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JP2018198285A - 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法 Download PDF

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JP2018198285A JP2017102975A JP2017102975A JP2018198285A JP 2018198285 A JP2018198285 A JP 2018198285A JP 2017102975 A JP2017102975 A JP 2017102975A JP 2017102975 A JP2017102975 A JP 2017102975A JP 2018198285 A JP2018198285 A JP 2018198285A
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朗通 前川
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淳平 入川
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Haruhisa Hashimoto
治寿 橋本
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Naoto IMADA
直人 今田
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Abstract

【課題】接着テープを剥がす場合において、太陽電池セルの裏面側の電極の剥がれを抑制する。【解決手段】太陽電池モジュール1は、複数の太陽電池セル20は、X軸方向およびX軸方向に直交するY軸方向のそれぞれの方向に間をあけ、行列状に配置されている。複数の配線部材70のそれぞれは、X軸方向に配置された複数の太陽電池セル20の間に配置され、複数の太陽電池セル20を電気的に接続している。X軸方向に配置された複数の太陽電池セル20は、複数の配線部材70によって接続されることで一体化され、一体化された複数の太陽電池セル20および複数の配線部材70は、Y軸方向に互いに間をあけて複数配置されている。さらに、太陽電池モジュール1は、Y軸方向に隣り合う複数の配線部材70の間に配置された接着テープ90を備えている。Y軸方向に隣り合う複数の配線部材70は、接着テープ90によって連結されている。【選択図】図5

Description

本発明は、複数の太陽電池セルを備える太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法に関する。
太陽電池モジュールは、複数の太陽電池セルを備える。複数の太陽電池セルの表面側および裏面側には、封止部材が設けられる。この種の太陽電池モジュールは、例えば、複数の太陽電池セルの表面側および裏面側に充填部材が配置され、その後、複数の太陽電池セルおよび充填部材が加熱加圧処理されることで形成される。この加熱加圧処理時に発生する太陽電池セルの歪み等を抑制するため、特許文献1に開示された太陽電池モジュールでは、隣り合う2つの太陽電池セルを固定用テープで固定した後に、加熱加圧処理が行われる。
国際公開第2016/103625号
上記太陽電池モジュールでは、特許文献1の図4に示されるように、略矩形状をした2つの太陽電池セルの対向する2辺のそれぞれの中央付近に固定用テープが貼り付けられ、2つの太陽電池セルが固定されている。
例えば、裏面接合型の太陽電池モジュールでは、受光面側とは反対の裏面側に集電用の電極が設けられるが、特許文献1に示されるように、太陽電池セルの対向する2辺のそれぞれの中央付近に固定用テープが貼り付けられると、裏面側の電極にも固定用テープが貼り付けられてしまう。そのため、固定用テープの貼り付けミスまたは設備エラーなどによって太陽電池セルから固定用テープを剥がす作業が生じた場合に、太陽電池セルの裏面側の電極も一緒に剥がれてしまうという問題がある。太陽電池セルの裏面側の電極が剥がれると、太陽電池セルの出力が低下し、太陽電池モジュールの特性が劣化するという問題が起きる。
本発明は、太陽電池セルの裏面側の電極の剥がれを抑制する太陽電池モジュール等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る太陽電池モジュールの一態様は、複数の太陽電池セルと、前記複数の太陽電池セルを電気的に接続する複数の配線部材と、を備える太陽電池モジュールであって、前記複数の太陽電池セルは、第1の方向および前記第1の方向に直交する第2の方向のそれぞれの方向に間をあけ、行列状に配置され、前記太陽電池セルのそれぞれは、半導体材料からなる基板と、前記太陽電池セルの裏面側と同じ側である前記基板の裏面側の面上に形成されたn型半導体層と、前記面上であって前記n型半導体層が形成されていない領域に形成されたp型半導体層と、前記n型半導体層の上に形成されたn側電極と、前記p型半導体層の上に形成されたp側電極とを備え、前記複数の配線部材のそれぞれは、前記第1の方向に配置された前記複数の太陽電池セルの間に配置され、前記第1の方向に配置された前記複数の太陽電池セルのうち所定の太陽電池セルの前記n側電極と、前記所定の太陽電池セルの隣に位置する太陽電池セルの前記p側電極とに接続され、前記第1の方向に配置された前記複数の太陽電池セルは、前記複数の配線部材によって接続されることで一体化され、一体化された前記複数の太陽電池セルおよび前記複数の配線部材は、前記第2の方向に互いに間をあけて複数配置され、前記太陽電池モジュールは、さらに、前記第2の方向に隣り合う前記複数の配線部材の間に配置された接着テープを備え、前記第2の方向に隣り合う前記複数の配線部材は、前記接着テープによって連結されている。
