JP2018120097A - 光学フィルターおよびその用途 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の光学フィルター100aは、ガラス基板と波長600〜800nmに吸収極大を有する化合物(A)を含有する樹脂層とを含む基材102、および、該基材102の少なくとも一方の面に形成された誘電体多層膜104を有し、かつ、特定の要件を満たすことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
[1] ガラス基板と波長600〜800nmに吸収極大を有する化合物(A)を含有する樹脂層とを含む基材、および、該基材の少なくとも一方の面に形成された誘電体多層膜を有し、かつ、下記要件(a)〜(d)を満たすことを特徴とする光学フィルター:
(a)85℃85%RHの環境に1000時間保管する前の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Ta-0が45%以上90%以下である;
(b)前記保管前の光学フィルターの光学濃度(OD値)を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長800〜1200nmの範囲における光学濃度の平均値ODa-0が1.0以上である;
(c)前記保管後の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Tb-0と、前記要件(a)に記載の透過率の平均値Ta-0との差の絶対値が7%以下である;
(d)前記保管前の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長580〜650nmにおける透過率の平均値をTRaとし、波長500〜580nmにおける透過率の平均値をTGaとし、波長420〜500nmにおける透過率の平均値をTBaとした場合、TGa/TRaおよびTBa/TRaがいずれも0.9〜1.6である。
[3] 前記光学フィルターが、さらに下記要件(e)を満たすことを特徴とする項[1]または[2]に記載の光学フィルター:
(e)前記保管前の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向に対して30度斜め方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Ta-30、および、前記保管前の光学フィルターの透過率を該光学フィルターの垂直方向に対して60度斜め方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Ta-60が、いずれも45%以上90%以下である。
(f)前記保管前の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長350〜500nmの範囲において透過率が50%となる最も短い波長の値(Xa)と、
前記保管後の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長350〜500nmの範囲において透過率が50%となる最も短い波長の値(Xb)との差の絶対値が12nm以下である。
(g)前記保管後の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長580〜650nmにおける透過率の平均値をTRbとし、波長500〜580nmにおける透過率の平均値をTGbとし、波長420〜500nmにおける透過率の平均値をTBbとした場合、TGb/TRbおよびTBb/TRbがいずれも0.9〜1.6である。
(h)(TGb/TRb)/(TGa/TRa)の値および(TBb/TRb)/(TBa/TRa)の値がいずれも0.95〜1.05である。
[10] 前記基材が近赤外線吸収微粒子を含む層を有することを特徴とする項[1]〜[9]のいずれか1項に記載の光学フィルター。
[13] 項[1]〜[12]のいずれか1項に記載の光学フィルターを具備する固体撮像装置。
[15] 環境光センサー用であることを特徴とする項[1]〜[11]のいずれか1項に記載の光学フィルター。
[17] 項[16]に記載の環境光センサーを有することを特徴とする電子機器。
本発明の光学フィルターは、ガラス基板と波長600〜800nmに吸収極大を有する化合物(A)を含有する樹脂層とを含む基材、および、該基材の少なくとも一方の面に形成された誘電体多層膜を有することを特徴とする。
要件(a):85℃85%RHの環境に1000時間保管する前の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Ta-0が45%以上90%以下、好ましくは48%、より好ましくは52%、特に好ましくは55%以上である。
要件(c):前記保管後の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Tb-0と、前記要件(a)に記載の透過率の平均値Ta-0との差の絶対値が7%以下、好ましくは5%以下、より好ましくは3%以下である。
要件(e):前記保管前の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向に対して30度斜め方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Ta-30、および、前記保管前の光学フィルターの透過率を該光学フィルターの垂直方向に対して60度斜め方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Ta-60が、いずれも45%以上90%以下、好ましくは48%以上、より好ましくは55%以上である。
前記保管後の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長350〜500nmの範囲において透過率が50%となる最も短い波長の値(Xb)との差の絶対値が12nm以下、好ましくは10nm以下、より好ましくは8nm以下である。
