JP2018111780A - タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
Description
このようななか、本発明者らが特許文献1の実施例を参考にタイヤ用ゴム組成物を調製し、タイヤにしたときの性能を評価したところ、氷上性能には優れているものの、耐摩耗性及び低発熱性については、今後さらに高まるであろう要求を考慮するとさらなる改善が望ましいことが明らかになった。
すなわち、本発明者らは、以下の構成により上記課題が解決できることを見出した。
上記シリカの含有量が上記ジエン系ゴム100質量部に対して20〜100質量部であり、上記硬化物の含有量が上記ジエン系ゴム100質量部に対して0.3〜30質量部であり、
上記ジエン系ゴムが、天然ゴムと、変性共役ジエン系重合体とを含み、上記ジエン系ゴム中の上記天然ゴムの含有量が30〜90質量%であり、上記ジエン系ゴム中の上記変性共役ジエン系重合体の含有量が10〜70質量%であり、
上記変性共役ジエン系重合体が、シス−1,4−結合の含有量が75モル%以上の共役ジエン系重合体の活性末端を少なくともヒドロカルビルオキシシラン化合物により変性してなる変性共役ジエン系重合体であり、
上記硬化物が、上記ジエン系ゴムと相溶しない架橋性オリゴマー又はポリマーを硬化させた硬化物であり、上記硬化物のJIS A硬度が3〜45である、タイヤ用ゴム組成物。
(2) 上記硬化物が、平均粒子径が5〜250μmの粒子状物である、上記(1)に記載のタイヤ用ゴム組成物。
(3) 上記架橋性オリゴマー又はポリマーが、ポリエーテル系若しくはシロキサン系の重合体又は共重合体であり、且つ、シラン官能基を有する、上記(1)又は(2)に記載のタイヤ用ゴム組成物。
(4) さらに、軟化点が60〜150℃の芳香族変性テルペン樹脂と、熱膨張性マイクロカプセルとを含有し、
上記芳香族変性テルペン樹脂の含有量が上記ジエン系ゴム100質量部に対して2〜20質量部であり、上記熱膨張性マイクロカプセルの含有量が上記ジエン系ゴム100質量部に対して0.5〜20質量部である、上記(1)〜(3)のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物を用いた空気入りタイヤ。
なお、本明細書において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
本発明のタイヤ用ゴム組成物(以下、「本発明の組成物」とも言う)は、ジエン系ゴムと、シリカと、硬化物とを含有し、上記シリカの含有量が上記ジエン系ゴム100質量部に対して20〜100質量部であり、上記硬化物の含有量が上記ジエン系ゴム100質量部に対して0.3〜30質量部である。
ここで、上記ジエン系ゴムは、天然ゴムと、変性共役ジエン系重合体とを含み、上記ジエン系ゴム中の上記天然ゴムの含有量は30〜90質量%であり、上記ジエン系ゴム中の上記変性共役ジエン系重合体の含有量は10〜70質量%である。
さらに、上記変性共役ジエン系重合体は、シス−1,4−結合の含有量が75モル%以上の共役ジエン系重合体の活性末端を少なくともヒドロカルビルオキシシラン化合物により変性してなる変性共役ジエン系重合体である。
また、上記硬化物は、上記ジエン系ゴムと相溶しない架橋性オリゴマー又はポリマーを硬化させた硬化物であり、上記硬化物のJIS A硬度は3〜45である。
一方で、上述のとおり、本発明の組成物は特定の変性共役ジエン系重合体を含有するため、上記特定の変性共役ジエン系重合体の変性末端が上記硬化物と相互作用し、その凝集を抑えるものと考えられる。
結果として、本発明の組成物を用いたタイヤは、優れた氷上性能及びウェットグリップ性能に加え、優れた低発熱性及び耐摩耗性を発現するものと推測される。
本発明の組成物に含有されるジエン系ゴムは、天然ゴムと、変性共役ジエン系重合体とを含む。
ここで、上記ジエン系ゴム中の上記天然ゴムの含有量は30〜90質量%である。なかでも、本発明の効果がより優れる理由から、40〜70質量%であることが好ましい。
また、上記ジエン系ゴム中の上記変性共役ジエン系重合体の含有量は10〜70質量%である。なかでも、本発明の効果がより優れる理由から、30〜60質量%であることが好ましい。