また、本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法の一態様は、第1の方向および前記第1の方向に直交する第2の方向のそれぞれの方向に間をあけ、行列状に配置された複数の太陽電池セルと、前記複数の太陽電池セルを電気的に接続する複数の配線部材と、を備える太陽電池モジュールの製造方法であって、前記第1の方向に隣り合う前記複数の太陽電池セルを前記配線部材で接続して一体化し、一体化された前記複数の太陽電池セルおよび前記配線部材を、前記第2の方向に互いに間をあけて複数配置する配置工程と、前記第2の方向に隣り合う複数の前記配線部材の間に接着テープを配置し、当該接着テープで前記第2の方向に隣り合う複数の前記配線部材を連結する連結工程と、を含む。
本発明に係る太陽電池モジュールによれば、太陽電池セルの裏面側の電極の剥がれを抑制することができる。
実施の形態に係る太陽電池モジュールを裏面側から見た平面図である。 図1のII−II線における太陽電池モジュールの断面図である。 実施の形態に係る太陽電池セルを裏面側から見た平面図である。 図3のIV−IV線における太陽電池セルの断面図である。 実施の形態に係る太陽電池モジュールに含まれる太陽電池セル、配線部材、接着テープの配置図の一例である。 図6の(a)は、図5に示す太陽電池モジュールのVIa部分の拡大平面図であり、図6の(b)は、(a)のVIb−VIb線における断面図である。 実施の形態に係る太陽電池モジュールの製造方法を示すフローチャートである。 実施の形態に係る太陽電池モジュールの製造方法を順に示す図である。 実施の形態の変形例1に係る太陽電池モジュールの拡大平面図である。 図10の(a)は、実施の形態の変形例2に係る太陽電池モジュールの拡大平面図であり、図10の(b)は、(a)のXb−Xb線における断面図である。 図11の(a)は、実施の形態の変形例3に係る太陽電池モジュールの拡大平面図であり、図11の(b)は、(a)のXIb−XIb線における断面図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュールおよび太陽電池セルについて、図面を用いて詳細に説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置、接続形態および工程などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
本明細書において、太陽電池セルの「表面」とは、その反対側の面である「裏面」に比べ、光が多く内部へ入射可能な面を意味(50%超過〜100%の光が表面から内部に入射する)し、「裏面」側から光が内部に全く入らない場合も含む。また太陽電池モジュールの「表面」とは、太陽電池セルの「表面」側の光が入射可能な面を意味し、太陽電池モジュールの「裏面」とは、その反対側の面を意味する。また、「第1の部材上に第2の部材を設ける」などの記載は、特に限定を付さない限り、第1および第2の部材が直接接触して設けられる場合のみを意図しない。即ち、この記載は、第1および第2の部材の間に他の部材が存在する場合を含む。また、「略**」との記載は、「略同一」を例に挙げて説明すると、全く同一はもとより、実質的に同一と認められるものを含む意図である。
(実施の形態)
[1.太陽電池モジュールの構成]
まず、実施の形態に係る太陽電池モジュール1の概略構成について、図1および図2を用いて説明する。
図1は、実施の形態に係る太陽電池モジュール1を裏面側から見た平面図である。また、図2は、図1のII−II線における太陽電池モジュール1の断面図である。図5は、実施の形態に係る太陽電池モジュール1に含まれる太陽電池セル20、配線部材70、接着テープ90の配置図の一例である。なお、図5では、充填部材等の記載を省略している。
図1および図5に示すように、太陽電池モジュール1は、太陽電池ストリング10a、10b、10c、10d、10e、および10fを備える。太陽電池ストリング10a〜10fのそれぞれは、例えば、図5に示すように12個の太陽電池セル20を有している。
図2に示すように、太陽電池ストリング10a〜10fは、表面側の保護部材11と、裏面側の保護部材12との間に配されている。保護部材11は、太陽電池セル20の受光面20a側(表面側:Z軸正方向側)に位置している。保護部材12は、太陽電池セル20の裏面20b側(裏面側:Z軸負方向側に位置している。保護部材12は、可撓性を有する。保護部材11と太陽電池セル20との間には表面側の充填部材13が設けられている。保護部材12と太陽電池セル20との間には裏面側の充填部材14が設けられている。充填部材13および充填部材14により、複数の太陽電池セル20が封止されている。
保護部材11は、例えば、ガラス基板、樹脂基板等の透光性を有する部材で形成される。
保護部材12は、例えば、樹脂シート、金属箔を介在させた樹脂シート等の可撓性を有する部材で形成される。
充填部材13および充填部材14は、例えば、エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリビニルブチラール(PVB)、ポリエチレン(PE)、ポリウレタン(PU)などの樹脂で形成される。
太陽電池ストリング10a〜10fのそれぞれは、太陽電池ストリング10a〜10fの配列方向であるY軸方向(第2の方向)に対して直交するX軸方向(第1の方向)に沿って配された複数の太陽電池セル20を有する。
図3は、実施の形態に係る太陽電池セル20を裏面側から見た平面図である。太陽電池セル20は、太陽電池セル20の裏面側から平面視した場合、多角形状である。太陽電池セル20は、4つの角部C1を有し、角部C1のそれぞれは面取りされた形状を有している。
図3に示すように、太陽電池セル20は、光電変換部29と、n側電極23と、p側電極24とを有する。
光電変換部29は、主として第1主面および第2主面を有するn型の半導体基板で形成されている。半導体基板は、例えば、結晶シリコンなどの結晶半導体等で形成される。光電変換部29の第1主面が太陽電池セル20の裏面20bに相当し、光電変換部29の第2主面が太陽電池セル20の受光面20aに相当する。
