JP2018201348A - 飲食品の濃厚感付与増強剤 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明によれば、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを飲食品に添加することで、あるいは2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールと共に4−ビニルグアイアコールを飲食品に添加することで、濃厚感が付与増強された飲食品を提供することができる。
なお、本明細書において特に明記しない限り、濃度の単位(%、ppm、ppb、ppt)は、質量基準である。
特に、近年、一層美味しい飲食品を追求するグルメ志向、高級品志向、そして低カロリーの飲食品を求める健康志向の風潮の中で、飲食品が有する好ましい自然な甘さ、コク、ボリューム感、重厚感、果汁感、果実感などといった濃厚な風味(濃厚感)を付与増強することは重要な課題である。
例えば、ビセニン−2を用いることにより、果実風味の無果汁飲料や、果汁含量の低い果汁飲料に対し、高果汁飲料のような風味、コク、ボリューム感、濃厚感などの果汁感を付与する方法である(特許文献1)。
また、焙煎コーヒーを水、極性有機溶媒又はこれらの混合物で抽出して得られる抽出物を分画処理して得られた分画分子量10000以上の画分を用いて、乳、乳製品、乳若しくは乳製品を含有する飲食物又は乳製品代用品の香味を損なわずに「こく」やボリューム感を付与・増強する方法も提案されている(特許文献2)。
上記のように、飲食品に好ましい香味を付与または増強する方法が提案されているが、いずれも特定の飲食品に関するものであり、不特定多数の飲食品に適用可能という汎用性に乏しい点で使いづらいという問題点、あるいは、製法が複雑であるためコスト的に不利であるという問題点がある。
そこで、多種多様な飲食品に適用可能で汎用性に優れ、自然で好ましい濃厚な香味を付与でき、製造コスト的に有利な濃厚感付与増強剤の提供が要望されている。
すなわち本発明は、以下に示すとおりのものである。
〔2〕濃厚感付与増強剤中に2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを1×10-4ppt〜10質量%含有することを特徴とする、前記の濃厚感付与増強剤。
〔3〕4−ビニルグアイアコールを有効成分としてさらに含有することを特徴とする、前記の濃厚感付与増強剤。
〔4〕濃厚感付与増強剤中に4−ビニルグアイアコールをさらに1×10-3ppt〜20質量%含有することを特徴とする、前記の濃厚感付与増強剤。
〔6〕2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールの含有量が1×10-7ppt〜100ppmであることを特徴とする、前記の飲食品。
〔7〕4−ビニルグアイアコールを1×10-6ppt〜200ppm含有することを特徴とする、前記の飲食品。
〔8〕飲食品が、フルーツ風味飲食品、嗜好飲料、乳風味飲食品または調理加工食品であることを特徴とする、前記の飲食品。
〔10〕飲食品中の2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールの濃度が1×10-7ppt〜100ppmになるように添加することを特徴とする、前記の飲食品の濃厚感付与増強方法。
〔11〕さらに4−ビニルグアイアコールを添加することを特徴とする、前記の飲食品の濃厚感付与増強方法。
〔12〕飲食品中の4−ビニルグアイアコール濃度が1×10-6ppt〜200ppmになるように添加することを特徴とする、前記の飲食品の濃厚感付与増強方法。
〔13〕飲食品が、フルーツ風味飲食品、嗜好飲料、乳風味飲食品または調理加工食品であることを特徴とする、前記の飲食品の濃厚感付与増強方法。
〔14〕飲食品の濃厚感付与増強剤を製造する工程において、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを有効成分として含有させることを特徴とする、飲食品の濃厚感付与増強剤の製造方法。
〔15〕有効成分としてさらに4−ビニルグアイアコールを含有させることを特徴とする上記の製造方法。
〔16〕飲食品を製造する工程において、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを飲食品中に1×10-7ppt〜100ppmになるように添加することを特徴とする、濃厚感が付与増強された飲食品の製造方法。
〔17〕さらに4−ビニルグアイアコールを飲食品中に1×10-6ppt〜200ppmになるように添加することを特徴とする、上記の製造方法。
さらに、各種の飲料や食品に幅広く利用できるので汎用性が高く、飲料メーカーや加工食品メーカーにとって利便性が高い。
また、乳や乳製品、若しくは乳製品を含有する飲食品、乳製品代用品といった乳風味飲食品に対し、乳本来の独特な好ましい香味やコク、ボリューム感を付与することができる。
さらに、コーヒー、ココア、茶飲料等の嗜好飲料に対して、豆や茶葉等が本来有している特有の自然で好ましい香味やふくらみなどを付与することができる。