図1(A)〜(C)は、本発明の一実施形態に係る光学フィルターを示す。図1(A)に示す光学フィルター100aは、基材102の少なくとも一方の面に誘電体多層膜104を有する。誘電体多層膜104は、近赤外線を反射する特性を有する。また、図1(B)は、基材102の一方の面に第1誘電体多層膜104aが設けられ、他方の面に第2誘電体多層膜104bが設けられた光学フィルター100bを示す。このように、近赤外線を反射する誘電体多層膜は基材の片面に設けてもよいし、両面に設けてもよい。片面に設ける場合、製造コストや製造容易性に優れ、両面に設ける場合、高い強度を有し、反りやねじれが生じにくい光学フィルターを得ることができる。光学フィルターを環境光センサー用途に適用する場合、光学フィルターの反りやねじれが小さい方が好ましいことから、誘電体多層膜を基材の両面に設けることが好ましい。
本発明の一実施形態に係る光学フィルターの厚みは、好ましくは210μm以下、より好ましくは190μm以下、さらに好ましくは160μm以下、特に好ましくは130μm以下であることが望ましく、下限は特に制限されないが、光学フィルターの強度や取り扱いのしやすさを考慮すると、例えば、20μmであることが望ましい。
図2(A)〜(C)は基材102の構成を示す。基材102は、化合物(A)を含有する樹脂層とガラス基板とを含む。また、基材102は、近赤外線吸収微粒子を1種以上含む層を有することが好ましい。
図2は、基材102を示し、ガラス基板110上に化合物(A)を含有する硬化性樹脂または熱可塑性樹脂からなるオーバーコート層などの透明樹脂層112が積層された構成を有する。なお、透明樹脂層112に相当する層は、ガラス基板110の両面に設けられていてもよい。
前記ガラス基板としては、特に限定されないが、例えば、ホウケイ酸塩系ガラス、ケイ酸塩系ガラス、ソーダ石灰ガラス、および近赤外線吸収ガラスなどが挙げられる。前記近赤外線吸収ガラスは、近赤外カット特性を向上できる点と入射角依存性を低減できる点で好ましく、その具体例としては、銅成分を含有するフッ素リン酸塩系ガラスおよびリン酸塩系ガラスなどが挙げられる。
ガラス基板に積層する透明樹脂層は、透明樹脂を用いて形成することができる。基材に用いる透明樹脂としては、1種単独でもよいし、2種以上でもよい。
環状ポリオレフィン系樹脂としては、下記式(2)で表される単量体および下記式(3)で表される単量体からなる群より選ばれる少なくとも1種の単量体から得られる樹脂、および当該樹脂を水素添加することで得られる樹脂が好ましい。
(i’)水素原子
(ii’)ハロゲン原子
(iii’)トリアルキルシリル基
(iv’)酸素原子、硫黄原子、窒素原子またはケイ素原子を含む連結基を有する、置換または非置換の炭素数1〜30の炭化水素基
(v’)置換または非置換の炭素数1〜30の炭化水素基
(vi’)極性基(但し、(iv’)を除く。)
(vii’)Rx1とRx2またはRx3とRx4とが、相互に結合して形成されたアルキリデン基(但し、前記結合に関与しないRx1〜Rx4は、それぞれ独立に前記(i’)〜(vi’)より選ばれる原子または基を表す。)
(viii’)Rx1とRx2またはRx3とRx4とが、相互に結合して形成された単環もしくは多環の炭化水素環または複素環(但し、前記結合に関与しないRx1〜Rx4は、それぞれ独立に前記(i’)〜(vi’)より選ばれる原子または基を表す。)
(ix’)Rx2とRx3とが、相互に結合して形成された単環の炭化水素環または複素環(但し、前記結合に関与しないRx1とRx4は、それぞれ独立に前記(i’)〜(vi’)より選ばれる原子または基を表す。)
芳香族ポリエーテル系樹脂は、下記式(4)で表される構造単位および下記式(5)で表される構造単位からなる群より選ばれる少なくとも1種の構造単位を有することが好ましい。
ポリイミド系樹脂としては、特に制限されず、繰り返し単位にイミド結合を含む高分子化合物であればよく、例えば、特開2006−199945号公報や特開2008−163107号公報に記載されている方法で合成することができる。
フルオレンポリカーボネート系樹脂としては、特に制限されず、フルオレン部位を含むポリカーボネート樹脂であればよく、例えば、特開2008−163194号公報に記載されている方法で合成することができる。
フルオレンポリエステル系樹脂としては、特に制限されず、フルオレン部位を含むポリエステル樹脂であればよく、例えば、特開2010−285505号公報や特開2011−197450号公報に記載されている方法で合成することができる。
フッ素化芳香族ポリマー系樹脂としては、特に制限されないが、フッ素原子を少なくとも1つ有する芳香族環と、エーテル結合、ケトン結合、スルホン結合、アミド結合、イミド結合およびエステル結合からなる群より選ばれる少なくとも1つの結合を含む繰り返し単位とを含有するポリマーであることが好ましく、例えば特開2008−181121号公報に記載されている方法で合成することができる。
アクリル系紫外線硬化型樹脂としては、特に制限されないが、分子内に一つ以上のアクリル基もしくはメタクリル基を有する化合物と、紫外線によって分解して活性ラジカルを発生させる化合物を含有する樹脂組成物から合成されるものを挙げることができる。
エポキシ系樹脂としては、特に制限されないが、紫外線硬化型と熱硬化型に大別することができる。紫外線硬化型エポキシ系樹脂としては、例えば、分子内に一つ以上のエポキシ基を有する化合物と、紫外線によって酸を発生させる化合物(以下、光酸発生剤ともいう)を含有する組成物から合成されるものを挙げることができ、熱硬化型エポキシ系樹脂としては、例えば、分子内に一つ以上のエポキシ基を有する化合物と、酸無水物を含有する組成物から合成されるものを挙げることができる。
透明樹脂の市販品としては、以下の市販品等を挙げることができる。環状ポリオレフィン系樹脂の市販品としては、JSR(株)製アートン、日本ゼオン(株)製ゼオノア、三井化学(株)製APEL、ポリプラスチックス(株)製TOPASなどを挙げることができる。ポリエーテルサルホン系樹脂の市販品としては、住友ベークライト(株)製スミライト、住友化学(株)製スミカエクセルPESなどを挙げることができる。ポリイミド系樹脂の市販品としては、三菱ガス化学(株)製ネオプリムLなどを挙げることができる。ポリカーボネート系樹脂の市販品としては、帝人(株)製ピュアエースなどを挙げることができる。フルオレンポリカーボネート系樹脂の市販品としては、三菱ガス化学(株)製ユピゼータEP−5000などを挙げることができる。フルオレンポリエステル系樹脂の市販品としては、大阪ガスケミカル(株)製OKP4HTなどを挙げることができる。アクリル系樹脂の市販品としては、(株)日本触媒製アクリビュアなどを挙げることができる。シルセスキオキサン系紫外線硬化型樹脂の市販品としては、新日鐵化学(株)製シルプラスなどを挙げることができる。ポリエーテルエーテルケトン系樹脂の市販品としては、クラボウ(株)製EXPEEKなどを挙げることができる。ポリアリレート系樹脂の市販品としては、ユニチカ(株)製ユニファイナーなどを挙げることができる。その他の市販品としては、グンゼ(株)製HDフィルムなどを挙げることができる。
