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JP2018102870A - 吸収性物品 - Google Patents

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JP2018102870A
JP2018102870A JP2016256026A JP2016256026A JP2018102870A JP 2018102870 A JP2018102870 A JP 2018102870A JP 2016256026 A JP2016256026 A JP 2016256026A JP 2016256026 A JP2016256026 A JP 2016256026A JP 2018102870 A JP2018102870 A JP 2018102870A
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雄一郎 椎野
Yuichiro Shiino
雄一郎 椎野
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Abstract

【課題】本来のインジケータの機能を維持しつつ、吸収体に含まれるSAPのインジケータへの接触を防止し、吸収性物品の使用前にインジケータの一部が変色することを防止することができる、吸収性物品を提供する。【解決手段】吸収体を覆うキャリアシートと、バックシートの身体側表面に形成された水分反応性のインジケータと、キャリアシートの身体側表面に接合された非透水性シートと、を有し、非透水性シートの長手方向及び幅方向の寸法は、インジケータの長手方向及び幅方向の寸法よりも、それぞれ大きく、非透水性シートの幅方向両端部及び長手方向両端部は、いずれも、インジケータの長手方向両端部及び幅方向両端部の外側に位置している、吸収性物品を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、水分反応性のインジケータを有する吸収性物品に関する。
一般に吸収性物品は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシート及びバックシートの間に配置された吸収体と、で構成されており、これにより、尿や血液等の体液は、トップシートを通って吸収体に吸収される。ここで、従来、テープ止めタイプ又はパンツタイプの乳幼児用の紙おむつ等の吸収性物品には、排尿した際に体液の水分が反応して変色するインジケータが用いられている。吸収性物品がインジケータを備えていることにより、乳幼児用の吸収性物品の交換時期を把握することができる。
しかしながら、吸収性物品の性質及び吸収性物品が置かれる環境によっては、使用前にもかかわらず、インジケータの一部が変色してしまうことがあり、インジケータとしての機能を十分に発揮できないことがあった。
よって、インジケータを備える吸収性物品において、吸収性物品の使用前にインジケータが変色することを防止する手段が検討されている。例えば特許文献1には、インジケータが吸収体へ移行するのを防止するために、吸収体とキャリアシートの間に親水性の繊維不織布を配置する吸収性物品が開示されている。また、特許文献2には、インジケータを覆ってインジケータとキャリアシートとが接触しないように、透液性且つ撥水性を有する不織布等によって、構成された被覆層を有する吸収性物品が開示されている。特許文献3には、親水性樹脂塗工層とお知らせマークとにより構成されるインジケータを具備し、吸収体の身体側に親水性樹脂途工層、お知らせマークが重畳され、親水性途工層が設けられた部分はその他の部分よりも透湿性が低いことを特徴とする吸収性物品が開示されている。
特許第5591018号公報 特許第4709646号公報 特許第4558356号公報
しかしながら、特許文献1から3のいずれの吸収性物品においても、使用前のインジケータの変色の問題に十分に対応するものではなく、使用前にインジケータの一部が変色してしまうことがあった。また、吸収性物品の使用前のインジケータの変色を防止しようとするが故に、本来のインジケータの機能が低下する可能性があった。したがって、本発明は、以上の課題に鑑みてなされたものであり、本来のインジケータの機能を維持しつつ、吸収性物品の使用前にインジケータの一部が変色することを防止することができる、簡便かつ低コストな吸収性物品を提供することである。
本発明の発明者らは、上記課題に鑑み、鋭意研究を行った。その結果、吸収性物品の使用前にインジケータの一部が変色する現象は、吸収体中の粒度の小さい高吸水性ポリマー(SAP)が、吸収体を覆うキャリアシートを通過した後に、インジケータに接触し、かつ、その状態において紙おむつが高湿度環境下に置かれたときに、インジケータに接触しているSAPが吸湿し、吸湿したSAPとインジケータが反応することによって起こることを見出した。よって、本発明の発明者らは、SAPがインジケータに接触することを防止することに着目し、吸収体を覆うキャリアシートと、バックシートの身体側表面に形成された水分反応性のインジケータと、キャリアシートの身体側表面に接合された非透水性シートと、を有し、インジケータ及び非透水性シートが所定の寸法及び位置関係である、吸収性物品によれば、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明は以下のものを提供する。
