以下に、本願に係る広告配信装置、広告配信方法、広告配信プログラムおよび情報処理プログラムの実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る広告配信装置、広告配信方法、広告配信プログラムおよび情報処理プログラムが限定されるものではない。
[1.情報処理]
まず、実施形態に係る情報処理装置による情報処理を、広告配信装置による処理として図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置による情報処理を示す説明図である。
図1に示すように、実施形態に係る情報処理システムは、それぞれ通信ネットワーク4を介して接続される広告配信装置1と、端末装置2と、サーバ3とを含む。なお、図示してはいないが、端末装置2やサーバ3は、通信ネットワーク4にそれぞれ複数接続されている。
図示するように、端末装置2は、通信ネットワーク4を介して取得した所定の動画コンテンツを、当該端末装置2の表示部であるディスプレイ20上で再生することができる。なお、端末装置2は、例えばスマートフォンなどの携帯端末とすることができる。
動画コンテンツの一例としては、例えば録画された所定のTV番組や、オンデマンドで配信されるなどであり、所定の動画広告51が含まれている。かかる動画広告51の一例としては、例えばTV番組スポンサーによるテレビ広告などであり、ここでは、図示するように、○△自動車が提供する広告としている。かかるTV番組スポンサーなどの動画広告51は、動画コンテンツに埋め込まれていることが多いが、例えば、オンデマンドで配信される場合は、配信の都度に選択されて動画コンテンツの中に挿入される場合もある。
そして、動画広告51が表示されるタイミングで、本実施形態に係る端末装置2のディスプレイ20上には、当該端末装置2が通信ネットワーク4を介して別途取得したネット広告である広告コンテンツ52が再生表示される。すなわち、広告配信装置1は、端末装置2から広告コンテンツの配信要求を受け付けると、動画広告51と同時に端末装置2に表示する広告コンテンツ52を端末装置2に配信するのである。
動画広告51と同時に表示されるかかる広告コンテンツ52を、本実施形態では、例えば○△自動車に関連したネット広告の一つであるバナー広告としている。そして、図示するように、広告コンテンツ52は、再生されている動画広告51の上に重畳されて表示される。
また、本実施形態では、かかるネット広告である広告コンテンツ52と、当該広告コンテンツ52に関連するネット広告関連コンテンツ53とをリンクさせている。例えば、前述したように、端末装置2がタッチパネルを有するスマートフォンなどの端末であれば、ユーザが、ディスプレイ20上に表示された広告コンテンツ52を、指Fでタップ操作すると、ディスプレイ20上には、広告コンテンツ52にリンクされたネット広告関連コンテンツ53が表示される。
ネット広告関連コンテンツ53は、例えば○△自動車のホームページにランディングページとして設定された新車発表会の告知ページなどであり、図示するように、発表会の期日や新車の試乗申込受付についての情報などが掲載されている。
なお、端末装置2のディスプレイ20には、例えば、戻り操作ボタン17などの各種ボタンが表示されており、ネット広告関連コンテンツ53が表示されている際に、ユーザが戻り操作ボタン17を操作すると、動画コンテンツ(TV番組)の表示に戻る。また、戻り操作ボタン17に代えて、例えば、端末装置2の筐体に設けられた物理的なホームボタン18に、戻り機能を割り付けることもできる。
このように、本実施形態に係る広告配信装置1によれば、端末装置2に対して、TV広告などの動画広告51が開始されるタイミングで、例えば当該動画広告51と関連したネット広告である広告コンテンツ52を同時に表示させることができる。したがって、動画コンテンツを視聴するユーザに対し、動画広告51と広告コンテンツ52とによる相乗効果を期待することができ、訴求力の向上が期待できる。
また、図1に示すように、TV広告などの動画広告51と重畳するように広告コンテンツ52を配信することにより、ユーザは同一視野内で、両方を同時に視認することができる。そのため、動画広告51と広告コンテンツ52とによるより大きな相乗効果が期待できる。
なお、広告コンテンツ52としては上述したバナー広告に限るものではなく、テキスト広告、アニメーション広告、動画広告など、いかなるものでも構わない。また、広告コンテンツ52は、必ずしも動画広告51と関連するものでなくても構わない。
[2.広告配信装置]
次に、実施形態に係る広告配信装置について、さらに具体的に説明する。図2は、実施形態に係る広告配信装置500の構成例を示す説明図である。
図2に示すように、実施形態に係る広告配信装置500を含む情報処理システムは、広告配信装置500の他に、地上波などの全TV番組を録画可能な録画装置10と、携帯端末200と、ウェブサーバ300と、ユーザ端末400とを含む。なお、図示していないが、携帯端末200やウェブサーバ300やユーザ端末400は、例えばインターネットなどの通信ネットワーク4にそれぞれ複数接続されている。
なお、携帯端末200は、前述したように、スマートフォンなどの端末装置としているが、これに限定されるものではない。また、ユーザ端末400は、ユーザによって利用されるPC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistant)などであり、液晶ディスプレイなどを有する表示部410を備える。そして、携帯端末200およびユーザ端末400は、図示しないブラウザアプリケーション(以下、ブラウザと記載する場合がある)を備える。なお、ブラウザは、予めインストールされた標準仕様のものでもよいし、ユーザが任意にインストールしたものでもよい。