光電変換部29は、受光した際に正孔や電子などのキャリアを生成させる部材である。光電変換部29は、受光面20aにおいて受光したときキャリアを生成させる。
光電変換部29の裏面20bの上には、キャリア(電子)を収集するn側電極23と、キャリア(正孔)を収集するp側電極24とが形成されている。この構成より、本実施の形態に係る太陽電池セル20は、裏面接合型の太陽電池となっている。
n側電極23は、裏面20bを平面視した場合に、くし歯形状を構成する複数のフィンガー電極23aとバスバー電極23bとを有している。p側電極24は、裏面20bを平面視した場合に、くし歯形状を構成する複数のフィンガー電極24aとバスバー電極24bとを有している。また、n側電極23とp側電極24とは、互いに間挿し合うように配置されている。複数のフィンガー電極23aおよび24aは、X軸方向に沿って延びた複数の電極線状部であり、Y軸方向に沿って相互に間隔をおいて配置されている。
複数のフィンガー電極23aは、バスバー電極23bに電気的に接続されている。バスバー電極23bは、複数のフィンガー電極23aのX軸方向における一方側の端部に接続されている。同様に、複数のフィンガー電極24aは、バスバー電極24bに電気的に接続されている。バスバー電極24bは、複数のフィンガー電極24aのX軸方向における他方側の端部に接続されている。
図1および図5に示すように、太陽電池ストリング10a〜10fのそれぞれにおいて、X軸方向において隣り合う太陽電池セル20は、配線部材70によって電気的に接続されている。具体的には、X軸方向において隣り合う太陽電池セル20のうちの、所定の太陽電池セル20(例えば図5の太陽電池セル20A)のn側電極23と、所定の太陽電池セル20の隣に位置する太陽電池セル20(例えば図5の太陽電池セル20B)のp側電極24とが配線部材70によって電気的に接続されている。配線部材70は、隣り合う太陽電池セル20の間の隙間領域の一部に配置されている。
配線部材70は、樹脂で形成された基材層と、金属からなる導電層とで形成されている(図示省略)。導電層は、例えば、金属箔、金属箔の積層体、表面が半田等で覆われた金属箔などである。金属箔および配線は、例えば、Ag、Cu等で構成される。また基材層は、例えば、ポリイミドなどの可撓性を有する絶縁性フィルムなどである。配線部材70は、例えば、これらの材料で形成された基材層および導電層で構成されたフレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuit)である。配線部材70と太陽電池セル20の裏面20bとは、接着層によって接着されている。接着層の材料は、例えば、樹脂接着剤の硬化物、導電材が分散混入している導電性樹脂接着剤の硬化物、半田等である。
図5に示すように、Y軸方向に隣り合う太陽電池ストリング10a〜10fは、10個の接着テープ90によって固定されている。例えば、図5のVIa部分に示すように、太陽電池ストリング10dに含まれる配線部材70aと、太陽電池ストリング10fに含まれる配線部材70bとが、1つの接着テープ90によって連結されている。このように、Y軸方向に隣り合う配線部材70同士を接着テープ90にて連結することで、太陽電池ストリング10a〜10dの位置関係が一定の状態に固定される。なお、Y軸方向に隣り合う全ての配線部材70同士が接着テープ90にて連結される必要は無く、Y軸方向に隣り合う数ヶ所の配線部材70同士が接着テープ90にて連結されていればよい。これら配線部材70および接着テープ90については、「3.太陽電池セル間接続部の構成」にて後述する。
太陽電池ストリング10a〜10fは、配線材32により電気的に接続されている。具体的には、太陽電池ストリング10aの最もX軸負方向側に位置している太陽電池セル20のn側電極23と太陽電池ストリング10bの最もX軸負方向側に位置している太陽電池セル20のp側電極24とが、配線材32により電気的に接続されている。また、太陽電池ストリング10cと太陽電池ストリング10dとの接続、ならびに、太陽電池ストリング10eと太陽電池ストリング10fとの接続についても同様である。
また、太陽電池ストリング10bの最もX軸正方向側に位置している太陽電池セル20のn側電極23と太陽電池ストリング10cの最もX軸正方向側に位置している太陽電池セル20のp側電極24とが、配線材32によって電気的に接続されている。また、太陽電池ストリング10dと太陽電池ストリング10eとの接続についても同様である。
X軸正方向側に位置している配線材32の一部は、引き出し電極41を構成している。図2に示すように、引き出し電極41の先端部は、裏面側の保護部材12の外側に引き出されている。
配線材32は、2つの配線材32aと、配線材32bとを有する。2つの配線材32aのそれぞれは、接着層により太陽電池セル20に接着されており、n側電極23またはp側電極24に電気的に接続されている。配線材32bは、2つの配線材32aを電気的に接続している。
配線材32aは、樹脂フィルムと配線とを有するフレキシブルプリント基板で構成されている。樹脂フィルムは、例えば、ポリイミド(PI)や、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂で形成されている。配線は、n側電極23またはp側電極24と電気的に接続され、例えば、CuおよびAgなどの少なくとも一種の金属からなる金属箔で形成されている。また、配線材32bも、例えば、CuおよびAgなどの少なくとも一種の金属からなる金属箔で形成されている。
太陽電池ストリング10aの最もX軸正方向側に位置している太陽電池セル20のp側電極24、および、太陽電池ストリング10fの最もX軸正方向側に位置している太陽電池セル20のn側電極23は、配線材33に接続されている。