(1)本発明の第1の態様は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に配置される吸収体と、を有する吸収性物品であって、前記吸収性物品は、前記吸収体を覆うキャリアシートと、前記バックシートの身体側表面に形成された水分反応性のインジケータと、前記キャリアシートの身体側表面に接合された非透水性シートと、を有し、前記非透水性シートの長手方向及び幅方向の寸法は、前記インジケータの長手方向及び幅方向の寸法よりも、それぞれ大きく、前記非透水性シートの幅方向両端部及び長手方向両端部は、いずれも、前記インジケータの長手方向両端部及び幅方向両端部の外側に位置している、吸収性物品である。
(2)本発明の第2の態様は、(1)に記載の吸収性物品であって、前記非透水性シートの幅方向両端部及び長手方向両端部は、いずれも、前記インジケータの幅方向両端部及び長手方向両端部から、5.0mm以上外側に位置していることを特徴とするものである。
(3)本発明の第3の態様は、(1)又は(2)に記載の吸収性物品であって、前記非透水性シートの幅方向の寸法が、4mm以上30mm以下であることを特徴とするものである。
(4)本発明の第4の態様は、(1)から(3)のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記非透水性シートが、ポリエチレンシートであることを特徴とするものである。
(5)本発明の第5の態様は、(1)から(4)のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記非透水性シートは、前記キャリアシートとホットメルトで接合されることを特徴とするものである。
(6)本発明の第6の態様は、(1)から(5)のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記非透水性シートの坪量は、10g/m以上25/m以下であることを特徴とするものである。
(7)本発明の第7の態様は、(1)から(6)のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記キャリアシートは、ティシュ又はスパンボンド不織布であることを特徴とするものである。
本発明の吸収性物品は、バックシートの身体側表面に形成された水分反応性のインジケータと、キャリアシートの身体側表面に接合された非透水性シートと、を有する。したがって、体液が排泄された時には、水分がキャリアシートを介してインジケータに伝わることで、インジケータが変色し、非透水性シートを有していてもインジケータの本来の機能を維持することができる。また、非透水性シートの長手方向及び幅方向の寸法は、インジケータの長手方向及び幅方向の寸法よりも、それぞれ大きく、非透水性シートの幅方向両端部及び長手方向両端部は、いずれも、インジケータの長手方向両端部及び幅方向両端部の外側に位置している。このため、吸収体に含まれる粒度の小さいSAPが、インジケータに接触することを防止することができ、吸収性物品を使用する前にインジケータの一部が変色することを防止することができる。また、本発明の吸収性物品に使用される部材は特殊なものではないため、簡便かつ低コストな吸収性物品を提供できる。
本発明の実施形態に係る吸収性物品をテープ止め紙おむつとする場合に、トップシート側から見た平面図である。 図1のX−X線における略示断面図である。
以下、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係る吸収性物品1として、テープ止め紙おむつを例に詳細に説明する。なお、吸収性物品としては、ベビー用又は成人用を問わず、軽失禁パッド、パンツ型紙おむつ、テープ止め紙おむつ、その他の吸収性物品であってもよく、特に限定されるものではない。本実施形態の説明においては、全体を通して同じ要素には同じ符号を付している。本明細書における以下の説明において、体液とは、尿、血液、軟便中の水分等の体内から体外に排出される液体をいう。なお、本明細書の説明において、吸収性物品1の長手方向とは、吸収性物品1が着用されたときに着用者の前後に亘る方向であり、図中、符号Yで示す方向である。また、吸収性物品1の幅方向とは、長手方向に対して横又は直交する方向であり、図中、符号Xで示す方向である。さらに、本明細書において、吸収性物品1の身体側表面とは、吸収性物品1の着用時に着用者の肌に当接する表面を指し、衣類側表面とは、吸収性物品1の着用時に着用者の衣類に接触する表面を指す。
<吸収性物品>