録画装置10は、第1通信部130と、第2通信部140と、制御部150と、録画部160と、記憶部170とを備える。
第1通信部130は、すべての地上波放送に対応する複数のTVチューナを備えており、各TVチューナは、電波塔600などから地上波TV放送を受信する。第2通信部140は、通信ネットワーク4を介して、携帯端末200、ウェブサーバ300、ユーザ端末400、および広告配信装置500と通信することができる。
制御部150は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、内部の記憶装置または記憶部170に記憶されている各種プログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部150は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。かかる制御部150は、第1通信部130、第2通信部140、および録画部160を制御して録画装置10としての機能を実現する。
かかる録画装置10は、第1通信部130で受信した全ての地上波TV放送を録画部160によって記憶部170に記憶させることができる。本実施形態に係る録画装置10は、いわゆる「全録機」として機能するものであり、例えば一週間の間に放送されるすべてのチャンネルのすべての番組を録画することが可能である。したがって、ユーザは所望するときに所望する動画コンテンツを視聴できる。
携帯端末200は、液晶パネルとタッチセンサを有するタッチパネル260(図5Aおよび図5Bを参照)を備えている。そして、かかるタッチパネル260により、表示部としての機能と操作部としての機能の一部とが一体化される。なお、操作部の他の機能としては、例えば、ホームボタン18(図1参照)や、電源ボタンやユーザの発話を受け付けるマイクなど(不図示)によって実現される。こうして、携帯端末200は、ユーザからの各種操作を、操作部を介して受け付けることができる。
本実施形態に係る広告配信装置500は、図示するように、通信部21と、記憶部22と、配信部23と、制御部24とを備える。
通信部21は、通信ネットワーク4に接続されており、かかる通信ネットワーク4を介して録画装置10、携帯端末200、ウェブサーバ300、およびユーザ端末400と通信することができる。かかる通信部21は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部21は、通信ネットワーク4を介して、録画装置10や携帯端末200やウェブサーバ300やユーザ端末400との間で情報の送受信を行う。
記憶部22は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子などの記憶装置によって実現される。かかる記憶部22は、後述するネット広告テーブルや広告コンテンツ52などを記憶する。
制御部24は、例えば、CPUやMPUなどによって、内部の記憶装置または記憶部22に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部24は、例えば、ASICなどの集積回路により実現される。
かかる制御部24は、受付部241と、選択部242とを備える。なお、制御部24の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部24が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
受付部241は、主コンテンツ101a,101b・・(図3参照)と動画広告コンテンツ110とが含まれる動画コンテンツ100を再生する端末装置(携帯端末200やユーザ端末400)からネット広告である広告コンテンツ52の配信要求を受け付ける。
図3は、動画コンテンツの一例を示す説明図である。図示するように、動画コンテンツ100は、主コンテンツ101a,101b・・と動画広告コンテンツ110とが含まれている。また、各主コンテンツ101a,101b・・および動画広告コンテンツ110の各開始時間および終了時間が記録されている。
動画コンテンツ100は、例えば、録画装置10で録画された複数の番組の中の一つであり、例えばドラマ番組であれば、ドラマ部分が主コンテンツ101a,101b・・である。そして、図3に示すように、例えば、主コンテンツ101aと主コンテンツ101bとの間に動画広告コンテンツ110が埋め込まれている。なお、動画広告コンテンツ110は、携帯端末200やユーザ端末400で表示される動画広告51に対応するものであるが、必ずしも主コンテンツ間に設定されていなくてもよく、例えば、動画コンテンツ100の冒頭部分に設定されていてよいし、最後の主コンテンツ101Xの後に設定されていてもよい。
図3に示す例では、動画広告コンテンツ110が、05:00〜05:30の時間に対応付けられている。すなわち、動画広告コンテンツ110は、動画コンテンツ100の表示開始から5分後に30秒間表示される。
動画コンテンツ100を再生表示している携帯端末200やユーザ端末400は、動画広告コンテンツ110が開始されるタイミングで、ネット広告である広告コンテンツ52の配信要求(広告リクエスト)を送信する。配信要求には、動画広告51に関連するメタデータが含まれている。そして、広告配信装置500の受付部241は、かかる配信要求を受け付けることになる。