上記ジエン系ゴムに含まれる変性共役ジエン系重合体は、シス−1,4−結合の含有量(シス−1,4−結合含有量)が75モル%以上の共役ジエン系重合体の活性末端を少なくともヒドロカルビルオキシシラン化合物により変性してなる変性共役ジエン系重合体である。本発明の効果がより優れる理由から、上記シス−1,4−結合含有量は80モル%以上であることが好ましく、90モル%以上であることがより好ましく、95モル%以上であることがさらに好ましい。シス−1,4−結合含有量の上限は特に制限されず、100モル%である。
なお、本明細書において、共役ジエン系重合体のシス−1,4−結合含有量とは、共役ジエン系重合体が有する全共役ジエン単位に対する、シス−1,4−結合の共役ジエン単位の割合(モル%)を指す。
なお、本明細書において、共役ジエン系重合体のトランス−1,4−結合含有量とは、共役ジエン系重合体が有する全共役ジエン単位に対する、トランス−1,4−結合の共役ジエン単位の割合(モル%)を指す。
なお、本明細書において、共役ジエン系重合体のビニル結合含有量とは、共役ジエン系重合体が有する全共役ジエン単位に対する、ビニル結合の共役ジエン単位の割合(モル%)を指す。
変性共役ジエン系重合体の中間体(中間重合体)として用いられるシス−1,4−結合の含有量が75モル%以上の活性末端を有する共役ジエン系重合体は、共役ジエン系モノマー単独、または、他のモノマーと共に、下記の重合触媒を用い、溶液重合法、気相重合法、バルク重合法等の方法、好ましくは溶液重合法にて重合することにより、製造することができる。重合形式は、回分式及び連続式のいずれであってもよい。
また、これらの共役ジエン化合物に少量の他の炭化水素系モノマーを少量共存させてもよいが、共役ジエン化合物は、全モノマー中80モル%以上であることが好ましい。
[(x)成分]
下記の(x1)〜(x4)から選ばれる希土類化合物で、そのまま不活性有機溶媒溶液として用いても、不活性固体上に担持して用いてもよい。
(x1)酸化数3の希土類化合物で、炭素数2〜30のカルボン酸基、炭素数2〜30のアルコキシ基、炭素数6〜30のアリーロキシ基、及び炭素数5〜30の1,3−ジカルボニル含有炭化水素基の内から自由に選ばれる配位子を合計三つ有するもの、又はこれとルイス塩基化合物(特に、遊離カルボン酸、遊離アルコール、1,3−ジケトン、環状エーテル、直鎖状エーテル、トリヒドロカルビルホスフィン、トリヒドロカルビルホスファイト等から選ばれる)の錯化合物である。具体的には、ネオジムトリ−2−エチルヘキサノエート、それとアセチルアセトンとの錯化合物、ネオジムトリネオデカノエート、それとアセチルアセトンとの錯化合物、ネオジムトリ−n−ブトキシド等がある。
(x3)少なくとも一つの(置換)アリル基が直接希土類原子に結合した、酸化数3の有機希土類化合物である。例えばテトラアリルネオジムとリチウムの塩がある。
(x4)少なくとも一つの(置換)シクロペンタジエニル基が直接希土類原子に結合した酸化数2又は3の有機希土類化合物、又はこの化合物とトリアルキルアルミニウム又は非配位性アニオンと対カチオンからなるイオン性化合物との反応生成物である。例えば、ジメチルアルミニウム(μ−ジメチル)ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)サマリウムがある。
上記(x)成分の中では、ネオジムのカルボン酸塩及びサマリウムの置換シクロペンタジエニル化合物が好ましい。
次の一つから選ばれる少なくとも1種類の有機アルミニウム化合物で、複数を同時に用いることができる。
(y1)式R12 3Alで表わされるトリヒドロカルビルアルミニウム化合物(ただし、R12は炭素数1〜30の炭化水素基で、互いに同一であっても異なっていてもよい)。
(y2)式R13 2AlH又はR13AlH2で表わされるヒドロカルビルアルミニウム水素化物(ただし、R13は炭素数1〜30の炭化水素基で、互いに同一であっても異なっていてもよい)。
(y3)炭素数1〜30の炭化水素基をもつヒドロカルビルアルミノキサン化合物。
上記(y)成分としては、例えばトリアルキルアルミニウム、ジアルキルアルミニウムヒドリド、アルキルアルミニウムジヒドリド、アルキルアルミノキサンがある。これらの化合物は混合して用いてもよい。(y)成分の中では、アルミノキサンと他の有機アルミニウム化合物との併用が好ましい。
次の一から選ばれる化合物であるが、(x)がハロゲン又は非配位性アニオンを含む場合、及び(y)がアルミノキサンを含む場合は必ずしも必要ない。
(z1)加水分解可能なハロゲンを有する周期表(短周期型)II、III、IV族に属する元素の無機又は有機化合物又はこれらとルイス塩基の錯化合物である。例えばアルキルアルミニウム二塩化物、ジアルキルアルミニウム塩化物、四塩化珪素、四塩化スズ、塩化亜鉛とアルコール等ルイス塩基との錯体、塩化マグネシウムとアルコール等ルイス塩基との錯体等である。
