JP2018128321A - 回転角度検出装置および回転角度検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転体の回転角度を正確に検出する回転角度検出装置および回転角度検出方法を提供すること。【解決手段】実施形態に係る回転角度検出装置は、第1算出部と、第2算出部と、第3算出部と、第4算出部と、出力部とを備える。第1算出部は、回転体に取り付けられた回転角度検出用の磁石の磁界を検出する磁気式角度センサから出力された信号に基づいて回転体の第1回転角度を算出する。第2算出部は、第1回転角度と、前回算出された第2回転角度との偏差がゼロとなるようなフィードバック制御により推定角速度を算出する。第3算出部は、推定角速度に基づいて回転角度変化量を算出する。第4算出部は、前回算出された第2回転角度に回転角度変化量を加算して第2回転角度を算出する。出力部は、第4算出部によって算出された第2回転角度を、回転体回転角度として出力する。【選択図】図1
Description
開示の実施形態は、回転角度検出装置および回転角度検出方法に関する。
従来、磁気式角度センサを用いてモータの回転体の回転位置、すなわち回転角度を検出する回転角度検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記回転角度検出装置では、磁気式角度センサによって検出した値から回転体の回転速度を積分し、回転体の回転角度を算出している。また、センサで検出した値(sin信号、cos信号)から角度を算出し、角度の微分で角速度を求める手法も取られている。
しかしながら、上記回転角度検出装置では、モータに流れる電流によって生じる磁界の影響によって、算出された回転体の回転角度に誤差が生じるおそれがある。すなわち、回転体の回転角度を正確に算出することができない。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、回転体の回転角度を正確に検出する回転角度検出装置および回転角度検出方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る回転角度検出装置は、第1算出部と、第2算出部と、第3算出部と、第4算出部と、出力部とを備える。第1算出部は、回転体に取り付けられた回転角度検出用の磁石の磁界を検出する磁気式角度センサから出力された信号に基づいて回転体の第1回転角度を算出する。第2算出部は、第1回転角度と、前回算出された第2回転角度との偏差がゼロとなるようなフィードバック制御により推定角速度を算出する。第3算出部は、推定角速度に基づいて回転角度変化量を算出する。第4算出部は、前回算出された第2回転角度に回転角度変化量を加算して新たな第2回転角度を算出する。出力部は、第4算出部によって算出された第2回転角度を、回転体回転角度として出力する。
実施形態の一態様によれば、回転体の回転角度を正確に検出することができる。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する回転角度検出装置および回転角度検出方法を説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
ここでは、交流電流が流れるモータの回転体であるロータの回転角度を検出する場合について説明するが、これに限られることはなく、発電機などの回転体の回転角度を検出するものであればよい。
<回転角度検出の概要>
本実施形態に係る回転角度検出の概要について図1を参照し説明する。図1は、本実施形態に係る回転角度検出の概要を示す図である。
本実施形態に係る回転角度検出の概要について図1を参照し説明する。図1は、本実施形態に係る回転角度検出の概要を示す図である。
回転角度検出装置は、モータ(外部部材)の回転軸に取り付けられた磁石の磁気を検出する磁気式角度センサから出力される信号に基づいて第1回転角度θを算出する(S1)。
回転角度検出装置は、算出した第1回転角度θと、前回算出された第2回転角度θ’との偏差Δθを算出する(S2)。
回転角度検出装置は、偏差Δθがゼロとなるようにフィードバック制御、例えば、PI制御(比例積分)により推定角速度ω’を算出する(S3)。なお、フィードバック制御は、PID(比例積分微分)制御であってもよい。
