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JP2018106115A - 冷却装置、光源装置及びプロジェクター - Google Patents

冷却装置、光源装置及びプロジェクター Download PDF

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JP2018106115A
JP2018106115A JP2016255491A JP2016255491A JP2018106115A JP 2018106115 A JP2018106115 A JP 2018106115A JP 2016255491 A JP2016255491 A JP 2016255491A JP 2016255491 A JP2016255491 A JP 2016255491A JP 2018106115 A JP2018106115 A JP 2018106115A
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繁和 青木
Shigekazu Aoki
繁和 青木
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Abstract

【課題】冷却効率を向上できる冷却装置、光源装置及びプロジェクターを提供すること。【解決手段】冷却対象の熱が伝達される伝達領域を有する基板と、前記基板において前記伝達領域が位置する第1面、及び、前記第1面とは反対側の第2面のいずれかに設けられ、前記基板に伝達された熱を放熱する第1放熱部と、を備え、前記第1放熱部の少なくとも一部は、前記伝達領域の外側に位置し、前記第1放熱部は、前記伝達領域に対向して位置し、前記第1放熱部内に冷却気体を導入する導入部と、前記導入部を介して導入された前記冷却気体を前記第1放熱部に沿って前記基板の外周側に流通させる流路と、を有することを特徴とする冷却装置。【選択図】図8

Description

本発明は、冷却装置、光源装置及びプロジェクターに関する。
従来、光源装置と、当該光源装置から出射された光を変調して画像情報に応じた画像を形成する光変調装置と、形成された画像をスクリーン等の被投射面上に拡大投射する投射光学装置と、を備えたプロジェクターが知られている。このようなプロジェクターに用いられる光源装置として、固体光源及び蛍光体層を有する光源装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−118604号公報
ところで、近年、光源装置に用いられる光源として、レーザー光を出射する光源が用いられている。このような光源は、高温になりやすいため、当該光源等の冷却対象を効率よく冷却できる構成が求められている。
本発明は、上記課題の少なくとも1つを解決することを目的としたものであり、冷却効率を向上できる冷却装置、光源装置及びプロジェクターを提供することを目的の1つとする。
本発明の第1態様に係る冷却装置は、冷却対象の熱が伝達される伝達領域を有する基板と、前記基板において前記伝達領域が位置する第1面、及び、前記第1面とは反対側の第2面のいずれかに設けられ、前記基板に伝達された熱を放熱する第1放熱部と、を備え、前記第1放熱部の少なくとも一部は、前記伝達領域の外側に位置し、前記第1放熱部は、前記伝達領域に対向して位置し、前記第1放熱部内に冷却気体を導入する導入部と、前記導入部を介して導入された前記冷却気体を前記第1放熱部に沿って前記基板の外周側に流通させる流路と、を有することを特徴とする。
なお、上記冷却対象としては、レーザー光を出射する固体光源の他、蛍光体、拡散反射層等を例示できる。また、上記導入部としては、冷却気体が流入する空間を例示できる。
ここで、基板において最も熱が高くなる領域は、冷却対象からの熱が伝達される伝達領域であり、当該伝達領域に伝達された熱が当該基板を介して第1放熱部に伝達される。このため、第1放熱部の温度は、伝達領域の温度よりも低く、当該伝達領域の温度が低下すれば、第1放熱部の温度も低下する。
上記第1態様によれば、導入部を介して導入された冷却気体が導入部に流通した後、第1放熱部の流路を流通するので、基板において冷却対象の熱が最も伝達されやすい伝達領域を、冷却気体により冷却できる。また、伝達領域の温度を当該冷却気体により冷却できるので、当該伝達領域から基板を介して第1放熱部に伝達される熱量を低減できる。また、基板において温度が最も高い部位である伝達領域に、冷却気体を効率良く流通させることができ、かつ、第1放熱部も合わせて冷却できる。従って、冷却対象の熱を放熱することにより、冷却対象の冷却効率を向上できる。
上記第1態様では、前記冷却対象から受熱し、前記伝達領域と接続される受熱部を有し、前記第1放熱部は、前記第2面に位置することが好ましい。
このような構成によれば、冷却対象が受熱部を介して基板に固定されるので、当該受熱部の大きさ(基板に当接する面積)を調整することにより、上記伝達領域の面積を調整できる。これによれば、上記冷却気体が流通する流路の形状に合わせて、受熱部の大きさを調整することにより、冷却対象の冷却効率を向上できる。
上記第1態様では、前記基板及び前記第1放熱部を収容する筐体を有し、前記筐体は、前記導入部に対向する位置に開口し、前記筐体内に前記冷却気体を導入する導入口と、前記第1放熱部を流通した前記冷却気体を前記筐体外に排出する排出口と、を有することが好ましい。
このような構成によれば、筐体内に基板及び第1放熱部が収容されるので、当該筐体内に上記導入口から冷却気体が流入され、当該冷却気体が上記導入部及び第1放熱部を確実に流通する。また、上記伝達領域及び第1放熱部を流通した冷却気体は、当該筐体の内周面に沿って流通し、上記排出口から排出(流出)される。これによれば、冷却気体により伝達領域及び第1放熱部を冷却することにより冷却対象を確実に冷却し、かつ、当該伝達領域(導入部)及び第1放熱部を冷却した冷却気体を排出口から流出させることにより、冷却気体が筐体内に滞留することを抑制できる。従って、冷却対象の冷却効率をより向上できる。
上記第1態様では、前記筐体は、開口部を有することが好ましい。
このような構成によれば、筐体内に位置する伝達領域又は受熱部に、開口部を介して上記冷却対象を接続できる。また、当該開口部を介して上記冷却対象が上記筐体内に位置する場合には、当該冷却対象に冷却気体を直接流通させることができるので、より冷却対象を効率よく冷却できる。
上記第1態様では、前記筐体内に収容され、前記冷却気体を前記第1放熱部に流通させる第1冷却ファンを備えることが好ましい。
上記第1冷却ファンとしては、シロッコファンを例示できる。
このような構成によれば、第1冷却ファンにより冷却気体を上記導入口から確実に筐体内に導入できる。また、第1冷却ファンが筐体内に収容されているので、当該第1冷却ファンが、例えば、筐体外に位置する場合に比べて、当該冷却装置を小型化できる。従って、冷却対象の冷却効率を更に向上でき、かつ、冷却装置を小型化できる。
上記第1態様では、前記第1冷却ファンは、前記導入部に位置することが好ましい。
このような構成によれば、第1冷却ファンにより導入口から流入された冷却気体は、流速が最も高い状態にて、導入部に流通するので、伝達領域の熱を当該冷却気体により確実に冷却できる。従って、冷却対象の冷却効率を更に向上できる。
上記第1態様では、前記第1放熱部は、前記第2面における前記第1冷却ファンを囲むことが好ましい。
このような構成によれば、基板の第2面において第1放熱部が第1冷却ファンを囲む位置に位置するので、第1冷却ファンにより導入口から流入された冷却気体が導入部を流通した後、第1放熱部を流通する。これによれば、冷却気体が第1放熱部を確実に流通するので、第1放熱部による冷却対象の熱の放熱効率を向上できる。
上記第1態様では、前記第1冷却ファンは、複数の第1羽根部材と、前記複数の第1羽根部材を回転させる駆動装置と、を有し、前記複数の第1羽根部材は、前記第2面における前記第1放熱部を囲むことが好ましい。
このような構成によれば、第1冷却ファンの複数の第1羽根部材が第2面における第1放熱部を囲むように配置されているので、上記導入口から流入された冷却気体が伝達領域を流通する可能性が高まる。これによれば、第1冷却ファンが導入部に位置する場合に比べて、伝達領域を確実に冷却できるので、冷却装置の冷却効率を更に向上させることができる。
上記第1態様では、前記第1放熱部を流通した前記冷却気体が前記排出口から排出される際に流通する第2放熱部を備えることが好ましい。
このような構成によれば、導入部及び第1放熱部を流通した冷却気体が、更に第2放熱部を流通するので、冷却対象の熱を第1放熱部のみならず、第2放熱部においても放熱できる。従って、冷却対象の冷却効率を更に向上できる。
上記第1態様では、前記基板の中心軸を回転軸とし、当該基板を前記回転軸に沿う方向に回転させる回転装置を有することが好ましい。
このような構成によれば、回転装置の駆動により基板、ひいては、当該基板に位置する第1放熱部が回転するので、第1冷却ファンにより導入口から流入された冷却気体が放熱部の流路を流通する際に、当該回転方向に流通する。これによれば、第1放熱部の流路を流通した冷却気体が上記方向に流通することにより、スムースに当該冷却気体が排出口に向けて流通する。従って、筐体内に導入部及び第1放熱部を流通した冷却気体が滞留することを抑制できる。
上記第1態様では、前記基板は、前記第1面側の第1基板と、前記第2面側の第2基板と、前記第1基板と、前記第2基板との間に位置し、前記第2基板の中心軸を回転軸とし、当該第2基板を前記回転軸に沿う方向に回転させる回転装置と、を備えることが好ましい。
このような構成によれば、回転装置の駆動により第2基板、ひいては、当該第2基板に位置する第1放熱部が回転するので、第1冷却ファンにより導入口から流入された冷却気体が放熱部の流路を流通する際に、当該回転方向側に流通する。これによれば、第1放熱部の流路を流通した冷却気体が上記方向に流通することにより、スムースに当該冷却気体が排出口に向けて流通する。
また、第1基板と第2基板との間に回転装置が位置することから、冷却対象と回転装置とが当接しないので、回転装置の駆動による熱によって、当該冷却対象の温度が上昇することを抑制できる。従って、冷却対象の冷却効率を更に向上できる。
上記第1態様では、前記筐体内に収容され、前記冷却気体を前記排出口に向けて流通させる第2冷却ファンを備え、前記第2冷却ファンは、複数の第2羽根部材を有し、前記複数の第2羽根部材は、前記第2面における前記第1放熱部を囲むことが好ましい。
このような構成によれば、第1冷却ファンにより導入口から流入され、導入部及び第1放熱部を流通した冷却気体が、第2冷却ファンにより筐体の内周面に向けて、当該第2冷却ファンの回転方向に向けて流出される。これによれば、上記導入部及び第1放熱部を流通した冷却気体が排出口に向けて、筐体の内周面に沿ってスムースに流通される。従って、筐体内に導入部及び第1放熱部を流通した冷却気体が滞留することをより抑制できる。
上記第1態様では、前記複数の第1羽根部材及び前記複数の第2羽根部材のそれぞれは、同方向に回転し、前記複数の第1羽根部材の回転速度は、前記複数の第2羽根部材の回転速度よりも高いことが好ましい。
ここで、第1冷却ファンの複数の第1羽根部材の回転速度が、第1放熱部を挟んで外側に位置する第2冷却ファンの複数の第2羽根部材の回転速度より低い場合、第1冷却ファン近傍の内部圧力が低下するので、導入部及び第1放熱部に冷却気体を効率よく流通させることができない。また、複数の第1羽根部材の回転方向と、複数の第2羽根部材の回転方向とが異なる場合、第1冷却ファン及び第1放熱部を流通した冷却気体が、第2冷却ファンにより異なる方向に流通させられる可能性があることから、導入部及び第1放熱部を冷却した冷却気体が効率よく筐体の排出口に向けて流通しない可能性がある。
これに対し、このような構成によれば、第1冷却ファン及び第2冷却ファンのそれぞれが同方向に回転し、かつ、複数の第1羽根部材の回転速度が複数の第2羽根部材の回転速度よりも高いので、導入部及び第1放熱部を冷却した冷却気体を排出口に向けて筐体の内周面をよりスムースに流通させることができる。従って、筐体内に導入部及び第1放熱部を流通した冷却気体が滞留することを更に抑制できる。