図1は、本発明の実施形態に係る吸収性物品1をテープ止め紙おむつとする場合に、トップシート側から見た平面図である。また、図2は、図1のX−X線における吸収性物品1の略示断面図である。図1及び図2に示すように、吸収性物品1は、身体側に配された液透過性のトップシート21と、トップシート21に対向して配置された液不透過性のバックシート23と、トップシート21とバックシート23との間に配置された吸収体22と、を備える。これにより、吸収体22は、トップシート21とバックシート23の間に挟まれた構造となる。また、吸収体22は後述するキャリアシート25に覆われている。さらに、吸収性物品1は、後述する所定のインジケータ27及び非透水性シート26を備えている。
[トップシート]
トップシート21は、体液が吸収体22へと移動するような液透過性を備えた基材から形成されればよく、例えば、エアスルー不織布、サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布等の不織布、サーマルボンド/スパンボンドを積層した複合不織布、開口ポリエチレンフィルム等の開口性フィルム、ポリエチレンフォーム、ウレタンフォーム等の発泡フィルム、あるいは、これらを積層した複合シートといった材料から形成される。また、トップシート21には、液透過性を向上させるために、表面にエンボス加工や穿孔加工を施してもよい。これらのエンボス加工や穿孔加工を施すための方法としては、公知の方法を制限なく実施することができる。また、肌への刺激を低減させるため、トップシート21には、ローション、酸化防止剤、抗炎症成分、pH調整剤、抗菌剤、保湿剤等を含有させてもよい。
強度、加工性及び液戻り量の点から、トップシート21の坪量は、18g/m以上40g/m以下であることが好ましい。トップシート21の形状としては特に制限はないが、漏れがないように体液を吸収体22へと誘導するために必要とされる、吸収体22を覆う形状であればよい。
[吸収体]
吸収体22は、基材としての吸収性繊維と、高吸水性ポリマー(SAP)と、を含有する。なお、吸収体22は、単層であっても複層であってもよい。
(吸収性繊維)
吸収性繊維は、一般に生理用ナプキンや紙おむつ、尿取りパッド等の吸収性物品に使用されるものであれば特に制限はなく、例えば、フラッフパルプ、コットン、レーヨン、アセテート、ティシュ、吸収紙、親水性不織布等を挙げることができる。これらの中でも、吸収性の観点から、フラッフパルプを使用することが好ましい。フラッフパルプとしては、木材パルプ(例えば、サウザンパインやダグラスファー等の針葉樹晒クラフトパルプ(N−BKP))、合成繊維、樹脂繊維、非木材パルプ等を綿状に解繊したものを挙げることができる。吸収体22に、基材としての吸収性繊維にフラッフパルプを用いた場合、吸収性繊維の坪量は、吸収体22の全体で、100g/m以上800g/m以下であることが好ましい。これにより、肌触りを損なわずに、より多くの体液を吸収させることができる。
(SAP)
吸収体22のSAPとしては、体液を吸収し、かつ、逆流を防止できるものであれば特に制限はなく、ポリアクリル酸ナトリウム系共重合体、ポリアスパラギン酸塩系共重合体、(デンプン−アクリル酸)グラフト共重合体、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物等の材料から形成されたものを使用することができる。これらの中でも、重量当たりの吸収量の観点から、ポリアクリル酸ナトリウム系共重合体が好ましい。
吸収体22に含有されるSAPの坪量は、吸収体22全体で、50g/m以上500g/m以下であることが好ましい。また、SAPの重量は、吸収体全体に対して、15質量%以上50%質量%以下であることが好ましい。上記の数値範囲内とすることで、吸収体22におけるゲルブロッキングを防止し、かつ、吸収体22において多量の体液を吸収させることができる。
吸収体22において、吸収性繊維及びSAPの形態は、吸収性繊維中にSAP粒子を混合して形成したもの、又は吸収性繊維間にSAP粒子を固着したSAPシートであることが好ましい。
[キャリアシート]
また、本発明の吸収性物品1は、図2に示すように、SAP粒子の漏洩防止や吸収体22の形状の安定化の目的から、吸収体22を覆うキャリアシート25を有する。キャリアシート25の基材としては親水性を有するものであればよく、ティシュ、吸収紙、スパンボンド不織布、エアレイド不織布等の親水性不織布を挙げることができるが、インジケータ27への水分の伝達及びコストの観点から、本発明においては、ティシュ又はスパンボンド不織布であることが好ましい。キャリアシート25を複数備える場合は、キャリアシート25の基材は同一のものであっても異なるものであってもよい。
[バックシート]
バックシート23は、吸収体22が保持している体液が衣類を濡らさないような液不透過性を備えた基材を用いて形成されればよく、樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布とを積層した複合シートといった材料から形成される。複合シートに用いられる不織布としては、製法を特に限定せず、例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、あるいは、スパンボンド/メルトブロー、スパンボンド/メルトブロー/スパンボンドを積層した複合不織布及びこれらの複合材料が挙げられる。また、樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの複合フィルム等が挙げられる。