前記化合物(A)は、波長600〜800nmの領域に吸収極大があれば特に限定されないが、スクアリリウム系化合物、フタロシアニン系化合物、ナフタロシアニン系化合物、クロコニウム系化合物およびシアニン系化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であることが好ましく、特にスクアリリウム系化合物およびフタロシアニン系化合物が好ましい。
前記スクアリリウム系化合物としては、特に限定されるものではないが、下記式(I)で表されるスクアリリウム系化合物および下記式(II)で表されるスクアリリウム系化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物が好ましい。以下、それぞれ「化合物(I)」および「化合物(II)」ともいう。
条件(α):
複数あるRaはそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、スルホ基、水酸基、シアノ基、ニトロ基、カルボキシ基、リン酸基、−L1または−NReRf基を表し;
複数あるRbはそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、スルホ基、水酸基、シアノ基、ニトロ基、カルボキシ基、リン酸基、−L1または−NRgRh基を表し;
複数あるYaはそれぞれ独立に、−NRjRk基を表し;
L1は、La、Lb、Lc、Ld、Le、Lf、LgまたはLhを表し;
ReおよびRfはそれぞれ独立に、水素原子、−La、−Lb、−Lc、−Ldまたは−Leを表し;
RgおよびRhはそれぞれ独立に、水素原子、−La、−Lb、−Lc、−Ld、−Leまたは−C(O)Ri基(Riは、−La、−Lb、−Lc、−Ldまたは−Leを表す。)を表し;
RjおよびRkはそれぞれ独立に、水素原子、−La、−Lb、−Lc、−Ldまたは−Leを表し;
Laは、置換基Lを有してもよい炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基を表し;
Lbは、置換基Lを有してもよい炭素数1〜12のハロゲン置換アルキル基を表し;
Lcは、置換基Lを有してもよい炭素数3〜14の脂環式炭化水素基を表し;
Ldは、置換基Lを有してもよい炭素数6〜14の芳香族炭化水素基を表し;
Leは、置換基Lを有してもよい炭素数3〜14の複素環基を表し;
Lfは、置換基Lを有してもよい炭素数1〜9のアルコキシ基を表し;
Lgは、置換基Lを有してもよい炭素数1〜9のアシル基を表し;
Lhは、置換基Lを有してもよい炭素数1〜9のアルコキシカルボニル基を表し;
Lは、炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基、炭素数1〜12のハロゲン置換アルキル基、炭素数3〜14の脂環式炭化水素基、炭素数6〜14の芳香族炭化水素基、炭素数3〜14の複素環基、ハロゲン原子、スルホ基、水酸基、シアノ基、ニトロ基、カルボキシ基、リン酸基およびアミノ基からなる群より選ばれる少なくとも1種の置換基を表す。
1つのベンゼン環上の2つのRaのうちの少なくとも1つが、同じベンゼン環上のYと相互に結合して、窒素原子を少なくとも1つ含む構成原子数5または6の複素環を形成する;
前記複素環は置換基を有していてもよく、Rbおよび前記複素環の形成に関与しないRaは、それぞれ独立に前記条件(α)のRbおよびRaと同義である。
前記式(II)において、隣り合うRd同士は連結して環を形成してもよい。このような環としては、例えば、ベンゾインドレニン環、α−ナフトイミダゾール環、β−ナフトイミダゾール環、α−ナフトオキサゾール環、β−ナフトオキサゾール環、α−ナフトチアゾール環、β−ナフトチアダゾール環、α−ナフトセレナゾール環、β−ナフトセレナゾール環を挙げることができる。
前記フタロシアニン系化合物は、特に限定されるものではないが、下記式(III)で表される化合物(以下「化合物(III)」ともいう。)であることが好ましい。
L1は、前記式(I)において定義したL1と同義であり、
L2は、水素原子または前記式(I)において定義したLa〜Leのいずれかを表し、
L3は、水酸基または前記La〜Leのいずれかを表し、
L4は、前記La〜Leのいずれかを表す。
前記Mにおいて、2価の金属原子としては、Be、Mg、Ca、Ba、Ti、Cr、Mn、Fe、Ru、Co、Rh、Ni、Pd、Pt、Cu、Zn、Cd、Hg、Sn、Pbなどが挙げられる。
前記シアニン系化合物は、特に限定されるものではないが、下記式(IV−1)〜(IV−3)のいずれかで表される化合物(以下「化合物(IV−1)〜(IV−3)」ともいう。)であることが好ましい。
L1は、前記式(I)において定義したL1と同義であり、
L2は、水素原子または前記式(I)において定義したLa〜Leのいずれかを表し、
L3は、水素原子または前記La〜Leのいずれかを表し、
L4は、前記La〜Leのいずれかを表し、
Za〜ZcおよびYa〜Ydはそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、カルボキシ基、ニトロ基、アミノ基、アミド基、イミド基、シアノ基、シリル基、−L1、−S−L2、−SS−L2、−SO2−L3、−N=N−L4(L1〜L4は、前記Ra〜RiにおけるL1〜L4と同義である。)、または、これらのうち隣接した二つから選ばれるZ同士もしくはY同士が相互に結合して形成される、炭素数6〜14の芳香族炭化水素基;窒素原子、酸素原子もしくは硫黄原子を少なくとも1つ含んでもよい5乃至6員環の脂環式炭化水素基;もしくは、窒素原子、酸素原子もしくは硫黄原子を少なくとも1つ含む、炭素数3〜14の複素芳香族炭化水素基を表し、これらの芳香族炭化水素基、脂環式炭化水素基および複素芳香族炭化水素基は、炭素数1〜9の脂肪族炭化水素基またはハロゲン原子を有してもよい。