上記第1態様では、前記複数の第1羽根部材及び前記複数の第2羽根部材のそれぞれは、前記第2面側から見て、略同方向に湾曲していることが好ましい。
ここで、第1冷却ファンが有する複数の第1羽根部材の湾曲方向と、第2冷却ファンが有する複数の第2羽根部材の湾曲方向が異なる場合に、これらが同方向に回転すると、第1冷却ファンから流出される冷却気体の流出方向と、第2冷却ファンから流出される冷却気体の流出方向とが略同方向とならないので、筐体内に導入部及び第1放熱部を流通した冷却気体が滞留する可能性がある。
これに対し、このような構成では、第1冷却ファンから流出され、導入部及び第1放熱部を冷却した冷却気体の流出方向と、第2冷却ファンにより流出される当該冷却気体の流出方向が略同じとなるので、当該冷却気体を筐体の内周面に沿って、よりスムースに流通させることができる。従って、筐体内に導入部及び第1放熱部を流通した冷却気体が滞留することを確実に抑制できる。
本発明の第2態様に係る冷却装置は、冷却対象の熱が伝達される伝達領域を有する基板と、前記基板において前記伝達領域が位置する第1面及び前記第1面とは反対側の第2面のいずれかに設けられ、前記伝達領域を介して前記基板に伝達された熱を放熱する第1放熱部と、前記基板及び前記第1放熱部を収容する筐体と、を備え、前記第1放熱部の少なくとも一部は、前記伝達領域の外側に位置し、前記第1放熱部は、冷却気体を当該第1放熱部に沿って前記基板の外周側に流通させる流路を有し、前記筐体は、前記筐体内に前記冷却気体を導入する導入口と、前記第1放熱部を流通した前記冷却気体を前記筐体外に排出する排出口と、を有し、前記伝達領域は、前記筐体内における前記冷却気体の流速が最も高い前記第1面の部位に位置することを特徴とする。
上記第2態様によれば、筐体内に基板及び第1放熱部が収容されるので、当該筐体内に上記導入口から冷却気体が流入され、当該筐体内を流通する。また、このような筐体内において、基板の第1面における冷却気体の流速が最も高い部位に冷却対象が位置するので、確実に冷却対象を冷却できる。これによれば、冷却気体により冷却対象を確実に冷却し、かつ、当該冷却対象を冷却した冷却気体を排出口から流出させることにより、冷却対象を冷却した冷却気体が筐体内に滞留することを抑制できる。従って、冷却対象の冷却効率を向上できる。
本発明の第3態様に係る光源装置は、上記冷却装置と、光を出射する光源と、を備え、前記光源は、前記冷却対象であることを特徴とする。
上記第3態様によれば、上記第1及び第2態様に係る冷却装置と同様の効果を奏することができる。また、光源を上記冷却装置により冷却できるので、安定した光を出射できる光源装置、すなわち、信頼性の高い光源装置を提供することができる。
本発明の第4態様に係るプロジェクターは、上記光源装置と、前記光源装置から出射された光を変調する光変調装置と、前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置と、を備えることを特徴とする。
上記第4態様によれば、上記第3態様に係る光源装置と同様の効果を奏することができる。また、光源装置からより安定された光が出射されるので、当該プロジェクターからも安定して画像光を出射させることができる。従って、信頼性の高いプロジェクターを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るプロジェクターの外観を示す斜視図。 上記第1実施形態における装置本体の構成を示す模式図。 上記第1実施形態における照明装置の構成を示す模式図。 上記第1実施形態における冷却装置の分解斜視図。 上記第1実施形態における冷却装置をアレイ光源が取り付けられる側から見た斜視図。 上記第1実施形態における筐体を構成する第1ケース内に基板及び第1放熱部が位置する例を示す図。 上記第1実施形態における冷却装置の筐体を構成する第2ケースを取り外した状態を示す図。 上記第1実施形態における冷却装置の断面図。 上記第1実施形態における冷却装置の組立途中の様子を示す図。 上記第1実施形態の第1変形例に係る冷却装置を示す断面図。 上記第1実施形態の第2変形例に係る冷却装置を示す断面図。 上記第1実施形態の第3変形例に係る冷却装置を示す断面図。 上記第1実施形態の第4変形例に係る冷却装置を示す断面図。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクターの冷却装置を示す断面図。 上記第2実施形態の第1変形例に係る冷却装置を示す断面図。 本発明の第3実施形態に係るプロジェクターの冷却装置を示す断面図。 上記第3実施形態に係る冷却装置の拡大図。 本発明の第4実施形態に係るプロジェクターの冷却装置を示す断面図。 上記第4実施形態に係る冷却装置の断面図。 本発明の第5実施形態に係るプロジェクターの冷却装置を示す断面図。 上記第5実施形態に係る冷却装置の断面図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
[プロジェクターの概略構成]
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の外観を示す斜視図である。
本実施形態に係るプロジェクター1は、後述する照明装置41から出射された光を変調して画像情報に応じた画像を形成し、形成された画像をスクリーン等の被投射面PS上に拡大投射する投射型画像表示装置である。このプロジェクター1は、図1に示すように、外装を構成する外装筐体2と、当該外装筐体2内に収容配置される装置本体3(図2参照)と、を備える。
このようなプロジェクター1の冷却装置6は、詳しくは後述するが、冷却対象(アレイ光源411A)の熱が伝達される伝達領域Ar1を有する基板62と、基板62において伝達領域Ar1が位置する第1面621とは反対側の第2面622に設けられ、伝達領域Ar1を介して基板62に伝達された熱を放熱する第1放熱部63と、を備える。そして、第1放熱部63の少なくとも一部は、伝達領域Ar1の外側に位置し、第1放熱部63は、伝達領域Ar1側の部位に位置し、第1放熱部63内に冷却気体を導入する導入部ISと、導入部ISを介して導入された冷却気体を第1放熱部63に沿って基板62の外周側に流通させる流路FPと、を有する(図4及び図8参照)ことを特徴の1つとしている。
以下、プロジェクター1の構成について説明する。
[外装筐体の構成]
外装筐体2は、それぞれ合成樹脂により形成されたアッパーケース2A、ロアーケース2B、フロントケース2C及びリアケース2Dが組み合わされて、略直方体形状に構成されている。このような外装筐体2は、天面部21、底面部22、正面部23、背面部24、左側面部25及び右側面部26を有する。
底面部22には、プロジェクター1が載置面に載置される場合に当該載置面に接触する脚部221(図1では2つの脚部221のみ図示)が、複数箇所に設けられている。
正面部23の中央部分には、後述する投射光学装置46の端部461を露出させ、当該投射光学装置46により投射される画像が通過する開口部231が形成されている。
また、正面部23において左側面部25側の位置には、外装筐体2内の熱を帯びた冷却気体が排出される排気口232が形成されている。
右側面部26には、外部の空気を冷却気体として内部に導入する導入口261が形成されている。
[装置本体の構成]
図2は、装置本体3の構成を示す模式図である。
装置本体3は、図2に示すように、画像投射装置4を備える。更に、図示を省略するが、装置本体3は、プロジェクター1の動作を制御する制御装置、プロジェクター1を構成する電子部品に電力を供給する電源装置、及び、冷却対象を冷却する冷却装置を備える。
[画像投射装置の構成]
画像投射装置4は、上記制御装置から入力される画像信号に応じた画像を形成して、上記被投射面PS上に投射する。この画像投射装置4は、照明装置41、色分離装置42、平行化レンズ43、光変調装置44、色合成装置45及び投射光学装置46を備える。
これらのうち、照明装置41は、光変調装置44を均一に照明する照明光WLを出射する。この照明装置41の構成については、後に詳述する。
色分離装置42は、照明装置41から入射される照明光WLから青色光LB、緑色光LG及び赤色光LRを分離する。この色分離装置42は、ダイクロイックミラー421,422、反射ミラー423,424,425及びリレーレンズ426,427と、これらを内部に収容する光学部品用筐体428と、を備える。
ダイクロイックミラー421は、上記照明光WLに含まれる青色光LBを透過させ、緑色光LG及び赤色光LRを反射させる。このダイクロイックミラー421を透過した青色光LBは、反射ミラー423にて反射され、平行化レンズ43(43B)に導かれる。
ダイクロイックミラー422は、上記ダイクロイックミラー421にて反射された緑色光LG及び赤色光LRのうち、緑色光LGを反射させて平行化レンズ43(43G)に導き、赤色光LRを透過させる。この赤色光LRは、リレーレンズ426、反射ミラー424、リレーレンズ427及び反射ミラー425を介して、平行化レンズ43(43R)に導かれる。
平行化レンズ43(赤、緑及び青の各色光用の平行化レンズを、それぞれ43R,43G,43Bとする)は、入射される光を平行化する。
光変調装置44(赤、緑及び青の各色光用の光変調装置を、それぞれ44R,44G,44Bとする)は、それぞれ入射される上記色光LR,LG,LBを変調して、制御装置から入力される画像信号に応じた色光LR,LG,LBに基づく画像を形成する。これら光変調装置44のそれぞれは、例えば、入射される光を変調する液晶パネルと、当該液晶パネルの入射側及び出射側のそれぞれに配置される偏光板と、を備えて構成される。
色合成装置45は、各光変調装置44R,44G,44Bから入射される色光LR,LG,LBに基づく画像を合成する。この色合成装置45は、本実施形態では、クロスダイクロイックプリズムにより構成されているが、複数のダイクロイックミラーによって構成することも可能である。
投射光学装置46は、色合成装置45にて合成された画像を上記被投射面PSに拡大投射する。このような投射光学装置46として、例えば、鏡筒と、当該鏡筒内に配置される複数のレンズとにより構成される組レンズを採用できる。
[照明装置の構成]
図3は、照明装置41の構成を示す模式図である。
照明装置41は、本発明の光源装置に相当し、照明光WLを色分離装置42に向けて出射する。この照明装置41は、図3に示すように、光源部411、アフォーカル光学装置412、ホモジナイザー光学装置413、偏光分離装置414、位相差板415、ピックアップ光学装置416、波長変換装置5、インテグレーター光学装置417、偏光変換素子418、重畳レンズ419及び冷却装置6を備える。
これらのうち、光源部411、アフォーカル光学装置412及びホモジナイザー光学装置413は、第1照明光軸Ax1上に配置されている。一方、位相差板415、ピックアップ光学装置416、波長変換装置5、インテグレーター光学装置417、偏光変換素子418及び重畳レンズ419は、第1照明光軸Ax1に直交する第2照明光軸Ax2上に配置される。そして、偏光分離装置414は、第1照明光軸Ax1と第2照明光軸Ax2との交差部分に配置される。
光源部411は、アフォーカル光学装置412に向けて、青色光である励起光ELを出射する。この光源部411は、光源としてのアレイ光源411Aと、当該アレイ光源411Aから出射された励起光ELが入射されるコリメーター光学装置411Bと、を備える。
アレイ光源411Aは、本発明の光源に相当し、第1照明光軸Ax1に対する直交面内に複数の半導体レーザー4111がアレイ状に配列された構成を有する。これら半導体レーザー4111は、例えば、440〜480nmの波長域にピーク波長を有する励起光EL(青色光)を出射するLD(Laser Diode)である。また、半導体レーザー4111から出射される励起光ELは、コヒーレントな直線偏光であり、偏光分離装置414に向けて第1照明光軸Ax1と平行に出射される。なお、本実施形態では、各半導体レーザー4111が出射する励起光ELの偏光方向は、偏光分離装置414の偏光分離層4143にて反射される偏光成分の偏光方向と一致しており、当該励起光ELはs偏光である。
なお、このようなアレイ光源411Aには、当該アレイ光源411Aを冷却する冷却装置6が取り付けられている。この冷却装置6の構成については、後に詳述する。
