JP2018200795A - 非水電解質電池用無機粒子及び非水電解質電池 - Google Patents
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Abstract
Description
さらに、本発明者らは、電池性能を決める主体であるLiイオンに対して、特定の結晶構造と構成元素を有する無機化合物は何ら作用を及ぼさないことを見出している。
特に、無機化合物の表面を制御することにより、上記の効果をさらに高められたことこそ、本発明を完成させる大きな要因であった。
すなわち、本発明は以下のとおりのものである。
[1]
結晶構造中に、マンガンより小さい電気陰性度を有する金属元素を含み、かつ層間距離が0.40nm以上2.0nm以下であり、かつ層間に水素イオン以外の交換性陽イオンを有する層状化合物を含む、非水電解質電池用無機粒子。
[2]
前記交換性陽イオンは、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、有機陽イオン、及びこれらの任意の混合物から成る群から選択される、[1]に記載の非水電解質電池用無機粒子。
[3]
前記無機粒子は、5ppmのMn2+イオンと、1mol/LのLiPF6と、環状及び/又は鎖状カーボネートとの混合液100質量部に対し、0.035質量部を23℃の雰囲気下で6時間浸漬されたときの前記Mn2+イオンの吸着率が5%以上である、[1]又は[2]に記載の非水電解質電池用無機粒子。
[4]
前記無機粒子は、800ppmのHFと、1mol/LのLiPF6と、環状及び/又は鎖状カーボネートとの混合液100質量部に対し、8質量部を23℃の雰囲気下で5分間浸漬されたときの前記HF濃度が10%以上減少する、[1]〜[3]のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。
[5]
下記式:
親水性パラメーターA=BET1/BET2
{式中、BET1は、前記無機粒子に水蒸気を吸着させて測定される吸着等温線から、BET法を用いて算出された無機粒子の比表面積を意味し、BET2は、前記無機粒子に窒素を吸着させて測定される吸着等温線から、BET法を用いて算出された無機粒子の比表面積を意味する。}
で定義される前記無機粒子の親水性パラメーターAが、0.65より大きく2.0以下である[1]〜[4]のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。
[6]
前記無機粒子が表面修飾されている、[1]〜[5]のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。
[7]
前記無機粒子に窒素を吸着させて測定される吸着等温線からBET法を用いて算出された前記無機粒子のBET比表面積は、3m2/g以上200m2/g以下である、[1]〜[6]のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。
[8]
前記無機粒子に窒素を吸着させて測定される吸着等温線からBET法を用いて算出された前記無機粒子のBET比表面積は、3m2/g以上30m2/g以下である、[1]〜[7]のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。
[9]
前記無機粒子がリン酸ジルコニウムである、[1]〜[8]のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。
[10]
[1]〜[9]のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子を含む、電池構成材料。
[11]
[1]〜[9]のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子で構成された吸着層を備える、非水電解質電池。
[12]
前記非水電解質電池は、電池構成材料として正極、負極及びセパレータを含み、前記吸着層は、少なくとも、前記セパレータ内部、前記正極と前記セパレータの対向面、及び前記負極と前記セパレータの対向面のいずれかに形成され、かつその形成された前記吸着層は、前記セパレータ内部の全体若しくはその一部、又は各対向面の全面若しくはその一部に形成されている、[11]に記載の非水電解質電池。
