2
カラム寸法:5μm、4.6mmの直径、250mmの長さ、
移動相A:ヘプタン
移動相B:イソプロパノール
勾配:アイソクラティックの30%移動相B
流量:15分間にわたる2mL/分
保持時間:6.34分間、実施例83、異性体1
8.93分間、実施例84、異性体2
e.e. >98%(両方の異性体)
ラセミ体トランス−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドを調製するために使用される手順を以下に記載する:
ラセミ体トランス−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸の調製
ラセミ体トランス−3−アミノシクロヘキサンカルボン酸塩酸塩(2.00g、11.1mmol)およびN−エチル−N−イソプロピルプロパン−2−アミン(7.9mL、44mmol)の1,4−ジオキサン(16mL)および水(16mL)中の溶液を、0℃に冷却した。次いで、ジ−tert−ブチルジカルボネート(2.67g、12.25mmol)を反応混合物に分けて添加し、最後の分量を添加した後、それを室温に加温しておいた。次いで、反応混合物を0℃に冷却し、2Mの水性塩酸を添加してpHを2に調整した。反応混合物をEtOAc(2×200mL)により抽出し、合わせた有機層を水(100mL)により洗浄し、Na
2SO
4上で乾燥させた。得られた混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。得られた白色固体を真空下で18時間乾燥させてラセミ体トランス−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸(2.73g、101%)を得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,30℃)1.25−1.33(1H,m),1.39(9H,s),1.45−1.61(6H,m),1.71−1.81(1H,m),2.58−2.69(1H,m),3.55(1H,br s),6.71(1H,br s),12.03(1H,br s).
ラセミ体tert−ブチルトランス−(−3−カルバモイルシクロヘキシル)カルバメートの調製
CDI(3.14g、19.39mmol)を、ラセミ体トランス−3−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)シクロヘキサンカルボン酸(1.73g、7.11mmol)のDMF(15mL)中の溶液に40℃において添加した。得られた混合物をそれらの条件下で4時間維持した。次いで、反応混合物を0℃に冷却し、酢酸アンモニア塩(3.49g、45.3mmol)を添加した。反応混合物を室温に加温しておき、さらに60時間撹拌した。反応混合物を氷水中に注ぎ、得られた混合物を濾過した。回収した沈殿物を真空下で乾燥させてラセミ体tert−ブチルトランス−(3−カルバモイルシクロヘキシル)カルバメート(0.95g、61%)を生じさせた。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,30℃)1.45(9H,s),1.48−1.56(2H,m),1.62−1.78(4H,m),1.79−1.92(2H,m),2.45(1H,dt),3.84(1H,s),4.57(1H,s),5.35(1H,br s),5.66(1H,br s).
ラセミ体tert−ブチル(トランス−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメートの調製
テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.094g、0.08mmol)を、1,4−ジオキサン(6mL)および水(1.2mL)中のラセミ体tert−ブチル(トランス−3−カルバモイルシクロヘキシル)カルバメート(0.235g、0.97mmol)、3−(2−クロロ−5−フルオロピリジン−4−イル)−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(0.215g、0.81mmol、実施例25に従って調製)、(9,9−ジメチル−9H−キサンテン−4,5−ジイル)ビス(ジフェニルホスファン)(0.094g、0.16mmol)および炭酸セシウム(0.791g、2.43mmol)に添加した。得られた懸濁液を窒素下で10分間脱気し、次いで100℃において48時間撹拌した。混合物を冷却し、水(40mL)により希釈し、EtOAc(3×20mL)により抽出した。合わせた有機物を粗製材料に蒸発させた。粗製生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィーにより、ヘプタン中0から60%の酢酸エチルの溶出勾配で精製した。純粋な分画を蒸発乾固してラセミ体tert−ブチル(トランス−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.322g、84%)を白色泡状固体として得た。m/z:ES+[M+H]+472.