コリメーター光学装置411Bは、アレイ光源411Aから入射される励起光ELを平行光に変換する。このコリメーター光学装置411Bは、例えば各半導体レーザー4111に対応してアレイ状に配置された複数のコリメーターレンズ4112を備えて構成される。このようなコリメーター光学装置411Bを通過して平行光に変換された励起光ELは、アフォーカル光学装置412に入射される。
アフォーカル光学装置412は、コリメーター光学装置411Bから入射された励起光ELの光束径を調整する。このアフォーカル光学装置412は、集光レンズ4121及び平行化レンズ4122を備える。このようなアフォーカル光学装置412を通過して光束径が調整された励起光ELは、ホモジナイザー光学装置413に入射される。
ホモジナイザー光学装置413は、後述するピックアップ光学装置416と協同して、波長変換装置5の照明領域における励起光ELの照度分布を均一化する。このホモジナイザー光学装置413は、第1照明光軸Ax1に対する直交面にそれぞれ複数の小レンズがマトリクス状に配列されたマルチレンズアレイ4131,4132を備える。このようなホモジナイザー光学装置413から出射された励起光ELは、偏光分離装置414に入射される。
偏光分離装置414は、p偏光及びs偏光のうち、一方の偏光光を通過させ、他方の偏光光を反射させるものである。この偏光分離装置414は、それぞれ略三角柱形状に形成されたプリズム4141,4142を備え、全体略直方体形状に形成された、いわゆるプリズム型の偏光ビームスプリッター(PBS:Polarizing Beam Splitter)として構成されている。これらプリズム4141,4142の界面は、それぞれ第1照明光軸Ax1及び第2照明光軸Ax2に対して45°の角度で傾斜しており、当該界面には、偏光分離層4143が配置されている。
偏光分離層4143は、励起光ELに含まれるs偏光とp偏光とを分離する特性を有する他、後述する波長変換装置5にて生じた蛍光を、当該蛍光の偏光状態に依らずに透過させる特性を有する。すなわち、偏光分離層4143は、青色光領域の波長帯の光についてはs偏光とp偏光とを分離するが、緑色光領域及び赤色光領域の波長帯の光についてはs偏光及びp偏光のそれぞれを透過させる、波長選択性の偏光分離特性を有する。
このような偏光分離装置414は、入射されたs偏光の励起光ELを、第2照明光軸Ax2に沿って位相差板415側に反射させる。また、詳しくは後述するが、偏光分離装置414は、位相差板415側から入射される蛍光とp偏光の励起光とを透過させ、これら蛍光及び励起光(青色光)を合成してインテグレーター光学装置417に入射させる。
なお、偏光分離装置414は、プリズム型に限らず、プレート型でもよい。
位相差板415は、1/4波長板である。この位相差板415は、偏光分離装置414から入射されるs偏光の励起光ELsを円偏光の励起光ELcに変換し、当該円偏光の励起光ELcをピックアップ光学装置416に入射させる。
ピックアップ光学装置416は、位相差板415から入射される励起光ELcを波長変換装置5に集光する。このピックアップ光学装置416は、2つのレンズ4161,4162を有する。
なお、本実施形態では、ピックアップ光学装置416は、2つのレンズ4161,4162を備えることとしたが、当該ピックアップ光学装置416を構成するレンズの数は2に限らず、1でも3以上でもよい。
波長変換装置5は、ピックアップ光学装置416から入射される青色光である励起光ELc(第1波長帯の光)の一部を拡散反射させるとともに、他の一部を緑色光及び赤色光を含む蛍光(第2波長帯の光)に変換して出射する。この波長変換装置5にて生成される蛍光は、本実施形態では、500〜700nmの波長域にピーク波長を有する光である。
このような波長変換装置5から出射された励起光ELc及び蛍光(図4参照)を含む照明光WLは、ピックアップ光学装置416を介して、位相差板415に入射される。
これらのうち、励起光ELcは、波長変換装置5にて反射されるときに、当該波長変換装置5に入射された円偏光とは逆回りの円偏光となり、位相差板415を再度通過する過程にて、当該逆回りの円偏光の励起光ELcは、s偏光に対して偏光方向が90°回転されたp偏光の励起光に変換される。このp偏光の励起光は、上記偏光分離装置414を第2照明光軸Ax2に沿って通過して、インテグレーター光学装置417に青色光として入射される。
一方、波長変換装置5から出射された蛍光は非偏光光であり、偏光分離層4143が上記波長選択性の偏光分離特性を有することから、ピックアップ光学装置416及び位相差板415を通過した後、第2照明光軸Ax2に沿って偏光分離装置414を通過して、インテグレーター光学装置417に緑色光及び赤色光として入射される。
これにより、白色の照明光WLが、偏光分離装置414を介してインテグレーター光学装置417に入射される。
インテグレーター光学装置417は、重畳レンズ419と協同して、光変調装置44における照明光WLの照度分布を均一化する。このインテグレーター光学装置417は、上記ホモジナイザー光学装置413と同様に、第2照明光軸Ax2に対する直交面内にそれぞれ複数の小レンズがマトリクス状に配列されたレンズアレイ4171,4172を備える。このようなインテグレーター光学装置417から出射された照明光WLは、偏光変換素子418に入射する。
偏光変換素子418は、入射される照明光WLの偏光方向を揃える機能を有する。この偏光変換素子418から出射された照明光WLは、重畳レンズ419に入射する。
そして、当該重畳レンズ419を介した照明光WLは、上記色分離装置42のダイクロイックミラー421に入射される。
[冷却装置の構成]
図4は、冷却装置6の分解斜視図である。図5は、冷却装置6をアレイ光源411Aが取り付けられる側から見た斜視図であり、図6は、筐体を構成する第1ケース内に基板及び第1放熱部が位置する例を示す図であり、図7は、冷却装置6の筐体を構成する第2ケースを取り外した状態を示す図であり、図8は、冷却装置6の断面図である。なお、図4及び当該図4より後の図においては、見易さを光量して、複数のフィン632の一部にのみ符号を付している。
冷却装置6は、上述したように、冷却対象であるアレイ光源411Aに接続され、当該アレイ光源411Aを冷却する機能を有する。この冷却装置6は、図4に示すように、受熱部61、基板62、第1放熱部63、第1冷却ファン64及び筐体65を備える。
なお、以下の説明では、冷却装置6において、第1冷却ファン64の回転軸に沿う方向のうち、基板62の第1面621から第2面622に向かう方向を+Y方向とし、当該+Y方向に直交する方向であり、後述する排出口DBが位置する方向を+Z方向とし、+Y方向とは反対方向を−Y方向とし、+X方向とは反対方向を−X方向として説明する。
[受熱部の構成]
受熱部61は、+Y方向側から見て、後述する下部ケース66における開口部6613よりも若干小さな面積の略矩形状に形成された平板状の部材である。この受熱部61は、アレイ光源411Aを支持する。また、このような受熱部61は、熱伝達率が比較的高い金属(例えば、アルミニウム)により構成されている。また、受熱部61の−Y方向側の面は、図4、図5及び図8に示すように、アレイ光源411Aに当接(固定)されている。なお、本実施形態では、アレイ光源411Aは、受熱部61に対して接着剤等により固定されているが、これに限らず、例えば、ねじ等の固定部材により固定されていてもよいし、基板62と一体として設けられていてもよい。
これにより、受熱部61は、アレイ光源411Aの熱を受熱する。また、受熱部61の+Y方向側の面は、図5及び図8に示すように、基板62に固定される。
なお、本実施形態では、受熱部61は、アルミニウムにより構成されているが、これに限らず、鉄や銅等、熱伝達率が比較的高い金属であれば、どのような金属でもよい。
[基板の構成]
基板62は、+Y方向側から見て、略円形状に形成された平板状の部材であり、受熱部61及び第1放熱部63のそれぞれを支持する。この基板62は、受熱部61と同様、熱伝達率が比較的高い金属(例えば、アルミニウム)により構成されているので、当該基板62は、受熱部61から伝達された熱を第1放熱部63に伝達する伝達領域材として機能する。このような基板62は、図4及び図8に示すように、第1面621と、当該第1面とは反対側の面である第2面622と、を有する。
第1面621は、基板62の−Y方向側に位置する面であり、当該第1面621の略中央には、受熱部61が固定されている。なお、本実施形態では、受熱部61は、基板62の第1面621に対して接着剤等により固定されているが、これに限らず、例えば、ねじ等の固定部材により固定されていてもよい。
一方、第2面622は、基板62の+Y方向側に位置する面であり、当該第2面622には、図4及び図6〜8に示すように、第1放熱部63が固定されている。このため、第1面621には、アレイ光源411Aの熱が受熱部61を介して伝達され、当該伝達された熱は、第2面622に伝達され、当該第2面622から第1放熱部63に伝達される。
なお、以下では、図6及び図8に示すように、基板62の第2面622における受熱部61からの熱が最も伝達されやすい位置、すなわち、第2面622における受熱部61に応じた部位近傍の領域(第2面622において第1放熱部63が位置していない領域)を伝達領域Ar1と呼ぶ場合がある。
[第1放熱部の構成]
第1放熱部63は、基板62の第2面622に固定され、当該基板62にて生じた熱を冷却気体へと伝達させて、アレイ光源411Aを冷却する。この第1放熱部63は、上記受熱部61及び基板62と同様に、熱伝達率が比較的高い金属(例えば、アルミニウム)により構成されている。このような第1放熱部63は、図4及び図6〜図8に示すように、基部631及び複数のフィン632を有する。
基部631は、+Y方向から見た場合に、略円環状に形成される板状部であり、当該基部631の外縁は、基板62の外縁と一致する。このような基部631の+Y方向側の面には、各フィン632が位置し、当該基部631の−Y方向側の面は、上記基板62の第1面621に接着剤等により固定される。
複数のフィン632は、基板62(基部631)の中心から外周に向かう方向に沿ってそれぞれ延出し、基板62(基部631)の外周、換言すると、後述する第1冷却ファン64の回転方向である+D方向に沿って等間隔に配置され、かつ、上記中心側から外周側に向かうに従って+D方向側に反る湾曲形状(円弧形状)を有する。このような複数のフィン632は、第2面622における第1冷却ファン64を囲む部位に位置する。
また、複数のフィン632のうち、隣り合うフィン632により冷却気体の流路FPが形成され、当該流路FP(各フィン72間)を冷却気体が流通することにより、当該各フィン72から上記アレイ光源411Aの熱が放熱される。
なお、以下では、上記伝達領域Ar1側に位置し、当該第1放熱部63(複数のフィン632間)に冷却気体を導入する部位(伝達領域Ar1に対向する(応じた)第2面622の+Y方向側に位置する空間)を導入部ISと呼ぶ場合がある。
[第1冷却ファンの構成]
第1冷却ファン64は、第1放熱部63の複数のフィン632に囲まれる位置、すなわち、伝達領域Ar1の+Y方向側の位置(上記導入部IS)に位置し、冷却気体を吸引して、当該冷却気体を第1放熱部63の上記流路FPに流通させる機能を有する。この第1冷却ファン64は、図4、図7及び図8に示すように、吸引部641と駆動装置642を備える。これらのうち、吸引部641は、基部6411、複数の第1羽根部材6412及び開口部6413を有する。
基部6411は、+Y方向側から見た場合に、受熱部61の内縁よりも若干小さな略円形状に形成される板状部である。このような基部6411の+Y方向側の面には、複数の第1羽根部材6412が位置している。
複数の第1羽根部材6412は、基部6411の中心から外周に向かう方向に沿ってそれぞれ延出し、基部6411の外周(換言すると、吸引部641の回転方向である+D方向)に沿って等間隔に配置され、かつ、上記中心側から外周側に向かうに従って+D方向側に反る湾曲形状(円弧形状)を有する。
開口部6413は、基部6411の略中央に位置し、+Y方向に突出する部位に形成されている。この開口部6413には、駆動装置642の本体部6421における回転軸(図示省略)が挿通される。
駆動装置642は、上記吸引部641を+Z方向に回転させる動力を発生させる。この駆動装置642は、本体部6421及び取付部6422を有する。