また、選択部242は、受付部241で受け付けられた広告リクエストに含まれるメタデータに関連したネット広告である広告コンテンツ52を、図4Aに示すネット広告テーブルなどを参照して選択する。そして、選択した広告コンテンツ52を、例えば、ウェブサーバ300などの配信サーバからリアルタイムに取得する。取得した広告コンテンツ52は、配信部23に受け渡される。
配信部23は、配信要求を行った携帯端末200やユーザ端末400に対して、選択部242より選択された広告コンテンツ52、すなわち、動画広告51と同時に携帯端末200やユーザ端末400に表示する広告コンテンツ52を配信する。
図4Aは、ネット広告テーブルの一例を示す図である。図示するように、ネット広告テーブルには、動画広告コンテンツ110の動画広告ID、かかる広告のメタ情報、広告主、広告対象が商品であればその商品属性、ネット広告となる広告コンテンツが関連付けられて設定されている。広告のメタ情報には、広告内容や再生に要する時間などが設定される。また、商品属性には、例えば商品のカテゴリーなどが設定されている。
図4Aにおいて、動画広告IDが「CM001」であり、広告主が「A」で規定され、商品属性が「Z1」で規定される場合、選択される広告コンテンツ52は「a」となる。なお、本実施形態では、かかるネット広告テーブルなどのネット広告情報を広告配信装置500が有するものとする。
また、ネット広告テーブルは、例えば、図4Bのようなものとしてもよい。図4Bは、ネット広告テーブルの他の例を示す図である。図示するように、ネット広告テーブルには、「動画コンテンツID」、「CM再生タイミング」、「ネット広告コンテンツID」が関連付けられて設定されている。
ここでは、CM再生タイミングとして、動画コンテンツ100に含まれる動画広告コンテンツ110が表示される時間帯が設定されている。このネット広告テーブルの例では、動画コンテンツID:0001に含まれる動画広告コンテンツ110は、例えば、00:00〜01:30の間と、15:15〜15:30の間と、15:31〜16:00の間に設定されているものが含まれていることが分かる。
「ネット広告コンテンツID」としては、動画広告コンテンツ110と同時に表示部28へ表示する広告コンテンツ52(図5A参照)が種類分けされている。例えば、動画コンテンツIDに含まれる動画広告コンテンツ110と同一商品の広告コンテンツ、動画コンテンツIDに含まれる動画広告コンテンツ110と同一広告主の広告コンテンツ、動画コンテンツIDに含まれる動画広告コンテンツ110の対象商品を販売している他の販売会社(例えば小売店など)の広告コンテンツ、動画コンテンツIDに含まれる動画広告コンテンツ110に関連する商品の広告コンテンツなどである。
図4Bにおいて、ネット広告コンテンツIDが「AAA1」に対応する広告コンテンツは、動画広告コンテンツ110が表示される00:00〜01:30の時間帯に合わせて配信されるもので、広告内容としては動画広告コンテンツ110の商品と同一商品に関するネット広告である。また、例えば、ネット広告コンテンツIDが「BBX1」に対応する広告コンテンツであれば、動画広告コンテンツ110が表示される15:15〜15:30の時間帯に合わせて配信されるためのもので、広告内容としては動画広告コンテンツ110と同一広告主のネット広告である。さらに、例えば、ネット広告コンテンツIDが「CXC1」に対応する広告コンテンツであれば、動画広告コンテンツ110が表示される15:31〜16:00の時間帯に合わせて配信されるためのもので、広告内容としては動画広告コンテンツ110で扱っている商品を販売する小売店を広告主とするネット広告である。
動画コンテンツ100に、動画広告コンテンツIDとメタ情報が含まれている場合であれば、図4Bに示すネット広告テーブルを用いれば、容易に広告コンテンツ52を選択して配信することができる。
上述してきたように、携帯端末200やユーザ端末400から広告リクエスト(配信要求)が広告配信装置500に送信されると、広告配信装置500は、上述したネット広告テーブルに基づいて、動画広告51と同時に携帯端末200などのディスプレイ20やユーザ端末400の表示部410に表示すべき広告コンテンツ52を配信する。
そして、動画広告51と広告コンテンツ52との関連付けを、ネット広告テーブルなどを用いてマッチングさせることにより、ユーザに対してより適切な広告コンテンツ52の配信が可能となる。
このように、そして、動画広告51と関連する広告コンテンツ52を、動画広告51と同時に表示部28へ表示させることで、動画広告51と広告コンテンツ52との相乗効果を期待することができる。
また、例えば携帯端末200における広告コンテンツ52の表示態様としては、図5Aおよび図5Bに示すような態様とすることができる。図5Aおよび図5Bは、広告コンテンツ52の表示形態の一例を示す説明図である。かかる表示態様は、例えば、携帯端末200側の動画アプリなどで設定されるようにするとよい。また、広告コンテンツ52のサイズや形状などを含む表示態様は適宜設定できるものであって、図5A,5Bに示される態様に限定されるものではない。
図5Aに示す広告コンテンツ52の表示態様は、携帯端末200のタッチパネル260において、動画広告51の表示領域に隣接した領域に表示するものである。すなわち、広告配信装置500の制御部24は、主コンテンツ101a,101b・・の動画についてはタッチパネル260の全表示領域で表示できるように配信する。そして、動画広告コンテンツ110である動画広告51が表示されるタイミングになると、携帯端末200では、タッチパネル260の表示領域が所定の広さに設定された第1の表示領域221と、この第1の表示領域221の直下に隣接する帯状の第2の表示領域222とに区画する。そして、この第2の表示領域222にネット広告である広告コンテンツ52が表示されるように制御する。