各種の飲料、食品それぞれの特性に対応した濃厚感、すなわち、自然な甘さ、コク、ボリューム感、重厚感、果汁感、果実感、本物感や自然な果実風味などの濃厚な風味を付与増強することができる点で優れている。
(1)濃厚感
本発明の濃厚感付与増強剤が増強する対象である濃厚感は、一般に、濃厚な味わい、味が濃いこと、こってりしていることを意味するが、食品香料の専門家であるフーレーバリストが連想する語を列挙すると、飲食品の有している好ましい自然な甘さ、コク、ボリューム感、重厚感、果汁感、果実感、ジューシー感、熟感などといった呈味感である。つまり、濃厚感は、飲食品のおいしさの向上、本物感や自然な果実風味に寄与する味覚の一要素であると言える。
例えば、果実味の無果汁飲料や、果汁飲料といったフルーツ風味飲食品に関しては、自然な香味、コク、ボリューム、果実感、果汁感、混濁感、本物感や自然な果実風味などである。
また、コーヒー、ココア、茶飲料(緑茶、ウーロン茶、紅茶など)等の嗜好飲料においては、豆や茶葉等が本来有している特有の自然で好ましい香味やふくらみ、豊潤さ、ボリューム感、コク、深み、コーヒー豆感をもたらすような香気や呈味である。
一方、食品においては、調理加工食品、例えば、クリームシチューやビーフシチューなどのシチュー類;カレー;ミートソース、ドミグラスソース、ホワイトソース、トマトソースなどのソース類といった、複数の食材を使い、煮込み、味付けなどの調理加工を行った食品(洋食、和食を問わない)が呈する濃厚、豊かな味わい、おいしさの厚み、まろやかさ、各種食材から滲み出た呈味物質が混ざって醸し出される煮込み感である。
2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールは、ビールのホップアロマに含まれる微量成分の一つであることが報告されている(非特許文献1)。
しかし、ホップアロマ以外の天然植物や飲食品の香気中で検出された報告例は無い。また、上記化合物が、飲食品分野で香料などの添加成分として適用された事例も皆無であり、ましてや、飲食品に添加することで濃厚感を付与増強する効果については、全く知られていなかった。
当該化合物は、コーヒー香気、白ワインやパッションフルーツに見出された成分であり、肉汁や玉ねぎ様の香気を有する化合物である。3−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールは、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールと異なり、飲食品用の香料として焼き菓子や肉製品に広く使用され、わさびフレーバー、野菜フレーバー、コーヒーフレーバーの構成成分としての使用が提案されている。
濃厚感付与増強剤の調製に使用する溶媒は、特に限定されるものではないが、水、エタノール、プロパノール、ブタノールなどの脂肪族アルコール、グリセリン、プロピレングリコールなどの多価アルコールの他、トリアセチン、トリエチルシトレート、食用油脂、中鎖脂肪酸トリグリセリドなどを、単独又は混合して使用することができる。
本発明の濃厚感付与増強剤は、必須有効成分である上記の2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールに加え、さらに付加的有効成分として4−ビニルグアイアコールを併用することができる。
4−ビニルグアイアコールは4−ビニル−2−メトキシフェノールとも呼ばれる化合物であり、スパイシー、クローブ様の香気を有し、食品用香料として使用されている化合物である。入手方法としては、市販品を適宜購入して使用することができる。
2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールと4−ビニルグアイアコールを併用することによって、それぞれ単独使用した場合よりも高い濃厚感付与増強効果が認められる。
さらに、本発明の濃厚感付与増強剤は、上記の有効成分である2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールおよび4−ビニルグアイアコールの他に、必要に応じて、飲食品用の各種香料などを付加的成分として適宜配合することができる。
例えば、「特許庁公報 周知慣用技術集(香料) 第II部 食品用香料」(平成12(2000)年1月14日発行、日本国特許庁)等に記載された香料原料(精油、エッセンス、コンクリート、アブソリュート、エキストラクト、オレオレジン、レジノイド、回収フレーバー、炭酸ガス抽出精油、合成香料)、各種植物エキス、酸化防止剤等が例示され、それぞれ本発明の効果を損なわない量で濃厚感付与増強剤に配合することができる。
(1)対象となる飲食品
濃厚感付与増強の対象となる飲食品としては、例えば、ニアウォーター、無果汁炭酸飲料、果汁入り飲料、果汁入り炭酸飲料、果汁飲料、野菜飲料、スポーツドリンク、乳飲料、乳性飲料、乳酸菌飲料、乳酸菌飲料、コーヒー飲料、緑茶、紅茶、ウーロン茶等の飲料を挙げることができる。
中でも、消費者が濃厚な風味を期待するような飲料や食品が好ましく、フルーツ風味飲食品、嗜好飲料、乳風味飲食品、調理加工食品が好適である。