本体部6421は、上記開口部6413に接続される。また、取付部6422は、後述する筐体65の上部ケース67における平面部6712に取り付けられる。これにより、駆動装置642が上記上部ケース67に固定され、当該駆動装置642の動力により吸引部641が+D方向に回転する。
[筐体の構成]
筐体65は、基板62、第1放熱部63及び第1冷却ファン64を内部に収容する機能を有する。この筐体65は、図4、図5及び図8に示すように、下部ケース66及び上部ケース67を有する。
[下部ケースの構成]
下部ケース66は、上部ケース67と組み合わされて上記筐体65を構成する。この下部ケース66は、図6及び図8に示すように、基板62の第1面621を支持する。このような下部ケース66は、支持部661及び起立部662を有する。
支持部661は、支持面6611及び延出面6612を有する。これらのうち、支持面6611は、上記基板62の第1面621が当接する部位であり、上記基板62を支持する。この支持面6611は、+Y方向側から見て、略円形状に形成されている。
また、当該支持面6611の略中央には、開口部6613が形成され、当該開口部6613からは、図5に示すように、上記基板62に固定された受熱部61及びアレイ光源411Aが筐体65外に露出する。すなわち、開口部6613には、冷却対象であるアレイ光源411Aの一部が挿入される。
延出面6612は、支持面6611の+X方向側の端部から連続して当該+Z方向に延出する部位である。この延出面6612は、排出口DBの一部を構成する。
起立部662は、第1起立面6621及び第2起立面6622を有する。第1起立面6621は、上記支持面6611の外縁から+Y方向に向けて起立する面であり、上記伝達領域Ar1及び第1放熱部63を流通した冷却気体が流通する部位である。この第1起立面6621は、上記支持面6611の外縁の形状に沿う形状、すなわち、+Y方向側から見て円弧状に形成されている。このため、詳しくは後述するが、第1放熱部63から流出された冷却気体は、当該第1起立面6621に沿ってスムースに排出口DBに向けて流通する。
また、第2起立面6622は、延出面6612の外縁のうち、+X方向側の外縁以外の部位から、+Y方向に向けて起立する面である。この第1起立面6621は、上述した延出面6612とともに、冷却気体を筐体65外に流出させる排出口DBを構成する。このため、第2起立面6622には、上記第1起立面6621を流通した冷却気体が流通する。
[上部ケースの構成]
上部ケース67は、下部ケース66と組み合わされて上記筐体65を構成する。この上部ケース67は、図8に示すように、第1冷却ファン64を支持する。このような上部ケース67は、支持面671及び延出面672を有する。これらのうち、支持面671の略中央には、上記第1冷却ファン64の取付部6422が取り付けられる部位である平面部6712が位置し、当該平面部6712の周囲には、3つの導入口6711が形成されている。
また、延出面672は、支持面671の+X方向側の端部から連続して当該+Z方向に延出する部位である。この延出面672は、上記下部ケース66の延出面6612及び第2起立面6622とともに、排出口DBを構成する。
[冷却装置の組立工程]
図9は、冷却装置6の組立途中の様子を示す断面図である。
冷却装置6は、例えば、以下の工程により組み立てられる。
まず、基板62の第2面622に第1放熱部63が固定される。そして、基板62の第1面621に、アレイ光源411Aに固定された受熱部61を取り付け、下部ケース66内に配置する。この際、下部ケース66の支持部661に形成された開口部6613と、アレイ光源411A及び受熱部61とが重なる位置、すなわち、開口部6613からアレイ光源411A及び受熱部61が−Y方向に突出するように下部ケース66に基板62の第1面621を接着剤等により固定する。
一方、第1冷却ファン64は、上部ケース67に固定される。具体的に、第1冷却ファン64の駆動装置642における取付部6422を上部ケース67の平面部6712に固定する。このようにして、第1冷却ファン64が固定された上部ケース67を下部ケース66上に位置させ、これら上部ケース67及び下部ケース66を固定する。これにより、冷却装置6が組み立てられ、例えば、図8に示す状態となる。
このようにして組み合わされた筐体65内では、図7に示すように、第1冷却ファン64の周囲を囲むように第1放熱部63が配置される。換言すると、筐体65内において、第1冷却ファン64の回転軸を中心に当該第1冷却ファン64(吸引部641)及び第1放熱部63が同心円状に配置される。
なお、第1冷却ファン64は、図8に示すように、基板62に当接していないので、当該基板62により当該第1冷却ファン64の回転が妨げられることが抑制され、上記伝達領域Ar1に冷却気体が流通する。
[冷却気体の流通経路]
次に、冷却装置6を流通する冷却気体の流通経路について説明する。
まず、第1冷却ファン64が駆動すると、図8に示すように、導入口6711を介して、伝達領域Ar1に対向する位置(第2面622の+Y方向側に位置する空間である導入部IS)に冷却気体が流入(導入)される。そして、導入部ISに流入した冷却気体は、第1冷却ファン64の基部6411及び複数の第1羽根部材6412により基板62の外周側へと流出される。この第1冷却ファン64から基板62の外周側へと流出された冷却気体は、第1放熱部63の複数のフィン632間(流路FP)を流通する。これにより、当該流路FPを流通した冷却気体は、当該各フィン632に沿って、+D方向に向けて第1放熱部63から当該基板62の外側へと流出される。そして、当該第1放熱部63から流出された冷却気体は、図7に示すように、+D方向に向けて流出される。この冷却気体は、円弧状の第1起立面6621に沿って+X方向へと流通し、第2起立面6622に沿って排出口DBから、筐体65外へと流出される。
このように、筐体65内に流入された冷却気体は、伝達領域Ar1に対向する位置(導入部IS)に流入されることにより、当該伝達領域Ar1近傍を冷却した後、第1放熱部63の各フィン632間(流路FP)を流通することから、アレイ光源411Aが確実に冷却される。また、導入部IS及び第1放熱部63を流通した冷却気体が+D方向に沿って筐体65内をスムースに流通し、排出口DBから流出されるので、当該筐体65内に冷却対象であるアレイ光源411Aを冷却した冷却気体が滞留することを抑制している。
[第1実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクター1は、以下の効果を奏する。
ここで、基板62において最も熱が高くなる領域は、冷却対象であるアレイ光源411Aからの熱が伝達される伝達領域Ar1であり、当該伝達領域Ar1に伝達された熱が当該基板62を介して第1放熱部63に伝達される。このため、第1放熱部63の温度は、伝達領域Ar1の温度よりも低く、当該伝達領域Ar1の温度が低下すれば、第1放熱部63の温度も低下する。
本実施形態では、導入部ISを介して導入された冷却気体が当該導入部ISに流通した後、第1放熱部63の流路FPを流通するので、基板62においてアレイ光源411Aの熱が最も伝達されやすい伝達領域Ar1を、冷却気体により冷却できる。また、伝達領域Ar1の温度を当該冷却気体により冷却できるので、当該伝達領域Ar1から基板62を介して第1放熱部63に伝達される熱量を低減できる。また、基板62において温度が最も高い部位である伝達領域Ar1に、フレッシュな冷却気体を流通させることができ、かつ、第1放熱部63も合わせて冷却できる。従って、アレイ光源411Aの熱を放熱することにより、当該アレイ光源411Aの冷却効率を向上できる。
アレイ光源411Aが受熱部61を介して基板62に固定されるので、当該受熱部61の大きさ(基板62に当接する面積)を調整することにより、上記伝達領域Ar1の面積を調整できる。これによれば、上記冷却気体が流通する流路FPの形状に合わせて、受熱部61の大きさを調整することにより、アレイ光源411Aの冷却効率をより向上できる。
筐体65内に基板62及び第1放熱部63が収容されるので、当該筐体65内に上記導入口6711から冷却気体が流入され、当該冷却気体が上記導入部IS及び第1放熱部63を確実に流通する。また、伝達領域Ar1及び第1放熱部63を流通した冷却気体は、当該筐体65の内周面(第1起立面6621)に沿って流通し、上記排出口DBから排出(流出)される。これによれば、冷却気体により伝達領域Ar1及び第1放熱部63を冷却することにより冷却対象を確実に冷却し、かつ、当該伝達領域Ar1(導入部IS)及び第1放熱部63を冷却した冷却気体を排出口DBから流出させることにより、冷却気体が筐体65内に滞留することを抑制できる。従って、アレイ光源411Aの冷却効率をより向上できる。
筐体65がアレイ光源411Aの少なくとも一部が挿入される開口部6613を有しているので、筐体65内に位置する伝達領域Ar1(基板62)又は受熱部61に、開口部6613を介してアレイ光源411Aを接続できる。
第1冷却ファン64が筐体65内に位置するので、当該第1冷却ファン64により冷却気体を上記導入口6711から確実に筐体65内に導入できる。また、第1冷却ファン64が、例えば、筐体65外に位置する場合に比べて、当該冷却装置6を小型化できる。従って、アレイ光源411Aの冷却効率を更に向上でき、かつ、冷却装置6を小型化できる。
第1冷却ファン64は、導入部ISに対向する部位に位置しているので、第1冷却ファン64により導入口6711から流入された冷却気体は、流速が最も高い状態にて、導入部ISに流通するので、伝達領域Ar1の熱を当該冷却気体により確実に冷却できる。従って、アレイ光源411Aの冷却効率を更に向上できる。
基板62の第2面622において第1放熱部63が第1冷却ファン64を囲む位置に位置するので、第1冷却ファン64により導入口6711から流入された冷却気体が導入部ISを流通した後、第1放熱部63を流通する。これによれば、冷却気体が第1放熱部63を確実に流通するので、第1放熱部63によるアレイ光源411Aの熱の放熱効率を向上できる。
冷却装置6がアレイ光源411Aに接続されていることから、アレイ光源411Aを冷却装置6により冷却できるので、安定した光を出射できる照明装置41、すなわち、信頼性の高い照明装置41を提供することができる。
また、照明装置41からより安定された光が出射されるので、当該プロジェクター1からも安定して画像光を出射させることができる。従って、信頼性の高いプロジェクター1を提供することができる。
[第1実施形態の第1変形例]
図10は、第1実施形態の第1変形例に係る冷却装置6Aを示す断面図である。なお、以下の説明では、第1実施形態の冷却装置6と同一及び略同一の構成については、同番号を付し、説明を省略する。
上記第1実施形態では、照明装置41は、冷却装置6を備えることとしたが、これに限られない。例えば、照明装置41は、上記冷却装置6に代えて、図10に示す冷却装置6Aを備えることとしてもよい。
冷却装置6Aは、図10に示すように、受熱部61(図10では図示略)、基板62、第1冷却ファン64及び筐体65を備える他、第1放熱部63に代えて、第1放熱部63Aを備える。
第1放熱部63Aは、2つの基部631A及び複数のフィン632を有する。これらのうち、2つの基部631Aは、+Y方向側から見て、略円弧状に形成されている。これら2つの基部631Aのそれぞれは、第1冷却ファン64を挟んで+X方向に直交する方向に沿って、それぞれ対向するように配置されている。換言すると、第1放熱部63Aは、上記第1放熱部63において+X方向に沿う方向の一部が切り欠かれた形状である。
このような構成の冷却装置6Aにおいて第1冷却ファン64が駆動した場合であっても、冷却気体は、上記冷却装置6の場合と同様に、導入口6711を介して、伝達領域Ar1に対向する位置(導入部IS)に冷却気体が流入(導入)される。そして、導入部ISに流入した冷却気体は、第1冷却ファン64により基板62の外周側へと流出される。この第1冷却ファン64から基板62の外周側へと流出された冷却気体の一部は、第1放熱部63Aの複数のフィン632間(流路FP)を流通する。
