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JP2018118230A - 洗浄装置、洗浄方法 - Google Patents

洗浄装置、洗浄方法 Download PDF

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JP2018118230A
JP2018118230A JP2017013236A JP2017013236A JP2018118230A JP 2018118230 A JP2018118230 A JP 2018118230A JP 2017013236 A JP2017013236 A JP 2017013236A JP 2017013236 A JP2017013236 A JP 2017013236A JP 2018118230 A JP2018118230 A JP 2018118230A
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元宏 渥美
Motohiro Atsumi
元宏 渥美
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Olympus Corp
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Abstract

【課題】効率的な洗浄を少ない工程数で効果的におこなう。【解決手段】被洗浄物Lに洗浄液を噴射することで汚れを除去する洗浄装置100であって、底部開口11を有する洗浄槽10と、洗浄槽内に収容された被洗浄物に洗浄液を噴射する洗浄ノズル20と、被洗浄物を保持する保持具30と、保持具および洗浄槽の少なくとも一方を上下動させて被洗浄物を出し入れする上下動アクチュエータ40と、洗浄槽の底部開口を洗浄時に封止する封止部材50と、を有し、上下動アクチュエータの第1の動きによって、保持具が保持する被洗浄物が底部開口から洗浄槽内に導入されるとともに、封止部材が底部開口を水密に封止し、上下動アクチュエータの第1の動きとは反対方向への動きによって、保持具が保持する被洗浄物が底部開口から洗浄槽外に出されるとともに、封止部材による底部開口の封止が解除されるように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は洗浄装置、洗浄方法に関し、特にレンズ等の光学素子の洗浄等に用いて好適な技術に関する。本発明は、例えば内視鏡のレンズの製造後における洗浄に適用できる。
ガラスやプラスチック製とされる内視鏡のレンズなどの光学素子の製造工程においては、各工程後などに洗浄をおこなう必要がある。
例えば、ガラスレンズなどの光学素子の製造工程では、ガラス母材を光学素子の形状に加工した後に、洗浄槽および乾燥槽を備えた洗浄装置によって光学素子の洗浄が行われる。洗浄が終了した光学素子は、必要に応じて検査処理などが行われる。
ガラスレンズなどの被洗浄物を洗浄槽内で洗浄する場合、
(1)保持具に取り付けられた被洗浄物を導入口から洗浄槽内に導入し、
(2)上記導入口を水密に閉鎖し、
(3)洗浄槽内で被洗浄物に洗浄液を吐出して洗浄し、
(4)上記洗浄槽の排出口を開いて洗浄液を排出した後、乾燥させ、
(5)上記導入口を開いて被洗浄物を取り出す、
という必要があった。このように、洗浄作業の前後で必要なステップが多いため、洗浄のタクトタイムがどうしても長くなり、効率化の障害となっていた。
また、加工後の光学素子を加工場所の近くで容易に洗浄できるコンパクトな洗浄装置が強く望まれている。このような光学素子の洗浄装置では、少なくとも、水をエアーとともに吐出する洗浄と、水切り・乾燥とがおこなえることが好ましい。
このような簡素な機能を有する洗浄装置は、光学素子の洗浄以外の用途では知られている。
例えば、特許文献1には、液体の吸引吐出に用いられるノズルを洗浄するノズル洗浄ユニットであって、ノズルのうち少なくとも洗浄対象部分が収容される洗浄槽と、洗浄槽内において、洗浄液を噴射する洗浄液噴射手段と、ノズルの外側面に付着した洗浄液を洗浄槽内に吹き飛ばすべくエアーを噴射する乾燥用噴射手段と、ノズルを洗浄液噴射手段および乾燥用噴射手段に対して相対的に昇降させる移動手段と、少なくとも、洗浄液噴射手段、乾燥用噴射手段、および、移動手段の動作を制御する制御手段と、を備えるノズル洗浄ユニットが記載されている。
特許文献1に記載のノズル洗浄ユニットは、小さなノズルを洗浄すればよいため、小型の洗浄層内にノズルを移動して、ノズルを洗浄槽内に封止した状態で洗浄することができる。
特開2011−078881号公報
しかし、特許文献1に記載された技術を光学素子製造後の洗浄に適用した場合であると、製造されたレンズ等の光学素子を洗浄するために洗浄層内に被洗浄物である光学素子を出し入れするためには、製造時に母材の研磨・整形に使用した治具から分離して、洗浄槽内に挿入搬出するための別の治具に再度保持する必要があり、この再保持に際して、レンズが汚染・破損する可能性があるという問題があった。
このため、レンズ等の光学素子の洗浄は、製造工程に連続して、製造装置近傍あるいは製造装置の内部でおこなうことが好ましいが、洗浄工程においては、洗浄液を噴射した際に、この洗浄液が飛び散った場合に、製造装置に影響が出る可能性があるため、光学素子の製造装置内部あるいはその近傍での洗浄はおこなわれていなかった。
また、この洗浄終了後に連続して検査工程をおこなえるようにしたいという要求もあった。
さらに、洗浄に使用する洗浄液の量を削減したいという要求もあり、さらに効率的な洗浄を可能とすることが求められている。
また、ノズルから洗浄液を噴射する洗浄において、効果的な洗浄をおこなうためには被洗浄物とノズルとの距離が重要になるが、多品種少量製造される内視鏡などのレンズ製造において異なるレンズ寸法の違いに対応するために、洗浄時におけるノズルと被洗浄物との距離を正確に設定可能として、効果的な洗浄をおこないたいという要求があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、以下の目的の少なくとも1つを達成しようとするものである。
1.効率的な洗浄を可能とすること。
2.洗浄液の使用量と廃棄量の削減を可能とすること。
3.光学素子の製造に連続して洗浄を可能とすること。
4.洗浄後に連続して製品の検査を可能とすること。
5.洗浄時におけるノズルと被洗浄物との距離を正確に設定可能とすること。
本発明の洗浄装置は、被洗浄物に洗浄液を噴射することで汚れを除去する洗浄装置であって、
底部開口を有する洗浄槽と、
前記洗浄槽内に収容された前記被洗浄物に前記洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、
前記被洗浄物を保持する保持具と、
前記保持具および前記洗浄槽の少なくとも一方を上下動させて、前記保持具が保持する被洗浄物を前記洗浄槽内へ出し入れする上下動アクチュエータと、
前記洗浄槽の底部開口を洗浄時に封止する封止部材と、
を有し、
前記上下動アクチュエータの第1の動きによって、前記保持具が保持する前記被洗浄物が前記底部開口から前記洗浄槽内に導入されるとともに、前記封止部材が前記底部開口を封止し、
前記上下動アクチュエータの前記第1の動きとは反対方向への動きによって、前記保持具が保持する前記被洗浄物が前記底部開口から前記洗浄槽外に出されるとともに、前記封止部材による前記底部開口の封止が解除される、
ように構成されていることにより上記課題を解決した。
本発明において、前記保持具が、立設された保持柱の上端に前記被洗浄物を固定するものとされ、
前記洗浄時における前記洗浄ノズル先端と前記保持柱先端の前記被洗浄物との距離を設定する距離設定機構を有することができる。
本発明の洗浄装置は、前記保持具が、洗浄時に前記保持柱を水平方向に往復移動させる横往復アクチュエータを有することができる。
本発明の洗浄装置は、前記封止部材が、前記保持柱の基部に一体とされた平板蓋体とされることができる。
本発明の洗浄装置は、前記洗浄ノズルには、前記洗浄液および気体が供給されることができる。
本発明の洗浄装置は、前記洗浄ノズルには、超音波洗浄を可能とする超音波振動子が設けられることができる。
本発明の前記洗浄装置は、洗浄の後に乾燥も行うものであり、
前記洗浄槽には、乾燥時に前記被洗浄物に気体を噴射する乾燥ノズルを有することができる。
本発明の洗浄装置は、前記洗浄槽の側面に、洗浄液を排出する排出口が設けられていることができる。
本発明の洗浄方法は、被洗浄物に洗浄槽内で洗浄液を噴射することで汚れを除去した後に、前記被洗浄物を乾燥させる洗浄方法であって、
保持具に立設された保持柱の上端に前記被洗浄物を固定して搬送する工程と、
前記保持具および前記洗浄槽の少なくとも一方を上方または下方に移動させることで、前記洗浄槽の底部開口から前記被洗浄物を前記洗浄槽内に導入するとともに、封止部材により前記洗浄槽の底部開口を封止する工程と、
前記洗浄槽を封止した状態で前記洗浄槽の上方に位置する洗浄ノズルから洗浄液を前記被洗浄物に噴射する洗浄工程と、
乾燥ノズルから前記被洗浄物に気体を噴射して乾燥する工程と
前記保持具および前記洗浄槽の少なくとも一方を前記移動とは反対方向に移動させることにより、前記洗浄槽から前記被洗浄物を抜出するとともに、前記封止部材による前記洗浄槽の底部開口の封止を解除する工程と、
を有することができる。