配線材33は、配線材32aと、配線材33bとを有する。配線材33の一部を構成している配線材32aは、配線材32の一部を構成している配線材32aと実質的に同様の構成を有する。配線材33bは、配線材33の一部を構成している配線材32aに電気的に接続されている。配線材33bの一部は、引き出し電極42を構成している。図2に示すように、引き出し電極42の先端部は、裏面側の保護部材12の外側に引き出されている。配線材33bは、例えば、CuおよびAgなどの少なくとも一種の金属からなる金属箔で形成されている。
金属箔で形成されている配線材32bおよび33bならびに引き出し電極41および42と、太陽電池セル20の裏面20bとの間には、絶縁性シート60が配置されている。これにより、配線材32bおよび33bならびに引き出し電極41および42と、n側電極23およびp側電極24との短絡を抑制することができる。なお、絶縁性シート60の材料は、例えば、樹脂フィルムとして用いられるPIや、PETなどの樹脂の他、充填部材13および充填部材14として用いられるEVA、PVB、PE、PUなどの樹脂などである。
次に、本実施の形態に係る太陽電池セル20が、受光面20a上に入射した光により生成されたキャリアを裏面20b上で収集する機能を有するための構成を詳細に説明する。
[2.太陽電池セルの構成]
図4は、実施の形態に係る太陽電池セル20の断面図である。具体的には、図4は、図3のIV−IV線における太陽電池セル20の断面図である。
太陽電池セル20は、n型(一導電型)の半導体基板26を有する。具体的には、半導体基板26は、例えば、n型の結晶シリコンからなるウエハ状の基板である。なお、結晶シリコンとは、単結晶シリコン、または多結晶シリコンを含むものとする。なお、半導体基板26は、p型(他導電型)であってもよい。また、半導体基板26の材料は、GaAsやInP等の化合物半導体であってもよい。なお、半導体基板26の厚みは、50μm〜300μmであることが好ましい。
半導体基板26は、前述したように、第1主面と第2主面とを有し、第1主面上には、n型半導体層21と、p型半導体層22とが形成されている。
n型半導体層21は、例えば、半導体基板26と同じ導電型のn型非晶質半導体層21nと、パッシベーション層21iとが積層された積層体である。n型非晶質半導体層21nは、n型のドーパントを含む非晶質の半導体層である。n型非晶質半導体層21nは、例えば、n型ドーパントを含むアモルファスシリコンで形成される。n型非晶質半導体層21nの厚みは、1nm〜40nmであることが好ましい。n型非晶質半導体層21nは、半導体基板26との間で、受光により半導体基板26内で発生したキャリアのうちn型非晶質半導体層21n側へ拡散する少数キャリアを半導体基板26側へ押し戻すための電界を形成する。
パッシベーション層21iは、n型非晶質半導体層21nと第1主面との間に配置されている。パッシベーション層21iは、例えば、真性アモルファスシリコンで形成される。パッシベーション層21iの厚みは、発電に実質的に寄与しない程度の厚みであって、かつ、半導体基板26の表面のキャリアの再結合中心を低減できる限りにおいて特に限定されない。パッシベーション層21iの厚みは、例えば、数Å〜250Å程度である。
p型半導体層22は、例えば、半導体基板26とは異なる導電型のp型非晶質半導体層22pと、パッシベーション層22iとが積層された積層体である。p型非晶質半導体層22pは、p型のドーパントを含む非晶質の半導体層である。p型非晶質半導体層22pは、例えば、p型ドーパントを含むアモルファスシリコンで形成される。p型非晶質半導体層22pの厚みは、2nm〜50nmであることが好ましい。p型非晶質半導体層22pは、半導体基板26との間で、受光により半導体基板26内で発生したキャリアを分離するための電界を形成する。
パッシベーション層22iは、p型非晶質半導体層22pと第1主面との間に配置されている。パッシベーション層22iは、例えば、真性アモルファスシリコンで形成される。パッシベーション層22iの厚みは、発電に実質的に寄与しない程度の厚みであって、かつ、半導体基板26の表面のキャリアの再結合中心を低減できる限りにおいて特に限定されない。パッシベーション層22iの厚みは、例えば、数Å〜250Å程度である。
なお、n型半導体層21およびp型半導体層22の少なくとも一方は、水素を含むことが好ましい。半導体層に水素を含ませることにより、半導体層によるキャリアの再結合抑制効果を高めることができる。
ここで、真性アモルファスシリコンとは、ドーパントの含有率が1×1019cm−3未満であるアモルファスシリコンをいう。また、n型半導体層とは、n型ドーパントの含有率が5×1019cm−3以上である半導体層をいう。また、p型半導体層とは、p型ドーパントの含有率が5×1019cm−3以上である半導体層をいう。また、非晶質半導体層は、微結晶を含んでいてもよい。
パッシベーション層21iおよび22iは、半導体基板26の表面のキャリアの再結合中心を低減できる薄膜であればよく、SiOなどの酸化ケイ素、SiNなどの窒化ケイ素、SiONなどの酸窒化ケイ素を用いてもよい。
n型半導体層21およびp型半導体層22は、その上方に形成された複数のフィンガー電極23aおよび24aと同様に、X軸方向に沿って延びる複数の線状部を有する。Y軸方向に隣り合うフィンガー電極23aおよび24aは、それぞれ、n型半導体層21およびp型半導体層22に接続されており、n型半導体層21およびp型半導体層22は、第1主面を実質的に覆っている。
n型半導体層21の上には、フィンガー電極23aが形成され、n型半導体層21に接合されている。一方、p型半導体層22の上には、フィンガー電極24aが形成され、p型半導体層22に接合されている。フィンガー電極23aおよび24aの間には、p型半導体層22が介在している。
フィンガー電極23aおよび24aの幅は、例えば、それぞれ、50μm〜2000μmである。
フィンガー電極23aは、図3に示すように、バスバー電極23bに接続され、n側電極23はくし歯状に形成されている。また、フィンガー電極24aは、バスバー電極24bに接続され、p側電極24はくし歯状に形成されている。