非水電解質電池は、正極、負極、セパレータ、非水電解液、外装体等の電池構成材料を具備しており、かつ電池構成材料の少なくとも1つには、非水電解質電池の寿命特性又は安全性に影響する物質を吸着する非水電解質電池用無機粒子を含む。非水電解質電池用無機粒子は、非水電解質電池の寿命特性又は安全性に影響する物質を吸着することができる吸着剤としても、使用されることができる。
これらの電極構成材料については、例えば包材又は外装体にはアルミニウム等が、正極活物質にはニッケル、コバルト、マンガン、鉄、亜鉛、銅、アルミニウム等が用いられ、また集電箔には銅、アルミニウム等が用いられる。
非金属性層状化合物は、電池性能を決める主体であるLiイオンに何ら作用を及ぼさない。
特に、層状化合物の層間距離は、X線回折又は電子線回折によって測定される面間隔として定義され、その距離が0.40nm以上2.0nm以下であると、金属イオンを効率的に吸着することができることが分かった。その下限はLiイオンを吸着させ難くする観点から、0.50nm以上であることが好ましく、より好ましくは0.80nm以上である。また上限については、溶出イオンの吸着の観点から1.8nm以下であることが好ましく、1.5nm以下であることがより好ましい。その面間隔は、上記の範囲のうち、揃った面間隔を持つ必要はなく、ゆらぎがあってもよい。すなわち、X線回折又は電子線回折における層間距離の対応するピークはブロードである方が好ましく、ダブルピーク又はトリプルピークでもよい。このような面間隔にゆらぎのある層状化合物は、例えば、TEM(透過型電子顕微鏡)像から層間距離を測定することができる。
これらの結晶構造における複数の層の間に保持された交換性陽イオンは一部、水で置換されていてもよく、イオン化していない有機分子で置換されていてもよい。
交換性陽イオンが上記の元素等であることによって、交換性陽イオンは陽イオンとして電解液へと拡散し、その吸着剤にできた空きサイトは負に帯電し、正極活物質や集電箔などの電池構成材料から溶出した金属イオンが吸着する。溶出金属イオンよりも相対的に電気陰性度が小さい交換性陽イオンが電解液へと拡散し、溶出金属イオンが吸着されるイオン交換が起きることによって、電池内部の系全体の電荷バランスは保たれる。すると、電池内部の系全体のポテンシャルは吸着後の方が安定になる。結果として電池構成材料から溶出した金属イオンが減少することになる。
マンガンよりも電気陰性度が小さい金属元素としては、例えば、Nb、Ta、Ti、Zr、Hf、Sc、Y、ランタノイド、Be、Mg、Ca、Sr、Baが挙げられる。
表面修飾方法としては、特に限定されないが、例えば、無機化合物、有機化合物等で無機粒子表面を被覆する方法、水・有機溶媒等の液に浸漬する方法、熱処理する方法等が挙げられる。
前記シランカップリング剤としては、特に制限されないが、ビニル系シランカップリング剤、アルキル系シランカップリング剤、エポキシ系シランカップリング剤、スチリル系シランカップリング剤、(メタ)アクリロキシ系シランカップリング剤、アミノ系シランカップリング剤、ウレイド系シランカップリング剤、クロロプロピル系シランカップリング剤、ポリスルフィド系シランカップリング剤、イソシアネート系シランカップリング剤、メルカプト系シランカップリング剤、トリアジン系シランカップリング剤およびイミダゾール系シランカップリング剤などが挙げられ、エポキシ系シランカップリング剤、アミノ系シランカップリング剤および(メタ)アクリロキシ系シランカップリング剤からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であることが好ましい。シランカップリング剤は1種単独で、または2種以上を混合して使用できる。
前記チタネートカップリング剤としては、チタンテトライソプロポキシド、チタンテトラノルマルブトキシド、ブチルチタネートダイマー、チタンテトラ−2−エチルヘキソキシド、チタンジオクチロキシビス(オクチレングリコレート)、テトラメチルチタネート、チタンアセチルアセトネート、チタンジイソプロポキシビス(アセチルアセトネート)、チタンテトラアセチルアセトネート、チタンジイソプロポキシビス(エチルアセトアセテート)、チタンエチルアセトアセテート、チタンオクタンジオレート、チタンジイソプロポキシビス(トリエタノールアミネート)、チタントリエタノールアミネート、チタンラクテートアンモニウム塩、チタンラクテート、ポリヒドロキシチタンステアレート等が挙げられ、市販品としては、KR38S、KR44、KR46B、KR55、KR9SA、KRTTS、KR41B、KR138S、KR238S、KR338X(全て味の素ファインテクノ(株)製)等が挙げられる。