前記基材に含まれてもよい近赤外線吸収微粒子は、近赤外波長領域に吸収を有するものであれば特に制限されないが、好ましくは波長800〜1200nmに吸収を有するものが好ましい。このような近赤外線吸収微粒子としては、例えば、ITO(スズドープ酸化インジウム)、ATO(アンチモンドープ酸化スズ)、GZO(ガリウムドープ酸化亜鉛)などの透明導電性酸化物や、下記に定義される第1の微粒子や第2の微粒子を挙げることができ、吸収−透過特性の観点から特に第1の微粒子及び第2の微粒子が好ましい。
チタネート系カップリング剤としては、アシロキシ基、ホスホキシ基、ピロホスホキシ基、スルホキシ基、アリーロキシ基等を有するものが挙げられる。
ジルコアルミネート系カップリング剤としては、アミノ基、メルカプト基、アルキル基、アルケニル基等を有するものが挙げられる。
第1の微粒子は、下記式(1)で表わされる化合物からなるものであり、化合物の結晶構造(結晶子)に起因する近赤外線吸収特性を有する。
式(1)中、Aは、アルカリ金属、アルカリ土類金属およびNH4からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、nは、Aがアルカリ金属またはNH4の場合は1であり、Aがアルカリ土類金属の場合は2である。
近赤外線吸収微粒子は、結晶子がA1/nCuPO4の結晶構造を十分に維持することによって、十分な近赤外線吸収特性を発現できる。よって、結晶子の表面に水または水酸基が付着した場合、A1/nCuPO4の結晶構造を維持できなくなるため、可視光領域と近赤外波長領域の光の透過率の差が減少し、光学フィルター用途として好適に使用できない。
三酸化タングステン(WO3)のタングステンに対する酸素の比率を3より低減し、特定の組成範囲とすることによって当該タングステン酸化物中に自由電子が生成し、近赤外線吸収材料として良好な特性を達成できることが知られている。
基材は、本発明の効果を損なわない範囲において、上述した成分以外に、さらに近紫外線吸収剤、酸化防止剤、界面活性剤、蛍光消光剤、金属錯体系化合物等の添加剤を含有してもよい。これらその他成分は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
酸化防止剤としては、例えば2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,2'−ジオキシ−3,3'−ジ−t−ブチル−5,5'−ジメチルジフェニルメタン、およびテトラキス[メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、トリス(2,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイトなどが挙げられる。
CH2=CHCOOCH2CH2(CF2)7CF3 ・・・(M−1−1)
CH2=C(CH3)COOCH2CH2(CF2)7CF3 ・・・(M−1−2)
前記ポリオキシエチレン鎖含有単量体(M2)としては、新中村化学工業(株)製NK −エステルM−40G、M−90G、AM−90G、日油(株)製ブレンマーPME−200、PME−400およびPME−550等が挙げられる。
前記共重合体(S)の製造方法は、何ら制限はなく、公知の方法、即ちラジカル重合法、カチオン重合法、アニオン重合法等の重合機構に基づき、溶液重合法、塊状重合法、更にエマルジョン重合法等によって製造できるが、特にラジカル重合法が簡便であり工業的に好ましい。ラジカル重合法では、ラジカル開始剤などの重合開始剤を使用することができる。
フッ素系界面活性剤の市販品としては、例えばBM −1000、BM−1100(以上、BMCHEMIE社製);メガファックF142D、同F172、同F173、同F1 83、同F178、同F191、同F471、同F476(以上、大日本インキ化学工業(株)製);フロラードFC−170C、同−171、同−430、同−431(以上、住友スリーエム(株)製);サーフロンS−112、同−113、同−131、同−141、同−145、同−382、サーフロンSC−101、同−102、同−103、同−104、同−105、同−106(以上、旭硝子(株)製);エフトップE F301、同303、同352(以上、新秋田化成(株)製);フタージェントFT−100、同−110、同−140A、同−150、同−250、同−251、同−300、同−310、同−400S、フタージェントFTX−218、同−251(以上、(株)ネオス製)を挙げることができる。
なお、これら添加剤は、樹脂層を形成する際に、樹脂などとともに混合してもよいし、樹脂を合成する際に添加してもよい。また、添加量は、所望の特性に応じて適宜選択されるものであるが、樹脂100重量部に対して、通常0.01〜5.0重量部、好ましくは0.05〜2.0重量部である。
ガラス基板に化合物(A)を含む樹脂溶液を溶融成形またはキャスト成形することで、好ましくはスピンコート、スリットコート、インクジェットなどの方法にて塗工した後に溶媒を乾燥除去し、必要に応じてさらに光照射や加熱を行うことで、ガラス基板上に透明樹脂層が形成された基材を製造することができる。
溶融成形としては、具体的には、樹脂と化合物(A)とを溶融混練りして得られたペレットを溶融成形する方法、樹脂と化合物(A)とを含有する樹脂組成物を溶融成形する方法、または、化合物(A)、樹脂および溶剤を含む樹脂組成物から溶剤を除去して得られたペレットを溶融成形する方法などが挙げられる。溶融成形方法としては、射出成形、溶融押出成形またはブロー成形などを挙げることができる。
キャスト成形としては、化合物(A)、樹脂および溶剤を含む樹脂組成物をガラス基板上にキャスティングして溶剤を除去する方法、または化合物(A)、光硬化性樹脂及び/又は熱硬化性樹脂とを含む硬化性組成物をガラス基板上にキャスティングして溶媒を除去した後、紫外線照射や加熱などの適切な手法により硬化させる方法などにより製造することもできる。