ラセミ体トランス−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドの調製
トリフルオロ酢酸(2.3g、20mmol)を、ラセミ体tert−ブチル(トランス−3−((4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)カルバモイル)シクロヘキシル)カルバメート(0.322g、0.68mmol)のDCM(10mL)中の溶液に添加した。15分後、反応物をイオン交換クロマトグラフィーによりSCXカラムを使用して精製した。所望の生成物をカラムからMeOH中1MのNH
3を使用して溶出させ、純粋な分画を減圧下で濃縮してラセミ体トランス−3−アミノ−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド(0.237g、93%)を白色乾燥皮膜として得た。m/z:ES+[M+H]+372.
実施例85
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドの調製
5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−アミン(56.7g、215.7mmol)およびピリジン(0.073L、863mmol)を、(1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキサン−1−カルボン酸(49.9g、84%w/w、227mmol)のEtOAc(1L)中の微細懸濁液に窒素雰囲気下で添加した。次いで、無水1−プロパンホスホン酸(T
3P、EtOAc中≧50wt%;206g、324mmol)を1時間にわたりゆっくりと添加した。さらに20時間撹拌した後、水(400mL)を添加し、二相混合物をさらに10分間撹拌した。有機層を飽和水性炭酸ナトリウム(300mL)および水(300mL)により洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた固体をアセトニトリル(300mL)中で溶解させ、減圧下で再濃縮した。アセトニトリル(450mL)を再度添加し、得られた懸濁液を70℃に加熱した。種晶を添加し、濃厚懸濁液を50℃において3時間撹拌した。次いで、混合物を20℃に冷却し、それらの条件下で3日間維持した。懸濁液を濾過し、単離沈殿物をアセトニトリル(3×100mL)により洗浄し、次いで減圧下で45℃において乾燥させた。これにより、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドを灰白色結晶固体として得た(83.2g、90%)。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,23℃)1.08−1.23(1H,m),1.33(6H,s),1.37−1.57(3H,m),1.86−2.04(6H,m),2.26(1H,d),2.38−2.52(1H,m),2.95(2H,s),3.79−3.92(1H,m),3.94(2H,s),5.51(1H,d),8.09(1H,s),8.12(1H,s),8.22(1H,s),8.24(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 430.特徴付けは、実施例14と一致する。
実施例85から得られた結晶をXRPDにより分析し、固体が実施例14において既に特徴付けされた形態Aを単独で含有することを裏付けた。
出発材料5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−アミンおよび(1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキサン−1−カルボン酸を調製するために使用される手順を以下に記載する:
シス−3−(イソプロポキシカルボニル)シクロヘキサンアミニウムクロリドの調製
塩酸(2−プロパノール中5から6M;16mL)を、3−アミノ安息香酸(10g、73mmol)の2−プロパノール(100mL)中の懸濁液に添加した。次いで、ロジウム(Al
2O
3上5%;0.75g、0.36mmol)を添加し、混合物を水素雰囲気(8bar)に100℃において3日間供した。追加の塩酸(2−プロパノール中5から6M;5mL)を添加し、混合物を密封鋼製容器中で70℃においてさらに2日間撹拌した。次いで、混合物をCelite(登録商標)に通して、2−プロパノール(2×10mL)および水(2×20mL)洗浄液を使用して濾過した。濾液を減圧下で濃縮して白色固体を得た。この固体を2−プロパノール(50mL)により処理し、減圧下で再濃縮してから100mLの高温(70℃)の酢酸イソプロピル中で懸濁させた。混合物を20℃にゆっくりと冷却し、次いでさらに15分間撹拌した。混合物を濾過し、回収した固体を酢酸イソプロピル(3×30mL)により洗浄し、減圧下で乾燥させてシス−3−(イソプロポキシカルボニル)シクロヘキサンアミニウムクロリド(7.5g、46%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,D
2O,23℃)1.27(6H,d),1.30−1.57(4H,m),1.90−2.14(3H,m),2.28(1H,d),2.52(1H,tt),3.20−3.36(1H,m),5.01(1H,Hept).