本発明の洗浄装置は、被洗浄物に洗浄液を噴射することで汚れを除去する洗浄装置であって、
底部開口を有する洗浄槽と、
前記洗浄槽内に収容された前記被洗浄物に前記洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、
前記被洗浄物を保持する保持具と、
前記保持具および前記洗浄槽の少なくとも一方を上下動させて、前記保持具が保持する被洗浄物を前記洗浄槽内へ出し入れする上下動アクチュエータと、
前記洗浄槽の底部開口を洗浄時に封止する封止部材と、
を有し、
前記上下動アクチュエータの第1の動きによって、前記保持具が保持する前記被洗浄物が前記底部開口から前記洗浄槽内に導入されるとともに、前記封止部材が前記底部開口を封止し、
前記上下動アクチュエータの前記第1の動きとは反対方向への動きによって、前記保持具が保持する前記被洗浄物が前記底部開口から前記洗浄槽外に出されるとともに、前記封止部材による前記底部開口の封止が解除される、
ように構成されていることにより、上下動アクチュエータによって、保持具と封止部材とを洗浄槽に対して同時に移動させることができ、これにより、被洗浄物の洗浄槽内配置と、封止部材による洗浄槽の封止とを、一動作でおこなうことが可能となる。また、封止部材で洗浄槽が封止されているため、洗浄ノズルから洗浄液を被洗浄物に噴射して洗浄する際に、洗浄液が回りに飛び散らないようにすることができる。あるいは、封止部材で洗浄槽が封止されているため、洗浄槽内に洗浄液を貯留して、この中に被洗浄物を浸漬して洗浄することもできる。洗浄中あるいは洗浄後、前記底部開口から洗浄液を排出することができる。さらに、洗浄が終了したら、上下動アクチュエータによって、保持具と封止部材とを洗浄槽に対して同時に移動させることで、被洗浄物の取り出しと、封止部材による洗浄槽の封止解除とを同一動作によっておこなうことができる。
ここで、前記第1の動きは洗浄槽に対する保持具の上方への動きであり、前記第1の動きとは反対方向への動きは、洗浄槽に対する保持具の下方への動きである。あるいは、前記第1の動きは保持具に対する洗浄槽の下方への動きであり、前記第1の動きとは反対方向への動きは、保持具に対する洗浄槽の上方への動きであることもできる。
また、洗浄槽を封止するとは、少なくとも洗浄時に洗浄ノズルから噴射された洗浄液が外部に飛び散らない程度に遮断することができればよく、また、洗浄液を洗浄槽内に貯留して洗浄する場合には、洗浄ノズルから供給される洗浄液を洗浄槽内で所定の水位に維持する水密状態にすることができればよい。したがって、洗浄槽底部開口と封止部材との封止状態においては、厳密にこれらの全周が互いに当接している必要はないが、好ましくは、洗浄槽底部開口と封止部材との全周が互いに当接していることができる。
さらに、洗浄槽底部開口と封止部材とが未封止状態で隙間を有するように設定され、この隙間が、洗浄液を排出する手段とされることもできる。ここで、洗浄槽底部開口と封止部材との全周が互いに当接して密閉可能な構成において、これらの間が離間して当接しない状態で停止させ、隙間を作ることができる。この構成を採用した場合、洗浄液を洗浄槽に貯留して洗浄する際には洗浄槽底部開口と封止部材との全周が互いに当接して密閉状態とし、排出時、あるいは、洗浄液等を供給しながら洗浄する場合には洗浄槽底部開口と封止部材との全周が互いに離間した状態とすることができる。
あるいは、洗浄槽底部開口と封止部材とのいずれかに、洗浄槽径方向に延在する切欠もしくは貫通孔などを形成し、この切欠もしくは貫通孔などを介して洗浄液を排出することもできる。
さらに、洗浄ノズルは、下方に洗浄液を噴射するものとされ、この洗浄ノズルの下側位置に被洗浄物が配置されるように、洗浄時における保持具の位置が設定されることが好ましい。
なお、洗浄ノズルに気体を供給するようにし、洗浄ノズルから洗浄後の被洗浄物に気体を噴射して被洗浄物を乾燥させることや、洗浄ノズルから洗浄液と気体の混合流体を噴射して被洗浄物を洗浄することもできる。
また、封止部材が被洗浄物を保持する保持具を出し入れする開口を開閉する蓋としても作用することで、被洗浄物の洗浄槽への導入と取り出しを効率化するとともに、封止部材が洗浄槽の底部開口を封止・解除する構成としたことで、洗浄槽の底面から洗浄液の排出が重力によって自動的に行われるのでさらなる効率化が可能となる。
本発明において、前記保持具が、立設された保持柱の上端に前記被洗浄物を固定するものとされ、
前記洗浄時における前記洗浄ノズル先端と前記保持柱先端の前記被洗浄物との距離を設定する距離設定機構を有することにより、上下動アクチュエータによって、保持具と封止部材を上昇させる際に、保持具の保持柱先端高さ位置を、被洗浄物の厚さ(高さ寸法)を勘案して所定の範囲に設定することにより、異なる規格の被洗浄物であっても、それぞれの被洗浄物における高さ寸法に対応して、洗浄ノズル先端と被洗浄物との距離を効果的な洗浄が可能な範囲に維持することが可能となる。
なお、前記被洗浄物の固定は、保持柱の上端面へ接着剤等による貼り付けなどができる。または、保持柱の上端に吸引口を設けるなどして、固定解除可能なものとすることもできる。
洗浄ノズル先端と保持柱先端の被洗浄物との距離を設定する距離設定機構としては、洗浄槽と洗浄ノズルとの位置設定を可能とする構成や、洗浄槽下端に装着可能なスペーサ、封止部材と保持柱との位置設定を可能とする高さ可変の保持柱、封止部材に対する保持柱への固定位置設定を可能とする保持柱の移動機構、封止部材と洗浄槽下端との位置設定を可能とする封止部材の厚さ方向寸法設定機構等を採用することができる。
本発明の洗浄装置は、前記保持具が、洗浄時に前記保持柱を水平方向に往復移動させる横往復アクチュエータを有することにより、洗浄ノズルから噴射された洗浄液が被洗浄物に到達する位置・角度を変化させて、効果的に洗浄をおこなうことが可能となる。
本発明の洗浄装置は、前記封止部材が、前記保持柱の基部に一体とされた平板蓋体とされることにより、面一とされた洗浄槽下端に対して、保持柱周囲の平板蓋体表面を均一に当接して、洗浄槽内を容易に封止することが可能となる。
なお、平板蓋体とされた封止部材に対して、保持柱を有する保持具を一体として、前工程である被洗浄物の製造工程から連続して移動・搬送することも可能である。
または、平板蓋体とされた封止部材に対して、その中央部に厚さ方向の貫通孔を設けて、この貫通孔に保持具の保持柱を挿入した状態で洗浄槽を封止可能な状態で、封止部材と保持柱とを、保持柱の軸方向に移動可能とすることもできる。
また、少なくとも保持具の先端付近を洗浄することができるので、保持具を再度、製造工程に戻す際に、保持具の準備にかかる作業時間を短縮し、作業工程数を削減することができ、多品種少量生産に用いて好適である。
さらに、本発明の洗浄装置では、洗浄の後工程である検査時に前記被洗浄物が引き続いて前記保持具に固定されていることもできる。これにより、洗浄工程に連続して検査できるので、作業時間を短縮し、作業工程数を削減して、製造コストを削減することができる。
本発明の洗浄装置は、前記洗浄ノズルには、前記洗浄液および気体が供給されることにより、洗浄ノズルから、洗浄液と気体とを切り替えて噴出すること、あるいは、洗浄液と気体とを混合して噴射することを可能な構成とすることができる。これにより、洗浄槽内における洗浄液または洗浄液・気体の混合流体による洗浄、および、洗浄槽内における乾燥が可能となる。
本発明の洗浄装置は、前記洗浄ノズルには、超音波洗浄を可能とする超音波振動子が設けられることにより、洗浄液に超音波振動を印加して被洗浄物を効率的に洗浄することが可能となる。
なお、超音波振動子を設けた場合、洗浄ノズルとは別に乾燥用の気体を噴出する乾燥ノズルを設けることが好ましいが、洗浄液と気体との噴出を切り替えて同一のノズルから噴出する構成とすることもできる。
本発明の洗浄装置は、洗浄の後に乾燥も行うものであり、前記洗浄槽には、乾燥時に前記被洗浄物に気体を噴射する乾燥ノズルを有することにより、洗浄槽内における乾燥が可能となる。また、洗浄ノズルには、超音波洗浄を可能とする超音波振動子を設けた場合でも、前記被洗浄物に気体を噴射して乾燥をおこなうことが可能となる。
本発明の洗浄装置は、前記洗浄槽の側面に、洗浄液を排出する排出口が設けられていることにより、洗浄ノズルから洗浄液を噴射しつつ洗浄槽から排出することを可能とすることができる。この場合、排出口は、洗浄槽の下端付近に設けることが好ましい。
あるいは、排出口の位置を洗浄槽の上部にすることにより、洗浄槽に洗浄液を貯留して洗浄をおこなった後に洗浄液を排出口を経由して洗浄槽から排出することを可能とすることができる。この場合、排出口は、洗浄槽の被洗浄物上端位置よりも上側位置に設けることが好ましい。
本発明の洗浄装置は、前記洗浄槽の底部開口には、前記封止部材に当接する弾性部材が周設されることにより、封止部材を洗浄槽底部開口に当接して洗浄槽内を封止する際に、洗浄槽の水密を容易に維持することができる。この構成においては、洗浄槽に洗浄液を貯留して洗浄をおこなう際に、洗浄液が漏出することを防止できる。
本発明の洗浄方法は、被洗浄物に洗浄槽内で洗浄液を噴射することで汚れを除去した後に、前記被洗浄物を乾燥させる洗浄方法であって、
保持具に立設された保持柱の上端に前記被洗浄物を固定して搬送する工程と、
前記保持具および前記洗浄槽の少なくとも一方を上方または下方に移動させることで、前記洗浄槽の底部開口から前記被洗浄物を前記洗浄槽内に導入するとともに、封止部材により前記洗浄槽の底部開口を封止する工程と、