強度及び加工性の点から、バックシート23の坪量は、15g/m以上40g/m以下であることが好ましい。また、装着時の蒸れを防止するため、バックシート23には、通気性を持たせることが好ましい。バックシート23に通気性を備えさせるためには、例えば、基材の樹脂フィルムにフィラーを配合したり、バックシート23に穿孔のためにエンボス加工を施したりすればよい。なお、フィラーとしては炭酸カルシウムを挙げることができ、その配合方法は、公知の方法を制限なく行うことができる。
(サイドフラップ)
本発明の吸収性物品1は、バックシート23の腹側部及び背側部の幅方向両側部に、少なくとも一対のサイドフラップ28を形成してもよい。また、背側部のサイドフラップ28それぞれの、自由端側の幅方向縁部にはサイドパネル281を、サイドパネル281の自由端側の幅方向縁部には2つのファスニングテープ282を設けてもよい。また、サイドパネル281とファスニングテープ282とは、別々の部材により形成されたものに限定されず、両者が一体となって形成されたものであってもよい。ファスニングテープ282は身体側に、腹側部と背側部とを締結するための面ファスナーを構成するフック部材からなる締結手段283を設けるとともに、締結手段283の自由端側の各ファスニングテープ282の先端部には、つまみしろ284を設けてもよい。一方、腹側部の衣類側表面には、面ファスナーを構成するループ部材で形成されたターゲットテープ(図示しない)を設けてもよく、吸収性物品1を着用者に装着した状態では、締結手段283がループ部材であるターゲットテープに固定される。これにより、本発明の吸収性物品1をテープ止め紙おむつの構成とすることができる。
なお、サイドフラップ28の基材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等からなる不織布を挙げることができ、これらの基材を単独で、あるいは複数組み合わせてもよい。また、サイドパネル281及びファスニングテープ282の基材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等からなる樹脂フィルムや不織布を挙げることができ、これらの基材を単独で、あるいは複数組み合わせてもよい。また、フック部材とは、面ファスナーを構成する部材のうち、フック状に立体成型若しくは起毛された部材を指し、ループ部材とは、フック部材と対を成す部材であって、ループ状に密集して起毛された部材を指す。面ファスナーは、このフック部材とループ部材とが対となって構成されている。吸収性物品1を着用する場合、背側部を着用者の背部にあてた状態で、腹側部を着用者の腹部側に持っていき、ファスニングテープ282をターゲットテープに締結することで、着用者に装着させることができる。
(立体ギャザー)
図1及び図2に示すように、吸収性物品1には、使用者の排泄した体液の横漏れを防止するため、吸収性物品1の長手方向に沿って、トップシート21上に、立体ギャザー用弾性部材241と立体ギャザーシート242を有する一対の立体ギャザー24を備えていてもよい。立体ギャザー24は、吸収性物品1の幅方向端部(固定端)において、バックシート23に固定されており、自由端側は、端部にて二つ折りにされていることが好ましい。そして、立体ギャザー用弾性部材241は、二つ折りにされた自由端側の立体ギャザーシート242に挟持されていることが好ましい。これにより、立体ギャザー24が起立性を有し、着用者の体型に合わせて変形可能なものとすることができる。
立体ギャザー用弾性部材241としては、例えば、ポリウレタン糸、帯状のポリウレタンフィルム、合成ゴム、糸状又は帯状の天然ゴム等が使用され、立体ギャザーシート242としては、疎水性繊維にて形成された撥水性又は液不透過性の不織布、例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、スパンボンド/メルトブロー/スパンボンドを積層した複合不織布等が使用される。立体ギャザー用弾性部材241の太さは、620dtex以下であることが好ましい。
(レッグギャザー)
図1に示すように、本発明の吸収性物品1は、吸収性物品1の腹側部から背側部に亘って、左右一対のレッグギャザー29を設けてもよい。レッグギャザー29は、例えば、糸ゴムなどの弾性部材と不織ウェブ等のシートによって形成される。レッグギャザー29を設けることにより、股下周りの部位におけるフィット感を向上させることができる。
(ウエストギャザー)
図4に示すように、本発明の吸収性物品1は、吸収性物品1を着用者のウエストの周囲に接するように形成され、吸収性物品1の長手方向両端部がウエスト部に密着するように構成されたウエストギャザー30を設けてもよい。ウエストギャザー30は、糸状、ストリップ状、ウエストベルト状などの如何なる形状でもよく、吸収性物品1の長手方向よりも幅方向に沿って配置され、吸収性物品1の伸縮特性を制御するものである。ウエストギャザー30としては、例えば、単数又は複数の糸ゴム、不織ウェブに糸ゴムが固着されたウエストベルト、エラストマーフィルム、弾性発泡材、エラストマー布などの任意の弾性収縮材料を用いることができる。
