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JP2018199350A - 乗物用シート - Google Patents

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JP2018199350A
JP2018199350A JP2017103644A JP2017103644A JP2018199350A JP 2018199350 A JP2018199350 A JP 2018199350A JP 2017103644 A JP2017103644 A JP 2017103644A JP 2017103644 A JP2017103644 A JP 2017103644A JP 2018199350 A JP2018199350 A JP 2018199350A
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祐也 足立
Yuya Adachi
祐也 足立
武志 阿久津
Takeshi Akutsu
武志 阿久津
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Abstract

【課題】乗物用シートの重量を軽量化しつつ、シートクッションの横幅を適切に確保する。【解決手段】シートクッションフレーム10のうち、シート幅方向における端部は、パイプからなる側端部31aを有する。シートクッションとシートバックとを連結する第一の連結ブラケット61は、平坦部61cと、平坦部61cに対してシート幅方向外側に膨出したビード63と、を備え、シート幅方向において側端部31aの外側で側端部31aと隣り合っている。ビード63は、側端部31aと対向する第一膨出部63aと、第一膨出部63aと連続しており側端部31aと対向する位置から外れた第二膨出部と、を有する。第一膨出部63aのシート幅方向における内側部分が窪んでおり、側端部31aのうち、第一膨出部63aと対向する部分は、シート幅方向において、第一膨出部63aの内側部分に入り込んで平坦部61cよりも外側に位置している。【選択図】図8

Description

本発明は、乗物用シートに係り、特に、シートクッションとシートバックとが連結部材によって連結された乗物用シートに関する。
乗物用シートの中には、特許文献1に示すように、シートクッションとシートバックとが連結部材によって連結されているものが存在する。特許文献1に記載された連結部材は、側方視で略L字状のブラケットからなる。このようなブラケットからなる連結部材にシートバックが回動自在に締結されている。また、上記の連結部材には、シートバックを回動自在に支持するのに必要な剛性を確保するために、シート幅方向に膨出した膨出部(所謂ビード)が設けられる場合がある。
特開平10−71042号公報
ところで、乗物用シートに対しては更なる軽量化が求められている。かかる要求を実現するための構成としては、シートクッションフレームの大部分が中空状のパイプによって構成することが考えられる。一方、乗物用シートにおいては、乗物の乗員がシートに着座し易くなるようにシート幅、特にシートクッションの横幅を確保することが必要である。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、シートクッションとシートバックとが連結部材によって連結された乗物用シートとして、シートの軽量化を図りつつシートクッションの横幅を適切に確保することが可能な乗物用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の乗物用シートによれば、シートクッションと、該シートクッションに対して回動可能なシートバックと、前記シートクッション及び前記シートバックを連結する連結部材と、を備える乗物用シートであって、前記シートクッションに設けられたシートクッションフレームのうち、前記乗物用シートの幅方向における端部は、パイプからなるフレーム側部を有し、前記連結部材は、前記幅方向における端面が平坦面となった平坦部と、該平坦部に対して前記幅方向の外側に膨出した膨出部と、を備え、前記幅方向において前記フレーム側部の外側で前記フレーム側部と隣り合っており、前記膨出部は、前記フレーム側部と対向する第一膨出部と、該第一膨出部と連続しており前記フレーム側部と対向する位置から外れた第二膨出部と、を有し、前記第一膨出部の前記幅方向における内側部分が窪んでおり、前記フレーム側部のうち、前記第一膨出部と対向する部分は、前記幅方向において、前記第一膨出部の内側部分に入り込んで前記平坦部よりも外側に位置していることにより解決される。
上記のように構成された本発明の乗物用シートによれば、シートクッションフレームのうち、シート幅方向端部に位置するフレーム側部がパイプによって構成されている。このようにフレーム側部をパイプによって構成することで、その分だけ乗物用シートの重量が軽量化されることになる。また、シートクッションとシートバックとを連結する連結部材には、当該連結部材の強度を確保するために膨出部が設けられている。この膨出部は、シートクッションフレームのうち、パイプからなるフレーム側部と対向する第一膨出部と、フレーム側部とは対向しない第二膨出部と、を有する。また、第一膨出部は、シート幅方向における内側部分が窪んだ形状をなしている。そして、フレーム側部のうち、第一膨出部と対向する部分は、その内側部分に入り込んで連結部材中の平坦部よりもシート幅方向外側に位置している。この結果、シートクッションの横幅が適切に確保されることになる。
また、上記の構成において、前記連結部材は、板状部材からなり、前記連結部材の外縁部には補強部が設けられており、該補強部は、前記平坦部と交差するように前記幅方向に突出しており、前記連結部材において、前記補強部のうちの第一領域と、該第一領域と対向する位置に配置された第二領域の間に前記膨出部が設けられているとよい。