前記洗浄槽を封止した状態で前記洗浄槽の上方に位置する洗浄ノズルから洗浄液を前記被洗浄物に噴射する洗浄工程と、
乾燥ノズルから前記被洗浄物に気体を噴射して乾燥する工程と
前記保持具および前記洗浄槽の少なくとも一方を前記移動とは反対方向に移動させることにより、前記洗浄槽から前記被洗浄物を抜出するとともに、前記封止部材による前記洗浄槽の底部開口の封止を解除する工程と、
を有することにより、保持具に固定された被洗浄物を洗浄槽内に配置するとともに、同一動作によって、封止部材を洗浄槽底部開口に当接して洗浄槽内を封止することができる。その状態で、洗浄ノズルから洗浄液を被洗浄物に噴射して洗浄する際に、洗浄液が周囲に飛び散らないようにすることができる。また、洗浄槽内に洗浄液を貯留して、この中に被洗浄物を浸漬して洗浄することもできる。洗浄中あるいは洗浄が終了したら少なくとも底部開口から洗浄液を排出して被洗浄物を乾燥させることができる。さらに、洗浄が終了したら、上下動アクチュエータによって、保持具と封止部材とを洗浄槽に対して移動させることで、洗浄槽から被洗浄物を取り出すとともに同一動作によって、封止部材による洗浄槽の封止を解除することができる。
本発明の洗浄方法においては、洗浄の前工程時に前記被洗浄物が前記保持具に固定されていることにより、前記保持具が洗浄の前工程である被洗浄物加工工程から連続して、前記被洗浄物を保持している状態とすることができる。例えば、光学素子とされる被洗浄物を洗浄する際に、前工程である光学素子製造工程時に、保持具に光学素子とされる被洗浄物を固定した状態でこの製造工程を終了し、直ちに連続して光学素子とされる被洗浄物の洗浄をおこなうことができる。この際、前工程終了時に光学素子とされる被洗浄物を製造工程における保持具から固定解除し、さらに、洗浄をおこなう保持具に再固定する必要がないため、光学素子とされる被洗浄物に対して不必要に汚染が発生すること、再固定時に傷が付くあるいは破損することを防止することができる。また、製造工程に連続して洗浄できるので、作業時間を短縮し、作業工程数を削減して、製造コストを削減することができる。
本発明によれば、効率的な洗浄を少ない工程数で効果的におこなうことができるという効果を奏することが可能となる。
本発明に係る洗浄装置の第1実施形態を示す構成図である。 本発明に係る洗浄装置の第1実施形態における上下動アクチュエータを示す模式正面図である。 本発明に係る洗浄方法の第1実施形態を示すフローチャートである。 本発明に係る洗浄装置の第1実施形態における動作を説明する正断面図である。 本発明に係る洗浄装置の第1実施形態における動作を説明する部分正断面図である。 本発明に係る洗浄装置の第1実施形態における動作を説明する部分正断面図である。 本発明に係る洗浄装置の第1実施形態における動作を説明する部分正断面図である。 本発明に係る洗浄装置の第1実施形態における動作を説明する部分正断面図である。 本発明に係る洗浄装置の第1実施形態における動作を説明する部分正断面図である。 本発明に係る洗浄装置の第2実施形態における動作を説明する部分正断面図である。 本発明に係る洗浄装置の第3実施形態における動作を説明する部分正断面図である。 本発明に係る洗浄装置の第4実施形態における動作を説明する部分正断面図である。 本発明に係る洗浄装置の第5実施形態における動作を説明する部分正断面図である。 本発明に係る洗浄装置の第6実施形態における動作を説明する部分正断面図である。 本発明に係る洗浄装置の第6実施形態における動作を説明する部分正断面図である。
以下、本発明に係る洗浄装置、洗浄方法の第1実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態における洗浄装置を示す構成図であり、図2は、本実施形態における洗浄装置の上下動アクチュエータを示す模式正面図であり、図において、符号100は、洗浄装置である。
なお、各図面は模式図のため、形状や寸法は誇張されている(以下の図面も同様)。
本実施形態に係る洗浄装置100は、被洗浄物として光学素子Lを洗浄する装置である。
光学素子Lは、光学素子であれば特に限定されない。洗浄装置100で洗浄することができる光学素子Lの例としては、レンズ、プリズム、ミラー、フィルタなどを挙げることができる。本実施形態においては、光学素子Lとして内視鏡用のレンズの例を用いて説明する。
図においては、各構成が模式的に示されており、光学素子Lを平凸レンズ状に描いている。ただし光学素子Lの形状は、平凸レンズ状には限定されない。例えば、光学素子Lがレンズの場合にも、例えば、両凸レンズ、両凹レンズ、平凹レンズ、メニスカスレンズ等の種々の形状が可能である。また、光学素子Lがレンズ以外の光学素子の場合、例えば、円板状、矩形板状をはじめとする適宜の立体形状も可能である。
光学素子Lのうち、例えば、ガラス研磨レンズは、製造装置110における前工程において、所定の形状に加工されるまでに、研磨加工を多段階に繰り返す。洗浄装置100は、このような加工工程後で、前工程の加工で光学素子Lに付着する研磨材などを落とすものである。これにより光学素子Lの表面がきれいな状態で、検査装置120における次工程の検査等を開始することが可能である。
本実施形態に係る洗浄装置100は、図1に示すように、洗浄槽10、洗浄ノズル20、保持具30と、上下動アクチュエータ40と、封止部材50と、排出機構60と、制御部70と、距離設定部材/機構(距離設定機構)80と、を有する。
洗浄装置100は、図1に示すように、製造装置110と検査装置120との間に配置される。ベルトコンベア等である搬送装置130によって、被洗浄物としての光学素子Lが製造装置110から搬入され、検査装置120に搬出される。
具体的には、洗浄装置100は、光学素子Lの製造機である製造装置110に隣接して配置されるか、製造装置110の内部に配置されることができる。
洗浄槽10は、図1,図2に示すように、略垂直な軸線を有し底部が開口した略円筒状であり、閉塞されたその頂部中央位置に洗浄ノズル20が配置されている。洗浄槽10の材質は、洗浄液に対して耐性を有し、かつ洗浄時の設定温度、設定圧力等に耐久性を示すものであればその特に限定されない。例えば、洗浄槽10の材質は、金属、樹脂等、あるいはこれらの組み合わせたものとすることができる。
なお、洗浄槽10は、円筒状に限るものではなく、断面矩形の角柱状、角柱台、円錐、円錐台形状等、他の形状とすることもできる。
また、洗浄槽10の寸法は、後述するように、洗浄液による被洗浄物である光学素子Lの洗浄をおこなうことができる容積を有していればよく、また、使用する洗浄液を削減するためにも、なるべく小さな容積を有するものとされる。例えば、内視鏡用のレンズLを洗浄するためには、10cc〜300cc程度の容積を有するものとされることが可能である。
洗浄槽10の底部開口11は、円筒状の洗浄槽10の水平断面と同径とされて、略水平に位置する円形に配置され、後述する封止部材50とその全周で当接可能なように面一となるように形成されている。底部開口11は、光学素子Lを洗浄槽10の下側から出し入れするための挿入抜出口とされ、少なくとも、光学素子Lが通過可能な径寸法に設定されている。
洗浄ノズル20は、図1,図2に示すように、洗浄槽10の頂部中央位置に鉛直下向きに噴射可能として配置され、洗浄槽10外部の洗浄液の供給ユニット21,気体の供給ユニット22に接続されている。洗浄ノズル20は、洗浄槽10の底部開口11と対向する位置に設けられる。洗浄ノズル20が、洗浄液を鉛直下向きに噴射する配置とされることで、噴射力と重力とによって効率的に洗浄をおこなうことができる。
供給ユニット21は、加圧された洗浄液を洗浄ノズル20に供給するものである。図1に示すように、供給ユニット21は、例えば純水である洗浄液を貯留する洗浄液貯留部21aと、洗浄液貯留部21aの洗浄液を圧送するポンプ21bと、ポンプ21bから圧送された洗浄液から不純物を取り除くフィルタ21cと、フィルタ21cの下流に設けられるレギュレータ21dと、レギュレータ21dの下流に設けられ加圧された洗浄液の供給を切り替えるか供給量を制御する電磁バルブ21eと、を有する。供給ユニット21は洗浄ノズル20に接続されている。
ポンプ21bと、レギュレータ21dと、電磁バルブ21eとは、いずれも後述する電子回路(CPU)である制御部70と電気的に接続されている。
洗浄液貯留部21aは、サイフォン方式により、配管を介して、洗浄ノズル20に純水を供給可能としてもよい。この場合、洗浄液貯留部21aは、ポンプを使用することなく純水を供給できる。
ポンプ21bは、高圧、低圧を切り替え可能であり、高圧で洗浄液を供給する状態と、低圧で洗浄液を供給する状態とを切り替えることができる。高圧で洗浄液を供給した場合には、洗浄ノズル20からの噴射により光学素子Lの洗浄をおこない、低圧で洗浄液を供給した場合には、洗浄槽10に洗浄液を貯留して光学素子Lの洗浄をおこなうことも可能である。
供給ユニット22は、圧縮された空気等の気体を洗浄ノズル20に供給するものである。供給ユニット22は、図1に示すように、空気等を圧縮するコンプレッサ22aと、コンプレッサ22aから圧送された気体から塵埃等の不純物を取り除くフィルタ22bと、フィルタ22bの下流に設けられるレギュレータ22cと、レギュレータ22cの下流に設けられ圧縮エアーの供給を切り替えるか供給量を制御する電磁切り替えバルブ22dと、を有する。
