JP2018113101A - リチウムイオン二次電池用正極活物質及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
そのため、これらの化合物を正極材料として用いて電池を得た場合、1サイクル目では高い放電容量を示すことができても、2サイクル目以降の放電容量が良好に維持できなくなる可能性が高く、ケイ酸リチウム系化合物を用いた有用な正極活物質を実現させるには、さらなる改善が求められている。
Li2FeaMnbCocAldM1 eSiO4・・・(I)
(式(I)中、M1はNi、Zn、V又はZrを示す。a、b、c、d及びeは、0≦a≦1、0≦b≦1、0≦c≦1、0≦d≦1、0≦e<1、及び2×(a+b+c)+3×d+(M1の価数)×e=2を満たし、かつa+b+c+d≠0を満たす数を示す。)
で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子と、下記式(II):
LiFefMngMghCoiM2 jPO4・・・(II)
(式(II)中、M2はNi、Ca、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGdを示す。f、g、h、i及びjは、0≦f≦1、0≦g≦1、0≦h≦1、0≦i≦1、0≦j≦0.2、及び2×(f+g+h+i)+(M2の価数)×j=2を満たし、かつf+g+h+i≠0を満たす数を示す。)
で表されるリン酸リチウム系化合物粒子とが担持してなり、かつ上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子の含有量と上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子の含有量との質量比((I):(II))が、50:50〜95:5であるリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体を提供するものである。
本発明のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体は、下記式(I):
Li2FeaMnbCocAldM1 eSiO4・・・(I)
(式(I)中、M1はNi、Zn、V又はZrを示す。a、b、c、d及びeは、0≦a≦1、0≦b≦1、0≦c≦1、0≦d≦1、0≦e<1、及び2×(a+b+c)+3×d+(M1の価数)×e=2を満たし、かつa+b+c+d≠0を満たす数を示す。)
で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子と、下記式(II):
LiFefMngMghCoiM2 jPO4・・・(II)
(式(II)中、M2はNi、Ca、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGdを示す。f、g、h、i及びjは、0≦f≦1、0≦g≦1、0≦h≦1、0≦i≦1、0≦j≦0.2、及び2×(f+g+h+i)+(M2の価数)×j=2を満たし、かつf+g+h+i≠0を満たす数を示す。)
で表されるリン酸リチウム系化合物粒子とが担持してなる粒子である。
上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子としては、具体的には、例えばLi2Fe0.45Mn0.45Co0.1SiO4、Li2Fe0.36Mn0.54Al0.066SiO4、Li2Fe0.45Mn0.45Zn0.1SiO4、Li2Fe0.36Mn0.54V0.066SiO4、Li2Fe0.282Mn0.658Zr0.02SiO4等が挙げられ、なかでもLi2Fe0.282Mn0.658Zr0.02SiO4が好ましい。
なお、タップ密度とは、重量既知の測定対象試料m(g)を入れた測定用容器を機械的にタップし、体積変化が認められなくなった時の試料体積V(cm3)を読み取り、式m/Vを用いて計算された値から求めた平均値を意味する。
上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子としては、具体的には、例えばLiFe0.9Mn0.1PO4、LiFe0.2Mn0.8PO4、LiFe0.15Mn0.75Mg0.1PO4、LiFe0.19Mn0.75Zr0.03PO4等が挙げられ、なかでもLiFe0.2Mn0.8PO4が好ましい。
なお、リチウム系化合物粒子中に存在する水溶性炭素材料の炭素の原子換算量(炭素の担持量)は、炭素・硫黄分析装置を用いて測定した炭素量として、確認することができる。
得られた複合体Aと、少なくとも鉄化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、又はアルミニウム化合物のいずれかを含む金属塩、或いは少なくとも鉄化合物、マンガン化合物、マグネシウム化合物、又はコバルト化合物のいずれかを含む金属塩を含有するスラリー水Bを水熱反応に付して複合体Bを得る工程(B)、並びに
得られた複合体Bを焼成する工程(C)
を備える製造方法により得ることができ、これら上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子と上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子とを各々独立した上記製造方法にしたがって製造し、別個独立した粒子として得る。