本発明の濃厚感付与増強剤を飲食品に添加する場合、その添加量は、必須有効成分である2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールの飲食品中での含有量に基づき決定することが好ましい。
2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールの飲食品中での含有量は、特に限定されるものではなく、対象となる飲食品にもよるが、1×10-7ppt〜100ppmであり、好ましくは1ppt〜10ppmであり、さらに好ましくは0.01ppb〜1ppmである。
2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールの飲食品中での含有量が1×10-7pptより少ないと、濃厚感を付与増強する効果に乏しく、一方、100ppmより多いと、調理した肉や玉ねぎ様のミーティーな香味が強く発現し、飲食品本来の味を超えた異質な香味となる恐れがある。
コーヒー飲料においては、1ppb〜100ppmであり、最適添加量は10ppb〜1ppmである。
コーヒー飲料以外の飲料においては、1×10-7ppt〜10ppbであり、最適添加量は0.01〜10ppbである。
調理加工食品においては、0.01ppm〜1ppmであり、最適添加量は0.05〜0.1ppmである。
4−ビニルグアイアコールの飲食品中での含有量が1×10-6ppt未満の場合は、濃厚感を付与増強する効果に乏しく、一方、200ppmより多いと、タール様のスモーキーなアロマ、苦味やえぐみを伴う異質な香味となり、飲食品本来の味を超えてしまう傾向となる。
コーヒー飲料においては、1ppt〜200ppmであり、最適添加量は100ppt〜10ppmである。
コーヒー飲料以外の飲料においては、1×10-6ppt〜10ppmであり、最適添加量は1×10-5ppt〜1ppmである。
調理加工食品においては、0.02ppm〜5ppmであり、最適添加量は0.1〜0.5ppmである。
なお、乳又はクリーム入りコーヒー飲料やコーヒー味アイスクリームのようにコーヒーとそれ以外の飲食品の組み合わせの場合は、それぞれの好適な添加量範囲が重複する範囲が好ましい。
下記の方法で、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを製造した。
2−ブロモ−3−メチルブタン酸を含め、合成に必要な各種の試薬類は市販品を購入して使用した。
水(100ml)中、2−ブロモ−3−メチルブタン酸(9.05g、50mmol)と水酸化ナトリウム(2.2g)の混合物にエチルキサントゲン酸カリウム(8.0g、50mmol)を15分かけて加えた。室温で24時間撹拌後、水酸化ナトリウム(2.2g)を更に追加したのち、3時間還流した。
混合物を5℃まで冷やしてから1M塩酸で酸性化し、水層をエーテルで抽出した(25ml×5回)。混合したエーテル抽出物を無水硫酸ナトリウムで終夜乾燥した。溶媒留去後、残留物を減圧蒸留(60−65℃/1.3kPa)し、4.7gの2−メルカプト−3−メチルブタン酸を得た(収率70%)。
アルゴン雰囲気下、1,2−ジメトキシエタン(100ml)中、水素化ホウ素ナトリウム(2.5g)の懸濁液に四塩化チタン(4.22g、22mmol)を0℃で5分かけて加えた。そこに2−メルカプト−3−メチルブタン酸(2.7g、20mmol)を0℃で15分かけて加えた。
その混合物を室温で48時間撹拌したのち、氷(100g)を投入し30分撹拌してから、有機層を分離した。
水層をトルエンで抽出した(25ml×5)。混合した有機層は無水硫酸ナトリウムで乾燥してからろ過した。溶媒留去後、残留物を減圧蒸留(75−77℃/1.7kPa)し、1.51gの2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを得た(収率63%)。
〔製造例2〕
上記の製造例1で製造した2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールをトリアセチンで希釈することにより、10質量%の2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノール溶液を作成した。
得られた10質量%の2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノール溶液を95(v/v)%エタノール水溶液で希釈することで、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールの濃度が1.0×10-5ppt〜1質量%である濃厚感付与増強剤を作成した。
〔試験例1〕(ブラックコーヒー飲料における適正添加量)
市販のコーヒー豆(焙煎度を表すL値は20である)を粉砕し、粉砕コーヒー豆に10倍量の熱湯でドリップしてコーヒー抽出液を得た。得られたコーヒー抽出液を、固形量1.2%になるように水で希釈後、乳化剤および重曹を添加してpH6.3に調整し、容器に充填後121℃、10分間レトルト殺菌することで、ブラックコーヒー飲料を作成した。