コンプレッサ22aと、レギュレータ22cと、電磁バルブ22dとは、いずれも後述する制御部70と電気的に接続されている。
供給ユニット21,22は、その内部にポンプ21aで加圧された純水とコンプレッサ22aで圧縮された空気とをそれぞれから洗浄ノズル20に供給して、これらの混合状態、あるいは、洗浄液、または空気に切り替えて噴射することもできる。このとき、純水と空気は制御部70によるバルブ21e,22dの開閉制御により切り替え可能または供給量制御可能である。
保持具(治具)30は、図1,図2に示すように、立設された保持柱31の上端に被洗浄物である光学素子Lを固定するものであり、上下動アクチュエータ40により洗浄槽10に下から挿入可能とされる。保持柱31の基部には、封止部材50である平板蓋体51が、一体として形成されている。
保持具30においては、図1,図2に示すように、保持柱31の上端面へ接着剤等により貼り付けられて被洗浄物である光学素子Lが固定されている。
このため、保持具30は、レンズ加工機(製造装置)110において母材から研磨等によってレンズ(光学素子)Lを形成する際の加工治具と共通とすることができる。これにより、レンズ加工機110から保持具30に取り付けられた状態で光学素子Lを取り出し、光学素子Lを保持具30に取り付けられたままで、洗浄槽10の中に導入できる。従って、レンズ加工後に光学素子Lの面に付着している汚れを、加工直後に待ち時間なく除去することが可能となる。
なお、光学素子Lの保持柱31への固定は接着剤に限らない。例えば、保持柱31の上端に設けた吸引穴とこれに接続された減圧器を有する吸着機構等によって、被洗浄物である光学素子Lを保持柱31の上端に対して固定および固定解除することもできる。
封止部材50は、図1,図2に示すように、保持柱31の基部に一体とされた平板蓋体51とされる。平板蓋体51は、図1,図2に示すように、その上面が滑らかな平板とされて、面一とされた洗浄槽10底部開口11の下端に対して、保持柱31周囲に位置する平板蓋体51表面が均一に当接可能とされている。平板蓋体51を洗浄槽10底部開口11の下端に対して当接した状態で洗浄槽10を容易に封止することが可能となる。
封止部材50は、被洗浄物Lを保持する保持具30を出し入れする底部開口11を開閉する蓋として作用する。
上下動アクチュエータ40は、図1,図2に示すように、搬送装置130によって製造装置110から搬出されてきた保持具30と封止部材50とを、一体として上昇させるロボットアーム等である。上下動アクチュエータ40は、略水平に設けられてその先端で保持具30と封止部材50とを保持可能である水平方向に伸縮可能なアーム(ロボットアーム)41と、アーム41の基部42を上下方向に位置規制する上下レール43と、図示しない駆動部とを有する。
上下動アクチュエータ40は制御部70に接続され、制御部70によってその動作を制御可能とされている。
アーム41は、搬送装置130における洗浄槽10の下側位置まで搬送されてきた保持具30と封止部材50とを一体として保持して、上下レール43によって、位置規制された状態で上昇し、保持柱31周囲に位置する平板蓋体51表面が洗浄槽10底部開口11の下端に対して均一に当接する封止位置まで上昇可能である。また、アーム41は、この封止位置から保持具30と封止部材50とを一体として搬送装置130上に載置する搬送位置まで下降可能である。
なお、図において上下動アクチュエータ40は、簡略化して示しているが、保持具30と封止部材50とを一体として上下動可能とするとともに、洗浄槽10を封止することが可能な構成であれば限定されるものではない。上下動アクチュエータ40は、アーム41途中に折れ曲がり可能な関節となるジョイント部、あるいは、アーム41先端の角度を変更する角度変更部、あるいは、これ以外の構成を有することもできる。
例えば、保持具30を駆動する上下動アクチュエータ40として、ロボット以外にエアーシリンダーや機構移動などの構成とすることもでき、さらに、洗浄槽10を移動させて保持具30と底部開口11とを水密に閉塞させる構成とすることも可能である。
排出機構60は、図1に示すように、洗浄時に洗浄槽10から洗浄液を排出するものとされ、底部開口11、および、洗浄液を排出可能な位置として設けられた排出口61、および、排出を貯留する排出タンク62とを有するものとされる。本実施形態における排出口61は、洗浄槽10の底部開口11付近の側面に設けられた貫通孔とされることができる。
排出口61は、洗浄液を効率よく排出することが可能な適度に大きな断面積を有する。また、その断面形状および配置個数は、洗浄液を効率よく排出することが可能な適度に適宜設定することができる。
なお、洗浄終了後には、主として洗浄槽10の底部開口11が排出機構60として用いられる。このため、排出タンク62は、洗浄終了後に開放された洗浄槽10の底部開口11、および、この下方に位置する封止部材50から流下(滴下)する排出を受けることが可能なように配置される。
距離設定部材/機構(距離設定機構)80は、洗浄時における洗浄ノズル20先端20aと保持柱31先端の被洗浄物とされる光学素子Lとの距離t1を設定する部材または機構とされる。図1に示すように、保持柱31の平板蓋体51表面からの高さt2は固定されているため、光学素子Lの厚さt3によって、洗浄時に、その上面の高さが変化してしまうことになる。
これに対応して、距離t1を洗浄に効果的な範囲に設定するために、距離設定部材/機構80は、本実施形態において、図1に示すように、洗浄槽10の底部開口11に取り付け可能なリング(スペーサ)81とされる。
リング81は、図1に示すように、厚さt4とされる寸法を有し、洗浄槽10の底部開口11と同径で同厚の下端部を有する同材のものとされ、洗浄槽10の底部開口11に取り付けに取り付けた際には、その内面が洗浄槽10の底部開口11の内壁と面一となるようにされている。
リング81を洗浄槽10の底部開口11に取り付けることにより、リング81を取り付けない場合に比べて、平板蓋体51表面の高さ位置が、厚さt4に対応する高さだけ下側に下がった位置となる。これにより、リング81を取り付けない場合に比べて、厚さt4に対応する高さだけ保持柱31先端が下側に下がった位置となり、光学素子Lの厚さt3が大きなものに対しても、洗浄時における洗浄ノズル20先端20aと保持柱31先端の被洗浄物とされる光学素子Lとの距離t1を好ましい範囲とすることができる。
また、薄い光学素子Lに対しては、リング81を洗浄槽10の底部開口11に取り付けない状態で洗浄をおこなうものとされる。
なお、リング81は、厚さt4として、異なる種類の光学素子Lの厚さ寸法t3に対応するものを多種類用意しておくことが好ましい。
次に、本実施形態における洗浄方法について説明する。
図3は、本実施形態における洗浄方法を示すフローチャートである。
本実施形態における洗浄方法は、図3に示すように、レンズ厚み設定工程S01と、準備工程S02と、ノズル距離設定工程S03と、レンズ加工工程S04と、搬入工程S05と、上昇密閉工程S06と、噴射洗浄工程S07と、排出工程S08と、乾燥工程S09と、下降開放工程S10と、搬出工程S11と、検査工程S12と、を有するものとされる。
図4〜図9は、本実施形態の洗浄方法における洗浄装置の動作を示す模式正断面図である。なお、これらの各図においては、適宜、工程の説明に即して構成を省略して示すことがある。
本実施形態における洗浄方法は、洗浄の前工程として、まず、図3に示すレンズ厚み設定工程S01において、洗浄する被洗浄物とされる光学素子(レンズ)Lの厚さt3、および、保持具30の保持柱31の高さt2等の寸法をあらかじめ設定する。
次いで、洗浄の前工程として、図3に示す準備工程S02として、保持具30の保持柱31先端に、光学素子(レンズ)Lに加工される母材を固定する。
次いで、図3に示すノズル距離設定工程S03として、洗浄するレンズ(光学素子)Lの厚さt3に対応して、洗浄時における洗浄ノズル20先端20aと保持柱31先端の被洗浄物とされる光学素子Lとの距離t1を設定する。このときに、洗浄ノズル20先端とレンズLの距離t1は、洗浄処理前に汚れ除去の効果が最大となる距離範囲を事前に確認して設定する。
この距離t1を設定するために、図4に示すように、レンズLの厚さt3に対応する厚さt4を有する距離設定部材/機構80としてのリング81を洗浄槽10の底部開口11に取り付ける。
具体的には、例えば、厚さt3が比較的小さな光学素子L1に対しては、図4(a)に示すように、厚さt3に対応して厚さt4の比較的小さなリング81aを対応させ、厚さt3が比較的大きな光学素子Lに対しては、図4(b)に示すように、厚さt3に対応して厚さt4の比較的大きなリング81を対応させる。
ここで、距離t1は、洗浄ノズル20から噴出する洗浄液によって、効果的に洗浄をおこなうことの可能な範囲となるように設定される。
例えば、距離t1が光学素子Lの材質、洗浄前工程であるレンズ加工工程S04における汚れ等の付着状態、洗浄ノズル20から噴出する洗浄液の圧力等の洗浄条件によって、その最適範囲となるように設定される。これに、固定された保持柱31の平板蓋体51表面からの高さt2を勘案して、対応したリング81の厚さt4が設定される。
