JP2018198508A - 電力半導体装置、及び電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 互いに対面し、かつ鉛直方向に延在した第1基板21及び第2基板22と、第1基板及び第2基板のそれぞれに垂直で、かつ第1基板及び第2基板に挟まれ配置された電力半導体素子1とを備え、電力半導体素子は、第1基板に接合される主回路用端子11、及び第2基板に接合される制御回路用端子12を有し、第1基板及び第2基板は、電力半導体素子に対して鉛直方向における下から上へ流れる気流通路7の壁部を形成する。
【選択図】図1A
Description
しかしながら横型実装では、基板に占める電力半導体素子の実装面積が大きくなることから、電力半導体素子の主面を基板面に対して垂直に配置して実装を行う縦型実装の電力半導体装置も提案されている(例えば特許文献1)。
即ち、本発明の一態様における電力半導体装置は、互いに対面し、かつ鉛直方向に延在した第1基板及び第2基板と、上記第1基板及び上記第2基板のそれぞれに垂直で、かつ第1基板及び第2基板に挟まれ配置された電力半導体素子と、を備えた電力半導体装置であって、上記電力半導体素子は、その主面の周縁部において互いに対向する一方の周縁部には上記第1基板に接合される主回路用端子を有し、他方の周縁部には上記第2基板に接合される制御回路用端子を有し、上記第1基板及び上記第2基板は、上記電力半導体素子に対して鉛直方向における下から上へ流れる気流の通路壁部であることを特徴とする。
これにより、部品の長寿命化が図られ、電力半導体装置における信頼性の向上を図ることが可能となる。
これにより、ノイズによって制御回路が例えば誤動作することを防止でき、電力半導体装置における信頼性の向上を図ることが可能となり、また、ノイズ対策を容易化することが可能となる。
また、以下の説明及び添付図面の内容は、特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
図1A、図1B、及び図1Cは、実施の形態1における電力半導体装置101を示している。該電力半導体装置101は、基本的構成部分として、電力半導体素子1と、第1基板の一例に相当する主回路基板21と、第2基板の一例に相当する制御回路基板22と、を備え、さらにケーシング3、ヒートシンク4、冷却装置の一例に相当するファン5を備えることができる。以下に、これらの構成部分について順次説明する。
このようなヒートシンク4は、立設された複数のフィン41を有し、また、本実施の形態1では各フィン41間に空気を流がし強制空冷可能なように、フィン41上にファン5が設けられている。ヒートシンク4及びフィン41を冷却する冷却装置は、ファン5に限定されず、例えば水冷式のもの、半導体冷却素子を用いたもの等を用いることができる。
また、ヒートシンク4における冷却効果を高めるため、本実施の形態1では図1Bに示すように、ヒートシンク4は、Y方向において、主回路基板21及び制御回路基板22の対面間隔を超える幅寸法を有するが、上記対面間隔よりも小さい幅寸法を有してもよい。
鉛直壁31は、Z方向(鉛直方向)に沿って延在し、主回路基板21及び制御回路基板22の他方側にて、ヒートシンク4に対面して配置されている。また図1Bに示すように、主回路基板21及び制御回路基板22は、固定部材の一例としてのリブ35a,35bによって鉛直壁31に固定されている。他の固定部材として、レール、端子台等を用いることもできる。また、リブ35a,35b等の固定部材は、主回路基板21、制御回路基板22、及び鉛直壁31のいずれに設けられていてもよい。
また上部壁32及び下部壁33は、当該上部壁32及び下部壁33を鉛直方向に貫通し気流を流すための複数の開口36を有する。図1Aでは、長方形状の開口36を図示しているが、その形状及び個数は任意である。また、その配列状態についても、図示する格子状に限定されず任意であり、さらに上部壁32及び下部壁33における各開口36が鉛直方向において同列上に配列されてもよいし、非同列状に配列されてもよい。
尚、以下の各実施の形態を含めて、ケーシング3は下部壁33を有するが、下部壁33は無くてもよい。
したがって、主回路と制御回路とが同一基板に実装されている場合と比較して、主回路から発せられるノイズ、及び入力部11a、出力部11bから侵入するノイズが、制御回路に与える影響を低減する効果が得られる。その結果、ノイズによって制御回路が誤動作することを防止でき、当該電力半導体装置101の信頼性をより高めることができる。また、ノイズ対策を容易化することもできる。
また、ヒートシンク4における電力半導体素子1の取り付け面を研磨することで、電力半導体素子1とヒートシンク4との間の接触熱抵抗を低減でき、さらに、ヒートシンク4から放射される輻射熱を低減することもできる。よって、ケーシング3の内側における各部品の温度上昇を防止する効果も得られる。
図3及び図4には、実施の形態1における電力半導体装置101を複数台接続して構成した、本実施の形態2における電力変換装置200を示している。
図3に示す電力変換装置200−1は、複数の電力半導体装置101と、1台の制御装置210とを備え、それぞれの電力半導体装置101は、ヒートシンク4をX方向における一方側に配向してY方向へ並設され、制御装置210は、Y方向における一方側に配置し、Y方向の他方側には横板220が配置されている。
制御装置210は、各電力半導体装置101を制御する装置であり、表示及び操作器212と、外部接続端子214を有している。外部接続端子214は、端子台であってもよいし、コネクタであってもよい。