すなわち、上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子を得る場合には、工程(A)においてケイ酸化合物を用い、工程(B)において少なくとも鉄化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、又はアルミニウム化合物のいずれかを含む金属塩を用いればよく、上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子を得る場合には、工程(A)においてリン酸化合物を用い、工程(B)において少なくとも鉄化合物、マンガン化合物、マグネシウム化合物、又はコバルト化合物のいずれかを含む金属塩を用いればよい。また、これらのリチウム系化合物粒子表面にセルロースナノファイバー由来の炭素又は水溶性炭素材料由来の炭素を担持させる場合には、工程(A)又は工程(B)において、セルロースナノファイバー又は水溶性炭素材料を添加すればよい。
用い得るリチウム化合物としては、水酸化物(例えばLiOH・H2O)、炭酸化物、硫酸化物、酢酸化物が挙げられる。なかでも、水酸化物が好ましい。
混合物Aにおけるリチウム化合物の含有量は、水100質量部に対し、好ましくは5〜50質量部であり、より好ましくは7〜45質量部である。より具体的には、工程(A)においてケイ酸化合物を用いた場合、混合物Aにおけるケイ酸化合物の含有量は、水100質量部に対し、好ましくは5〜40質量部であり、より好ましくは7〜35質量部である。また、リン酸化合物を用いた場合、混合物Aにおけるリチウム化合物の含有量は、水100質量部に対し、好ましくは5〜50質量部であり、より好ましくは10〜45質量部である。
なお、混合物Aを撹拌する際、さらに混合物Aの沸点温度以下に冷却するのが好ましい。具体的には、80℃以下に冷却するのが好ましく、20〜60℃に冷却するのがより好ましい。
このような量となるよう、上記リチウム化合物と、ケイ酸化合物又はリン酸化合物を用いればよい。
また、窒素をパージする際、反応を良好に進行させる観点から、ケイ酸化合物又はリン酸化合物を混合した後の混合物Aを撹拌するのが好ましい。このときの撹拌速度は、好ましくは200〜700rpmであり、より好ましくは250〜600rpmである。
用い得るマンガン化合物としては、酢酸マンガン、硝酸マンガン、硫酸マンガン、及びこれらの水和物等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。なかでも、電池特性を高める観点から、硫酸マンガンが好ましい。
用い得るコバルト化合物としては、酢酸コバルト、硝酸コバルト、硫酸コバルト、及びこれらの水和物等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。なかでも、電池特性を高める観点から、硫酸コバルトが好ましい。
用い得るアルミニウム化合物としては、酢酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウム、及びこれらの水和物等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。なかでも、電池特性を高める観点から、硫酸アルミニウムが好ましい。
用い得るマグネシウム化合物としては、酢酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、及びこれらの水和物等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。なかでも、電池特性を高める観点から、硫酸マグネシウムが好ましい。
これら金属(M1、又はM2)塩を用いる場合、鉄化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、アルミニウム化合物、マグネシウム化合物、及び金属(M1、又はM2)塩の合計添加量は、上記工程(A)において得られた混合物中のケイ酸又はリン酸1モルに対し、好ましくは0.99〜1.01モルであり、より好ましくは0.995〜1.005モルである。
得られた複合体Bは、上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子又は上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子を含む粒状の複合体である。これは、ろ過後、水で洗浄し、乾燥することにより単離できる。なお、乾燥手段は、凍結乾燥、真空乾燥が用いられる。
なお、リチウムイオン二次電池用正極活物質複合体中に存在するセルロースナノファイバー以外の水不溶性導電性炭素材料の炭素の原子換算量(炭素の担持量)は、炭素・硫黄分析装置を用いて測定した炭素量として、確認することができる。
(1)上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子(セルロースナノファイバー由来の炭素及び水溶性炭素材料由来の炭素の担持あり)と、上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子(セルロースナノファイバー由来の炭素及び水溶性炭素材料由来の炭素の担持あり)とが上記所定の質量比で担持してなるリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体、