n側電極23およびp側電極24は、例えば、Cu、Agなどの金属、およびそれらの金属のうちの一種以上を含む合金などで形成される。また、n側電極23およびp側電極24は、例えば、ITO(インジウム錫酸化物)などのTCO(Transparent Conductive Oxide:透光性導電酸化物)等で形成されていてもよい。また、n側電極23およびp側電極24は、上記金属、合金またはTCOからなる複数の導電層の積層体で形成されていてもよく、n型半導体層21またはp型半導体層22に接する側にTCOを設け、その上に金属または合金を設けてもよい。
フィンガー電極23aおよび24aのY軸方向における中央部を除く両端部の下には、絶縁層25が形成されている。一方、フィンガー電極23aおよび24aのY軸方向における中央部は、絶縁層25から露出している。絶縁層25により、フィンガー電極23aの端部において、n型半導体層21のY軸方向における端部とp型半導体層22のY軸方向における端部とが、Z軸方向に絶縁されている。
絶縁層25の材質は、特に限定されない。絶縁層25は、例えば、SiOなどの酸化ケイ素、SiNなどの窒化ケイ素、SiONなどの酸窒化ケイ素で形成される。また、絶縁層25は、酸化チタン、酸化タンタルなどの金属酸化物で形成されてもよい。特に、絶縁層25は、窒化ケイ素で形成されていることが好ましい。また、絶縁層25は、水素を含んでいることが好ましい。
これにより、太陽電池セル20は、受光面20aから入射した光により半導体基板26内で生成されたキャリア(電子)を、n型半導体層21を介してフィンガー電極23aに収集する。一方、受光面20aから入射した光により半導体基板26内で生成されたキャリア(正孔)を、p型半導体層22を介してフィンガー電極24aに収集する。つまり、裏面接合型の太陽電池セル20では、受光面20a側に電極を設ける必要がないので、受光面積を損なうことが無く、光電変換効率を高めることができる。
また、n型半導体層21およびp型半導体層22が、それぞれ、半導体基板26との間にパッシベーション層21iおよび22iを有していることにより、キャリアの再結合による消失を、さらに効果的に抑制することができる。よって、さらに改善された光電変換効率を得ることができる。
また、半導体基板26の第2主面側には、半導体基板26と同じ導電型のn型半導体層27nが形成されている。n型半導体層27nは、n型のドーパントを含む半導体層である。n型半導体層27nは、例えば、n型ドーパントを含むアモルファスシリコンで形成される。なお、n型半導体層27nの厚みは、1nm〜40nmであることが好ましい。
第2主面とn型半導体層27nとの間には、パッシベーション層27iが配置されている。パッシベーション層27iは、例えば、i型アモルファスシリコンで形成される。パッシベーション層27iの厚みは、発電に実質的に寄与しない程度の厚みである限りにおいて特に限定されない。パッシベーション層27iの厚みは、例えば、数Å〜250Å程度である。また、パッシベーション層27iは、i型アモルファスシリコンに代わって、SiOなどの酸化ケイ素、SiNなどの窒化ケイ素、SiONなどの酸窒化ケイ素で形成されてもよい。
n型半導体層27nの上には、反射防止膜としての機能と保護膜としての機能とを兼ね備えた絶縁膜28が形成されている。絶縁膜28は、例えば、SiOなどの酸化ケイ素、SiNなどの窒化ケイ素、SiONなどの酸窒化ケイ素で形成される。絶縁膜28の厚みは、付与しようとする反射防止膜の反射防止特性などに応じて適宜設定される。絶縁膜28の厚みは、例えば、80nm〜1μm程度である。
なお、受光面20a上には、金属層等の遮光物を設けていない。これにより、受光面20a全面での受光が可能となる。
[3.太陽電池セル間接続部の構成]
次に、本実施の形態に係る太陽電池モジュール1の太陽電池セル間接続部における特徴的な構成について説明する。
図6の(a)は、図5に示す太陽電池モジュール1のVIa部分の拡大平面図であり、図6の(b)は、(a)のVIb−VIb線における断面図である。
図6の(a)には、代表例として、複数の太陽電池セル20のうち4つの太陽電池セル20A、20B、20Cおよび20Dが示され、また、複数の配線部材70のうち2つの配線部材70aおよび70bが示され、また、複数の接着テープ90のうち1つの接着テープ90aが示されている。
太陽電池セル20Aおよび20Bは、X軸方向(第1の方向)に沿って隣り合って配置されている。太陽電池セル20Aと20Bとの間の隙間領域には、2つの配線部材70a、70bのうち一方の配線部材70aが配置されている。太陽電池セル20Aおよび20Bは、配線部材70aによって接続され一体化されている。
太陽電池セル20Cおよび20Dは、X軸方向に沿って隣り合って配置されている。太陽電池セル20Cと20Dとの間の隙間領域には、2つの配線部材70a、70bのうち他方の配線部材70bが設けられている。太陽電池セル20Cおよび20Dは、配線部材70bよって接続され一体化されている。
配線部材70a、70bのそれぞれは、太陽電池モジュール1を裏面側から平面視した場合、長方形状である。配線部材70aの幅は、太陽電池セル20Aおよび20Bの間隔よりも大きく、配線部材70aの長手方向(Y軸方向)の寸法は、太陽電池セル20Aおよび20Bの対向する辺の長さ寸法よりも小さい。配線部材70bの幅は、太陽電池セル20Cおよび20Dの間隔よりも大きく、配線部材70bの長手方向の寸法は、太陽電池セル20Cおよび20Dの対向する辺の長さ寸法よりも小さい。
一体化された太陽電池セル20A、20Bおよび配線部材70aと、一体化された太陽電池セル20C、20Dおよび配線部材70bとは、Y軸方向(第2の方向)に互いに間をあけて配置されている。
接着テープ90aは、Y軸方向に隣り合う配線部材70aと70bとの間に配置され、配線部材70aと70bとを接続している。具体的には、接着テープ90aは、配線部材70aおよび70bが配置されているY軸方向の軸上に配置されている。これにより、配線部材70aおよび70bは、接着テープ90aによって連結されている。