(z2)少なくとも一つの三級アルキルハライド、ベンジルハライド、及びアリルハライドから選ばれる構造を有する有機ハロゲン化物である。例えば塩化ベンジル、塩化t−ブチル、臭化ベンジル、臭化t−ブチル等である。
(z3)亜鉛のハロゲン化物又はこれとルイス塩基の錯化合物である。
(z4)非配位性アニオンと対カチオンからなるイオン性化合物である。例えばトリフェニルカルボニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートが挙げられる。
上記触媒の使用量は、適宜設定することができるが、通常(x)成分はモノマー100g当たり0.001〜0.5ミリモル程度である。また、モル比で(y)成分/(x)成分は5〜1000程度、(z)成分/(x)成分は0.5〜10程度である。
この重合反応においては、触媒、溶媒、モノマー等、重合に関与する全ての原材料は、水、酸素、二酸化炭素、プロトン性化合物等の反応阻害物質を実質的に除去したものを用いることが望ましい。
第2の態様は、上記中間重合体の活性末端をヒドロカルビルオキシシラン化合物により第1次変性後、さらに多価アルコールのカルボン酸部分エステルと反応させてなる変性共役ジエン系重合体である。
第3の態様は、上記中間重合体の活性末端をヒドロカルビルオキシシラン化合物により第1次変性後、さらに縮合促進剤の存在下に末端に導入されたヒドロカルビルオキシシラン化合物残基と未反応ヒドロカルビルオキシシラン化合物とを縮合反応させてなる変性共役ジエン系重合体である。
第4の態様は、上記第1の態様において、第2次変性後、さらに多価アルコールのカルボン酸部分エステルと反応させてなる変性共役ジエン系重合体である。
第5の態様は、上記第3の態様において、縮合反応後、さらに多価アルコールのカルボン酸部分エステルと反応させてなる変性共役ジエン系重合体である。
変性に用いられるヒドロカルビルオキシシラン化合物としては、下記一般式(I)、一般式(II)又は一般式(III)で表わされる化合物及びその部分縮合物から選ばれる少なくとも一種の化合物を挙げることができる。
なお、本明細書において、「(チオ)エポキシ」とはエポキシ又はチオエポキシを示し、「(チオ)イソシアネート」とはイソシアネート又はチオイソシアネートを示し、「(チオ)ケトン」とはケトン又はチオケトンを示し、「(チオ)アルデヒド」とはアルデヒド又はチオアルデヒドを示し、「(チオ)カルボン酸」とはカルボン酸、チオカルボン酸エステル又はジチオカルボン酸を示す。
で表される化合物及び/又はその部分縮合物が使用できる。
なお、本明細書において、「(チオ)エーテル」とはエーテル又はチオエーテルを示す。
で表される化合物及び/又は部分縮合物が使用できる。
なお、上記の一般式(I)、(II)、(III)で表されるヒドロカルビルオキシシラン化合物の部分縮合物とは、ヒドロカルビルオキシシラン化合物のSiORの一部(全部ではない)が縮合によりSiOSi結合したものを言う。
変性反応の温度は、共役ジエン系重合体の重合温度をそのまま用いることができる。具体的には20〜100℃が好ましい範囲として挙げられる。温度が低くなると重合体の粘度が上昇する傾向があり、温度が高くなると重合活性末端が失活し易くなるので好ましくない。
Sn(OCOR10)2・・・・・・(IV)
[式中、R10は、炭素数2〜19の有機基であり、複数ある場合は同一でも異なっていてもよい。]
R11 rSnA4 tB1 (4−t−r)・・・・・・(V)
[式中、rは1〜3の整数、tは1又は2の整数であり、かつ、t+rは3又は4の整数である。R11は炭素数1〜30の脂肪族炭化水素基、B1はヒドロキシル基又はハロゲンである。A4は、(a)炭素数2〜30の脂肪族カルボン酸残基、(b)炭素数5〜30の1,3−ジカルボニル含有炭化水素基、(c)炭素数3〜30のヒドロカルビルオキシ基、及び(d)炭素数1〜20のヒドロカルビル基及び/又は炭素数1〜20のヒドロカルビルオキシ基で合計三置換(同一でも異なっていてもよい)されたシロキシ基から選ばれる基であり、R11が複数ある場合は同一でも異なっていてもよく、A4が複数ある場合は同一でも異なっていてもよい。]
A5 xTiB2 (4−x)・・・・・・(VI)