(2)上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子(セルロースナノファイバー由来の炭素及び水溶性炭素材料由来の炭素の担持なし)と、上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子(セルロースナノファイバー由来の炭素及び水溶性炭素材料由来の炭素の担持なし)とが上記所定の質量比で担持してなり、かつリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体の粒子表面にセルロースナノファイバー以外の水不溶性導電性炭素材料由来の炭素が担持してなるリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体、
(3)上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子(セルロースナノファイバー由来の炭素及び水溶性炭素材料由来の炭素の担持あり)と、上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子(セルロースナノファイバー由来の炭素及び水溶性炭素材料由来の炭素の担持なし)とが上記所定の質量比で担持してなるリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体、
(4)上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子(セルロースナノファイバー由来の炭素及び水溶性炭素材料由来の炭素の担持あり)と、上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子(セルロースナノファイバー由来の炭素及び水溶性炭素材料由来の炭素の担持なし)とが上記所定の質量比で担持してなり、かつリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体の粒子表面にセルロースナノファイバー以外の水不溶性導電性炭素材料由来の炭素が担持してなるリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体、
(5)上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子(セルロースナノファイバー由来の炭素及び水溶性炭素材料由来の炭素の担持あり)と、上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子(セルロースナノファイバー由来の炭素及び水溶性炭素材料由来の炭素の担持あり)とが上記所定の質量比で担持してなり、かつリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体の粒子表面にセルロースナノファイバー以外の水不溶性導電性炭素材料由来の炭素が担持してなるリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体。
なお、インペラの周速度とは、回転式攪拌翼(インペラ)の最外端部の速度を意味し、下記式(1)により表すことができ、また圧縮力及びせん断力を付加しながら混合する処理を行う時間は、インペラの周速度が遅いほど長くなるように、インペラの周速度によっても変動し得る。
インペラの周速度(m/s)=
インペラの半径(m)×2×π×回転数(rpm)÷60・・・(1)
LiOH・H2O 428g、Na4SiO4・nH2O 1397gに超純水3.75Lを混合してスラリー水Cを得た。このスラリー水Cに、FeSO4・7H2O 392g、MnSO4・5H2O 793g、及びZr(SO4)2・4H2O 53gを添加し、混合して混合液C1を得た。このとき、添加したFeSO4、MnSO4及びZr(SO4)2のモル比(鉄化合物:マンガン化合物:ジルコニウム化合物)は、28:66:3であった。
混合液C1の製造において、スラリー水Cにセルロースナノファイバー(セリッシュKY−100G、ダイセルファインケム製、繊維径4〜100nm)784gを混合した以外は製造例1と同様にして、3.0質量%のセルロースナノファイバー由来の炭素が担持された式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子(I−2)(Li2Fe0.28Mn0.66Zr0.03SiO4/C、炭素の量=3.0質量%)を得た。
LiOH・H2O 1272g、及び水 4Lを混合してスラリー水Aを得た。次いで、得られたスラリー水Aを、25℃の温度に保持しながら2〜3分間撹拌しつつ85%のリン酸水溶液 1153gを35mL/分で滴下し、続いて12時間、速度400rpmで撹拌することによりリン酸三リチウム混合液A1を得た。かかる混合液A1は、リン1モルに対し、2.97モルのリチウムを含有していた。なお、得られた混合液A1は、窒素パージし、溶存酸素濃度を0.5mg/Lとした。次に、得られたリン酸三リチウムを含有する混合液A1全量に対し、MnSO4・5H2O 1688g、FeSO4・7H2O 834gを添加して、混合液A2を得た。このとき、添加したMnSO4とFeSO4のモル比(マンガン化合物:鉄化合物)は、70:30であった。
混合液A1の製造において、スラリー水Aにセルロースナノファイバー(セリッシュKY−100G、ダイセルファインケム製、繊維径4〜100nm)707gを混合した以外は製造例3と同様にして、1.2質量%のセルロースナノファイバー由来の炭素が担持された式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子(II−2)(LiFe0.3Mn0.7PO4/C、炭素の量=1.2質量%)を得た。