前記アルミネートカップリング剤としては、アルミニウムイソプロピレート、モノsec−ブトキシアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムsec−ブチレート、アルミニウムエチレート、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)、アルキルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムジイソプロポキシモノオレイルアセトアセテート、アルミニウムモノアセチルアセトネートビス(エチルアセトアセテート)、アルミニウムトリス(アセチルアセトネート)、アルミニウムモノイソプロポキシモノオレオキシエチルアセトアセテート、環状アルミニウムオキサイドイソプロピレート、環状アルミニウムオキサイドオクチレート、環状アルミニウムオキサイドステアレート等が挙げられ、市販品としては、プレンアクトAL−M(アルキルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート(味の素ファインテクノ(株)製)等が挙げられる。
ホスホン酸系カップリング剤の具体例としては、ブチルホスホン酸、ヘキシルホスホン酸、オクチルホスホン酸、デシルホスホン酸、テトラデシルホスホン酸、ヘキサデシルホスホン酸、オクタデシルホスホン酸、6−ホスホノヘキサン酸、11−アセチルメルカプトウンデシルホスホン酸、11−ヒドロキシウンデシルホスホン酸、11−メルカプトウンデシルホスホン酸、1H,1H,2H,2H−パーフルオロオクタンホスホン酸、11−ホスホノウンデシルホスホン酸、16−ホスホノヘキサデカン酸、1,8−オクタンジホスホン酸、1,10−デシルジホスホン酸、1,12−ドデシルジホスホン酸、ベンジルホスホン酸、4−フルオロベンジルホスホン酸、2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジルホスホン酸、4−ニトロベンジルホスホン酸、12−ペンタフルオロフェノキシドデシルホスホン酸、(12−ホスホノドデシル)ホスホン酸、16−ホスホノヘキサデカン酸、11−ホスホノウンデカン酸等を挙げることができる。また、[2−[2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ]エチル]ホスホン酸等の化合物も対象表面に適用可能である。
前記シリコーン変性樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シリコーン変性ポリイミド、シリコーン変性ポリアミドイミド、シリコーン変性ポリアミド、シリコーン変性ポリカーボネート、シリコーン変性アクリル、シリコーン変性エポキシ、シリコーン変性ウレタン、シリコーン変性ポリエステル、シリコーン変性オレフィン、シリコーン変性ビニル、シリコーン変性フェノキシなどが挙げられる。
前記フッ素変性樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチエン(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、エチレンクロロトリフルオロエチレン(ECTFE)、ポリフッ化ビニルエーテル(PFVE)、四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記変性ポリオレフィンとしては、無水マレイン酸変性プロピレン系重合体及びその塩化物、無水マレイン酸変性エチレン−プロピレン共重合体及びその塩素化物、無水マレイン酸変性プロピレン−ブテン共重合体及びその塩化物、無水マレイン酸変性エチレン−プロピレン−ブテン共重合体及びその塩化物、アクリル酸変性プロピレン系重合体及びその塩化物、アクリル酸変性エチレン−プロピレン共重合体及びその塩化物、アクリル酸変性プロピレン−ブテン共重合体及びその塩化物等が挙げられる。
本実施形態の非水電解質電池用無機粒子および表面処理を施した非水電解質電池用無機粒子は、下記式:
親水性パラメーターA=BET1/BET2