[式中、xは2又は4の整数である。A5は(1)炭素数3〜30のヒドロカルビルオキシ基、(2)炭素数1〜30のアルキル基及び/又は炭素数1〜20のヒドロカルビルオキシ基で合計三置換されたシロキシ基であり、A5が複数ある場合は同一でも異なっていてもよい。B2は、炭素数5〜30の1,3−ジカルボニル含有炭化水素基であり、B2が複数ある場合は同一でも異なっていてもよい。]
ここで、多価アルコールのカルボン酸部分エステルとは、多価アルコールとカルボン酸とのエステルであり、かつ水酸基を一つ以上有する部分エステルを意味する。具体的には、炭素数4以上の糖類又は変性糖類と脂肪酸とのエステルが好ましく用いられる。このエステルは、さらに好ましくは、(イ)多価アルコールの脂肪酸部分エステル、特に炭素数10〜20の飽和高級脂肪酸又は不飽和高級脂肪酸と多価アルコールとの部分エステル(モノエステル、ジエステル、トリエステルのいずれでもよい)、(ロ)多価カルボン酸と高級アルコールの部分エステルを、多価アルコールに1ないし3個結合させたエステル化合物等が挙げられる。
また、市販品としては、ICI社の商標としての「SPAN60」(ソルビタンステアリン酸エステル)、「SPAN80」(ソルビタンモノオレイン酸エステル)、「SPAN85」(ソルビタントリオレイン酸エステル)等がある。
部分エステルの添加量は、中間重合体に付与されたヒドロカルビルオキシシリル基の1モルに対して0.2〜10モル程度、特に1〜10モルが好ましい。
変性共役ジエン系重合体は、補強用充填剤、特にシリカに対する分散改良効果が大きく、全体的にE’(動的貯蔵弾性率)を全温度域で低下させるが、特に低温側のE’の低下を大きくすることが可能となる。したがって、タイヤのウェットグリップ性能をより高めることができる。
また、損失係数(tanδ)においても低減効果が大きく、通常のポリブタジエンゴムを使用した場合と比較すると、0℃での低下を小さくしながら、高温(60℃)の低下をより大きくすることが可能なため、高充填シリカ配合においても、ウェットグリップ性能と低発熱性のバランス向上にも同時に作用する。さらに、補強用充填剤の分散改良効果により、耐摩耗性を向上させることができる。
上記ジエン系ゴムは天然ゴム及び上述した変性共役ジエン系重合体以外のゴム成分(その他のゴム成分)を含んでいてもよい。そのようなゴム成分としては特に制限されないが、上述した変性共役ジエン系重合体以外の、芳香族ビニル−共役ジエン共重合体ゴム、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(Br−IIR、Cl−IIR)、クロロプレンゴム(CR)などが挙げられる。上記芳香族ビニル−共役ジエン共重合体ゴムとしては、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレンイソプレン共重合体ゴムなどが挙げられる。
上記ジエン系ゴム中のその他のゴム成分の含有量は特に制限されないが、0〜30質量%であることが好ましい。
本発明の組成物に含有されるシリカは特に制限されず、タイヤ等の用途でゴム組成物に配合されている従来公知の任意のシリカを用いることができる。
上記シリカとしては、例えば、湿式シリカ、乾式シリカ、ヒュームドシリカ、珪藻土などが挙げられる。上記シリカは、1種のシリカを単独で用いても、2種以上のシリカを併用してもよい。
なお、本明細書において、CTAB吸着比表面積は、シリカ表面へのCTAB吸着量をJIS K6217−3:2001「第3部:比表面積の求め方−CTAB吸着法」にしたがって測定した値である。
本発明の組成物に含有される硬化物は、上記ジエン系ゴムと相溶しない架橋性オリゴマー又はポリマーを硬化させた硬化物であり、JIS A硬度が3〜45である、硬化物(以下、「特定硬化物」とも言う)である。
「硬化させた硬化物」とは、本発明の組成物を混合して調製する前に予め架橋性オリゴマーまたはポリマーを硬化させた硬化物のことをいう。
「JIS A硬度」とは、JISK6253−3:2012に規定されるデュロメータ硬さであって、タイプAのデュロメータにより温度25℃において測定した硬さをいう。
上記架橋性オリゴマーまたはポリマーは、上記ジエン系ゴムと相溶せず、架橋性を有する、オリゴマーまたはポリマーであれば特に限定されない。
なお、「相溶」とは、2種類の(或いは複数の)異なる分子鎖が分子レベルにおいて均一に相溶すること(分子レベルで完全に混ざり合うこと)を意図し、逆に、「相溶しない」とは、分子レベルで完全には混ざり合わないことを意図する。