ケイ酸リチウム系化合物粒子(I−2)112gとリン酸リチウム系化合物粒子(II−2)48gとを、ノビルタ(ホソカワミクロン社製、NOB130)を用いて40m/s(6000rpm)で30分間、複合化処理を行ってリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体A((I−2):70質量%、及び(II−2):30質量%の複合体)を得た。
ケイ酸リチウム系化合物粒子(I−2)の代わりにケイ酸リチウム系化合物粒子(I−1)112g、リン酸リチウム系化合物粒子(II−2)の代わりにリン酸リチウム系化合物粒子(II−1)48gを用い、グラファイト6.7g(UP−5N、日本黒鉛社製、活物質中における炭素原子換算量で4質量%に相当)を添加した以外、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体B((I−1):67.2質量%、(II−1):28.8質量%、及びグラファイト:4質量%の複合体)を得た。
リン酸リチウム系化合物粒子(II−2)の代わりにリン酸リチウム系化合物粒子(II−1)48gを用いた以外、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体C((I−2):70質量%、及び(II−1):30質量%の複合体)を得た。
リン酸リチウム系化合物粒子(II−2)の代わりにリン酸リチウム系化合物粒子(II−1)48gを用い、グラファイト6.7g(UP−5N、日本黒鉛社製、活物質中における炭素原子換算量で4質量%に相当)を添加した以外、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体D((I−2):67.2質量%、(II−1):28.8質量%、及びグラファイト:4質量%の複合体)を得た。
グラファイト6.7g(UP−5N、日本黒鉛社製、活物質中における炭素原子換算量で4質量%に相当)を添加した以外、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体E((I−2):67.2質量%、(II−2):28.8質量%、及びグラファイト:4質量%の複合体)を得た。
ケイ酸リチウム系化合物粒子(I−2)を144g、リン酸リチウム系化合物粒子(II−2)を16gとし、グラファイト6.7g(UP−5N、日本黒鉛社製、活物質中における炭素原子換算量で4質量%に相当)を添加した以外、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体F((I−2):86.4質量%、(II−2):9.6質量%、及びグラファイト:4質量%の複合体)を得た。
ケイ酸リチウム系化合物粒子(I−2)を128g、リン酸リチウム系化合物粒子(II−2)を32gとし、グラファイト6.7g(UP−5N、日本黒鉛社製、活物質中における炭素原子換算量で4質量%に相当)を添加した以外、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体G((I−2):76.8質量%、(II−2):19.2質量%、及びグラファイト:4質量%の複合体)を得た。
ケイ酸リチウム系化合物粒子(I−2)を96g、リン酸リチウム系化合物粒子(II−2)を6.7gとし、グラファイト6.7g(UP−5N、日本黒鉛社製、活物質中における炭素原子換算量で4質量%に相当)を添加した以外、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体H((I−2):57.6質量%、(II−2):38.4質量%、及びグラファイト:4質量%の複合体)を得た。
ケイ酸リチウム系化合物粒子(I−2)を80g、リン酸リチウム系化合物粒子(II−2)を80gとし、グラファイト6.7g(UP−5N、日本黒鉛社製、活物質中における炭素原子換算量で4質量%に相当)を添加した以外、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体I((I−2):48質量%、(II−2):48質量%、及びグラファイト:4質量%の複合体)を得た。
製造例2で得られたケイ酸リチウム系化合物粒子(I−2)のみをリチウムイオン二次電池用正極活物質J((I−2):100質量%)とした。
ノビルタを用いずに混合した以外、実施例1と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質混合物K((I−2):70質量%、及び(II−2):30質量%の混合物)を得た。
ノビルタを用いずに混合した以外、実施例5と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質混合物L((I−2):67.2質量%、(II−2):28.8質量%、及びグラファイト:4質量%の混合物)を得た。
ノビルタを用いずに混合した以外、実施例6と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質混合物M((I−2):86.4質量%、(II−2):9.6質量%、及びグラファイト:4質量%の混合物)を得た。
ノビルタを用いずに混合した以外、実施例7と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質混合物N((I−2):76.8質量%、(II−2):19.2質量%、及びグラファイト:4質量%の混合物)を得た。
ノビルタを用いずに混合した以外、実施例8と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質混合物O((I−2):57.6質量%、(II−2):38.4質量%、及びグラファイト:4質量%の混合物)を得た。