上記の構成では、連結部材において補強部の第一領域及び第二領域の間に膨出部が設けられている。これにより、連結部材の剛性を効率よく高めることが可能となる。
また、上記の構成において、前記連結部材は、板状部材からなり、前記連結部材の外縁部には補強部が設けられており、該補強部は、前記平坦部と交差するように前記幅方向の外側に向かって突出しており、前記補強部の前記幅方向における外側の端位置は、前記膨出部の前記幅方向における外側の端位置よりも外側に位置しているとよい。
上記の構成では、シート幅方向において補強部の外側の端位置を越えないように膨出部が形成されている。これにより、膨出部の形成に伴う連結部材の大型化を抑制することが可能となる。
また、上記の構成において、前記連結部材には取り付け部品によって被取り付け部材が取り付けられており、前記連結部材は、板状部材からなり、前記連結部材の外縁部には補強部が設けられており、該補強部は、前記平坦部と交差するように前記幅方向に突出しており、前記補強部のうち、前記幅方向において前記取り付け部品の上部と対向する位置にある部分が切り欠かれているとよい。
上記の構成では、幅方向に突出した補強部のうち、取り付け部品の上部と対向する位置にある部分が切り欠かれている。これにより、取り付け部品を所定位置に配置する際に、補強部が取り付け部品と干渉するのを抑制することが可能となる。これにより、取り付け部品による被取り付け部材の取り付け作業が容易になる。また、被取り付け部材を取り付ける上で確保すべきスペースを削減することが可能となる結果、シートの大型化を抑制することが可能となる。
本発明によれば、乗物用シートの重量を軽量化しつつ、シートクッションの横幅を適切に確保することが可能となる。
また、本発明によれば、連結部材の剛性を効率よく高めることが可能となる。
また、本発明によれば、膨出部の形成に伴う連結部材の大型化を抑制することが可能となる。
また、本発明によれば、取り付け部品によって連結部材に被取り付け部材を取り付け作業が容易になると共に、シートの大型化を抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る乗物用シートの外観図である。 本発明の一実施形態に係る乗物用シートのフレームの一部を示す図である。 本発明の一実施形態に係る乗物用シートのシートクッションフレームを上方から見た図である。 シートバックフレームの側部フレームをシート幅方向内側から見た図である。 シートクッションフレームの後端角部の拡大図である。 シート幅方向一端側の連結部材をシート幅方向外側から見た図である。 連結部材の斜視図である。 図6のA−A断面を示す模式図である。 シート幅方向一端側の連結部材周辺を図6のB方向から見た図である。 他方の連結部材周辺を示す斜視図である。 他方の連結部材をシート幅方向外側から見た図である。 図11のC−C断面を示す図である。
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)に係る乗物用シートについて説明する。なお、以下では、乗物用シートの一例として車両用シートSを挙げて説明する。また、以下の説明中、「前後方向」とは、車両用シートSの前後方向を意味し、車両の走行方向と一致する方向である。また、「シート幅方向」とは、車両用シートSの幅方向(厳密には、横幅方向)に相当する方向である。また、「シート高さ方向」とは、車両用シートSの高さ(厳密には、シートバックS1の上端から下端に向かう方向)に相当する方向である。
なお、以下の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例であり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
<<本実施形態に係る車両用シートの概略構成>>
先ず、本実施形態に係る車両用シートSの概略構成について説明する。本実施形態に係る車両用シートSは、図1に示すように、乗員の背が凭れ掛かるシートバックS1と、乗員の臀部を支えるシートクッションS2と、を有する。シートバックS1及びシートクッションS2は、シートバックフレーム10及びシートクッションフレーム30に不図示のパッド材を支持し、その表面を表皮材で覆うことによって構成されている。
なお、本実施形態のシートバックS1の上端部は、乗員の背がシートバックS1に凭れ掛かった際に当該乗員の頭部の後方に位置する。すなわち、本実施形態において、シートバックS1の上端部は、通常の車両用シートが有するヘッドレストとして機能する。
また、図1に示すように、シートクッションS2の下部にはスライドレール機構Rが設けられている。このスライドレール機構Rが設けられていることにより、車両用シートSは、車体に対して前後方向にスライド移動自在となっている。なお、スライドレール機構Rについては、特に説明しないが、一般的な車両用シートSに利用されているものを採用している。
また、シート幅方向において、シートクッションS2の端部(一端部)には、図1に示すように、シートベルトWのタングWtを差し込むためのバックルWbが取り付けられている。また、シートクッションS2のもう一方の端部(他端部)には、シートベルトWの端部を固定しておくためのアンカーWaが取り付けられている。
また、車両用シートSのシート幅方向の端部(アンカーWaが配置されている側の端部)には、図2に図示のリクライニングユニット50(リクライニング機構に相当)が設けられている。リクライニングユニット50により、シートバックS1は、シートクッションS2に対して前後及び上下に回動可能となっている。換言すると、リクライニングユニット50により、シートクッションS2に対するシートバックS1の傾き角度(背凭れ角度)が調整可能となっている。なお、リクライニングユニット50の構成については、特に説明しないが、一般的な車両用シートSにおいて利用されているものを採用している。