前記樹脂層とガラス基板は、互いに化学的な組成、および熱線膨張率が異なるため、樹脂層とガラス基板との間に硬化層を設けて、それらの十分な密着性を確保することが好ましい。本発明に用いる硬化層は樹脂層とガラス基板との間の密着性を確保できる材料からなれば、特に限定されないが、例えば、(a)(メタ)アクリロイル基含有化合物に由来する構造単位、(b)カルボン酸基含有化合物に由来する構造単位、および(c)エポキシ基含有化合物に由来する構造単位を有すると、樹脂層とガラス基板との密着性が高くなるため好ましい。
構造単位(a)としては、(メタ)アクリロイル基含有化合物に由来する構造単位であれば特に限定されるものではない。(メタ)アクリロイル基含有化合物としては、例えば、単官能、2官能または3官能以上の(メタ)アクリル酸エステルが、重合性が良好である点から好ましい。本発明において、「(メタ)アクリル」は、「アクリル」または「メタクリル」を意味する。
(b)カルボン酸基含有化合物に由来する構造単位
構造単位(b)としては、カルボン酸基を含有する化合物に由来する構造単位であれば特に限定されるものではない。カルボン酸基含有化合物としては、例えばモノカルボン酸、ジカルボン酸、ジカルボン酸の無水物およびカルボン酸基を有する重合体を挙げることができる。
上記ジカルボン酸の無水物としては、上記ジカルボン酸の無水物等を挙げることができる。
構造単位(c)としては、エポキシ基含有化合物に由来する構造単位であれば特に限定されるものではない。エポキシ基(オキシラニル基)含有化合物としては、例えば、(メタ) アクリル酸オキシラニル(シクロ)アルキルエステル、α−アルキルアクリル酸オキシラニル(シクロ)アルキルエステルおよび不飽和結合を有するグリシジルエーテル化合物等のオキシラニル基を有する不飽和化合物;オキセタニル基を有する(メタ)アクリル酸エステル等のオキセタニル基を有する不飽和化合物を挙げることができる。
前記硬化層には、本発明の効果を損なわない範囲において、酸発生剤、密着助剤、界面活性剤、重合開始剤等の任意成分を添加することができる。これらの添加量は、所望の特性に応じて適宜選択されるが、前記(メタ)アクリロイル基含有化合物、前記カルボン酸基含有化合物および前記エポキシ基含有化合物の合計100 重量部に対して、それぞれ通常0.01〜15.0重量部、好ましくは0.05〜10.0重量部であることが望ましい。
[誘電体多層膜]
誘電体多層膜としては、高屈折率材料層と低屈折率材料層とを交互に積層したものが挙げられる。高屈折率材料層を構成する材料としては、屈折率が1.7以上の材料を用いることができ、屈折率が通常は1.7〜2.5の材料が選択される。このような材料としては、例えば、酸化チタン、酸化ジルコニウム、五酸化タンタル、五酸化ニオブ、酸化ランタン、酸化イットリウム、酸化亜鉛、硫化亜鉛または酸化インジウム等を主成分とし、酸化チタン、酸化錫および/または酸化セリウム等を少量(例えば、主成分に対して0〜10重量%)含有させたものが挙げられる。
本発明の一実施形態に係る光学フィルターは、本発明の効果を損なわない範囲において、基材と誘電体多層膜との間、基材の誘電体多層膜が設けられた面と反対側の面、または誘電体多層膜の基材が設けられた面と反対側の面に、基材や誘電体多層膜の表面硬度の向上、耐薬品性の向上、帯電防止および傷消しなどの目的で、反射防止膜、ハードコート膜や帯電防止膜などの機能膜を適宜設けることができる。
また、基材と機能膜および/または誘電体多層膜との密着性や、機能膜と誘電体多層膜との密着性を上げる目的で、基材、機能膜または誘電体多層膜の表面にコロナ処理やプラズマ処理等の表面処理をしてもよい。
本発明の一実施形態に係る光学フィルターは、入射角度が大きい場合においても優れた可視透過率と近赤外線カット能を有するとともに、耐熱性に優れていることからハンダリフロー工程に適用可能である。したがって、固体撮像装置、ならびに、照度センサーや色補正用センサーなどの各種環境光センサー用として有用である。特に、デジタルスチルカメラや携帯電話用カメラなどのCCDやCMOSイメージセンサーなどの固体撮像素子の視感度補正に有用であり、製品組み込み時の高温接着、高温領域下での使用などを求められる用途にも好適に使用できる。また、デジタルスチルカメラ、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、ウェアラブルデバイス、自動車、テレビ、ゲーム機等に搭載される環境光センサー用として有用である。さらに、自動車や建物等の窓用ガラス板等に装着される熱線カットフィルターなどとしても有用である。
本発明の一実施形態に係る光学フィルターと、光電変換素子を組み合わせて環境光センサーとして用いることができる。ここで、環境光センサーとは、照度センサーや色補正用センサーなど周囲の明るさや色調(夕方の時間帯で赤色が強いなど)を感知可能なセンサーであり、例えば、環境光センサーで感知した情報により機器に搭載されているディスプレイの照度や色合いを制御することが可能である。
図5(A)〜(C)は、本発明の一実施形態に係る環境光センサー200を有する電子機器300の一例を示す。なお、図5(A)は正面図、図5(B)は上面図、図5(C)は、図5(B)において点線で囲む領域Dの構成例示する詳細図を示す。電子機器300は、筐体302、表示パネル304、マイクロホン部306、スピーカ部308、環境光センサー200を含む。表示パネル304はタッチパネルが採用され、表示機能に加え入力機能を兼ね備えている。
樹脂の分子量は、各樹脂の溶剤への溶解性等を考慮し、下記の(a)または(b)の方法にて測定を行った。
エスアイアイ・ナノテクノロジーズ株式会社製の示差走査熱量計(DSC6200)を用いて、昇温速度:毎分20℃、窒素気流下で測定した。
光学フィルターの各波長域における透過率は、株式会社日立ハイテクノロジーズ製の分光光度計(U−4100)を用いて測定した。
目視により、誘電体多層膜層(蒸着層) にクラックのないものを「○」、誘電体多層膜層(蒸着層) にクラックが有るものを「×」と評価した。
光学フィルターを厚さ1mmのガラスエポキシ基板SL−EP(日東シンコー社製)上にカプトンテープで固定し、千住金属工業社製リフロー装置(STR−2010N2M−III)にてJEDEC規格のJ−STD−02Dに準拠し、最高温度約270℃ に達する半田リフロー処理を行った後のクラックの有無を耐リフロー性とした。クラックの発生がない場合を「○」、クラックが発生し、実際の使用が困難な場合を「×」として評価した。