回転角度検出装置は、算出された推定角速度ω’に制御周期Δtを乗算し、回転角度変化量dθを算出し、前回算出された第2回転角度θ’に回転角度変化量dθを加算し、新たな第2回転角度θ’を算出する(S4)。すなわち、第2回転角度θ’が更新される。更新された第2回転角度θ’は、次回の演算時に偏差Δθを算出する際に用いられる。
回転角度検出装置は、新たに算出した第2回転角度θ’をモータの回転角度(回転体回転速度)として出力する。
このように、磁気式角度センサによって算出された第1回転角度θと前回算出された第2回転角度θ’との偏差Δθがゼロとなるようにフィードバック制御により推定角速度ω’を算出し、さらに推定角速度ω’に基づいて算出される回転角度変化量dθを前回算出された第2回転角度θ’に加算することで、モータに流れる交流電流の磁界によって生じる周波数成分(ノイズ)の影響を低減した回転角度を算出することができる。
<回転角度検出装置10の概要>
まず、モータ1、磁気式角度センサ20および回転角度検出装置10の関係について図2を参照し説明する。図2は、モータ1、磁気式角度センサ20および回転角度検出装置10の関係を示す概略図である。
まず、モータ1、磁気式角度センサ20および回転角度検出装置10の関係について図2を参照し説明する。図2は、モータ1、磁気式角度センサ20および回転角度検出装置10の関係を示す概略図である。
モータ1は、埋込磁石同期モータである。モータ1は、回転軸2に取り付けられたロータ3と、ハウジング5に取り付けられたステータ4とを備える。なお、モータ1は、埋込磁石同期モータに限られず、表面磁石同期モータなどであってもよい。
回転軸2は、ベアリング6を介してハウジング5に回転自在に支持される。これにより、ロータ3が、回転自在となる。回転軸2は、ハウジング5から外部へ突出する。回転軸2の一方の端部は負荷(不図示)に接続され、もう一方の端部には検出用永久磁石7が取り付けられる。
ロータ3には、図3に示すように、永久磁石3aが埋め込まれている。図3は、ロータ3および検出用永久磁石7を軸方向から見た場合の概略構成を示す図である。ロータ3には、6つの永久磁石3aが埋め込まれており、ロータ3の極対数は3である。なお、ロータ3の極対数はこれに限られることはなく、極対数は、4、6などであってもよい。
ハウジング5から外部へ突出する回転軸2の先端には、検出用永久磁石7が取り付けられている。検出用永久磁石7の極対数は1である。なお、検出用永久磁石7の極対数はこれに限られることはなく、複数の極対数であってもよく、ロータ3の極対数よりも少ない極対数である。
図2に戻り、ステータ4は、例えば、電磁鋼板を積層して形成されるステータコアにコイルが巻回されて構成される。コイルには、U相、V相、W相の交流電流が流れる。また、コイルには、ロータ3の極対数および回転速度に対応した周波数の交流電流が流れる。
磁気式角度センサ20は、ロータ3の回転軸2に取り付けられた検出用永久磁石7に向かい合うように配置される。磁気式角度センサ20は、磁気抵抗素子やホール素子などを用いて検出用永久磁石7により発生する磁界を検出し、磁界に基づくロータ3の回転角度(回転位置)に関する信号を出力する。
次に、回転角度検出装置10について図4を参照し説明する。図4は、回転角度検出装置10の概略ブロック図である。
回転角度検出装置10は、受信部11と、検出部12とを備える。受信部11は、磁気式角度センサ20からの信号を受信する。
検出部12は、第1算出部13と、第2算出部14と、第3算出部15と、第4算出部16と、出力部17とを備える。
第1算出部13は、受信部11によって受信した信号に基づいてロータ3の第1回転角度θを算出する。
ロータ3が1回転すると、ロータ3と共に回転する検出用永久磁石7による磁界が変化し、1周期分の正弦波(余弦波)が現れる。
しかし、磁気式角度センサ20からの信号に基づいて算出される第1回転角度θは、モータ1(磁界発生部)のコイルに流れる交流電流によって生じる磁界の影響を受ける。そのため、磁気式角度センサ20によって検出される第1回転角度θには、コイルに流れる交流電流によって生じる磁界の周波数成分が重畳される。コイルに流れる交流電流によって生じる磁界の周波数成分は、ロータ3の極対数および回転速度に応じた成分である。つまり、ロータ3の極対数に応じて、検出用永久磁石7によって生じる磁界の周波数成分の3倍の周波数成分が、第1回転角度θには含まれる。