なお、図5Aに示す例では、第1の表示領域221には、○△自動車の動画広告51が表示され、同時に、第1の表示領域221の直下に区画された第2の表示領域222に、動画広告51と同一の商品を広告対象とした広告コンテンツ52が表示される。この広告コンテンツ52は、図4Bに照らせば、例えば、ネット広告コンテンツID「AAA1」で特定されるネット広告である。
なお、表示領域を区画する場合、動画広告51が表示されるタイミングで表示領域を区画するのではなく、予め、動画コンテンツ100を表示する第1の表示領域221と広告コンテンツ52を表示する第2の表示領域222とに区画して表示するようにしてもよい。
この場合、第1の表示領域221で主コンテンツ101a,101b・・である動画が表示されている場合、第2の表示領域222には、他の情報を表示したりすることができる。例えば、携帯端末200がメールなどを受信した場合、第2の表示領域222にその通知を表示したり、ユーザの操作に応じてメール本文などを含むテキスト情報を表示したりすることができる。
また、携帯端末200で動画コンテンツ100を視聴する場合、図5Bに示すように、携帯端末200を縦にして利用することもある。図5Bに示す例では、タッチパネル260の表示領域が、動画広告51を含む動画コンテンツ100を表示する第1の表示領域221と、広告コンテンツ520,521,522を表示する複数の第2の表示領域222に区画されている。
すなわち、図示するように、タッチパネル260の表示領域は、上部に広い領域である第1の表示領域221が生成され、その下方に、3つの上段表示領域22a、中段表示領域22b、下段表示領域22cに区画された第2の表示領域222が生成されている。
第1の表示領域221には、動画コンテンツ100が表示される。よって、これに含まれる動画広告51についても、図示するように第1の表示領域221に表示される。ここでも動画広告51は○△自動車の広告としている。他方、複数の第2の表示領域222には、それぞれ異なる広告コンテンツ520,521,522が表示されるようになっている。
例えば、上段表示領域22aには、動画広告51と同一広告主の広告コンテンツ520が表示され、中段表示領域22bには、動画広告51で広告対象商品と関連する商品の広告コンテンツ521が、下段表示領域22cには、例えば、動画広告51の広告主である○△自動車の傘下にあるディーラの広告コンテンツ522などが表示される。
第2の表示領域222において、動画広告51と同時に表示される各広告コンテンツ520,521,522は、これらについても、図4Aや図4Bに示すネット広告テーブルに関連付けられたものとすることができる。
また、前述したように、広告コンテンツ52,520,521,522は、関連するネット広告関連コンテンツ53とリンクさせておくことができる。ユーザが、タッチパネル260上に表示された広告コンテンツ52,520,521,522を指Fでタップすると、同じ第2の表示領域222に、リンクされたネット広告関連コンテンツ53が表示される(図1参照)。
このように、第1の表示領域221には動画広告51を表示し、これに隣接する第2の表示領域222に広告コンテンツ52を表示すれば、動画広告51と広告コンテンツ52の画像同士が重なることがなく、ユーザは、いずれの広告も美しく視聴することができる。
なお、前述したように、広告コンテンツ52,520,521,522は、関連するネット広告関連コンテンツ53とリンクさせておくことができる。ユーザが、タッチパネル260上に表示された広告コンテンツ52,520,521,522を指Fでタップすると、同じ第2の表示領域222に、リンクされたネット広告関連コンテンツ53が表示される(図1参照)。
ところで、動画コンテンツ100としては、録画されたコンテンツ、あるいはオンデマンドで配信されるコンテンツの方が好ましい。すなわち、例えば、広告コンテンツ52,520,521,522を、ネット広告関連コンテンツ53などにリンクさせている場合には、録画されたコンテンツ、あるいはオンデマンドで配信されるコンテンツであれば、ネット広告関連コンテンツ53が表示される際に動画コンテンツ100の表示を一時停止することができる。また、ネット広告関連コンテンツ53の表示が終了するか、ユーザによる「戻る」操作などがなされた場合、動画コンテンツ100の表示を再開させることも容易に行うことができる。
[3.情報処理装置の処理フロー]
ここで、実施形態に係る広告配信装置500による情報処理の手順について、図6を参照して説明する。図6は、実施形態に係る情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。なお、図6に示す情報処理は、広告配信装置500の制御部24によって繰り返し実行される。
図6に示すように、広告配信装置500の制御部24は、先ず、端末装置などから広告コンテンツ52のリクエスト(配信要求)が有ったか否かを判定し、配信要求があれば(ステップS100:Yes)、処理をステップS110に移し、配信要求がない場合(ステップS100:No)、処理を終える。