また、ノズル距離設定工程S03では、レンズ厚み設定工程S01で設定された光学素子Lの種類あるいは厚さt3、および、保持具30の保持柱31の高さt2等の寸法に対応して、後の噴射洗浄工程S07において、後述するように底部開口11と平板蓋体51とを接触させた封止状態で洗浄をおこなうか、それとも、底部開口11と平板蓋体51とを離間させた非封止状態で洗浄をおこなうかを設定する。この底部開口11と平板蓋体51との接触非接触状態は、洗浄ノズル20先端20aと保持柱31先端の被洗浄物とされる光学素子Lとの距離t1にも影響するので、噴射洗浄工程S07よりも前の工程におけるノズル距離設定工程S03で設定することが好ましい。
なお、ノズル距離設定工程S03は、レンズ厚み設定工程S01で設定された光学素子Lの厚さt3等の寸法に基づいて、レンズ厚み設定工程S01および/または準備工程S02と前後するか同時並行でおこなうことができる。
次いで、洗浄の前工程として、図3に示すレンズ加工工程S04として、製造装置110において、保持具30の保持柱31先端に固定された母材を研磨等の手法により光学素子(レンズ)Lに加工する。
次いで、図3に示す搬入工程S05として、前工程であるレンズ加工工程S04を終えた保持具30を、図4に示すように、ベルトコンベア130で製造装置110から搬出させて、ロボットアーム41によって保持し、洗浄槽20の下側に移動させる。
このとき、ベルトコンベア130は、保持具30が所定の位置まで移動してくると、図示しない位置センサが作動し、保持具(治具)30が停止位置となるように停止する。ベルトコンベア130の停止後に、制御部70からの信号により上下動アクチュエータ40が保持具30を保持して、ロボットアーム41によって洗浄槽10底部開口11下側位置まで搬送する。
この際、レンズ加工機110で使用している保持具30は洗浄装置100と共通で使用可能なように設定しているので、ベルトコンベア130で接続されたレンズ加工機110と洗浄装置100とで、保持具30を移動させるだけで加工後に洗浄することができる。
次いで、図3に示す上昇密閉工程S06として、保持具30を上下動アクチュエータ40により上昇させて、図5に示すように、洗浄槽10の底部開口11から光学素子Lを挿入(導入)する。このとき、保持柱31先端に固定された光学素子Lが、洗浄ノズル20の鉛直下向き直下位置となるように位置設定される。同時に、保持具30と一体とされた封止部材50を上下動アクチュエータ40により上昇させて、平板蓋体51の保持柱31周囲表面を洗浄槽10の底部開口11の全周に当接させることで、洗浄槽10を封止する。
ここで、光学素子Lの位置設定としては、ロボットアーム41により上昇させた平板蓋体51が洗浄槽10の底面開口11に密着することで、保持具30が上下方向に位置規制されて停止することにより、洗浄槽10の所定位置にレンズLをセットすることができる。
なお、平板蓋体51の表面が当接する洗浄槽10の底部開口11とは、ここでは、取り付けられたリング81の下端を意味する。
このように、平板蓋体51の表面を洗浄槽10の底部開口11の全周に当接させることで、保持柱31の先端が、リング81を取り付けないときに比べて、リング81の厚さt4分だけ洗浄ノズル20から下側に離間した位置となる。これにより、洗浄ノズル20の先端である下端部から保持柱31上端に固定された被洗浄物である光学素子Lまでの距離t1を、ノズル距離設定工程S03で設定した洗浄に適した範囲とすることができる。
次いで、図3に示す噴射洗浄工程S07として、制御部70により、図1に示す供給ユニット21のポンプ21bを作動して、洗浄液貯留部21aに貯留された純水とされる洗浄液を圧送する、同時に、制御部70により、図1に示すレギュレータ21dで所定の圧力とした洗浄液を圧送し、制御部70により電磁バルブ21eを開状態とする。これにより、フィルタ21cでろ過した洗浄液が洗浄ノズル20に供給される。
これにより、図6に示すように、上昇密閉工程S06でセットした光学素子Lに対して、洗浄ノズル20から光学素子Lに洗浄液を噴射して、吹き付けられた洗浄液が表面に付着した汚れにぶつけられて、光学素子L表面からこれを除去する。
噴射洗浄工程S07においては、図6に示すように、光学素子L表面に当接した洗浄液は、洗浄槽10の側面に設けられた排出口61から外部の排出タンク62に排出されることができる。排出口61は、洗浄槽10内に洗浄液が溜まってもレンズ1が浸漬しない高さ位置に設けられており、洗浄液の排出と洗浄液噴射時の洗浄槽10内の圧力調整をおこなうことが可能である。
噴射洗浄工程S07としての排出を、次の排出工程S08として平行しておこなうことが可能である。
噴射洗浄工程S07においては、加圧された洗浄液を洗浄ノズル20から噴射させるが、光学素子Lの周囲が洗浄槽10で囲われているので洗浄液の飛散は防止することができる。
本実施形態における噴射洗浄工程S07においては、洗浄ノズル20から二流体ジェットを噴射されるものとすることもできる。
二流体ジェットは、圧縮空気の力で洗浄液を洗浄ノズル20内に供給し、洗浄ノズル20先端で洗浄液が微細化され、空気圧力で吹き付けられ光学素子Lの表面の汚れを除去する。
この場合、供給ユニット21と同時に、制御部70により、図1に示す供給ユニット22のコンプレッサ22aを作動して空気等を圧縮するとともに、制御部70により、図1に示すレギュレータ22cで所定の圧力とした圧縮空気を圧送し、制御部70により電磁切り替えバルブ22dを開状態とすることにより、フィルタ22bで塵埃等の不純物を取り除いた気体を洗浄ノズル20に供給するものとされる。
二流体ジェットは高圧な空気で洗浄液を噴射させるが、光学素子L周辺が洗浄槽10で囲われているので洗浄液の飛散を防止できる。
また、二流体ジェットを洗浄ノズル20から噴射する場合でも、排出口61は、洗浄槽10内に液体が溜まっても光学素子Lが浸漬しない位置に設けられることができる。排出口61は、排出ならびに排気の機能を充分に果たすように、洗浄槽20からの排出機能と空気噴射時の洗浄槽20内の圧力調整とを可能な状態として、その配置、断面形状、接続状態が設定され、純水の排出タンク62への排出がおこなわれる。したがって、排気用の排出口を洗浄槽上部に設けることもできる。
さらに、二流体ジェットを洗浄ノズル20から噴出する場合、ノズル距離設定工程S03において、洗浄液供給量、気体供給量、およびこれらの圧力条件、洗浄ノズル20の口径、等を勘案して、距離t1を、洗浄ノズル20から噴出する気液混合流体によって、効果的に洗浄をおこなうことの可能な範囲となるように設定される。
噴射洗浄工程S07を開始してから、設定した所定の洗浄時間が経過すると、制御部70により、図1に示す供給ユニット21のポンプ21bとレギュレータ21dとを停止して、電磁バルブ21eを閉状態とする。これにより、洗浄ノズル20への洗浄液の供給を停止し、噴射洗浄工程S07を終了する。
ここで、二流体ジェットを洗浄ノズル20から噴出した場合には、設定した所定の洗浄時間が経過すると、供給ユニット21と同時に、制御部70により、図1に示す供給ユニット22のコンプレッサ22aとレギュレータ22cとを停止して、電磁切り替えバルブ22dを閉状態とすることにより、洗浄ノズル20への気体の供給が停止される。
次に、図3に示す排出工程S08として、図7に示すように、洗浄液は、洗浄槽10の側面に設けられた排出口61から外部の排出タンク62に排出される。
このとき、さらに排出を促進するために、上下動アクチュエータ30を駆動させることにより、封止部材50の平板蓋体51を下降させ、洗浄槽10の底部開口11と離間させることで、洗浄槽10の底部付近に溜まっていた洗浄液を平板蓋体51と底部開口11との隙間から排出してもよい。
なお、排出口61が洗浄槽10の底面開口11付近に設けられた場合には、洗浄槽10の底部開口11と平板蓋体51とを離間させないで洗浄液を外部に排出させることもできる。
もちろん、排出口61を設けずに、洗浄槽10の底部開口11と平板蓋体51を離間した隙間だけから洗浄液を排出するようにもできる。この際、もし光学素子Lを洗浄水に浸漬することが不具合である場合には、二流体ジェットの噴出量を抑える等すればよい。
また、底部開口11と平板蓋体51とを離間させる距離は、洗浄槽10から排出可能な程度とすることができる。
平板蓋体51の下方には、流下または滴下する排出液を受けるとともに排出タンク62に接続された受け部63を設けることができる。
次いで、図3に示す乾燥工程S09として、洗浄液が排出できたところで、図8に示すように、乾燥用の気体とされる高圧な空気を洗浄ノズル20から光学素子Lに噴射して、光学素子L表面に付着した洗浄液を除去する。
このとき、制御部70により、図1に示す供給ユニット22のコンプレッサ22aを作動して空気等を圧縮するとともに、制御部70により、図1に示すレギュレータ22cで所定の圧力とした圧縮空気を圧送し、制御部70により電磁切り替えバルブ22dを開状態とすることにより、フィルタ22bで塵埃等の不純物を取り除いた気体を洗浄ノズル20に供給するものとされる。
これにより、フィルタ22bでろ過された0.5Mpaの空気が乾燥口となる洗浄ノズル20を通じて光学素子Lに噴射され、光学素子Lの面に付着していた水滴を除去して乾燥させる。
光学素子L表面から吹き飛ばされた洗浄液は、洗浄槽10の側面に設けられた排出口61から外部の排出タンク62に排出される。
あるいは、上下動アクチュエータ40を駆動させることにより、封止部材50の平板蓋体51を下降させ、洗浄槽10の底部開口11と離間させることで、洗浄槽10の底部付近に吹き飛ばされた洗浄液を平板蓋体51と底部開口11との隙間から排出してもよい。
なお、排出口61が洗浄槽10の底面開口11付近に設けられた場合には、洗浄槽10の底部開口11と離間させないで洗浄液を外部に排出させることもできる。