第2算出部14は、第1回転角度θと前回算出された第2回転角度θ’との偏差Δθを算出する。
第3算出部15は、第2算出部14によって算出された偏差Δθがゼロとなるようにフィードバック制御を行い、偏差Δθに応じた推定角速度ω’を式(1)により算出する。第3算出部15は、PI制御によって推定角速度ω’を算出する。
「Kp」は、比例項のゲインであり、ここでは、「2ζωc」である。「ζ」は、減衰係数であり、0.5〜1.5程度に設定される。「ωc」はカットオフ周波数であり、前回算出された推定角速度ω’に対応する角周波数に、検出用永久磁石7の極対数よりも大きく、かつロータ3の極対数よりも小さい値が乗算された値である。
「Ki」は、積分項のゲインであり、ここでは、「ωc2」である。
また、第3算出部15は、算出した推定角速度ω’に応じてカットオフ周波数ωcを更新する。
第4算出部16は、第3算出部15によって算出された推定角速度ω’に制御周期Δtを乗算して回転角度変化量dθを算出する。そして、第4算出部16は、回転角度変化量dθを前回算出された第2回転角度θ’に加算し、新たな第2回転角度θ’を算出する。
第2回転角度θ’は、詳しくは後述するが、第2算出部14〜第4算出部16までの処理により、コイルに流れる交流電流によって生じる周波数成分の影響が低減された値となる。
出力部17は、第2算出部14によって算出された偏差Δθに基づいて第1回転角度θまたは第2回転角度θ’をロータ3の回転角度として出力する。出力部17は、偏差Δθが所定値以下の場合には第2回転角度θ’をロータ3の回転角度として出力する。尚、偏差を所定値以下か、所定値より大きいかを判断する場合は偏差の絶対値を使用する。以下も同様である。また、出力部17は、偏差Δθが所定値よりも大きい場合には第1回転角度θをロータ3の回転角度として出力する。所定値は、予め設定された値であり、第2回転角度θ’に基づいてモータ1の交流電流が制御される場合に脱調が発生しない値である。
<フィルタ処理>
回転角度検出装置10は、上記構成によりカットオフ周波数ωcを有するローパスフィルタと同等の機能を発揮させて第2回転角度θ’を算出する。すなわち、第4算出部16は、カットオフ周波数ωcを有するローパスフィルタと同等の機能により、カットオフ周波数ωcよりも大きい周波数が低減(カット)された新たな第2回転角度θ’を算出する。ここで、これらのフィルタ機能について説明する。
回転角度検出装置10は、上記構成によりカットオフ周波数ωcを有するローパスフィルタと同等の機能を発揮させて第2回転角度θ’を算出する。すなわち、第4算出部16は、カットオフ周波数ωcを有するローパスフィルタと同等の機能により、カットオフ周波数ωcよりも大きい周波数が低減(カット)された新たな第2回転角度θ’を算出する。ここで、これらのフィルタ機能について説明する。
上記した回転角度検出装置10の第2算出部14、第3算出部15および第4算出部16における処理を伝達関数で示すと図5のようになる。図5は、第2算出部14、第3算出部15および第4算出部16における処理を伝達関数で示した図である。
第3算出部15のフィードバック制御による処理は、図5(a)に示すように、伝達関数では「Kp+(Ki/s)」となり、第4算出部16における処理は、伝達関数では、「1/s」となる。
図5(a)をまとめると、図5(b)に示すように伝達関数は、「(Kps+Ki)/(S2+KpS+Ki)」となり、ローパスフィルタとして機能していることがわかる。
そして、ゲイン「Kp」を「2ζωc」、およびゲイン「Ki」を「ωc2」とすると、「ωc」は、ローパスフィルタと同等の機能を発揮させるカットオフ周波数となる。
このようなカットオフ周波数ωcを有するフィルタのゲイン−角周波数特性は、図6のようになる。図6は、カットオフ周波数ωcを有するフィルタのゲイン−角周波数特性を示す図である。
本実施形態では、カットオフ周波数ωcは、検出用永久磁石7の極対数よりも大きく、かつロータ3の極対数よりも小さい値を、前回算出された推定角速度ω’に乗算した角速度に対応する角周波数である。すなわち、カットオフ周波数ωcは、検出用永久磁石7によって生じる周波数よりも大きく、かつコイルに流れる交流電流によって生じる周波数よりも小さい値である。