また、本実施形態において、シートバックS1とシートクッションS2とは、図2に示すように、連結ブラケット61,62によって連結されている。この連結ブラケット61,62は、シートバックフレーム10の下端部とシートクッションフレーム30の後端部との間を連結するように配置されている。
なお、本実施形態では、車両用シートSのシート幅方向における両端部に、それぞれ連結ブラケット61,62が設けられている。ちなみに、シート幅方向においてリクライニングユニット50が設けられている側の連結ブラケット62は、例えば図11や図12に参照するように、リクライニングユニット50が取り付けられるリクライニングユニット取り付け用ブラケットB3を介して、シートバックフレーム10の下端部に接続されている。
<<シート各部の構成について>>
次に、車両用シートSの各部の構成について図面を参照しながら説明する。なお、以下では、シートバックS1、シートクッションS2、アンカーWa及びバックルWb、並びに連結ブラケット61,62の順に説明することとする。
(シートバックS1)
シートバックS1は、その骨格としてのシートバックフレーム10を有する。このシートバックフレーム10は、図2に示すように、フレーム本体としてのメインフレーム11と、サイドフレーム13とを有する。
メインフレーム11は、シートバックフレーム10の本体をなす部分であり、金属パイプを所定形状に折り曲げて、シート幅方向の中央部分で上記金属パイプの両端を溶接にて接合することで形成されている。なお、メインフレーム11の上端部は、シートバックS1の上端部を構成し、乗員の背がシートバックS1に凭れ掛かった際に乗員の頭部の後方に位置する。すなわち、本実施形態に係るシートバックフレーム10において、メインフレーム11は、乗員の背のうち、腰部に相当する部分から後頭部に相当する部分に亘って展開されている。
サイドフレーム13は、シートバックフレーム10の側端部をなす部分である。サイドフレーム13は、板金をプレス加工して形成され、上方よりも下方の幅が広くなるように湾曲した略板体からなる。また、各サイドフレーム13の幅方向内側の表面(以下、内側表面)には、図4に示すように、メインフレーム11の側部11aがフレーム固定ブラケット14を介して取り付けられている。
より具体的に説明すると、フレーム固定ブラケット14は、L字状に折り曲げられた板金によって構成され、サイドフレーム13の内側表面のうち、より幅広な下方領域に一対設けられている。L字状をなすフレーム固定ブラケット14のうち、短辺部分は、サイドフレーム13の内側表面に沿わせた状態で当該サイドフレーム13に溶接されている。また、一対のフレーム固定ブラケット14の各々の長辺部分は、前後方向に空間を隔てて並んだ状態でシート幅方向内側に向かって延出している。そして、図4に示すように、フレーム固定ブラケット14の長辺部分同士の間に設けられた空間内にメインフレーム11の側部11aが嵌まり込んだ状態で各フレーム固定ブラケット14の長辺部分に溶接されている。これにより、メインフレーム11の側部11aがサイドフレーム13の内側表面中、より幅広な下方領域に取り付けられている。
(シートクッションS2)
シートクッションS2は、その骨格としてシートクッションフレーム30を有する。このシートクッションフレーム30は、図2及び図3に示すように、フレーム本体31と、支持ワイヤ32,33と、を有する。
フレーム本体31は、シートクッションフレーム30の本体をなす部分であり、金属パイプを略矩形枠状に折り曲げて、上記金属パイプの一端を他端部の側面に溶接にて突き合わせることで形成されている。したがって、シートクッションフレーム30の前端部及び後端部は、フレーム本体31を構成する金属製のパイプからなる。同様に、シート幅方向の両端部の各々(シート側部に相当し、以下では側端部31aと称する)についても、フレーム本体31を構成する金属製のパイプからなる。
支持ワイヤ32,33は、乗員の着座圧を受ける線状部材であり、弾性ワイヤによって構成されている。本実施形態において、支持ワイヤ32,33は、図3に示すように、矩形枠状のフレーム本体31の内側に格子状に配置されている。より詳しく説明すると、フレーム本体31の前端部から後端部に向かって架設された縦置きの支持ワイヤ32と、フレーム本体31の側端部31a同士の間に架設された横置きの支持ワイヤ33とが互いに交差した状態で配置されている。
なお、本実施形態では、縦置きの支持ワイヤ32と、横置きの支持ワイヤ33と、がそれぞれ複数(図3に図示の構成では2本ずつ)配置されている。すなわち、縦置きの支持ワイヤ32は、シート幅方向において互いに離れた箇所に複数配置されている。より詳しく説明すると、縦置きの支持ワイヤ32は、シートバックフレーム10のメインフレーム11のシート幅方向の中央部(すなわち、溶接接合箇所Z)を挟んで対称的な位置に2つ配置されている。また、横置きの支持ワイヤ33は、前後方向において互いに離れた箇所に複数設置されており、より詳しくは、シートクッションフレーム30のフレーム本体31の前後方向中央部を挟んで対称的な位置に2つ配置されている。
支持ワイヤ32,33の形状について説明すると、本実施形態において、縦置きの支持ワイヤ32は、端部周辺にて3次元状に折り曲げられている。なお、前述したように、縦置きの支持ワイヤ32は、シート幅方向において互いに離れた箇所に複数配置されているが、各支持ワイヤ32の形状は、作業性向上の目的で、いずれも同様の形状となっている。
より具体的に説明すると、縦置きの支持ワイヤ32の前後方向端部は、図3及び図5に示すように、フレーム本体31の前後方向端部に沿うようにシート幅方向に沿って折り曲げられている。また、縦置きの支持ワイヤ32のうち、シート幅方向に沿って折り曲げられた箇所(第一の折り曲げ点)からフレーム本体31の前後方向中央に幾分近付いた箇所(第二の折り曲げ点)までの範囲については、図5に示すように、前後方向に対して傾斜して伸びている。より詳しく説明すると、上記の傾斜部分は、第一の折り曲げ点から第二の折り曲げ点に向かうに連れて下がるように傾斜している。なお、縦置きの支持ワイヤ32の主要部分(厳密には、前側の第二の折り曲げ点と後側の第二の折り曲げ点との間に位置する部分)は、前後方向に対して平行に伸びている。