{式中、BET1は、無機粒子に水蒸気を吸着させて測定される吸着等温線から、BET法を用いて算出された無機粒子の比表面積を意味し、BET2は、無機粒子に窒素を吸着させて測定される吸着等温線から、BET法を用いて算出された無機粒子の比表面積を意味する。}
で定義される親水性パラメーターAが、0.65より大きく2.0以下であることが好ましい。親水性パラメーターAは、より好ましくは0.65より大きく1.8以下、さらに好ましくは0.65より大きく1.6以下である。親水性パラメーターAが0.65より大きく2.0以下であると、上記で説明されたような金属イオンの吸着性能が得られる。
吸着剤として使用される非水電解質電池用無機粒子は、非水電解質電池において、外装体、正極、負極及びセパレータを含む正極と負極の間の任意の位置に存在することで、より効果的に溶出した金属イオンの悪影響を低減できる。よって、非水電解質電池用無機粒子を含む吸着剤は、正極、負極及びセパレータに含有されることが好ましく、非水電解質電池の製造工程の汎用性に優れることから、セパレータに含有されることがより好ましい。
ケイ酸カルシウム水和物は、CaO−SiO2−H2O系の化合物と呼ばれる材料群である。
ケイ酸カルシウム水和物が、トバモライト系であることは、粉末X線回折の回折パターンにおいて、28〜30°(2θ)に(220)面の回折ピークを示すこと等から識別することができる。
また、ケイ酸カルシウム水和物は、特に限定されないが、他の成分を含有していてもよい。他の成分の含有量は、0〜50%の範囲であればよい。他の成分は、ケイ酸カルシウム水和物の化学構造又は結晶構造が維持されれば特に制限されないが、例えば、調湿のため、シリカゲル等の乾燥剤を含んでいてもよい。
ケイ酸カルシウム水和物のC/S比は、0.3以上、2.0以下であることが好ましい。C/S比が0.3以上であることで、非水電解質電池の寿命特性又は安全性がより向上する傾向にある。また、C/S比が2.0を超えると層状構造が形成し難くなるため、溶出金属イオンの悪影響を除外する吸着能力が低下する傾向がある。また、C/S比は、0.6以上、2.0以下であることがより好ましい。
ケイ酸カルシウム水和物のC/S比は、一般的な元素分析法、例えば、硝酸等の酸で分解した後にICP発光分光分析を行うことで、測定することができる。
リン酸ジルコニウムには、非晶質、層状構造および網目構造を取る結晶質のものがある。リン酸ジルコニウムとしては、これらの中でも金属吸着能力及びHF除去能力に優れることから層状構造を取る層状リン酸ジルコニウムであるZr2(HPO4)2・nH2Oが好ましい。
当該熟成は、常温で行ってもよいが、熟成を早めるため90℃以上の湿式常圧で行うことが好ましく、常圧よりも高い圧力雰囲気で100℃を超える条件である水熱条件で行ってもよい。水熱条件で層状リン酸ジルコニウムを製造する場合は、130℃以下で行うことが製造コストの面から好ましい。
リン酸またはリン酸塩の配合割合は、ジルコニウム化合物に対する仕込みのモル比率で、2〜3が好ましく、2.1〜2.6であることがより好ましい。この比率にすることで、層状リン酸ジルコニウムが収率よく製造される。
リン酸ジルコニウムの平均二次粒子径を前記範囲内に制御する方法としては、特に限定されないが、前述したケイ酸カルシウム水和物の平均二次粒子径を制御する方法が同様に適用できる。
非水電解質電池用無機粒子である第一の無機粒子を含む層には、さらに第二の無機粒子を含むことが好ましい。非水電解質電池用無機粒子は電池内の金属を吸着し、非水電解質電池の寿命を伸ばし、安全性を高めることができる。しかしながら、粒子が凝集している場合には、電解液との接触面積が減少し、良好な金属吸着特性を示すことが困難となる。これを防ぐため、第二の無機粒子を非水電解質用無機粒子と混合することが好ましい。第二の無機粒子を非水電解質用無機粒子と混合することで、非水電解質電池用無機粒子の凝集を防ぎ、吸着特性を最大限発揮し、良好な金属吸着特性を発現することが可能になる。
第二の無機粒子は非金属性、すなわち半導体または絶縁体であることが好ましい。特にその電気抵抗率については103Ω・m以上であることが好ましい。電気抵抗率が103Ω・m以上の半導体又は絶縁体は、電池内における充放電特性又は安全性を損なわないため好ましい。
なお、本明細書では、SEM観察により得られる「無機粒子の平均粒子径」は、無機粒子含有分散液の粒度分布測定により得られる「無機粒子の平均二次粒子径(D50)」と区別されるものである。