これにより、コイルに流れる交流電流の磁界によって生じる周波数成分である、前回算出された推定角速度ω’にロータ3の極対数を乗算した角速度に対応する角周波数が低減される。一方、検出用永久磁石7の磁界によって生じる周波数成分である、前回算出された推定角速度ω’に対応する角周波数は低減されない。そのため、ロータ3の回転角度を正確に検出することができる。
なお、カットオフ周波数ωcを大きくすると、コイルに流れる交流電流の磁界によって生じる周波数成分の低減量が小さくなり、ロータ3の回転角度を正確に検出できなくなる。そのため、カットオフ周波数ωcは、小さくすることが望ましい。
しかし、カットオフ周波数ωcを小さくし過ぎると、コイルに流れる交流電流の磁界によって生じる周波数成分を十分に低減させることができるが、ロータ3の回転速度の変化量が大きくなった場合に、検出用永久磁石7の磁界によって生じる周波数成分が低減されるおそれがある。
そのため、カットオフ周波数ωcは、これらの点を考慮し、コイルに流れる交流電流の磁界によって生じる周波数成分を低減しつつ、ロータ3の回転速度の変化量が大きくなった場合でも、ロータ3の回転角度を正確に検出可能となるように設定される。
なお、推定角速度ω’が小さくなりゼロ付近となった場合に、推定角速度ω’に応じたカットオフ周波数ωcを用いると、カットオフ周波数ωcがゼロ付近となり、第2回転角度θ’を用いたロータ3の回転角度を検出できなくなるおそれがある。
そのため、推定角速度ω’が所定の低角速度以下となった場合には、カットオフ周波数ωcは、所定周波数に設定される。所定周波数は、予め設定された値である。
<回転角度検出処理>
次に、本実施形態に係る回転角度検出処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。図7は、回転角度検出処理を説明するフローチャートである。
次に、本実施形態に係る回転角度検出処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。図7は、回転角度検出処理を説明するフローチャートである。
第1算出部13は、磁気式角度センサ20からの信号に基づいて第1回転角度θを算出する(S10)。第2算出部14は、第1回転角度θと、前回算出された第2回転角度θ’との偏差Δθを算出する(S11)。
第3算出部15は、偏差Δθがゼロとなるようにフィードバック制御を行い、推定角速度ω’を算出し(S12)、算出したω’に応じてカットオフ周波数ωcを更新する(S13)。
第4算出部16は、推定角速度ω’に制御周期Δtを乗算し、回転角度変化量dθを算出する(S14)。また、第4算出部16は、前回算出された第2回転角度θ’に回転角度変化量dθを加算し、新たな第2回転角度θ’を算出する(S15)。
出力部17は、偏差Δθと所定値とを比較し(S16)、偏差Δθが所定値以下の場合(S16:No)には、第2回転角度θ’をロータ3の回転角度として出力する(S17)。また、出力部17は、偏差Δθが所定値よりも大きい場合(S16:Yes)には、第1回転角度θをロータ3の回転角度として出力する(S18)。
<実施形態の効果>
磁気式角度センサ20からの信号に基づいて算出された第1回転角度θと、前回算出された第2回転角度θ’との偏差Δθに基づいてフィードバック制御により、偏差Δθがゼロとなるように推定角速度ω’が算出される。また、推定角速度ω’に基づいて回転角度変化量dθが算出され、前回算出された第2回転角度θ’に回転角度変化量dθを加算して第2回転角度θ’が算出される。そして、算出された第2回転角度θ’がロータ3の回転角度として出力される。
磁気式角度センサ20からの信号に基づいて算出された第1回転角度θと、前回算出された第2回転角度θ’との偏差Δθに基づいてフィードバック制御により、偏差Δθがゼロとなるように推定角速度ω’が算出される。また、推定角速度ω’に基づいて回転角度変化量dθが算出され、前回算出された第2回転角度θ’に回転角度変化量dθを加算して第2回転角度θ’が算出される。そして、算出された第2回転角度θ’がロータ3の回転角度として出力される。
これによりコイルに流れる交流電流の磁界によって生じる周波数成分の影響を低減した回転角度を算出することができる。そのため、例えば、算出されたロータ3の回転角度に応じて、コイルに流れる交流電流を正確に制御することができ、モータ1の効率を向上させ、また脱調の発生を抑制することができる。