乾燥工程S09を開始してから、設定した所定の乾燥時間が経過すると、制御部70により、図1に示す供給ユニット22のコンプレッサ22aとレギュレータ22cとを停止して、電磁バルブ22dを閉状態とする。乾燥させる時間はタイマで制御し、タイマ時間経過後にバルブ22dを閉じて乾燥を完了する。
これにより、洗浄ノズル20への気体の供給を停止し、乾燥工程S09を終了する。
次いで、図3に示す下降開放工程S10として、保持具30と一体とされた封止部材50を上下動アクチュエータ40により下降させて、図9に示すように、保持柱31周囲表面が洗浄槽10の底部開口11の全周に当接していた平板蓋体51を離間させることで、洗浄槽10の封止を解除する。同時に、保持具30を上下動アクチュエータ40により下降させて、洗浄槽10の底部開口11から光学素子Lを抜出する。
次いで、図3に示す搬出工程S11として、さらにロボットアーム41が下降し、ロボットアーム41が、保持具30を保持柱31が立設された状態で、図1に示すベルトコンベア130上に戻し、ロボットアーム41から保持具30および封止部材50が開放される。上下動アクチュエータ40から開放された保持具30および封止部材50は、ベルトコンベア130により、洗浄装置100からベルトコンベア130で接続された検査装置120まで搬送され、後工程に移動することになる。
次いで、図3に示す検査工程S12として、ベルトコンベア130で搬送された保持具30は、ベルトコンベア130の停止後に、検査装置120において、保持柱31上端に固定されて洗浄の終了した光学素子Lを検査する。
この際、検査装置120で使用している保持具30は洗浄装置100と共通で使用可能なように設定しているので、ベルトコンベア130で接続された検査装置120と洗浄装置100とで、保持具30を移動させるだけで洗浄後に検査することができる。
検査終了後に、洗浄が不十分であった場合には、光学素子Lを保持具30ごと、洗浄装置100に戻して再洗浄をおこなう。
以上の工程により、被洗浄物(光学素子)Lの洗浄を終了する。
本実施形態においては、上下動アクチュエータ40によって保持具30と封止部材50とを一体として上昇させることで、光学素子Lを洗浄槽10内の洗浄ノズル20直下に配置するとともに、封止部材50を洗浄槽10底部開口11に当接して洗浄槽10内を封止する。これらを同一動作でおこなうことができる。また、その状態で洗浄する際に、洗浄槽10によって洗浄液が回りに飛び散らないようにすることができる。洗浄後に光学素子Lを乾燥させることができる。さらに、洗浄後、上下動アクチュエータ40によって、保持具30と封止部材40を同一動作で下降させることで、洗浄槽10から光学素子Lを取り出すとともに、封止部材40による洗浄槽10の封止を解除することができる。
この際、製造装置110と検査装置120とで使用している保持具30は洗浄装置100と共通で使用可能なように設定しているので、ベルトコンベア130で接続された製造装置110と検査装置120と洗浄装置100とで、保持具30を移動させるだけで、光学素子(レンズ)Lの加工直後に、待ち時間なく光学素子Lの面に付着している汚れを加工直後に待ち時間なく除去することができるとともに、洗浄後に待ち時間なく検査することができる。
以下、本発明に係る洗浄装置、洗浄方法の第2実施形態を、図面に基づいて説明する。
図10は、本実施形態の洗浄方法における洗浄装置の動作を示す模式正断面図である。
本実施形態において上述した第1実施形態と異なるのは横往復アクチュエータに関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の洗浄装置100においては、図10に示すように、横往復アクチュエータ45を有する。
横往復アクチュエータ45は、制御部70に接続されて、洗浄時に保持柱31を水平方向に往復移動させるものされ、保持具30および封止部材50を一体的に水平方向に往復移動可能とされている。具体的には、上下動アクチュエータ40のロボットアーム41をその軸線方向に伸縮するように往復駆動する、あるいは、上下動アクチュエータ40のロボットアーム41をその軸線方向と直交する方向に揺動するように駆動するものとされる。
本実施形態の洗浄方法においては、図3に示した噴射洗浄工程S07として、制御部70により、図1に示す供給ユニット21のポンプ21bを作動して、洗浄液貯留部21aに貯留された純水とされる洗浄液を圧送する、同時に、制御部70により、図1に示すレギュレータ21dで所定の圧力とした洗浄液を圧送し、制御部70により電磁バルブ21eを開状態とする。これにより、フィルタ21cでろ過した洗浄液が洗浄ノズル20に供給される。
このとき、制御部70により、図10に示すように、横往復アクチュエータ45としてのロボットアーム41を往復駆動または揺動して、保持具30の保持柱31および封止部材50の平板蓋体51を一体的に水平方向に往復移動する。
これにより、図10に示すように、上昇密閉工程S06でセットした光学素子Lに対して、洗浄ノズル20から往復動作している光学素子Lに洗浄液を噴射して、吹き付けられた洗浄液が表面に付着した汚れにぶつけられて、光学素子L表面からこれを除去する。
本実施形態の洗浄方法においては、洗浄中に光学素子Lの位置を変える揺動工程を追加することで、洗浄ノズル20から噴射される洗浄液あるいは二流体ジェットが当接する位置・角度を変えることができる。このように揺動をおこなうことで、光学素子Lの表面全体に洗浄液あるいは二流体ジェットを均一に当てることができるため、汚れ除去の効果を高めることができる。そのため、汚れの固着強さに応じて揺動工程を追加することが好ましい。
なお、横往復アクチュエータ45による揺動工程の間、封止部材50の平板蓋体51と洗浄槽10の底部開口11との当接位置は変化するが、これらの当接状態は変化しない。つまり、洗浄槽10の底部開口11はその全周で平板蓋体51に当接する状態は維持されている。これにより、洗浄槽10の封止状態、および、ノズル距離設定工程S03として設定された洗浄ノズル20先端20aと保持柱31先端の被洗浄物とされる光学素子Lとの距離t1は変化せず、洗浄効率が低下することはない。
なお、揺動を行うことで、噴出された洗浄液や高圧噴流を光学素子Lの表面に均一に当てることができるため、汚れ除去の効果を高めることができる。そのため、汚れの固着強さに応じて他の実施形態においても揺動工程を追加することが好ましい。
以下、本発明に係る洗浄装置、洗浄方法の第3実施形態を、図面に基づいて説明する。
図11は、本実施形態の洗浄方法における洗浄装置の動作を示す模式正断面図である。
本実施形態において上述した第1および第2実施形態と異なるのは距離設定部材/機構に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の洗浄装置100においては、図11に示すように、距離設定部材/機構80として、保持柱31の高さt2を設定する構成を有する。
本実施形態においては、図11に示すように、保持柱31が上保持柱31aと下保持柱31bとに分割されており、これらがネジ部83により螺合された構成とされている。
ネジ部83により上保持柱31aを下保持柱31bに対して回転させることで、保持柱31の高さt2が変化することで、距離設定部材/機構80として光学素子Lの厚さt3の規格の違いに対応し、洗浄ノズル20先端20aと保持柱31先端の被洗浄物とされる光学素子Lとの距離t1を設定することができる。
本実施形態の洗浄方法においては、準備工程S02においてネジ部83により上保持柱31aを下保持柱31bに対して回転させ、保持柱31の高さt2を設定するか、ノズル距離設定工程S03においてネジ部83により上保持柱31aを下保持柱31bに対して回転させ、保持柱31の高さt2を設定することができる。
本実施形態においては、異なる種類の光学素子Lの厚さ寸法t3に対応して、異なる厚さt4のリング81を多種類用意しておく必要がなく、一種類の保持具30により、多品種の光学素子Lに対応することができる。
以下、本発明に係る洗浄装置、洗浄方法の第4実施形態を、図面に基づいて説明する。
図12は、本実施形態の洗浄方法における洗浄装置の動作を示す模式正断面図である。
本実施形態において上述した第1ないし第3実施形態と異なるのは噴射洗浄工程S07、弾性部材13および排出機構60に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の洗浄装置100においては、図12に示すように、噴射洗浄工程S07において、洗浄槽10に洗浄液を貯留して光学素子Lを洗浄するものとされる。
このため、排出機構60における排出口61が、洗浄槽10において、洗浄時の光学素子L上端位置よりも上側位置に設けられている。
また、洗浄槽10の密閉性を向上して水密状態を容易に維持するために、洗浄槽10の底部開口11には、封止部材50に当接する弾性部材13が周設されている。弾性部材13は、シリコン樹脂、テフロン(登録商標)樹脂、ニトリル樹脂、ウレタン樹脂、などの弾性部材からなるOリングとされることができる。
また、洗浄槽10の側面に設けられた排出口61により、洗浄槽10内の光学素子Lが浸漬可能な状態で洗浄するとともに、洗浄液の排出と洗浄液および空気噴射時における洗浄槽10内の圧力調整をおこなうことができる。