上記シロキサン系の重合体または共重合体としては、例えば、−(Si(R1)(R2)O)−で表されるシロキサン構造(式中、R1およびR2は、それぞれ独立に、炭素原子数1〜4のアルキル基またはフェニル基を表す。)を主鎖に有する重合体または共重合体等が挙げられる。
上記シラン官能基は、いわゆる架橋性シリル基とも呼ばれ、その具体例としては、加水分解性シリル基;シラノール基;シラノール基をアセトキシ基誘導体、エノキシ基誘導体、オキシム基誘導体、アミン誘導体などで置換した官能基;等が挙げられる。
これらのうち、加水分解性と貯蔵安定性のバランスが良好となる理由から、アルコキシシリル基が好ましく、具体的には、下記式(1)で表されるアルコキシシリル基がより好ましく、メトキシシリル基、エトキシシリル基が更に好ましい。
重量平均分子量および数平均分子量は、いずれもゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)により標準ポリスチレン換算により測定するものとする。
これらのうち、硬化効率が高い理由から、酸触媒または金属触媒を用いて硬化させる方法が好ましい。
上記酸触媒として、酸性度や分散性の観点から、常温で液体の酸を用いるのが好ましく、具体的には、乳酸、ギ酸を用いるのがより好ましい。
具体的には、ジメチルスズジラウレート、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズマレエート、ジブチルスズジアセテート、オクチル酸スズ、ナフテン酸スズなどのスズカルボン酸塩類;テトラブチルチタネート、テトラプロピルチタネートなどのチタン酸エステル類;アルミニウムトリスアセチルアセトナート、アルミニウムトリスエチルアセトアセテート、ジイソプロポキシアルミニウムエチルアセトアセテートなどの有機アルミニウム化合物類;ジルコニウムテトラアセチルアセトナート、チタンテトラアセチルアセトナートなどのキレート化合物類;オクタン酸鉛、オクタン酸ビスマスなどのオクタン酸金属塩;等が挙げられる。
上記金属触媒として、酸性度の観点から、スズカルボン酸塩類を用いるのがより好ましい。
本発明の組成物における上記硬化物の平均粒子径は、本発明の組成物の加硫試験体の断面を電子顕微鏡(倍率:500〜2000倍程度)にて画像解析し、観察された上記硬化物の粒子の最大長を任意の10個以上の粒子で測定し、平均化した値をいう。
本発明の組成物は、必要に応じて、その効果や目的を損なわない範囲でさらに他の成分(任意成分)を含有することができる。
上記任意成分としては、例えば、カーボンブラック、シランカップリング剤、芳香族変性テルペン樹脂、熱膨張性マイクロカプセル、充填剤、酸化亜鉛(亜鉛華)、ステアリン酸、老化防止剤、ワックス、加工助剤、オイル、液状ポリマー、熱硬化性樹脂、加硫剤(例えば、硫黄)、加硫促進剤などのゴム組成物に一般的に使用される各種添加剤などが挙げられる。
本発明の組成物は、本発明の効果がより優れる理由から、芳香族変性テルペン樹脂を含有するのが好ましい。上記芳香族変性テルペン樹脂は、本発明の効果がより優れる理由から、軟化点が60〜150℃である芳香族変性テルペン樹脂(以下、「特定芳香族変性テルペン樹脂」とも言う)であることが好ましい。上記軟化点は、本発明の効果がより優れる理由から、70〜140℃であることがより好ましい。
ここで、軟化点は、JIS K7206:1999に準拠して測定されたビカット軟化点である。
本発明の組成物において、上記芳香族変性テルペン樹脂の含有量は特に制限されないが、本発明の効果がより優れる理由から、上記ジエン系ゴム100質量部に対して、2〜20質量部であることが好ましく、5〜15質量部であることがより好ましい。
本発明の組成物は、本発明の効果がより優れる理由から、熱膨張性マイクロカプセルを含有するのが好ましい。
上記熱膨張性マイクロカプセルは、熱により気化して気体を発生する液体を熱可塑性樹脂に内包した熱膨張性熱可塑性樹脂粒子であり、この粒子をその膨張開始温度以上の温度、通常130〜190℃の温度で加熱して膨張させて、その熱可塑性樹脂からなる外殻中に気体を封入した気体封入熱可塑性樹脂粒子となる。
上記熱可塑性樹脂としては、例えば(メタ)アクリロニトリルの重合体、また(メタ)アクリロニトリル含有量の高い共重合体が好適に用いられる。その共重合体の場合の他のモノマー(コモノマー)としては、ハロゲン化ビニル、ハロゲン化ビニリデン、スチレン系モノマー、(メタ)アクリレート系モノマー、酢酸ビニル、ブタジエン、ビニルピリジン、クロロプレン等のモノマーが用いられる。