一方、上記冷却気体のうち、第1放熱部63Aに向けて流出しなかった冷却気体、すなわち、第1放熱部63Aが位置しない領域に流通した冷却気体は、−X方向側の領域においては、第1起立面6621に直接流通し、上記流路FPを流通した冷却気体と混ざり合い、当該第1起立面6621に沿って+D方向(+X方向)へと流通し、排出口DBから筐体65外へと排出される。
また、+X方向側の領域においては、冷却気体は、排出口DBに向けて流出し、筐体65外へと排出される。
このような構成によれば、上記第1実施形態に係るプロジェクター1と同様の効果を奏することができる。また、本変形例では、第1放熱部63Aの一部が分断されているので、当該領域においては、第1冷却ファン64からの冷却気体が第1放熱部63Aを流通することなく、上記第1起立面6621及び排出口DBに向けて流通するので、伝達領域Ar1(導入部IS)及び第1放熱部63Aを流通した冷却気体を効率よく筐体65外に排出できる。従って、冷却装置6Aによるアレイ光源411Aの冷却効率を高めることができる。
なお、本変形例では、2つの基部631Aのそれぞれは、互いに第1冷却ファン64を挟んで+X方向に直交する方向に沿って、それぞれが対向するように配置されていることとしたが、これに限らず、例えば、これら基部631Aのそれぞれが、互いに第1冷却ファン64を挟んで+X方向に沿って、互いに対向するように配置されていてもよい。更に、第1放熱部63Aは、第1放熱部63が2つに分断されたような形状であったが、これに限らず、例えば、第1放熱部63Aは、第1放熱部63が3つ以上に分断されたような形状であってもよい。
[第1実施形態の第2変形例]
図11は、第1実施形態の第2変形例に係る冷却装置6Bを示す断面図である。
上記第1実施形態では、照明装置41は、冷却装置6を備えることとしたが、これに限られない。例えば、照明装置41は、上記冷却装置6に代えて、図11に示す冷却装置6Bを備えることとしてもよい。
冷却装置6Bは、図11に示すように、受熱部61(図11では図示略)、第1冷却ファン64及び筐体65を備える他、基板62に代えて基板62Bを、第1放熱部63に代えて、第1放熱部63Bを備える。更に、冷却装置6Bは、第2放熱部68を備える。
基板62Bは、上記基板62と略同形状に形成され、+X方向に延びる延出部62B1を有する。この延出部62B1には、後述する基部681が位置する。
第1放熱部63Bは、基部631B及び複数のフィン632を有する。これらのうち、基部631Bは、+Y方向側から見て、略円弧状に形成されている。換言すると、第1放熱部63Bは、上記第1放熱部63において+X方向側の部位が切り欠かれた形状である。
第2放熱部68は、基部681及び複数のフィン682を有する。これらのうち、基部681は、+Y方向側から見て、略矩形板状の部位である。この基部681は、基板62Bの延出部62B1に位置する。
このような基部681には、当該基部681から+Y方向側に起立する複数のフィン682が形成されている。これら複数のフィン682は、+X方向に沿って延びる形状である。
このような構成の冷却装置6Bにおいて第1冷却ファン64が駆動した場合であっても、冷却気体は、上記冷却装置6の場合と同様に、導入口6711を介して、伝達領域Ar1に対向する位置(導入部IS)に冷却気体が流入(導入)される。そして、導入部ISに流入した冷却気体は、第1冷却ファン64により基板62の外周側へと流出される。この第1冷却ファン64から基板62Bの外周側へと流出された冷却気体の一部は、第1放熱部63Bの複数のフィン632間(流路FP)を流通し、+D方向に第1起立面6621に沿って排出口DBへと流通する。
一方、上記冷却気体のうち、第1放熱部63Bに向けて流出しなかった冷却気体、すなわち、第1放熱部63Bが位置しない+X方向側に位置する領域に流通した冷却気体は、排出口DBに向けて流出する。そして、第1放熱部63Bの流路FPを流通した冷却気体及び第1放熱部63Bを流通しなかった冷却気体のそれぞれは、第2放熱部68の複数のフィン682間を流通して、筐体65外へと排出される。
このような構成によれば、上記第1実施形態に係るプロジェクター1と同様の効果を奏することができる。また、本変形例では、第1放熱部63Bの一部が分断されている部分から排出口DBに向けて流通する冷却気体は、第2放熱部68の複数のフィン682間を流通して排出口DBから流出されるので、筐体65内に流入した冷却気体の殆どが放熱部として機能する複数のフィン632間及び複数のフィン682間のいずれかを流通するので、より確実にアレイ光源411Aの熱を放熱できる。すなわち、導入部IS及び第1放熱部63Bを流通した冷却気体が、更に、第2放熱部68を流通するので、アレイ光源411Aの熱を第1放熱部63のみならず、第2放熱部68においても放熱できる。従って、冷却装置6Bによるアレイ光源411Aの冷却効率を高めることができる。
なお、本変形例では、基板62に代えて基板62Bを備えることとしたが、これに限らず、上記基板62を備えることとしてもよい。この場合、基部681及び複数のフィン682は、下部ケース66の延出面6612上に位置することとしてもよいし、上部ケース67の延出面672上に位置することとしてもよい。すなわち、基部681及び複数のフィン682は、第1放熱部63Aの複数のフィン632間を流通した冷却気体が流通する位置であれば、筐体65内のいずれの部位に位置してもよい。
[第1実施形態の第3変形例]
図12は、第1実施形態の第3変形例に係る冷却装置6Cを示す断面図である。
上記第1実施形態では、照明装置41は、冷却装置6を備えることとしたが、これに限られない。例えば、照明装置41は、上記冷却装置6に代えて、図12に示す冷却装置6Cを備えることとしてもよい。
上記冷却装置6では、第1放熱部63及び第1冷却ファン64のそれぞれは、第1冷却ファン64の回転軸(下部ケース66における略円形状に形成された支持部661の中心軸C)を中心とした同心円状に筐体65内に配置されることとした。これに対し、冷却装置6Cは、図12に示すように、上記第1冷却ファン64よりも小型の第1冷却ファン64Cを有する。この第1冷却ファン64Cの回転軸は、上記中心軸Cよりも+X方向に位置している。すなわち、第1冷却ファン64Cは、伝達領域Ar1及び導入部IS内における+X方向側の位置に位置している。
このような構成においても、上記第1実施形態に係るプロジェクター1と同様の効果を奏することができる。また、本変形例では、第1冷却ファン64Cが+X方向側(排出口DB側)に位置しているため、第1冷却ファン64Cにより基板62の外周側に流出される冷却気体のうち、+X方向側に流出する冷却気体の流速は、−X方向側に流出する冷却気体の流速よりも高くなる。このため、第1放熱部63の+X方向側において、アレイ光源411Aからの熱が効率よく放熱される。従って、アレイ光源411Aの冷却効率を高めることができる。従って、冷却装置6Cによるアレイ光源411Aの冷却効率を高めることができる。
なお、本変形例においては、第1冷却ファン64よりも小型の第1冷却ファン64Cを用いることとしたが、これに限らない。例えば、第1放熱部63に代えて、当該第1放熱部63よりも小型の第1放熱部を設けることとしてもよい。この場合であっても、筐体65内において導入部ISの体積が拡大するため、上記変形例のように第1冷却ファン64を+X方向側に位置させることができる。このような構成であれば、第1冷却ファン64を小型化する必要がないので、上記導入口6711から効率よく冷却気体を筐体65内に流入できる。
[第1実施形態の第4変形例]
図13は、第1実施形態の第4変形例に係る冷却装置6Dを示す断面図である。
上記第1実施形態では、照明装置41は、冷却装置6を備えることとしたが、これに限られない。例えば、照明装置41は、上記冷却装置6に代えて、図13に示す冷却装置6Dを備えることとしてもよい。
冷却装置6Dは、図13に示すように、受熱部61の他、基板62、第1放熱部63、第1冷却ファン64及び筐体65のそれぞれに代えて、基板62D、第1放熱部63D、第1冷却ファン64D及び筐体65Dを有する。
これらのうち、基板62D及び第1放熱部63Dのそれぞれは、+Y方向側から見て、+X方向に延出する略楕円形状に形成されている。また、これら基板62D及び第1放熱部63Dを収容する筐体65Dも同様に、+Y方向側から見て、+X方向に延出する略楕円形状に形成されている。このため、伝達領域Ar1及び導入部ISも+Y方向側から見て、略楕円形状に形成されている。
また、第1冷却ファン64Dは、上記第1冷却ファン64Cと同形状であり、上記第1冷却ファン64よりも小型の冷却ファンである。
このような第1冷却ファン64Dの回転軸は、上記中心軸Cよりも−X方向に位置している。すなわち、第1冷却ファン64Dは、伝達領域Ar1及び導入部IS内における−X方向側の位置に位置している。換言すると、第1冷却ファン64Dは、+Y方向側から見て、受熱部61と重ならないように、筐体65D内に位置する。
このような構成においても、上記第1実施形態に係るプロジェクター1と同様の効果を奏することができる。また、本変形例では、第1冷却ファン64Dが−X方向側(排出口DBとは反対方向側)に位置しているため、第1冷却ファン64Dにより基板62の外周側に流出される冷却気体のうち、−X方向側に流出する冷却気体の流速は、+X方向側に流出する冷却気体の流速よりも高くなる。このため、第1放熱部63Dの−X方向側において、アレイ光源411Aからの熱が効率よく放熱される。また、第1放熱部63Dの+X方向側の領域から流出される冷却気体の流速が上記第1実施形態の場合に比べて高まるので、伝達領域Ar1及び第1放熱部63を流通した冷却気体が排出口DBから筐体65D外に効率よく流出される。従って、冷却装置6Dにより、アレイ光源411Aの冷却効率を更に高めることができる。
なお、上記第3及び第4変形例の構成に加えて、上記第2変形例のように、排出口DB内に上記基部681及び複数のフィン682を設けてもよい。これによれば、上記冷却装置6C,6Dの冷却効率をより高めることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本発明の第2実施形態に係るプロジェクターは、上記第1実施形態に係るプロジェクター1と略同様の構成を備える。ここで、上記プロジェクター1の照明装置41は、冷却装置6を備えていた。これに対し、本実施形態に係るプロジェクターの照明装置は、上記冷却装置6とは異なる冷却装置を備える。この点で、本実施形態に係るプロジェクターと上記第1実施形態に係るプロジェクター1とは相違する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を簡略化又は省略する。
図14は、本実施形態に係るプロジェクターの冷却装置6Eを示す断面図である。
冷却装置6Eは、図14に示すように、受熱部61及び筐体65の他、基板62、第1放熱部63及び第1冷却ファン64のそれぞれに代えて、基板62E、第1放熱部63E及び第1冷却ファン64Eを有する。
これらのうち、基板62Eは、+Y方向側から見て、筐体65の中心軸Cを中心とする略円形状に形成され、本実施形態では、上記基板62よりも小さい。具体的に、基板62Eは、上記第1冷却ファン64の吸引部641の基部6411と略同程度の大きさに形成されている。このような基板62Eの第2面62E1には、第1放熱部63Eが位置している。
第1放熱部63Eは、基部631E及び複数のフィン632Eを有する。
基部631Eは、+Y方向から見た場合に、略円径状に形成される板状部であり、当該基部631の外縁は、上記基板62Eの外縁と一致する。このような基部631Eの+Y方向側の面には、各フィン632Eが位置する。
複数のフィン632Eは、基板62E(基部631E)の中心から外周に向かう方向に沿ってそれぞれ延出し、基板62E(基部631E)の外周に沿って等間隔に配置され、かつ、上記中心側から外周側に向かうに従って+D方向側に反る湾曲形状(円弧形状)を有する。
第1冷却ファン64Eは、第1放熱部63Eを囲む位置、すなわち、第1放熱部63Eの外側に位置し、冷却気体を吸引して、当該冷却気体を第1放熱部63Eの複数のフィン632E間を流通させる。この第1冷却ファン64Eの吸引部641Eは、図14に示すように、+Y方向側から見て、略円環状に形成され、筐体65内において、第1放熱部63Eの複数のフィン632Eを囲む位置に位置する。
このような吸引部641Eの基部6411Eは、+Y方向側から見た場合に、略円環状に形成され、当該基部6411Eの+Y方向側の面には、複数の第1羽根部材6412Eが位置している。