本実施形態の洗浄方法においては、図3に示した噴射洗浄工程S07として、まず、供給ユニット21により、洗浄槽10内に洗浄液を貯留する。このとき、洗浄槽10内に貯留する洗浄液の水位は、少なくとも光学素子Lの上端よりも上側位置とされ、例えば、洗浄ノズル20の先端20aよりも上側位置とされる。この、洗浄槽10貯留工程においては、供給ユニット21による洗浄液の供給は、次工程に比べて低圧でおこなうことができる。
このときに、高圧、低圧を切り替え可能なポンプ21bにより低圧に切り替えてもよく、洗浄液が洗浄ノズル20先端20aに到達するまでは低圧で給水するのが望ましい。
また、洗浄槽10が満水になって注水を停止する判断は、タイマ設定や排出口61より排水が始まったことを検出器で検出して、制御部70に出力された検出信号に基づいて制御することもできる。
次いで、供給ユニット21により、ポンプ21bで加圧された洗浄液が、洗浄ノズル20に配管を介して供給されて、洗浄液は開閉弁21eにより制御可能な状態で、洗浄ノズル20先端20aを通り洗浄槽10に貯留された洗浄液内部に噴射される。
本実施形態の洗浄方法においては、貯留時に比べて高圧として供給した洗浄液を洗浄ノズル20先端20aの穴から噴射することで、光学素子L表面の汚れを除去し、圧縮気体を洗浄ノズル20先端20aの穴から噴射することで、光学素子L表面を乾燥させることが可能となる。
つまり、光学素子Lの洗浄方法として、ウォータジェット内で成長したキャビテーションによる圧潰衝撃力を利用するものである。このため、供給ユニット21および供給ユニット22により、洗浄液の圧力等供給条件がキャビテーション発生に好ましい範囲に設定される。
キャビテ−ション噴流(高速水中水噴流)を生じるには,一般には洗浄液中に高圧で洗浄液を噴射するために、洗浄液を貯留する洗浄槽10が必要とされる。このため、キャビテ−ション噴流による洗浄においては被洗浄物を密閉状態とする必要がある。
また、洗浄ノズル20と被洗浄物である光学素子Lとの距離t1を、キャビテーション噴流による洗浄効果を効果的に得る範囲とすることが必要となる。この範囲より距離t1が大きいと、高圧噴流で発生したキャビテ−ションによる圧潰衝撃力が洗浄に必要なレベルに達しないため好ましくなく、また、この範囲より距離t1が小さいと、充分なキャビテ−ションの圧潰衝撃力が到達するものの、キャビテーションによる衝撃範囲が中心から外れたところになり、中央部分における洗浄が不十分となるため好ましくない。
噴射洗浄工程S07におけるキャビテ−ション噴流による洗浄を開始してから、設定した所定の洗浄時間が経過すると、制御部70により、図1に示す供給ユニット21のポンプ21bとレギュレータ21dとを停止して、電磁バルブ21eを閉状態とする。これにより、洗浄ノズル20への洗浄液の供給を停止する。
次に、図3に示す排出工程S08として、図7に示したように、上下動アクチュエータ30を駆動させることにより、封止部材50の平板蓋体51を下降させ、洗浄槽10の底部開口11と離間させることで洗浄槽10の密閉状態を解除して、洗浄槽10に貯留していた洗浄液を、平板蓋体51と底部開口11との隙間から排出する。平板蓋体51の周囲から流下または滴下して排出された洗浄液は、受け部63を介して排出タンク62に排出される。
ここで、平板蓋体51と底部開口11とを離間させる距離は、洗浄槽10に貯留していた洗浄液を排出可能な程度とすることができる。
本実施形態によれば、より効果的な洗浄をおこなって、効率的に汚れの除去をおこなうことができる。特に、水の中でしか伝わらないので貯留した洗浄液中での噴出が必要となる高圧噴流による洗浄をおこなうことができ、貯留した洗浄液から被洗浄物を取り出して別途乾燥工程をおこなう必要がないため、洗浄装置100の小型化や、動作機構を簡素にすることができる。
また、高圧で噴射される水が飛び散ることなく、被洗浄物の出し入れや被洗浄物の位置制御するために駆動機構が複雑となることがなく、貯留する洗浄液の容積を被洗浄物Lに対して充分縮小することができるため、給排水に時間がかかってしまうことを防止できる。
以下、本発明に係る洗浄装置、洗浄方法の第5実施形態を、図面に基づいて説明する。
図13は、本実施形態の洗浄方法における洗浄装置の動作を示す模式正断面図である。
本実施形態において上述した第1ないし第4実施形態と異なるのは超音波振動子25および乾燥ノズル26に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の洗浄装置100においては、図13に示すように、洗浄ノズル20に超音波洗浄を可能とする超音波振動子25が設けられている。
超音波振動子25は、超音波振動を洗浄液に印加するものとされ、洗浄ノズル20は、超音波流水ノズルとなっている。
また、洗浄槽10の頂部には、洗浄ノズル120とは別に、乾燥時に光学素子Lに乾燥用の気体を噴射する乾燥ノズル26が設けられている。
本実施形態における洗浄ノズル20には、供給ユニット21が接続され、また、乾燥ノズル26には、供給ユニット22がそれぞれ接続されており、ポンプ21aで加圧された洗浄液は超音波流水ノズル20に供給され、コンプレッサ22aで圧縮された空気は乾燥ノズル26に供給される。
本実施形態における超音波流水ノズル20はノズル内部20bに露出した超音波振動子25が電気的に振動することで超音波流水ノズル20を通過する洗浄液に超音波を印加し、液体に印加された状態の超音波振動により光学素子Lの表面の汚れを除去することが可能となるものである。このように、光学素子L表面の汚れに直接超音波振動を伝えるために、光学素子L表面を洗浄液中に浸漬しないようにする必要がある。
そのため、洗浄槽10の側面に設けられる排出口61は、洗浄槽10内に洗浄液が溜まっても光学素子Lが浸漬しない位置に設けられており、洗浄液の排出と洗浄液や空気噴射時における洗浄槽10内の圧力調整をおこなうことが可能となっている。洗浄液は効率よく排出されることが好ましいため、排出口61は、その断面が大きく設定されるか、多数設けられることができる。
乾燥ノズル26は、超音波流水ノズル20とは別に取り付いているため、乾燥ノズル26は、先端からの噴出方向延長線上に光学素子Lの表面が位置するように設置されている。
本実施形態の洗浄方法においては、図3に示した噴射洗浄工程S07として、供給ユニット21からポンプ21aで加圧された洗浄液を超音波流水ノズル20に供給するとともに、超音波振動子25を電気的に振動することで超音波流水ノズル20を通過する洗浄液に超音波を印加し、超音波振動の力で光学素子Lの表面の汚れを除去する。
これに先だって、本実施形態の洗浄方法においては、図3に示したノズル距離設定工程S03において、ノズル先端と光学素子Lの距離t1は事前に汚れ除去の効果が最大となる範囲を事前に確認してあらかじめ設定する。超音波流水は超音波を印加させたときに、純水の蒸気が発生するが、洗浄槽10で囲われているので蒸気の飛散は防止できる。
設定した洗浄時間が経過すると同時に、制御部70から出力した信号により超音波振動子25の発振が停止し、続けて洗浄液のバルブ21eが閉状態となり噴射洗浄工程S07を終了する。
次いで、図3に示した排出工程S08として、図7に示したように、上下動アクチュエータ30を駆動させることにより、封止部材50の平板蓋体51を下降させ、洗浄槽10の底部開口11と離間させることで洗浄槽10の密閉状態を解除して、洗浄槽10に貯留していた洗浄液を、平板蓋体51と底部開口11との隙間から排出する。平板蓋体51の周囲から流下または滴下して排出された洗浄液は、受け部63を介して排出タンク62に排出される。
次いで、図3に示した乾燥工程S09として、供給ユニット22において、空気の電磁切り替えバルブ22dが開状態とされて、コンプレッサ22aで加圧されフィルタ22bでろ過された0.5Mpaの空気が乾燥ノズル26を通じて光学素子Lに噴射され、光学素子Lの面に付着していた水滴を除去して乾燥させる。乾燥させる時間はタイマで制御し、タイマ時間経過後に空気の電磁切り替えバルブ22dを閉じて乾燥工程S09が完了する。
本実施形態によれば、より効果的な洗浄をおこなって、効率的に汚れの除去をおこなうことができる。
以下、本発明に係る洗浄装置、洗浄方法の第6実施形態を、図面に基づいて説明する。
図14,図15は、本実施形態の洗浄方法における洗浄装置の動作を示す模式正断面図である。
本実施形態において上述した第1ないし第5実施形態と異なるのは距離設定部材/機構80、保持具30、封止部材50に関する点であり、これ以外の対応する構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の洗浄装置100においては、図14,図15に示すように、距離設定部材/機構80として、保持柱31と封止部材50との高さ方向位置を設定する構成を有する。
本実施形態においては、図14,図15に示すように、保持柱31が基部33に立設されており搬送機構130によって搬送可能とされ、また、保持柱31の高さが固定された状態とされている。
また、封止部材50としては、平板蓋体53,54として横方向2枚に分割されており、これらが当接した突き合わせ中央位置に保持柱31が貫通可能な凹部55が設けられて、洗浄槽10を封止可能な構成とされている。また、平板蓋体53,54を横方向に駆動する駆動機構が設けられる。