[インジケータ]
本発明の吸収性物品1は、バックシート23の身体側表面に形成された水分反応性のインジケータ27を有する。インジケータ27は体液で濡れると変色するために、体液が排泄されたことを外部から識別可能になる。インジケータ27は、図2に示すように、非透水性シート26に周囲を完全に覆われたものではないため、体液が排泄された時には、水分がキャリアシート25を介してインジケータ27に伝わることで、インジケータ27が変色し、非透水性シート26を有してもインジケータ27の本来の機能を維持することができる。インジケータ27は、バックシート23の幅方向中心部において、長手方向に直線状に延在するように複数本設けてもよい。インジケータ27は、例えば、ポリエチレングリコールやグリセリン等のベースポリマーに、エチルレッド、ブロモフェノールブルー等の指示剤、ワックス等の接着剤を混合してホットメルトで接着したものであってもよい。
[非透水性シート]
本発明の吸収性物品1は、図2に示すように、キャリアシート25の身体側表面に接合された非透水性シート26を有する。また、非透水性シート26の長手方向及び幅方向の寸法は、前記インジケータの長手方向及び幅方向の寸法よりもそれぞれ大きく、非透水性シート26の幅方向両端部及び長手方向両端部は、いずれも、インジケータ27の長手方向両端部及び幅方向両端部の外側に位置している。このため、吸収体22に含まれる粒度の小さいSAPが、インジケータ27に接触することを防止することができ、吸収性物品1を使用する前にインジケータ27の一部が変色することを防止することができる。
また、非透水性シート26の幅方向両端部及び長手方向両端部は、いずれも、インジケータ27の幅方向両端部及び長手方向両端部から、5.0mm以上外側に位置していることが好ましい。また、非透水性シート26の幅方向の寸法が、4mm以上30mm以下であることが好ましく、10mm以上20mm以下であることがより好ましい。このように、非透水性シート26の位置及び寸法を設けることで、インジケータ27の本来の機能を維持しつつ、吸収体22に含まれる粒度の小さいSAPが、インジケータ27に接触することを効果的に防止できる。
非透水性シート26は、非透水性を備えた基材を用いて形成されればよく、樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布とを積層した複合シートといった材料から形成される。また、樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの複合フィルム等が挙げられるが、本発明においては、非透水性に優れるポリエチレンシートが好ましい。複合シートに用いられる不織布としては、製法を特に限定せず、例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、あるいは、スパンボンド/メルトブロー、スパンボンド/メルトブロー/スパンボンドを積層した複合不織布及びこれらの複合材料が挙げられる。
非透水性シート26をキャリアシート25と接合する基材は、特に限定されないが、ホットメルトで接合されていることが好ましい。また、強度及び加工性の点から、非透水性シート26の坪量は、10g/m以上25g/m以下であることが好ましく、12g/m以上22g/m以下であることがより好ましく、14g/m以上20g/m以下であることがさらに好ましい。
なお、上記したとおり、本発明の吸収性物品1はパンツ型紙おむつであってもよい。その場合、吸収性物品1は、吸収性本体、内装体及び外装体を有することになるが、内装体及び外装体に用いられる基材としては、サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布が使用できる。また、内装体及び外装体の坪量は、15g/m以上40g/m以下であることが好ましい。
[吸収性物品の製造方法]
吸収性物品1をテープ止め紙おむつとする場合の製造方法は、周知の方法を採用することがでる。例えば、非透水性シート26をあらかじめ接合させたキャリアシート25で覆った吸収体22を、立体ギャザー24を配置したトップシート21と、ウエストギャザー30、レッグギャザー29、サイドフラップ28を配置したバックシート23とを一体化させ、折りたたんでのち全体を所定の長さに切断して製造する。各部材を一体化させる手段としては、ホットメルト接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等を用いることができる。ファスニングテープ282は、あらかじめ、これを構成する基材に締結手段283を接着し、所定の形状に切断して、バックシート23に接合することが好ましい。なお、バックシート23の身体側表面にはインジケータ27をあらかじめ施している。吸収性物品1をパッケージ等に収納するにあたっては、吸収性物品1を長手方向及び幅方向に折りたためばよい。
以下、本発明について、実施例を挙げて詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施例に何ら限定されるものではない。
<実施例1>
(吸収性物品)