続いて制御部24は、配信要求に含まれる動画広告51のメタ情報を解析する(ステップS110)。そして、制御部24は、動画広告51と関連する広告コンテンツ52(ネット広告)を選択する(ステップS120)。すなわち、制御部24の選択部242は、ネット広告テーブルを参照し、動画広告51と関連する広告コンテンツ52を選択して配信部23に受け渡す。
そして、制御部24は、広告コンテンツ52を、配信要求してきた端末装置に配信し(ステップS130)、処理を終える。すなわち、制御部24は、携帯端末200のタッチパネル260上に、ステップS120で選択した広告コンテンツ52を、動画広告51と同時に表示する(図1、図5Aおよび図5Bを参照)。
広告配信装置500によりかかる処理がなされると、端末装置(例えば、携帯端末200)では、動画広告51と広告コンテンツ52とが同時に再生表示される。
ところで、動画広告51と広告コンテンツ52との表示は、厳密に同期していなくても構わない。少なくとも、動画広告51が再生されている間にネット広告である広告コンテンツ52が表示されればよい。
[4.他の実施形態]
ここで、実施形態に係る情報処理について説明する。すなわち、上述してきた例では、主コンテンツ101a、101b・・と動画広告コンテンツ110とが含まれる動画コンテンツ100を再生する端末装置から広告コンテンツ52の配信要求を受け付けた広告配信装置500が、配信要求を行った端末装置に対して、動画広告51と同時に端末装置に表示する広告コンテンツ52を端末装置に配信するものであった。
しかし、端末装置を情報処理装置として、端末装置側において、動画広告51と広告コンテンツ52とを同時に表示する処理を行うこともできる。図7は、他の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す説明図である。なお、以下において、図2と重複する構成については説明を省略する。
図7に示す情報処理システムにおいて、情報処理装置として機能する携帯端末200は、前述したように、スマートフォンなどの端末装置とするが、これに限定されるものではない。かかる携帯端末200は、図示するように、制御部25と、通信部26と、記憶部27と、表示部28と、操作部29とを備える。
通信部26は、通信ネットワーク4に接続されており、かかる通信ネットワーク4を介して録画装置10、ウェブサーバ300、ユーザ端末400および広告配信装置500と通信することができる。
通信部26は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部26は、通信ネットワーク4と例えば無線で接続され、録画装置10やウェブサーバ300、あるいは広告配信装置500との間で情報の送受信を行う。
記憶部27は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子などの記憶装置によって実現される。かかる記憶部27は、通話アプリや、ブラウザアプリケーションや、後述する動画再生アプリケーション(以下「動画アプリ」とする)など、様々なアプリケーションを記憶する。また、記憶部27は、動画アプリにより取得した動画コンテンツや広告コンテンツなども記憶する。
また、携帯端末200は、液晶パネルとタッチセンサを有するタッチパネル260(図5Aおよび図5Bを参照)を備えている。そして、かかるタッチパネル260により、表示部28としての機能と操作部29としての機能の一部とが一体化される。なお、操作部29の他の機能としては、例えば、ホームボタン18(図1参照)や、電源ボタンやユーザの発話を受け付けるマイクなど(不図示)によって実現される。こうして、携帯端末200は、ユーザからの各種操作を、操作部29を介して受け付けることができる。
制御部25は、例えば、CPUやMPUなどによって、内部の記憶装置または記憶部27に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部25は、例えば、ASICなどの集積回路により実現される。
かかる制御部25は、動画取得部210と、ネット広告取得部220と、処理部230とを備える。かかる処理部230は、動画再生処理部240と広告表示処理部250とを備え、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部25の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部25が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
動画取得部210は、操作部29の操作に応じて動画コンテンツ100を取得する。すなわち、本実施形態では、動画取得部210は、有線または無線によって外部から取得して記憶する録画装置10から、ユーザ操作に応じて動画コンテンツ100を取得することになる。
ネット広告取得部220は、動画コンテンツ100に含まれた動画広告コンテンツ110と同じタイミングで表示するネット広告である広告コンテンツ52を、通信ネットワーク4を介して広告配信装置500から取得する。
例えば、動画取得部210により取得された動画コンテンツ100に、コンテンツIDをはじめとするタイトル情報や主コンテンツ部分の時間情報、および動画広告コンテンツ110に関する情報が含まれているとする。本実施形態では、かかる情報が関連付けられたネット広告情報を広告配信装置500が有するものとする。
ネット広告取得部220は、動画取得部210が取得した動画コンテンツ100のコンテンツIDを広告配信装置500に送信する。コンテンツIDを受信した広告配信装置500は、動画コンテンツ100に含まれる動画広告コンテンツ110と同時に配信される広告コンテンツ52を決定して携帯端末200に送信する。