接着テープ90aは、裏面側から平面視した場合、長方形状である。接着テープ90aの幅は、配線部材70aおよび70bの幅よりも小さい。接着テープ90aは、接着テープ90aの幅方向(X軸方向)に直交する長手方向(Y軸方向)に両端部を有し、両端部のうちの一方の端部が配線部材70aに接着され、他方の端部が配線部材70bに接着されている。X軸方向において、接着テープ90aは、配線部材70aおよび70bの外縁をはみ出さないように、配線部材70aおよび70bの外縁の内側に配置されることが望ましい。
接着テープ90aは、樹脂材料で形成された基材層91と、基材層91の一方の面に設けられた接着層92とを有している(図6の(b)参照)。基材層91は、例えば、ポリイミドなどの材料で形成され、絶縁性、耐熱性および可撓性を有している。接着層92は、例えば、樹脂接着剤の硬化物によって形成され、絶縁性および耐熱性を有している。接着テープ90aは、接着層92を介して配線部材70aおよび70bの基材層に接着されている。
また、接着テープ90aは、太陽電池モジュール1を裏面側から平面視した場合、太陽電池セル20A〜20Dの裏面側に形成された電極であるフィンガー電極23aおよび24aに重なっておらず、配線部材70aおよび70bの一部に重なっている。接着テープ90aがフィンガー電極23a、24aに重ならないように配置されているので、配線部材70a、70bから接着テープ90aを剥がす場合に、フィンガー電極23a、24aに傷を付けることを抑制することができる。
なお、接着テープ90aの幅は、X軸方向に隣り合う太陽電池セル20Aおよび20Bの間隔よりも大きくなっている。そのため本実施の形態では、裏面側から平面視した場合、接着テープ90の一部は、バスバー電極23b、24bのそれぞれに重なっている。しかしながら、本実施の形態では、例えば、太陽電池セルの対向する2辺のそれぞれの中央付近に接着テープが貼り付けられるような従来技術と比べると、接着テープ90aと裏面側の電極との接触面積が小さくなるので、接着テープ90aを剥がす場合であっても電極の剥がれを小さくすることができる。
本実施の形態の太陽電池モジュール1は、複数の太陽電池セル20と、複数の太陽電池セル20を電気的に接続する複数の配線部材70と、を備える。複数の太陽電池セル20は、X軸方向(第1の方向)およびX軸方向に直交するY軸方向(第2の方向)のそれぞれの方向に間をあけ、行列状に配置されている。太陽電池セル20のそれぞれは、半導体材料からなる基板26と、太陽電池セル20の裏面側と同じ側である基板26の裏面側の面上に形成されたn型半導体層21と、上記面上であってn型半導体層21が形成されていない領域に形成されたp型半導体層22と、n型半導体層21の上に形成されたn側電極23と、p型半導体層22の上に形成されたp側電極24とを備えている。複数の配線部材70のそれぞれは、X軸方向に配置された複数の太陽電池セル20の間に配置され、X軸方向に配置された複数の太陽電池セル20のうち所定の太陽電池セル(例えば太陽電池セル20A)のn側電極23と、所定の太陽電池セルの隣に位置する太陽電池セル(例えば太陽電池セル20C)のp側電極24とに接続されている。X軸方向に配置された複数の太陽電池セル20は、複数の配線部材70によって接続されることで一体化され、一体化された複数の太陽電池セル20および複数の配線部材70は、Y軸方向に互いに間をあけて複数配置されている。さらに、太陽電池モジュール1は、Y軸方向に隣り合う複数の配線部材70の間に配置された接着テープ90を備えている。Y軸方向に隣り合う複数の配線部材70は、接着テープ90によって連結されている。
上記構成によれば、Y軸方向に隣り合う配線部材70が接着テープ90によって連結されることで実質的に太陽電池セル20の位置が定められるので、太陽電池セル20の位置を固定する際の接着テープ90と太陽電池セル20との接触面積を小さくすることができる。そのため、接着テープ90と太陽電池セル20の裏面側の電極との接触面積を小さくすることができる。これにより、例えば、太陽電池セル20から接着テープ90を剥がす場合に、太陽電池セル20の裏面側の電極が剥がれることを抑制することができる。
また、n側電極23およびp側電極24のそれぞれは、くし歯状であり、X軸方向に沿って延びた複数のフィンガー電極23a、24aと、複数のフィンガー電極23a、24aに接続されたバスバー電極23b、24bとを有している。太陽電池モジュール1を裏面側から平面視した場合、接着テープ90は、フィンガー電極23a、24aに重なっておらず、配線部材70の一部に重なっている。
上記構成によれば、接着テープ90が太陽電池セル20の裏面側のフィンガー電極23a、24aに接触することを防ぐことができる。これにより、例えば、太陽電池セル20から接着テープ90を剥がす場合に、太陽電池セル20の裏面側のフィンガー電極23a、24aが剥がれることを抑制することができる。
[4.太陽電池モジュールの製造方法]
次に、本実施の形態における太陽電池モジュール1の製造方法について説明する。図7は、太陽電池モジュール1の製造方法を示すフローチャートである。図8は、太陽電池モジュール1の製造方法を順に示す図である。なお、ここでは、複数の太陽電池セル20のうちの太陽電池セル20A〜20Dを代表例に挙げて説明する(図8参照)。
まず、X軸方向に配置された複数の太陽電池セル20のうち、所定の太陽電池セル20Aと、所定の太陽電池セル20Aの隣に位置する太陽電池セル20Bとの間を跨ぐように配線部材70aを配置する(図示省略)。その後、配線部材70aを太陽電池セル20Aおよび20Bに熱圧着する。これにより、太陽電池セル20Aと20Bとを配線部材70aで接続し一体化する。同様にして、太陽電池セル20Cと20Dとを配線部材70bで接続し一体化する。そして、一体化された太陽電池セル20A、20Bおよび配線部材70a、ならびに、太陽電池セル20C、20Dおよび配線部材70bを、図8の(a)に示すように、Y軸方向に隣り合うように配置する(S11:配置工程)。