ノビルタを用いずに混合した以外、実施例9と同様にしてリチウムイオン二次電池用正極活物質混合物P((I−2):48質量%、(II−2):48質量%、及びグラファイト:4質量%の混合物)を得た。
実施例1〜9及び比較例1〜7で得られたリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体A〜I又はリチウムイオン二次電池用材料粒子混合物J〜Pを用い、リチウムイオン二次電池の正極を作製した。具体的には、得られたリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体A〜I又はリチウムイオン二次電池用材料粒子混合物J〜P、ケッチェンブラック、ポリフッ化ビニリデンを質量比75:20:5の配合割合で混合し、これにN−メチル−2−ピロリドンを加えて充分混練し、正極スラリーを調製した。正極スラリーを厚さ20μmのアルミニウム箔からなる集電体に塗工機を用いて塗布し、80℃で12時間の真空乾燥を行った。
その後、φ14mmの円盤状に打ち抜いてハンドプレスを用いて16MPaで2分間プレスし、正極とした。
次いで、上記の正極を用いてコイン型二次電池を構築した。負極には、φ15mmに打ち抜いたリチウム箔を用いた。電解液には、エチレンカーボネート及びエチルメチルカーボネートを体積比1:1の割合で混合した混合溶媒に、LiPF6を1mol/Lの濃度で溶解したものを用いた。セパレータには、ポリプロピレンなどの高分子多孔フィルムなど、公知のものを用いた。これらの電池部品を露点が−50℃以下の雰囲気で常法により組み込み収容し、コイン型二次電池(CR−2032)を製造した。
容量保持率(%)=(10サイクル後の放電容量)/(1サイクル後の放電容量)
×100 ・・・(1)
結果を表1に示す。
Claims (8)
- 下記式(I):
Li2FeaMnbCocAldM1 eSiO4・・・(I)
(式(I)中、M1はNi、Zn、V又はZrを示す。a、b、c、d及びeは、0≦a≦1、0≦b≦1、0≦c≦1、0≦d≦1、0≦e<1、及び2×(a+b+c)+3×d+(M1の価数)×e=2を満たし、かつa+b+c+d≠0を満たす数を示す。)
で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子と、下記式(II):
LiFefMngMghCoiM2 jPO4・・・(II)
(式(II)中、M2はNi、Ca、Sr、Y、Zr、Mo、Ba、Pb、Bi、La、Ce、Nd又はGdを示す。f、g、h、i及びjは、0≦f≦1、0≦g≦1、0≦h≦1、0≦i≦1、0≦j≦0.2、及び2×(f+g+h+i)+(M2の価数)×j=2を満たし、かつf+g+h+i≠0を満たす数を示す。)
で表されるリン酸リチウム系化合物粒子とが担持してなり、かつ上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子の含有量と上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子の含有量との質量比((I):(II))が、50:50〜95:5であるリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体。 - リチウムイオン正極活物質複合体の粒子表面に、セルロースナノファイバー以外の水不溶性導電性炭素材料由来の炭素が担持してなる請求項1に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体。
- 平均粒径が、1〜100μmである請求項1又は2に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体。
- セルロースナノファイバー以外の水不溶性導電性炭素材料由来の炭素の担持量が、原子換算量で1〜15質量%である請求項2又は3に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体。
- 上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子表面、及び/又は上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子表面に、セルロースナノファイバー由来の炭素又は水溶性炭素材料由来の炭素が担持してなる請求項1〜4のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体。
- 上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子の平均粒径が、10〜150nmであり、かつ上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子の平均粒径が、30〜800nmである請求項1〜5のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体。
- 上記式(I)で表されるケイ酸リチウム系化合物粒子と上記式(II)で表されるリン酸リチウム系化合物粒子とを、圧縮力及びせん断力を付加しながら混合して複合化する工程(X)を備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体の製造方法。
- 工程(X)を、周速度30〜45m/sで回転するインペラを備える密閉容器内で行う請求項7に記載のリチウムイオン二次電池用正極活物質複合体の製造方法。
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