パルプシートを粉砕して解繊したフラッフパルプ9gとSAP8gを、積繊して吸収体を作製した。この吸収体をあらかじめ非透水性シートを身体側表面に接合させたキャリアシートで包み、トップシート及びバックシートとともに積層するとともに、立体ギャザー、レッグギャザー、ウエストギャザー、サイドフラップを形成した長手方向の寸法が450mm、幅280mmのテープ止め紙おむつを作製し、実施例1の吸収性物品とした。なお、バックシートの身体側表面には、長手方向の寸法が200mm、幅方向の寸法が7.5mmのインジケータが設けられており、非透水性シートの幅方向両端部及び長手方向両端部は、いずれもインジケータの長手方向両端部及び幅方向両端部の外側に位置するように形成した。なお、トップシートには、エアスルー不織布(坪量20g/m)を用い、バックシートには、非通気性のポリエチレンシート(坪量18g/m)を用いた。さらに、評価結果の明確化のために、あらかじめ吸収体と非肌当接側の非透水性シートの間にランダムにSAPを1g配置した。得られた吸収性物品のインジケータの変色評価を行った。
(変色評価)
得られた吸収性物品を、高湿高温槽を用いて、温度50℃、湿度70%の条件下でセットした。その間、1枚に付き、1kgの荷重をかけた。24時間経過後、目視にてインジケータの変色状態を確認し、変色がなかったときを「〇」、部分的な変色があったときを「△」、全体的な変色があったときを「×」とした。
作製した実施例1の吸収性物品の構成及び変色評価の結果をまとめたものが表1である。
<実施例2>
実施例2の吸収性物品を、実施例1の吸収性物品の作製方法と基本的には同様の作製方法で作製し、実施例1の吸収性物品と異なる構成に係る部分及び変色評価の結果を表1にまとめた。
<比較例1及び2>
比較例1及び2の吸収性物品を、実施例1及び2の吸収性物品の作製方法と基本的には同様の作製方法で作製し、異なる構成に係る部分及び変色評価の結果を表1にまとめた。
Figure 2018102870
実施例1及び2に示す吸収性物品は、非透水性シートを有し、非透水性シートの長手方向及び幅方向の寸法は、インジケータの長手方向及び幅方向の寸法よりも、それぞれ大きく、SAPがインジケータに接触しないため、インジケータの炎色は見られなかった。
比較例1に示す吸収性物品は、非透水性シートの長手方向及び幅方向の寸法が、インジケータの長手方向及び幅方向の寸法よりも、それぞれ小さく、非透水性シートとインジケータが重なっていない部分が発生し、その部分にSAPが接触し、当該SAPが吸湿することによって変色が見られた。
また、比較例2に示す吸収性物品は、非透水性シートが無いため、SAPはインジケータに接触し、当該SAPが吸湿することによって、変色が見られた。
1 吸収性物品
21 トップシート
22 吸収体
23 バックシート
24 立体ギャザー
241 立体ギャザー用弾性部材
242 立体ギャザーシート
25 キャリアシート
26 非透水性シート
27 インジケータ
28 サイドフラップ
281 サイドパネル
282 ファスニングテープ
283 締結手段
284 つまみしろ
29 レッグギャザー
30 ウエストギャザー

Claims (7)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシート及び前記バックシートの間に配置される吸収体と、を有する吸収性物品であって、
    前記吸収性物品は、前記吸収体を覆うキャリアシートと、前記バックシートの身体側表面に形成された水分反応性のインジケータと、前記キャリアシートの身体側表面に接合された非透水性シートと、を有し、
    前記非透水性シートの長手方向及び幅方向の寸法は、前記インジケータの長手方向及び幅方向の寸法よりも、それぞれ大きく、
    前記非透水性シートの幅方向両端部及び長手方向両端部は、いずれも、前記インジケータの長手方向両端部及び幅方向両端部の外側に位置している、吸収性物品。
  2. 前記非透水性シートの幅方向両端部及び長手方向両端部は、いずれも、前記インジケータの幅方向両端部及び長手方向両端部から、5.0mm以上外側に位置している、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記非透水性シートの幅方向の寸法が、4mm以上30mm以下である、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記非透水性シートが、ポリエチレンシートである、請求項1から3のいずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記非透水性シートは、前記キャリアシートとホットメルトで接合される、請求項1から4のいずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記非透水性シートの坪量は、10g/m以上25g/m以下である、請求項1から5のいずれかに記載の吸収性物品。
  7. 前記キャリアシートは、ティシュ又はスパンボンド不織布である、請求項1から6のいずれかに記載の吸収性物品。
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