このように、ネット広告取得部220から動画コンテンツ100のコンテンツIDが広告配信装置500に送信されると、広告配信装置500は、上述したネット広告テーブルに(図4Aおよび図4Bを参照)基づいて、動画広告コンテンツ110と同時に携帯端末200の表示部28に表示すべきネット広告を決定して送信する。
ところで、動画広告コンテンツ110とネット広告である広告コンテンツ52との関連付けは、例えば、携帯端末200側から送られる動画広告コンテンツ110のメタデータと、ネット広告に含まれる広告文のタイトルと説明文の情報との関連性に基づいて設定することができる。そして、広告表示処理部250は、動画広告51と同時に表示部28へ表示する広告を、動画広告51と関連する広告コンテンツ52とすることができる。
上述したように、動画広告51と広告コンテンツ52との関連付けを、例えば、動画広告51と同じ広告主の広告コンテンツ52、および/または、動画広告51と同じ広告対象となる商品の広告コンテンツ52を準備しておけば、より適切な広告コンテンツ52の配信が可能となる。
このように、動画広告51と関連する広告コンテンツ52を動画広告51と同時に表示部28へ表示するようにすれば、動画広告51と広告コンテンツ52との相乗効果がさらに高まることが期待できる。
図7に示すように、処理部230は、動画再生処理部240と広告表示処理部250とを備えており、動画再生処理部240は、動画取得部210が取得した、動画広告コンテンツ110が含まれる動画コンテンツ100を、表示部28に再生表示する処理を実行する。
一方、広告表示処理部250は、ネット広告取得部220が通信ネットワーク4を介して取得した広告コンテンツ52を、表示部28に表示中の動画広告コンテンツ110と同時に表示部28に表示する処理を実行する。
このとき、広告表示処理部250は、表示部28における動画広告51の表示領域上に広告コンテンツ52を表示するのであるが、その表示態様は、例えば、図1に示したように、動画広告51と広告コンテンツ52とを重畳表示することができる。
また、この場合も、広告コンテンツ52の表示態様としては、図5Aおよび図5Bに示すような態様であっても構わない。
[4−1.携帯端末200よる処理フロー]
ここで、実施形態に係る情報処理装置である携帯端末200による情報処理の手順について、図8A〜図8Cを参照して説明する。図8Aは、実施形態に係る情報処理装置の処理の一例を示すフローチャート、図8Bは、ネット広告取得処理の一例を示すフローチャート、図8Cは、ネット広告関連コンテンツ表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、図8Aに示す情報処理は、携帯端末200の制御部25によって繰り返し実行される。
図8Aに示すように、情報処理装置としての携帯端末200の制御部25は、先ず、選択された動画コンテンツ100を再生する(ステップS10)。すなわち、動画取得部210によって、例えば録画装置10の録画部160から通信ネットワーク4を介して取得された所定の動画コンテンツ100が、動画再生処理部240によって表示部28に表示される。
続いて制御部25は、ネット広告取得タイミングか否かを判定する(ステップS20)。例えば、動画コンテンツ100に含まれる動画広告51が開始される所定時間前になったか否かを判定する。動画広告51の開始時間は、動画コンテンツ100に含まれる情報により制御部25が把握している。
制御部25は、ネット広告取得タイミングではないと判定すると(ステップS20:No)、処理をステップS40に移す。他方、ステップS20において、ネット広告取得タイミングであると判定すると(ステップS20:Yes)、制御部25は、ネット広告コンテンツを取得する(ステップS30)。
ステップS30の処理を図8Bに示す。図示するように、制御部25は、動画広告51のIDを取得する(ステップS31)。すなわち、動画コンテンツ100には、予め設定情報の一つとして動画コンテンツIDが含まれており、制御部25は、かかるIDを取得して広告配信装置500(図2参照)に送信する処理を行う。
次いで、制御部25は、動画広告51と関連するネット広告コンテンツ、すなわち広告コンテンツ52を取得する(ステップS32)。すなわち、制御部25は、動画コンテンツIDの送信先である広告配信装置500が、かかる動画コンテンツIDに基づいて決定し、送信してきた広告コンテンツ52を受信する。制御部25は、ネット広告取得部220により受信した広告コンテンツ52を、広告表示処理部250に引き渡してこの処理を終了し、図8AのステップS40に戻る。
図8Aに示すステップS40では、制御部25は、動画広告開始タイミングが否かを判定する。動画広告開始タイミングではないと判定すると(ステップS40:No)、処理をステップS60に移す。他方、動画広告51の開始時間が到来し、動画広告開始タイミングであると判定した場合(ステップS40:Yes)、制御部25は、ネット広告コンテンツを表示する(ステップS50)。すなわち、制御部25は、携帯端末200のタッチパネル260上に、ステップS30で取得した広告コンテンツ52を、動画広告51と同時に表示する(図1、図5Aおよび図5Bを参照)。
また、本実施形態では、制御部25は、ステップS50においてネット広告である広告コンテンツ52を表示すると、次いで、タップ操作があるか否かを判定する(ステップS60)。すなわち、ここでは、広告コンテンツ52と、この広告コンテンツ52に関連したネット広告関連コンテンツ53とをリンクさせている。よって、タッチパネル260上に表示された広告コンテンツ52を、ユーザが指Fでタップ操作したと判定すると(ステップS60:Yes)、ステップS70に処理を移し、ネット広告関連コンテンツ53を表示する。一方、タップ操作がないと判定すると(ステップS60:No)、制御部25は処理をステップS80に移す。