また、横置きの支持ワイヤ33についても、縦置きの支持ワイヤ32と同様、端部周辺にて3次元状に折り曲げられている。なお、前述したように、横置きの支持ワイヤ33は、前後方向において互いに離れた箇所に複数配置されているが、各支持ワイヤ33の形状は、作業性向上の目的で、いずれも同様の形状となっている。
より具体的に説明すると、横置きの支持ワイヤ32の両端部は、図3及び図5に示すように、フレーム本体31の側端部31aに沿うように前後方向に沿って折り曲げられている。また、横置きの支持ワイヤ33のうち、前後方向に沿って折り曲げられた箇所(第三の折り曲げ点)からフレーム本体31のシート幅方向中央位置に幾分近付いた箇所(第四の折り曲げ点)までの範囲については、図5に示すように、シート幅方向に対して傾斜して伸びている。より詳しく説明すると、上記の傾斜部分は、第三の折り曲げ点から第四の折り曲げ点に向かうに連れて下がるように傾斜している。なお、横置きの支持ワイヤ33の主要部分(厳密には、左側の第四の折り曲げ点と右側の第四の折り曲げ点との間に位置する部分)は、シート幅方向に対して平行に伸びている。
(アンカーWa及びバックルWb)
以下では、アンカーWa及びバックルWbについて図3を参照しながら、主に両部品の取り付け位置について説明する。アンカーWaは、アンカー取り付け用ブラケットB1を介してスライドレール機構RのアッパレールRuに固定されている。また、バックルWbは、バックル取り付け用ブラケットB2を介してアッパレールRuに固定されている。
アンカー取り付け用ブラケットB1及びバックル取り付け用ブラケットB2は、いずれも板金部材を折り曲げ加工して構成されている。また、アンカー取り付け用ブラケットB1及びバックル取り付け用ブラケットB2は、前方視で略L字状をなしており、高さ方向に延出する部分と、シート幅方向に延出する部分とを有する。
また、アンカーWa及びアンカー取り付け用ブラケットB1は、シート幅方向において、リクライニングユニット50が設けられている側に取り付けられている。これに対して、バックルWb及びバックル取り付け用ブラケットB2は、リクライニングユニット50が設けられている側とは反対側に取り付けられている。
また、アンカー取り付け用ブラケットB1とバックル取り付け用ブラケットB2との間の位置関係について説明すると、図3に示すように、アンカー取り付け用ブラケットB1は、前後方向においてバックル取り付け用ブラケットB2が存在する範囲内にアンカー取り付け用ブラケットB1が存在する範囲の一部又は全部が位置するように配置されている。このような位置関係であれば、アンカーWa及びバックルWbを備える車両用シートSが前後方向において大型化するのを抑制することが可能となる。なお、図3に図示のケースでは、前後方向においてバックル取り付け用ブラケットB2が存在する範囲内にアンカー取り付け用ブラケットB1が存在する範囲すべてが位置するように、アンカー取り付け用ブラケットB1の配置位置が設定されている。
また、アンカー取り付け用ブラケットB1の配置位置について付言しておくと、図3及び図9に示すように、アンカー取り付け用ブラケットB1は、前後方向において、スライドレール機構R(厳密にはロアレールRl)を車体に固定するためのフットFが存在する範囲内にアンカー取り付け用ブラケットB1が存在する範囲の一部又は全部が位置するように配置されている。このような位置関係であれば、アンカー取り付け用ブラケットB1を介してアンカーWaを取り付ける構成を採用する場合に、当該構成の車両用シートSが前後方向において大型化するのを抑制することが可能となる。
(連結ブラケット61,62)
連結ブラケット61,62は、シートバックフレーム10の下端部とシートクッションフレーム30の後端部とを連結する部材である。連結ブラケット61,62は、車両用シートSのシート幅方向両端に設けられており、より詳しくは、図3に示すようにシート幅方向においてシートバックフレーム10のサイドフレーム13やシートクッションフレーム30のフレーム本体31の側端部31aの外側で、これらと隣り合う位置に配置されている。
連結ブラケット61,62は、板金部材(板状部材に相当)によって構成されており、図6及び図11に示すように側方視で略L字形の形状を有している。つまり、各連結ブラケット61,62は、シートバックフレーム10に向かって上方に延出する部分と、シートクッションフレーム30に向かって前方に延出する部分とを有する。以下、各連結ブラケット61,62の形状について説明する。なお、以下では、シート幅方向において、リクライニングユニット50が設けられている側とは反対側に配置された連結ブラケット61を第一の連結ブラケット61と呼び、リクライニングユニット50が設けられている側に配置された連結ブラケット62を第二の連結ブラケット62と呼ぶこととする。
第一の連結ブラケット61は、本発明の連結部材に相当し、図7に図示した外形形状を有している。より具体的に説明すると、第一の連結ブラケット61は、前述したように、側方視で略L字形の形状をなしており、シートバックフレーム10に向かって上方に延出した上方延出部61aと、シートクッションフレーム30に向かって前方に延出した前方延出部61bと、を有する。
上方延出部61a及び前方延出部61bの各々は、図7に図示したように、第一の連結ブラケット61の本体部分をなす平坦部61cを有する。この平坦部61cは、第一の連結ブラケット61において、シート幅方向における端面が平坦面(厳密には、シート幅方向と直交する平坦面)となった部分である。