3Lの4つ口フラスコに2,6−ジフルオロベンゾニトリル35.12g(0.253mol)、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン87.60g(0.250mol)、炭酸カリウム41.46g(0.300mol)、N,N−ジメチルアセトアミド(以下「DMAc」ともいう。)443gおよびトルエン111gを添加した。続いて、4つ口フラスコに温度計、撹拌機、窒素導入管付き三方コック、ディーンスターク管および冷却管を取り付けた。次いで、フラスコ内を窒素置換した後、得られた溶液を140℃で3時間反応させ、生成する水をディーンスターク管から随時取り除いた。水の生成が認められなくなったところで、徐々に温度を160℃まで上昇させ、そのままの温度で6時間反応させた。室温(25℃)まで冷却後、生成した塩をろ紙で除去し、ろ液をメタノールに投じて再沈殿させ、ろ別によりろ物(残渣)を単離した。得られたろ物を60℃で一晩真空乾燥し、白色粉末(以下「樹脂A」ともいう。)を得た(収率95%)。得られた樹脂Aは、数平均分子量(Mn)が75,000、重量平均分子量(Mw)が188,000であり、ガラス転移温度(Tg)が285℃であった。
下記式(8)で表される8−メチル−8−メトキシカルボニルテトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカ−3−エン(以下「DNM」ともいう。)100部、1−ヘキセン(分子量調節剤)18部およびトルエン(開環重合反応用溶媒)300部を、窒素置換した反応容器に仕込み、この溶液を80℃に加熱した。次いで、反応容器内の溶液に、重合触媒として、トリエチルアルミニウムのトルエン溶液(0.6mol/リットル)0.2部と、メタノール変性の六塩化タングステンのトルエン溶液(濃度0.025mol/リットル)0.9部とを添加し、この溶液を80℃で3時間加熱攪拌することにより開環重合反応させて開環重合体溶液を得た。この重合反応における重合転化率は97%であった。
実施例1では、透明ガラス基板を含む基材を有する光学フィルターを以下の手順および条件で作製した。
容器に、樹脂合成例1で得られた樹脂A100重量部、化合物(A)として下記式(a−1)で表わされる化合物(a−1)(ジクロロメタン中での吸収極大波長698nm)1.0部、およびジクロロメタンを加えて樹脂濃度が10重量%の溶液を調製した。その後、孔径5μmのミリポアフィルタでろ過して樹脂溶液(D−1)を得た。
イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性トリアクリレート( 商品名: アロニックスM−315、東亜合成化学(株) 製)30重量部、1,9−ノナンジオールジアクリレート20重量部、メタクリル酸20重量部、メタクリル酸グリシジル30重量部、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン5重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルベンゾフェノン(商品名:IRGACURE184 、チバ・スペシャリティ・ケミカル(株)製)5重量部およびサンエイドSI−110主剤(三新化学工業( 株)製)1重量部を混合し、固形分濃度が50wt%になるようにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートに溶解した後、孔径0.2μmのミリポアフィルタでろ過し、硬化性組成物溶液(1)を調製した。
続いて、縦60mm、横60mmの大きさにカットした、日本電気硝子(株)製透明ガラス基板「OA−10G」の片面に硬化性組成物溶液(1)をスピンコートで塗布した後、ホットプレート上80℃で2分間加熱し溶剤を揮発除去し、硬化層を形成した。この際、該硬化層の膜厚が0.8μm程度となるようにスピンコーターの塗布条件を調整した。次に、該硬化層上に、スピンコーターを用いて樹脂溶液(D−1)を長波長側半値が646nm となるような条件で塗布し、ホットプレート上80℃で5分間加熱し、溶剤を揮発除去して透明樹脂層を形成した。次いで、ガラス面側からコンベア式露光機を用いて露光(露光量1J/c m2、照度200mW )し、その後オーブン中230℃ で20分間焼成して縦60mm、横60mmの基材を得た。
得られた基材の片面に第一光学層として誘電体多層膜(I)を形成し、さらに基材のもう一方の面に第二光学層として誘電体多層膜(II)を形成し、厚さ約0.160mmの光学フィルターを得た。
各層の厚さと層数については、可視域の反射防止効果と近赤外域の選択的な透過・反射性能を達成できるよう基材屈折率の波長依存特性や、適用した化合物(A)の吸収特性に合わせて光学薄膜設計ソフト(Essential Macleod、Thin Film Center社製)を用いて最適化を行った。最適化を行う際、本実施例においてはソフトへの入力パラメーター(Target値)を下記表9の通りとした。
実施例1において、化合物(A)として下記式(a−2)で表わされる化合物(a−2)(ジクロロメタン中での吸収極大波長703nm)1.0部および下記式(a−3)で表わされる化合物(a−3)(ジクロロメタン中での吸収極大波長736nm)2.0部を用いて調製した樹脂溶液(D−2)を用いたこと以外は、実施例1と同様の手順および条件で化合物(A)を含む透明樹脂層を有する基材を得た。
実施例2において、樹脂Aの代わりに樹脂合成例2で得られた樹脂B100重量部を用いた樹脂溶液(D−3)を用いたこと以外は実施例2と同様の手順および条件で化合物(A)を含む透明樹脂層を有する基材を得た。
実施例2において、日本電気硝子(株)製透明ガラス基板「OA−10G」の代わりに松浪硝子工業(株)製近赤外線吸収ガラス基板「BS−6」(厚み210μm)を用いたこと以外は実施例2と同様の手順および条件で化合物(A)を含む透明樹脂層を有する基材を得た。
<硬化性組成物溶液(2)の調製>