また、第一の無機粒子と、第二の無機粒子は、平均粒子径の異なる2種類以上の無機粒子に対して、X線又は電子線回折やTEM(透過型電子顕微鏡)を測定することで、平均粒子径が小さく、かつ、層状構造を有する第一の無機粒子と、平均粒子径が大きく、かつ、層状構造を有さない第二の無機粒子とに、明確に区別することができる。
非水電解質電池を形成する電池構成材料は、正極、負極、電極端子、セパレータ、非水電解質、非水電解液、包材、外装体等である。上記で説明された非水電解質電池用無機粒子を含む電池構成材料及び上記で説明された非水電解質電池用無機粒子(第一の無機粒子)と第二の無機粒子の混合物を含む電池構成材料も本発明の一態様である。
セパレータは、イオンの透過性が高く、かつ正極と負極とを電気的に隔離する機能を有するものであればよい。非水電解質電池に用いられる従来公知のセパレータを用いることができ、特に制限されない。
P={1−(m/t)/(Σai・ρi)}×100
{式中、aiは、全体の質量を1としたときの成分iの比率であり、ρiは、成分iの密度(g/cm3)であり、mは、セパレータの単位面積当たりの質量(g/cm2)であり、かつtは、セパレータの厚み(cm)である。}
正極は、正極活物質と、導電材と、結着材と、集電体とを含むことが好ましい。
下記式(1):
LixMn2−yMyOz (1)
{式中、Mは、遷移金属元素から成る群より選ばれる少なくとも1種の元素を示し、0<x≦1.3、0.2<y<0.8、かつ3.5<z<4.5である。}
で表される酸化物;
下記式(2):
LixMyOz (2)
{式中、Mは、遷移金属元素から成る群より選ばれる少なくとも1種の元素を示し、0<x≦1.3、0.8<y<1.2、かつ1.8<z<2.2である。}
で表される層状酸化物;
下記式(3):
LiMn2−xMaxO4 (3)
{式中、Maは、遷移金属元素から成る群より選ばれる少なくとも1種の元素を示し、かつ0.2≦x≦0.7である。}
で表されるスピネル型酸化物;
下記式(4):
Li2McO3 (4)
{式中、Mcは、遷移金属元素から成る群より選ばれる少なくとも1種の元素を示す。}で表される酸化物と下記式(5):
LiMdO2 (5)
{式中、Mdは、遷移金属元素から成る群より選ばれる少なくとも1種の元素を示す。}で表される酸化物との複合酸化物であって、下記式(6):
zLi2McO3−(1−z)LiMdO2 (6)
{式中、Mc及びMdは、それぞれ上記式(4)及び(5)におけるMc及びMdと同義であり、かつ0.1≦z≦0.9である。}
で表される、Liが過剰な層状の酸化物正極活物質;
下記式(7):
LiMb1−yFeyPO4 (7)
{式中、Mbは、Mn及びCoから成る群より選ばれる少なくとも1種の元素を示し、かつ0≦y≦1.0である。}
で表されるオリビン型正極活物質;及び
下記式(8):
Li2MePO4 F (8)
{式中、Meは、遷移金属元素から成る群より選ばれる少なくとも1種の元素を示す。}で表される化合物が挙げられる。これらの正極活物質は、1種を単独で用いても又は2種以上を併用してもよい。
負極は、負極活物質と、結着材と、集電体とを含むことが好ましい。
非水電解質としては、例えば、リチウム塩を有機溶媒に溶解した溶液(非水電解液)が使用される。リチウム塩としては、特に限定されず従来公知のものを用いることができる。このようなリチウム塩としては、特に限定されないが、例えば、LiPF6(六フッ化リン酸リチウム)、LiClO4、LiBF4、LiAsF6、Li2SiF6、LiOSO2CkF2k+1〔式中、kは1〜8の整数である〕、LiN(SO2CkF2k+1)2〔式中、kは1〜8の整数である〕、LiPFn(CkF2k+1)6−n〔式中、nは1〜5の整数であり、かつkは1〜8の整数である〕、LiPF4(C2O4)、及びLiPF2(C2O4)2が挙げられる。これらの中でも、LiPF6が好ましい。LiPF6を用いることにより、高温時においても電池特性及び安全性により優れる傾向にある。これらのリチウム塩は、1種を単独で用いても又は2種以上を併用してもよい。
非水電解質電池のために使用され、かつ上記で説明された吸着材を含有する塗料又は樹脂固形物も本発明の一態様である。
非水電解質電池は、電池構成材料内部、表面の全面又は一面に、非水電解質電池用無機粒子を含む吸着層又は非水電解質電池用無機粒子(第一の無機粒子)と第二の無機粒子の混合物を含む吸着層を備えることが好ましい。