また、第一の連結ブラケット61の外縁部には、図7に示すように、補強部としてのフランジ部61dが設けられている。このフランジ部61dは、平坦部61cと交差するようにシート幅方向外側に向かって突出している。なお、第一の連結ブラケット61において、フランジ部61dは、上方延出部61aの外縁全域と、前方延出部61bの外縁の上側部分及び下側部分と、に設けられている。これにより、第一の連結ブラケット61の剛性が確保されている。
また、前方延出部61bの下端に設けられたフランジ部61dは、図7に示すように、その他の部分に設けられたフランジ部61dよりも幾分多く突出している。したがって、前方延出部61bの断面(厳密には、前後方向と直交する断面)は、図8に示すように、略L字形状となっている。そして、前方延出部61bの下端に設けられたフランジ部61dは、第一の連結ブラケット61を所定の固定位置(具体的には、スライドレール機構RのアッパレールRu)に固定するための固定部として機能する。
また、第一の連結ブラケット61中、上方部分には、図6〜図8に示すように補強用のビード63が形成されている。このビード63は、本発明の膨出部に相当し、平坦部61cに対してシート幅方向外側に円弧状に膨出したものである。また、ビード63は、第一の連結ブラケット61において、図6及び図7に示すように上方延出部61a及び前方延出部61bの双方に亘って設けられている。
具体的に説明すると、ビード63は、図6に示すように、前方延出部61bの平坦部61cに形成された第一膨出部63aと、上方延出部61aの平坦部61cに形成された第二膨出部63bと、を有する。第一膨出部63aは、前方延出部61bの前端から前後方向に沿って延出している。第二膨出部63bは、第一膨出部63aと連続しており上方延出部61aと同じ向きに延出している。
以上のように、ビード63は、第一の連結ブラケット61の外形形状と対応させて略L字状に形成されている。このような構成であれば、第一の連結ブラケット61にビード63を容易に設けることが可能となると共に、ビード63の形成による剛性向上効果が効果的に発揮されるようになる。また、ビード63がL字状に屈曲した形状となっているため、直線形状のビードに比べて、ビード63の形成による剛性向上効果がより効果的に発揮されるようになる。
また、第一膨出部63a及び第二膨出部63bの各々のシート幅方向における内側部分は、円弧状に窪んでいる。ただし、第一膨出部63a及び第二膨出部63bの各々のシート幅方向における内側部分の窪み形状については、特に限定されるものではなく、例えばV字状に窪んでいてもよい。
さらに、ビード63は、第一の連結ブラケット61において、フランジ部61dの間に挟み込まれる位置に設けられている。より具体的に説明すると、図6及び図7に示すように、第一の連結ブラケット61において、フランジ部61dのうちの第一領域61fと、第一領域61fと対向する位置に配置された第二領域61gとの間にビード63が設けられている。このような構成であれば、第一の連結ブラケット61の剛性が効率よく高められるようになる。なお、第一領域61fとは、フランジ部61dのうち、前方延出部61bの上端部あるいは上方延出部61aの前端部に位置する領域である。また、第二領域61gとは、フランジ部61dのうち、前方延出部61bの下端部あるいは上方延出部61aの後端部に位置する領域である。
さらにまた、フランジ部61dのシート幅方向外側の端位置は、ビード63のシート幅方向外側の端位置よりも外側に位置している。より具体的に説明すると、図8に示すように、第一の連結ブラケット61の上端部に形成されたフランジ部61dの端位置(外側の端位置)は、シート幅方向において、円弧状に膨出したビード63において最も外側に位置する部位(外側の端位置)よりも外側に位置する。同様に、第一の連結ブラケット61の下端部に形成されたフランジ部61dの端位置(外側の端位置)は、シート幅方向において、円弧状に膨出したビード63において最も外側に位置する部位(外側の端位置)よりも外側に位置する。このような構成であれば、シート幅方向において、ビード63の外側の端位置がフランジ部61dの外側の端位置を越えないので、ビード63の形成に伴って第一の連結ブラケット61が大型化するのを抑制することが可能となる。
また、第一の連結ブラケット61の平坦部61cのうち、上方延出部61aの上端部付近には、図7に図示の貫通孔61eが形成されている。この貫通孔61eは、シートバックS1がシートクッションS2に対して回動する際の回動支点(厳密には、回動軸の端部)が挿入される孔である。そして、第一の連結ブラケット61において、上記の貫通孔61eは、図6及び図7から分かるように、上方延出部61aに形成されたビード63(すなわち、第二膨出部63b)の上方に形成されている。厳密に説明すると、第二膨出部63bに沿って上方に延ばした仮想直線上に貫通孔61eが形成されている。換言すると、ビード63の上端(具体的には、第二膨出部63bの上端)は、第一の連結ブラケット61とシートバックフレーム10との連結箇所よりも下方に位置していることになる。
次に、第二の連結ブラケット62の形状について説明する。第二の連結ブラケット62は、図10や図11に示すように概ね第一の連結ブラケット61と同様の外形形状を有する。より具体的に説明すると、第二の連結ブラケット62は、図11に示すように、シートバックフレーム10に向かって上方に延出した上方延出部62aと、シートクッションフレーム30に向かって前方に延出した前方延出部62bとを有する。また、上方延出部62a及び前方延出部62bの各々は、平坦部62cを有する。平坦部62cのシート幅方向における端面は、平坦面(厳密には、シート幅方向と直交する平坦面)となっている。
また、第二の連結ブラケット62の外縁部には、平坦部62cと交差するようにシート幅方向外側に向かって突出したフランジ部62dが設けられている。第二の連結ブラケット62において、フランジ部62dは、上方延出部62aの外縁の前側部分及び後側部分と、前方延出部62bの外縁の上側部分及び下側部分と、に設けられている。これにより、第二の連結ブラケット62の剛性が確保されている。