近赤外線吸収微粒子分散液(住友金属鉱山(株)製YMF−02A)117重量部(固形分換算で約33重量部)、イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性トリアクリレート( 商品名: アロニックスM−315、東亜合成化学(株) 製)30重量部、1,9−ノナンジオールジアクリレート20重量部、メタクリル酸20重量部、メタクリル酸グリシジル30重量部、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン5重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルベンゾフェノン(商品名:IRGACURE184 、チバ・スペシャリティ・ケミカル(株)製)5重量部およびサンエイドSI−110主剤(三新化学工業(株)製)1重量部を混合し、固形分濃度が50wt%になるようにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートに溶解し、近赤外線吸収微粒子を含む硬化性組成物溶液(2)を調製した。
実施例2において、硬化性組成物溶液(1)の代わりに、近赤外線吸収微粒子を含む硬化性組成物溶液(2)を用いて硬化層の厚みが2.0μmになるように調整したこと以外は実施例2と同様の手順および条件で化合物(A)を含む透明樹脂層を有する基材を得た。
容器に、樹脂合成例2で得られた樹脂B100重量部、化合物(A)として上記化合物(a−1)0.04部、およびジクロロメタンを加えて樹脂濃度が20重量%の溶液を調製した。得られた溶液を平滑なガラス板上にキャストし、20℃で8時間乾燥した後、ガラス板から剥離した。剥離した塗膜をさらに減圧下100℃で8時間乾燥して、厚さ0.1mm、縦60mm、横60mmの透明樹脂製基板からなる基材を得た。
続いて、得られた基材を用いたこと以外は実施例1と同様の手順および条件で光学フィルターを作製した。得られたフィルターは反りや歪みがひどく、評価ができなかった。
実施例1において、誘電体多層膜(I)および(II)の蒸着温度を120℃に変更したこと以外は、実施例1と同様にして基材および光学フィルターを作製した。得られた光学フィルターの垂直方向および垂直方向に対して30°および60°の角度から分光透過率を測定し、各波長領域における光学特性を評価した。結果を表13に示す。
実施例1と同様の手順で基材を作製した。続いて、得られた基材の片面に誘電体多層膜(XIII)を形成し、さらに基材のもう一方の面に誘電体多層膜(XIV)を形成し、厚さ約0.110mmの光学フィルターを得た。
<基材の形態>
形態(1):透明ガラス基板の片方の面に硬化性組成物層および化合物(A)を含む透明樹脂層を有する
形態(2):近赤外線吸収ガラス基板の片方の面に硬化性組成物層および化合物(A)を含む透明樹脂層を有する
形態(3):透明ガラス基板の片方の面に近赤外線吸収微粒子を含む硬化性組成物層および化合物(A)を含む透明樹脂層を有する
形態(4):化合物(A)を含む透明樹脂製基板(比較例)
樹脂A:芳香族ポリエーテル系樹脂(樹脂合成例1)
樹脂B:環状ポリオレフィン系樹脂(樹脂合成例2)
<近赤外線吸収色素>
≪化合物(A)≫
化合物(a−1):上記の化合物(a−1)(ジクロロメタン中での吸収極大波長698nm)
化合物(a−2):上記の化合物(a−2)(ジクロロメタン中での吸収極大波長703nm)
化合物(a−3):上記の化合物(a−3)(ジクロロメタン中での吸収極大波長736nm)
樹脂溶液(D−1):樹脂A100重量部、化合物(a−1)1.0部およびジクロロメタンからなる溶液(樹脂濃度10重量%)
樹脂溶液(D−2):樹脂A100重量部、化合物(a−2)1.0部、化合物(a−3)2.0部およびジクロロメタンからなる溶液(樹脂濃度10重量%)
樹脂溶液(D−3):樹脂B100重量部、化合物(a−2)1.0部、化合物(a−3)2.0部およびジクロロメタンからなる溶液(樹脂濃度10重量%)
<ガラス基板>
ガラス基板(1):透明ガラス基板「OA−10G(厚み150μm)」(日本電気硝子(株)製)
ガラス基板(2):近赤外線吸収ガラス基板「BS−11(厚み120μm)」(松浪硝子工業(株)製)
硬化性組成物溶液(1):イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性トリアクリレート( 商品名: アロニックスM−315、東亜合成化学(株) 製)30重量部、1,9−ノナンジオールジアクリレート20重量部、メタクリル酸20重量部、メタクリル酸グリシジル30重量部、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン5重量部、1−ヒドロキシシクロヘキシルベンゾフェノン(商品名:IRGACURE184、チバ・スペシャリティ・ケミカル(株)製)5重量部およびサンエイドSI−110主剤(三新化学工業(株)製)1重量部を混合し、固形分濃度が50wt%になるようにプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートに溶解した後、孔径0.2μmのミリポアフィルタでろ過した溶液である。
2・・・光学フィルター
3・・・分光光度計
100・・・光学フィルター
102・・・基材
104・・・誘電体多層膜
106・・・反射防止膜
110・・・ガラス基板
112・・・透明樹脂層
200・・・環境光センサー
202・・・光電変換素子
204・・・筐体
206・・・第1電極
208・・・光電変換層
210・・・第2電極
212・・・カラーフィルタ
214・・・素子分離絶縁層
216・・・パッシベーション膜
300・・・電子機器
302・・・筐体
304・・・表示パネル
306・・・マイクロホン部
308・・・スピーカ部
310・・・表面パネル
Claims (17)
- ガラス基板と波長600〜800nmに吸収極大を有する化合物(A)を含有する樹脂層とを含む基材、および、該基材の少なくとも一方の面に形成された誘電体多層膜を有し、かつ、下記要件(a)〜(d)を満たすことを特徴とする光学フィルター:
(a)85℃85%RHの環境に1000時間保管する前の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Ta-0が45%以上90%以下である;
(b)前記保管前の光学フィルターの光学濃度(OD値)を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長800〜1200nmの範囲における光学濃度の平均値ODa-0が1.0以上である;