前記ブラックコーヒー飲料に2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加しない飲料を対照サンプル(以下「無添加品」という)とし、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールのエタノール水溶液を表2に記載の濃度になるように添加することで、評価サンプルであるコーヒー飲料を作成し、熟練したパネリスト4名にて濃厚感についての評価を行った。
評価結果を以下の表2に示す。ここで、官能評価結果は、以下の表1に記載の基準で採点したパネルの平均点である。
オレンジ濃縮果汁(ブリックス値は64)200gに、オレンジフレーバー(小川香料(株)社製)1.0g、水を添加し、1000gに調整することで、オレンジ果汁ベース(果汁:100%)を作成した。
前記オレンジ果汁飲料に、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールのエタノール水溶液を添加し、容器に充填後に70℃、10分間殺菌することで、表3に記載のサンプルを作成し、試験例1の表1と同様な基準で、熟練したパネル4名が官能評価を行った。その結果を表3に示した。
市販の牛乳(無視乳固形分:8.3%以上、乳脂肪分:3.5%以上)に、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加しない飲料を対照サンプル(以下「無添加品」という)とし、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールのエタノール水溶液を表に記載の濃度になるように添加することで、評価サンプルであるミルク飲料を作成し、試験例1の表1と同様な基準で、熟練したパネリスト4名にて濃厚感についての評価を行った。
〔実施例1〕(フルーツ風味の無果汁果実風味飲料)
グラニュー糖80g、クエン酸0.8gに水を加えて1000gで調製した生地に、グレープフルーツ、アップル、ピーチフレーバー(いずれも小川香料(株)社製)をそれぞれ0.1(w/w)%添加して各種フルーツ風味の無果汁果実風味飲料ベースを作成した。
各無果汁果実風味飲料ベースに、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.1ppbになるように添加し、容器に充填後70℃、10分間殺菌することで、無果汁果実飲料を作成した。
2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加していない無添加品を対照サンプルとして、熟練したパネリスト4名にて官能評価を行った。
表6〜8に記載のとおり、3種類の果実の果汁10%飲料ベースを作成した。
果汁10%飲料ベースに、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.3ppbになるように添加し、容器に充填後70℃、10分間殺菌することで、果汁10%飲料を作成した。
2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加していない無添加品を対照サンプルとして、熟練したパネリスト4名にて官能評価を行った。
市販のトマト果汁100%に2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.5ppbになるように添加し、無添加品を対象に、熟練したパネル3名が官能評価を行った。
その結果、パネルの全員が、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールの方が、濃厚感が明らかに強いと感じ、ジューシー感、熟感、調理感、加熱感といった風味が強く、ボリュームがアップしたと報告した。
粉砕した焙煎コーヒー豆(試験例1で使用した市販品と同種)48gに10倍量の熱水でドリップしコーヒー抽出液を得た。コーヒー抽出液に牛乳(試験例3で使用した市販品と同種)120g、砂糖54g、乳化剤1.5g、コーヒー香料(小川香料(株)社製)1gを水にて全量を1000部に調整し、ミルクコーヒー生地を調製した。
ミルクコーヒー生地に、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.1ppmになるように添加し、123℃、20分間レトルト殺菌することで、ミルクコーヒーを調製した。2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加していない無添加品を対照サンプルとして、熟練したパネリスト4名にて官能評価を行った。
その結果、パネリスト4名全員が、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加したサンプルは、明らかに濃厚感が強いと回答し、コーヒー豆感、ミルクのコク、ボリューム、厚みがあると感じた。
加温した水750gに市販のカレールウ(中辛)120gを溶解させ、冷却後にオニオン香料(小川香料(株)社製)を0.44g添加することで、カレー生地を調製した。カレー生地に、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.1ppmになるように添加し、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加していない無添加品を対照サンプルとして、熟練したパネリスト3名にて官能評価を行った。