<リン酸ジルコニウムの作製>
ハフニウム2%含有オキシ塩化ジルコニウム8水和物を水に溶解後、シュウ酸2水和物を溶解させた。ここで、ハフニウム2%含有オキシ塩化ジルコニウム8水和物とシュウ酸2水和物のモル比は、1:2.9であり、これらに対する水の重量割合は、4.5であった。この溶液を撹拌しながらリン酸を加え、8時間撹拌還流した。ここで、ハフニウム2%含有オキシ塩化ジルコニウム8水和物とリン酸のモル比は、1:2.1となるようにリン酸を添加した。冷却後、得られた沈殿物を水で洗浄した後、0.1NのLiOH水溶液に8時間浸漬し、乾燥することでリン酸ジルコニウムAを得た。得られたリン酸ジルコニウムAをボールミルで粉砕し、BET比表面積を10m2/gとした。このBET比表面積は、上記で説明されたBET2であり、窒素による吸着等温線からBET法(多点法、相対圧約0.1〜0.2の範囲の5点)によって測定された。
得られたリン酸ジルコニウムAについて、X線回折装置(ブルカー社製D2 PHASER)を用いて、Cu−Kα線を用いて、加速電圧30kV、管電流10mA、発散スリット1mm、ソラースリット4°、エアスキャッタースクリーン1mm、Kβフィルター0.5mm、計数時間0.15秒、0.02°ステップ、及び測定範囲5°〜40°の条件下で粉末X線回折測定を行った。なお、X線回折装置の補正には標準シリコン粉末を用いた。得られた回折パターンから13°(2θ)付近に(002)面由来の回折ピークが見られ、層状のリン酸ジルコニウムの構造であることを確認した。また、(002)面の平均面間隔は、0.7nmであった。
作製したリン酸ジルコニウムAを100質量部と、オクタデシルホスホン酸(ODPA、同仁化学研究所製)を2質量部とを、THFを混ぜて12時間撹拌した。その後、混合物からTHFを揮発させ除去した。更に、乾燥物を120℃で1時間真空乾燥して、無機粒子を得た。
Mv700,000のホモポリマーのポリエチレン47.5質量部と、Mv250,000のホモポリマーのポリエチレン47.5質量部と、Mv400,000のホモポリマーのポリプロピレン5質量部とを、タンブラーブレンダーを用いてドライブレンドして、ポリオレフィン樹脂混合物を得た。得られたポリオレフィン樹脂混合物99質量%に対して、酸化防止剤としてペンタエリスリチル−テトラキス−[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]を1質量%添加し、再度タンブラーブレンダーを用いてドライブレンドすることにより、ポリオレフィン樹脂組成物を得た。
正極活物質としてLiNi0.5Co0.2Mn0.3O2と、導電助剤としてアセチレンブラックの粉末と、バインダーとしてポリフッ化ビニリデン溶液とを固形分比で93.9:3.3:2.8の質量比で混合した。得られた混合物に、分散溶媒としてN−メチル−2−ピロリドンを固形分35質量%となるように投入して更に混合して、スラリー状の溶液を調製した。このスラリー状の溶液を厚さ10μmのアルミニウム箔の両面に塗布した。この時、アルミニウム箔の一部が露出するようにした。その後、溶剤を乾燥除去し、ロールプレスで圧延した。圧延後の試料を塗布部の大きさが30mm×50mmであり、かつアルミニウム箔の露出部を含むように裁断し、更に、電流を取り出すためのアルミニウム製リード片をアルミニウム箔の露出部に溶接して正極を得た。
負極活物質としてグラファイト粉末と、バインダーとしてスチレンブタジエンゴム及びカルボキシメチルセルロース水溶液とを、97.5:1.5:1.0の固形分質量比で混合した。得られた混合物を、固形分濃度が45質量%となるように、分散溶媒としての水に添加して、スラリー状の溶液を調製した。このスラリー状の溶液を厚さ10μmの銅箔の片面及び両面に塗布した。この時、銅箔の一部が露出するようにした。その後、溶剤を乾燥除去し、ロールプレスで圧延した。圧延後の試料を塗布部の大きさが32mm×52mmであり、かつ銅箔の露出部を含むように裁断し、更に、電流を取り出すためのニッケル製リード片を銅箔の露出部に溶接して負極を得た。
アルゴンガス雰囲気下で、エチレンカーボネート(EC)とエチルメチルカーボネート(EMC)とを体積比1:2で混合した混合溶媒に、LiPF6を1mol/Lとなるように溶解して、非水電解質(非水電解液)を得た。