複数の第1羽根部材6412Eは、基部6411Eの中心から外周に向かう方向に沿ってそれぞれ延出し、基部6411Eの外周(換言すると、吸引部641Eの回転方向である+D方向)に沿って等間隔に配置され、かつ、上記中心側から外周側に向かうに従って+D方向側に反る湾曲形状(円弧形状)を有する。
これにより、当該第1冷却ファン64Eが駆動すると、冷却気体は、筐体65内に流入し、伝達領域Ar1に流入した後、第1放熱部63Eの複数のフィン632E間を流通する。
[冷却気体の流通流路]
第1冷却ファン64Eが駆動すると、上記導入口6711を介して、伝達領域Ar1に対向する位置(導入部IS)に冷却気体が流入(導入)される。そして、導入部ISに流入した冷却気体は、第1冷却ファン64Eにより基板62Eの外周側へと流出され、第1放熱部63Eの複数のフィン632E間(流路FP)を流通する。この複数のフィン632E間を流通した冷却気体は、第1冷却ファン64Eの吸引部641Eの複数の第1羽根部材6412E間を流通して、第1起立面6621に向けて流出する。そして、当該冷却気体は、図14に示すように、+D方向に向けて流出される。この冷却気体は、円弧状の第1起立面6621に沿って+X方向へと流通し、第2起立面6622に沿って排出口DBから、筐体65外へと流出される。
このように、筐体65内に流入された冷却気体は、伝達領域Ar1に対向する位置(導入部IS)に流入されることにより、当該伝達領域Ar1近傍を冷却した後、第1放熱部63Eの各フィン632E間(流路FP)を流通することから、アレイ光源411Aが確実に冷却される。また、導入部IS及び第1放熱部63Eを流通した冷却気体が+D方向に沿って筐体65内をスムースに流通し、排出口DBから流出されるので、当該筐体65内に冷却対象であるアレイ光源411Aを冷却した冷却気体が滞留することを抑制している。
[第2実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクターは、上記第1実施形態に係るプロジェクター1と同様の効果を奏する他、以下の効果を奏する。
第1冷却ファン64Eの複数の第1羽根部材6412Eが第2面62E1における第1放熱部63Eを囲むように配置されているので、上記導入口6711から流入された冷却気体が伝達領域Ar1を流通する可能性が高まる。これによれば、第1冷却ファン64Eが導入部ISに位置する場合に比べて、伝達領域Ar1を確実に冷却できるので、冷却装置6Eの冷却効率を更に向上させることができる。
[第2実施形態の第1変形例]
図15は、第2実施形態の第1変形例に係る冷却装置6Fを示す断面図である。
上記第2実施形態では、照明装置41は、冷却装置6Eを備えることとしたが、これに限られない。例えば、照明装置41は、上記冷却装置6に代えて、図15に示す冷却装置6Fを備えることとしてもよい。
冷却装置6Fは、図15に示すように、上記冷却装置6Eと略同一の構成を備える他、上記第2放熱部68を備える。
このような構成の冷却装置6Fにおいて第1冷却ファン64Eが駆動した場合であっても、第1冷却ファン64Eが駆動すると、上記導入口6711を介して、伝達領域Ar1に対向する位置(導入部IS)に冷却気体が流入(導入)される。そして、導入部ISに流入した冷却気体は、第1冷却ファン64Eにより基板62Eの外周側へと流出され、第1放熱部63Eの複数のフィン632E間(流路FP)を流通する。この複数のフィン632E間を流通した冷却気体は、第1冷却ファン64Eの吸引部641Eの複数の第1羽根部材6412E間を流通して、第1起立面6621に向けて流出する。そして、当該冷却気体は、図15に示すように、+D方向に向けて流出される。この冷却気体は、円弧状の第1起立面6621に沿って+X方向へと流通し、第2放熱部68の複数のフィン682間を流通して、筐体65外へと排出される。
このような構成によれば、上記第2実施形態に係るプロジェクター1と同様の効果を奏することができる。また、本変形例では、筐体65内に流入した冷却気体の殆どが第1放熱部63Eの複数のフィン632E間及び第2放熱部68の複数のフィン682間の両方を流通するので、より確実にアレイ光源411Aの熱を放熱できる。従って、冷却装置6Fによるアレイ光源411Aの冷却効率を高めることができる。
なお、本変形例においては、第1放熱部63Eは、略円形状に形成されていることとしたが、これに限らず、例えば、上記第1実施形態に係る第2及び第3変形例のように、複数に分断されている形状であってもよい。このような場合であっても、上記複数のフィン682を有しているので、殆どの冷却気体が複数のフィン632E間及び複数のフィン682のいずれかを流通するので、アレイ光源411Aの熱を放熱できる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本発明の第3実施形態に係るプロジェクターは、上記第1実施形態に係るプロジェクター1と略同様の構成を備える。ここで、上記プロジェクター1の照明装置41は、冷却装置6を備えていた。これに対し、本実施形態に係るプロジェクターの照明装置は、上記冷却装置6とは異なる冷却装置を備える。この点で、本実施形態に係るプロジェクターと上記第1実施形態に係るプロジェクター1とは相違する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を簡略化又は省略する。
図16は、本実施形態に係るプロジェクターの冷却装置6Gを示す断面図であり、図17は、図16に示す冷却装置6Gを拡大して示す断面図である。
冷却装置6Gは、図16及び図17に示すように、受熱部61、第1放熱部63及び筐体65の他、基板62及び第1冷却ファン64のそれぞれに代えて、基板62G及び第1冷却ファン64Gを有する。これらのうち、基板62Gは、第1基板62G1、第2基板62G2及び駆動装置62G3を有する。
これらのうち、第1冷却ファン64Gは、吸引部641G及び駆動装置642Gを備える。なお、当該第1冷却ファン64Gの構成は、上記第1冷却ファン64と略同一の構成であるため、説明を省略する。
[基板の構成]
第1基板62G1は、受熱部61側に位置し、当該第1基板62G1における第1面62G11の略中央には、受熱部61が固定される。また、第1基板62G1の第2面62G12の略中央には、駆動装置62G3が位置する。
一方、第2基板62G2は、第1放熱部63側に位置し、当該第2基板62G2の+Y方向側の面である第2面62G22には、第1放熱部63が固定される。一方、第2基板62G2の−Y方向側の面である第1面62G21の略中央には、駆動装置62G3が固定される。
駆動装置62G3は、第2基板62G2を当該第2基板62G2の中心軸Cを回転軸として、当該第2基板62G2を回転させる回転装置である。この駆動装置62G3は、第1基板62G1と第2基板62G2との間に位置し、上記第2基板62G2を+D方向に回転させる。また、第2面62G12と第1面62G21との間の隙間の寸法L1は、例えば、30μmに設定されている。これにより、第1基板62G1の熱は、当該隙間(当該隙間に位置する気体)を介して第2基板62G2に伝達され、第2基板62G2に固定された第1放熱部63の複数のフィン632間に冷却気体が流通することにより放熱される。また、駆動装置62G3の駆動により、好適に第2基板62G2が+D方向に回転する。
この駆動装置62G3により回転される基板62Gの回転速度は、第1冷却ファン64Gの駆動装置642Gにより回転される吸引部641Gの回転速度より遅い。これにより、冷却装置6Gを+Y方向側から見た場合に、中心側から外周側に向けて冷却気体が効率よく流通する。
このような冷却装置6Gでは、第1冷却ファン64Gが駆動すると、図16に示すように、導入口6711を介して、伝達領域Ar1に対向する位置(導入部IS)に冷却気体が流入される。そして、導入部ISに流入した冷却気体は、第2基板62G2の第2面62G22を流通し、基板62Gの回転によって、第1放熱部63の複数のフィン632間を流通して、当該基板62Gの外周側へと流出される。そして、冷却気体は、当該各フィン632に沿って、+D方向に向けて第1放熱部63から当該基板62Gの外側へと流出される。また、第1放熱部63から流出された冷却気体は、+D方向に向けて流出される。この冷却気体は、円弧状の第1起立面6621に沿って+X方向へと流通し、第2起立面6622に沿って排出口DBから、筐体65外へと流出される。
[第3実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクターは、上記第1実施形態に係るプロジェクター1と同様の効果を奏する他、以下の効果を奏する。
基板62Gの中心軸Cを回転軸とし、当該基板62Gを回転軸に沿う方向に回転させる駆動装置642Gを有しているので、駆動装置642Gの駆動により第2基板62G2、ひいては、当該第2基板62G2に位置する第1放熱部63が回転するので、第1冷却ファン64Gにより導入口6711から流入された冷却気体が第1放熱部63の流路FPを流通する際に、当該回転方向(+D方向)側に流通する。これによれば、第1放熱部63の流路FPを流通した冷却気体が上記+D方向に流通することにより、スムースに当該冷却気体が排出口DBに向けて流通する。従って、筐体65内に導入部IS及び第1放熱部63を流通した冷却気体が滞留することを抑制できる。
また、第1基板62G1と第2基板62G2との間に駆動装置62G3が位置することから、アレイ光源411A(受熱部61)と駆動装置62G3とが当接しないので、駆動装置62G3の駆動による熱によって、当該アレイ光源411Aの温度が上昇することを抑制できる。従って、アレイ光源411Aの冷却効率を更に向上できる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
本発明の第4実施形態に係るプロジェクターは、上記第1実施形態に係るプロジェクター1と略同様の構成を備える。ここで、上記プロジェクター1の照明装置41は、冷却装置6を備えていた。これに対し、本実施形態に係るプロジェクターの照明装置は、上記冷却装置6とは異なる冷却装置を備える。この点で、本実施形態に係るプロジェクターと上記第1実施形態に係るプロジェクター1とは相違する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を簡略化又は省略する。
図18は、本実施形態に係るプロジェクターの冷却装置6Hを示す断面図であり、図19は、図18に示す冷却装置6Hを拡大して示す断面図である。
冷却装置6Hは、図18及び図19に示すように、受熱部61、第1放熱部63及び筐体65の他、第1冷却ファン64に代えて、第1冷却ファン64H及び第2冷却ファン69を有する。これらのうち、第1冷却ファン64Hは、吸引部641H、駆動装置642H及び回転軸643Hを備える。なお、当該第1冷却ファン64Hの吸引部641H及び駆動装置642Hの構成は、上記第1冷却ファン64の吸引部641及び駆動装置642Hと略同一の構成であるため、説明を省略する。
回転軸643Hは、駆動装置642Hの略中央から−Y方向に延出している。この回転軸643Hには、後述する第2冷却ファン69が接続される。具体的に、第2冷却ファン69は、開口部693を有し、当該開口部693の寸法は、上記回転軸643Hの寸法と略同じに形成されている。このため、第1冷却ファン64Hの駆動装置642Hが駆動し、回転軸643Hが回転すると、吸引部641Hとともに、第2冷却ファン69の複数の第2羽根部材692も回転する。すなわち、本実施形態では、第1冷却ファン64H(複数の第1羽根部材6412H)の回転速度と第2冷却ファン69(複数の第2羽根部材692)の回転速度は、略同じである。
第2冷却ファン69は、第1放熱部63の各フィン632間を流通した冷却気体を排出口DBに流通させる機能を有する。このような第2冷却ファン69は、図19に示すように、基部691、複数の第2羽根部材692及び上記開口部693が形成される天面部694を有する。これらのうち、基部691は、+Z方向側から見て、円環状に形成されている。このような基部691の+Y方向側の面には、複数の第2羽根部材692が位置している。