なお、上記熱可塑性樹脂は、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、トリアクリルホルマール、トリアリルイソシアヌレート等の架橋剤で架橋可能にされていてもよい。架橋形態については、未架橋が好ましいが、熱可塑性樹脂としての性質を損わない程度に部分的に架橋していてもよい。
また、熱により気化して気体を発生する上記液体としては、例えば、n−ペンタン、イソペンタン、ネオペンタン、ブタン、イソブタン、ヘキサン、石油エーテルなどの炭化水素類;塩化メチル、塩化メチレン、ジクロロエチレン、トリクロロエタン、トリクロルエチレンなどの塩素化炭化水素;等の液体が挙げられる。
なお、熱膨張性マイクロカプセルの膨張前の粒子径は、5〜300μmが好ましく、10〜200μmがより好ましい。
本発明の組成物は、本発明の効果がより優れる理由から、カーボンブラックを含有するのが好ましい。
上記カーボンブラックは特に限定されず、例えば、SAF−HS、SAF、ISAF−HS、ISAF、ISAF−LS、IISAF−HS、HAF−HS、HAF、HAF−LS、FEF等の各種グレードのものを使用することができる。
上記カーボンブラックの窒素吸着比表面積(N2SA)は特に制限されないが、本発明の効果がより優れる理由から、50〜200m2/gであることが好ましく、70〜150m2/gであることがより好ましい。
ここで、窒素吸着比表面積(N2SA)は、カーボンブラック表面への窒素吸着量をJIS K6217−2:2001「第2部:比表面積の求め方−窒素吸着法−単点法」にしたがって測定した値である。
本発明の組成物は、本発明の効果がより優れる理由から、シランカップリング剤を含有するのが好ましい。
上記シランカップリング剤は、加水分解性基および有機官能基を有するシラン化合物であれば特に制限されない。
上記加水分解性基は特に制限されないが、例えば、アルコキシ基、フェノキシ基、カルボキシル基、アルケニルオキシ基などが挙げられる。なかでも、アルコキシ基であることが好ましい。加水分解性基がアルコキシ基である場合、アルコキシ基の炭素数は、1〜16であることが好ましく、1〜4であることがより好ましい。炭素数1〜4のアルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基などが挙げられる。
シランカップリング剤は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の組成物の製造方法は特に限定されず、その具体例としては、例えば、上述した各成分を、公知の方法、装置(例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロールなど)を用いて、混練する方法などが挙げられる。本発明の組成物が硫黄または加硫促進剤を含有する場合は、硫黄および加硫促進剤以外の成分を先に高温(好ましくは100〜155℃)で混合し、冷却してから、硫黄または加硫促進剤を混合するのが好ましい。
また、本発明の組成物は、従来公知の加硫または架橋条件で加硫または架橋することができる。
本発明の空気入りタイヤは、上述した本発明の組成物を用いた空気入りタイヤである。なかでも、本発明の組成物をトレッドに用いた空気入りタイヤであることが好ましい。
図1に、本発明の空気入りタイヤの実施態様の一例を表すタイヤの部分断面概略図を示すが、本発明の空気入りタイヤは図1に示す態様に限定されるものではない。
また、左右一対のビード部1間においては、繊維コードが埋設されたカーカス層4が装架されており、このカーカス層4の端部はビードコア5およびビードフィラー6の廻りにタイヤ内側から外側に折り返されて巻き上げられている。
また、タイヤトレッド部3においては、カーカス層4の外側に、ベルト層7がタイヤ1周に亘って配置されている。
また、ビード部1においては、リムに接する部分にリムクッション8が配置されている。
なお、タイヤトレッド部3は上述した本発明の組成物により形成されている。
以下のとおり、変性共役ジエン系重合体、及び、特定硬化物を合成した。
(1)触媒の調製