図8Cにネット広告関連コンテンツ表示処理の一例を示す。制御部25は、図8Cに示すように、動画コンテンツ100の再生を一時停止する(ステップS71)。すなわち、タッチパネル260上には、ネット広告関連コンテンツ53が表示されるとユーザは動画コンテンツ100の視聴ができなくなるため(図1参照)、動画コンテンツ100の再生を中断するのである。
続いて、制御部25は、ネット広告関連コンテンツ53をタッチパネル260上に表示し(ステップS72)、制御部25は、所定操作があるまで待機する。ここで、所定操作とは、例えば、戻り操作ボタン17などの操作である。所定操作がなされた場合(ステップS73:Yes)、制御部25は、動画コンテンツ100の一時停止状態を解除して動画コンテンツ100の動画表示を再開し(ステップS74)、処理を図8AのステップS80に戻す。
こうして、例えば、動画コンテンツ100に含まれた動画広告51と、これと同時に表示される広告コンテンツ52とによって、例えばユーザが広告商品などに関心をもつと、ネット広告関連コンテンツ53までほぼ時を同じくして閲覧することができる。そして、例えばネット広告関連コンテンツ53が、商品購入ページを含むランディングページなどであれば、場合によってはその場での商品購入に結び付けることができ、広告主にとっても有益な広告配信が実現する。
図8Aに戻り、ステップS70のネット広告関連コンテンツ表示処理が終了すると、制御部25は、広告終了タイミングか否かを判定する(ステップS80)。すなわち、動画広告51が予め定められた時間だけ再生されたか否かを判定し、広告終了タイミングになると(ステップS80:Yes)、広告コンテンツ52を消去してネット広告コンテンツの表示を終える(ステップS90)。また、広告終了タイミングでない場合(ステップS80:No)、制御部25は図8Aの処理を繰り返す。
このように、この場合でも広告コンテンツ52の表示は、動画広告51の表示と同期しているが、動画広告51と広告コンテンツ52との表示は、厳密に同期していなくても構わない。少なくとも、動画広告51が再生されている間にネット広告である広告コンテンツ52が表示されればよい。
[5.変形例]
上述した実施形態では、TV広告などの動画広告51とネット広告としての広告コンテンツ52とを同時に表示する情報処理装置として、広告配信装置500と携帯端末200を例示して説明した。しかし、動画コンテンツに含まれる動画広告51と、ネット広告である広告コンテンツ52とを同時に表示することができればよいため、例えば、録画装置10なども情報処理装置として機能することができる。
また、動画コンテンツ100としては、必ずしも録画された動画コンテンツ100でなくてもよく、携帯端末200やユーザ端末400は、例えば、有線または無線によって外部からストリーミング配信によって動画コンテンツ100を取得することもできる。
すなわち、図2を用いて説明したように、例えば携帯端末200は、通信ネットワーク4を介してウェブサーバ300と通信可能である。したがって、ウェブサーバ300から所定の動画コンテンツ100をストリーミング配信で受信し、動画コンテンツ100に含まれる動画広告51の表示タイミングに合わせて、広告コンテンツ52を同時に表示させることもできる。
このように、動画コンテンツ100を有線または無線によって外部からストリーミング配信によって取得可能とすれば、ユーザはオンデマンドで所望する動画コンテンツ100を視聴できる。
また、上述してきた実施形態では、コンテンツIDや動画タイトル情報や動画コンテンツ100の主コンテンツ部分の時間情報、さらには動画広告コンテンツ110に関する情報などが含まれる情報(例えば、図4A,図4Bに示したネット広告テーブル)を広告配信装置500が有するものとした。
しかし、ネット広告テーブルなどの情報は、必ずしも広告配信装置500のみが備える必要はない。かかる情報を、所定のウェブサーバ300が備えるようにしてもよい。すなわち、例えば、携帯端末200の制御部25は、先ず、所定のウェブサーバ300に動画コンテンツIDを送信する。そして、動画広告51と同時に配信する広告コンテンツ52をウェブサーバ300に決定させて、これを規定するネット広告IDを送信させる。そして、ウェブサーバ300から取得したネット広告IDを広告配信装置500に送信し、ネット広告IDに応じた広告コンテンツ52を広告配信装置500から取得することもできる。
また、ネット広告テーブルなどの情報を、携帯端末200が備えておき、携帯端末200側で、動画広告51と同時に配信する広告コンテンツ52を決定してもよい。
[6.プログラム]
実施形態における情報処理装置としての広告配信装置500や、携帯端末200、さらにはユーザ端末400は、例えば、図9に示すような構成のコンピュータ70によって実現される。図9は、広告配信装置500などの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ70は、CPU71、RAM72、ROM(Read Only Memory)73、HDD(Hard Disk Drive)74、通信インターフェース(I/F)75、入出力インターフェース(I/F)76、およびメディアインターフェース(I/F)77を備える。