次に、一体化された太陽電池セル20A、20Bおよび配線部材70aと、一体化された太陽電池セル20C、20Dおよび配線部材70bとを、接着テープ90にて固定する。具体的には、図8の(b)に示すように、接着テープ90aにて、Y軸方向に隣り合う2つの配線部材70aおよび70bを連結する。これにより、太陽電池セル20A〜20Dの位置関係が一定状態となるように固定される(S12:連結工程)。
次に、図8の(c)に示すように、表面側の保護部材11、表面側の充填部材13、太陽電池セル20A〜20D、配線部材70a、70b、接着テープ90、裏面側の充填部材14および裏面側の保護部材12を、この順で積み重ねる(S13:積み重ね工程)。
次に、図8の(d)に示すように、積み重ね工程で得た積層体を加熱加圧処理する(S14:ラミネート工程)。その際、上記積層体を例えば100℃以上の温度で、真空中で熱圧着(加熱および加圧)する。この熱圧着によって、各々の充填部材13、14は、加熱溶融し、架橋硬化され、太陽電池セル20A〜20D、配線部材70a、70bおよび接着テープ90aは充填部材13、14によって封止される。これらのステップS11〜S14によって太陽電池モジュール1が作製される。
本実施の形態の太陽電池モジュール1の製造方法は、X軸方向(第1の方向)およびX軸方向に直交するY軸方向(第2の方向)のそれぞれの方向に間をあけ、行列状に配置された複数の太陽電池セル20と、複数の太陽電池セル20を電気的に接続する複数の配線部材70と、を備える太陽電池モジュール1の製造方法であって、X軸方向に隣り合う複数の太陽電池セル20を配線部材70で接続して一体化し、一体化された複数の太陽電池セル20および配線部材70を、Y軸方向に互いに間をあけて複数配置する配置工程S11と、Y軸方向に隣り合う複数の配線部材70の間に接着テープ90を配置し、接着テープ90でY軸方向に隣り合う複数の配線部材70を連結する連結工程S12と、を含む。
上記構成のように、複数の配線部材70を接着テープ90で連結し固定することで、実質的に太陽電池セル20の位置を定めることができ、太陽電池セル20の位置を固定する際の接着テープ90と太陽電池セル20との接触面積を小さくすることができる。そのため、接着テープ90と太陽電池セル20の電極との接触面積を小さくすることができる。これにより、例えば、積み重ね工程S13の前に太陽電池セル20から接着テープ90を剥がす場合に、太陽電池セル20から電極が剥がされることを抑制することができる。また、複数の太陽電池セル20および複数の配線部材70が一体化されているので、例えば、複数の太陽電池セル20および複数の配線部材70をハンドリングして移動する場合に、各太陽電池セル20の位置関係を維持しながら移動することが可能となる。
また、太陽電池モジュール1の製造方法は、連結工程S12の後に、太陽電池セル20の表面側および裏面側に充填部材13、14を圧着する工程を含んでいてもよい。
これによれば、複数の太陽電池セル20および充填部材13、14の加熱加圧処理時に発生する各太陽電池セル20の歪または位置関係のずれを抑制することができる。これにより、太陽電池モジュール1の特性が劣化することを抑制できる。
[5.変形例1に係る太陽電池モジュールの構成]
図9は、実施の形態の変形例1に係る太陽電池モジュール1Aの拡大平面図である。変形例1に係る太陽電池モジュール1Aでは、太陽電池モジュール1に比べて接着テープ90の幅が狭くなっている。
具体的には図9に示すように、変形例1の接着テープ90aの幅は、X軸方向に隣り合う太陽電池セル20Aおよび20Bの間隔よりも小さくなっている。また、変形例1では、裏面側から平面視した場合、接着テープ90aは、バスバー電極23b、24bのそれぞれに重なっていない。
上記構成により、変形例1の太陽電池モジュール1Aでは、接着テープ90が太陽電池セル20の裏面側のフィンガー電極23a、24aに接触することを防ぐことができる。これにより、例えば、太陽電池セル20から接着テープ90を剥がす場合に、太陽電池セル20の裏面側のフィンガー電極23a、24aが剥がれることを抑制することができる。
[6.変形例2に係る太陽電池モジュールの構成]
図10の(a)は、実施の形態の変形例2に係る太陽電池モジュール1Bの拡大平面図であり、図10の(b)は、(a)のXb−Xb線における断面図である。変形例2に係る太陽電池モジュール1Bでは、太陽電池モジュール1に比べて接着テープ90に形成されている接着層92の領域が狭くなっている。
図10の(b)に示すように、変形例2の太陽電池モジュール1Bでは、接着テープ90aの接着層92が、配線部材70aおよび70bに接する領域に形成されている。具体的には、接着テープ90aは、接着テープ90aの長手方向に両端部を有し、この両端部のそれぞれに接着層92が形成されている。そして両端部に形成された接着層のうちの一方の接着層が配線部材70aに接着され、他方の接着層が配線部材70bに接着されている。
変形例2においても、Y軸方向に隣り合う配線部材70が接着テープ90によって連結されるので、接着テープ90と太陽電池セル20との接触面積を小さくすることができる。そのため、接着テープ90と太陽電池セル20の裏面側の電極との接触面積を小さくすることができる。これにより、例えば、太陽電池セル20から接着テープ90を剥がす場合に、太陽電池セル20の裏面側の電極が剥がれることを抑制することができる。
また、変形例2に係る太陽電池モジュール1Bでは、接着テープ90は、樹脂材料で形成された基材層91と基材層91の一方の面に設けられた接着層92とを有し、接着層92は、配線部材70に接する領域に形成されていてもよい。
上記構成によれば、太陽電池セル20から接着テープ90を剥がす際に、小さな力で剥がすことができ、配線部材70が変形することを抑制することができる。また、接着に寄与しない余分な接着層が露出しにくくなり、接着テープ90に塵または埃等が付着することを抑制できる。