(c)前記保管後の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Tb-0と、前記要件(a)に記載の透過率の平均値Ta-0との差の絶対値が7%以下である;
(d)前記保管前の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長580〜650nmにおける透過率の平均値をTRaとし、波長500〜580nmにおける透過率の平均値をTGaとし、波長420〜500nmにおける透過率の平均値をTBaとした場合、TGa/TRaおよびTBa/TRaがいずれも0.9〜1.6である。 - 前記保管後の光学フィルターの誘電体多層膜にクラックが発生しないことを特徴とする請求項1に記載の光学フィルター。
- 前記光学フィルターが、さらに下記要件(e)を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の光学フィルター:
(e)前記保管前の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向に対して30度斜め方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Ta-30、および、前記保管前の光学フィルターの透過率を該光学フィルターの垂直方向に対して60度斜め方向から測定した際の、波長400〜650nmの範囲における透過率の平均値Ta-60が、いずれも45%以上90%以下である。 - 前記光学フィルターが、さらに下記要件(f)を満たすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学フィルター:
(f)前記保管前の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長350〜500nmの範囲において透過率が50%となる最も短い波長の値(Xa)と、
前記保管後の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長350〜500nmの範囲において透過率が50%となる最も短い波長の値(Xb)との差の絶対値が12nm以下である。 - 前記光学フィルターが、さらに下記要件(g)を満たすことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学フィルター:
(g)前記保管後の光学フィルターの分光透過率を該光学フィルターの垂直方向から測定した際の、波長580〜650nmにおける透過率の平均値をTRbとし、波長500〜580nmにおける透過率の平均値をTGbとし、波長420〜500nmにおける透過率の平均値をTBbとした場合、TGb/TRbおよびTBb/TRbがいずれも0.9〜1.6である。 - 前記光学フィルターが、さらに下記要件(h)を満たすことを特徴とする請求項5に記載の光学フィルター:
(h)(TGb/TRb)/(TGa/TRa)の値および(TBb/TRb)/(TBa/TRa)の値がいずれも0.95〜1.05である。 - 前記化合物(A)が、スクアリリウム系化合物およびフタロシアニン系化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学フィルター。
- 前記樹脂層を構成する樹脂が、環状ポリオレフィン系樹脂、芳香族ポリエーテル系樹脂、ポリイミド系樹脂、フルオレンポリカーボネート系樹脂、フルオレンポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、アラミド系樹脂、ポリサルホン系樹脂、ポリエーテルサルホン系樹脂、ポリパラフェニレン系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリエチレンナフタレート系樹脂、フッ素化芳香族ポリマー系樹脂、(変性)アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、シルセスキオキサン系紫外線硬化型樹脂、マレイミド系樹脂、脂環エポキシ熱硬化型樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂、ポリアリレート系樹脂、アリルエステル系硬化型樹脂、アクリル系紫外線硬化型樹脂、ビニル系紫外線硬化型樹脂、およびゾルゲル法により形成されたシリカを主成分とする樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の樹脂であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の光学フィルター。
- 前記基材の両面に誘電体多層膜が設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光学フィルター。
- 前記基材が近赤外線吸収微粒子を含む層を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の光学フィルター。
- 前記ガラス基板が銅成分を含有するフッ素リン酸塩系ガラスまたはリン酸塩系ガラスであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の光学フィルター。
- 固体撮像装置用であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の光学フィルター。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載の光学フィルターを具備する固体撮像装置。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載の光学フィルターを具備するカメラモジュール。
- 環境光センサー用であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の光学フィルター。
- 請求項1〜11および15のいずれか1項に記載の光学フィルターを具備することを特徴とする環境光センサー。
- 請求項16に記載の環境光センサーを有することを特徴とする電子機器。
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