また、前方延出部62bの下端に設けられたフランジ部62dは、その他の部分に設けられたフランジ部62dよりも幾分多く突出している。したがって、前方延出部61bの断面(厳密には、前後方向と直交する断面)は、図12に示すように、略L字形状となっている。そして、前方延出部62bの下端に設けられたフランジ部62dは、第二の連結ブラケット62を所定の固定位置(具体的には、スライドレール機構RのアッパレールRu)に固定するための固定部として機能する。
また、第二の連結ブラケット62の平坦部62c中、該平坦部62cの上端寄りに位置する領域には、図10〜図12に示すように補強用のビード64が形成されている。このビード64は、平坦部62cに対してシート幅方向外側に円弧状に膨出したものである。また、ビード64は、第二の連結ブラケット62において、図10及び図11に示すように、主に前方延出部62bに設けられている。具体的に説明すると、ビード64は、前方延出部62bの前端から前後方向に沿って延出し、前方延出部62bと上方延出部62aとの合流箇所まで達している。また、ビード64のシート幅方向における内側部分は、円弧状に窪んでいる。ただし、ビード64のシート幅方向における内側部分の窪み形状については、特に限定されるものではなく、例えばV字状に窪んでいてもよい。
また、第二の連結ブラケット62の平坦部62cのうち、上方延出部62aの中央部分付近には貫通孔62eが形成されている。この貫通孔62eは、図10及び図11に示すように、シートバックフレーム10のフレーム本体31をなすパイプの一端部(厳密には、フレーム本体31の後端部においてリクライニングユニット50により近い側に位置する端部)が差し込まれる孔である。
次に、各連結ブラケット61、62の配置位置や他部材との位置関係について説明する。先ず、第一の連結ブラケット61について説明すると、第一の連結ブラケット61は、図8に示すように、シート幅方向において、シートクッションフレーム30のフレーム本体31の側端部31a(厳密には、シート幅方向一端部にある側端部31a)の外側で当該側端部31aと隣り合うように配置されている。なお、本実施形態では、第一の連結ブラケット61がフレーム本体31の側端部31aに溶接にて取り付けられている。
また、上記の配置位置にある第一の連結ブラケット61において、ビード63の第一膨出部63a(より具体的には、第一膨出部63aの内側部分)は、隣り合うフレーム本体31の側端部31aの一部と対向している。
そして、フレーム本体31の側端部31aのうち、第一膨出部63aと対向する部分は、図8に示すように、第一膨出部63aの内側部分に入り込んでいる。かかる状態で、第一の連結ブラケット61中、前方延出部61bがフレーム本体31の側端部31aに接合(厳密には溶接)されている。ここで、フレーム本体31の側端部31aのうち、第一膨出部63aと対向する部分は、前述したように第一膨出部63aの内側部分に入り込んでいる。これにより、フレーム本体31の側端部31aのうち、第一膨出部63aと対向する部分は、図8に示すように、平坦部61cよりもシート幅方向の外側に位置するようになる。このような構成であれば、第一膨出部63aの内側部分に入り込ませる分だけ、フレーム本体31の側端部31aをシート幅方向外側にずらすことが可能となる。換言すると、第一膨出部63aの膨出量に応じた分だけフレーム本体31の横幅、すなわちシートクッションS2の横幅をより長くすることが可能となる。
なお、シート幅方向において、第一の連結ブラケット61の内側部分にはフレーム本体31の側端部31aが接合されている一方で、第一の連結ブラケット61の外側部分にはフランジ部61dが突出している。つまり、第一の連結ブラケット61は、シート幅方向において、フランジ部61dが設けられている側とは反対側にてフレーム本体31の側端部31aに取り付けられている。これにより、フレーム本体31と第一の連結ブラケット61との接合作業(つまり、第一の連結ブラケット61の取り付け作業)がより容易に行われるようになる。
また、第一の連結ブラケット61において、フレーム本体31の側端部31aが接合されている箇所は、図8に示すように第一膨出部63aの内側部分にある。一方、フレーム本体31の側端部31aの中で第一の連結ブラケット61に接合されている部分は、図8に示すように、当該側端部31aの外周面のうち、シート幅方向外側にあって下側半分に位置する領域である。換言すると、第一の連結ブラケット61は、フレーム本体31の側端部31aの上端よりも下方に位置する箇所に接した状態で当該箇所に取り付けられている。このような構成であれば、フレーム本体31の側端部31aの上端に第一の連結ブラケット61を取り付ける構成と比べて、車両用シートSのサイズがよりコンパクトになる。この結果、第一の連結ブラケット61の取り付け作業がより容易になる。
また、図3及び図5に示すように、フレーム本体31の側端部31aのうち、第一の連結ブラケット61が接合されている部分と前後方向において同じ位置に位置する部分には、横置きの支持ワイヤ33(厳密には、最も後方に位置する支持ワイヤ33)の端部が溶接されている。すなわち、前後方向において、第一の連結ブラケット61がフレーム本体31の側端部31aが接合されている範囲は、支持ワイヤ33の端部が当該側端部31aに接合されている範囲と重複している。これにより、車両用シートSのサイズがより一層コンパクトになる結果、第一の連結ブラケット61の取り付け作業が益々容易になる。
なお、第一の連結ブラケット61のうち、前後方向において支持ワイヤ33が配置されている範囲内に位置する部分にはビード63(厳密には、第一膨出部63a)が形成されている。つまり、ビード63の一部は、前後方向において、フレーム本体31の側端部31aを挟んで支持ワイヤ33の端部と対向する位置にある。