また、磁気式角度センサ20をモータ1に近づけて配置した場合でも、コイルに流れる交流電流によって生じる周波数成分の影響を低減した回転角度を算出することができ、回転角度検出装置10およびモータ1を含むシステムを小型化することができる。
また、前回算出された推定角速度ω’に基づいてカットオフ周波数ωcが設定され、カットオフ周波数ωcよりも大きい周波数を低減された新たな第2回転角度θ’が算出される。そして、この第2回転角度θ’がロータ3の回転角度として出力される。
これにより、コイルに流れる交流電流の磁界によって生じる周波数成分を低減した第2回転角度θ’を算出することができ、ロータ3の回転角度を正確に算出することができる。
また、カットオフ周波数ωcは、検出用永久磁石7の磁界によって生じる周波数よりも大きく、かつコイルに流れる交流電流の磁界によって生じる周波数よりも小さい周波数に動的に設定される。
これにより、検出用永久磁石7の磁界によって生じる周波数成分が低減されることを抑制することができる。また、コイルに流れる交流電流の磁界によって生じる周波数成分を低減することができる。そのため、ロータ3の回転角度を正確に検出することができる。
また、偏差Δθが所定値よりも大きい場合には、第1回転角度θがロータ3の回転角度として出力される。
これにより、偏差Δθが大きい場合には、磁気式角度センサ20によって検出された第1回転角度θに基づいて、例えば、コイルの交流電流が制御されることで、モータ1で脱調が生じることを抑制することができる。
<変形例>
上記実施形態では、出力部17は、偏差Δθが所定値よりも大きい場合には、第1回転角度θをロータ3の回転角度として出力したが、偏差Δθが第1所定値よりも大きく、かつ第2所定値以下の場合には、第1回転角度θと、第2回転角度θ’との間の回転角度をロータ3の回転角度として出力してもよい。第1所定値および第2所定値は、予め設定された値であり、例えば、第1所定値が所定値に対応する。
上記実施形態では、出力部17は、偏差Δθが所定値よりも大きい場合には、第1回転角度θをロータ3の回転角度として出力したが、偏差Δθが第1所定値よりも大きく、かつ第2所定値以下の場合には、第1回転角度θと、第2回転角度θ’との間の回転角度をロータ3の回転角度として出力してもよい。第1所定値および第2所定値は、予め設定された値であり、例えば、第1所定値が所定値に対応する。
これにより、例えば、出力された回転角度に基づいてコイルに流れる交流電流が制御される場合に回転角度の切り替えによる電流の急激な変化によりモータ1の電流制御が不安定になることを抑制することができる。
この場合、出力部17は、偏差Δθが第2所定値よりも大きくなると第1回転角度θをロータ3の回転角度として出力する。
また、出力部17は、偏差Δθが第1所定値よりも大きく、かつ第2所定値以下の場合には、偏差Δθが大きくなるにつれて回転角度を第1回転角度θに近い値としてもよい。これにより、偏差Δθが大きくなるにつれて回転角度が徐々に第1回転角度θに近い値になり、電流の急激な変化により電流制御が不安定になることをより抑制することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 :モータ(磁界発生部)
2 :回転軸
3 :ロータ(回転体)
4 :ステータ
7 :検出用永久磁石(磁石)
10 :回転角度検出装置
12 :検出部
13 :第1算出部
14 :第2算出部
15 :第3算出部
16 :第4算出部
17 :出力部
20 :磁気式角度センサ
2 :回転軸
3 :ロータ(回転体)
4 :ステータ
7 :検出用永久磁石(磁石)
10 :回転角度検出装置
12 :検出部
13 :第1算出部
14 :第2算出部
15 :第3算出部
16 :第4算出部
17 :出力部
20 :磁気式角度センサ
Claims (7)
- 回転体に取り付けられた回転角度検出用の磁石の磁界を検出する磁気式角度センサから出力された信号に基づいて前記回転体の第1回転角度を算出する第1算出部と、
前記第1回転角度と、前回算出された第2回転角度との偏差がゼロとなるようなフィードバック制御により推定角速度を算出する第2算出部と、
前記推定角速度に基づいて回転角度変化量を算出する第3算出部と、