上記正極と上記負極とを、上記セパレータを介在させつつ重ね合わせて積層電極体とした。なお、セパレータは、層状のケイ酸カルシウム水和物含む多孔質層が正極に対向するように配置した。この積層電極体を80×60mmのアルミニウムラミネート外装体内に挿入した。次に、上記非水電解質(非水電解液)を外装体内に注入し、その後、外装体の開口部を封止して、積層電極体を内部に有する非水電解質電池(リチウムイオン二次電池)を作製した。得られた非水電解質電池の定格容量は90mAhであった。
(1)Mn吸着能力の測定
アルゴンガス雰囲気下で、上記非水電解質電池に用いた非水電解質に、トリフルオロメタンスルホン酸マンガン〔Mn(CF3SO3)2〕を、Mnの濃度が5ppmとなるように溶解した。アルゴンガス雰囲気下で、このMnを溶解した非水電解質100質量部と、表面修飾したリン酸ジルコニウムA0.035質量部とをポリプロピレン製の密閉容器に入れ、バリアブルミックスローターVMR−5R(アズワン社製)を用いて23℃の雰囲気下で、100rpmで6時間に亘って振とう撹拌した。その後、孔径0.2μmのPTFE製メンブレンフィルターでろ過した。このろ液中のMnの濃度(Mx)(単位:ppm)を測定し、以下の式から、吸着率(Ax)(単位:%)を算出した。
Ax=〔(5−Mx)/5〕×100
トリフルオロメタンスルホン酸マンガンの代わりにトリフルオロメタンスルホン酸鉄(II)〔Fe(CF3SO3)2〕を用いたこと以外は、上記のMn吸着能力の測定と同様にして、Fe吸着率を算出した。
アルゴンガス雰囲気下で、上記非水電解質電池に用いた非水電解質に、蒸留水を添加後、23℃で2週間保存し、HFを800ppm含む非水電解質を調製した。この非水電解質100質量部と、表面修飾したリン酸ジルコニウムA8質量部とをポリプロピレン製の密閉容器に入れ、23℃で5分振とう撹拌した。その後、孔径0.2μmのPTFE製メンブレンフィルターでろ過した。このろ液中のフッ化物イオン濃度をイオンクロマト分析で定量し、HF濃度を算出し、HF濃度が10ppm未満であったものをHF吸着能:「有」、10ppm以上であったものをHF吸着能:「無」とした。
・初期充放電
得られた非水電解質二次電池(以下、単に「電池」ともいう。)を、25℃に設定した恒温槽(二葉科学社製、恒温槽PLM−73S)に収容し、充放電装置(アスカ電子(株)製、充放電装置ACD−01)に接続した。次いで、その電池を0.05Cの定電流で充電し、4.35Vに到達した後、4.35Vの定電圧で2時間充電し、0.2Cの定電流で3.0Vまで放電した。なお、1Cとは電池が1時間で放電される電流値である。
上記初期充電後の電池を、50℃に設定した恒温槽(二葉科学社製、恒温槽PLM−73S)に収容し、充放電装置(アスカ電子(株)製、充放電装置ACD−01)に接続した。次いで、その電池を1Cの定電流で4.35Vまで充電し、4.35Vに到達した後、4.35Vの定電圧で1時間充電し、1Cの定電流で3.0Vまで放電した。この一連の充放電を1サイクルとし、更に99サイクル充放電を行った。この時、放電容量維持率と微短絡の有無について評価した。なお、微短絡の有無については、1サイクル目から100サイクル目までの間で、充電容量が定格容量の2倍以上となった場合を、微短絡の有無:「有」とし、2倍未満であった場合を、微短絡の有無:「無」として評価した。また、サイクル試験の前後にアルキメデス法を用いて電池内のガス発生量を測定した。下記比較例1に記載の電池を基準とし、比較例1の電池よりもガス発生量が少なかったものを「○」、同等以上に多かったものを「×」として評価した。
表面修飾剤を変えたこと以外は、実施例1と同様にして、リン酸ジルコニウムAの表面修飾を行い、無機粒子を得た。また、実施例1と同様に測定、評価を行った。
実施例1と同様に、イオン交換水と、実施例1で記した表面修飾したリン酸ジルコニウムAと、ポリカルボン酸アンモニウム水溶液(サンノプコ社製SNディスパーサント5468)と、を混合した。その後、実施例9では、ビーズミル処理によって、平均粒径(D50)を1.0μmに調整し、分散液を得た。それ以外は、実施例1と同様に測定、評価を行った。
表面修飾を行わずに、リン酸ジルコニウムAを600℃で3時間マッフル炉にて焼成し、実施例1と同様に測定、評価を行った。
表面修飾を行わずに、実施例1と同様に測定、評価を行った。