本実施形態においては、上下動アクチュエータ40のロボットアーム41を距離設定部材/機構80として駆動し、図14に示すように、平板蓋体53,54が離間して洗浄槽10の底部開口11が開放された状態で、保持柱31を上昇させて、洗浄槽10内に挿入するとともに、図15に示すように、駆動機構により平板蓋体53,54を近接する方向に駆動し、凹部55が保持柱31に当接するように平板蓋体53,54を互いに突き合わせて、洗浄槽10の底部開口11を封止することが可能である。凹部55,55は封止部材50の封止状態において、保持柱31の側面の全周に当接可能な形状に設定されている。なお、封止部材50は、水平方向に移動するだけで、底部開口11に当接可能な高さ位置に設定されている。
この閉塞状態で、保持柱31を上下動アクチュエータ40により軸線方向(上下方向)に移動することで、図15に示すように、封止部材50の平板蓋体53,54表面から洗浄槽10内部に突出した保持柱31の高さt2を変化させることができる。この互いに位置設定可能な保持柱31および封止部材50を距離設定部材/機構80として、光学素子Lの厚さt3の規格の違いに対応し、洗浄ノズル20先端20aと保持柱31先端の被洗浄物とされる光学素子Lとの距離t1を設定することができる。
本実施形態の洗浄方法においては、図3に示す上昇密閉工程S06として、保持具30を上下動アクチュエータ40により上昇させて、図14に示すように、洗浄槽10の底部開口11から光学素子Lを挿入する。
その後、封止部材50を駆動機構により近接する方向に移動させて、平板蓋体53,54の対向端部を互いに当接させるとともに、凹部55,55を保持柱31側面に当接させる。この状態で、洗浄槽10の底部開口11の全周に平板蓋体53,54表面を当接させることで、洗浄槽10を封止する。
次いで、ノズル距離設定工程S03として、上昇密閉工程S06後に、さらに、図15に示すように、保持具30を上下動アクチュエータ40により上下させて、洗浄する光学素子(レンズ)Lの厚さt3に対応して、洗浄時における洗浄ノズル20先端20aと保持柱31先端の被洗浄物とされる光学素子Lとの距離t1を設定する。
次いで、噴射洗浄工程S07と、排出工程S08と、乾燥工程S09とを経た後、
図3に示す下降開放工程S10として、封止部材50の平板蓋体53,54を駆動機構により離間する方向に移動させて、洗浄槽10の底部開口11を開放する。このとき、平板蓋体53,54は、洗浄槽10の底部開口11の水平方向外側位置にとなるように設定されている。
その後、保持具30を上下動アクチュエータ40により下降させて、洗浄槽10の底部開口11から光学素子Lを抜出する。
なお、本実施形態においては、排出工程S08および・または乾燥工程S09において、封止部材50の平板蓋体53,54を駆動機構により離間する方向に移動させて、洗浄槽10の底部開口11を開放することもできる。この際、平板蓋体53,54の離間距離は、底部開口11の開放状態に比べて近接した状態とすることができ、洗浄液が排出可能な状態とすることができる。
本実施形態においては、洗浄ノズル20先端20aと保持柱31先端の被洗浄物とされる光学素子Lとの距離t1を、より精密に設定することが可能となる。これにより、洗浄条件の精密な設定に対応することが可能となる。
なお、上記の各実施形態において、ノズル距離設定工程S03として、保持具30側を移動したが、洗浄ノズル20を洗浄槽10に対して位置設定可能な構成とすることもできる。
なお、本発明の洗浄装置、洗浄方法を用いることなく、作業員が光学素子(レンズ)面を拭いて検査する際に、光学素子を拭く時間は1個につき60sec程度である。これに対して、本発明の洗浄装置、洗浄方法を用いた場合には、洗浄に要する時間が30sec程度となり、必要な時間を50%程度削減できる。
さらに、本発明の洗浄装置、洗浄方法を用いた場合には作業者が直接光学素子(レンズ)を拭かないため、ロット分の加工が終わるまで別作業が可能となり、さらに時間を短縮することができる。また、本発明の洗浄装置、洗浄方法を用いた場合で加工後の光学素子(レンズ)面から汚れを除去し乾燥させているので、光学素子(レンズ)面に汚れが固着することを確実に防止できるという効果が得られる。
また、従来からある浸漬洗浄槽と温風乾燥槽を備えた装置であれば、洗浄とリンスと乾燥の3槽構成となるため、装置の設置面積は2m×1m=2m程度の設置面積が必要となる。これに対し、本発明の洗浄装置では、0.8m×0.8m=0.64m程度しか必要でないため、設置面積として1/3程度に削減することができる。
本発明の活用例として、光学素子加工後の汚れ除去、組立て時の光学素子の汚れ除去、組立て時の微小金属部品の汚れ除去、金属加工機内での加工部品の汚れ除去として活用できる。
10…洗浄槽
11…底部開口
13…弾性部材
20…洗浄ノズル
20a…先端
20b…内部
21…供給ユニット
21a…コンプレッサ
21b…ポンプ
21c…フィルタ
21d…レギュレータ
21e…電磁バルブ
22…供給ユニット
22a…コンプレッサ
22b…フィルタ
22c…レギュレータ
22d…電磁バルブ
25…超音波振動子
26…乾燥ノズル
30…保持具
31…保持柱
31a…上保持柱
31b…下保持柱
33…基部
40…上下動アクチュエータ
41…アーム(ロボットアーム)
42…基部
43…上下レール
45…横往復アクチュエータ
50…封止部材
51…平板蓋体
53,54…平板蓋体
55…凹部
60…排出機構
61…排出口
62…排出タンク
63…受け部
70…制御部
80…距離設定部材/機構(距離設定機構)
81…リング(スペーサ)
83…ネジ部
100…洗浄装置
L…光学素子(被洗浄物)レンズ

Claims (10)

  1. 被洗浄物に洗浄液を噴射することで汚れを除去する洗浄装置であって、
    底部開口を有する洗浄槽と、
    前記洗浄槽内に収容された前記被洗浄物に前記洗浄液を噴射する洗浄ノズルと、
    前記被洗浄物を保持する保持具と、
    前記保持具および前記洗浄槽の少なくとも一方を上下動させて、前記保持具が保持する被洗浄物を前記洗浄槽内へ出し入れする上下動アクチュエータと、
    前記洗浄槽の底部開口を洗浄時に封止する封止部材と、
    を有し、
    前記上下動アクチュエータの第1の動きによって、前記保持具が保持する前記被洗浄物が前記底部開口から前記洗浄槽内に導入されるとともに、前記封止部材が前記底部開口を封止し、
    前記上下動アクチュエータの前記第1の動きとは反対方向への動きによって、前記保持具が保持する前記被洗浄物が前記底部開口から前記洗浄槽外に出されるとともに、前記封止部材による前記底部開口の封止が解除される、
    ように構成されている
    ことを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記保持具が、立設された保持柱の上端に前記被洗浄物を固定するものとされ、
    前記洗浄時における前記洗浄ノズル先端と前記保持柱先端の前記被洗浄物との距離を設定する距離設定機構を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 前記保持具が、洗浄時に前記保持柱を水平方向に往復移動させる横往復アクチュエータを有する
    ことを特徴とする請求項2記載の洗浄装置。
  4. 前記封止部材が、前記保持柱の基部に一体とされた平板蓋体とされる
    ことを特徴とする請求項2または3記載の洗浄装置。
  5. 前記洗浄ノズルには、前記洗浄液および気体が供給される
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の洗浄装置。
  6. 前記洗浄ノズルには、超音波洗浄を可能とする超音波振動子が設けられる
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか記載の洗浄装置。
  7. 前記洗浄装置は、洗浄の後に乾燥も行うものであり、
    前記洗浄槽には、乾燥時に前記被洗浄物に気体を噴射する乾燥ノズルを有する
    ことを特徴とする請求項6記載の洗浄装置。
  8. 前記洗浄槽の側面に、洗浄液を排出する排出口が設けられている
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか記載の洗浄装置。
  9. 前記洗浄槽の底部開口には、前記封止部材に当接する弾性部材が周設される
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか記載の洗浄装置。
  10. 被洗浄物に洗浄槽内で洗浄液を噴射することで汚れを除去した後に、前記被洗浄物を乾燥させる洗浄方法であって、
    保持具に立設された保持柱の上端に前記被洗浄物を固定して搬送する工程と、
    前記保持具および前記洗浄槽の少なくとも一方を上方または下方に移動させることで、前記洗浄槽の底部開口から前記被洗浄物を前記洗浄槽内に導入するとともに、封止部材により前記洗浄槽の底部開口を封止する工程と、
    前記洗浄槽を封止した状態で前記洗浄層の上方に位置する洗浄ノズルから洗浄液を前記被洗浄物に噴射する洗浄工程と、
    乾燥ノズルから前記被洗浄物に気体を噴射して乾燥する工程と
    前記保持具および前記洗浄層の少なくとも一方を前記移動とは反対方向に移動させることにより、前記洗浄槽から前記被洗浄物を抜出するとともに、前記封止部材による前記洗浄槽の底部開口の封止を解除する工程と、
    を有する
    ことを特徴とする洗浄方法。
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