乾燥・窒素置換された、ゴム栓付き容積約100mlのガラス瓶に、以下の順番に、ブタジエンのシクロヘキサン溶液(15.2質量%)7.11g、ネオジムネオデカノエートのシクロヘキサン溶液(0.56M)0.59ml、メチルアルミノキサンMAO(東ソーアクゾ製PMAO)のトルエン溶液(アルミニウム濃度として3.23M)10.32ml、水素化ジイソブチルアルミ(関東化学製)のヘキサン溶液(0.90M)7.77mlを投入し、室温で2分間熟成した後、塩素化ジエチルアルミ(関東化学製)のヘキサン溶液(0.95M)1.45mlを加えて、室温で時折撹拌しながら15分間熟成した。こうして得られた触媒溶液中のネオジムの濃度は、0.011M(モル/リットル)であった。
乾燥・窒素置換された、ゴム栓付き容積約900mlのガラス瓶に、乾燥精製された1,3−ブタジエンのシクロヘキサン溶液及び乾燥シクロヘキサンを各々装入し、1,3−ブタジエン12.5質量%のシクロヘキサン溶液が400g投入された状態とした。次に、上記(1)において調製した触媒溶液2.28ml(ネオジム換算0.025mmol)を投入し、50℃温水浴中で1.0時間重合を行い、中間重合体を製造した。得られた重合体のミクロ構造は、シス−1,4−結合含有量95.5モル%、トランス−1,4−結合含有量3.9モル%、ビニル結合含有量0.6モル%であつた。これらのミクロ構造(シス−1,4−結合含有量、トランス−1,4−結合含有量、ビニル結合含有量)は、フーリエ変換赤外分光法(FT−IR)によって求めた。
第1次変性剤として、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(GPMOS)のヘキサン溶液(1.0M)として、GPMOSがネオジムに対して23.5モル当量になるよう上記(2)で得た重合液に投入し、50℃で60分間処理することにより、第1次の変性を行った。
続いて、縮合促進剤として、ビス(2−エチルヘキサノエート)スズ(BEHAS)のシクロヘキサン溶液(1.01M)を1.76ml(70.5eq/Nd相当)と、イオン交換水32μl(70.5eq/Nd相当)を投入し、50℃温水浴中で1.0時間処理した。その後、重合系に老化防止剤2,2−メチレン−ビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)(NS−5)のイソプロパノール5%溶液2mlを加えて反応の停止を行い、更に微量のNS−5を含むイソプロパノール中で再沈殿を行い、ドラム乾燥することにより変性共役ジエン系重合体を得た。得られた変性共役ジエン系重合体のムーニー粘度ML1+4(100℃)を、(有)東洋精機製作所製のRLM−01型テスターを用いて100℃で測定したところ、93であった。変性後のミクロ構造も中間重合体のミクロ構造と同様であった。
加水分解性シリル基末端ポリオキシプロピレングリコール(末端に加水分解性シリル基を有するポリプロピレングリコール)(MSポリマーS810、カネカ社製)(架橋性ポリマー)のペースト状生成物10質量部に対して、乳酸(酸触媒)を0.1質量部添加した。
次いで、十分に撹拌した後、常温にて2日間で硬化させることにより、特定硬化物を合成した。
得られた特定硬化物1のJIS A硬度は8であった。また、後述する加硫ゴム試験片における特定硬化物の平均粒子径は38μmであった。
下記表1に示す成分を同表に示す割合(質量部)で配合した。
具体的には、まず、下記表1に示す成分のうち硫黄および加硫促進剤を除く成分を、1.7リットルの密閉式バンバリーミキサーを用いて150℃付近に温度を上げてから、5分間混合した後に放出し、室温まで冷却してマスターバッチを得た。さらに、上記バンバリーミキサーを用いて、得られたマスターバッチに硫黄および加硫促進剤を混合し、タイヤ用ゴム組成物を得た。
得られたタイヤ用ゴム組成物を所定の金型中で、170℃で10分間プレス加硫して加硫ゴム試験片を調製した。そして、得られた加硫ゴム試験片について、以下の評価を行った。
加硫ゴム試験片を偏平円柱状の台ゴムにはりつけ、インサイドドラム型氷上摩擦試験機にて、測定温度:−1.5℃、荷重:5.5kg/cm3、ドラム回転速度:25km/時間の条件で、氷上摩擦係数を測定した。
結果を表1に示す(表1中の「氷上性能」の欄)。結果は標準例の氷上摩擦係数を100とする指数で表した。指数が大きいほどゴムと氷との摩擦力が大きく、タイヤにしたときに氷上性能に優れる。
加硫ゴム試験片について、JIS K6394:2007に準じ、粘弾性スペクトロメーター(東洋精機製作所社製)を用いて、伸張変形歪率10%±2%、振動数20Hz、温度0℃の条件でtanδ(0℃)を測定した。
結果を表1に示す(表1中の「tanδ(0℃)」の欄)。結果は標準例のtanδ(0℃)を100とする指数で表した。指数が大きいほどtanδ(0℃)が大きく、タイヤにしたときにウェットグリップ性能に優れる。