シス−イソプロピル3−アミノシクロヘキサンカルボキシレートの調製
水酸化ナトリウム(2.72g、68.1mmol)の水(20mL)中溶液を、シス−3−(イソプロポキシカルボニル)シクロヘキサンアミニウムクロリド(14.0g、62mmol)の水(50mL)および酢酸i−Pr(150mL)中の混合物に20℃において、10.9のpHが得られるまで、ゆっくりと添加した。水層を酢酸i−Pr(2×50mL)により抽出し、プールした有機層を減圧下で濃縮した。得られた残留物を、酢酸イソプロピル(2×20mL)から再濃縮してシス−イソプロピル3−アミノシクロヘキサンカルボキシレートを無色非粘性油状物(11.86g、100%の収率)として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,20℃)0.83−0.97(1H,m),0.82−1.27(5H,m),1.11(6H,d),1.67−1.82(3H,m),1.93−2.02(1H,m),2.18(1H,tt),2.56(1H,tt),4.88(1H,Hept).
(1S,3R)−イソプロピル3−アセトアミドシクロヘキサンカルボキシレートの調製
NOVOZYM435(3g、Novozymes A/S Denmarkから購入(活性10000PLU/g))を、シス−イソプロピル3−アミノシクロヘキサンカルボキシレート(59.4g、298mmol)の酢酸イソプロピル(480mL)中の澄明溶液に添加した。混合物を20℃において12時間撹拌し、次いで濾過した。回収した沈殿物を酢酸イソプロピル(150mL)により洗浄し、濾液を水性塩酸(2M;200mL)により洗浄した。水層を酢酸イソプロピル(3×150mL)により抽出し、合わせた有機層を再度濾過し、減圧下で白色固体(43g)に濃縮した。この固体を酢酸イソプロピル(2×200mL)中で溶解させ、減圧下で再濃縮した。得られた残留物を酢酸イソプロピル(400mL)中で溶解させ、飽和水性炭酸ナトリウム(50mL)により洗浄した。水層を酢酸イソプロピル(100mL)により抽出し、合わせた有機層を水(50mL)により洗浄し、減圧下で白色固体に濃縮した。この固体を酢酸イソプロピル(2×100mL)中で溶解させ、再度、減圧下で再濃縮した。得られた残留物をシクロペンチルメチルエーテル(70mL)およびシクロヘキサン(140mL)により処理した。これにより懸濁液を得、それを70℃に加熱した。均一溶液を得、20℃への冷却時、混合物になった。種晶を50℃において添加した。得られた懸濁液を2日間撹拌し、次いで濾過し、固体をシクロヘキサン中33%のシクロペンチルメチルエーテル(2×30mL)により洗浄した。減圧下で乾燥させた後、(1S,3R)−イソプロピル3−アセトアミドシクロヘキサンカルボキシレート(26.8g、40%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,20℃)1.01−1.13(1H,m),1.20(6H,d),1.22−1.45(3H,m),1.77−1.93(3H,m),1.94(3H,s),2.12−2.26(1H,m),2.37(1H,tt),3.70−3.91(1H,m),4.96(1H,p),5.67(1H,d).
分析SFC条件:
カラム:Lux C2
カラム寸法:3μm、4.6mmの直径、150mmの長さ、
カラム温度:40℃
移動相A:CO2(100%)
移動相B:イソプロパノール
勾配:アイソクラティックの15%移動相B
出口圧力:120bar
流量:5分間にわたる3.5mL/分
保持時間:
1.9分間、(1R,3S)−イソプロピル3−アセトアミドシクロヘキサンカルボキシレート
2.7分間、(1S,3R)−イソプロピル3−アセトアミドシクロヘキサンカルボキシレート
e.e.
99.9%、(1S,3R)−イソプロピル3−アセトアミドシクロヘキサンカルボキシレート
(1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキサンカルボン酸の調製
水性水酸化ナトリウム(3.8M;3.9mL、14.8mmol)の溶液を、窒素の雰囲気下で(1S,3R)−イソプロピル3−アセトアミドシクロヘキサンカルボキシレート(1.71g、7.37mmol)のMeOH(3mL)中の溶液に添加した。混合物を20℃において1時間撹拌し、次いで水性塩酸(3.8M;4.5mL)の溶液を1のpHが達成されるまで混合物に添加した。酢酸エチル(10mL)を添加し、層を分離した。水層を酢酸エチル(4×10mL)により抽出した。合わせた有機層を減圧下で40℃において濃縮した。得られた残留物を酢酸エチル(2×10mL)から再濃縮して塩化ナトリウムにより汚染された(1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキサンカルボン酸(1.4g、94%;92wt%)を白色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CD
3OD,20℃)1.08−1.47(4H,m),1.78−1.99(6H,m),2.12(1H,d),2.3−2.45(1H,m),3.58−3.74(1H,m).m/z:ES+ [M+H]+ 186.