実施例1と同様に、イオン交換水と、表面修飾を行なっていない実施例1で記したリン酸ジルコニウムAと、ポリカルボン酸アンモニウム水溶液(サンノプコ社製SNディスパーサント5468)と、を混合した。実施例12では、ビーズミル処理によって、表面修飾を行なっていないリン酸ジルコニウムAの平均粒径(D50)を0.3μmに調整し、分散液を得た。それ以外は、実施例1と同様に測定、評価を行った。
無機粒子として、ケイ酸アルミニウム(Al2O3・2SiO2)を用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で、ケイ酸アルミニウムを含む多層構造のセパレータを得た。なお、このセパレータの、ケイ酸アルミニウムを含む多孔質層におけるケイ酸アルミニウムの体積割合は、97体積%であった。また、実施例1と同様の方法で、金属吸着能力の測定、HF吸着能力評価及び寿命特性評価を行った。
Claims (12)
- 結晶構造中に、マンガンより小さい電気陰性度を有する金属元素を含み、かつ層間距離が0.40nm以上2.0nm以下であり、かつ層間に水素イオン以外の交換性陽イオンを有する層状化合物を含む、非水電解質電池用無機粒子。
- 前記交換性陽イオンは、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、有機陽イオン、及びこれらの任意の混合物から成る群から選択される、請求項1に記載の非水電解質電池用無機粒子。
- 前記無機粒子は、5ppmのMn2+イオンと、1mol/LのLiPF6と、環状及び/又は鎖状カーボネートとの混合液100質量部に対し、0.035質量部を23℃の雰囲気下で6時間浸漬されたときの前記Mn2+イオンの吸着率が5%以上である、請求項1又は2に記載の非水電解質電池用無機粒子。
- 前記無機粒子は、800ppmのHFと、1mol/LのLiPF6と、環状及び/又は鎖状カーボネートとの混合液100質量部に対し、8質量部を23℃の雰囲気下で5分間浸漬されたときの前記HF濃度が10%以上減少する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。
- 下記式:
親水性パラメーターA=BET1/BET2
{式中、BET1は、前記無機粒子に水蒸気を吸着させて測定される吸着等温線から、BET法を用いて算出された前記無機粒子の比表面積を意味し、BET2は、前記無機粒子に窒素を吸着させて測定される吸着等温線から、BET法を用いて算出された前記無機粒子の比表面積を意味する。}
で定義される前記無機粒子の親水性パラメーターAが、0.65より大きく2.0以下である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。 - 前記無機粒子が表面修飾されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。
- 前記無機粒子に窒素を吸着させて測定される吸着等温線からBET法を用いて算出された前記無機粒子のBET比表面積は、3m2/g以上200m2/g以下である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。
- 前記無機粒子に窒素を吸着させて測定される吸着等温線からBET法を用いて算出された前記無機粒子のBET比表面積は、3m2/g以上30m2/g以下である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。
- 前記無機粒子がリン酸ジルコニウムである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子を含む、電池構成材料。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の非水電解質電池用無機粒子で構成された吸着層を備える、非水電解質電池。
- 前記非水電解質電池は、電池構成材料として正極、負極及びセパレータを含み、前記吸着層は、少なくとも、前記セパレータ内部、前記正極と前記セパレータの対向面、及び前記負極と前記セパレータの対向面のいずれかに形成され、かつその形成された前記吸着層は、前記セパレータ内部の全体若しくはその一部、又は各対向面の全面若しくはその一部に形成されている、請求項11に記載の非水電解質電池。
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