温度0℃の条件で測定する代わりに、温度60℃の条件で測定した以外は上述したtanδ(0℃)と同様の手順にしたがって、加硫ゴム試験片のtanδ(60℃)を測定した。
結果(tanδ(60℃)の逆数)を表1に示す(表1中の「tanδ(60℃)」の欄)。結果は標準例のtanδ(60℃)の逆数を100とする指数で表した。指数が大きいほどtanδ(60℃)が小さく、タイヤにしたときに低発熱性に優れる。
加硫ゴム試験片について、ランボーン摩耗試験機(岩本製作所社製)を用いて、JIS K6264−2:2005に準拠し、付加力4.0kg/cm3(=39N)、スリップ率30%、摩耗試験時間4分、試験温度を室温の条件で摩耗試験を行い、摩耗質量を測定した。そして、下記のとおり指数を算出した。結果を表1に示す。指数が大きいほど摩耗量が少なく、耐摩耗性に優れる。
指数=(標準例の試験片の摩耗質量/各例の摩耗質量)×100
・天然ゴム:TSR20(天然ゴム、Tg:−62℃)
・比較共役ジエン系重合体:NIPOL BR1220(未変性BR、日本ゼオン社製)
・変性共役ジエン系重合体:上述のとおり合成された変性共役ジエン系重合体
・カーボンブラック:ショウブラックN339(キャボットジャパン社製)
・シリカ:ZEOSIL 1165MP(CTAB吸着比表面積:159m2/g、ローディア社製)
・シランカップリング剤:Si69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、エボニックデグッサ社製)
・アロマオイル:エキストラクト4号S(昭和シェル石油社製)
・特定硬化物:上述のとおり合成された特定硬化物
・芳香族変性テルペン樹脂:YSレジン TO−125(軟化点:125±5℃、ヤスハラケミカル社製)
・熱膨張性マイクロカプセル:マイクロスフェアF100(松本油脂社製)
・硫黄:金華印油入微粉硫黄(硫黄の含有量95.24質量%、鶴見化学工業社製)
・ステアリン酸:ビーズステアリン酸(日油社製)
・亜鉛華:酸化亜鉛3種(正同化学工業社社製)
・加硫促進剤1:ノクセラーCZ−G(大内新興科学工業株式会社)
・加硫促進剤2:ソクシノールD−G(住友化学株式会社)
2 サイドウォール部
3 タイヤトレッド部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 リムクッション
Claims (5)
- ジエン系ゴムと、シリカと、硬化物とを含有し、
前記シリカの含有量が前記ジエン系ゴム100質量部に対して20〜100質量部であり、前記硬化物の含有量が前記ジエン系ゴム100質量部に対して0.3〜30質量部であり、
前記ジエン系ゴムが、天然ゴムと、変性共役ジエン系重合体とを含み、前記ジエン系ゴム中の前記天然ゴムの含有量が30〜90質量%であり、前記ジエン系ゴム中の前記変性共役ジエン系重合体の含有量が10〜70質量%であり、
前記変性共役ジエン系重合体が、シス−1,4−結合の含有量が75モル%以上の共役ジエン系重合体の活性末端を少なくともヒドロカルビルオキシシラン化合物により変性してなる変性共役ジエン系重合体であり、
前記硬化物が、前記ジエン系ゴムと相溶しない架橋性オリゴマー又はポリマーを硬化させた硬化物であり、前記硬化物のJIS A硬度が3〜45である、タイヤ用ゴム組成物。 - 前記硬化物が、平均粒子径が5〜250μmの粒子状物である、請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
- 前記架橋性オリゴマー又はポリマーが、ポリエーテル系若しくはシロキサン系の重合体又は共重合体であり、且つ、シラン官能基を有する、請求項1又は2に記載のタイヤ用ゴム組成物。
- さらに、軟化点が60〜150℃の芳香族変性テルペン樹脂と、熱膨張性マイクロカプセルとを含有し、
前記芳香族変性テルペン樹脂の含有量が前記ジエン系ゴム100質量部に対して2〜20質量部であり、前記熱膨張性マイクロカプセルの含有量が前記ジエン系ゴム100質量部に対して0.5〜20質量部である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のタイヤ用ゴム組成物。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のタイヤ用ゴム組成物を用いた空気入りタイヤ。
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