[7.変形例3に係る太陽電池モジュールの構成]
図11の(a)は、実施の形態の変形例3に係る太陽電池モジュール1Cの拡大平面図であり、図11の(b)は、(a)のXIb−XIb線における断面図である。
変形例3に係る太陽電池モジュール1Cの太陽電池セル20は、裏面側から平面視した場合、矩形状である。具体的には、太陽電池セル20は、4つの角部C2を有し、角部C2のそれぞれは直角状となっている。
変形例3においても、Y軸方向に隣り合う配線部材70が接着テープ90によって連結されるので、接着テープ90と太陽電池セル20との接触面積を小さくすることができる。そのため、接着テープ90と太陽電池セル20の裏面側の電極との接触面積を小さくすることができる。これにより、例えば、太陽電池セル20から接着テープ90を剥がす場合に、太陽電池セル20の裏面側の電極が剥がれることを抑制することができる。
また、変形例3に係る太陽電池モジュール1Cでは、太陽電池セル20は、太陽電池セル20を裏面側から平面視した場合、矩形状である。
上記構成によれば、太陽電池セル20の受光面積を増やすことができ、太陽電池モジュール1の特性を向上することができる。
(その他の変形例等)
以上、本発明に係る太陽電池モジュール1〜1Cについて、実施の形態およびその変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
例えば、実施の形態の太陽電池モジュール1では、裏面側から平面視した場合、接着テープ90aの幅は、配線部材70aの幅よりも小さくなっているが、それに限られず、接着テープ90aの幅は、配線部材70aの幅と同じであってもよい。また、接着テープ90aの幅は、フィンガー電極23a、24aに重ならない程度であれば、配線部材70aよりも幅広であってもよい。
1、1A、1B、1C 太陽電池モジュール
13 表面側の充填部材
14 裏面側の充填部材
20、20A、20B、20C、20D 太陽電池セル
20a 受光面(表面)
20b 裏面
21、27n n型半導体層
22 p型半導体層
23 n側電極
23a フィンガー電極
23b バスバー電極
24 p側電極
24a フィンガー電極
24b バスバー電極
26 半導体基板
70、70a、70b 配線部材
90 接着テープ
91 基材層
92 接着層

Claims (6)

  1. 複数の太陽電池セルと、前記複数の太陽電池セルを電気的に接続する複数の配線部材と、を備える太陽電池モジュールであって、
    前記複数の太陽電池セルは、第1の方向および前記第1の方向に直交する第2の方向のそれぞれの方向に間をあけ、行列状に配置され、
    前記太陽電池セルのそれぞれは、半導体材料からなる基板と、前記太陽電池セルの裏面側と同じ側である前記基板の裏面側の面上に形成されたn型半導体層と、前記面上であって前記n型半導体層が形成されていない領域に形成されたp型半導体層と、前記n型半導体層の上に形成されたn側電極と、前記p型半導体層の上に形成されたp側電極とを備え、
    前記複数の配線部材のそれぞれは、前記第1の方向に配置された前記複数の太陽電池セルの間に配置され、前記第1の方向に配置された前記複数の太陽電池セルのうち所定の太陽電池セルの前記n側電極と、前記所定の太陽電池セルの隣に位置する太陽電池セルの前記p側電極とに接続され、
    前記第1の方向に配置された前記複数の太陽電池セルは、前記複数の配線部材によって接続されることで一体化され、
    一体化された前記複数の太陽電池セルおよび前記複数の配線部材は、前記第2の方向に互いに間をあけて複数配置され、
    前記太陽電池モジュールは、さらに、前記第2の方向に隣り合う前記複数の配線部材の間に配置された接着テープを備え、
    前記第2の方向に隣り合う前記複数の配線部材は、前記接着テープによって連結されている、
    太陽電池モジュール。
  2. 前記n側電極および前記p側電極のそれぞれは、くし歯状であり、前記第1の方向に沿って延びた複数のフィンガー電極と、前記複数のフィンガー電極に接続されたバスバー電極とを有し、
    前記太陽電池モジュールを前記裏面側から平面視した場合、前記接着テープは、前記フィンガー電極に重なっておらず、前記配線部材の一部に重なっている、
    請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記接着テープは、樹脂材料で形成された基材層と前記基材層の一方の面に設けられた接着層とを有し、
    前記接着層は、前記配線部材に接する領域に形成されている、
    請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記太陽電池セルは、前記太陽電池セルを前記裏面側から平面視した場合、矩形状である、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 第1の方向および前記第1の方向に直交する第2の方向のそれぞれの方向に間をあけ、行列状に配置された複数の太陽電池セルと、前記複数の太陽電池セルを電気的に接続する複数の配線部材と、を備える太陽電池モジュールの製造方法であって、
    前記第1の方向に隣り合う前記複数の太陽電池セルを前記配線部材で接続して一体化し、一体化された前記複数の太陽電池セルおよび前記配線部材を、前記第2の方向に互いに間をあけて複数配置する配置工程と、
    前記第2の方向に隣り合う複数の前記配線部材の間に接着テープを配置し、当該接着テープで前記第2の方向に隣り合う複数の前記配線部材を連結する連結工程と、
    を含む太陽電池モジュールの製造方法。
  6. 前記連結工程の後に、前記太陽電池セルの表面側および裏面側に充填部材を圧着する工程を含む
    請求項5に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
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