3−ブロモ−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール
反応器に、5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(79.5g、525mmol;実施例14に従って調製)およびCH
2Cl
2(800mL)を窒素雰囲気下で入れた。NBS(95.4g、533mmol)を15分間にわたり分けて添加した。添加の間、反応温度を20から23℃の間に保持した。20℃において0.5時間撹拌した後、水性8wt%のNa
2SO
3(250mL)の溶液を添加し、二相混合物をそれらの条件下で45分間撹拌した。有機層を飽和水性炭酸ナトリウム(1×250mL、1×200mL)および水(100mL)により洗浄した。次いで、有機層を減圧下で30℃および400mbarにおいて濃縮した。得られた残留物をTHF(3×100mL)から再濃縮して3−ブロモ−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(138g、99%;NMR強度分析による81wt%)を淡褐色油状物として得た。この材料をさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,20℃)1.29(6H,s),2.64(2H,s),3.89(2H,s),7.41(1H,s).
5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールの調製
ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M;0.309L、774mmol)の溶液を、3−ブロモ−5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(137g、516mmol;81wt%)およびホウ酸トリイソプロピル(0.21L、929mmol)のTHF(0.7L)およびトルエン(0.7L)中の溶液に−70℃において窒素雰囲気下で、温度計を備えた3Lの3首フラスコ中でゆっくりと添加した。添加の間、反応温度を−65から−70℃において保持した。添加完了後、2,3−ジメチルブタン−2,3−ジオール(91g、774mmol)のトルエン(0.5L)中の溶液を10分間にわたり添加した。混合物を氷浴中で室温にゆっくりと到達させ、次いでさらに18時間撹拌した。反応混合物を、飽和水性塩化アンモニウム(2.5L)の低温10℃溶液を含有する5Lの反応器に移した。二相混合物を20℃において15分間撹拌し、有機層を水(2×500mL)により洗浄し、次いで35℃において濃縮して5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾールを淡黄色固体(194g、92%;NMR強度分析による64wt%)として得た。この材料をさらに精製することなく次のステップにおいて使用した。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,20℃)1.21(6H,s),1.26(12H,s),2.77(2H,s),3.84(2H,s),7.74(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 263.
5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−アミンの調製
NMP(200mL)中に溶解させた5−クロロ−2−フルオロ−4−ヨードピリジン(90g、350mmol)を、濃縮水性水酸化アンモニウム(水性26%;298g、4.54mol)の10℃溶液に添加した。添加の間、反応温度を10℃未満に保持した。容器を密封し、次いで100℃に加温した。18時間後、混合物を室温に冷却し、その後、懸濁液を得た。粗製混合物を、8g(31mmol)の5−クロロ−2−フルオロ−4−ヨードピリジンから出発して同一条件下で実施されたスモールスケール実験において得られたものと合わせた。MTBE(500mL)および水(200mL)を添加した。層を分離し、水層をMTBE(2×250mL)により抽出した。合わせた有機層を水(100mL)により洗浄し、次いで減圧下でベージュ色固体に濃縮した。この固体を減圧下でMTBE(2×200mL)から再濃縮して残留水を除去した。次いで、粗製混合物を高温(65℃)トルエン(400mL)中で、ロータリーエバポレーターを使用して溶解させた。次いで、混合物を45℃にゆっくりと到達させておき、その後、種晶を添加した。得られた懸濁液を10℃にゆっくりと冷却させておき、次いでそれらの条件下でさらに18時間撹拌した。懸濁液を濾過し、回収した固体を氷冷トルエン(2×70mL)により洗浄した。これにより、5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(63.8g、65.9%)を無色固体として得た。
1H NMR(400MHz,DMSO−d
6,20℃)6.23(2H,s),7.04(1H,s),7.92(1H,s).