複数の第2羽根部材692は、基部691の中心側から外周側に向かう方向に沿ってそれぞれ延出し、基部691の外周(+D方向)に沿って等間隔に配置され、かつ、上記中心側から外周側に向かうに従って+D方向側に反る湾曲形状(円弧形状)を有する。すなわち、第1冷却ファン64Hの複数の第1羽根部材6412H及び第2冷却ファン69の複数の第2羽根部材692のそれぞれは、略同方向に湾曲している。このような複数の第2羽根部材692(第2冷却ファン69)は、+Y方向側から見て、第1放熱部63の複数のフィン632を囲んで配置される。
開口部693は、天面部694の略中央に形成されている。また、天面部694は、図示を省略するが、複数の開口部を有し、当該開口部から第1冷却ファン64Hの駆動によって、筐体65内に流入した冷却気体が−Y方向側に流通する。
このような冷却装置6Hでは、第1冷却ファン64Hが駆動すると、図18及び図19に示すように、導入口6711及び第2冷却ファン69の天面部694における上記開口部(図示省略)を介して、伝達領域Ar1に対向する位置(導入部IS)に冷却気体が流入される。そして、導入部ISに流入した冷却気体は、第1冷却ファン64Hにより基板62の外周側へと流出され、第1放熱部63の複数のフィン632間(流路FP)を流通する。この複数のフィン632間を流通した冷却気体は、第2冷却ファン69の複数の第2羽根部材692間を流通して、第1起立面6621に向けて流出する。そして、当該冷却気体は、+D方向に向けて流出される。この冷却気体は、円弧状の第1起立面6621に沿って+X方向へと流通し、第2起立面6622に沿って排出口DBから、筐体65外へと流出される。
[第4実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクターは、上記第1実施形態に係るプロジェクター1と同様の効果を奏する他、以下の効果を奏する。
筐体65内に収容される第2冷却ファン69の複数の第2羽根部材692は、第2面622における第1放熱部63を囲んで配置されるので、第1冷却ファン64により導入口6711から流入され、導入部IS及び第1放熱部63を流通した冷却気体が、第2冷却ファン69により筐体65の第1起立面6621(内周面)に向けて、当該第2冷却ファン69の回転方向(+D方向)側に向けて流出される。これによれば、導入部IS及び第1放熱部63を流通した冷却気体が排出口DBに向けて、筐体65の第1起立面6621に沿ってスムースに流通される。従って、筐体65内に導入部IS及び第1放熱部63を流通した冷却気体が滞留することをより抑制できる。
ここで、第1冷却ファン64Hの複数の第1羽根部材6412Hの回転速度が、第1放熱部63を挟んで外側に位置する第2冷却ファン69の複数の第2羽根部材692の回転速度より低い場合、第1冷却ファン64H近傍の内部圧力が低下するので、導入部IS及び第1放熱部63に冷却気体を効率よく流通させることができない。また、複数の第1羽根部材6412Hの回転方向と、複数の第2羽根部材692の回転方向とが異なる場合、第1冷却ファン64H及び第1放熱部63を流通した冷却気体が、第2冷却ファン69により異なる方向に流通させられる可能性があることから、導入部IS及び第1放熱部63を冷却した冷却気体が効率よく筐体65の排出口DBに向けて流通しない可能性がある。
これに対し、本実施形態では、第1冷却ファン64H及び第2冷却ファン69のそれぞれが同方向に回転し、かつ、複数の第1羽根部材6412Hの回転速度が複数の第2羽根部材692の回転速度よりも高いので、導入部IS及び第1放熱部63を冷却した冷却気体を排出口DBに向けて筐体65の第1起立面6621をよりスムースに流通させることができる。従って、筐体65内に導入部IS及び第1放熱部63を流通した冷却気体が滞留することを更に抑制できる。
ここで、第1冷却ファン64Hが有する複数の第1羽根部材6412Hの湾曲方向と、第2冷却ファン69が有する複数の第2羽根部材692の湾曲方向が異なる場合に、これらが同方向に回転すると、第1冷却ファン64Hから流出される冷却気体の流出方向と、第2冷却ファン69から流出される冷却気体の流出方向とが略同方向とならないので、筐体65内に導入部IS及び第1放熱部63を流通した冷却気体が滞留する可能性がある。
これに対し、複数の第1羽根部材6412H及び複数の第2羽根部材692のそれぞれは、+Y方向側から見て、略同方向に湾曲しているので、第1冷却ファン64Hから流出され、導入部IS及び第1放熱部63を冷却した冷却気体の流出方向と、第2冷却ファン69により流出される当該冷却気体の流出方向が略同じとなるので、当該冷却気体を筐体65の第1起立面6621に沿って、よりスムースに流通させることができる。従って、筐体65内に導入部IS及び第1放熱部63を流通した冷却気体が滞留することを確実に抑制できる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
本発明の第5実施形態に係るプロジェクターは、上記第1実施形態に係るプロジェクター1と略同様の構成を備える。ここで、上記プロジェクター1の照明装置41は、冷却装置6を備えていた。これに対し、本実施形態に係るプロジェクターの照明装置は、上記冷却装置6とは異なる冷却装置を備える。この点で、本実施形態に係るプロジェクターと上記第1実施形態に係るプロジェクター1とは相違する。
なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を簡略化又は省略する。
図20は、本実施形態に係るプロジェクターの冷却装置6Iを+Y方向側から見た断面図であり、図21は、冷却装置6Hを+X方向及び+Y方向のそれぞれに直交する方向から見た断面図である。
冷却装置6Iは、図20及び図21に示すように、第1放熱部63及び第1冷却ファン64の他、受熱部61、基板62及び筐体65のそれぞれに代えて、受熱部61I、基板62I及び筐体65Iを備える。
受熱部61Iは、略矩形状に形成される板状部材である。この受熱部61Iの一方の面は、冷却対象であるアレイ光源411Aの側面に接続され、他方の面は、基板62Iの延出部623Iの端部に接続される。
基板62Iは、上記基板62と略同一の構成を備える他、アレイ光源411A側が接続される受熱部61Iに向けて延出する延出部623Iを有する。この延出部623Iには、上記受熱部61Iが接続される。これにより、アレイ光源411Aの熱が受熱部61Iを介して基板62Iに伝達される。
筐体65Iは、上記筐体65と略同形状に形成され、当該筐体65よりも全ての寸法が大きく構成されている。このため、筐体65I内に収容される基板62I、第1放熱部63及び第1冷却ファン64のそれぞれは、支持面6611Iにおける一方側(延出部623Iとは反対方向側)に近接して配置される。すなわち、基板62I、第1放熱部63及び第1冷却ファン64のそれぞれは、支持面6611Iにおける延出部623I側の領域は、上記延出部623I側とは反対側の領域よりも大きい。
また、筐体65Iの下部ケース66Iにおける支持面6611Iには、開口部6613Iが形成されている。この開口部6613Iには、図21に示すように、アレイ光源411A及び受熱部61Iの略半分が挿入されている。すなわち、アレイ光源411A及び受熱部61Iの略半分が筐体65I内に位置する。また、開口部6613Iは、筐体65I内において、冷却気体の流速が最も高くなる部位に形成されている。
更に、上部ケース67Iにおける支持面671Iに形成される導入口6711Iは、上記導入口6711と同形状であるが、上記第1冷却ファン64に対向する位置に形成されることが望ましい。このため、導入口6711Iは、上記第1冷却ファン64に対向する位置に形成されている。
このような構成である冷却装置6Iにおいて、第1冷却ファン64が駆動すると、図20及び図21に示すように、導入口6711Iを介して、導入部ISに冷却気体が流入される。そして、導入部ISに流入した冷却気体は、第1冷却ファン64により基板62の外周側へと流出され、第1放熱部63の複数のフィン632間(流路FP)を流通する。
ここで、上述したように、第1放熱部63のうち、開口部6613Iとは反対方向側の端部は、第1起立面6621Iとの距離が小さいため、当該第1放熱部63における複数のフィン632間から流出する冷却気体の流速が高まる。これにより、円弧状の第1起立面6621Iに沿って+X方向へと流通する冷却気体の流速も高まり、当該流速が高まった冷却気体が、アレイ光源411Aに直接流通する。そして、アレイ光源411Aを冷却した冷却気体は、第2起立面6622に沿って排出口DBから、筐体65外へと流出される。
[第5実施形態の効果]
以上本実施形態に係るプロジェクターは、上記第1実施形態に係るプロジェクターと同様の効果を奏する他、以下の効果を奏する。
筐体65I内に基板62I及び第1放熱部63が収容されるので、当該筐体65I内に上記導入口6711Iから冷却気体が流入され、当該筐体65内を流通する。また、このような筐体65I内において、基板62Iの第1面621Iにおける冷却気体の流速が最も高い部位にアレイ光源411Aが位置するので、確実にアレイ光源411Aを冷却できる。これによれば、冷却気体によりアレイ光源411Aを確実に冷却し、かつ、当該アレイ光源411Aを冷却した冷却気体を排出口DBから流出させることにより、アレイ光源411Aを冷却した冷却気体が筐体65I内に滞留することを抑制できる。従って、アレイ光源411Aの冷却効率を向上できる。
また、当該開口部6613を介してアレイ光源411Aが上記筐体65I内に位置するので、当該アレイ光源411Aに冷却気体を直接流通させることができ、当該アレイ光源411Aを効率よく冷却できる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、第1放熱部63,63A,63B,63D,63Eのそれぞれは、第2面622に位置することとした。しかしながら、これに限らず、例えば、第1放熱部63,63A,63B,63D,63Eのそれぞれは、第1面621に位置することとしてもよい。
上記各実施形態では、受熱部61は、略矩形状に形成されていることとしたが、これに限らず、例えば、三角形状であってもよいし、略円形状や楕円形状であってもよい。すなわち、+Y方向側から見て、下部ケース66における開口部6613よりも若干小さな面積であればよい。
上記各実施形態では、受熱部61は、下部ケース66における開口部6613よりも若干小さな矩形状であることとした。しかしながら、これに限らず、受熱部61は、当該開口部6613よりも大きくてもよい。この場合であっても、アレイ光源411Aが当該開口部6613から突出するので、当該アレイ光源411Aから適切にレーザー光を出射させることができる。また、受熱部61の面積が拡大することにより、当該受熱部61から効率よくアレイ光源411Aの熱を基板62に伝達させることができる。
上記各実施形態では、受熱部61を有することとした。しかしながら、これに限らず、受熱部61はなくてもよい。例えば、冷却装置6は、基板62の第1面621の冷却対象であるアレイ光源411Aが当接する部位が、当該アレイ光源411A側に突出する構成であってもよいし、基板62の第1面621に直接アレイ光源411Aが固定されてもよい。
上記各実施形態では、受熱部61、基板62及び第1放熱部63のそれぞれは、アルミニウムにより構成されていることとした。しかしながら、これに限らず、いずれかがアルミニウムにより構成され、その他が鉄や銅等、アルミニウムとは異なる金属により構成されていてもよい。すなわち、受熱部61、基板62及び第1放熱部63のそれぞれは、同じ材料により構成されていなくてもよい。
また、受熱部61を熱伝達率が最も高い金属材料により構成し、基板62を受熱部61よりも熱伝達率が低い金属材料により構成し、第1放熱部63を基板62よりも熱伝達率が低い金属材料により構成してもよいし、これらが逆の構成であってもよい。
上記各実施形態では、冷却装置6,6A〜6Iのそれぞれは、筐体65,65D,65Iを備えることとした。しかしながら、これに限らず、冷却装置6,6A〜6Iのそれぞれは、筐体65,65D,65Iを備えなくてもよい。
上記各実施形態では、筐体65,65D,65Iのそれぞれは、下部ケース66,66D,66I及び上部ケース67,67D,67Iを有することとした。しかしながら、これに限らず、筐体65,65D,65Iのそれぞれは、上部ケース67,67D,67Iを有さなくてもよい。この場合、第1冷却ファン64,64C〜64Gのそれぞれが駆動した場合に、冷却気体をダイレクトに第1放熱部63,63A,63B,63D,63E及び第2放熱部68のそれぞれに流通させることができるので、冷却効率を更に向上できる。