その結果、パネリスト3名全員が、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加したサンプルは、明らかに濃厚感が強いと回答し、ミドルからの濃厚さとコクがアップしたと感じた。
以下の処方にしたがって、クリームシチュー生地を調製した。クリームシチュー生地に、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.05ppmになるように添加し、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加していない無添加品を対照サンプルとして、熟練したパネリスト3名にて官能評価を行った。
その結果、パネリスト3名全員が、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加したサンプルは、明らかに濃厚感が強いと回答し、ミドルからのファッティーな呈味感がアップしたと感じた。
以下の表にしたがって、ミートソース生地を調製した。ミートソース生地に、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.1ppmになるように添加し、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加していない無添加品を対照サンプルとして、熟練したパネリスト3名にて官能評価を行った。
その結果、パネリスト3名全員が、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加したサンプルは、明らかに濃厚感が強いと回答し、ミドルからの濃厚さとコクがアップしたと感じた。
前述のとおり、3−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールは、本発明の濃厚感付与増強剤の必須有効成分である2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールと化学構造および香調が類似している成分である。構造的には、メルカプト基の結合位置の違いだけである。
そこで、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールと3−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールとの添加効果の比較を行った。
試験例1のブラックコーヒーに、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.1ppmになるように添加することで、本発明の実施例のサンプルを作成した。
同様に、3−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.1ppmになるように添加したサンプルを比較例とし、無添加品を対象に、熟練したパネル3名が官能評価を行った。その結果を表12に示した。
ここで、官能評価結果は、以下の表11に記載の基準で採点したパネルの平均点である。
これに対し、本発明の実施例の2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加したサンプルは、3−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加したサンプルで感じられた異味・異臭はなく、コーヒー豆感、濃さ、黒っぽさ(深煎りコーヒーに感じられるような濃さ、香ばしさ(深煎り感、焙煎香))といった風味があり、濃厚感が強く感じられた。
以上より、異味・異臭なく、濃厚感を増強する効果は、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールの特異的な効果であることが確認できた。
試験例2のオレンジ果汁ベースに、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.3ppbになるように添加することで、本発明の実施例のサンプルを作成した。
同様に、3−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.3ppbになるように添加したサンプルを比較例とし、試験例4の表11と同様な基準で、無添加品を対象として、実施例8の表11と同様な基準で、熟練したパネル3名が官能評価を行った。その結果をパネルの平均点数で表13に示した。
グレープ濃縮果汁(ブリックス値が68)に、グレープフレーバー(小川香料社製)1.0g、水を添加して1000gに調整し、容器に充填後70℃、10分間殺菌することで、グレープ果汁ベース(果汁:100%)を作成した。
前記グレープ果汁ベースに、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.3ppbになるように添加すること、本発明の実施例のサンプルを作成した。