各電力半導体装置101、及び電力半導体装置101と制御装置210とは、例えばコネクタ、バスバー、あるいはワイヤーハーネス等の接続部材によって電気的に並列に接続されている。
この場合、図4に示す電力変換装置200−2のように、隣接するヒートシンク4間をヒートシンク接合部230を介して熱伝導可能に結合することで、各ヒートシンク4間の温度をバランスする。これにより、電力半導体装置101のいずれかに変換電力が偏ることを抑制することができる。その結果、電力変換装置200の寿命を延ばし、信頼性の向上を図ることができる。
図5A及び図5Bは、実施の形態1における電力半導体装置101の変形例に相当する、実施の形態3における電力半導体装置103を示している。尚、図5A及び図5Bでは、図示の簡略化、及び理解を容易にするため、ケーシング3及びファン5の図示を省略している。
実施の形態1における電力半導体装置101では、主回路基板21及び制御回路基板22とヒートシンク4とは、連結されていないが、実施の形態3の電力半導体装置103では、主回路基板21及び制御回路基板22とヒートシンク4とは、締結部を構成する一部品に相当するネジ112にて連結している。この点でのみ、電力半導体装置103は電力半導体装置101と相違する。
まず、主回路基板21及び制御回路基板22は、ヒートシンク4にネジ留めしたことで、主回路基板21及び制御回路基板22の耐振動性を向上させることができる。
尚、グランド電位の共通化に限定されず、一般的にヒートシンクは、アルミニウムで作製されインピーダンスが低いことから、50A以上の電流を通電するように構成することもできる。
図6A及び図6Bは、実施の形態3における電力半導体装置103の変形例に相当する、実施の形態4における電力半導体装置104を示す図である。尚、図6A及び図6Bでは、図示の簡略化、及び理解を容易にするため、ケーシング3及びファン5の図示を省略している。
実施の形態3における電力半導体装置103では、主回路基板21及び制御回路基板22は、凸部24を設けてヒートシンク4に連結しているが、フィン41まで延在していない。これに対して実施の形態4の電力半導体装置104では、主回路基板21及び制御回路基板22は、X方向において、ヒートシンク4を越えてフィン41の先端部41aに対応した位置まで延在している。この点でのみ、電力半導体装置104は電力半導体装置103と相違する。
実施の形態3における電力半導体装置103の構成では、ヒートシンク4をファン5によって強制空冷する場合、ヒートシンク4のフィン41のうち、Y方向において最も外側に位置する2つのフィン41−1において、対向するフィンが存在しない外面41bでは気流通路が形成されず自然空冷になる。
さらに、フィン41−1と拡張部26との間に、例えば放熱性樹脂を充填することにより、より効率的に回路部品9a、9bを冷却することができる。
3 ケーシング、 4 ヒートシンク、 5 ファン、 7、8 気流通路、
11 主回路用端子、 12 制御回路用端子、 21 主回路基板、
22 制御回路基板、 26 拡張部、 36 開口、 41 フィン、
101−104 電力半導体装置、
200−1、200−2 電力変換装置、
210 制御装置、 230 ヒートシンク接合部。
Claims (7)
- 互いに対面し、かつ鉛直方向に延在した第1基板及び第2基板と、
上記第1基板及び上記第2基板のそれぞれに垂直で、かつ第1基板及び第2基板に挟まれ配置された電力半導体素子と、
を備えた電力半導体装置であって、
上記電力半導体素子は、その主面の周縁部において互いに対向する一方の周縁部には上記第1基板に接合される主回路用端子を有し、他方の周縁部には上記第2基板に接合される制御回路用端子を有し、
上記第1基板及び上記第2基板は、上記電力半導体素子に対して鉛直方向における下から上へ流れる気流の通路壁部である、
ことを特徴とする電力半導体装置。 - 板材で構成され、上記第1基板及び上記第2基板のそれぞれに対して、垂直に延在しかつ鉛直方向において少なくとも上側に配置され、上記電力半導体素子を内側に収容するケーシングであって、当該ケーシングを鉛直方向に貫通し気流を通す開口を有するケーシングをさらに備える、請求項1に記載の電力半導体装置。
- 上記電力半導体素子は、鉛直方向に沿って上記主面が配向され、当該電力半導体素子における一方の主面に取り付けたヒートシンクをさらに備えた、請求項1又は2に記載の電力半導体装置。
- 上記第1基板及び上記第2基板の少なくとも一方は、上記ヒートシンクと機械的及び電気的に接続されている、請求項3に記載の電力半導体装置。
- 上記第1基板及び上記第2基板は、上記ヒートシンクと機械的に接続され、かつ、当該ヒートシンクを越えて延在し上記ヒートシンクに立設しているフィンとの間に気流通路を形成する拡張部を有する、請求項3に記載の電力半導体装置。
- 上記ヒートシンクの強制冷却を行う冷却装置をさらに備えた、請求項3から5のいずれか1項に記載の電力半導体装置。
- 請求項3から6のいずれか1項に記載の電力半導体装置と、
上記電力半導体装置と電気的に接続され上記電力半導体装置を制御する制御装置と、
複数の上記電力半導体装置が設けられ、各電力半導体装置におけるヒートシンク間に位置しヒートシンク同士を互いに熱伝導可能に結合する接合部と、
を備えたことを特徴とする電力変換装置。
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