5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−アミンの調製
炭酸カリウム(81g、582.6mmol)およびPd(dppf)Cl
2(3.41g、4.66mmol)を、5−クロロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(59.9g、233mmol)および5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(64wt%;110g、268mmol)のアセトニトリル(500mL)および水(500mL)中の脱気混合物に連続的に添加した。澄明な淡赤色二相混合物を50℃に加熱した。2時間激しく撹拌した後、追加のPd(dppf)Cl
2(1.0g、1.4mmol)を添加し、混合物をそれらの条件下でさらに20時間撹拌した。次いで、混合物を20℃に冷却し、酢酸エチル(450mL)を添加した。層を分離し、有機層を水(200mL)により洗浄した。次いで、PdスカベンジャーSilicycle(SilaMetS)−チオール(カタログ番号R51030B;20g)を有機層に添加し、混合物を20℃において2時間さらに撹拌した。次いで、混合物を濾過し、減圧下で褐色固体に濃縮した。この固体をDCM(100mL)中で溶解させ、次いで溶液をシリカゲルのショートパッドに通してCH
2Cl
2中5%の2−プロパノールにより溶出させて濾過した。生成物分画を減圧下で濃縮して褐色固体を生じさせた。メチルイソブチルケトン(MIBK、250mL)を添加し、得られた懸濁液を70℃に加熱し、次いで20℃にゆっくりと冷却した。得られた懸濁液をそれらの条件下で18時間撹拌し、次いで濾過し、メチルイソブチルケトン(5×30mL)により洗浄して5−クロロ−4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)ピリジン−2−アミンを薄桃色固体(50.7g、193mmol)として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,20℃)1.28(6H,s),2.81(2H,s),3.91(2H,s),4.56(2H,br s),6.41(1H,s),7.83(1H,s),8.03(1H,s).m/z:ES+ [M+H]+ 263.
実施例86
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドの調製
4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−アミン(31.8g、129mmol)およびピリジン(43.9mL、517mmol)を、窒素雰囲気下で20℃において、(1S,3R)−3−アセトアミドシクロヘキサン−1−カルボン酸(29.9g、136mmol;84wt%、実施例85に従って調製)のEtOAc(800mL)中の懸濁液に添加した。T
3P(EtOAc中≧50wt%;123g、194mmol)を40分間にわたり添加し、得られた混合物をそれらの条件下で21時間撹拌した。次いで、水(400mL)を添加した。二相混合物を10分間撹拌し、層を分離した。有機層を飽和水性炭酸ナトリウム(300mL)および水(300mL)により洗浄してから濾過し、減圧下で濃縮して暗褐色半固体を得た。アセトニトリル(250mL)を添加し、混合物を70℃に加温し、その後、均一褐色溶液を得た。混合物を60℃に到達させておき、追加のアセトニトリル(200mL)を添加し、スラリーをそれらの条件下でさらに2時間撹拌してから20℃にゆっくりと冷却しておいた。得られた懸濁液を3日間撹拌し、次いで濾過し、CH
3CN(250mL)により固体を洗浄した。減圧下で48℃において20時間乾燥させた後、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド(49.2g、119mmol)を灰白色結晶固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,20℃)1.08−1.23(1H,m),1.33(6H,s),1.37−1.58(3H,m),1.88−1.94(1H,m),1.96−2.01(5H,m),2.26(1H,d),2.38−2.42(1H,m),3.00(2H,s),3.80−3.91(1H,m),3.93(2H,s),5.47(1H,d),8.00(1H,d),8.09−8.17(2H,m),8.31(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 414.実施例25における特徴付けと一致する。
実施例86に記載の手順により得られた(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミドの結晶を、XRPDにより分析した。結果を以下に表にまとめ、図5に示し、固体が形態Bを単独で含有することを裏付けた。
(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド形態Bメインピークを以下の表3に示す:
本発明によれば、約2シータ=8.3、11.0、13.1、16.6、19.4、20.4、22.3、27.0、27.2および28.6°における規定のピークを有するX線粉末回折パターンを有する結晶形態の形態Bが提供される。DSC分析は、形態Bが191℃における立ち上がり点および193℃におけるピークにおいて融解することを示した。TGAは、22℃から210℃への加熱時に形態Bが約1.6%の質量損失を示すことを示した。代表的なDSC/TGAサーモグラムを図6に示す。
形態Aの形態Bへの変換
100mgの(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド形態A(実施例25から単離)を、20mLのバイアル中に添加した。このバイアルに、2.0mLのアセトンを添加して懸濁液を得た。得られたスラリーを周囲温度において週末にわたり撹拌し、次いで蒸発により空気中で乾燥させた。得られた白色固体を特徴付けし、(1S,3R)−3−アセトアミド−N−(4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−イル)シクロヘキサン−1−カルボキサミド形態Bとして同定した。
出発材料4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−アミンを調製するために使用される手順を以下に記載する:
5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−アミンの調製
5Lの鋼製水素化容器に、アンモニア水(26%;777g、11.9mol)および2,5−ジフルオロ−4−ヨードピリジン(220g、913mmol)を入れた。混合物を5℃に冷却し、NMP(500mL)を数分間にわたりゆっくりと添加した(ガス発生)。容器を密封し、次いで反応混合物を100℃に加熱した。36時間後、反応温度を90℃に減少させ、反応物をそれらの条件下で3.5日間維持した。次いで、混合物を5℃に冷却し、MTBE(1L)および水(500mL)を添加した。水層をMTBE(2×500mL)により抽出し、合わせた有機層を水(200mL)により洗浄し、濾過し、減圧下で濃縮した。得られた淡黄色固体をMTBE(2×500mL)から再濃縮し、次いでトルエン(400mL)を添加した。得られた混合物を70℃に加熱し、均一褐色溶液を得た。ヘプタン(500mL)をゆっくりと添加した。次いで、均一溶液を水浴中で18℃にゆっくりと到達させておき、混合物が42℃に達したら種晶を添加した。混合物をそれらの条件下で一晩撹拌した。懸濁液を濾過し、回収した固体をヘプタン(200mL)中45%のトルエンにより洗浄し、次いで減圧下で40℃において乾燥させて5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(111g、51%)を淡灰色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,20℃)4.52(2H,br s),6.89(1H,d),7.79(1H,s).
4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−アミンの調製
炭酸カリウム(63.1g、457mmol)およびPd(dppf)Cl
2(2.67g、3.66mmol)を、5−フルオロ−4−ヨードピリジン−2−アミン(43.5g、182.8mmol)および5,5−ジメチル−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール(86g、210mmol;64wt%、実施例85に従って調製)のアセトニトリル(400mL)および水(400mL)中の脱気混合物に連続的に窒素下で添加した。淡赤色二相混合物を50℃に加熱し、5時間激しく撹拌した。反応物を冷却し、次いで酢酸エチル(400mL)を添加した。層を分離し、有機層を水(200mL)により洗浄した。PdスカベンジャーSilicycle(SilaMetS)−チオール(カタログ番号R51030B、10g)を有機層に添加し、次いで混合物を20℃において一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を減圧下で濃縮して褐色固体を得た。イソプロパノール(200mL)を添加し、混合物を70℃に加熱し、それにより、均一暗褐色溶液を生じさせた。次いで、混合物を20℃にゆっくりと冷却しておき、次いで15時間撹拌した。得られた懸濁液を濾過し、回収した固体を低温(4℃)イソプロパノール(3×30mL)により洗浄して4−(5,5−ジメチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−3−イル)−5−フルオロピリジン−2−アミン(32g、71%)を淡褐色固体として得た。
1H NMR(400MHz,CDCl
3,20℃)1.34(6H,s),2.91(2H,s),3.95(2H,s),4.30(2H,s),6.51(1H,d),7.89(1H,s),7.93(1H,d).m/z:ES+ [M+H]+ 247.
本明細書に引用される全ての参照文献、例として、特許、特許出願、論文、教本など、およびそれらに引用される参照文献は、それらが既に組み込まれていない範囲で、全ての目的のために全体として参照により本明細書に組み込まれる。