また、第一の連結ブラケット61は、フレーム本体31の側端部31aに接合されているが、本実施形態では、さらに、第一の連結ブラケット61の下方に位置するスライドレール機構RのアッパレールRuに固定されている。より具体的に説明すると、第一の連結ブラケット61に設けられているフランジ部61dのうち、前方延出部61bの下端部に設けられている部分は、前述したように、シート幅方向外側に向かって大きく張り出している。そして、図8に示すように、前方延出部61bの下端部に設けられたフランジ部61dがアッパレールRuの上面に載置されて当該アッパレールRuに固定されている。
また、図2、図3、図6及び図8に示すように、前方延出部61bの下端部に設けられたフランジ部61dにはバックル取り付け用ブラケットB2が取り付けられている。つまり、バックル取り付け用ブラケットB2は、被取り付け部材として第一の連結ブラケット61に取り付けられている。図8を参照しながら詳しく説明すると、前方視で略L字状をなすバックル取り付け用ブラケットB2のうち、シート幅方向に延出する部分が、前方延出部61bの下端部に設けられたフランジ部61dの上に載置されている。
そして、バックル取り付け用ブラケットB2のうち、前方延出部61bの下端部に設けられたフランジ部61dに載置された部分(すなわち、シート幅方向に延出する部分)は、当該フランジ部61dと共にアッパレールRuにボルト止めされている。つまり、バックル取り付け用ブラケットB2を第一の連結ブラケット61に取り付けるための取り付け部品としてボルトTが用いられており、本実施形態では、ボルトTによってバックル取り付け用ブラケットB2及び第一の連結ブラケット61の双方がアッパレールRuに共締めされている。
なお、バックル取り付け用ブラケットB2が第一の連結ブラケット61に取り付けられた状態では、図6及び図8に示すように、前後方向において、ビード63が存する範囲と、バックル取り付け用ブラケットB2が存する範囲とが重複している。厳密には、バックル取り付け用ブラケットB2のうち、シート高さ方向に延出する部分がビード63中の第一膨出部63aの一部分と対向している。このような構成であれば、前後方向においてビード63が存するスペースを利用してバックル取り付け用ブラケットB2が第一の連結ブラケット61に取り付けられるようになる。この結果、バックル取り付け用ブラケットB2の取り付けに伴って車両用シートSが大型化するのを抑制することが可能となる。
また、第一の連結ブラケット61に設けられたフランジ部61dのうち、前方延出部61bの上端部に設けられた部分は、ボルトTによってバックル取り付け用ブラケットB2を第一の連結ブラケット61にスムーズに取り付ける目的から、部分的に切り欠かれている。図9を参照しながら説明すると、前方延出部61bの上端部に設けられたフランジ部61dは、バックル取り付け用ブラケットB2の直上に位置する。厳密に説明すると、上記のフランジ部61dは、バックル取り付け用ブラケットB2のうち、シート幅方向に沿って延出する部分の直ぐ上に位置する。
また、バックル取り付け用ブラケットB2のうち、シート幅方向に沿って延出する部分の所定位置には前述のボルトTが配置される。一方、前方延出部61bの上端部に設けられたフランジ部61dは、シート幅方向においてボルトTの配置位置に差し掛かる位置まで突出している。
そして、図9に示すように、上記のフランジ部61dのうち、ボルトTの上端部と対向する位置にある部分が円弧状に切り欠かれている。このような構成であれば、ボルトTを上記の配置位置に配置する際に、前方延出部61bの上端部に設けられたフランジ部61dとボルトTとが干渉するのを抑制することが可能となる。この結果、ボルトTによるバックル取り付け用ブラケットB2の取り付け作業がより容易に行われるようになる。
次に、第二の連結ブラケット62について説明すると、第二の連結ブラケット62は、図12に示すように、シート幅方向において、シートクッションフレーム30のフレーム本体31の側端部31a(厳密には、シート幅方向他端部にある側端部31a)の外側で当該側端部31aと隣り合うように配置されている。なお、本実施形態では、第二の連結ブラケット62がフレーム本体31の側端部31aに溶接にて取り付けられている。
また、上記の配置位置にある第二の連結ブラケット62において、ビード64(より具体的には、ビード64の内側部分)は、隣り合うフレーム本体31の側端部31aの一部と対向している。
そして、フレーム本体31の側端部31aのうち、ビード64と対向する部分は、図12に示すように、ビード64の内側部分に入り込んでいる。かかる状態で、第二の連結ブラケット62中、前方延出部61bがフレーム本体31の側端部31aに接合(厳密には溶接)されている。そして、フレーム本体31の側端部31aのうち、ビード64と対向する部分が当該ビード64の内側部分に入り込んでいるので、その分だけ、フレーム本体31の側端部31aがシート幅方向外側にずれるようになる。この結果、フレーム本体31の横幅をより長くすることが可能となる。
また、第二の連結ブラケット62は、フレーム本体31の側端部31aに接合されていると共に、第二の連結ブラケット62の下方に位置するスライドレール機構RのアッパレールRuに固定されている。より具体的に説明すると、第二の連結ブラケット62に設けられているフランジ部61dのうち、前方延出部61bの下端部に設けられている部分は、前述したように、シート幅方向外側に向かって大きく張り出している。そして、図12に示すように、前方延出部61bの下端部に設けられたフランジ部61dがアッパレールRuの上面に載置されて当該アッパレールRuに固定されている。
また、図3、図11及び図12に示すように、前方延出部61bの下端部に設けられたフランジ部61dには、前述のアンカー取り付け用ブラケットB1が取り付けられている。図12を参照しながら詳しく説明すると、前方視で略L字状をなすアンカー取り付け用ブラケットB1のうち、シート幅方向に延出する部分が、前方延出部61bの下端部に設けられたフランジ部61dの上に載置されている。なお、本実施形態において、アンカー取り付け用ブラケットB1は、第二の連結ブラケット62とともにアッパレールRuにボルト留めされている。