同様に、3−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.3ppbになるように添加したサンプルを比較例とし、試験例4の表11と同様な基準で、無添加品を対象として、実施例8の表11と同様な基準で、熟練したパネル3名が官能評価を行った。その結果をパネルの平均点数で表14に示した。
市販の牛乳(無脂乳固形分:8.3%以上、乳脂肪分:3.5%以上)に、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.3ppbになるように添加することで、本発明の実施例のサンプルを作成した。
同様に、3−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.3ppbになるように添加したサンプルを比較例とし、試験例4の表11と同様な基準で、無添加品を対象として、実施例8の表11と同様な基準で、熟練したパネル3名が官能評価を行った。その結果をパネルの平均点数で表15に示した。
市販のセイロンエキスパウダー2.0g、グラニュー糖50.0gを水で溶解して1000gとしてブラックティー生地を作成した。ブラックティー生地に、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノール(実施例)、3−メルカプト−3−メチル−1−ブタノール(比較例)をそれぞれ0.3ppbになるように添加し、容器に充填後121℃、20分間レトルト殺菌することでサンプルを作成し、実施例8の表11と同様な基準で、無添加品を対照として、熟練したパネル3名が官能評価を行った。その結果をパネルの平均点数で表16に示した。
〔実施例13〕(ブラックコーヒー飲料)
試験例1のブラックコーヒー飲料に、それぞれ2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.1ppm、4−ビニルグアイアコール(すなわち2−メトキシ−4−ビニルフェノール)を0.01ppb、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノール0.1ppmと4−ビニルグアイアコール0.01ppbになるように添加したサンプルを作成した。
無添加品(両有効成分とも無添加)を対照に、熟練したパネル3名が、表17の評価基準に基づき、官能評価を行った。その結果をパネルの平均点数で表18に示した。
試験例5のグレープ果汁ベースに、それぞれ2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.3ppb、4−ビニルグアイアコールを1×10-4ppt、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノール0.3ppbと4−ビニルグアイアコール1×10-4pptになるように添加したサンプルを作成した。
無添加品を対照に、実施例13の表17と同様な基準で、熟練したパネル3名が官能評価を行った。その結果をパネルの平均点数で表19に示した。
市販の牛乳(実施例11で使用した牛乳と同種)に、それぞれ2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを0.3ppb、4−ビニルグアイアコールを1×10-4ppt、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノール0.3ppbと4−ビニルグアイアコール1×10-41pptになるように添加したサンプルを作成した。
無添加品を対照に、実施例13の表17と同様な基準で、熟練したパネル3名が官能評価を行った。
その結果をパネルの平均点数で表20に示した。
一方、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールと4−ビニルグアイアコールとを併用することで、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールよりも強く、コク、加熱感、ふくらみ、余韻が感じられ、濃厚感が強く感じられた。
上記のように、飲食品に好ましい香味を付与または増強する方法が提案されているが、いずれも特定の飲食品に関するものであり、不特定多数の飲食品に適用可能という汎用性に乏しい点で使いづらいという問題点、あるいは、製法が複雑であるためコスト的に不利であるという問題点がある。
そこで、多種多様な飲食品に適用可能で汎用性に優れ、自然で好ましい濃厚な香味を付与でき、製造コスト的に有利な濃厚感付与増強剤の提供が要望されている。
水(100ml)、2−ブロモ−3−メチルブタン酸(9.05g、50mmol)、水酸化ナトリウム(2.2g)の混合物にエチルキサントゲン酸カリウム(8.0g、50mmol)を15分かけて加えた。室温で24時間撹拌後、水酸化ナトリウム(2.2
g)を更に追加したのち、3時間還流した。
混合物を5℃まで冷やしてから1M塩酸で酸性化し、水層をエーテルで抽出した(25ml×5回)。混合したエーテル抽出物を無水硫酸ナトリウムで終夜乾燥した。溶媒留去後、残留物を減圧蒸留(60−65℃/1.3kPa)し、4.7gの2−メルカプト−3−メチルブタン酸を得た(収率70%)。