前回算出された前記第2回転角度に前記回転角度変化量を加算して新たな前記第2回転角度を算出する第4算出部と、
前記第4算出部によって算出された前記第2回転角度を、回転体回転角度として出力する出力部と
を備えることを特徴とする回転角度検出装置。 - 前記第4算出部は、
前回算出された前記第2回転角度に基づいたカットオフ周波数よりも大きい周波数が低減された新たな前記第2回転角度を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出装置。 - 前記第4算出部は、
前記磁石の磁界によって発生する周波数よりも大きく、かつ前記磁石以外の磁界発生部の磁界によって発生する周波数よりも小さい周波数である前記カットオフ周波数よりも大きい周波数が低減された新たな前記第2回転角度を算出する
ことを特徴とする請求項2に記載の回転角度検出装置。 - 前記出力部は、
前記偏差が所定値よりも大きい場合には、前記第1回転角度を前記回転体回転角度として出力すること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の回転角度検出装置。 - 前記出力部は、
前記偏差が第1所定値よりも大きく、かつ第2所定値以下の場合には、前記第1回転角度と前記第4算出部によって算出された前記第2回転角度との間の回転角度を前記回転体回転角度として出力し、
前記偏差が前記第2所定値よりも大きい場合には、前記第1回転角度を前記回転体回転角度として出力すること
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の回転角度検出装置。 - 前記出力部は、
前記偏差が第1所定値よりも大きく、かつ前記第2所定値以下の場合には、前記偏差が大きくなるにつれて前記第1回転角度に近い値を前記回転体回転角度として出力すること
を特徴とする請求項5に記載の回転角度検出装置。 - 回転体に取り付けられた回転角度検出用の磁石の磁界を検出する磁気式角度センサから出力された信号に基づいて前記回転体の第1回転角度を算出する第1算出工程と、
前記第1回転角度と、前回算出された第2回転角度との偏差がゼロとなるようなフィードバック制御により推定角速度を算出する第2算出工程と、
前記推定角速度に基づいて回転角度変化量を算出する第3算出工程と、
前回算出された前記第2回転角度に前記回転角度変化量を加算して新たな前記第2回転角度を算出する第4算出工程と、
前記第4算出工程によって算出された前記第2回転角度を、回転体回転角度として出力する出力工程と
を含むことを特徴とする回転角度検出方法。
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ID=63173753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017020641A Pending JP2018128321A (ja) | 2017-02-07 | 2017-02-07 | 回転角度検出装置および回転角度検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018128321A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113841028A (zh) * | 2019-05-27 | 2021-12-24 | 三菱电机株式会社 | 角度检测器、交流旋转电机的控制装置及电动助力转向装置 |
-
2017
- 2017-02-07 JP JP2017020641A patent/JP2018128321A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113841028A (zh) * | 2019-05-27 | 2021-12-24 | 三菱电机株式会社 | 角度检测器、交流旋转电机的控制装置及电动助力转向装置 |
| CN113841028B (zh) * | 2019-05-27 | 2023-12-22 | 三菱电机株式会社 | 角度检测器、交流旋转电机的控制装置及电动助力转向装置 |
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