また、図11に示すように、第二の連結ブラケット62の上方延出部62aに形成された円孔状の貫通孔62eには、シートバックフレーム10のフレーム本体31をなすパイプの一端部が差し込まれている。そして、貫通孔62eに差し込まれた上記パイプの一端部に第二の連結ブラケット62(厳密には、貫通孔62eの外縁部分)が溶接されている。この結果、第二の連結ブラケット62がより強固にフレーム本体31に固定されている。
ところで、第二の連結ブラケット62がその配置位置に配置された状態では、図12から分かるように、シート幅方向において、リクライニングユニット50が存する範囲と、第二の連結ブラケット62が存する範囲とが重複している。より厳密に説明すると、第二の連結ブラケット62中、ビード64が形成されている部分は、シート幅方向において、リクライニングユニット50のケーシングが存する範囲内に位置している。このような構成であれば、リクライニングユニット50が存する範囲とビード64が存する範囲とがシート幅方向において離間している構成に比べて、車両用シートSのサイズをよりコンパクト化することが可能となる。
なお、シート幅方向において、第二の連結ブラケット62が設けられている側にはリクライニングユニット50が設けられているが、第一の連結ブラケット61が設けられている側にはリクライニングユニット50が設けられていない。このため、シート幅方向において、車両用シートSのうち、第二の連結ブラケット62が設けられている側の部分では、リクライニングユニット50が設けられた分だけ強度が増すことになる。一方で、第一の連結ブラケット61には第一膨出部63aと第二膨出部63bとを備えたビード63が形成されており、かかるビード63は、第二の連結ブラケット62に設けられたビード64よりも長くなっている。これにより、車両用シートSのうち、第一の連結ブラケット61が設けられている側の部分では、ビード63がより長くなっている分だけ強度が増すことになる。これにより、シート幅方向において車両用シートS内の強度バランスが良好に保たれるようになる。
10 シートバックフレーム
11 メインフレーム
11a 側部
13 サイドフレーム
14 フレーム固定ブラケット
30 シートクッションフレーム
31 フレーム本体
31a 側端部(フレーム側部)
32,33 支持ワイヤ
50 リクライニングユニット(リクライニング機構)
61 第一の連結ブラケット(連結部材)
61a 上方延出部
61b 前方延出部
61c 平坦部
61d フランジ部(補強部)
61e 貫通孔
61f 第一領域
61g 第二領域
62 第二の連結ブラケット
62a 上方延出部
62b 前方延出部
62c 平坦部
62d フランジ部
62e 貫通孔
63 ビード(膨出部)
63a 第一膨出部
63b 第二膨出部
64 ビード
B1 アンカー取り付け用ブラケット
B2 バックル取り付け用ブラケット(被取り付け部材)
F フット
S 車両用シート(乗物用シート)
R スライドレール機構
Ru アッパレール
Rl ロアレール
S1 シートバック
S2 シートクッション
T ボルト(取り付け部品)
W シートベルト
Wa アンカー
Wb バックル
Wt タング
Z 溶接接合箇所

Claims (4)

  1. シートクッションと、該シートクッションに対して回動可能なシートバックと、前記シートクッション及び前記シートバックを連結する連結部材と、を備える乗物用シートであって、
    前記シートクッションに設けられたシートクッションフレームのうち、前記乗物用シートの幅方向における端部は、パイプからなるフレーム側部を有し、
    前記連結部材は、前記幅方向における端面が平坦面となった平坦部と、該平坦部に対して前記幅方向の外側に膨出した膨出部と、を備え、前記幅方向において前記フレーム側部の外側で前記フレーム側部と隣り合っており、
    前記膨出部は、前記フレーム側部と対向する第一膨出部と、該第一膨出部と連続しており前記フレーム側部と対向する位置から外れた第二膨出部と、を有し、
    前記第一膨出部の前記幅方向における内側部分が窪んでおり、
    前記フレーム側部のうち、前記第一膨出部と対向する部分は、前記幅方向において、前記第一膨出部の内側部分に入り込んで前記平坦部よりも外側に位置していることを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記連結部材は、板状部材からなり、
    前記連結部材の外縁部には補強部が設けられており、
    該補強部は、前記平坦部と交差するように前記幅方向に突出しており、
    前記連結部材において、前記補強部のうちの第一領域と、該第一領域と対向する位置に配置された第二領域の間に前記膨出部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記連結部材は、板状部材からなり、
    前記連結部材の外縁部には補強部が設けられており、
    該補強部は、前記平坦部と交差するように前記幅方向の外側に向かって突出しており、
    前記補強部の前記幅方向における外側の端位置は、前記膨出部の前記幅方向における外側の端位置よりも外側に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。
  4. 前記連結部材には取り付け部品によって被取り付け部材が取り付けられており、
    前記連結部材は、板状部材からなり、
    前記連結部材の外縁部には補強部が設けられており、
    該補強部は、前記平坦部と交差するように前記幅方向に突出しており、
    前記補強部のうち、前記幅方向において前記取り付け部品の上部と対向する位置にある部分が切り欠かれていることを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。
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