アルゴン雰囲気下、1,2−ジメトキシエタン(100ml)、水素化ホウ素ナトリウム(2.5g)の懸濁液に四塩化チタン(4.22g、22mmol)を0℃で5分かけて加えた。そこに2−メルカプト−3−メチルブタン酸(2.7g、20mmol)を0℃で15分かけて加えた。
その混合物を室温で48時間撹拌したのち、氷(100g)を投入し30分撹拌してから、有機層を分離した。
水層をトルエンで抽出した(25ml×5)。混合した有機層は無水硫酸ナトリウムで乾燥してからろ過した。溶媒留去後、残留物を減圧蒸留(75−77℃/1.7kPa)し、1.51gの2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを得た(収率63%)。
これに対し、本発明の実施例の2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加したサンプルは、3−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加したサンプルで感じられた異味・異臭はなく、コーヒー豆感、濃さ、黒っぽさ(深煎りコーヒーに感じられるような濃さ、香ばしさ(深煎り感、焙煎香))といった風味があり、濃厚感が強く感じられた。
以上より、異味・異臭なく、濃厚感を増強する効果は、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールの特異的な効果であることが確認できた。
Claims (17)
- 2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを有効成分として含有することを特徴とする、飲食品の濃厚感付与増強剤。
- 濃厚感増強剤中に2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを1×10-4ppt〜10質量%含有することを特徴とする、請求項1に記載の濃厚感付与増強剤。
- 有効成分として4−ビニルグアイアコールをさらに含有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の濃厚感付与増強剤。
- 濃厚感増強剤中に4−ビニルグアイアコールをさらに1×10-3ppt〜20質量%含有することを特徴とする、請求項3に記載の濃厚感付与増強剤。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の濃厚感付与増強剤を含有することを特徴とする飲食品。
- 2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールの含有量が1×10-7ppt〜100ppmであることを特徴とする、請求項5に記載の飲食品。
- 4−ビニルグアイアコールを1×10-6ppt〜200ppm含有することを特徴とする、請求項5又は6に記載の飲食品。
- 前記飲食品が、フルーツ風味飲食品、嗜好飲料、乳風味飲食品または調理加工食品であることを特徴とする、請求項5〜7のいずれか1項に記載の飲食品。
- 飲食品に、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを添加することを特徴とする、飲食品の濃厚感付与増強方法。
- 飲食品中の2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールの濃度が1×10-7ppt〜100ppmになるように添加することを特徴とする、請求項9に記載の飲食品の濃厚感付与増強方法。
- さらに4−ビニルグアイアコールを添加することを特徴とする、請求項9又は10に記載の飲食品の濃厚感付与増強方法。
- 飲食品中の4−ビニルグアイアコール濃度が1×10-6ppt〜200ppmになるように添加することを特徴とする、請求項11に記載の飲食品の濃厚感付与増強方法。
- 請求項9〜12のいずれか1項に記載の飲食品が、フルーツ風味飲食品、嗜好飲料、乳風味飲食品または調理加工食品であることを特徴とする、請求項9〜12に記載の飲食品の濃厚感付与増強方法。
- 飲食品の濃厚感付与増強剤を製造する工程において、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを有効成分として含有させることを特徴とする、飲食品の濃厚感付与増強剤の製造方法。
- 有効成分としてさらに4−ビニルグアイアコールを含有させることを特徴とする、請求項14に記載の製造方法。
- 飲食品を製造する工程において、2−メルカプト−3−メチル−1−ブタノールを飲食品中に1×10-7ppt〜100ppmになるように添加することを特徴とする、濃厚感が付与増強された飲食品の製造方法。
- さらに4−ビニルグアイアコールを飲食品中に1×10-6ppt〜200ppmになるように添加することを特徴とする、請求項16に記載の製造方法。
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