CPU71は、ROM73またはHDD74に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM73は、コンピュータ70の起動時にCPU71によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ70のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD74は、CPU71によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェース(I/F)75は、通信部21に対応し、通信ネットワーク4を介して他の機器からデータを受信してCPU71へ送り、CPU71が生成したデータを、通信ネットワーク4を介して他の機器へ送信する。
CPU71は、入出力インターフェース(I/F)76を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU71は、入出力インターフェース76を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU71は、生成したデータを、入出力インターフェース76を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェース(I/F)77は、記録媒体78に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM72を介してCPU71に提供する。CPU71は、当該プログラムを、メディアインターフェース77を介して記録媒体78からRAM72上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体78は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ70が情報処理装置として機能する場合、コンピュータ70のCPU71は、RAM72上にロードされたプログラムを実行することにより、動画取得部210、ネット広告取得部220、動画再生処理部240、および広告表示処理部250の各機能を実現する。また、HDD74やROM73は、記憶部22の機能を実現し、動画アプリや通話アプリなどの各種アプリや、動画アプリにより取得した動画コンテンツ100やネット広告取得部220により取得した広告コンテンツ52なども格納される。
コンピュータ70のCPU71は、これらのプログラムを、記録媒体78から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信ネットワーク4を介してこれらのプログラムを取得してもよい。また、情報処理装置がスマートフォンなどであればHDD74は備えない場合がある。
[7.効果]
実施形態にかかる情報処理装置は、主コンテンツ101a,101b・・と動画広告51とが含まれる動画コンテンツ100を再生する端末装置(携帯端末200やユーザ端末400など)から広告コンテンツ52の配信要求を受け付ける受付部241と、配信要求を行った端末装置に対して、動画広告51と同時に端末装置に表示する広告コンテンツ52を端末装置に配信する配信部23とを備える。
したがって、TV広告などの動画広告51とネット広告である広告コンテンツ52とによる相乗効果が期待できる。
また、配信部23は、動画広告51と関連する広告コンテンツ52を端末装置に配信する。
これにより、動画広告51と、これに関連する広告コンテンツ52とをユーザに同時に視認させることができるため、動画広告51と広告コンテンツ52との相乗効果をさらに高め、広告としての訴求力の向上が期待できる。
また、配信部23が受け付ける配信要求には、動画広告51に関連付けられた情報が含まれ、配信部23は、動画広告51に関連付けられた情報に基づいて選択した広告コンテンツ52を配信する。
これにより、広告配信装置1,500は、端末装置からのリクエストに応じて、TV広告などの動画広告51に関連した、より適切な広告コンテンツ52を選択して配信することができる。
また、配信部23が受け付ける配信要求には、動画コンテンツ100に関連付けられた情報が含まれ、配信部23は、動画コンテンツ100に関連付けられた情報に基づいて選択した広告コンテンツ52を配信する。
これにより、広告配信装置1,500は、端末装置からのリクエストに応じて、TV番組などである動画コンテンツ100に関連した、ユーザの興味や関心にマッチした適切な広告コンテンツ52を選択して配信することができる。
また、広告コンテンツ52は、端末装置における動画広告51の表示領域上に表示される広告コンテンツである。
これにより、ユーザは、動画広告51と広告コンテンツ52とを略同一視野の中で観ることができ、相乗効果を期待することができる。
また、広告コンテンツ52は、端末装置における動画広告の表示領域に隣接した領域に表示される広告コンテンツである。例えば、第1の表示領域221には動画広告51が表示され、これに隣接する第2の表示領域222に広告コンテンツ52が表示される。
これにより、動画広告51と広告コンテンツ52の画像同士が重なることがなく、ユーザは、いずれの広告も美しく視聴することができる。
また、動画コンテンツ100は、動画広告51が予め埋め込まれている。
これにより、例えば、動画コンテンツ100が、例えば録画されたテレビ番組などであっても、動画広告51と広告コンテンツ52との同時表示が行える。
[8.その他]
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。