上記各実施形態では、筐体65,65D,65Iのそれぞれは、開口部6613,6613Iを備えることとした。しかしながら、これに限らず、上記開口部6613,6613Iはなくてもよい。この場合、アレイ光源411Aは、筐体65の下部ケース66に直接取り付けられることとしてもよい。この場合であっても、アレイ光源411Aを冷却できる。
上記各実施形態では、第1冷却ファン64,64C〜64Gのそれぞれは、筐体65,65D,65I内に収容されることとした。しかしながら、これに限らず、第1冷却ファン64,64C〜64Gのそれぞれは、筐体65,65D,65I外に位置し、当該筐体65,65D,65I内に冷却気体を送風する構成であってもよい。また、各冷却装置6,6A〜6Iの構成に加えて、筐体65,65D,65Iに向けて冷却気体を送風する冷却ファンを別途設けてもよいし、当該冷却ファンにより送風される冷却気体を流通させるダクトの排出口が上記筐体65,65D,65I近傍に設けられることとしてもよい。
上記各実施形態では、第1冷却ファン64,64C〜64Gは、+D方向に回転することとしたが、これに限らず、例えば、−D方向に回転することとしてもよい。この場合であっても、第1放熱部63の複数のフィン632間を流通する冷却気体は、+D方向に流通する。従って、第1冷却ファン64の回転方向が異なる場合であっても、冷却気体は、筐体65,65D,65I内を流通し、排出口DBから流出される。
上記各実施形態では、筐体65,65D,65Iは、+Y方向側から見た場合に、略円形状に形成されていることとした、しかしながら、これに限らず、例えば、筐体65,65D,65Iは、矩形状に形成されていてもよい。すなわち、筐体65,65D,65Iの形状は、どのような形状であってもよい。
上記各実施形態では、受熱部61を有することとした。しかしながら、これに限らず、受熱部61はなくてもよい。この場合、冷却対象であるアレイ光源411Aが基板62に直接接続されるので、当該基板62に当該アレイ光源411Aの熱を伝達させやすくすることができる。
上記第3実施形態では、駆動装置62G3により回転される基板62Gの回転速度は、第1冷却ファン64Gの駆動装置642Gにより回転される吸引部641Gの回転速度より遅いこととした。しかしながら、これに限らず、上記各回転速度は同じでもよいし、基板62Gの回転速度が吸引部641Gの回転速度より速くてもよい。
また、上記基板62G及び吸引部641Gのそれぞれは、+D方向に回転することとしたが、これに限らず、例えば、基板62Gが+D方向に回転し、吸引部641Gが−D方向に回転してもよいし、これらが逆方向に回転してもよい。このような場合であっても、第1冷却ファン64Gにより筐体65内に流入した冷却気体は、第1起立面6621に流通し、基板62Gの回転方向(基板62Gが+D方向に回転していれば+D方向、基板62Gが−D方向に回転していれば、−D方向)に上記第1起立面6621に流通し、排出口DBから筐体65外に排出される。
上記各実施形態では、画像投射装置4は、上記図2に示した構成を有し、照明装置41は、上記図3に示した構成及び配置を有するとした。しかしながら、これに限らず、画像投射装置、照明装置及び光源装置の構成及び配置は、適宜変更してよい。例えば、光源部411は、半導体レーザー4111から出射された励起光のうち、一部を拡散装置にて拡散反射させ、他の一部を波長変換装置5に入射させて蛍光を生成させた後、これら励起光及び蛍光を合成して出射する構成としてもよい。また、照明装置41は、波長変換装置5にて生成される蛍光と合成される励起光を出射する光源部を、上記半導体レーザー4111とは別に有する構成としてもよい。更に、照明装置41が出射する照明光WLは、白色光でなくてもよい。
上記各実施形態では、プロジェクター1は、それぞれ液晶パネルを含む3つの光変調装置44(44R,44G,44B)を備えるとした。しかしながら、これに限らず、2つ以下、或いは、4つ以上の光変調装置を備えたプロジェクターに本発明を適用してもよい。
上記各実施形態では、プロジェクターは、光入射面と光出射面とが異なる透過型の液晶パネルを有する光変調装置44を備えるとした。しかしながら、これに限らず、光入射面と光出射面とが同一となる反射型の液晶パネルを有する光変調装置を採用してもよい。また、入射光束を変調して画像情報に応じた画像を形成可能な光変調装置であれば、マイクロミラーを用いたデバイス、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)等を利用したものなど、液晶以外の光変調装置を採用してもよい。
上記各実施形態では、冷却装置6,6A〜6Iをアレイ光源411Aに適用した例を挙げ、当該冷却装置6,6A〜6Iを備えた照明装置41をプロジェクターに適用した例を挙げた。しかしながら、これに限らず、冷却装置6,6A〜6Iを照明装置41以外の装置や自動車等に適用してもよいし、当該照明装置41を照明機器等の電子機器に採用してもよい。すなわち、冷却装置6,6A〜6Iの冷却対象は、どのようなものでもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造は、本発明の目的を達成できる範囲で上記各実施形態及び各変形例を適宜組み合わせることで構成してもよく、また他の構造などに適宜変更してもよい。
1…プロジェクター、6,6A,6B,6C,6D,6E,6F,6G,6H,6I…冷却装置、41…照明装置(光源装置)、44,44B,44G,44R…光変調装置、46…投射光学装置、61,61A,61I…受熱部、62,62B,62D,62E,62G,62I…基板、62E1…第2面、62G1…第1基板、62G11…第1面、62G12…第2面、62G2…第2基板、62G21…第1面、62G22…第2面、62G3…駆動装置、63,63A,63B,63D,63E…第1放熱部、64,64C,64D,64E,64F,64G,64H…第1冷却ファン、65,65D,65I…筐体、411A…アレイ光源(冷却対象)、621…第1面、621I…第1面、622…第2面、642…駆動装置、642G,642H…駆動装置、692…第2羽根部材、693…開口部、6412,6412E,6412H…第1羽根部材、6613,6613I…開口部、6711,6711I…導入口、Ar1…伝達領域、C…中心軸、FP…流路、IS…導入部。

Claims (17)

  1. 冷却対象の熱が伝達される伝達領域を有する基板と、
    前記基板において前記伝達領域が位置する第1面、及び、前記第1面とは反対側の第2面のいずれかに設けられ、前記基板に伝達された熱を放熱する第1放熱部と、を備え、
    前記第1放熱部の少なくとも一部は、前記伝達領域の外側に位置し、
    前記第1放熱部は、
    前記伝達領域に対向して位置し、前記第1放熱部内に冷却気体を導入する導入部と、
    前記導入部を介して導入された前記冷却気体を前記第1放熱部に沿って前記基板の外周側に流通させる流路と、を有することを特徴とする冷却装置。
  2. 請求項1に記載の冷却装置において、
    前記冷却対象から受熱し、前記伝達領域と接続される受熱部を有し、
    前記第1放熱部は、前記第2面に位置することを特徴とする冷却装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の冷却装置において、
    前記基板及び前記第1放熱部を収容する筐体を有し、
    前記筐体は、
    前記導入部に対向する位置に開口し、前記筐体内に前記冷却気体を導入する導入口と、
    前記第1放熱部を流通した前記冷却気体を前記筐体外に排出する排出口と、を有することを特徴とする冷却装置。
  4. 請求項3に記載の冷却装置において、
    前記筐体は、開口部を有することを特徴とする冷却装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の冷却装置において、
    前記筐体内に収容され、前記冷却気体を前記第1放熱部に流通させる第1冷却ファンを備えることを特徴とする冷却装置。
  6. 請求項5に記載の冷却装置において、
    前記第1冷却ファンは、前記導入部に位置することを特徴とする冷却装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の冷却装置において、
    前記第1放熱部は、前記第2面における前記第1冷却ファンを囲むことを特徴とする冷却装置。
  8. 請求項5に記載の冷却装置において、
    前記第1冷却ファンは、
    複数の第1羽根部材と、
    前記複数の第1羽根部材を回転させる駆動装置と、を有し、
    前記複数の第1羽根部材は、前記第2面における前記第1放熱部を囲むことを特徴とする冷却装置。
  9. 請求項3から請求項8のいずれか一項に記載の冷却装置において、
    前記第1放熱部を流通した前記冷却気体が前記排出口から排出される際に流通する第2放熱部を備えることを特徴とする冷却装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の冷却装置において、
    前記基板の中心軸を回転軸とし、当該基板を前記回転軸に沿う方向に回転させる回転装置を有することを特徴とする冷却装置。
  11. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の冷却装置において、
    前記基板は、
    前記第1面側の第1基板と、
    前記第2面側の第2基板と、
    前記第1基板と、前記第2基板との間に位置し、前記第2基板の中心軸を回転軸とし、当該第2基板を前記回転軸に沿う方向に回転させる回転装置と、を備えることを特徴とする冷却装置。
  12. 請求項7に記載の冷却装置において、
    前記筐体内に収容され、前記冷却気体を前記排出口に向けて流通させる第2冷却ファンを備え、
    前記第2冷却ファンは、複数の第2羽根部材を有し、
    前記複数の第2羽根部材は、前記第2面における前記第1放熱部を囲むことを特徴とする冷却装置。
  13. 請求項12に記載の冷却装置において、
    前記複数の第1羽根部材及び前記複数の第2羽根部材のそれぞれは、同方向に回転し、
    前記複数の第1羽根部材の回転速度は、前記複数の第2羽根部材の回転速度よりも高いことを特徴とする冷却装置。
  14. 請求項13に記載の冷却装置において、
    前記複数の第1羽根部材及び前記複数の第2羽根部材のそれぞれは、前記第2面側から見て、略同方向に湾曲していることを特徴とする冷却装置。
  15. 冷却対象の熱が伝達される伝達領域を有する基板と、
    前記基板において前記伝達領域が位置する第1面及び前記第1面とは反対側の第2面のいずれかに設けられ、前記伝達領域を介して前記基板に伝達された熱を放熱する第1放熱部と、
    前記基板及び前記第1放熱部を収容する筐体と、を備え、
    前記第1放熱部の少なくとも一部は、前記伝達領域の外側に位置し、
    前記第1放熱部は、冷却気体を当該第1放熱部に沿って前記基板の外周側に流通させる流路を有し、
    前記筐体は、
    前記筐体内に前記冷却気体を導入する導入口と、
    前記第1放熱部を流通した前記冷却気体を前記筐体外に排出する排出口と、を有し、
    前記伝達領域は、前記筐体内における前記冷却気体の流速が最も高い前記第1面の部位に位置することを特徴とする冷却装置。
  16. 請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の冷却装置と、
    光を出射する光源と、を備え、
    前記光源は、前記冷却対象であることを特徴とする光源装置。
  17. 請求項16に記載の光源装置と、
    前記光源装置から出射された光を変調する光変調装置と、
    前記光変調装置により変調された光を投射する投射光学装置と、を備えることを特徴とするプロジェクター。
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